JPH11166361A - クラッチ装置 - Google Patents
クラッチ装置Info
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- JPH11166361A JPH11166361A JP9347117A JP34711797A JPH11166361A JP H11166361 A JPH11166361 A JP H11166361A JP 9347117 A JP9347117 A JP 9347117A JP 34711797 A JP34711797 A JP 34711797A JP H11166361 A JPH11166361 A JP H11166361A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- clutch
- state
- intermediate gear
- rotation
- Prior art date
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- Pending
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動力スライド装置のモータ故障時に、手動で
容易にクラッチを解除する。 【構成】 車体1のスライド扉2に連結され回転すると
前記スライド扉2を移動させる第1部材8と、モータ7
に減速機構42を介して連結される第2部材17と、前
記第1部材8と前記第2部材17との間に設けられ前記
第2部材17の回転を前記第1部材8に伝達する連結状
態と前記第1部材8の回転を前記第2部材17に伝達し
ない非連結状態と切り替わるクラッチ機構15とからな
り、前記クラッチ機構15は前記第2部材17の回転に
より前記非連結状態から前記連結状態およびその逆に切
り替わる構成としたものにおいて、前記減速機構42に
は手動操作により前記第2部材17との連結は維持した
まま前記モータ7との連結は解除される中間歯車41を
設けたクラッチ装置。
容易にクラッチを解除する。 【構成】 車体1のスライド扉2に連結され回転すると
前記スライド扉2を移動させる第1部材8と、モータ7
に減速機構42を介して連結される第2部材17と、前
記第1部材8と前記第2部材17との間に設けられ前記
第2部材17の回転を前記第1部材8に伝達する連結状
態と前記第1部材8の回転を前記第2部材17に伝達し
ない非連結状態と切り替わるクラッチ機構15とからな
り、前記クラッチ機構15は前記第2部材17の回転に
より前記非連結状態から前記連結状態およびその逆に切
り替わる構成としたものにおいて、前記減速機構42に
は手動操作により前記第2部材17との連結は維持した
まま前記モータ7との連結は解除される中間歯車41を
設けたクラッチ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチ装置に関する
ものであり、特に、車両スライド扉を動力によりスライ
ドさせる動力スライド装置に用いられるクラッチ装置に
関するものである。
ものであり、特に、車両スライド扉を動力によりスライ
ドさせる動力スライド装置に用いられるクラッチ装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開平9−273358号公報
には、車体に対してスライド移動することにより開閉す
るスライド扉等に連結され回転すると前記スライド扉等
を移動させる第1部材と、モータに減速機構を介して連
結される第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との
間に設けられ前記第2部材の回転を前記第1部材に伝達
する連結状態と前記第1部材の回転を前記第2部材に伝
達しない非連結状態と切り替わるクラッチ機構とからな
り、前記クラッチ機構は前記第2部材の回転により前記
非連結状態から前記連結状態およびその逆に切り替わる
構成としたクラッチ装置について記載されている。
には、車体に対してスライド移動することにより開閉す
るスライド扉等に連結され回転すると前記スライド扉等
を移動させる第1部材と、モータに減速機構を介して連
結される第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との
間に設けられ前記第2部材の回転を前記第1部材に伝達
する連結状態と前記第1部材の回転を前記第2部材に伝
達しない非連結状態と切り替わるクラッチ機構とからな
り、前記クラッチ機構は前記第2部材の回転により前記
非連結状態から前記連結状態およびその逆に切り替わる
構成としたクラッチ装置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のもののよう
に、モータの動力でクラッチ機構を切り替える構成のも
のにあっては、モータが故障したときでも、クラッチ機
構を非連結状態に復帰させることができるクラッチ解除
機構が必要となる。前記公知装置にもクラッチ解除機構
は開示されてはいるが、実用性の乏しいものであった。
即ち、公知装置においては、クラッチ連結状態でモータ
が故障したときはスライド扉を手動で移動させてワイヤ
ーケーブルを介して第1部材(ワイヤードラム)を回転
させると、クラッチ機構が非連結状態に復帰するように
構成されているが、スライド扉が全開位置又は全閉位置
にあるときにモータが故障したときには、前記のような
手動によるスライド扉の移動は極めて困難となって、容
易にはクラッチ解除ができない事態となる。
に、モータの動力でクラッチ機構を切り替える構成のも
のにあっては、モータが故障したときでも、クラッチ機
構を非連結状態に復帰させることができるクラッチ解除
機構が必要となる。前記公知装置にもクラッチ解除機構
は開示されてはいるが、実用性の乏しいものであった。
即ち、公知装置においては、クラッチ連結状態でモータ
が故障したときはスライド扉を手動で移動させてワイヤ
ーケーブルを介して第1部材(ワイヤードラム)を回転
させると、クラッチ機構が非連結状態に復帰するように
構成されているが、スライド扉が全開位置又は全閉位置
にあるときにモータが故障したときには、前記のような
手動によるスライド扉の移動は極めて困難となって、容
易にはクラッチ解除ができない事態となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、車体1
