JPH11160021A - 広域3次元位置計測方法及び装置 - Google Patents

広域3次元位置計測方法及び装置

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JPH11160021A
JPH11160021A JP9325561A JP32556197A JPH11160021A JP H11160021 A JPH11160021 A JP H11160021A JP 9325561 A JP9325561 A JP 9325561A JP 32556197 A JP32556197 A JP 32556197A JP H11160021 A JPH11160021 A JP H11160021A
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JP
Japan
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camera
coordinate system
cameras
dimensional position
measurement
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JP9325561A
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English (en)
Inventor
Keitoku Isoda
佳徳 礒田
Kenichi Arakawa
賢一 荒川
Takao Kakizaki
隆夫 柿崎
Yoshimasa Yanagihara
義正 柳原
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のカメラによる3次元位置計測方法及び
装置で、カメラパラメータのキャリブレーションを簡便
にし、広域の対象を容易に計測可能にする。 【解決手段】 まず複数カメラを位置計測領域が広範囲
に重なるよう治具に固定する(S1)。次に各カメラ共
通のカメラ座標系での各カメラの外部/内部パラメータ
を求めて、複数カメラでの対象の画像面上の位置から三
角測量の原理によりカメラ座標系での対象の3次元位置
を求める変換式を構成する(S2)。次にカメラを固定
した治具と計測領域座標系で既知の位置関係の複数の特
徴物体を備えた組み立て可能な治具を、計測領域に設置
する(S3)。次に複数カメラで特徴物体を計測し、変
換式によるカメラ座標系での特徴物体の3次元位置を計
測領域座標系での3次元位置に変換するパラメータを求
める(S4)。最後にこのパラメータと変換式から広域
での計測対象の3次元位置を求める(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲な計測領域
において対象の3次元位置を求める方法及び装置に係
り、特に、位置姿勢等のパラメータを補正したカメラを
固定した治具及び基準特徴物体を備えた治具を計測領域
に設置することで、3次元計測のための変換パラメータ
の導出を簡便に行なう方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カメラを用いて計測を行なうためには、
カメラ焦点距離等のカメラ内部パラメータ及びカメラの
位置姿勢であるカメラ外部パラメータを予め求めておく
必要がある。例えば、“三次元画像計測”(昭晃堂、p
p.91−99、ISBN4−7856−9036−
4)では、計測領域での3次元位置の基準となる物体
(キャリブレーションパターン)を設置し、パターン上
の多数の基準点を計測して用いることで、精度よくカメ
ラパラメータを求めている。
【0003】また、“An Efficient an
d Accurate Camera Calibra
tion Technique for 3D Mac
hine Vision”(Proceedings
of IEEE Conference on Com
puter Vision and PatternR
ecognition,1986,pp.364−37
4)では、既知のパターンをもつキャリブレーションパ
