JPH11159968A - 焼結機におけるパレット台車の拡幅装置 - Google Patents

焼結機におけるパレット台車の拡幅装置

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JPH11159968A
JPH11159968A JP32811997A JP32811997A JPH11159968A JP H11159968 A JPH11159968 A JP H11159968A JP 32811997 A JP32811997 A JP 32811997A JP 32811997 A JP32811997 A JP 32811997A JP H11159968 A JPH11159968 A JP H11159968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な設備改造によりパレット台車を幅方向
に拡幅して焼結鉱を歩留りよく増産する。 【解決手段】 パレット側壁14上に拡幅用受け板30を取
り付け、拡幅用受け板30上のグレートバー16側に拡幅用
盲板31を載置し、その外側にサイドウォール17を取り付
ける。続いてサイドウォール17の下部に設けた水平開口
34に保持ロッド部33を内側から外側に向けてを挿通さ
せ、押え板32を拡幅用盲板31上に押さえ込むように載置
する。サイドウォール17の水平開口34から外側に突き出
た保持ロッド部33に、固定ピン39を取り付けることによ
りパレット台車7を拡幅する。構造が簡単であるため改
造費が節減でき、簡単な作業により短時間に設置でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼結鉱の製造に使
用される焼結機におけるパレット台車の拡幅装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高炉に装入する焼結鉱製造プロセスに
は、ルルギ式の下方吸引式焼結機が多く使用されてい
る。ルルギ式の下方吸引式焼結機は、図6に示すように
焼結原料1を原料ホッパ2からドラムフィーダ3、スロ
ーピングプレート5を介してパレット台車7上に連続的
に供給し、駆動側スプロケット4を回転させてパレット
台車7上の焼結原料層8を低速で矢印方向に移動する。
同時にパレット台車7の下側に配設した多数のウィンド
ボックス9から排ガスダクト10、排ガス集塵機11を経由
して吸引排風機12により吸気し、点火炉6でパレット台
車7上の焼結原料層8の表面に点火する。表面に点火さ
れた焼結原料層8は、パレット台車7の移動に伴って表
面から下向きに通過する空気によって焼結反応を下方へ
移行させ、排鉱部に達する間に全層にわたって焼結反応
を終了させて連続的に焼結鉱を製造する。
【0003】図7に示すようにパレット台車7を構成す
るパレット本体梁13上にグレートバー16が、またパレッ
ト側壁14上にサイドウォール17が着脱可能に支持されて
いる。両側に配置されたパレット側壁14の間に、図8に
示すようにパレット台車7の幅方向に向けて配設された
パレット本体梁13の梁頭部18に耐磨耗性、断熱性のイン
シュレーションカバー19を被せてある。インシュレーシ
ョンカバー19を被せた前後のパレット本体梁13の間に
は、図9に示すように多数のグレートバー16が順次セッ
トしてあり、各グレートバー16の間に形成されるスリッ
ト状の隙間が通風路となっている。両側のパレット側壁
14には車輪20を設けてあり、パレット台車7が車輪20を
介して軌道15上を走行する。パレット側壁14と固定配置
されたウィンドボックス9とをシールするため、パレッ
ト側壁14の下部にシールバー21が組み込まれており、ウ
ィンドボックス9の上端部に設けた固定側のウェアバー
22との摺動によって漏風を防止するようになっている。
【0004】下方吸引式焼結機による焼結ではサイドウ
ォール17の近傍の両端部は壁効果によって焼結原料層8
の中央部より風速が上昇し、過剰に空気が流れる。サイ
ドウォール17の近傍の風速が上昇するのは、原料粒子と
