JPH11165211A - 内面加工機 - Google Patents

内面加工機

Info

Publication number
JPH11165211A
JPH11165211A JP35241597A JP35241597A JPH11165211A JP H11165211 A JPH11165211 A JP H11165211A JP 35241597 A JP35241597 A JP 35241597A JP 35241597 A JP35241597 A JP 35241597A JP H11165211 A JPH11165211 A JP H11165211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque value
cutter
proper
feed
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35241597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Washimi
光 鷲見
Yasuhiro Hayashi
康博 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP35241597A priority Critical patent/JPH11165211A/ja
Publication of JPH11165211A publication Critical patent/JPH11165211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類のワークに夫々対応する各種工具への
対応が容易であり、加工精度が高い内面加工機を提供す
ることである。 【解決手段】 NC制御装置11に夫々のカッター30
の適正トルク値等を記憶する。ワークW内面加工時に
は、制御装置11により、カッター30を挾持するスピ
ンドル12に嵌着したカッタドライバ40,50が適正
挾持位置にあり、左右ユニットL,Rを往復動する送り
モータ5のトルク値が適正トルク値となったことが検出
されたとき、左右ユニットL,Rを同期して往復動す
る。これにより、NC制御装置11にトルク値等を設定
するのみで各種カッターに容易に対応でる。また、適正
トルク値で左右ユニットL,Rを同期送りすることで、
加工精度を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデフギヤ
ケースなどのワークの内面を加工する内面加工機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内面加工機において、加工台を挾
んだ両側に配置され、ワークに対して前後動する左右ユ
ニットの夫々のスピンドルを同軸線上で対向させ、各ス
ピンドルには工具を挾持するカッタドライバが装備され
ている。左右ユニット間の加工台にワークが固定され
る。ワーク内には工具が挿入され、この工具は左右のカ
ッタドライバによって挾持され、挾持状態でスピンドル
を回転しつつ左右ユニットの同一方向移動により工具の
両面でワークの内面が加工されるようになっている。例
えばこのような内面加工機として実開平3−2641
4号公報や特開昭64−71606号公報に開示のもの
が知られている。これはワークの内面を加工する複数の
工具を有しており、内面加工時には同一の速度で同方向
に進退させている。また、実開平5−53801号公
報に開示のものが知られている。これは、左右ユニット
の一方はNC制御装置により所定量の加工送りで主軸を
移動させる加工送りユニットであり、他方は工具保持ロ
ッドを主軸に対し所定の押付力で押圧して工具を保持
し、主軸の加工送りに工具保持ロッドを従動させてい
る。従動ユニットは油圧回路によって制御される押付シ
リンダを備えており、この押付シリンダにより工具保持
ロッドは所定の押付力で主軸との間の工具を保持してワ
ークであるデフギヤケース内面を加工する。
【0003】更に、本願出願人により先に出願された
特開平5−245710号公報に開示のものが知られて
おり、この内面加工機は、夫々にNC制御装置を有する
ATC装置付きの2台のマシニングセンタを対向して成
り、ワーク内の工具をマシニングセンタのスピンドルに
嵌着されたサポートホルダ(カッタドライバ)により挾
持してワークを加工する。ワークの加工の際、各マシニ
ングセンタのスピンドルを回転する各駆動モータと工具
を軸方向送りする各駆動モータは夫々別々のNC制御装
置により制御されているので、同調制御されず、スピン
ドルには回転数差が生じ、工具の軸方向送りには送り量
差が生じる。これを防止するために一方のサポートホル
ダにスピンドルの回転数差を吸収するためのベアリング
と送り量差を吸収するためのバネが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のでは、複