ターンを微動台等を用いて移動させることで、カメラパ
ラメータを求めるための基準となる3次元位置を得てい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、カメラの内部パラメータ及び外部パ
ラメータを同時に求めているため、広領域で計測を行な
う場合は、領域の広さに応じた計測基準点を得るために
大型のキャリブレーションパターンを用いなければなら
ないという問題があった。
【0005】また、場合によっては、そのキャリブレー
ションパターンを微動台等を用いて移動させることで計
測基準点を生成しなければならないため、計測現場で簡
便にカメラを用いて計測を行なうことが困難であるとい
う問題があった。
【0006】また、カメラ内部パラメータと外部パラメ
ータを同時に求めるために、既知の位置関係にある多数
の計測基準点が必要であるという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その課題は、カメラパラメー
タのキャリブレーションを簡便に行ない、広域の対象の
3次元位置を容易に計測可能にする計測方法及び装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、複数のカメラを用いて広域での計測対象
の3次元位置を計測する方法において、まず、複数のカ
メラの視野の重なりである位置計測領域が広範囲となる
ように各々のカメラを治具に固定し、次に、前記各カメ
ラで共通に定義されたカメラ座標系における各々のカメ
ラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内部パラメータを求
めることで、前記複数のカメラでの計測対象の画像面上
の位置から三角測量の原理を用いてカメラ座標系での計
測対象の3次元位置を求める変換式を構成し、次に、位
置計測領域に前記複数のカメラを固定した治具及び位置
計測領域中で定義する計測領域座標系において既知の位
置関係にある複数の特徴物体を備えた組み立て可能な治
具を設置し、次に、前記複数のカメラで前記複数の特徴
物体を計測し、前記変換式から得られるカメラ座標系で
の特徴物体の3次元位置を前記計測領域座標系での3次
元位置に変換する変換パラメータを求め、次に、前記変
換パラメータ及び前記変換式から広域での計測対象の3
次元位置を求める広域3次元位置計測方法を手段とす
る。
【0009】あるいは、複数のカメラを用いて広域での
計測対象の3次元位置を計測する方法において、まず、
複数のカメラの視野の重なりである位置計測領域が広範
囲となるように各々のカメラを治具に固定し、次に、前
記各カメラで共通に定義されたカメラ座標系における各
々のカメラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内部パラメ
ータを求めることで、前記複数のカメラでの計測対象の
画像面上の位置から三角測量の原理を用いてカメラ座標
系での計測対象の3次元位置を求める変換式を構成し、
次に、位置計測領域に前記複数のカメラを固定した治具
及び位置計測領域で定義する計測領域座標系において既
知の位置にある、複数に色分けされた球状の特徴物体を
備えた組み立て可能な治具を設置し、次に、前記複数の
カメラで前記複数の特徴物体を撮像し、色に応じた画像
処理を施すことにより各特徴物体の画像面上での位置を
抽出し、次に、前記変換式から得られるカメラ座標系で
の特徴物体の3次元位置を計測領域座標系での3次元位
置に変換する変換パラメータを求め、次に、前記変換パ
ラメータ及び前記変換式から広域での計測対象の3次元
位置を求める広域3次元位置計測方法を手段とする。
【0010】あるいは、複数のカメラを用いて広域での
計測対象の3次元位置を計測する方法において、まず、
複数のカメラの視野の重なりである位置計測領域が広範
囲となるように各々のカメラを治具に固定し、次に、前
記各カメラで共通に定義されたカメラ座標系における各
々のカメラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内部パラメ
