JPH11167572A - 印刷用割付処理システム - Google Patents
印刷用割付処理システムInfo
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- JPH11167572A JPH11167572A JP9350127A JP35012797A JPH11167572A JP H11167572 A JPH11167572 A JP H11167572A JP 9350127 A JP9350127 A JP 9350127A JP 35012797 A JP35012797 A JP 35012797A JP H11167572 A JPH11167572 A JP H11167572A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ページ編集デザイナー、ライター、印刷会社
による分業を行いつつ、効率良い割付処理を行う。 【解決手段】 出版社内のデザイン用作業ステーション
10により、デザイナーが割付指定紙2を作成する。原
稿画像1は、画像入力装置11で低解像度画像として取
り込まれ、所定の割付態様で割り付けられる。文字が流
し込まれる領域は、何字何行という形式で文字玉が割り
付けられる。割付結果は、割付指定紙2上に出力される
とともに、レイアウト情報ファイル3としてMOディス
クで出力される。ライターは、割付指定紙2を見なが
ら、文字入力用作業ステーション30を操作して、指定
された字数の文章を入力し、文字データ4をFDで出力
する。印刷会社のオペレータは、レイアウト情報ファイ
ル3および文字データ4を印刷用作業ステーション20
に取り込み、DTP処理を行い製版フィルム5を出力す
る。
による分業を行いつつ、効率良い割付処理を行う。 【解決手段】 出版社内のデザイン用作業ステーション
10により、デザイナーが割付指定紙2を作成する。原
稿画像1は、画像入力装置11で低解像度画像として取
り込まれ、所定の割付態様で割り付けられる。文字が流
し込まれる領域は、何字何行という形式で文字玉が割り
付けられる。割付結果は、割付指定紙2上に出力される
とともに、レイアウト情報ファイル3としてMOディス
クで出力される。ライターは、割付指定紙2を見なが
ら、文字入力用作業ステーション30を操作して、指定
された字数の文章を入力し、文字データ4をFDで出力
する。印刷会社のオペレータは、レイアウト情報ファイ
ル3および文字データ4を印刷用作業ステーション20
に取り込み、DTP処理を行い製版フィルム5を出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用割付処理シ
ステムに関し、特に、割付指定紙の作成作業、文字の入
力作業、DTPシステムを利用した製版作業を分業して
行う場合に適した印刷用割付処理システムに関する。
ステムに関し、特に、割付指定紙の作成作業、文字の入
力作業、DTPシステムを利用した製版作業を分業して
行う場合に適した印刷用割付処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】商用印刷物を作成する場合、通常、複数
のスタッフによる分業作業が行われる。たとえば、チラ
シやカタログなどを作成する場合の最も一般的な分業形
態は、出版社や編集プロダクションのデザイナーが、割
付指定紙上でページの全体的な割り付けを決めるデザイ
ン作業を行い、この割付指定紙を見ながらライターが必
要な箇所に挿入する文章を作成し(いわゆる先割方
式)、最後に印刷会社のオペレータがDTP(Desk Top
Publishing )システムを利用して製版を行う、という
形態である。このような分業形態をとれば、デザイナー
が統括的にページのデザインを決定することができ、バ
ランスのとれたページ構成が可能になり、また、ライタ
ーは割付指定紙を見ながら、デザイナーの指定した文字
数に適合した文章を作成することができる。
のスタッフによる分業作業が行われる。たとえば、チラ
シやカタログなどを作成する場合の最も一般的な分業形
態は、出版社や編集プロダクションのデザイナーが、割
付指定紙上でページの全体的な割り付けを決めるデザイ
ン作業を行い、この割付指定紙を見ながらライターが必
要な箇所に挿入する文章を作成し(いわゆる先割方
式)、最後に印刷会社のオペレータがDTP(Desk Top
Publishing )システムを利用して製版を行う、という
形態である。このような分業形態をとれば、デザイナー
が統括的にページのデザインを決定することができ、バ
ランスのとれたページ構成が可能になり、また、ライタ
ーは割付指定紙を見ながら、デザイナーの指定した文字
数に適合した文章を作成することができる。
【0003】一般的に、印刷面上には、写真画像、文字
列、ロゴ、図形、イラストなど種々の対象物が割り付け
られるが、割付指定紙では、これら対象物の割付態様が
指定される。たとえば、写真画像であれば、割付位置、
トリミング範囲、倍率、割付角度などの割付態様がデザ
イナーによって割付指定紙上に書き込まれる。具体的に
は、割付指定紙上に割付枠が定義され、この割付枠内に
写真画像のラフなスケッチが描かれたり、写真画像のコ
ピーが貼り付けられたりする。また、文字列であれば、
何字何行の形態でどの位置に割り付けるかという情報
や、文字の大きさ、フォント、書体、色、段組などを指
定する情報(いわゆる組版情報)が割付指定紙上に書き
込まれる。ロゴ、図形、イラストなどについても、同様
に、割付位置、倍率、色などの情報が割付指定紙上に書
き込まれる。ライターは、この割付指定紙を見ながら、
所定の箇所に挿入すべき文章を所定の文字数で作成する
作業(通常は、ワープロなどを利用して、文字コードと
して入力する作業になる)を行うことになる。
列、ロゴ、図形、イラストなど種々の対象物が割り付け
られるが、割付指定紙では、これら対象物の割付態様が
指定される。たとえば、写真画像であれば、割付位置、
トリミング範囲、倍率、割付角度などの割付態様がデザ
イナーによって割付指定紙上に書き込まれる。具体的に
は、割付指定紙上に割付枠が定義され、この割付枠内に
写真画像のラフなスケッチが描かれたり、写真画像のコ
ピーが貼り付けられたりする。また、文字列であれば、
何字何行の形態でどの位置に割り付けるかという情報
や、文字の大きさ、フォント、書体、色、段組などを指
定する情報(いわゆる組版情報)が割付指定紙上に書き
込まれる。ロゴ、図形、イラストなどについても、同様
に、割付位置、倍率、色などの情報が割付指定紙上に書
き込まれる。ライターは、この割付指定紙を見ながら、
所定の箇所に挿入すべき文章を所定の文字数で作成する
作業(通常は、ワープロなどを利用して、文字コードと
して入力する作業になる)を行うことになる。
【0004】一方、印刷会社では、専門のオペレータ
が、デザイナーの作成した割付指定紙を見ながら、DT
Pシステム(通常は、汎用のコンピュータにDTP専用
のソフトウエアをインストールしたもの)を操作し、種
々の対象物の入力を行いながら、レイアウト情報の入力
を行ってゆく。たとえば、写真画像であれば、スキャナ
で画像データとして取り込み、割付指定紙で指示された
割付態様に基づいて、所定位置に所定倍率で割り付ける
作業を行う。また、文字列であれば、割付指定紙で指示
された割付態様に基づいて、ライターの作成した文字列
を所定位置に所定の組版で流し込む作業を行う。このよ
うな作業が完了すれば、DTPシステムから製版フィル
ムを直接出力することができる。
が、デザイナーの作成した割付指定紙を見ながら、DT
Pシステム(通常は、汎用のコンピュータにDTP専用
のソフトウエアをインストールしたもの)を操作し、種
々の対象物の入力を行いながら、レイアウト情報の入力
を行ってゆく。たとえば、写真画像であれば、スキャナ
で画像データとして取り込み、割付指定紙で指示された
割付態様に基づいて、所定位置に所定倍率で割り付ける
作業を行う。また、文字列であれば、割付指定紙で指示
された割付態様に基づいて、ライターの作成した文字列
を所定位置に所定の組版で流し込む作業を行う。このよ
うな作業が完了すれば、DTPシステムから製版フィル
ムを直接出力することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デザ
イナー、ライター、印刷会社による分業は、各作業者ご
との得意な能力を生かした協働作業が可能になるが、作
業効率の面では問題がある。たとえば、デザイナーの行
う割付指定紙の作成作業は、紙面上にスケッチを描いた
り、種々の指示を書き込んだり、コピーを貼り付けたり
する作業であり、非常に手間のかかる作業である。一
方、印刷会社のオペレータは、この割付指定紙に基づい
て、DTPシステムに種々の入力を行うことになるが、
この入力作業は、手書きの割付指定紙上の情報をデジタ
ル化する作業であり、割付指定紙に定規をあて、位置や
寸法を測りながら数値入力を行うという多大な労力を必
要とする作業になる。もちろん、デザイナー自身がDT
Pシステムを操作し、このDTPシステム上でページの
デザインを直接行うことができれば、割付指定紙上の情
報を最初からデジタルデータとして用意できるため、こ
のような問題は解決される。しかしながら、一般的なD
TPシステムは、最終的に製版フィルムを出力する機能
を有しているため、印刷に関する知識が豊富な専門のオ