数の工具で加工が可能となっているが、各工具を工具に
適した所定の圧力で挾持する記載はない。このためにワ
ークの加工等によりカッタドライバ等が伸縮して工具の
挾持圧力が変動すると、工具にはワークを加工する際に
加工精度を低下させない適切な工具挾持圧力があるため
に、加工精度が低下する問題があった。また、では、
所定の工具保持圧力で工具を保持できるようになってい
るが、工具保持圧力は油圧回路によって保持されている
ので装置が複雑であり、多品種ワークを加工するため多
種工具を使用する場合に、加工するワークの種類が変わ
りそれに伴って工具も交換すると、油圧回路を、交換し
た工具に適した工具保持圧力とするための調整を行なわ
なければならず手間がかかり、容易に多種の工具に対応
できない問題があった。また、では、サポートホルダ
にバネを設けて軸線方向送り量差の吸収つまり工具保持
圧力の調整をしているため、夫々の使用する工具に適し
た保持圧力で工具を挾持できるサポートホルダが必要な
のでサポートホルダが高価になり、サポートホルダのバ
ネ選定も必要であり、各工具に容易には対応できなかっ
た。
【0005】また、では内面加工の際にスピンドルを
同一方向に同一速度で送る記載はあるが、スピンドルの
送りを同期制御することつまりNC制御装置からの送り
指令により左右ユニットを同一方向に送る際にその時の
送り量を監視し、左右ユニットの送り量を比較補正して
左右ユニットの送りが一致するようにすることは明示さ
れていない。このために単に同一方向に同一速度で送る
だけでは、左右ユニットの送り量に補正が行なわれず、
送り量に差が生じ、工具保持圧力が一定しない可能性が
あった。,では、各スピンドルを同期送りしていな
いために油圧回路やバネを有するカッタドライバが必要
であった。更に、これら,,では、工具挾持時の
スピンドル位置と工具挾持圧とから工具挾持状態をモニ
タしていないのでカッタドライバと工具間に異物が侵入
した場合にこれを検知できず、異物が侵入した状態で加
工が行なわれ、加工精度が低下する可能性があった。本
願発明の課題は、油圧回路やバネを設けたカッタドライ
バ等の特定の工具に対応した装置が不要となって多品種
ワークに対応して多種の工具が容易に使用でき、適正な
工具挾持圧力で工具を挾持できて、高精度に加工を行な
える内面加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、送りモータに連結された送りねじ軸の回動によりワ
ークに向けて前後動する左右ユニットがワークを保持す
る加工台を挾んで両側に設けられ、左右ユニットに夫々
回動可能に設けたスピンドルを同軸線上で対向させて各
スピンドルにカッタドライバを備え、カッタドライバ間
にワーク内に挿入された工具を挾持し、挾持状態でスピ
ンドルを回転させつつ左右ユニットを同一方向に往復動
させて工具両面でワークの内面を加工する内面加工機に
おいて、送りモータのトルク検出手段を備え、ワーク内
の工具をカッタードライバが挾持する適正挾持位置で送
りモータのトルク値が適正挾持力に対応した適正トルク
値となったときのみ左右ユニットの往復動を同期させて
ワークの加工を行なう制御装置を備えて成る(請求項
1)。
【0007】前記制御装置は、トルク検出手段からのト
ルク値と送りモータによるユニット送り量とから、カッ
タードライバが適正挟持位置に到達する前にトルク値が
適正トルク値を超えたことを判別する判別手段と、カッ
タードライバが適正挟持位置にあってトルク値が適正ト
ルク値となったかを判断する判別手段と,適正挟持位置
に到達する前の位置でトルク値が適正トルク値を超えた
ときに挟持異常を出力する異常出力手段と、カッタドラ
イバが適正挟持位置にあってトルク値が適正トルク値と
なった時に送りモータを停止する挟持完了指令手段と、
挟持完了後に左右ユニットを同期送りする同期送り指令
手段を含むことを特徴とする(請求項2)。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本願実施の形態を図1から
図4により説明する。内面加工機3はNC制御装置11
と加工台15を挾んだ両側のマシニングセンタ2とから
構成されている。各マシニングセンタ2は、ATC装置
1と左右ユニットL,Rとから構成されている。左右ユ
ニットL,Rにおいて共通のベース4上には、夫々送り
モータ5の作用で送りねじ軸14を介してテーブル6が
前後方向(図1において左右方向)移動可能とされ、こ
のテーブル6上には、駆動モータ7の作用でコラム8が
左右方向(図面に対して垂直方向)に移動可能とされ、
コラム8には主軸ヘッド9が駆動モータ10の作用で上
下方向に移動可能となっている。主軸ヘッド9にはスピ
ンドルモータ13により回転可能にスピンドル12が設
けられている。また、主軸ヘッド9の側方に設けられた
周知のATC装置1は、多種の工具ホルダを工具マガジ
