JPH11162115A - 記録媒体、その再生装置およびその再生方法 - Google Patents
記録媒体、その再生装置およびその再生方法Info
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- JPH11162115A JPH11162115A JP9324556A JP32455697A JPH11162115A JP H11162115 A JPH11162115 A JP H11162115A JP 9324556 A JP9324556 A JP 9324556A JP 32455697 A JP32455697 A JP 32455697A JP H11162115 A JPH11162115 A JP H11162115A
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレーヤに適合しないデータを読み出し再生
することでプレーヤが暴走、破損するのを防止するこ
と。また、コピーガードやデータセキュリティの観点か
ら、専用プレーヤ以外のプレーヤによる特定情報の読み
出しを禁止すること。さらに、当該専用プレーヤによっ
て、既存媒体を互換再生できるようにすること。 【解決手段】 本発明の最も大きな特徴は、記録媒体上
に複数の記録領域を配し、各記録領域の記録方向、すな
わち記録トラックの進行方向を、各記録領域に対応させ
て変化させることにある。これによれば、各記録領域の
記録方向に関する情報が、あらかじめ再生装置側に与え
られていなければ、各領域の記録情報を読み出すことが
できないので、データのコピーガードやセキュリティが
可能となる。また、不適合なプレーヤによってデータが
誤って読み出される可能性を低減でき、もって、不適合
なプレーヤの暴走、破損を抑制できる。
することでプレーヤが暴走、破損するのを防止するこ
と。また、コピーガードやデータセキュリティの観点か
ら、専用プレーヤ以外のプレーヤによる特定情報の読み
出しを禁止すること。さらに、当該専用プレーヤによっ
て、既存媒体を互換再生できるようにすること。 【解決手段】 本発明の最も大きな特徴は、記録媒体上
に複数の記録領域を配し、各記録領域の記録方向、すな
わち記録トラックの進行方向を、各記録領域に対応させ
て変化させることにある。これによれば、各記録領域の
記録方向に関する情報が、あらかじめ再生装置側に与え
られていなければ、各領域の記録情報を読み出すことが
できないので、データのコピーガードやセキュリティが
可能となる。また、不適合なプレーヤによってデータが
誤って読み出される可能性を低減でき、もって、不適合
なプレーヤの暴走、破損を抑制できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録領域を
有する記録媒体、その再生装置およびその再生方法に関
する。
有する記録媒体、その再生装置およびその再生方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、媒体上に複数の記録領域を配する
種々の発明がなされている。たとえば、ディスクの径方
向に複数の記録領域を配し、各記録領域毎に異なるプロ
グラムを記録するものがある。また、最近では、レーザ
の短波長化等により、記録領域毎に記録密度を相違させ
ることも可能である。
種々の発明がなされている。たとえば、ディスクの径方
向に複数の記録領域を配し、各記録領域毎に異なるプロ
グラムを記録するものがある。また、最近では、レーザ
の短波長化等により、記録領域毎に記録密度を相違させ
ることも可能である。
【0003】このように、これまでの技術開発に伴っ
て、多種多様の媒体を構成することが可能となってい
る。
て、多種多様の媒体を構成することが可能となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに新規に開発された媒体を既存のプレーヤに装着する
と、媒体から読み出されたデータによってプレーヤが暴
走し、最悪の場合には、プレーヤが破損するおそれもあ
る。よって、既存のプレーヤに適合しないデータは、既
存のプレーヤによっては読み出し得ないようにするのが
よい。また、コピーガードやデータセキュリティの観点
からは、当該媒体を再生できる専用プレーヤ以外のプレ
ーヤによっては、当該領域の情報の読み取りができない
ようにする必要もある。その反面、当該専用プレーヤに
おいても、既存の媒体を互換再生できるようにするのが
好ましい。
うに新規に開発された媒体を既存のプレーヤに装着する
と、媒体から読み出されたデータによってプレーヤが暴
走し、最悪の場合には、プレーヤが破損するおそれもあ
る。よって、既存のプレーヤに適合しないデータは、既
存のプレーヤによっては読み出し得ないようにするのが
よい。また、コピーガードやデータセキュリティの観点
からは、当該媒体を再生できる専用プレーヤ以外のプレ
ーヤによっては、当該領域の情報の読み取りができない
ようにする必要もある。その反面、当該専用プレーヤに
おいても、既存の媒体を互換再生できるようにするのが
好ましい。
【0005】本発明は、これらの課題を簡易に解消し得
る記録媒体、再生装置および再生方法を提供せんとする
ものである。
る記録媒体、再生装置および再生方法を提供せんとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の最も大きな特徴
は、記録媒体上に複数の記録領域を配し、各記録領域の
記録方向、すなわち記録トラックの進行方向を、各記録
領域に対応させて変化させることにある。これによれ
ば、各記録領域の記録方向に関する情報が、あらかじめ
再生装置側に与えられていなければ、各領域の記録情報
を読み出すことができないので、データのコピーガード
やセキュリティが可能となる。また、既存のプレーヤに
よってデータが誤って読み出される可能性を低減でき、
もって、かかる既存プレーヤの暴走、破損を抑制でき
る。
は、記録媒体上に複数の記録領域を配し、各記録領域の
記録方向、すなわち記録トラックの進行方向を、各記録
領域に対応させて変化させることにある。これによれ
ば、各記録領域の記録方向に関する情報が、あらかじめ
再生装置側に与えられていなければ、各領域の記録情報
を読み出すことができないので、データのコピーガード
やセキュリティが可能となる。また、既存のプレーヤに
よってデータが誤って読み出される可能性を低減でき、
もって、かかる既存プレーヤの暴走、破損を抑制でき
る。
【0007】以下、請求項毎に、本発明に係る記録媒体
の特徴を記載する。請求項1の記録媒体は、記録トラッ
クの走査方向が異なる複数の記録領域を有することを特
徴とする。これによれば、後述する再生装置側での再生
制御と相まって、上述のデータコピーガードやデータセ
キュリティを実現でき、また、既存プレーヤの暴走を抑
制できる。
の特徴を記載する。請求項1の記録媒体は、記録トラッ
クの走査方向が異なる複数の記録領域を有することを特
