JPH11172267A - 軸受用潤滑油組成物 - Google Patents
軸受用潤滑油組成物Info
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- JPH11172267A JPH11172267A JP36356297A JP36356297A JPH11172267A JP H11172267 A JPH11172267 A JP H11172267A JP 36356297 A JP36356297 A JP 36356297A JP 36356297 A JP36356297 A JP 36356297A JP H11172267 A JPH11172267 A JP H11172267A
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- oil
- lubricating oil
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 潤滑性、蒸発性、耐鉛性に優れる軸受用潤滑
油を提供する。 【解決手段】 材質が鉛を含有する合金である軸受に使
用する軸受用潤滑油組成物であり、アルコールと2価の
脂肪酸から得られるジエステルを基油とするものであ
る。炭素数が8〜14の1価の脂肪族アルコールと2価
の脂肪酸から得られ、全酸価が0.1mg KOH/g
以下であるジエステルを基油とする。 【効果】 耐鉛性等の諸特性を向上させたものであるか
ら、特に、材質に鉛が含有される焼結含油軸受、焼結動
圧軸受、鉄系含油軸受、動圧軸受などの非常に簡易な構
造であっても良好な特性を得ることができる。
油を提供する。 【解決手段】 材質が鉛を含有する合金である軸受に使
用する軸受用潤滑油組成物であり、アルコールと2価の
脂肪酸から得られるジエステルを基油とするものであ
る。炭素数が8〜14の1価の脂肪族アルコールと2価
の脂肪酸から得られ、全酸価が0.1mg KOH/g
以下であるジエステルを基油とする。 【効果】 耐鉛性等の諸特性を向上させたものであるか
ら、特に、材質に鉛が含有される焼結含油軸受、焼結動
圧軸受、鉄系含油軸受、動圧軸受などの非常に簡易な構
造であっても良好な特性を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業的に使用され
ている軸受のうち、特にその材質に鉛が含有されるもの
に使用する軸受用潤滑油組成物に関するものである。
ている軸受のうち、特にその材質に鉛が含有されるもの
に使用する軸受用潤滑油組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸受メーカーは軸受使用機器の需要増加
に伴い、製造面での加工性あるいは機能面での極圧性
(潤滑性)の向上のために、軸受材の一つに鉛含有合金
を使用してきた。また、それに使用する潤滑油には、従
来、耐金属腐食性、特に、鉛との反応による石けんの生
成やゲル化を起こさないという耐鉛性の点で優れるポリ
−α−オレフィン水素化物等の無極性炭化水素が基油と
して使用されてきた(特開平1−225697号公報、
同9−48989号公報等)。
に伴い、製造面での加工性あるいは機能面での極圧性
(潤滑性)の向上のために、軸受材の一つに鉛含有合金
を使用してきた。また、それに使用する潤滑油には、従
来、耐金属腐食性、特に、鉛との反応による石けんの生
成やゲル化を起こさないという耐鉛性の点で優れるポリ
−α−オレフィン水素化物等の無極性炭化水素が基油と
して使用されてきた(特開平1−225697号公報、
同9−48989号公報等)。
【0003】しかしながら、炭化水素系の基油は無極性
という性質上、潤滑性、蒸発特性に問題を抱えている。
そして、近年の軸受使用機器の高性能化に伴い、軸受は
高速回転用として使用されるケースが急増している。軸
受が高速回転化すれば、必然的に接触部は高温になるた
め、高温条件において耐鉛性で、且つ蒸発特性、潤滑性
に優れた耐鉛性の潤滑油が要望されている。
という性質上、潤滑性、蒸発特性に問題を抱えている。
そして、近年の軸受使用機器の高性能化に伴い、軸受は
高速回転用として使用されるケースが急増している。軸
受が高速回転化すれば、必然的に接触部は高温になるた
め、高温条件において耐鉛性で、且つ蒸発特性、潤滑性
に優れた耐鉛性の潤滑油が要望されている。
【0004】特開平1−188592号公報には、上記
問題を解決するためトリメチロールプロパンと1価の脂
肪酸から得られるトリエステルにヒンダードフェノール
系の酸化防止剤を配合した軸受用潤滑油が記載されてい
るが、上記の要求特性である、蒸発特性、耐鉛性の両者
を満足させることはできなかった。
問題を解決するためトリメチロールプロパンと1価の脂
肪酸から得られるトリエステルにヒンダードフェノール
系の酸化防止剤を配合した軸受用潤滑油が記載されてい
るが、上記の要求特性である、蒸発特性、耐鉛性の両者
を満足させることはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は潤滑性、蒸発
性、耐鉛性に優れる軸受用潤滑油を提供することを目的
とする。
