JPH11171774A - 血球増多剤 - Google Patents

血球増多剤

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JPH11171774A
JPH11171774A JP33572397A JP33572397A JPH11171774A JP H11171774 A JPH11171774 A JP H11171774A JP 33572397 A JP33572397 A JP 33572397A JP 33572397 A JP33572397 A JP 33572397A JP H11171774 A JPH11171774 A JP H11171774A
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JP33572397A
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English (en)
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Junichi Shimada
純一 島田
Seiji Sugimoto
整治 杉本
Yuko Okamura
祐子 岡村
Koji Yamashita
康治 山下
Tatsuya Tamaoki
達也 玉沖
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 骨髄細胞に作用してその生存維持、増殖、及
び分化を誘導する作用を有する化合物を有効成分として
含み、赤血球増多剤等として使用可能な医薬を提供す
る。 【解決手段】 下記式: {R1 は水素原子、低級アルキル基、又はハロゲン原子
を表し;R2 、R3 、R4 、及びR5 は水素原子、ハロ
ゲン原子、アミノ基等を表し;nは0、1、又は2を表
し;X1 −X2 は下記の式(a)又は式(b): [R6 は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基
などを表し;X3 はN又はC−R15(R15は水素原子、
低級アルキル、低級アルケニル基などを表す)]で表さ
れる基を表し;Y1 −Y2 −Y3 は式(c) (R11は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基等を
表す)で表される基等を示し;R7 、R8 、R9 、及び
10は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基等を表
す}で表されるピペリジン誘導体又は薬理学的に許容さ
れるその塩を有効成分として含む血球増多剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬の発明に関する
ものであり、より詳しく言うと、骨髄細胞に作用して、
その生存維持、増殖、及び分化を誘導する作用を有する
ピペリジン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有
効成分とし、例えば赤血球増多剤として用いる血球増多
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体骨髄における造血は、それ自体自己
複製能を有する造血幹細胞、それから供給され各分化経
路に運命づけられた造血前駆細胞及び両者間の連続的な
分化段階の細胞群と、それら一連の細胞を取り巻く造血
微小環境としての支持間質細胞との直接相互作用あるい
は後者の分泌する液性造血調節因子との間接相互作用に
より調節されている。腎、肝などの髄外組織からも多く
の液性造血調節因子が分泌されるなど、全身に及ぶ造血
ネットワークにより末梢における有限寿命の血液細胞は
絶えず補充され、生体における血球系の恒常性が保たれ
ている。この複雑な造血機構の解析は、主としてマウ
ス、イヌ、ヒツジなどの噛乳動物を用いて、放射線照射
や5-フルオロウラシル(5-fluorouracil)などの細胞毒投
与による造血抑制からの回後過程を検討する生体内研究
と、ヒトも含めて採取した骨髄細胞を培養増殖させ、各
種細胞や因子との相互作用を検討する生体外研究による
ところが大きい。
【0003】遺伝子工学の進歩により、造血調節因子の
うち造血幹細胞や前駆細胞の増殖や分化を刺激する造血
因子として、エリスロポイエチン(erythropoietin 、以
下「EPO 」 という。) やスロンボポイエチン(thrombopo
ietin)、また顆粒球−コロニー刺激因子(granulocyte c
olony-stimulating factor、以下「 G-CSF 」 という。)
、マクロファージ−コロニー刺激因子(macrophage col
ony-stimulating factor 、以下「 M-CSF 」 という。)
、顆粒球- マクロファージ−コロニー刺激因子(granul
ocyte macrophage colony-stimulating factor 、以下
「 GM-CSF」 という。) などのCSF 類、インターロイキン
(interleukin;IL)-1,3,4,5,6,9,11,12などのIL類及び最
近発見されたステムセルファクター(stem cell factor;
SCF) やflk-2/flt3リガンド(ligand)など多くのサイト
カイン遺伝子がクローン化された (Lin et al., Proc.
Natl. Acad. Sci. USA, 82, pp.7580-7584, 1985; de S
auvageet al., Nature, 369, pp.533-538, 1994; Nagat
a et al., EMBO J., 5, pp.575-581, 1986; Wong et a
l., Science, 235, pp.1504-1508, 1987; Miyatake eta
l., EMBO J., 4, pp.2561-2568, 1985; Clarket al., N
ucleic Acids Res., 14, pp.7897-7914, 1986; Dorsser
s et al., Gene, 55, pp.115-124, 1987; Yokota et a
l., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 83, pp.5894-5898,
1986; Campbell et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA,
84, pp.6629-6633, 1987; Yasu-kawa etal., EMBO J.,
6, pp.2939-2945, 1987; Yang et al., Blood, 74, p
p.1880-1884, 1989; Paul et al., Proc. Natl. Acad.
Sci. USA, 87, pp.7512-7516, 1990; Wolfet al., J. I
mmunol., 146, pp.3074-308)。
【0004】これらサイトカインについては生物学的、
化学的性状が解明されており、工業生産も可能となって
いる。なかでも、遺伝子組換え型造血因子製剤として、
G-CSF 、M-CSF が放射線照射又は化学療法などによる造
血不全に対する治療薬として、EPO が腎性貧血などの治
療薬として臨床に使用されている。
【0005】EPO は骨髄中の血液幹細胞から赤血球への
分化を促進する作用を有する生理活性物質であり、成人
の血中EPO の80〜90% は腎臓で産生され、残りは主に肝
臓で産生される(腎と透析,39,pp.37-40, 1995) 。腎
炎や腎不全で腎機能の低下した保存期腎不全患者では血
中EPO 濃度が低下し、血中赤血球濃度が低下して貧血症
状を示す。腎機能がさらに低下して透析を必要とする透
析期腎不全患者では、血中EPO 濃度は著しく低下し、貧
血症状も悪化して多くの患者で輸血が必要になる(腎と
透析,39,pp.41-43, 1995) 。
【0006】遺伝子組換え技術によって作られたEPO を
静注又は皮下注射すると、貧血症状の改善や輸血の回避
などの効果が得られるが(腎と透析,39,pp.45-50, 19
95)、EPO 投与患者の約30% に高血圧の副作用が認めら
れている。この理由は、投与間隔を延長して週に1回程
度の頻度で大量のEPO を投与するために、一時的に極度
に高められた血中EPO 濃度によって赤血球の増産がおこ
り、その結果として血液の粘度が高まったものと考えら
れる(腎と透析,39,pp.51-57, 1995) 。この副作用を
回避するために、EPO 投与による治療に際しては、ヘマ
トクリット値が30〜35% に達するまでEPO の投与量を徐
々に増加させた後、その最大投与量を維持してヘマトク
リット値を30〜35% の範囲に調節するのが一般的であ
る。しかしながら、治療によって達成されるヘマトクリ
ット値は成人の正常値(40〜55%)よりも低く、貧血症
状を完全に消失させるには不十分である。
【0007】また、EPO は注射による投与を必要とする
ために、投与の度の通院と注射の痛みなど患者の負担が
大きいことも問題である。通院回数や注射の痛み等に関
するQOL を向上するために投与間隔の延長も試みられて
いるが、上記のように高血圧の副作用を伴うことから投
与を慎重に行う必要があり、医療機関の側の負担が増大
するという問題もある。これらの問題を解決するため
に、通院を要せず、注射以外の方法で投与可能な赤血球
増多剤が求められている。
【0008】このような目的で、EPO などのサイトカイ
ンそのものの経口投与を目指したドラッグデリバリーシ
ステムの開発が報告されているが(日本薬学会第114
年会講演要旨集4,p.98,31[4]13-5, 1994)、その後の
進展は報告されていない。EPO のビタミンB12 とのコン
ジュゲートによる経口剤も検討されているが(Bioconju
gate Chemistry, 6, pp.459-465, 1995) 、いまだイン
・ビトロ実験のレベルである。
【0009】EPO 受容体に作用する低分子性のEPO アゴ
ニストのデザインを目指したファージディスプレイ等に
よるEPO アゴニストペプチドの検討が報告されているが
(Science, 273, pp.458-463, 1996) 、分子数にしてEP
O の1,000,000 倍以上を静脈内投与した場合にはじめて
同等の効果を示す程度のものにすぎず、また、ペプチド
化合物は経口投与により有効性を発揮できる可能性は低
い。さらにEPO 遺伝子のプロモータ領域に作用して、EP
O の発現を向上させる試みもなされているが(日経バイ
オテク、372, pp.17-18, 1997)、腎不全でEPO 産生細胞
が機能しなくなっている患者では、わずかに腎臓、肝臓
に残っているEPO 産生細胞の疲弊を促進し、EPO 産生能
の低下を早める結果になる可能性がある。
【0010】造血不全の一治療手段として、自己あるい
は同種骨髄移植、末梢血造血幹細胞移植、臍帯血造血幹
細胞移植が行われているが、これらの治療法には課題も
多い。他方、少量採取した骨髄、末梢血、臍帯血各細胞
に生体外で造血因子を作用させ、増幅した造血幹細胞を
移植する方法も試みられている。造血幹細胞や未熟前駆
細胞の増幅には、上記因子のうち、とりわけSCF 、IL-
3、G-CSF 、IL-6などが主要な役割を果たしているが、
これらは単独よりも組み合わせて使用することにより一
層増幅効果を高める、いわゆる「協調作用」を発揮する
ことが知られている。事実、このようにしてマウスでは
造血幹細胞レベルで10倍、前駆細胞レベルで1,000 倍に
増幅が可能である。しかしながら、ヒトの場合、マウス
で有効なSCF 、IL-3、G-CSP 、IL-6の組み合わせでは期
待された程の増幅効果が達成されていない (Bernstein
et al.,Blood, 77, pp.2316-2321, 1991; Brandt et a
l., Blood, 79, pp.634-641, 1992; Srour et al., Blo
od, 81, pp.661-669, 1993)。
【0011】一方、アデノシン取り込み阻害作用を有
し、心筋保護及び足浮腫などの炎症の予防又は治療に有
用なキナゾリン誘導体が知られている(国際公開 WO94/
19342,WO96/06841)。また、6位が水素、塩素原子、又
はニトロ基で置換されており、3位に1−(6,7−ジ
メトキシ−4−キナゾリル)−4−ピペリジニル基を有
する1,2,3,4−テトラヒドロ−2,4−ジオキソ
キナゾリン誘導体が強心作用を示すことが報告されてい
る(Chem. Pharm. Bull., 38, pp.1591-1595,1990)
。しかしながら、これらのキナゾリン誘導体が血球増
多作用を有することは上記の刊行物に示唆ないし教示さ
れていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は血球増
多作用を有し、貧血などの予防及び/又は治療に有用な
医薬を提供することにある。より具体的には、経口投与
により優れた血球増多作用を発揮することができ、高血
圧などの副作用が軽減された血球増多剤、好ましくは赤
血球増多剤を提供することが本発明の課題である。この
医薬は、造血不全の回復や、従来あまり効率的でなかっ
たヒト骨髄細胞の生体外における増幅などに有用である
ことが期待される。
【0013】
【課題を解決するための手段】造血細胞のEPO 感受性を
高める作用を有する化合物は赤血球増多剤として有用で
あることが期待される。また、経口投与により速やかに
上記作用を発揮できる化合物は、通院や注射の回避など
の患者のQOL を改善できることが大いに期待される。本
発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意努力した結果、
下記の一般式(I)で表されるピペリジン誘導体及びそ
の塩が赤血球増多作用を有し、かつ、経口投与により速
やかに吸収されることを見出した。このピペリジン誘導
体及びその塩は、貧血などの疾患の予防及び/又は治療
に有用であり、高血圧などの副作用が軽減された医薬と
して有用であることが強く示唆された。本発明はこれら
の知見を基にして完成されたものである。
【0014】すなわち本発明は、下記の式(I):
【化5】 {式中、R1 は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
ルキル基、又はハロゲン原子を表し;R2 、R3
4 、及びR5 はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原
子、アミノ基、モノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、
低級アルカノイルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、置換
若しくは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置換
若しくは非置換の低級アルコキシ基、置換若しくは非置
換の低級アルキルチオ基、カルボキシル基、置換若しく
は非置換の低級アルコキシカルボニル基、置換若しくは
非置換の低級アルカノイル基、置換若しくは非置換のア
ラルキルオキシ基、又は置換若しくは非置換の低級アル
カノイルオキシ基を表し;nは0、1、又は2を表し;
1 −X2 は下記の式(a)又は式(b):
【化6】 [式中、R6 は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
ルキル基、置換若しくは非置換の低級アルケニル基、置
換若しくは非置換のアリール基、又は置換若しくは非置
換のアラルキル基を表し;X3 はN又はC−R15(式
中、R15は水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキ
ル、置換若しくは非置換の低級アルケニル基、置換若し
くは非置換のアリール基、置換若しくは非置換のアラル
キル基、置換若しくは非置換の低級アルキルチオ基、又
はメルカプト基を表す)]で表される基を表し;Y1
2 −Y3 は下記の式(c)、式(d)、式(e)、式
(f)、又は式(g):
【化7】 [式中、R11は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
ルキル基、ヒドロキシ基、置換若しくは非置換の低級ア
ルコキシ基、置換若しくは非置換のアリール基、置換若
しくは非置換の低級アルキルスルホニルオキシ基、置換
若しくは非置換のアリールスルホニルオキシ基、ハロゲ
ン原子、又はNR1617(式中、R16及びR17はそれぞ
れ独立に水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキル
基、シクロアルキル基、置換若しくは非置換のアリール
基、又は置換若しくは非置換のアラルキル基を表すか、
16とR17が一緒になってNを含んで形成される置換若
しくは非置換の複素環基を表す)を表し;R12は水素原
子、置換若しくは非置換の低級アルキル基、シアノ基、
カルボニル基、又は置換若しくは非置換の低級アルコキ
シカルボニル基を表す]で表される基を示し;R7 、R
8 、R9 、及びR10はそれぞれ独立に水素原子、置換若
しくは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置換若
しくは非置換の低級アルコキシ基、又は置換若しくは非
置換のアラルキルオキシ基を表すか、R7 、R8
9 、及びR10から選ばれる隣接する2つが一緒になっ
てメチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、又は下記
の式(h):
【化8】 (式中、R13及びR14はそれぞれ独立に水素原子、置換
若しくは非置換の低級アルキル基、置換若しくは非置換
の低級アルケニル基、置換若しくは非置換のアリール
基、又は置換若しくは非置換のアラルキル基を表し;Z
はO又はSを表す)で表される基を示す}で表されるピ
ペリジン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有効
成分として含む血球増多剤、好ましくは赤血球増多剤と
して用いる上記血球増多剤を提供するものである。
【0015】本発明の別の態様によれば、上記一般式
(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される
塩を有効成分として含み、血球減少、例えば赤血球減少
の予防及び/又は治療に有用な医薬が提供される。この
発明の好ましい態様では、上記有効成分と製剤用添加物
とを含む医薬組成物の形態の医薬が提供され、好ましい
適用対象として貧血の予防及び/又は治療に用いる上記
の医薬が提供される。また、本発明により、上記医薬の
製造のための上記一般式(I)で表される化合物又はそ
の薬理学的に許容される塩の使用;及び血球減少、例え
ば赤血球減少の予防及び/又は治療方法であって、上記
一般式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容
される塩の有効量をヒトを含む哺乳類動物に投与する工
程を含む方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】上記一般式(I)において、R1
は水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキル基、又
はハロゲン原子を表す。本明細書において用いられる低
級アルキル基という用語は、直鎖又は分枝鎖のアルキル
基のうち、例えば、炭素数1〜8個、好ましくは炭素数
1から4個程度のアルキル基を意味している。より具体
的には、低級アルキル基として、例えば、メチル基、エ
チル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、
イソブチル基、sec-ブチル基、tert−ブチル基、n-ペン
チル基、イソペンチル基、n-ヘキシル基、n-ヘプチル
基、又はn-オクチル等を用いることができる。
【0017】本明細書においてアルキル基以外の官能基
について「低級」という場合、その官能基が炭素数1か
ら8個(アルケニル基などについては炭素数2から8
個)、好ましくは炭素数1から4個(アルケニル基など
については炭素数2から4個)の基であることを意味し
ている。また、本明細書においてハロゲン原子という場
合には、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素
原子のいずれであってもよい。ピペリジニル基上へのR
1 の置換位置、及び該ピペリジニル基上への(CH2)n
基の置換位置は特に限定されないが、例えば、R1 は水
素原子である場合には、(CH2)n 基が4−位に結合し
ていることが好ましい。R1 としては水素原子を好適に
用いることができる。
【0018】R2 、R3 、R4 、及びR5 は同一でも異
なっていてもよく、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子、アミノ基、モノ若しくはジ低級アルキルアミノ
基、低級アルカノイルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、
置換若しくは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、
置換若しくは非置換の低級アルコキシ基、置換若しくは
非置換の低級アルキルチオ基、カルボキシル基、置換若
しくは非置換の低級アルコキシカルボニル基、置換若し
くは非置換の低級アルカノイル基、置換若しくは非置換
のアラルキルオキシ基、又は置換若しくは非置換の低級
アルカノイルオキシ基を表す。本明細書において、低級
アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、低級ア
ルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルコキシカル
ボニル基、低級アルカノイル基、低級アラルキルオキシ
基、低級アルカノイルオキシ基、又は低級アルキルスル
ホニルオキシ基という場合、それぞれの基を構成する低
級アルキル部分として好ましくは上記に具体的に説明し
た低級アルキル基を用いることができる。
【0019】R2 、R3 、R4 、及びR5 の組み合わせ
としては、例えば、R3 がメチル基、エチル基などの低
級アルキル基であり、R2 、R4 、及びR5 がともに水
素原子である場合の他、国際公開 WO94/19342 の第1表
−1ないし第1表−6、及び同第4表;国際公開 WO96/
06841 の第3表(1)及び第3表(2);並びに、平成
9年特許願第18256 号明細書に開示された第1表
(1)、第1表(2)、第3表(1)、及び第3表
(2)に示された組み合わせが好適である。nは0、
1、又は2を表すが、nが0であることが好ましい。n
が0である場合には、R1 が置換するピペリジニル基は
アルキレン基を介することなくX2 に隣接する窒素原子
に結合している。
【0020】X1 −X2 は上記の式(a)又は式(b)
で表される基を示し、これらの式中、R6 は水素原子、
置換若しくは非置換の低級アルキル基、置換若しくは非
置換の低級アルケニル基、置換若しくは非置換のアリー
ル基、又は置換若しくは非置換のアラルキル基を表し;
3 はN又はC−R15を表し、式中、R15は水素原子、
置換若しくは非置換の低級アルキル基、置換若しくは非
置換の低級アルケニル基、置換若しくは非置換のアリー
ル基、置換若しくは非置換のアラルキル基、置換若しく
は非置換の低級アルキルチオ基、又はメルカプト基を表
す。
【0021】本明細書において用いられる低級アルケニ
ル基という用語は、1個又は2個以上、好ましくは1個
の二重結合を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニル基のう
ち、炭素数が2〜8個、好ましくは2〜6個程度のアル
ケニル基を意味している。より具体的には、例えば、ビ
ニル基、アリル基、メタクリル基、クロチル基、3−ブ
テニル基、2−ペンテニル基、4−ペンテニル基、2−
ヘキセニル基、5−ヘキセニル基等を低級アルケニル基
として用いることができる。また、本明細書において用
いられるアリール基という用語は、具体例として、例え
ば、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、又はアン
トリル基等を包含する。さらに、本明細書においてアラ
ルキル基、アラルキルオキシ基、又はアリールスルホニ
ルオキシ基という場合には、それぞれの基を構成するア
リール部分として上記に説明したアリール基を用いるこ
とができる。本明細書において用いられるアラルキル基
という用語は、例えば、炭素数7〜13のアラルキル
基、より具体的にはベンジル基、フェネチル基、又はベ
ンズヒドリル基等を包含する。
【0022】Y1 −Y2 −Y3 は上記の式(c)、式
(d)、式(e)、式(f)、又は式(g)のいずれか
で表される基を示す。上記の式中、R11は水素原子、置
換若しくは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置
換若しくは非置換の低級アルコキシ基、置換若しくは非
置換のアリール基、低級アルキルスルホニルオキシ基、
置換若しくは非置換のアリールスルホニルオキシ基、ハ
ロゲン原子、又はNR1617(式中、R16及びR17はそ
れぞれ独立に水素原子、置換若しくは非置換の低級アル
キル基、置換若しくは非置換のシクロアルキル基、置換
若しくは非置換のアリール基、又は置換若しくは非置換
のアラルキル基を表すか、R16とR17が一緒になってN
を含んで形成される置換若しくは非置換の複素環基を表
す)を表し、R12は水素原子、置換若しくは非置換の低
級アルキル基、シアノ基、カルボニル基、又は置換若し
くは非置換の低級アルコキシカルボニル基を表す。
【0023】上記の定義において、シクロアルキル基と
しては、例えば、環を構成する炭素原子数が3〜8のシ
クロアルキル基を用いることができ、より具体的には、
シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、又はシクロ
オクチル基等を用いることができる。また、R16とR17
が一緒になってNを含んで形成する複素環基としては、
例えば、ピロリジニル基、ピペリジノ基、ピペラジニル
基、モルホリノ基、チオモルモリノ基、又はホモピペラ
ジニル基等を挙げることができる。
【0024】R7 、R8 、R9 、及びR10は同一でも異
なっていてもよく、それぞれ独立に水素原子、置換若し
くは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置換若し
くは非置換の低級アルコキシ基、又は置換若しくは非置
換のアラルキルオキシ基を表す。又は、R7 、R8 、R
9 、及びR10から選ばれる隣接する2つが一緒になって
メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、又は上記の
式(h)で表される基を示す。上記の式中、R13及びR
14は同一でも異なっていてもよく、それぞれ独立に水素
原子、置換若しくは非置換の低級アルキル基、置換若し
くは非置換の低級アルケニル基、置換若しくは非置換の
アリール基、又は置換若しくは非置換のアラルキル基を
表し、ZはO又はSを表す。
【0025】隣接する2つの基が一緒になってメチレン
ジオキシ基、エチレンジオキシ基、又は上記の式(h)
で表される基を形成する場合、隣接する2つの基は特に
限定されないが、例えば、R8 及びR9 であることが好
ましい。また、隣接する2つの基が一緒になって上記の
いずれかの基を示す場合には、他の2つの基は水素原子
であることが好ましい。例えば、R7 及びR10が水素原
子であり、R8 及びR9 が一緒になって上記の式(h)
で表される基を形成することが好ましい。
【0026】なお、本明細書において用いられる「置換
若しくは非置換」という用語は、その置換基が他の種類
の官能基によって置換されていないか、あるいは1個又
は2個以上、好ましくは他の種類の1ないし3個の官能
基で置換されていることを意味している。このような官
能基を2個以上有する場合にはそれらは同一でも異なっ
ていてもよい。置換アルキル基又は置換アルキル部分を
有する置換基上の官能基としては、例えば、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキ
シ基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低
級アルカノイル基、シクロアルキル基、アミノ基、モノ
又はジ低級アルキルアミノ基、フタルイミド基等を挙げ
ることができる。
【0027】また、置換アリール基又は置換アリール部
分を有する置換基上の官能基としては、例えば、ハロゲ
ン原子、低級アルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ
基、モノ又はジ低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、カルボキシル基、低級アルコキシカ
ルボニル基、低級アルカノイル基、メチレンジオキシ
基、トリフルオロメチル基等を挙げることができる。置
換複素環基上の官能基としては、例えば、ハロゲン原
子、低級アルキル基、アミノ基、モノ又はジ低級アルキ
ルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、カルボ
キシル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノ
イル基、トリフルオロメチル基、フェニル基、アラルキ
ル基等を挙げることができる。
【0028】本発明の医薬の有効成分としては、上記式
(I)で表される遊離形態の化合物のほか、それらの薬
理学的に許容される塩を用いることができる。また、遊
離形態の化合物又はそれらの塩により形成される任意の
水和物又は溶媒和物を有効成分として用いてもよい。薬
理学的に許容される塩としては、例えば、酸付加塩、金
属塩、アンモニウム塩、有機アミン付加塩、又はアミノ
酸付加塩等を挙げることができる。溶媒和物を形成する
溶媒は生理学的に許容されるものであれば特に限定され
ないが、例えば、エタノールなどを用いることができ
る。さらに、本発明の医薬の有効成分としては、上記式
(I)で表される化合物が1個又は2個以上の不斉炭素
を有する場合には、光学異性体やジアステレオ異性体な
どの純粋な形態の立体異性体、これらの立体異性体の任
意の混合物、又はラセミ体などを用いることができ、低
級アルケニル基を有する場合には任意の幾何異性体又は
それらの混合物を用いることも可能である。
【0029】酸付加塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸
塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フ
マル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩
等の有機酸塩を挙げることができ、薬理学的に許容され
る金属塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩
等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等
のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、亜鉛塩等を挙
げることができる。また、薬理学的に許容されるアンモ
ニウム塩としては、例えば、アンモニウム、テトラメチ
ルアンモニウム等の塩を挙げることができ、薬理学的に
許容される有機アミン付加塩としては、例えば、モルホ
リン、ピペリジン等の付加塩を挙げることができる。薬
理学的に許容されるアミノ酸付加塩としては、例えば、
リジン、グリシン、又はフェニルアラニン等の付加塩を
挙げることができる。
【0030】なお、上記式(I)で表される化合物のう
ち、R1 、R2 、R3 、R4 、R5、n、X1 −X2
及びY1 −Y2 −Y3 が前記と同義であり、R7
8 、R9 、及びR10から選択される隣接する2つの基
が一緒になって上記の式(h)(式中、R13、R14、及
びZは前記と同義である)で表される基を示し、R7
8 、R9 、及びR10から選択される他の2つの基がそ
れぞれ独立に水素原子、置換若しくは非置換の低級アル
キル基、ヒドロキシ基、置換若しくは非置換の低級アル
コキシ基、又は置換若しくは非置換のアラルキルオキシ
基であるか、あるいはそれらの2つの基が隣接する場合
にはそれらが一緒になってメチレンジオキシ基又はエチ
レンジオキシ基であるピペリジン誘導体(IA)は新規
化合物である。
【0031】また、上記式(I)で表される化合物のう
ち、R1 、R2 、R3 、R4 、R5、n、及びX1 −X
2 が前記と同義であり、Y1 −Y2 −Y3 は上記の式
(e)若しくは式(g)(式中、R11及びR12は前記と
同義である)、又は上記の式(c)、式(d)、若しく
は式(f)(式中、R11はヒドロキシ基、置換若しくは
非置換の低級アルコキシ基、又は置換若しくは非置換の
アリール基を表す)で表される基であり、R7 、R8
9 、及びR10はそれぞれ独立に水素原子、置換若しく
は非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置換若しく
は非置換の低級アルコキシ基、又は置換若しくは非置換
のアラルキルオキシ基であるか、あるいはR7 、R8
9 、及びR10から選ばれる2つが一緒になってメチレ
ンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であるピペリジン
誘導体(IB)も新規化合物である。
【0032】本発明により提供されるこられの新規化合
物については、遊離形態の化合物及びその塩、並びにそ
れらの水和物及び溶媒和物はいずれも本発明の範囲に包
含されることを理解すべきである。また、光学異性体や
ジアステレオ異性体などの立体異性体及びそれらの任意
の混合物、幾何異性体及びそれらの任意の混合物なども
全て本発明の範囲に包含されることは言うまでもない。
これらの化合物の塩としては上記に具体的に言及した塩
が好ましい。溶媒和物を形成する溶媒は特に限定されな
いが、例えば、メタノール、エタノール、テトラヒドロ
フラン、アセトン、ジメチルホルムアミドなどの有機溶
媒を挙げることができる。
【0033】本発明の医薬の有効成分として用いられる
式(I)の化合物(本明細書において式(I)で表され
る化合物を化合物(I)という場合がある。他の式番号
の化合物についても同様である。)の好ましい例とし
て、国際公開 WO94/19342 の第1表ないし第5表に示さ
れた化合物1ないし化合物108;及び国際公開 WO96/
06841 の第1表ないし第3表に示された化合物1ないし
化合物46を挙げることができる。また、以下の第1表
ないし第9表に示された化合物も好ましい化合物であ
る。特に好ましい化合物として、化合物131(3−
[1−(2−クロロ−6,7−ジエトキシ−4−キナゾ
