JPH11171802A - アルキルビフェニル誘導体の製造法およびその中間体 - Google Patents

アルキルビフェニル誘導体の製造法およびその中間体

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JPH11171802A
JPH11171802A JP9356314A JP35631497A JPH11171802A JP H11171802 A JPH11171802 A JP H11171802A JP 9356314 A JP9356314 A JP 9356314A JP 35631497 A JP35631497 A JP 35631497A JP H11171802 A JPH11171802 A JP H11171802A
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reaction
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halogen atom
integer
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JP9356314A
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English (en)
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淳也 ▲高▼橋
Junya Takahashi
Masaaki Tsurushima
正明 鶴島
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MIKUNI SEIYAKU KOGYO KK
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MIKUNI SEIYAKU KOGYO KK
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ビニルビフェニル誘導体を還元することをによ
る効率的なアルキルビフェニル誘導体の製造法およびそ
の原料となる新規なビニルビフェニル誘導体を提供す
る。 【解決手段】ビニルビフェニル誘導体を還元することに
より一般式 【化1】 〔式中、R2は、水素原子等を、R3は、式 -(X1)p-(CH2CH2)q-(X2)r-(CHR'CHR")s-Z (式中、X1およびX2は、独立に単結合または-CH2-を、
R′およびR″は同一または相異なって、水素原子または
アルキル基、Zは水素原子等を、pは0ないし10の整数
を、q、rおよびsは、独立して0または1の整数を示
す。)を示す。Aはハロゲン原子、mは0ないし2の整数を
示す。Bはハロゲン原子等を示す。nは0ないし2の整数を
示す。〕で表わされるアルキルビフェニル誘導体を工業
的に有利に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶材料として、
また医薬、農薬などファインケミカルズの中間原料とし
て有用なアルキルビフェニル誘導体の工業的に好適な製
造法およびその新規な製造中間体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルキルビフェニル誘導体の製造法とし
て、アルキルビフェニル骨格上に既に存在する置換基を
所望の置換基に変換する方法が知られており、例えば、
ヒドロキシイミノメチル基を脱水することによってシア
ノ基とする方法〔Zh.Org.Khim.,第20巻,1305頁(1
984年)〕が報告されているが、この方法はアルキルビ
フェニル骨格に至るまでの工程数が多く、また、廃棄処
分に多くの経費を要する金属水酸化物を多量に排出する
ため、工業的実施には困難を伴う。また、アリール基ど
うしのカップリングによる合成方法として、トリフェニ
ルホスフィンおよび還元金属の存在下に脱ハロゲノカッ
プリングする方法が報告されているが〔特開平6-65153
号〕、例えば亜鉛末を大過剰に用いる必要があり、また
ホモカップリングが起きて反応の選択性が十分ではない
等、工業的に有利な方法ではない。また、ハロベンゼン
類を、パラジウム錯体触媒あるいはマンガンなどの重金
属の存在下に、有機金属化合物、すなわちアリールボラ
ン類〔欧州特許出願公開(EPA)690046号〕、アリール
シラン類〔特開平6-239770号〕、アリールマグネシウム
類〔特開平8-109143号〕などとカップリングする方法が
知られている。しかしながら、これらの方法は高価な原
料と特殊な触媒を用い、あるいは処分に多くの経費を必
要とする金属水酸化物を排出し、また収率が必ずしも良
好でない等工業的実施には多くの問題点を抱えている。
更に、Diels-Alder 反応で得られる付加体を脱水素する
アルキルビフェニル誘導体の合成方法が知られている
が、その例としてけい皮酸エステル類とブタジエンとの
付加反応による方法〔特開平9-87238号〕をあげること
ができる。しかしながら、これらの方法はいずれも工程
数が多く、収率の低い反応があって工業的実施には適当
でない。また、Gomberg-Bachmann 反応を利用する方法
として、アルキルアニリン(またはシアノアニリン)を
ジアゾニウム塩として、ベンゾニトリル(またはアルキ
ルベンゼン)とカップリングさせるシアノビフェニル類
の合成方法〔特開昭50-137963号〕が知られている。し
かし、これらの反応では、カップリングが行われる位置
の相違によって三つの異性体が生成するほか、タール状
物質が多量に副生するなど、所望のシアノビフェニル類
の生成率は低い。また、各異性体の分離は困難であっ
て、工業的実施には適当でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明は
工業的に高純度のアルキルビフェニル誘導体を収率よく
製造する方法およびそのための新規な製造中間体を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、ビニルビフェニル
誘導体を還元に付すことにより、高純度の目的物アルキ
ルビフェニル誘導体を収率良く得られることを知見し
て、さらに研究を重ねた結果本発明を完成した。本発明
方法によるアルキルビフェニル誘導体の製造法はこれま
で全く知られておらず、本発明方法の原料であるビニル
ビフェニル誘導体は新規物質である。すなわち本発明
は、(1)一般式〔I〕
【化6】 〔式中、R1は、式 -(X1)p-(Y1)q-(X2)r-(Y2)s-Z (X1およびX2は、独立に単結合または-CH2-を、Y
1は、
【化7】 水素原子またはアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハ
ロゲン原子、置換されていてもよいアリール基または飽
和炭化水素基を示す。pは、0ないし10の整数を、
q、rおよびsは、独立に0または1の整数を示す。)
で示される基であり、R2は、水素原子、ハロゲン原
子、置換されていてもよいアリール基または飽和炭化水
素基を、Aはハロゲン原子を示す。mは0ないし2の整
数を示し、mが2のときAは相異なっていてもよい。B
はハロゲン原子、ハロゲン原子を有していてもよいアル
キル基、ハロゲン原子を有していてもよいアルコキシ
基、アシル基、アルコキシカルボニル基またはシアノ基
を示す。nは0ないし2の整数を示し、nが2のときB
は相異なっていてもよい。〕で表わされるビニルビフェ
ニル誘導体を還元に付すことを特徴とする、一般式[I
I]
【0005】
【化8】 〔式中、R3は、式 -(X1)p-(CH2CH2)q-(X2)r-(CHR′CHR″)s-Z (X1、X2、Z、R′、R″、p、q、rおよびsは、
前記と同意義を示す。)で示される基を、R2、A、m、
Bおよびnは前記と同意義を示す。〕で表わされるアル
キルビフェニル誘導体の製造法、および本発明方法の原
料化合物である前記一般式〔I〕で表される新規ビフェ
ニル誘導体である。
【0006】
【発明の実施の形態】前記の一般式〔I〕中、R1は式 -(X1)p-(Y1)q-(X2)r-(Y2)s-Z (X1およびX2は、独立に単結合または-CH2-を、Y
1は、
【化9】 水素原子またはアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハ
ロゲン原子、置換されていてもよいアリール基または飽
和炭化水素基を示す。pは、0ないし10の整数を、
q、rおよびsは、独立して0または1の整数を示
す。)で示される基であるが、具体的には、たとえば水
素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいアリール
基、アリール基を有していてもよい炭化水素基などがあ
げられる。R1で示されるハロゲン原子としては、たと
えばフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などが、置換され
ていてもよいアリール基としては、たとえばフェニル
基、1−ナフチル基、アルキル置換フェニル基(たとえ
ば、4−メチルフェニル、2−エチルフェニル、3−イ
ソプロピルフェニルなど)、アルコキシ置換フェニル基