ン内に有し、これらの工具ホルダの1つとスピンドル1
2に装着された工具ホルダとを主軸ヘッド9の移動によ
り直接交換するようになっている。前記ベース4上に
は、左右ユニットL,R間に加工台15が固定され、こ
の加工台15上に螺着したL型治具16には、例えば自
動車部品のデフケースであるワークWが取付けられる。
【0009】また、ベース4上には加工台15の上方に
位置し、裏座(内面)加工用カッター(工具)30を図
1に示すようにワークWの上方の待機位置と図2に示す
ようにワークW内の加工位置とに上下移動させるリフト
装置22が設けられている。リフト装置22は、ベース
4上に支柱23が立設され、支柱23の上端部に固定さ
れた取付プレート24にシリンダ25が取付られて構成
されている。このシリンダ25のピストンロッド25a
先端は図示しないカッター30を把持開放可能なチャッ
ク手段が設けられている。カッター30は、その両側面
が刃物31を取付けた球面に形成されている(図3)。
カッター30の中心にはその両球面に向けて拡がって開
口するテーパ状嵌合孔32が設けられている。図3の右
側の嵌合孔32のカッター30中心側部分は角孔33に
形成されている。両テーパ状嵌合孔32には左右ユニッ
トL,Rのスピンドル12に装着される工具ホルダの1
つであるカッタドライバ50,40が嵌合される。カッ
タドライバ40は、本体41に保持軸43が回転不能に
固着されており、カッタドライバ50は、本体51内に
ベアリング52を介して保持軸53が回動自在に支持さ
れて構成されている。また、カッタドライバ50,40
の保持軸53,43は先端部がテーパ状嵌合孔32に嵌
脱可能なようにテーパ形状に形成されている。更に、保
持軸43の先端は角孔33に一体回転可能に嵌合する角
柱部42に形成されている。
【0010】NC制御装置11は右ユニット(駆動側ユ
ニット)Rの送りモータ5の電圧値や電流値といった電
気量の変化から送りモータ5のトルク値を検出するトル
ク検出手段11aを有すると共に、左右ユニットL,R
の送りモータ5のエンコーダEから、送りモータ5の回
転量を検知するための送りパルスが入力されるようにな
っている。また、NC制御装置11には異なるワークW
あるいは異なる内面加工形状に夫々対応した複数のカッ
ター30の適正挾持位置P3や適正挾持位置P3での適
正工具挾持圧力に対応する右ユニットRの送りモータ5
の複数の適正トルク値等が記憶されている。適正挾持位
置P3は右ユニットRのカッタドライバ40が前進して
左ユニットLのカッタドライバ50とによりカッター3
0を挾持する位置で、ワークWの加工等によるカッタド
ライバ40,50や送りねじ軸14等の伸縮に対応でき
るような適宜な許容範囲を有し、正常状態でカッター3
0を挾持する際に、右ユニットRのカッタドライバ40
先端が位置する範囲である。適正トルク値は夫々のワー
クWに対応したカッター30を適正と思われる工具挾持
圧力に対応するトルク値でカッタドライバ40,50に
より挾持してワークWを加工し、予定していた加工精度
でワークWが加工できたかを検査し、所望の加工精度が
得られたとき、そのトルク値を適正トルク値とし、NC
制御装置11に記憶される。
【0011】また、NC制御装置11には、図4のフロ
ーチャートに示すワークWの内面を加工するための内面
加工プログラムが記憶され、プログラムの各ステップは
機能実現手段を示している。ステップS4は、右ユニッ
トRの送りモータ5のエンコーダEからの送りパルス
(送りモータ5の回転量)と、トルク検出手段11aに
よる送りモータ5のトルク検出値とにより、カッタドラ
イバ40が図3に示す適正挾持位置P3より手前の範囲
P2で右ユニットRの送りモータ5のトルク値が上昇し
たかを判断する判断手段であり、ステップS5は、同様
にして、カッタードライバ40が適正挟持位置P3にあ
って、右ユニットRの送りモータ5のトルク値が適正ト
ルク値となったかを判別する手段、ステップS6は、カ
ッタードライバ40の送り位置が適正挟持位置P3を超
えたかどうかの判別手段である。また、ステップS14
はステップS4でトルク値が上昇したとき、または、ス
テップS6での判別結果が「NO」の場合に工具取付が
異常であることを出力する異常出力手段である。ステッ
プS7は、ステップS5で条件を満たした場合に、右ユ
ニットRの送りモータ5の送り動作を停止するカッター
30の挟持完了指令手段、ステップS9は、ステップS
8でのリフト装置上昇後に、左右ユニットR,Lを同期
移動させる同期移動指令手段で、ステップS5でのカッ
ター30の挾持状態を保ったまま、NC制御装置から2
つのモータ5,5に軸線方向送りのための回転パルス指
令を与え、各モータ5,5がどれだけ回転したかを各モ
ータ5,5のエンコーダEから送りパルス(ユニット移
動量データ)として受取り、その送りパルスにより回転
パルスを補正しながら両送りモータ5,5を同期回転し
て左右ユニットR,Lをスピンドル12軸線上を同一方