徴とする。これによれば、後述する再生装置側での再生
制御と相まって、上述のデータコピーガードやデータセ
キュリティを実現でき、また、既存プレーヤの暴走を抑
制できる。
【0008】請求項2の記録媒体は、ディスクであっ
て、記録領域がディスク径方向に複数配されていること
を特徴とする。これは、請求項1の好適な実施態様の一
つを示すものである。請求項3の記録媒体は、請求項2
において、記録領域は内周部と外周部の2つが準備され
ており、互いに記録密度が相違することを特徴とする。
これは、記録領域に対し記録密度を変化させる場合の好
適な実施態様の一つを示すものである。
て、記録領域がディスク径方向に複数配されていること
を特徴とする。これは、請求項1の好適な実施態様の一
つを示すものである。請求項3の記録媒体は、請求項2
において、記録領域は内周部と外周部の2つが準備され
ており、互いに記録密度が相違することを特徴とする。
これは、記録領域に対し記録密度を変化させる場合の好
適な実施態様の一つを示すものである。
【0009】請求項4の記録媒体は、請求項3におい
て、外周部が高密度記録領域であり、外周部には主情報
が、内周部には主情報に関連する情報が記録されている
ことを特徴とする。これによれば、外周部は内周部に比
べ円周が大きく、且つ、高密度で記録されているので、
特に、線速度一定で記録されている場合には、主情報の
記録容量を著しく大きくすることができる。
て、外周部が高密度記録領域であり、外周部には主情報
が、内周部には主情報に関連する情報が記録されている
ことを特徴とする。これによれば、外周部は内周部に比
べ円周が大きく、且つ、高密度で記録されているので、
特に、線速度一定で記録されている場合には、主情報の
記録容量を著しく大きくすることができる。
【0010】請求項5の記録媒体は、請求項4におい
て、内周部には主情報を簡易化したサンプル情報が記録
されていることを特徴とする。これによれば、外周部領
域の主情報を読みとれなくとも、通常密度の内周部領域
を読みとることで、ディスクに記録されている主情報の
概要を知ることができる。請求項6の記録媒体は、請求
項4または5において、媒体がCDフォーマットに従っ
て形成されており、外周部は通常のCDに比べ物理的に
圧縮された形態で、且つトラックの螺旋方向が通常のC
Dとは反対方向であることを特徴とする。これによれ
ば、通常のCD(Compact Disc)プレーヤで、万一、高
密度領域に再生ヘッドがアクセスされるようなことがあ
っても、トラックの螺旋方向が通常の逆であるため、デ
ータの読み出しはできず、よって、当該CDプレーヤが
暴走、破損することはない。また、通常密度のサンプル
情報等がディスクの内周部に配されていることで、かか
る媒体を通常のCDプレーヤに装着した場合には、まず
は、かかるサンプル情報等が読み出し再生され、よっ
て、ユーザは、当該ディスクの種別および主情報の概要
を知ることができる。なお、かかる媒体を、専用のプレ
ーヤに装着した場合には、後述の再生装置における如
く、再生ヘッドは外周部領域にアクセスされ、主情報の
読み出し再生が実行され得る。
て、内周部には主情報を簡易化したサンプル情報が記録
されていることを特徴とする。これによれば、外周部領
域の主情報を読みとれなくとも、通常密度の内周部領域
を読みとることで、ディスクに記録されている主情報の
概要を知ることができる。請求項6の記録媒体は、請求
項4または5において、媒体がCDフォーマットに従っ
て形成されており、外周部は通常のCDに比べ物理的に
圧縮された形態で、且つトラックの螺旋方向が通常のC
Dとは反対方向であることを特徴とする。これによれ
ば、通常のCD(Compact Disc)プレーヤで、万一、高
密度領域に再生ヘッドがアクセスされるようなことがあ
っても、トラックの螺旋方向が通常の逆であるため、デ
ータの読み出しはできず、よって、当該CDプレーヤが
暴走、破損することはない。また、通常密度のサンプル
情報等がディスクの内周部に配されていることで、かか
る媒体を通常のCDプレーヤに装着した場合には、まず
は、かかるサンプル情報等が読み出し再生され、よっ
て、ユーザは、当該ディスクの種別および主情報の概要
を知ることができる。なお、かかる媒体を、専用のプレ
ーヤに装着した場合には、後述の再生装置における如
く、再生ヘッドは外周部領域にアクセスされ、主情報の
読み出し再生が実行され得る。
【0011】請求項7の記録媒体は、請求項6におい
て、外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定の値にあ
らかじめ設定されていることを特徴とする。これによれ
ば、当該径方向寸法を再生装置に予め設定することで、
外周部領域へのヘッドのアクセスが容易となる。請求項
8の記録媒体は、請求項6または7において、内周部領
域と外周部領域との境界には、ピットのない遷移領域が
配されていることを特徴とする。これによれば、再生ヘ
ッドのアクセス時に、無ピット領域を検出することで、
領域の遷移を判別できるので、領域間のアクセスが容易
となる。
て、外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定の値にあ
らかじめ設定されていることを特徴とする。これによれ
ば、当該径方向寸法を再生装置に予め設定することで、
外周部領域へのヘッドのアクセスが容易となる。請求項
8の記録媒体は、請求項6または7において、内周部領
域と外周部領域との境界には、ピットのない遷移領域が
配されていることを特徴とする。これによれば、再生ヘ
ッドのアクセス時に、無ピット領域を検出することで、
領域の遷移を判別できるので、領域間のアクセスが容易
となる。
【0012】請求項9の記録媒体は、請求項6〜8の何
れかにおいて、外周部領域の開始位置には、外周部領域
用のTOC情報が配されていることを特徴とする。これ
によれば、内周部をアクセスしてTOC情報を一旦読み
取った後、さらにディスクの回転方向を反転させて外周
部の再生を開始する必要がないので、外周部の主情報の
再生を迅速且つ円滑に行える。
れかにおいて、外周部領域の開始位置には、外周部領域
用のTOC情報が配されていることを特徴とする。これ
によれば、内周部をアクセスしてTOC情報を一旦読み
取った後、さらにディスクの回転方向を反転させて外周
部の再生を開始する必要がないので、外周部の主情報の
再生を迅速且つ円滑に行える。
【0013】次に、上記記録媒体を再生する再生装置の
特徴を請求項毎に示す。請求項10の再生装置は、上記
請求項1〜9の何れかに記載の記録媒体を再生する再生
装置であって、再生ヘッドによる記録トラックの走査方
向を決定する走査方向決定手段と、所望の記録トラック
に対し前記再生ヘッドをアクセスさせるアクセス手段と
を有し、前記アクセス手段により何れかの前記記録領域
に前記再生ヘッドをアクセスさせると共に、前記走査方
向決定手段により当該記録領域の記録方向に応じた走査
