JPH11160190A - 配管の耐圧試験方法およびその方法を用いた配管の耐圧試験装置 - Google Patents

配管の耐圧試験方法およびその方法を用いた配管の耐圧試験装置

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JPH11160190A
JPH11160190A JP32462397A JP32462397A JPH11160190A JP H11160190 A JPH11160190 A JP H11160190A JP 32462397 A JP32462397 A JP 32462397A JP 32462397 A JP32462397 A JP 32462397A JP H11160190 A JPH11160190 A JP H11160190A
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pressure
pipe
piping
test
unit
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JP32462397A
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Inventor
Tomoaki Sato
智昭 佐藤
Hisanori Mizuno
久範 水野
Yasutaka Fujita
泰孝 藤田
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Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、配管施工時に、静圧と脈動圧との二
種類の耐圧試験が可能な配管の耐圧試験方法を提供す
る。 【解決手段】本発明は、注入部から配管内に水を圧送し
て配管内部を所定圧力に加圧した後、この状態を放置し
て配管内部の圧力変化を検知する静圧試験を行い、この
静水圧試験を終えた後、配管の内部を所定圧力に加圧し
ながら所定回数で配管の内部圧力を変動させて配管内部
に脈動圧を発生させ、この脈動圧の発生を終えた後、再
び静水圧試験を行い、静圧試験での圧力変化と脈動圧発
生試験後の配管内部の圧力変化とを比較することによっ
て、配管使用による配管内圧力の脈動を想定した、実際
に近い脈動圧での配管の漏水が確認できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工した水道配管
など、使用によって内部圧力が変動する配管の漏洩を検
出するのに用いられる配管の漏洩検出方法およびその方
法を用いた配管の漏洩検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マンション等の一戸毎の水道配管は、専
門的な技術を必要とする金属製の配管によって施工され
ている。ところが、この施工だと、専門的な技術をもつ
作業者でないと、水道配管の施工が行えない。
【0003】そこで、施工が簡単な、さや管を用いた配
管工法で、水道配管の施工が行えるようになってきた。
これは、例えばコンクリートのスラブ内やスラブ上にあ
らかじめ可撓性を有する合成樹脂製のさや管を敷設し、
内装が完了後、その中に水道配管となる例えば架橋ポリ
エチレン管を通管して、求められる配管経路の施工を行
う。
【0004】ところで、水道配管は、施工後、配管各部
に漏水が有るか無いかを検出するべく耐水圧試験が課せ
られている。さや管を用いて施工した水道配管では、継
手部が外部から確認しやすい地点に配置されることを利
用して、配管施工後、手動式あるいは電動式ポンプで、
あらかじめ配管に形成されている試験ゲージ部から配管
の内部へ、圧力流体、例えば水を供給して配管内部を加
圧しておき、この状態から作業者が継手部から漏水が生
じてか否かを確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、さや管を用
いた配管工法は、合成樹脂製の管が、浴室、洗面所、ト
イレ、台所に据え付けた水栓器具の金属製の口金に接続
されるという、異種部材の接続が用いられるので、継手
部は衝撃的な圧力の影響を受けやすい。
【0006】ところが、水道配管は、浴室、洗面所、ト
イレ、台所などで水を使用すると、配管内の圧力が脈動
し、脈動圧が発生する。このため、上記した配管施工時
の耐水圧試験では配管に漏水がでないが、配管施工後、
配管を実際に使用したときに、配管内圧力の脈動で、配
管の継手部から漏水が見られるという問題が生じること
があった。
【0007】それ故、こうした使用によって内部圧力が
変動する配管では、静(水)圧での耐圧試験だけでは十
分でなく、実配管使用に即した耐水圧試験が行える技術
が要望されている。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、配管施工時に、静圧と脈
動圧との二種類の耐圧試験が可能な配管の耐圧試験方法
およびその方法を用いた配管の耐圧試験装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の配管の耐圧試験方法は、配管に接続される
注入部を通じ同配管内に圧力流体を供給し配管内部を所
定の圧力に加圧した後、この状態を放置して配管内部の
圧力変化を検知する静圧試験を行い、この静圧試験を終
えた後、注入部を通じ配管の内部を圧力流体の供給によ
り所定の圧力に加圧しながら所定回数で配管の内部圧力
を変動させて配管内部に脈動圧を発生させ、この脈動圧
の発生を終えた後、再び静圧試験を行い、静圧試験での
圧力変化と脈動圧発生試験後の配管内部の圧力変化との