サイドウォール壁面との空隙率が、原料粒子同士が充填
されている場合に比べて大きくなるためである。焼結原
料層8の焼結が進行するのに伴い、焼結原料が焼き締ま
りによって収縮するため側壁部に隙間が発生し、過剰に
空気が流れるのを助長する。このためパレット台車7の
サイドウォール17近傍では、中央部に比較して過剰空気
によって焼結時間が短縮され、両端部での必要な焼結反
応が十分行われず、また風量分布のアンバランスに起因
する中央部の空気不足により中央部領域の焼結反応に悪
影響を及ぼし、焼結鉱の歩留りを悪化させる。
【0005】この問題を解決するためパレット台車を構
成するサイドウォール近傍のグレートバーの幅を拡大
し、幅拡大部を盲化したり、またはパレット下端の吸引
部の幅よりもグレートバー取り付け部の幅を大きくした
構造にする(特開平9-12165 号公報参照) ことによりパ
レット両端部の通過風量を削減し、パレットの幅方向の
風速不均一を抑制することが知られている。これらの手
段を採用するには、パレット下端の空気吸引部の幅より
もグレートバー取り付け部の幅を大きい構造にする必要
があるため、既設のパレット台車を全面的に新作しなけ
れば、両端部を拡幅することはできず、その費用は数億
円にも及び投資回収の面から実現が難しいという欠点が
ある。
【0006】また、パレットが幅方向に分割されている
場合には、両端部のみを切り離し予め製作しておいた拡
幅パーツと入替すれば拡幅が可能である。しかしなが
ら、拡幅パーツと入替するためには、焼結機を停止後の
拡幅工事日程が長期に必要となるので、焼結鉱生産量確
保の面からも実施することが極めて困難となる。パレッ
ト台車を構成するグレートバーの両端部に付加部材を配
設することにより拡幅する従来技術の一つである独国公
開特許公報(DE-B-39353号)には、図10に示すようにグ
レートバー16の側端面に接続して平板部24を有する付加
部材25をウィンドボックス9の上端部に設け、さらに付
加部材25の外端部にサイドウォール17を配置する構造が
示されている。付加部材25を包含するグレートバー16上
には、焼結原料が装入される。
【0007】その詳細構造は、図11に示すように上部を
短くしたパレット側壁14でグレートバー16が囲まれてお
り、このパレット側壁14の上に広く外側方向に延びる平
板部24を有する付加部材25を取り付ける。また付加部材
25の外側端部には上方に延びるサイドウォール17が固定
されていて、パレットが拡幅可能になっている。また、
他の例としての詳細構造は、図12に示すようにパレット
側壁14の外側に枠部材26が取り付けてあり、枠部材26の
上部には水平なフランジ部27を備えている。そして枠部
材26を構成する水平なフランジ部27上に付加部材25が配
置され、またフランジ部27の外側に接続して突き出し部
材28が配置されており、さらに付加部材25と突き出し部
材28とがなすコーナ部上にサイドウォール17が配置され
ている。付加部材25は、ボルト29によりサイドウォール
17を通して枠部材26に固定されていてパレットが拡幅可
能になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記独国公開特許公報
(DE-B-39353号)のうち、図11に示す構造では、パレッ
ト本体梁13から損傷したグレートバー16を抜き取って新
品と取り替えるためには、パレット側壁14上から付加部
材25を取り外さなければならず焼結機停止後の拡幅工事
に長時間を必要とするので、必要な焼結鉱生産量確保の
面から実施が困難になる。また、上部を短くしたパレッ
ト側壁14と、このパレット側壁14の上に配置する付加部
材25とを新たに製作する必要がある。さらに、取り外し
た既設のサイドウォール17を付加部材25の側端部上面に
取り付けると、サイドウォール17の上端が従来の付加部
材25を設置しない場合に比較して付加部材25の高さ分だ
け高くなり、サイドウォール17が移動する際に付帯設備
に干渉する恐れがあり、既設のサイドウォール17の再利
