JPH11158933A - 自動運転ショベル - Google Patents

自動運転ショベル

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JPH11158933A
JPH11158933A JP32620697A JP32620697A JPH11158933A JP H11158933 A JPH11158933 A JP H11158933A JP 32620697 A JP32620697 A JP 32620697A JP 32620697 A JP32620697 A JP 32620697A JP H11158933 A JPH11158933 A JP H11158933A
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Hideto Ishibashi
英人 石橋
Tooru Kurenuma
榑沼  透
Seiji Yamashita
誠二 山下
Yoshiyuki Nagano
好幸 永野
Kazuhiro Sugawara
一宏 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動運転ショベルにおいて、掘削制限深さ内に
おいて順次掘削深度を変更しながら掘削すること。 【解決手段】油圧ショベルと、この油圧ショベルに内蔵
され、教示された掘削から放土までの一巡する動作を再
生操作により繰り返し行わせる自動運転コントローラ5
0と、を備える自動運転ショベルにおいて、前記自動運
転コントローラ50は、掘削制限深さに対応して掘削深
度の異なる掘削繰り返し可能回数を設定する手段50
4,509,510,511,512と、再生時に前記
一巡する動作毎に掘削深度を深めながら、前記一巡する
動作を前記設定された回数繰り返させる手段513と、
を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動運転ショベル
に係わり、特に、所定の掘削制限深さ内において、順次
掘削深度を変更しながら掘削することを可能にした自動
運転ショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルにおける掘削および
掘削深さの制限方法としては、例えば、特公昭63−3
7210号公報に示されるものが知られている。この掘
削制限方法は、目標とする掘削制限深さを設定し、ブー
ム、アーム、バケットの各回動角度を検出する角度検出
器を設けてそれぞれの回動角を検出し、その回動角を基
に実際の掘削深さを演算し、また、ブーム、アーム、バ
ケットをそれぞれ回動駆動する油圧シリンダの駆動方向
を検出し、この駆動方向と角度検出器の検出結果とから
ブーム、アーム、バケットのうちで下降駆動しているも
のを判定し、実際の掘削深さが設定した深さに達したと
きに、下降駆動している関節の駆動のみを停止させ、掘
削深さの制限を行うものである。
【0003】
【発明か解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、各関節の回動角を検出すると共に実際の掘削深さ
を逐次演算したり、また、各シリンダの駆動方向も検出
しなければならず、そのための検出装置や演算装置を設
けるため経済的負担が大きく、また検出したデータを処
理して所望のデータとするための処理負担も大きく実用
的でなかった。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点を考慮し
て、自動運転ショベルにおいて、処理負担の少ない簡便
な手段を用いることによって、掘削深さ制限を越えるこ
となく掘削深度を変更しながら掘削を可能にした自動運
転ショベルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、次のような手段を採用した。
【0006】油圧ショベルと、この油圧ショベルに内蔵
され、教示された掘削から放土までの一巡する動作を再
生操作により繰り返し行わせる自動運転コントローラ
と、を備える自動運転ショベルにおいて、前記自動運転
コントローラは、掘削制限深さに対応して掘削深度の異
なる掘削繰り返し可能回数を設定する手段と、再生時に
前記一巡する動作毎に掘削深度を深めながら、前記一巡
する動作を前記設定された回数繰り返させる手段と、を
備えていることを特徴とする。
【0007】また、請求項1に記載の自動運転ショベル
において、前記自動運転コントローラは、前記一巡する
動作が前記設定された回数行われたとき、前記掘削深度
および前記掘削繰り返し回数のカウントを初期値に設定
する手段を備えていることを特徴とする。
【0008】また、請求項1ないしは請求項2のいずれ
か1つの請求項記載の自動運転ショベルにおいて、前記
掘削制限深さに対応して掘削深度の異なる掘削繰り返し
可能回数を設定する手段は、任意に設定可能な掘削深度
のシフト量に応じて、前記回数を可変することのできる
