JPH11164351A - クロック信号のタイミング調整回路及びその調整方法 - Google Patents
クロック信号のタイミング調整回路及びその調整方法Info
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- JPH11164351A JPH11164351A JP9343837A JP34383797A JPH11164351A JP H11164351 A JPH11164351 A JP H11164351A JP 9343837 A JP9343837 A JP 9343837A JP 34383797 A JP34383797 A JP 34383797A JP H11164351 A JPH11164351 A JP H11164351A
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- timing
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 システム動作の時間的基準になる、マス
タークロックを複数の基地局へ配分する、複数の配分経
路の途中に、この配分経路を流れる、クロック信号を遅
延させるための、遅延時間調整部を備える。この遅延時
間調整部を調整して、複数の配分経路を流れるクロック
信号のタイミングを調整する。 【効果】 隣接キャビネット間による電波干渉が少なく
なり、通信品質の向上につながる。
タークロックを複数の基地局へ配分する、複数の配分経
路の途中に、この配分経路を流れる、クロック信号を遅
延させるための、遅延時間調整部を備える。この遅延時
間調整部を調整して、複数の配分経路を流れるクロック
信号のタイミングを調整する。 【効果】 隣接キャビネット間による電波干渉が少なく
なり、通信品質の向上につながる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業所用コードレ
スシステム等に用いられる無線送受信タイミングクロッ
ク信号のタイミング調整回路に関する。
スシステム等に用いられる無線送受信タイミングクロッ
ク信号のタイミング調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】事業所用コードレスシステムでは、内線
電話にコードレス電話(以下移動端末と呼ぶ)を採用す
る。こうしたシステムにおいて、構内交換局(以下PB
Xと記す)は、事業所外の既存通信網と移動端末とを接
続し、事業所内のシステム全体を統括している。このP
BXは、複数の基地局(以後CSと記す)を配下に有す
る。このCSは、その配下に複数の移動端末(以後MS
と記す)を有し、標準規格に従って、このMSと無線を
介して交信する。
電話にコードレス電話(以下移動端末と呼ぶ)を採用す
る。こうしたシステムにおいて、構内交換局(以下PB
Xと記す)は、事業所外の既存通信網と移動端末とを接
続し、事業所内のシステム全体を統括している。このP
BXは、複数の基地局(以後CSと記す)を配下に有す
る。このCSは、その配下に複数の移動端末(以後MS
と記す)を有し、標準規格に従って、このMSと無線を
介して交信する。
【0003】この標準規格として、例えば、第2世代コ
ードレス電話システムの標準規格(以後RCR−STD
−28と記す)に従ったとする。このRCR−STD−
28には、通信方式として、マルチキャリアTDMA−
TDD方式が採用されている。従って、送受信信号は、
フレーム構成され、システム内全域でタイミング同期さ
れている。タイミング同期させるために、PBXは、タ
イミングクロックを作成し、CS、MS等に分配してい
る。
ードレス電話システムの標準規格(以後RCR−STD
−28と記す)に従ったとする。このRCR−STD−
28には、通信方式として、マルチキャリアTDMA−
TDD方式が採用されている。従って、送受信信号は、
フレーム構成され、システム内全域でタイミング同期さ
れている。タイミング同期させるために、PBXは、タ
イミングクロックを作成し、CS、MS等に分配してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、以下に記すような解決すべき課題が
残されていた。PBXから、末端のMSに至るタイミン
グ分配経路を、クロック信号が通過する間に、一定量の
遅延時間が、発生する。この遅延時間発生の要因は、分
配経路中のケーブルを通るクロック信号の伝搬時間、P
BX等の装置内における回路の応答時間、等である。従
って、タイミングクロックが通過する複数の経路間に、
