JPH11158774A - 防炎性セルロース系繊維製品の製造法 - Google Patents
防炎性セルロース系繊維製品の製造法Info
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- JPH11158774A JPH11158774A JP9327263A JP32726397A JPH11158774A JP H11158774 A JPH11158774 A JP H11158774A JP 9327263 A JP9327263 A JP 9327263A JP 32726397 A JP32726397 A JP 32726397A JP H11158774 A JPH11158774 A JP H11158774A
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- treatment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 綿毛布や起毛した綿織物のように厚手の生地
であっても、タバコ法に合格する防炎性能を有し、さら
には表面フラッシュ法にも合格する防炎性能を有し、し
かも洗濯によってもその防炎性能が失われない耐久性あ
る防炎性セルロース系繊維製品の製造法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 セルロースを主体とするセルロース系繊
維製品を、弱酸性の処理液aにて前処理する工程A、水
溶性蛋白質、無機リン酸塩、水溶性または水分散性多官
能エポキシ化合物、メチロールメラミン初期縮合物およ
び繊維反応型有機リン化合物を含む処理液bにて本処理
する工程B、本処理したセルロース系繊維製品を、繊維
反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cにて後
処理する工程C、後処理したセルロース系繊維製品を中
和および水洗する工程Dよりなる。工程Aと工程Dは任
意工程、工程Bと工程Cが必須工程である。
であっても、タバコ法に合格する防炎性能を有し、さら
には表面フラッシュ法にも合格する防炎性能を有し、し
かも洗濯によってもその防炎性能が失われない耐久性あ
る防炎性セルロース系繊維製品の製造法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 セルロースを主体とするセルロース系繊
維製品を、弱酸性の処理液aにて前処理する工程A、水
溶性蛋白質、無機リン酸塩、水溶性または水分散性多官
能エポキシ化合物、メチロールメラミン初期縮合物およ
び繊維反応型有機リン化合物を含む処理液bにて本処理
する工程B、本処理したセルロース系繊維製品を、繊維
反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cにて後
処理する工程C、後処理したセルロース系繊維製品を中
和および水洗する工程Dよりなる。工程Aと工程Dは任
意工程、工程Bと工程Cが必須工程である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルロース系繊維
素製品に高度の防炎性を付与した防炎性セルロース系繊
維製品を製造する方法に関するものである。
素製品に高度の防炎性を付与した防炎性セルロース系繊
維製品を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】綿製品に耐久性ある防炎性(難燃性)を
付与する有効な方法の一つとして、繊維反応型有機リン
化合物をメチロールメラミン初期縮合物と共に繊維に架
橋結合させるピロバテックス(Pyrovatex) 法と称される
方法が知られている。
付与する有効な方法の一つとして、繊維反応型有機リン
化合物をメチロールメラミン初期縮合物と共に繊維に架
橋結合させるピロバテックス(Pyrovatex) 法と称される
方法が知られている。
【0003】この方法にあっては、繊維反応型有機リン
化合物として、下記の式(1) で表わされるジアルキルホ
スフォノカルボキシリック酸アミドを用いる。Rはたと
えばCH3-、nはたとえば2である。
化合物として、下記の式(1) で表わされるジアルキルホ
スフォノカルボキシリック酸アミドを用いる。Rはたと
えばCH3-、nはたとえば2である。
【0004】
【化1】
【0005】繊維に架橋結合したときの構造は、たとえ
ば下記の式(2), (3)であると推定される。式中、Cellと
あるのは、セルロース残基である。
ば下記の式(2), (3)であると推定される。式中、Cellと
あるのは、セルロース残基である。
【0006】
【化2】
【0007】
【化3】
【0008】上記のピロバテックス法は綿製品の防炎加
工法として開発された基本的な方法であって広く普及し
ており、この方法により処理した綿製品は耐洗濯性の点
でも好ましいものである。
工法として開発された基本的な方法であって広く普及し
ており、この方法により処理した綿製品は耐洗濯性の点
でも好ましいものである。
【0009】ピロバテックス法のほか、プローバン(Pro
ban)法と称される方法も、綿製品に耐久性ある防炎性を
付与する有効な方法の一つとして知られている。プロー
バン法は、テトラキスヒドロキシメチルホスフォニウム
クロライド(THPC)、トリエタノールアミンおよび
水からなる第1液と、トリエタノールアミン、尿素およ
び水からなる第2液とを混合してから、それを織物にパ
ッドし、乾燥し、キュアする方法である。たとえば、
「繊維便覧、加工編、繊維学会編、丸善株式会社発行、
昭和61年1月20日第2版第4刷発行」の930頁を
参照。
ban)法と称される方法も、綿製品に耐久性ある防炎性を
付与する有効な方法の一つとして知られている。プロー
バン法は、テトラキスヒドロキシメチルホスフォニウム
クロライド(THPC)、トリエタノールアミンおよび
水からなる第1液と、トリエタノールアミン、尿素およ
び水からなる第2液とを混合してから、それを織物にパ
ッドし、乾燥し、キュアする方法である。たとえば、
「繊維便覧、加工編、繊維学会編、丸善株式会社発行、
昭和61年1月20日第2版第4刷発行」の930頁を
参照。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ピロバテックス法やプローバン法も、綿毛布や起毛した
綿織物のような厚手の生地になると防炎性能に限界があ
り、防炎規格のうちメセナミン法では合格となっても、
タバコ法では不合格となる。
ピロバテックス法やプローバン法も、綿毛布や起毛した