方向に前記再生ヘッドを走査せしめることを特徴とす
る。これによれば、記録領域毎の記録情報の読み出し再
生が可能となる。なお、記録領域毎の走査方向に関する
情報は、再生装置内のメモリに予め与えられている。
特徴を請求項毎に示す。請求項10の再生装置は、上記
請求項1〜9の何れかに記載の記録媒体を再生する再生
装置であって、再生ヘッドによる記録トラックの走査方
向を決定する走査方向決定手段と、所望の記録トラック
に対し前記再生ヘッドをアクセスさせるアクセス手段と
を有し、前記アクセス手段により何れかの前記記録領域
に前記再生ヘッドをアクセスさせると共に、前記走査方
向決定手段により当該記録領域の記録方向に応じた走査
方向に前記再生ヘッドを走査せしめることを特徴とす
る。これによれば、記録領域毎の記録情報の読み出し再
生が可能となる。なお、記録領域毎の走査方向に関する
情報は、再生装置内のメモリに予め与えられている。
【0014】請求項11の再生装置は、請求項10にお
いて、前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデー
タの良否を判別する判別手段を配し、前記走査時におい
て当該判別手段が読み出しデータの不良を判別すると、
前記アクセス手段により他の記録領域に前記再生ヘッド
をアクセスさせると共に、前記走査方向決定手段により
当該記録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替える
ことを特徴とする。これによれば、読み取り不能な領域
をスキップして他の領域を再生できる。
いて、前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデー
タの良否を判別する判別手段を配し、前記走査時におい
て当該判別手段が読み出しデータの不良を判別すると、
前記アクセス手段により他の記録領域に前記再生ヘッド
をアクセスさせると共に、前記走査方向決定手段により
当該記録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替える
ことを特徴とする。これによれば、読み取り不能な領域
をスキップして他の領域を再生できる。
【0015】請求項12の再生装置は、請求項4または
5に記載の記録媒体を再生する再生装置であって、再生
ヘッドによる記録トラックの走査方向を決定する走査方
向決定手段と、所望の記録トラックに前記再生ヘッドを
アクセスさせるアクセス手段とを有し、前記アクセス手
段により外周部側の記録領域に前記再生ヘッドをアクセ
スさせると共に、前記走査方向決定手段により当該外周
部領域の記録方向に応じた走査方向に前記トラックを走
査せしめることを特徴とする。これによれば、外周部側
にある主情報を円滑に読み出し再生することができる。
5に記載の記録媒体を再生する再生装置であって、再生
ヘッドによる記録トラックの走査方向を決定する走査方
向決定手段と、所望の記録トラックに前記再生ヘッドを
アクセスさせるアクセス手段とを有し、前記アクセス手
段により外周部側の記録領域に前記再生ヘッドをアクセ
スさせると共に、前記走査方向決定手段により当該外周
部領域の記録方向に応じた走査方向に前記トラックを走
査せしめることを特徴とする。これによれば、外周部側
にある主情報を円滑に読み出し再生することができる。
【0016】請求項13の再生装置は、請求項12にお
いて、前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデー
タの良否を判別する判別手段を配し、外周部領域におい
て当該判別手段が読み出したデータの不良を判別する
と、前記アクセス手段により内周部領域に前記再生ヘッ
ドをアクセスさせると共に、前記走査方向決定手段によ
り当該内周部領域の記録方向に応じた走査方向に切り替
えることを特徴とする。これによれば、外周部にある主
情報の読み出し再生ができない場合でも、内周部のサン
プル情報等の再生が可能となる。また、ディスクが内周
部と外周部に領域分割されておらず、内周部のトラック
形態に相当する記録トラックがディスクの全面に渡って
形成されているようなディスクが装着されたような場合
でも、再生ヘッドが外周部領域から内周部領域にアクセ
スし直されるので、当該記録情報を読み出してこれを再
生することができる。
いて、前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデー
タの良否を判別する判別手段を配し、外周部領域におい
て当該判別手段が読み出したデータの不良を判別する
と、前記アクセス手段により内周部領域に前記再生ヘッ
ドをアクセスさせると共に、前記走査方向決定手段によ
り当該内周部領域の記録方向に応じた走査方向に切り替
えることを特徴とする。これによれば、外周部にある主
情報の読み出し再生ができない場合でも、内周部のサン
プル情報等の再生が可能となる。また、ディスクが内周
部と外周部に領域分割されておらず、内周部のトラック
形態に相当する記録トラックがディスクの全面に渡って
形成されているようなディスクが装着されたような場合
でも、再生ヘッドが外周部領域から内周部領域にアクセ
スし直されるので、当該記録情報を読み出してこれを再
生することができる。
【0017】請求項14の再生装置は、請求項13にお
いて、媒体はCDフォーマットに従って形成されてお
り、外周部は通常のCDに比べ物理的に圧縮された形態
で、且つトラックの螺旋方向が通常のCDとは反対方向
であり、再生ヘッドは、内周部領域と外周部領域の両方
のデータを読みとれるものであることを特徴とする。こ
れは、請求項13の再生装置の好適な実施態様の一つを
示すものである。これによれば、外周部に圧縮して記録
された主情報を円滑に読み出して再生することができ
る。また、既存のCDが装着された場合でも、外周部の
読み出し不良に応じて内周部から自動的に情報の読み出
し再生がなされ、もって、既存のCDを互換再生でき
る。
いて、媒体はCDフォーマットに従って形成されてお
り、外周部は通常のCDに比べ物理的に圧縮された形態
で、且つトラックの螺旋方向が通常のCDとは反対方向
であり、再生ヘッドは、内周部領域と外周部領域の両方
のデータを読みとれるものであることを特徴とする。こ
れは、請求項13の再生装置の好適な実施態様の一つを
示すものである。これによれば、外周部に圧縮して記録
された主情報を円滑に読み出して再生することができ
る。また、既存のCDが装着された場合でも、外周部の
読み出し不良に応じて内周部から自動的に情報の読み出
し再生がなされ、もって、既存のCDを互換再生でき
る。
【0018】請求項15の再生装置は、請求項14にお
いて、媒体は外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定
の値に設定されており、アクセス手段は当該径方向寸法
に基づいて再生ヘッドをアクセスさせることを特徴とす
る。これによれば、外周部領域へのヘッドのアクセスが
