JPH11162160A - データ記憶装置 - Google Patents
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- JPH11162160A JPH11162160A JP9326032A JP32603297A JPH11162160A JP H11162160 A JPH11162160 A JP H11162160A JP 9326032 A JP9326032 A JP 9326032A JP 32603297 A JP32603297 A JP 32603297A JP H11162160 A JPH11162160 A JP H11162160A
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- G11C14/0054—Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down in which the volatile element is a SRAM cell
- G11C14/0072—Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down in which the volatile element is a SRAM cell and the nonvolatile element is a ferroelectric element
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Abstract
可能なデータ記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルMC11は、従来のSRAM
を構成する一対の記憶用トランジスタMT1,MT2の
うち、記憶用トランジスタMT1のみを、強誘電体層3
2を持つMFMIS構造のトランジスタに置換したもの
である。装置の電源を切っても、強誘電体層32は、記
憶用トランジスタMT1のON状態に対応した分極状態
を保持している。電源を再投入すると、記憶用トランジ
スタMT1は、強誘電体層32の保持していた分極状態
にしたがって、記憶用トランジスタMT1をON状態に
する。これに応じて、記憶用トランジスタMT2はOF
F状態になる。すなわち、メモリセルMC11は不揮発
性メモリである。また、強誘電体層32の分極反転は高
速に行なわれる。
Description
関し、特に、相互に異なる継断状態を呈するよう構成さ
れた第1のスイッチ部および第2のスイッチ部を有する
記憶素子を備えたデータ記憶装置に関する。
用いたSRAM(スタティックランダムアクセスメモ
リ)が知られている。図14は、従来のSRAMを構成
するメモリセルの一例を示す回路図である。
スタMT1,MT2、および一対の抵抗R1,R2を備
えている。また、メモリセルMCは、一対のセレクトト
ランジスタST1、ST2(まとめて「セレクトトラン
ジスタ対STP」という)を介して、一対のビットライ
ンBL,BLB(まとめて「ビットライン対BLP」と
いう)に接続されている。セレクトトランジスタ対ST
Pのゲートは、ワードラインWLに接続されている。S
RAMには、このようなメモリセルMCが複数、行列配
置されている。
むには、まず、書込みたいデータに対応した電位をビッ
トライン対BLPに与えておく。たとえばデータ”0”
を書込む場合、ビットラインBLに低電位”L”を与え
るとともに,ビットラインBLBに高電位”H”を与え
ておく。
ことによりセレクトトランジスタ対STPをONにす
る。これにより、記憶用トランジスタMT1がONにな
るとともに、記憶用トランジスタMT2がOFFにな
る。このようにして、メモリセルMCにデータ”0”を
書込む。なお、データ”1”を書込むには、上と逆に、
ビットラインBLに高電位”H”を与えるとともに,ビ
ットラインBLBに低電位”L”を与えておけばよい。
ることによりセレクトトランジスタ対STPをOFFに