リニル)−4−ピペリジニル]−1−エチル−1,2,
3,4−テトラヒドロ−6−メチル−2,4−ジオキソ
キナゾリン:WO96/06841号公報の参考例18
化合物s);及び化合物132(3−[1−(2−クロ
ロ−6,7−ジエトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−6−メ
チル−2,4−ジオキソ−1−プロピルキナゾリン:W
O96/06841号公報の参考例19化合物t)を第
10表に示した。もっとも、本発明の医薬の有効成分と
して用いることができる化合物はこれらの化合物に限定
されることはない。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】
【0041】
【表8】
【0042】
【表9】
【0043】
【表10】
【0044】
【表11】
【0045】
【表12】
【0046】
【表13】
【0047】
【表14】
【0048】
【表15】
【0049】
【表16】
【0050】化合物(I)のうち、一部の化合物につい
てはすでに報告された方法により容易に製造することが
できる。例えば、国際公開 WO94/19342 、国際公開 WO9
6/06841 、及び平成9年特許願第18256 号明細書に記載
された方法により化合物(I)を製造することができ
る。また、上記化合物(IA)については以下に説明す
る製造方法に従って容易に製造することができる。な
お、本明細書の実施例には、化合物(IA)に包含され
る好ましい化合物として第1表ないし第5表に示した化
合物1ないし化合物65の製造方法が具体的かつ詳細に
説明されているので、当業者は、下記の一般的説明及び
実施例に記載された製造方法を参照しつつ、必要に応じ
て反応条件、試薬、出発原料などを適宜選択し、これら
の方法に適宜の修飾及び改変を加えることにより、式
(I)に包含される任意の化合物を容易に製造できるこ
とを容易に理解できよう。
【0051】製造法1:化合物(I)は、次の反応工程
に従い製造することができる。
【化9】 (式中、X1 −X2 、Y1 −Y2 −Y3 、R1 ないしR
5 、R7 ないしR10、及びnは前記と同義であり、Lは
塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニルオキシ、ベンゼ
ンスルホニルオキシ又はトルエンスルホニルオキシを表
す。)
【0052】(工程1)化合物(I)は化合物(II)
(例えば、国際公開WO94/19342又は特開平8
―151377に開示されている方法に従い合成するこ
とができる)と化合物(III-a )とを、必要によりトリ
エチルアミン、ピリジン等の第三級アミン、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属等の塩基の存
在下に、適当な溶媒、例えばメタノール、エタノール、
イソプロパノール等の低級アルコール、テトラヒドロフ
ラン(THF)、1,4−ジオキサン等の環状エーテ
ル、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセト
アミド(DMA)、N−メチルピロリジノン、ジメチル
スルホキシド(DMSO)等若しくはこれらの混合溶媒
中で、室温から用いた溶媒の沸点までの温度下に10分
〜48時間反応させることにより得ることができる。
【0053】製造法2:化合物(I)のうち、X1 −X
2 が式(b)
【化10】 (式中、X3 は前記と同意義を表す)で表わされる化合
物(I-a )は、次の反応工程に従って製造することもで
きる。
【化11】 (式中、X3 、Y1 −Y2 −Y3 、R1 ないしR5 、R
7 ないしR10、及びnは前記と同義である。)
【0054】(工程2−1)化合物(I-a )において、
XがC−R15a (式中R15a は、水素、置換若しくは非
置換の低級アルキル、置換若しくは非置換のフェニルを
表す)で表される化合物は、化合物(IV)をベンゼン、
トルエンなどの芳香族炭化水素中若しくは無溶媒で、対
応するオルトエステル類、たとえばトリエチルオルトホ
ルメート、トリメチルオルトホルメート、トリエチルオ
ルトアセテート、トリエチルオルトプロピオネート、ト
リエチルオルトベンゾエートなどを1当量から溶媒量を
用い、必要に応じて硫酸、塩酸等の鉱酸や、トリフルオ
ロ酢酸などの有機酸を触媒として用いて、室温から溶媒
の沸点程度までの温度下に1〜48時間反応させること
により得ることができる。
【0055】(工程2−2)化合物(I-a )において、
XがC−R15a (式中R15a は、前述と同義である。)
で表される化合物は、化合物(IV)のアミノ基を対応す
るアシル化剤でアシル化したのち、塩基条件で閉環反応
を行うことによっても製造できる。アシル化は、対応す
るアシル化剤(例えば、無水酢酸、無水プロピオン酸等
の酸無水物、アセチルクロライド等の酸ハライド等)を
用い、必要によりピリジン、トリエチルアミン、水酸化
アルキル金属、炭酸アルキル金属等の塩基及びクロロホ
ルム、ジクロロメタン、THF、1,4−ジオキサン等
の溶媒存在下、あるいは無溶媒で、0℃から用いた溶媒
の沸点の範囲の温度で行うことができる。塩基による閉
環反応は、水酸化アルキル金属(例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等)存在下、適当な溶媒、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコール、テトラヒドロフラン(THF)、1,4−ジ
オキサン等の環状エーテル、又はこれらの混合溶媒中
で、室温から用いた溶媒の沸点までの温度で行うことが
できる。これらの反応は、通常1〜48時間の範囲で行
われる。
【0056】(工程2−3)化合物(I-a )において、
XがC−R15b (式中R15b は、メルカプトを表す)で
表される化合物は、化合物(IV)をベンゼン、トルエン
などの芳香族炭化水素、メタノール、エタノール、イソ
プロパノール等の低級アルコール、テトラヒドロフラン
(THF)、1,4−ジオキサン等の環状エーテル、若
しくはこれらの混合溶媒中、又は無溶媒で、二硫化炭素
を1当量から溶媒量を用い、1当量から溶媒量のピリジ
ン、トリエチルアミンなどの有機塩基とともに室温から
溶媒の沸点程度までの温度下に1〜48時間反応させる
ことにより得ることができる。さらに、この化合物は、
通常のアルキル化剤(例えば、ヨウ化メチル、ヨウ化エ
チル等のアルキルハライド)を用い、ピリジン、トリエ
チルアミン、水酸化アルキル金属、炭酸アルキル金属等
の塩基及びクロロホルム、ジクロロメタン、THF、
1,4−ジオキサン等の溶媒の存在下で、0℃から用い
た溶媒の沸点までの温度下に反応を行うことにより、化
合物(I-a )においてXがC−R15c (式中R15c は、
低級アルキルチオを表す)で表される化合物へと導くこ
ともできる。 (工程2−4)化合物(I-a )において、X3 がNで表
される化合物は、化合物(IV)を通常のジアゾ化の方法
(濃塩酸溶液に氷冷下亜硝酸ナトリウム水溶液を滴下す
る)を行うことにより製造することができる。
【0057】製造法3:化合物(I)のうち、R8 とR
9 が式(h-a)
【化12】 (式中、Z及びR14は前記と同義である。)で表わされ
る化合物(I-b)は、次の反応工程に従い製造することも
できる。
【化13】 (式中、L、X1 −X2 、Y1 −Y2 −Y3 、Z、R1
ないしR5 、R14及びnは前記と同義である。)
【0058】(工程3−1)化合物(V-a )は、化合物
(II)と化合物(III-b )(例えば、国際公開WO94
/06648に開示されている方法に従い合成すること
ができる)から工程1の方法に準じて得ることができ
る。 (工程3−2)化合物(V-b )は、化合物(V-a )のニ
トロ基を還元することによって(例えば接触還元又は金
属を用いる還元)得ることができる。接触還元は、通
常、室温、常圧で、ラネーニッケル、パラジウム炭素、
酸化白金等の触媒の存在下で、適当な溶媒、例えばメタ
ノール、エタノール、酢酸エチル、ジオキサン、TH
F、酢酸、又は水中で行うことができる。金属を用いる
還元は、例えば亜鉛−酢酸、鉄−酢酸、鉄−塩化第二鉄
−エタノール−水、鉄−塩酸、スズ−塩酸等の条件下、
室温から用いた溶媒の沸点までの温度で行うことができ
る。
【0059】(工程3−3)化合物(I-b )のうち、Z
がOで表わされる化合物は、化合物(V-b )と1当量以
上のN,N’−カルボニルジイミダゾール、ホスゲン等
とを、必要によりトリエチルアミン、ピリジン等の第三
級アミン等の塩基存在下、適当な溶媒、例えば水、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコ
ール、THF、1,4−ジオキサン等の環状エーテル、
ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水
素、酢酸エチル、エーテル、アセトニトリル、DMF、
DMSO等、又はこれらの混合溶媒中で、0℃から用い
た溶媒の沸点までの温度下に10分〜48時間反応させ
ることにより得ることができる。
【0060】(工程3−4)化合物(I-b )のうち、Z
がSで表わされる化合物は、化合物(V-b )と1当量以
上のN,N’−チオカルボニルジイミダゾール、二硫化
炭素、チオホスゲン等とを、必要によりトリエチルアミ
ン、ピリジン等の第三級アミン等の塩基存在下、適当な
溶媒、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等の低級アルコール、THF、1,4−ジオキサ
ン等の環状エーテル、ジクロロメタン、クロロホルム等
のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル、エーテル、アセト
ニトリル、DMF、DMSO等、又はこれらの混合溶媒
中で、0℃から用いた溶媒の沸点までの温度下に10分
〜48時間反応させることにより得ることができる。
【0061】製造法4:化合物(I)のうち、R8 とR
9 が式(h)
【化14】 (式中、Z、R13及びR14は前記と同義である。)で表
わされる化合物(I-c )は、次の反応工程に従い製造す
ることもできる。
【化15】 (式中、L、X1 −X2 、Y1 −Y2 −Y3 、Z、R1
−R5 、R13、R14、及びnは前記と同義である。)
【0062】(工程4)化合物(I-c )は、化合物(I-
b )と1〜2当量の式R13L(式中、R13及びLは前記
と同義である。)で表される化合物とを、1〜2当量の
塩基、例えば水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セ
シウム等の存在下、適当な溶媒、例えばTHF、DM
F、アセトン、メチルエチルケトン等中で、0℃から用
いた溶媒の沸点までの温度下に10分〜24時間反応さ
せることにより得ることができる。
【0063】製造法5:化合物(I)のうち、Y1 −Y
2 −Y3 が式(c-a)
【化16】 (式中、R16及びR17は前記と同義である。)で表わさ
れる化合物(I-d )は、次の反応工程に従い製造するこ
ともできる。
【化17】 (式中、X1 −X2 、R1 ないしR5 、R7 ないし
10、R16、R17、及びnは前記と同義であり、Wは塩
素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニルオキシ、ベンゼン
スルホニルオキシ又はトルエンスルホニルオキシを表
す)
【0064】(工程5)化合物(I-d )は、化合物(I-
e )と1当量から溶媒量の化合物(VI)とを、必要によ
りトリエチルアミン、ピリジン等の第3級アミン、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸アルカリ金属等の塩
基存在下、適当な溶媒、例えばメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等の低級アルコール、THF、
1,4−ジオキサン等の環状エーテル、DMF、DM
A、N−メチルピロリジノン、DMSO等若しくはこれ
らの混合溶媒中で、必要により封管中にて室温から用い
た溶媒の沸点までの温度下に10分〜72時間反応させ
ることにより得ることができる。さらに必要により、反
応中にヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等を適宜添加
してもよい。なお、化合物(VI)として1級アミンを用
い、溶媒としてDMFを用いた場合には、化合物(I-d
)においてR12及びR13が共にメチルである化合物も
得ることができる。
【0065】製造法6:化合物(I)のうち、Y1 −Y
2 −Y3 が式(d-a)
【化18】 (式中、R16及びR17は前記と同義である)で表わされ
る化合物(I-f )は、工程5の方法に準じて製造するこ
ともできる。
【化19】 (式中、X1 −X2 、W、R1 ないしR5 、R7 ないし
10、R16、R17、及びnは前記と同義である。)
【0066】製造法7:化合物(I)のうち、Y1 −Y
2 −Y3 が式(e-a)
【化20】 (式中、R12、R16、及びR17は前記と同義である。)
で表わされる化合物(I-h )は、工程5の方法に準じて
製造することもできる。
【化21】 (式中、X1 −X2 、W、R1 ないしR5 、R7 ないし
10、R12、R16、R17、及びnは前記と同義であ
る。)
【0067】製造法8:化合物(I)のうち、Y1 −Y
2 −Y3 が式(f-a)
【化22】 (式中、R16及びR17は前記と同義である)で表わされ
る化合物(I-j )は、工程5の方法に準じて製造するこ
ともできる。
【化23】 (式中、X1 −X2 、W、R1 ないしR5 、R7 ないし
10、R16、R17、及びnは前記と同義である。)
【0068】製造法9:化合物(I)のうち、Y1 −Y
2 −Y3 が式(f-b)
【化24】 で表わされる化合物(I-l)は、次の反応工程に従い製造
することもできる。
【化25】 (式中、X1 −X2 、W、R1 ないしR5 、R7 ないし
10、R16、R17、及びnは前記と同義である。)
【0069】(工程9)化合物(I-l)は、化合物(I-m)
を脱水素化することにより得ることもできる。脱水素化
は、通常、過マンガン酸カリウム、パラジウム炭素等を
用い、適当な溶媒、例えば水、アセトン、ニトロベンゼ
ン若しくはこれらの混合溶媒中、室温から用いた溶媒の
沸点で行うことができる。
【0070】化合物(I)において、R2 ないしR5
少なくとも1つのアミノ基、モノ若しくはジ低級アルキ
ルアミノ基、又は低級アルカノイルアミノ基を有する化
合物は、対応するR2 ないしR5 にニトロ基を有する化
合物(I)を還元し、さらに必要によりアルキル化ある
いはアシル化することによっても製造することができ
る。還元は、例えば接触還元又は金属を用いる通常の方
法で行うことができる。接触還元は、通常、室温及び常
圧下で、ラネーニッケル、パラジウム炭素、酸化白金等
の触媒の存在下に、適当な溶媒、例えばメタノール、エ
タノール、酢酸エチル、ジオキサン、THF、酢酸等中
で、10分〜48時間かけて行うことができる。
【0071】金属を用いる還元は、例えば亜鉛−酢酸、
鉄−酢酸、鉄−塩化第二鉄−エタノール−水、鉄−塩
酸、スズ−塩酸等の条件下で、室温から用いた溶媒の沸
点までの温度下に10分〜48時間かけて行なうことが
できる。還元生成物のアルキル化及びアシル化は、通常
のアルキル化剤(例えば、ヨウ化メチル等のアルキルハ
ライド等)又はアシル化剤(例えば、無水酢酸等の酸無
水物、アセチルクロライド等の酸ハライド等)を用い、
必要によりピリジン、トリエチルアミン、水酸化アルキ
ル金属、炭酸アルキル金属等の塩基及び/又はクロロホ
ルム、ジクロロメタン、THF、1,4−ジオキサン等
の溶媒の存在下で、0℃から用いた溶媒の沸点までの温
度下に10分〜48時間かけて行なうことができる。
【0072】化合物(I)において、R2 ないしR5
少なくとも1つのヒドロキシ置換アルキル基を有する化
合物は、対応するR2 ないしR5 にアルカノイル置換ア
ルキル基を有する化合物(I)を還元又はアルキル化す
ることによっても製造することができる。還元は、例え
ば水素化リチウムアルミニウム、水素化ほう素ナトリウ
ム等の還元剤を用い、適当な溶媒、例えばメタノール、
エタノール、酢酸エチル、ジオキサン、THF等中で、
通常、−78℃から室温までの温度下に10分〜48時
間かけて行うことができる。アルキル化は、通常の有機
金属試薬、例えばメチルマグネシウムブロミド、エチル
マグネシウムクロリド等のグリニャー試薬、メチルリチ
ウム、ブチルリチウム等の有機リチウム試薬等を用い、
適当な溶媒、例えばジオキサン、エーテル、THF等中
で、通常、−78℃から室温までの温度下に10分〜4
8時間かけて行われる。
【0073】化合物(I)において、R2 ないしR5
少なくとも1つのカルボキシ基を有する化合物は、対応
するR2 ないしR5 にアセチル基を有する化合物(I)
をハロホルム反応に付すことによっても製造することが
できる。ハロホルム反応は、ジャーナル オブ アメリ
カン ケミカル ソサイアティー(J. Am. Chem. Soc.
)、72巻、1642頁(1950年)等に記載の方
法に準じて、塩素あるいは臭素及び水酸化ナトリウム水
溶液より調製した次亜ハロゲン酸ナトリウム溶液を用い
て行うことができる。
【0074】化合物(I)において、R2 ないしR5
少なくとも1つのヒドロキシ基を有する化合物は、対応
するR2 ないしR5 に低級アルコキシ基を有する化合物
(I)を脱アルキル化することによっても製造すること
ができる。脱アルキル化は、例えば臭化水素酸、ヨウ化
水素酸等の酸存在下、無溶媒あるいは水、酢酸、メタノ
ール、エタノール等の低級アルコール等の溶媒中で行う
か、1当量以上のエタンチオール、チオフェノール等の
チオール類のアルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム
塩等)存在下にDMF、DMSO等の溶媒中行うか、あ
るいは三塩化ほう素、三臭化ほう素、三塩化アルミニウ
ム等のルイス酸存在下にジクロロメタン等の溶媒中で行
うことができる。反応は、一般的には、室温から用いた
溶媒の沸点までの温度下に30分〜48時間で終了す
る。
【0075】化合物(I)において、R2 ないしR5
少なくとも1つの低級アルコキシ基を有する化合物は、
対応するR2 〜R5 にヒドロキシ基を有する化合物
(I)から1〜2当量の低級アルキルハライドとを、1
〜2当量の塩基、例えば水素化ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸セシウム等の存在下、不活性溶媒、例えばTH
F、DMF、アセトン、メチルエチルケトン等中で、0
℃から用いた溶媒の沸点までの温度下に10分〜24時
間反応させることにより製造することもできる。
【0076】化合物(I)において、R2 ないしR5
るいはR12に少なくとも1つのカルボキシ基を有する化
合物は、対応するR2 ないしR5 あるいはR12に低級ア
ルコキシカルボニル基を有する化合物(I)を加水分解
することによっても製造することができる。加水分解
は、例えば硫酸、塩酸、臭化水素酸等の酸あるいは水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基の存在下に、適
当な溶媒、例えば水、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコール、THF、1,4−ジオ
キサン等の環状エーテル等、又はこれらの混合溶媒中で
行うことができる。反応は、一般的には、室温から用い
た溶媒の沸点までの温度下に10分〜48時間で終了す
る。
【0077】化合物(I)において、R6 に低級アルキ
ル基を有する化合物は、対応するR6 に水素を有する化
合物(I)と1〜2当量の低級アルキルハライドとを、
1〜2当量の塩基、例えば水素化ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸セシウム等の存在下に、不活性溶媒、例えば
THF、DMF、アセトン、メチルエチルケトン等中
で、0℃から用いた溶媒の沸点までの温度下に10分〜
24時間反応させることにより製造することもできる。
化合物(I)において、R11に水素を有する化合物は、
対応するR11にハロゲンを有する化合物(I)を前述の
接触還元反応に付すことによっても製造することができ
る。
【0078】上記製造法における中間体及び目的化合物
は、有機合成化学で常用される分離精製法、例えば、中
和、濾過、抽出、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマトグ
ラフィーなどの手段を用いて単離・精製することができ
る。また、製造中間体においては、特に精製することな
く次の反応に供することも可能である。なお、化合物
(I)の塩を取得したい場合には、化合物(I)が塩の
形態で得られる場合にはそのまま精製すればよく、遊離
形態で得られる場合には、適当な有機溶媒に溶解若しく
は懸濁させ、酸を加える方法により塩を形成させればよ
い。また、塩の形態で選られた化合物(I)を遊離形態
の化合物に変換した後、適宜の塩の形態に変換すること
も可能である。
【0079】一般式(I)で表される化合物は血球増多
作用、好ましくは赤血球増多作用を有しており、医薬の
有効成分として有用である。本発明により提供される医
薬は、例えば、各種疾患における貧血症状の予防及び/
又は治療、輸血を必要とする手術の前後や大量の出血を
伴う外傷の治療、各種造血器疾患や癌患者の放射線照射
又は化学療法などによる造血不全に対する予防及び/又
は治療に用いることができるほか、造血回復治療に必要
な骨髄移植に際して採取した少量の骨髄細胞に対して生
体外で造血幹細胞を増幅させるための医薬として用いる
こともできる。従って、本発明の医薬の適用対象は生体
内に限定されず、生体外での適用も本発明の範囲に包含
されることを理解すべきである。
【0080】例えば、本発明の医薬は、これまで既存の
造血因子を利用した医薬では治療が困難であった造血不
全を回復させるための治療剤として、単独で、あるいは
EPO、 G-CSF、GM-CSF、M-CSF など他の造血因子を有効
成分として含む医薬とともに用いることができる。対象
となる造血不全としては、例えば、再生不良性貧血、発
作性夜間血色素尿症、優性骨髄性白血病、真性多血症、
本態性血小板血症、骨髄線維症、骨髄異型性症候群、急
性白血病などの量的、質的造血幹細胞異常に起因する造
血器疾患や巨赤芽球性貧血、AIDS、多発性骨髄腫、癌骨
髄転移、薬剤による骨髄抑制などの血液疾患を挙げるこ
とができる。また、悪性リンパ腫やその他固型癌患者の
放射線照射又は化学療法による造血不全の予防及び/又
は治療にも有用である。
【0081】また、例えば、自己あるいは同種骨髄移
植、末梢血造血幹細胞移植、臍帯血造血幹細胞移植に際
して採取した骨髄、末梢血、臍帯血各細胞に対して、生
体外で本発明の医薬を単独で、あるいは G-CSF、GM-CS
F、 SCF、flk-2/flt3リガンド、IL-1、IL-3、IL-6など
の造血因子と組み合わせて作用させ、造血幹細胞を増幅
させることができる。本発明の医薬を用いてヒト造血幹
細胞を増幅する場合には、手術室で大量の骨髄採取を行
う必要はなく、一般的には外来において簡単な手技で移
植用細胞を少量採取すればよい。従って、本発明の医薬
を用いると、細胞提供者の肉体的負担、採取者の労力、
及び医療財政上の負担を軽減することが出来る。もっと
も、本発明の医薬の適用対象は上記に具体的に説明した
ものに限定されることはなく、赤血球や白血球などの血
球、好ましくは赤血球の増多を必要とする疾患や症状は
いずれも本発明の医薬の適用対象であることはいうまで
もない。なお、本発明の医薬はヒトを含む哺乳類動物に
適用可能である。
【0082】本発明の医薬を適用するに当たり、骨髄細
胞の増殖は、ヒト白血病細胞株TF-1(Kuwaki, T. et al.
Biochemical & Biophysical Research Communication
s, 161, pp.16-22, 1989) やUT-7 (Komatsu, N. et al.
Cancer Res., 51, pp.341-348, 1991) 、UT-7の亜株で
あるUT-7/GM (Komatsu, N. et al. Blood, 89, pp.4021
-4033, 1997)等の骨髄由来細胞株の増殖促進活性として
検出することができる。例えば、UT-7又はUT-7/GM を 1
〜30% 牛胎児血清(FCS, GIBCO)、0.5-5 ng/ml human
GM-CSF (Genzyme)を含む IMDM 培地中で、CO2 インキュ
ベータ(5% CO2, 37℃)を用いて継代培養でき、細胞濃
度が 1×104 個/ml から 5×105 個/mlの範囲で維持で
きるように 2〜4 日に1回継代すればよい。また、TF-1
は、 1〜30% 牛胎児血清(FCS, GIBCO)、0.5 〜5 ng/m
l human GM-CSF(Genzyme) を含むRPMI 1640培地中で、C
O2 インキュベータ(5% CO2, 37℃)を用いて継代培養
でき、細胞濃度が 1×104 個/ml から 5×105 個/ml の
範囲で維持できるように 2〜4 日に1回継代すればよ
い。
【0083】上記継代細胞をPBS で 1〜5 回洗浄後、細
胞濃度が 3×104 〜 5×105 個/mlとなるように 1〜30%
FCS 、 0〜200 mU/ml EPO(中外製薬) を含む IMDM 培
地或いは RPMI 1640培地に懸濁し、別途DMSO、DMF 等の
有機溶媒中に溶解した化合物を添加し、 2〜10日間 CO2
インキュベータ(5% CO2、37℃)を用いて培養する。こ
の間必要に応じて同濃度のEPO と化合物を含む IMDM に
培地交換する。培養終了後、MTT(同仁化学研究所製、34
5-01821)、MTS (プロメガ社製、G109C 、G110A)、XTT
(ベーリンガーマンハイム社製、1465015)等の試薬を用
い、試薬に添付の手順書に従って、細胞増殖を測定でき
る。培養終了時に細胞が少ない場合には、培養液から細
胞を回収し、PBS で 1〜5 回洗浄後、 1〜30% FCS, 0.1
〜2 mU/mlEPO を含む IMDM 培地に懸濁し、組織培養用9
6穴プレート(NUNC 社製) に移し、さらに 1〜3 日間 CO
2インキュベータ(5% CO2、37℃)を用いて培養し、上
記と同様の手法によって細胞増殖を測定できる。
【0084】赤芽球への分化活性を検出する方法として
は、軟寒天中で骨髄細胞がEPO と被検化合物に応答、分
化増殖して形成する赤芽球コロニーを観察する方法を採
用することができる。例えば、骨髄細胞を 0.1〜2.0%寒
天培地に 1〜100 ×104 個/mlとなるよう播種し 0.001
〜10単位/ml のEPO 及び被検化合物を添加して 2〜20日
間培養した後、赤芽球の集塊からなる赤芽球コロニーの
数を倒立顕微鏡下で計測する。骨髄細胞は、ヒトなどの
哺乳動物では胸骨や腸骨から骨髄穿刺により採取するこ
とができ、マウスやラットなどの小動物では大腿骨や脛
骨を摘出して骨髄を回収することにより入手できる。得
られた骨髄液を培地、例えば、10% 牛胎児血清(fetal c
alf serum; PCS) を含むイスコフ改変ダルベッコ培地
(lscove'smodified Dulbecco's medium; IMDM)に懸濁
し、骨髄細胞の培養物を調製することができる。
【0085】本発明の医薬としては、一般式(I)で表
される化合物及び生理学的に許容されるその塩からなる
群から選ばれる物質を用いることができ、又はそれらの
水和物又は溶媒和物を用いてもよい。これらの物質の2
以上を適宜組み合わせて用いてもよい。これらの群から
選ばれる物質自体を本発明の医薬として投与してもよい
が、通常は、有効成分である上記物質と製剤学的に許容
される製剤用添加物とを含む医薬組成物の形態で投与す
ることが望ましい。このような医薬組成物には、他の医
薬の有効成分、例えば、抗生物質、抗菌剤、抗炎症剤な
どの1種又は2種以上を適宜配合することが可能であ
る。他の医薬の有効成分として特に好適には、EPO 、 G
-CSF、GM-CSF、M-CSF などの造血因子を挙げることがで
きる。本発明の医薬を生体外で適用する場合には、一般
的には粉末や顆粒などの固形剤又は溶液剤など試薬とし
て好適な使用形態に調製することが望ましい。
【0086】生体内に適用するための医薬組成物は、有
効成分である上記物質を製剤学的に許容される製剤用添
加物の1種又は2種以上と混合し、製剤学の分野におい
て汎用の製剤方法に従って容易に製造することができ
る。本発明の医薬の投与経路は特に限定されないが、治
療及び/又は予防に際して最も効果的な経路を適宜選択
することが望ましい。経口投与に適する医薬組成物とし
ては、例えば、カプセル剤、散剤、錠剤、顆粒剤、細粒
剤、シロップ剤、溶液剤、懸濁剤などを挙げることがで
き、非経口投与に適する医薬組成物としては、例えば、
吸入剤、噴霧剤、直腸内投与剤、注射剤、点滴剤、軟
膏、クリーム剤、経皮吸収剤、経粘膜吸収剤、点眼剤、
点鼻剤、点耳剤、テープ剤、貼付剤などを挙げることが
できるが、本発明の医薬の形態はこれらに限定されるこ
とはない。もっとも、本発明の医薬は経口投与により有
効性を発揮できることを特徴としており、経口投与は本
発明の医薬の好ましい投与経路である。
【0087】経口投与に適当な医薬組成物のうち、例え
ば乳剤及びシロップ剤などの液体製剤は、水;蔗糖、ソ
ルビット、果糖等の糖類;ポリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のグリコール類;ごま油、オリー
ブ油、大豆油等の油類;p−ヒドロキシ安息香酸エステ
ル類等の防腐剤;ストロベリーフレーバー、ペパーミン
ト等のフレーバー類などの製剤用添加物を用いて製造す
ることができる。カプセル剤、錠剤、散剤、及び顆粒剤
などの固形製剤は、乳糖、ブドウ糖、蔗糖、マンニット
等の賦形剤;澱粉、アルギン酸ソーダ等の崩壊剤;ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤;ポリビニー
ルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチ
ン等の結合剤;脂肪酸エステル等の界面活性剤;グリセ
リン等の可塑剤等を用いて製造することができる。
【0088】非経口投与に適する医薬組成物のうち、注
射剤、点滴剤、点眼剤などの形態の液体製剤は、好まし
くは滅菌された等張の液体製剤として調製することがで
きる。例えば、注射剤は、塩溶液、ブドウ糖溶液、又は
塩水とブドウ糖溶液との混合物からなる水性媒体を用い
て調製することができる。直腸内投与剤は、例えばカカ
オ脂、水素化脂肪又は水素化カルボン酸等の担体を用い
て、通常は座剤の形態として調製することができる。ま
た、噴霧剤の調製には、有効成分である上記の物質を微
細な粒子として分散させて吸収を容易にする非刺激性の
担体を用いることができる。このような担体として、例
えば、乳糖、グリセリン等を挙げることができ、製剤の
形態としてはエアロゾルやドライパウダー等の形態を選
択することが可能である。なお、非経口投与用の医薬組
成物の製造においても、経口剤で例示した希釈剤、香
料、防腐剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、界面活
性剤、可塑剤等から選択される1種又は2種以上の製剤
用添加物を適宜用いることができる。もっとも、本発明
の医薬の製造に用いられる製剤用添加物は上記のものに
限定されることはなく、当業者に利用可能なものであれ
ばいかなるものを用いてもよい。
【0089】本発明の医薬の投与量及び投与回数は特に
限定されないが、一般的には、経口投与の場合には成人
(60kg)一日当り1〜900mg 、好ましくは1〜200mg が
適当である。上記の投与量を1日1回ないし数回にわけ
て投与することができる。もっとも、上記の投与量及び
投与回数は、投与経路、患者の年齢及び体重、治療及び
/又は予防すべき貧血の程度や基礎疾患の種類などの因
子を根慮して適宜増減することが望ましい。
【0090】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定される
ことはない。なお、実施例及び参考例におけるEtOH、Et
2O、EtOAc 、CDCl3 、DMF 、及び DMSO は、それぞれエ
タノール、ジエチルエーテル、酢酸エチル、クロロホル
ム、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
スルホキシドを表わす。
【0091】実施例1:3−エチル−2,3−ジヒドロ
−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6
−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)
−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,5−g]
キナゾリン−2−オン(化合物1) 第一段階:参考例1で得られる3−[1−(7−エチル
アミノ−6−ニトロキナゾリン−4−イル)−4−ピペ
リジニル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−
ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン(化合物a)32
0mg(0.65mmol) をDMF20mlに溶解し、10% Pd/C30
mgを加えて、 水素雰囲気下、室温で4時間激しく攪拌し
たのち、50℃で2時間激しく攪拌した。放冷後、濾過
助剤を用いて反応液を濾別し、濾液を濃縮して3−[1
−(6−アミノ−7−エチルアミノキナゾリン−4−イ
ル)−4−ピペリジニル]−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン
(化合物b)を298mg の白色油状物として得た。
【0092】第二段階:第一段階で得られた化合物b,
298mg(0.65mmol) をアセトニトリル40mlに溶解し、N,
N−カルボニルジイミダゾール317mg(1.95mmol) を加え
て、60℃で2時間加熱攪拌した。反応液を放冷後、溶
媒を減圧留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=50
/1)で精製後、酢酸エチルにより再結晶し、標記化合
物を216mg (収率69%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.72(s, 1H), 8.01(d, 1H, J=
1.3Hz), 7.53(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz),
7.43(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.35-5.26(m, 1
H), 4.32-4.29(br.-d, 2H), 4.03(q, 2H, J=7.0Hz), 3.