容易となる。請求項16の再生装置は、請求項14また
は15において、媒体の内周部領域と外周部領域との境
界には、ピットのない遷移領域が配されており、アクセ
ス手段は当該遷移領域を検出することで再生ヘッドを外
周部領域に位置づけることを特徴とする。これによれ
ば、再生ヘッドのアクセス時に、無ピット領域を検出す
ることで領域の遷移を判別できるので、再生ヘッドのア
クセスが容易となる。
いて、媒体は外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定
の値に設定されており、アクセス手段は当該径方向寸法
に基づいて再生ヘッドをアクセスさせることを特徴とす
る。これによれば、外周部領域へのヘッドのアクセスが
容易となる。請求項16の再生装置は、請求項14また
は15において、媒体の内周部領域と外周部領域との境
界には、ピットのない遷移領域が配されており、アクセ
ス手段は当該遷移領域を検出することで再生ヘッドを外
周部領域に位置づけることを特徴とする。これによれ
ば、再生ヘッドのアクセス時に、無ピット領域を検出す
ることで領域の遷移を判別できるので、再生ヘッドのア
クセスが容易となる。
【0019】請求項17の再生装置は、請求項14〜1
6の何れかにおいて、媒体の外周部領域の開始位置に
は、外周部領域用のTOC情報が別途配されており、外
周部領域の再生時には外周部領域のTOC情報をメモリ
に記憶し、内周部領域の再生時には内周部領域のTOC
情報をメモリに記憶することを特徴とする。これによれ
ば、内周部をアクセスしてTOC情報を読み取った後、
ディスクの回転方向を反転させて外周部の再生を開始す
る必要がないので、外周部の主情報の再生を迅速且つ円
滑に行える。
6の何れかにおいて、媒体の外周部領域の開始位置に
は、外周部領域用のTOC情報が別途配されており、外
周部領域の再生時には外周部領域のTOC情報をメモリ
に記憶し、内周部領域の再生時には内周部領域のTOC
情報をメモリに記憶することを特徴とする。これによれ
ば、内周部をアクセスしてTOC情報を読み取った後、
ディスクの回転方向を反転させて外周部の再生を開始す
る必要がないので、外周部の主情報の再生を迅速且つ円
滑に行える。
【0020】請求項18の再生装置は、請求項17にお
いて、内周部のTOC情報と外周部のTOC情報は、単
一のメモリに切り替えて書き込み制御されることを特徴
とする。これによれば、メモリ容量の効率化が可能とな
る。請求項19の再生装置は、請求項14〜18の何れ
かにおいて、内部回路は高密度情報再生用と通常密度情
報再生用の2種類が準備されており、再生ヘッドが外周
部か内周部にあるかに応じて、当該内部回路が切り替え
られることを特徴とする。これによれば、内周部と外周
部のより良好な再生が可能となる。
いて、内周部のTOC情報と外周部のTOC情報は、単
一のメモリに切り替えて書き込み制御されることを特徴
とする。これによれば、メモリ容量の効率化が可能とな
る。請求項19の再生装置は、請求項14〜18の何れ
かにおいて、内部回路は高密度情報再生用と通常密度情
報再生用の2種類が準備されており、再生ヘッドが外周
部か内周部にあるかに応じて、当該内部回路が切り替え
られることを特徴とする。これによれば、内周部と外周
部のより良好な再生が可能となる。
【0021】更に、本発明にかかる再生方法は、請求項
1〜9の何れかに記載の記録媒体を再生する再生方法で
あって、所望の記録トラックに再生ヘッドをアクセスさ
せるステップと、当該記録領域の記録方向に応じた走査
方向に前記再生ヘッドを走査せしめるステップと、前記
再生ヘッドにより媒体から読み出されたデータの良否を
判別するステップと、 当該判別ステップにてデータの
不良が判別されると、他の記録領域に前記再生ヘッドを
アクセスさせると共に、前記再生ヘッドの走査方向を当
該記録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替えるス
テップと、を有することを特徴とする。これによれば、
記録領域毎の記録情報の読み出し再生が可能となる。
1〜9の何れかに記載の記録媒体を再生する再生方法で
あって、所望の記録トラックに再生ヘッドをアクセスさ
せるステップと、当該記録領域の記録方向に応じた走査
方向に前記再生ヘッドを走査せしめるステップと、前記
再生ヘッドにより媒体から読み出されたデータの良否を
判別するステップと、 当該判別ステップにてデータの
不良が判別されると、他の記録領域に前記再生ヘッドを
アクセスさせると共に、前記再生ヘッドの走査方向を当
該記録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替えるス
テップと、を有することを特徴とする。これによれば、
記録領域毎の記録情報の読み出し再生が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る記録媒体の
好ましい実施形態を示す。本実施の形態は、本発明をC
D−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)フォ
ーマットのディスクに適用した例である。ディスクは、
内周部の第1領域と外周部の第2領域に分割されてい
る。第1領域は既存のCDフォーマットに従って情報が
記録される。これに対し、第2領域は、トラックピッチ
とピット長およびピット幅が、既存CDの1/√2倍に
圧縮されており、高密度記録がなされている。すなわ
ち、第2領域の記録密度は、第1領域の記録密度の2倍
である。
好ましい実施形態を示す。本実施の形態は、本発明をC
D−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)フォ
ーマットのディスクに適用した例である。ディスクは、
内周部の第1領域と外周部の第2領域に分割されてい
る。第1領域は既存のCDフォーマットに従って情報が
記録される。これに対し、第2領域は、トラックピッチ
とピット長およびピット幅が、既存CDの1/√2倍に
圧縮されており、高密度記録がなされている。すなわ
ち、第2領域の記録密度は、第1領域の記録密度の2倍
である。
【0023】第1領域は、既存CD−ROMと同様、内
周部から外周部に向かって時計回りのトラックがピット
列によって形成されている。これに対し、第2領域のト
ラックは反時計回りで、第1領域とは逆方向である。な
お、第1領域と第2領域との間には、遷移領域が配され
ている。かかる遷移領域は、ピットのない鏡面領域であ
る。
周部から外周部に向かって時計回りのトラックがピット
列によって形成されている。これに対し、第2領域のト
ラックは反時計回りで、第1領域とは逆方向である。な
お、第1領域と第2領域との間には、遷移領域が配され
ている。かかる遷移領域は、ピットのない鏡面領域であ
る。
【0024】第1領域と第2領域には、それぞれリード
インエリア、ユーザデータエリアおよびリードアウトエ
