JPH11165764A - 蓋 材 - Google Patents

蓋 材

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JPH11165764A
JPH11165764A JP35216097A JP35216097A JPH11165764A JP H11165764 A JPH11165764 A JP H11165764A JP 35216097 A JP35216097 A JP 35216097A JP 35216097 A JP35216097 A JP 35216097A JP H11165764 A JPH11165764 A JP H11165764A
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Osamu Takeatsu
修 竹厚
Koji Kishida
広史 岸田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 景品応募用等のため容器に貼付していた従来
のタックシールに代わる簡易でコストのかからない手段
を提供する。 【解決手段】 蓋材10Aの紙からなる基材層11の上
の所定部位に応募マーク等の絵柄を形成するよう印刷に
より剥離層16A(酢酸セルロース系インキ)を介して
絵柄層17A(硝化綿系インキ)を積層することによ
り、絵柄層17Aと剥離層16Aとの密着強度を剥離層
16Aと基材層11との密着強度より強くし、透明粘着
テープ20で絵柄層17Aを剥離層16Aと共に基材層
11から剥がし、葉書等に貼って景品応募等の用に供し
得るようにする。剥離層をポリアミド樹脂系インキまた
は塩化ゴム系インキとすることにより、絵柄層と剥離層
との密着強度を剥離層と基材層との密着強度より弱く
し、絵柄層だけをテープで剥がすようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ食品等の容
器の蓋材に関し、特に、景品応募用のシールの機能を付
与した蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばキャンペーン用の缶ジュース等
で、缶やガラスビンに景品応募用のタックシールを貼っ
ておき、消費者がそのタックシールを剥がし、葉書に貼
り付けて応募するようにしたものが従来から知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
商品とは別にタックシールが必要で、また、タックシー
ルを貼るためのタックシール貼機が必要となり、さら
に、缶ジュース等の充填ラインにおいてタックシールを
貼る作業が新たに必要となるため、かなりのコストアッ
プが強いられていた。
【0004】景品応募付きキャンペーンはカップ食品等
について行いたい場合もあり、その場合、缶ジュース等
の場合と同様に容器本体にタックシールを貼り、あるい
は蓋材にタックシールを貼ることによって、消費者がそ
のタックシールを剥がし葉書に貼り付けて応募するよう
できる。しかし、そうした場合はやはりタックシールお
よびタックシール貼機が必要となり、また、タックシー
ルを貼る作業が新たに必要となって、コストアップが避
けられない。
【0005】そこで、景品応募用等のため容器に貼付し
ていた従来のタックシールに代わる簡易でコストのかか
らない手段が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器の蓋材
を、紙からなる基材層の上に印刷により絵柄層を積層し
たものとし、その絵柄層を、蓋材表面に部分的に特定の
絵柄を形成するものとし、かつ、該絵柄層と基材との接
着強度を、少なくともその特定の絵柄の部分においては
基材層の紙の層間強度より弱い設定とするものである。
この場合、上記特定の絵柄の部分で貼着しかつ絵柄部周
辺では貼着しないよう例えばセロテープ等の透明粘着テ
ープを貼り付け、そのテープを剥がすと、その特定の絵
柄の部分で絵柄層と基材との接着強度が基材層の紙の層
間強度より弱いことにより、基材層に紙剥け等を発生さ
せることなく、その特定の絵柄をテープ側に転位させ、
テープを絵柄ごと基材層から剥がせる。そして、この絵
柄ごと剥がしたテープを絵柄が見える状態で他の紙等に