ータを求めることで、前記複数のカメラでの計測対象の
画像面上の位置から三角測量の原理を用いてカメラ座標
系での計測対象の3次元位置を求める変換式を構成し、
次に、前記位置計測領域に前記複数のカメラを固定した
治具及び位置計測領域で定義する計測領域座標系におい
て既知の位置にあり、順次発光させることが可能な複数
の発光特徴物体を備えた組み立て可能な治具を設置し、
次に、前記複数のカメラで前記発光特徴物体を順次発光
させた画像、及び全ての発光特徴物体を発光させない画
像を取得し、各発光特徴物体の発光時の画像と該発光特
徴物体が発光していない画像との差分から各発光特徴物
体の画像面上での位置を抽出し、次に、前記変換式から
得られるカメラ座標系での前記発光特徴物体の3次元位
置を計測領域座標系での3次元位置に変換する変換パラ
メータを求め、次に、前記変換パラメータ及び前記変換
式から広域での計測対象の3次元位置を求める広域3次
元位置計測方法を手段とする。
【0011】また、上述の課題を解決するため、本発明
は、複数のカメラと、前記複数のカメラによる位置計測
領域が広範囲となるように前記複数のカメラを固定した
第1の治具と、少なくとも3つの特徴物体を計測領域に
おいて同一直線上にない既知の位置関係に固定した第2
の治具と、前記カメラ画面上での2次元的な位置を3次
元空間座標系に変換する変換式を求める変換式算出手段
と、前記カメラ画面上の3次元空間座標系を計測領域の
3次元座標系に変換する変換パラメータを算出するパラ
メータ算出手段と、前記変換式算出手段及びパラメータ
算出手段でそれぞれ求めた変換式及び変換パラメータに
よって、カメラ画面上での2次元的な位置から、広域で
の計測対象の3次元位置を求める3次元位置算出手段
と、を有する広域3次元位置計測装置を手段とする。
【0012】なお、上記の広域3次元位置計測装置にお
ける複数の特徴物体としては、上記広域3次元位置計測
方法に対応する、色分けされた球状特徴物体や発光特徴
物体を用いることができる。
【0013】本発明では、予めカメラ座標系で位置姿勢
や内部パラメータをキャリブレーションした複数のカメ
ラを固定した治具及び既知の位置関係を持つ複数特徴物
体を備えた組み立て可能な治具を計測現場に設置するこ
とで、計測現場でカメラ座標系と計測領域座標系の変換
パラメータのキャリブレーションを簡便に行なえるよう
にし、計測対象の3次元位置を容易に計測可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。
【0015】[実施形態例1]図1は、本発明の原理を
説明するための第1の実施形態例のフローチャートであ
る。
【0016】本実施形態例では、複数のカメラを用いて
広域での計測対象の3次元位置を計測する方法におい
て、まず、複数カメラの視野の重なりである位置計測領
域が広範囲となるように各々のカメラを治具に固定する
(ステップS1)。
【0017】次に、各カメラで共通に定義されたカメラ
座標系における各々のカメラの位置姿勢パラメータ及び
焦点距離、レンズ収差等のカメラ内部パラメータを求め
ることで、複数カメラでの対象の画像面上の位置から三
角測量の原理を用いてカメラ座標系での対象の3次元位
置を求める変換式を構成する(ステップS2)。
【0018】次に、位置計測領域にカメラを固定した治
具及び位置計測領域中で定義する計測領域座標系におい
て既知の位置関係にある特徴物体を備えた組み立て可能
な治具を設置する(ステップS3)。
【0019】次に、複数のカメラで特徴物体を計測し、
前記変換式から得られるカメラ座標系での特徴物体の3
次元位置を計測領域座標系での3次元位置に変換するパ
ラメータを求める(ステップS4)。
【0020】最後に、該変換パラメータ及び前記変換式
から広域での計測対象の3次元位置を求める(ステップ
5)。
【0021】図1のフローチャートのステップS2,S
4,S5は、言い換えると以下のようになる。
【0022】S2:キャリブレーションパターンを用い
て各カメラの画像面での位置(X1,Y1)および(X
2,Y2)からセンサ座標系Σsでの3次元座標Ps=
(Xs,Ys,Zs)を求める変換式Fを求める(変換