シフト量設定手段を備えているとともに、前記再生時に
前記一巡する動作毎に掘削深度を深めながら、前記一巡
する動作を前記設定された回数繰り返させる手段は、前
記設定されたシフト量に応じて前記一巡する動作毎に掘
削深度を深めていくことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1〜図5を用いて説明する。
【0010】図1は、本実施形態に関わる自動運転ショ
ベルの作業形態の一例を示す図である。
【0011】図において、1は掘削から放土までの一連
の動作を教示されて、再生操作時には、ストックヤード
2に貯留された土石を掘削して旋回し、後述するクラッ
シヤ3に放土して再び旋回して掘削する一巡する作業を
自動的に行う自動運転ショベル、3は自動運転ショベル
1から放土された土石を砕石するクラッシャ、4は自動
運転ショベル1の再生操作を行うのに適した任意の場所
に設置された教示再生装置である。
【0012】自動運転ショベル1は、走行体10と、走
行体10上に旋回可能に設けられた旋回体11と、旋回
体11に回動可能に設けられたブーム12と、ブーム1
2の先端に回動可能に設けられたアーム13と、アーム
13の先端に回動可能に設けられたバケツト14と、ブ
ーム12,アーム13,バケット14とをそれぞれ回動
動作するためのシリンダ15,16,17と、旋回体1
1に設けられた運転室18と、教示再生装置4との間で
信号の送受信を行うアンテナ19とから構成されてい
る。
【0013】また、自動運転ショベル1には、旋回体1
1の旋回角を検出する角度センサ111、旋回体11と
ブーム12との回動角を検出する角度センサ112と、
ブーム12とアーム13の回動角を検出する角度センサ
113と、アーム13とバケツト14との回動角を検出
する角度センサ114が設けられている。
【0014】また、クラッシャ3は、走行体30と、ホ
ッパ31と、砕石部32と、コンベア33とから構成さ
れており、34はクラッシャ3によって砕かれた土石を
示す。
【0015】また、教示再生装置4は、支持台40と、
支持台40に固定された教示再生装置41とから構成さ
れ、自動運転ショベル1のアンテナ19との間で、信号
の送受信を行うアンテナ415とを備えている。なお、
教示再生装置41は、起動ボタン411、停止ボタン4
12、非常停止ボタン413、教示時に操作される教示
操作部414、および教示結果を表示する表示部414
0を備え、教示再生装置41本体は教示再生装置4と機
械的かつ電気的に接続可能に設けられる。
【0016】次に、本実施形態に関わる自動運転ショベ
ルの制御機構を図2に示すブロツク図を用いて説明す
る。
【0017】図において、416は再生時に操作される
再生操作部、417は教示操作部414または再生操作
部416から出力される信号を、後述する自動運転コン
トローラ50に出力するための所定の信号に生成するた
めのコマンド生成部、418および54はそれぞれ教示
再生装置41と自動運転コントローラ50間の信号を送
受信するための無線装置である。
【0018】なお、コマンド生成部417は、マイクロ
コンピュータを使用した一般的なコントローラで構成さ
れ、入力した信号に相当する指令コードを生成する機能
を有する。
【0019】5は自動運転ショベルに搭載される車内搭
載装置を示し、50は自動運転を行うための種々の演算
処理を行う自動運転コントローラ、51は自動運転コン
トローラ50から出力される駆動電流によって駆動され
る比例電磁弁、52は比例電磁弁51から出力される油
圧信号により制御され、アクチュエータに流入する油量
または油圧を制御するコントロールバルブ、53は図1
に示す自動運転ショベル1の各部を作動するためのシリ
ンダ15、16、17等のアクチユエータ、414’は
教示操作部である。なお、図2において、図1に示すも
のと同一符号のものは説明を省略する。
【0020】教示時は、通常、運転室18内に装着され
る教示操作部414’からの操作によって教示が行わ
れ、自動運転コントローラ50はその操作に従って、各
角度センサ111〜114からの検出値を入力して演算
し、後に説明するように所定の記憶量域に教示位置デー
タおよび教示コマンドとして記憶する。なお、図におい
て、教示操作部414は、運転室18内の教示操作部4
14’からはずされて、教示再生操作装置41に装着さ
れているときの状態を示す。再生時は、再生操作部41
6から起動ボタン411をオンすることによって、コマ
ンド生成部417において生成された所定の信号をアン
テナ415および19を介して自動運転コントローラ5
0に送信し、再生処理を開始する。自動運転コントロー
ラ50において再生処理が開始されると、記憶されてい
る教示位置デ一夕が逐次呼び出され、角度センサ111
〜114から得られた現在位置情報と対比しながら、こ
の教示位置データに合致するように、旋回体11、ブー
ム12、アーム13、バケット14をそれぞれ作動する
ための比例電磁弁51に駆動電流を出力する。比例電磁
弁51から出力された信号はさらにコントロールバルブ