貼ることができる。したがって、蓋材自体、キャンペー
ン等の景品応募用のタックシールと同等の機能を付与し
たものとなる。
【0007】上記蓋材は、絵柄層が少なくとも前記特定
の絵柄の部分においては剥離層を介して基材層の上に積
層され、絵柄層と剥離層との密着強度が、剥離層と基材
層との密着強度より強い設定とされたものであってよ
く、その場合、テープを貼り付け、そのテープを剥がす
と、特定の絵柄の部分で絵柄層が剥離層と共に基材層か
ら剥がれて絵柄層がテープ側に転位し、テープは絵柄層
および剥離層が付いたまま剥がれる。そして、その剥が
したテープは絵柄が見える状態で他の紙等に貼ることが
できる。
【0008】上記蓋材は、また、絵柄層が少なくとも前
記特定の絵柄の部分においては剥離層を介して基材層の
上に積層され、絵柄層と剥離層との密着強度が、剥離層
と基材層との密着強度より弱い設定とされたものであっ
てもよい。この場合、剥離層には、例えば、剥離性に優
れたポリアミド樹脂系インキを用いるのがよい。また、
特に、蓋材をヒートシールするときにシールバーが直接
剥離層に接する場合のように耐熱性が要求される場合に
は、剥離層に耐熱性の高い塩化ゴム系インキを用いるこ
とも可能である。この蓋材は、特定の絵柄の部分にテー
プを貼り付け、そのテープを剥がすことによって、特定
の絵柄の部分で絵柄層が剥離層を残して基材層から剥が
れ、その絵柄層がテープ側に転位し、絵柄層が付いたま
まテープが剥がれる。そして、そのテープはやはり絵柄
が見える状態で他の紙等に貼ることができる。
【0009】絵柄層は、例えば、耐熱性に優れた硝化綿
系インキを用いたものとする。このように絵柄層に硝化
綿系インキを用い、剥離層に例えば酢酸セルロース系の
通常の剥離インキを用いた場合、絵柄層と剥離層との密
着強度が剥離層と基材層(紙)との密着強度より強くな
る。また、絵柄層に硝化綿系インキを用い、剥離層にポ
リアミド樹脂系インキもしくは塩化ゴム系インキを用い
た場合、絵柄層と剥離層との密着強度が剥離層と基材層
との密着強度より弱くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明による蓋
材の一例に係るものである。図1は蓋材の模式断面を示
し、図2は蓋材の絵柄を転位させたテープを葉書に貼り
つけた状態の模式断面を示す。
【0011】図1に示す蓋材10Aは、片アート紙から
なる基材層11の裏面にポリエチレン12,アルミニウ
ム13,ポリエチレン14をこの順序で積層し、最裏面
に、容器との接着層となるシール層15を積層してなる
ものである。そして、その基材層11の表面には、所定
の部位に特定の絵柄を形成するよう剥離層16Aを介し
て絵柄層17Aが積層されている。
【0012】この蓋材10Aは、例えば景品応募付きキ
ャンペーンの際のカップ容器に使用するものであり、そ
の場合、上記絵柄は応募マークであってよい。
【0013】剥離層16Aは、酢酸セルロース系インキ
を用いグラビア印刷等により形成したものである。
【0014】また、絵柄層17Aは、硝化綿系インキを
用い、やはりグラビア印刷等で形成したものである。
【0015】この場合、絵柄層17A(硝化綿系イン
キ)と剥離層16A(酢酸セルロース系インキ)との密
着強度が、剥離層16A(酢酸セルロース系インキ)と
基材層11(紙)との密着強度より強い。そのため、特
定の絵柄の部分に貼着しその周辺では貼着しないようセ
ロテープ等の透明粘着テープ20を貼り付け、そのテー
プ20を剥がすことによって、図1に二点鎖線で示すよ
うに、特定の絵柄の部分の絵柄層17Aが剥離層16A
と共に基材層11から剥がれ、テープ20側に転位す
る。そして、絵柄層17Aおよび剥離層16Aが付いた
ままテープ20が剥がれる。
【0016】こうして絵柄層17Aおよび剥離層16A
が付いたまま剥がれたテープ20は、図2に示すように
葉書30等に貼り、透明なテープ20を通して絵柄層1
7Aの絵柄が見える状態で景品応募等の用に供すること
ができる。
【0017】図3および図4は本発明による蓋材の他の
例に係るものである。図3は蓋材の模式断面を示し、図
4は蓋材の絵柄を転位させたテープを葉書に貼りつけた
状態の模式断面を示す。
【0018】図3に示す蓋材10Bは、やはり、片アー
ト紙からなる基材層11の裏面にポリエチレン12,ア