式算出過程/手段(装置発明の場合))。
【0023】S4:特徴物体のある治具を用いて、3次
元座標Psを、計測領域座標系Σwでの3次元位置Pw
に変換するパラメータPを求める(パラメータ算出過程
/手段)。
【0024】S5:計測したい対象のカメラ画像面上で
の位置(X1_new,Y1_new),(X2_ne
w,Y2_new)から先の変換式Fを用いてセンサ座
標系Σsでの3次元座標Ps_new(Xs_new,
Ys_new,Zs_new)を求め、さらに、先のパ
ラメータPを用いて3次元座標Ps_newを、求める
べき計測領域座標系での位置Pw_newに変換する
(3次元位置算出過程/手段)。
【0025】[実施形態例2]図2及び図3は、本発明
の第2の実施形態例の3次元位置計測装置の構成を示
す。
【0026】同図に示す3次元位置計測装置は、CCD
カメラ1,2、カメラ固定治具3、XYステージ4、カ
メラ座標系キャリブレーションパターン5、特徴物体設
置治具6、特徴物体7,8,9、変換式算出手段11、
パラメータ算出手段12、3次元位置算出手段13から
構成される。
【0027】上記の構成において、CCDカメラ1,2
はカメラ固定治具3に設置されている。また、特徴物体
7,8,9は、組み立て可能な特徴物体設置治具6に対
して、同一直線上でない、既知の位置に各々設置されて
いる。
【0028】以下、図2及び図3を用いて本実施形態例
における広域3次元位置計測方法について説明する。
【0029】当該カメラ1,2を用いた位置計測装置で
は、カメラの焦点距離、レンズ収差等のカメラ内部パラ
メータ及びカメラの位置姿勢であるカメラ外部パラメー
タを予め求めておく必要がある。以下に、その求める方
法を示す。
【0030】本3次元位置計測装置では、先ずカメラ座
標系Σsにおけるカメラパラメータのキャリブレーショ
ンを行なう。詳しくは図2に示すように、CCDカメラ
1,2をカメラ固定治具3に固定し、キャリブレーショ
ンパターン5に向けて設置する。
【0031】この時、カメラ座標系Σsを適切な位置に
設定し、キャリブレーションパターン5中の各パターン
(黒丸)のカメラ座標系Σsでの3次元位置を求める。
次にキャリブレーションパターン5をCCDカメラ1,
2で撮像し、画像処理を施すことで、CCDカメラ1,
2各々における各パターンの画像面上での重心位置を得
る。
【0032】また、XYステージ4を指定量だけ移動さ
せ、移動位置での各パターン(黒丸)のカメラ座標系Σ
sにおける3次元位置を求め、先と同様にCCDカメラ
1,2で撮像することにより、各パターンの画像面上で
の位置を得る。
【0033】以上のようにして得られた、カメラ座標系
Σsにおける各パターンの3次元位置及び各CCDカメ
ラ1,2での画像面上の位置を対応付けることによっ
て、CCDカメラ1,2それぞれのカメラ座標系Σsに
おけるカメラ内部及び外部パラメータを求める。
【0034】なお、上述の方法を用いてカメラ内部及び
外部パラメータを求める手段は、図2では変換式算出手
段11に含まれるものとするが、独立した手段として設
けてもよい。このカメラ内部及び外部パラメータを求め
る方法は、従来の技術でもあげた、“An Effic
ient and Accurate CameraC
alibration Technique for
3D Machine Vision”でも行われてい
る方法である。
【0035】変換式算出手段11は、こうして得られた
CCDカメラ1,2のカメラパラメータから、三角測量
の原理に基づくステレオ法によってカメラ座標系Σsに
おける計測物体の3次元位置を求める変換式を構成す
る。
【0036】次に、図3に示すように計測対象のある領
域にカメラ固定治具3を移動させ、また、CCDカメラ
1,2両方で撮像可能な位置に特徴物体7,8,9がく
るよう特徴物体設置治具6を設置する。
【0037】なお、計測領域座標系Σwは、互いに既知
の位置関係にある特徴物体7,8,9の計測領域座標系
Σwでの3次元座標値を適切に設定することで定義され
る。
【0038】設置された特徴物体7,8,9をCCDカ
メラ1,2で撮像し、撮像された画像を変換式算出手段
11で処理することにより、画像面上での特徴物体7,