(3−メトキシフェニルなど)、ハロゲン置換フェニル
基(たとえば4−クロロフェニルなど)、4−メチル−
1−ナフチル基などの置換基を有しまたは有しないフェ
ニル基またはナフチル基などがあげられる。
【0007】アリール基を有してもよい炭化水素基とし
ては、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペンチル、
シクロペンチル、ヘキシル、3−メチルペンチル、シク
ロヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウ
ンデシル、ドデシル、トリデシルなどのC1-13アルキル
基またはシクロアルキル基、たとえばベンジル、1−フ
ェニルエチル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロ
ピルなどのC7-10アラルキル基、たとえばビニル、1−
プロペニル、1−ブテニル、2−メチル−1−プロペニ
ル、1−ペンテニル、1,3−ペンタジエニル、1−ヘ
キセニル、1−シクロヘキセニル、1−ヘプテニル、1
−オクテニル、3−ノネニル、9−デセニルなどのC
2-12アルケニル基、たとえばスチリルなどのC8-10フェ
ニル置換アルケニル基、たとえばエチニル、1−プロピ
ニル、1−ブチニル、1−ペンチニル、1−ヘプチニル
などのC2-12アルキニル基、たとえばフェニルエチニル
などのC8-10フェニル置換アルキニル基、たとえば3−
メチル−3−ペンテン−1−イルなどのC4-12アルケニ
イル基などがあげられる。
【0008】前記の一般式〔I〕、および〔II〕中、R
2は、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよい
アリール基または飽和炭化水素基を示す。R2で示され
るハロゲン原子としては、たとえばフッ素、塩素、臭素
およびヨウ素などが、置換されていてもよいアリール基
としては、たとえばフェニル基、1−ナフチル基、アル
キル置換フェニル基(たとえば、4−メチルフェニル、
2−エチルフェニル、3−イソプロピルフェニルな
ど)、アルコキシ置換フェニル基(3−メトキシフェニ
ルなど)、ハロゲン置換フェニル基(たとえば4−クロ
ロフェニルなど)、4−メチル−1−ナフチル基などの
置換基を有しまたは有しないフェニル基またはナフチル
基などが、飽和炭化水素基としては、たとえばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、sec−ブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキ
シル、シクロヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、
デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルなどのC
1-13アルキル基またはシクロアルキル基などがあげられ
る。前記の一般式[II]中、R3は、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されていてもよいアリール基またはアリー
ル基を有してもよい飽和炭化水素基を示す。R3で示さ
れるハロゲン原子としては、たとえばフッ素、塩素、臭
素およびヨウ素などが、置換されていてもよいアリール
基としては、たとえばフェニル基、1−ナフチル基、ア
ルキル置換フェニル基(たとえば、4−メチルフェニ
ル、2−エチルフェニル、3−イソプロピルフェニルな
ど)、アルコキシ置換フェニル基(3−メトキシフェニ
ルなど)、ハロゲン置換フェニル基(たとえば4−クロ
ロフェニルなど)、4−メチル−1−ナフチル基などの
置換基を有しまたは有しないフェニル基またはナフチル
基などが、アリール基を有してもよい飽和炭化水素基と
しては、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、、ペンチ
ル、シクロペンチル、ヘキシル、3−メチルペンチル、
シクロヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルなどのC1-13
ルキル基またはシクロアルキル基、たとえばベンジル、
1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、3−フェニ
ルプロピルなどのC7-10アラルキル基などがあげられ
る。
【0009】前記の一般式〔I〕および〔II〕中、Aは
フッ素、塩素、臭素およびヨウ素などのハロゲン原子を
示す。前記の一般式〔I〕および〔II〕中、Bとして
は、たとえばフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などのハ
ロゲン原子、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、te
rt−ブチルなどのアルキル基、たとえばトリフルオル
メチルなどのハロアルキル基、たとえばメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシなどのアルコキシ
基、たとえばジフルオロメトキシ、2−クロロエトキシ
などのハロアルコキシ基、たとえばアセチル、プロピオ
ニル、ブチリルなどの脂肪族アシル基、たとえばベンゾ
イル、p−クロロベンゾイルなどの芳香族アシル基、た
とえばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニルなどのア
ルコキシカルボニル基およびシアノ基などがあげられ
る。
【0010】本発明方法における還元は、常圧下または
加圧下における醋体触媒による均一系水素添加または固
体触媒による接触水素添加、またはジイミドによる水素
添加等で行うことができる。醋体触媒による均一系水素
添加は、触媒としてたとえばクロロトリス(トリフェニ
ルホスフィン)ロジウム(I)、クロロヒドリドトリス
(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(II)、ヒドリ
ドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)イリジ
ウム(I)、ペンタシアノコバルト(II)醋体、アレン
−トリカルボニルクロム醋体、ビス(シクロペンタジエ
ニル)ジカルボニルチタンなどを用いて行われる。反応
温度は通常−20〜250℃であり、望ましくは0〜4
0℃である。水素圧は1〜300atmから、実施され
る反応に適した範囲が適宜選ばれる。触媒の使用量は、
モル比で一般式〔I〕で表されるビニルビフェニル誘導
体の0.001〜0.5であり、望ましくは0.005〜
0.05である。
【0011】固体触媒による接触水素添加は、触媒とし
てたとえば酸化白金(IV)、白金付活性炭、白金ブラッ
クなどの白金系触媒、たとえばパラジウム付活性炭、パ
ラジウム付炭酸バリウムなどのパラジウム系触媒、ラネ
ーニッケルW−1〜8、漆原ニッケルなどのニッケル系
触媒、還元コバルトなどのコバルト系触媒、還元銅など
の銅系触媒、銅−クロム酸化物、亜鉛−クロム酸化物な
どのクロム系触媒、石綿つきロジウム、コロイドロジウ
ムなどのロジウム系触媒、酸化ルテニウム、ルテニウム
−炭素などのルテニウム系触媒、石綿つきイリジウム、
コロイドイリジウムなどのイリジウム系触媒などを用い
て行われる。必要に応じて、助触媒としてヘキサクロロ
白金(IV)酸など、促進剤として硫酸、塩酸、酢酸など
の酸類、水酸化ナトリウム、トリエチルアミンなどの塩
基類を加えることができる。反応のコントロールのため
に、必要に応じてピリジン、キノリンなどの触媒毒を加
えることができる。反応の水素圧は常圧〜300気圧で
あって高圧の方が反応は短時間で終了するが、操作性の
点から好ましくは常圧〜50気圧であり、反応温度は−
50℃〜350℃で行うことができるが、副反応の抑制
の面から好ましくは10〜50℃である。触媒の使用量
は、ビニルビフェニル誘導体〔I〕の0.5〜150%
重量であり、操作性の点から望ましくは1.0〜10%
重量である。
【0012】本発明方法での還元を、接触水素添加で行
う場合、無溶媒でも行うことができるが、水、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコールなどのアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、2−メトキシエチルエーテルなどのエーテル類、酢
酸、プロピオン酸などの酸類、無水酢酸などの酸無水
物、酢酸エチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニト
リルなどのニトリル類、または、これらの二種以上の混
合物から選ばれた溶媒中で行うことができる。溶媒の使
用量は、ビニルビフェニル誘導体〔I〕の0.5〜50
倍重量、好ましくは1〜20倍重量である。
【0013】反応終了後、生成物は反応混合物より常法
で単離できる。たとえば、反応液を濾過して触媒を除
き、濾液を濃縮して生成物を得ることができる。必要に
応じて、生成物を蒸留、カラムクロマトグラフィーまた
は再結晶などによって精製することができる(実施例1
〜23)。また、本発明方法で還元剤として用いられる
ジイミドは、ヒドラジンの酸化、アゾジカルボン酸塩の