性、耐鉛性に優れる軸受用潤滑油を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、材質が鉛を含
有する合金である軸受に使用するための軸受用潤滑油組
成物において、アルコールと2価の脂肪酸から得られる
ジエステルを基油とするものである。
有する合金である軸受に使用するための軸受用潤滑油組
成物において、アルコールと2価の脂肪酸から得られる
ジエステルを基油とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で基油として用いるジエス
テルとしては、1価の脂肪族アルコールと2価の脂肪酸
から得られるジエステルであればよく、例えばダイマー
酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジオ
クチル等を挙げることができるが、好ましくはダイマー
酸ジオクチルである。1価の脂肪族アルコールとして
は、炭素数8〜14程度の直鎖若しくは分岐状のアルコ
ールが好ましく、2価の脂肪酸としては、アジピン酸、
セバシン酸、ダイマー酸等が好ましく挙げられる。この
ジエステルは全酸価0.1mgKOH/g以下、好まし
くは0.05mgKOH/g以下の精製度を有すること
がよい。全酸価が大きいと基油の寿命低下が激しいだけ
でなく、熱安定性や耐鉛性も低下する。
テルとしては、1価の脂肪族アルコールと2価の脂肪酸
から得られるジエステルであればよく、例えばダイマー
酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジオ
クチル等を挙げることができるが、好ましくはダイマー
酸ジオクチルである。1価の脂肪族アルコールとして
は、炭素数8〜14程度の直鎖若しくは分岐状のアルコ
ールが好ましく、2価の脂肪酸としては、アジピン酸、
セバシン酸、ダイマー酸等が好ましく挙げられる。この
ジエステルは全酸価0.1mgKOH/g以下、好まし
くは0.05mgKOH/g以下の精製度を有すること
がよい。全酸価が大きいと基油の寿命低下が激しいだけ
でなく、熱安定性や耐鉛性も低下する。
【0008】本発明の軸受用潤滑油組成物には、本発明
の目的が損なわれない範囲で、上記基油に、その長寿命
化等を考慮して、必要に応じて、清浄分散剤、耐摩耗
剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、無灰系分散剤、酸
化防止剤、金属不活性剤、金属系清浄剤、油性剤、界面
活性剤、消泡剤、摩擦調整剤、防錆剤、腐食防止剤等の
各種添加剤を用途に応じて配合することができる。ま
た、添加剤の添加効果という点では、エステルの方が溶
解性の面から無極性炭化水素よりも勝ることは公知のと
ころである。なお、基油中に他の潤滑油、例えば鉱油系
潤滑油を少量含有させることもできるが、性能の低下が
みられるので可及的に少量であることが好ましく、0又
は10重量%以下にとどめることがよい。
の目的が損なわれない範囲で、上記基油に、その長寿命
化等を考慮して、必要に応じて、清浄分散剤、耐摩耗
剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、無灰系分散剤、酸
化防止剤、金属不活性剤、金属系清浄剤、油性剤、界面
活性剤、消泡剤、摩擦調整剤、防錆剤、腐食防止剤等の
各種添加剤を用途に応じて配合することができる。ま
た、添加剤の添加効果という点では、エステルの方が溶
解性の面から無極性炭化水素よりも勝ることは公知のと
ころである。なお、基油中に他の潤滑油、例えば鉱油系
潤滑油を少量含有させることもできるが、性能の低下が
みられるので可及的に少量であることが好ましく、0又
は10重量%以下にとどめることがよい。
【0009】本発明の潤滑油組成物は、耐鉛性に優れる
ため、軸受の材質が鉛含有合金である軸受用として優れ
たものである。この耐鉛性が優れる理由は定かではない
が、本発明のエステル特有の効果と考えられる。またジ
エステルを基油に用いることで、その分子内の極性基の
作用により、軸受材料表面への吸着効果による潤滑性は
もとより分子間のインタラクション増大による耐蒸発性
が一層向上される。
ため、軸受の材質が鉛含有合金である軸受用として優れ
たものである。この耐鉛性が優れる理由は定かではない
が、本発明のエステル特有の効果と考えられる。またジ
エステルを基油に用いることで、その分子内の極性基の
作用により、軸受材料表面への吸着効果による潤滑性は
もとより分子間のインタラクション増大による耐蒸発性
が一層向上される。
【0010】本発明の軸受用潤滑油組成物は、鉛を含有
する各種焼結金属材等に含浸して焼結含油軸受、焼結動
圧軸受、鉄系含油軸受、動圧軸受等として使用する。こ
のような焼結含油軸受、焼結動圧軸受、鉄系含油軸受、
動圧軸受などは各種装置の軸受に使用することができる
が、例えばポータブルラジカセ、軸流ファンモーター、
ステッピングモーター、ポータブルCDプレーヤー、ポ
ータブルMDプレーヤー等のキャプスタン軸受やモータ
ー軸受に適用することができる。
する各種焼結金属材等に含浸して焼結含油軸受、焼結動
圧軸受、鉄系含油軸受、動圧軸受等として使用する。こ
のような焼結含油軸受、焼結動圧軸受、鉄系含油軸受、