ペレータでなければ、操作が困難である。したがって、
出版社や編集プロダクションなどに所属する一般のデザ
イナーに、直接DTPシステムを用いて割付指定紙を作
成させることは現実的ではない。
イナー、ライター、印刷会社による分業は、各作業者ご
との得意な能力を生かした協働作業が可能になるが、作
業効率の面では問題がある。たとえば、デザイナーの行
う割付指定紙の作成作業は、紙面上にスケッチを描いた
り、種々の指示を書き込んだり、コピーを貼り付けたり
する作業であり、非常に手間のかかる作業である。一
方、印刷会社のオペレータは、この割付指定紙に基づい
て、DTPシステムに種々の入力を行うことになるが、
この入力作業は、手書きの割付指定紙上の情報をデジタ
ル化する作業であり、割付指定紙に定規をあて、位置や
寸法を測りながら数値入力を行うという多大な労力を必
要とする作業になる。もちろん、デザイナー自身がDT
Pシステムを操作し、このDTPシステム上でページの
デザインを直接行うことができれば、割付指定紙上の情
報を最初からデジタルデータとして用意できるため、こ
のような問題は解決される。しかしながら、一般的なD
TPシステムは、最終的に製版フィルムを出力する機能
を有しているため、印刷に関する知識が豊富な専門のオ
ペレータでなければ、操作が困難である。したがって、
出版社や編集プロダクションなどに所属する一般のデザ
イナーに、直接DTPシステムを用いて割付指定紙を作
成させることは現実的ではない。
【0006】そこで本発明は、デザイナー、ライター、
印刷会社による分業を行いつつ、効率良い割付処理が可
能な印刷用割付処理システムを提供することを目的とす
る。
印刷会社による分業を行いつつ、効率良い割付処理が可
能な印刷用割付処理システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、印刷面上に配置すべき文字および画像についての
割付処理を行う印刷用割付処理システムにおいて、原稿
画像の入力を行う第1の画像入力装置と、文字について
の割付態様および画像についての割付態様を指示する入
力を行う第1の指示入力装置と、印刷面上における文字
および画像の割付状態を表示する第1のディスプレイ
と、この第1のディスプレイ上の表示内容を紙面上に出
力するプリンタと、第1の指示入力装置によって入力さ
れた指示に基づいて文字割付態様および画像割付態様を
決定し、これら割付態様に基づいて、文字についてはそ
の割付領域を、画像については第1の画像入力装置が入
力した画像を、それぞれ第1のディスプレイ上に表示さ
せる第1の割付処理装置と、この第1の割付処理装置の
動作に必要なデータを保持する第1の記憶装置と、文字
割付態様および画像割付態様をレイアウト情報ファイル
として出力するファイル出力装置と、を有するデザイン
用作業ステーションと、割り付けられるべき文字列を入
力する文字列入力装置と、入力した文字列を文字データ
として出力する文字データ出力装置と、を有する文字入
力用作業ステーションと、印刷品質に適した高解像度で
原稿画像の入力を行う第2の画像入力装置と、ファイル
出力装置が出力したレイアウト情報ファイルを取り込
み、文字データ出力装置が出力した文字データに対応す
る文字列を、文字割付態様に基づいて割り付けるととも
に、第2の画像入力装置が入力した画像を、画像割付態
様に基づいて割り付ける処理を行う第2の割付処理装置
と、第2の割付処理装置に対する指示を入力する第2の
指示入力装置と、第2の割付処理装置による割付結果を
表示する第2のディスプレイと、第2の割付処理装置の
動作に必要なデータを保持する第2の記憶装置と、第2
の割付処理装置による割付結果に基づいて製版を行う製
版装置と、を有する印刷用作業ステーションと、を設け
るようにしたものである。
様は、印刷面上に配置すべき文字および画像についての
割付処理を行う印刷用割付処理システムにおいて、原稿
画像の入力を行う第1の画像入力装置と、文字について
の割付態様および画像についての割付態様を指示する入
力を行う第1の指示入力装置と、印刷面上における文字
および画像の割付状態を表示する第1のディスプレイ
と、この第1のディスプレイ上の表示内容を紙面上に出
力するプリンタと、第1の指示入力装置によって入力さ
れた指示に基づいて文字割付態様および画像割付態様を
決定し、これら割付態様に基づいて、文字についてはそ
の割付領域を、画像については第1の画像入力装置が入
力した画像を、それぞれ第1のディスプレイ上に表示さ
せる第1の割付処理装置と、この第1の割付処理装置の
動作に必要なデータを保持する第1の記憶装置と、文字
割付態様および画像割付態様をレイアウト情報ファイル
として出力するファイル出力装置と、を有するデザイン
用作業ステーションと、割り付けられるべき文字列を入
力する文字列入力装置と、入力した文字列を文字データ
として出力する文字データ出力装置と、を有する文字入
力用作業ステーションと、印刷品質に適した高解像度で
原稿画像の入力を行う第2の画像入力装置と、ファイル
出力装置が出力したレイアウト情報ファイルを取り込
み、文字データ出力装置が出力した文字データに対応す
る文字列を、文字割付態様に基づいて割り付けるととも
に、第2の画像入力装置が入力した画像を、画像割付態
様に基づいて割り付ける処理を行う第2の割付処理装置
と、第2の割付処理装置に対する指示を入力する第2の
指示入力装置と、第2の割付処理装置による割付結果を
表示する第2のディスプレイと、第2の割付処理装置の
動作に必要なデータを保持する第2の記憶装置と、第2
の割付処理装置による割付結果に基づいて製版を行う製
版装置と、を有する印刷用作業ステーションと、を設け
るようにしたものである。
【0008】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、デザイ
ン用作業ステーション内のファイル出力装置が、第1の
ファイルフォーマットでレイアウト情報ファイルを出力
する機能を有し、印刷用作業ステーション内の第2の割
付処理装置が、レイアウト情報ファイルを第2のファイ
ルフォーマットで取り扱う機能を有し、印刷用作業ステ
ーションが、第1のファイルフォーマットを第2のファ
イルフォーマットに変換するためのコンバータ装置を有
するようにしたものである。
の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、デザイ
ン用作業ステーション内のファイル出力装置が、第1の
ファイルフォーマットでレイアウト情報ファイルを出力
する機能を有し、印刷用作業ステーション内の第2の割
付処理装置が、レイアウト情報ファイルを第2のファイ
ルフォーマットで取り扱う機能を有し、印刷用作業ステ
ーションが、第1のファイルフォーマットを第2のファ
イルフォーマットに変換するためのコンバータ装置を有
するようにしたものである。
【0009】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第2
の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、第2の
割付処理装置が、割付処理に適した第2のファイルフォ
ーマットと、汎用性をもった第3のファイルフォーマッ
トと、の2通りのファイルフォーマットでレイアウト情
報ファイルを取り扱う機能を有し、第2の割付処理装置
にとって、第2のファイルフォーマットでは取り扱うこ
とができないが、第3のファイルフォーマットでは取り
扱うことができる特定のデータを認識するための情報を
コンバータ装置に用意し、コンバータ装置が、ファイル
出力装置から取り込んだレイアウト情報ファイルのフォ
ーマットを変換する際に、この特定のデータに関しては
第3のファイルフォーマットに変換し、それ以外のデー
タに関しては第2のファイルフォーマットに変換する処
理を行うようにしたものである。
の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、第2の
割付処理装置が、割付処理に適した第2のファイルフォ
ーマットと、汎用性をもった第3のファイルフォーマッ
トと、の2通りのファイルフォーマットでレイアウト情
報ファイルを取り扱う機能を有し、第2の割付処理装置
にとって、第2のファイルフォーマットでは取り扱うこ
とができないが、第3のファイルフォーマットでは取り
扱うことができる特定のデータを認識するための情報を
コンバータ装置に用意し、コンバータ装置が、ファイル
出力装置から取り込んだレイアウト情報ファイルのフォ
ーマットを変換する際に、この特定のデータに関しては
第3のファイルフォーマットに変換し、それ以外のデー
タに関しては第2のファイルフォーマットに変換する処
理を行うようにしたものである。
【0010】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、
第1の割付処理装置が、文字の割付領域を表示する際
に、1文字ごとの文字の大きさおよび割付位置を示す文
字玉を配列するようにしたものである。
〜第3の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、
第1の割付処理装置が、文字の割付領域を表示する際
に、1文字ごとの文字の大きさおよび割付位置を示す文
字玉を配列するようにしたものである。
【0011】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第1