比較から、実配管使用を想定した配管の漏洩の有無を検
出することにある。
【0010】この耐圧試験方法により、配管施工時にお
いて、静圧の耐圧試験による配管の漏洩の確認ならび
に、施工後の配管使用による配管内圧力の脈動を想定し
た、実際に近い脈動圧での耐圧試験による配管の漏洩の
確認とが行える。
【0011】同じく上記目的を達成するために請求項2
の配管の耐圧試験装置は、配管に接続される注入部と、
流体を貯溜する貯溜部と、この貯溜部の流体を注入部を
通じて配管内へ圧送するポンプと、注入部を閉じる第1
開閉弁と、配管の内部の圧力を検知する圧力検知部とを
有してなり、圧力流体の供給で配管内を所定の圧力に加
圧させたまま放置したときの配管内部の圧力変化を検知
する静圧試験部と、注入部を通じて配管内の圧力を外部
へ逃がす第2開閉弁を有し、ポンプで配管内を所定の圧
力で加圧しながら前記第2開閉弁を所定回数で開閉する
ことによって配管内部に脈動圧を発生させる脈動圧発生
部とを有し、脈動圧の発生を終えた後、再び静圧試験部
で配管内部の圧力変化を検知し、この検知結果と前回の
配管内部の圧力変化の検知結果と比較することによっ
て、実配管使用を想定した配管の漏洩の有無を検出する
構造を採用して、一台の耐圧試験装置で、配管施工時
に、静圧の耐圧試験による配管の漏洩の確認と、施工後
の配管使用による配管内圧力の脈動を想定した、実際に
近い脈動圧での耐圧試験による配管の漏洩の確認とが行
えるようにしたことにある。
【0012】請求項3に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、種々実際に近い脈動圧での耐圧
試験が行えるよう、個々の配管使用状況に即した脈動を
配管内で発生させるために、第2開閉弁を、開時間と閉
時間とがそれぞれ設定可能な電磁弁で構成したことにあ
る。
【0013】請求項4に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、容易に耐圧試験が行えるよう、
静圧試験部の運転と脈動圧発生部の運転とを切り換える
切換スイッチ部、電磁弁の開閉回数を設定する回数設定
部、電磁弁の開時間と閉時間とを設定する開閉タイマ設
定部、これら切換スイッチ部,回数設定部,開閉タイマ
設定部の各設定にしたがってポンプ、電磁弁を制御する
制御部を有した制御構造を採用して、だれでも容易に耐
圧試験装置の操作が行えるようにしたことにある。
【0014】請求項5に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、耐圧試験装置が簡単な構造で製
作されるよう、貯溜部に水槽を採用し、ポンプに調圧弁
付のポンプを採用し、圧力検知部に圧力計を採用し、第
1開閉弁に手動式開閉弁を採用し、水槽の流出口に順に
ポンプ、手動式開閉弁、圧力計、注入部を接続して静圧
試験部を構成し、またポンプの吐出側と水槽との間をバ
イパスするように電磁弁を介装することによって脈動圧
発生部を構成したことにある。
【0015】請求項6に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、配管を施工した場所に耐圧試験
装置が移動/据え付けしやすいよう、静圧試験部、脈動
圧発生部の各機器を、切換スイッチ部,回数設定部,開
閉タイマ設定部,制御部と共に、台車に組み付けて、装
置全体を移動可能な一つのユニットに構成したことにあ
る。
【0016】請求項7に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、耐圧試験装置を取扱くするため
に、切換スイッチ部,回数設定部,開閉タイマ設定部,
制御部を、制御盤に組み付けて、制御系を一つのユニッ
トに構成したことにある。
【0017】請求項8に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、運転時の騒音を低減するため
に、台車を、下部にキャスターが付いたベースとこのベ
ースの上部に該ベースを覆うように組み付けた遮音ケー
スとから構成し、遮音ケース内にポンプ、電磁弁を収容
し、遮音ケース外に他の機器を組み付けて、ポンプ、電
磁弁の動作に伴い発する音を遮音したことにある。
【0018】請求項9に記載の配管の耐圧試験装置は、
さらに上記目的に加え、装置運転時の振動を低減するた
めに、ポンプおよび電磁弁を、防振部材を介し、ベース
に据え付けて、ポンプ、電磁弁の動作に伴い発する振動
を緩衝したことにある。
【0019】請求項10に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、装置の点検/保守/調整の
作業が容易に行われるよう、遮音ケースの側壁に、蓋で
開閉される開口部を形成して、開口部を通じ、ポンプ、
電磁弁などの点検/保守/調整が行えるようにした。
【0020】請求項11に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、ポンプ特性を高めつつ、操
作しやすい外観に構成されるよう、制御盤および水槽を
遮音ケース上部の一方側に組み付け、注入部、手動式開
閉弁および圧力計を組み合わせた配管を遮音ケース上部
の他方側に組み付けて、水槽,注入部,手動式開閉弁,
圧力計,制御盤を操作しやすい位置にレイアウトしつ
つ、水槽内の流体がポンプに対し押し込まれる構成にし
たことにある。
【0021】請求項12に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、ポンプ、配管類の故障,誤
動作が防止されるよう、水槽の流出口からポンプへ向か