分解、N−スルホニルヒドラジドからの脱離反応等で得
られる。これを用いる場合の還元反応の温度は、−20
〜120℃であり、ジイミドの所要量はビニルビフェニ
ル誘導体〔I〕の2.0〜20倍モルである。溶媒とし
ては、水、メタノール、エタノールあるいはアセトニト
リルなどを用いることができる。
【0014】本発明方法の原料である、一般式〔I〕で
表されるビニルビフェニル誘導体は新規化合物であり、
一般式〔1〕
【化10】 〔式中、A,m,Bおよびnは前記と同意義を示す。〕
で表されるメチルビフェニル誘導体を出発物として、下
記の製法、またはによって合成することができ
る。
【0015】すなわち、一般式〔1〕で表されるメチル
ビフェニル誘導体は、たとえば一般式〔i〕
【化11】 〔式中、Aおよびmは前記と同意義を示す。〕で表され
るトルイジン類と、一般式〔ii〕
【化12】 〔式中、Bおよびnは前記と同意義を示す〕で表される
ベンゼン類とを反応させることにより得ることができる
〔参考例1〜12及び特開平9−176104号参
照〕。
【0016】ビニルビフェニル誘導体〔I〕の製法
【化13】
【0017】
【化14】
【0018】
【化15】
【0019】上記の製法〜において、各式中、X,
YおよびWは塩素、臭素またはヨウ素を示す。R1
2、A、m、Bおよびnは前記と同意義を示す。ま
た、R4は低級アルキル基またはフェニル基を示す。R5
はフッ素もしくはフェニル基で置換されてもよい低級ア
ルキル基を示す。R6は低級アルキル基またはフェニル
基を示す。製法およびにおいて、一般式[2]で表
されるベンジルハライド誘導体は、一般式〔1〕で表さ
れるメチルビフェニル誘導体のハロゲン化反応で得るこ
とができる。
【0020】本ハロゲン化反応に用いられるハロゲン化
剤としては、塩素、塩化スルフリル、N−クロロスクシ
ンイミドなどの塩素化剤、臭素、N−ブロモスクシンイ
ミド、N−ブロモフタルイミド、1,3−ジブロモ−5,
5−ジメチルヒダントイン、トリクロロブロモメタンな
どの臭素化剤、次亜ヨウ素酸tert−ブチルなどのヨ
ウ素化剤があげられる。メチルビフェニル誘導体〔1〕
に対するハロゲン化剤の仕込比率は、通常0.80当量
以上、好ましくは0.90〜1.3当量である。本ハロゲ
ン化反応は、無溶媒で行うこともできるが、水、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコールなどのアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、2−メトキシエチルエーテルなどのエーテル類、酢
酸、プロピオン酸などの酸類、酢酸エチルなどのエステ
ル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドな
どのアミド類、アセトニトリルなどのニトリル類、また
は、これらの二種以上の混合物から選ばれた溶媒中で行
うことができる。溶媒の使用量は、メチルビフェニル誘
導体〔1〕の0.50〜50倍重量、好ましくは1.0〜
20倍重量である。
【0021】本ハロゲン化反応は、光照射または過酸化
ベンゾイル、過酸化tert−ブチルなどの過酸化物、
2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、2,2′−アゾビス(イソブチロニト
リル)などのラジカル開始剤の添加により、好結果を得
ることができる。メチルビフェニル誘導体〔1〕に対す
る、上記の過酸化物またはラジカル開始剤の使用量は、
通常モル比で0.005〜0.2%、好ましくは0.01
〜0.1である。本ハロゲン化反応の反応温度は、通常
30〜170℃、好ましくは50〜90℃であり、反応
は通常10分〜12時間で終了する。反応終了後、生成
物は反応混合物より常法で単離できる。たとえば、反応
液を水中にあけ、有機層を分離、あるいはトルエン、酢
酸エチル、エチルエーテル、1,2−ジクロロエタンな
どの抽出溶媒で抽出し、有機層を分液、濃縮して生成物
を得ることができる。必要に応じて、生成物を蒸留、カ
ラムクロマトグラフィーまたは再結晶などによって精製
することができる(参考例13〜24)。
【0022】製法において、一般式〔3〕で表される
ベンジルホスホニウム塩は、ベンジルハライド誘導体
〔2〕と一般式〔a〕で表されるホスフィン誘導体とを
反応させることで得ることができる。ホスフィン誘導体
〔a〕としては、たとえばトリメチルホスフィン、トリ
エチルホスフィン、トリプロピルホスフィン、トリブチ
ルホスフィン、トリフェニルホスフィンなどがあげられ
る。本ホスホニウム塩生成反応は、無溶媒で行うことも
できるが、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、メタノール、エ
タノール、エチレングリコールなどのアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−
ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテルなどの
エーテル類、酢酸、プロピオン酸などの酸類、酢酸エチ
ルなどのエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミドなどのアミド類、アセトニトリルなどのニ
トリル類、または、これらの二種以上の混合物から選ば
れた溶媒中で行うことができる。溶媒の使用量は、ベン
ジルハライド誘導体〔2〕の0.50〜50倍重量であ
る。
【0023】ベンジルハライド誘導体〔2〕に対する、
ホスフィン誘導体〔a〕の仕込比率は、通常0.50〜
3.0倍モル、好ましくは0.90〜1.2倍モルであ
る。 本ホスホニウム塩生成反応の反応温度は、通常3
0〜250℃、好ましくは50〜150℃であり、反応
は通常1〜24時間で終了する。反応終了後、生成物は
反応混合物より常法で単離できる。たとえば、冷却後析
出した結晶を濾取することにより、また必要に応じ、溶
媒洗いまたは再結晶などによって精製することにより得
ることができる(参考例25〜36)。製法におい
て、ビニルビフェニル誘導体〔I〕は、ベンジルホスホ
ニウム塩〔3〕と、一般式〔b〕で表されるカルボニル
化合物とを塩基の存在下に反応させる、オレフィン化反
応で得ることができる。本オレフィン化反応におけるカ
ルボニル化合物〔b〕としては、ベンズアルデヒド、1
−ナフタレンカルバルデヒド、3−クロロベンズアルデ
ヒド、4−メチルベンズアルデヒドなどの芳香族アルデ
ヒド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオ
ンアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、2−メ
チルブタナール、ヘキサナール、ヘプタナール、シクロ
ヘキサンカルバルデヒド、オクタナール、ノナナール、
デカナール、ウンデカナール、ドデカナール、トリデカ
ナールなどのC1-14飽和脂肪族アルデヒド、フェニルア
セトアルデヒド、3−フェニルプロピオンアルデヒドな
どのアリール基を有するC8-11飽和脂肪族アルデヒド、
アクリルアルデヒド、プロピナール、クロトンアルデヒ
ド、2−ペンテナール、3−メチル−2−ブテナール、
2−ヘキセナール、2,4−ヘキサジエナール、2−ヘ
プテナール、2−オクテナール、2−オクチナール、2
−ノネナール、4−デセナール、10ーウンデセナール
などのC3-13不飽和脂肪族アルデヒド、シンナムアルデ
ヒド、フェニルプロパルギルアルデヒドなどのアリール
基を有するC9-11不飽和脂肪族アルデヒド、アセトフェ
ノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、カルコンな
どの芳香族ケトン、アセトン、エチルメチルケトン、メ
チルビニルケトン、3−ブチン−2−オンなどの飽和ま
たは不飽和脂肪族ケトンなどがあげられる。これらのカ
ルボニル化合物〔b〕は、公知で容易に入手できるか、
文献〔Reagentsfor Organic Synthesis,第4巻,97頁
(1974)〕等に記載された方法で合成することができ
る。カルボニル化合物〔b〕の仕込比率は、ベンジルホ
スホニウム塩〔3〕の0.70〜4.0倍モル、好ましく
は0.90〜2.0倍モルである。
【0024】本オレフィン化反応は、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
などの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素類、メタノール、エタノール、
エチレングリコールなどのアルコール類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメ
トキシエタン、2−メトキシエチルエーテルなどのエー
テル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
などのアミド類、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチル
ホスホラミド、液体アンモニア、または、これらの二種
以上の混合物から選ばれた溶媒中で行うことができる。
溶媒の使用量は、ベンジルホスホニウム塩〔3〕の1.