遅延時間差が発生することがある。この遅延時間差は、
伝送される信号間の位相差となって現れる。この位相差
のある信号が、隣り合うCSの境界で、重なり合った
時、相互の電波干渉によって、通信品質は、劣化する。
な従来の技術には、以下に記すような解決すべき課題が
残されていた。PBXから、末端のMSに至るタイミン
グ分配経路を、クロック信号が通過する間に、一定量の
遅延時間が、発生する。この遅延時間発生の要因は、分
配経路中のケーブルを通るクロック信号の伝搬時間、P
BX等の装置内における回路の応答時間、等である。従
って、タイミングクロックが通過する複数の経路間に、
遅延時間差が発生することがある。この遅延時間差は、
伝送される信号間の位相差となって現れる。この位相差
のある信号が、隣り合うCSの境界で、重なり合った
時、相互の電波干渉によって、通信品質は、劣化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉それぞれ所定のエリア内で移動する移動局と
交信をする、複数の基地局と、システム全体の時間的基
準になるマスタークロックを、これらの基地局へ配分す
る交換局とを備えたシステムにおいて、上記交換局から
上記各基地局へ上記マスタークロックを配分する配分経
路中に、それぞれ上記マスタークロックを所定時間ずつ
遅延する遅延時間調整部を挿入し、各遅延時間調整部
は、それぞれ、上記各基地局がいずれも同一のタイミン
グで上記マスタークロックを上記配分経路から受け入れ
るように、マスタークロックを所定時間ずつ遅延する遅
延時間を設定していることを特徴とするコードレスシス
テム。
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉それぞれ所定のエリア内で移動する移動局と
交信をする、複数の基地局と、システム全体の時間的基
準になるマスタークロックを、これらの基地局へ配分す
る交換局とを備えたシステムにおいて、上記交換局から
上記各基地局へ上記マスタークロックを配分する配分経
路中に、それぞれ上記マスタークロックを所定時間ずつ
遅延する遅延時間調整部を挿入し、各遅延時間調整部
は、それぞれ、上記各基地局がいずれも同一のタイミン
グで上記マスタークロックを上記配分経路から受け入れ
るように、マスタークロックを所定時間ずつ遅延する遅
延時間を設定していることを特徴とするコードレスシス
テム。
【0006】〈構成2〉構成1に記載のシステムにおい
て、各基地局へマスタークロックを配分する配分経路の
うち、マスタークロックに対する遅延量が最も大きい配
分経路の遅延時間をTとしたとき、この遅延時間T以上
の所定の遅延時間を、マスタークロックの最大許容遅延
時間と定め、上記各基地局へ入力するマスタークロック
の入力タイミングが、上記最大許容遅延時間と一致する
ように、各配分経路に挿入した遅延時間調整部による遅
延時間を設定したことを特徴とするコードレスシステ
ム。
て、各基地局へマスタークロックを配分する配分経路の
うち、マスタークロックに対する遅延量が最も大きい配
分経路の遅延時間をTとしたとき、この遅延時間T以上
の所定の遅延時間を、マスタークロックの最大許容遅延
時間と定め、上記各基地局へ入力するマスタークロック
の入力タイミングが、上記最大許容遅延時間と一致する
ように、各配分経路に挿入した遅延時間調整部による遅
延時間を設定したことを特徴とするコードレスシステ
ム。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。図1は、CS接続部のブロッ
ク図である。本発明によるクロック信号のタイミング調
整回路は、図1示すCS接続部の1構成要素である。こ
のクロック信号のタイミング調整回路について説明する
前に、事業所用コードレスシステムにおける、クロック
信号の流れについて説明する。
について詳細に説明する。図1は、CS接続部のブロッ
ク図である。本発明によるクロック信号のタイミング調
整回路は、図1示すCS接続部の1構成要素である。こ
のクロック信号のタイミング調整回路について説明する
前に、事業所用コードレスシステムにおける、クロック
信号の流れについて説明する。
【0008】図2は、クロック信号の流れを示す説明図
である。図より、事業所用コードレスシステムは、統括
部22と、P1〜PNまでN個のキャビネットと、各キ
ャビネットからそれぞれ分岐する、複数個のCS接続部
F11〜F1nと、各接続部からそれぞれ分岐する複数
個の基地局CS11〜CS1nと、MS1〜MSmまで
m個の移動端末とを備える。
である。図より、事業所用コードレスシステムは、統括
部22と、P1〜PNまでN個のキャビネットと、各キ