綿織物のような厚手の生地になると防炎性能に限界があ
り、防炎規格のうちメセナミン法では合格となっても、
タバコ法では不合格となる。
【0011】近時、綿毛布の普及が進んでいるが、綿毛
布に要求される防炎性能は、火のついたタバコが接触し
ても、そのタバコが燃えつきるまで焦げが狭い範囲にし
か拡がらないというものである。ところが、このタバコ
法は他の防炎性能試験に比し格段に過酷な試験であるた
め、タバコ法で合格となる防炎性能が得られる防炎加工
法は、未だ開発されていない状況にある。
布に要求される防炎性能は、火のついたタバコが接触し
ても、そのタバコが燃えつきるまで焦げが狭い範囲にし
か拡がらないというものである。ところが、このタバコ
法は他の防炎性能試験に比し格段に過酷な試験であるた
め、タバコ法で合格となる防炎性能が得られる防炎加工
法は、未だ開発されていない状況にある。
【0012】さらに近年、PL法の施行により、特に綿
起毛製品についての着火時の火傷の危険性が問題となっ
ているが、この試験法としての表面フラッシュ法(表面
に火が走る速度を測定する試験法)に合格する防炎性能
を付与することのできる加工法も開発されていない。
起毛製品についての着火時の火傷の危険性が問題となっ
ているが、この試験法としての表面フラッシュ法(表面
に火が走る速度を測定する試験法)に合格する防炎性能
を付与することのできる加工法も開発されていない。
【0013】本発明は、このような背景下において、綿
毛布や起毛した綿織物のように厚手の生地であっても、
タバコ法に合格する防炎性能を有し、さらには表面フラ
ッシュ法にも合格する防炎性能を有し、しかも洗濯によ
ってもその防炎性能が失われない耐久性ある防炎性セル
ロース系繊維製品の製造法を提供することを目的とする
ものである。
毛布や起毛した綿織物のように厚手の生地であっても、
タバコ法に合格する防炎性能を有し、さらには表面フラ
ッシュ法にも合格する防炎性能を有し、しかも洗濯によ
ってもその防炎性能が失われない耐久性ある防炎性セル
ロース系繊維製品の製造法を提供することを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の防炎性セルロー
ス系繊維製品の製造法は、セルロースを主体とするセル
ロース系繊維製品を、水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水
溶性または水分散性多官能エポキシ化合物、メチロール
メラミン初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物を
含む処理液bにて本処理する工程B、および、本処理し
たセルロース系繊維製品を、繊維反応型有機リン化合物
および尿素を含む処理液cにて後処理する工程C、より
なることを特徴とするものである。
ス系繊維製品の製造法は、セルロースを主体とするセル
ロース系繊維製品を、水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水
溶性または水分散性多官能エポキシ化合物、メチロール
メラミン初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物を
含む処理液bにて本処理する工程B、および、本処理し
たセルロース系繊維製品を、繊維反応型有機リン化合物
および尿素を含む処理液cにて後処理する工程C、より
なることを特徴とするものである。
【0015】この場合、工程Bに先立ち、セルロース系
繊維製品を弱酸性の処理液aにて前処理する工程Aを実
施することができる。また工程Cの後に、後処理したセ
ルロース系繊維製品を中和および水洗する工程Dを実施
することができる。
繊維製品を弱酸性の処理液aにて前処理する工程Aを実
施することができる。また工程Cの後に、後処理したセ
ルロース系繊維製品を中和および水洗する工程Dを実施
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0017】《セルロース系繊維製品》セルロース系繊
維製品としては、綿、麻、レーヨン、キュプラ、ポリノ
ジックなどでできた繊維製品があげられ、殊に綿を主体
とする綿製品が重要である。セルロース系繊維製品(殊
に綿を主体とする綿製品)は、合成繊維など他の繊維を
若干含んでいてもよい。繊維製品の例は、織布、編布、
不織布、綿状物などである。綿を主体とする綿製品の代
表例は、厚手ないし起毛したもの、殊に綿毛布または起
毛した綿織物であり、薄手品または準薄手品としては、
シーツ地、カーテン地、タオルケットなどがあげられ
る。
維製品としては、綿、麻、レーヨン、キュプラ、ポリノ
ジックなどでできた繊維製品があげられ、殊に綿を主体
とする綿製品が重要である。セルロース系繊維製品(殊
に綿を主体とする綿製品)は、合成繊維など他の繊維を
若干含んでいてもよい。繊維製品の例は、織布、編布、
不織布、綿状物などである。綿を主体とする綿製品の代
表例は、厚手ないし起毛したもの、殊に綿毛布または起
毛した綿織物であり、薄手品または準薄手品としては、
シーツ地、カーテン地、タオルケットなどがあげられ
る。
【0018】《工程操作》本発明においては、前処理の
ための工程A、本処理のための工程B、後処理のための
工程C、および中和・水洗のための工程Dをこの順に実
施する。ただし、工程Aと工程Dは必要に応じて行う任
意工程であり、工程Bおよび工程Cが必須工程である
ための工程A、本処理のための工程B、後処理のための
工程C、および中和・水洗のための工程Dをこの順に実
施する。ただし、工程Aと工程Dは必要に応じて行う任
意工程であり、工程Bおよび工程Cが必須工程である
【0019】〈工程A/前処理工程〉工程Aは、セルロ
ースを主体とするセルロース系繊維製品を、弱酸性の処
理液aにて前処理する工程である。この工程Aは、セル
ロース系繊維製品がたとえば綿100%であるときに
は、省略しても差し支えない。
ースを主体とするセルロース系繊維製品を、弱酸性の処
理液aにて前処理する工程である。この工程Aは、セル
ロース系繊維製品がたとえば綿100%であるときに
は、省略しても差し支えない。
【0020】工程Aにおける処理液aのpHは、5程度
から7未満、通常は 5.5〜 6.7、好ましくは 5.8〜 6.
5、さらに好ましくは 6.0〜6.3 の弱酸性域に設定され
る。この工程Aにおいては、セルロース系繊維製品を弱
酸性の処理液aと接触させた後、たとえば50〜60%
の絞り率に絞り、ついでたとえば100〜125℃で乾
燥する。
から7未満、通常は 5.5〜 6.7、好ましくは 5.8〜 6.