用が困難になる。このため設備コストが上昇するという
問題点がある。
【0009】また、図12に示す構造では、パレット側壁
14の外側に枠部材26を設ける分割構造であり、枠部材26
を構成する水平なフランジ部27上に付加部材25が配置さ
れ、またフランジ部27の外側に突き出し部材28が配置さ
れるという複雑な構造であるので、これらは全て新設す
る必要がある。さらに付加部材25と突き出し部材28とが
なすコーナ部上にサイドウォール17を配置するので、サ
イドウォール17の高さが従来のものより大幅に高くなる
ため既設のサイドウォール17を使用できない。このた
め、設備コストがさらに上昇するという問題点がある。
【0010】本発明は、前記従来技術の問題点を解決
し、既設のパレット台車の両端部を拡幅するにより焼結
鉱の生産量を増加するにあたり、簡単な改造構造にする
と共にパレット台車を構成する既設のパーツをできるだ
け再利用して改造費用を低減するのに好適な焼結機にお
けるパレット台車装置を提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1記載の本発明は、焼結機におけるパレット台車の拡
幅装置であって、前記パレット台車を構成するパレット
側壁上にグレートバーの外側端に隣接して着脱可能に水
平に配置した平坦な拡幅用受け板と、該平坦な拡幅用受
け板上のグレートバー側に着脱可能に配置した拡幅用盲
板と、該拡幅用盲板の外側に隣接して前記拡幅用受け板
上に着脱可能に配置したサイドウォールと、該サイドウ
ォールの下部に設けた水平開口に内側から外側に向けて
保持ロッド部を挿通させて上方から前記拡幅用盲板を押
さえ込むように着脱可能に配置した押え板とを具備した
ことを特徴とする焼結機におけるパレット台車の拡幅装
置である。
【0012】請求項2記載の本発明は、前記平坦な拡幅
用受け板上のグレートバー側に載置した拡幅用盲板の表
面に、グレートバーを取り付けるグレートバー保持体を
設けたことを特徴とする請求項1記載の焼結機における
パレット台車の拡幅装置である。請求項3記載の本発明
は、焼結機におけるパレット台車の拡幅装置であって、
前記パレット台車を構成するパレット側壁上にグレート
バーの外側端に隣接して板厚分に相当する高さだけ外方
にレベルを低下させて着脱可能に配置した屈曲した拡幅
用受け板と、該屈曲した拡幅用受け板上のグレートバー
側に載置される下面が屈曲して上面が平坦な拡幅用盲板
と、該拡幅用盲板の外側に隣接して前記拡幅用受け板の
レベルが低下している外側面上に着脱可能に配置したサ
イドウォールと、該サイドウォールの下部に設けた水平
開口に内側から外側に向けて保持ロッド部を挿通させて
前記拡幅用盲板を押さえ込むように着脱可能に配置した
押さえ板とを具備したことを特徴とする焼結機における
パレット台車の拡幅装置である。
【0013】請求項4記載の本発明は、前記屈曲した拡
幅用受け板上のグレートバー側に載置される下面が屈曲
して上面が平坦な拡幅用盲板の表面上に、グレートバー
を取り付けるグレートバー保持体を設けたことを特徴と
する請求項3記載の焼結機におけるパレット台車の拡幅
装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2に示すように、パ
レット台車7を構成するパレット側壁14に直角に複数の
パレット本体梁13が配設されており、各パレット本体梁
13の梁頭部18に耐磨耗性、断熱性のインシュレーション
カバー19を被せてある。インシュレーションカバー19を
被せた前後のパレット本体梁13の間に多数のグレートバ
ー16が順次セットしてある。
【0015】また、図3に示すように、パレット台車7
を構成するパレット側壁14上にはグレートバー16の外側
端に隣接してボルト・ナット36により着脱可能に平坦な
拡幅用受け板30が水平に固定配置されている。さらに拡
幅用受け板30上には、そのグレートバー16側に平坦な拡
幅用盲板31が載置されている。この場合、ボルト・ナッ