リアが配されている。各リードインエリアには、既存C
D−ROMと同様にTOC(Table of Contents)が配
されている。よって、第1領域と第2領域とは互いに独
立しており、データの再生制御も別途独立して可能とな
っている。
インエリア、ユーザデータエリアおよびリードアウトエ
リアが配されている。各リードインエリアには、既存C
D−ROMと同様にTOC(Table of Contents)が配
されている。よって、第1領域と第2領域とは互いに独
立しており、データの再生制御も別途独立して可能とな
っている。
【0025】第1領域は、半径25mmから28mmま
での径方向領域に設定され、第2領域は半径30mmか
ら58mmまでの径方向領域に設定されている。よっ
て、第2領域は全記録領域の大半を占め、さらに通常の
2倍の密度で記録されるので、第2領域の記録容量は極
めて大きなものとなる。なお、第1領域と第2領域との
間の遷移領域は、半径28mmから30mmまでの径方
向領域である。
での径方向領域に設定され、第2領域は半径30mmか
ら58mmまでの径方向領域に設定されている。よっ
て、第2領域は全記録領域の大半を占め、さらに通常の
2倍の密度で記録されるので、第2領域の記録容量は極
めて大きなものとなる。なお、第1領域と第2領域との
間の遷移領域は、半径28mmから30mmまでの径方
向領域である。
【0026】第2領域には、そのディスクに記録すべき
主情報が割り当てられる。例えば、ディスクにゲームソ
フトを記録する場合には、第2領域にこれを記録する。
これに対し、第1領域には、第2領域に記録された主情
報に関連する情報が記録される。例えば、上述の如く第
2領域にゲームソフトが記録される場合、第1領域に記
録される情報としては、ゲーム用の1シーンの画面情報
や、ゲームの初期導入部分の情報がある(請求項5のサ
ンプル情報に相当)。加えて、当該ディスクを誤って既
存のCD−ROMプレーヤに装着した場合の警報情報
も、第1領域に併せて記録しておく。
主情報が割り当てられる。例えば、ディスクにゲームソ
フトを記録する場合には、第2領域にこれを記録する。
これに対し、第1領域には、第2領域に記録された主情
報に関連する情報が記録される。例えば、上述の如く第
2領域にゲームソフトが記録される場合、第1領域に記
録される情報としては、ゲーム用の1シーンの画面情報
や、ゲームの初期導入部分の情報がある(請求項5のサ
ンプル情報に相当)。加えて、当該ディスクを誤って既
存のCD−ROMプレーヤに装着した場合の警報情報
も、第1領域に併せて記録しておく。
【0027】かかるディスクを既存のCD−ROMプレ
ーヤで再生すると、通常通り第1領域から再生が開始さ
れ、しかも第1領域は通常のCDフォーマットに従って
記録されているため、第1領域に記録された情報の再生
が実行される。これにより、ユーザは上述のゲーム用の
1シーンの画面を見ることができ、またゲームの初期導
入部分を確認できる。加えて、プレーヤから警報がなさ
れることで、既存のプレーヤによっては当該ディスクを
再生し得ないことを知り得る。かかる警報としては、当
該ディスクの種別の説明を所定の警告と共に画面表示ま
たは音声出力すること等がある。
ーヤで再生すると、通常通り第1領域から再生が開始さ
れ、しかも第1領域は通常のCDフォーマットに従って
記録されているため、第1領域に記録された情報の再生
が実行される。これにより、ユーザは上述のゲーム用の
1シーンの画面を見ることができ、またゲームの初期導
入部分を確認できる。加えて、プレーヤから警報がなさ
れることで、既存のプレーヤによっては当該ディスクを
再生し得ないことを知り得る。かかる警報としては、当
該ディスクの種別の説明を所定の警告と共に画面表示ま
たは音声出力すること等がある。
【0028】かかるディスクの製造については、既存の
カッティング装置を一部改良することで達成できる。第
1領域の記録は、既存のCD−ROMディスクと同様の
方法で行えばよい。また、第2領域の記録は、ディスク
の回転方向を逆にして回転速度を1/√2倍にし、書き
込みヘッドの径方向送り速度を1/√2倍にする。ま
た、書き込みビームのスポット径を通常密度記録の場合
に比べ小さく設定する。かかるスポット径の縮小化は、
書き込みビームの短波長化または対物レンズの開口数の
変更によって達成できる。ディスク製造装置のその他の
詳細については、周知技術の転用の範囲内であるので、
ここではその説明を省略する。
カッティング装置を一部改良することで達成できる。第
1領域の記録は、既存のCD−ROMディスクと同様の
方法で行えばよい。また、第2領域の記録は、ディスク
の回転方向を逆にして回転速度を1/√2倍にし、書き
込みヘッドの径方向送り速度を1/√2倍にする。ま
た、書き込みビームのスポット径を通常密度記録の場合
に比べ小さく設定する。かかるスポット径の縮小化は、
書き込みビームの短波長化または対物レンズの開口数の
変更によって達成できる。ディスク製造装置のその他の
詳細については、周知技術の転用の範囲内であるので、
ここではその説明を省略する。
【0029】次に、当該ディスクの再生装置について説
明する。図2は、当該再生装置の回路ブロック図であ
る。1はディスク、2はディスクを保持したターンテー
ブルを駆動するスピンドルモータ、3はスピンドルモー
タの回転数を制御する回転数制御部、4はスピンドルモ
ータの回転方向を制御する回転方向制御部、5はピック
アップ、6はピックアップからの読み取り信号をパルス
信号に整形する再生部、7はパルス化されたコード信号
を復調する復調部である。復調部7からのデータは、図
示しない再生処理系へと送られる。
明する。図2は、当該再生装置の回路ブロック図であ
る。1はディスク、2はディスクを保持したターンテー
ブルを駆動するスピンドルモータ、3はスピンドルモー
タの回転数を制御する回転数制御部、4はスピンドルモ
ータの回転方向を制御する回転方向制御部、5はピック
アップ、6はピックアップからの読み取り信号をパルス
信号に整形する再生部、7はパルス化されたコード信号
を復調する復調部である。復調部7からのデータは、図
示しない再生処理系へと送られる。
【0030】8はサブコード分離部で、復調部7による
復調データからサブコードデータを分離抽出する。9は
TOC分離部で、サブコード分離部8によって分離抽出
されたサブコードデータの中から、TOCデータを抽出
し、これをメモリ10に書き込む。なお、メモリ10に
は、第1領域または第2領域の何れかのTOCデータ
が、CPU12からの指令に応じて選択的に書き込まれ
る。
復調データからサブコードデータを分離抽出する。9は
TOC分離部で、サブコード分離部8によって分離抽出
されたサブコードデータの中から、TOCデータを抽出
し、これをメモリ10に書き込む。なお、メモリ10に
は、第1領域または第2領域の何れかのTOCデータ
が、CPU12からの指令に応じて選択的に書き込まれ
る。
【0031】11はピックアップ送り、再生ビームのト