向にカッター30に適した同一の送り速度で同期送りし
てワークWの内面の加工(裏座加工)を行なう。
【0012】2台のマシニングセンタ2で多工程の加工
を終えワーク内面の加工を行なうとき、夫々のマシニン
グセンタ2のATC装置1により前加工に使用した工具
ホルダが各スピンドル12より抜き取られ、右ユニット
Rのスピンドル12にはカッタドライバ40が、左ユニ
ットLのスピンドル12にはカッタドライバ50が嵌着
される。カッタドライバ40,50の嵌着後、左右ユニ
ットL,Rは夫々移動して、夫々のスピンドル12をカ
ッター30の回転軸線上で対向させる。そしてステップ
S1でリフト装置22のピストンロッド25aの突出に
よりカッター30は図1に示す待機位置から図2に示す
ようにワークWの開口部60を通過してワークW内の加
工位置に下降される。ステップS2で左右ユニットR,
Lは、夫々の送りモータ5の駆動によりカッター30に
向けて前進し、左ユニットLは図2のようにカッタドラ
イバ50の先端がワークWの孔61を通過してカッター
30のテーパ状嵌合孔32と嵌合する所定の工具保持位
置まで前進されて停止し、また、右ユニットRは図3に
示す工具手前位置P1まで早送りで前進する。
【0013】次に工具手前位置P1から右ユニットRは
ワークWの孔62を通過して微速前進していき(ステッ
プS3)、右ユニットRの送りモータ5からの送りパル
スにより、カッタードライバ40の先端位置がモニタさ
れ、また、送りモータ5からの電気量によりトルク検出
手段11aにより送りモータ5による送りねじ軸14の
トルクが検出される。右ユニットRの前進につれて、ス
テップS4からS6までが繰り返し判別される。例え
ば、カッター30とカッタードライバ40間に切粉など
の異物が侵入しているような場合、カッタードライバ4
0が適正挟持位置P2の手前でそのような異物を介して
カッター30を保持する結果、送りモータ5のトルク値
が適正トルク値を超える。あるいは、カッター30の供
給位置が右ユニットR側にずれているような場合も同じ
である。すると、ステップS4により異常が検出され、
ステップS14で右ユニットRの送りが中止され、機台
は異常停止される。このようにステップS4では、カッ
ター30とカッタードライバ40間の異物介在によるカ
ッター30挾持ミスや、カッター30の供給異常が検知
できる。
【0014】また、リフト装置22によるカッター30
の供給位置が左ユニットL方向に大きくずれていたり、
あるいは、カッター30そのものが供給されていない、
などの不具合の場合には、ステップS4で異常となら
ず、ステップS5での条件も満たすことがなくカッター
ドライバ40の先端は適正挟持位置P3を過ぎるが、こ
の場合には、ステップS6で判別されてやはり、送りモ
ータ5による送りを中止して、機台を異常停止させる。
【0015】右ユニットRの前進途中において、カッタ
ードライバ40が適正挟持位置P3にあって、その時の
送りモータ5のトルク値が、予め設定してある、挟持す
べきカッター30に対応した適正トルク値となったこと
がステップS5で判別されると、送りモータ5の微速送
りが止められる(ステップS7)。こうして、カッター
30がカッタードライバ40、50間に、カッター30
に適合した挟持圧力で挟圧保持され、カッター挟持動作
が完了する。カッター30の取付は送りモータ5のトル
ク値を検出して送りモータ5のトルク値が適正トルク値
となったときに送りを停止してカッター30に適した一
定圧力で挾持するので従来のように油圧回路やばねを内
蔵したサポートホルダ等の特殊装置が不要である。カッ
ター30取付が完了するとステップS8でリフト装置2
2がカッター30を開放して図1に示す待機位置にシリ
ンダロッド25aが上昇する。
【0016】次にステップS9によりカッター30の挾
持状態で左右のスピンドル12,12が、挾持されてい
るカッター30に適した回転数で同一方向に等速度で回
転する。このとき夫々のスピンドル12に回転数差が生
じていてもベアリング52により吸収される。そして、
カッター30の挾持回転状態を保ったまま、NC制御装
置と両送りモータ12,12との間の回転パルスと送り
パルスの授受により両送りモータ5,5を同期回転して
左右ユニットL,Rをスピンドル12軸線上を同一方向
に同期送りし、ワークWの一方の内面を加工し、次に同
様に他方の内面を加工する。このとき左右ユニットR,
Lを同期送りしているのでカッター30は適正トルク値
による挾持状態が保たれてワークWを高精度に加工でき
る。次にステップS10でワークWの内面加工が終了す
るとカッター30をカッター30がワークW内に挿入さ
れた加工位置に移動し、ステップS11でリフト装置2
2のピストンロッド25aが降下してカッター30を把
持する。そして、ステップS12で左右ユニットR,L
が後退し、ステップS13でカッター30の把持状態で
ピストンロッド25aが待機位置に上昇してカッター3