ト36の頭部が、拡幅用盲板31を載置するのを妨げないよ
うにボルト・ナット36の頭部に対応して拡幅用盲板31に
ルーズ孔38を設けておくか、拡幅用盲板31の側端に達す
る切欠きを設けておくものとする。さらに、拡幅用盲板
31の外側に隣接した拡幅用受け板30上にサイドウォール
17が別のボルト・ナット36により着脱可能に固定配置し
てある。なお、パレット側壁14の下部に組み込まれたシ
ールバー21とウィンドボックス9の上端部に設けた固定
側のウェアバー22との摺動によって漏風が防止される。
【0016】サイドウォール17の下部に水平開口34が設
けてあり、この水平開口34に押え板32の一端部に設けた
保持ロッド部33を内側から外側に向けてを挿通させ、拡
幅用盲板31を上から押さえ込むように押え板32が着脱自
在に配置してある。水平開口34を内側から外側に向けて
挿通してサイドウォール17の外側に突き出た保持ロッド
部33に、固定ピン39を取り付けて押え板32が内側に外れ
ないように固定してある。なお、押え板32の上面にサイ
ドウォール17の内面に当接するコーナ押え部37を設けて
おけば、パレット台車7がリターン側に反転したときに
コーナ押え部37により、押え板32が垂れ下がることなく
確実に拡幅用盲板31を支持することができる。
【0017】次に本発明の焼結機におけるパレット台車
の拡幅作業手順について説明すると、図9に示す従来構
造のパレット台車7において、まずボルト・ナット36を
取り外してパレット側壁14上に配置したサイドウォール
17を撤去する。続いて図3に示すように、パレット側壁
14上にボルト・ナット36を用いて拡幅用受け板30を固定
配置する。
【0018】次に、拡幅用受け板30上のグレートバー16
側に平坦な拡幅用盲板31を載置するが、この場合、ボル
ト・ナット36の頭部が拡幅用盲板31を載置するのを妨げ
ないように、ボルト・ナット36の頭部に対応して拡幅用
盲板31にルーズ孔38を設けてある。さらに拡幅用盲板31
の外側における拡幅用受け板30上にボルト・ナット36を
用いて先に撤去した既設のサイドウォール17を取り付け
る。
【0019】続いてサイドウォール17の下部に設けた水
平開口34に保持ロッド部33を内側から外側に向けてを挿
通させ、押え板32を拡幅用盲板31上に押さえ込むように
載置する。そしてサイドウォール17の水平開口34から外
側に突き出た保持ロッド部33に、固定ピン39を取り付け
ることにより一連の拡幅作業を短時間に終了できる。逆
の取り外し作業も容易であり、グレートバー16の取り外
しは従来と同様に行うことができる。なお、押え板32の
固定手段は固定ピン39に限定するものではなくボルト・
ナットやコッタ等を用いることも可能である。
【0020】本発明の実施の態様によれば、拡幅用受け
板30、拡幅用盲板31および押え板32を新たに準備するだ
けで焼結鉱増産のためのパレット台車の拡幅が可能にな
る。また、本発明により拡幅したパレット台車7上に焼
結原料層8を形成して焼結処理すると、拡幅用盲板31に
よってサイドウォール17近傍のパレット両端部領域にお
ける過剰空気の流れを抑制することができる。このため
従来構造のまま拡幅した場合に比較して、パレット台車
7上に装入した焼結原料層の両端部領域と中央部領域に
おける風量分布の不均一が解消され、パレット幅方向の
均一な焼結反応が促進されるので、焼結鉱の歩留り向上
が達成される。
【0021】前記実施の形態では、パレット側壁14上に
配置した拡幅用受け板30上に既設のサイドウォール17を
取り付けるため、サイドウォール17の上端は、従来より
も拡幅用受け板30の板厚分だけ高さが大きくなる。この
ためパレット台車7がサイドウォール17と共に移動する
際に、サイドウォール17の近辺に設置された既設の設備
に衝突する危険性があり、既設のサイドウォール17や周
辺設備の改造を要する場合がある。
【0022】このような場合には図4に示すように、パ
レット台車7を構成するパレット側壁14上にグレートバ
ー16の外側端に隣接して板厚分に相当する高さだけ外方