う流路にストレーナーを設けて、ポンプ、弁類など機器
に砂などの異物が侵入するのを防ぐようにしたことにあ
る。
【0022】請求項13に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、脈動に伴う振動発生を抑え
るために、遮音ケースの上部の配管を、防振部材を介し
て据え付けて、遮音ケースと配管との間を緩衝したこと
にある。
【0023】請求項14に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、水槽内の水位の確認が容易
に行えつつ、装置の移動の際、流体が水槽から流出しな
いようにするために、水槽の開口を、着脱自在な透明蓋
で閉塞したことにある。
【0024】請求項15に記載の配管の耐圧試験装置
は、さらに上記目的に加え、装置の移動、持ち運び、吊
り上げが容易に行えるよう、台車のベースに運搬用の取
手を組み付けたことにある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図7に
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1中1は、例
えばさや管工法を用いて、例えばマンション等の一戸毎
に施工された水道配管である。なお、水道配管1には、
給湯器1aから給湯ヘッダー2a,給水ヘッダー2bを
経て、浴室、洗面所、トイレ、台所などの水洗機器(図
示しない)へ接続された配管経路だけを示している。但
し、3aはさや管、3bは給湯配管、3cは給水配管を
示す。
【0026】給湯器1aから各ヘッダー2a,2bへ至
る給湯/給水配管部分には、試験ゲージ部4a,4b
(例えば口金部)が形成してあり、これら試験ゲージ部
4aあるいは4bに耐水圧試験装置5(耐圧試験装置に
相当)を接続することによって、給水系統/給湯系統毎
に耐水圧試験(耐圧試験)が行えるようにしてある。
【0027】この耐水圧試験装置5には、図1の概略図
に示されるように圧力流体、例えば水で、試験を行うと
する給水配管3bあるいは給水配管3cの内部を所定圧
力に加圧してから一定時間放置して配管内部の圧力変化
を検知する静水圧試験部10(静圧試験部に相当)と、
配管を使用したときと同等の脈動を配管内部に発生させ
る脈動圧発生部30とを組み合わせて、初回の静水圧に
よる圧力変化の結果と、脈動を発生した後、再び静水圧
試験部10で検知される圧力変化の結果との対比が行え
るようにした構造が採用してある。
【0028】すなわち、静水圧試験部10は、ポンプ1
1で、例えば水槽12(貯溜部に相当)内に貯溜されて
いる水(圧力流体に相当)を、カプラ13(注入部に相
当)から試験ゲージ部4a(あるいは試験ゲージ部4
b)へ圧送して、試験を行うとする給湯配管3bあるい
は給水配管3c内を所定の圧力まで加圧する加圧系14
と、加圧された配管3b,3cを手動式のボール弁15
(手動式開閉弁,第1開閉弁に相当)で締切って放置さ
せる放置系16と、放置中、配管内部の圧力変化を圧力
計17(圧力検知部に相当)で検知する圧力検知系18
とを組み合わせて構成してある。
【0029】脈動圧発生部30は、電磁弁31(第2開
閉弁に相当)を所定回数、開閉させることにより、カプ
ラ13を通じて配管内圧力を水槽12へ逃がす構造が用
いてある。
【0030】また静水圧/脈動圧の運転は、制御盤40
で制御されるようにしてある。そして、こうした静水圧
試験部10、脈動圧発生部30、制御盤40を、台車5
0に組み合わせて、図2〜図7に示されるような実用性
に優れる耐水圧試験装置5を実現している。なお、図2
は耐水圧試験装置5の外観、図3は同装置5の分解図、
図4〜図7は同装置5の各部をそれぞれ異なる方向から
見た図を示してある。
【0031】この耐水圧試験装置10を説明すれば、台
車50は、図3に示されるように下部の四隅部にキャス
ター51が装着された例えば外周端に周壁が形成されて
なる矩形板状のベース52と、このベース52の外周部
に該上部を覆うように着脱可能に嵌まる箱形の遮音ケー
ス53とから構成してある。ベース52の左右両側には
遮音ケース53の側面に沿って上方へ延びるコ字形のア
ームで形成される運搬用の一対の取手54が取り付けら
れていて、耐水圧試験装置5の全体の移動/運搬/吊り
上げなどが行えるようにしてある。
【0032】遮音ケース53内には、耐水試験装置5の
機器のうち、騒音を発する機器、すなわちポンプ11、
電磁弁31を含んだ配管部分31aが収容してある。詳
しくは、加圧系14を構成するポンプ11はケース前寄
りの地点に横向きに配置され、電磁弁31を含む配管部
分31aはケース後寄りの地点にポンプ11と並行(横
向き)に配置してある。
【0033】このポンプ11には、例えば電動モータ1
1aにプランジャ式のポンプ11bを組み合わせて構成
される細長の外形のプランジャポンプが用いられてい
る。なお、ポンプ部11bの吐出部には、例えば吐出圧
力をハンドル19aの操作で任意に調整可能とする調圧
弁19が接続してある。
【0034】ポンプ11の支持脚11c(電動モータ1
1aから幅方向に張り出ている一対の脚)は、防振部
材、例えば防振ゴム20で、ベース52の上面から浮く
ように取り付けたポンプ用ベース21に据え付けてあ
る。
【0035】電磁弁31を含む配管部分31aは、電磁
弁31の流入側に短管32が接続され、流出側にT字形
継手33、ドレン弁34(水槽12内の水を電磁弁31
を通じて外部に排出させる弁)が順に接続して構成して
ある。なお、ドレン弁34はベース52の周壁を貫通し
て外部に臨み、T字形継手33の分岐部は、遮音ケース