5、さらに好ましくは 6.0〜6.3 の弱酸性域に設定され
る。この工程Aにおいては、セルロース系繊維製品を弱
酸性の処理液aと接触させた後、たとえば50〜60%
の絞り率に絞り、ついでたとえば100〜125℃で乾
燥する。
【0021】弱酸性の処理液aは酸性物質を水に溶解し
た水溶液からなり、酸性物質としては無機または有機を
問わず種々の酸性塩、好ましくは多塩基性酸の酸性塩の
うち水溶液が酸性を示すものが用いられるが、防炎性付
与にも貢献するようにするため、リン酸塩系の酸性物質
を用いることが好ましい。リン酸塩系の酸性物質の例
は、酸性リン酸アンモニウム(リン酸二水素アンモニウ
ム、リン酸水素二アンモニウム)、酸性リン酸アンモニ
ウムナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなどであり、
これらの中では防炎性付与に貢献する窒素分を含む酸性
リン酸アンモニウムが特に重要である。
た水溶液からなり、酸性物質としては無機または有機を
問わず種々の酸性塩、好ましくは多塩基性酸の酸性塩の
うち水溶液が酸性を示すものが用いられるが、防炎性付
与にも貢献するようにするため、リン酸塩系の酸性物質
を用いることが好ましい。リン酸塩系の酸性物質の例
は、酸性リン酸アンモニウム(リン酸二水素アンモニウ
ム、リン酸水素二アンモニウム)、酸性リン酸アンモニ
ウムナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなどであり、
これらの中では防炎性付与に貢献する窒素分を含む酸性
リン酸アンモニウムが特に重要である。
【0022】処理液aには、浸透性を向上させるため
に、非イオン型の湿潤剤ないし浸透剤を存在させること
が望ましい。
に、非イオン型の湿潤剤ないし浸透剤を存在させること
が望ましい。
【0023】〈工程B/本処理工程〉工程Bは、必要に
応じ前処理したセルロース系繊維製品を、水溶性蛋白
質、無機リン酸塩、水溶性または水分散性多官能エポキ
シ化合物、メチロールメラミン初期縮合物および繊維反
応型有機リン化合物を含む処理液bにて本処理する工程
Bである。
応じ前処理したセルロース系繊維製品を、水溶性蛋白
質、無機リン酸塩、水溶性または水分散性多官能エポキ
シ化合物、メチロールメラミン初期縮合物および繊維反
応型有機リン化合物を含む処理液bにて本処理する工程
Bである。
【0024】水溶性蛋白質としては、アルブミン、カゼ
イン、大豆蛋白、にかわ、ゼラチンなど水溶性を有する
蛋白質であれば種々のものが用いられるが、構成アミノ
酸として親水性部分と疎水性部分とをバランス良く含ん
でいるアルブミンが特に好適である。アルブミンの主た
る構成アミノ酸は、グルタミン酸、イソロイシン、アス
パラギン酸、リジン、アルギニン、メチオニン、フェニ
ルアラニン、チロシン、グリシン、プロリン、ヒスチジ
ン、アラニン、バリンなどである。
イン、大豆蛋白、にかわ、ゼラチンなど水溶性を有する
蛋白質であれば種々のものが用いられるが、構成アミノ
酸として親水性部分と疎水性部分とをバランス良く含ん
でいるアルブミンが特に好適である。アルブミンの主た
る構成アミノ酸は、グルタミン酸、イソロイシン、アス
パラギン酸、リジン、アルギニン、メチオニン、フェニ
ルアラニン、チロシン、グリシン、プロリン、ヒスチジ
ン、アラニン、バリンなどである。
【0025】無機リン酸塩としては、防炎性付与に貢献
する窒素分を含む酸性リン酸アンモニウムが特に重要で
ある。
する窒素分を含む酸性リン酸アンモニウムが特に重要で
ある。
【0026】水溶性または水分散性多官能エポキシ化合
物としては、たとえば、ソルビトールポリグリシジルエ
ーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ポリグリ
セロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトー
ルポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレート、グリセロールポリグリシジ
ルエーテル、(ポリ)エチレングリコールジグリシジル
エーテル、(ポリ)プロピレングリコールジグリシジル
エーテルなどの水溶性多官能エポキシ化合物や、アリル
グリシジルエーテル、エポキシクレゾールノボラック樹
脂などの水分散性多官能エポキシ化合物があげられる。
物としては、たとえば、ソルビトールポリグリシジルエ
ーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ポリグリ
セロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトー
ルポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレート、グリセロールポリグリシジ
ルエーテル、(ポリ)エチレングリコールジグリシジル
エーテル、(ポリ)プロピレングリコールジグリシジル
エーテルなどの水溶性多官能エポキシ化合物や、アリル
グリシジルエーテル、エポキシクレゾールノボラック樹
脂などの水分散性多官能エポキシ化合物があげられる。
【0027】メチロールメラミン初期縮合物としては、
初期縮合段階のメラミン樹脂が用いられる。
初期縮合段階のメラミン樹脂が用いられる。
【0028】繊維反応型有機リン化合物としては、後述
の工程Cで用いる繊維反応型有機リン化合物と同様のも
のが用いられる。
の工程Cで用いる繊維反応型有機リン化合物と同様のも
のが用いられる。
【0029】水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水溶性また
は水分散性多官能エポキシ化合物、メチロールメラミン
初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物は、これら
それぞれの成分を準備しあるいは好ましくはそれぞれの
成分を含む水溶液(または水分散液)を調製しておき、
ついでこれらを使用の前に混合し、必要に応じて水で稀
釈することにより、処理液bとなすことが望ましい。な
お処理液b中には、防カビ剤、界面活性剤、アミン系化
合物、塩類、柔軟剤などを存在させてもよく、また水溶
性または水分散性多官能エポキシ化合物やメチロールメ
ラミン初期縮合物の溶解ないし微分散を助ける助剤(た
とえばメタクレゾール等)を存在させてもよい。
は水分散性多官能エポキシ化合物、メチロールメラミン
初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物は、これら
それぞれの成分を準備しあるいは好ましくはそれぞれの
成分を含む水溶液(または水分散液)を調製しておき、
ついでこれらを使用の前に混合し、必要に応じて水で稀
釈することにより、処理液bとなすことが望ましい。な
お処理液b中には、防カビ剤、界面活性剤、アミン系化
合物、塩類、柔軟剤などを存在させてもよく、また水溶
性または水分散性多官能エポキシ化合物やメチロールメ
ラミン初期縮合物の溶解ないし微分散を助ける助剤(た
とえばメタクレゾール等)を存在させてもよい。
【0030】この工程Bを実施するにあたっては、典型
的には、処理液b中の水溶性蛋白質の濃度が10〜20
g/L 程度、無機リン酸塩の濃度が40〜70g/L 程度、