0〜50倍重量、好ましくは2.0〜10倍重量であ
る。本オレフィン化反応におけるカルボニル化合物
〔b〕の仕込量は、ベンジルホスホニウム塩〔3〕の
0.70〜4.0倍モル、好ましくは0.90〜1.3倍モ
ルである。本オレフィン化反応は、塩基の存在下に行わ
れる。用いられる塩基としては、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキ
シドなどのアルコラート、メチルリチウム、ブチルリチ
ウム、フェニルリチウムなどの有機金属化合物、水素化
リチウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドなどの
無機塩基、DBNなどの有機塩基などがあげられる。塩
基の仕込比率は、ベンジルホスホニウム塩〔3〕の0.
70〜2倍モル、好ましくは0.90〜1.2倍モルであ
る。
【0025】本オレフィン化反応を実施する場合、まず
ベンジルホスホニウム塩〔3〕と上記の塩基とを反応さ
せて、一般式〔7〕
【化16】 〔式中、A,m,B,nおよびR4は前記と同意義を示
す〕で表される、ベンジリデンホスホランを得る反応
(ホスホラン生成反応)から開始される。当ホスホラン
生成反応は、ベンジルホスホニウム塩〔3〕と溶媒との
混合物中に塩基を少量ずつ添加するか、または逆に塩基
の溶液中にベンジルホスホニウム塩〔3〕の粉末または
溶媒との混合物を添加するなど、常法に従って行えばよ
い。当ホスホラン生成反応では、生成するベンジリデン
ホスホラン〔7〕の分解を抑えるため、前記の添加は冷
却下、通常−100〜60℃、好ましくは−40〜20
℃の温度で行われる。
【0026】ビニルビフェニル誘導体〔I〕が生成する
縮合反応は、ホスホラン生成反応で生成したベンジリデ
ンホスホラン〔7〕とカルボニル化合物〔b〕との混合
で行われる。当縮合反応は冷却下、通常−40〜60
℃、好ましくは0〜40℃の温度で行われる。反応終了
後生成物は、反応混合物より常法によって単離すること
ができる。たとえば、反応液を水中または酸性水中にあ
け、有機層を分離、あるいはトルエン、酢酸エチル、エ
チルエーテル、1,2−ジクロロエタンなどの抽出溶媒
で抽出し、有機層を分液、濃縮することにより、また、
必要に応じて、蒸留、カラムクロマトグラフィーまたは
再結晶などによって精製することにより得ることができ
る(実施例24〜44)。製法において、一般式
〔4〕で表されるベンジルホスホナート誘導体は、ベン
ジルハライド誘導体〔2〕と、一般式〔c〕で表される
ホスファイト誘導体とを反応させることで得ることがで
きる。ホスファイト誘導体〔c〕としては、たとえばト
リメチルホスファイト、トリエチルホスファイト、トリ
ス(2,2,2−トリフルオロエチル)ホスファイト、ト
リベンジルホスファイト、トリフェニルホスファイトな
どがあげられる。
【0027】本ホスファイト生成反応は、無溶媒で行う
こともできるが、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シク
ロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、メタノー
ル、エタノール、エチレングリコールなどのアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
1,2−ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテ
ルなどのエーテル類、酢酸、プロピオン酸などの酸類、
酢酸エチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリル
などのニトリル類、または、これらの二種以上の混合物
から選ばれた溶媒中で行うことができる。溶媒の使用量
は、ベンジルハライド誘導体〔2〕の0.50〜50倍
重量である。ベンジルハライド誘導体〔2〕に対する、
ホスファイト誘導体〔c〕の仕込比率は、通常0.50
〜3.0倍モル、好ましくは0.90〜1.2倍モルであ
る。本ホスファイト生成反応の反応温度は、通常30〜
250℃、好ましくは50〜150℃であり、反応は通
常1〜24時間で終了する。
【0028】反応終了後生成物は、反応混合物より常法
で単離できる。たとえば、冷却後反応混合物から低沸点
成分を減圧留去し、また、必要に応じて、生成物を蒸
留、再結晶またはカラムクロマトグラフィーなどによっ
て精製することにより得ることができる(参考例37〜
48)。製法において、ビニルビフェニル誘導体
〔I〕は、ベンジルホスホナート誘導体〔4〕とカルボ
ニル化合物〔b〕とを、塩基の存在下に反応させるビニ
ル化反応で、得ることができる。カルボニル化合物
〔b〕の仕込比率は、ベンジルホスホナート誘導体
〔4〕の0.70〜4.0倍モル、好ましくは0.90〜
2.0倍モルである。本ビニル化反応は、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素類、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコールなどのアルコール類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−
ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテルなどの
エーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルホスホラミド、液体アンモニア、または、これらの
二種以上の混合物から選ばれた溶媒中で行うことができ
る。溶媒の使用量は、ベンジルホスホナート誘導体
〔4〕の1.0〜50倍重量、好ましくは2.0〜10倍
重量である。
【0029】本ビニル化反応は塩基の存在下に行われ
る。用いられる塩基としては、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド
などのアルコラート、メチルリチウム、ブチルリチウ
ム、フェニルリチウムなどの有機金属化合物、水素化リ
チウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドなどの無
機塩基などがあげられる。塩基の仕込比率は、ベンジル
ホスホナート誘導体〔4〕の0.70〜2倍モル、好ま
しくは0.90〜1.2倍モルである。本ビニル化反応を
実施する場合、まずベンジルホスホナート誘導体〔4〕
と上記の塩基とを反応させて、ホスホナートカルボアニ
オンを得る反応(アニオン化反応)から開始される。当
アニオン化反応は、ベンジルホスホナート誘導体〔4〕
の溶液に塩基を少量ずつ添加するか、または逆に塩基の
溶液中にベンジルホスホナート誘導体〔4〕またはその
溶液を添加するなど、常法に従ってよい。当アニオン化
反応では、生成するホスホナートカルボアニオンの分解
を抑えるため、前記の添加は冷却下、通常−40〜60
℃、好ましくは−10〜20℃の温度で行われる。次段
階のビニルビフェニル誘導体〔I〕が生成する縮合反応
は、アニオン化反応で生成したホスホナートカルボアニ
オンとカルボニル化合物〔b〕との混合で行われる。当
縮合反応は冷却下、通常−40〜60℃、好ましくは0
〜40℃の温度で行われる。
【0030】本ビニル化反応においては、塩基の溶液中
にベンジルホスホナート誘導体〔4〕とカルボニル化合
物〔b〕の混合物を添加するか、あるいはベンジルホス
ホナート誘導体〔4〕とカルボニル化合物〔b〕の混合
物の溶液に塩基を添加することにより、アニオン化反応
と縮合反応を平行して行うこともできる。この場合の反
応温度は、通常−40〜80℃、好ましくは20〜70
℃である。またこの場合、反応は、通常は回分式攪拌槽
型反応器を用いて行われるが、多段連続式攪拌槽型反応
