JPH1117103A - バンプを備える基材同士の接合方法 - Google Patents

バンプを備える基材同士の接合方法

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JPH1117103A
JPH1117103A JP9164419A JP16441997A JPH1117103A JP H1117103 A JPH1117103 A JP H1117103A JP 9164419 A JP9164419 A JP 9164419A JP 16441997 A JP16441997 A JP 16441997A JP H1117103 A JPH1117103 A JP H1117103A
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bump
bumps
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semiconductor chip
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JP9164419A
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Masahiro Taniguchi
政弘 谷口
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続信頼性、コスト性及び生産性に優れたバ
ンプを備える基材同士の接合方法を提供する。 【解決手段】 第1の基材2及び第2の基材3は、互い
のバンプ形成面2a,3aを対向させるようにして離間
配置されている。基材2,3間に、バンプ形成材料より
も硬い被圧接体23を介在させる。その被圧接体23の
両側面に両基材2,3のバンプ形成面2a,3aを圧接
する。すると、第1の基材2に形成された第1のバンプ
群のフラットニング処理と、第2の基材3に形成された
第2のバンプ群のフラットニング処理とが略同時に行わ
れる。その後、アライメントされた第1のバンプ4及び
第2のバンプ5同士をフリップチップボンディング法に
より圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプを備える基
材同士の接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボンディングワイヤを用いたワイヤボン
ディングに代わる技術として、近年新たにフリップチッ
プボンディングと呼ばれる技術が提唱されている。以
下、フリップチップボンディング法の概要を、半導体チ
ップ同士を接合する場合(いわゆるチップオンチップの
場合)を例に挙げて簡単に説明する。
【0003】第1の半導体チップの下面側には、第1の
バンプからなる第1のバンプ群が形成される。第2の半
導体チップの上面側には、第2のバンプからなる第2の
バンプ群が形成される。第2の半導体チップは、バンプ
形成面を上方に向けた状態でフリップチップボンダのヒ
ートステージの上面に真空吸着される。第1の半導体チ
ップは、バンプ形成面を下方に向けた状態で、真空吸着
機能を有するヘッドに吸着される。そして、第1のバン
プ群を第2のバンプ群に対してアライメントした後にヘ
ッドを降下させる。すると、両バンプ同士が圧着・接合
し、2つの半導体チップが一体化するようになってい
る。
【0004】ところで、フリップチップボンディングを
実施する場合、同じバンプ群に属するバンプの高さにば
らつきがあると、第2の半導体チップ上に載せられてい
る第1の半導体チップが傾いて位置ずれを起こす。この
ような位置ずれは接続信頼性の低下をもたらす原因にも
なるので、あらかじめバンプの高さを揃えておくという
フラットニング処理が必要と考えられている。
【0005】従来提唱されているフラットニング処理と
しては、例えばバンプにめっきを施して高さを揃える方
法がある。また、別の方法としては、バンプを板材に圧
接することにより機械的にバンプの高さを揃える方法も
ある。図7〜図9に後者の方法を簡単に示す。
【0006】後者の方法では、まず第1の半導体チップ
31をヘッド32の下面側に真空吸着する(図7参