することで、スタンバイ状態となる。スタンバイ状態に
しても、書込まれたデータは、メモリセルMCの自己ラ
ッチ機能により、保持される。
を”H”にすることによりセレクトトランジスタ対ST
PをONにし、ビットライン対BLPに現れる電圧を検
出する。これにより、データの内容を知ることができ
る。
ようなSRAMには次のような問題点があった。SRA
Mにおいては、データを保持するために、回路に常に電
圧を印加しておかなければならない。したがって、デー
タの書込み、読み出しを行なわない状態のときであって
も、データを保持しておくためには電源が必要となる。
このため、データの書込み、読み出しを行なわない状態
において、無用の電力を消費していた。また、事故など
により電源が故障した場合には、記憶したデータが消失
してしまうという不都合があった。
て不揮発性のメモリ素子であるEEPROMを用いるこ
とも考えられる。しかし、EEPROMは書込みに長時
間を要するため、高速応答が要求されるようなデータ記
憶装置には適しない。さらに、EEPROMは、書込
み、消去時に高電圧(たとえば、12V以上)を要する
ため、チップ内に昇圧回路を設けるか、通常電源の他に
高圧電源を別途用意しなければならず、チップのコンパ
クト化、低コスト化に反する。
どデータ記憶装置の問題点を解消し、データ保持のため
の電源が不要で、高速応答可能なデータ記憶装置を提供
することを目的とする。
置は、相互に異なる継断状態を呈するよう構成された第
1のスイッチ部および第2のスイッチ部を有し、第1の
スイッチ部が継状態であるとともに第2のスイッチ部が
断状態である第1の記憶状態と第1のスイッチ部が断状
態であるとともに第2のスイッチ部が継状態である第2
の記憶状態とのうちいずれかの記憶状態を、記憶すべき
データに対応させて保持する記憶素子、を備えたデータ
記憶装置であって、前記記憶素子の第1のスイッチ部お
よび第2のスイッチ部のうち少なくとも一方のスイッチ
部に、当該スイッチ部の継断状態に対応した分極状態を
保持する強誘電体部を設けたこと、を特徴とする。
データ記憶装置において、前記記憶素子の第1のスイッ
チ部および第2のスイッチ部は、ともに、 A)半導体基板に形成された第1導電型のソース領域お
よびドレイン領域、 B)ソース領域とドレイン領域との間に配置された第2
導電型のチャネル領域、 C)チャネル領域の上に配置された絶縁層、 D)前記絶縁層の上に配置された第1の導電体層、を有
する記憶用トランジスタを備えたこと、を特徴とする。
データ記憶装置において、前記強誘電体部を備えたスイ
ッチ部を構成する記憶用トランジスタは、さらに、 E)前記第1の導電体層の上に形成された強誘電体層、 F)強誘電体層の上に形成された第2の導電体層、を有
すること、を特徴とする。
データ記憶装置において、前記強誘電体部を備えたスイ
ッチ部を構成する記憶用トランジスタの前記絶縁層を、
強誘電体を用いて構成したこと、を特徴とする。
データ記憶装置において、前記強誘電体部を備えたスイ
ッチ部を構成する記憶用トランジスタの前記第1の導電
体層に対し、直列に、強誘電体コンデンサを接続したこ
と、を特徴とする。
いし請求項5のデータ記憶装置において、前記記憶素子
の第1のスイッチ部および第2のスイッチ部の双方に、
各スイッチ部の継断状態に対応した分極状態を保持する
強誘電体部をそれぞれ設けたこと、を特徴とする。
いし請求項6のデータ記憶装置において、前記強誘電体
部を設けたスイッチ部を有しない記憶素子を、さらに備
えたこと、を特徴とする。
は、記憶素子の第1のスイッチ部および第2のスイッチ
部のうち少なくとも一方のスイッチ部に、当該スイッチ
部の継断状態に対応した分極状態を保持する強誘電体部
を設けたことを特徴とする。
おいても、強誘電体部は、当該スイッチ部の継断状態に
対応した分極状態を保持している。また、電源が再投入
されると、当該スイッチ部は、強誘電体部が保持してい
た分極状態に対応した継断状態に復帰する。このため、
データ保持のための電源が不要である。