器を用いて、熱に対して不安定なホスホナートカルボア
ニオンの蓄積、滞留を避けることも工業上好ましい。反
応終了後生成物は、反応混合物より常法で単離できる。
たとえば、反応液を水中または酸性水中にあけ、有機層
を分離あるいはトルエン、酢酸エチル、エチルエーテ
ル、1,2−ジクロロエタンなどの溶媒で抽出し、有機
層を分液、濃縮して生成物を得ることができる。必要に
応じて、生成物を蒸留、カラムクロマトグラフィーまた
は再結晶などによって精製することにより得ることがで
きる(実施例45〜65)。
【0031】製法において、一般式〔5〕で表される
ベンザルハライド誘導体は、メチルビフェニル誘導体
〔1〕のハロゲン化反応で得ることができる。本ハロゲ
ン化反応に用いられるハロゲン化剤としては、塩素、塩
化スルフリル、N−クロロスクシンイミドなどの塩素化
剤、臭素、N−ブロモスクシンイミド、N−ブロモフタ
ルイミド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダント
イン、トリクロロブロモメタンなどの臭素化剤、次亜ヨ
ウ素酸tert−ブチルなどのヨウ素化剤があげられ
る。メチルビフェニル誘導体〔1〕に対するハロゲン化
剤の仕込比率は、通常1.6当量以上、好ましくは1.8
〜2.6当量である。 本ハロゲン化反応は、無溶媒で
も行うこともできるが、水、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロ
エタン、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、
メタノール、エタノール、エチレングリコールなどのア
ルコール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケト
ン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、1,2−ジメトキシエタン、2−メトキシエチル
エーテルなどのエーテル類、酢酸、プロピオン酸などの
酸類、酢酸エチルなどのエステル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニ
トリルなどのニトリル類、または、これらの二種以上の
混合物から選ばれた溶媒中で行うことができる。溶媒の
使用量は、メチルビフェニル誘導体〔1〕の0.50〜
50倍重量、好ましくは1.0〜30倍重量である。
【0032】本ハロゲン化反応は、光照射または過酸化
ベンゾイル、過酸化tert−ブチルなどの過酸化物、
2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、2,2’−アゾビス(イソブチロニト
リル)などのラジカル開始剤の添加により、好結果を得
ることができる。メチルビフェニル誘導体〔1〕に対す
る、上記の過酸化物またはラジカル開始剤の使用量は、
通常モル比で0.005〜0.3、好ましくは0.01〜
0.15である。本ハロゲン化反応の反応温度は、通常
30〜170℃、好ましくは50〜90℃であり、反応
時間は通常10分〜12時間である。反応終了後ジハロ
ゲン化生成物であるベンザルハライド誘導体〔5〕は、
他の反応生成物(モノハロゲン体、トリハロゲン体)お
よび未反応原料より常法によって分離できる。たとえ
ば、冷却後反応混合物から溶媒を減圧留去し、また、必
要に応じて、生成物を蒸留、カラムクロマトグラフィー
または再結晶など精製することにより得ることができる
(参考例49〜60)。製法において、一般式〔6〕
で表されるベンズアルデヒド誘導体は、ベンザルハライ
ド誘導体〔5〕を加水分解することで得ることができ
る。
【0033】本加水分解反応は、無溶媒で行うこともで
きるが、水、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、メタノール、
エタノール、エチレングリコールなどのアルコール類、
アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2
−ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテルなど
のエーテル類、酢酸、プロピオン酸などの酸類、酢酸エ
チルなどのエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリルなどの
ニトリル類、または、これらの二種以上の混合物から選
ばれた溶媒中で行うことができる。溶媒の使用量は、ベ
ンザルハライド誘導体〔5〕の0.50〜50倍重量、
好ましくは1.0〜20倍重量である。本加水分解反応
を酸または塩基の存在下に行うことにより、反応時間の
短縮、收率の向上などの効果を得ることができる。酸と
しては、硫酸、塩酸、臭化水素酸などの無機酸、蟻酸、
酢酸などの有機酸などがあげられる。塩基としては、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウムなどの
無機塩基、トリエチルアミンなどの有機塩基があげられ
る。酸または塩基の使用量は、ベンザルハライド誘導体
〔5〕の0.10〜1.0モルであり、場合により大過剰
量を用いることもできる。本加水分解反応の反応温度
は、通常−10〜200℃、好ましくは20〜100℃
であり、反応時間は通常10分〜24時間である。反応
終了後生成物は、反応混合物より常法で単離できる。た
とえば、冷却後析出した結晶を濾取するか、また、必要
に応じて、生成物を蒸留、カラムクロマトグラフィーま
たは再結晶などによって精製することにより得ることが
できる(参考例61〜72)。
【0034】製法において、ビニルビフェニル誘導体
〔I〕は、ベンズアルデヒド誘導体〔6〕と、一般式
〔d〕で表されるホスホニウム塩とを塩基の存在下に反
応させる、ウィティッヒ反応で得ることができる。ホス
ホニウム塩〔d〕は、文献〔 Org.React.,第14巻,270
頁(1965年)〕に記載されているか、または記載されて
いる方法で製造することが可能である。ホスホニウム塩
〔d〕の仕込比率は、ベンズアルデヒド誘導体〔6〕の
0.70〜4.0倍モル、好ましくは0.90〜1.3倍モ
ルである。本ウィティッヒ反応は、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
などの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素類、メタノール、エタノール、
エチレングリコールなどのアルコール類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメ
トキシエタン、2−メトキシエチルエーテルなどのエー
テル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
などのアミド類、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチル
ホスホラミド、液体アンモニア、または、二種以上の混
合物から選ばれた溶媒中で行うことができる。溶媒の使
用量は、ベンズアルデヒド誘導体〔6〕の1.0〜50
倍重量、好ましくは2.0〜30倍重量である。
【0035】本ウィティッヒ反応は塩基の存在下に行わ
れる。用いられる塩基としては、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキ
シドなどのアルコラート、メチルリチウム、ブチルリチ
ウム、フェニルリチウムなどの有機金属化合物、水素化
リチウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミドなどの
無機塩基、DBNなどの有機塩基などがあげられる。塩
基の仕込比率は、ホスホニウム塩〔d〕の0.70〜2.
