JPH11171729A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JPH11171729A JPH11171729A JP33525597A JP33525597A JPH11171729A JP H11171729 A JPH11171729 A JP H11171729A JP 33525597 A JP33525597 A JP 33525597A JP 33525597 A JP33525597 A JP 33525597A JP H11171729 A JPH11171729 A JP H11171729A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雲母チタンを含有する毛髪化粧料の再分散性
を向上させ、毛髪に適用した際に不自然にキラキラした
感じを与えずに、髪色を十分変えることができるように
する。 【解決手段】 毛髪化粧料は、成分(A) 雲母チタ
ン、成分(B) カルボキシビニルポリマー、及び成分
(C)両性高分子を含有し、且つ成分(A)の雲母チタ
ンとして、雲母チタンの全量中における粒子径20μm
以上の雲母チタンの割合が10体積%以下のものを使用
する。これらの成分の含有量としては、成分(A)の雲
母チタンを0.5〜10重量%、成分(B)のカルボキ
シビニルポリマーを0.01〜0.2重量%、及び成分
(C)の両性高分子を0.2〜3重量%とする。
を向上させ、毛髪に適用した際に不自然にキラキラした
感じを与えずに、髪色を十分変えることができるように
する。 【解決手段】 毛髪化粧料は、成分(A) 雲母チタ
ン、成分(B) カルボキシビニルポリマー、及び成分
(C)両性高分子を含有し、且つ成分(A)の雲母チタ
ンとして、雲母チタンの全量中における粒子径20μm
以上の雲母チタンの割合が10体積%以下のものを使用
する。これらの成分の含有量としては、成分(A)の雲
母チタンを0.5〜10重量%、成分(B)のカルボキ
シビニルポリマーを0.01〜0.2重量%、及び成分
(C)の両性高分子を0.2〜3重量%とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一時的に毛髪の色
調に変化を与えることのできる毛髪化粧料、より詳しく
は、雲母チタンを安定に分散でき、髪に適用した場合
に、髪の色調を自然な感じの色調に変えることのできる
毛髪化粧料に関する。
調に変化を与えることのできる毛髪化粧料、より詳しく
は、雲母チタンを安定に分散でき、髪に適用した場合
に、髪の色調を自然な感じの色調に変えることのできる
毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪の色調に変化を与えるための
毛髪化粧料として、変化した色調の持続性の観点から、
永久染毛剤(ヘアカラー、ブリーチ及びカラー)、脱色
剤(ブリーチ)、半永久染毛剤(ヘアマニキュア)、あ
るいは一時染毛剤が用いられている。
毛髪化粧料として、変化した色調の持続性の観点から、
永久染毛剤(ヘアカラー、ブリーチ及びカラー)、脱色
剤(ブリーチ)、半永久染毛剤(ヘアマニキュア)、あ
るいは一時染毛剤が用いられている。
【0003】これらの中で、永久染毛剤、半永久染毛剤
あるいは脱色剤を使用した場合、髪の傷み、皮膚への染
まり等の問題が生じやすく、しかも、使用者自らが自分
の毛髪に対して施術するには取り扱いが難しく、また、
意図しない色調に変化してしまったときに直ちに元に戻
すことは実際上不可能であるという問題がある。
あるいは脱色剤を使用した場合、髪の傷み、皮膚への染
まり等の問題が生じやすく、しかも、使用者自らが自分
の毛髪に対して施術するには取り扱いが難しく、また、
意図しない色調に変化してしまったときに直ちに元に戻
すことは実際上不可能であるという問題がある。
【0004】一方、一時染毛剤を使用した場合、毛髪の
傷み、皮膚への染まりもなく、しかも、着色した毛髪を
シャンプーすることにより、毛髪に付着した一時染毛剤
を容易に洗い落として、元の色調に戻すことができると
いう利点がある。
傷み、皮膚への染まりもなく、しかも、着色した毛髪を
シャンプーすることにより、毛髪に付着した一時染毛剤
を容易に洗い落として、元の色調に戻すことができると
いう利点がある。
【0005】最近、このような一時染毛剤の一種とし
て、古くからパール光沢付与剤として化粧品や頭髪用品
に使用されてきた隠蔽力の高い雲母チタンを、雲母チタ
ンの沈降を防止する効果の高い増粘剤としてのカルボキ
シビニルポリマーと、毛髪上に雲母チタンを固定するた
めのバインダーとしてのアニオン性樹脂と共にエタノー
ルと水との混合溶媒中に配合した原液に、噴射剤を加え
てエアゾール用耐圧容器に充填した毛髪用カラーフォー
ムエアゾールが提案されている(特開昭62−2554
14号公報)。この毛髪用カラーフォームエアゾールに
よれば、雲母チタンの再分散性が良好でケーキングし難
い原液が得られ、しかも毛髪へ適用した際に雲母チタン
を毛髪に固定することができる。
て、古くからパール光沢付与剤として化粧品や頭髪用品
に使用されてきた隠蔽力の高い雲母チタンを、雲母チタ
ンの沈降を防止する効果の高い増粘剤としてのカルボキ
シビニルポリマーと、毛髪上に雲母チタンを固定するた
めのバインダーとしてのアニオン性樹脂と共にエタノー
ルと水との混合溶媒中に配合した原液に、噴射剤を加え
てエアゾール用耐圧容器に充填した毛髪用カラーフォー
ムエアゾールが提案されている(特開昭62−2554
14号公報)。この毛髪用カラーフォームエアゾールに
よれば、雲母チタンの再分散性が良好でケーキングし難
い原液が得られ、しかも毛髪へ適用した際に雲母チタン
を毛髪に固定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−255414号公報に記載の毛髪用カラーフォー
ムエアゾールの場合、原液中での雲母チタンの再分散性
は良好であるが、毛髪上で凝集しやすく、フレーキング
が発生しやすくなり、また、雲母チタンによる発色が十
分でなく、髪色を十分に変化させることができないとい
う問題がある。しかも、毛髪に不自然に強いパール様の
キラキラした感じを付与してしまうという問題もある。
62−255414号公報に記載の毛髪用カラーフォー
ムエアゾールの場合、原液中での雲母チタンの再分散性
は良好であるが、毛髪上で凝集しやすく、フレーキング
が発生しやすくなり、また、雲母チタンによる発色が十
分でなく、髪色を十分に変化させることができないとい
う問題がある。しかも、毛髪に不自然に強いパール様の
キラキラした感じを付与してしまうという問題もある。
【0007】本発明は、以上の従来の技術の課題を解決
しようとするものであり、雲母チタンを含有する毛髪化
粧料に良好な再分散性と、毛髪に適用した場合に髪色を
不自然にキラキラさせることなく十分に変化させること
ができるようにすることを目的とする。
しようとするものであり、雲母チタンを含有する毛髪化
粧料に良好な再分散性と、毛髪に適用した場合に髪色を
不自然にキラキラさせることなく十分に変化させること
ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために、鋭意研究したところ以下の知見
(1)〜(3)を得、それらに基づき本発明を完成させ
るに至った。
を達成するために、鋭意研究したところ以下の知見
(1)〜(3)を得、それらに基づき本発明を完成させ
るに至った。
【0009】(1)従来の雲母チタンを含有する毛髪化
粧料において、雲母チタンの粒径と雲母チタンが毛髪に
付与するキラキラした感じとの間の関係について全く考
慮されていない点に着目し、使用する雲母チタン全量の
中に占める比較的大きな粒子径のものの割合が少ない比
較的粒子径の小さい雲母チタンを使用した場合には、毛
髪にキラキラした感じを与えずに、自然な感じで毛髪の
色調を変えることができること。
粧料において、雲母チタンの粒径と雲母チタンが毛髪に
付与するキラキラした感じとの間の関係について全く考
慮されていない点に着目し、使用する雲母チタン全量の
中に占める比較的大きな粒子径のものの割合が少ない比
較的粒子径の小さい雲母チタンを使用した場合には、毛
髪にキラキラした感じを与えずに、自然な感じで毛髪の
色調を変えることができること。
【0010】(2)また、そのような比較的粒子径の小
さい雲母チタンを毛髪化粧料に配合すると、凝集しやす
く、再分散性が不十分であり、ケーキングが生じやす
く、毛髪上での発色も不十分であること。
さい雲母チタンを毛髪化粧料に配合すると、凝集しやす
く、再分散性が不十分であり、ケーキングが生じやす
く、毛髪上での発色も不十分であること。
【0011】(3)そのような比較的粒子径の小さい雲
母チタン使用した場合であっても、カルボキシビニルポ
リマーと両性高分子とを併用することにより、雲母チタ
ンの再分散性を良好にし、毛髪にキラキラした感じを与
えずに、自然な感じで毛髪の色調を変えることができる
こと。
母チタン使用した場合であっても、カルボキシビニルポ
リマーと両性高分子とを併用することにより、雲母チタ
ンの再分散性を良好にし、毛髪にキラキラした感じを与
えずに、自然な感じで毛髪の色調を変えることができる
こと。
【0012】即ち、上記の知見に基づき達成された本発
明は、以下の成分(A)、(B)及び(C): (A) 雲母チタン (B) カルボキシビニルポリマー (C) 両性高分子 を含有し、且つ成分(A)の雲母チタンの全量中におけ
る粒子径20μm以上の雲母チタンの割合が10体積%
以下であることを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
明は、以下の成分(A)、(B)及び(C): (A) 雲母チタン (B) カルボキシビニルポリマー (C) 両性高分子 を含有し、且つ成分(A)の雲母チタンの全量中におけ
る粒子径20μm以上の雲母チタンの割合が10体積%
以下であることを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明の毛髪化粧料は、成分(A)として
雲母チタン、成分(B)としてカルボキシビニルポリマ
ー及び成分(C)として両性高分子を含有する。これら
の成分の好ましい配合量範囲の組み合わせとしては、成
分(A)の雲母チタンを0.5〜10重量%、成分
(B)のカボキシビニルポリマーを0.01〜0.2重
量%及び成分(C)の両性高分子を0.2〜3重量%と
する組み合わせを挙げることができる。
雲母チタン、成分(B)としてカルボキシビニルポリマ
ー及び成分(C)として両性高分子を含有する。これら
の成分の好ましい配合量範囲の組み合わせとしては、成
分(A)の雲母チタンを0.5〜10重量%、成分
(B)のカボキシビニルポリマーを0.01〜0.2重
量%及び成分(C)の両性高分子を0.2〜3重量%と
する組み合わせを挙げることができる。
【0015】先ず、成分(A)として雲母チタンを使用
する理由をより詳細に説明する。
する理由をより詳細に説明する。
【0016】即ち、一般に、雲母チタンとは、最大寸法
が約数μm〜約100μmで、厚さ約0.05〜1μm
の薄片板状の天然雲母(白雲母、黒雲母、金雲母等)
や、最大寸法が約0.1〜約30μmで、厚さ約0.0
5〜50μmの合成雲母の表面に二酸化チタン層をコー
ティングしたものである。このような雲母チタン自体は
白色の外観を有するが、二酸化チタン層の厚みにより黄
色、赤色、青色、緑色などの干渉色を発色する。従っ
て、雲母チタンを毛髪化粧料に配合することにより、そ
の化粧料を黒い毛髪に適用した場合に毛髪表面に付着し
た雲母チタンが黒色面を背景として非常に鮮やかに発色
するからである。
が約数μm〜約100μmで、厚さ約0.05〜1μm
の薄片板状の天然雲母(白雲母、黒雲母、金雲母等)
や、最大寸法が約0.1〜約30μmで、厚さ約0.0
5〜50μmの合成雲母の表面に二酸化チタン層をコー
ティングしたものである。このような雲母チタン自体は
白色の外観を有するが、二酸化チタン層の厚みにより黄
色、赤色、青色、緑色などの干渉色を発色する。従っ
て、雲母チタンを毛髪化粧料に配合することにより、そ
の化粧料を黒い毛髪に適用した場合に毛髪表面に付着し
た雲母チタンが黒色面を背景として非常に鮮やかに発色
するからである。
【0017】ところで、雲母チタンについて言われてい
る粒子径は、顕微鏡等で測定される最大寸法であった
り、光散乱法により求められた平均値であったりと様々
であるが、本発明における雲母チタンの粒径は、コール
ター法により得られた値を意味する。コールター法によ
る粒径分布は、例えばコールター(株)社製のコールタ
ーマルチサイザー020487(100μm径のアパチ
ャーを装着)を粒径測定装置として使用することにより
容易に測定することができる。キャリブレーションに
は、単分散シリカラテックスを使用することができる。
但し、雲母チタン粒子を凝集させずに測定するために、
界面活性剤溶液(例えば、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルの0.03%水溶液)で希釈し、超音波処理を
施した後に測定する必要がある。
る粒子径は、顕微鏡等で測定される最大寸法であった
り、光散乱法により求められた平均値であったりと様々
であるが、本発明における雲母チタンの粒径は、コール
ター法により得られた値を意味する。コールター法によ
る粒径分布は、例えばコールター(株)社製のコールタ
ーマルチサイザー020487(100μm径のアパチ
ャーを装着)を粒径測定装置として使用することにより
容易に測定することができる。キャリブレーションに
は、単分散シリカラテックスを使用することができる。
但し、雲母チタン粒子を凝集させずに測定するために、
界面活性剤溶液(例えば、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルの0.03%水溶液)で希釈し、超音波処理を
施した後に測定する必要がある。
【0018】一般に入手可能な雲母チタンは、1〜2μ
m以下の非常に微細な粒子径のものから20μm以上の
比較的大きな粒子径のものまで幅広く含んでいる。本発
明者の発見した知見によれば、毛髪にキラキラしたパー
ル感を強く付与するのは、20μm以上の比較的大きな