53の上部を貫通する戻り用ホース37を介して、水槽
12の内底部に開口している戻り口12bに接続してあ
る。
【0036】そして、電磁弁31の両側、すなわち短管
32とT字形継手33とは、据付金具35を介して、ベ
ース52の上面に設置した防振部材、例えば防振ゴム3
6に据え付けてある。
【0037】遮音ケース53のうちの一側面、例えば後
部側の側壁には、蓋体56で開閉される開口部53aが
形成されている。この開口部53aは、側壁の多くを占
めるような矩形の大きな開口で形成されていて、この開
口部53aを通じ、遮音ケース53内に収めてある各機
器の保守/点検、さらにはポンプ部11に装着されてい
る調圧弁19の調整を行える構造にしてある。
【0038】またポンプ11、電磁弁31を除く他の機
器は、遮音ケース53外に組み付けてある。具体的に
は、遮音ケース53の上面のうち、ポンプ11の電動モ
ータ11aが配置される左側(一方側)には、前部から
制御盤40、水槽12の順で据え付けてある。またポン
プ部11bが配置される右側(他方側)には、放置系1
6と圧力検知系18が据え付けてある。
【0039】水槽12の内底部に形成された流出口12
aには、水槽12内の水に含まれる砂などの異物を取り
除くストレーナー22が接続してある。このストレーナ
ー22の出口は、例えば遮音ケース53の上部を貫通す
るフレキシブルホース23を介して、ポンプ部11bの
吸込部に接続されていて、清浄な水が水槽11内から吸
水されるようにしてある。
【0040】また放置系16および圧力検知系18は、
例えば水槽12と並行をなす向きで、ボール弁15、例
えば二針式の圧力計17、長尺なホース13a、カプラ
13を順に接続した配管で構成してある。このうち圧力
計17を支える継手部分17aに付いている据付座17
dは、電磁弁31を支持するときと同様、防振ゴム17
b(防振部材)介して、遮音ケース53の上部に据え付
けられ、配管全体を防振している。
【0041】ボール弁15の入口は、遮音ケース53の
上部を貫通するホース26を介して、ポンプ部11bの
吐出部に接続された吐出配管27に接続されている。こ
の接続により、水槽12の流出口12aの後に順にポン
プ11、ボール弁15、圧力計17、カプラ13が配置
される。
【0042】この配管構造によって、圧力計17で配管
内部を検知し、ボール弁15でカプラ13の開閉を行う
静水圧試験部10を構成している。すなわち、まず、ポ
ンプ11で吸水された水槽12内の水を、カプラ13か
ら、試験を行うとする給湯配管3bあるいは給水配管3
cへ圧送し、ついで調圧弁19の操作で、静水圧試験に
適した圧力に配管内部を保った後、ボール弁15を閉じ
ることにより、配管内部が設定した圧力に保たれる。な
お、過剰な圧力は、調圧弁19のオーバーフロー出口か
ら、戻りホース37の途中に在るT字形継手38に接続
したオーバーフローホース39を介して水槽12へ戻
る。そして、この加圧された配管をある時間、放置した
後、圧力計17で、配管内部の圧力降下具合を測定する
ことにより、給湯配管3bあるいは吸水配管3cの漏水
検知(静水圧による耐水圧試験)が行われるようになっ
ている。なお、17cは圧力計用弁を示す。
【0043】また吐出配管27の途中は、例えばT字形
継手28、ホース29を用いて、電磁弁31の流入側の
短管32に接続されている。つまり、電磁弁31はポン
プ11の吐出側と水槽12との間をバイパスするように
介装され、カプラ13を通じて、試験を行う配管の内部
圧力を外部、すなわち水槽12へ逃がせる構造にしてあ
る。
【0044】これにより、ポンプ11で、試験を行う配
管内部を所定の圧力で加圧しながら、電磁弁31を所定
回数で開閉すると、配管内部に脈動圧が発生される。つ
まり、脈動発生部30を構成している。
【0045】一方、制御盤40は、例えば箱形のケーシ
ング40a内に内蔵した制御部41(例えばマイクロコ
ンピュータより構成されるもの)と、ケーシング40a
の前面に設けられ、制御部41へ操作信号を出力する操
作パネル42とから構成してある。
【0046】そして、この操作パネル42から入力され
る操作信号にしたがい、静水圧/脈動圧を組み合わせた
試験が行えるようにしてある。すなわち、操作パネル4
2には、ポンプ11の運転/停止を行う試験開始/停止
ボタン43、静圧試験モードと脈動圧発生モードとを選
択するセレクトスイッチ44(切換スイッチ部に相
当)、実配管使用時における蛇口の開閉頻度の設定とな
る電磁弁31の開閉回数を設定する回数セット部45
(回数設定部に相当)、同セット部45でセットした回
数を表示するカウンター46、実配管使用時における蛇
口の開閉頻度の設定となる電磁弁31の開時間と閉時間
を設定する開/閉タイマセット部47(開閉タイマ設定
部に相当)が設けてある。
【0047】また制御部43には、静水圧試験モードに
セレクトスイッチ44を操作したときは、電磁弁31を
閉、ポンプ11を試験開始/停止ボタン43からの入力
にしたがいオン/オフさせる機能が設定されている。
【0048】さらに制御部43には、脈動圧発生モード
にセレクトスイッチ44を操作したときは、ポンプ11
を試験開始/停止ボタン43からの入力にしたがいオン
/オフ、電磁弁31を回数セット部45で設定した回
数、開/閉タイマセット部47で設定した開時間と閉時
間のサイクルにしたがって開閉させる機能が設定されて
いる。
【0049】これにより、試験開始/停止ボタン43の
操作と静水圧試験モードとの組み合わせで静水圧試験が
行え、試験開始/停止ボタン43の操作と脈動圧発生モ
ードとの組み合わせで、試験しようとする配管の内部圧