59(s, 3H), 3.23-3.07(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.88-1.8
4(br.-d, 2H), 1.42(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1719, 1702, 1656, 1543, 148
3, 1350, 1263. mp(EtOAc) 226-229 ℃
【0093】実施例2:2,3−ジヒドロ−8−[4−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−
2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]−1,3−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2−オン(化合物2) 第一段階:参考例2で得られる2,3,7,8−テトラ
ヒドロ−1,3−ジメチル−1H,7H−イミダゾ
[4,5−g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合物
d)230mg(1.00mmol) をオキシ塩化リン5ml に溶解し、
触媒量のトリエチルアミンを加え1 時間加熱還流した。
反応液を放冷後、溶媒を減圧留去し、残渣に飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。
有機層を洗浄、乾燥し、溶媒を留去して、8−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−1H−イミダゾ
[4,5−g]キナゾリン−2−オンの粗生成物を得
た。
【0094】第二段階:第一段階で得られた粗生成物を
メタノール20mlに溶解し、これにトリエチルアミン0.4m
l(3.00mmol) 及び国際公開WO94/19342に記載
の方法で合成できる1,2,3,4−テトラヒドロ−
1,6−ジメチル−2,4−ジオキソ−3−(4−ピペ
リジニル)キナゾリン・臭化水素酸塩(化合物c)354m
g(1.00mmol) を加え、1時間加熱還流した。溶媒を減圧
留去し、残渣に水を加えてクロロホルムで抽出した後、
有機層を洗浄、乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホル
ム/メタノール=50/1)で精製後、エーテルと酢酸
エチルの混合溶媒より再結晶し、標記化合物を221.7mg
(2段階収率46%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.72(s, 1H), 8.02(d, 1H, J=
2.0Hz), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz), 7.34(s, 1H),
7.26(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.34-5.25(m, 1
H), 4.35-4.30(br.-d, 2H), 3.59(s, 3H), 3.51(s, 3
H), 3.50(s, 3H), 3.25-3.03(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.
89-1.84(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1733, 1652, 1488, 1437, 136
0, 1263. mp(Et2O-EtOAc) 260-261℃
【0095】実施例3:3−エチル−2,3−ジヒドロ
−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6
−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)
−1−ピペリジニル]−1−メチル−1H−イミダゾ
[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物3) 実施例1で得られた化合物1,300mg(0.62mmol) をDM
F10mlに懸濁し、60%水素化ナトリウム30mg(0.68mmol)
を加えて、室温で10分間撹拌した。反応液が均一にな
ったところに、ヨウ化メチル0.01ml(0.68mmol)を滴下
し、室温でさらに3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩
化アンモニウム水溶液を加えて反応を止め、氷水で希釈
して析出している結晶を濾別し、水で洗浄して白色の固
体として粗生成物を得た。粗結晶を乾燥後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム/
メタノール=50/1)にて精製し、さらにエーテルと
酢酸エチルの混合溶媒にて再結晶することにより標記化
合物を190.8mg (収率62% )の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.73(s, 1H), 8.03(d, 1H, J=
1.3Hz), 7.51(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz), 7.42(s, 1H),
7.35(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.35-5.26(m, 1
H), 4.36-4.32(br.-d, 2H), 4.03(q, 2H, J=7.3Hz), 3.
59(s, 3H), 3.52(s,3H), 3.26-3.05(m, 4H), 2.43(s, 3
H), 1.89-1.85(br.-d, 2H), 1.40(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1719, 1698, 1656, 1559, 147
6, 1355, 1205. mp(Et2O-EtOAc) 244-245℃
【0096】実施例4:1,3−ジエチル−2,3−ジ
ヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−
1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−
イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2−オン(化合物4) ヨウ化メチルに代えてヨウ化エチルを用いる以外は、実
施例3の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(収率61% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.72(s, 1H), 8.03(d, 1H, J=
1.3Hz), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz), 7.43(s, 1H),
7.38(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.34-5.26(m, 1
H), 4.36-4.32(br.-d, 2H), 4.05(q, 2H, J=7.3Hz), 4.
02(q, 2H, J=7.3Hz), 3.59(s, 3H), 3.27-3.08(m, 4H),
2.43(s, 3H), 1.88-1.84(br.-d, 2H), 1.42(t, 3H, J=
7.3Hz), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1653, 1513, 1483, 145
9, 1325, 1312. mp(Et2O-EtOAc) 248-252℃
【0097】実施例5:3−エチル−2,3−ジヒドロ
−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6
−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)
−1−ピペリジニル]−1−プロピル−1H−イミダゾ
[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物5) ヨウ化メチルに代えてヨウ化プロピルを用いる以外は、
実施例3の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(収率52% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.71(s, 1H), 8.02(d, 1H, J=
1.3Hz), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz), 7.44(s, 1H),
7.37(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.35-5.26(m, 1
H), 4.37-4.33(br.-d, 2H), 4.03(q, 2H, J=7.3Hz), 3.
95(t, 2H, J=7.3Hz), 3.59(s, 3H), 3.27-3.04(m, 4H),
2.43(s, 3H), 1.91-1.80(m, 4H), 1.41(t,3H, J=7.3H
z), 1.01(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1721, 1658, 1552, 1514, 148
6, 1440, 1361, 1337. mp(Et2O-EtOAc) 242-244℃
【0098】実施例6:2,3−ジヒドロ−8−[4−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−
2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]−1,3−ジプロピル−1H−イミダゾ[4,
5−g]キナゾリン−2−オン(化合物6) 化合物dに代えて参考例3で得られる2,3,7,8−
テトラヒドロ−1,3−ジプロピル−1H,7H−イミ
ダゾ[4,5−g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合
物e)を用いる以外は、実施例2の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(2段階収率52% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.69(s, 1H), 8.02(d, 1H, J=
2.0Hz), 7.52-7.48(m, 2H), 7.36(s, 1H), 7.10(d, 1H,
J=8.3Hz), 5.33-5.28(m, 1H), 4.45-4.41(br.-d, 2H),
3.96(q, 2H, J=7.3Hz), 3.94(q, 2H, J=7.3Hz), 3.59
(s, 3H), 3.31-3.22(br.-t, 2H), 3.16-3.02(m, 2H),
2.43(s, 3H), 1.90-1.82(m, 6H), 1.01(t, 3H, J=7.3H
z), 1.00(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1699, 1655, 1487, 135
9. mp(Et2O-EtOAc) 233-235℃
【0099】実施例7:1,3−ジブチル−2,3−ジ
ヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−
1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−
イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2−オン(化合物7) 化合物dに代えて参考例4で得られる1,3−ジブチル
−2,3,7,8−テトラヒドロ−1H,7H−イミダ
ゾ[4,5−g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合物
f)を用いる以外は、実施例2の方法に準じて、標記化
合物を白色結晶として得た(2段階収率60% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.71(s, 1H), 8.02(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.50(dd, 1H, J=8.0, 1.7Hz), 7.41(s, 1H),
7.37(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.33-5.27(m, 1
H), 4.37-4.32(br.-d, 2H), 3.97(q, 2H, J=7.3Hz), 3.
94(q, 2H, J=7.3Hz), 3.59(s, 3H), 3.26-3.08(m, 4H),
2.43(s, 3H), 1.88-1.78(m, 6H), 1.50-1.36(m, 4H),
0.98(t, 3H, J=7.3Hz), 0.97(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1715, 1654, 1597, 1553, 148
5, 1362. mp(Et2O-EtOAc) 202-203℃
【0100】実施例8:6−クロロ−2,3−ジヒドロ
−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6
−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)
−1−ピペリジニル]−1,3−ジメチル−1H−イミ
ダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物8) 化合物dに代えて参考例5で得られる5,8−ジクロロ
−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−1H−イミダ
ゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物g)を
用いる以外は、実施例2の第二段階の方法に準じて、標
記化合物を白色結晶として得た(収率55% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=2.0Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz),7.34(s, 1H), 7.29(s, 1H),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.37-5.28(m, 1H), 4.48-4.43
(br.-d, 2H), 3.59(s, 3H), 3.51(s, 3H), 3.49(s, 3
H), 3.31-3.22(br.-t,2H), 3.14-3.01(m, 2H), 2.43(s,
3H), 1.91-1.87(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1702, 1651, 1562, 147
5, 1359, 1279. mp(Et2O) >300 ℃
【0101】実施例9:6−クロロ−1,3−ジエチル
−2,3−ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テ
トラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナ
ゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミ
ダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物9) 化合物dに代えて参考例6で得られる5,8−ジクロロ
−1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダ
ゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物h)を
用いる以外は、実施例2の第二段階の方法に準じて、標
記化合物を白色結晶として得た(収率86% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=1.3Hz), 7.51
(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz),7.40(s, 1H), 7.32(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.34-5.25(m, 1H), 4.48-4.44
(br.-d, 2H), 4.02(q, 2H, J=7.3Hz), 4.00(q, 2H, J=
7.3Hz), 3.59(s, 3H), 3.32-3.23(br.-t, 2H), 3.13-3.
06(m, 2H), 2.43(s, 3H), 1.90-1.87(br.-d,2H), 1.40
(t, 3H, J=7.3Hz), 1.39(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 2922, 1717, 1655, 1522, 148
4, 1336. mp(Et2O) 164-165℃
【0102】実施例10:6−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1,3−ジプロピル−1H
−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合
物10) 化合物dに代えて参考例7で得られる5,8−ジクロロ
−2,3−ジヒドロ−1,3−ジプロピル−1H−イミ
ダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物i)
を用いる以外は、実施例2の第二段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率33% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=2.0Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.3, 2.0Hz),7.31(s, 1H), 7.26(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.3Hz), 5.38-5.30(m, 1H), 4.53-4.48
(br.-d, 2H), 3.94(q, 2H, J=7.3Hz), 3.92(q, 2H, J=
7.3Hz), 3.59(s, 3H), 3.35-3.26(br.-t, 2H), 3.13-3.
00(m, 2H), 2.43(s, 3H), 1.91-1.77(m, 6H),1.00(t, 3
H, J=7.3Hz), 0.98(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1711, 1656, 1599, 1538, 148
4, 1466, 1362, 1268. mp(Et2O-EtOAc) 235-236℃
【0103】実施例11:2,3−ジヒドロ−8−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジメチル−6−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合
物11) 実施例8で得られた化合物8,210mg(0.40mmol) をN−
メチルピロリジノン 5mlに溶解し、この溶液にモルホリ
ン0.2ml(2.0mmol)を加え、140℃で1時間加熱攪拌し
た。反応液を室温に冷却し、水を加えて析出した結晶を
濾取した。この粗結晶をエーテルにより再結晶すること
により、標記化合物を207.7mg (収率91% )の白色結晶
として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=2.0Hz), 7.51
(dd, 1H, J=8.6,2.0Hz),7.27(s, 1H), 7.18(s, 1H), 7.
11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.34-5.25(m, 1H), 4.39-4.32(b
r.-d, 2H), 3.94-3.83(m, 8H), 3.59(s, 3H), 3.46(s,
6H), 3.20-3.04(m,4H), 2.43(s, 3H), 1.86-1.83(br.-
d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1703, 0654, 1608, 1560, 149
0, 1443, 1361, 1240, 1211. mp(Et2O) 198-199℃
【0104】実施例12:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−6−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合
物12) 化合物8に代えて実施例9で得られた化合物9を用いる
以外は、実施例11の方法に準じて、標記化合物を白色
結晶として得た(収率52% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=2.0Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz),7.27(s, 1H), 7.22(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.32-5.23(m, 1H), 4.29-4.25
(br.-d, 2H), 4.02-3.82(m, 12H), 3.59(s, 3H), 3.21-
3.00(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.84-1.80(br.-d, 2H), 1.
38(t, 3H, J=7.3Hz), 1.37(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 2922, 1721, 1695, 1649, 156
1, 1475, 1361, 1240. mp(EtOH) 260-261℃
【0105】実施例13:2,3−ジヒドロ−8−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−6−モルホリノ−1,3−ジプロピル−1
H−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化
合物13) 化合物8に代えて実施例10で得られた化合物10を用
いる以外は、実施例11の方法に準じて、標記化合物を
白色結晶として得た(収率80% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.01(d, 1H, J=2.0Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz),7.26(s, 1H), 7.20(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.32-5.23(m, 1H), 4.29-4.26
(br.-d, 2H), 4.07-3.84(m, 12H), 3.58(s, 3H), 3.14-
3.03(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.84-1,79(m, 6H), 0.99
(t, 3H, J=7.3Hz), 0.98(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1727, 1701, 1650, 1598, 157
1, 1479, 1363. mp(Et2O) 247-248℃
【0106】実施例14:3−エチル−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,5−
g]キナゾリン−2−チオン(化合物14) 実施例1の第一段階で得られた化合物b,1.7g(2.04mmo
l)をエタノール100mlに懸濁し、二硫化炭素10mlとトリ
エチルアミン0.6ml を加えて室温で16時間攪拌した。
反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=50
/1)で精製後、エーテルにより再結晶し、標記化合物
を217.5mg (収率21%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CF3CO2D) δ(ppm): 8.68(s, 1H), 8.30(s, 1H),
8.08(s, 1H), 7.78-7.74(m, 2H), 7.39(d, 1H, J=8.6H
z), 5.80-5.73(m, 1H), 5.25-5.49(br.-d, 2H),4.53(q,
2H, J=7.3Hz), 3.92-3.86(m, 2H), 3.75(s, 3H), 3.20
-3.14(m, 2H), 2.51(s, 3H), 2.22-2.18(br.-d, 2H),
1.55(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1662, 1502, 1463, 1340, 125
7. mp(Et2O) >300 ℃
【0107】実施例15:3−エチル−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−
1H−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン
(化合物15) 化合物aに代えて参考例8で得られる3−[1−(7−
エチルアミノ−6−ニトロキナゾリン−4−イル)−4
−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−1,6−ジメチ
ル−4−オキソキナゾリン(化合物j)を用いる以外
は、実施例1の第一段階の方法に準じて、3−[1−
(6−アミノ−7−エチルアミノキナゾリン−4−イ
ル)−4−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−1,6
−ジメチル−4−オキソキナゾリン(化合物k)を得
た。次いで、実施例1の第二段階の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(2段階収率33% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 8.57(s, 1H), 8.42(s, 1H),
7.99(s, 1H), 7.64-7.55(m, 2H), 7.45-7.44(m, 2H),
5.00-4.91(m, 1H), 4.36-4.31(br.-d, 2H), 3.94(q, 2
H, J=7.0Hz), 3.29-3.19(m, 4H), 2.47(s, 3H), 2.05-
2.01(br.-d, 2H),1.30(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1666, 1604, 1486, 1374, 125
6. mp(EtOAc) >300℃
【0108】実施例16 3−エチル−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−
1−メチル−1H−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン
−2−オン(化合物16) 化合物1に代えて実施例15で得られた化合物15を用
いる以外は、実施例3の方法に準じて、標記化合物を白
色結晶として得た(収率31%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.75(s, 1H), 8.13(s, 2H),
7.65-7.58(m, 2H), 7.49(s, 1H), 7.29(s, 1H), 5.21-
5.12(m, 1H), 4.48-4.43(br.-d, 2H), 4.04(q, 2H,J=7.
3Hz), 3.53(s, 3H), 3.44-3.35(br.-t, 2H), 2.52(s, 3
H), 2.34-2.14(m,4H), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1654, 1603, 1554, 1491, 125
7. mp(Et2O-EtOAc) 255-256℃
【0109】実施例17:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(3,4−ジヒドロ−6−メチル
−4−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニ
ル]−1H−イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−
オン(化合物17) 化合物1に代えて実施例15で得られた化合物15を用
い、ヨウ化メチルに代えてヨウ化エチルを用いる以外
は、実施例3の方法に準じて、標記化合物を白色結晶と
して得た(収率28% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.75(s, 1H), 8.13(s, 2H),
7.65-7.57(m, 2H), 7.49(s, 1H), 7.31(s, 1H), 5.21-
5.12(m, 1H), 4.47-4.42(br.-d, 2H), 4.05(q, 2H,J=7.
3Hz), 4.04(q, 2H, J=7.3Hz), 3.44-3.34(br.-t, 2H),
2.52(s, 3H), 2.33-2.14(m, 2H), 1.42(t, 3H, J=7.3H
z), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1593, 1494, 1448, 124
8. mp(Et2O-EtOAc) 189-192℃
【0110】実施例18:3−エチル−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−
1−プロピル−1H−イミダゾ[4,5−g]キナゾリ
ン−2−オン(化合物18)化合物1に代えて実施例1
5で得られた化合物15を用い、ヨウ化メチルに代えて
ヨウ化プロピルを用いる以外は、実施例3の方法に準じ
て、標記化合物を白色結晶として得た(収率2 6% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.74(s, 1H), 8.12(s, 2H),
7.65-7.58(m, 2H), 7.53(s, 1H), 7.28(s, 1H), 5.21-
5.15(m, 1H), 4.51-4.46(br.-d, 2H), 4.04(q, 2H,J=7.
0Hz), 3.95(t, 2H, J=7.0Hz), 3.49-3.37(br.-t, 2H),
2.52(s, 3H), 2.28-2.17(m, 4H), 1.90-1.79(m, 2H),
1.41(t, 3H, J=7.0Hz), 1.02(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1664, 1603, 1554, 1491, 148
3, 1380, 1285. mp(Et2O-EtOAc) 201-202℃
【0111】実施例19:3−エチル−2,3−ジヒド
ロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,5−
g]キナゾリン−2−チオン(化合物19) 化合物bに代えて実施例15の第一段階で得られた化合
物kを用いる以外は、実施例14の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(収率39% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 8.89(s, 1H), 8.73(s, 1H),
8.04(s, 1H), 7.74-7.63(m, 3H), 5.29-5.20(m, 1H),
5.01-4.97(br.-d, 2H), 4.38(q, 2H, J=7.0Hz),3.82-3.
73(br.-t, 2H), 2.53(s, 3H), 2.41-2.32(br.-t, 2H),
2.20-2.15(br.-d, 2H), 1.34(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1678, 1601, 1559, 1470, 132
7, 1243. mp(CHCl3) >300℃
【0112】実施例20:8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1,3−ジメチル−1H−
イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物
25) 第一段階:化合物dに代えて参考例9で得られる2,
3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1,3−ジメチル
−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジ
ン−2,5,8−トリオン(化合物l)を用いる以外
は、実施例2の第一段階の方法に準じて、5,8−ジク
ロロ−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オンを得た(収
率64%)。
【0113】第二段階:第一段階で得られた化合物710m
g(2.50mmol) をDMF20mlに溶解し、これに化合物c,
890mg(2.50mmol) と炭酸カリウム1.04g(7.50mmol) 及び
ヨウ化カリウム20mg(0.12mmol)を加え、130℃で5時
間加熱したのち、反応液を放冷後、水を加えて析出した
結晶を濾取した。この粗結晶をエタノールとエーテルの
混合溶媒より再結晶し、標記化合物を1.12g (収率86
%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.64
(s, 1H), 7.56(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.31-5.23(m, 1H), 3.95-3.91
(br.-d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.60(s, 3H), 3.59(s, 3
H), 3.28-3.13(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.90-1.86(br.-
d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1738, 1657, 1506, 1446, 136
2, 1267. mp(Et2O-EtOH) 226-228 ℃
【0114】実施例21:8−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1,3−
ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2−オン(化合物26) 化合物lに代えて参考例10で得られる1,3−ジエチ
ル−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6
H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,
5,8−トリオン(化合物m)を用いる以外は、実施例
20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率63%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.66
(s, 1H), 7.58(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.3, 1.7Hz),
7.11(d, 1H, J=8.3Hz), 5.30-5.24(m, 1H), 4.15-4.06
(m, 4H), 3.95-3.91(br.-d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.34-
3.08(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.89-1.86(br.-d, 2H), 1.
47-1.42(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1722, 1686, 1498, 1362, 126
5. mp(Et2O-EtOH) 290-292 ℃
【0115】実施例22:8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1,3−ジプロピル−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合
物27) 化合物lに代えて参考例11で得られる2,3,5,
6,7,8−ヘキサヒドロ−1,3−ジプロピル−1
H,6H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2,5,8−トリオン(化合物n)を用いる以外は、実
施例20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(2段階収率58%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.64
(s, 1H), 7.58(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.33-5.16(m, 1H), 4.06-3.98
(m, 4H), 3.95-3.92(br.-d, 2H), 3.60(s, 3H), 3.28-
3.13(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.96-1.82(m, 6H), 1.06-
0.99(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1657, 1496, 1362, 126
5. mp(Et2O-EtOH) 218-220 ℃
【0116】実施例23:8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1,3−ジイソプロピル−
1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン
(化合物28) 化合物lに代えて参考例12で得られる2,3,5,
6,7,8−ヘキサヒドロ−1,3−ジイソプロピル−
1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン
−2,5,8−トリオン(化合物o)を用いる以外は、
実施例20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(2段階収率40%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.76
(s, 1H), 7.71(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.31-5.24(m, 1H), 4.87-4.77
(m, 2H), 3.96-3.93(br.-d, 2H), 3.60(s, 3H), 3.28-
3.09(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.90-1.86(br.-d, 2H), 1.
65(d, 6H, J=6.9Hz), 1.64(d, 6H, J=6.9Hz).IR(KBr ta
b.) (cm-1) : 1722, 1703, 1659, 1514, 1489, 1446, 1
362. mp(Et2O-EtOH) 263-264 ℃
【0117】実施例24:1,3−ジブチル−8−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物2
9) 化合物lに代えて参考例13で得られる1,3−ジブチ
ル−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6
H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,
5,8−トリオン(化合物p)を用いる以外は、実施例
20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率68%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=2.0Hz), 7.63
(s, 1H), 7.57(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.3, 2.0Hz),
7.11(d, 1H, J=8.3Hz), 5.29-5.20(m, 1H), 4.08-4.01
(m, 4H), 3.96-3.92(br.-d, 2H), 3.60(s, 3H), 3.27-
3.09(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.88-1.77(m, 6H), 1.51-
1.37(m, 4H), 1.03-0.96(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1655, 1497, 1458, 136
2. mp(Et2O-EtOH) 241-242 ℃
【0118】実施例25:8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,
6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−1,3−ジイソブチル−1
H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化
合物30) 化合物lに代えて参考例14で得られる2,3,5,
6,7,8−ヘキサヒドロ−1,3−ジイソブチル−1
H,6H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2,5,8−トリオン(化合物q)を用いる以外は、実
施例20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(2段階収率23%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=2.0Hz), 7.62
(s, 1H), 7.57(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.3, 2.0Hz),
7.11(d, 1H, J=8.3Hz), 5.31-5.23(m, 1H), 3.95-3.84
(m, 6H), 3.60(s, 3H), 3.27-3.13(m, 4H), 2.43(s, 3
H), 2.38-2.25(m, 2H), 1.89-1.85(br.-d, 2H), 1.04
(d, 6H, J=6.6Hz), 1.02(d, 6H, J=6.6Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1732, 1653, 1597, 1514, 145
6, 1362. mp(Et2O-EtOH) 236-237 ℃
【0119】実施例26:1,3−ジアリル−8−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物3
1) 化合物lに代えて参考例15で得られる1,3−ジアリ
ル−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6
H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,
5,8−トリオン(化合物r)を用いる以外は、実施例
20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率63%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=2.0Hz), 7.64
(s, 1H), 7.63(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 6.04-5.87(m, 2H), 5.50-5.27
(m, 5H), 4.71-4.66(m, 4H), 3.93-3.90(m, 2H), 3.60
(s, 3H), 3.23-3.10(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.88-1.86
(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1732, 1653, 1514, 1498, 145
6, 1362. mp(Et2O-EtOH) 235-237 ℃
【0120】実施例27:1,3−ジベンジル−8−ク
ロロ−2,3−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4
−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソ
キナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−
イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物
32) 化合物lに代えて参考例16で得られる1,3−ジベン
ジル−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,
6H,7H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,
5,8−トリオン(化合物s)を用いる以外は、実施例
20の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率26%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.06(d, 1H, J=2.0Hz), 7.54-
7.23(m, 13H), 7.13(d,1H, J=8.6Hz), 5.26-5.17(m, 5
H), 3.68-3.64(br.-d, 2H), 3.63(s, 3H), 3.14-2.96
(m, 4H), 2.45(s, 3H), 1.78-1.75(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1655, 1626, 1514, 149
5, 1362. mp(Et2O-EtOH) 286-288 ℃
【0121】実施例28:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジメチル−1H−イミダゾ[4,
5−g]フタラジン−2−オン(化合物20) 実施例20で得られた化合物25,0.40g(0.769mmol)を
酢酸10mlに溶解し、10% Pd/C 0.10gを加えて、 水素
雰囲気下、室温で6時間激しく攪拌した。濾過助剤を用
いて反応液を濾別し、濾液を濃縮して得られた残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム
/メタノール=50/1)で精製後、エーテルにより再
結晶し、標記化合物を94mg(収率25%)の白色結晶として
得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.19(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.56(s, 1H), 7.51(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.33(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.32-5.25(m, 1
H), 4.00-3.96(br.-d, 2H), 3.61, 3.59, 3.56(each,
s, 3H), 3.29-3.11(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.97-1.87(b
r.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1734, 1701, 1653, 1506, 147
7, 1362, 1267. mp(Et2O) 197-198℃
【0122】実施例29:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,
5−g]フタラジン−2−オン(化合物21) 化合物25に代えて実施例21で得られた化合物26を
用いる以外は、実施例28の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率49%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.18(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.58(s, 1H), 7.51(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.35(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.32-5.25(m, 1
H), 4.15-3.97(m, 6H), 3.61(s, 3H), 3.35-3.11(m, 4
H), 2.43(s, 3H), 1.91-1.87(br.-d, 2H), 1.48-1.41
(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1706, 1660, 1497, 1364. mp(Et2O-EtOH) 171-173 ℃
【0123】実施例30:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジプロピル−1H−イミダゾ
[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物22) 化合物25に代えて実施例22で得られた化合物27を
用いる以外は、実施例28の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率26%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.16(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.58(s, 1H), 7.51(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.33(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.37-5.19(m, 1
H), 4.06-3.98(m, 6H), 3.61(s, 3H), 3.29-3.14(m, 4
H), 2.43(s, 3H), 1.94-1.86(m, 6H), 1.05-1.00(m, 6
H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1732, 1655, 1497, 1362, 120
9. mp(Et2O-EtOH) 212-214 ℃
【0124】実施例31:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジイソプロピル−1H−イミダゾ
[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合物23) 化合物25に代えて実施例23で得られた化合物28を
用いる以外は、実施例28の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率32%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.13(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.3Hz), 7.71(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.3Hz),
7.44(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.30-5.22(m, 1
H), 4.87-4.77(m, 2H), 4.01-3.97(br.-d, 2H), 3.61
(s, 3H), 3.29-3.15(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.91-1.87
(br.-d, 2H), 1.65(d, 6H, J=6.9Hz), 1.63(d,6H, J=6.
9Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1722, 1701, 1655, 1599, 151
3, 1483, 1362. mp(Et2O-EtOH) 186-187 ℃
【0125】実施例32:1,3−ジブチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,
5−g]フタラジン−2−オン(化合物24) 化合物25に代えて実施例24で得られた化合物29を
用いる以外は、実施例28の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率22%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.16(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.58(s, 1H),7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.
32(s, 1H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.32-5.24(m, 1H),
4.08-3.98(m, 6H), 3.61(s, 3H), 3.28-3.11(m, 4H),
2.44(s, 3H),1.97-1.76(m, 6H), 1.51-1.38(m, 4H), 0.
99(t, 6H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1722, 1701, 1654, 1495, 146
1, 1362. mp(Et2O-EtOH) 128-130 ℃
【0126】実施例33:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン・塩酸
塩(化合物34) 第一段階:実施例21で得られた化合物26,1.70g(3.
10mmol) をN−メチルピロリジノン 12ml に溶解し、こ
れにモルホリン 1.35ml(15.5mmol) を加え、150℃で
5 時間加熱攪拌した。反応液を室温に冷却し、水を加え
て析出した結晶を濾取した。この粗結晶をシリカゲルク
ロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノー
ル=50/1)で精製後、エタノールとエーテルの混合
溶媒より再結晶し、標記化合物の遊離塩基を1.4g(収率
57% )の白色結晶として得た。
【0127】第二段階:第一段階で得られた遊離塩基1.
05g(1.75mmol) を酢酸エチル20mlに溶解し、これに、室
温下過剰量の飽和塩化水素−酢酸エチル溶液を滴下し、
10分間攪拌した。析出した結晶を濾取し、酢酸エチルで
洗浄後、エタノールにより再結晶を行い標記化合物0.93
g(収率84%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.02(d, 1H, J=2.0Hz), 7.67
(s, 1H), 7.54(s, 1H), 7.55(dd, 1H, J=8.6, 2.0Hz),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.45-5.29(m, 1H), 4.16-4.09
(m, 6H), 4.04-3.95(m, 4H), 3.70-3.60(m, 4H), 3.59
(s, 3H), 3.22-3.08(m, 4H), 2.42(s, 3H), 2.00-2.16
(br.-d, 2H), 1.49-1.43(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1701, 1650, 1507, 144
3, 1363. mp(EtOH) 188-190℃
【0128】実施例34:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジメチル−8−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合
物33) 化合物26に代えて実施例20で得られた化合物25を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率44%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.58
(s, 1H), 7.52-7.47(m, 2H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz),
5.33-5.17(m, 1H), 4.02-3.99(m, 4H), 3.90-3.87(br.-
d, 2H), 3.61, 3.59, 3.56(each, s, 3H), 3.47-3.44
(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.90-1.86(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1731, 1659, 1504, 1417, 136
2, 1269. mp(Et2O-EtOH) 272-274 ℃
【0129】実施例35:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−(1−ピペラジニ
ル)−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−
オン・2塩酸塩(化合物35) モルホリンに代えてピペラジンを用いる以外は、実施例
33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率56%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.59
(s, 1H), 7.52-7.48(m, 2H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz),
5.28-5.18(m, 1H), 4.16-4.04(m, 4H), 3.87-3.84(br.-
d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.41-3.37(m, 4H), 3.24-3.13
(m, 8H), 2.43(s, 3H), 1.88-1.85(br.-d, 2H), 1.47-
1.41(m, 6H)( 遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1701, 1653, 1548, 150
8, 1419, 1362. mp(Et2O-EtOH) 240-242 ℃
【0130】実施例36:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−1H−イミダゾ[4,5−g]フタ
ラジン−2−オン・2塩酸塩(化合物36) モルホリンに代えてN−メチルピペラジンを用いる以外
は、実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(2段階収率44%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.3Hz), 7.59
(s, 1H), 7.52-7.49(m, 2H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz),
5.28-5.18(m, 1H), 4.14-4.04(m, 4H), 3.87-3.83(br.-
d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.51-3.47(m, 4H), 3.24-3.08
(m, 8H), 2.43(s, 6H), 1.87-1.85(br.-d, 2H), 1.47-
1.42(m, 6H)( 遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1648, 1506, 1420, 135
5. mp(Et2O-EtOH) 250-252 ℃
【0131】実施例37:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−(1−チオモルホ
リニル)−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2−オン・塩酸塩(化合物37) モルホリンに代えてチオモルホリンを用いる以外は、実
施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(2段階収率63%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.58
(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.44(s, 1H),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.18(m, 1H), 4.14-4.04
(m, 4H), 3.87-3.84(br.-d, 2H), 3.74-3.68(m, 4H),
3.61(s, 3H), 3.24-3.09(m, 4H), 2.96-2.93(m, 4H),
2.44(s, 6H), 1.88-1.85(br.-d, 2H), 1.47-1.42(m, 6
H)(遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1701, 1653, 1593, 150
8, 1441, 1362. mp(Et2O-EtOH) 208-210 ℃
【0132】実施例38:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−ピペリジノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン・塩酸
塩(化合物38) モルホリンに代えてピペリジンを用いる以外は、実施例
33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率63%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.58
(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.44(s, 1H),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.18(m, 1H), 4.14-4.04
(m, 4H), 3.87-3.84(br.-d, 2H), 3.74-3.68(m, 4H),
3.61(s, 3H), 3.24-3.09(m, 4H), 2.96-2.93(m, 4H),
2.44(s, 6H), 1.88-1.85(br.-d, 2H), 1.47-1.42(m, 6
H)(遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1701, 1653, 1593, 150
8, 1441, 1362. mp(Et2O-EtOH) 208-210 ℃
【0133】実施例39:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−(1−ピロリジニ
ル)−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−
オン・塩酸塩(化合物39) モルホリンに代えてピロリジンを用いる以外は、実施例
33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率38%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.64
(s, 1H), 7.63(s, 1H), 7.51(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.27-5.17(m, 1H), 4.15-4.03
(m, 4H), 3.84-3.76(m, 6H), 3.61(s, 3H), 3.22-3.10
(m, 4H), 2.43(s, 6H), 2.11-2.01(m, 4H), 1.87-1.85
(br.-d, 2H), 1.49-1.41(m, 6H)(遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1706, 1648, 1595, 1510, 145
2, 1421, 1362. mp(Et2O-EtOH) 202-205 ℃
【0134】実施例40:1,3−ジエチル−8−ヘキ
サメチレンイミノ−2,3−ジヒドロ−5−[4−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−
2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2−オン・塩酸塩(化合物40) モルホリンに代えてヘキサメチレンイミンを用いる以外
は、実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(2段階収率46%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.59
(s, 1H), 7.57(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.19(m, 1H), 4.13-4.02
(m, 4H), 3.83-3.79(br.-d, 2H), 3.66-3.62(m, 4H),
3.60(s, 3H), 3.23-3.11(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.94-
1.75(m, 10H), 1.47-1.41(m, 6H)( 遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1701, 1653, 1591, 150
8, 1439, 1362. mp(Et2O-EtOH) 209-211 ℃
【0135】実施例41:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−ジメチルアミノ−
1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン・
塩酸塩(化合物41) モルホリンに代えてプロピルアミンを用い、N−メチル
ピロリジノンに代えてDMFを用いる以外は、実施例3
3の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率29%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.59
(s, 1H), 7.56(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.18(m, 1H), 4.14-4.04
(m, 4H), 3.85-3.82(br.-d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.2l-
3.14(m, 4H), 3.08(s, 6H), 2.43(s, 3H), 1.87-1.85(b
r.-d, 2H), 1.47-1.40(m, 6H)( 遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1658, 1508, 1410, 136
3. mp(Et2O-EtOH) 193-195 ℃
【0136】実施例42:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−ジプロピルアミノ
−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン
・塩酸塩(化合物42) モルホリンに代えてジプロピルアミンを用いる以外は、
実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(2段階収率13%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.63
(s, 1H), 7.58(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.18(m, 1H), 4.16-4.04
(m, 4H), 3.87-3.84(br.-d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.37-
3.31(m, 4H), 3.25-3.12(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.88-
1.85(br.-d, 2H), 1.75-1.61(m, 4H), 1.47-1.40(m, 6
H), 0.92(t, 6H, J=7.4Hz)(遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1734, 1699, 1653, 1576, 150
6, 1446, 1362. mp(Et2O-EtOH) 215-217 ℃
【0137】実施例43:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−プロピルアミノ−
1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン・
塩酸塩(化合物43) モルホリンに代えてプロピルアミンを用いる以外は、実
施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(2段階収率65%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.63
(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.13(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.26-5.16(m, 1H), 4.13-4.03
(m, 4H), 3.70-3.63(m, 4H), 3.60(s, 3H), 3.22-3.11
(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.86-1.76(m, 4H), 1.47-1.40
(m, 6H), 1.07(t, 3H, J=7.3Hz)(遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1703, 1657, 1510, 143
9, 1362. mp(Et2O-EtOH) 289-291 ℃
【0138】実施例44:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−イソプロピルアミ
ノ−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オ
ン・塩酸塩(化合物44) モルホリンに代えてイソプロピルアミンを用いる以外
は、実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(2段階収率59%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.63
(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.14(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.26-5.16(m, 1H), 4.64-4.57
(m, 1H), 4.13-4.04(m, 4H), 3.72-3.69(br.-d, 2H),
3.60(s, 3H), 3.22-3.10(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.85-
1.82(br.-d, 2H), 1.47-1.37(m, 12H)( 遊離塩基とし
て). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1728, 1659, 1510, 1441, 136
2. mp(Et2O-EtOH) >300℃
【0139】実施例45:8−シクロヘキシルアミノ−
1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−5−[4−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−
2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2−オン・塩酸塩(化合物45) モルホリンに代えてシクロヘキシルアミンを用いる以外
は、実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(2段階収率49%)。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 8.68(s, 1H), 7.87(d, 1H,
J=1.3Hz), 7.63-7.60(m,2H), 7.36(d, 1H, J=8.6Hz),
5.17-5.05(m, 1H), 4.13-4.00(m, 4H), 3.95-3.93(m, 1
H), 3.77-3.75(br.-d, 2H), 3.52(s, 3H), 3.05-2.98
(m, 4H), 2.39(s, 3H), 2.07-2.03(br.-d, 2H), 1.85-
1.30(m, 16H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1730, 1701, 1655, 1508, 143
9, 1362. mp(Et2O-EtOH) 285-287 ℃
【0140】実施例46:8−シクロオクチルアミノ−
1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−5−[4−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル−
2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−
2−オン・塩酸塩(化合物46) モルホリンに代えてシクロオクチルアミンを用いる以外
は、実施例33の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(2段階収率13%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.63
(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.3, 1.7Hz), 7.28(s, 1H),
7.11(d, 1H, J=8.3Hz), 5.26-5.16(m, 1H), 4.56-4.46
(m, 1H), 4.11-4.07(m, 4H), 3.71-3.68(br.-d, 2H),
3.61(s, 3H), 3.22-3.09(m, 4H), 2.43(s, 3H), 2.14-
2.04(m, 2H), 1.85-1.40(m, 20H)( 遊離塩基として). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1701, 1655, 1508, 144
1, 1360. mp(Et2O-EtOH) 272-273 ℃
【0141】実施例47:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−8−モルホリノ−1,3−ジプロピル−1
H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化
合物47) 化合物26に代えて実施例22で得られた化合物27を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率18%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.61
(s, 1H), 7.52-7.49(m, 2H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz),
5.34-5.16(m, 1H), 4.10-3.96(m, 8H), 3.89-3.86(br.-
d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.44-3.37(m, 4H), 3.20-3.14
(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.92-1.87(m, 6H), 1.05-1.00
(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1704, 1651, 1504, 149
5, 1421, 1360, 1267. mp(AcOEt) 194-196 ℃
【0142】実施例48:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジイソプロピル−8−モルホリノ
−1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン
(化合物48) 化合物26に代えて実施例23で得られた化合物28を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率79%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.72
(s, 1H), 7.63(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.28-5.19(m, 1H), 4.88-4.75
(m, 2H), 4.02-3.98(m, 4H), 3.89-3.86(br.-d, 2H),
3.60(s, 3H), 3.45-3.42(m, 4H), 3.24-3.09(m, 4H),
2.43(s, 3H), 1.88-1.85(br.-d, 2H), 1.65(d,6H, J=7.
3Hz), 1.62(d, 6H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1701, 1659, 1514, 147
9, 1425, 1362. mp(Et2O-EtOH) 197-198 ℃
【0143】実施例49:1,3−ジブチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合
物49) 化合物26に代えて実施例24で得られた化合物29を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率54%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.3Hz), 7.59
(s, 1H), 7.52-7.48(m, 2H), 7.10(d, 1H, J=8.3Hz),
5.29-5.20(m, 1H), 4.07-3.98(m, 8H), 3.88-3.85(br.-
d, 2H), 3.60(s, 3H), 3.45-3.42(m, 4H), 3.24-3.08
(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.87-1.76(m, 6H), 1.53-1.38
(m, 4H), 1.03-0.97(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1659, 1595, 1497, 142
3, 1362. mp(Et2O) 133-135℃
【0144】実施例50:1,3−ジブチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−プロピルアミノ−
1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン
(化合物50) 化合物26に代えて実施例24で得られた化合物29を
用い、モルホリンに代えてプロピルアミンを用いる以外
は、実施例33の第一段階の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率45%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.3Hz), 7.61
(s, 1H), 7.51-7.48(m, 2H), 7.10(d, 1H, J=8.3Hz),
5.25-5.16(m, 1H), 4.07-4.02(m, 4H), 3.72-3.64(m, 4
H), 3.60(s, 3H), 3.17-3.07(m, 4H), 3.24-3.08(m, 4
H), 2.43(s, 3H), 1.88-1.78(m, 8H), 1.48-1.40(m, 4
H), 1.07-0.96(m, 9H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1722, 1655, 1595, 1497, 142
5, 1362. mp(Et2O-EtOH) 156-157 ℃
【0145】実施例51:2,3−ジヒドロ−5−[4
−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
−2,4−ジオキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペ
リジニル]−1,3−ジイソブチル−8−モルホリノ−
1H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン
(化合物51) 化合物26に代えて実施例25で得られた化合物30を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率50%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.7Hz), 7.59
(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.46(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.29-5.20(m, 1H), 4.01-3.97
(m, 4H), 3.87-3.81(m, 6H), 3.60(s, 3H), 3.44-3.41
(m, 4H), 3.24-3.07(m, 4H), 2.43(s, 3H), 2.38-2.20
(m, 2H), 1.87-1.84(br.-d, 2H), 1.03(d, 6H,J=6.6H
z), 1.03(d, 6H, J=6.6Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1654, 1512, 1474, 142
1, 1362. mp(Et2O-EtOH) 175-177 ℃
【0146】実施例52:1,3−ジアリル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−8−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化合
物52) 化合物26に代えて実施例26で得られた化合物31を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率37%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=2.0Hz), 7.64
(s, 1H), 7.60-7.48(m, 2H), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz),
6.07-5.88(m, 2H), 5.50-5.23(m, 5H), 4.67-4.65(m, 4
H), 4.05-3.95(m, 4H), 3.86-3.83(br.-d, 2H), 3.60
(s, 3H), 3.42-3.39(m, 4H), 3.19-3.10(m, 4H), 2.43
(s, 3H), 1.88-1.86(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1657, 1514, 1471, 136
0. mp(Et2O-EtOH) 221-222 ℃
【0147】実施例53:1,3−ジベンジル−2,3
−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒド
ロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−
3−イル)−1−ピペリジニル]−8−モルホリノ−1
H−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2−オン(化
合物53) 化合物26に代えて実施例27で得られた化合物32を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率46%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.06(d, 1H, J=1.3Hz), 7.53-
7.19(m, 13H), 7.12(d,1H, J=8.6Hz), 5.26-5.17(m, 5
H), 3.83-3.80(m, 4H), 3.63(s, 3H), 3.62-3.59(br.-
d, 2H), 3.16-3.13(m, 4H), 3.10-2.89(m, 4H), 2.45
(s, 3H), 1.77-1.74(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1720, 1659, 1405, 1508, 147
5, 1421, 1362. mp(Et2O-EtOH) 281-282 ℃
【0148】実施例54:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,
5−g]キノリン−2−オン(化合物54) 化合物c,2.30g(6.49mmol) をN−メチルピロリジノン
20mlに溶解し、この溶液に参考例17で得られた8−ク
ロロ−1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物t)
1.40g(5.08mmol) 及びN,N−ジイソプロピルエチルア
ミン2.65ml(15.2mmol)を加え、150℃で4時間加熱し
たのち、反応液を放冷し、水を加えて析出した結晶を濾
取した。この粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=100/
1)で精製後、エタノールとエーテルの混合溶媒より再
結晶し、標記化合物を1.23g (収率47%)の白色結晶と
して得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.64(d, 1H, J=5.0Hz), 8.04
(d, 1H, J=1.7Hz), 7.57(s, 1H), 7.55(s, 1H), 7.51(d
d, 1H, J=8.6, 1.7Hz), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 6.89
(d, 1H, J=5.0Hz), 5.28-5.17(m, 1H), 4.12-4.00(m, 4
H), 3.74-3.69(br.-d, 2H), 3.61(s, 3H), 3.27-3.12
(m, 2H), 3.04-2.96(m, 2H), 2.44(s, 3H), 1.88-1.84
(br.-d, 2H), 1.67-1.39(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1698, 1649, 1516, 1490. mp(Et2O-EtOH) 260-261 ℃
【0149】実施例55:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−2−オキソ−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]キノリン−7−カルボン酸エチル
(化合物55) 化合物t に代えて参考例18で得られる8−クロロ−
1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1
H−イミダゾ[4,5−g]キノリン−7−カルボン酸
エチル(化合物u)を用いる以外は、実施例54の方法
に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率70
%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.84(s, 1H), 8.04(d, 1H, J=
1.7Hz), 7.90(s, 1H),7.57(s, 1H), 7.50(dd, 1H, J=8.
6, 1.7Hz), 7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 5.38-5.29(m, 1H),
4.48(q, 2H, J=6.9Hz), 4.14(q, 2H, J=7.3Hz), 4.05
(q, 2H, J=7.3Hz), 3.60(s, 3H), 3.49-3.43(m, 4H),
3.27-3.12(m, 2H), 2.44(s, 3H), 1.83-1.78(br.-d, 2
H), 1.54-1.40(m, 9H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1716, 1653, 1572, 1487, 145
0, 1363. mp(Et2O-EtOH) 188-190 ℃
【0150】実施例56:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−6−メチル−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物5
6) 化合物tに代えて特開昭54−154,797号公報に
記載の方法で合成できる8−クロロ−1,3−ジエチル
−2,3−ジヒドロ−6−メチル−1H−イミダゾ
[4,5−g]キノリン−2−オンを用いる以外は、実
施例54の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(収率39%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.0Hz), 7.52-
7.49(m, 3H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 6.77(s, 1H), 5.
26-5.16(m, 1H), 4.11-3.98(m, 4H), 3.72-3.68(br.-d,
2H), 3.61(s, 3H), 3.25-3.11(m, 2H), 3.01-2.93(br.
-t, 2H), 2.68(s,3H), 2.44(s, 3H), 1.88-1.84(br.-d,
2H), 1.69-1.37(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1726, 1659, 1581, 1513, 145
6, 1360. mp(Et2O-EtOH) 261-263 ℃
【0151】実施例57:1,3,6−トリエチル−
2,3−ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テト
ラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾ
リン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダ
ゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物57) 化合物tに代えて特開昭54−154,797号公報に
記載の方法で合成できる8−クロロ−1,3,6−トリ
エチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−
g]キノリン−2−オンを用いる以外は、実施例54の
方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率
25%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.55-
7.49(m, 3H), 7.11(d, 1H, J=8.3Hz), 6.89(s, 1H), 5.
27-5.18(m, 1H), 4.11-3.98(m, 4H), 3.73-3.69(br.-d,
2H), 3.61(s, 3H), 3.25-3.13(m, 2H), 3.03-2.90(m,
2H), 2.44(s, 3H), 1.88-1.84(br.-d, 2H), 1.46-1.37
(m, 9H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1697, 1655, 1578, 1512, 144
8, 1360. mp(Et2O-EtOH) 211-212 ℃
【0152】実施例58:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−6−プロピル−1H−
イミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物5
8) 化合物tに代えて参考例21で得られる8−クロロ−
1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−6−プロピル−
1H−イミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オンを用
いる以外は、実施例54の方法に準じて、標記化合物を
白色結晶として得た(収率32%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.05(d, 1H, J=1.7Hz), 7.56-
7.49(m, 3H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 6.78(s, 1H), 5.
27-5.18(m, 1H), 4.11-3.98(m, 4H), 3.72-3.68(br.-d,
2H), 3.61(s, 3H), 3.25-3.13(m, 2H), 3.02-2.94(br.
-t, 2H), 2.88(t,2H, J=7.9Hz), 2.44(s, 3H), 1.89-1.
77(m, 4H), 1.46-1.37(m, 6H), 1.04(t,3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1701, 1655, 1604, 1578, 151
2, 1458, 1362. mp(Et2O-EtOH) 233-234 ℃
【0153】実施例59:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−6−イソプロピル−1
H−イミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合
物59) 化合物tに代えて特開昭54−154,797号公報に
記載の方法で合成できる8−クロロ−1,3−ジエチル
−2,3−ジヒドロ−6−イソプロピル−1H−イミダ
ゾ[4,5−g]キノリン−2−オンを用いる以外は、
実施例54の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(収率16%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.57-
7.49(m, 3H), 7.11(d, 1H, J=8.6Hz), 6.82(s, 1H), 5.
27-5.18(m, 1H), 4.11-3.98(m, 4H), 3.73-3.68(br.-d,
2H), 3.61(s, 3H), 3.24-3.14(m, 3H), 3.04-2.95(br.
-t, 2H), 2.44(s,3H), 1.89-1.85(br.-d, 4H), 1.46-1.
38(m, 12H), 1.04(t, 3H, J=7.3Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1653, 1579, 1514, 148
5, 1362. mp(Et2O-EtOH) 273-274 ℃
【0154】実施例60:6−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3−ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物6
0) 化合物tに代えて参考例19で得られる6,8−ジクロ
ロ−1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミ
ダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物v)を
用いる以外は、実施例54の方法に準じて、標記化合物
を白色結晶として得た(収率8 %)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.53-
7.45(m, 3H), 7.11(d,1H, J=8.6Hz), 6.85(s, 1H), 5.2
9-5.18(m, 1H), 4.11-3.98(m, 4H), 3.75-3.70(br.-d,
2H), 3.61(s, 3H), 3.26-3.11(m, 2H), 3.04-2.96(br.-
t, 2H), 2.44(s, 3H), 1.89-1.85(br.-d, 2H), 1.67-1.
37(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1714, 1657, 1651, 1564, 151
4, 1462, 1362. mp(Et2O-EtOH) 270-272 ℃
【0155】実施例61:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−8−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−6−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物
61) 化合物26に代えて実施例60で得られた化合物60を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率39%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.04(d, 1H, J=1.7Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.6, 1.7Hz),7.41(s, 1H), 7,27(s, 1H),
7.10(d, 1H, J=8.6Hz), 6.44(s, 1H), 5.25-5.16(m, 1
H), 4.07-3.95(m, 4H), 3.90-3.86(m, 6H), 3.67-3.64
(m, 4H), 3.61(s, 3H), 3.25-3.10(m, 2H), 2.98-2.89
(br.-t, 2H), 2.43(s, 3H), 1.86-1.82(br.-d,2H), 1.4
5-1.36(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1718, 1697, 1606, 1513, 146
6, 1417, 1362. mp(Et2O-EtOH) 274-276 ℃
【0156】実施例62:7−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3−ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]イソキノリン−2−オン(化合物
63) 化合物c,448 mg(1.26mmol)をDMF7ml に溶解し、こ
れに参考例20で得られる5,7−ジクロロ−1,3−
ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5
−g]イソキノリン−2−オン(化合物w)358mg(1.15
mmol) と炭酸カリウム800mg(5.78mmol) 及びヨウ化カリ
ウム80mg(0.482mmol) を加え、130℃で15時間加熱
攪拌した。反応液を放冷後、減圧で濃縮した後、水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄、乾燥し、溶
媒を留去して、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精
製し、エタノールとエーテルの混合溶媒より再結晶し、
標記化合物を289mg (収率42%)の白色結晶として得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.5Hz), 7.58
(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.2,1.5Hz), 7.28(s, 1H),
7.11(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=8.2Hz), 5.31-5.25(m, 1
H), 4.12-3.87(m, 6H), 3.60 (s, 3H), 3.21-3.04(m, 4
H), 2.43(s, 3H), 1.91-1.83(m, 2H), 1.43(t, 3H, J=
7.3Hz), 1.40(t, 3H, J=7.3Hz).
【0157】実施例63:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イミダゾ[4,
5−g]イソキノリン−2−オン(化合物62) 実施例62で得られた化合物63,170 mg(0.310 mmol)
の酢酸10 ml 溶液に10%Pd/C80 mg を加え、水素気
流下室温で12時間撹拌した。濾過助剤を用いて触媒を
濾別した後、濾液を2N水酸化ナトリウム水溶液で中和
し、クロロホルムで抽出した。有機層を洗浄、乾燥した
後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)
で精製し、エタノールとエーテルの混合溶媒より再結晶
し、標記化合物を96.2mg(収率62%)の白色結晶として
得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.08(d, 1H, J=5.6Hz), 8.03
(d, 1H, J=1.5Hz), 7.68(s, 1H), 7.49(dd, 1H, J=8.6,
1.5Hz), 7.28(d, 1H, J=5.6Hz), 7.22(s, 1H), 7.10
(d, 1H, J=8.6Hz), 5.31-5.27(m, 1H), 4.13-3.98(m, 4
H), 3.91-3.83(br.-d, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.22-3.05
(m, 4H), 2.42(s, 3H), 1.91-1.82(m, 2H), 1.45(t, 3
H, J=6.9Hz), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz).
【0158】実施例64:1,3−ジエチル−2,3−
ジヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−テトラヒドロ
−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキナゾリン−3
−イル)−1−ピペリジニル]−7−モルホリノ−1H
−イミダゾ[4,5−g]イソキノリン−2−オン(化
合物64) 化合物26に代えて実施例62で得られた化合物63を
用いる以外は、実施例33の第一段階の方法に準じて、
標記化合物を白色結晶として得た(収率12%)。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.03(d, 1H, J=1.5Hz), 7.49
(dd, 1H, J=8.6,1.5Hz),7.48(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=
8.6Hz), 7.03(s, 1H), 6.44(s, 1H), 5.39-5.14(m, 1
H), 4.08-3.85(m, 10H), 3.60 (s, 3H), 3.50(t, 4H, J
=5.6Hz), 3.22-3.04(m, 4H), 2.43(s, 3H), 1.91-1.78
(br.-d, 2H), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz), 1.38(t,3H, J=7.
3Hz).