ャビネットからそれぞれ分岐する、複数個のCS接続部
F11〜F1nと、各接続部からそれぞれ分岐する複数
個の基地局CS11〜CS1nと、MS1〜MSmまで
m個の移動端末とを備える。
【0009】ここで、統括部22と、P1〜PNまでN
個のキャビネットと、複数個のCS接続部F1〜Fnは
構内交換局(PBX)1内部に配置されている。統括部
22は、システム全体の時間的基準になるマスタークロ
ックを生成する部分であり、自己が統括するシステムを
他の既存通信網21に連携させる部分でもある。更に、
システム全体を統括する部分でもある。
個のキャビネットと、複数個のCS接続部F1〜Fnは
構内交換局(PBX)1内部に配置されている。統括部
22は、システム全体の時間的基準になるマスタークロ
ックを生成する部分であり、自己が統括するシステムを
他の既存通信網21に連携させる部分でもある。更に、
システム全体を統括する部分でもある。
【0010】キャビネットP1〜PNは、統括部22を
挟んで数珠つなぎに(図上実線及び点線で示してある)
接続され、統括部22から受け入れた基準クロックに同
期して、クロック信号を再成する部分である。また、こ
のキャビネットP1〜PNは、それぞれ自己に分岐接続
する複数個のCS接続部F11〜F1nに、自己が再成
したクロック信号を供給する部分でもある。CS接続部
F11〜F1nは、キャビネットと基地局間のインタフ
ェース部分である。自己が接続されているキャビネット
P1からクロック信号を受け入れて、自己に分岐接続す
る複数個の基地局CS11〜CS1Mに分配する部分で
ある。
挟んで数珠つなぎに(図上実線及び点線で示してある)
接続され、統括部22から受け入れた基準クロックに同
期して、クロック信号を再成する部分である。また、こ
のキャビネットP1〜PNは、それぞれ自己に分岐接続
する複数個のCS接続部F11〜F1nに、自己が再成
したクロック信号を供給する部分でもある。CS接続部
F11〜F1nは、キャビネットと基地局間のインタフ
ェース部分である。自己が接続されているキャビネット
P1からクロック信号を受け入れて、自己に分岐接続す
る複数個の基地局CS11〜CS1Mに分配する部分で
ある。
【0011】基地局CS11〜CS1Mは、自己が接続
するCS接続部F11からクロック信号を受け入れて、
電磁波に変換する部分である。この電磁波に変換された
クロック信号を自己の周辺に形成されている無線サービ
スエリア内に位置する移動端末MS1〜MSmに供給す
る部分でもある。移動端末MS1〜MSmは、基地局C
S11〜CS1Mから、この電磁波に変換されたクロッ
ク信号を受け入れる。以上でクロック信号の全体の流れ
を説明した。次に、このクロック信号の全体の流れの中
で本発明が必要とされる背景について説明する。
するCS接続部F11からクロック信号を受け入れて、
電磁波に変換する部分である。この電磁波に変換された
クロック信号を自己の周辺に形成されている無線サービ
スエリア内に位置する移動端末MS1〜MSmに供給す
る部分でもある。移動端末MS1〜MSmは、基地局C
S11〜CS1Mから、この電磁波に変換されたクロッ
ク信号を受け入れる。以上でクロック信号の全体の流れ
を説明した。次に、このクロック信号の全体の流れの中
で本発明が必要とされる背景について説明する。
【0012】図3は、システムの配置図である。キャビ
ネットP1から、複数のCS接続部F11〜F1nへ、
更にその一つのCS接続部F1から複数の基地局CS1
1〜CS1Mへと、樹枝状に拡大するシステムを簡便の
ために、一枝に限定して記した。更に図中エリアE1〜
エリアENは、キャビネットP1〜PNがそれぞれ再成
したクロック信号の支配下にある領域を表している。従
って、そのエリア内を飛び交う伝送信号のタイミング
は、その領域を支配しているキャビネットP1〜PNが
それぞれ再成したクロック信号に一致している。この一
つの領域の中には、複数の基地局CS11〜CS1M
が、それぞれ受け持つ複数の無線サービス領域が含まれ
ているが、あくまで同一タイミングで動作している。
ネットP1から、複数のCS接続部F11〜F1nへ、
更にその一つのCS接続部F1から複数の基地局CS1
1〜CS1Mへと、樹枝状に拡大するシステムを簡便の
ために、一枝に限定して記した。更に図中エリアE1〜
エリアENは、キャビネットP1〜PNがそれぞれ再成
したクロック信号の支配下にある領域を表している。従
って、そのエリア内を飛び交う伝送信号のタイミング
は、その領域を支配しているキャビネットP1〜PNが
それぞれ再成したクロック信号に一致している。この一
つの領域の中には、複数の基地局CS11〜CS1M