水溶性または水分散性多官能エポキシ化合物の濃度が8
〜14g/L 程度、メチロールメラミン初期縮合物の濃度
が90〜140g/L 程度、繊維反応型有機リン化合物の
濃度が70〜100g/L 程度となるようにし、セルロー
ス系繊維製品を処理液bと接触させた後、たとえば15
0〜250%程度の絞り率に絞り、ついでたとえば12
0〜130℃程度で乾燥する。
的には、処理液b中の水溶性蛋白質の濃度が10〜20
g/L 程度、無機リン酸塩の濃度が40〜70g/L 程度、
水溶性または水分散性多官能エポキシ化合物の濃度が8
〜14g/L 程度、メチロールメラミン初期縮合物の濃度
が90〜140g/L 程度、繊維反応型有機リン化合物の
濃度が70〜100g/L 程度となるようにし、セルロー
ス系繊維製品を処理液bと接触させた後、たとえば15
0〜250%程度の絞り率に絞り、ついでたとえば12
0〜130℃程度で乾燥する。
【0031】〈工程C/後処理工程〉工程Cは、本処理
したセルロース系繊維製品を、繊維反応型有機リン化合
物および尿素を含む処理液cにて後処理する工程であ
る。
したセルロース系繊維製品を、繊維反応型有機リン化合
物および尿素を含む処理液cにて後処理する工程であ
る。
【0032】繊維反応型有機リン化合物としては、先に
化学式(1) で示したジアルキルホスフォノカルボキシリ
ック酸アミドが好適に用いられる。繊維反応型有機リン
化合物としては、そのほか、N−ヒドロキシメチル−3
−ジメチルホスホノプロピオンアミド、テトラキスヒド
ロキシメチルホスフォニウムクロライド、ビス[ビス
(2−クロロエトキシ)ホスフォニル]イソプロピル−
クロロエチルホスフェートなども用いることができる。
化学式(1) で示したジアルキルホスフォノカルボキシリ
ック酸アミドが好適に用いられる。繊維反応型有機リン
化合物としては、そのほか、N−ヒドロキシメチル−3
−ジメチルホスホノプロピオンアミド、テトラキスヒド
ロキシメチルホスフォニウムクロライド、ビス[ビス
(2−クロロエトキシ)ホスフォニル]イソプロピル−
クロロエチルホスフェートなども用いることができる。
【0033】処理液c中には、繊維反応型有機リン化合
物および尿素のほか、メチロールメラミン初期縮合物、
塩類、柔軟剤などを含有させることもできる。
物および尿素のほか、メチロールメラミン初期縮合物、
塩類、柔軟剤などを含有させることもできる。
【0034】この工程Cを実施するにあたっては、典型
的には、処理液c中の繊維反応型有機リン化合物の濃度
が200〜250g/L 程度、尿素の濃度が240〜27
0g/L 程度になるようにし、本処理後のセルロース系繊
維製品を処理液cと接触させた後、100〜150%程
度の絞り率に絞り、ついで温度120〜130℃程度で
乾燥し、さらに175〜185℃程度の温度で3〜6分
間キュアを行う。
的には、処理液c中の繊維反応型有機リン化合物の濃度
が200〜250g/L 程度、尿素の濃度が240〜27
0g/L 程度になるようにし、本処理後のセルロース系繊
維製品を処理液cと接触させた後、100〜150%程
度の絞り率に絞り、ついで温度120〜130℃程度で
乾燥し、さらに175〜185℃程度の温度で3〜6分
間キュアを行う。
【0035】〈工程D/中和・洗浄工程〉工程Dは、工
程Cにより後処理したセルロース系繊維製品を中和およ
び水洗する工程である。この工程Dは、必要に応じ行う
任意工程である。
程Cにより後処理したセルロース系繊維製品を中和およ
び水洗する工程である。この工程Dは、必要に応じ行う
任意工程である。
【0036】この工程Dは、セルロース系繊維製品中に
残った酸による脆化を防止すると共に、加水分解により
繊維反応型有機リン化合物の酸分解を防ぐための工程で
あり、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素カリリウムなどの稀薄水溶
液中に上記の後処理終了後のセルロース系繊維製品を浸
漬し、温度80℃前後にて洗浄を行い、さらに水洗を行
う。
残った酸による脆化を防止すると共に、加水分解により
繊維反応型有機リン化合物の酸分解を防ぐための工程で
あり、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素カリリウムなどの稀薄水溶
液中に上記の後処理終了後のセルロース系繊維製品を浸
漬し、温度80℃前後にて洗浄を行い、さらに水洗を行
う。
【0037】《用途》上記の各工程を経て得られる防炎
性セルロース系繊維製品は、衣服類、毛布類、ふとん
類、カーテン類、テント類、シート類、幕類、非常持出
袋、防災頭巾、家庭用品類などの繊維製品として有用で
ある。家庭用消火布として用いることもできる。
性セルロース系繊維製品は、衣服類、毛布類、ふとん
類、カーテン類、テント類、シート類、幕類、非常持出
袋、防災頭巾、家庭用品類などの繊維製品として有用で
ある。家庭用消火布として用いることもできる。
【0038】《作用》本発明においては、まず工程A
(前処理工程)において、セルロース系繊維製品が弱酸
性域において安定させられる。ただしこの工程Aは省略
することもできる。
(前処理工程)において、セルロース系繊維製品が弱酸
性域において安定させられる。ただしこの工程Aは省略
することもできる。
【0039】続く工程B(本処理工程)においては、セ
ルロース系繊維製品が水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水
溶性または水分散性多官能エポキシ化合物、メチロール
メラミン初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物を
含む処理液にて本処理され、基礎的な防炎処理がなされ
る。水溶性蛋白質、特にアルブミンは親水性部分(グル
タミン酸、アスパラギン酸等)と疎水性部分(イソロイ
シン、チロシン、リジン等)の双方を有しており、セル
ロース系繊維−無機リン酸塩複合体とアルブミン中の親
水性部分とがメチロールメラミン初期縮合物にて架橋結
合される。一方、水溶性蛋白質の一部親水性部分と疎水
性部分とは、セルロース系繊維と多官能エポキシ化合物
とにより架橋結合される。最後に、セルロース系繊維と
繊維反応型有機リン化合物とが、メチロールメラミン初
期縮合物により架橋結合される。
ルロース系繊維製品が水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水
溶性または水分散性多官能エポキシ化合物、メチロール
メラミン初期縮合物および繊維反応型有機リン化合物を
含む処理液にて本処理され、基礎的な防炎処理がなされ
る。水溶性蛋白質、特にアルブミンは親水性部分(グル
タミン酸、アスパラギン酸等)と疎水性部分(イソロイ
シン、チロシン、リジン等)の双方を有しており、セル
ロース系繊維−無機リン酸塩複合体とアルブミン中の親
水性部分とがメチロールメラミン初期縮合物にて架橋結
合される。一方、水溶性蛋白質の一部親水性部分と疎水
性部分とは、セルロース系繊維と多官能エポキシ化合物
とにより架橋結合される。最後に、セルロース系繊維と
繊維反応型有機リン化合物とが、メチロールメラミン初
期縮合物により架橋結合される。
【0040】さらに、工程C(後処理工程)において