8,9の位置を求める。
【0039】そして、上記で得られた画像面上での特徴
物体7,8,9の位置から前記変換式を用いてカメラ座
標系Σsでの各特徴物体の3次元位置を求める。
【0040】次に、パラメータ算出手段12が、上記で
得られた各特徴物体のカメラ座標系Σsでの3次元位置
と先に計測領域座標系Σwにおいて適切に定義された各
特徴物体の3次元位置を対応付けることにより、カメラ
座標系Σsでの3次元位置を計測領域座標系Σwに変換
するパラメータを求める。
【0041】次に、3次元位置算出手段13が、以上に
よって得られたカメラ座標系Σsにおいて計測対象の3
次元位置を求める変換式及びカメラ座標系Σsの3次元
位置を計測領域座標系Σwに変換するパラメータを用い
ることで、計測領域における計測対象の3次元位置を求
める。
【0042】[実施形態例3]図2及び図4は、本発明
の第3の実施形態例の3次元位置計測装置の構成を示
す。
【0043】同図に示す3次元位置計測装置は、CCD
カメラ1,2、カメラ固定治具3、XYステージ4、カ
メラ座標系キャリブレーションパターン5、特徴物体設
置治具6、球状特徴物体7,8,9、変換式算出手段1
1、パラメータ算出手段12、3次元位置算出手段13
から構成される。
【0044】上記の構成において、CCDカメラ1,2
はカメラ固定治具3に設置されている。また、球状特徴
物体7,8,9は、組み立て可能な特徴物体設置治具6
に対して、同一直線上でない、既知の位置に各々設置さ
れており、それぞれ別々の色に色分けされているとす
る。
【0045】以下、図2及び図4を用いて本実施形態例
における広域3次元位置計測方法について説明する。
【0046】当該カメラを用いた位置計測装置では、カ
メラの焦点距離、レンズ収差等のカメラ内部パラメータ
及びカメラの位置姿勢であるカメラ外部パラメータを予
め求めておく必要がある。
【0047】その求める方法/手段は、第2の実施形態
例での方法/手段と同様である。すなわち、先ずカメラ
座標系Σsにおけるカメラパラメータのキャリブレーシ
ョンを行なう。詳しくは図2に示すように、CCDカメ
ラ1,2をカメラ固定治具3に固定し、キャリブレーシ
ョンパターン5に向けて設置する。
【0048】この時、カメラ座標系Σsを適切な位置に
設定し、キャリブレーションパターン5中の各パターン
(黒丸)のカメラ座標系Σsでの3次元位置を求める。
次にキャリブレーションパターン5をCCDカメラ1,
2で撮像し、画像処理を施すことでCCDカメラ1,2
各々における各パターンの画像面上での重心位置を得
る。
【0049】また、XYステージ4を指定量だけ移動さ
せ、移動位置での各パターン(黒丸)のカメラ座標系Σ
sにおける3次元位置を求め、先と同様にCCDカメラ
1,2で撮像することにより各パターンの画像面上での
位置を得る。
【0050】以上のようにして得られた、カメラ座標系
Σsにおける各パターンの3次元位置及び各CCDカメ
ラ1,2での画像面上の位置を対応付けることによっ
て、CCDカメラ1,2それぞれのカメラ座標系Σsに
おけるカメラ内部及び外部パラメータを求める。
【0051】変換式算出手段11は、こうして得られた
CCDカメラ1,2のカメラパラメータから、三角測量
の原理に基づくステレオ法によってカメラ座標系Σsに
おける計測物体の3次元位置を求める変換式を構成す
る。
【0052】次に、図4に示すように、計測対象のある
領域にカメラ固定治具6を移動させ、また、CCDカメ
ラ1,2両方で撮像可能な位置に複数に色分けされた球
状特徴物体7,8,9がくるよう特徴物体設置治具6を
設置する。
【0053】なお、計測領域座標系Σwは、互いに既知
の位置関係にある球状特徴物体7,8,9の計測領域座
標系Σwでの3次元座標値を適切に設定することで定義
される。
【0054】次に、設置された球状特徴物体7,8,9
をCCDカメラ1,2で撮像し、撮像された画像に対し
て、変換式算出手段11が、球状特徴物体7,8,9の
各色に応じたフィルタ処理を施すことにより、画像面上
での球状特徴物体7,8,9の撮像領域を抽出する。抽
出された各球状特徴物体7,8,9の撮像領域の重心位