〜第4の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、
第1の割付処理装置が、第1のディスプレイ上に表示す
る印刷面上に複数のレイヤーを定義し、指定された特定
のレイヤーに対してのみ割付作業が可能になるように
し、少なくとも1つのレイヤーを、実際の印刷面上には
配置すべきでないコメントを割り付けるためのコメント
レイヤーとして利用できるようにし、ファイル出力装置
が出力するレイアウト情報ファイルには、コメントレイ
ヤーの情報が除外されるようにしたものである。
〜第4の態様に係る印刷用割付処理システムにおいて、
第1の割付処理装置が、第1のディスプレイ上に表示す
る印刷面上に複数のレイヤーを定義し、指定された特定
のレイヤーに対してのみ割付作業が可能になるように
し、少なくとも1つのレイヤーを、実際の印刷面上には
配置すべきでないコメントを割り付けるためのコメント
レイヤーとして利用できるようにし、ファイル出力装置
が出力するレイアウト情報ファイルには、コメントレイ
ヤーの情報が除外されるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る印刷用割付処理システムの基本構成を示すブロック図
である。このシステムは、デザイン用作業ステーション
10、印刷用作業ステーション20、文字入力用作業ス
テーション30により構成されている。デザイン用作業
ステーション10は、出版社や編集プロダクションなど
に設置され、ページのデザイン編集を行うデザイナーに
よって操作される装置である。一方、印刷用作業ステー
ション20は、印刷会社に設置されたDTPシステムで
あり、専門のオペレータによって操作される。デザイン
用作業ステーション10も印刷用作業ステーション20
も、基本的には、汎用のコンピュータ(パソコンあるい
はワークステーション)に専用のアプリケーションソフ
トウエアをインストールすることにより実現される。ま
た、文字入力用作業ステーション30は、文章を作成す
るライターによって操作される装置であり、実際には、
市販の一般的なワープロ専用機や、ワープロソフトウエ
アをインストールしたパソコンなどによって構成でき
る。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る印刷用割付処理システムの基本構成を示すブロック図
である。このシステムは、デザイン用作業ステーション
10、印刷用作業ステーション20、文字入力用作業ス
テーション30により構成されている。デザイン用作業
ステーション10は、出版社や編集プロダクションなど
に設置され、ページのデザイン編集を行うデザイナーに
よって操作される装置である。一方、印刷用作業ステー
ション20は、印刷会社に設置されたDTPシステムで
あり、専門のオペレータによって操作される。デザイン
用作業ステーション10も印刷用作業ステーション20
も、基本的には、汎用のコンピュータ(パソコンあるい
はワークステーション)に専用のアプリケーションソフ
トウエアをインストールすることにより実現される。ま
た、文字入力用作業ステーション30は、文章を作成す
るライターによって操作される装置であり、実際には、
市販の一般的なワープロ専用機や、ワープロソフトウエ
アをインストールしたパソコンなどによって構成でき
る。
【0013】デザイン用作業ステーション10は、第1
の画像入力装置11、第1の割付処理装置12、第1の
指示入力装置13、第1のディスプレイ14、第1の記
憶装置15、プリンタ16、ファイル出力装置17から
構成されている。
の画像入力装置11、第1の割付処理装置12、第1の
指示入力装置13、第1のディスプレイ14、第1の記
憶装置15、プリンタ16、ファイル出力装置17から
構成されている。
【0014】第1の画像入力装置11は、写真あるいは
フィルムなどの形態で用意された原稿画像1を入力する
ための装置であり、具体的には、スキャナ装置により構
成されている。ただ、このデザイン用作業ステーション
10は、個々の対象物の割付態様を決定し、割付指定紙
を作成するための装置であるため、印刷品質に適した解
像度で画像を取り込む必要はない。後述するように、印
刷品質に適した解像度の画像データは、印刷用作業ステ
ーション20における第2の画像入力装置21によって
取り込まれることになる。したがって、第1の画像入力
装置11においては、データ容量を必要最低限にし、割
付作業の操作性を向上させるために、低解像度スキャナ
(パソコン用のフラットベッドスキャナなど)を利用し
て、あえて印刷品質には適さない低解像度で原稿画像の
入力を行うようにしている。
フィルムなどの形態で用意された原稿画像1を入力する
ための装置であり、具体的には、スキャナ装置により構
成されている。ただ、このデザイン用作業ステーション
10は、個々の対象物の割付態様を決定し、割付指定紙
を作成するための装置であるため、印刷品質に適した解
像度で画像を取り込む必要はない。後述するように、印
刷品質に適した解像度の画像データは、印刷用作業ステ
ーション20における第2の画像入力装置21によって
取り込まれることになる。したがって、第1の画像入力
装置11においては、データ容量を必要最低限にし、割
付作業の操作性を向上させるために、低解像度スキャナ
(パソコン用のフラットベッドスキャナなど)を利用し
て、あえて印刷品質には適さない低解像度で原稿画像の
入力を行うようにしている。
【0015】第1の割付処理装置12は、デザイン用作
業ステーション10の中枢をなす装置であり、実際に
は、割付処理に特化したアプリケーションソフトウエア
を、汎用のコンピュータにインストールすることにより
構成されている。この第1の割付処理装置12に接続さ
れた第1の画像入力装置11をはじめとする各装置は、
このコンピュータの周辺機器によって実現されている。
第1の指示入力装置13は、第1の割付処理装置12に
対して、文字についての割付態様および画像についての
割付態様を指示する入力を行う入力装置であり、キーボ
ードやマウスなどの機器によって構成されている。デザ
イナーは、この第1の指示入力装置13を操作すること
により、割付指定紙の作成作業を行うことになる。第1
のディスプレイ14は、このコンピュータ用のディスプ
レイ装置であり、この画面上に印刷面が表示され、文字
および画像の割付状態が表示されることになる。第1の
記憶装置15は、このコンピュータに接続された磁気記
録装置などの外部記憶装置であり、第1の画像入力装置
11から入力された画像データや、各対象物の割付態様
を示すレイアウト情報など、第1の割付処理装置12の
動作に必要なデータを保持する機能を有する。プリンタ
16は、このコンピュータに接続されたカラープリンタ
であり、第1のディスプレイ14上の表示内容を紙面上
に出力する機能を有する。
業ステーション10の中枢をなす装置であり、実際に
は、割付処理に特化したアプリケーションソフトウエア
を、汎用のコンピュータにインストールすることにより
構成されている。この第1の割付処理装置12に接続さ
れた第1の画像入力装置11をはじめとする各装置は、
このコンピュータの周辺機器によって実現されている。
第1の指示入力装置13は、第1の割付処理装置12に
対して、文字についての割付態様および画像についての
割付態様を指示する入力を行う入力装置であり、キーボ
ードやマウスなどの機器によって構成されている。デザ
イナーは、この第1の指示入力装置13を操作すること
により、割付指定紙の作成作業を行うことになる。第1
のディスプレイ14は、このコンピュータ用のディスプ
レイ装置であり、この画面上に印刷面が表示され、文字
および画像の割付状態が表示されることになる。第1の
記憶装置15は、このコンピュータに接続された磁気記
録装置などの外部記憶装置であり、第1の画像入力装置
11から入力された画像データや、各対象物の割付態様
を示すレイアウト情報など、第1の割付処理装置12の
動作に必要なデータを保持する機能を有する。プリンタ
16は、このコンピュータに接続されたカラープリンタ
であり、第1のディスプレイ14上の表示内容を紙面上
に出力する機能を有する。
【0016】プリンタ16が出力した紙面は、そのまま
割付指定紙2として利用できる。別言すれば、このデザ
イン用作業ステーション10は、割付指定紙を作成する
装置として機能する。第1の割付処理装置12の機能を
実現するためのソフトウエアは、この割付指定紙作成機
能に特化したソフトウエアとして用意することができる
ため、高度な印刷知識をもたない一般のデザイナーや編
集者によって容易に操作が可能になる。この点におい
て、デザイン用作業ステーション10は、一般のDTP
システムとは異なる。要するに、デザイン用作業ステー
ション10の機能は、文字および画像を、ディスプレイ
の画面上に表示された印刷面に、どのような態様で割り
付ければよいか、を決定する作業環境を提供することに
特化されている。したがって、デザイン用作業ステーシ
ョン10自体は、実際に製版フィルムを作成する機能は
もたない。
割付指定紙2として利用できる。別言すれば、このデザ
イン用作業ステーション10は、割付指定紙を作成する
装置として機能する。第1の割付処理装置12の機能を
実現するためのソフトウエアは、この割付指定紙作成機
能に特化したソフトウエアとして用意することができる