粒子径のものであり、しかも雲母チタン全量中における
粒子径20μm以上の雲母チタンの割合が10体積%を
超える場合である。
m以下の非常に微細な粒子径のものから20μm以上の
比較的大きな粒子径のものまで幅広く含んでいる。本発
明者の発見した知見によれば、毛髪にキラキラしたパー
ル感を強く付与するのは、20μm以上の比較的大きな
粒子径のものであり、しかも雲母チタン全量中における
粒子径20μm以上の雲母チタンの割合が10体積%を
超える場合である。
【0019】従って、本発明の毛髪化粧料においては、
含有する雲母チタン全量中における粒子径20μm以上
の雲母チタンの割合を10体積%以下、好ましくは7体
積%以下、より好ましくは5体積%以下、更に好ましく
は1体積%以下とする。このような雲母チタンを使用す
ることにより、毛髪に不自然なキラキラしたパール感を
与えずに、自然な色合いで毛髪の色調を変えることがで
きる。
含有する雲母チタン全量中における粒子径20μm以上
の雲母チタンの割合を10体積%以下、好ましくは7体
積%以下、より好ましくは5体積%以下、更に好ましく
は1体積%以下とする。このような雲母チタンを使用す
ることにより、毛髪に不自然なキラキラしたパール感を
与えずに、自然な色合いで毛髪の色調を変えることがで
きる。
【0020】また、雲母チタンにおける酸化チタンの構
造には、ルチル型とアナターゼ型とがあるが、屈折率が
高く、反射性に優れたルチル型の方が、色変化が大き
く、鮮やかな髪色となるので好ましい。
造には、ルチル型とアナターゼ型とがあるが、屈折率が
高く、反射性に優れたルチル型の方が、色変化が大き
く、鮮やかな髪色となるので好ましい。
【0021】ルチル型酸化チタンを雲母の表面に形成す
る方法には、酸化スズを用いる方法(米国特許第403
8099号明細書、同第4086100号明細書)、鉄
並びに酸化カルシウム、酸化マグネシウム及び酸化亜鉛
の少なくとも一つを用いる方法(特開平7−31646
4号公報)が知られているが、安全性の観点から後者の
方法がより好ましい。
る方法には、酸化スズを用いる方法(米国特許第403
8099号明細書、同第4086100号明細書)、鉄
並びに酸化カルシウム、酸化マグネシウム及び酸化亜鉛
の少なくとも一つを用いる方法(特開平7−31646
4号公報)が知られているが、安全性の観点から後者の
方法がより好ましい。
【0022】後者の方法で製造された雲母チタンは、鉄
並びに酸化カルシウム、酸化マグネシウム及び酸化亜鉛
の少なくとも一つを含有することになる。ここで、雲母
チタン中の鉄の含有量は、少なすぎると雲母チタンの干
渉色が十分でなく、多すぎると雲母チタンが淡褐色に変
化し、毛髪に適用した際の色変化が美しさに欠けるよう
になるので、二酸化チタンでコートされる雲母粒子の重
量に対して0.125〜1重量%が好ましい。また、雲
母チタン中のカルシウム、マグネシウム及び亜鉛の少な
くとも一つの含有量は、少なすぎるとルチル型の二酸化
チタンの形成が不十分となり、毛髪に適用した際の色変
化や光沢が乏しくなるので、二酸化チタンでコートされ
る雲母粒子の重量に対して少なくとも0.05重量%が
好ましい。
並びに酸化カルシウム、酸化マグネシウム及び酸化亜鉛
の少なくとも一つを含有することになる。ここで、雲母
チタン中の鉄の含有量は、少なすぎると雲母チタンの干
渉色が十分でなく、多すぎると雲母チタンが淡褐色に変
化し、毛髪に適用した際の色変化が美しさに欠けるよう
になるので、二酸化チタンでコートされる雲母粒子の重
量に対して0.125〜1重量%が好ましい。また、雲
母チタン中のカルシウム、マグネシウム及び亜鉛の少な
くとも一つの含有量は、少なすぎるとルチル型の二酸化
チタンの形成が不十分となり、毛髪に適用した際の色変
化や光沢が乏しくなるので、二酸化チタンでコートされ
る雲母粒子の重量に対して少なくとも0.05重量%が
好ましい。
【0023】本発明に用いる雲母チタンとしては、種々
の雲母チタンを使用することができる。例えば、単に二
酸化チタンでコーティングされた雲母チタンや、ベンガ
ラ被覆雲母チタン、亜鉛華被覆雲母チタン、コンジョウ
被覆雲母チタン、カルミン被覆雲母チタン、黒酸化鉄被
覆雲母チタン、赤色226号被覆雲母チタン、硫酸バリ
ウム被覆雲母チタン等の有色雲母チタンや、特開平5−
43417号公報に開示されているような低次酸化チタ
ン層を有する着色雲母チタンなどを挙げることができ
る。
の雲母チタンを使用することができる。例えば、単に二
酸化チタンでコーティングされた雲母チタンや、ベンガ
ラ被覆雲母チタン、亜鉛華被覆雲母チタン、コンジョウ
被覆雲母チタン、カルミン被覆雲母チタン、黒酸化鉄被
覆雲母チタン、赤色226号被覆雲母チタン、硫酸バリ
ウム被覆雲母チタン等の有色雲母チタンや、特開平5−
43417号公報に開示されているような低次酸化チタ
ン層を有する着色雲母チタンなどを挙げることができ
る。
【0024】本発明において使用する雲母チタンの具体
例としては、例えば市販品ではMearl社のFlam
enco Satin Gold(粒子径が20μm以
上の割合が0.1体積%)等が挙げられる。
例としては、例えば市販品ではMearl社のFlam
enco Satin Gold(粒子径が20μm以
上の割合が0.1体積%)等が挙げられる。
【0025】なお、雲母チタンとして、毛髪化粧料中の
その安定性や分散性を改善するために、例えばシリコー
ン油、脂肪族金属塩、アルキルリン酸、アルキルリン酸
のアルカリ金属塩又はアミン塩、N−モノ長鎖(C8〜
C22)脂肪族アシル塩基性アミノ酸、あるいはパーフ
ルオロアルキル基を有するフッ素化合物などで表面疎水
化処理を施したものを使用することができる。
その安定性や分散性を改善するために、例えばシリコー
ン油、脂肪族金属塩、アルキルリン酸、アルキルリン酸
のアルカリ金属塩又はアミン塩、N−モノ長鎖(C8〜
C22)脂肪族アシル塩基性アミノ酸、あるいはパーフ
ルオロアルキル基を有するフッ素化合物などで表面疎水
化処理を施したものを使用することができる。
【0026】本発明の毛髪化粧料における雲母チタンの
含有量は、少なすぎると髪色の変化が十分でなく、多す
ぎるとゴワゴワした感触となるので、好ましくは0.5
〜10重量%、より好ましくは1〜7重量%、更により
好ましくは2〜5重量%である。
含有量は、少なすぎると髪色の変化が十分でなく、多す
ぎるとゴワゴワした感触となるので、好ましくは0.5
〜10重量%、より好ましくは1〜7重量%、更により
好ましくは2〜5重量%である。
【0027】本発明の毛髪化粧料は、成分(B)として
カルボキシビニルポリマーを含有する。カルボキシビニ
ルポリマーを使用することにより、一般に毛髪化粧料の
成分の中では比較的比重が重い雲母チタンの沈降やケー
キングの発生を防止することができる。
カルボキシビニルポリマーを含有する。カルボキシビニ
ルポリマーを使用することにより、一般に毛髪化粧料の
成分の中では比較的比重が重い雲母チタンの沈降やケー
キングの発生を防止することができる。
【0028】カルボキシビニルポリマーとしては、例え
ば、カーボポール980、カーボポール981(以上、