照)。第1の半導体チップ31の下面、即ちバンプ形成
面には、第1のバンプ33が多数形成されている。この
状態でヘッド32を下降させ、板材34の片側面に第1
のバンプ33を圧接する。その結果、第1のバンプ群に
おける高さばらつきBが解消され、各バンプ33の高さ
が揃えられる(図8参照)。フラットニング処理を終え
た第1の半導体チップ31を釈放した後、続いて同様の
手順により第2の半導体チップ35に対する第2のバン
プ36のフラットニング処理を行う。なお、この順序は
逆でもよい。そして、最後に第1の半導体チップ31と
第2の半導体チップ35とをフリップチップボンダのヒ
ートステージ37上にて接合する(図9参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
は次のような問題があった。めっき法によるフラットニ
ング処理では、そのためのめっき設備が必要になるの
で、コスト高が避けられなかった。
【0008】また、板材圧接によるフラットニング処理
では、半導体チップ31,35を1枚ずつ個々に処理す
る必要があったことから、生産性の向上が望まれてい
た。本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、
その目的は、接続信頼性、コスト性及び生産性に優れた
バンプを備える基材同士の接合方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、互いのバンプ形成面
を対向させるようにして離間配置された第1の基材及び
第2の基材の間に、バンプ形成材料よりも硬い被圧接体
を介在させる工程と、その被圧接体の両側面に前記両基
材のバンプ形成面を圧接することにより、前記第1の基
材に形成された第1のバンプ群のフラットニング処理
と、前記第2の基材に形成された第2のバンプ群のフラ
ットニング処理とを略同時に行う工程と、アライメント
された第1のバンプ及び第2のバンプ同士をフリップチ
ップボンディング法により圧着する工程とを含むことを
特徴とするバンプを備える基材同士の接合方法をその要
旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記被圧接体はガラス板であるとした。請求項3に
記載の発明は、請求項1または2において、前記第1の
バンプ及び前記第2のバンプは、ともにワイヤボンディ
ング装置を利用して形成された金バンプであるとした。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2において、前記第1のバンプ及び前記第2のバンプ
は、ともにワイヤボンディング装置を利用して形成され
たはんだバンプであるとした。
【0012】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1〜4に記載の発明によると、第1の基材のバンプ形
成面が被圧接体の一方側面に圧接される結果、第1のバ
ンプのうち相対的に高いものの頭部が押し潰され、第1
のバンプ群における各バンプの高さが揃えられる。これ
と略同時に、第2の基材のバンプ形成面が被圧接体の他
方側面に圧接される結果、第2のバンプのうち相対的に
高いものの頭部が押し潰され、第2のバンプ群における
各バンプの高さが揃えられる。従って、基材接合時に基
材同士が位置ずれを起こすことがなく、バンプ同士の接
続信頼性も向上する。
【0013】また、両バンプ群のフラットニング処理が
略同時に行われるため、1枚ずつ個々に処理する方法に
比べて所要時間も短かくなり、生産性が確実に向上す
る。さらに、この方法であればめっき設備も不要である
ため、高コスト化を伴うこともない。
【0014】請求項2に記載の発明によると、ガラス板
はある程度の耐熱性を有するので、フリップチップボン
ダ内の高温にも耐えられる。また、ガラス板は安価であ
り加工も容易という利点がある。さらに、ガラス板は透
光性を有するので、検査等を行う場合に便利である。
【0015】請求項3に記載の発明によると、第1のバ
ンプ及び第2のバンプの形成材料がともに金であるた
め、異種のものを組み合わせた場合に比べて、圧着時に
金属同士が馴染みやすい。このことは接続信頼性の向上