52を介して、各アクチユエータ53を制御して自動運
転ショベル1の自動運転が行われる。
【0021】次に、本実施形態に関わる自動運転ショベ
ルにおける機能構成を図3に示すブロック図を用いて説
明する。
【0022】501は角度センサ111〜114におい
て検出された角度信号を現在の位置データに演算する現
在位置演算部、502は教示時、教示操作部414また
は414’からの操作により、教示コマンドと、現在位
置演算部501から得られた自動運転ショベル1の現在
位置を、教示位置データとして出力する教示処理部、5
03は教示処理部502から出力された教示コマンドを
格納する教示コマンド格納部、504は教示処理部50
2から出力された教示位置データを格納する教示位置格
納部、505は再生操作部416からの起動信号により
起動されたとき、教示コマンド格納部503に格納され
ている教示コマンドを逐次解釈して、教示位置格納部5
04から所定の教示位置データの出力を指示するコマン
ドインタプリタ部、506はコマンドインタプリタ部5
05からの指令に応じて教示位置格納部504から教示
位置データを出力処理する教示位置出力部、507は自
動運転ショベル1が各教示位置間を円滑に動作するよう
に、教示位置出力部506の教示位置データから、教示
位置データ間の補間した教示位置データを作成し出力す
るサーボ前処理部、508はサーボ前処理部507から
出力された、補間された教示位置データと、現在位置演
算部501から出力される現在位置データとを対比し
て、自動運転ショベル1の各部を所定の位置に制御する
ための駆動電流を出力するサーボ制御部、509は1サ
イクルの動作の終了後に、ブーム下げ等によってフロン
トを下方にシフトさせて、前回よりも下方を掘削するた
めのフロントのシフト量αが記億されるシフト量格納
部、510は掘削の制限深さHを設定するための制限深
さ設定部、511は教示位置格納部504のからの教示
された掘削位置データとシフト量格納部509のシフト
量αと制限深さ設定部510からの掘削制限深Hとか
ら、何サイクルの掘削動作が可能かを演算する掘削回数
演算部、512は掘削回数演算部511によって演算さ
れた掘削繰り返し可能回数Nを記憶する掘削回数格納
部、513は、教示位置格納部504からの掘削位置デ
ータ、シフト量格納部509からのシフト量α、および
掘削回数格納部512に記憶された掘削繰り返し可能回
数Nに基づいて各サイクルにおけるフロント角度を演算
するとともに、掘削位置において何サイクルの掘削動作
を行ったかをカウントし判定するフロント角度演算およ
び掘削回数判定部である。
【0023】次に、本実施形態の自動運転ショベルの動
作を図3に基づいて説明する。
【0024】教示操作は、教示操作部414または41
4’から操作される。通常は、教示操作部414’が自
動運転ショベル1の運転室18内に装着され、運転室か
ら教示操作か行われる。教示操作部414’が運転室1
8に装着され、教示操作が行われると、その指令は教示
処理部502に入力され、教示処理部502で現在位置
演算部501から現在位置データを入力して、各教示点
に対応する教示コマンドと教示位置データを生成する。
生成された教示コマンドと教示位置データはそれぞれ、
教示コマンド格納部503と教示位置格納部504に格
納される。
【0025】ここで、教示コマンドとは、例えば、v=
0.7のような速度の指令命令、moveP1、mov
eP2、・・・movePnのような位置の動作命令か
ら構成される。ここでvは速度を表すコマンド、mov
eは動作を表すコマンド、P1・・Pnはラベルを表
す。
【0026】これらの教示コマンドのパラメータは、自
動運転ショベルの各部の関節の角度情報を示すラベルに
相当し、そのラベル情報は、教示位置データとして教示
位置格納部504に格納される。
【0027】また、この教示の際に、掘削深さ設定部5
10において掘削制限深さHを予め設定する。これによ
り、掘削深さ設定部510に記憶されている掘削制限深
さHと、教示位置格納部504に記憶されている掘削位
置データと、シフト量格納部509に記憶されているシ
フト量αとを基に、繰り返し掘削可能な回数Nを掘削回
数演算部511において演算し、得られた結果を掘削回
数格納部512に格納する。
【0028】再生処理は、起動ボタン411をオンする
ことによって、コマンドインタプリタ部505が、起動
命令により教示コマンド格納部503に格納されている
教示コマンドを順次読み出し実行する。教示コマンドが
move命令の場合には、教示位置出力部506に、教
示位置格納部504から該当するパラメータを出力し、
サーボ前処理部507に転送する。サーボ前処理部50
7は、コマンドインタプリタ部505から与えられた目
標速度で各関節が動作するように角度の補間計算を行
い、サーボ制御部508に角度目標値を出力する。
【0029】掘削位置におけるフロント各部の角度は、
フロント角度演算および掘削回数判定部513において
演算されたフロント角度が教示位置出力部506に出力