ラッキング調整およびフォーカス調整を行うピックアッ
プサーボ、12はCPUである。CPU12は、上記再
生装置の各部の制御を司る。また、CPU12内には、
第1領域と第2領域のディスク回転駆動方向に関する情
報が格納されている。ここで、回転数制御部3は、再生
部6からのパルス信号を受け、かかるパルス信号に基づ
く再生クロックが一定の周波数となるように、モータ2
に対しPLL制御を行う。また、回転方向制御部4は、
スピンドルモータの回転方向を、ディスク再生面から見
て、第1領域再生時には反時計方向とし、第2領域再生
時には時計方向とする。かかる回転方向の設定は、CP
U12からの指令に応じる。
ラッキング調整およびフォーカス調整を行うピックアッ
プサーボ、12はCPUである。CPU12は、上記再
生装置の各部の制御を司る。また、CPU12内には、
第1領域と第2領域のディスク回転駆動方向に関する情
報が格納されている。ここで、回転数制御部3は、再生
部6からのパルス信号を受け、かかるパルス信号に基づ
く再生クロックが一定の周波数となるように、モータ2
に対しPLL制御を行う。また、回転方向制御部4は、
スピンドルモータの回転方向を、ディスク再生面から見
て、第1領域再生時には反時計方向とし、第2領域再生
時には時計方向とする。かかる回転方向の設定は、CP
U12からの指令に応じる。
【0032】ところで、ピックアップ5は、通常密度の
第1領域と、2倍密度の第2領域の両方を再生できる程
度に、読み取りビームのスポット径が通常より小さめに
設定されている。また、トラッキングについては、第1
領域の再生時と第2領域の再生時とでサーボの能力が切
り替えられるように、ピックアップサーボ11内に2種
類のサーボ系が準備されている。さらに、再生部6につ
いても、第1領域の再生時と第2領域の再生時とで波形
整形能力が切り替えれるように、2種類のイコライザが
準備されている。これらサーボ系、イコライザの切り替
えは、CPU12からの指令に応じる。
第1領域と、2倍密度の第2領域の両方を再生できる程
度に、読み取りビームのスポット径が通常より小さめに
設定されている。また、トラッキングについては、第1
領域の再生時と第2領域の再生時とでサーボの能力が切
り替えられるように、ピックアップサーボ11内に2種
類のサーボ系が準備されている。さらに、再生部6につ
いても、第1領域の再生時と第2領域の再生時とで波形
整形能力が切り替えれるように、2種類のイコライザが
準備されている。これらサーボ系、イコライザの切り替
えは、CPU12からの指令に応じる。
【0033】次に、上記再生装置の動作について図3の
フローチャートに従って説明する。ディスク1が再生装
置に装着され再生が開始されると、回転数制御部3およ
び回転方向制御部4により、ディスク1が再生面から見
て時計方向に回転するようにモータ2が制御される(S
1)。また、これと並行して、ピックアップサーボ11
により、ピックアップ5がディスク1の第2領域の開始
位置(リードイン)にアクセスされる(S1)。
フローチャートに従って説明する。ディスク1が再生装
置に装着され再生が開始されると、回転数制御部3およ
び回転方向制御部4により、ディスク1が再生面から見
て時計方向に回転するようにモータ2が制御される(S
1)。また、これと並行して、ピックアップサーボ11
により、ピックアップ5がディスク1の第2領域の開始
位置(リードイン)にアクセスされる(S1)。
【0034】なお、かかるアクセスについては種々の方
法を採用できる。例えば、第2領域の開始位置のディス
ク径方向寸法があらかじめ固定されている場合には、そ
の寸法位置にポテンシャルスイッチを配しておき、ピッ
クアップ5が最内周の待機位置からその寸法位置に達し
たタイミングで、ピックアップの移送を中止するよるこ
ともできる。また、再生部6の再生信号をCPU12に
て監視するようにしておけば、遷移領域(鏡面)を通過
したことが当該再生信号の変化により容易に検出できる
ので、その検出タイミングでピックアップ5の移送を中
止することもできる。更には、ピックアップを一旦ディ
スクの外周部側に移送し、その後、第2の領域内のアド
レス情報を基に、第2領域の開始位置をサーチすること
もできる。
法を採用できる。例えば、第2領域の開始位置のディス
ク径方向寸法があらかじめ固定されている場合には、そ
の寸法位置にポテンシャルスイッチを配しておき、ピッ
クアップ5が最内周の待機位置からその寸法位置に達し
たタイミングで、ピックアップの移送を中止するよるこ
ともできる。また、再生部6の再生信号をCPU12に
て監視するようにしておけば、遷移領域(鏡面)を通過
したことが当該再生信号の変化により容易に検出できる
ので、その検出タイミングでピックアップ5の移送を中
止することもできる。更には、ピックアップを一旦ディ
スクの外周部側に移送し、その後、第2の領域内のアド
レス情報を基に、第2領域の開始位置をサーチすること
もできる。
【0035】このようにして第2領域の開始位置にピッ
クアップ5がアクセスされると、次に、当該開始位置の
再生が可能か否かが判別される(S2)。かかる判別
は、CPU12が、再生開始後一定期間内にサブコード
データを正しく受信したか否かでなされる。ここで再生
可能と判別されると、第2領域の再生が継続される(S
3)。このとき同時に第2領域のTOCデータがメモリ
10に書き込まれる。
クアップ5がアクセスされると、次に、当該開始位置の
再生が可能か否かが判別される(S2)。かかる判別
は、CPU12が、再生開始後一定期間内にサブコード
データを正しく受信したか否かでなされる。ここで再生
可能と判別されると、第2領域の再生が継続される(S
3)。このとき同時に第2領域のTOCデータがメモリ
10に書き込まれる。
【0036】一方、第2領域の再生が不可であると判別
されると、CPU12は第1領域の再生を実行すべく、
ディスク1の回転方向を反転させるとともに、ピックア
ップ5を第1の領域の開始位置にアクセスさせる(S
4)。そして、ピックアップ5が第1領域の開始位置に
アクセスされると、第1領域のTOCデータが読み出さ
れ、これがメモリ10に書き込まれる。
されると、CPU12は第1領域の再生を実行すべく、
ディスク1の回転方向を反転させるとともに、ピックア
ップ5を第1の領域の開始位置にアクセスさせる(S
4)。そして、ピックアップ5が第1領域の開始位置に
アクセスされると、第1領域のTOCデータが読み出さ
れ、これがメモリ10に書き込まれる。
【0037】ここで、S2→S4→S5のフローは、主
として、再生装置に通常のCD−ROMディスクが誤っ
て装着された場合に、これを再生できるようにするもの
である。すなわち、当該CD−ROMが誤って装着され
ると、当該CD−ROMは適正方向とは逆の方向に回転
駆動されるため、ピックアップ5が第2領域の開始位置
に移送されたとしても、CPU12がサブコードデータ
を正しく受信することはない。これにより、CPU12