置を求めることで、各球状特徴物体7,8,9の画像面
上での位置を求める。本実施形態例では、特徴物体を球
状にしているため、どのカメラからも画面上で円として
撮像することができ、重心計算が簡単になる利点があ
る。
【0055】そして、上記で得られた画像面上での球状
特徴物体7,8,9の位置から前記変換式を用いてカメ
ラ座標系Σsでの各球状特徴物体7,8,9の3次元位
置を求める。
【0056】次に、パラメータ算出手段12が、上記で
得られた各球状特徴物体7,8,9のカメラ座標系Σs
での3次元位置と先に計測領域座標系Σwにおいて適切
に定義された各球状特徴物体7,8,9の3次元位置を
対応付けることにより、カメラ座標系Σsでの3次元位
置を計測領域座標系Σwに変換するパラメータを求め
る。
【0057】次に、3次元位置算出手段13が、以上に
よって得られたカメラ座標系Σsにおいて計測対象の3
次元位置を求める変換式及びカメラ座標系Σsの3次元
位置を計測領域座標系Σwに変換するパラメータを用い
ることで、計測領域における計測対象の3次元位置を求
める。
【0058】[実施形態例4]図2及び図5は、本発明
の第4の実施形態例の3次元位置計測装置の構成を示
す。
【0059】同図に示す3次元位置計測装置は、CCD
カメラ1,2、カメラ固定治具3,XYステージ4、カ
メラ座標系キャリブレーションパターン5、特徴物体設
置治具6、発光物体制御装置7、発光物体(LED)
7,8,9、発光制御装置10、変換式算出手段11、
パラメータ算出手段12、3次元位置算出手段13から
構成される。
【0060】上記の構成において、CCDカメラ1,2
はカメラ固定治具3に設置されている。また、発光物体
7,8,9は、組み立て可能な特徴物体設置治具6に対
して、同一直線上でない、既知の位置に各々設置されて
おり、発光制御装置10によって順次発光させることが
可能である。
【0061】以下、図2及び図5を用いて本実施形態例
における広域3次元位置計測方法について説明する。
【0062】当該カメラを用いた位置計測装置では、カ
メラの焦点距離、レンズ収差等のカメラ内部パラメータ
及びカメラの位置姿勢であるカメラ外部パラメータを予
め求めておく必要がある。
【0063】その求める方法/手段は、第2の実施形態
例での方法/手段と同様である。すなわち、先ずカメラ
座標系Σsにおけるカメラパラメータのキャリブレーシ
ョンを行なう。詳しくは図2に示すように、CCDカメ
ラ1,2をカメラ固定治具3に固定し、キャリブレーシ
ョンパターン5に向けて設置する。
【0064】この時、カメラ座標系Σsを適切な位置に
設定し、キャリブレーションパターン5中の各パターン
(黒丸)のカメラ座標系Σsでの3次元位置を求める。
次にキャリブレーションパターン5をCCDカメラ1,
2で撮像し、画像処理を施すことでCCDカメラ1,2
各々における各パターンの画像面上での重心位置を得
る。
【0065】また、XYステージ4を指定量だけ移動さ
せ、移動位置での各パターン(黒丸)のカメラ座標系Σ
sにおける3次元位置を求め、先と同様にCCDカメラ
1,2で撮像することにより各パターンの画像面上での
位置を得る。
【0066】以上のようにして得られた、カメラ座標系
Σsにおける各パターンの3次元位置及び各CCDカメ
ラ1,2での画像面上の位置を対応付けることによっ
て、CCDカメラ1,2それぞれのカメラ座標系Σsに
おけるカメラ内部及び外部パラメータを求める。
【0067】変換式算出手段11は、こうして得られた
CCDカメラ1,2のカメラパラメータから、三角測量
の原理に基づくステレオ法によってΣsにおける計測物
体の3次元位置を求める変換式を構成する。
【0068】次に、図5に示すように計測対象のある領
域にカメラ固定治具を移動させ、また、CCDカメラ
1,2両方で撮像可能な位置に発光物体7,8,9がく
るよう特徴物体設置治具6を設置する。
【0069】なお、計測領域座標系Σwは、互いに既知
の位置関係にある発光物体7,8,9の計測領域座標系
Σwでの3次元座標値を適切に設定することで定義され
る。
【0070】設置された発光物体7,8,9の点灯前の