力を脈動させて、実配管使用時に近い状況の脈動圧(実
際に近いサイクルの脈動圧)が発生されるようにしてあ
る。
【0050】つまり、始めに静水圧試験を行い、つぎに
脈動圧の発生を行い、その後、再び静水圧試験を行っ
て、始めの静水圧試験のとき圧力計17が示した圧力変
化の検知結果、すなわち圧力計33の一針目が指示する
圧力値と、脈動発生試験後の静水圧試験のとき圧力計1
7が示した圧力変化の検知結果、すなわち圧力計17の
二針目が指示する圧力値とを比較することで、実配管使
用時に近い脈動圧での耐水圧試験の結果が行えるように
している(脈動圧による耐水圧試験)。
【0051】なお、水槽12の上部に形成されている開
口は、例えばねじ式固定具25aで着脱自在に取り付け
た透明な蓋板(透明蓋に相当)25により閉塞されてい
て、水槽12内の水が不用意に外部へ流れ出ないように
してある。
【0052】つぎに、このように構成された配管の耐水
圧試験装置を用いて、本発明方法を説明する。今、施工
された給水配管3cの耐水圧試験を行うとする。
【0053】このときには、耐水圧試験装置5は、水槽
11内へ水を入れておき、カプラ13の在る長尺なホー
ス13a、制御盤40から延びている電源コード40b
を移動/運搬の邪魔とならないようにしておく。
【0054】そして、この状態のまま、取手53を使
い、キャスター51で装置全体を移動させて、給水配管
3cの試験ゲージ部4bがある地点まで搬送する。目的
の地点に耐水圧試験装置5を運んだならば、同装置の電
源コード40bを近くのコンセント(市中電源)に接続
し、ホース端にあるカプラ13を試験ゲージ部4bに接
続する。
【0055】この後、まず、静水圧試験を行う。このと
きには、セレクトスイッチ44を静水圧試験側にセレク
トし、試験開始/停止ボタン43を操作してポンプ11
を運転(始動)させる。
【0056】これにより、ポンプ11は、水槽12内に
貯溜されている水を吸水し、吐出部から吐出させる。つ
いで、ボール弁15を開操作する。
【0057】ここで、電磁弁31は閉状態のままである
から、ポンプ11からの吐出水は、吐出配管27、ホー
ス26、ボール弁15、圧力計17、ホース13a、カ
プラ13を経て、試験ゲージ部4bから給水配管3c内
へ圧送される。
【0058】ここで、給水配管3cに接続される水栓機
器側は水が出たことを確認してから閉じる。これによ
り、給水配管3cの内部は、満たされる水によって加圧
される。
【0059】そして、圧力計用バルブ17cを開き、圧
力計17の第一指針から、給水配管3cの加圧状況を見
る。ついで、調圧弁19のハンドル19aを操作して、
静水圧試験に適した圧力に給水配管3cの内部圧力を保
つ。このとき過剰な圧力は、調圧弁19のオーバーフロ
ーホース39から水槽12内へ戻る吐出水によって外部
へ逃げる。
【0060】この後、ボール弁15を閉操作し、ポンプ
11の運転を停止する(試験開始/停止ボタン43の操
作による)。これにより、給水配管3cの内部は設定し
た一定圧力に保たれる。
【0061】この後、この状態を放置、例えば一定時間
の間、放置する。そして、この放置後における配管内部
の圧力変化を圧力計17の第一指針の変化から測定す
る。
【0062】このときの圧力降下の具合から、静水圧に
おける給水配管3c(接続部を含む)漏水の有無がわか
る。この静水圧試験の結果、漏水が無いと確認される
と、つぎに実配管使用に相当する脈動圧を給水配管3c
に発生させる作業に入る。
【0063】このときには、静水圧試験の検知結果とな
る圧力計17の第一針を置針させておく。そして、調圧
弁19の圧力設定とセレクトスイッチ44の位置とはそ
のままに、ポンプ11を運転(始動)させる。
【0064】ついで、ボール弁15を開操作する。する
と、ポンプ11からの吐出水は、先に述べたのと同様、
カプラ13から試験ゲージ部4bを通じて給水配管3c
内へ圧送される。
【0065】ここで、調圧弁19は、前回の静水圧試験
のときに設定した圧力に設定してあるから、給水配管3
cの内部圧力は、前回の静水圧試験のときと同じ圧力に
保たれる。
【0066】そして、圧力計17の第二針から、前回の
静水圧試験と同じ圧力が保たれ続けることが確認された
ら、セレクトスイッチ44を脈動圧発生モード側へ切り
換える。
【0067】この切り換えを受けて制御部41は、電磁
弁31を動作させる。このとき、回数セット部45に
は、例えば施工した建物の水道使用頻度から考慮した蛇
口の開閉回数に相当する回数が設定され、開/閉タイマ
セット部47には、例えば同じく蛇口の開閉時期に相当
する開時間と閉時間とが設定してあるから、制御部41
は、電磁弁31を、設定された開/閉時間のサイクル
で、設定回数だけ開閉動作させる。
【0068】すると、給水配管3cの内部では、電磁弁
31の開閉動作により、圧力の変動が起きる。これによ
り、給水配管3cは、水道配管の施工後、実際に水を使
用したときに近い状態となり、給水配管3cの内部で脈
動が生じ、実際に水を使用したときに生じていたような
脈動圧が発生される。
【0069】つまり、脈動圧が給水配管3cの各部(接
続部を含む)に加わる状況、すなわち実際に水を使用し
ていたときの配管内圧力の状況が再現される。この電磁
弁31の設定回数での開閉動作が終えると、再び先の静
水圧試験を行う。
【0070】このときには、セレクトスイッチ44を静
水圧モードに戻す。そして、圧力計17の第二指針が、
前回の静水圧試験のときに設定した圧力値を安定して指
したら、ボール弁15を閉操作し、ポンプ11の運転を
停止する(試験開始/停止ボタン43の操作による)。
【0071】これにより、給水配管3cの内部は、先の