にも貢献する。また、金は比較的軟質であるので、被圧
接体への圧接により簡単にフラットニングされる。
【0016】請求項4に記載の発明によると、第1のバ
ンプ及び第2のバンプの形成材料がともにはんだである
ため、異種のものを組み合わせた場合に比べて、圧着時
に金属同士が馴染みやすい。このことは接続信頼性の向
上にも貢献する。また、はんだは廉価であるため、低コ
スト化にも有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をチップオンチップ
構造体の製造方法に具体化した一実施の形態を図1〜図
6に基づき詳細に説明する。
【0018】図5には、チップオンチップ構造体1が概
略的に示されている。このチップオンチップ構造体1
は、2枚の半導体チップ2,3を一体化してなるもので
ある。第1の基材としての第1の半導体チップ2は略矩
形状であって、バンプ形成面(即ち下面)2aに第1の
バンプ群を備えている。第1のバンプ群は多数の第1の
バンプ4からなる。第2の基材としての第2の半導体チ
ップ3は略矩形状であって、前記第1の半導体チップ2
よりも大きい。第2の半導体チップ3は、バンプ形成面
(即ち上面)3aに第2のバンプ群を備えている。第2
のバンプ群は多数の第2のバンプ5からなる。第1のバ
ンプ4と第2のバンプ5とは互いに圧着されている。従
って、これらのバンプ4,5を介して、両半導体チップ
2,3間の電気的な接続が図られている。両半導体チッ
プ2,3間には一定幅のギャップ6が存在している。こ
のギャップ6には、エポキシ樹脂等のような封止材7が
充填されている。上記のようなチップオンチップ構造体
1は、例えば図示しないマザーボード上に実装された状
態で使用される。なお、第2の半導体チップ3における
バンプ形成面3aの外周部には、マザーボードに対する
ワイヤボンディングのための図示しないボンディングパ
ッドが多数形成されている。
【0019】次に、半導体チップ2,3に対してバンプ
4,5を形成する方法について説明する。図6(a)に
は、ワイヤボンディング装置11の要部が概略的に示さ
れている。このワイヤボンディング装置11を構成する
キャピラリ12には、ワイヤスプールSpから引き出さ
れた金属線材13が挿通されている。ここでは金属線材
13として、金含有量が99.99重量%以上の金ワイ
ヤを選択している。キャピラリ12とワイヤスプールS
pとの間には、金属線材13を挟むためのクランパ14
が配置されている。また、このワイヤボンディング装置
11は、電気的溶融手段としての電気トーチ15を備え
ている。電気トーチ15は、図示しないムービングヘッ
ドに支持されている。ムービングヘッドは、キャピラリ
12の先端にあるワイヤ吐出口12aの付近まで移動可
能に構成されている。
【0020】次に、前記装置11を用いたバンプ形成方
法を図6(b)〜図6(e)に基づいて工程順に説明す
る。ここでは、第1の半導体チップ2に対する第1のバ
ンプ4の形成を例に挙げる。
【0021】あらかじめ従来公知の方法に従って作製さ
れた半導体チップ2を、バンプ形成面2a側を上に向け
た状態でワイヤボンディング装置11のステージ上にセ
ットしておく。なお、第1の半導体チップ2のバンプ形
成面2aには、バンプ形成用パッド16がスパッタリン
グ等によってあらかじめ形成されている。
【0022】まず、金属線材13の先端をキャピラリ1
2のワイヤ吐出口12aから僅かに突出させる。次のボ
ール形成工程では、前記突出している金属線材13の先
端の近傍まで電気トーチ15を移動させ、かつ金属線材
13と非接触の状態で電気トーチ15に通電を行う。す
ると、電気トーチ15から金属線材13へと電流が流れ
る結果、金属線材13の先端が溶融してボール状になる
(図6(b) 参照)。
【0023】次のボール圧着工程では、キャピラリ12
を下動させることにより、前記ボールB1 をバンプ形成
用パッド16の上面に圧着する。ボールB1 は、このと
きキャピラリ12のワイヤ吐出口12aの内部形状に対
応した形状に、即ちネイルヘッド状に成形される(図6
(c) 参照)。そして、このネイルヘッド状に成形された
ボールB1 は、多段状をした第1のバンプ4の基部とな
る。
【0024】次の線材切断工程では、金属線材13をク