に対してスライド移動することにより開閉するスライド
扉2等に連結され回転すると前記スライド扉2等を移動
させる第1部材8と、モータ7に減速機構42を介して
連結される第2部材17と、前記第1部材8と前記第2
部材17との間に設けられ前記第2部材17の回転を前
記第1部材8に伝達する連結状態と前記第1部材8の回
転を前記第2部材17に伝達しない非連結状態と切り替
わるクラッチ機構15とからなり、前記クラッチ機構1
5は前記第2部材17の回転により前記非連結状態から
前記連結状態およびその逆に切り替わる構成としたもの
において、前記減速機構42には手動操作により前記第
2部材17との連結は維持したまま前記モータ7との連
結は解除される中間歯車41を設けたクラッチ装置の構
成としたものである。
に対してスライド移動することにより開閉するスライド
扉2等に連結され回転すると前記スライド扉2等を移動
させる第1部材8と、モータ7に減速機構42を介して
連結される第2部材17と、前記第1部材8と前記第2
部材17との間に設けられ前記第2部材17の回転を前
記第1部材8に伝達する連結状態と前記第1部材8の回
転を前記第2部材17に伝達しない非連結状態と切り替
わるクラッチ機構15とからなり、前記クラッチ機構1
5は前記第2部材17の回転により前記非連結状態から
前記連結状態およびその逆に切り替わる構成としたもの
において、前記減速機構42には手動操作により前記第
2部材17との連結は維持したまま前記モータ7との連
結は解除される中間歯車41を設けたクラッチ装置の構
成としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はスライド扉2を備えた車体であり、スライド扉2
は、閉扉位置と開扉位置との間を車体1の側面と略平行
に移動する。前記車体1にはストライカ3が固定され、
前記スライド扉2には前記ストライカ3と係合すること
により、前記スライド扉2を前記閉扉位置に保持するラ
ッチアッシー4が取付けられる。
1はスライド扉2を備えた車体であり、スライド扉2
は、閉扉位置と開扉位置との間を車体1の側面と略平行
に移動する。前記車体1にはストライカ3が固定され、
前記スライド扉2には前記ストライカ3と係合すること
により、前記スライド扉2を前記閉扉位置に保持するラ
ッチアッシー4が取付けられる。
【0006】5は、モータ動力により前記スライド扉2
を閉扉方向および開扉方向にスライドさせる動力スライ
ド装置であり、前記車体1のクォータパネル(アウター
パネル)6の内側に設けられる。動力スライド装置5
は、リバーシブルモータ7と、モータ7の動力で回転す
るワイヤードラム(第1部材)8とを備えており、ワイ
ヤードラム8とスライド扉2とがワイヤーケーブル9に
より連結され、ワイヤードラム8の回転によりワイヤー
ケーブル9がいずれかの方向に牽引されると、スライド
扉2は閉扉方向又は開扉方向にスライドする。
を閉扉方向および開扉方向にスライドさせる動力スライ
ド装置であり、前記車体1のクォータパネル(アウター
パネル)6の内側に設けられる。動力スライド装置5
は、リバーシブルモータ7と、モータ7の動力で回転す
るワイヤードラム(第1部材)8とを備えており、ワイ
ヤードラム8とスライド扉2とがワイヤーケーブル9に
より連結され、ワイヤードラム8の回転によりワイヤー
ケーブル9がいずれかの方向に牽引されると、スライド
扉2は閉扉方向又は開扉方向にスライドする。
【0007】図2および図3は前記ワイヤードラム8の
断面を示しており、ワイヤードラム8は、動力スライド
装置5のベースプレート10とベースプレート10に所
定の間隔を置いて固定されたカバープレート11の間に
ドラム軸12で支持されている。ワイヤードラム8は閉
塞した一側と開放した他側を有する円筒状に形成され、
その外周面には前記ケーブル9が係合するワイヤー溝1
3が形成される。ワイヤードラム8の内部には比較的広
い内部空間14が形成され、内部空間14内には前記モ
ータ7の出力をワイヤードラム8に伝える連結状態と、
ワイヤードラム8の回転をモータ7に伝達しない非連結
状態とに切り替わるクラッチ機構15が実質的に収納さ
れる。
断面を示しており、ワイヤードラム8は、動力スライド
装置5のベースプレート10とベースプレート10に所
定の間隔を置いて固定されたカバープレート11の間に
ドラム軸12で支持されている。ワイヤードラム8は閉
塞した一側と開放した他側を有する円筒状に形成され、
その外周面には前記ケーブル9が係合するワイヤー溝1
3が形成される。ワイヤードラム8の内部には比較的広
い内部空間14が形成され、内部空間14内には前記モ
ータ7の出力をワイヤードラム8に伝える連結状態と、
ワイヤードラム8の回転をモータ7に伝達しない非連結
状態とに切り替わるクラッチ機構15が実質的に収納さ
れる。
【0008】前記ドラム軸12の端部には前記モータ7
により回転する駆動歯車16と、該駆動歯車16と一体
的に回転する回転ディスク(第2部材)17とが回転自
在に支持されている。駆動歯車16と回転ディスク17
とは一体的に回転するため、図3(および図6)では回
転ディスク17のみを示して、図を簡素化してある。前
記ドラム軸12の外周の一部にはスリーブ18を装着
し、スリーブ18の外周にはバネ支持体19を回転自在
に装着し、バネ支持体19の外周にはガイドプレート2
0を回転自在に装着し、ガイドプレート20とバネ支持
体19の環状フランジ21の間にはバネ22を設ける。
バネ22は、ガイドプレート20に多少の回転抵抗を付
与する目的で設けられたものである。
により回転する駆動歯車16と、該駆動歯車16と一体
的に回転する回転ディスク(第2部材)17とが回転自
在に支持されている。駆動歯車16と回転ディスク17
とは一体的に回転するため、図3(および図6)では回
転ディスク17のみを示して、図を簡素化してある。前
記ドラム軸12の外周の一部にはスリーブ18を装着
し、スリーブ18の外周にはバネ支持体19を回転自在
に装着し、バネ支持体19の外周にはガイドプレート2
0を回転自在に装着し、ガイドプレート20とバネ支持
体19の環状フランジ21の間にはバネ22を設ける。
バネ22は、ガイドプレート20に多少の回転抵抗を付
与する目的で設けられたものである。
【0009】前記回転ディスク17には一対の揺動アー
ム23、24が取付軸25、26により回転自在に取付
けられ、揺動アーム23、24の先端側には、前記ドラ
ム軸12と平行に伸びるスライドピン27、28がそれ