BFグッドリッチ社製)等を挙げることができる。
ば、カーボポール980、カーボポール981(以上、
BFグッドリッチ社製)等を挙げることができる。
【0029】カルボキシビニルポリマーの毛髪化粧料中
の配合量は、少なすぎると雲母チタンの再分散性が不十
分となり、多すぎると毛髪化粧料がベタついた感触とな
るので、好ましくは0.01〜0.2重量%、好ましく
は0.03〜0.1重量%である。
の配合量は、少なすぎると雲母チタンの再分散性が不十
分となり、多すぎると毛髪化粧料がベタついた感触とな
るので、好ましくは0.01〜0.2重量%、好ましく
は0.03〜0.1重量%である。
【0030】本発明の毛髪化粧料は、成分(C)として
両性高分子を含有する。両性高分子を使用することによ
り、アニオン性樹脂等の他の樹脂を使用した場合に生ず
る毛髪上での雲母チタンの凝集を防止でき、且つ雲母チ
タンの発色性を低下させることなく雲母チタンを毛髪上
で固定することができる。
両性高分子を含有する。両性高分子を使用することによ
り、アニオン性樹脂等の他の樹脂を使用した場合に生ず
る毛髪上での雲母チタンの凝集を防止でき、且つ雲母チ
タンの発色性を低下させることなく雲母チタンを毛髪上
で固定することができる。
【0031】本発明において好ましく使用することので
きる両性高分子としては、分子量4万〜30万の式
(1)
きる両性高分子としては、分子量4万〜30万の式
(1)
【0032】
【化2】
【0033】(式中、R1及びR3はそれぞれ独立的に水
素原子又はメチル基であり、R2及びR4は炭素数1〜4
のアルキレン基(例えば、メチレン基、エチレン基、プ
ロピレン基等)であり、R5は炭素数1〜24の飽和又
は不飽和炭化水素基(例えばエチル基、ブチル基、オク
チル基、ラウリル基、ステアリル基等)であり、Aは存
在しないか又は酸素原子もしくはNH基であり、m及び
nは、m:n=20:80〜90:10を満足する数で
ある。)の化合物を挙げることができる。具体的には、
ユカフォーマー202、ユカフォーマーSM(以上、三
菱化学社製)等を挙げることができる。
素原子又はメチル基であり、R2及びR4は炭素数1〜4
のアルキレン基(例えば、メチレン基、エチレン基、プ
ロピレン基等)であり、R5は炭素数1〜24の飽和又
は不飽和炭化水素基(例えばエチル基、ブチル基、オク
チル基、ラウリル基、ステアリル基等)であり、Aは存
在しないか又は酸素原子もしくはNH基であり、m及び
nは、m:n=20:80〜90:10を満足する数で
ある。)の化合物を挙げることができる。具体的には、
ユカフォーマー202、ユカフォーマーSM(以上、三
菱化学社製)等を挙げることができる。
【0034】両性化合物の毛髪化粧料中の配合量は、少
なすぎると雲母チタンを十分に毛髪上に固定することが
できず、多すぎると毛髪をゴワつかせるので、好ましく
は0.2〜3重量%、より好ましくは0.5〜1重量%
である。
なすぎると雲母チタンを十分に毛髪上に固定することが
できず、多すぎると毛髪をゴワつかせるので、好ましく
は0.2〜3重量%、より好ましくは0.5〜1重量%
である。
【0035】また、本発明の毛髪化粧料には、雲母チタ
ンの分散性を向上させる目的でノニオン活性剤あるいは
アニオン活性剤のいずれか又は両方を更に含有させるこ
とが好ましい。
ンの分散性を向上させる目的でノニオン活性剤あるいは
アニオン活性剤のいずれか又は両方を更に含有させるこ
とが好ましい。
【0036】このようなノニオン活性剤としては、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
等を挙げることができる。また、アニオン活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫
酸塩、脂肪酸塩等を挙げることができる。
オキシエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
等を挙げることができる。また、アニオン活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫
酸塩、脂肪酸塩等を挙げることができる。
【0037】毛髪化粧料中のノニオン活性剤とアニオン
活性剤との合計の配合量は、少なすぎると雲母チタンの
分散安定性への寄与が少なく、多すぎるとべたついた感
触となるので、好ましくは0.1〜3重量%、より好ま
しくは0.3〜1重量%である。
活性剤との合計の配合量は、少なすぎると雲母チタンの
分散安定性への寄与が少なく、多すぎるとべたついた感
触となるので、好ましくは0.1〜3重量%、より好ま
しくは0.3〜1重量%である。
【0038】本発明の毛髪化粧料には、成分(C)の両
性高分子の他にも、雲母チタンを毛髪へ安定的に固定さ
せるために、顔料固定用の高分子を配合することができ
る。顔料固定用高分子は、毛髪固定用高分子としても機
能するので、顔料固定用高分子を配合した毛髪化粧料は
整髪効果を示すようになる。このような顔料固定用高分
子としては、アクリル系樹脂、ポリビニルピロリドン−
酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。
性高分子の他にも、雲母チタンを毛髪へ安定的に固定さ
せるために、顔料固定用の高分子を配合することができ
る。顔料固定用高分子は、毛髪固定用高分子としても機
能するので、顔料固定用高分子を配合した毛髪化粧料は
整髪効果を示すようになる。このような顔料固定用高分
子としては、アクリル系樹脂、ポリビニルピロリドン−
酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。
【0039】このような顔料固定用高分子の配合量は、
雲母チタン100重量部に対し好ましくは1〜1000
重量部、より好ましくは10〜100重量部、更に好ま
しくは20〜50重量部である。
雲母チタン100重量部に対し好ましくは1〜1000
重量部、より好ましくは10〜100重量部、更に好ま
しくは20〜50重量部である。
【0040】本発明の毛髪化粧料には、更に、塩化ステ
アリルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性
剤、ラウリルベタイン等の両性界面活性剤、スクワラ
ン、流動パラフィン等の炭化水素類、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シ
リコーン等のシリコーン類、グリセリン、プロピレング
リコール等のポリオール類、キサンタンガム等の増粘
剤、粘土鉱物等の分散安定剤、高級アルコール、高級脂
肪酸エステル、動植物油等の油剤、保湿剤、中和剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ビタミン類、エキス
類、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
アリルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性
剤、ラウリルベタイン等の両性界面活性剤、スクワラ