ランプした状態でキャピラリ12を上動させることによ
り、金属線材13をあらかじめ設定された所定の長さで
引きちぎる(図6(d) 参照)。そして、上記の一連の手
順を必要に応じて繰り返すことにより、他のバンプ形成
用パッド16上にも同様に第1のバンプ4を形成する。
形成された第1のバンプ4は、後述するフラットニング
処理によって高さが揃えられる(図6(e) 参照)。な
お、第2の半導体チップ3に対する第2のバンプ5の形
成も同様の手順によって実施される。
【0025】次に、バンプ4,5が形成された半導体チ
ップ2,3同士を接合する方法について説明する。図1
に示されるように、まず、フリップチップボンダのヒー
トステージ21の上面にフラットニング処理前の第2の
半導体チップ3をセットする。このとき、第2の半導体
チップ3は、バンプ形成面3aを上方に向けた状態でヒ
ートステージ21上に真空吸着される。ヒートステージ
21は150℃〜200℃程度の温度に加熱される。一
方、フラットニング処理前の第1の半導体チップ2は、
バンプ形成面2aを下方に向けた状態で、真空吸着機能
を有するヘッド22の下面に吸着される。このヘッド2
2は図示しない駆動手段に支持されており、それによっ
て上下左右方向に駆動される。
【0026】図1の状態では、第1及び第2の半導体チ
ップ2,3は、互いのバンプ形成面2a,3aが対向す
るようにして配置されている。従って、両半導体チップ
2,3間には未だ一定のクリアランスが存在している。
【0027】次いで図2に示されるように、2つの半導
体チップ2,3をそれぞれセットした後、両者2,3の
間に被圧接体としてのガラス板23を介在させる。被圧
接体としてガラス板23を選択した1つの理由は、ガラ
スはバンプ形成材料(ここでは金)よりも硬い材料だか
らである。前記ガラス板23は、図示しない被圧接体駆
動手段によって水平に支持されている。被圧接体駆動手
段はガラス板23を水平方向に駆動させる。即ち、必要
なときにはガラス板23を使用位置まで突出させ、不要
なときにはガラス板23を不使用位置まで待避させる。
【0028】上記の準備工程が完了した後、次いで図3
に示されるように、ヘッド22を所定距離だけ降下させ
る。すると、第1の半導体チップ2のバンプ形成面2a
がガラス板23の上面に圧接されると同時に、第2の半
導体チップ3のバンプ形成面3aがガラス板23の下面
に圧接される。その結果、第1のバンプ4のうち相対的
に高いものの頭部が押し潰され、第1のバンプ群におけ
る各バンプ4の高さが揃えられる。また、第2のバンプ
5のうち相対的に高いものの頭部が押し潰され、第2の
バンプ群における各バンプ5の高さが揃えられる。
【0029】つまり、第1のバンプ群のフラットニング
処理と第2のバンプ群のフラットニング処理とがこの工
程において同時に行われる。上記のフラットニング工程
が完了した後、まず、ヘッド22を上昇させるとともに
ガラス板23を待避させる。次いで、ヘッド22を水平
方向に移動させることによりアライメント工程を行う。
その結果、第1のバンプ群を第2のバンプ群に対して位
置合わせする。
【0030】アライメント工程が完了した後、再びヘッ
ド22を降下させることにより、アライメントされた第
1のバンプ4及び第2のバンプ5同士をフリップチップ
ボンディング法により圧着する(図4参照)。さらに、
一体化した2つの半導体チップ2,3間にあるギャップ
6に、図示しないディスペンサ等を用いて封止材を隙間
なく充填する。以上の結果、図5に示す所望のチップオ
ンチップ構造体1を得ることができる。
【0031】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)この実施形態では、両方の半導体チップ2,3に
ついてフラットニング処理を行なった後に圧着工程を行
なっている。従って、アライメントされた第1の半導体
チップ2が圧着工程の際に傾いて位置ずれを起こすよう
なことが回避される。よって、正しい位置関係で圧着が
行われる結果、バンプ4,5同士の接続信頼性も確実に
向上する。
【0032】また、この実施形態では、両バンプ群のフ
ラットニング処理が同時に行われる。そのため、半導体
チップ2,3を1枚ずつ個々に処理する従来方法に比べ