ぞれ設けられる。前記ガイドプレート20には、前記揺
動アーム23、24のスライドピン27、28がそれぞ
れスライド自在に係合する一対のガイドスロット29、
30が形成される。ガイドスロット29、30は、図5
のように左右対称で、ドラム軸12を中心とする円弧状
のスロット31、32と、円弧スロット31、32の端
部に連接され前記ドラム軸12から離れる方向に伸長す
る延長スロット33、34と、延長スロット33、34
の先端に形成されドラム軸12を中心とする円弧状の係
合スロット35、36とからそれぞれ形成されている。
ム23、24が取付軸25、26により回転自在に取付
けられ、揺動アーム23、24の先端側には、前記ドラ
ム軸12と平行に伸びるスライドピン27、28がそれ
ぞれ設けられる。前記ガイドプレート20には、前記揺
動アーム23、24のスライドピン27、28がそれぞ
れスライド自在に係合する一対のガイドスロット29、
30が形成される。ガイドスロット29、30は、図5
のように左右対称で、ドラム軸12を中心とする円弧状
のスロット31、32と、円弧スロット31、32の端
部に連接され前記ドラム軸12から離れる方向に伸長す
る延長スロット33、34と、延長スロット33、34
の先端に形成されドラム軸12を中心とする円弧状の係
合スロット35、36とからそれぞれ形成されている。
【0010】前記ワイヤードラム8の内面(内壁)に
は、前記ドラム軸12に向かって突出する複数の凸部3
7が形成され、前記揺動アーム23、24には、前記揺
動アーム23、24が揺動すると前記凸部37と係合し
得るクラッチ爪38、39がそれぞれ形成される。
は、前記ドラム軸12に向かって突出する複数の凸部3
7が形成され、前記揺動アーム23、24には、前記揺
動アーム23、24が揺動すると前記凸部37と係合し
得るクラッチ爪38、39がそれぞれ形成される。
【0011】詳細は後述するが、前記動力スライド装置
5が非作動のときは、回転ディスク17およびガイドプ
レート20は、図3に示された位置にある。この位置で
は、回転ディスク17に軸支された揺動アーム23、2
4のスライドピン27、28は、それぞれ円弧スロット
31、32と係合しており、このため、揺動アーム2
3、24のクラッチ爪38、39は、ワイヤードラム8
の凸部37から離間していて非係合となっている。この
ように、両方のクラッチ爪38、39が共に凸部37か
ら離間した状態になると、前記クラッチ機構15は前記
非連結状態となり、ワイヤードラム8の回転はモータ7
には伝わらないから、ワイヤードラム8を軽い力で回転
させることができる。したがって、スライド扉2を手動
でスライドさせるとき、余計な抵抗は殆ど掛からない。
5が非作動のときは、回転ディスク17およびガイドプ
レート20は、図3に示された位置にある。この位置で
は、回転ディスク17に軸支された揺動アーム23、2
4のスライドピン27、28は、それぞれ円弧スロット
31、32と係合しており、このため、揺動アーム2
3、24のクラッチ爪38、39は、ワイヤードラム8
の凸部37から離間していて非係合となっている。この
ように、両方のクラッチ爪38、39が共に凸部37か
ら離間した状態になると、前記クラッチ機構15は前記
非連結状態となり、ワイヤードラム8の回転はモータ7
には伝わらないから、ワイヤードラム8を軽い力で回転
させることができる。したがって、スライド扉2を手動
でスライドさせるとき、余計な抵抗は殆ど掛からない。
【0012】しかして、図3の状態で、モータ7の動力
により駆動歯車16および回転ディスク17を時計回転
させると、回転ディスク17に取付軸25、26で連結
された揺動アーム23、24もドラム軸12を中心に時
計回転し、揺動アーム23のスライドピン27は、ガイ
ドプレート20の円弧スロット31内をスライドして延
長スロット33に進入する。このとき、ガイドプレート
20にはバネ22との接触で回転抵抗が与えられている
から、ガイドプレート20はこの段階では回転しない。
スライドピン27が延長スロット33に進入すると、ス
ライドピン27はドラム軸12から徐々に離間するか
ら、揺動アーム23は矢印A方向のように取付軸25を
中心に外方に向けて揺動し、スライドピン27が係合ス
ロット35に至ると、揺動アーム23のクラッチ爪38
は最外方に突出して、図6のように、ワイヤードラム8
の凸部37に係合する。他方、別の揺動アーム24のス
ライドピン28もガイドスロット30内を移動するが、
このスライドピン28はドラム軸12を中心とする円弧
スロット32内のみを移動するため、揺動アーム24は
取付軸26を中心とする揺動はせず、したがって、クラ
ッチ爪39は凸部37とは係合しない。
により駆動歯車16および回転ディスク17を時計回転
させると、回転ディスク17に取付軸25、26で連結
された揺動アーム23、24もドラム軸12を中心に時
計回転し、揺動アーム23のスライドピン27は、ガイ
ドプレート20の円弧スロット31内をスライドして延
長スロット33に進入する。このとき、ガイドプレート
20にはバネ22との接触で回転抵抗が与えられている
から、ガイドプレート20はこの段階では回転しない。
スライドピン27が延長スロット33に進入すると、ス
ライドピン27はドラム軸12から徐々に離間するか
ら、揺動アーム23は矢印A方向のように取付軸25を
中心に外方に向けて揺動し、スライドピン27が係合ス
ロット35に至ると、揺動アーム23のクラッチ爪38
は最外方に突出して、図6のように、ワイヤードラム8
の凸部37に係合する。他方、別の揺動アーム24のス
ライドピン28もガイドスロット30内を移動するが、
このスライドピン28はドラム軸12を中心とする円弧
スロット32内のみを移動するため、揺動アーム24は
取付軸26を中心とする揺動はせず、したがって、クラ
ッチ爪39は凸部37とは係合しない。
【0013】図6の状態でモータ7の動力で更に回転デ
ィスク17が時計回転すると、モータ7の動力は、クラ
ッチ爪38と凸部37との係合を介してワイヤードラム
8に伝わってワイヤードラム8も時計回転し、ワイヤー
ケーブル9は何れかの方向に牽引されて、スライド扉2
が閉扉又は開扉方向にスライドする。このように、クラ
ッチ爪38が凸部37に係合した状態になると、前記ク
ラッチ機構15は前記連結状態(第1連結状態)とな
る。なお、ガイドプレート20は、スライドピン27が
係合スロット35に係合した後は、回転ディスク17と
共に回転する。また、図3において、モータ7の動力に