画像及び発光物体7,8,9が順次点灯した画像をCC
Dカメラ1,2で取得し、変換式算出手段11が発光前
後の画像の差分を計算することで各発光物体の画像面上
での位置を算出する。
【0071】そして、上記で得られた画像面上での発光
物体7,8,9の位置から前記変換式を用いカメラ座標
系Σsでの各発光物体7,8,9の3次元位置を求め
る。
【0072】次に、パラメータ算出手段12が、上記で
得られた各発光物体7,8,9のカメラ座標系Σsでの
3次元位置と先に計測領域座標系Σwにおいて適切に定
義された各発光物体7,8,9の3次元位置を対応付け
ることにより、カメラ座標系Σsでの3次元位置を計測
領域座標系Σwに変換するパラメータを求める。
【0073】次に、3次元位置算出手段13が、以上に
よって得られたカメラ座標系Σsにおいて計測対象の3
次元位置を求める変換式及びカメラ座標系Σsの3次元
位置を計測領域座標系Σwに変換するパラメータを用い
ることで、計測領域における計測対象の3次元位置を求
める。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、複数のカ
メラを用いて広域での対象の3次元位置を測定する装置
において、予めカメラ座標系でのカメラ内部及び外部パ
ラメータを求める変換式を構成し、次に計測対象の存在
する計測領域座標系において、カメラ座標系での3次元
位置を計測領域座標系に変換する変換パラメータを少数
の特徴物体を用いて求めることで、広域での対象の3次
元位置計測を容易に行なうことができる。
【0075】本発明の利点としては、計測現場に、予め
キャリブレーションした複数のカメラを固定した治具と
少数の特徴物体を固定した治具を持ち込み、カメラ座標
系から計測領域座標系への3次元位置の変換パラメータ
だけを求めることで、容易に3次元位置を計測できるこ
とである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する第1の実施形態例のフ
ローチャートである。
【図2】本発明の実施形態例におけるカメラ座標系での
カメラパラメータを求める際の装置構成図である。
【図3】本発明の第2の実施形態例を説明する、カメラ
座標系での位置を計測領域座標系に変換するパラメータ
を求める際の装置構成図である。
【図4】本発明の第3の実施形態例を説明する、カメラ
座標系での位置を計測領域座標系に変換するパラメータ
を求める際の装置構成図である。
【図5】本発明の第4の実施形態例を説明する、カメラ
座標系での位置を計測領域座標系に変換するパラメータ
を求める際の装置構成図である。
【符号の説明】
1,2…CCDカメラ 3…カメラ固定治具 4…XYステージ 5…カメラ座標系キャリブレーションパターン 6…特徴物体設置治具 7,8,9…特徴物体、球状特徴物体、発光物体 10…発光制御装置 11…変換式算出手段 12…パラメータ算出手段 13…3次元位置算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳原 義正 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカメラを用いて広域での計測対象
    の3次元位置を計測する方法において、 まず、複数のカメラの視野の重なりである位置計測領域
    が広範囲となるように各々のカメラを治具に固定し、 次に、前記各カメラで共通に定義されたカメラ座標系に
    おける各々のカメラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内
    部パラメータを求めることで、前記複数のカメラでの計
    測対象の画像面上の位置から三角測量の原理を用いてカ
    メラ座標系での計測対象の3次元位置を求める変換式を
    構成し、 次に、位置計測領域に前記複数のカメラを固定した治具
    及び位置計測領域中で定義する計測領域座標系において
    既知の位置関係にある複数の特徴物体を備えた組み立て
    可能な治具を設置し、 次に、前記複数のカメラで前記複数の特徴物体を計測
    し、前記変換式から得られるカメラ座標系での特徴物体