【0159】実施例65:1,3−ジエチル−2,3,
7,8−テトラヒドロ−5−[4−(1,2,3,4−
テトラヒドロ−1,6−ジメチル−2,4−ジオキソキ
ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−1H−イ
ミダゾ[4,5−g]イソキノリン−2−オン(化合物
65) 化合物c,410mg(1.16mmol) をDMF10mlに溶解し、こ
れに参考例21で得られる5−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3,7,8−テトラヒドロ−1H−イミダゾ
[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物x)321mg
(1.16mmol) 及びトリエチルアミン0.48ml(3.44mmol)を
加え、60℃で3時間加熱したのち、反応液を放冷後、
水を加えて析出した結晶を濾取した。この粗結晶を酢酸
エチルより再結晶し、標記化合物を300mg (収率50%)
の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.00(d, 1H, J=1.7Hz), 7.50
(dd, 1H, J=8.6,1.7Hz),7.21(s, 1H), 7.10(d, 1H, J=
8.6Hz), 6.98(s, 1H), 5.40-5.30(m, 1H), 4.49-4.45(b
r.-d, 2H), 4.03-3.95(m, 4H), 3.74-3.44(m, 7H), 3.1
0-2.96(m, 4H), 2.42(s, 1H), 1.99-1.96(br.-d, 2H),
1.40-1.35(m, 6H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1705, 1621, 1497, 1446, 135
2. mp(EtOAc) 229-230 ℃
【0160】実施例66:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化
合物66) 参考例22で得られる4−(2−アミノ−5−メチルベ
ンゾイルアミノ)−1−(6,7−ジメトキシ−4−キ
ナゾリニル)ピペリジン(化合物ad)217mg(0.5mmol)
に2ml のオルトぎ酸トリエチルと触媒量のトリフルオロ
酢酸を加え、120℃で3時間撹拌した。反応液から、
結晶の析出が認められる状態で室温に冷却後、減圧濃縮
し得られた残渣をクロロホルムにて溶解し、水、飽和重
曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、乾燥、濃縮し白色の固
体として粗生成物を得た。これをエタノール−エーテル
にて再結晶して精製し標記化合物を158.8mg(収率72%)の
白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.71(s, 1H), 8.12(s, 1H), 8.12
(d, 1H, J=1.5Hz), 7.64-7.60(m, 2H), 7.34(s, 1H),
7.13(s, 1H), 5.21-5.09(m, 1H), 4.47-4.43(br.-d,2
H), 4.05, 4.01(each, s, 3H), 3.39-3.31(br.-t, 2H),
2.51(s, 3H), 2.34-2.21(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1665, 1506, 1422, 1335, 123
2, 1194. mp(EtOH-Et2O) 253-255 ℃
【0161】実施例67:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物67) 参考例24で得られる3−(1−エトキシカルボニル−
4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソキ
ナゾリン(化合物cb)2.0g(6.66mmol)を48%臭化水素
酸20mlに溶解し、1 時間加熱還流した。溶媒を減圧留去
して得られる残渣にエタノールを加え、析出した結晶を
濾取し、エタノールにて洗浄後、乾燥して3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−3−(4−ピペリジニ
ル)キナゾリン・2臭化水素酸塩1.58g の白色粗結晶を
得た。この粗生成物1.50g を100ml のメタノールに懸濁
し、ここに4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン
(化合物ia)2.40g(10.8mmol) とトリエチルアミン2.
1ml(15.0mmol) を加えて2時間加熱還流したのち、溶媒
を減圧留去し、残渣に水を加えて析出した結晶を濾取し
た。この粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(クロロホルム/メタノール:50/1)で精製後、エ
ーテルより再結晶することにより標記化合物を1.84g
(2段階収率70% )の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 8.32(d, 1H, J=8.0H
z), 8.16(s, 1H), 7.80-7.69(m, 2H), 7.51(dd, 1H, J=
8.0, 8.0Hz), 7.25(s, 1H), 7.11(s, 1H), 5.18-5.09
(m, 1H), 4.41-4.36(br.-d, 2H), 4.02, 4.00(each, s,
3H), 3.36-3.28(br.-t, 2H), 2.29-2.11(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1666, 1501, 1231, 1031, 774. mp(Et2O) 222-225℃
【0162】実施例68:6−クロロ−3−[1−
(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン
(化合物68) 化合物cbに代えて参考例25で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−6−クロロ−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物d
a)を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(収率44% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.72(s, 1H), 8.29(d, 1H, J=2.5H
z), 8.15(s, 1H), 7.78-7.59(m, 2H), 7.27(s, 1H), 7.
12(s, 1H), 5.18-5.07(m, 1H), 4.43-4.38(br.-d,2H),
4.04, 4.01(each, s, 3H), 3.39-3.29(br.-t, 2H), 2.2
6-2.12(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1684, 1509, 1433, 1247. mp(Et2O) 266-268℃ (dec.)
【0163】実施例69:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−ニトロ−4−オキソキナゾリン(化
合物69) 化合物cbに代えて参考例26で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−6−ニトロ−4−オキソキナゾリン(化合物e
a)を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(収率27% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ: 8.95(d, 1H, J=2.5Hz), 8.80(s,
1H), 8.67(s, 1H), 8.54(dd, 1H, J=9.0, 2.5Hz), 7.88
(d, 1H, J=9.0Hz), 7.41(s, 1H), 7.34(s, 1H),5.60-5.
15(m, 1H), 5.01-4.96(br.-d, 2H), 4.03, 4.01(each,
s, 3H), 3.78-3.69(br.-t, 2H), 2.49-2.36(m, 2H), 2.
24-2.21(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1666, 1501, 1231, 1031, 774. mp(Et2O) 283-284℃
【0164】実施例70:6−ブロモ−3−[1−
(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン
(化合物70) 化合物cbに代えて参考例27で得られる6−ブロモ−
3−(1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル)−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物f
a)を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(収率77% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.72(s, 1H), 8.46(d, 1H, J=2.5H
z), 8.17(s, 1H), 7.83(dd, 1H, J=8.0, 2.5Hz), 7.61
(d, 1H, J=8.0Hz), 7.27(s, 1H), 7.12(s, 1H), 5.20-
5.07(m, 1H), 4.43-4.38(br.-d, 2H), 4.04, 4.01(eac
h, s, 3H), 3.40-3.28(br.-t, 2H), 2.30-2.10(m, 4H). IR(KBr tab.): 1678, 1602, 1458, 1434, 1238. mp(EtOAc-EtOH) 277-279℃
【0165】実施例71:6−アセチル−3−[1−
(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン
(化合物71) 化合物cbに代えて参考例28で得られる6−アセチル
−3−(1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル)
−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物g
a)を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記
化合物を白色結晶として得た(収率56% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.88(d, 1H, J=2.0Hz), 8.73(s, 1
H), 7.36(dd, 1H, J=8.5,2.0Hz), 8.25(s, 1H), 7.78
(d, 1H, J=8.5Hz), 7.28(s, 1H), 7.13(s, 1H), 5.20-
5.05(m, 1H), 4.45-4.40(br.-d, 2H), 4.04, 4.02(eac
h, s, 3H), 3.40-3.31(br.-t, 2H), 2.73(s, 3H),2.27-
2.21(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1678, 1602, 1458, 1434, 123
8. mp(Et2O) 277-279℃
【0166】実施例72:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
キナゾリン(化合物72) 化合物cbに代えて参考例23で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物b
d)を用い、化合物iaに代えて2.4−ジクロロ−
6,7−ジメトキシキナゾリンを用いる以外は、実施例
67の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率80% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.11(s, 2H), 7.64-7.60(m, 2H),
7.21(s, 1H), 7.08(s, 1H), 5.19-5.10(m, 1H), 4.52-
4.47(br.-d, 2H), 4.01, 4.00(each, s, 3H), 3.42-3.3
3(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H),2.25-2.17(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1670, 1619, 1605, 1567, 151
1, 1487, 1332, 1233, 1146. mp(MeOH-H2O) 284-286℃
【0167】実施例73:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
キナゾリン(化合物73) 化合物cbに代えて化合物daを用い、化合物iaに代
えて2.4−ジクロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン
を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合
物を白色結晶として得た(収率81% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.29(d, 1H, J=1.5Hz), 8.14(s, 1
H), 7.74-7.70(m, 2H), 7.21(s, 1H), 7.07(s, 1H), 5.
17-5.09(m, 1H), 4.53-4.48(br.-d, 2H), 4.01, 4.00(e
ach, s, 3H), 3.42-3.33(br.-t, 2H), 2.24-2.16(m, 4
H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1686, 1605, 1571, 1507, 145
6, 1326, 1248. mp(Et2O) 287-288℃
【0168】実施例74 3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
キナゾリン(化合物74) 化合物cbに代えて化合物faを用い、化合物iaに代
えて2.4−ジクロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン
を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合
物を白色結晶として得た(収率87% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(d, 1H, J=2.3Hz), 8.15(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.21(s, 1H), 7.07(s, 1H), 5.16-5.08(m, 1H), 4.
53-4.48(br.-d, 2H), 4.01, 3.99(each, s, 3H), 3.43-
3.33(br.-t, 2H),2.24-2.16(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1685, 1604, 1592, 1461, 124
9. mp(MeOH-H2O) 287-288℃
【0169】実施例75:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−6−アセチル−3,4−ジヒドロ−4−オキ
ソキナゾリン(化合物75) 実施例74で得られた化合物74,265mg(0.5mmol)を3m
l のDMFに溶解し、(1−エトキシビニル)トリブチ
ルすず0.30ml(0.75mmol)と触媒量のビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)クロリドを加え、120℃
で2時間撹拌した。反応液を室温に冷却し、4規定塩酸
水溶液2ml を加えて、室温で1時間撹拌した。つぎに、
反応液を2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、これ
をクロロホルムで抽出した。有機層をフッ化アンモニウ
ムの希水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、乾燥、濃縮し
て得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(クロロホルム/メタノール:30/1)で精製し、主
たる画分をエーテルにて再結晶し標記化合物を119.0mg
(収率48%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.87(d, 1H, J=2.0Hz), 8.36(dd, 1
H, J=8.6, 2.0Hz), 8.24(s, 1H), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.21(s, 1H), 7.08(s, 1H), 5.18-5.10(m, 1H), 4.
54-4.49(br.-d, 2H), 4.01, 4.00(each, s, 3H), 3.47-
3.36(br.-t, 2H),2.72(s, 3H), 2.26-2.18(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1685, 1599, 1508, 1460, 123
1. mp(Et2O) 116-117℃
【0170】実施例76:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキ
ソキナゾリン・メタンスルホン酸塩(化合物76) 第一段階:実施例72で得られた化合物72,500mg(1.
07mmol) を10mlのN−メチルピロリジノンに溶解し、こ
れにモルホリン0.9ml(10.7mmol) とトリエチルアミン0.
4ml(3.21mmol) を加え、130℃で5 時間加熱攪拌し
た。反応液を室温に冷却し、水を加えて析出した結晶を
濾取した。この粗結晶を水、メタノールで洗浄して、標
記化合物の遊離塩基を529.4mg(収率96%)の白色結晶とし
て得た。 第二段階:第1 段階で得られた遊離塩基300mg(0.58mmo
l) をアセトンに溶解し、これに、室温下メタンスルホ
ン酸0.02ml(1.28ml)を滴下し、5 時間攪拌した。溶媒を
減圧留去し、得られる粗結晶をメタノールとエーテルの
混合溶媒洗浄することにより、標記化合物を354.9mg(収
率86%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.13(s, 1H), 7.64-7.57(m, 2H),
7.01(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.18-5.09(m, 1H), 4.35-
4.31(br.-d, 2H), 3.99, 3.95(each, s, 3H), 3.84-3.8
2(m, 8H), 3.30-3.22(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.27-
2.13(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1672, 1653, 1595, 1466, 143
7, 1382, 1275. mp(Et2O) 142-144℃
【0171】実施例77:3−{1−[2−ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ−4−
キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−3,4−ジヒド
ロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物77) 実施例72で得られた化合物72,300mg(0.64mmol) を
10mlのN−メチルピロリジノンに溶解し、これにジエタ
ノールアミン0.6ml(6.40mmol) とトリエチルアミン0.3m
l(1.92mmol) を加え、130℃で6時間加熱攪拌した。
反応液を室温に冷却し、水を加えてクロロホルムで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄後、乾燥、濃
縮して得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(クロロホルム/メタノール:10/1)で精製
し、主たる画分をエーテルにて再結晶し標記化合物を14
8.9mg(収率43%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.13(s, 1H), 8.12(s, 1H), 7.64-
7.57(m, 2H), 6.97(s, 1H), 6.87(s, 1H), 5.14-5.05
(m, 1H), 4.32-4.27(br.-d, 2H), 3.97, 3.93(each,s,
3H), 3.92-3.87(m, 8H), 3.31-3.22(br.-t, 2H), 2.51
(s, lH), 2.25-2.16(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1667, 1573, 1492, 1459, 137
6, 1236. mp(Et2O) 193-194℃
【0172】実施例78:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−4−オキ
ソキナゾリン・メタンスルホン酸塩(化合物78) 化合物72に代えて化合物73を用いる以外は、実施例
76の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率80% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.29(d, 1H, J=2.3Hz), 8.16(s, 1
H), 7.74-7.65(m, 2H),7.00(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.1
4-5.07(m, 1H), 4.36-4.31(br.-d, 2H), 3.99, 3.95(ea
ch, s, 3H), 3.84-3.82(m, 8H), 3.30-3.22(br.-t, 2
H), 2.23-2.13(m, 4H).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1658, 1626, 1592, 1545, 145
9, 1279. mp(EtOH-Et2O) 186-189 ℃
【0173】実施例79:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4−オキ
ソキナゾリン(化合物79) 化合物72に代えて化合物74を用い、ジエタノールア
ミンにかえてモルホリンを用いる以外は、実施例77の
方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率
83% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.45(d, 1H, J=2.3Hz), 8.16(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.00(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.15-5.09(m, 1H), 4.
36-4.33(br.-d, 2H), 3.99, 3.94(each, s, 3H), 3.84-
3.82(m, 8H), 3.31-3.22(br.-t, 2H), 2.26-2.13(m, 4
H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1676, 1600, 1553, 1422, 136
7, 1238. mp(Et2O) 244-245℃
【0174】実施例80:3−{1−[2−ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ−4−
キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−6−ブロモ−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物8
0) 化合物72に代えて化合物74を用いる以外は、実施例
77の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率24% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(d, 1H, J=2.3Hz), 8.18(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 6.99(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.12-5.04(m, 1H), 4.
37-4.32(br.-d, 2H), 3.99, 3.93(each, s, 3H), 3.97-
3.83(m, 8H), 3.29-3.22(br.-t, 2H), 2.28-2.08(m, 4
H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1673, 1604, 1573, 1471, 132
5, 1250. mp(Et2O) 173-174℃
【0175】実施例81:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−6−アセチル−3,4−ジヒドロ−4−オ
キソキナゾリン(化合物81) 化合物74に代えて化合物79を用いる以外は、実施例
75の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率48% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.87(d, 1H, J=2.0Hz), 8.36(dd, 1
H, J=8.6, 2.0Hz), 8.25(s, 1H), 7.78(d, 1H, J=8.6H
z), 7.01(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.17-5.08(m, 1H), 4.
37-4.33(br.-d, 2H), 3.99, 3.95(each, s, 3H), 3.85-
3.81(m, 8H), 3.32-3.23(br.-t, 2H), 2.72(s, 3H), 2.
29-2.15(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1689, 1602, 1560, 1495, 142
8, 1237. mp(Et2O) 283-284℃
【0176】実施例82:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]メチル
−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリ
ン・2メタンスルホン酸塩(化合物82) 化合物adに代えて参考例35で得られる4−[(2−
アミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)メチル]−1−
(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペリジン
(化合物ob)を用いる以外は、実施例66の方法に準
じて、標記化合物の遊離塩基を得たのちに、実施例76
の第二段階の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(2 段階収率23% )1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.67(s, 1H), 8.12(s, 1H), 7.97
(s, 1H), 7.65-7.57(m, 2H), 7.24(s, 1H), 7.07(s, 1
H), 4.21-4.18(br.-d, 2H), 4.02, 3.99(each, s, 3H),
3.98(d, 2H, J=7.3Hz), 3.10-3.01(br.-t, 2H), 2.51
(s, 3H), 2.37-2.24(m, 1H), 1.89-1.85(br.-d, 2H),
1.72-1.55(m, 2H).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1658, 1622, 1549, 1502, 128
2, 1207. mp(MeOH) 144-146℃
【0177】実施例83:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]メチル−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン(化合物83) 参考例29で得られた3−[ (1−ベンジル−4−ピペ
リジニル)メチル] −3,4−ジヒドロ−6−メチル−
4−オキソキナゾリン(化合物hc)0.90g(2.59mmol)
をエタノール10mlに溶解し、2 規定塩酸水溶液1ml と10
% Pd/C0.10g を加えて、 水素雰囲気下、40℃で8
時間激しく攪拌した。放冷後、濾過助剤を用いて反応液
を濾別し、濾液を濃縮して得られた残渣をメタノールで
洗浄し3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−(4−ピペリジニル)メチルキナゾリン・2塩
酸塩を0.44g の白色粗結晶として得た。この粗生成物0.
42g をイソプロパノール10mlに懸濁し、この懸濁液に
2,4−ジクロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン0.39
g(1.50mmol) とトリエチルアミン1.04ml(7.50mmol)を加
えて、1 時間加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残渣に
水を加えて析出した結晶を濾取した。この粗結晶をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−(クロロホルム/メタ
ノール:50/1)で精製後、エーテルより再結晶する
ことにより標記化合物を0.50g (2段階収率42% )の白
色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 1H), 7.97(s, 1H), 7.65-
7.57(m, 2H), 7.17(s, 1H), 7.02(s, 1H), 4.33-4.29(b
r.-d, 2H), 3.99, 3.97(each, s, 3H), 3.97(d, 2H, J=
7.3Hz), 3.15-3.07(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.29-2.
25(m, 1H), 1.89-1.85(br.-d, 2H), 1.65-1.57(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1574, 1506, 1454, 125
3, 1213. mp(Et2O) 260-262℃
【0178】実施例84:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]メチル−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4
−オキソキナゾリン・2メタンスルホン酸塩(化合物8
4) 化合物72に代えて化合物83を用いる以外は実施例7
6の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率81% )1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 1H), 7.97(s, 1H), 7.65-
7.58(m, 2H), 7.02(s, 1H), 6.98(s, 1H), 4.17-4.13(b
r.-d, 2H), 3.97(s, 3H), 3.96(d, 2H, J=7.3Hz),3.92
(s, 3H), 3.81(br.-s, 8H), 3.03-2.94(br.-t, 2H), 2.
51(s, 3H), 2.25-2.17(m, 1H), 1.85-1.81(br.-d, 2H),
1.65-1.52(m, 2H). (遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1695, 1595, 1497, 1436, 138
2, 1207. mp(acetone) 137-139 ℃
【0179】実施例85:3−{1−[2−ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ−4−
キナゾリニル]メチル−4−ピペリジニル}−3,4−
ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物
85) 化合物72に代えて化合物83を用い、実施例77の方
法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率19
% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.11(s, 1H), 7.96(s, 1H), 7.64-
7.57(m, 2H), 6.92(s, 1H), 6.87(s, 1H), 4.17-4.12(b
r.-d, 2H), 3.99-3.74(m, 16H), 3.06-2.97(br.-t, 2
H), 2.51(s, 3H), 2.27-2.17(m, 1H), 1.87-1.83(br.-
d, 2H), 1.77-1.60(m,2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1670, 1605, 1552, 1495, 142
7, 1259. mp(EtOH-Et2O) 183-185 ℃
【0180】実施例86:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]エチル−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン(化合物86) 化合物adに代えて参考例37で得られる4−[(2−
アミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−
(2−クロロ−6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニ
ル)ピペリジン(化合物qa)を用いる以外は、実施例
66の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率29% )1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.10(s, 1H), 8.01(s, 1H), 7.65-
7.57(m, 2H), 7.20(s, 1H), 7.04(s, 1H), 4.33-4.27(b
r.-d, 2H), 4.10(t, 2H, J=7.4Hz), 4.00, 3.98(each,
s, 3H), 3.17-3.09(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.00-1.
96(br.-d, 2H), 1.89-1.52(m, 5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1677, 1604, 1574, 1508, 149
0, 1423, 1254. mp(EtOH-Et2O) 186-188 ℃
【0181】実施例87:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−1,2,3−
ベンゾトリアジン(化合物87) 化合物ad,241mg(0.56mmol) を1ml の濃塩酸に溶解
し、39mg(0.56mmol)の亜硝酸ナトリウムの水1ml 溶液を
氷冷下少しづつ滴下した。0℃で30分間撹拌したの
ち、反応液に氷水を加えて希釈し、2規定水酸化ナトリ
ウム水溶液で中和した。これを酢酸エチルで抽出し、有
機層を水で洗浄後、乾燥、濃縮し白色の固体として粗生
成物を得た。これをエタノール−エーテルにて再結晶し
て精製し標記化合物を146.8mg(収率59%)の白色結晶とし
て得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 8.17(d, 1H, J=2.0H
z), 8.06(d, 1H, J=8.0Hz), 7.78(dd, 1H, J=8.0, 2.0H
z), 7.37(s, 1H), 7.17(s, 1H), 5.43-5.33(m, 1H), 4.
48-4.43(br.-d, 2H), 4.05, 4.02(each, s, 3H), 3.41-
3.32(br.-t, 2H),2.67-2.51(m, 2H), 2.60(s, 3H), 2.2
4-2.20(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1677, 1504, 1453, 1431, 133
9, 1212, 1139, 854. mp(EtOH-Et2O) 223-225 ℃
【0182】実施例88:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−1−
エチル−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキ
ナゾリン(化合物88) 化合物cbに代えて参考例31で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−1−エチル−
3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン
(化合物ka)を用いる以外は、実施例2の方法に準じ
て、標記化合物を白色結晶として得た(収率54% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.71(s, 1H), 8.01(d, 1H, J=1.0H
z), 7.57-7.54(m, 2H), 7.29(s, 1H), 7.21(s, 1H), 4.
37-4.28(m, 3H), 4.04, 4.02(each, s, 3H), 3.46-3.36
(m, 2H), 3.18-3.09(br.-t, 2H), 2.96(q, 2H, J=7.0H
z), 2.47(s, 3H), 1.92-1.88(br.-d, 2H), 1.44(t, 3H,
J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1591, 1501, 1421, 133
6, 1233. mp(Et2O) 203-205℃
【0183】実施例89:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−1−プロピル
キナゾリン(化合物89) 化合物cbに代えて参考例32で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−プロピルキナゾリ
ン(化合物la)を用いる以外は、実施例67の方法に
準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率38%
)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.71(s, 1H), 8.01(d, 1H, J=1.0H
z), 7.56-7.50(m, 2H), 7.35(s, 1H), 7.21(s, 1H), 4.
41-4.30(m, 3H), 4.05, 4.02(each, s, 3H), 3.46-3.38
(m, 2H), 3.20-3.11(br.-t, 2H), 2.89(t, 2H, J=7.0H
z), 2.47(s, 3H), 1.92-1.84(m, 4H), 1.12(t, 3H, J=
7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1666, 1591, 1509, 1420, 133
3, 1233. mp(EtOAc-Et2O) 188-189℃
【0184】実施例90:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−1−
ブチル−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキ
ナゾリン(化合物90) 化合物cbに代えて参考例33で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−1−ブチル−
3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン
(化合物ma)を用いる以外は、実施例67の方法に準
じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率17% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.71(s, 1H), 8.00(d, 1H, J=1.0H
z), 7.57-7.50(m, 2H), 7.33(s, 1H), 7.21(s, 1H), 4.
40-4.28(m, 3H), 4.05, 4.02(each, s, 3H), 3.46-3.33
(m, 2H), 3.19-3.10(br.-t, 2H), 2.91(t, 2H, J=7.0H
z), 2.47(s, 3H), 1.93-1.76(m, 4H), 1.60-1.46(m, 2
H), 1.02(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1669, 1590, 1502, 1425, 133
2, 1235. mp(Et2O) 186-188℃
【0185】実施例91:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニル
キナゾリン(化合物91) 化合物cbに代えて参考例34で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルキナゾリ
ン(化合物na)を用いる以外は、実施例67の方法に
準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率66%
)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.63(s, 1H), 8.10(d, 1H, J=1.0H
z), 7.66-7.46(m, 7H), 7.37(s, 1H), 7.15(s, 1H), 4.
30-4.19(m, 3H), 4.04, 4.00(each, s, 3H), 3.31-3.23
(m, 2H), 2.87-2.78(m, 2H), 2.52(s, 3H), 1.90-1.86
(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1674, 1503, 1429, 1318, 123
4. mp(EtOH-Et2O) 158-161 ℃
【0186】実施例92:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−1−フェニルキナゾリン(化合物92) 化合物cbに代えて参考例34で得られる3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルキナゾリ
ン(化合物na)を用い、化合物iaに代えて2.4−
ジクロロ−6,7−ジメトキシキナゾリンを用いる以外
は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(収率64% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.09(d, 1H, J=1.0Hz), 7.66-7.54
(m, 7H), 7.20(s, 1H), 7.10(s, 1H), 4.28-4.17(m, 3
H), 4.00, 3.98(each, s, 3H), 3.30-3.26(m, 2H),2.86
-2.77(m, 2H), 2.52(s, 3H), 1.89-1.85(m, 2H).
【0187】実施例93:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキ
ソ−1−フェニルキナゾリン(化合物93) 化合物72に代えて化合物92を用い、ジエタノールア
ミンにかえてモルホリンを用いる以外は、実施例77の
方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率
99% )1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.10(d, 1H, J=1.0Hz), 7.62-7.54
(m, 7H), 7.01(s, 1H), 6.98(s, 1H), 4.18-4.09(m, 3
H), 3.99, 3.92(each, s, 3H), 3.85-3.74(m, 8H),3.30
-3.23(m, 2H), 2.89-2.79(m, 2H), 2.52(s, 3H), 1.90-
1.80(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1675, 1562, 1488, 1424, 131
8, 1234. mp(Et2O) 189-190℃
【0188】実施例94:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−1,
2,3,4−テトラヒドロ−6−メチル−4−オキソ−
2−チオキソキナゾリン(化合物94) 化合物ad,217mg(0.5mmol)を5ml のエタノールに懸濁
し、1.5ml の二硫化炭素と1.5ml のトリエチルアミンを
加えて7時間加熱還流した。反応液を減圧留去し、残渣
に水を加えて希釈し、クロロホルムで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮し白色の固体と
して粗生成物を得た。これをエーテルにて再結晶して精
製し標記化合物を182.2mg(収率78%)の白色結晶として得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 10.46(br, 1H, NH), 8.71(s, 1H),
7.90(d, 1H, J=2.0Hz),7.49(dd, 1H, J=8.0, 2.0Hz),
7.29(s, 1H), 7.20(s, 1H), 7.05(d, 1H, J=8.0Hz), 6.
25-6.05(m, 1H), 4.38-4.34(br.-d, 2H), 4.03, 4.02(e
ach, s, 3H), 3.26-3.11(m, 4H), 2.42(s, 3H), 1.99-
1.95(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1682, 1577, 1471, 1426, 135
4, 1213. mp(Et2O) 283-286℃
【0189】実施例95:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−2−メチルチオ−4−オキ
ソキナゾリン(化合物95) 実施例94で得られた化合物94,475mg(1.0mmol)を5m
l のDMFに懸濁し、60% 水素化ナトリウム40mg(1.0mm
ol) を加えて、室温で10分間撹拌した。反応液が均一
になったところに、よう化メチル0.062ml(1.0mmol)を滴
下し、室温でさらに5分間撹拌すると、結晶が析出し
た。この反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えて反応を止め、氷水で希釈して析出している結晶を濾
別し、水で洗浄して白色の固体として粗生成物を得た。
粗結晶を乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(クロロホルム/メタノール:100/1)にて精製
し、さらにエーテル−メタノールにて再結晶することに
より標記化合物を334.3mg(収率68%)の白色結晶として得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.71(s, 1H), 7.96(d, 1H, J=1.0H
z), 7.51(dd, 1H, J=8.5,1.0Hz), 7.46(d, 1H, J=8.5H
z), 7.27(s, 1H), 7.20(s, 1H), 4.65-4.45(m, 1H), 4.
34-4.30(br.-d, 2H), 4.04, 4.01(each, s, 3H), 3.51-
3.44(m, 2H), 3.17-3.08(br.-t, 2H), 2.66, 2.45(eac
h, s, 3H), 1.96-1.92(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1687, 1548, 1503, 1483, 121
4. mp(Et2O-MeOH) 253-254 ℃
【0190】実施例96:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−2−プロピル
チオキナゾリン(化合物96) 実施例94で得られた化合物94,150mg(0.32mmol) を
用い、よう化メチルに代えてよう化プロピル0.031ml(0.
32mmol) を用いる以外は実施例94の方法に準じて、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィ−により精製すること
なく標記化合物を154.1mg(収率93%)の白色結晶として得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 7.96(d, 1H, J=1.0H
z), 7.49(dd, 1H, J=7.5,1.0Hz), 7.43(d, 1H, J=7.5H
z), 7.27(s, 1H), 7.19(s, 1H), 4.75-4.45(m, 1H), 4.
35-4.30(br.-d, 2H), 4.03, 4.01(each, s, 3H), 3.37-
3.17(m, 6H), 2.45(s, 3H), 1.95-1.75(m, 4H), 1.10
(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1667, 1546, 1431, 1331, 121
3. mp(H2O-DMF) 158-159 ℃
【0191】実施例97:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−2−
(2−ジメチルアミノエチルチオ)−3,4−ジヒドロ
−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物97) 実施例94で得られた化合物94,150mg(0.32mmol) を
3ml のDMFに懸濁し、60% 水素化ナトリウム32mg(0.8
mmol) を加えて室温で10分間撹拌した。反応液が均一
になったところで、氷冷下、2−ジメチルアミノエチル
クロリド・塩酸塩96mg(0.48mmol)を加え、室温で1時間
撹拌ののち、さらに80℃で7時間加熱した。室温に冷
却後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応を止
め、氷水で希釈して析出してくる結晶を濾別し、水で洗
浄して白色の固体として粗生成物を得た。これを、エー
テルにて再結晶し標記化合物を104.6mg(収率65%)の白色
結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 7.97(d, 1H, J=2.0H
z), 7.52(dd, 1H, J=8.0,2.0Hz), 7.40(d, 1H, J=8.0H
z), 7.31(s, 1H), 7.18(s, 1H), 4.60-4.25(m, 1H), 4.