静水圧試験のときと同じ試験圧力で加圧される。この
後、この状態を放置、例えば先の静水圧試験と同じ時間
の間放置する。
【0072】そして、この放置後における配管内部の圧
力変化を圧力計17の第二指針から測定し、この測定結
果を前回の静水圧試験のときの圧力計17の第一指針の
測定結果と比較する。
【0073】つまり、圧力計17の第二指針が、同圧力
計17の第一指針の位置よりも低下しているか否かによ
り、脈動圧における給水配管3c(接続部を含む)漏水
の有無がわかる。
【0074】これにより、実配管使用を想定した給水配
管3cの漏水(漏洩)の有無の確認(検出)が行われ
る。そして、脈動圧での耐水圧試験の結果、漏水が無い
と確認されたならば、つぎの配管、すなわち給湯配管3
bの試験ゲージ部4aが在る地点まで、耐水圧試験装置
5を移動して運び(キャスター12、取手54によ
る)、同様な作業で静水圧/脈動圧での二種類の耐水圧
試験を行えばよい。
【0075】したがって、配管施工時において、静水圧
での配管の漏洩検出と、配管使用(配管施工後)による
配管内圧力の脈動を想定した、実際に近い脈動圧での配
管の漏洩検出との二種類の耐圧試験を行うことができ
る。
【0076】この結果、使用によって内部圧力が変動す
る水道配管、特に変動圧力の影響を受けやすい、さや管
3aを用いた配管工法で施工した水道配管(接続部を含
む)の耐圧性能を十分に確認でき、漏水の心配のない高
い信頼性の配管施工が実現できる。
【0077】しかも、一台の耐水圧試験装置5で、静水
圧/脈動圧での二種類の耐水圧試験を行うことができ
る。そのうえ、電磁弁31の開/閉時間とをそれぞれ設
定可能としたので、個々の配管使用状況に即した脈動が
配管内で発生可能で、種々実際に近い脈動圧での耐水圧
試験が再現できる。特に試験開始/停止ボタン43、セ
レクトスイッチ44、回数セット部45、開/閉タイマ
セット部47の設定にしたがって、ポンプ11、電磁弁
31を制御する制御構造を用いたので、だれでも容易に
耐水圧試験装置5の操作を行える。
【0078】また静水圧試験部10は、水槽12に調圧
弁付のポンプ11、手動式のボール弁15、圧力計1
7、カプラ13を接続し、脈動圧発生部30はポンプ1
1の吐出側と水槽12との間をバイパスするように電磁
弁31を介装する構造なので、簡単な構造で耐水圧試験
装置5が製作できる。
【0079】しかも、耐水圧試験装置5は、こうした静
水圧試験部10、脈動圧発生部30の各機器を制御系の
各機器と共に台車50に組み付けて、装置全体を移動可
能な一つのユニットに構成したので、耐水圧試験装置5
は配管を施工した場所に移動/据え付けしやすい。特に
台車50に取り付けた運搬用の取手53により、装置全
体が移動、持ち運び、さらには吊り上げしやすくなって
いるので、一層、取扱いが容易である。
【0080】加えて、制御系は、制御盤40を採用し
て、試験開始/停止ボタン43、セレクトスイッチ4
4、回数セット部45、開/閉タイマセット部47、制
御部41を、一つのユニットにしてあるので、耐水圧試
験装置5は操作しやすく、取扱いが容易である。
【0081】また各機器を組み付けるに際し、キャスタ
ー付のベース52,該ベース52を覆う遮音ケース53
で組み合わされる台車50を採用して、遮音ケース53
内にポンプ11、電磁弁31といった騒音が大きい機器
を収容し、他の機器を遮音ケース53外に組み付けたの
で、ポンプ11、電磁弁31の動作に伴い発する音は遮
音され、装置運転時の騒音を低くできる。しかも、ポン
プ11、電磁弁31は、防振ゴム36で防振してベース
52に据え付けてあるので、装置運転時の振動も小さく
てすむ。そのうえ、遮音ケース53の側壁に、蓋体56
付の開口部53aを形成したので、ポンプ11、電磁弁
31など遮音ケース53内の機器でも、容易に点検/保
守/調整が行える。
【0082】さらに遮音ケース53外に機器を組み付け
るに際し、遮音ケース53の上面の一方側(片側)に水
槽12、制御盤40を据え付け、他方側(もう片側)に
カプラー13、ボール弁15および圧力計17を組み合
わせた配管を据え付けたので、使用頻度の多い水槽1
2,カプラ13,ボール弁15,圧力計17,制御盤4
0を操作しやすい位置にレイアウトできる。しかも、水
槽11内の水が重力によってポンプ11の吸込口(図示
しない)に対して押し込まれるレイアウトとなるので、
ポンプ11の特性にも優れる(吸い上げによるエアーロ
ック発生が回避されるため)。そのうえ、カプラー1
3、ボール弁15、圧力計17を組み合わせた遮音ケー
ス53上の配管は、防振ゴム20で遮音ケース53との
間を緩衝しているから、振動に伴う振動の発生は抑制さ
れ、装置運転時の振動が少なくてすむ。
【0083】加えて、水槽12の流出口からポンプ11
へ向かう流路にはストレーナー22を設けてあるので、
ポンプ11、弁類など機器に対する砂などの異物の侵入
が回避され、ポンプ11、弁類、配管類の故障/誤動作
を防いで、安定した静水圧試験装置5の運転が期待でき
る。特にストレーナー22は水槽12内に配置したこと
で、装置が大形になるのを防ぐ効果をもたらす。
【0084】また水槽12の開口を蓋板25で塞ぐ構造
を用いてあるので、装置の移動/運搬の際、水槽12内
に貯溜してある水が外部に流出するのが回避される。し
かも、蓋体25は透明なので、容易に水位の確認も行え
る利点もある。
【0085】なお、こうした種々の効果をもたらす本発
明の方法,装置を、さや管を用いた配管工法で施工した
水道配管の耐圧試験に例を挙げて説明したが、これに限
らず、他の工法で施工した水道配管、さらには他の配管
の耐圧試験するときにも適用してもよい。むろん、圧力