にレベルが低下するように屈曲した拡幅用受け板30をボ
ルト・ナット36を用いて着脱可能に配置する。この屈曲
した拡幅用受け板30上のグレートバー側に、下面が屈曲
して上面が平坦な拡幅用盲板31を載置する。また、レベ
ルを低下させた拡幅用受け板30の外側上にボルト・ナッ
ト36を用いて先に撤去した既設のサイドウォール17を取
り付ける。
【0023】そして、前述の手順と同様に、サイドウォ
ール17の下部に設けた水平開口34に保持ロッド部33を内
側から外側に向けてを挿通させ、押え板32を拡幅用盲板
31上に載置し、水平開口34から外側に突き出た保持ロッ
ド部33に固定ピン39を取り付けて押え板32を固定する。
この場合には、サイドウォール17の上端は、従来と同じ
高さにできるので、既設のサイドウォール17がそのまま
使用可能であり、サイドウォール17が通過する周辺設備
の改造が不要になる。
【0024】なお、図5に示すように屈曲した拡幅用受
け板30上に載置される下面が屈曲して上面が平坦な拡幅
用盲板31の表面上に、グレートバーを取り付けて配列す
るグレートバー保持体35を設けた構造にすることも可能
である。この場合、グレートバー保持体35は、幅方向両
端部に位置するためインシュレータカバーを被せる必要
はなく、パレット本体梁13の梁頭部18に被せたインシュ
レータカバー19の外形に一致する形状にしてある。イン
シュレータカバー19とグレートバー保持体35とを連続し
た状態としてここにグレトバー16をセットすることによ
り、サイドウォール17の内側までグレトバー16を配列す
ることが可能である。このようにすれば、グレートバー
保持体35に配列したグレトバー16により、拡幅用盲板31
上にも若干の通気が可能になり、拡幅用盲板31の通気抑
制効果が強すぎる場合に、これを緩和するのに有効とな
る。
【0025】必要があれば図3に示す平坦な拡幅用盲板
31の表面上にグレートバー保持体35を設けることも可能
であり、同様の効果を得ることができるのは言うまでも
ない。また、前記実施の形態では、既設の焼結機におけ
るパレット台車を改造する場合について説明したが、本
発明は焼結機を新設する場合にも適用することが可能で
あるのは勿論である。この場合には必要に応じてパレッ
ト側壁上に配置した拡幅用受け板、拡幅用盲板および押
え板を取り外し、パレット側壁上に直接サイドウォール
を配置するだけで従来構造のパレット台車に戻すことが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、下方吸引
式焼結機を新たに設置する場合に適用可能であり、本発
明の焼結機におけるパレット台車の拡幅装置によれば、
サイドウォールの近傍のパレット両端部領域に過剰に空
気が流れるのを抑制することができる。このため、パレ
ット上に装入した焼結原料層の両端部領域と中央部領域
における風量分布の不均一を解消され、パレット幅方向
の均一な焼結反応が促進され、焼結鉱の歩留り向上が達
成される。
【0027】また、焼結機による焼結鉱の生産量を増加
すべく、本発明を既設のパレット台車の両端部を改造し
てパレット幅を拡幅する場合には、パレット側壁上から
既設のサイドウォールを取り外した後、パレット側壁上
に拡幅用受け板、拡幅用盲板および押え板を新たに配置
し、既設のサイドウォールを再配置するだけで、簡単に
焼結機におけるパレット台車の拡幅を行うことが可能に
なり、改造に必要な設備費を節減できる。パレット上に
装入した焼結原料層の両端部領域と中央部領域における
風量分布の不均一を解消することができ、パレット幅方
向の均一な焼結反応が促進され、焼結鉱の歩留りが向上
するのは同様であり、焼結鉱生産コストの低減が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼結機におけるパレット台車の実施態
様を示す斜視図である。
【図2】図1を反対方向から示す斜視図である。
【図3】図2のA−A矢視方向を示す正面図である。
【図4】本発明の焼結機におけるパレット台車の他の実