0倍モル、好ましくは0.90〜1.2倍モルである。本
ウィティッヒ反応を実施する場合、まずホスホニウム塩
〔d〕と上記の塩基とを反応させて、一般式〔e〕 (R6)3P=CR1R2 〔e〕 〔式中、R1、R2およびR6 は前記と同意義を示す〕で
表されるリンイリドを得る反応(イリド化反応)から開
始される。当イリド化反応は、ホスホニウム塩〔d〕と
溶媒との混合物中に塩基を少量ずつ添加するか、または
逆に塩基の溶液中にホスホニウム塩〔d〕を添加するな
ど、常法に従ってよい。当イリド化反応では、生成する
リンイリド〔e〕の分解を抑えるため、前記の添加は冷
却下、通常−100〜60℃、好ましくは−40〜20
℃の温度で行われる。
【0036】ビニルビフェニル誘導体〔I〕が生成する
縮合反応は、リンイリド〔e〕とベンズアルデヒド誘導
体〔6〕との混合で行われる。当縮合反応は冷却下、通
常−40〜60℃、好ましくは0〜40℃の温度で行わ
れる。反応終了後生成物は、反応混合物より常法で単離
できる。たとえば、反応液を水中または酸性水中にあ
け、有機層を分離あるいはトルエン、酢酸エチル、エチ
ルエーテル、1,2−ジクロロエタンなどの溶媒で抽出
し、有機層を分液、濃縮して生成物を得ることができ
る。また、必要に応じて、生成物を蒸留、カラムクロマ
トグラフィーまたは再結晶などによって精製することに
より得ることができる(実施例66〜83)。
【0037】
【実施例】以下の実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。ま
た、原料として用いたビニルビフェニル誘導体〔I〕
は、後に掲げる表5、7および10に記載されている。 実施例1(アルキルビフェニル誘導体〔II〕の製造例) 4′−(1−ペンテニル)ビフェニル−4−カルボニト
リル(〔I〕−1)4.50g(18.2mmol)を酢酸エチル6
5.0mlに溶解し、ここに5%パラジウム炭素0.30gを加
えた。常圧、常温にて水素気流下で攪拌した。水素吸収
の終了後触媒を濾別し、濾液を減圧濃縮して生成物4.20
gを得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:トルエン=1:1)で精製し、純度96.6%
(高速液体クロマトグラフィー)の4'−ペンチルビフ
ェニル−4−カルボニトリル[〔表1〕、〔II〕−1]
3.29gを得た(收率72.5%)。IR νCN(NaCl,cm
-1)2227.1。
【0038】実施例2〜23 原料を、他のビニルビフェニル誘導体〔I〕に替え、ま
た触媒を他の触媒に替えたほかは実施例1と同様にして
行ったビニルビフェニル誘導体〔I〕の還元によるアル
キルビフェニル誘導体〔II〕の製造例を、実施例2〜2
3として、実施例1とともに、〔表1〕に記載する。
〔表1〕において、Phはフェニル基を、Meはメチル基
を、Etはエチル基を、Prはプロピル基を、Buはブチル基
を示す。また、触媒のは5%パラジウム炭素、は酸
化白金(IV)、はラネーニッケルW−2を示す。
【0039】
【表1】
【0040】参考例1〜3(メチルビフェニル誘導体
〔1〕の合成例) イソペンチルアルコール(3−メチル−1−ブタノー
ル)97g(1.1モル)と亜硝酸ナトリウム83g
(1.2モル)の混合液に、攪拌下、温度を0〜5℃に
保ちながら、濃塩酸120mlを60分間を要して滴下し
た。10分間攪拌を続けた後に分液し、油層を飽和重曹
水で洗浄して亜硝酸イソペンチルの粗製物を得た。次に
これをベンゾニトリル722g(7モル)に溶解し、6
5〜70℃の温度に保ちながら、攪拌下この溶液に、p
−トルイジン107g(1.0モル)とベンゾニトリル
309g(3モル)の混合液を2時間をかけて加えた。
続いて減圧下に蒸留し、ベンゾニトリルの留去後、沸点
155〜170℃/5mmHgの留分145gを得た。当留
分をガスクロマトグラフィーで分析したところ、その成
分は4′−メチルビフェニル−2−カルボニトリル、
4′−メチルビフェニル−3−カルボニトリル及び4′
−メチルビフェニル−4−カルボニトリルであり、含量
はそれぞれ48%、12%、24%であった(収率:3
6%、9%、18%)。当留分をさらに精密分留装置で
分留し、上記異性体を分離した。得られた各異性体留分
(純度97%以上(ガスクロマトグラフィー))をメタ
ノールより再結晶して、4′−メチルビフェニル−4−
カルボニトリル{〔表2〕、〔1〕−1、沸点173〜
174℃/5mmHg、融点111.0℃、IR νCN(KBr,c
m-1)2222.3、1H−NMR(CDCl3 ,δppm)2.409(3H,s)7.
3■7.8(8H,m)〕及び4′−メチルビフェニル−2−カル
ボニトリル[〔表2〕、〔1〕−2]、沸点155〜1
56℃/5mmHg、融点53.2℃、 IR νCN(KBr,cm-1)2222.1、 H−NMR(CDCl3 ,δppm)2.421(3H,s)7.3■7.8(8
H,m)〕、4′−メチルビフェニル−3−カルボニトリル
[〔表2〕、〔1〕−3]、沸点169〜170℃/5m
mHg、融点76.4℃、 IR νCN(KBr,cm-1)2226.1、 H−NMR(CDCl3 ,δppm)2.400(3H,s)7.2■7.8(8
H,m)を得た。
【0041】参考例4〜12 原料を他のトルイジン類〔i〕に替え、また他のベンゼ
ン類〔ii〕に替えたほかは、参考例1〜3と同様にして
行ったメチルビフェニル誘導体〔1〕の合成例を、参考
例1〜3とともに〔表2〕に記載する。〔表2〕にて、
Meはメチル基を示す。
【表2】
【0042】参考例13(ベンジルハライド誘導体
〔2〕の合成例) 4′−メチルビフェニル−4−カルボニトリル[〔表
2〕、〔1〕−1]200g(1.03mol)を1,2−ジクロロ
エタン1600mlに溶解し、2,2′−アゾビス(イソブチ
ロニトリル)8.20g(50.0mmol)を添加した。攪拌しつ
つ、これに臭素166g(1.04mol)を、応温度を80℃に保
って1時間40分で滴下した。この後80℃で5時間攪拌
し、室温で一夜放置した。反応液を分液ろうとに移し、
水洗後分液した。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水
し、減圧濃縮して生成物284gを得た。これをトルエンと
ヘキサンを用いて再結晶し、純度96.6%(高速液体クロ
マトグラフィー)の4′−ブロモメチルビフェニル−4
−カルボニトリル〔表3〕、〔2〕−1、183gを得
た(収率65.2%)。これをトルエンとヘキサンを用いて
更に2回再結晶して得た、結晶の純度は99.4%(高速液
体クロマトグラフィー)、融点は107.2〜108.2℃であっ