が、それぞれ受け持つ複数の無線サービス領域が含まれ
ているが、あくまで同一タイミングで動作している。
【0013】この、事業所用コードレスシステムが上記
RCR−STD−28に従って動作すると仮定する。R
CR−STD−28には、通信方式として、マルチキャ
リアTDMA−TDD方式が採用されている。ここで、
TDMA−TDD方式では、それぞれ周波数の異なる複
数のキャリアが各々別々のチャネルを構成している。基
地局と移動端末は、同一チャネル上で交互に交信してい
る。更に、その同一チャネルを時間軸上で分割し、他の
基地局と移動端末も同時に交信している。
RCR−STD−28に従って動作すると仮定する。R
CR−STD−28には、通信方式として、マルチキャ
リアTDMA−TDD方式が採用されている。ここで、
TDMA−TDD方式では、それぞれ周波数の異なる複
数のキャリアが各々別々のチャネルを構成している。基
地局と移動端末は、同一チャネル上で交互に交信してい
る。更に、その同一チャネルを時間軸上で分割し、他の
基地局と移動端末も同時に交信している。
【0014】RCR−STD−28では、フレーム長
は、5msecと規定されている。ここでフレームと
は、データを一定量まとめて送受信するためのデータの
単位である。また、このフレームを構成している、複数
のスロット信号の役割は、フレームの先端を基準にし
て、順に従って、それぞれ定められている。
は、5msecと規定されている。ここでフレームと
は、データを一定量まとめて送受信するためのデータの
単位である。また、このフレームを構成している、複数
のスロット信号の役割は、フレームの先端を基準にし
て、順に従って、それぞれ定められている。
【0015】従って仮に、エリアE1とエリアENの境
界に位置する移動端末MS1が、エリアE1からの信号
と、遅延時間差のあるエリアENからの信号を同時に受
信したとする。その時2つの信号は、タイミングが一致
していないため、干渉し合って通信品質を劣化させる。
そこで、このフレーム長、5msecはもとより、タイ
ミングも正確に一致させる必要がある。この目的を達成
するために、システム内全域で、すべての伝送信号に
は、周波数、並びに位相同期していることが、求められ
る。
界に位置する移動端末MS1が、エリアE1からの信号
と、遅延時間差のあるエリアENからの信号を同時に受
信したとする。その時2つの信号は、タイミングが一致
していないため、干渉し合って通信品質を劣化させる。
そこで、このフレーム長、5msecはもとより、タイ
ミングも正確に一致させる必要がある。この目的を達成
するために、システム内全域で、すべての伝送信号に
は、周波数、並びに位相同期していることが、求められ
る。
【0016】この要求を達成するために、統括部22
は、パルス繰り返し周期5msecのフレームクロック
を作成して、キャビネット、CS接続部、基地局、移動
端末等、各構成要素に分配している。ところが、その分
配経路を構成している同軸ケーブル中の伝搬時間や、装
置内回路での応答時間、等により、遅延時間が発生す
る。例えば上記エリアE1からの信号とエリアENから
の信号では、分配経路中のキャビネットの数量に差があ
る。更に、同軸ケーブルの長さにも差がある。従って遅
延時間差が発生する。
は、パルス繰り返し周期5msecのフレームクロック
を作成して、キャビネット、CS接続部、基地局、移動
端末等、各構成要素に分配している。ところが、その分
配経路を構成している同軸ケーブル中の伝搬時間や、装
置内回路での応答時間、等により、遅延時間が発生す
る。例えば上記エリアE1からの信号とエリアENから
の信号では、分配経路中のキャビネットの数量に差があ
る。更に、同軸ケーブルの長さにも差がある。従って遅
延時間差が発生する。
【0017】この遅延時間差を最小におさえる構成とし
て、統括部22を中心にしてキャビネットP1〜PNを
星型に接続する(図上一点鎖線で示している)スター接
続が、考えられる。このスター接続では、分配経路毎の
構内交換局数を一致させ、同軸ケーブルの長さを遅延時
間差が問題にならない程度まで調整することも可能であ
る。但しこの工事には多大な工数アップが伴う。このよ
うな工数アップを伴わずに、分配経路間の遅延時間差を
吸収する手段として、新たに備えた構成が、本発明によ
るタイミング調整回路である。以上で、事業所用コード
レスシステムシステムにおける、タイミング調整の必要
性と、システム内でのタイミング調整回路の位置付けに
ついて説明したので、再度図1に戻って本発明によるタ
イミング調整回路の具体例について説明する。
て、統括部22を中心にしてキャビネットP1〜PNを