より回転ディスク17を反時計回転させたときは、別の
揺動アーム24のクラッチ爪39が凸部37に係合し
て、前記クラッチ機構15は連結状態(第2連結状態)
となり、ワイヤードラム8も反時計回転する。
ィスク17が時計回転すると、モータ7の動力は、クラ
ッチ爪38と凸部37との係合を介してワイヤードラム
8に伝わってワイヤードラム8も時計回転し、ワイヤー
ケーブル9は何れかの方向に牽引されて、スライド扉2
が閉扉又は開扉方向にスライドする。このように、クラ
ッチ爪38が凸部37に係合した状態になると、前記ク
ラッチ機構15は前記連結状態(第1連結状態)とな
る。なお、ガイドプレート20は、スライドピン27が
係合スロット35に係合した後は、回転ディスク17と
共に回転する。また、図3において、モータ7の動力に
より回転ディスク17を反時計回転させたときは、別の
揺動アーム24のクラッチ爪39が凸部37に係合し
て、前記クラッチ機構15は連結状態(第2連結状態)
となり、ワイヤードラム8も反時計回転する。
【0014】本発明のクラッチ機構15は、モータ7を
停止させる前に、いったんモータ7を逆方向に所定時間
(所定量)だけ回転させることにより、連結状態から非
連結状態に復帰するように構成されている。つまり、回
転ディスク17を時計回転させて図6の状態になったと
きは、回転ディスク17を所定量だけ反時計回転させて
からモータ7の回転を停止させる。このようにすると、
回転ディスク17の逆転により揺動アーム23のスライ
ドピン27は、係合スロット35から引き抜かれるよう
に抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット
31に到達し、回転ディスク17の所定量の逆転が終了
する時点では、図3の位置に復帰し、クラッチ機構15
は非連結状態に復帰する。
停止させる前に、いったんモータ7を逆方向に所定時間
(所定量)だけ回転させることにより、連結状態から非
連結状態に復帰するように構成されている。つまり、回
転ディスク17を時計回転させて図6の状態になったと
きは、回転ディスク17を所定量だけ反時計回転させて
からモータ7の回転を停止させる。このようにすると、
回転ディスク17の逆転により揺動アーム23のスライ
ドピン27は、係合スロット35から引き抜かれるよう
に抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット
31に到達し、回転ディスク17の所定量の逆転が終了
する時点では、図3の位置に復帰し、クラッチ機構15
は非連結状態に復帰する。
【0015】しかして、前記のように、本発明ではスラ
イドピン27、28と係合スロット35、36との係合
は、モータ7を逆転させることにより解除できるが、揺
動アーム23、24に取付軸25、26を中心とした回
転力を与えることによっては解除不能となっている。つ
まり、図6において、揺動アーム23に反矢印A方向の
力を与えても、係合スロット35はドラム軸12を中心
とする円弧状であるため、揺動アーム23は取付軸25
を中心とした回転はできず、したがって、スライドピン
27と係合スロット35との係合は維持され、クラッチ
機構15は連結状態に保たれる。この構成は、従来例に
対して1つの利点と1つの不利を生じることになる。利
点は、従来例の課題として明記したスライド扉の自重に
よる暴走を抑止できることであり、不利とは、手動によ
るクラッチ機構15の連結状態の解除が困難になること
である。
イドピン27、28と係合スロット35、36との係合
は、モータ7を逆転させることにより解除できるが、揺
動アーム23、24に取付軸25、26を中心とした回
転力を与えることによっては解除不能となっている。つ
まり、図6において、揺動アーム23に反矢印A方向の
力を与えても、係合スロット35はドラム軸12を中心
とする円弧状であるため、揺動アーム23は取付軸25
を中心とした回転はできず、したがって、スライドピン
27と係合スロット35との係合は維持され、クラッチ
機構15は連結状態に保たれる。この構成は、従来例に
対して1つの利点と1つの不利を生じることになる。利
点は、従来例の課題として明記したスライド扉の自重に
よる暴走を抑止できることであり、不利とは、手動によ
るクラッチ機構15の連結状態の解除が困難になること
である。
【0016】従来例におけるスライド扉の自重による暴
走は、ワイヤードラムの回転速度より速い速度でスライ
ド扉がスライドしたとき、本願の揺動アーム23、24
に相当する部品に連結状態を解除する方向の力が加わる
ために生じる現象である。これに対して、本願では、前
記したように、揺動アーム23、24に反矢印A方向の
力を加えても、クラッチ機構15の連結状態は解除され
ない。このため、スライド扉2が自重により暴走しよう
としても、モータ7側の回転抵抗がブレーキとして作用
するから、スライド扉2のスライド速度は所定値に保た
れ、したがって、傾斜のつよい場所において、スライド
扉2を動力スライド装置5により開閉しても、扉が暴走
することは抑制される。
走は、ワイヤードラムの回転速度より速い速度でスライ
ド扉がスライドしたとき、本願の揺動アーム23、24
に相当する部品に連結状態を解除する方向の力が加わる
ために生じる現象である。これに対して、本願では、前
記したように、揺動アーム23、24に反矢印A方向の
力を加えても、クラッチ機構15の連結状態は解除され
ない。このため、スライド扉2が自重により暴走しよう
としても、モータ7側の回転抵抗がブレーキとして作用
するから、スライド扉2のスライド速度は所定値に保た
れ、したがって、傾斜のつよい場所において、スライド
扉2を動力スライド装置5により開閉しても、扉が暴走
することは抑制される。
【0017】しかして、本発明では、揺動アーム23、
24に反矢印A方向の力を加えても、クラッチ機構15
の連結状態を解除することができないため、もしクラッ
チ機構が連結状態にあるときに、モータ7が故障したり
すると、クラッチが連結されたままとなって、手動によ
るスライド扉2の開閉に支障を来すことになる。これに
対する対策は、図7、図8に示してある。
24に反矢印A方向の力を加えても、クラッチ機構15
の連結状態を解除することができないため、もしクラッ
チ機構が連結状態にあるときに、モータ7が故障したり
すると、クラッチが連結されたままとなって、手動によ
るスライド扉2の開閉に支障を来すことになる。これに
対する対策は、図7、図8に示してある。