て、所要時間も短かくなり、生産性が確実に向上する。
さらに、この方法であればめっき設備も不要であるた
め、高コスト化を伴うこともない。
【0033】(ロ)この実施形態では、被圧接体として
ガラス板23を用いている。ガラス板23はある程度の
耐熱性を有するので、フリップチップボンダ内の高温に
も確実に耐えられる。つまり、150℃〜200℃とい
う温度に晒されても殆ど熱膨張することがないため、被
圧接体として適している。つまり、バンプ4,5の高さ
を精度よく揃えることができる。また、ガラス板23は
安価であり加工も容易という利点がある。このことはコ
スト性の向上にも貢献する。さらに、ガラス板23は透
光性を有するので、検査等を行う場合にも便利である。
【0034】(ハ)この実施形態では、第1のバンプ4
及び第2のバンプ5は、ともにワイヤボンディング装置
11を利用して形成された金バンプである。ゆえに、バ
ンプ形成用材料として異種金属を組み合わせた場合に比
べ、圧着時に金属同士が馴染みやすい。このことは接続
信頼性の向上にも貢献する。また、金は比較的軟質であ
るので、ガラス板23への圧接により簡単にフラットニ
ングされる。よって、半導体チップ2,3に大きな応力
が付加する危険性も小さく、半導体チップ2,3の破壊
等が未然に防止される。加えて、金は導電性にも優れて
いるため低抵抗化を図ることができる。
【0035】なお、本発明は上記の実施形態のみに限定
されることはなく、例えば次のように変更することが可
能である。 ◎ 被圧接体は実施形態において例示したガラス板23
のみに限定されることはない。例えば、アルミナ板、窒
化珪素板、窒化ほう素板等のようなセラミックス焼結体
製の板材であってもよい。また、融点の高い金属からな
る金属製の板材を使用してもよい。ただし、熱膨張係数
の小さなセラミックス材料を選択するほうがフラットニ
ング精度が高くなる。なお、被圧接体は必ずしも板状物
でなくてもよい。
【0036】◎ ワイヤボンディング装置11を利用し
て形成される第1及び第2のバンプ4,5は必ずしも金
バンプに限定されることはなく、金を主成分として含む
バンプであってもよい。また、金を含まないもの、例え
ばはんだバンプなども許容される。はんだバンプを採用
した場合でも、バンプ4,5の形成材料がともに等しく
なるため、異種金属を組み合わせた場合に比べて、圧着
時に金属同士が馴染みやすくなる。このことは接続信頼
性の向上にも貢献する。また、はんだは廉価であるた
め、低コスト化にも有利となる。
【0037】◎ フラットニング処理の対象物であるバ
ンプ4,5は、ワイヤボンディング装置11を利用して
形成されたもののみに限定されることはなく、それ以外
の方法により形成されたものであってもよい。
【0038】◎ アライメント工程は、実施形態のよう
に圧着工程の直前に行われてもよく、例えば準備工程完
了後かつフラットニング工程実施前に行われてもよい。 ◎ ガラス板23等の被圧接体の突出・待避動作は、被
圧接体駆動手段によって行なわれてもよいほか、手動で
行なわれても勿論よい。
【0039】◎ ヘッド22及びヒートステージ21を
上下に配置する実施形態の構成に代え、例えばそれら2
1,22を左右に配置してもよい。 ◎ 本発明の基材同士の接合方法は、半導体チップ2,
3同士の接合に適用されるばかりでなく、例えば半導体
チップと回路基板との接合等に適用されることが可能で
ある。つまり、チップオンボード構造体の製造にも応用
することができる。また、バンプを備える回路基板同士
を接合する場合に応用することが可能である。
【0040】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 互いのバンプ形成面を対向させるようにして離
間配置された第1の基材及び第2の基材の間に、バンプ
形成材料よりも硬い被圧接体を介在させる工程と、その
被圧接体の両側面に前記両基材のバンプ形成面を圧接す
ることにより、前記第1の基材に属する第1のバンプ群
のフラットニングと前記第2の基材に属する第2のバン
プ群のフラットニングとを同時に行う工程とを含むバン
プのフラットニング方法。この方法であると、短時間で
効率よくバンプの高さを揃えることができる。
【0041】(2) 前記金バンプの金含有量は99.