は、繊維反応型有機リン化合物が、セルロース系繊維お
よびセルロース系繊維−水溶性蛋白質(特にアルブミ
ン)複合体に架橋結合されると同時に、尿素により本処
理工程中の未反応部分の酸分解を防止しながら繊維反応
型有機リン化合物を完全反応させる。
は、繊維反応型有機リン化合物が、セルロース系繊維お
よびセルロース系繊維−水溶性蛋白質(特にアルブミ
ン)複合体に架橋結合されると同時に、尿素により本処
理工程中の未反応部分の酸分解を防止しながら繊維反応
型有機リン化合物を完全反応させる。
【0041】工程D(中和・洗浄工程)においては、セ
ルロース系繊維製品中に残った酸が除かれる。
ルロース系繊維製品中に残った酸が除かれる。
【0042】これらの工程を経ることにより、セルロー
ス系繊維製品に充分な恒久的な防炎効果を保持させるた
めに必要なリン量が担持され、さらには防炎効果を補う
窒素分が担持される。メチロールメラミン初期縮合物お
よび多官能エポキシ化合物の使用は、水溶性蛋白質(殊
にアルブミン)中の窒素分の助けにより、無機リン酸塩
および繊維反応型有機リン化合物を均一に必要量担持さ
せるのに貢献する。
ス系繊維製品に充分な恒久的な防炎効果を保持させるた
めに必要なリン量が担持され、さらには防炎効果を補う
窒素分が担持される。メチロールメラミン初期縮合物お
よび多官能エポキシ化合物の使用は、水溶性蛋白質(殊
にアルブミン)中の窒素分の助けにより、無機リン酸塩
および繊維反応型有機リン化合物を均一に必要量担持さ
せるのに貢献する。
【0043】そして本発明により、綿毛布や起毛した綿
織物のように厚手の生地であってもタバコ法に合格する
防炎性能を有し、かつ表面フラッシュ法による試験にも
合格し、しかも洗濯によってもその防炎性能が失われな
い耐久性ある防炎性セルロース系繊維製品を得ることが
できる。
織物のように厚手の生地であってもタバコ法に合格する
防炎性能を有し、かつ表面フラッシュ法による試験にも
合格し、しかも洗濯によってもその防炎性能が失われな
い耐久性ある防炎性セルロース系繊維製品を得ることが
できる。
【0044】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「部」とあるのは重量部である。
る。以下「部」とあるのは重量部である。
【0045】実施例1 〈セルロース系繊維製品〉セルロース系繊維製品とし
て、目付け430g/m2の綿毛布を準備した。この綿毛布
は、経糸にポリエステルマルチフィラメント糸を使用し
たものである。
て、目付け430g/m2の綿毛布を準備した。この綿毛布
は、経糸にポリエステルマルチフィラメント糸を使用し
たものである。
【0046】〈工程A/前処理工程〉上記の綿毛布を、
酸性リン酸アンモニウム(リン酸二水素アンモニウ
ム)、非イオン系界面活性剤(湿潤・浸透剤、チバ・ス
ペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「イルガゾール
FFu」)を含んだ 0.1%水溶液(pH 6.0〜 6.3)か
らなる処理液a中に含浸処理した後、絞り率50%で絞
り、ついで温度110℃で乾燥させた。
酸性リン酸アンモニウム(リン酸二水素アンモニウ
ム)、非イオン系界面活性剤(湿潤・浸透剤、チバ・ス
ペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「イルガゾール
FFu」)を含んだ 0.1%水溶液(pH 6.0〜 6.3)か
らなる処理液a中に含浸処理した後、絞り率50%で絞
り、ついで温度110℃で乾燥させた。
【0047】〈工程B/本処理工程〉まず、下記の処方
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液または水分散性液、メチ
ロールメラミン初期縮合物の水性液、および繊維反応型
有機リン化合物の水性液からなる処理液bを調製した。
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液または水分散性液、メチ
ロールメラミン初期縮合物の水性液、および繊維反応型
有機リン化合物の水性液からなる処理液bを調製した。
【0048】(イ)水溶性蛋白質水溶液 下記の処方の水溶液50部を調製した。 ・アルブミン(水溶性蛋白質) 6% ・ポリオキシエチレンポリエーテル型ノニオン系増粘剤
2.5% ・ベタイン型両性活性剤(溶解助剤) 0.25% ・メタクレゾール(防腐剤) 0.5% ・特殊アルコール系防カビ剤 0.05% ・水 90.7%
2.5% ・ベタイン型両性活性剤(溶解助剤) 0.25% ・メタクレゾール(防腐剤) 0.5% ・特殊アルコール系防カビ剤 0.05% ・水 90.7%
【0049】(ロ)無機リン酸塩水溶液 下記の処方の水溶液50部を調製した。 ・リン酸二水素アンモニウム 20% ・水 80%
【0050】(ハ)多官能エポキシ化合物の水溶液ない
し水分散液 下記の処方の水溶液ないし水分散液2部を調製し、さら
にメタクレゾール(触媒) 0.2部を加えて 2.2部とし
た。 ・エポキシクレゾールノボラック樹脂エマルジョン(固
形分25%) 50% ・グリセロールポリグリシジルエーテル 25% ・(ポリ)エチレングリコールジグリシルエーテル 2
5%
し水分散液 下記の処方の水溶液ないし水分散液2部を調製し、さら
にメタクレゾール(触媒) 0.2部を加えて 2.2部とし
た。 ・エポキシクレゾールノボラック樹脂エマルジョン(固
形分25%) 50% ・グリセロールポリグリシジルエーテル 25% ・(ポリ)エチレングリコールジグリシルエーテル 2
5%
【0051】(ニ)メチロールメラミン初期縮合物の水
溶液 下記の処方の水溶液 15.25部を調製した。 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテ ックスレジンM−6」、有効成分50%) 15部 ・塩化アンモニウム 0.25部
溶液 下記の処方の水溶液 15.25部を調製した。 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテ ックスレジンM−6」、有効成分50%) 15部 ・塩化アンモニウム 0.25部
【0052】(ホ)繊維反応型有機リン化合物の混合液 下記の処方の混合液 15.25部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 10部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 5部 ・塩化アンモニウム 0.25部
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 10部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 5部 ・塩化アンモニウム 0.25部
【0053】上記の繊維反応型有機リン化合物の混合液
15.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 2.2部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液 1