ため、高度な印刷知識をもたない一般のデザイナーや編
集者によって容易に操作が可能になる。この点におい
て、デザイン用作業ステーション10は、一般のDTP
システムとは異なる。要するに、デザイン用作業ステー
ション10の機能は、文字および画像を、ディスプレイ
の画面上に表示された印刷面に、どのような態様で割り
付ければよいか、を決定する作業環境を提供することに
特化されている。したがって、デザイン用作業ステーシ
ョン10自体は、実際に製版フィルムを作成する機能は
もたない。
【0017】図2は、デザイン用作業ステーション10
によって作成された割付指定紙2の一例を示す図であ
る。この実施形態では、プリンタ16としてカラープリ
ンタを用いているので、図2に示す割付指定紙2はカラ
ーでプリントされることになる。図示の例は、婦人服の
カタログの見開き2頁分の印刷面を示しており、3枚の
写真画像P1,P2,P3と、これらに関する説明文L
11,L12,L21,L22,L31〜L34と、ロ
ゴマークP4と、見出しP5とが示されている。本願明
細書では、説明の便宜上、印刷面上に割り付けられる対
象物を「画像」と「文字」とに分けて取り扱うことにす
るが、ここで言う「画像」とは、写真画像の他、ロゴ、
図形、イラスト、見出しなどを広く含むものであり、後
述するように、ライターが文字入力用作業ステーション
30を用いて入力する文章以外のものをすべて含むもの
である。したがって、図2の例では、写真画像P1,P
2,P3だけでなく、ロゴマークP4や見出しP5も
「画像」として取り扱われ、「文字」として取り扱われ
るのは、説明文L11,L12,L21,L22,L3
1〜L34だけである。上述したように、「画像」は、
基本的には第1の画像入力装置11から取り込んだ画像
データとして用意されるが、第1の割付処理装置12内
のソフトウエアに、作図機能、文字入力機能、ロゴ作成
機能などを用意しておけば、第1の指示入力装置13か
らの指示入力に基づいて、第1の割付処理装置12内で
画像データを発生させることも可能である。また、図形
やロゴなどのデータを、別なアプリケーションソフトウ
エアから取り込むことも可能である。
によって作成された割付指定紙2の一例を示す図であ
る。この実施形態では、プリンタ16としてカラープリ
ンタを用いているので、図2に示す割付指定紙2はカラ
ーでプリントされることになる。図示の例は、婦人服の
カタログの見開き2頁分の印刷面を示しており、3枚の
写真画像P1,P2,P3と、これらに関する説明文L
11,L12,L21,L22,L31〜L34と、ロ
ゴマークP4と、見出しP5とが示されている。本願明
細書では、説明の便宜上、印刷面上に割り付けられる対
象物を「画像」と「文字」とに分けて取り扱うことにす
るが、ここで言う「画像」とは、写真画像の他、ロゴ、
図形、イラスト、見出しなどを広く含むものであり、後
述するように、ライターが文字入力用作業ステーション
30を用いて入力する文章以外のものをすべて含むもの
である。したがって、図2の例では、写真画像P1,P
2,P3だけでなく、ロゴマークP4や見出しP5も
「画像」として取り扱われ、「文字」として取り扱われ
るのは、説明文L11,L12,L21,L22,L3
1〜L34だけである。上述したように、「画像」は、
基本的には第1の画像入力装置11から取り込んだ画像
データとして用意されるが、第1の割付処理装置12内
のソフトウエアに、作図機能、文字入力機能、ロゴ作成
機能などを用意しておけば、第1の指示入力装置13か
らの指示入力に基づいて、第1の割付処理装置12内で
画像データを発生させることも可能である。また、図形
やロゴなどのデータを、別なアプリケーションソフトウ
エアから取り込むことも可能である。
【0018】デザイナーは、これらの各割付対象物につ
いて、それぞれ特定の割付態様を指定することにより、
割付作業を進めてゆく。たとえば、写真画像であれば、
第1の画像入力装置11によって取り込んだ原稿画像1
について、割付位置、トリミング範囲、倍率、割付角度
などの割付態様が指定されることになる。具体的には、
たとえば、第1の指示入力装置13として用意されたマ
ウスを用いて、第1のディスプレイ14の画面上に矩形
を描くようにすれば、この矩形によって割付位置や倍率
を指定することができる。また、文字については、何字
何行の形態でどの位置に割り付けるかという情報や、文
字の大きさ、フォント、書体、色、段組などを指定する
情報(いわゆる組版情報)が、割付態様として指定され
ることになる。もっとも、文字の中身(文章)は、後に
ライターによって作成されるので、ここで行う割付作業
は、あくまでも何らかの文字を流し込むための枠組と、
その文字の大きさ、フォント、書体、色などの属性を決
定する作業になる。
いて、それぞれ特定の割付態様を指定することにより、
割付作業を進めてゆく。たとえば、写真画像であれば、
第1の画像入力装置11によって取り込んだ原稿画像1
について、割付位置、トリミング範囲、倍率、割付角度
などの割付態様が指定されることになる。具体的には、
たとえば、第1の指示入力装置13として用意されたマ
ウスを用いて、第1のディスプレイ14の画面上に矩形
を描くようにすれば、この矩形によって割付位置や倍率
を指定することができる。また、文字については、何字
何行の形態でどの位置に割り付けるかという情報や、文
字の大きさ、フォント、書体、色、段組などを指定する
情報(いわゆる組版情報)が、割付態様として指定され
ることになる。もっとも、文字の中身(文章)は、後に
ライターによって作成されるので、ここで行う割付作業
は、あくまでも何らかの文字を流し込むための枠組と、
その文字の大きさ、フォント、書体、色などの属性を決
定する作業になる。
【0019】第1の割付処理装置12は、第1の指示入
力装置13から入力されたデザイナーの指示に基づい
て、文字割付態様および画像割付態様を決定し、これら
割付態様に基づいて、文字についてはその割付領域を、
画像については第1の画像入力装置11が入力した画像
を、それぞれ第1のディスプレイ14上に表示させる処
理を行い、必要に応じて、これをプリンタ16から割付
指定紙2として紙面上に出力する処理を行う。なお、こ
の実施形態では、文字割付形態を示す際に、文字の割付
領域を示すだけではなく、1文字ごとの文字の大きさお
よび割付位置を示す文字玉を配列するようにしている。
力装置13から入力されたデザイナーの指示に基づい
て、文字割付態様および画像割付態様を決定し、これら
割付態様に基づいて、文字についてはその割付領域を、
画像については第1の画像入力装置11が入力した画像
を、それぞれ第1のディスプレイ14上に表示させる処
理を行い、必要に応じて、これをプリンタ16から割付
指定紙2として紙面上に出力する処理を行う。なお、こ
の実施形態では、文字割付形態を示す際に、文字の割付
領域を示すだけではなく、1文字ごとの文字の大きさお
よび割付位置を示す文字玉を配列するようにしている。
【0020】たとえば、図2に示す例では、説明文L1
1,L22,L31,L33としては、やや大きめの矩
形からなる文字玉が配列されており、説明文L12,L
21,L32,L34としては、やや小さめの矩形から
なる文字玉が配列されている。これら各文字玉の位置
は、それぞれ1つの文字の割付位置を示しており、各文
字玉の大きさは、割り付けられる文字の大きさを示して
いる。上述したように、各文字の中身については、ライ
ターの著述が終わらないと特定できないが、どのような
大きさの文字がどの位置に何文字割り付けられるか、と
いう情報はこの文字玉によって把握することができるた
め、デザイナーとしては、全体のバランスを考慮したペ
ージデザインを行うことが可能になる。また、文字の色
が指定されている場合には、これを文字玉の色として表
現することが可能である。
1,L22,L31,L33としては、やや大きめの矩
形からなる文字玉が配列されており、説明文L12,L
21,L32,L34としては、やや小さめの矩形から
なる文字玉が配列されている。これら各文字玉の位置
は、それぞれ1つの文字の割付位置を示しており、各文
字玉の大きさは、割り付けられる文字の大きさを示して
いる。上述したように、各文字の中身については、ライ
ターの著述が終わらないと特定できないが、どのような
大きさの文字がどの位置に何文字割り付けられるか、と
いう情報はこの文字玉によって把握することができるた
め、デザイナーとしては、全体のバランスを考慮したペ
ージデザインを行うことが可能になる。また、文字の色
が指定されている場合には、これを文字玉の色として表
現することが可能である。
【0021】こうして、第1の割付処理装置12におい
て、文字についての文字割付態様および画像についての
画像割付態様が決定されると、これらの割付態様を示す
データは、レイアウト情報ファイルとして、第1の記憶
装置15に格納される。また、このレイアウト情報ファ
イルは、ファイル出力装置17によって、外部へ出力す
ることが可能である。この例では、ファイル出力装置1
7として、MOドライブ装置を用いており、MOディス
クという物理的な媒体に収容された状態で、レイアウト
情報ファイル3が外部に出力されることになる。もちろ
ん、レイアウト情報ファイル3を出力する媒体は、MO
ディスクに限定されるものではなく、その他の媒体を用
いてもかまわない。また、オンラインで出力してもかま