星型に接続する(図上一点鎖線で示している)スター接
続が、考えられる。このスター接続では、分配経路毎の
構内交換局数を一致させ、同軸ケーブルの長さを遅延時
間差が問題にならない程度まで調整することも可能であ
る。但しこの工事には多大な工数アップが伴う。このよ
うな工数アップを伴わずに、分配経路間の遅延時間差を
吸収する手段として、新たに備えた構成が、本発明によ
るタイミング調整回路である。以上で、事業所用コード
レスシステムシステムにおける、タイミング調整の必要
性と、システム内でのタイミング調整回路の位置付けに
ついて説明したので、再度図1に戻って本発明によるタ
イミング調整回路の具体例について説明する。
【0018】〈具体例の構成〉図1から、具体例による
タイミング調整回路1は、制御部2と、記憶部3と、遅
延時間調整部4を備える。タイミング調整回路1は、上
記キャビネットと基地局間のインタフース部分であるC
S接続部F11〜F31(図3)の内部構成の一部であ
る。制御部2は、統括部22(図3)内部のCPU(以
後上位CPUと記す)から送られてくるタイミング情報
を受入れて、記憶部3に格納する部分である。
タイミング調整回路1は、制御部2と、記憶部3と、遅
延時間調整部4を備える。タイミング調整回路1は、上
記キャビネットと基地局間のインタフース部分であるC
S接続部F11〜F31(図3)の内部構成の一部であ
る。制御部2は、統括部22(図3)内部のCPU(以
後上位CPUと記す)から送られてくるタイミング情報
を受入れて、記憶部3に格納する部分である。
【0019】また、上位CPUの制御に基づいて、記憶
部3に格納してある情報を取り出して遅延時間情報に変
換する部分でもある。更に、変換した遅延時間情報に基
づいて、遅延時間調整部4を制御して、キャビネットP
1(図3)から転送されてくるクロック信号のタイミグ
を合わせる部分である。記憶部3は、制御部2の制御に
基づいて、上位CPUから送られてくるタイミング情報
を格納しておくメモリである。
部3に格納してある情報を取り出して遅延時間情報に変
換する部分でもある。更に、変換した遅延時間情報に基
づいて、遅延時間調整部4を制御して、キャビネットP
1(図3)から転送されてくるクロック信号のタイミグ
を合わせる部分である。記憶部3は、制御部2の制御に
基づいて、上位CPUから送られてくるタイミング情報
を格納しておくメモリである。
【0020】遅延時間調整部4は、制御部2から転送さ
れてくる遅延時間情報に基づいて、キャビネットP1
(図3)から受け入れたクロック信号のタイミグを合わ
せる部分である。更に、タイミングを合わせたクロック
信号をCSインタフェース回路に転送する部分である。
以上の構成によるタイミング調整回路は以下のように動
作する。
れてくる遅延時間情報に基づいて、キャビネットP1
(図3)から受け入れたクロック信号のタイミグを合わ
せる部分である。更に、タイミングを合わせたクロック
信号をCSインタフェース回路に転送する部分である。
以上の構成によるタイミング調整回路は以下のように動
作する。
【0021】〈具体例の動作〉図4は、クロック信号の
タイミング説明図である。(a)は、統括部22が生成
するフレームクロック(繰り返し周期5msec)のタ
イミングを表している。以後このクロックをマスターク
ロックと記す。(b)は、キャビネットP1が、マスタ
ークロックを受け入れて、そのマスタークロックに同期
させて再成した、クロック信号のタイミングを表してい
る。(c)は、同様に、キャビネットP2が、マスター
クロックを受け入れて、そのマスタークロックに同期さ
せて再成した、クロック信号のタイミングを表してい
る。上記全ての図は、横軸に時間を表し、縦軸に信号レ
ベルを表している。更に、全ての図は、時間軸を一致し
て記されている。
タイミング説明図である。(a)は、統括部22が生成
するフレームクロック(繰り返し周期5msec)のタ
イミングを表している。以後このクロックをマスターク
ロックと記す。(b)は、キャビネットP1が、マスタ
ークロックを受け入れて、そのマスタークロックに同期
させて再成した、クロック信号のタイミングを表してい
る。(c)は、同様に、キャビネットP2が、マスター
クロックを受け入れて、そのマスタークロックに同期さ
せて再成した、クロック信号のタイミングを表してい
る。上記全ての図は、横軸に時間を表し、縦軸に信号レ
ベルを表している。更に、全ての図は、時間軸を一致し
て記されている。
【0022】説明の都合上、クロックの分配経路をキャ
ビネットP1を通る経路と、キャビネットP2を通る経
路に限定する。図(a)及び図(b)に表したように、
キャビネットP1が、再成したクロック信号のタイミン
グは、マスタクロックのタイミングに比して遅延時間T
d1遅れている、と仮定する。同様に、図(a)及び図
(c)に表したように、キャビネットP2が、再成した
クロック信号のタイミングは、マスタークロックのタイ
ミングに比して遅延時間Td2遅れている、と仮定す
る。以下に、タイミング調整の動作についてキャビネッ
トP1のみを通る分配経路に限定し、動作ステップに分
解して説明する。
ビネットP1を通る経路と、キャビネットP2を通る経
路に限定する。図(a)及び図(b)に表したように、
キャビネットP1が、再成したクロック信号のタイミン
グは、マスタクロックのタイミングに比して遅延時間T
d1遅れている、と仮定する。同様に、図(a)及び図
(c)に表したように、キャビネットP2が、再成した
クロック信号のタイミングは、マスタークロックのタイ
ミングに比して遅延時間Td2遅れている、と仮定す
る。以下に、タイミング調整の動作についてキャビネッ
トP1のみを通る分配経路に限定し、動作ステップに分
解して説明する。
【0023】S−1.マスタークロックとシステム内全
てのキャビネットが再成したクロック信号間に発生し得
る最大遅延時間Td0を設定する。この最大遅延時間T
d0の設定にあたっては、今後の回線増設時をも考慮し
て、想定し得る最大の遅延時間を設定する。 S−2.マスタークロックとキャビネットP1が再成し
たクロック信号間の遅延時間Td1の測定を実施する。
この測定には、回線設置工事時に両クロックを正確に実
測する方法がある。更に、回線設置後に、特定の移動端
末に向けて別経路を通って送出した同一信号を、その特
定の移動端末が受信することによって、遅延時間差とし
て測定可能である。 S−3.制御部2は、上位CPU制御に基づいて、上記
Td0とTd1をタイミング情報として、一旦、記憶部
3に格納する。
てのキャビネットが再成したクロック信号間に発生し得
る最大遅延時間Td0を設定する。この最大遅延時間T
d0の設定にあたっては、今後の回線増設時をも考慮し
て、想定し得る最大の遅延時間を設定する。 S−2.マスタークロックとキャビネットP1が再成し
たクロック信号間の遅延時間Td1の測定を実施する。
この測定には、回線設置工事時に両クロックを正確に実
測する方法がある。更に、回線設置後に、特定の移動端
末に向けて別経路を通って送出した同一信号を、その特
定の移動端末が受信することによって、遅延時間差とし
て測定可能である。 S−3.制御部2は、上位CPU制御に基づいて、上記
Td0とTd1をタイミング情報として、一旦、記憶部
3に格納する。
【0024】S−4.制御部2は、記憶部3からTd1
とTd1を読み込んで、Td0とTd1との差Td0−
Td1(以後遅延時間情報と記す)を算出する。 S−5.制御部2は、算出した遅延時間情報(Td0−
Td1)を遅延時間調整部4に転送する。 S−6.遅延時間調整部4は、キャビネットP1から転
送されてくるクロック信号を受け入れて、遅延時間情報
(Td0−Td1)だけ、更にクロック信号を遅延させ
て、CSインタフェース回路6に転送する。従って、遅
延時間調整部4は、マスタークロックに対してTd1遅
れていたクロック信号を受け入れて、マスタークロック
に対してTd0遅れたクロック信号を送出する結果にな
る(図(b)下図)。
とTd1を読み込んで、Td0とTd1との差Td0−
Td1(以後遅延時間情報と記す)を算出する。 S−5.制御部2は、算出した遅延時間情報(Td0−
Td1)を遅延時間調整部4に転送する。 S−6.遅延時間調整部4は、キャビネットP1から転
送されてくるクロック信号を受け入れて、遅延時間情報
(Td0−Td1)だけ、更にクロック信号を遅延させ
て、CSインタフェース回路6に転送する。従って、遅
延時間調整部4は、マスタークロックに対してTd1遅
れていたクロック信号を受け入れて、マスタークロック
に対してTd0遅れたクロック信号を送出する結果にな
る(図(b)下図)。
【0025】同様の動作を全てのクロック分配経路につ
いて実施する。その結果全ての経路において、CSイン
タフェース回路6が受け入れるクロック信号は、マスタ
ークロックに対してTd0遅れたことになり、タイミン
グが一致する。クロック分配経路に複数個のキャビネッ
トが従属接続されている場合は、従属最後尾の遅延時間
調整部4で調整することによって同様の結果をえる。例
えばキャビネットP1とキャビネットP2が従属接続し
ている場合は、遅延時間情報を(Td0−(Td1+T
d2))とおいて、キャビネットP2の遅延時間調整部
4が、マスタークロックに対してTd0遅れたクロック
信号を送出する結果になる。
いて実施する。その結果全ての経路において、CSイン
タフェース回路6が受け入れるクロック信号は、マスタ
ークロックに対してTd0遅れたことになり、タイミン
グが一致する。クロック分配経路に複数個のキャビネッ
トが従属接続されている場合は、従属最後尾の遅延時間
調整部4で調整することによって同様の結果をえる。例
えばキャビネットP1とキャビネットP2が従属接続し
ている場合は、遅延時間情報を(Td0−(Td1+T
d2))とおいて、キャビネットP2の遅延時間調整部
4が、マスタークロックに対してTd0遅れたクロック
信号を送出する結果になる。
【0026】また、説明の都合上マスタークロックとし
て、フレームクロックのみに限定して説明したが、他の
クロック信号であっても全く同様に動作する。更に、遅
延時間調整部4の入出力を複数備えることによって、複
数のクロック信号のタイミングを同時に調整することも
可能である。以上の説明では、事業所用コードレスシス
テムを例にとって説明をしたが、交換機により複数の基
地局を制御して移動体との交信を実現する様々なコード
レスシステムに、本発明を応用することが可能である。
て、フレームクロックのみに限定して説明したが、他の
クロック信号であっても全く同様に動作する。更に、遅
延時間調整部4の入出力を複数備えることによって、複
数のクロック信号のタイミングを同時に調整することも
可能である。以上の説明では、事業所用コードレスシス
テムを例にとって説明をしたが、交換機により複数の基
地局を制御して移動体との交信を実現する様々なコード
レスシステムに、本発明を応用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】クロック分配経路に遅延時間調整部4を
備えることによって、システム内のクロック信号のタイ
ミング調整が容易、かつ正確になり、以下の効果を得
た。 1.隣接キャビネット間による電波干渉が少なくなり、
通信品質の向上につながった。 2.作業効率の悪いスター型接続の必要性がなくなり、
システム敷設工事の工数低減につながった。 3.キャビネットを従属接続することが可能になったの
で、システム増設工事が簡便になった。
備えることによって、システム内のクロック信号のタイ
ミング調整が容易、かつ正確になり、以下の効果を得
た。 1.隣接キャビネット間による電波干渉が少なくなり、
通信品質の向上につながった。 2.作業効率の悪いスター型接続の必要性がなくなり、
システム敷設工事の工数低減につながった。 3.キャビネットを従属接続することが可能になったの
で、システム増設工事が簡便になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】CS接続部のブロック図である。
【図2】クロック信号の流れを示す説明図である。
【図3】システムの配置図である。
【図4】クロック信号のタイミング説明図である。
1 タイミング調整回路 2 制御部 3 記憶部 4 遅延時間調整部 5 CPUインタフェース回路 6 CSインタフェース回路
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ所定のエリア内で移動する移動
局と交信をする、複数の基地局と、システム全体の時間
的基準になるマスタークロックを、これらの基地局へ配
分する交換局とを備えたシステムにおいて、 前記交換局から前記各基地局へ前記マスタークロックを
配分する配分経路中に、それぞれ前記マスタークロック
を所定時間ずつ遅延する遅延時間調整部を挿入し、 各遅延時間調整部は、それぞれ、前記各基地局がいずれ
も同一のタイミングで前記マスタークロックを前記配分
経路から受け入れるように、マスタークロックを所定時
間ずつ遅延する遅延時間を設定していることを特徴とす
るコードレスシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 各基地局へマスタークロックを配分する配分経路のう
ち、マスタークロックに対する遅延量が最も大きい配分
経路の遅延時間をTとしたとき、この遅延時間T以上の
所定の遅延時間を、マスタークロックの最大許容遅延時
間と定め、 前記各基地局へ入力するマスタークロックの入力タイミ
ングが、前記最大許容遅延時間と一致するように、各配
分経路に挿入した遅延時間調整部による遅延時間を設定