施態様を示す正面図である。
【図5】本発明の焼結機におけるパレット台車のさらに
他の実施態様を示す正面図である。
【図6】従来の下方吸引式焼結機を示す全体配置を示す
側面図である。
【図7】従来の焼結機におけるパレット台車の幅方向を
示す断面図である。
【図8】従来の焼結機におけるパレット台車の長手方向
を示す断面図である。
【図9】従来の焼結機におけるパレット台車の幅方向側
端部を示す断面図である。
【図10】従来の焼結機における他のパレット台車の幅方
向側端部を示す断面図である。
【図11】図10のパレット台車の幅方向側端部を示す詳細
断面図である。
【図12】図10のパレット台車の幅方向側端部の変形を示
す詳細断面図である。
【符号の説明】
1 焼結原料 2 原料ホッパ 3 ドラムフィーダ 4 駆動側スプロケット 5 スローピングプレート 6 点火炉 7 パレット台車 8 焼結原料層 9 ウィンドボックス 10 排ガスダクト 11 排ガス集塵機 12 吸引排風機 13 パレット本体梁 14 パレット側壁 15 軌道 16 グレートバー 17 サイドウォール 18 梁頭部 19 インシュレーションカバー 20 車輪 21 シールバー 22 ウェアバー 23 側端面 24 平板部 25 付加部材 26 枠部材 27 フランジ部 28 突き出し部材 29 ボルト 30 拡幅用受け板 31 拡幅用盲板 32 押え板 33 保持ロッド部 34 水平開口 35 グレートバー保持体 36 ボルト・ナット 37 コーナ押え部 38 ルーズ孔 39 固定ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結機におけるパレット台車の拡幅装置
    であって、前記パレット台車を構成するパレット側壁上
    にグレートバーの外側端に隣接して着脱可能に水平に配
    置した平坦な拡幅用受け板と、該平坦な拡幅用受け板上
    のグレートバー側に着脱可能に配置した拡幅用盲板と、
    該拡幅用盲板の外側に隣接して前記拡幅用受け板上に着
    脱可能に配置したサイドウォールと、該サイドウォール
    の下部に設けた水平開口に内側から外側に向けて保持ロ
    ッド部を挿通させて上方から前記拡幅用盲板を押さえ込
    むように着脱可能に配置した押え板とを具備したことを
    特徴とする焼結機におけるパレット台車の拡幅装置。
  2. 【請求項2】 前記平坦な拡幅用受け板上のグレートバ
    ー側に載置した拡幅用盲板の表面に、グレートバーを取
    り付けるグレートバー保持体を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の焼結機におけるパレット台車の拡幅装
    置。
  3. 【請求項3】 焼結機におけるパレット台車の拡幅装置
    であって、前記パレット台車を構成するパレット側壁上
    にグレートバーの外側端に隣接して板厚分に相当する高
    さだけ外方にレベルを低下させて着脱可能に配置した屈
    曲した拡幅用受け板と、該屈曲した拡幅用受け板上のグ
    レートバー側に載置される下面が屈曲して上面が平坦な
    拡幅用盲板と、該拡幅用盲板の外側に隣接して前記拡幅
    用受け板のレベルが低下している外側面上に着脱可能に
    配置したサイドウォールと、該サイドウォールの下部に
    設けた水平開口に内側から外側に向けて保持ロッド部を
    挿通させて前記拡幅用盲板を押さえ込むように着脱可能
    に配置した押さえ板とを具備したことを特徴とする焼結
    機におけるパレット台車の拡幅装置。
  4. 【請求項4】 前記屈曲した拡幅用受け板上のグレート
    バー側に載置される下面が屈曲して上面が平坦な拡幅用
    盲板の表面上に、グレートバーを取り付けるグレートバ
    ー保持体を設けたことを特徴とする請求項3記載の焼結
    機におけるパレット台車の拡幅装置。
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