わない。
て、文字についての文字割付態様および画像についての
画像割付態様が決定されると、これらの割付態様を示す
データは、レイアウト情報ファイルとして、第1の記憶
装置15に格納される。また、このレイアウト情報ファ
イルは、ファイル出力装置17によって、外部へ出力す
ることが可能である。この例では、ファイル出力装置1
7として、MOドライブ装置を用いており、MOディス
クという物理的な媒体に収容された状態で、レイアウト
情報ファイル3が外部に出力されることになる。もちろ
ん、レイアウト情報ファイル3を出力する媒体は、MO
ディスクに限定されるものではなく、その他の媒体を用
いてもかまわない。また、オンラインで出力してもかま
わない。
【0022】なお、本実施形態では、第1の割付処理装
置12は、第1のディスプレイ14上に表示される印刷
面上に複数のレイヤーを定義し、指定された特定のレイ
ヤーに対してのみ割付作業が可能になるようにしてい
る。たとえば、図2に示すような印刷面の場合、写真画
像P1〜P3を第1のレイヤー、ロゴマークP4,見出
しP5を第2のレイヤー、説明文L11〜L34を第3
のレイヤー、というようにレイヤーごとに分けて配置す
るようにし、割付態様の変更などの編集処理は、指定さ
れたレイヤーに対してのみ有効になるようにしておけ
ば、編集ミスなどを防ぐことができる。
置12は、第1のディスプレイ14上に表示される印刷
面上に複数のレイヤーを定義し、指定された特定のレイ
ヤーに対してのみ割付作業が可能になるようにしてい
る。たとえば、図2に示すような印刷面の場合、写真画
像P1〜P3を第1のレイヤー、ロゴマークP4,見出
しP5を第2のレイヤー、説明文L11〜L34を第3
のレイヤー、というようにレイヤーごとに分けて配置す
るようにし、割付態様の変更などの編集処理は、指定さ
れたレイヤーに対してのみ有効になるようにしておけ
ば、編集ミスなどを防ぐことができる。
【0023】また、本実施形態では、コメントを割り付
けるためのコメントレイヤーを更に設けている。このコ
メントは、実際の印刷面上には配置すべきでない文字列
や図形などからなる。デザイナーは、このコメントを第
1の指示入力装置13を用いて入力し、任意の位置に配
置することができる。このコメントレイヤー上の情報
は、出力させるか否かを選択することができる。通常
は、割付指定紙2上には出力するようにするが、レイア
ウト情報ファイル3からは除外するような設定にしてお
くのが好ましい。このような設定によれば、コメント
は、割付指定紙2上では認識することができるが、印刷
用作業ステーション20へ渡されるレイアウト情報ファ
イル3には含まれていないため、実際に印刷されること
はない。
けるためのコメントレイヤーを更に設けている。このコ
メントは、実際の印刷面上には配置すべきでない文字列
や図形などからなる。デザイナーは、このコメントを第
1の指示入力装置13を用いて入力し、任意の位置に配
置することができる。このコメントレイヤー上の情報
は、出力させるか否かを選択することができる。通常
は、割付指定紙2上には出力するようにするが、レイア
ウト情報ファイル3からは除外するような設定にしてお
くのが好ましい。このような設定によれば、コメント
は、割付指定紙2上では認識することができるが、印刷
用作業ステーション20へ渡されるレイアウト情報ファ
イル3には含まれていないため、実際に印刷されること
はない。
【0024】文字入力用作業ステーション30は、文字
列入力装置31と文字データ出力装置32とから構成さ
れている。文字列入力装置31は、割り付けられるべき
文字列を入力する装置であり、文字データ出力装置32
は、この入力した文字列を文字データとして出力する装
置である。前述したように、この文字入力用作業ステー
ション30は、文章を作成するライターによって操作さ
れる装置であり、実際には、市販の一般的なワープロ専
用機や、ワープロソフトウエアをインストールしたパソ
コンなどによって構成できる。この実施形態では、文字
データ出力装置32として、フロッピディスク(FD)
のドライブ装置を用いており、文字データ4は、FDと
いう物理的な媒体に収容された状態で外部に出力され
る。もちろん、文字データ4を出力する媒体は、FDに
限定されるものではなく、その他の媒体を用いてもかま
わない。また、オンラインで出力してもかまわない。
列入力装置31と文字データ出力装置32とから構成さ
れている。文字列入力装置31は、割り付けられるべき
文字列を入力する装置であり、文字データ出力装置32
は、この入力した文字列を文字データとして出力する装
置である。前述したように、この文字入力用作業ステー
ション30は、文章を作成するライターによって操作さ
れる装置であり、実際には、市販の一般的なワープロ専
用機や、ワープロソフトウエアをインストールしたパソ
コンなどによって構成できる。この実施形態では、文字
データ出力装置32として、フロッピディスク(FD)
のドライブ装置を用いており、文字データ4は、FDと
いう物理的な媒体に収容された状態で外部に出力され
る。もちろん、文字データ4を出力する媒体は、FDに
限定されるものではなく、その他の媒体を用いてもかま
わない。また、オンラインで出力してもかまわない。
【0025】本発明に係る印刷用割付処理システムの一
般的な利用形態では、まず、出版社や編集プロダクショ
ンに所属するデザイナーが、デザイン用作業ステーショ
ン10を用いた割付作業を行い、上述したように、割付
指定紙2およびレイアウト情報ファイル3を作成する。
続いて、ライターに、この割付指定紙2が手渡され、ラ
イターによる文章の執筆作業が、文字入力用作業ステー
ション30を用いて実行される。図2に示すように、割
付指定紙2上には、文字玉として、文字列の割付態様が
示されているので、ライターは、各説明文として、何文
字以内の文章を執筆すればよいかを認識することができ
る。ライターは、この文字玉の情報を参照して、最適な
文を作成し、これを文字データ4として出力する作業を
行うことになる。
般的な利用形態では、まず、出版社や編集プロダクショ
ンに所属するデザイナーが、デザイン用作業ステーショ
ン10を用いた割付作業を行い、上述したように、割付
指定紙2およびレイアウト情報ファイル3を作成する。
続いて、ライターに、この割付指定紙2が手渡され、ラ
イターによる文章の執筆作業が、文字入力用作業ステー
ション30を用いて実行される。図2に示すように、割
付指定紙2上には、文字玉として、文字列の割付態様が
示されているので、ライターは、各説明文として、何文
字以内の文章を執筆すればよいかを認識することができ
る。ライターは、この文字玉の情報を参照して、最適な
文を作成し、これを文字データ4として出力する作業を
行うことになる。
【0026】一方、印刷用作業ステーション20は、印
刷会社に設置されるシステムであり、第2の画像入力装
置21、第2の割付処理装置22、第2の指示入力装置
23、第2のディスプレイ24、第2の記憶装置25、
製版装置26、コンバータ装置27から構成されてい
る。
刷会社に設置されるシステムであり、第2の画像入力装
置21、第2の割付処理装置22、第2の指示入力装置
23、第2のディスプレイ24、第2の記憶装置25、
製版装置26、コンバータ装置27から構成されてい
る。
【0027】第2の画像入力装置21は、写真あるいは
フィルムなどの形態で用意された原稿画像1を入力する
ための装置であり、具体的には、スキャナ装置により構
成されている。ただ、第1の画像入力装置11が低解像
度スキャナで構成されていたのに対し、第2の画像入力
装置21は、印刷品質に適した高解像度で原稿画像の入
力を行うことができる高解像度スキャナで構成されてい
る。これは、この第2の画像入力装置21から取り込ん
だ画像データに基づいて製版処理を行うためである。
フィルムなどの形態で用意された原稿画像1を入力する
ための装置であり、具体的には、スキャナ装置により構
成されている。ただ、第1の画像入力装置11が低解像
度スキャナで構成されていたのに対し、第2の画像入力
装置21は、印刷品質に適した高解像度で原稿画像の入
力を行うことができる高解像度スキャナで構成されてい
る。これは、この第2の画像入力装置21から取り込ん
だ画像データに基づいて製版処理を行うためである。
【0028】第2の割付処理装置22は、印刷用作業ス
テーション20の中枢をなす装置であり、実際には、D
TP処理に特化したアプリケーションソフトウエアを、
汎用のコンピュータにインストールすることにより構成
されている。この第2の割付処理装置22に接続された
第2の画像入力装置21をはじめとする各装置は、この
コンピュータの周辺機器によって実現されている。第2
の指示入力装置23は、第2の割付処理装置22に対し
て、DTP処理を行う上で必要な指示を入力する入力装
置であり、キーボードやマウスなどの機器によって構成
されている。印刷会社の専門オペレータは、この第2の
指示入力装置23を操作することにより、DTP処理の
作業を行うことになる。第2のディスプレイ24は、こ
のコンピュータ用のディスプレイ装置であり、この画面
上にDTP処理に必要な画面が表示されることになる。
第2の記憶装置25は、このコンピュータに接続された
磁気記録装置などの外部記憶装置であり、第2の画像入
力装置21から入力された画像データや、DTP処理作
業(製版を行うための割付作業)の結果として作成され