ン、流動パラフィン等の炭化水素類、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シ
リコーン等のシリコーン類、グリセリン、プロピレング
リコール等のポリオール類、キサンタンガム等の増粘
剤、粘土鉱物等の分散安定剤、高級アルコール、高級脂
肪酸エステル、動植物油等の油剤、保湿剤、中和剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ビタミン類、エキス
類、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0041】本発明の毛髪化粧料には、更に各種色素を
配合することができる。このような色素としては、例え
ば、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色20
1号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤
色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228
号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色
4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色2
04号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色20
1号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色2
04号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、
橙色204号、橙色206号、橙色207号等のタール
色素;カルミン酸、ラッカイン酸、プラジリン、クロシ
ン等の天然色素等の化粧品に汎用される色素を挙げるこ
とができる。また、日常とは異なったオシャレ目的のた
めに、大粒径の雲母チタンや白雲母あるいは合成雲母な
どのパール剤を適宜配合することができる。
配合することができる。このような色素としては、例え
ば、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色20
1号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤
色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228
号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色
4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色2
04号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色20
1号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色2
04号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、
橙色204号、橙色206号、橙色207号等のタール
色素;カルミン酸、ラッカイン酸、プラジリン、クロシ
ン等の天然色素等の化粧品に汎用される色素を挙げるこ
とができる。また、日常とは異なったオシャレ目的のた
めに、大粒径の雲母チタンや白雲母あるいは合成雲母な
どのパール剤を適宜配合することができる。
【0042】また、本発明の毛髪化粧料には、以上の必
須成分及び任意成分の他に、分散媒として水、エタノー
ルあるいはそれら両方を含有させることが好ましい。
須成分及び任意成分の他に、分散媒として水、エタノー
ルあるいはそれら両方を含有させることが好ましい。
【0043】以上の本発明の毛髪化粧料には、その使用
形態を考慮した場合にエアゾール剤型とすることが望ま
れるので、その場合には雲母チタンの他に噴射剤を含有
させることが好ましい。このような噴射剤としては、液
化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、二酸化炭
素、圧縮窒素、圧縮空気等が挙げられる。これらは、2
種以上を併用することができる。
形態を考慮した場合にエアゾール剤型とすることが望ま
れるので、その場合には雲母チタンの他に噴射剤を含有
させることが好ましい。このような噴射剤としては、液
化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、二酸化炭
素、圧縮窒素、圧縮空気等が挙げられる。これらは、2
種以上を併用することができる。
【0044】噴射剤の使用量としては、液化石油ガスや
ジメチルエーテルの場合、成分(A)、(B)、
(C)、他の任意成分及び分散媒の混合物に対し、好ま
しくは5〜50重量%、より好ましくは7〜20重量%
である。
ジメチルエーテルの場合、成分(A)、(B)、
(C)、他の任意成分及び分散媒の混合物に対し、好ま
しくは5〜50重量%、より好ましくは7〜20重量%
である。
【0045】本発明の毛髪化粧料に適する剤型として
は、ジェル、スプレー、クリーム、ローション、フォー
ム、ワックス、スプレーフォーム、後発泡ジェルなどが
挙げられるが、中でもフォームが好ましい。
は、ジェル、スプレー、クリーム、ローション、フォー
ム、ワックス、スプレーフォーム、後発泡ジェルなどが
挙げられるが、中でもフォームが好ましい。
【0046】また、本発明の毛髪化粧料は、泡化可能な
内容物を泡化してその泡を被塗布体に塗布するための塗
布用具に充填して使用することが好ましい。このように
組み合わせることにより、毛髪化粧料をフォームの形態
で毛髪に容易に塗布することが可能な泡状毛髪化粧料塗
布用品を構成することができる。このような塗布用品の
塗布用具には、櫛を設け、その櫛の歯の先端領域から泡
化した毛髪化粧料が噴出するようにすることが好まし
い。このような塗布用具の例としては、図1に示すもの
を挙げることができる。この塗布用具は、泡化可能な内
容物(例えば、本発明の毛髪化粧料)を収容し、その内
容物を噴出させる噴出口及びその噴出口から内容物を噴
出させる噴出操作部を有する容器1に、取り付け部材2
を介して櫛本体3が取り付けられて構成されている。こ
こで、櫛本体3は、複数本の中空櫛歯4を有し、且つそ
の基台5内には、噴出させるべき内容物が充填される充
填室が設けられている。また、充填室と中空櫛歯4内の
中空部とは連通した構造となっており、中空櫛歯4の先
端には内容物を噴出させる開口部6が設けられている。
このように構成することにより、的確に且つ無駄なく、
毛髪に泡化した毛髪化粧料を塗布することができ、同時
に整髪することができる。
内容物を泡化してその泡を被塗布体に塗布するための塗
布用具に充填して使用することが好ましい。このように
組み合わせることにより、毛髪化粧料をフォームの形態
で毛髪に容易に塗布することが可能な泡状毛髪化粧料塗
布用品を構成することができる。このような塗布用品の