39-4.35(br.-d, 2H), 4.04, 4.01(each, s, 3H), 3.71-
3.65(dist.-t, 2H), 3.29-3.11(m, 6H), 2.77(s, 6H),
2.46(s, 3H), 1.95-1.91(br.-d, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1658, 1618, 1546, 1513, 132
9. mp(Et2O) 132-133℃
【0192】実施例98:3−[1−(6,7−ジメト
キシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]メチル
−3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソキ
ナゾリン(化合物98) 化合物hcに代えて参考例30で得られる3−[ (1−
ベンジル−4−ピペリジニル)メチル] −3,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−4−オキソキナゾリン(化合
物jaa)を用いる以外は、実施例83の方法に準じ
て、標記化合物を白色結晶として得た(収率31% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.66(s, 1H), 8.04(s, 1H), 7.58-
7.51(m, 2H), 7.24(s, 1H), 7.09(s, 1H), 4.23-4.18(b
r.-d, 2H), 4.13(d, 2H, J=7.3Hz), 4.02, 4.00(each,
s, 3H), 3.08-3.00(br.-t, 2H), 2.67, 2.48(each, s,
3H), 2.24-2.17(m,1H), 1.87-1.83(br.-d, 2H), 1.76-
1.64(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1682, 1595, 1506, 1458, 133
5, 1244. mp(Et2O) 220-221℃
【0193】実施例99:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]メチル−3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル
−4−オキソキナゾリン(化合物99) 化合物hcに代えて化合物jaを用い、化合物iaに代
えて2.4−ジクロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン
を用いる以外は、実施例83の方法に準じて、標記化合
物を白色結晶として得た(収率71% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.04(s, 1H), 7.58-7.51(m, 2H),
7.17(s, 1H), 7.04(s, 1H), 4.33-4.29(br.-d, 2H), 4.
12(d, 2H, J=7.3Hz), 3.99, 3.97(each, s, 3H),3.14-
3.05(br.-t, 2H), 2.67, 2.48(each, s, 3H), 2.29-2.1
9(m, 1H), 1.87-1.83(br.-d, 2H), 1.73-1.65(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1680, 1595, 1491, 1419, 133
8, 1248. mp(Et2O) 268-269℃
【0194】実施例100:3−[1−(6,7−ジメ
トキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]メチル−3,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−オキソキナゾリン(化合物100) 化合物72に代えて化合物99を用い、ジエタノールア
ミンにかえてモルホリンを用いる以外は、実施例77の
方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率
67% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.04(s, 1H), 7.58-7.50(m, 2H),
6.97(s, 1H), 6.93(s, 1H), 4.16-4.10(m, 4H), 3.97,
3.92(each, s, 3H), 3.81-3.79(m, 8H), 3.01-2.93(br.
-t, 2H), 2.66, 2.48(each, s, 3H), 2.20-2.15(m, 1
H), 1.81-1.77(br.-d, 2H), 1.73-1.64(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1659, 1573, 1508, 1489, 143
9, 1242. mp(EtOH-Et2O) 255-257 ℃
【0195】実施例101:3−{1−[2−ビス(2
−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ−4
−キナゾリニル]メチル−4−ピペリジニル}−3,4
−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソキナゾリン
(化合物101) 化合物72に代えて化合物99を用いる以外は、実施例
77の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率46% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.03(s, 1H), 7.58-7.50(m, 2H),
6.99(s, 1H), 6.93(s, 1H), 4.17-4.10(m, 4H), 3.97,
3.91(each, s, 3H), 3.89-3.83(m, 8H), 3.06-2.97(br.
-t, 2H), 2.66, 2.48(each, s, 3H), 2.20-2.15(m, 1
H), 1.84-1.80(br.-d, 2H), 1.73-1.64(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1574, 1495, 1423, 124
0. mp(Et2O) 203-204℃
【0196】実施例102:3−[1−(6,7−ジメ
トキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]エチ
ル−3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ
キナゾリン(化合物102) 参考例36で得られる4−[(2−アミノ−5−メチル
ベンゾイルアミノ)エチル]−1−(6,7−ジメトキ
シ−4−キナゾリニル)ピペリジン(化合物pa)0.70
g(1.56mmol) をピリジン5ml に溶解し、無水酢酸0.30ml
(3.12mmol)を加えて室温で5 時間攪拌した。溶媒を減圧
留去して得られた残渣に水を加え、ジクロロメタンで抽
出した。有機層を洗浄、乾燥後溶媒を減圧留去し、残渣
にエーテルを加えて析出した結晶を濾取し、4−[(2
−アセトアミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)エチ
ル]−1−(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)
ピペリジンの粗生成物の白色結晶0.61g を得た。これ
を、エタノール5ml に溶解し、水酸化カリウム0.30g を
加え2 時間加熱還流した。溶媒を減圧留去して得られた
残渣に水を加えジクロロメタンで抽出した。有機層を洗
浄、乾燥後溶媒を減圧留去して得られた粗結晶にエタノ
ールとエーテルを加え、析出した結晶を濾取し、標記化
合物を0.36g(2 段階収率50%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.67(s, 1H), 8.03(s, 1H), 7.57-
7.50(m, 2H), 7.24(s, 1H), 7.10(s, 1H), 4.22-4.17
(m, 4H), 4.03, 4.00(each, s, 3H), 3.15-3.06(br.-t,
2H), 2.66, 2.48(each, s, 3H), 2.02-1.98(br.-d, 2
H), 1.80-1.50(m, 5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1664, 1593, 1506, 1491, 145
2, 1427, 1242. mp(EtOH-Et2O) 175-177 ℃
【0197】実施例103:3−[1−(6,7−ジメ
トキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]エチル−3,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−オキソキナゾリン(化合物103) 化合物paに代えて参考例38で得られる4−[(2−
アミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−
(6,7−ジメトキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリ
ニル)ピペリジン(化合物rc)を用いる以外は、実施
例101の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(2 段階収率48% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.03(s, 1H), 7.57-7.49(m, 2H),
6.99(s, 1H), 6.94(s, 1H), 4.21-4.12(m, 4H), 3.98,
3.93(each, s, 3H), 3.81(br.-s, 8H), 3.04-2.96(br.-
t, 2H), 2.66, 2.48(each, s, 3H), 1.98-1.94(br.-d,
2H), 1.78-1.60(m,5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1659, 1593, 1556, 1489, 146
2, 1429, 1236. mp(EtOH) 160-161℃
【0198】実施例104:3−{1−[2−ビス(2
−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ−4
−キナゾリニル]エチル−4−ピペリジニル}−3,4
−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソキナゾリン
(化合物104) 化合物paに代えて参考例39で得られる4−[(2−
アミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−
[2−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−
ジメトキシ−4−キナゾリニル]ピペリジン(化合物s
a)を用いる以外は、実施例101の方法に準じて、標
記化合物を白色結晶として得た(2 段階収率29% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.03(s, 1H), 7.57-7.49(m, 2H),
6.99(s, 1H), 6.95(s, 1H), 4.23-4.14(m, 4H), 3.99,
3.92(each, s, 3H), 3.91-3.88(m, 8H), 3.15-3.05(br.
-t, 2H), 2.66, 2.48(each, s, 3H), 2.02-1.98(br.-d,
2H), 1.77-1.60(m, 5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1660, 1593, 1552, 1495, 142
7, 1234. mp(EtOH) 181-182℃
【0199】実施例105:3−[1−(6,7−ジエ
トキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−
3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン
(化合物105) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−4−クロロ−キナゾリンを用
いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を
白色結晶として得た(収率49% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 8.12(d, 1H, J=2.0H
z), 7.65-7.60(m, 2H), 7.24(s, 1H), 7.13(s, 1H), 5.
21-5.08(m, 1H), 4.41-4.35(br.-d, 2H), 4.26(q,2H, J
=7.0Hz), 4.20(q, 2H, J=7.0Hz), 3.35-3.25(br.-t, 2
H), 2.51(s, 3H),2.26-2.12(m, 4H), 1.55(t, 6H, J=7.
0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1672, 1508, 1487, 1362, 123
5, 1192, 832. mp(EtOAc) 201-202 ℃
【0200】実施例106:6−クロロ−3−[1−
(6,7−ジエトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン
・メタンスルホン酸塩(化合物106) 化合物cbに代えて化合物daを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−4−クロロ−キナゾリンを用
いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物の
遊離塩基を得たのちに、実施例76の第2 段階の方法に
準じて、標記化合物を白色結晶として得た(2 段階収率
95% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.70(s, 1H), 8.30(s, 1H), 8.16
(s, 1H), 7.73-7.65(m, 2H), 7.25(s, 1H), 7.12(s, 1
H), 5.17-5.09(m, 1H), 4.42-4.37(br.-d, 2H), 4.26
(q, 2H, J=7.0Hz), 4.20(q, 2H, J=7.0Hz), 3.36-3.28
(br.-t, 2H), 2.25-2.16(m, 4H), 1.56(t, 6H, J=7.0H
z).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1686, 1626, 1578, 1499, 146
9, 1356, 1277. mp(acetone) 209-210 ℃
【0201】実施例107:6−アセチル−3−[1−
(6,7−ジエトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン
(化合物107) 化合物cbに代えて化合物gaを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−4−クロロ−キナゾリンを用
いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を
白色結晶として得た(収率18% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.88(d, 1H, J=2.0Hz), 8.36(dd, 1
H, J=8.5, 2.0Hz), 8.24(s, 1H), 7.79(d, 1H, J=8.5H
z), 7.30(s, 1H), 7.12(s, 1H), 5.19-5.11(m, 1H), 4.
51-4.47(br.-d, 2H), 4.29(q, 2H, J=7.0Hz), 4.27(q,
2H, J=7.0Hz), 3.49-3.33(br.-t, 2H), 2.73(s, 3H),
2.27-2.19(m, 4H), 1.55(t, 6H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1679, 1616, 1553, 1491, 145
2, 1365, 1238. mp(H2O) 189-190 ℃
【0202】実施例108:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジエトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
キナゾリン(化合物108) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−2,4−ジクロロ−キナゾリ
ンを用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化
合物を白色結晶として得た(収率88% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.11(s, 2H), 7.65-7.61(m, 2H),
7.18(s, 1H), 7.08(s, 1H), 5.17-5.13(m, 1H), 4.50-
4.45(br.-d, 2H), 4.23(q, 2H, J=7.0Hz), 4.17(q,2H,
J=7.0Hz), 3.39-3.31(br.-t, 2H), 2.52(s, 3H), 2.23-
2.16(m, 4H), 1.54(t, 6H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1662, 1562, 1510, 1459, 133
1, 1428. mp(EtOAc-Et2O) 284-286℃
【0203】実施例109:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジエトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリ
ジニル]−6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
キナゾリン(化合物109) 化合物cbに代えて化合物faを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−2,4−ジクロロ−キナゾリ
ンを用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化
合物を白色結晶として得た(収率81% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(d, 1H, J=2.3Hz), 8.15(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.18(s, 1H), 7.08(s, 1H), 5.20-5.10(m, 1H), 4.
50-4.46(br.-d, 2H), 4.23(q, 2H, J=7.0Hz), 4.17(q,
2H, J=7.0Hz), 3.41-3.30(br.-t, 2H), 2.23-2.13(m, 4
H), 1.54(t, 6H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1664, 1602, 1575, 1469, 132
5, 1248. mp(MeOH-H2O) 124-125℃
【0204】実施例110:3−[1−(6,7−ジエ
トキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オ
キソキナゾリン・2メタンスルホン酸塩(化合物11
0) 化合物72に代えて化合物108を用いる以外は、実施
例76の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(収率58% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 2H), 7.65-7.58(m, 2H),
7.03(s, 1H), 7.00(s, 1H), 5.14-5.09(m, 1H), 4.36-
4.31(br.-d, 2H), 4.21(q, 2H, J=7.0Hz), 4.12(q,2H,
J=7.0Hz), 3.84-3.81(m, 8H), 3.29-3.20(br.-t, 2H),
2.51(s, 3H), 2.21-2.13(m, 4H), 1.52(t, 3H, J=7.0H
z), 1.50(t, 3H, J=7.0Hz). (遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1659, 1628, 1460, 1273. mp(acetone) 211-213 ℃
【0205】実施例111:3−{1−[6,7−ジエ
トキシ−2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−3,4−ジヒド
ロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン・3メタンスル
ホン酸塩(化合物111) 化合物72に代えて化合物108を用い、モルホリンに
代えてN−メチルピペラジンを用いる以外は、実施例7
6の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率42% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.13(s, 2H), 7.65-7.57(m, 2H),
7.03(s, 1H), 6.94(s, 1H), 5.18-5.09(m, 1H), 4.34-
4.29(br.-d, 2H), 4.20(q, 2H, J=7.0Hz), 4.12(q,2H,
J=7.0Hz), 3.92-3.88(m, 8H), 3.27-3.19(br.-t, 2H),
2.51, 2.36(each,s, 3H), 2.21-2.12(m, 4H), 1.52(t,
3H, J=7.0Hz), 1.50(t, 3H, J=7.0Hz). (遊離塩基とし
て) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1717, 1627, 1594, 1460, 138
5, 1258.
【0206】実施例112:3−{1−[2−(4−エ
トキシカルボニルピペリジノ)−6,7−ジエトキシ−
4−キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−3,4−ジ
ヒドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物1
12) 化合物72に代えて化合物108を用い、モルホリンに
代えてイソニペコチン酸エチルを用いる以外は、実施例
76の方法に準じて、標記化合物を得た(収率42% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.14,(s, 1H), 8.13(s, 1H), 7.65-
7.57(m, 2H), 7.03(s, 1H), 6.93(s, 1H), 5.16-5.10
(m, 1H), 4.78-4.73(br.-d, 2H), 4.32-4.27(br.-d, 2
H), 4.19(q, 2H, J=7.0Hz), 4.12(q, 2H, J=7.0Hz), 3.
72(q, 2H, J=7.0Hz),3.27-3.18(br.-t, 2H), 3.09-3.00
(br.-t, 2H),2.56-2.52(m, 1H), 2.51(s, 3H), 2.22-1.
98(m, 6H), 1.81-1.73(m, 2H), 1.52(t, 3H, J=7.0Hz),
1.50(t, 3H,J=7.0Hz), 1.24(t, 3H, J=7.0Hz).
【0207】実施例113:3−{1−[2−(4−カ
ルボキシピペリジノ)−6,7−ジエトキシ−4−キナ
ゾリニル]−4−ピペリジニル}−3,4−ジヒドロ−
6−メチル−4−オキソキナゾリン・2メタンスルホン
酸塩(化合物113) 実施例112で得られた化合物112,1.0g(1.63mmol)
をメタノール20mlに溶解し、これに2規定水酸化ナトリ
ウム水溶液5ml を加え、2 時間加熱還流した。冷却後、
溶媒を留去し、残差に水及び塩酸を加え、析出した結晶
を濾取した。結晶をエーテルで洗浄することにより、標
記化合物の遊離塩基を得たのちに、実施例76の第二段
階の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(2 段階収率68% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.15,(s, 1H), 8.06(s, 1H), 7.61-
7.51(m, 2H), 6.97(s, 1H), 6.94(s, 1H), 5.09-5.03
(m, 1H), 4.70-4.66(br.-d, 2H), 4.29-4.25(br.-d, 2
H), 4.14(q, 2H, J=7.0Hz), 4.06(q, 2H, J=7.0Hz), 3.
23-3.14(br.-t, 2H),2.96-2.87(br.-t, 2H),2.55-2.51
(m, 1H), 2.46(s, 3H), 2.16-1.99(m, 6H), 1.72-1.69
(br.-d, 2H), 1.46(t, 6H, J=7.0Hz).(遊離塩基とし
て) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1720, 1630, 1597, 1459, 137
5, 1263. mp(EtOH-Et2O) 160-162 ℃
【0208】実施例114:3−{1−[2−ビス(2
−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジエトキシ−4
−キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン・2メタンス
ルホン酸塩(化合物114) 化合物72に代えて化合物108を用い、モルホリンに
代えてジエタノールアミンを用いる以外は、実施例76
の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収
率36% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.13,(s, 2H), 7.65-7.57(m, 2H),
7.00(s, 1H), 6.87(s, 1H), 5.14-5.09(m, 1H), 4.31-
4.26(br.-d, 2H), 4.18(q, 2H, J=7.0Hz), 4.11(q, 2H,
J=7.0Hz), 3.93-3.86(m, 8H), 3.28-3.20(br.-t, 2H),
2.51(s, 3H), 2.24-2.15(m, 4H), 1.51(t, 3H, J=7.0H
z), 1.50(t, 3H, J=7.0Hz).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1656, 1599, 1485, 1439, 135
0, 1266. mp(EtOH-Et2O) 173-175 ℃
【0209】実施例115:3−[1−(6,7−ジメ
トキシ−2−プロピルアミノ−4−キナゾリニル)−4
−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4
−オキソキナゾリン・2メタンスルホン酸塩(化合物1
15) 化合物72に代えて化合物108を用い、モルホリンに
代えてプロピルアミンを用いる以外は、実施例76の方
法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率40
% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.13,(s, 2H), 7.64-7.57(m, 2H),
7.04(s, 1H), 6.91(s, 1H), 5.15-5.09(m, 1H), 4.33-
4.29(br.-d, 2H), 4.19(q, 2H, J=7.0Hz), 4.11(q, 2H,
J=7.0Hz), 3.44(q, 2H, J=7.0Hz), 3.27-3.18(br.-t,
2H), 2.51(s, 3H),2.21-2.12(m, 4H), 1.71-1.63(m, 2
H), 1.51(t, 3H, J=7.0Hz), 1.49(t, 3H, J=7.0Hz), 1.
01(t, 3H, J=7.0Hz).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1663, 1604, 1512, 1478, 122
2. mp(EtOAc-Et2O) 96-103 ℃
【0210】実施例116:3−[1−(6,7−ジエ
トキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]−6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4−オ
キソキナゾリン(化合物116) 化合物72に代えて化合物109を用い、ジエタノール
アミンに代えてモルホリンを用いる以外は、実施例77
の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収
率67% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.45(d, 1H, J=2.3Hz), 8.17(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.03(s, 1H), 6.94(s, 1H), 5.12-5.09(m, 1H), 4.
35-4.30(br.-d, 2H), 4.21(q, 2H, J=7.0Hz), 4.12(q,
2H, J=7.0Hz), 3.84-3.79(m, 8H), 3.28-3.19(br.-t, 2
H), 2.22-2.08(m, 4H), 1.52(t, 3H, J=7.0Hz), 1.50
(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1679, 1602, 1554, 1440, 136
9, 1232. mp(EtOAc-Et2O) 146-147℃
【0211】実施例117:3−{1−[2−ビス(2
−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジエトキシ−4
−キナゾリニル]−4−ピペリジニル}−6−ブロモ−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物11
7) 化合物72に代えて化合物109を用いる以外は、実施
例77の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(収率15% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(d, 1H, J=2.3Hz), 8.18(s, 1
H), 7.85(dd, 1H, J=8.6,2.3Hz), 7.60(d, 1H, J=8.6H
z), 7.00(s, 1H), 6.97(s, 1H), 5.12-5.04(m, 1H), 4.
37-4.32(br.-d, 2H), 4.20(q, 2H, J=7.0Hz), 4.10(q,
2H, J=7.0Hz), 3.93-3.88(m, 8H), 3.31-3.23(br.-t, 2
H), 2.27-2.16(m, 4H), 1.54(t, 3H, J=7.0Hz), 1.51
(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1682, 1602, 1570, 1470, 132
3, 1242. mp(EtOAc-Et2O) 179-180℃
【0212】実施例118:3−[1−(6,7−ジエ
トキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−4−ピ
ペリジニル]−6−アセチル−3,4−ジヒドロ−4−
オキソキナゾリン(化合物118) 化合物74に代えて化合物116を用いる以外は、実施
例75の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(収率24% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.87(d, 1H, J=2.0Hz), 8.36(dd, 1
H, J=8.3, 2.0Hz), 8.26(s, 1H), 7.78(d, 1H, J=8.3H
z), 7.04(s, 1H), 6.95(s, 1H), 5.16-5.08(m, 1H), 4.
36-4.31(br.-d, 2H), 4.21(q, 2H, J=7.0Hz), 4.13(q,
2H, J=7.0Hz), 3.84-3.81(m, 8H), 3.30-3.21(br.-t, 2
H), 2.72(s, 3H), 2.24-2.15(m, 4H), 1.53(t, 3H, J=
7.0Hz), 1.50(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1688, 1558, 1448, 1344, 123
7. mp(EtOAc-Et2O) 170-174℃
【0213】実施例119:3−[1−(6,7−ジエ
トキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−
3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェ
ニルキナゾリン(化合物119) 化合物cbに代えて化合物naを用い、化合物iaに代
えて6,7−ジエトキシ−4−クロロ−キナゾリンを用
いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を
白色結晶として得た(収率57% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.62(s, 1H), 8.11(s, 1H), 7.66-
7.54(m, 7H),7.28(s, 1H), 7.14(s, 1H), 4.29-4.14(m,
7H), 3.32-3.26(m, 2H), 2.80-2.72(m, 2H),2.52(s, 3
H), 1.88-1.84(m, 2H),1.55(t, 6H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1672, 1616, 1556, 1504, 144
2, 1243. mp(EtOAc-Et2O) 174-175℃
【0214】実施例120:3−[1−(8−メトキシ
−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−3,4−
ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物120) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて4−クロロ−8−メトキシキナゾリンを用いる以外
は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(収率36% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.84(s, 1H), 8.11(s, 1H), 7.61-
7.57(m, 2H), 7.49-7.42(m, 2H), 7.13(dd, 1H, J=7.0,
1,5Hz), 5.23-5.11(m, 1H), 4.57-4.51(br.-d, 2H),
4.07(s, 3H), 3.39-3.29(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.
29-2.15(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1675, 1599, 1495, 1338, 126
0. mp(Et2O) 130-132℃
【0215】実施例121:3−[1−(7,8−ジメ
トキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物12
1) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて4−クロロ−7,8−メトキシキナゾリンを用いる
以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を白色
結晶として得た(収率42% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.79(s, 1H), 8.13-8.11(m, 2H),
7.69(d, 1H, J=9.2Hz), 7.62-7.60(m, 2H), 7.24(d, 1
H, J=9.2Hz), 5.21-5.12(m, 1H), 4.55-4.50(br.-d, 2
H), 4.11, 4.04(each, s, 3H), 3.40-3.30(br.-t, 2H),
2.52(s, 3H), 2.24-2.15(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1606, 1478, 1405, 131
8, 1241. mp(EtOAc-Et2O) 164-166℃
【0216】実施例122:3−[1−(7−メチル−
6−メトキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニ
ル]−3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合
物122) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて4−クロロ−7−メチル−6−メトキシキナゾリン
を用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合
物を白色結晶として得た(収率26% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.74(s, 1H), 8.14(s, 2H), 7.63
(s, 1H), 7.62-7.61(m, 2H), 7.08(s, 1H), 5.17-5.15
(m, 1H), 4.48-4.43(br.-d, 2H), 3.97(each, s, 3H),
3.38-3.29(br.-t, 2H), 2.53, 2.42(each, s, 3H), 2.2
8-2.13(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1674, 1608, 1565, 1495, 145
5, 1333, 1230. mp(Et2O) 266-269℃
【0217】実施例123:3−[1−(6,8−ジメ
トキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペリジニル]−
3,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン(化合物12
3) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて4−クロロ−6,8−ジメトキシキナゾリンを用い
る以外は、実施例67の方法に準じて、標記化合物を白
色結晶として得た(収率38% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.77(s, 1H), 8.13(s, 1H), 7.65-
7.57(m, 2H), 6.80(d, 1H, J=2.3Hz), 6.72(d, 1H, J=
2.3Hz), 5.20-5.11(m, 1H), 4.46-4.41(br.-d, 2H), 4.
04, 3.93(each, s, 3H), 3.35-3.26(br.-t, 2H), 2.52
(s, 3H), 2.26-2.16(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1673, 1608, 1491, 1445, 132
4, 1243. mp(EtOAc-Et2O) 153-154℃
【0218】実施例124:3−[1−(2−クロロ−
6,7−メチレンジオキシ−4−キナゾリニル)−4−
ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン(化合物124) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて2,4−ジクロロ−6,7−メチレンジオキシキナ
ゾリンを用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標
記化合物を白色結晶として得た(収率72% )。1 H-NMR(DMSO)δ: 8.23(s, 1H), 8.10(s, 1H), 7.63-7.6
0(m, 2H), 7.20(s, 1H),7.12(s, 1H), 6.18(s, 2H), 5.
14-5.07(m, 1H), 4.45-4.41(br.-d, 2H), 3.39-3.33(b
r.-t, 2H), 2.52(s, 3H), 2.37-2.25(m, 2H), 2.16-2.1
2(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1667, 1604, 1539, 1459, 133
4, 1249. mp(H2O) 148-450 ℃
【0219】実施例125:3−[1−(6,7−メチ
レンジオキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−
4−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−
4−オキソキナゾリン・塩酸塩(化合物125) 第一段階:実施例124で得られた化合物124,272m
g(0.60mmol) を5ml のN−メチルピロリジノンに溶解
し、これにモルホリン0.30ml(3.0mmol) を加え、140
℃で1.5 時間加熱攪拌した。反応液を室温に冷却し、
水を加えて析出した結晶を濾取した。この粗結晶をエー
テルで洗浄して、標記化合物の遊離塩基を229.0mg (収
率76% )の白色結晶として得た。 第二段階:第一段階で得られた遊離塩基220mg(0.44mmo
l) を酢酸エチル20mlに溶解し、これに、室温下過剰量
の飽和塩化水溶液−酢酸エチル溶液を滴下し、10分間攪
拌した。析出した結晶を濾取し、エーテルで洗浄するこ
とにより、標記化合物を236.2mg(収率86%)の白色結晶と
して得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 1H), 7.65-7.57(m, 2H),
7.03(s, 1H), 6.93(s, 1H), 6.03(s, 2H), 5.16-5.07
(m, 1H), 4.26-4.21(br.-d, 2H), 3.84-3.80(m, 8H),
3.25-3.16(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.21-2.12(m, 4
H).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1663, 1610, 1536, 1508, 145
8, 1362, 1259. mp(Et2O) 215-217℃
【0220】実施例126:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジプロポキシ−4−キナゾリニル)−4−ピペ
リジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキ
ソキナゾリン(化合物126) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて2,4−ジクロロ−6,7−ジプロポキシキナゾリ
ンを用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標記化
合物を白色結晶として得た(収率83% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 2H), 7.65-7.58(m, 2H),
7.18(s, 1H), 7.08(s, 1H), 5.17-5.13(m, 1H), 4.51-
4.47(br.-d, 2H), 4.10(q, 2H, J=7.0Hz), 4.05(q,2H,
J=7.0Hz), 3.39-3.32(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.22-
2.15(m, 4H), 1.99-1.86(m, 4H), 1.09(t, 6H, J=7.0H
z). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1664, 1602, 1562, 1496, 147
6, 1329, 1244. mp(H2O) 154-156 ℃
【0221】実施例127:3−[1−(2−モルホリ
ノ−6,7−ジプロポキシ−4−キナゾリニル)−4−
ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン・塩酸塩(化合物127) 化合物124に代えて化合物126を用いる以外は、実
施例125の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(収率69% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 2H), 7.65-7.61(m, 2H),
7.04(s, 1H), 6.93(s, 1H), 5.16-5.10(m, 1H), 4.35-
4.30(br.-d, 2H), 4.05(q, 2H, J=7.0Hz), 4.00(q,2H,
J=7.0Hz), 3.85-3.79(m, 8H), 3.28-3.20(br.-t, 2H),
2.51(s, 3H), 2.21-2.12(m, 4H), 1.95-1.85(m, 4H),
1.08(t, 6H, J=7.0Hz). (遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1673, 1604, 1534, 1446, 133
3, 1248. mp(EtOH-EtOAc-Et2O) 170-172 ℃
【0222】実施例128:3−[1−(2−クロロ−
6,7−ジイソプロポキシ−4−キナゾリニル)−4−
ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソキナゾリン(化合物128) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて2,4−ジクロロ−6,7−ジイソプロポキシキナ
ゾリンを用いる以外は、実施例67の方法に準じて、標
記化合物を白色結晶として得た(収率63% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.11(s, 2H), 7.65-7.57(m, 2H),
7.21(s, 1H), 7.19(s, 1H), 5.19-5.11(m, 1H), 4.74-
4.66(m, 1H), 4.57-4.48(m, 3H), 3.40-3.30(m, 2H),
2.51(s, 3H), 2.22-2.14(m, 4H), 1.45(d, 6H, J=6.0H
z), 1.39(d, 6H, J=6.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1672, 1606, 1561, 1426, 133
2, 1247. mp(Et2O) 110-112℃
【0223】実施例129:3−[1−(6,7−ジイ
ソプロポキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)−
4−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メチル−
4−オキソキナゾリン・塩酸塩(化合物129) 化合物124に代えて化合物128を用いる以外は、実
施例125の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(収率62% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 2H), 7.64-7.57(m, 2H),
7.16(s, 1H), 6.94(s, 1H), 5.16-5.10(m, 1H), 4.73-
4.68(m, 1H), 4.45-4.31(m, 3H), 3.84-3.81(m, 8H),
3.27-3.19(m, 2H), 2.51(s, 3H), 2.20-2.12(m, 4H),
1.43(d, 6H, J=6.0Hz), 1.35(d, 6H, J=6.0Hz). (遊離
塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1662, 1585, 1463, 1360, 125
0. mp(Et2O) 166-167℃
【0224】実施例130:3−[1−(7−ベンジル
オキシ−2−クロロ−6−メトキシ−4−キナゾリニ
ル)−4−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−メ
チル−4−オキソキナゾリン(化合物130) 化合物cbに代えて化合物bdを用い、化合物iaに代
えて7−ベンジルオキシ−2,4−ジクロロ−6−メト
キシキナゾリンを用いる以外は、実施例67の方法に準
じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率77% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.14(s, 1H), 8.12(s, 1H), 7.67-
7.58(m, 2H), 7.49-7.31(m, 5H), 7.28(s, 1H), 7.10
(s, 1H), 5.28(s, 2H), 5.17-5.13(m, 1H), 4.53-4.49
(br.-d, 2H), 3.99(s, 3H), 3.42-3.33(br.-t, 2H), 2.