たデータを保持する機能を有する。製版装置26は、こ
のDTP処理作業の結果に基づいて、製版を行う機能を
有し、具体的には、CMYKの各色別の製版フィルム5
を出力する。印刷会社では、この製版フィルム5を用い
て刷版を行い、印刷を行うことになる。
テーション20の中枢をなす装置であり、実際には、D
TP処理に特化したアプリケーションソフトウエアを、
汎用のコンピュータにインストールすることにより構成
されている。この第2の割付処理装置22に接続された
第2の画像入力装置21をはじめとする各装置は、この
コンピュータの周辺機器によって実現されている。第2
の指示入力装置23は、第2の割付処理装置22に対し
て、DTP処理を行う上で必要な指示を入力する入力装
置であり、キーボードやマウスなどの機器によって構成
されている。印刷会社の専門オペレータは、この第2の
指示入力装置23を操作することにより、DTP処理の
作業を行うことになる。第2のディスプレイ24は、こ
のコンピュータ用のディスプレイ装置であり、この画面
上にDTP処理に必要な画面が表示されることになる。
第2の記憶装置25は、このコンピュータに接続された
磁気記録装置などの外部記憶装置であり、第2の画像入
力装置21から入力された画像データや、DTP処理作
業(製版を行うための割付作業)の結果として作成され
たデータを保持する機能を有する。製版装置26は、こ
のDTP処理作業の結果に基づいて、製版を行う機能を
有し、具体的には、CMYKの各色別の製版フィルム5
を出力する。印刷会社では、この製版フィルム5を用い
て刷版を行い、印刷を行うことになる。
【0029】なお、この印刷用作業ステーション20
は、従来から印刷会社などで利用されていたDTPシス
テムをそのまま利用して実現することができ、第2の割
付処理装置22として用意すべきDTP用ソフトウエア
も、従来から一般に利用されているソフトウエアをその
まま利用することができる。また、この実施形態では図
示されていないが、必要に応じて、第2の割付処理装置
22にカラープリンタなどを接続し、このカラープリン
タを用いて校正用のカンプ出力を行うようにしてもよ
い。
は、従来から印刷会社などで利用されていたDTPシス
テムをそのまま利用して実現することができ、第2の割
付処理装置22として用意すべきDTP用ソフトウエア
も、従来から一般に利用されているソフトウエアをその
まま利用することができる。また、この実施形態では図
示されていないが、必要に応じて、第2の割付処理装置
22にカラープリンタなどを接続し、このカラープリン
タを用いて校正用のカンプ出力を行うようにしてもよ
い。
【0030】このように、印刷用作業ステーション20
は、一般的なDTPシステムそのものであり、その操作
には、通常、製版プロセスを含めた高度な印刷知識が必
要とされるが、実際にこの印刷用作業ステーション20
を操作するのは印刷会社内の専門オペレータであるの
で、実用上の問題は全く生じない。しかも、本発明に係
るシステムでは、デザイン用作業ステーション10で作
成されたレイアウト情報ファイル3内の割付態様に関す
るデータを、そのまま印刷用作業ステーション20に取
り込んで利用することができるため、印刷用作業ステー
ション20を操作する専門オペレータの作業負担は著し
く軽減される。
は、一般的なDTPシステムそのものであり、その操作
には、通常、製版プロセスを含めた高度な印刷知識が必
要とされるが、実際にこの印刷用作業ステーション20
を操作するのは印刷会社内の専門オペレータであるの
で、実用上の問題は全く生じない。しかも、本発明に係
るシステムでは、デザイン用作業ステーション10で作
成されたレイアウト情報ファイル3内の割付態様に関す
るデータを、そのまま印刷用作業ステーション20に取
り込んで利用することができるため、印刷用作業ステー
ション20を操作する専門オペレータの作業負担は著し
く軽減される。
【0031】この実施形態では、MOディスクの形態で
用意されたレイアウト情報ファイル3を取り込むため
に、印刷用作業ステーション20内にコンバータ装置2
7を設けている。コンバータ装置27は、レイアウト情
報ファイルのデータフォーマットを変換する機能を有し
ている。レイアウト情報ファイルのデータフォーマット
については、後に詳述するが、MOディスクに収容され
たレイアウト情報ファイル3内のデータは、このコンバ
ータ装置27において、第2の割付処理装置22として
用意されたDTP用ソフトウエアに適合したフォーマッ
トに変換され、第2の割付処理装置22に取り込まれる
ことになる。なお、コンバータ装置27は、ハードウエ
アの観点からは、第2の割付処理装置22と同一のコン
ピュータから構成されており、ソフトウエアの観点から
は、第2の割付処理装置22を実現するためのDTP用
ソフトウエアの機能を補完するための補完ソフトウエア
(いわゆるDTP用ソフトウエアのエクステンションあ
るいはプラグインソフトウエア)から構成されている。
用意されたレイアウト情報ファイル3を取り込むため
に、印刷用作業ステーション20内にコンバータ装置2
7を設けている。コンバータ装置27は、レイアウト情
報ファイルのデータフォーマットを変換する機能を有し
ている。レイアウト情報ファイルのデータフォーマット
については、後に詳述するが、MOディスクに収容され
たレイアウト情報ファイル3内のデータは、このコンバ
ータ装置27において、第2の割付処理装置22として
用意されたDTP用ソフトウエアに適合したフォーマッ
トに変換され、第2の割付処理装置22に取り込まれる
ことになる。なお、コンバータ装置27は、ハードウエ
アの観点からは、第2の割付処理装置22と同一のコン
ピュータから構成されており、ソフトウエアの観点から
は、第2の割付処理装置22を実現するためのDTP用
ソフトウエアの機能を補完するための補完ソフトウエア
(いわゆるDTP用ソフトウエアのエクステンションあ
るいはプラグインソフトウエア)から構成されている。
【0032】結局、第2の割付処理装置22には、デザ
イン用作業ステーション10で作成されたレイアウト情
報ファイル3と、文字入力用作業ステーション30で作
成された文字データ4と、原稿画像1についての画像デ
ータとが取り込まれることになる。レイアウト情報ファ
イル3には、デザイナーが決定した文字についての割付
態様と画像についての割付態様とが含まれているので、
印刷用作業ステーション20を操作する専門オペレータ
は、これらの割付態様に基づいて、文字データ4に対応
する文字列を、指定された文字割付態様に基づいて割り
付けるとともに、第2の画像入力装置21を用いて入力
した画像を、指定された画像割付態様に基づいて割り付
ける処理を行うことができる。文字割付態様および画像
割付態様は、デジタルデータの形式で第2の割付処理装
置22に直接取り込まれるので、従来のように、割付指
定紙2上に定規をあてて寸法測定をするような作業は不
要になり、寸法測定上の誤差や測定値の入力ミスなども
発生しなくなる。もちろん、この印刷用作業ステーショ
ン20を操作する専門オペレータには、割付指定紙2も
手渡されるので、この割付指定紙2を参照して上述した
DTP処理作業を進めることができる。
イン用作業ステーション10で作成されたレイアウト情
報ファイル3と、文字入力用作業ステーション30で作
成された文字データ4と、原稿画像1についての画像デ
ータとが取り込まれることになる。レイアウト情報ファ
イル3には、デザイナーが決定した文字についての割付
態様と画像についての割付態様とが含まれているので、
印刷用作業ステーション20を操作する専門オペレータ
は、これらの割付態様に基づいて、文字データ4に対応
する文字列を、指定された文字割付態様に基づいて割り
付けるとともに、第2の画像入力装置21を用いて入力
した画像を、指定された画像割付態様に基づいて割り付
ける処理を行うことができる。文字割付態様および画像
割付態様は、デジタルデータの形式で第2の割付処理装
置22に直接取り込まれるので、従来のように、割付指
定紙2上に定規をあてて寸法測定をするような作業は不
要になり、寸法測定上の誤差や測定値の入力ミスなども
発生しなくなる。もちろん、この印刷用作業ステーショ
ン20を操作する専門オペレータには、割付指定紙2も
手渡されるので、この割付指定紙2を参照して上述した
DTP処理作業を進めることができる。
【0033】なお、割付対象物やその割付態様を示すデ
ータについてのフォーマットに関しては、デザイン用作
業ステーション10上でのフォーマットと、印刷用作業
ステーション20上でのフォーマットとを、それぞれ別
なフォーマットとするのが好ましい。これは、デザイン
用作業ステーション10が、割付指定紙を作成するため
の作業に特化した機能を有するシステムであるのに対
し、印刷用作業ステーション20は、製版処理までも行
う機能を有するシステムであるためである。前述したよ
うに、印刷用作業ステーション20としては、既存のD
TPシステムをそのまま利用することが可能であり、第
2の割付処理装置22は、この既存のDTPシステムで
利用されているフォーマットを用いてデータを記述する
のが好ましい。しかしながら、デザイン用作業ステーシ
ョン10としては、一般のデザイナーが容易に利用でき
る操作体系を確保するのが好ましいため、第1の割付処
理装置12は、割付指定紙の作成処理に特化した専用フ
ォーマットを用いてデータを記述するのが好ましい。