塗布用具には、櫛を設け、その櫛の歯の先端領域から泡
化した毛髪化粧料が噴出するようにすることが好まし
い。このような塗布用具の例としては、図1に示すもの
を挙げることができる。この塗布用具は、泡化可能な内
容物(例えば、本発明の毛髪化粧料)を収容し、その内
容物を噴出させる噴出口及びその噴出口から内容物を噴
出させる噴出操作部を有する容器1に、取り付け部材2
を介して櫛本体3が取り付けられて構成されている。こ
こで、櫛本体3は、複数本の中空櫛歯4を有し、且つそ
の基台5内には、噴出させるべき内容物が充填される充
填室が設けられている。また、充填室と中空櫛歯4内の
中空部とは連通した構造となっており、中空櫛歯4の先
端には内容物を噴出させる開口部6が設けられている。
このように構成することにより、的確に且つ無駄なく、
毛髪に泡化した毛髪化粧料を塗布することができ、同時
に整髪することができる。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0048】実施例1〜5及び比較例1〜4 表1の成分を常法に従って混合し、pHを7.5に調整
した。得られた混合物45gと約1gのステンレス球と
を市販のエアゾール缶に入れ、更に噴射剤(液化石油ガ
ス0.4MPa)5gを充填することによりエアゾール
(フォーム)タイプの毛髪化粧料を作製した。
した。得られた混合物45gと約1gのステンレス球と
を市販のエアゾール缶に入れ、更に噴射剤(液化石油ガ
ス0.4MPa)5gを充填することによりエアゾール
(フォーム)タイプの毛髪化粧料を作製した。
【0049】(評価方法)各実施例及び比較例で作製し
たエアゾール缶入りの毛髪化粧料の再分散性と、毛髪に
適用した場合の髪色変化について以下に示すように試験
評価した。
たエアゾール缶入りの毛髪化粧料の再分散性と、毛髪に
適用した場合の髪色変化について以下に示すように試験
評価した。
【0050】再分散性試験 十分に雲母チタンが分散した状態の毛髪化粧料を、3日
間静置した後、エアゾール缶を上下に振り、缶内のステ
ンレス球が動き出すまでに振った回数を測定し、以下の
基準に従って評価した。なお、上下1往復を1回とカウ
ントした。得られた結果を表1に示す。
間静置した後、エアゾール缶を上下に振り、缶内のステ
ンレス球が動き出すまでに振った回数を測定し、以下の
基準に従って評価した。なお、上下1往復を1回とカウ
ントした。得られた結果を表1に示す。
【0051】(再分散性評価基準) ランク: 基準 A: ステンレス球が動き出す回数が3回以内 B: ステンレス球が動き出す回数が4〜10回 C: ステンレス球が動き出す回数が11回以上
【0052】髪色変化試験 エアゾール缶から毛髪化粧料のフォームを噴出させ、そ
の約1gを長さ15cm(約5g)の毛髪トレスに塗布
し、櫛通ししてなじませ乾燥させた。乾燥後、専門パネ
ラー10人で目視にて、髪色変化について以下の評価基
準に従って点数化し、得られた専門パネラー10人の平
均点を以下の評価基準に従ってランク付けした。得られ
た結果を表1に示す。
の約1gを長さ15cm(約5g)の毛髪トレスに塗布
し、櫛通ししてなじませ乾燥させた。乾燥後、専門パネ
ラー10人で目視にて、髪色変化について以下の評価基
準に従って点数化し、得られた専門パネラー10人の平
均点を以下の評価基準に従ってランク付けした。得られ
た結果を表1に示す。
【0053】なお、ランク付けの結果は、実用上A又は
Bであることが望まれる。
Bであることが望まれる。
【0054】(髪色変化) 大きく変化している 2点 やや変化している 1点 ほとんど変化していない 0点
【0055】(評価基準) ランク: 平均点 A: 1.5以上2以下 B: 1以上1.5未満 C: 0.5以上1未満 D: 0.5未満
【0056】
【表1】 (重量%) 実施例 比較例 成分 1 2 3 4 5 1 2 3 4 雲母チタンA*1 3.0 5.0 3.0 − 3.0 3.0 3.0 − − 雲母チタンB*2 − − − 5.0 − − − 5.0 − 雲母チタンC*3 − − − − − − − − 3.0カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー *4 0.05 0.03 0.03 0.03 0.15 − 0.05 0.5 0.05 両性高分子*5 3.0 5.0 2.5 2.5 2.5 3.0 − − 3.0アニオン 性高分子*6 − − − − − − 2.0 2.0 −ノニオン 活性剤*7 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5アニオン 活性剤*8 − − 0.3 0.3 0.3 − − − − 水酸化ナトリウム pH調整 ← ← ← ← ← ← ← ←エテ゛ト 酸二ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 エタノール 15.0 10.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 27.0 15.0 精製水 ハ゛ランス ← ← ← ← ← ← ← ← 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 (評価) 再分散性 A A A A A C A A A髪色変化 A A A B A A D D C (表1注) *1 Flamenco Satin Gold(Mearl社製、ルチル型):平
均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1体
積% *2 Timiron Super Gold(Merk社製、アナターゼ型)を
日本ニューマチック工業社製MDS分級機を用いて分級
した雲母チタン:平均粒径8.7μm、粒子径20μm
以上の割合7.3体積% *3 Timiron Super Gold(Merk社製、アナターゼ型):
平均粒径13μm、粒子径20μm以上の割合14体積
% *4 カーボポール980、BFグッドリッチ社製 *5 ユカフォーマー202(act.30%)、三菱化
学社製 *6 プラスサイズL−75CB(act.50%)、互
応化学社製 *7 ポリオキシエチレントリデシルエーテル(ソフタノ
ール90、日本触媒(株)製) *8 ポリオキシエチレン(EO4)ラウリルエーテルリ
ン酸塩
均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1体
積% *2 Timiron Super Gold(Merk社製、アナターゼ型)を
日本ニューマチック工業社製MDS分級機を用いて分級
した雲母チタン:平均粒径8.7μm、粒子径20μm
以上の割合7.3体積% *3 Timiron Super Gold(Merk社製、アナターゼ型):
平均粒径13μm、粒子径20μm以上の割合14体積
% *4 カーボポール980、BFグッドリッチ社製 *5 ユカフォーマー202(act.30%)、三菱化
学社製 *6 プラスサイズL−75CB(act.50%)、互
応化学社製 *7 ポリオキシエチレントリデシルエーテル(ソフタノ