は、当該ディスクが既存のCD−ROMディスクである
可能性を検出し、S4,S5により、ディスクの回転方
向を当該CD−ROMにとって適正な方向に変更し、ピ
ックアップ5をディスク1の再内周部に移送する。CP
U12がかかる制御を行うことで、第2領域への移送と
いった制御動作は経るものの、上記図1のディスクと共
に、当該CD−ROMディスクの再生をも自動的に実行
できるようになる。
として、再生装置に通常のCD−ROMディスクが誤っ
て装着された場合に、これを再生できるようにするもの
である。すなわち、当該CD−ROMが誤って装着され
ると、当該CD−ROMは適正方向とは逆の方向に回転
駆動されるため、ピックアップ5が第2領域の開始位置
に移送されたとしても、CPU12がサブコードデータ
を正しく受信することはない。これにより、CPU12
は、当該ディスクが既存のCD−ROMディスクである
可能性を検出し、S4,S5により、ディスクの回転方
向を当該CD−ROMにとって適正な方向に変更し、ピ
ックアップ5をディスク1の再内周部に移送する。CP
U12がかかる制御を行うことで、第2領域への移送と
いった制御動作は経るものの、上記図1のディスクと共
に、当該CD−ROMディスクの再生をも自動的に実行
できるようになる。
【0038】以上、本発明に係る実施の形態を説明した
が、本発明はかかる実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、上記実施の形態では、記録領域が第1領域
と第2領域の2つのみであったが、3つ以上の記録領域
とすることもできる。かかる場合には、各記録領域のト
ラックの螺旋方向に応じてディスクの回転方向と記録領
域との関係を示すテーブルをCPU12内に格納し、こ
れによりディスクの回転方向制御を行うようにすればよ
い。また、かかるテーブルは、CPU12に格納するに
替えて、例えばディスクの最内周部に記録しておき、こ
れを再生当初に読んで所定のメモリに格納するようにし
ても良い。なお、このように記録領域を3つ以上とした
場合、ピックアップの各領域開始位置へのアクセスは、
上述のポテンシャルスイッチによる方法や、遷移領域を
検出(カウント)する方法等を採用し得る。
が、本発明はかかる実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、上記実施の形態では、記録領域が第1領域
と第2領域の2つのみであったが、3つ以上の記録領域
とすることもできる。かかる場合には、各記録領域のト
ラックの螺旋方向に応じてディスクの回転方向と記録領
域との関係を示すテーブルをCPU12内に格納し、こ
れによりディスクの回転方向制御を行うようにすればよ
い。また、かかるテーブルは、CPU12に格納するに
替えて、例えばディスクの最内周部に記録しておき、こ
れを再生当初に読んで所定のメモリに格納するようにし
ても良い。なお、このように記録領域を3つ以上とした
場合、ピックアップの各領域開始位置へのアクセスは、
上述のポテンシャルスイッチによる方法や、遷移領域を
検出(カウント)する方法等を採用し得る。
【0039】また、上記実施の形態では、第2領域の記
録密度を第1領域の2倍としたが、これに替えて、2倍
を越える記録密度とすることもできる。但し、記録密度
の差が大きくなれば、記録密度に応じてビームスポット
の径を変更しなければデータの読み出し再生が困難とな
るので、例えば対物レンズの開口数を切り替える等、ビ
ームスポットを領域毎に変更する手段を配する必要があ
る。なお、領域毎に記録密度を変えず、全ての領域に渡
って同一の記録密度とすることも勿論可能である。
録密度を第1領域の2倍としたが、これに替えて、2倍
を越える記録密度とすることもできる。但し、記録密度
の差が大きくなれば、記録密度に応じてビームスポット
の径を変更しなければデータの読み出し再生が困難とな
るので、例えば対物レンズの開口数を切り替える等、ビ
ームスポットを領域毎に変更する手段を配する必要があ
る。なお、領域毎に記録密度を変えず、全ての領域に渡
って同一の記録密度とすることも勿論可能である。
【0040】さらに、上記実施の形態では、CDフォー
マットのディスクを例に採ったが、これに替えて、ミニ
ディスクをはじめとする光磁気ディスク、相変化型ディ
スク、さらにはディスク以外のテープ、ドラム媒体に対
しても本発明を適用できる。本発明の技術的思想の範囲
内において、様々な実施の形態が可能であることは言う
までもない。
マットのディスクを例に採ったが、これに替えて、ミニ
ディスクをはじめとする光磁気ディスク、相変化型ディ
スク、さらにはディスク以外のテープ、ドラム媒体に対
しても本発明を適用できる。本発明の技術的思想の範囲
内において、様々な実施の形態が可能であることは言う
までもない。
【図1】 実施の形態に係るディスクを示す図
【図2】 実施の形態に係る再生装置を示すブロック図
【図3】 実施の形態に係るフローチャートを示す図
1 ディスク 4 回転方向制御部 5 ピックアップ 6 再生部 9 TOC抽出部 10 メモリ 11 ピックアップサーボ 12 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G11B 7/24 561 G11B 7/24 561B
Claims (20)
- 【請求項1】 記録トラックの走査方向が異なる複数の
記録領域を有する記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1において、 記録媒体はディスクであって、記録領域は径方向に複数
配されていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項3】 請求項2において、 記録領域は内周部と外周部の2つが準備されており、互
いに記録密度が相違することを特徴とする記録媒体。 - 【請求項4】 請求項3において、 外周部が高密度記録領域であり、外周部には主情報が、
内周部には主情報に関連する情報が記録されていること
を特徴とする記録媒体。 - 【請求項5】 請求項4において、 内周部には主情報を簡易化したサンプル情報が記録され
ていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項6】 請求項4または5において、 媒体はCDフォーマットに従って形成されており、外周
部は通常のCDに比べ物理的に圧縮された形態で、且つ
トラックの螺旋方向が通常のCDとは反対方向であるこ
とを特徴とする記録媒体。 - 【請求項7】 請求項6において、 外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定の値に設定さ
れていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項8】 請求項6または7において、 内周部領域と外周部領域との境界には、ピットのない遷