される。
【0030】サーボ制御部508は、現在位置演算部5
01で演算された現在位置を基に、一般的なフィードバ
ック制御を行い、比例電磁弁51を駆動するための駆動
電流を出力する。これによりコントロールバルブ52が
制御されてアクチュエータ53に所定の圧油を供給し、
自動運転ショベル1の各関節を駆動する。
【0031】また、1サイクルの掘削動作が終了する毎
に、フロント角度演算および掘削回数判定部513で
は、掘削回数をカウントし、今回の掘削動作時のフロン
ト角度を設定するためにシフト量αを加算する演算を行
い、前回よりも下方の掘削動作を行えるようにする。ま
た、掘削回数をカウントして、繰り返し掘削可能回数よ
りも少ない場合は、シフト量を加算して掘削深度を深め
ていく。掘削回数が繰り返し掘削回数に達すると、掘削
回数を初期値にセットするとともにフロント角度も初期
値にセットする。この結果、自動運転における掘削制限
深さH以上に掘削するのを防止することができる。
【0032】次に、図3に示す掘削回数演算部511に
おける繰り返し掘削可能な回数の演算方法を、図4を用
いて説明する。
【0033】図において、Gは自動運転ショベル1の接
地面、L0は接地面Gからブーム12の回転中心まての
距離、L1はブーム長さ、L2はアーム長さ、L3はバ
ケツト長さ、また、θ1は水平軸(x)とブーム12と
のなす角度、θ2はブーム12とアーム13とのなす角
度、θ3はアーム13とバケット14とのなす角度であ
る。また、Hは制限深さ設定部510によって設定され
る掘削制限深さであり、掘削軌跡1は教示操作によって
得られた自動運転における1サイクル目の掘削軌跡、掘
削軌跡2および掘削軌跡3はそれぞれ、1サイクルの終
了後シフト量格納部509に記憶されているシフト量α
のフロントの下げ動作(ここではブーム下げを例とす
る)を行って、前回よりも下方に掘削する場合の掘削軌
跡を示す。
【0034】掘削軌跡1におけるバケット先端Cの座標
(x,y)は、教示位置格納部504に記憶されている
教示位置データと、フロント各部の寸法を基に(1)お
よび(2)式の演算によって求めることができる。
【0035】 x=L1cos(θ1)+L2cos(θ1+θ2) +L3cos(θ1+θ2+θ3) (1) y=L1sin(θ1)+L2sin(θ1+θ2) +L3sin(θ1+θ2+θ3) (2) また、掘削軌跡2および掘削軌跡3におけるバケット先
端Cの座標(x,y)は、掘削軌跡1におけるブーム角
度θ1にシフト量αを順次足し合わせることによって、
それぞれ(3)、(4)式および(5)、(6)式のよ
うに求めることができる。
【0036】 x=L1cos(θ1+α)+L2cos(θ1+α+θ2) +L3cos(θ1+α+θ2+θ3) (3) y=L1sin(θ1+α)+L2sin(θ1+α+θ2) +L3sin(θ1+α+θ2+θ3) (4) x=L1cos(θ1+2α)+L2cos(θ1+2α+θ2) +L3cos(θ1+2α+θ2+θ3) (5) y=L1sin(θ1+2α)+L2sin(θ1+2α+θ2) +L3sin(θ1+2α+θ2+θ3) (6) ここで、図に示すように、掘削軌跡1および掘削軌跡2
ては掘削軌跡全域においてy+L0>Hであるので、掘
削制限深さH以上の掘削を行うことがない。
【0037】ところが、掘削軌跡3では、y−L0>H
となり、掘削制限深さHよりも深く掘削を行ってしまう
ことになる。従って、この場合の繰り返し掘削可能な回
数は2回と求めることができる。
【0038】次に、図3に示すフロント角度演算および
掘削回数判定部513における処理手順を図5に示すフ
ローチヤートを用いて説明する。
【0039】図5において点線513に示す範囲がフロ
ント角度演算および掘削回数判定部513における処理
を表す。
【0040】ここで、nは現在の掘削の繰り返し回数、
Nは図3に示す掘削回数格納部512に記億されている
掘削繰り返し可能回数を表す。
【0041】まず、自動運転開始時には、ステップ1に
おいて現在の掘削繰り返し回数nを1、ブーム角度θ1
を教示位置格納部から入手した教示位置データに基づい
てθ1にセットする。次に、ステップ2において、掘削
繰り返し回数nが掘削繰り返し可能回数Nに達してしる
か否かを判断し、今の場合、掘削繰り返し回数n=1で
あるので、ステップ3において、ブーム角度はθ1、そ
の他のフロント各部はそれぞれ教示位置格納部504に
格納されている教示位置データに基づく角度で掘削を行
う。次いで教示位置格納部504から教示位置データを
逐次読み出し、ステップ4でホッパ31に放土するため
に旋回(旋回1)し、ステップ5でホッパ31に放土
し、ステップ6では再び掘削するために旋回(旋回2)
する。次に、自動運転の一巡後、ステップ7で掘削回数
をカウントするために掘削繰り返し回数nに1を加算す
る。次いで、ステップ8において、掘削深度を深めて掘
削するためにブーム角度θ1にシフト量αを加算する。
そして再びステップ2からの処理を繰り返す。ステップ