た。1 H−NMR(CDCl3 ,δppm)4.55(s,2H)、7.30-7.80
(m,8H)。
【0043】参考例14〜24 原料を他のメチルビフェニル誘導体〔1〕に替え、また
ハロゲン化剤を他のハロゲン化剤に替えた他は、参考例
13と同様にして行ったベンジルハライド誘導体〔2〕
の合成例を、参考例14〜24として参考例13ととも
に〔表3〕に記載する。〔表3〕中、Meはメチル基を示
し、ハロゲン化剤は塩化スルフリル、は臭素、は
N−ブロモスクシンイミド、は次亜ヨウ素酸tert-ブ
チルを示す。
【表3】
【0044】参考例25(ベンジルホスホニウム塩
〔3〕の合成例) 4′−ブロモメチルビフェニル−4−カルボニトリル
[〔表3〕、〔2〕−1]21.8g(80.1mmol)をキシレ
ン80.0mlに80℃で溶解し、ここにトリフェニルホスフィ
ン21.0g(80.1mmol)を添加した。この後で還流下に2
時間攪拌し、キシレン80.0mlを加えて室温で一夜放置し
た。析出した粉体を濾取して、トルエン80.0ml、ヘキサ
ン80.0mlで洗い、減圧乾燥して純度98.4%(高速液体ク
ロマトグラフィー)の4−(4−シアノフェニル)ベン
ジルトリフェニルホスホニウムブロミド〔〔表4〕、
〔3〕−1〕39.3gを得た(収率91.8%)。 融点233.6〜239.4℃。 IR νCN(NaCl Nujol,cm-1)2217.4。1 H−NMR(DMSO-d6,δppm) 5.29(d,2H)、7.12(dd,2H)、
7.66-8.00(m,21H)。
【0045】参考例26〜36 原料を、他のベンジルハライド誘導体〔2〕に替え、ま
た他のホスフィン誘導体〔a〕に替えたほかは参考例2
5と同様にして行ったベンジルホスホニウム塩〔3〕の
合成例を、参考例26〜36として参考例25とともに
〔表4〕に記載する。〔表4〕中、Phはフェニル基、Me
はメチル基、Etはエチル基、Prはプロピル基、Buはブチ
ル基を示し、ホスフィン誘導体〔a〕はトリフェニル
ホスフィン、はトリメチルホスフィン、はトリエチ
ルホスフィン、はトリプロピルホスフィン、はトリ
ブチルホスフィンを示す。
【0046】
【表4】
【0047】実施例24(製法における、ベンジルホ
スホニウム塩〔3〕のオレフィン化反応による、ビニル
ビフェニル誘導体〔I〕の製造例) 4−(4−シアノフェニル)ベンジルトリフェニルホスホ
ニウムブロミド[〔表4〕、〔3〕−1]21.4g(40.0
mmol)を乾燥テトラヒドロフラン80.0mlに懸濁し、窒素
気流下で攪拌しつつ、これにブチルリチウムの1.60Mテ
トラヒドロフラン溶液25.0mlを,冷却下に反応温度を 0
〜 5℃に保って15分で滴下した。 0℃で30分攪拌した
後、これにブチルアルデヒド2.88g(40.0mmol)とテト
ラヒドロフラン10.0mlの溶液を 0℃に保って5分で加え
た。この後室温まで昇温し、一夜放置した。水40.0ml、
エーテル40.0mlを反応液に加えて分液した。水洗、無水
硫酸マグネシウム脱水したエーテル層を減圧濃縮し生成
物17.6gを得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン:トルエン=1:1)で精製し、純度
97.4%(高速液体クロマトグラフィー)の4′−(1−
ペンテニル)ビフェニル−4−カルボニトリル[〔表
5〕、〔I〕−1]7.89gを得た(收率79.8%)。 IR νCN(KBr,cm-1)2229.0。1 H−NMR(CDCl3,δppm) 0.93-1.01(3H)、1.42-1.5
8(2H)、2.19-2.44(2H)、5.68-5.79、6.24-6.47、7.41-
7.73(10H)。
【0048】実施例25〜44 原料を、他のベンジルホスホニウム塩〔3〕に替え、ま
た他のカルボニル化合物〔b〕に替え、また塩基を他の
塩基に替えたほかは、実施例24と同様にして行ったビ
ニルビフェニル誘導体〔I〕の合成例を、原料として用
いた表4のベンジルホスホニウム塩〔3〕、カルボニル
化合物〔b〕および使用した塩基とともに、実施例25
〜44として実施例24とともに〔表5〕に記載する。
〔表5〕中、Phはフェニル基、Meはメチル基、Etはエチ
ル基、Prはプロピル基、Buはブチル基を示す。また、塩
基はブチルリチウム、はナトリウムメトキシド、
はカリウムtert-ブトキシドを示す。
【0049】
【表5】
【0050】参考例37(ベンジルホスホナート誘導体
〔4〕の合成例) 4′−ブロモメチルビフェニル−4−カルボニトリル
[〔表3〕、〔2〕−1]21.8g(80.1mmol)とトリエ
チルホスファイト13.3g(80.0mmol)の混合物を、89〜
91℃で還流下に16時間攪拌した。反応液より低沸点分を
減圧留去し、生成物27.0gを得た。これをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(トルエン)で精製し、純度9
8.2%(高速液体クロマトグラフィー)のジエチル4−
(4−シアノフェニル)ベンジルホスホナート[〔表
6〕、〔4〕−1]19.5gを得た(收率73.9%)。 融点 73.4〜76.0℃。 IR νCN(NaCl Nujol,cm-1)2225.2。1 H−NMR(CDCl3,δppm)1.28(t,6H)、3.21(d,2
H)、4.06(dq,4H)、7.40-7.74(8H)。
【0051】参考例38〜48 原料を、他のベンジルハライド誘導体〔2〕に替え、ま
た他のホスファイト誘導体〔c〕に替えた他は、参考例
37と同様にして行ったベンジルホスホナート誘導体
〔4〕の合成例を、原料として用いた〔表3〕のベンジ
ルハライド誘導体〔2〕および使用したホスファイト誘
導体〔c〕とともに、参考例38〜48として〔表6〕
に記載する。〔表6〕中、Meはメチル基、Etはエチル
基、Phはフェニル基を示す。また、ホスファイト誘導体
〔c〕はトリフェニルホスファイト、はトリメチル
ホスファイト、はトリエチルホスファイト、はトリ
ス(2,2,2−トリフルオロエチル)ホスファイトを示
す。
【0052】
【表6】
【0053】実施例45(製法における、ベンジルホ
スホナート誘導体〔4〕のビニル化反応による、ビニル
ビフェニル誘導体〔I〕の製造例) 水素化ナトリウム1.60g(60%油性、40.0mmo
l)を乾燥テトラヒドロフラン80.0mlに懸濁した。窒
素気流下で攪拌しつつ、これにジエチル4−(4−シア
ノフェニル)ベンジルホスホナート[〔表6〕、〔4〕
−1]13.2g(40.1mmol)、ブチルアルデヒド
2.88g(40.0mmol)とテトラヒドロフラン50.