流体も、水に限らず、他の圧力流体でも構わないことは
いうまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、配管施工時に、静水圧での配管の漏洩検出
と、配管使用(配管施工後)による配管内圧力の脈動を
想定した、実際に近い脈動圧での配管の漏洩検出との二
種類の耐圧試験を行うことができる。
【0087】この結果、使用によって内部圧力が変動す
る配管(接続部を含む)の耐圧性能を十分に確認でき、
漏洩の心配のない高い信頼性の配管施工を実現できるよ
うになる。
【0088】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、さらに一台の耐水圧試験装置で、静水圧/脈動
圧での二種類の耐圧試験を行うことができるという効果
をもたらす。
【0089】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、個々の配管使用状況に即した脈動を配管内で発
生させることができ、種々実際に近い脈動圧での耐圧試
験を行うことができるという効果を奏する。
【0090】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、運転の切換操作、電磁弁の開閉回数の設定操
作、電磁弁の開/閉時間の設定操作を行うだけで、だれ
でも容易に静水圧/脈動圧の二種類の耐圧試験を行うこ
とができるという効果を奏する。
【0091】請求項5に記載の発明によれば、上記効果
に加え、簡単、かつ安価な機器の組み合わせで、静圧試
験部、脈動圧発生部が構成されるので、簡単な構造で耐
圧試験装置を製作できるという効果を奏する。
【0092】請求項6に記載の発明によれば、上記効果
に加え、装置全体が移動可能な一つのユニットに構成さ
れるので、配管を施工した場所に、耐圧試験装置を容易
に移動させることができるという効果を奏する。
【0093】請求項7に記載の発明によれば、上記効果
に加え、制御系の機器が、制御盤で一つのユニットに構
成されるので、耐圧試験装置が取扱いやすくなるという
効果を奏する。
【0094】請求項8に記載の発明によれば、上記効果
に加え、遮音ケースの遮音効果によって、騒音をもたら
すポンプ、電磁弁の動作に伴い発する音が遮音されるの
で、装置運転時の騒音が小さてすむという効果を奏す
る。
【0095】請求項9に記載の発明によれば、上記効果
に加え、防振部材の防振効果により、装置運転時のポン
プ、電磁弁がもたらす振動が小さくてすむという効果を
奏する。
【0096】請求項10に記載の発明によれば、上記効
果に加え、遮音ケースの開口部を通じて、遮音ケース内
のポンプ、電磁弁など機器の点検/保守/調整を容易に
行うことができるという効果を奏する。
【0097】請求項11に記載の発明によれば、上記効
果に加え、水槽,注入部,手動式開閉弁,圧力計,制御
盤が操作しやすい位置にレイアウトされる上、水槽内の
流体がポンプに対し押し込まれるレイアウトになるの
で、装置を操作しやすい外観にしつつポンプ特性を向上
させることができるという効果を奏する。
【0098】請求項12に記載の発明によれば、上記効
果に加え、ストレーナーにより、ポンプ、弁類など機器
に砂など異物が侵入するのを防げるので、ポンプ、配管
類の故障,誤動作が防止されるという効果を奏する。
【0099】請求項13に記載の発明によれば、上記効
果に加え、防振部材の防振効果により、装置運転時の遮
音ケース上の配管/機器類の振動が小さくてすむという
効果を奏する。
【0100】請求項14に記載の発明によれば、上記効
果に加え、水槽の開口を塞ぐ透明蓋により、装置の移動
の際、水槽に貯溜してある流体が外部に流出するのを防
げる。しかも、透明蓋なので、水槽内の水位の確認が外
部から容易に行えるという効果を奏する。請求項15に
記載の発明によれば、上記効果に加え、運搬用の取手に
より、装置の移動、持ち運び、吊り上げが容易に行える
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の配管の耐圧試験装置の概
略構成を示す図。
【図2】同耐圧試験装置の外観を示す斜視図。
【図3】同耐圧試験装置の構造を説明するための分解斜
視図。
【図4】同耐圧試験装置の平面図。
【図5】図2中のA〜A線に沿う耐圧試験装置の側断面
図。
【図6】同耐圧試験装置の正面図。
【図7】図2中のB〜B線に沿う耐圧試験装置の平断面
図。
【符号の説明】
3b,3c…給湯配管,給水配管(配管) 4a,4b…試験ゲージ部 5…耐水圧試験装置(耐圧試験装置) 10…静水圧試験部(静圧試験部) 11…ポンプ 11a…電動ポンプ 11b…ポンプ部 12…水槽(貯溜部) 13…カプラ(注入部) 15…ボール弁(第1開閉弁) 17…圧力計(圧力検知部) 19…調圧弁 17b,20,36…防振ゴム 22…ストレーナー 25,56…蓋体 30…脈動圧発生部 31…電磁弁(第2開閉弁) 34…ドレン弁 40…制御盤 41…制御部 42…操作パネル 43…試験開始/停止ボタン 44…セレクトスイッチ(切換スイッチ部) 45…回数セット部(回数設定部) 47…開閉タイマセット部(開閉タイマ設定部) 50…台車 51…キャスター 52…ベース 53…遮音ケース 53a…開口部 54…運搬用の取手。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に接続される注入部を通じ同配管内
    に圧力流体を供給し、配管内部を所定の圧力に加圧した
    後、この状態を放置して、配管内部の圧力変化を検知す