短いので、データの書込みに際し、強誘電体部が当該ス
イッチ部の継断状態に対応した分極状態に至るまでの時
間は短い。したがって、EEPROMの場合のように書
込みに長時間を要することはない。このため、高速応答
が可能となる。
み、消去時に高電圧を要することはない。したがって、
チップ内に昇圧回路を設けたり、通常電源の他に高圧電
源を別途用意したりする必要がない。このため、チップ
サイズの増大や製造コストの上昇を抑制することができ
る。
第1のスイッチ部および第2のスイッチ部が、ともに、
記憶用トランジスタを備えたことを特徴とする。
備えた記憶素子を備えた従来のデータ記憶装置、たとえ
ば、SRAM(スタティックランダムアクセスメモリ)
の回路配置とほぼ同じ回路配置を用いて、この発明にか
かるデータ記憶装置を実現することができる。このた
め、回路設計に要するコストや時間を大幅に削減するこ
とができる。
んど同じ製造工程を用いて製造することが可能となる。
このため、工程設計に要するコストや時間を大幅に削減
することができる。また、従来のSRAM等の製造ライ
ンを僅かに変更するだけで、この発明にかかるデータ記
憶装置を製造することができる。つまり、従来のSRA
M等のマスク等をほとんどそのまま用いることができ
る。このため、製造装置をほとんど追加する必要がな
い。
で、高速応答可能なデータ記憶装置を、短納期かつ低コ
ストで実現することができる。
を備えたスイッチ部を構成する記憶用トランジスタが、
さらに、第1の導電体層の上に形成された強誘電体層
と、強誘電体層の上に形成された第2の導電体層とを有
することを特徴とする。
ランジスタ(上から、メタル層、強誘電体層、メタル
層、絶縁層、シリコン層をこの順に積層した構造を有す
るトランジスタ)を、記憶用トランジスタとして用いる
ことができる。このため、従来のSRAM等の製造工程
に、強誘電体層および第2の導電体層を積み上げる工程
を追加するだけで、この発明にかかるデータ記憶装置を
得ることができる。
を備えたスイッチ部を構成する記憶用トランジスタの絶
縁層を、強誘電体を用いて構成したことを特徴とする。
憶用トランジスタの絶縁層の材料を、たとえばシリコン
酸化物から強誘電体に変更するだけで、容易にこの発明
にかかるデータ記憶装置を得ることができる。
を備えたスイッチ部を構成する記憶用トランジスタの第
1の導電体層に対し、直列に、強誘電体コンデンサを接
続したことを特徴とする。
憶用トランジスタをそのまま用いるとともに、新たに強
誘電体コンデンサを追加するだけで、容易にこの発明に
かかるデータ記憶装置を得ることができる。
第1のスイッチ部および第2のスイッチ部の双方に、各
スイッチ部の継断状態に対応した分極状態を保持する強
誘電体部をそれぞれ設けたことを特徴とする。
および第2のスイッチ部のいずれか一方にのみ当該強誘
電体部を設ける場合に比べ、電源遮断時により確実にデ
ータを保持することができる。このため、不揮発性デー
タ記憶装置としての信頼性をさらに向上させることがで
きる。
を設けたスイッチ部を有しない記憶素子を、さらに備え
たことを特徴とする。
置(たとえば、SRAM)の一部を本発明にかかる不揮
発性の記憶素子に変更することで、揮発性の記憶素子お
よび不揮発性の記憶素子の双方を所望の比率で配置した
データ記憶装置を、容易に実現することができる。
よるデータ記憶装置であるメモリ装置10の構成を模式
的に示した図面である。メモリ装置10には、記憶素子
であるメモリセルMC00,MC01,・・・が複数、
行列配置されている。すなわち、ワードラインWL0,
WL1,WL2,・・・と、ビットライン対BLP0,
BLP1,・・・の各交点に、セレクトトランジスタ対
STP00,STP01,・・・を介して、それぞれ、
メモリセルMC00,MC01,・・・が接続されてい
る。
L2,・・・は、行デコーダ12に接続され、ビットラ
イン対BLP0,BLP1,・・・は、列デコーダ14
に接続されている。
ードライン(たとえば、ワードラインWL1)を選択す
るとともに列デコーダ14により一つのビットライン対