52(s, 3H), 2.25-2.17(m, 4H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1668, 1605, 1561, 1508, 143
5, 1245. mp(EtOAc-Et2O) 140-142℃
【0225】実施例131:3−[1−(7−ベンジル
オキシ−6−メトキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリ
ニル)−4−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロ−6−
メチル−4−オキソキナゾリン・塩酸塩(化合物13
1) 化合物124に代えて化合物130を用いる以外は、実
施例125の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(収率55% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.12(s, 2H), 7.65-7.57(m, 2H),
7.49-7.28(m, 5H), 7.03(s, 2H), 5.26(s, 2H), 5.18-
5.12(m, 1H), 4.35-4.31(br.-d, 2H), 3.93(s, 3H), 3.
91-3.82(m, 8H), 3.29-3.23(br.-t, 2H), 2.51(s, 3H),
2.23-2.14(m, 4H).(遊離塩基として) IR(KBr tab.) (cm-1) : 1628, 1523, 1463, 1436, 138
0, 1261. mp(Et2O) 196-199℃
【0226】実施例132:錠剤 常法により、次の組成からなる錠剤を調製した。化合物
29,40g 、ラクトース286.8g及び馬鈴薯でんぷん60g
を混合し、これにヒドロキシプロピルセルロースの10%
水溶液120gを加えた。この混合物を常法により練合し、
造粒して乾燥させた後、整粒し打錠用顆粒とした。これ
にステアリン酸マグネシウム1.2gを加えて混合し、径8
mmの杵を持った打錠機(菊水社製RT−15型)で打錠
を行って、錠剤(1錠あたり活性成分20mgを含有する)
を得た。
【0227】実施例133:カプセル剤 常法により、次の組成からなるカプセル剤を調製した。
化合物29,200g、アビセル995g及びステアリン酸マグ
ネシウム5gを常法により混合した。この混合物をカプセ
ル充填機(Zanasi社製、LZ−64型)により、ハード
カプセル4号(1カプセルあたり120mg 容量)に充填
し、カプセル剤(1カプセルあたり活性成分20mgを含有
する)を得た。
【0228】実施例134:注射剤 常法により、次の組成からなる注射剤を調製した。化合
物29、1gを精製ダイズ油100gに溶解させ、精製卵黄レ
シチン12g 及び注射用グリセリン25g を加えた。この混
合物を常法により注射用蒸留水で1000mlとして練合・乳
化した。得られた分散液を0.2 μmのディスポーザブル
型メンブランフィルターを用いて無菌濾過後、ガラスバ
イアルに2ml ずつ無菌的に充填して、注射剤(1バイア
ルあたり活性成分2mg を含有する)を得た。
【0229】実施例135:肛門坐剤 常法により、次の組成からなる直腸投与の製剤を調製し
た。ウィテプゾールTMH15(ダイナマイトノーベル社
製)678.8g及びウィテプゾールTME75(ダイナマイト
ノーベル社製)290.9gを40〜50℃で溶融させた。こ
れに化合物29,2.5g、第一リン酸カリウム13.6g 及び
第二リン酸ナトリウム14.2g をそれぞれ均一に混合分散
させた。ついで該混合分散したものをプラスチック製の
坐剤の型に充填した後、徐々に冷却して肛門坐剤(1製
剤あたり活性成分2.5mg を含有する)を得た。
【0230】参考例1:3−[1−(7−エチルアミノ
−6−ニトロキナゾリン−4−イル)−4−ピペリジニ
ル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ジメチ
ル−2,4−ジオキソキナゾリン(化合物a) 化合物dに代えて国際公開WO94/06648に記載
の方法で合成できる4−クロロ−7−エチルアミノ−6
−ニトロキナゾリンを用いる以外は、実施例2の第二段
階の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率24% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.92(s, 1H), 8.52(s, 1H),
8.01(d, 1H, J=1.3Hz), 7.49(dd, 1H, J=8.3, 1.3Hz),
7.09(d, 1H, J=8.3Hz), 7.00(s, 1H), 5.40-5.31(m, 1
H), 4.68-4.63(br.-d, 2H), 3.57(s, 3H), 3.45-3.31
(m, 4H), 3.07-2.95(m, 2H), 2.42(s, 3H), 1.90-1.86
(br.-d, 2H), 1.42(t, 3H, J=7.0Hz).
【0231】参考例2:2,3,7,8−テトラヒドロ
−1,3−ジメチル−1H,7H−イミダゾ[4,5−
g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合物d) 第一段階:公知の方法(例えば、特開昭61−207,
388号公報に記載の方法)により合成できる2,3−
ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸メチル5.76g(30.0mmol) をDMF50mlに懸
濁し、60% 水素化ナトリウム2.64g(66.0mmol) を加え
て、室温で10分間撹拌した。反応液が均一になったと
ころに、ヨウ化メチル3.73ml(60.0mmol)を滴下し、室温
でさらに1時間撹拌した。この混合物に飽和塩化アンモ
ニウム水溶液を加えて反応を止め、析出した結晶を濾別
して水で洗浄し、2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル
−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸メチル5.0gの粗生成物を得た(収率76% )。
【0232】第二段階:第一段階で得られた化合物4.4g
(20.0mmol)を無水酢酸10mlに溶解し、発煙硝酸1.02ml(2
5.0mmol)を滴下し、室温で20分間攪拌した。この混合物
に氷水を加え、析出した結晶を濾別し水で洗浄して2,
3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−6−ニトロ−2−オ
キソ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチ
ル4.0gの粗生成物を得た(収率75% )。 第三段階:第二段階で得られた化合物2.0g(7.54mmol)を
エタノール110ml に溶解し、10% Pd/C200mg を加え
て、 水素雰囲気下、室温で6時間激しく攪拌した。反応
液を濾過助剤を用いて濾別し、濾液を濃縮して6−アミ
ノ−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−2−オキソ
−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル1.
71g の粗生成物を得た(収率96% )。 第四段階:第三段階で得られた化合物410mg(1.74mmol)
をホルムアミド10mlに懸濁し、170℃で3時間攪拌し
た。反応液を放冷後、水を加えてクロロホルムで抽出し
た後、有機層を洗浄、乾燥し、溶媒を留去した。残渣を
エーテルにより再結晶し、標記化合物を71.4mg(収率18
%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.50(s, 1H), 7.61(s, 1H),
7.26(s, 1H), 3.45(s, 3H), 3.43(s, 3H).
【0233】参考例3:2,3,7,8−テトラヒドロ
−1,3−ジプロピル−1H,7H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合物e) ヨウ化メチルに代えてヨウ化プロピルを用いる以外は、
参考例2の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(4段階収率39% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.15(s, 1H), 7.83(s, 1H),
7.34(s, 1H), 3.97(q, 2H, J=7.3Hz), 3.92(q, 2H, J=
7.3Hz), 1.92-1.78(m, 4H), 1.01(t, 3H, J=7.3Hz), 1.
00(t, 3H, J=7.3Hz).
【0234】参考例4:1,3−ジブチル−2,3,
7,8−テトラヒドロ−1H,7H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2,8−ジオン(化合物f) ヨウ化メチルに代えてヨウ化ブチルを用いる以外は、参
考例2の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(4段階収率18% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.16(s, 1H), 7.84(s, 1H),
7.34(s, 1H), 4.00(t, 2H, J=6.9Hz), 3.97(t, 2H, J=
6.9Hz), 1.82-1.70(m, 4H), 1.43-1.31(m, 4H), 1.01
(t, 3H, J=7.3Hz), 0.99(t, 3H, J=7.3Hz).
【0235】参考例5:5,8−ジクロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,3−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−
g]キナゾリン−2−オン(化合物g) 第一段階:参考例2の第二段階で得られた6−アミノ−
2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−2−オキソ−1
H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル1.70g
(7.23mmol) と尿素1.74g(28.9mmol) の混合物を、18
0℃で2時間攪拌した。反応液を放冷後、水を加え、析
出した結晶を濾別し水で洗浄して2,3,5,6,7,
8−ヘキサヒドロ−1,3−ジメチル−1H−イミダゾ
[4,5−g]キナゾリン−2,6,8−トリオン1.44
g の粗生成物を得た(収率81% )。 第二段階:第一段階で得られた化合物を用いる以外は、
実施例2の第一段階の方法に準じて、標記化合物を白色
結晶として得た(収率79% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 7.62(s, 1H), 7.45(s, 1H),
3.58(s, 3H), 3.55(s, 3H).
【0236】参考例6:5,8−ジクロロ−1,3−ジ
エチル−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−1H−
イミダゾ[4,5−g]キナゾリン−2−オン(化合物
g) 6−アミノ−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−2
−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
メチルに代えて、参考例2の第二段階の方法に準じて得
られる6−アミノ−1,3−ジエチル−2,3−ジヒド
ロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸メチルを用いる以外は、参考例5の方法に準じて
標記化合物を白色結晶として得た(2段階収率70% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 7.60(s, 1H), 7.46(s, 1H),
4.08(q, 2H, J=7.3Hz), 4.05(q, 2H, J=7.3Hz), 1.44
(t, 3H, J=7.3Hz), 1.41(t, 3H, J=7.3Hz).
【0237】参考例7:5,8−ジクロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,3−ジプロピル−1H−イミダゾ[4,5
−g]キナゾリン−2−オン(化合物i) 6−アミノ−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−2
−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
メチルに代えて、参考例2の第二段階の方法に準じて得
られる6−アミノ−1,3−ジエチル−2,3−ジヒド
ロ−2−オキソ−1,3−ジプロピル−1H−ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸メチルを用いる以外は、参
考例5の方法に準じて標記化合物を白色結晶として得た
(2段階収率55% )。1 H-NMR(DMSO)δ(ppm): 7.79(s, 1H), 7.77(s, 1H), 3.9
7(q, 2H, J=7.3Hz), 3.94(q, 2H, J=7.3Hz), 1.73-1.70
(m, 4H), 0.89(t, 3H, J=7.3Hz), 0.87(t, 3H, J=7.3H
z).
【0238】参考例8:3−[1−(7−エチルアミノ
−6−ニトロキナゾリン−4−イル)−4−ピペリジニ
ル]−3,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキ
ソキナゾリン(化合物j) 化合物cに代えて特開平8−151377に記載の方法
で合成できる3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキ
ソ−3−(4−ピペリジニル)キナゾリン・臭化水素酸
塩を用い、化合物dに代えて国際公開WO94/066
48に記載の方法で合成できる4−クロロ−7−エチル
アミノ−6−ニトロキナゾリンを用いる以外は、実施例
2の第二段階の方法に準じて、標記化合物を白色結晶と
して得た(収率64% )。1 H-NMR(DMSO)δ(ppm): 8.87(s, 1H), 8.58(s, 1H), 8.1
1(s, 1H), 8.10(s, 1H),7.65-7.56(m, 2H), 7.03(s, 1
H), 5.24-5.16(m, 1H), 4.70-4.65(br.-d, 2H),3.51-3.
35(m, 4H), 2.51(s, 3H), 2.20-2.14(m, 4H), 1.42(t,
3H, J=7.3Hz).
【0239】参考例9:2,3,5,6,7,8−ヘキ
サヒドロ−1,3−ジメチル−1H,6H,7H−イミ
ダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリオン
(化合物l) 第一段階:公知の方法[例えば、ジャーナル・オブ・ヘ
テロサイクリック・ケミストリー(J .Heterocycl.Ch
em.)、10巻、891ページ(1973年)に記載の
方法]により合成できる4,5−ジアミノフタル酸ジメ
チル9.24g(41.2mmol) をアセトニトリル100ml に溶解
し、N,N−カルボニルジイミダゾール10.4g(63.9mmo
l) を加えて、60℃で5時間加熱攪拌した。反応液を
放冷後、水を加え、析出した結晶を濾別し水で洗浄して
2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾ
ール−5,6−ジカルボン酸メチル8.24g の粗生成物を
得た(収率73% )。
【0240】第二段階:第一段階で得られた化合物2.50
g(10.0mmol) をDMF45mlに懸濁し、60% 水素化ナトリ
ウム0.88g(22.0mmol) を加えて、室温で10分間撹拌し
た。反応液が均一になったところに、ヨウ化メチル1.37
ml(22.0mmol)を滴下し、室温でさらに1時間撹拌した。
ここに、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応を止
め、析出した結晶を濾別し水で洗浄して2,3−ジヒド
ロ−1,3−ジメチル−2−オキソ−1H−ベンゾイミ
ダゾール−5,6−ジカルボン酸メチル2.78g の粗生成
物を得た(収率99% )。 第三段階:第二段階で得られた化合物2.7g(9.70mmol)を
メタノール50mlに溶解し、ヒドラジン一水和物7.0ml と
トリエチルアミン7.0ml を加え、3時間加熱還流した。
反応液を放冷後、析出した結晶を濾別しエタノールで洗
浄して標記化合物1.85g の粗生成物を得た(収率77%
)。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.71(s, 2H), 3.45(s, 6H).
【0241】参考例10:1,3−ジエチル−2,3,
5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6H,7H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリオ
ン(化合物m) 第一段階:2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベン
ゾイミダゾール−5,6−ジカルボン酸メチルに代え
て、公知の方法[例えば、テトラヘドロン・レターズ
(Tetrahedron Lett .)、28巻、1389ページ
(1987年)に記載の方法]により合成できる2,3
−ジヒドロ−5,6−ジメチル−1H−ベンゾイミダゾ
ール−2−オンを用い、ヨウ化メチルに代えてヨウ化エ
チルを用いる以外は、参考例9の第二段階の方法に準じ
て、1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ−5,6−ジ
メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−オンの粗生成
物を得た(収率68% )。
【0242】第二段階:第一段階で得られた化合物1.00
g(4.58mmol) を2−メチル−1−プロパノール10mlと水
15mlの混合溶媒に溶解し、110℃で加熱攪拌しなが
ら、過マンガン酸カリウム3.62g(22.9mmol) を徐々に加
えた。110℃で1時間加熱攪拌した後、さらに過マン
ガン酸カリウム1.45g(9.16mmol) を徐々に加え、110
℃で1時間加熱攪拌した。その後、濾過助剤を用いて熱
時濾過し、濾液を濃縮した。得られた残渣を水に溶解
し、ここに2N塩酸水溶液を滴下し、析出した結晶を濾
別し水で洗浄して1,3−ジエチル−2,3−ジヒドロ
−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール−5,6−ジ
カルボン酸779mg の粗生成物を得た(収率61%)。 第三段階:第二段階で得られた化合物300mg(1.08mmol)
を酢酸3ml と水3ml の混合溶媒に溶解し、ヒドラジン一
水和物0.26ml(5.40mmol)を加え、1.5 時間加熱還流し
た。放冷後、析出した結晶を濾別しメタノールで洗浄し
て標記化合物102mgの粗生成物を得た(収率34% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.75(s, 2H), 4.01(q, 4H,
J=7.3Hz), 1.25(t, 6H,J=7.3Hz).
【0243】参考例11:2,3,5,6,7,8−ヘ
キサヒドロ−1,3−ジプロピル−1H,6H,7H−
イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリ
オン(化合物n) ヨウ化メチルに代えてヨウ化プロピルを用いる以外は、
参考例9の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(3段階収率57% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.75(s, 2H), 3.94(t, 4H,
J=7.3Hz), 1.77-1.64(m,4H), 0.89(t, 6H, J=7.3Hz).
【0244】参考例12:2,3,5,6,7,8−ヘ
キサヒドロ−1,3−ジプロピル−1H,6H,7H−
イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリ
オン(化合物o) ヨウ化エチルに代えてヨウ化イソプロピルを用いる以外
は、参考例10の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(3段階収率19% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.79(s, 2H), 4.80-4.70(m,
2H), 1.51(d, 12H, J=6.9Hz).
【0245】参考例13:1,3−ジブチル−2,3,
5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6H,7H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリオ
ン(化合物p) ヨウ化エチルに代えてヨウ化ブチルを用いる以外は、参
考例10の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として
得た(3段階収率33% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.74(s, 2H), 3.98(t, 4H,
J=6.9Hz), 1.72-1.61(m,4H), 1.38-1.25(m, 4H), 0.90
(t, 6H, J=7.3Hz).
【0246】参考例14:2,3,5,6,7,8−ヘ
キサヒドロ−1,3−ジイソブチル−1H,6H,7H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−ト
リオン(化合物q) ヨウ化エチルに代えてヨウ化イソブチルを用いる以外
は、参考例10の方法に準じて、標記化合物を白色結晶
として得た(3段階収率20% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.75(s, 2H), 3.81(d, 4H,
J=7.6Hz), 2.23-2.07(m,2H), 0.90(d, 12H, J=6.6Hz).
【0247】参考例15:1,3−ジアリル−2,3,
5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6H,7H−イ
ミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−トリオ
ン(化合物r) ヨウ化メチルに代えて臭化アリルを用いる以外は、参考
例9の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(3段階収率46% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.55(s, 2H), 6.02-5.89(m,
2H), 5.22-5.06(m, 4H), 4.65-4.64(m, 4H).
【0248】参考例16:1,3−ジベンジル−2,
3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−1H,6H,7H
−イミダゾ[4,5−g]フタラジン−2,5,8−ト
リオン(化合物s) ヨウ化メチルに代えて臭化ベンジルを用いる以外は、参
考例9の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(3段階収率57% )。1 H-NMR(DMSO-d6) δ(ppm): 7.74-7.25(m, 12H), 5.21
(s, 4H).
【0249】参考例17:8−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−イミダゾ
[4,5−g]キノリン−7−カルボン酸エチル(化合
物u) 特開昭56−7,784に記載の方法により合成できる
1,3−ジエチル−2,3,5,6−テトラヒドロ−
2,5−ジオキソ−1H−イミダゾ[4,5−g]キノ
リン−7−カルボン酸エチル(化合物y)を用いる以外
は、実施例2の第一段階の方法に準じて、標記化合物を
得た(収率95% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 9.11(s, 1H), 7.82(s, 1H),
7.62(s, 1H), 4.50(q, 2H, J=7.3Hz), 4.13-4.02(m, 4
H), 1.50-1.40(m, 9H).
【0250】参考例18:8−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−g]
キノリン−2−オン(化合物t) 化合物yを用い、新実験化学講座、14巻、2075ペ
ージ(1978年、丸善)に記載の方法に準じて、標記
化合物を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 8.61(d, 1H, J=4.9Hz), 7.64
(s, 1H), 7.62(s, 1H), 7.42(d, 1H, J=4.9Hz), 4.12-
4.02(m, 4H), 1.63-1.39(m, 6H).
【0251】参考例19:6,8−ジクロロ−1,3−
ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5
−g]キノリン−2−オン(化合物v) アセト酢酸エチルに代えて、マロン酸ジエチルを用いる
以外は、特開昭54−154,797号公報に記載の方
法に準じて、標記化合物を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 7.59(s, 1H), 7.54(s, 1H),
7.44(s, 1H), 4.11-4.00(m, 4H), 1.46-1.38(m, 6H).
【0252】参考例20:5,7−ジクロロ−1,3−
ジエチル−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5
−g]イソキノリン−2−オン(化合物w) 第一段階:2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルに代えて、市販
の2−ヒドロキシベンゾイミダゾールを用い、ヨウ化メ
チルに代えてヨウ化エチルを用いる以外は、参考例2の
第一段階の方法に準じて、1,3−ジエチル−2,3−
ヒドロキシ−1H−ベンゾイミダゾール−2−オンを得
た。 第二段階:塩化アルミニウム 875mg(6.56 mmol) を二硫
化炭素3 mlに懸濁し、第一段階で得られた化合物 1.04g
(5.46mmol)及び3−クロロプロピオニルクロライド0.55
ml(5.76mmol)の二硫化炭素5ml 溶液を氷冷下にて5分間
かけて滴下し、50℃で4時間攪拌した。反応液を放冷
後、溶媒を減圧で留去し、得られた残渣に氷冷下にて硫
酸15mlを滴下し、100℃で1.5時間加熱攪拌した。
反応液を放冷後、氷水に注加し、酢酸エチルで抽出し、
有機層を洗浄、乾燥した。溶媒を減圧で留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=2/1)で精製し、1,3−ジエチ
ル−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−インデノ
[5,6−d]イミダゾール−2,5−ジオン292mg
(収率22 %)を得た。
【0253】第三段階:第二段階で得られた化合物621m
g(2.54mmol) のメタノール5ml 溶液に、氷冷下にて亜硝
酸イソアミル1ml(7.45mmol) 及び塩酸5ml を加え、室温
で3時間攪拌した。析出した沈殿物を濾取して黄色結晶
Aを得た。一方、濾液を減圧で濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/2)で精製し、黄色結晶Bを得た。Aと
Bをあわせて1,3−ジエチル−2,3,6,7−テト
ラヒドロ−6−ヒドロキシイミノ−1H,6H−インデ
ノ[5,6−d]イミダゾール−2,5−ジオン584mg
(収率84% )を得た。 第四段階:第三段階で得られた化合物316 mg(1.15mmol)
及び五塩化リン270mg(1.29mmol) のオキシ塩化リン7ml
溶液に塩酸5ml を加え、70℃で4.5時間加熱攪拌し
た。反応液を放冷後、溶媒を減圧で留去し、残渣を氷水
に注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄、乾燥
した後、溶媒を減圧で留去し、標記化合物358mg (収率
100%)を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 7.46 (1H, s), 7.20 (1H, s),
6.95 (1H, s), 4.07-3.92 (4H, m), 1.46-1.27 (6H,
m).
【0254】参考例21:5−クロロ−1,3−ジエチ
ル−2,3,7,8−テトラヒドロ−1H−イミダゾ
[4,5−g]キノリン−2−オン(化合物x) 第一段階:公知の方法により合成できる5- アミノ−
1,3−ジエチル−2,3−ヒドロキシ−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−オンを用い、ジャーナル・オブ・メ
ディシナル・ケミストリー(J .Med .Chem.)、23
巻、506ページ(1980年)記載の方法に準じて、
1,3−ジエチル−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒ
ドロ−1H,6H−イミダゾ[4,5−g]キノリン−
2,7−ジオンを得た。 第二段階:第一段階で得られた化合物を用いる以外は、
実施例2の第一段階の方法に準じて、標記化合物を白色
結晶として得た(収率88% )。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 7.40(s, 1H), 6.81(s, 1H),
4.02-3.91(m, 4H), 3.87-3.82(m, 2H), 2.87(t, 2H, J=
7.6Hz), 1.43-1.32(m, 6H).
【0255】参考例22:4−(2−アミノ−5−メチ
ルベンゾイルアミノ)−1−(6,7−ジメトキ−4−
キナゾリニル)ピペリジン(化合物ad) 第一段階:5−メチル−2−ニトロ安息香酸 50.0g(0.2
8mol) に塩化チオニル600ml を加えて、100 ℃で1.5
時間加熱した。溶媒を減圧留去したのち、残渣にトルエ
ンを加えて更に減圧留去を行い塩化チオニルを完全に除
去した。ここにジクロロメタン400ml とトリエチルアミ
ン120ml(0.84mmol) を加えて0 ℃にて撹拌し、さらにジ
クロロメタン100ml に溶かした4−アミノ−1−ベンジ
ルピペリジン57.0ml(0.28mol) を滴下した。30分間かけ
て反応液の温度を室温まで昇温し、そのまま1時間放置
した。反応液に水800ml を加えて分液し有機層を水、飽
和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムにて有機層を
乾燥した。有機層を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え
て得られた結晶を濾取し、1−ベンジル−4−(5−メ
チル−2−ニトロベンゾイルアミノ)ピペリジン(化合
物aa)を91.74g(収率93% )の白色結晶として得た。
【0256】第二段階:第一段階で得られた化合物a
a,1.41g(4.0mmol)を20mlのクロロホルムに溶解し、室
温でビニルクロロホルメート0.36ml(4.0mmol) を滴下し
12時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣の油状物質
に酢酸エチルとエーテルを加え析出した結晶を濾取し、
エーテルにて洗浄して1.29g の白色粗結晶を得た。これ
を、これ以上精製することなく、メタノール20mlに溶解
し、ここに飽和塩化水素−酢酸エチル溶液を5ml 加え
て、2時間加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残渣の油
状物質に酢酸エチル−エーテル−エタノールの混合溶液
を加えて析出した結晶を濾取し、エーテルにて洗浄し
て、4−(5−メチル−2−ニトロベンゾイルアミノ)
ピペリジン・塩酸塩(化合物ab)を609.6mg の白色結
晶として得た(粗収率49% )。
【0257】第三段階:第二段階で得られた化合物a
b,500mg(1.61mmol) を10mlのメタノールに懸濁し、こ
こに4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン(化合
物i)361mg(1.61mmol) とトリエチルアミン0.68ml(4.8
3mmol)を加えて3時間加熱還流したのち、溶媒を減圧留
去し、残渣に水を加えて析出した結晶を濾取した。この
粗結晶をエタノール−エーテルから再結晶したのち得ら
れた結晶をエーテルで洗浄して1−(6,7−ジメトキ
シ−4−キナゾリニル)−4−(5−メチル−2−ニト
ロベンゾイルアミノ)ピペリジン(化合物ac)631.2m
g (収率85% )の白色結晶として得た。
【0258】第四段階:第三段階で得られた化合物a
c,1.16g(2.5mmol)を50mlのエタノールに懸濁し、水3m
l 、鉄1g及び触媒量の無水塩化第二鉄を加えて2時間加
熱還流した。反応液を濾過助剤を用いて熱時濾過し、濾
液を濃縮して得られた結晶をエタノール−エーテルにて
再結晶して精製し標記化合物を880mg(収率81%)の白色結
晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.65(s, 1H), 7.35(s, 1H), 7.10
(d, 1H, J=1.5Hz), 7.10(s, 1H), 7.04(dd, 1H, J=8.0,
1.5Hz), 6.63(d, 1H, J=8.0Hz), 6.07-6.05(br.-d, 1
H, NH), 5.50-5.10(br, NH), 4.30-4.25(m, 3H), 4.04,
4.00(each, s, 3H),3.40-3.31(br.-t, 2H), 2.32-2.24
(m, 2H), 2.24(s, 3H), 1.83-1.72(m, 2H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 3400(br), 1635, 1580, 1503,
1240, 1210. mp(EtOH-Et2O) 215-217 ℃
【0259】参考例23:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−6−メチ
ル−4−オキソキナゾリン(化合物bd) 第一段階:5−メチル−2−ニトロ安息香酸50.0g(0.28
mol)に塩化チオニル500ml を加えて、80℃で1.5時間
加熱した。溶媒を減圧留去したのち、残渣にトルエンを
加えて更に減圧留去を行い塩化チオニルを完全に除去し
た。ここにジクロロメタン350ml とトリエチルアミン39
ml(0.28mmol)を加えて0 ℃にて撹拌し、さらにジクロロ
メタン100ml に溶かした4−アミノ−1−エトキシカル
ボニルピペリジン47.3ml(0.28mol) を滴下した。30分間
かけて反応液の温度を室温まで昇温し、そのまま1時間
放置した。反応液に水800ml を加えて分液し有機層を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムにて有
機層を乾燥した。有機層を減圧濃縮し、残渣にエーテル
を加えて得られた結晶を濾取し、1−エトキシカルボニ
ル−4−(5−メチル−2−ニトロベンゾイルアミノ)
ピペリジン(化合物ba)を84.9g (収率91% )の白色
結晶として得た。
【0260】第二段階:第一段階で得られた化合物b
a,84.8g(0.25mol)を700ml のエタノールに溶かし、10
%Pd-C8.4g を水20mlに懸濁して加え、水素雰囲気下、室
温で12時間激しく撹拌した。反応液は、濾過助剤を用
いて濾過し、エタノールにて洗浄し濾液を減圧濃縮し
た。残渣にエタノールを加え、析出した結晶を濾取し4
−(2−アミノ−5−メチルベンゾイルアミノ)−1−
エトキシカルボニルピペリジン(化合物bb)を73.6g
(収率97% )の淡黄色結晶として得た。 第三段階:化合物66に代えて第二段階で得られた化合
物bcを用いる以外は、実施例66の方法に準じて標記
化合物を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.10(d, 1H, J=1.0Hz), 8.03(s, 1
H), 7.63-7.59(m, 2H), 5.06-4.96(m, 1H), 4.45-4.30
(br.-d, 2H), 4.18(q, 2H, J=7.0Hz), 3.02-2.93(br.-
t, 2H), 2.51(s, 3H), 2.01-1.84(m, 4H), 1.30(t, 3H,
J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1698, 1662, 1606, 1491, 123
5, 837. mp(Et2O-EtOAc) 131-132℃
【0261】参考例24:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−4−オキ
ソキナゾリン(化合物cb) 第一段階:イサトン酸無水物25.0g(0.15mol)を300ml の
ジオキサンに懸濁し、トリエチルアミン41.8ml(0.3mol)
と4−アミノ−1−エトキシカルボニルピペリジン26.3
ml(0.15mol) を加えて、1時間加熱還流すると、反応の
進行とともに溶液状態となる。反応液を室温まで冷却
し、溶媒を減圧留去して得られた残渣に水を加え析出し
た結晶を濾取した。この粗結晶を乾燥ののち、エーテル
で洗浄することにより、4−(2−アミノベンゾイルア
ミノ)−1−エトキシカルボニルピペリジン(化合物c
a)を35.13g( 収率83%)の白色結晶として得た。 第2段階:化合物66に代えて第二段階で得られた化合
物caを用いる以外は、実施例66の方法に準じて標記
化合物を白色結晶として得た( 収率66%)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.32(dd, 1H, J=8.0, 1.0Hz), 8.07
(s, 1H), 7.81-7.69(m,2H), 7.52(ddd, 1H, J=8.0, 8.