ータについてのフォーマットに関しては、デザイン用作
業ステーション10上でのフォーマットと、印刷用作業
ステーション20上でのフォーマットとを、それぞれ別
なフォーマットとするのが好ましい。これは、デザイン
用作業ステーション10が、割付指定紙を作成するため
の作業に特化した機能を有するシステムであるのに対
し、印刷用作業ステーション20は、製版処理までも行
う機能を有するシステムであるためである。前述したよ
うに、印刷用作業ステーション20としては、既存のD
TPシステムをそのまま利用することが可能であり、第
2の割付処理装置22は、この既存のDTPシステムで
利用されているフォーマットを用いてデータを記述する
のが好ましい。しかしながら、デザイン用作業ステーシ
ョン10としては、一般のデザイナーが容易に利用でき
る操作体系を確保するのが好ましいため、第1の割付処
理装置12は、割付指定紙の作成処理に特化した専用フ
ォーマットを用いてデータを記述するのが好ましい。
【0034】図3は、上述のような理由から、図1に示
すシステムにおいて、それぞれの装置に適したフォーマ
ットを利用した実施形態を示すブロック図である。この
例では、まず、第1の割付処理装置12(割付指定紙を
作成するための割付処理用ソフトウエアをインストール
したコンピュータ)では、専用フォーマットF0が用い
られており、第1の記憶装置15に対しては、この専用
フォーマットF0で記述されたレイアウト情報ファイル
が格納されることになる。一方、ファイル出力装置17
からレイアウト情報ファイルを出力してMOディスクに
格納する際には、第1の割付処理装置12は、専用フォ
ーマットF0で記述されたレイアウト情報ファイルを、
中間フォーマットF1に変換する作業を行う。この中間
フォーマットF1は、後述するDTP用フォーマットF
2により近い中間段階のフォーマットであり、MOディ
スク内のレイアウト情報ファイルは、この中間フォーマ
ットF1で記述されることになる。コンバータ装置27
は、この中間フォーマットF1を、DTP用フォーマッ
トF2に変換する機能を果たす。DTP用フォーマット
F2は、第2の割付処理装置22(DTP用ソフトウエ
アをインストールしたコンピュータ)に適合したフォー
マットである。
すシステムにおいて、それぞれの装置に適したフォーマ
ットを利用した実施形態を示すブロック図である。この
例では、まず、第1の割付処理装置12(割付指定紙を
作成するための割付処理用ソフトウエアをインストール
したコンピュータ)では、専用フォーマットF0が用い
られており、第1の記憶装置15に対しては、この専用
フォーマットF0で記述されたレイアウト情報ファイル
が格納されることになる。一方、ファイル出力装置17
からレイアウト情報ファイルを出力してMOディスクに
格納する際には、第1の割付処理装置12は、専用フォ
ーマットF0で記述されたレイアウト情報ファイルを、
中間フォーマットF1に変換する作業を行う。この中間
フォーマットF1は、後述するDTP用フォーマットF
2により近い中間段階のフォーマットであり、MOディ
スク内のレイアウト情報ファイルは、この中間フォーマ
ットF1で記述されることになる。コンバータ装置27
は、この中間フォーマットF1を、DTP用フォーマッ
トF2に変換する機能を果たす。DTP用フォーマット
F2は、第2の割付処理装置22(DTP用ソフトウエ
アをインストールしたコンピュータ)に適合したフォー
マットである。
【0035】より具体的には、この実施形態では、DT
P用ソフトウエアとして、米国クォーク社のクォークエ
クスプレス(QuarkXpress:登録商標)を利用しており、
DTP用フォーマットF2としては、このクォークエク
スプレスのフォーマットを用いている。したがって、コ
ンバータ装置27は、このクォークエクスプレス用のエ
クステンションソフトウエアとして提供されることにな
る。なお、専用フォーマットF0で記述されたデータの
うち、DTP用フォーマットF2(すなわち、クォーク
エクスプレスのフォーマット)では取り扱うことができ
ない特定のデータが存在する場合には、コンバータ装置
27は、この特定のデータを汎用フォーマットF3に変
換して第2の割付処理装置22に与えるように機能す
る。より具体的には、汎用フォーマットF3として、E
PSF(Encapslated PostScript File )フォーマット
を用いている。EPSFフォーマットは、DTPの分野
におけるディフェクトスタンダードとして利用されてい
る汎用フォーマットであるため、クォークエクスプレス
においても取り扱いが可能である。
P用ソフトウエアとして、米国クォーク社のクォークエ
クスプレス(QuarkXpress:登録商標)を利用しており、
DTP用フォーマットF2としては、このクォークエク
スプレスのフォーマットを用いている。したがって、コ
ンバータ装置27は、このクォークエクスプレス用のエ
クステンションソフトウエアとして提供されることにな
る。なお、専用フォーマットF0で記述されたデータの
うち、DTP用フォーマットF2(すなわち、クォーク
エクスプレスのフォーマット)では取り扱うことができ
ない特定のデータが存在する場合には、コンバータ装置
27は、この特定のデータを汎用フォーマットF3に変
換して第2の割付処理装置22に与えるように機能す
る。より具体的には、汎用フォーマットF3として、E
PSF(Encapslated PostScript File )フォーマット
を用いている。EPSFフォーマットは、DTPの分野
におけるディフェクトスタンダードとして利用されてい
る汎用フォーマットであるため、クォークエクスプレス
においても取り扱いが可能である。
【0036】このように、第2の割付処理装置22が、
DTP用フォーマットF2の他に、汎用フォーマットF
3にも対応しているような場合は、専用フォーマットF
0で記述されたデータのうち、DTP用フォーマットF
2には変換できないような特定のデータについては、こ
の汎用フォーマットF3に変換すれば問題はない。予
め、コンバータ装置27内に、DTP用フォーマットF
2には変換できないような特定のデータを認識するため
の情報(たとえば、そのような特定のデータの一覧表な
ど)を用意しておけば、コンバータ装置27が、ファイ
ル出力装置17から取り込んだレイアウト情報ファイル
3のフォーマットを変換する際に、この特定のデータに
関しては汎用フォーマットF3に変換し、それ以外のデ
ータに関してはDTP用フォーマットF2に変換する処
理を行うことができる。
DTP用フォーマットF2の他に、汎用フォーマットF
3にも対応しているような場合は、専用フォーマットF
0で記述されたデータのうち、DTP用フォーマットF
2には変換できないような特定のデータについては、こ
の汎用フォーマットF3に変換すれば問題はない。予
め、コンバータ装置27内に、DTP用フォーマットF
2には変換できないような特定のデータを認識するため
の情報(たとえば、そのような特定のデータの一覧表な
ど)を用意しておけば、コンバータ装置27が、ファイ
ル出力装置17から取り込んだレイアウト情報ファイル
3のフォーマットを変換する際に、この特定のデータに
関しては汎用フォーマットF3に変換し、それ以外のデ
ータに関してはDTP用フォーマットF2に変換する処
理を行うことができる。
【0037】以上、本発明を図示する実施形態に基づい
て説明したが、要するに、本発明に係る印刷用割付処理
システムを用いれば、ページデザインの編集を行うデザ
イナーと、文章を作成するライターと、製版印刷処理を
行う印刷会社と、の三者に、それぞれ必要な作業に特化
したステーションを提供し、三者分業を行いながら、デ
ジタルデータの有効利用を図ることが可能になる。しか
も、デザイン用作業ステーション10は、簡易スキャナ
などの周辺機器を接続した汎用パソコンに専用のソフト
ウエアをインストールするだけの小規模なシステムで実
現することができ、印刷用作業ステーション20は、従
来から一般に利用されていたDTPシステムに、コンバ
ータ装置27として機能するソフトウエアを付加するだ
けで実現することができ、文字入力用作業ステーション
30は、市販のワープロなどをそのまま流用することが
できるため、良好なコストパフォーマンスが得られる。
て説明したが、要するに、本発明に係る印刷用割付処理
システムを用いれば、ページデザインの編集を行うデザ
イナーと、文章を作成するライターと、製版印刷処理を
行う印刷会社と、の三者に、それぞれ必要な作業に特化
したステーションを提供し、三者分業を行いながら、デ
ジタルデータの有効利用を図ることが可能になる。しか
も、デザイン用作業ステーション10は、簡易スキャナ
などの周辺機器を接続した汎用パソコンに専用のソフト
ウエアをインストールするだけの小規模なシステムで実
現することができ、印刷用作業ステーション20は、従
来から一般に利用されていたDTPシステムに、コンバ
ータ装置27として機能するソフトウエアを付加するだ
けで実現することができ、文字入力用作業ステーション
30は、市販のワープロなどをそのまま流用することが
できるため、良好なコストパフォーマンスが得られる。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る印刷用割付
処理システムによれば、デザイナー、ライター、印刷会
社による分業を行いつつ、効率良い割付処理が可能な印