2で、掘削繰り返し回数nが掘削繰り返し可能回数Nよ
り大きくなった場合、ステップ1に戻り、再び、掘削繰
り返し回数nを1に、またブーム角度θ1をθ1にセッ
トし、再び、ステップ2以降の処理を繰り返す。
【0042】上記のごとく、本実施形態によれば、前も
って、掘削制限深さHに相当する制限量を掘削繰り返し
可能回数Nとして設定しておくことができるので、自動
運転中に複雑な判定処理を行うこと無しに簡便な手段を
もちいることによって、掘削深さの制限を行うことがで
き、自動運転ショベルの信頼性を向上させることができ
る。またそれとともに、シフト量αを任意に設定するこ
とができるので、掘削深さの制限内で掘削繰り返し可能
回数Nを任意に設定することができ、自動運転における
効率の良い掘削を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、掘削制
限深さに対応して掘削深度の異なる掘削の繰り返し可能
回数を設定する手段を設けたので、掘削制限深さに相当
する制限量を掘削繰り返し可能回数として設定しておく
ことができるので、自動運転中に複雑な判定処理を行う
こと無しに簡便な手段を用いて掘削深さの制限を行うこ
とができ、自動運転ショベルの信頼性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる自動運転ショ
ベルの作業形態の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係わる自動運転ショベルの制御機
構を示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係わる自動運転ショベルの機能構
成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係わる図3に示す掘削回数演算部
511における演算方法を説明するための図である。
【図5】本実施形態に係わる自動運転コントローラ50
における処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動運転ショベル 3 クラッシャ 4 教示再生装置 5 車内搭載装置 50 自動運転コントローラ 111〜114 角度センサ 414,414’ 教示操作部 416 再生操作部 501 現在位置演算部 502 教示処理部 503 教示コマンド格納部 504 教示位置格納部 505 コマンドインタプリタ部 506 教示位置出力部 507 サーボ前処理部 508 サーボ制御部 509 シフト量格納部 510 制限深さ設定部 511 掘削回数演算部 512 掘削回数格納部 513 フロント角度演算および掘削回数判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 好幸 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 菅原 一宏 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ショベルと、 この油圧ショベルに内蔵され、教示された掘削から放土
    までの一巡する動作を再生操作により繰り返し行わせる
    自動運転コントローラと、 を備える自動運転ショベルにおいて、 前記自動運転コントローラは、掘削制限深さに対応して
    掘削深度の異なる掘削繰り返し可能回数を設定する手段
    と、再生時に前記一巡する動作毎に掘削深度を深めなが
    ら、前記一巡する動作を前記設定された回数繰り返させ
    る手段と、を備えていることを特徴とする自動運転ショ
    ベル。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記自動運転コントローラは、前記一巡する動作が前記
    設定された回数行われたとき、前記掘削深度および前記
    掘削繰り返し回数のカウントを初期値に設定する手段を
    備えていることを特徴とする自動運転ショベル。
  3. 【請求項3】 請求項1ないしは請求項2のいずれか1
    つの請求項記載において、 前記掘削制限深さに対応して掘削深度の異なる掘削繰り
    返し可能回数を設定する手段は、任意に設定可能な掘削
    深度のシフト量に応じて、前記回数を可変することので
    きるシフト量設定手段を備えているとともに、 前記再生時に前記一巡する動作毎に掘削深度を深めなが
    ら、前記一巡する動作を前記設定された回数繰り返させ
    る手段は、前記設定されたシフト量に応じて前記一巡す
    る動作毎に掘削深度を深めていくことを特徴とする自動
    運転ショベル。
JP32620697A 1997-11-27 1997-11-27 自動運転ショベル Expired - Fee Related JP3707921B2 (ja)

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