    の3次元位置を前記計測領域座標系での3次元位置に変
    換する変換パラメータを求め、 次に、前記変換パラメータ及び前記変換式から広域での
    計測対象の3次元位置を求める、 ことを特徴とする広域3次元位置計測方法。
  2. 【請求項2】 複数のカメラを用いて広域での計測対象
    の3次元位置を計測する方法において、 まず、複数のカメラの視野の重なりである位置計測領域
    が広範囲となるように各々のカメラを治具に固定し、 次に、前記各カメラで共通に定義されたカメラ座標系に
    おける各々のカメラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内
    部パラメータを求めることで、前記複数のカメラでの計
    測対象の画像面上の位置から三角測量の原理を用いてカ
    メラ座標系での計測対象の3次元位置を求める変換式を
    構成し、 次に、位置計測領域に前記複数のカメラを固定した治具
    及び位置計測領域で定義する計測領域座標系において既
    知の位置にある、複数に色分けされた球状の特徴物体を
    備えた組み立て可能な治具を設置し、 次に、前記複数のカメラで前記複数の特徴物体を撮像
    し、色に応じた画像処理を施すことにより各特徴物体の
    画像面上での位置を抽出し、 次に、前記変換式から得られるカメラ座標系での特徴物
    体の3次元位置を計測領域座標系での3次元位置に変換
    する変換パラメータを求め、 次に、前記変換パラメータ及び前記変換式から広域での
    計測対象の3次元位置を求める、 ことを特徴とする広域3次元位置計測方法。
  3. 【請求項3】 複数のカメラを用いて広域での計測対象
    の3次元位置を計測する方法において、 まず、複数のカメラの視野の重なりである位置計測領域
    が広範囲となるように各々のカメラを治具に固定し、 次に、前記各カメラで共通に定義されたカメラ座標系に
    おける各々のカメラの位置姿勢パラメータ及びカメラ内
    部パラメータを求めることで、前記複数のカメラでの計
    測対象の画像面上の位置から三角測量の原理を用いてカ
    メラ座標系での計測対象の3次元位置を求める変換式を
    構成し、 次に、前記位置計測領域に前記複数のカメラを固定した
    治具及び位置計測領域で定義する計測領域座標系におい
    て既知の位置にあり、順次発光させることが可能な複数
    の発光特徴物体を備えた組み立て可能な治具を設置し、 次に、前記複数のカメラで前記発光特徴物体を順次発光
    させた画像、及び全ての発光特徴物体を発光させない画
    像を取得し、各発光特徴物体の発光時の画像と該発光特
    徴物体が発光していない画像との差分から各発光特徴物
    体の画像面上での位置を抽出し、 次に、前記変換式から得られるカメラ座標系での前記発
    光特徴物体の3次元位置を計測領域座標系での3次元位
    置に変換する変換パラメータを求め、 次に、前記変換パラメータ及び前記変換式から広域での
    計測対象の3次元位置を求める、 ことを特徴とする広域3次元位置計測方法。
  4. 【請求項4】 複数のカメラと、 前記複数のカメラによる位置計測領域が広範囲となるよ
    うに前記複数のカメラを固定した第1の治具と、 少なくとも3つの特徴物体を計測領域において同一直線
    上にない既知の位置関係に固定した第2の治具と、 前記カメラ画面上での2次元的な位置を3次元空間座標
    系に変換する変換式を求める変換式算出手段と、 前記カメラ画面上の3次元空間座標系を計測領域の3次
    元座標系に変換する変換パラメータを算出するパラメー
    タ算出手段と、 前記変換式算出手段及びパラメータ算出手段でそれぞれ
    求めた変換式及び変換パラメータによって、カメラ画面
    上での2次元的な位置から、広域での計測対象の3次元
    位置を求める3次元位置算出手段と、 を有することを特徴とする広域3次元位置計測装置。
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