ルミニウム13,ポリエチレン14をこの順序で積層
し、最裏面に、容器との接着層となるシール層15を積
層してなるものである。そして、その基材層11の表面
には、所定の部位に特定の絵柄を形成するよう、剥離層
16Bを介して絵柄層17Bが積層されている。
【0019】この蓋材10Bも、また、例えば景品応募
付きキャンペーンの際のカップ容器に使用するもので、
上記絵柄は応募マークであってよい。
【0020】この例の場合、剥離層16Bは、ポリアミ
ド樹脂系インキを用いたもので、やはりグラビア印刷等
で形成している。なお、剥離層16Bは塩化ゴム系イン
キを用いて形成してもよい。
【0021】絵柄層17Bは、やはり、硝化綿系インキ
を用い、グラビア印刷等で形成したものである。
【0022】この場合は、絵柄層17B(硝化綿系イン
キ)と剥離層16B(ポリアミド樹脂系インキまたは塩
化ゴム系インキ)との密着強度が、剥離層16B(ポリ
アミド樹脂系インキまたは塩化ゴム系インキ)と基材層
11(紙)との密着強度より弱い。そして、剥離層16
Bにポリアミド樹脂系インキまたは塩化ゴム系インキを
用いた場合、剥離層16Bがシールヘッドに接してもシ
ールヘッドに取られることはない。そのため、やはり特
定の絵柄の部分に貼着しその周辺では貼着しないようセ
ロテープ等の透明粘着テープ20を貼り付け、そのテー
プ20を剥がすことによって、図3に二点鎖線で示すよ
うに、特定の絵柄の部分の絵柄層17Bが剥離層16B
を残して基材層11から剥がれ、テープ20側に転位し
て、絵柄層17Bが付いたままテープ20が剥がれる。
【0023】こうして絵柄層17Bが付いたまま剥がれ
たテープ20は、図4に示すようにやはり葉書30等に
貼ることができ、透明なテープ20を通して絵柄層17
Bの絵柄が見える状態で景品応募等の用に供することが
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、蓋材に設けた特定の絵
柄をテープ側に転位させ、テープを絵柄ごと基材層から
剥がして、絵柄が見える状態で他の紙等に貼ることがで
きるので、印刷により蓋材自体にタックシールと同等の
機能を付与することができ、景品応募用等のタックシー
ルに代わる簡易でコストのかからない手段とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓋材の模式断面図である。
【図2】図1に示す蓋材の絵柄を転位させたテープを葉
書に貼りつけた状態の模式断面図である。
【図3】本発明による他の蓋材の模式断面図である。
【図4】図3に示す蓋材の絵柄を転位させたテープを葉
書に貼りつけた状態の模式断面図である。
【符号の説明】
10A,10B 蓋材 11 基材層 16A,16B 剥離層 17A,17B 絵柄層 20 透明粘着テープ 30 葉書

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙からなる基材層の上に印刷による絵柄
    層が積層された蓋材であって、前記絵柄層が蓋材表面に
    部分的に特定の絵柄を形成し、該絵柄層と前記基材との
    接着強度が、少なくとも前記特定の絵柄の部分において
    は前記紙の層間強度より弱い設定とされていることを特
    徴とする蓋材。
  2. 【請求項2】 前記絵柄層は、少なくとも前記特定の絵
    柄の部分においては剥離層を介して前記基材層の上に積
    層され、該絵柄層と前記剥離層との密着強度が、前記剥
    離層と前記基材層との密着強度より強い設定とされてい
    る請求項1記載の蓋材。
  3. 【請求項3】 前記絵柄層は、少なくとも前記特定の絵
    柄の部分においては剥離層を介して前記基材層の上に積
    層され、該絵柄層と前記剥離層との密着強度が、前記剥
    離層と前記基材層との密着強度より弱い設定とされてい
    る請求項1記載の蓋材。
  4. 【請求項4】 前記剥離層が塩化ゴム系インキもしくは
    ポリアミド樹脂系インキからなる請求項3記載の蓋材。
  5. 【請求項5】 前記絵柄層が硝化綿系インキからなる請
    求項2,3または4記載の蓋材。
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