    る静圧試験を行い、 この静圧試験を終えた後、前記注入部を通じ、配管の内
    部を圧力流体の供給により所定の圧力に加圧しながら所
    定回数で配管の内部圧力を変動させて配管内部に脈動圧
    を発生させ、 この脈動圧の発生を終えた後、再び前記静圧試験を行
    い、前記静圧試験での圧力変化と前記脈動圧発生試験後
    の配管内部の圧力変化との比較から、実配管使用を想定
    した前記配管の漏洩の有無を検出することを特徴とする
    配管の耐圧試験方法。
  2. 【請求項2】 配管に接続される注入部と、流体を貯溜
    する貯溜部と、この貯溜部の流体を前記注入部を通じて
    前記配管内へ圧送するポンプと、前記注入部を閉じる第
    1開閉弁と、前記配管の内部の圧力を検知する圧力検知
    部とを有してなり、圧力流体の供給で配管内を所定の圧
    力に加圧させたまま放置したときの配管内部の圧力変化
    を検知する静圧試験部と、 前記注入部を通じて前記配管内の圧力を外部へ逃がす第
    2開閉弁を有し、前記ポンプで配管内を所定の圧力で加
    圧しながら前記第2開閉弁を所定回数で開閉することに
    よって配管内部に脈動圧を発生させる脈動圧発生部とを
    有し、 前記脈動圧の発生を終えた後、再び前記静圧試験部で配
    管内部の圧力変化を検知し、この検知結果と前記前回の
    配管内部の圧力変化の検知結果と比較することによっ
    て、実配管使用を想定した前記配管の漏洩の有無を検出
    することを特徴とする配管の耐圧試験装置。
  3. 【請求項3】 前記第2開閉弁は、開時間と閉時間とが
    それぞれ設定可能な電磁弁で構成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の配管の耐圧試験装置。
  4. 【請求項4】 前記静圧試験部の運転と前記脈動圧発生
    部の運転とを切り換える切換スイッチ部、前記電磁弁の
    開閉回数を設定する回数設定部、前記電磁弁の開時間と
    閉時間とを設定する開閉タイマ設定部、これら切換スイ
    ッチ部,回数設定部,開閉タイマ設定部の各設定にした
    がい前記ポンプ、前記電磁弁を制御する制御部を有して
    いること特徴とする請求項3に記載の配管の耐圧試験装
    置。
  5. 【請求項5】 前記貯溜部が水槽から構成され、 前記ポンプが、吐出側に調圧弁が付いたポンプで構成さ
    れ、 前記圧力検知部が圧力計で構成され、 前記第1開閉弁が手動式開閉弁で構成され、 前記水槽の流出口に順に前記ポンプ、前記手動式開閉
    弁、前記圧力計、前記注入部を接続して、前記静圧試験
    部が構成され、 前記ポンプの吐出側と前記水槽との間をバイパスするよ
    うに前記電磁弁が介装されて前記脈動圧発生部が構成さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の配管の耐圧
    試験装置。
  6. 【請求項6】 前記静圧試験部、前記脈動圧発生部の各
    機器は、前記切換スイッチ部、前記回数設定部、前記開
    閉タイマ設定部、前記制御部と共に、台車に組み付けら
    れて、移動可能な一つのユニットに構成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の配管の耐圧試験装置。
  7. 【請求項7】 前記切換スイッチ部、回数設定部、開閉
    タイマ設定部、制御部は、制御盤に組み付けられて、一
    つのユニットに構成されていることを特徴とする請求項
    6に記載の配管の耐圧試験装置。
  8. 【請求項8】 前記台車は、下部にキャスターが付いた
    ベースとこのベースの上部に該ベースを覆うように組み
    付けた遮音ケースとを有して構成され、 前記遮音ケース内には前記ポンプ、前記電磁弁が収容さ
    れ、前記遮音ケース外には他の機器が組み付けられるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の配管の耐圧試験装置。
  9. 【請求項9】 前記ポンプおよび前記電磁弁は、防振部
    材を介して、前記ベースに据え付けてあることを特徴と
    する請求項8に記載の耐圧試験装置。
  10. 【請求項10】 前記遮音ケースの側壁には、蓋で開閉
    される開口部が形成してあることを特徴とする請求項8
    に記載の耐圧試験装置。
  11. 【請求項11】 前記制御盤および前記水槽が、前記遮
    音ケース上部の一方側に組み付けられ、 前記注入部、前記手動式開閉弁、前記圧力計を組み合わ
    せた配管が、前記遮音ケース上部の他方側に組み付けら
    れることを特徴とする請求項8に記載の配管の耐圧試験
    装置。
  12. 【請求項12】 前記水槽の流出口からポンプへ向かう
    流路にはストレーナーが設けてあることを特徴とする請
    求項11に記載の耐圧試験装置。
  13. 【請求項13】 前記配管は、防振部材を介して、遮音
    ケースの上部に据え付けてあることを特徴とする請求項
    11に記載の耐圧試験装置。
  14. 【請求項14】 前記水槽の開口は、着脱自在な透明蓋
    で閉塞してあることを特徴とする請求項11に記載の耐
    圧試験装置。
  15. 【請求項15】 前記台車のベースには、運搬用の取手
    が組み付けられていることを特徴とする請求項11に記
    載の耐圧試験装置。
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