移領域が配されていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項9】 請求項6〜8の何れかにおいて、 外周部領域の開始位置には、外周部領域用のTOC情報
が配されていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の記録媒
体を再生する再生装置であって、 再生ヘッドによる記録トラックの走査方向を決定する走
査方向決定手段と、 所望の記録トラックに前記再生ヘッドをアクセスさせる
アクセス手段とを有し、 前記アクセス手段により何れかの前記記録領域に前記再
生ヘッドをアクセスさせると共に、前記走査方向決定手
段により当該記録領域の記録方向に応じた走査方向に前
記再生ヘッドを走査せしめることを特徴とする再生装
置。 - 【請求項11】 請求項10において、 前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデータの良
否を判別する判別手段を配し、前記走査時において当該
判別手段が読み出しデータの不良を判別すると、前記ア
クセス手段により他の記録領域に前記再生ヘッドをアク
セスさせると共に、前記走査方向決定手段により当該記
録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替えることを
特徴とする再生装置。 - 【請求項12】 請求項4または5に記載の記録媒体を
再生する再生装置であって、 再生ヘッドによる記録トラックの走査方向を決定する走
査方向決定手段と、 所望の記録トラックに前記再生ヘッドをアクセスさせる
アクセス手段とを有し、 前記アクセス手段により外周部側の記録領域に前記再生
ヘッドをアクセスさせると共に、前記走査方向決定手段
により当該外周部領域の記録方向に応じた走査方向に前
記トラックを走査せしめることを特徴とする再生装置。 - 【請求項13】 請求項12において、 前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデータの良
否を判別する判別手段を配し、外周部領域において当該
判別手段が読み出しデータの不良を判別すると、前記ア
クセス手段により内周部領域に前記再生ヘッドをアクセ
スさせると共に、前記走査方向決定手段により当該記録
領域の記録方向に応じた走査方向に切り替えることを特
徴とする再生装置。 - 【請求項14】 請求項13において、 媒体はCDフォーマットに従って形成されており、外周
部は通常のCDに比べ物理的に圧縮された形態で、且つ
トラックの螺旋方向が通常のCDとは反対方向であり、 再生ヘッドは、内周部領域と外周部領域の両方のデータ
を読みとれるものであることを特徴とする再生装置。 - 【請求項15】 請求項14において、 媒体は外周部領域の開始位置の径方向寸法が特定の値に
設定されており、アクセス手段は当該径方向寸法に基づ
いて再生ヘッドをアクセスさせることを特徴とする再生
装置。 - 【請求項16】 請求項14または15において、 媒体の内周部領域と外周部領域との境界には、ピットの
ない遷移領域が配されており、アクセス手段は当該遷移
領域を検出することで再生ヘッドを外周部領域に位置づ
けることを特徴とする再生装置。 - 【請求項17】 請求項14〜16の何れかにおいて、 媒体の外周部領域の開始位置には、外周部領域用のTO
C情報が別途配されており、外周部領域の再生時には外
周部領域のTOC情報をメモリに記憶し、内周部領域の
再生時には内周部領域のTOC情報をメモリに記憶する
ことを特徴とする再生装置。 - 【請求項18】 請求項17において、 内周部のTOC情報と外周部のTOC情報は、単一のメ
モリに切り替えて書き込み制御されることを特徴とする
再生装置。 - 【請求項19】 請求項14〜18の何れかにおいて、 内部回路は高密度情報再生用と通常密度情報再生用の2
種類が準備されており、再生ヘッドが外周部か内周部に
あるかに応じて、当該内部回路が切り替えられることを
特徴とする再生装置。 - 【請求項20】 請求項1〜9の何れかに記載の記録媒
体を再生する再生方法であって、 所望の記録トラックに再生ヘッドをアクセスさせるステ
ップと、 当該記録領域の記録方向に応じた走査方向に前記再生ヘ
ッドを走査せしめるステップと、 前記再生ヘッドにより媒体から読み出されたデータの良
否を判別するステップと、 当該判別ステップにてデー
タの不良が判別されると、他の記録領域に前記再生ヘッ
ドをアクセスさせると共に、前記再生ヘッドの走査方向
を当該記録領域の記録方向に応じた走査方向に切り替え
るステップと、を有することを特徴とする再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324556A JPH11162115A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 記録媒体、その再生装置およびその再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324556A JPH11162115A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 記録媒体、その再生装置およびその再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11162115A true JPH11162115A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18167139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9324556A Pending JPH11162115A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 記録媒体、その再生装置およびその再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11162115A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010036523A (ko) * | 1999-10-08 | 2001-05-07 | 구자홍 | 광디스크와 그 구동장치 및 방법 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9324556A patent/JPH11162115A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010036523A (ko) * | 1999-10-08 | 2001-05-07 | 구자홍 | 광디스크와 그 구동장치 및 방법 |
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