ール90、日本触媒(株)製) *8 ポリオキシエチレン(EO4)ラウリルエーテルリ
ン酸塩
【0057】表1に示したように、実施例1〜5の毛髪
化粧料は、再分散性が良好で、十分に髪色を変化させる
ことができた。しかも毛髪に不自然にキラキラした感じ
を与えることもなかった。
化粧料は、再分散性が良好で、十分に髪色を変化させる
ことができた。しかも毛髪に不自然にキラキラした感じ
を与えることもなかった。
【0058】しかし、カルボキシビニルポリマーを含有
しない比較例1の毛髪化粧料の場合には、雲母チタンが
沈降しやすく、再分散性が不十分であった。また、両性
高分子を含有しない比較例2又は3の毛髪化粧料の場合
には、毛髪上で雲母チタンが凝集しやすいので、髪色の
変化が乏しいものであった。また、粒子径20μm以上
の割合が10体積%を超える雲母チタンを使用した比較
例4の場合には、髪色変化に乏しく、またキラキラした
感じが強く、不自然な感じであった。
しない比較例1の毛髪化粧料の場合には、雲母チタンが
沈降しやすく、再分散性が不十分であった。また、両性
高分子を含有しない比較例2又は3の毛髪化粧料の場合
には、毛髪上で雲母チタンが凝集しやすいので、髪色の
変化が乏しいものであった。また、粒子径20μm以上
の割合が10体積%を超える雲母チタンを使用した比較
例4の場合には、髪色変化に乏しく、またキラキラした
感じが強く、不自然な感じであった。
【0059】実施例6 表2に示す成分を常法に従って混合し、その混合物45
gと約1gのステンレス球とを市販のエアゾール缶に入
れ、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)5gを
充填することにより、ヘアフォーム用容器に充填した形
態で毛髪化粧料を得た。得られた毛髪化粧料について、
実施例1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。そ
の結果を表2に示す。表2からわかるように、実施例6
の毛髪化粧料は、再分散性も髪色変化も良好な結果を示
した。しかも毛髪に不自然にキラキラした感じを与えな
かった。
gと約1gのステンレス球とを市販のエアゾール缶に入
れ、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)5gを
充填することにより、ヘアフォーム用容器に充填した形
態で毛髪化粧料を得た。得られた毛髪化粧料について、
実施例1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。そ
の結果を表2に示す。表2からわかるように、実施例6
の毛髪化粧料は、再分散性も髪色変化も良好な結果を示
した。しかも毛髪に不自然にキラキラした感じを与えな
かった。
【0060】
【表2】 (表2注) *9 Flamenco Satin Orange(Mearl社製、ルチル型):
平均粒径5.4μm、粒子径20μm以上の割合0.1
体積%以下 *10 シリコーンSH−3775M、東レ・ダウコーニ
ング社製
平均粒径5.4μm、粒子径20μm以上の割合0.1
体積%以下 *10 シリコーンSH−3775M、東レ・ダウコーニ
ング社製
【0061】実施例7 表3に示す成分を常法に従って混合し、その混合物45
gと約1gのステンレス球とを市販のエアゾール缶に入
れ、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)5gを
充填することにより、ヘアフォーム用容器に充填した形
態で毛髪化粧料を得た。得られた毛髪化粧料について、
実施例1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。そ
の結果を表3に示す。表3からわかるように、実施例7
の毛髪化粧料は、再分散性も髪色変化も良好な結果を示
した。しかも、毛髪に不自然にキラキラした感じを与え
なかった。
gと約1gのステンレス球とを市販のエアゾール缶に入
れ、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)5gを
充填することにより、ヘアフォーム用容器に充填した形
態で毛髪化粧料を得た。得られた毛髪化粧料について、
実施例1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。そ
の結果を表3に示す。表3からわかるように、実施例7
の毛髪化粧料は、再分散性も髪色変化も良好な結果を示
した。しかも、毛髪に不自然にキラキラした感じを与え
なかった。
【0062】
【表3】 (表3注) *11 Flamenco Satin Red(Mearl社製、ルチル型):平
均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1体
積%以下
均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1体
積%以下
【0063】実施例8 表4に示す成分を常法に従って混合し、その混合物45
gと約1gのステンレス球とを図1の櫛付き塗布容器に
注入し、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)4
gを充填することにより、泡状毛髪化粧料塗布用品を得
た。得られた泡状毛髪化粧料塗布用品について、実施例
1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。その結果
を表4に示す。表4からわかるように、実施例8の泡状
毛髪化粧料塗布用品は、再分散性も髪色変化も良好な結
果を示した。しかも、毛髪に不自然にキラキラした感じ
を与えなかった。
gと約1gのステンレス球とを図1の櫛付き塗布容器に
注入し、更に噴射剤(液化石油ガス0.45MPa)4
gを充填することにより、泡状毛髪化粧料塗布用品を得
た。得られた泡状毛髪化粧料塗布用品について、実施例
1と同様に再分散性と髪色変化とを評価した。その結果
を表4に示す。表4からわかるように、実施例8の泡状
毛髪化粧料塗布用品は、再分散性も髪色変化も良好な結
果を示した。しかも、毛髪に不自然にキラキラした感じ
を与えなかった。
【0064】
【表4】 (表4注) *12 Flamenco Satin Blue(Mearl社製、ルチル型):
平均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1
体積%
平均粒径5.2μm、粒子径20μm以上の割合0.1
体積%
【0065】
【発明の効果】雲母チタンを含有する本発明の毛髪化粧
料は、再分散性に優れており、しかも毛髪に適用した際
に、不自然にキラキラした感じを与えることなく十分に
髪色を変化させることができる。
料は、再分散性に優れており、しかも毛髪に適用した際
に、不自然にキラキラした感じを与えることなく十分に
髪色を変化させることができる。
【図1】泡状毛髪化粧料塗布用具の斜視図である。