5.25部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。約10分間撹拌した後、水で
稀釈して全体を150部となし、処理液bとして用い
た。
15.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 2.2部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液 1
5.25部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。約10分間撹拌した後、水で
稀釈して全体を150部となし、処理液bとして用い
た。
【0054】工程Aにて前処理した綿毛布を、この処理
液b中に通し、絞り率250%で軽く絞った後、温度1
20℃で乾燥した。
液b中に通し、絞り率250%で軽く絞った後、温度1
20℃で乾燥した。
【0055】〈工程C/後処理工程〉下記の処方にて、
繊維反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cの
74部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 17部 ・尿素 20部 ・水 37部
繊維反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cの
74部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 17部 ・尿素 20部 ・水 37部
【0056】工程Bにて本処理した綿毛布を、この処理
液c中を通し、絞り率120%で絞った後、温度120
℃で乾燥後、185℃で6分間キュアした。
液c中を通し、絞り率120%で絞った後、温度120
℃で乾燥後、185℃で6分間キュアした。
【0057】〈工程D〉工程Cにて後処理した綿毛布
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
【0058】〈防炎性試験条件と結果〉上記で得た防炎
加工後の綿毛布を、以下に述べる各種の防炎性試験に供
し、防炎性能を評価した。
加工後の綿毛布を、以下に述べる各種の防炎性試験に供
し、防炎性能を評価した。
【0059】[試験1] ・試験項目: 防炎性 ・試験場所: 財団法人毛製品検査協会関西検査所泉大津
支所 ・試験鑑定証明書の日付け: 平成9年7月2日(西検発
証第KSI 92064, 92065,92066 号) ・試験方法: 45゜メセナミン法および45゜タバコ法 ・結果: 表1および表2の通り
支所 ・試験鑑定証明書の日付け: 平成9年7月2日(西検発
証第KSI 92064, 92065,92066 号) ・試験方法: 45゜メセナミン法および45゜タバコ法 ・結果: 表1および表2の通り
【0060】
【表1】 45゜メセナミン法(n=3) 炭化長 (mm) 1 2 3 最大 平均 加工上り毛布 26 27 26 27 26 水洗い洗濯後 30 29 29 30 29 ドライクリーニング処理後 30 32 27 32 30 (注)水洗い洗濯、ドライクリーニングは、いずれも5回処理後。
【0061】
【表2】 45゜タバコ法(n=3) 残炎、残じん 周辺端部への 1 2 3 燃焼 加工上り毛布 なし なし なし 周辺端部に達せず 水洗い洗濯後 なし なし なし 周辺端部に達せず ドライクリーニング処理後 なし なし なし 周辺端部に達せず (注)水洗い洗濯、ドライクリーニングは、いずれも5回処理後。
【0062】[試験2] ・試験項目: 表面フラッシュ ・試験場所: 財団法人紡績検査協会近畿事業所 ・試験成績書の日付け: 平成9年6月30日(試験番号
009450-1) ・試験方法: フラッシュ試験(垂直法)CS−191準
用 ・結果 たて: フラッシュ現象なし よこ: フラッシュ現象なし
009450-1) ・試験方法: フラッシュ試験(垂直法)CS−191準
用 ・結果 たて: フラッシュ現象なし よこ: フラッシュ現象なし
【0063】〈防炎性試験条件と結果〉なお詳細は省略
するが、上記で得た防炎処理綿毛布は、菌数測定法およ
びシェークフラスコ法による黄色ぶどう状球菌に対し好
ましい抗菌性を有していた。
するが、上記で得た防炎処理綿毛布は、菌数測定法およ
びシェークフラスコ法による黄色ぶどう状球菌に対し好
ましい抗菌性を有していた。
【0064】実施例2 〈セルロース系繊維製品〉セルロース系繊維製品とし
て、目付け230g/m2の綿100%の綾織り織物を用い
た。
て、目付け230g/m2の綿100%の綾織り織物を用い
た。
【0065】〈工程A/前処理工程〉この工程Aは実施
しなかった。
しなかった。
【0066】〈工程B/本処理工程〉まず、下記の処方
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分散液、メチロ
ールメラミン初期縮合物の水溶液、および繊維反応型有
機リン化合物の混合液からなる処理液bを調製した。
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分散液、メチロ
ールメラミン初期縮合物の水溶液、および繊維反応型有
機リン化合物の混合液からなる処理液bを調製した。
【0067】(イ)水溶性蛋白質水溶液 下記の処方の水溶液50部を調製した。 ・アルブミン(水溶性蛋白質) 4% ・ポリオキシエチレンポリエーテル型ノニオン系増粘剤 1% ・メタクレゾール(防腐剤) 0.2% ・特殊アルコール系防カビ剤 0.05% ・水 94.75%
【0068】(ロ)無機リン酸塩水溶液 下記の処方の水溶液50部を調製した。 ・リン酸二水素アンモニウム 12% ・水 88%
【0069】(ハ)多官能エポキシ化合物の水溶液ない
し水分散液 下記の処方の水溶液ないし水分散液1部を調製し、さら
にメタクレゾール(触媒) 0.1部を加えて 1.1部とし
た。 ・エポキシクレゾールノボラック樹脂エマルジョン(固形分25%) 50% ・グリセロールポリグリシジルエーテル 25% ・(ポリ)エチレングリコールジグリシルエーテル 25%
し水分散液 下記の処方の水溶液ないし水分散液1部を調製し、さら
にメタクレゾール(触媒) 0.1部を加えて 1.1部とし
た。 ・エポキシクレゾールノボラック樹脂エマルジョン(固形分25%) 50% ・グリセロールポリグリシジルエーテル 25% ・(ポリ)エチレングリコールジグリシルエーテル 25%
【0070】(ニ)メチロールメラミン初期縮合物の水
溶液 下記の処方の水溶液 6.3部を調製した。 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 6部 ・塩化アンモニウム 0.3部
溶液 下記の処方の水溶液 6.3部を調製した。 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 6部 ・塩化アンモニウム 0.3部
【0071】(ホ)繊維反応型有機リン化合物の混合液 実施例1の(ホ)と同じ処方の混合液 15.25部を調製し
た。
た。
【0072】上記の繊維反応型有機リン化合物の混合液
15.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 1.1部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液