99重量%以上であることを特徴とするバンプを備える
基材同士の接合方法。この方法であると、接続信頼性の
向上、フラットニング処理の容易化、低抵抗化等を図る
ことができる。
【0042】(3) 請求項3または4において、ワイ
ヤボンディング装置を構成するキャピラリの先端から突
出している金属線材の先端を溶融手段により溶融してボ
ール状にするボール形成工程と、形成されたボールを前
記基材上のバンプ形成位置に圧着するとともに、そのボ
ールをネイルヘッド状に成形するボール圧着工程と、前
記金属線材を所定の長さで引きちぎる線材切断工程とか
らなるバンプの形成方法により、前記第1のバンプ及び
第2のバンプを形成することを特徴とするバンプを備え
る基材同士の接合方法。
【0043】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。「キャピラリ: ワイヤボン
ディング装置の一部であって、その先端にある吐出口か
ら例えば金等のような金属からなる線材を吐出させる機
能を備えたものをいう。」
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、接続信頼性、コスト性及び生産性に
優れたバンプを備える基材同士の接合方法を提供するこ
とができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、バンプの
高さを精度よく揃えることができるとともに、コスト性
のさらなる向上を図ることができる。請求項3,4に記
載の発明によれば、圧着時に金属同士が馴染みやすいた
め接続信頼性のさらなる向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態において、第1の半導体チップ及び第
2の半導体チップをフリップチップボンダにセットした
状態を示す概略断面図。
【図2】両半導体チップ間にガラス板を介在させた状態
を示す概略断面図。
【図3】両半導体チップのバンプ形成面をガラス板の両
面に圧接した状態を示す概略断面図。
【図4】両半導体チップのバンプ同士を圧着した状態を
示す概略断面図。
【図5】チップオンチップ構造体を示す概略断面図。
【図6】(a)はワイヤボンディング装置を示す概略
図、(b)〜(e)は同装置によるバンプの形成手順を
説明するための概略断面図。
【図7】従来の接合方法を説明するための概略断面図。
【図8】従来の接合方法を説明するための概略断面図。
【図9】従来の接合方法を説明するための概略断面図。
【符号の説明】
2…第1の基材としての第1の半導体チップ、2a,3
a…バンプ形成面、3…第2の基材としての第2の半導
体チップ、4…第1のバンプ、5…第2のバンプ、23
…被圧接体としてのガラス板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いのバンプ形成面を対向させるようにし
    て離間配置された第1の基材及び第2の基材の間に、バ
    ンプ形成材料よりも硬い被圧接体を介在させる工程と、 その被圧接体の両側面に前記両基材のバンプ形成面を圧
    接することにより、前記第1の基材に形成された第1の
    バンプ群のフラットニング処理と、前記第2の基材に形
    成された第2のバンプ群のフラットニング処理とを略同
    時に行う工程と、 アライメントされた第1のバンプ及び第2のバンプ同士
    をフリップチップボンディング法により圧着する工程と
    を含むことを特徴とするバンプを備える基材同士の接合
    方法。
  2. 【請求項2】前記被圧接体はガラス板であることを特徴
    とする請求項1に記載のバンプを備える基材同士の接合
    方法。
  3. 【請求項3】前記第1のバンプ及び前記第2のバンプ
    は、ともにワイヤボンディング装置を利用して形成され
    た金バンプであることを特徴とする請求項1または2に
    記載のバンプを備える基材同士の接合方法。
  4. 【請求項4】前記第1のバンプ及び前記第2のバンプ
    は、ともにワイヤボンディング装置を利用して形成され
    たはんだバンプであることを特徴とする請求項1または
    2に記載のバンプを備える基材同士の接合方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003086690A (ja) * 2001-09-04 2003-03-20 Megic Corp ポストパッシベーション法を使用した高性能システムオンチップ
JP2011077093A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Texas Instr Japan Ltd 超音波フリップチップ実装方法および超音波実装装置

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