【0018】図7、図8は、前記モータ7の出力歯車4
0と、前記ドラム軸12に軸支された駆動歯車16と、
出力歯車40と駆動歯車16との間に噛合する中間歯車
41とを示しており、これらの歯車がモータ7の減速機
構42を構成している。中間歯車41は、前記ベースプ
レート10に固定された長い軸43に、軸43のスラス
ト方向に移動自在に軸支されている。軸43の一端には
大径のヘッド44が形成され、ヘッド44と中間歯車4
1との間にはバネ45が設けられ、バネ45の弾力で中
間歯車41は出力歯車40および駆動歯車16の双方に
噛合する位置に保持されている。
0と、前記ドラム軸12に軸支された駆動歯車16と、
出力歯車40と駆動歯車16との間に噛合する中間歯車
41とを示しており、これらの歯車がモータ7の減速機
構42を構成している。中間歯車41は、前記ベースプ
レート10に固定された長い軸43に、軸43のスラス
ト方向に移動自在に軸支されている。軸43の一端には
大径のヘッド44が形成され、ヘッド44と中間歯車4
1との間にはバネ45が設けられ、バネ45の弾力で中
間歯車41は出力歯車40および駆動歯車16の双方に
噛合する位置に保持されている。
【0019】46は、前記中間歯車41を前記バネ44
の弾力に抗して前記軸43のスラスト方向に移動させ、
かつ、前記中間歯車41を前記軸43を中心に回転させ
得る操作ノブであり、実施例においては、操作ノブ46
の2〜4本程度の爪付脚部47を、中間歯車41の係合
孔48に係合させることにより、操作ノブ46を中間歯
車41に取付けてある。操作ノブ46を軸43のスラス
ト方向に沿って移動させると、爪付脚部47と係合孔4
8との係合により、中間歯車41は図8のようにバネ4
4の弾力に抗して移動し、その結果、中間歯車41とモ
ータ7の出力歯車40との噛合は解除され、中間歯車4
1は駆動歯車16のみに噛合することになる。このよう
に、中間歯車41と出力歯車40との噛合が解除される
と、中間歯車41にはモータ7の回転抵抗や、減速機構
40の回転抵抗が掛からなくなるから、操作ノブ46を
回転させることにより、容易に駆動歯車16を回転させ
ることができるようになる。
の弾力に抗して前記軸43のスラスト方向に移動させ、
かつ、前記中間歯車41を前記軸43を中心に回転させ
得る操作ノブであり、実施例においては、操作ノブ46
の2〜4本程度の爪付脚部47を、中間歯車41の係合
孔48に係合させることにより、操作ノブ46を中間歯
車41に取付けてある。操作ノブ46を軸43のスラス
ト方向に沿って移動させると、爪付脚部47と係合孔4
8との係合により、中間歯車41は図8のようにバネ4
4の弾力に抗して移動し、その結果、中間歯車41とモ
ータ7の出力歯車40との噛合は解除され、中間歯車4
1は駆動歯車16のみに噛合することになる。このよう
に、中間歯車41と出力歯車40との噛合が解除される
と、中間歯車41にはモータ7の回転抵抗や、減速機構
40の回転抵抗が掛からなくなるから、操作ノブ46を
回転させることにより、容易に駆動歯車16を回転させ
ることができるようになる。
【0020】したがって、万一、クラッチ機構15が連
結状態にあるときに、モータ7が故障して、モータ7の
動力によりクラッチ機構15を非連結状態に復帰させる
ことができない事態となったときは、操作ノブ46によ
り、中間歯車41と出力歯車40との噛合を解除し、そ
の後、操作ノブ46により中間歯車41を回転させて、
駆動歯車16を所定の方向に回転させる。つまり、図6
の状態で、モータ7が故障したときは、操作ノブ46に
より駆動歯車16および回転ディスク17を反時計回転
させると、回転ディスク17の回転により揺動アーム2
3のスライドピン27は、係合スロット35から引き抜
かれるように抜け出て、延長スロット33を経由して円
弧スロット31に到達して、クラッチ機構15は非連結
状態に復帰する。クラッチ機構15が非連結状態に復帰
したら、操作ノブ46から手を離すと、中間歯車41は
バネ45の弾力で初期位置に復帰して、出力歯車40と
噛合する。このようにしてクラッチ機構15を非連結状
態にすれば、モータ7が継続して使用不能となっていて
も、スライド扉2は手動により開閉でき、最低限の機能
は確保できる。
結状態にあるときに、モータ7が故障して、モータ7の
動力によりクラッチ機構15を非連結状態に復帰させる
ことができない事態となったときは、操作ノブ46によ
り、中間歯車41と出力歯車40との噛合を解除し、そ
の後、操作ノブ46により中間歯車41を回転させて、
駆動歯車16を所定の方向に回転させる。つまり、図6
の状態で、モータ7が故障したときは、操作ノブ46に
より駆動歯車16および回転ディスク17を反時計回転
させると、回転ディスク17の回転により揺動アーム2
3のスライドピン27は、係合スロット35から引き抜
かれるように抜け出て、延長スロット33を経由して円
弧スロット31に到達して、クラッチ機構15は非連結
状態に復帰する。クラッチ機構15が非連結状態に復帰
したら、操作ノブ46から手を離すと、中間歯車41は
バネ45の弾力で初期位置に復帰して、出力歯車40と
噛合する。このようにしてクラッチ機構15を非連結状
態にすれば、モータ7が継続して使用不能となっていて
も、スライド扉2は手動により開閉でき、最低限の機能
は確保できる。
【0021】
【作用】図3の状態で、モータ7の動力により駆動歯車
16および回転ディスク17を時計回転させると、回転
ディスク17に取付軸25、26で連結された揺動アー
ム23、24もドラム軸12を中心に時計回転し、揺動
アーム23のスライドピン27は、ガイドプレート20
の円弧スロット31内をスライドして延長スロット33
に進入する。このとき、ガイドプレート20にはバネ2
2との接触で回転抵抗が与えられているから、ガイドプ
レート20はこの段階では回転しない。スライドピン2
7が延長スロット33に進入すると、スライドピン27
はドラム軸12から徐々に離間するから、揺動アーム2
3は矢印A方向のように取付軸25を中心に外方に向け
て揺動し、スライドピン27が係合スロット35に至る
と、揺動アーム23のクラッチ爪38は最外方に突出し
て、図6のように、ワイヤードラム8の凸部37に係合
する。他方、別の揺動アーム24のスライドピン28も
ガイドスロット30内を移動するが、このスライドピン
28はドラム軸12を中心とする円弧スロット32内の
みを移動するため、揺動アーム24は取付軸26を中心
とする揺動はせず、したがって、クラッチ爪39は凸部