6.3部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。全体を約10分間撹拌し、処
理液bとして用いた。
15.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 1.1部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液
6.3部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。全体を約10分間撹拌し、処
理液bとして用いた。
【0073】綿綾織物を、この処理液b中に通し、絞り
率約200%で絞った後、温度120℃で乾燥した。
率約200%で絞った後、温度120℃で乾燥した。
【0074】〈工程C/後処理工程〉下記の処方にて、
繊維反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cの
62部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 15部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 2部 ・尿素 15部 ・水 30部
繊維反応型有機リン化合物および尿素を含む処理液cの
62部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 15部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 2部 ・尿素 15部 ・水 30部
【0075】工程Bにて本処理した綿綾織物を、この処
理液c中を通し、絞り率100%で絞った後、温度12
0℃で乾燥後、180℃で3分間キュアした。
理液c中を通し、絞り率100%で絞った後、温度12
0℃で乾燥後、180℃で3分間キュアした。
【0076】〈工程D〉工程Cにて後処理した綿綾織物
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
【0077】〈防炎性試験条件と結果〉上記で得た防炎
加工後の綿綾織物を、次に述べる防炎性試験に供し、防
炎性能を評価した。
加工後の綿綾織物を、次に述べる防炎性試験に供し、防
炎性能を評価した。
【0078】 ・試験項目: 防炎性 ・試験場所: チバ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会
社の試験室 ・試験方法: 防炎性能試験(垂直法)洗濯50回後の炭
化長の測定 ・結果: たて: 53mm、55mm、よこ: 55mm、56mm (最大: 56、平
均: 54.75 )
社の試験室 ・試験方法: 防炎性能試験(垂直法)洗濯50回後の炭
化長の測定 ・結果: たて: 53mm、55mm、よこ: 55mm、56mm (最大: 56、平
均: 54.75 )
【0079】実施例3 〈セルロース系繊維製品〉セルロース系繊維製品とし
て、目付け110g/m2の綿100%の平織り織物を用い
た。
て、目付け110g/m2の綿100%の平織り織物を用い
た。
【0080】〈工程A/前処理工程〉この工程Aは実施
しなかった。
しなかった。
【0081】〈工程B/本処理工程〉まず、下記の処方
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分散液、メチロ
ールメラミン初期縮合物の水溶液、および繊維反応型有
機リン化合物の混合液を調製した。
にて、水溶性蛋白質の水溶液、無機リン酸塩の水溶液、
多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分散液、メチロ
ールメラミン初期縮合物の水溶液、および繊維反応型有
機リン化合物の混合液を調製した。
【0082】(イ)水溶性蛋白質水溶液 下記の処方の水溶液50部を調製した。 ・アルブミン(水溶性蛋白質) 3% ・ポリオキシポリエーテル型ノニオン系増粘剤 2% ・メタクレゾール(防腐剤) 0.2% ・特殊アルコール系防カビ剤 0.05% ・水 94.75%
【0083】(ロ)無機リン酸塩水溶液 実施例2の(ロ)と同じ処方の水溶液50部を調製し
た。
た。
【0084】(ハ)多官能エポキシ化合物の水溶液ない
し水分散液 実施例2の(ハ)と同じ処方の水溶液ないし水分散液
1.1部を調製した。
し水分散液 実施例2の(ハ)と同じ処方の水溶液ないし水分散液
1.1部を調製した。
【0085】(ニ)メチロールメラミン初期縮合物の水
溶液 実施例2の(ニ)と同じ処方の水溶液 6.3部を調製し
た。
溶液 実施例2の(ニ)と同じ処方の水溶液 6.3部を調製し
た。
【0086】(ホ)繊維反応型有機リン化合物の混合液 下記の処方の混合液 17.25部を調製した。 ・ジアルキルホスフォノカルボキシリック酸アミド(チ
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 12部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 5部 ・塩化アンモニウム 0.25部
バ・スペシャルテイ・ケミカルズ株式会社製の「プロバ
テックスCP new」) 12部 ・メチロールメラミン初期縮合物の水溶液(住友化学工
業株式会社製の「スミテックスレジンM−6」、有効成
分50%) 5部 ・塩化アンモニウム 0.25部
【0087】上記の繊維反応型有機リン化合物の混合液
17.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 1.1部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液
6.3部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。全体を約10分間撹拌し、処
理液bとして用いた。
17.25部を、多官能エポキシ化合物の水溶液ないし水分
散液 1.1部とメチロールメラミン初期縮合物の水溶液
6.3部との混合液に投入して混合液とし、これをさらに
水溶性蛋白質水溶液50部と無機リン酸塩水溶液50部
との混合液中に投入した。全体を約10分間撹拌し、処
理液bとして用いた。
【0088】綿平織物を、この処理液b中に通し、絞り
率約200%で絞った後、温度120℃で乾燥した。
率約200%で絞った後、温度120℃で乾燥した。
【0089】〈工程C/後処理工程〉実施例2の場合と
同じ処方にて、繊維反応型有機リン化合物および尿素を
含む処理液cの62部を調製した。工程Bにて本処理し
た綿平織物を、この処理液c中を通し、絞り率130%
で絞った後、温度120℃で乾燥後、180℃で3分間
キュアした。
同じ処方にて、繊維反応型有機リン化合物および尿素を
含む処理液cの62部を調製した。工程Bにて本処理し
た綿平織物を、この処理液c中を通し、絞り率130%
で絞った後、温度120℃で乾燥後、180℃で3分間
キュアした。
【0090】〈工程D〉工程Cにて後処理した綿平織物
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