0をワークW内から取り出し、終了する。
【0017】次に異種のワークを加工する場合には、リ
フト装置22に把握されたカッター30を加工するワー
クに対応したカッターに交換し、上記プログラムの各ス
テップに従ってワークの加工が行なわれる。このときの
適正トルク値や適正挾持位置等は交換されたカッターに
対応した値がNC制御装置11に記憶されており、これ
が各ステップで使用される。尚、スピンドル12,12
の回転をNC制御装置11により同期回転させる場合に
は、左ユニットLのスピンドル12に装着した保持軸5
3を回動自在に支持するためのベアリング52を内装し
たカッタドライバ50にかえて、右ユニットRのスピン
ドル12のカッタドライバ40と同様のカッタドライバ
を使用できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本願では、カッタドライバ
を送る送りモータのトルク値と送りモータによるカッタ
ドライバの送り量とをモニタして、カッタドライバが適
正挾持位置にあって、上記トルク値が適正値となったと
きのみ左右ユニットを同期送りしてワークの内面を加工
するようにしたので、従来のように特定の工具用の油圧
回路やバネを設けたカッタドライバ等の特別な装置を用
いることなく、容易に多くの種類の内面加工用工具を適
正挾持力でカッタドライバ間に挾持でき、多種のワーク
を加工できると共に左、右ユニットを同期送りして工具
に適した挾持力を維持したまま加工を行なうので、加工
精度が高くなる。また、各判別手段によりトルク検出手
段からのトルク値と送りモータによるユニット送り量と
から工具挾持状態を判別しているので、カッタドライバ
と工具間に異物が侵入した場合には適正挾持位置手前で
トルク値が上昇し、異物の侵入が検知でき、異物が侵入
した状態での加工を防止できて加工精度の低下を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内面加工機の正面図である。
【図2】工具の挾持状態を示す説明図である。
【図3】工具の断面図である。
【図4】内面加工を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
3 内面加工機 5 送りモータ 11 制御装置 11a トルク検出手段 12 スピンドル 30 カッター(工具) 40,50 カッタドライバ L 左ユニット P2 手前位置 P3 適正挾持位置 R 右ユニット W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送りモータに連結された送りねじ軸の回
    動によりワークに向けて前後動する左右ユニットがワー
    クを保持する加工台を挾んで両側に設けられ、左右ユニ
    ットに夫々回動可能に設けたスピンドルを同軸線上で対
    向させて各スピンドルにカッタドライバを備え、カッタ
    ドライバ間にワーク内に挿入された工具を挾持し、挾持
    状態でスピンドルを回転させつつ左右ユニットを同一方
    向に往復動させて工具両面でワークの内面を加工する内
    面加工機において、送りモータのトルク検出手段を備
    え、ワーク内の工具をカッタードライバが挾持する適正
    挾持位置で送りモータのトルク値が適正挾持力に対応し
    た適正トルク値となったときのみ左右ユニットの往復動
    を同期させてワークの加工を行なう制御装置を備えて成
    ることを特徴とする内面加工機。
  2. 【請求項2】 制御装置は、トルク検出手段からのトル
    ク値と送りモータによるユニット送り量とから、カッタ
    ードライバが適正挟持位置に到達する前にトルク値が適
    正トルク値を超えたことを判別する判別手段と、カッタ
    ードライバが適正挟持位置にあってトルク値が適正トル
    ク値となったかを判断する判別手段と,適正挟持位置に
    到達する前の位置でトルク値が適正トルク値を超えたと
    きに挟持異常を出力する異常出力手段と、カッタドライ
    バが適正挟持位置にあってトルク値が適正トルク値とな
    った時に送りモータを停止する挟持完了指令手段と、挟
    持完了後に左右ユニットを同期送りする同期送り指令手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載の内面加工機。