37とは係合しない。
16および回転ディスク17を時計回転させると、回転
ディスク17に取付軸25、26で連結された揺動アー
ム23、24もドラム軸12を中心に時計回転し、揺動
アーム23のスライドピン27は、ガイドプレート20
の円弧スロット31内をスライドして延長スロット33
に進入する。このとき、ガイドプレート20にはバネ2
2との接触で回転抵抗が与えられているから、ガイドプ
レート20はこの段階では回転しない。スライドピン2
7が延長スロット33に進入すると、スライドピン27
はドラム軸12から徐々に離間するから、揺動アーム2
3は矢印A方向のように取付軸25を中心に外方に向け
て揺動し、スライドピン27が係合スロット35に至る
と、揺動アーム23のクラッチ爪38は最外方に突出し
て、図6のように、ワイヤードラム8の凸部37に係合
する。他方、別の揺動アーム24のスライドピン28も
ガイドスロット30内を移動するが、このスライドピン
28はドラム軸12を中心とする円弧スロット32内の
みを移動するため、揺動アーム24は取付軸26を中心
とする揺動はせず、したがって、クラッチ爪39は凸部
37とは係合しない。
【0022】図6の状態でモータ7の動力で更に回転デ
ィスク17が時計回転すると、モータ7の動力は、クラ
ッチ爪38と凸部37との係合を介してワイヤードラム
8に伝わってワイヤードラム8も時計回転し、ワイヤー
ケーブル9は何れかの方向に牽引されて、スライド扉2
が閉扉又は開扉方向にスライドする。
ィスク17が時計回転すると、モータ7の動力は、クラ
ッチ爪38と凸部37との係合を介してワイヤードラム
8に伝わってワイヤードラム8も時計回転し、ワイヤー
ケーブル9は何れかの方向に牽引されて、スライド扉2
が閉扉又は開扉方向にスライドする。
【0023】しかして、スライド扉2は、傾斜地等に駐
車したときは、開き勝手、又は閉じ勝手となって、スラ
イド扉2に、モータ動力によるスライド速度を越えて勢
いよくスライドさせる外力が作用するときがある。例え
ば、図6の状態で、スライド扉2にこのような外力が作
用すると、ワイヤードラム8は時計回転方向にオーバー
スピードで回転する。すると、クラッチ爪38が係合し
ている凸部37の1つ反時計回転側に位置する別の凸部
37Aがクラッチ爪38の裏側に当接し、揺動アーム2
3には反矢印A方向の力が加わることになる。このと
き、本発明では、揺動アーム23に作用する反矢印A方
向の外力によっては、スライドピン27と係合スロット
35との係合は解除されない構成としてあるため、揺動
アーム23は揺動せず、したがって、ワイヤードラム8
は回転ディスク17と係合した状態に維持される。この
ため、スライド扉2に掛かるオーバースピードの外力
は、モータ7や減速機構42の回転抵抗で吸収され、ス
ライド扉2のスライド速度は所定値に保たれる。
車したときは、開き勝手、又は閉じ勝手となって、スラ
イド扉2に、モータ動力によるスライド速度を越えて勢
いよくスライドさせる外力が作用するときがある。例え
ば、図6の状態で、スライド扉2にこのような外力が作
用すると、ワイヤードラム8は時計回転方向にオーバー
スピードで回転する。すると、クラッチ爪38が係合し
ている凸部37の1つ反時計回転側に位置する別の凸部
37Aがクラッチ爪38の裏側に当接し、揺動アーム2
3には反矢印A方向の力が加わることになる。このと
き、本発明では、揺動アーム23に作用する反矢印A方
向の外力によっては、スライドピン27と係合スロット
35との係合は解除されない構成としてあるため、揺動
アーム23は揺動せず、したがって、ワイヤードラム8
は回転ディスク17と係合した状態に維持される。この
ため、スライド扉2に掛かるオーバースピードの外力
は、モータ7や減速機構42の回転抵抗で吸収され、ス
ライド扉2のスライド速度は所定値に保たれる。
【0024】モータ動力によりスライド扉2が所定位置
までスライドしたら、モータ7を停止させる前に、いっ
たんモータ7を逆方向に所定時間(所定量)だけ回転さ
せる。つまり、回転ディスク17を時計回転させて図6
の状態になったときは、回転ディスク17を所定量だけ
反時計回転させるようにモータ7を作動させてから、モ
ータ7の回転を停止させる。このようにすると、回転デ
ィスク17の反時計回転により揺動アーム23のスライ
ドピン27は、係合スロット35から引き抜かれるよう
に抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット
31に到達し、回転ディスク17の所定量の反時計回転
が終了する時点では、図3の位置に復帰し、クラッチ機
構15は非連結状態に復帰する。
までスライドしたら、モータ7を停止させる前に、いっ
たんモータ7を逆方向に所定時間(所定量)だけ回転さ
せる。つまり、回転ディスク17を時計回転させて図6
の状態になったときは、回転ディスク17を所定量だけ
反時計回転させるようにモータ7を作動させてから、モ
ータ7の回転を停止させる。このようにすると、回転デ
ィスク17の反時計回転により揺動アーム23のスライ
ドピン27は、係合スロット35から引き抜かれるよう
に抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット
31に到達し、回転ディスク17の所定量の反時計回転
が終了する時点では、図3の位置に復帰し、クラッチ機
構15は非連結状態に復帰する。
【0025】万一、クラッチ機構15が連結状態にある
ときに、モータ7が故障して、モータ7の動力によりク
ラッチ機構15を非連結状態に復帰させることができな
い事態となったときは、操作ノブ46により、中間歯車
41と出力歯車40との噛合を解除し、その後、操作ノ
ブ46により中間歯車41を回転させて、駆動歯車16
を所定の方向に回転させる。つまり、図6の状態で、モ
ータ7が故障したときは、操作ノブ46により駆動歯車
16および回転ディスク17を反時計回転させると、回
転ディスク17の回転により揺動アーム23のスライド
ピン27は、係合スロット35から引き抜かれるように
抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット3
1に到達して、クラッチ機構15は非連結状態に復帰す
る。クラッチ機構15が非連結状態に復帰したら、操作
ノブ46から手を離すと、中間歯車41はバネ45の弾
力で初期位置に復帰して、出力歯車40と噛合する。こ
のようにしてクラッチ機構15を非連結状態にすれば、
モータ7が継続して使用不能となっていても、スライド
扉2は手動により開閉でき、最低限の機能は確保でき
る。このように、手動操作により中間歯車41をモータ
7から離脱させることにより、いかなる状況にあっても
第2部材17を手動により容易に回転させることができ
るから、確実にクラッチ機構15を非連結状態に復帰さ
せることができ、更に、減速機構42の一部を構成する
中間歯車41を手動で操作する構成であるから、合理的
であって無駄のない構成となる。
ときに、モータ7が故障して、モータ7の動力によりク
ラッチ機構15を非連結状態に復帰させることができな
い事態となったときは、操作ノブ46により、中間歯車
41と出力歯車40との噛合を解除し、その後、操作ノ
ブ46により中間歯車41を回転させて、駆動歯車16
を所定の方向に回転させる。つまり、図6の状態で、モ
ータ7が故障したときは、操作ノブ46により駆動歯車
16および回転ディスク17を反時計回転させると、回
転ディスク17の回転により揺動アーム23のスライド
ピン27は、係合スロット35から引き抜かれるように
抜け出て、延長スロット33を経由して円弧スロット3
1に到達して、クラッチ機構15は非連結状態に復帰す
る。クラッチ機構15が非連結状態に復帰したら、操作
ノブ46から手を離すと、中間歯車41はバネ45の弾
力で初期位置に復帰して、出力歯車40と噛合する。こ
のようにしてクラッチ機構15を非連結状態にすれば、
モータ7が継続して使用不能となっていても、スライド
扉2は手動により開閉でき、最低限の機能は確保でき
る。このように、手動操作により中間歯車41をモータ
7から離脱させることにより、いかなる状況にあっても
第2部材17を手動により容易に回転させることができ
るから、確実にクラッチ機構15を非連結状態に復帰さ
せることができ、更に、減速機構42の一部を構成する
中間歯車41を手動で操作する構成であるから、合理的
であって無駄のない構成となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車体1に対し
てスライド移動することにより開閉するスライド扉2等
に連結され回転すると前記スライド扉2等を移動させる
第1部材(ワイヤードラム)8と、モータ7に減速機構
42を介して連結される第2部材(回転ディスク)17
と、前記第1部材8と前記第2部材17との間に設けら
れ前記第2部材17の回転を前記第1部材8に伝達する
連結状態と前記第1部材8の回転を前記第2部材17に
伝達しない非連結状態と切り替わるクラッチ機構15と
からなり、前記クラッチ機構15は前記第2部材17の
回転により前記非連結状態から前記連結状態およびその
逆に切り替わる構成としたものにおいて、前記減速機構
42には手動操作により前記第2部材17との連結は維
持したまま前記モータ7との連結は解除される中間歯車
41を設けたクラッチ装置としたため、手動操作により
中間歯車41をモータ7から離脱させることにより、い
かなる状況にあっても第2部材17を手動により容易に
回転させることができるから、確実にクラッチ機構15
を非連結状態に復帰させることができ、更に、減速機構
42の一部を構成する中間歯車41を手動で操作する構
成であるから、合理的であって無駄のない構成となる。
また、本発明は、前記装置において、前記中間歯車41
はその支持軸43に対してスラスト方向に移動すること
により前記モータ7との連結が解除される構成とし、前
記減速機構42には前記中間歯車41を前記モータ7と
連結する位置に付勢するバネ45を設けたクラッチ装置
としたため、簡単な構成で実施できる効果を奏する。ま
た、本発明は、前記装置において、前記中間歯車41に
は前記バネ45の弾力に抗して前記中間歯車41を前記
支持軸43のスラスト方向に移動させる操作ノブ46を
取付けたクラッチ装置としたから、操作ノブ46を摘ん
で中間歯車41をスラスト方向に移動させるだけで、中
間歯車41をモータ7から離脱させることができ、離脱
させた後、そのまま回転させることのみでクラッチ機構
15を解除できるので、操作はとても容易である。
てスライド移動することにより開閉するスライド扉2等
に連結され回転すると前記スライド扉2等を移動させる
第1部材(ワイヤードラム)8と、モータ7に減速機構
42を介して連結される第2部材(回転ディスク)17
と、前記第1部材8と前記第2部材17との間に設けら
れ前記第2部材17の回転を前記第1部材8に伝達する
連結状態と前記第1部材8の回転を前記第2部材17に
伝達しない非連結状態と切り替わるクラッチ機構15と
からなり、前記クラッチ機構15は前記第2部材17の
回転により前記非連結状態から前記連結状態およびその
逆に切り替わる構成としたものにおいて、前記減速機構
42には手動操作により前記第2部材17との連結は維
持したまま前記モータ7との連結は解除される中間歯車
41を設けたクラッチ装置としたため、手動操作により
中間歯車41をモータ7から離脱させることにより、い
かなる状況にあっても第2部材17を手動により容易に
回転させることができるから、確実にクラッチ機構15
を非連結状態に復帰させることができ、更に、減速機構
42の一部を構成する中間歯車41を手動で操作する構
成であるから、合理的であって無駄のない構成となる。
また、本発明は、前記装置において、前記中間歯車41
はその支持軸43に対してスラスト方向に移動すること
により前記モータ7との連結が解除される構成とし、前
記減速機構42には前記中間歯車41を前記モータ7と
連結する位置に付勢するバネ45を設けたクラッチ装置
としたため、簡単な構成で実施できる効果を奏する。ま
た、本発明は、前記装置において、前記中間歯車41に
は前記バネ45の弾力に抗して前記中間歯車41を前記
支持軸43のスラスト方向に移動させる操作ノブ46を
取付けたクラッチ装置としたから、操作ノブ46を摘ん
で中間歯車41をスラスト方向に移動させるだけで、中
間歯車41をモータ7から離脱させることができ、離脱
させた後、そのまま回転させることのみでクラッチ機構
15を解除できるので、操作はとても容易である。
【図1】 スライド扉を備えた車両の側面図。
【図2】 動力スライド装置の縦断側面図。
【図3】 動力スライド装置の縦断正面図。
【図4】 回転ディスクの正面図。
【図5】 ガイドプレートの正面図。
【図6】 クラッチ機構が連結状態にあるときの断面
図。
図。
【図7】 減速機構示す断面図。
【図8】 中間歯車を出力歯車から離脱させた状態の断
面図。
面図。
【符号の説明】 1…車体、2…スライド扉、3…ストライカ、4…ラッ
チアッシー、5…動力スライド装置、6…クォータパネ
ル、7…モータ、8…ワイヤードラム(第1部材)、9
…ワイヤーケーブル、10…ベースプレート、11…カ
バープレート、12…ドラム軸、13…ワイヤー溝、1
4…内部空間、15…クラッチ機構、16…駆動歯車、
17…回転ディスク(第2部材)、18…スリーブ、1
9…バネ支持体、20…ガイドプレート、21…環状フ
ランジ、22…バネ、23、24…揺動アーム、25、
26…取付軸、27、28…スライドピン、29、30
…ガイドスロット、31、32…円弧スロット、33、
34…延長スロット、35、36…係合スロット、37
…凸部、38、39…クラッチ爪、40…出力歯車、4
1…中間歯車、42…減速機構、43…軸、44…ヘッ
ド、45…バネ、46…操作ノブ、47…爪付脚部、4
8…係合孔。
チアッシー、5…動力スライド装置、6…クォータパネ
ル、7…モータ、8…ワイヤードラム(第1部材)、9
…ワイヤーケーブル、10…ベースプレート、11…カ
バープレート、12…ドラム軸、13…ワイヤー溝、1
4…内部空間、15…クラッチ機構、16…駆動歯車、
17…回転ディスク(第2部材)、18…スリーブ、1
9…バネ支持体、20…ガイドプレート、21…環状フ
ランジ、22…バネ、23、24…揺動アーム、25、
26…取付軸、27、28…スライドピン、29、30
…ガイドスロット、31、32…円弧スロット、33、
34…延長スロット、35、36…係合スロット、37
…凸部、38、39…クラッチ爪、40…出力歯車、4
1…中間歯車、42…減速機構、43…軸、44…ヘッ
ド、45…バネ、46…操作ノブ、47…爪付脚部、4
8…係合孔。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図7】
Claims (3)
- 【請求項1】 車体1に対してスライド移動することに
より開閉するスライド扉2等に連結され回転すると前記
スライド扉2等を移動させる第1部材8と、モータ7に
減速機構42を介して連結される第2部材17と、前記
第1部材8と前記第2部材17との間に設けられ前記第
2部材17の回転を前記第1部材8に伝達する連結状態
と前記第1部材8の回転を前記第2部材17に伝達しな
い非連結状態と切り替わるクラッチ機構15とからな
り、前記クラッチ機構15は前記第2部材17の回転に
より前記非連結状態から前記連結状態およびその逆に切
り替わる構成としたものにおいて、前記減速機構42に
は手動操作により前記第2部材17との連結は維持した
まま前記モータ7との連結は解除される中間歯車41を
設けたクラッチ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記中間歯車41は
その支持軸43に対してスラスト方向に移動することに
より前記モータ7との連結が解除される構成とし、前記
減速機構42には前記中間歯車41を前記モータ7と連
結する位置に付勢するバネ45を設けたクラッチ装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記中間歯車41に
は前記バネ45の弾力に抗して前記中間歯車41を前記
支持軸43のスラスト方向に移動させる操作ノブ46を
取付けたクラッチ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9347117A JPH11166361A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | クラッチ装置 |
| US09/201,775 US6198242B1 (en) | 1997-12-02 | 1998-12-01 | Powered sliding device for vehicle slide door |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9347117A JPH11166361A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | クラッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166361A true JPH11166361A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18388034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9347117A Pending JPH11166361A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | クラッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166361A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001347922A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-12-18 | Takata Corp | モータ式シートベルトリトラクター |
| JP2009078730A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Toshintec Kk | 車両用扉の自動開閉装置における手動切換機構 |
| CN106438742A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-22 | 南京康尼电子科技有限公司 | 一种带手动离合功能的齿轮箱 |
| CN110230669A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-09-13 | 江苏睿至哲晟门窗科技有限公司 | 一种手动离合式减速器 |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9347117A patent/JPH11166361A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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