を、温度80℃の炭酸ソーダ 0.5g/L 水溶液中に浸して
約15分間中和洗浄し、その後、水洗いを約10分間行
ってから乾燥した。
【0091】〈防炎性試験条件と結果〉上記で得た防炎
加工後の綿平織物を、実施例2の場合と同じ防炎性試験
に供し、炭化長を測定した。結果は次の通りであった。 たて: 45mm、44mm、よこ: 49mm、48mm (最大: 49、平
均: 46.50 )
加工後の綿平織物を、実施例2の場合と同じ防炎性試験
に供し、炭化長を測定した。結果は次の通りであった。 たて: 45mm、44mm、よこ: 49mm、48mm (最大: 49、平
均: 46.50 )
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、綿毛布や起毛した綿織
物のように厚手の生地であっても、タバコ法や表面フラ
ッシュに合格する防炎性能を有し、しかも洗濯によって
もその防炎性能が失われない防炎性セルロース系繊維製
品を得ることができる。さらに衣服類についても、垂直
法にて50回の洗濯に耐える防炎性能を有する加工法が
確立でき、防炎衣服類を製造することも可能になる。
物のように厚手の生地であっても、タバコ法や表面フラ
ッシュに合格する防炎性能を有し、しかも洗濯によって
もその防炎性能が失われない防炎性セルロース系繊維製
品を得ることができる。さらに衣服類についても、垂直
法にて50回の洗濯に耐える防炎性能を有する加工法が
確立でき、防炎衣服類を製造することも可能になる。
Claims (5)
- 【請求項1】セルロースを主体とするセルロース系繊維
製品を、水溶性蛋白質、無機リン酸塩、水溶性または水
分散性多官能エポキシ化合物、メチロールメラミン初期
縮合物および繊維反応型有機リン化合物を含む処理液b
にて本処理する工程B、および、 本処理したセルロース系繊維製品を、繊維反応型有機リ
ン化合物および尿素を含む処理液cにて後処理する工程
C、よりなることを特徴とする防炎性セルロース系繊維
製品の製造法。 - 【請求項2】工程Bに先立ち、セルロース系繊維製品を
弱酸性の処理液aにて前処理する工程Aを実施すること
を特徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】工程Cの後に、後処理したセルロース系繊
維製品を中和および水洗する工程Dを実施することを特
徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項4】処理液bにおける水溶性蛋白質がアルブミ
ンである請求項1記載の製造法。 - 【請求項5】処理液cにおいて尿素と共に用いる繊維反
応型有機リン化合物が、ジアルキルホスフォノカルボキ
シリック酸アミドである請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327263A JPH11158774A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 防炎性セルロース系繊維製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327263A JPH11158774A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 防炎性セルロース系繊維製品の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11158774A true JPH11158774A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18197171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9327263A Withdrawn JPH11158774A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 防炎性セルロース系繊維製品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11158774A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029662A1 (en) * | 1998-11-13 | 2000-05-25 | Cotton Incorporated | Methods for reducing the flammability of cellulosic substrates |
| KR100310273B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2001-09-29 | 박호군 | 난연성 셀룰로오즈계 섬유구조물 및 이의 제조방법 |
| WO2002059413A3 (en) * | 2001-01-25 | 2003-09-04 | Nano Tex Llc | Method of producing protein sheaths around fibers of textiles and textiles produced thereby |
| KR101175330B1 (ko) | 2007-09-07 | 2012-08-20 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 난연성 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 이의제조방법 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9327263A patent/JPH11158774A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029662A1 (en) * | 1998-11-13 | 2000-05-25 | Cotton Incorporated | Methods for reducing the flammability of cellulosic substrates |
| KR100310273B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2001-09-29 | 박호군 | 난연성 셀룰로오즈계 섬유구조물 및 이의 제조방법 |
| WO2002059413A3 (en) * | 2001-01-25 | 2003-09-04 | Nano Tex Llc | Method of producing protein sheaths around fibers of textiles and textiles produced thereby |
| KR101175330B1 (ko) | 2007-09-07 | 2012-08-20 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 난연성 셀룰로오스계 섬유, 타이어 코오드, 및 이의제조방법 |
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