刷用割付処理システムを提供することが可能になる。
処理システムによれば、デザイナー、ライター、印刷会
社による分業を行いつつ、効率良い割付処理が可能な印
刷用割付処理システムを提供することが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷用割付処理シス
テムの基本構成を示すブロック図である。
テムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】デザイン用作業ステーション10によって作成
された割付指定紙の一例を示す図である。
された割付指定紙の一例を示す図である。
【図3】図1に示すシステムにおいて、種々のフォーマ
ットを利用した実施形態を示すブロック図である。
ットを利用した実施形態を示すブロック図である。
1…原稿画像 2…割付指定紙 3…レイアウト情報ファイル 4…文字データ 5…製版フィルム 10…デザイン用作業ステーション 11…第1の画像入力装置 12…第1の割付処理装置 13…第1の指示入力装置 14…第1のディスプレイ 15…第1の記憶装置 16…プリンタ 17…ファイル出力装置 20…印刷用作業ステーション 21…第2の画像入力装置 22…第2の割付処理装置 23…第2の指示入力装置 24…第2のディスプレイ 25…第2の記憶装置 26…製版装置 27…コンバータ装置 30…文字入力用作業ステーション 31…文字列入力装置 32…文字データ出力装置 F0…専用フォーマット F1…中間フォーマット F2…DTP用フォーマット F3…汎用フォーマット L11〜L34…説明文(文字玉) P1〜P3…写真画像 P4…ロゴマーク P5…見出し
フロントページの続き (72)発明者 鳥居 茂樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 小山 哲志 東京都中野区中央四丁目3番4号 コリン ズ13ビル7F 株式会社アーツテック内 (72)発明者 河田 京三 東京都中野区中央四丁目3番4号 コリン ズ13ビル7F 株式会社アーツテック内
Claims (5)
- 【請求項1】 印刷面上に配置すべき文字および画像に
ついての割付処理を行う印刷用割付処理システムであっ
て、 原稿画像の入力を行う第1の画像入力装置と、文字につ
いての割付態様および画像についての割付態様を指示す
る入力を行う第1の指示入力装置と、印刷面上における
文字および画像の割付状態を表示する第1のディスプレ
イと、この第1のディスプレイ上の表示内容を紙面上に
出力するプリンタと、前記第1の指示入力装置によって
入力された指示に基づいて文字割付態様および画像割付
態様を決定し、これら割付態様に基づいて、文字につい
てはその割付領域を、画像については前記第1の画像入
力装置が入力した画像を、それぞれ前記第1のディスプ
レイ上に表示させる第1の割付処理装置と、この第1の
割付処理装置の動作に必要なデータを保持する第1の記
憶装置と、前記文字割付態様および前記画像割付態様を
レイアウト情報ファイルとして出力するファイル出力装
置と、を有するデザイン用作業ステーションと、 割り付けられるべき文字列を入力する文字列入力装置
と、入力した文字列を文字データとして出力する文字デ
ータ出力装置と、を有する文字入力用作業ステーション
と、 印刷品質に適した高解像度で原稿画像の入力を行う第2
の画像入力装置と、前記ファイル出力装置が出力したレ
イアウト情報ファイルを取り込み、前記文字データ出力
装置が出力した文字データに対応する文字列を、前記文
字割付態様に基づいて割り付けるとともに、前記第2の
画像入力装置が入力した画像を、前記画像割付態様に基
づいて割り付ける処理を行う第2の割付処理装置と、前
記第2の割付処理装置に対する指示を入力する第2の指
示入力装置と、前記第2の割付処理装置による割付結果
を表示する第2のディスプレイと、前記第2の割付処理
装置の動作に必要なデータを保持する第2の記憶装置
と、前記第2の割付処理装置による割付結果に基づいて
製版を行う製版装置と、を有する印刷用作業ステーショ
ンと、 を備えることを特徴とする印刷用割付処理システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の印刷用割付処理システ
ムにおいて、 デザイン用作業ステーション内のファイル出力装置が、
第1のファイルフォーマットでレイアウト情報ファイル
を出力する機能を有し、印刷用作業ステーション内の第
2の割付処理装置が、前記レイアウト情報ファイルを第
2のファイルフォーマットで取り扱う機能を有し、前記
印刷用作業ステーションが、前記第1のファイルフォー
マットを前記第2のファイルフォーマットに変換するた
めのコンバータ装置を有することを特徴とする印刷用割
付処理システム。 - 【請求項3】 請求項2に記載の印刷用割付処理システ
ムにおいて、 第2の割付処理装置が、割付処理に適した第2のファイ
ルフォーマットと、汎用性をもった第3のファイルフォ
ーマットと、の2通りのファイルフォーマットでレイア
ウト情報ファイルを取り扱う機能を有し、 前記第2の割付処理装置にとって、前記第2のファイル
フォーマットでは取り扱うことができないが、前記第3
のファイルフォーマットでは取り扱うことができる特定
のデータを認識するための情報をコンバータ装置に用意
し、 前記コンバータ装置が、ファイル出力装置から取り込ん
だレイアウト情報ファイルのフォーマットを変換する際
に、前記特定のデータに関しては前記第3のファイルフ
ォーマットに変換し、それ以外のデータに関しては前記
第2のファイルフォーマットに変換する処理を行うこと
を特徴とする印刷用割付処理システム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷用
割付処理システムにおいて、 第1の割付処理装置が、文字の割付領域を表示する際
に、1文字ごとの文字の大きさおよび割付位置を示す文
字玉を配列することを特徴とする印刷用割付処理システ
ム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の印刷用
割付処理システムにおいて、 第1の割付処理装置が、第1のディスプレイ上に表示す
る印刷面上に複数のレイヤーを定義し、指定された特定
のレイヤーに対してのみ割付作業が可能になるように
し、少なくとも1つのレイヤーを、実際の印刷面上には
配置すべきでないコメントを割り付けるためのコメント
レイヤーとして利用できるようにし、 ファイル出力装置が出力するレイアウト情報ファイルに
は、前記コメントレイヤーの情報が除外されるようにし
たことを特徴とする印刷用割付処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350127A JPH11167572A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 印刷用割付処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350127A JPH11167572A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 印刷用割付処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11167572A true JPH11167572A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18408419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350127A Pending JPH11167572A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 印刷用割付処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11167572A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006107076A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-12 | Kadokawa Group Publishing Co., Ltd. | 組版電子化データ作成システム |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP9350127A patent/JPH11167572A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006107076A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-12 | Kadokawa Group Publishing Co., Ltd. | 組版電子化データ作成システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040916 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060821 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |