JPH11169707A - 尿吸収剤及びその製造方法並びにこれを用いた尿吸収方法及び携帯用便器 - Google Patents
尿吸収剤及びその製造方法並びにこれを用いた尿吸収方法及び携帯用便器Info
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- JPH11169707A JPH11169707A JP10052497A JP5249798A JPH11169707A JP H11169707 A JPH11169707 A JP H11169707A JP 10052497 A JP10052497 A JP 10052497A JP 5249798 A JP5249798 A JP 5249798A JP H11169707 A JPH11169707 A JP H11169707A
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- A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱臭性、尿吸収性、吸収安定性に優れた尿吸
収剤を製造する。 【解決手段】 所定量のスルホン化物及び/又はその塩
を有するスチレン及び/又は共役ジエンとアクリロニト
リル系ポリマーを尿吸収剤として使用する。
収剤を製造する。 【解決手段】 所定量のスルホン化物及び/又はその塩
を有するスチレン及び/又は共役ジエンとアクリロニト
リル系ポリマーを尿吸収剤として使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人及び動物から排
出される尿に対し、吸収性及び消臭性に優れる親水性樹
脂を用いてなる尿吸収剤及びその製造方法に関する。
出される尿に対し、吸収性及び消臭性に優れる親水性樹
脂を用いてなる尿吸収剤及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のペットブームや、慢性的な道路渋
滞の発生、寝たきり高齢者の増加等から、人や動物から
排出される尿を任意の場所で回収できる尿吸収剤の需要
は高まってきている。このような状況のなかで、実際に
尿吸収剤が使用される場所は、ペットがいる部屋であっ
たり、移動中の車内であったり、屋内の寝室であったり
と、主に、密閉性の高い箇所が一般的である。
滞の発生、寝たきり高齢者の増加等から、人や動物から
排出される尿を任意の場所で回収できる尿吸収剤の需要
は高まってきている。このような状況のなかで、実際に
尿吸収剤が使用される場所は、ペットがいる部屋であっ
たり、移動中の車内であったり、屋内の寝室であったり
と、主に、密閉性の高い箇所が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、尿から発散
される臭気対策が大きな課題であるが、現有技術では十
分でなく、より脱臭効果の高い尿吸収材を用いた携帯用
便器が望まれている。また、現状品では、尿に対する吸
収力がまだまだ十分とは言えず、また、尿を吸収させた
時の着色、保水安定性(吸収剤から尿の逆流)等に問題
があり、防臭性、尿吸収性、保水安定性、着色等の課題
を解決する技術が望まれている。
される臭気対策が大きな課題であるが、現有技術では十
分でなく、より脱臭効果の高い尿吸収材を用いた携帯用
便器が望まれている。また、現状品では、尿に対する吸
収力がまだまだ十分とは言えず、また、尿を吸収させた
時の着色、保水安定性(吸収剤から尿の逆流)等に問題
があり、防臭性、尿吸収性、保水安定性、着色等の課題
を解決する技術が望まれている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上記の
課題を克服せんものと鋭意研究を重ねた結果、スチレン
及び/又は共役ジエンとアクリロニトリルとを構成ユニ
ットとして所定量含有したポリマーを、所定量スルホン
化物及び/又はその塩にした親水性樹脂を尿吸収剤とし
て使用することで、現状の尿吸収剤の問題点である尿吸
収性、防臭性、保水安定性、着色等の問題を解決できる
ことを見い出し、本発明の尿吸収剤及びその製造方法を
完成するに至った。
課題を克服せんものと鋭意研究を重ねた結果、スチレン
及び/又は共役ジエンとアクリロニトリルとを構成ユニ
ットとして所定量含有したポリマーを、所定量スルホン
化物及び/又はその塩にした親水性樹脂を尿吸収剤とし
て使用することで、現状の尿吸収剤の問題点である尿吸
収性、防臭性、保水安定性、着色等の問題を解決できる
ことを見い出し、本発明の尿吸収剤及びその製造方法を
完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明に係る尿吸収剤は、ポリ
マー中にスルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基を、構
成ユニット全体の2〜95モル%、好ましくは10〜7
0モル%含有することを特徴とする親水性樹脂からなる
ものである。
マー中にスルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基を、構
成ユニット全体の2〜95モル%、好ましくは10〜7
0モル%含有することを特徴とする親水性樹脂からなる
ものである。
【0006】上記親水性樹脂は、スチレン若しくは共役
ジエンのユニットの少なくとも1種類以上を、構成ユニ
ット全体の5〜95モル%、好ましくは40〜80モル
%含有するポリマーのスルホン化物及び/又はその塩で
あっても良い。
ジエンのユニットの少なくとも1種類以上を、構成ユニ
ット全体の5〜95モル%、好ましくは40〜80モル
%含有するポリマーのスルホン化物及び/又はその塩で
あっても良い。
【0007】また、上記親水性樹脂は、スチレン及び共
役ジエン以外に、アクリロニトリルのユニットを2〜9
5モル%、好ましくは10〜50モル%含有するポリマ
ーのスルホン化物及び/又はその塩であっても良い。
役ジエン以外に、アクリロニトリルのユニットを2〜9
5モル%、好ましくは10〜50モル%含有するポリマ
ーのスルホン化物及び/又はその塩であっても良い。
【0008】さらに、上記親水性樹脂は、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−アクリロ
ニトリルコポリマー樹脂、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムの少なくとも1種類以上のスルホン化物及び/又
はその塩であっても良い。
リル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−アクリロ
ニトリルコポリマー樹脂、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムの少なくとも1種類以上のスルホン化物及び/又
はその塩であっても良い。
【0009】上記親水性樹脂はいずれも使用済みの廃材
のスルホン化物及び/又はその塩を利用するものであっ
ても良い。
のスルホン化物及び/又はその塩を利用するものであっ
ても良い。
【0010】また、上記親水性樹脂中に、カーボンブラ
ック又は酸化チタンの少なくとも1種類以上が、0.0
1〜20重量%、好ましくは0.05〜10重量%含有
されるものであっても良い。
ック又は酸化チタンの少なくとも1種類以上が、0.0
1〜20重量%、好ましくは0.05〜10重量%含有
されるものであっても良い。
【0011】本発明に係る上記尿吸収剤の製造方法は、
スルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基を構成ユニット
全体の2〜95モル%含有してなるポリマーをスルホン
化剤によってスルホン化処理し、このスルホン化反応物
を洗浄及び乾燥して親水性樹脂を得てなるものである。
スルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基を構成ユニット
全体の2〜95モル%含有してなるポリマーをスルホン
化剤によってスルホン化処理し、このスルホン化反応物
を洗浄及び乾燥して親水性樹脂を得てなるものである。
【0012】そして、上記尿吸収剤を用いた尿吸収方法
は、上記各尿吸収剤を、尿に接触させて尿を吸着除去し
てなるものである。
は、上記各尿吸収剤を、尿に接触させて尿を吸着除去し
てなるものである。
【0013】さらに、上記尿吸収剤を用いてなる携帯用
便器は、上記各尿吸収剤を袋材に収納し、この袋材に接
触する尿を吸収するものである。
便器は、上記各尿吸収剤を袋材に収納し、この袋材に接
触する尿を吸収するものである。
【0014】このように、本発明は、尿吸収性、防臭
性、保水安定性に優れ、尿吸収時の着色の問題を解決す
る尿吸収剤及びその製造方法を提供するものである。
性、保水安定性に優れ、尿吸収時の着色の問題を解決す
る尿吸収剤及びその製造方法を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の尿吸収剤として用いる親水性樹脂は、同樹脂中
にスルホン酸基又はスルホン酸塩基を2〜95モル%、
好ましくは10〜70モル%含有するものである。同置
換基の含有量がこれより低いと、尿から排出されるアン
モニアガスの補集効果や尿の吸収効果が大幅に低下して
しまう。逆に多くなり過ぎると、同樹脂が尿に溶けてし
まい液状となり吸収剤としての特性を示さなくなる。
本発明の尿吸収剤として用いる親水性樹脂は、同樹脂中
にスルホン酸基又はスルホン酸塩基を2〜95モル%、
好ましくは10〜70モル%含有するものである。同置
換基の含有量がこれより低いと、尿から排出されるアン
モニアガスの補集効果や尿の吸収効果が大幅に低下して
しまう。逆に多くなり過ぎると、同樹脂が尿に溶けてし
まい液状となり吸収剤としての特性を示さなくなる。
【0016】本発明では、以下のポリマーについてスル
ホン化を行い親水性樹脂とする。
ホン化を行い親水性樹脂とする。
【0017】該ポリマーとしては、スチレン若しくは共
役ジエン(ブタジエン、イソプレン)のユニットの少な
くとも1種類以上を5〜95モル%、好ましくは40〜
80モル%含有するポリマーのスルホン化物及び/又は
その塩であることが望ましい。同スチレンと共役ジエン
は、該ポリマー中にスルホン基を導入するために必要と
なる。両モノマーの含有率がこれより低いと、該ポリマ
ー中へのスルホン基の導入率が低くなるため、尿から排
出されるアンモニアガスの補集効果や尿の吸収効果が大
幅に低下してしまう。逆に多いと、水や尿に溶解してし
まう。
役ジエン(ブタジエン、イソプレン)のユニットの少な
くとも1種類以上を5〜95モル%、好ましくは40〜
80モル%含有するポリマーのスルホン化物及び/又は
その塩であることが望ましい。同スチレンと共役ジエン
は、該ポリマー中にスルホン基を導入するために必要と
なる。両モノマーの含有率がこれより低いと、該ポリマ
ー中へのスルホン基の導入率が低くなるため、尿から排
出されるアンモニアガスの補集効果や尿の吸収効果が大
幅に低下してしまう。逆に多いと、水や尿に溶解してし
まう。
【0018】該ポリマーは、上記スチレン及び共役ジエ
ン以外に、アクリロニトリルのユニットを2〜95モル
%、好ましくは10〜50モル%含有していることが望
ましい。同アクリロニトリルはスルホン化反応後に一部
加水分解されてアミド基となるが、これが尿の吸収性
(膨潤性)を向上させる働きを担っている。該ポリマー
中のアクリロニトリルの含有量が少ないと、スルホン化
反応後に該ポリマーは尿に対して溶解してしまい尿吸収
樹脂としての特性が損なわれる。また、多くなると該ポ
リマーへのスルホン基の導入率が低下するため、尿中の
アンモニアや水分に対する吸着及び吸収率が大幅に低下
することになる。
ン以外に、アクリロニトリルのユニットを2〜95モル
%、好ましくは10〜50モル%含有していることが望
ましい。同アクリロニトリルはスルホン化反応後に一部
加水分解されてアミド基となるが、これが尿の吸収性
(膨潤性)を向上させる働きを担っている。該ポリマー
中のアクリロニトリルの含有量が少ないと、スルホン化
反応後に該ポリマーは尿に対して溶解してしまい尿吸収
樹脂としての特性が損なわれる。また、多くなると該ポ
リマーへのスルホン基の導入率が低下するため、尿中の
アンモニアや水分に対する吸着及び吸収率が大幅に低下
することになる。
【0019】なお、該ポリマーは、スチレン、共役ジエ
ン、アクリロニトリルが所定量含有されていれば、更に
別の構成単位が該樹脂廃材中に含有されていても良い。
ン、アクリロニトリルが所定量含有されていれば、更に
別の構成単位が該樹脂廃材中に含有されていても良い。
【0020】これら他の単位としては、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、α−メチルスチレン、アクリルア
ミド、メタアクリルアミド、アクリル酸、メタアクリル
酸、アクリル酸及び/又はメタアクリル酸のエステル
(単素数:1〜10の飽和及び不飽和炭化水素)、酢酸
ビニル、塩化ビニル、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ピリジン、N−ビニルピロリドン等を挙げることが
できる。
酸、無水イタコン酸、α−メチルスチレン、アクリルア
ミド、メタアクリルアミド、アクリル酸、メタアクリル
酸、アクリル酸及び/又はメタアクリル酸のエステル
(単素数:1〜10の飽和及び不飽和炭化水素)、酢酸
ビニル、塩化ビニル、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ピリジン、N−ビニルピロリドン等を挙げることが
できる。
【0021】該ポリマーとして好ましくは、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、スチレ
ン−アクリロニトリル(SAN)樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(NBR)を挙げることができる。
トリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、スチレ
ン−アクリロニトリル(SAN)樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(NBR)を挙げることができる。
【0022】なお、該ポリマーの分子量(Mw)として
は、重量平均分子量(Mw)が2000以上のものが好
ましい。
は、重量平均分子量(Mw)が2000以上のものが好
ましい。
【0023】分子量がこれより低いとスルホン化処理後
水溶性を示すところとなり、吸収剤としての特性を得る
ことができなくなる。
水溶性を示すところとなり、吸収剤としての特性を得る
ことができなくなる。
【0024】該ポリマーとしては、バージン材であって
も良いが使用済みの廃材を使用することも可能である。
例えば、ABS樹脂、SAN樹脂、ASA樹脂、ACS
樹脂等の樹脂廃材が好適である。これらの樹脂廃材は、
電気機器や自動車、文具、計測機器、建材等に使用され
た各種部品やケース材、筐体から得ることができ、工場
や販売店、家庭等からの排出物であっても良い。
も良いが使用済みの廃材を使用することも可能である。
例えば、ABS樹脂、SAN樹脂、ASA樹脂、ACS
樹脂等の樹脂廃材が好適である。これらの樹脂廃材は、
電気機器や自動車、文具、計測機器、建材等に使用され
た各種部品やケース材、筐体から得ることができ、工場
や販売店、家庭等からの排出物であっても良い。
【0025】ただし、家庭等からの一般廃棄物よりは、
工場や販売店等から回収されたもの方が比較的組成がそ
ろったものが多いためより望ましい。
工場や販売店等から回収されたもの方が比較的組成がそ
ろったものが多いためより望ましい。
【0026】省資源、廃棄物低減等の観点から、使用済
みの樹脂廃材を原料として用いることが望ましい。
みの樹脂廃材を原料として用いることが望ましい。
【0027】該ポリマーは他の樹脂とのアロイ物であっ
ても良く、顔染料や安定剤、難燃剤、可塑剤、充填剤、
その他補助剤等の添加剤を含んでいても良い。
ても良く、顔染料や安定剤、難燃剤、可塑剤、充填剤、
その他補助剤等の添加剤を含んでいても良い。
【0028】同使用済み樹脂廃材とバージン材料との混
合物であっても良い。
合物であっても良い。
【0029】該ポリマーと混合可能な他の樹脂として
は、本発明のスルホン化を阻害しない樹脂であることが
望ましく、同樹脂としてポリフェニレンエーテル、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げ
られる。
は、本発明のスルホン化を阻害しない樹脂であることが
望ましく、同樹脂としてポリフェニレンエーテル、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げ
られる。
【0030】なお、これらの樹脂は該ポリマーに対して
60重量%以下に混合されることが望ましい。これらの
樹脂の含有量が60重量%以上となると、該ポリマーへ
のスルホン基の導入が難しくなる。
60重量%以下に混合されることが望ましい。これらの
樹脂の含有量が60重量%以上となると、該ポリマーへ
のスルホン基の導入が難しくなる。
【0031】該ポリマーは、スルホン化処理する前にま
ず小片にしておくことが望ましい。小片にする方法とし
ては以下のものを挙げることができる。
ず小片にしておくことが望ましい。小片にする方法とし
ては以下のものを挙げることができる。
【0032】(1)粉砕機による粉砕→振るい分け。
【0033】該樹脂はゴム成分を含んでいるため、凍結
処理後に粉砕すると好適である。(2)加熱溶融して微
少なビーズ状にペレタイズする。
処理後に粉砕すると好適である。(2)加熱溶融して微
少なビーズ状にペレタイズする。
【0034】なお、上記樹脂廃材の小片のサイズとして
は、3.5メッシュ以下にすることが望ましい。
は、3.5メッシュ以下にすることが望ましい。
【0035】同径より大きいサイズとなると、被反応物
の表面積が小さくなり該樹脂廃材がスルホン化されにく
くなるため、反応時間がかかり実用的でないと共に、尿
に対する吸収性が低下することになる。
の表面積が小さくなり該樹脂廃材がスルホン化されにく
くなるため、反応時間がかかり実用的でないと共に、尿
に対する吸収性が低下することになる。
【0036】本発明の尿吸収剤に使用する親水性樹脂中
には、以下の無機物(カーボンブラック、酸化チタン)
が含有されていると、更にその消臭効果が向上されると
ころとなる。上記カーボンブラックや酸化チタンは、も
ともと該ポリマー中に含まれているものであっても良い
し、または、親水性樹脂に個別に添加、混合されたもの
でも良い。
には、以下の無機物(カーボンブラック、酸化チタン)
が含有されていると、更にその消臭効果が向上されると
ころとなる。上記カーボンブラックや酸化チタンは、も
ともと該ポリマー中に含まれているものであっても良い
し、または、親水性樹脂に個別に添加、混合されたもの
でも良い。
【0037】これらのカーボンブラックや酸化チタン
は、一般に、プラスチックの着色剤や補強剤、電気伝導
性付与剤として一般に用いられているもので良い。
は、一般に、プラスチックの着色剤や補強剤、電気伝導
性付与剤として一般に用いられているもので良い。
【0038】該カーボンブラックは、チャンネル法、フ
ァーネス法、サーマル法のいずれの方法によって製造さ
れたものでも良く、それぞれの単独及び/又は複数の併
用で用いても良い。なお平均粒子径としては、5〜50
0μmで、好ましくは、10〜50μmである。
ァーネス法、サーマル法のいずれの方法によって製造さ
れたものでも良く、それぞれの単独及び/又は複数の併
用で用いても良い。なお平均粒子径としては、5〜50
0μmで、好ましくは、10〜50μmである。
【0039】該酸化チタンは、ルチル型、アナターゼ
型、超微粒子チタンのいずれのタイプでも良く、それぞ
れの単独及び/又は複数の併用で用いても良い。なお平
均粒子径としては、0.01〜50μmで、好ましく
は、0.05〜10μmである。尿吸収剤として利用さ
れる親水性樹脂中に含まれる上記カーボンブラックや酸
化チタンの含有量は、尿吸収前の乾燥重量に対して0.
01〜20重量%で、好ましくは、0.1〜10重量%
である。
型、超微粒子チタンのいずれのタイプでも良く、それぞ
れの単独及び/又は複数の併用で用いても良い。なお平
均粒子径としては、0.01〜50μmで、好ましく
は、0.05〜10μmである。尿吸収剤として利用さ
れる親水性樹脂中に含まれる上記カーボンブラックや酸
化チタンの含有量は、尿吸収前の乾燥重量に対して0.
01〜20重量%で、好ましくは、0.1〜10重量%
である。
【0040】上記カーボンブラックは、臭気成分となる
分子を物理的に補集する効果を有しており、また、酸化
チタンの方は、光の照射により臭気成分を分解する効果
を有している。このため、該親水性樹脂中に同カーボン
ブラックや酸化チタンが含有されていると大幅な消臭効
果が発現されるところとなる。
分子を物理的に補集する効果を有しており、また、酸化
チタンの方は、光の照射により臭気成分を分解する効果
を有している。このため、該親水性樹脂中に同カーボン
ブラックや酸化チタンが含有されていると大幅な消臭効
果が発現されるところとなる。
【0041】なお、上記カーボンブラックや酸化チタン
は、原料となるポリマー中に予め含有されていても良い
し、若しくは、スルホン化反応中に添加されても良い。
は、原料となるポリマー中に予め含有されていても良い
し、若しくは、スルホン化反応中に添加されても良い。
【0042】本発明では、前述のポリマーをスルホン化
処理することにより親水性樹脂に転換を行う。
処理することにより親水性樹脂に転換を行う。
【0043】このスルホン化に使用する薬剤としては、
濃硫酸、無水硫酸、発煙硫酸、クロルスルホン酸等のス
ルホン化剤が挙げられる。
濃硫酸、無水硫酸、発煙硫酸、クロルスルホン酸等のス
ルホン化剤が挙げられる。
【0044】また、これらのスルホン化剤はそれぞれ単
独で使用しても良いし、2種類以上併用、若しくは、遂
次添加しても良い。
独で使用しても良いし、2種類以上併用、若しくは、遂
次添加しても良い。
【0045】例えば、該ポリマーを最初濃硫酸で処理を
行った後に、無水硫酸を同反応系に添加することにより
親水性樹脂を得ることができる。
行った後に、無水硫酸を同反応系に添加することにより
親水性樹脂を得ることができる。
【0046】なお、上記スルホン化反応はスルホン化剤
中で行っても良いが、有機溶媒を用いた系で行っても良
い。使用可能な有機溶媒としては、C1〜2の脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素(好ましくは1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、ジクロロメタン、1,1−ジクロロ
エタン)、脂肪族環状炭化水素(好ましくは、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、シクロペンタン)、ニ
トロメタン、ニトロベンゼン、二酸化イオウ、パラフィ
ン系炭化水素(炭素数:1〜7)、アセトニトリル、二
流化炭素、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、
1,2−ジメトキシエタン、アセトン、メチルエチルケ
トン、チオフェン等が挙げられる。好ましくは、C1〜
2の脂肪族ハロゲン化炭化水素、脂肪族環状炭化水素、
ニトロメタン、ニトロベンゼン、二酸化イオウである。
これら溶媒はそのもの単体で用いても良いし複数混合し
て用いても良い。上記溶媒内での混合においては、その
混合比率は特に制限はない。
中で行っても良いが、有機溶媒を用いた系で行っても良
い。使用可能な有機溶媒としては、C1〜2の脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素(好ましくは1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、ジクロロメタン、1,1−ジクロロ
エタン)、脂肪族環状炭化水素(好ましくは、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、シクロペンタン)、ニ
トロメタン、ニトロベンゼン、二酸化イオウ、パラフィ
ン系炭化水素(炭素数:1〜7)、アセトニトリル、二
流化炭素、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、
1,2−ジメトキシエタン、アセトン、メチルエチルケ
トン、チオフェン等が挙げられる。好ましくは、C1〜
2の脂肪族ハロゲン化炭化水素、脂肪族環状炭化水素、
ニトロメタン、ニトロベンゼン、二酸化イオウである。
これら溶媒はそのもの単体で用いても良いし複数混合し
て用いても良い。上記溶媒内での混合においては、その
混合比率は特に制限はない。
【0047】なお、スルホン化の際には必要に応じてル
イス塩基を用いても良い。ルイス塩基としては、アルキ
ルフォスフェート(トリエチルフォスフェート、トリメ
チルフォスフェート)、ジオキサン、無水酢酸、酢酸エ
チル、パルチミン酸エチル、ジエチルエーテル、チオキ
サン等が挙げられる。
イス塩基を用いても良い。ルイス塩基としては、アルキ
ルフォスフェート(トリエチルフォスフェート、トリメ
チルフォスフェート)、ジオキサン、無水酢酸、酢酸エ
チル、パルチミン酸エチル、ジエチルエーテル、チオキ
サン等が挙げられる。
【0048】なお、スルホン化反応に一度使用したスル
ホン剤や溶媒は、反応終了後回収してそのまま、若しく
は抜き取りや蒸留等の方法により回収して再度反応に使
用しても良い。
ホン剤や溶媒は、反応終了後回収してそのまま、若しく
は抜き取りや蒸留等の方法により回収して再度反応に使
用しても良い。
【0049】本発明は、先に示したポリマーをスルホン
化処理をすることでスチレン及び/又は共役ジエンユニ
ットはスルホン化され、一方、アクリロニトリルユニッ
トの方は加水分解によりアミド化されて親水性樹脂に改
質するものである。同反応条件を以下に示す。
化処理をすることでスチレン及び/又は共役ジエンユニ
ットはスルホン化され、一方、アクリロニトリルユニッ
トの方は加水分解によりアミド化されて親水性樹脂に改
質するものである。同反応条件を以下に示す。
【0050】該ポリマーとスルホン化剤の仕込み量は、
ポリマー重量に対して無機酸重量が2倍以上が好適であ
る。
ポリマー重量に対して無機酸重量が2倍以上が好適であ
る。
【0051】スルホン化剤の添加量がこれより少ない
と、スチレンや共役ジエンユニットへのスルホン基の導
入率やアクリロニトリルユニットの加水分解率が低下す
るところとなり、尿に対する吸収性や、アンモニアガス
の吸着性が低下することになる。
と、スチレンや共役ジエンユニットへのスルホン基の導
入率やアクリロニトリルユニットの加水分解率が低下す
るところとなり、尿に対する吸収性や、アンモニアガス
の吸着性が低下することになる。
【0052】又、有機溶媒を使用する時は、該ポリマー
重量に対して有機溶媒重量が200倍未満が好適であ
る。有機溶媒の添加量がこれより多いと、スルホンか処
理の反応率が低くなり、又、経済的にも不利となる。
重量に対して有機溶媒重量が200倍未満が好適であ
る。有機溶媒の添加量がこれより多いと、スルホンか処
理の反応率が低くなり、又、経済的にも不利となる。
【0053】反応温度は、有機溶媒の使用の有無で大き
く異なるが、概ね0〜180℃が好ましい。反応温度が
低く過ぎると反応速度が遅くなり実用的でないととも
に、良好な性能を有する親水性性樹脂が得られなくな
る。また、高くなり過ぎると該ポリマーの分子鎖が熱分
解により切断され易くなり、水に対して溶解してしま
う。
く異なるが、概ね0〜180℃が好ましい。反応温度が
低く過ぎると反応速度が遅くなり実用的でないととも
に、良好な性能を有する親水性性樹脂が得られなくな
る。また、高くなり過ぎると該ポリマーの分子鎖が熱分
解により切断され易くなり、水に対して溶解してしま
う。
【0054】反応時間は、5分〜40時間が好適であ
る。反応時間が短過ぎると反応十分に進行しない。ま
た、長すぎると生産効率が悪くなる。
る。反応時間が短過ぎると反応十分に進行しない。ま
た、長すぎると生産効率が悪くなる。
【0055】本発明は、上記スルホン化処理を行った
後、該反応物を多量の水及び塩基性水溶液で洗浄を行
う。スルホン化反応物を洗浄する方法としては、多量の
水や塩基性水溶液を加えるか、若しくは、同反応系から
反応物をまずフィルター等でろ過し、このものを多量の
水や塩基性水溶液に投入する等で行う。
後、該反応物を多量の水及び塩基性水溶液で洗浄を行
う。スルホン化反応物を洗浄する方法としては、多量の
水や塩基性水溶液を加えるか、若しくは、同反応系から
反応物をまずフィルター等でろ過し、このものを多量の
水や塩基性水溶液に投入する等で行う。
【0056】なお、この際、塩基性水溶液に使用する塩
基性物質としては、アルカリ金属(ナトリウム、リチウ
ム、カリウム等)やアルカリ土類金属(マグネシウム、
カルシウム等)の酸化物、水酸化物、炭酸塩、酢酸塩、
硫酸塩、リン酸塩等の化合物が挙げられる。
基性物質としては、アルカリ金属(ナトリウム、リチウ
ム、カリウム等)やアルカリ土類金属(マグネシウム、
カルシウム等)の酸化物、水酸化物、炭酸塩、酢酸塩、
硫酸塩、リン酸塩等の化合物が挙げられる。
【0057】ただし、該親水性樹脂の消臭効果を向上さ
せるためには、中和せずに水洗のみ行うことが望まし
い。
せるためには、中和せずに水洗のみ行うことが望まし
い。
【0058】以上のようにして得られた樹脂はゲル状で
あり、この後、天日、加熱、減圧、遠心、プレス等の乾
燥を行い求める親水性樹脂を得ることができる。
あり、この後、天日、加熱、減圧、遠心、プレス等の乾
燥を行い求める親水性樹脂を得ることができる。
【0059】得られた親水性樹脂は、該樹脂中のスルホ
ン基及びカーボンブラックや酸化チタン等の無機物の存
在により、尿から発生する臭気(主にアンモニアガス)
に対して大きな消臭効果に優れ、またアミド基の存在に
より、尿の吸収速度、吸収量や保水安定性に優れてい
る。なお、該親水性樹脂がカーボンブラックを含有して
いる場合、尿を吸収した場合も色の変化も問題とならな
い。更に、原料ポリマーとして使用済み廃材を利用でき
るため、資源の有効利用の観点から地球環境保全に貢献
できる。
ン基及びカーボンブラックや酸化チタン等の無機物の存
在により、尿から発生する臭気(主にアンモニアガス)
に対して大きな消臭効果に優れ、またアミド基の存在に
より、尿の吸収速度、吸収量や保水安定性に優れてい
る。なお、該親水性樹脂がカーボンブラックを含有して
いる場合、尿を吸収した場合も色の変化も問題とならな
い。更に、原料ポリマーとして使用済み廃材を利用でき
るため、資源の有効利用の観点から地球環境保全に貢献
できる。
【0060】同親水性樹脂の尿に対する添加量として
は、尿の重量に対して、1/1〜1/500、好ましく
は、1/5〜1/100が望ましい。
は、尿の重量に対して、1/1〜1/500、好ましく
は、1/5〜1/100が望ましい。
【0061】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0062】該ポリマーとして以下のものをスルホン化
して求める親水性樹脂を得た。
して求める親水性樹脂を得た。
【0063】(a)ABS樹脂廃材(8mmカッセトテ
ープガードパネル:黒色部分) ・ポリマー組成:アクリロニトリル;30モル%、スチ
レン;50モル%、ブタジエン;20モル%、カーボン
ブラック:1重量%含有(対樹脂重量) (b)SAN樹脂(透明ペレット) ・アクリロニトリル;40モル%、スチレン;60モル
%含有 (c)ニトリルゴム廃材(耐油ゴムホースの廃材) ・ゴム成分;70モル%、アクリロニトリル含有率は3
0モル%。
ープガードパネル:黒色部分) ・ポリマー組成:アクリロニトリル;30モル%、スチ
レン;50モル%、ブタジエン;20モル%、カーボン
ブラック:1重量%含有(対樹脂重量) (b)SAN樹脂(透明ペレット) ・アクリロニトリル;40モル%、スチレン;60モル
%含有 (c)ニトリルゴム廃材(耐油ゴムホースの廃材) ・ゴム成分;70モル%、アクリロニトリル含有率は3
0モル%。
【0064】(d)ポリスチレン試薬(透明ペレット) ・アクリルにとり留及びゴム成分や顔料は含まず。
【0065】なお、(b),(d)についてはシュレッ
ダー(16メッシュ以下)による粉砕物を使用した。な
お、(a),(c)については冷凍粉砕(16メッシュ
以下)を行った。
ダー(16メッシュ以下)による粉砕物を使用した。な
お、(a),(c)については冷凍粉砕(16メッシュ
以下)を行った。
【0066】<製造実施例1>濃硫酸(96重量%):
30g中に、ABS樹脂廃材(a):1gを加え、80
℃で30分間反応させた。反応終了後、系中の固形物を
グラスフィルターでろ過し、水洗の後、循風乾燥器にて
115℃で2時間乾燥を行った。同操作により黒色の固
形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モノマ
ーユニットの35モル%であった。
30g中に、ABS樹脂廃材(a):1gを加え、80
℃で30分間反応させた。反応終了後、系中の固形物を
グラスフィルターでろ過し、水洗の後、循風乾燥器にて
115℃で2時間乾燥を行った。同操作により黒色の固
形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モノマ
ーユニットの35モル%であった。
【0067】<製造実施例2>濃硫酸(96重量%):
90g中に、SAN樹脂廃材(b):3.5gを加え、
室温で60分間反応させた。その後、発煙硫酸(SO
3:60重量%含有):0.5gを追加添加し、さらに
30分間反応を行った。反応終了後、系中の固形物をろ
過し、水洗の後、乾燥器にて2時間乾燥を行った。同操
作により透明の固形物が得られた。同固形物中のスルホ
ン酸基は全モノマーユニットの40モル%であった。
90g中に、SAN樹脂廃材(b):3.5gを加え、
室温で60分間反応させた。その後、発煙硫酸(SO
3:60重量%含有):0.5gを追加添加し、さらに
30分間反応を行った。反応終了後、系中の固形物をろ
過し、水洗の後、乾燥器にて2時間乾燥を行った。同操
作により透明の固形物が得られた。同固形物中のスルホ
ン酸基は全モノマーユニットの40モル%であった。
【0068】<製造実施例3>シクロヘキサン:70g
にABS樹脂廃材(a):3gを添加したものに、30
℃に保った状態で無水硫酸:4.2gを滴下した。その
後、50±2℃の温度に保ち2時間反応を行い、固形物
をろ過して水洗の後、乾燥を行った。同操作により黒色
の固形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モ
ノマーユニットの29モル%であった。
にABS樹脂廃材(a):3gを添加したものに、30
℃に保った状態で無水硫酸:4.2gを滴下した。その
後、50±2℃の温度に保ち2時間反応を行い、固形物
をろ過して水洗の後、乾燥を行った。同操作により黒色
の固形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モ
ノマーユニットの29モル%であった。
【0069】<製造実施例4>濃硫酸(96重量%):
5gに、ニトリルゴム廃材(c):0.2g添加し、9
0℃で1時間反応を行った。反応終了後、固形物を取り
出し水洗を行った。その後、乾燥を行った。同操作によ
り黒色の固形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基
は全モノマーユニットの45モル%であった。
5gに、ニトリルゴム廃材(c):0.2g添加し、9
0℃で1時間反応を行った。反応終了後、固形物を取り
出し水洗を行った。その後、乾燥を行った。同操作によ
り黒色の固形物が得られた。同固形物中のスルホン酸基
は全モノマーユニットの45モル%であった。
【0070】<製造比較例1>反応温度を0℃、反応時
間を5分で処理を行った以外は製造実施例1と同様の方
法により黒色の固形物が得られた。同固形物中のスルホ
ン酸基は全モノマーユニットの1.5モル%であった。
間を5分で処理を行った以外は製造実施例1と同様の方
法により黒色の固形物が得られた。同固形物中のスルホ
ン酸基は全モノマーユニットの1.5モル%であった。
【0071】<製造比較例2>ポリスチレン(d)を用
いた以外は製造実施例1と同様の方法により黒色の固形
物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モノマー
ユニットの0.4モル%であった。
いた以外は製造実施例1と同様の方法により黒色の固形
物が得られた。同固形物中のスルホン酸基は全モノマー
ユニットの0.4モル%であった。
【0072】以上により得られたサンプル(製造例1〜
4)と、比較用として、製造比較例1〜2と以下に示す
既存の吸収性樹脂を尿吸収剤として用いた。
4)と、比較用として、製造比較例1〜2と以下に示す
既存の吸収性樹脂を尿吸収剤として用いた。
【0073】<比較品3>橋かけポリアクリル酸塩系吸
水性樹脂(粉末品) <比較品4>橋かけポリビニルアルコール系吸水性樹脂
(粉末品) 以上のサンプル(製造例1〜4、製造比較例1〜2、比
較例3〜4)について、尿吸収剤としての特性を以下の
方法により評価を行った。
水性樹脂(粉末品) <比較品4>橋かけポリビニルアルコール系吸水性樹脂
(粉末品) 以上のサンプル(製造例1〜4、製造比較例1〜2、比
較例3〜4)について、尿吸収剤としての特性を以下の
方法により評価を行った。
【0074】<利用例1> 携帯用便器としての利用例 各サンプル20gを、それぞれ15cm×20cmのポ
リエチレン製の袋に入れ、尿500ccを加えた。1分
経過後の尿吸収ゲルの状態を比較した。
リエチレン製の袋に入れ、尿500ccを加えた。1分
経過後の尿吸収ゲルの状態を比較した。
【0075】製造例1〜4のサンプルは完全に尿を吸収
しており、手でポリエチレン袋を抑えても尿が同ゲルか
ら逆放出されることはなかった。また、このゲルの入っ
た袋に鼻を近づけてみたところ、尿特有の臭気(アンモ
ニア臭)は緩和されていた。
しており、手でポリエチレン袋を抑えても尿が同ゲルか
ら逆放出されることはなかった。また、このゲルの入っ
た袋に鼻を近づけてみたところ、尿特有の臭気(アンモ
ニア臭)は緩和されていた。
【0076】特に、製造例1と3のサンプルを用いた場
合には、ほぼ無臭に近いレベルとなっていた。
合には、ほぼ無臭に近いレベルとなっていた。
【0077】製造比較例1と2は、尿を殆ど吸収せず、
また脱臭効果も殆どなかった。
また脱臭効果も殆どなかった。
【0078】比較品3は尿をかろうじて吸収したもの
の、手でポリエチレン袋を抑えた場合、同ゲルから尿が
逆放出(漏れ出る)されてしまった。また、ゲルの入っ
た袋に鼻を近づけてみたところ、尿特有の臭気(アンモ
ニア臭)が強く残っていた。
の、手でポリエチレン袋を抑えた場合、同ゲルから尿が
逆放出(漏れ出る)されてしまった。また、ゲルの入っ
た袋に鼻を近づけてみたところ、尿特有の臭気(アンモ
ニア臭)が強く残っていた。
【0079】比較品4は、1分経過後では完全に尿は吸
収されていなかった。また、尿特有の臭気も強く残って
いた。
収されていなかった。また、尿特有の臭気も強く残って
いた。
【0080】<利用例2> ペットキャリア用便器としての利用例 40cm×40cmのポリエチレンシートに脱脂綿を薄
く敷き詰め、その上に各サンプル60gを均等に分散さ
せ、さらにガーゼで覆った。このようにして得られた積
層物に5cm×5cmのミシンがけを施し、キルティン
グ状とした。このシートをペット用キャリングケースに
敷いて、尿1Lを3回に分けて吸収させた。
く敷き詰め、その上に各サンプル60gを均等に分散さ
せ、さらにガーゼで覆った。このようにして得られた積
層物に5cm×5cmのミシンがけを施し、キルティン
グ状とした。このシートをペット用キャリングケースに
敷いて、尿1Lを3回に分けて吸収させた。
【0081】製造例1〜4を用いた場合は、全ての尿は
同サンプルを主体とした部分に吸収され、固形物として
処理できるようなキャリングケース内に漏れ出ることは
なかった。また、臭気を嗅いでみたところ、尿特有の臭
気は緩和されていた。
同サンプルを主体とした部分に吸収され、固形物として
処理できるようなキャリングケース内に漏れ出ることは
なかった。また、臭気を嗅いでみたところ、尿特有の臭
気は緩和されていた。
【0082】製造比較例1と2及び比較品3と4につい
ては利用例1と同じ結果となり、製造例1〜4のサンプ
ルに比べて尿吸収性、脱臭性、吸収安定性の点で劣って
いた。
ては利用例1と同じ結果となり、製造例1〜4のサンプ
ルに比べて尿吸収性、脱臭性、吸収安定性の点で劣って
いた。
【0083】
【発明の効果】本発明により、脱臭性、尿吸収性、吸収
安定性に優れた尿吸収剤が製造された。
安定性に優れた尿吸収剤が製造された。
【0084】また、本尿吸収剤は、使用済みとなった廃
プラスチック材から製造できるため、資源の有効利用に
つながり、地球の環境保全に貢献することができる。
プラスチック材から製造できるため、資源の有効利用に
つながり、地球の環境保全に貢献することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 スルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基
を構成ユニットとして有するポリマー中に、この構成ユ
ニット全体の2〜95モル%スルホン酸基及び/又はス
ルホン酸塩基を含有することを特徴とする親水性樹脂か
らなる尿吸収剤。 - 【請求項2】 上記親水性樹脂は、スチレン若しくは共
役ジエンのユニットの少なくとも1種類以上を、構成ユ
ニット全体の5〜95モル%含有するポリマーのスルホ
ン化物及び/又はその塩であることを特徴とする請求項
1記載の尿吸収剤。 - 【請求項3】 上記親水性樹脂は、スチレン及び共役ジ
エン以外に、アクリロニトリルのユニットを2〜95モ
ル%含有するポリマーのスルホン化物及び/又はその塩
であることを特徴とする請求項1又は2に記載の尿吸収
剤。 - 【請求項4】 上記親水性樹脂は、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリ
ルコポリマー樹脂、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
の少なくとも1種類以上のスルホン化物及び/又はその
塩であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1に
記載の尿吸収剤。 - 【請求項5】 上記親水性樹脂は、使用済みの廃材のス
ルホン化物及び/又はその塩であることを特徴とする請
求項1乃至4の何れか1に記載の尿吸収剤。 - 【請求項6】 上記親水性樹脂中に、カーボンブラック
又は酸化チタンの少なくとも1種類以上が、0.01〜
20重量%含有されることを特徴とする請求項1乃至5
の何れか1に記載の尿吸収剤。 - 【請求項7】 スルホン酸基及び/又はスルホン酸塩基
を構成ユニット全体の2〜95モル%含有してなるポリ
マーをスルホン化剤によってスルホン化処理し、 このスルホン化反応物を洗浄及び乾燥して親水性樹脂を
得てなることを特徴とする尿吸収剤の製造方法。 - 【請求項8】 ポリマー中にスルホン酸基及び/又はス
ルホン酸塩基を構成ユニット全体の2〜95モル%含有
してなる尿吸収剤を、尿に接触させて尿を吸着除去して
なる尿吸収方法。 - 【請求項9】 上記請求項1乃至6の何れか1に記載さ
れる尿吸収剤を袋材に収納してなる携帯用便器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10052497A JPH11169707A (ja) | 1997-10-06 | 1998-03-04 | 尿吸収剤及びその製造方法並びにこれを用いた尿吸収方法及び携帯用便器 |
| KR1019980041648A KR19990036852A (ko) | 1997-10-06 | 1998-10-02 | 뇨 흡수재, 그의 제조 방법, 그를 사용한 뇨 흡수 방법 및휴대용 변기 |
| US09/166,893 US5994423A (en) | 1997-10-06 | 1998-10-06 | Urine absorber, method for producing it, urine absorbing method utilizing it and portable toilet |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-273077 | 1997-10-06 | ||
| JP27307797 | 1997-10-06 | ||
| JP10052497A JPH11169707A (ja) | 1997-10-06 | 1998-03-04 | 尿吸収剤及びその製造方法並びにこれを用いた尿吸収方法及び携帯用便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169707A true JPH11169707A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=26393095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10052497A Withdrawn JPH11169707A (ja) | 1997-10-06 | 1998-03-04 | 尿吸収剤及びその製造方法並びにこれを用いた尿吸収方法及び携帯用便器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5994423A (ja) |
| JP (1) | JPH11169707A (ja) |
| KR (1) | KR19990036852A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013107070A (ja) * | 2011-05-30 | 2013-06-06 | Jsr Corp | 吸脱湿剤、デシカント空調用吸脱湿剤組成物、成形体およびデシカント空調システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001253912A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-18 | Sony Corp | 抗菌剤及びその製造方法 |
| US6887914B2 (en) * | 2001-09-07 | 2005-05-03 | L&L Products, Inc. | Structural hot melt material and methods |
| CA2771888C (en) * | 2004-03-23 | 2013-02-12 | Sony Corporation | Flame retarder, flame retardant resin composition and method of producing the flame retarder |
| US7438782B2 (en) * | 2006-06-07 | 2008-10-21 | Zephyros, Inc. | Activatable material for sealing, baffling or reinforcing and method of forming same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4529739A (en) * | 1984-07-24 | 1985-07-16 | The Dow Chemical Company | Foamed polymeric materials |
| US4808637A (en) * | 1987-05-14 | 1989-02-28 | Johnson & Johnson Patient Care, Inc. | Superabsorbent composition and process |
| US4990541A (en) * | 1989-11-09 | 1991-02-05 | Hoechst Celanese Corp. | Water absorbent latex polymer foams |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP10052497A patent/JPH11169707A/ja not_active Withdrawn
- 1998-10-02 KR KR1019980041648A patent/KR19990036852A/ko not_active Ceased
- 1998-10-06 US US09/166,893 patent/US5994423A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013107070A (ja) * | 2011-05-30 | 2013-06-06 | Jsr Corp | 吸脱湿剤、デシカント空調用吸脱湿剤組成物、成形体およびデシカント空調システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5994423A (en) | 1999-11-30 |
| KR19990036852A (ko) | 1999-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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