JP35241597A 1997-12-04 1997-12-04 内面加工機 Pending JPH11165211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35241597A JPH11165211A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 内面加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35241597A JPH11165211A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 内面加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165211A true JPH11165211A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18423927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35241597A Pending JPH11165211A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 内面加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11165211A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346870A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Tokyo Seimitsu Co Ltd ツインスピンドル型切削装置
US7179030B2 (en) * 2005-02-23 2007-02-20 Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh Machine tool
JP2009516596A (ja) * 2005-11-21 2009-04-23 ジョイント プロダクション テクノロジィ,インコーポレイテッド 内部切削加工用切削工具の送り装置
CN102049556A (zh) * 2011-01-21 2011-05-11 浙江双雕数控技术股份有限公司 数控双工位铣削中心
CN102139380A (zh) * 2011-03-31 2011-08-03 温州科奇比威自动化设备有限公司 换向器铣槽机的双轴双铣刀刀架机构
CN102172783A (zh) * 2011-03-03 2011-09-07 中山建德工业有限公司 数控铣形机
CN103978254A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 中机中联工程有限公司 轻轨支座键槽加工设备及加工方法
CN105108238A (zh) * 2015-09-06 2015-12-02 星子恒信合金制品有限公司 一种用于感温筒加工的旋转挤压设备
CN105290476A (zh) * 2014-07-31 2016-02-03 浙江众环机电设备有限公司 一种数控铣槽专机
CN106735466A (zh) * 2016-11-24 2017-05-31 江苏雨燕模塑有限公司 一种用于汽车模具的刨铣加工设备
CN107283656A (zh) * 2017-06-19 2017-10-24 宁波市北仑甬享昇机械有限公司 一种双端面方套圆孔机
KR101895539B1 (ko) * 2018-07-02 2018-09-05 우동철 머시닝센터를 이용한 차동기어 케이스 가공장치
CN108856825A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 夏海涛 汽车零部件曲柄连杆的双端面连续铣削设备
CN108856826A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 夏海涛 用于曲柄连杆的双端面连续铣削机
CN109396505A (zh) * 2018-12-27 2019-03-01 山东临沂金星机床有限公司 工件多工位连续自动夹紧松开、旋转铣削的机床
KR20190082185A (ko) * 2017-08-17 2019-07-09 주식회사 스맥 내부를 절삭가공하기 위한 가공장치
CN110560760A (zh) * 2019-10-10 2019-12-13 浙江大学台州研究院 两件方条料上下面加工设备

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346870A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Tokyo Seimitsu Co Ltd ツインスピンドル型切削装置
US7179030B2 (en) * 2005-02-23 2007-02-20 Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh Machine tool
JP2009516596A (ja) * 2005-11-21 2009-04-23 ジョイント プロダクション テクノロジィ,インコーポレイテッド 内部切削加工用切削工具の送り装置