(たとえば、BLP1)を選択することで、一つのセレ
クトトランジスタ対(STP11)を介して一つのメモ
リセル(MC11)が選択されることになる。
に、メモリセルの具体的な回路を説明する。メモリセル
MC11は、第1のスイッチ部である記憶用トランジス
タMT1,第2のスイッチ部である記憶用トランジスタ
MT2、および一対の抵抗R1,R2を備えており、図
1のように接続されている。
クトトランジスタST11、ST21(まとめて「セレ
クトトランジスタ対STP11」という)を介して、一
対のビットラインBL1,BLB1(まとめて「ビット
ライン対BLP1」という)に接続されている。セレク
トトランジスタ対STP11のゲートは、ワードライン
WL1に接続されている。
FMIS構造のトランジスタ(上から、メタル層、強誘
電体層、メタル層、絶縁層、シリコン層をこの順に積層
した構造を有するトランジスタ)である。
SRAM(スタティックランダムアクセスメモリ、図1
4参照)を構成する一対の記憶用トランジスタMT1,
MT2のうち、記憶用トランジスタMT1のみを、MF
MIS構造のトランジスタに置換したものである。
造を示す。半導体基板であるp型のシリコン基板20
に、n型(第1導電型)半導体で構成されたソース領域
22およびドレイン領域24が形成されている。p型
(第2導電型)半導体で構成されたチャネル領域26の
上には、酸化シリコン(SiO2)による絶縁層28が設け
られている。絶縁層28の上にはPoly-Si,IrO2,Irをこ
の順に積層した下部導電体層(第1の導電体層)30が
設けられている。
電体層(強誘電体部)32が設けられている。強誘電体
層32は、後述するように、記憶用トランジスタMT1
の継断状態に対応した分極状態を保持する。
した上部導電体層(第2の導電体層)34が設けられて
いる。
化シリコン(SiN)等を用いることもできる。また、下部
導電体層30、上部導電体層34としては上記の他に、
RuOx,ITO等の酸化物導電体や、Pt,Pb,Au,Ag,Al,Ni等の
金属を用いることができる。
で表すと、図3Bのようになる。上部導電体層34には
コントロールゲート電極CGが接続されている。下部導
電体層30には電極が接続されておらずフローティング
状態ととなっている。ソース領域22にはソース電極S
が接続され、ドレイン領域24にはドレイン電極Dが接
続されている。
造を示す。記憶用トランジスタMT2は、nチャンネル
MOSFETである。半導体基板であるp型のシリコン
基板20に、n型半導体で構成されたソース領域22と
ドレイン領域24が形成されている。p型半導体で構成
されたチャネル領域26の上には、酸化シリコン(Si
O2)による絶縁層28が設けられている。絶縁層28の
上にはPoly-Siにより構成された導電体層(第1の導電
体層)40が設けられている。
で表すと、図4Bのようになる。導電体層40にはゲー
ト電極Gが接続されている。ソース領域22にはソース
電極Sが接続され、ドレイン領域24にはドレイン電極
Dが接続されている。
T21も、記憶用トランジスタMT2と同様の構成を有
するnチャンネルMOSFETである。
1に示す他のメモリセルMC00,MC01,・・・
も、同様の構成である。
タを書込む場合の動作について説明する。図5は、デー
タ”0”を書込む場合の動作を説明するための図面であ
る。図5を参照しながら、メモリセルMC11にデー
タ”0”を書込む場合を例に説明する。
ットライン対BLP1を選択し、データ”0”に対応し
た電位を、ビットライン対BLP1に与えておく。すな
わち、ビットライン対BLP1を構成するビットライン
BL1に低電位”L(接地電位)”を与えるとともに,
ビットラインBLB1に高電位”H(電源電位VDD)”
を与えておく(図5参照)。
ンWL1を選択し、ワードラインWL1を”H”にする
ことによりセレクトトランジスタ対STP11をONに
する。これにより、図5に示すように、メモリセルMC
11の記憶用トランジスタMT2のゲート電極Gは”
L”電位になる。ゲート電極Gが”L”電位になると記
憶用トランジスタMT2がOFF(断状態)になるよ
う、記憶用トランジスタMT2のしきい値が設定されて
いる。
ロールゲート電極CGは”H”電位となる。後述するよ
うに、コントロールゲート電極CGが”H”電位になる
と記憶用トランジスタMT1がON(継状態)になるよ
う、記憶用トランジスタMT1のしきい値Vthが設定さ
れている。
することによりセレクトトランジスタ対STP11をO
FFにすることで、メモリセルMC11はスタンバイ状
態となる。スタンバイ状態になっても、メモリセルMC
11の自己ラッチ機能により、記憶用トランジスタMT
2のOFF状態、および記憶用トランジスタMT1のO
N状態は保持される。
メモリセルMC11に保持されることになる。なお、図
5に示すメモリセルMC11の状態が、記憶すべきデー
タ”0”に対応した第1の記憶状態である。
にいたる間の、記憶用トランジスタMT1の強誘電体層
32の分極状態について説明する。図3A,Bに示すよ
うに、記憶用トランジスタMT1は、上部導電体層34
と下部導電体層30との間に形成されたコンデンサであ
る強誘電体容量Cferroと、下部導電体層30とチャネ
ル領域26との間に形成されたコンデンサであるMOS
容量CMOSとを、直列に接続したものと考えることがで
きる。強誘電体容量CferroとMOS容量CMOSとを
合成したコンデンサをGATE容量CGATEと呼ぶ。
るGATE容量CGATEの電圧・電荷特性の一例を示す。
図7に、この場合における強誘電体容量Cferroおよび
MOS容量CMOSの電圧・電荷特性を示す。
がONになっているので(図5参照)、チャネル領域2
6(図3A参照)の電位は、ほぼ接地電位になってい
る。また、記憶用トランジスタMT1のコントロールゲ
ート電極CGに”H(VDD)”電位が与えられている。
したがって、GATE容量CGATEには、チャネル領域2
6を基準として+VDDの電圧が印加される。
量CGATEに現れる電圧・電荷の状態は、Q4になる。こ
のとき、図7に示すように、強誘電体容量Cferroの状
態は、P4になる。同様に、MOS容量CMOSの状態
は、S4になる。なお、このときMOS容量CMOSに発
生する電圧はV2であり、記憶用トランジスタMT1の
しきい値Vthよりも大きくなっていることが分かる。
ず)を遮断し、その後、電源を再投入した場合の動作を
説明する。メモリセルMC11がデータ”0”を記憶し
た状態のままメモリ装置10の電源を遮断すると、時間
の経過に伴って、GATE容量CGATEには、図6のQ1
点で示される電圧・電荷状態が現れる。このとき、強誘
電体容量CferroおよびMOS容量CMOSに現れる電圧・
電荷は、それぞれ、図7のP1点およびS1点で示され
る。
は直列に接続されているから、図7のP1点およびS1
点の電荷はともに、図6のQ1点の電荷に等しい。図7
のP1点およびS1点の電圧の和は0Vとなる。したが
って、S1点の電圧をV1とするとP1点の電圧は、図
7に示すように、絶対値が等しく極性が逆の−V1とな
る。
た場合、再投入時におけるMOS容量CMOSの電圧はV1
であり、これは記憶用トランジスタMT1のしきい値V
thよりも大きい。このため、記憶用トランジスタMT1
は、やがて、ON状態となる。
量CGATEに現れる電圧・電荷の状態は、Q1からQ3を
経てQ4に戻る。このとき、図7に示すように、強誘電
体容量Cferroの状態は、P1からP3を経てP4に戻
る。同様に、MOS容量CMOSの状態は、S1からS4
に戻る。
ジスタMT2は、OFF状態となる。
その後、電源を再投入した場合、メモリセルMC11
は、電源を遮断する前の状態、すなわち、データ”0”
に対応した第1の記憶状態に復帰することがわかる。
1”を書込む場合について説明する。図8は、メモリセ
ルMC11にデータ”1”を書込む場合の動作を説明す
るための図面である。
ず、図1に示す列デコーダ14によりビットライン対B
LP1を選択する。このとき、データ”1”に対応した
電位を、ビットライン対BLP1に与えておく。すなわ
ち、ビットライン対BLP1を構成するビットラインB
L1に高電位”H(電源電位VDD)”を与えるととも
に,ビットラインBLB1に低電位”L(接地電位)”
を与えておく(図8参照)。
に、行デコーダ12によりワードラインWL1を選択
し、ワードラインWL1を”H”にすることによりセレ
クトトランジスタ対STP11をONにする。これによ
り、図8に示すように、メモリセルMC11の記憶用ト
ランジスタMT2のゲート電極Gは”H”電位になる。
ゲート電極Gが”H”電位になると記憶用トランジスタ
MT2がON(継状態)になるよう、記憶用トランジス
タMT2のしきい値が設定されている。
ロールゲート電極CGは”L”電位となる。コントロー
ルゲート電極CGが”L”電位になると記憶用トランジ
スタMT1がOFF(断状態)になるよう、記憶用トラ
ンジスタMT1のしきい値Vthが設定されている。
様に、ワードラインWL1を”L”にすることによりセ
レクトトランジスタ対STP11をOFFにすること
で、スタンバイ状態となる。スタンバイ状態になって
も、メモリセルMC11の自己ラッチ機能により、記憶
用トランジスタMT2のON状態、および記憶用トラン
ジスタMT1のOFF状態は保持される。したがって、
書込まれたデータ”1”が、メモリセルMC11に保持
されることになる。なお、図8に示すメモリセルMC1
1の状態が、記憶すべきデータ”1”に対応した第2の
記憶状態である。
にいたる間の、記憶用トランジスタMT1の強誘電体層
32の分極状態について説明する。
るGATE容量CGATEの電圧・電荷特性を示す。図10
に、この場合の強誘電体容量CferroおよびMOS容量
CMOSの電圧・電荷特性を示す。
スタMT1がOFFになっているので、チャネル領域2
6(図3A参照)の電位は、ほぼVDD/2になってい
る。また、記憶用トランジスタMT1のコントロールゲ
ート電極CGに”L(接地電位)”電位が与えられてい
る。したがって、GATE容量CGATEには、チャネル領
域26を基準として−VDD/2の電圧が印加される。
量CGATEに現れる電圧・電荷の状態は、Q5になる。こ
のとき、図10に示すように、強誘電体容量Cferroの
状態は、P5になる。同様に、MOS容量CMOSの状態
は、S5になる。なお、このときMOS容量CMOSに発
生する電圧は−V4であり、記憶用トランジスタMT1
のしきい値Vthよりも小さくなっていることが分かる。
その後、電源を再投入した場合の動作を説明する。デー
タ”1”を記憶した状態のままメモリ装置10の電源を
遮断すると、時間の経過に伴って、GATE容量CGATE
には、図9のQ2点で示される電圧・電荷状態が現れ
る。このとき、強誘電体容量CferroおよびMOS容量
CMOSに現れる電圧・電荷は、それぞれ、図10のP2
点およびS2点で示される。
は直列に接続されているから、図10のP2点およびS
2点の電荷はともに、図9のQ2点の電荷に等しい。図
10のP2点およびS2点の電圧の和は0Vとなる。し
たがって、S2点の電圧を−V3とするとP2点の電圧
は、図10に示すように、絶対値が等しく極性が逆のV
3となる。
たとする。再投入時におけるMOS容量CMOSの電圧は
−V3であり、これは記憶用トランジスタMT1のしき
い値Vthよりも小さい。このため、記憶用トランジスタ
MT1は、やがて、OFF状態となる。
量CGATEに現れる電圧・電荷の状態は、Q2からQ6を
経てQ5に戻る。このとき、図10に示すように、強誘
電体容量Cferroの状態は、P2からP6を経てP5に
戻る。同様に、MOS容量CMOSの状態は、S2からS
5に戻る。
ジスタMT2は、ON状態となる。
その後、電源を再投入した場合、メモリセルMC11
は、電源を遮断する前の状態、すなわち、データ”1”
に対応した第1の記憶状態に復帰することがわかる。
タの内容にかかわらず、電源を遮断しても当該データを
記憶している。すなわち、メモリ装置10は不揮発性の
メモリ装置である。
読み出す場合の動作について説明する。
ードラインWL1を選択し、ワードラインWL1を”
H”にすることによりセレクトトランジスタ対STP1
1をONにする。これにより、ビットライン対BLP1
に、記憶データの内容に応じた電圧が生ずる。
0”が記憶されていた場合には、ビットラインBL1
が”L”電位となり、ビットラインBLB1が”H”電
位となる。一方、前述の図8のようにデータ”1”が記
憶されていた場合には、ビットラインBL1が”H”電
位となり、ビットラインBLB1が”L”電位となる。
よりビットライン対BLP1を選択して、ビットライン
対BLP1の電圧を検出することにより、メモリセルM
C11に記憶されていたデータの内容を知ることができ
る。
SRAMを構成する一対の記憶用トランジスタMT1,
MT2のうち、記憶用トランジスタMT1のみを、MF
MIS構造のトランジスタに置換した場合を例に説明し
たが、図11に示すように、一対の記憶用トランジスタ
MT1,MT2の双方をMFMIS構造のトランジスタ
にしてもよい。
電源を遮断し、その後、電源を再投入した場合、メモリ
セルMC11は、より確実に、電源を遮断する前の状態
に復帰することができる。すなわち、より信頼性の高い
メモリ装置を実現することができる。
電体部を設けたスイッチ部として、MFMIS構造のト
ランジスタを例に説明したが、強誘電体部を設けたスイ
ッチ部は、これに限定されるものではない。強誘電体部
を設けたスイッチ部として、たとえば、図12に示すよ
うな記憶用トランジスタMT1を用いることもできる。
は、図4Aに示すような通常のMOSFETの絶縁層2
8を、シリコン酸化物ではなくPZT等の強誘電体材料
で構成したトランジスタである。したがって、従来のS
RAM等に用いる記憶用トランジスタの材料を一部変更
するだけで、容易に不揮発性のメモリ装置を得ることが
できる。
て、たとえば、図13に示すようなスイッチ部SW1を
用いることもできる。図13に示すスイッチ部SW1
は、記憶用トランジスタMT1である通常のMOSFE
Tと強誘電体コンデンサC1とを備えている。記憶用ト
ランジスタMT1のゲート電極Gと抵抗R2との間に、
強誘電体コンデンサC1が直列に接続されている。
M等に用いる記憶用トランジスタをそのまま用いるとと
もに、新たに強誘電体コンデンサを追加するだけで、容
易に不揮発性のメモリ装置を得ることができる。
に示すメモリ装置10を構成する全てのメモリセルMC
00,MC01,・・・が、強誘電体部を設けたスイッ
チ部を有するメモリセルである場合を例に説明したが、
この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、
メモリセルMC00,MC01,・・・のうち、一部の
メモリセルのみが強誘電体部を設けたスイッチ部を有
し、他のメモリセルは強誘電体部を設けたスイッチ部を
有しないよう構成することもできる。
SRAMの一部のみを不揮発性の記憶素子に変更するこ
とができる。したがって、揮発性の記憶素子および不揮
発性の記憶素子の双方を所望の比率で配置したメモリ装
置を、容易に実現することができる。
リセルとして、図2に示すような一対の記憶用トランジ
スタMT1,MT2とともに一対の抵抗R1,R2を用
いたタイプのメモリセルを例に説明したが、メモリセル
のタイプはこれに限定されるものではない。たとえば、
一対の記憶用トランジスタとともに一対のダイオードを
用いたタイプのメモリセルや、一対の記憶用トランジス
タとともに他の一対のトランジスタを用いたタイプのメ
モリセル等にも、この発明を適用することができる。
他の一対のトランジスタを用いたタイプのメモリセル
(CMOSセル等)にこの発明を適用する場合には、メ
モリセルを構成するトランジスタのうち任意のトランジ
スタに強誘電体部を設けることができる。したがって、
たとえば、2対のトランジスタ全てに強誘電体部を設け
ることもできる。
トランジスタがnチャネル型のMOSFETタイプのト
ランジスタである場合を例に説明したが、記憶用トラン
ジスタがpチャネル型のMOSFETタイプのトランジ
スタである場合にも、この発明を適用することができ
る。
ッチ部は、MOSFETタイプのトランジスタを備えた
ものに限定されるものではない。第1のスイッチ部また
は第2のスイッチ部として、たとえば、MOSFETタ
イプのトランジスタ以外のトランジスタやトランジスタ
以外のスイッチング素子を用いることもできる。
あるメモリ装置10の構成を模式的に示した図面であ
る。
示す図面である。図3Bは、図3Aの記憶用トランジス
タMT1を記号で表した図面である。
示す図面である。図4Bは、図4Aの記憶用トランジス
タMT2を記号で表した図面である。
合の動作を説明するための図面である。
量CGATEの電圧・電荷特性の一例を示す図面である。
量CferroおよびMOS容量CMOSの電圧・電荷特性を示
す図面である。
合の動作を説明するための図面である。
量CGATEの電圧・電荷特性の一例を示す図面である。
容量CferroおよびMOS容量CMOSの電圧・電荷特性を
示す図面である。
C11の具体的な回路図である。
セルMC11の具体的な回路図である。
セルMC11の具体的な回路図である。
の具体的な回路図である。
Claims (7)
- 【請求項1】相互に異なる継断状態を呈するよう構成さ
れた第1のスイッチ部および第2のスイッチ部を有し、
第1のスイッチ部が継状態であるとともに第2のスイッ
チ部が断状態である第1の記憶状態と第1のスイッチ部
が断状態であるとともに第2のスイッチ部が継状態であ
る第2の記憶状態とのうちいずれかの記憶状態を、記憶
すべきデータに対応させて保持する記憶素子、 を備えたデータ記憶装置であって、 前記記憶素子の第1のスイッチ部および第2のスイッチ
部のうち少なくとも一方のスイッチ部に、当該スイッチ
部の継断状態に対応した分極状態を保持する強誘電体部
を設けたこと、 を特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項2】請求項1のデータ記憶装置において、 前記記憶素子の第1のスイッチ部および第2のスイッチ
部は、ともに、 A)半導体基板に形成された第1導電型のソース領域お
よびドレイン領域、 B)ソース領域とドレイン領域との間に配置された第2
導電型のチャネル領域、 C)チャネル領域の上に配置された絶縁層、 D)前記絶縁層の上に配置された第1の導電体層、 を有する記憶用トランジスタを備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項3】請求項2のデータ記憶装置において、 前記強誘電体部を備えたスイッチ部を構成する記憶用ト
ランジスタは、さらに、 E)前記第1の導電体層の上に形成された強誘電体層、 F)強誘電体層の上に形成された第2の導電体層、 を有すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項4】請求項2のデータ記憶装置において、 前記強誘電体部を備えたスイッチ部を構成する記憶用ト
ランジスタの前記絶縁層を、強誘電体を用いて構成した
こと、 を特徴とするもの。 - 【請求項5】請求項2のデータ記憶装置において、 前記強誘電体部を備えたスイッチ部を構成する記憶用ト
ランジスタの前記第1の導電体層に対し、直列に、強誘
電体コンデンサを接続したこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項5のデータ記憶装置
において、 前記記憶素子の第1のスイッチ部および第2のスイッチ
部の双方に、各スイッチ部の継断状態に対応した分極状
態を保持する強誘電体部をそれぞれ設けたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6のデータ記憶装置
において、 前記強誘電体部を設けたスイッチ部を有しない記憶素子
を、さらに備えたこと、 を特徴とするもの。
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