0, 1.0Hz), 5.07-4.95(m, 1H), 4.44-4.39(br.-d, 2H),
4.18(q, 2H, J=7.0Hz), 3.02-2.93(br.-t, 2H), 2.02-
1.73(m, 4H), 1.30(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1692, 1669, 1231. mp(EtOH) 146-147℃
【0262】参考例25:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−6−クロロ−3,4−ジヒド
ロ−4−オキソキナゾリン(化合物da) イサトン酸無水物に代えて5−クロロイサトン酸無水物
を用いる以外は、参考例24の方法に準じて標記化合物
を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.27(d, 1H, J=2.0Hz), 8.06(s, 1
H), 7.69-7.63(m, 2H), 5.03-4.94(m, 1H), 4.39-4.22
(br.-d, 2H), 4.18(q, 2H, J=7.0Hz), 3.01-2.92(br.-
t, 2H), 2.01-1.83(m, 4H), 1.29(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1690, 1673, 1601, 1473, 143
2, 1229. mp(EtOAc) 161-162 ℃
【0263】参考例26:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−6−ニト
ロ−4−オキソキナゾリン(化合物ea) 参考例24で得られた化合物ca,600mg(2.0mmol)を5m
l の濃硫酸に溶解し、室温で0.08ml(2.0mmol) の発煙硝
酸を注意深く滴下した。滴下終了後、1時間室温で撹拌
したのち、反応液を氷水に入れ、さらに2規定水酸化ナ
トリウム水溶液で中和すると、結晶が析出した。これを
濾取し、さらに水で充分に洗浄し乾燥することにより標
記化合物を619.5mg(収率90%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 9.16(d, 1H, J=2.5Hz), 8.54(dd, 1
H, J=8.0, 2.5Hz), 8.20(s, 1H), 7.84(d, 1H, J=8.0H
z), 5.05-4.94(m, 1H), 4.45-4.41(br.-d, 2H), 4.18
(q, 2H, J=7.0Hz), 3.03-2.94(br.-t, 2H), 2.05-1.85
(m, 4H), 1.30(t, 3H,J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1690, 1679, 1618, 1604, 156
8, 1520, 1476, 1335. mp(H2O) 198-200 ℃
【0264】参考例27:6−ブロモ−3−(1−エト
キシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒド
ロ−4−オキソキナゾリン(化合物fa) 参考例24で得られた化合物ca,3.0g(10.0mmol)を2m
l の水と20mlの濃硫酸に溶解し、室温で0.5ml(10.0mmo
l) の臭素を注意深く滴下した。滴下終了後、1.72g(5.5
mmol)の粉砕した硫酸銀を氷で発熱を抑えながら少しづ
つ加えた。1時間室温で撹拌したのち、反応液を氷水に
入れ、2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、これを
酢酸エチルで抽出した。有機層を2規定水酸化ナトリウ
ム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、乾燥、濃縮して得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(ヘ
キサン/酢酸エチル:1/1)で精製し、エーテルにて
再結晶することにより標記化合物を910mg(収率24%)の白
色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.44(d, 1H, J=2.5Hz), 8.07(s, 1
H), 7.84(dd, 1H, J=8.0,2.5Hz), 7.58(d, 1H, J=8.0H
z), 5.10-4.95(m, 1H), 4.43-4.21(br.-d, 2H), 4.18
(q, 2H, J=7.0Hz), 3.01-2.90(br.-t, 2H), 2.01-1.82
(m, 4H), 1.29(t, 3H,J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1690, 1671, 1595, 1468, 143
5, 1233. mp(Et2O) 138-139℃
【0265】参考例28:6−アセチル−3−(1−エ
トキシカルボニル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキナゾリン(化合物ga) 参考例27で得られた化合物fa,760mg(2.0mmol)を10
mlのDMFに溶解し、(1−エトキシビニル)トリブチ
ルすず0.81ml(2.4mmol) と触媒量のビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)クロリドを加え、120℃
で2時間撹拌した。反応液を室温に冷却し、4規定塩酸
水溶液5ml を加えて、室温で1時間撹拌した。つぎに、
反応液を2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、これ
を酢酸エチルで抽出した。有機層をフッ化アンモニウム
の希水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、乾燥、濃縮して
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(クロロホルム/メタノール:50/1)で精製し、主
たる画分をエーテルにて再結晶し標記化合物を526.8mg
(収率78%)の白色結晶として得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.85(d, 1H, J=2.0Hz), 8.35(dd, 1
H, J=8.5, 2.0Hz), 8.15(s, 1H), 7.77(d, 1H, J=8.5H
z), 5.05-4.96(m, 1H), 4.45-4.41(br.-d, 2H), 4.18
(q, 2H, J=7.0Hz), 3.04-2.95(br.-t, 2H), 2.72(s, 3
H), 2.04-1.85(m, 4H), 1.30(t, 3H, J=7.0Hz). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1700, 1680, 1673, 1605, 123
0. mp(Et2O) 139-140℃
【0266】参考例29:3−[ (1−ベンジル−4−
ピペリジニル)メチル] −3,4−ジヒドロ−6−メチ
ル−4−オキソキナゾリン(化合物hc) 第一段階:4−アミノ−1−エトキシカルボニルピペリ
ジンに代えて4−アミノメチル−1−ベンジルカルボニ
ルピペリジンを用いる以外は、参考例23の第一段階の
方法に準じて、1−ベンジル−4−(5−メチル−2−
ニトロベンゾイルアミノ)メチルピペリジン(化合物h
a)を得た(収率95% )。 第二段階:化合物acに代えて第一段階で得られた化合
物haを用いる以外は、参考例22の第四段階の方法に
準じて4−(2−アミノベンゾイルアミノ)メチル−1
−ベンジルピペリジン(化合物hb)を得た(収率45%
)。 第三段階:化合物66に代えて第二段階で得られた化合
物hbを用いる以外は、実施例66の方法に準じて標記
化合物を得た(収率54% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.09(s, 1H), 7.91(s, 1H), 7.64-
7.54(m, 2H), 7.33-7.20(m, 5H), 3.87(d, 2H, J=7.3H
z), 3.48(s, 2H), 2.91-2.87(br.-d, 2H), 2.49(s,3H),
1.97-1.85(m, 3H), 1.68-1.58(m, 2H), 1.46-1.31(m,
2H).
【0267】参考例30:3−[ (1−ベンジル−4−
ピペリジニル)メチル] −3,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−オキソキナゾリン(化合物ja) 化合物paに代えて参考例29の第二段階で得られた化
合物hbを用いる以外は、実施例102の方法に準じ
て、標記化合物を白色結晶として得た(収率72%)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.03(s, 1H), 7.55-7.48(m, 2H),
7.30-7.21(m, 5H), 4.01(d, 2H, J=6.9Hz), 3.48(s, 2
H), 2.91-2.87(br.-d, 2H), 2.62, 2.49(each, s,3H),
1.96-1.87(br.-t, 2H), 1.61-1.41(m, 5H).
【0268】参考例31:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−2−エチル−3,4−ジヒド
ロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物ka) ケミカル・アンド・ファーマシュティカル・ブレタン
(Chem. Pharm. bull.)、33巻、1116−1128
頁(1985年)記載の方法に準じて製造することがで
きる1−エトキシカルボニル−4−(2−アミノ−5−
メチルフェニルメチル)アミノピペリジン1.0g(3.43mmo
l)に10mlのオルトプロピオン酸トリエチルと触媒量のト
リフルオロ酢酸を加え、170℃で5時間加熱する以外
は、実施例66の方法に準じて標記化合物を白色結晶と
して得た(収率24% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.98(s, 1H), 7.51(s, 2H), 4.30-
4.23(m, 3H), 4.21-4.08(m, 4H), 3.00-2.79(m, 4H),
2.46(s, 3H), 1.70-1.66(m, 2H), 1.40, 1.29(each, t,
3H, J=7.0Hz).
【0269】参考例32:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−6−メチ
ル−4−オキソ−2−プロピルキナゾリン(化合物l
a) オルトプロピオン酸トリエチルに代えてオルト酪酸トリ
エチルを用いる以外は、参考例31の方法に準じて標記
化合物を白色結晶として得た(収率20% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.98(s, 1H), 7.51(s, 2H), 4.40-
4.33(m, 3H), 4.21-4.13(m, 4H), 3.03-2.79(m, 4H),
2.46(s, 3H), 1.89-1.80(m, 2H), 1.70-1.65(m, 2H),
1.29, 1.10(each, t, 3H, J=7.0Hz).
【0270】参考例33:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−2−ブチル−3,4−ジヒド
ロ−6−メチル−4−オキソキナゾリン(化合物ma) オルトプロピオン酸トリエチルに代えてオルト吉草酸ト
リエチルを用いる以外は、参考例31の方法に準じて標
記化合物を白色結晶として得た(収率64% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.97(s, 1H), 7.51(s, 2H), 4.40-
4.33(m, 3H), 4.21-4.13(m, 4H), 2.99-2.83(m, 4H),
2.46(s, 3H), 1.84-1.61(m, 4H), 1.58-1.45(m, 2H),
1.29, 1.01(each, t, 3H, J=7.0Hz).
【0271】参考例34:3−(1−エトキシカルボニ
ル−4−ピペリジニル)−3,4−ジヒドロ−6−メチ
ル−4−オキソ−2−フェニルキナゾリン(化合物n
a) オルトプロピオン酸トリエチルに代えてオルト安息香酸
トリエチルを用いる以外は、参考例31の方法に準じて
標記化合物を白色結晶として得た(収率14% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.06(d, 1H, J=1.0Hz), 7.63-7.49
(m, 7H), 4.22-4.13(m, 2H), 4.11(q, 2H, J=7.0Hz),
4.08-3.96(m, 1H), 3.02-2.87(m, 2H), 2.50(s, 3H),
2.50-2.40(m, 2H), 1.66-1.61(br.-d, 2H), 1.25(t, 3
H, J=7.0Hz).
【0272】参考例35:4−[ (2−アミノ−5−メ
チルベンゾイルアミノ)メチル] −1−(6,7−ジメ
トキシ−4−キナゾリニル)ピペリジン(化合物ob) 第一段階:5−メチル−2−ニトロ安息香酸1.81g(10.0
mmol) に塩化チオニル20mlを加えて、100 ℃で2時間加
熱した。溶媒を減圧留去し、これにジクロロメタン20ml
を加えた(溶媒A) 。ケミカル・アンド・ファーマシュ
ティカル・ブレタン(Chem. Pharm. bull.)、38巻、
3014−3019頁(1990年)及びその引用文献
記載の方法に準じて得られる4−(2−アミノメチル)
−1−(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペ
リジン・2 塩酸塩3.75g(10.0mmol)をジクロロメタン30m
lに溶解し、これに、トリエチルアミン7.0ml(50.0mmol)
を加えて0 ℃にて撹拌し、溶液Aを滴下した。30分間
かけて反応液の温度を室温まで昇温し、そのまま1時間
放置した。反応液に水50mlを加えて分液し有機層を水、
飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムにて有機層
を乾燥した。有機層を減圧濃縮し、残渣にエーテルとエ
タノールの混合溶媒を加えて得られた結晶を濾取し、1
−(6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−4−[
(5−メチル−2−ニトロベンゾイルアミノ)メチル]
ピペリジン(化合物oa)を3.28g (収率90% )の白色
結晶として得た。
【0273】第二段階:化合物acに代えて第一段階で
得られた化合物oaを用いる以外は、参考例22の第四
段階の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得た
(収率78% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.64, 7.26, 7.10(each, s, 1H),
7.03(d, 1H, J=8.3Hz), 6.61(d, 1H, J=8.3Hz), 6.09(b
r.-s, 1H, NH), 4.23-4.18(m, 2H), 4.01, 3.98(each ,
s, 3H), 3.33-3.29(m, 2H), 3.12-3.05(m, 2H), 2.24
(s, 3H), 1.80-1.45(m, 5H).
【0274】参考例36:4−[ 2−(2−アミノ−5
−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−(6,7−
ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペリジン(化合物p
a) 4−(2−アミノメチル)−1−(6,7−ジメトキシ
−4−キナゾリニル)ピペリジンに代えて4−(2−ア
ミノエチル)−1−(6,7−ジメトキシ−4−キナゾ
リニル)ピペリジン用をいる以外は、参考例35の方法
に準じて、標記化合物を白色結晶として得た(収率82%
)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 8.64, 7.26, 7.10(each, s, 1H),
7.04(d, 1H, J=8.3Hz), 6.62(d, 1H, J=8.3Hz), 6.09(b
r.-s, 1H, NH), 4.23-4.19(m, 2H), 4.02, 3.99(each ,
s, 3H), 3.56-3.48(m, 2H), 3.12-3.04(br.-t, 2H),
2.24(s, 3H), 2.05-1.98(br.-d, 2H), 1.85-1.46(m, 5
H).
【0275】参考例37:4−[ 2−(2−アミノ−5
−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−(2−クロ
ロ−6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペリジ
ン(化合物qa) 4−(2−アミノメチル)−1−(6,7−ジメトキシ
−4−キナゾリニル)ピペリジンに代えて4−(2−ア
ミノエチル)−1−(2−クロロ−6,7−ジメトキシ
−4−キナゾリニル)ピペリジンを用いる以外は、参考
例35の方法に準じて、標記化合物を白色結晶として得
た(収率7%)。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.21(s, 1H), 7.11-7.03(m, 3H),
6.62(d, 1H, J=8.3Hz), 6.08(br.-s, 1H, NH), 4.34-4.
29(br.-d, 2H), 3.99, 3.97(each , s, 3H), 3.55-3.48
(m, 2H), 3.18-3.09(br.-t, 2H), 2.24(s, 3H), 1.98-
1.94(br.-d, 2H), 1.85-1.47(m, 5H).
【0276】参考例38:4−[ 2−(2−アミノ−5
−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−(6,7−
ジメトキシ−2−モルホリノ−4−キナゾリニル)ピペ
リジン(化合物rc) 第一段階:4−(2−アミノメチル)−1−(6,7−
ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペリジンに代えて4
−(2−アミノエチル)−1−(2−クロロ−6,7−
ジメトキシ−4−キナゾリニル)ピペリジンを用いる以
外は、参考例35の第一段階の方法に準じて、1−(2
−クロロ−6,7−ジメトキシ−4−キナゾリニル)−
4−[ (5−メチル−2−ニトロベンゾイルアミノ)エ
チル] ピペリジン(化合物ra)を白色結晶として得た
(収率82% )。
【0277】第二段階:化合物7に代えて第一段階で得
られた化合物raを用い、ジエタノールアミンに代えて
モルホリンを用いる以外は、実施例77の方法に準じ
て、1−(6,7−ジメトキシ−2−モルホリノ−4−
キナゾリニル)−4−[ (5−メチル−2−ニトロベン
ゾイルアミノ)エチル] ピペリジン(化合物rb)を白
色結晶として得たのちに、参考例22の第四段階の方法
に準じて標記化合物を白色結晶として得た(2 段階収率
68% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.10(s, 1H), 7.03(d, 1H, J=8.3H
z), 6.98(s, 2H), 6.62(d, 1H, J=8.3Hz), 6.10(br.-s,
1H, NH), 4.18-4.14(br.-d, 2H), 3.98, 3.92(each ,
s, 3H), 3.87-3.79(m, 8H), 3.54-3.47(m, 2H), 3.07-
2.98(br.-t, 2H), 2.24(s, 3H), 1.93-1.89(br.-d, 2
H), 1.80-1.47(m, 5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1645, 1558, 1504, 1489, 143
8, 1238. mp(EtOAc) 120-121 ℃
【0278】参考例39:4−[ 2−(2−アミノ−5
−メチルベンゾイルアミノ)エチル]−1−[2−ビス
(2−ヒドロキシエチル)アミノ−6,7−ジメトキシ
−4−キナゾリニル]ピペリジン(化合物sa) モルホリンに代えてジエタノールアミンを用いる以外は
参考例38の方法に準じて、標記化合物を白色結晶とし
て得た(収率46% )。1 H-NMR(CDCl3) δ: 7.10(s, 1H), 7.04(d, 1H, J=8.3H
z), 6.94(s, 2H), 6.62(d, 1H, J=8.3Hz), 6.10(br.-s,
1H, NH), 4.15-4.10(br.-d, 2H), 3.96, 3.91(each ,
s, 3H), 3.90-3.83(m, 8H), 3.54-3.47(m, 2H), 3.07-
2.98(br.-t, 2H), 2.24(s, 3H), 1.96-1.91(br.-d, 2
H), 1.76-1.46(m, 5H). IR(KBr tab.) (cm-1) : 1641, 1576, 1498, 1427, 136
0, 1240. mp(EtOAc) 104-106 ℃
【0279】試験例1:ヒト巨核芽球性白血病細胞株UT
-7/GM のEPO 依存的増殖の促進 試験例A−1:ヒト巨核芽球性白血病細胞株UT-7/GM の
継代培養 ヒト巨核芽球性白血病細胞株UT-7/GM を10%牛胎児血清
(FCS, GIBCO), 0.5ng/ml human GM-CSF(Genzyme) を
含む IMDM 培地中で、CO2 インキュベータ(5%CO2, 37
℃)を用いて継代培養した。細胞濃度が 1×104 個/ml
から 5×105 個/ml の範囲で維持できるように2〜4日
に1回継代した。
【0280】試験例A−2:ヒト巨核芽球性白血病細胞
株UT-7/GM のEPO 依存的増殖の促進 上記継代細胞をPBS で3 回洗浄後、細胞濃度が 3×104
個/ml となるように10%FCS, 25 mU/ml EPO(中外製薬)
を含む IMDM 培地に懸濁し、容量50mlの組織培養フラス
コ(Greiner 社製、Art.-Nr.690 160)に3 mlずつ分注し
た。さらに、別途 DMSO 中に溶解した100nM のKF化合物
を10%FCS を含むIMDM培地に100 倍希釈後、上記細胞懸
濁液に0.3 mlずつ添加し、6日間 CO2インキュベータ(5
% CO2,37℃)を用いて培養した。この間2日目と4日
目に同濃度のEPO とKF化合物を含むIMDMに培地交換し
た。6日目に各フラスコから細胞を回収し、PBS で1 回
洗浄後、10%FCS, 0.3 mU/ml EPOを含むIMDM培地5 mlに
懸濁した。この懸濁液70μlを組織培養用96穴プレート
(NUNC 社製) に移し、さらに2日間 CO2インキュベータ
(5% CO2, 37℃)を用いて培養した。2日後、各穴に10
μl の5 mg/ml MTT 試薬を添加し、攪拌後、37℃で4 時
間保温した。150 μl のDMSOを加えて生成したホルマザ
ン色素を溶解した後、96穴プレートリーダーを用いて55
0 nmの吸光度を測定した。実験は全てn=4で行なった。
結果を第11表及び第12表に示す。各化合物添加群の
吸光度の平均値を溶媒対照群の吸光度の平均値を100%と
して示す。
【0281】
【表17】
【0282】
【表18】
【0283】試験例B:ヒト巨核芽球性白血病細胞株UT
-7/GM のEPO 依存的増殖の促進 試験例Aと同様の方法により、試験化合物によるUT-7/G
M 増殖促進活性を評価した。ただし、細胞数の測定に
は、MTT 法の代わりに色素の溶解性が改善されたMTS 法
を用いた。詳細にはMTT 溶液を添加する代わりに、MTS
溶液(プロメガ社、G109C)とPMS 溶液(プロメガ社、G1
10A)を20:1(v/v)で混合した溶液を細胞培養液 100μl
当たり20μl加え、攪拌後、37℃で2 時間保温し、96穴
プレートリーダーを用いて490 nmの吸光度を測定した。
結果を第13表に示す。試験化合物によるUT-7/GM 増殖
促進効果が認めらた最小有効濃度で示す。
【0284】
【表19】
【0285】試験例2:化合物によるマウス骨髄細胞の
赤芽球への分化 7 週令の雄Balb/cマウスを頚部脱臼により屠殺し、エタ
ノール滅菌後、大腿骨、脛骨を取り出した。骨端から注
射針でIMDM培地を注入して骨髄を回収し、IMDM中に懸濁
後、1,500 rpm で10分間遠心して沈殿画分として骨髄
細胞を回収した。細胞濃度が 5×106 個/ml となるよう
に調製した。この細胞懸濁液1.2 ml当たり4.5 ml FCS,
1.5 ml 10% BSA, 30μl 50 mM 2-mercaptoethanol を加
え、さらにIMDMに希釈したEPO 溶液144 μl と 90% DM
F、10% DMSOに溶解した KF 化合物14.4μl を添加し
た。
【0286】別途、1.2% agar を20分間100 ℃に加温
し、滅菌後、42℃としてから、42℃に加温した2倍濃度
のIMDMを等量加えた。この混合物を42℃で保温し、EPO
と化合物を添加した上記細胞懸濁液と等量混合し、24穴
プレートへ1ml ずつ分注した。この24穴プレートをCO2
インキュベータ(5% CO2, 37℃)を用いて培養した。2
日後及び7日後に、各穴にろ紙(ワットマンNo. 1)を
乗せ、その上にろ紙( ワットマンNo. 2) を乗せて水分
を吸収させ、agar相が乾燥したところでろ紙を除去し
た。200 μl の2.5%グルタクアルデヒド溶液を添加し、
10分後、水洗し、乾燥後、200 μl の0.4%ベンジジン溶
液を添加した。2 分後、ベンジジン溶液を除去し、200
μl の2.5%過酸化水素水で1分間処理した後、水洗乾燥
後ヘマトキシリン溶液により2 分間処理し、水洗乾燥し
た。顕微鏡下で赤褐色に染色されたBFU-E 又はCFU-E を
数えた。すべての実験はn=3 で行なった。
【0287】試験結果1:7日後のBFU-E 数の比較 EPO 200mU/mlにおいては、溶媒も化合物29も添加して
いない無添加対照群、溶媒のみを添加した溶媒対照群、
1000 nM 化合物29添加群の間に有意なBFU-E数の差は
認められなかった。EPO 600mU/mlにおいては、溶媒対照
群に比べ、1000nM 化合物29添加群ではBFU-E が4倍
に増加した。また、無添加対照群と溶媒対照群との間に
は有意なBFU-E 数の差は認められなかった。 試験結果2: 2日後のCFU-E 数の比較 EPO 20mU/ml においては、溶媒対照群に比べ、1000 nM
化合物29添加群ではCFU-E が1.9 倍に増加した。ま
た、無添加対照群と溶媒対照群との間には有意なBFU-E
数の差は認められなかった。EPO 60mU/ml においては、
溶媒対照群に比べ、1000 nM 化合物29添加群ではCFU-
E が1.7 倍に増加した。また、無添加対照群と溶媒対照
群との間には有意なBFU-E 数の差は認められなかった。
【0288】試験例3 急性毒性試験 dd系雄性マウス(体重20±1g)を1群3匹用い、試
験化合物を経口投与した。投与後7日目の死亡状況を観
察し、最小致死量(MLD)値を求めた。その結果、化
合物29のMLDは>300mg/kgであった。
【0289】
【発明の効果】化合物(I)又はその薬理的に許容され
る塩は血球増多作用を有しており、腎臓透析患者におけ
る貧血などの予防及び/又は治療のための医薬の有効成
分として有用である。また、本発明により提供される式
(IA)及び式(IB)で表される新規化合物及びその
塩は、血球増多剤、好ましくは赤血球増多剤などの医薬
の有効成分として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の式(I): 【化1】 {式中、R1 は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
    ルキル基、又はハロゲン原子を表し;R2 、R3
    4 、及びR5 はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原
    子、アミノ基、モノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、
    低級アルカノイルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、置換
    若しくは非置換の低級アルキル基、ヒドロキシ基、置換
    若しくは非置換の低級アルコキシ基、置換若しくは非置
    換の低級アルキルチオ基、カルボキシル基、置換若しく
    は非置換の低級アルコキシカルボニル基、置換若しくは
    非置換の低級アルカノイル基、置換若しくは非置換のア
    ラルキルオキシ基、又は置換若しくは非置換の低級アル
    カノイルオキシ基を表し;nは0、1、又は2を表し;
    1 −X2 は下記の式(a)又は式(b): 【化2】 [式中、R6 は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
    ルキル基、置換若しくは非置換の低級アルケニル基、置
    換若しくは非置換のアリール基、又は置換若しくは非置
    換のアラルキル基を表し;X3 はN又はC−R15(式
    中、R15は水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキ
    ル、置換若しくは非置換の低級アルケニル基、置換若し
    くは非置換のアリール基、置換若しくは非置換のアラル
    キル基、置換若しくは非置換の低級アルキルチオ基、又
    はメルカプト基を表す)]で表される基を表し;Y1
    2 −Y3 は下記の式(c)、式(d)、式(e)、式
    (f)、又は式(g): 【化3】 [式中、R11は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
    ルキル基、ヒドロキシ基、置換若しくは非置換の低級ア
    ルコキシ基、置換若しくは非置換のアリール基、置換若
    しくは非置換の低級アルキルスルホニルオキシ基、置換
    若しくは非置換のアリールスルホニルオキシ基、ハロゲ
    ン原子、又はNR1617(式中、R16及びR17はそれぞ
    れ独立に水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキル
    基、置換若しくは非置換のシクロアルキル基、置換若し
    くは非置換のアリール基、又は置換若しくは非置換のア
    ラルキル基を表すか、R16とR17が一緒になってNを含
    んで形成される置換若しくは非置換の複素環基を表す)
    を表し;R12は水素原子、置換若しくは非置換の低級ア
    ルキル基、シアノ基、カルボニル基、又は置換若しくは
    非置換の低級アルコキシカルボニル基を表す]で表され
    る基を示し;R7 、R8 、R9 、及びR10はそれぞれ独
    立に水素原子、置換若しくは非置換の低級アルキル基、
    ヒドロキシ基、置換若しくは非置換の低級アルコキシ
    基、又は置換若しくは非置換のアラルキルオキシ基を表
    すか、R7 、R8 、R9 、及びR10から選ばれる隣接す
    る2つが一緒になってメチレンジオキシ基、エチレンジ
    オキシ基、又は下記の式(h): 【化4】 (式中、R13及びR14はそれぞれ独立に水素原子、置換
    若しくは非置換の低級アルキル基、置換若しくは非置換
    の低級アルケニル基、置換若しくは非置換のアリール
    基、又は置換若しくは非置換のアラルキル基を表し;Z
    はO又はSを表す)で表される基を示す}で表されるピ
    ペリジン誘導体又は薬理学的に許容されるその塩を有効
    成分として含む血球増多剤。
  2. 【請求項2】 赤血球増多剤として用いる請求項1に記
    載の血球増多剤。
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