CN102049556A (zh) * 2011-01-21 2011-05-11 浙江双雕数控技术股份有限公司 数控双工位铣削中心
CN102172783A (zh) * 2011-03-03 2011-09-07 中山建德工业有限公司 数控铣形机
CN102139380A (zh) * 2011-03-31 2011-08-03 温州科奇比威自动化设备有限公司 换向器铣槽机的双轴双铣刀刀架机构
CN103978254A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 中机中联工程有限公司 轻轨支座键槽加工设备及加工方法
CN105290476A (zh) * 2014-07-31 2016-02-03 浙江众环机电设备有限公司 一种数控铣槽专机
CN105108238A (zh) * 2015-09-06 2015-12-02 星子恒信合金制品有限公司 一种用于感温筒加工的旋转挤压设备
CN106735466A (zh) * 2016-11-24 2017-05-31 江苏雨燕模塑有限公司 一种用于汽车模具的刨铣加工设备
CN107283656A (zh) * 2017-06-19 2017-10-24 宁波市北仑甬享昇机械有限公司 一种双端面方套圆孔机
KR20190082185A (ko) * 2017-08-17 2019-07-09 주식회사 스맥 내부를 절삭가공하기 위한 가공장치
KR101895539B1 (ko) * 2018-07-02 2018-09-05 우동철 머시닝센터를 이용한 차동기어 케이스 가공장치
CN108856825A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 夏海涛 汽车零部件曲柄连杆的双端面连续铣削设备
CN108856826A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 夏海涛 用于曲柄连杆的双端面连续铣削机
CN108856825B (zh) * 2018-07-23 2019-12-06 宁波市奉化区力迅机械制造有限公司 汽车零部件曲柄连杆的双端面连续铣削设备
CN109396505A (zh) * 2018-12-27 2019-03-01 山东临沂金星机床有限公司 工件多工位连续自动夹紧松开、旋转铣削的机床
CN110560760A (zh) * 2019-10-10 2019-12-13 浙江大学台州研究院 两件方条料上下面加工设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0562232B1 (en) Machine tool
JP5935407B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置
JP5132683B2 (ja) 旋削の方法及び旋削装置
JP6917135B2 (ja) 工作機械
JP2003225803A (ja) クランクシャフトの旋削加工装置及びその旋削加工方法
JP4049911B2 (ja) 工作機械の心押台の監視制御方法および装置
CN112935809A (zh) 一种复合式自动车床
US4070934A (en) Machine tools
JPH01121132A (ja) 工具固定装置及びその使用方法
CN111761384B (zh) 凸轮轴保持架加工装置
CN112548171B (zh) 一种椭圆腰孔的加工装置
JPH1148018A (ja) フライス盤
JP2701706B2 (ja) 対向2軸旋盤のカットオフ方法
CN108380906B (zh) 一种数控车床
JP2000308933A (ja) ワーク取付,保持装置及びこれを備えた工作機械
KR20140083097A (ko) 공작기계의 스핀들 클램핑/언클램핑 자동 조절 장치 및 방법
JP3139120B2 (ja) 従動側サポートホルダ
CN216759193U (zh) 一种多侧孔型管件自动化加工设备
JP2590593Y2 (ja) 工作機械のワーク振れ止め装置
JP2002103115A (ja) 複合加工用工作機械
KR102957026B1 (ko) Atc 헬리컬 브로칭 머신
KR100535963B1 (ko) 자동 파레트 교환기의 구동 제어장치 및 방법
JP2010115742A (ja) 工作機械及び工作機械における誤差補正方法
JP2843004B2 (ja) ワークの位置決め治具
JPS5940961Y2 (ja) タレツト台の工具刃先位置補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040601

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050826

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060206