したことを特徴とするコードレスシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9343837A JPH11164351A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | クロック信号のタイミング調整回路及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9343837A JPH11164351A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | クロック信号のタイミング調整回路及びその調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164351A true JPH11164351A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18364630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9343837A Pending JPH11164351A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | クロック信号のタイミング調整回路及びその調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164351A (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169534A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Nec Corp | 局間同期方式 |
| JPH03224325A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-10-03 | Nec Corp | Tdmaディジタル移動通信システム |
| JPH0759136A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Nec Corp | 広域無線呼出システムの局間位相補償方式 |
| JPH07193859A (ja) * | 1992-05-25 | 1995-07-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 移動通信における基地局間tdmaフレーム同期方式 |
| JPH07298348A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Nec Corp | 移動通信システム |
| JPH07298347A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 基地局従属同期方法及び集中制御局 |
| JPH07322344A (ja) * | 1994-05-23 | 1995-12-08 | Nec Corp | デジタルコードレスシステムの位相同期方式 |
| JPH0955979A (ja) * | 1995-08-15 | 1997-02-25 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 移動通信システムの遅延時間調整方式 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9343837A patent/JPH11164351A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169534A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Nec Corp | 局間同期方式 |
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| JPH07193859A (ja) * | 1992-05-25 | 1995-07-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 移動通信における基地局間tdmaフレーム同期方式 |
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| JPH07298347A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 基地局従属同期方法及び集中制御局 |
| JPH07298348A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Nec Corp | 移動通信システム |
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