1 容器 2 取り付け部材 3 櫛本体 4 中空櫛歯 5 基台 6 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 礼 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 伊藤 嘉昭 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 以下の成分(A)、(B)及び(C) (A) 雲母チタン (B) カルボキシビニルポリマー (C) 両性高分子 を含有し、且つ成分(A)の雲母チタン全量中における
粒子径20μm以上の雲母チタンの割合が10体積%以
下であることを特徴とする毛髪化粧料。 - 【請求項2】 成分(A)の雲母チタンを0.5〜10
重量%、成分(B)のカボキシビニルポリマーを0.0
1〜0.2重量%及び成分(C)の両性高分子を0.2
〜3重量%を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 雲母チタン全量中における粒子径20μ
m以上の雲母チタンの割合が1体積%以下である請求項
1又は2記載の毛髪化粧料。 - 【請求項4】 雲母チタンの表面の酸化チタン層がルチ
ル型である請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧
料。 - 【請求項5】 雲母チタンが、鉄並びに酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム及び酸化亜鉛の少なくとも一つを
含有する請求項4記載の毛髪化粧料。 - 【請求項6】 雲母チタン中の鉄の含有量が、雲母粒子
の重量に対して0.125〜1重量%であり、カルシウ
ム、マグネシウム及び亜鉛の少なくとも一つの含有量が
少なくとも0.05重量%である請求項5記載の毛髪化
粧料。 - 【請求項7】 成分(B)のカルボキシビニルポリマー
を0.03〜0.1重量%含有する請求項1〜6のいず
れかに記載の毛髪化粧料。 - 【請求項8】 成分(C)の両性高分子が、分子量4万
〜30万の式(1) 【化1】 (式中、R1及びR3はそれぞれ独立的に水素原子又はメ
チル基であり、R2及びR4は炭素数1〜4のアルキレン
基であり、R5は炭素数1〜24の飽和又は不飽和炭化
水素基であり、Aは存在しないか又は酸素原子もしくは
NH基であり、m及びnは、m:n=20:80〜9
0:10を満足する数である。)の化合物である請求項
1〜7のいずれかに記載の毛髪化粧料。 - 【請求項9】 更にノニオン活性剤及びアニオン活性剤
のいずれか又は両方を含有する請求項1〜8のいずれか
に記載の毛髪化粧料。 - 【請求項10】 更に噴射剤を含有する請求項1〜9の
いずれかに記載の毛髪化粧料。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33525597A JPH11171729A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 毛髪化粧料 |
| TW087109621A TW505521B (en) | 1997-06-25 | 1998-06-17 | Hair cosmetics |
| US09/100,248 US6190648B1 (en) | 1997-06-25 | 1998-06-19 | Hair cosmetics |
| EP98111533A EP0887067A3 (en) | 1997-06-25 | 1998-06-23 | Hair cosmetics |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP33525597A JPH11171729A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 毛髪化粧料 |
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|---|---|
| JPH11171729A true JPH11171729A (ja) | 1999-06-29 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33525597A Pending JPH11171729A (ja) | 1997-06-25 | 1997-12-05 | 毛髪化粧料 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11171729A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007308393A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Hoyu Co Ltd | 毛髪塗布用組成物 |
| JP2013159570A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Toyo Aerosol Ind Co Ltd | フォーム形成エアゾール組成物 |
| JP2015231962A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 株式会社ダリヤ | エアゾール型一時染毛料組成物 |
| JP2020079214A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 株式会社ダリヤ | エアゾール式毛髪一時着色剤組成物 |
| EP3949944A4 (en) * | 2019-04-04 | 2023-07-12 | Kao Corporation | HAIR COSMETIC PRODUCT |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP33525597A patent/JPH11171729A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007308393A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Hoyu Co Ltd | 毛髪塗布用組成物 |
| JP2013159570A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Toyo Aerosol Ind Co Ltd | フォーム形成エアゾール組成物 |
| JP2015231962A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 株式会社ダリヤ | エアゾール型一時染毛料組成物 |
| JP2020079214A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 株式会社ダリヤ | エアゾール式毛髪一時着色剤組成物 |
| EP3949944A4 (en) * | 2019-04-04 | 2023-07-12 | Kao Corporation | HAIR COSMETIC PRODUCT |
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