0mlの溶液を55〜60℃に保って15分で加えた。
55〜60℃で30分攪拌した後、反応液に水40.0m
l、エーテル40.0mlを0〜5℃で加えて分液した。水
洗、無水硫酸マグネシウム脱水したエーテル層を減圧濃
縮し、生成物9.70gを得た。これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:トルエン=1:1)
で精製し、純度98.2%(高速液体クロマトグラフィ
ー)の4′−(1−ペンテニル)ビフェニル−4−カル
ボニトリル[〔表7〕、〔I〕−1]5.57gを得た
(收率56.1%)。 IR νCN(KBr,cm-1)2229.0。
【0054】実施例46〜65 原料を他のベンジルホスホナート誘導体〔4〕に替え、
また他のカルボニル化合物〔b〕に替え、塩基を他の塩
基に替えたほかは、実施例45と同様にして行ったビニ
ルビフェニル誘導体〔I〕の製造例を、原料として用い
たベンジルホスホナート誘導体〔4〕、カルボニル化合
物〔b〕および使用した塩基とともに、実施例46〜6
5として実施例45とともに表7に記載する。〔表7〕
中、Phはフェニル基、Meはメチル基、Etはエチル基、Pr
はプロピル基、Buはブチル基を示す。また、塩基は水
素化ナトリウム、はナトリウムメトキシド、はカリ
ウムtert−ブトキシドを示す。
【0055】
【表7】
【0056】参考例49(ベンザルハライド誘導体
〔5〕の合成例) 4′−メチルビフェニル−4−カルボニトリル[〔表
2〕、〔1〕−1]52.5g(272mmol)を酢酸エチル230m
lに溶解し、2,2′−アゾビス(イソブチロニトリル)
5.04g(30.7mmol)を添加した。これに1,3−ジブロ
モ−5,5−ジメチルヒダントイン100g(350mmol)を
酢酸エチル1450mlに懸濁したものを、反応温度を75℃
に保って35分で添加した。この後77℃で3時間攪拌
し、室温で一夜放置した。反応液より低沸点分を減圧留
去し、生成物152gを得た。これにトルエン880mlを加
え、還流下に攪拌した後、熱時に濾過した。濾液を減圧
濃縮して4′−ジブロモメチルビフェニル−4−カルボ
ニトリル[〔表8〕、〔5〕−1]93.7gを得た(収率9
8.2%)。
【0057】参考例50〜60 原料を他のメチルビフェニル誘導体〔1〕に替え、また
ハロゲン化剤を他のハロゲン化剤に替えたほかは、参考
例49と同様にして行ったベンザルハライド誘導体
〔5〕の合成例を、参考例50〜60として参考例49
とともに〔表8〕に記載する。〔表8〕中、Meはメチル
基を示す。また、ハロゲン化剤は塩化スルフリル、
は臭素、は1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダ
ントイン、は次亜ヨウ素酸tert−ブチルを示す。
【0058】
【表8】
【0059】参考例61(ベンズアルデヒド誘導体
〔6〕の合成例) 参考例49で得た4′−ジブロモメチルビフェニル−4
−カルボニトリル[〔表8〕、〔5〕−1]93.7g
(267mmol)、水524mlと酢酸600mlの混合物
を、84℃で2時間攪拌した後室温で一夜放置した。析
出した結晶を濾取してトルエン300mlで再結晶し、純
度97.7%(高速液体クロマトグラフィー)の4′−
ホルミルビフェニル−4−カルボニトリル[〔表9〕、
〔6〕−1]39.6gを得た(收率71.5%)。融点
153.0〜153.8℃。 IR νCN(KBr,cm-1)2224.2。1 H−NMR(DMSO-d6,δppm) 7.96-8.10(m,8H)、10.0
9(s,1H)。 参考例62〜72 原料を、他のベンザルハライド誘導体〔5〕に替えたほ
かは参考例61と同様にして行ったベンズアルデヒド誘
導体〔6〕の合成例を、参考例62〜72として参考例
61とともに〔表9〕に記載する。〔表9〕中、Meはメ
チル基を示す。
【0060】
【表9】
【0061】実施例66(製法における、ベンズアル
デヒド誘導体〔6〕のウィティッヒ反応による、ビニル
ビフェニル誘導体〔I〕の製造例) ブチルトリフェニルホスホニウムブロミド12.0g(3
0.1mmol)を乾燥テトラヒドロフラン60.0mlに懸濁
し、窒素気流下で攪拌しつつ、これにブチルリチウムの
1.60Mテトラヒドロフラン溶液20.0mlを,冷却下
に反応温度を0〜5℃に保って15分で滴下した。0℃
で30分攪拌した後、これに4′−ホルミルビフェニル
−4−カルボニトリル[〔表9〕、〔6〕−1]6.21
g(30.0mmol)とテトラヒドロフラン58.0mlの溶液を0
℃に保って5分で加えた。この後、室温まで昇温し、一
夜放置した。水90.0ml、エーテル80.0mlを反応液に加え
て分液した。水洗、無水硫酸マグネシウムで脱水したエ
ーテル層を減圧濃縮し、生成物14.9gを得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:トルエ
ン=1:1)で精製し、純度97.9%(高速液体クロマト
グラフィー)の4′−(1−ペンテニル)ビフェニル−
4−カルボニトリル[〔表10〕、〔I〕−1]5.56g
を得た(收率75.0%)。 IR νCN(KBr,cm-1)2229.0。 実施例67〜83 原料を、他のベンズアルデヒド誘導体〔6〕に替え、ま
た他のホスホニウム塩〔d〕に替え、また塩基を他の塩
基に替えた他は、実施例66と同様にして行ったビニル
ビフェニル誘導体〔I〕の合成例を、原料として用いた
〔表9〕のベンズアルデヒド誘導体〔6〕、ホスホニウ
ム塩[d]および使用した塩基とともに、実施例67〜8
3として実施例66とともに〔表10〕に記載する。
〔表10〕中、Phはフェニル基、Meはメチル基、Etはエ
チル基、Prはプロピル基、Buはブチル基を示す。また、
塩基はブチルリチウム、はナトリウムメトキシド、
は水素化ナトリウムを示す。
【0062】
【表10】
【0063】
【発明の効果】ビニルビフェニル誘導体を還元すること
により、本発明方法により、高純度の目的物アルキルビ
フェニル誘導体が収率よく得られる。よって本発明方法
は、産業上好適なアルキルビフェニル誘導体の工業的製
造法である。また、本発明方法の製造中間体である新規
なビニルビフェニル誘導体は、それ自体液晶材料とし
て、また医薬、農薬などファインケミカルズの中間原料
として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 43/225 C07C 43/225 C 49/782 49/782 49/80 49/80 255/50 255/50 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1は、式 -(X1)p-(Y1)q-(X2)r-(Y2)s-Z (X1およびX2は、独立に単結合または-CH2-を、Y
    1は、 【化2】 またはアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハロゲン原
    子、置換されていてもよいアリール基または飽和炭化水
    素基を示す。pは、0ないし10の整数を、q、rおよ
    びsは、独立に0または1の整数を示す。)で示される
    基であり、R2は、水素原子、ハロゲン原子、置換され
    ていてもよいアリール基または飽和炭化水素基を、Aは
    ハロゲン原子を示す。mは0ないし2の整数を示し、m
    が2のときAは相異なっていてもよい。Bはハロゲン原
    子、ハロゲン原子を有していてもよいアルキル基、ハロ
    ゲン原子を有していてもよいアルコキシ基、アシル基、
    アルコキシカルボニル基またはシアノ基を示す。nは0
    ないし2の整数を示し、nが2のときBは相異なってい
    てもよい。〕で表わされるビニルビフェニル誘導体を還
    元に付すことを特徴とする、一般式[II] 【化3】 〔式中、R3は、式 −(X1)p−(CH2CH2)q
    (X2)r−(CHR′CHR″)s−Z(X1、X2、Z、
    R′、R″、p、q、rおよびsは、前記と同意義を示
    す。)で示される基を、R2、A、m、Bおよびnは前記
    と同意義を示す。〕で表わされるアルキルビフェニル誘
    導体の製造法。
  2. 【請求項2】還元が接触還元である請求項1記載の製造
    法。
  3. 【請求項3】一般式〔I〕 【化4】 〔式中、R1は、式 -(X1)p-(Y1)q-(X2)r-(Y2)s-Z (X1およびX2は、独立に単結合または-CH2-を、Y
    1は、 【化5】 またはアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハロゲン原
    子、置換されていてもよいアリール基または飽和炭化水
    素基を示す。pは、0ないし10の整数を、q、rおよ
    びsは、独立に0または1の整数を示す。)で示される
    基であり、R2は、水素原子、ハロゲン原子、置換され
    ていてもよいアリール基または飽和炭化水素基を、Aは
    ハロゲン原子を示す。mは0ないし2の整数を示し、m
    が2のときAは相異なっていてもよい。Bはハロゲン原
    子、ハロゲン原子を有していてもよいアルキル基、ハロ
    ゲン原子を有していてもよいアルコキシ基、アシル基、
    アルコキシカルボニル基またはシアノ基を示す。nは0
    ないし2の整数を示し、nが2のときBは相異なってい
    てもよい。〕で表わされるビニルビフェニル誘導体。
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