動圧軸受などは各種装置の軸受に使用することができる
が、例えばポータブルラジカセ、軸流ファンモーター、
ステッピングモーター、ポータブルCDプレーヤー、ポ
ータブルMDプレーヤー等のキャプスタン軸受やモータ
ー軸受に適用することができる。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例により、さらに具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定さ
れるものではない。以下に本発明の実施例を示す。な
お、配合割合は重量部を示す。
説明するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定さ
れるものではない。以下に本発明の実施例を示す。な
お、配合割合は重量部を示す。
【0012】実施例1〜9、比較例1〜18 表1〜3に示す割合で基油、添加剤を配合してそれぞれ
実施例1〜9および比較例1〜18の軸受用潤滑油組成
物(以下、潤滑油という)を得た。
実施例1〜9および比較例1〜18の軸受用潤滑油組成
物(以下、潤滑油という)を得た。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】表1〜3に示す成分表示は次の通りであ
る。 DIDA1:アジピン酸ジイソデシル 全酸価0.01
mgKOH/g D8:ダイマー酸ジオクチル 全酸価0.01mgKO
H/g TM:トリメチロールプロパン/カプリル酸カプリン酸
混合エステル 全酸価0.01mgKOH/g DIDA2:アジピン酸ジイソデシル 全酸価0.07
mgKOH/g PAO:ポリ−α−オレフィン水素化物(新日鐵化学
製:シンフルード 801 炭素数30+:96重量%、炭素数40+:4重量%) A1:4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノール) A2:ジオクチルジフェニールアミン A3:金属不活性剤(ベンゾトリアゾール誘導体) A4:こはく酸エステル なお、表1〜3中の「Bal」は、全体を100とし
て、数値表示したもの以外の残りがそのものであること
を表している。
る。 DIDA1:アジピン酸ジイソデシル 全酸価0.01
mgKOH/g D8:ダイマー酸ジオクチル 全酸価0.01mgKO
H/g TM:トリメチロールプロパン/カプリル酸カプリン酸
混合エステル 全酸価0.01mgKOH/g DIDA2:アジピン酸ジイソデシル 全酸価0.07
mgKOH/g PAO:ポリ−α−オレフィン水素化物(新日鐵化学
製:シンフルード 801 炭素数30+:96重量%、炭素数40+:4重量%) A1:4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノール) A2:ジオクチルジフェニールアミン A3:金属不活性剤(ベンゾトリアゾール誘導体) A4:こはく酸エステル なお、表1〜3中の「Bal」は、全体を100とし
て、数値表示したもの以外の残りがそのものであること
を表している。
【0017】これら潤滑油について、下記に示す耐鉛試
験および蒸発試験を行った結果を表4に示す。耐鉛試験
は、φ60シャーレに6gのサンプルを入れ、その中に
粒状の鉛を浸漬させたものを110℃、200時間の条
件で放置し、FT−IRで鉛との反応により生成する金
属石けんの有無を確認した。なお、石けん生成の有無の
評価は、耐鉛試験後における油のFT−IRスペクトル
にCOO- Pb+ に由来する1510cm-1付近の吸収
が認められた場合、「あり」とした。また、試験後の油
の流動性についても確認した。蒸発試験は、旧ASTM
D972(204℃、6.5h)に準拠して行い、そ
れぞれの蒸発量を測定した。
験および蒸発試験を行った結果を表4に示す。耐鉛試験
は、φ60シャーレに6gのサンプルを入れ、その中に
粒状の鉛を浸漬させたものを110℃、200時間の条
件で放置し、FT−IRで鉛との反応により生成する金
属石けんの有無を確認した。なお、石けん生成の有無の
評価は、耐鉛試験後における油のFT−IRスペクトル
にCOO- Pb+ に由来する1510cm-1付近の吸収
が認められた場合、「あり」とした。また、試験後の油
の流動性についても確認した。蒸発試験は、旧ASTM
D972(204℃、6.5h)に準拠して行い、そ
れぞれの蒸発量を測定した。
【0018】
【表4】
【0019】なお、表4において石けん生成の有無の評
価は、前記耐鉛試験における油のFT−IRスペクトル
にCOO- Pb+ に由来する1510cm-1付近の吸収
が認められた場合、「あり」とした。
価は、前記耐鉛試験における油のFT−IRスペクトル
にCOO- Pb+ に由来する1510cm-1付近の吸収
が認められた場合、「あり」とした。
【0020】表4の結果から、本発明の実施例1〜9、
特に実施例8,9の試料は耐鉛性、蒸発性ともに優れて
いることがわかる。耐鉛性については、従来品の炭化水
素油(比較例13〜18)と同様に本発明の実施例1〜
9の試料に、鉛との反応による石けんの生成は認められ
なかった。また、比較例1〜12から明らかなように、
トリメチロールプロパン/カプリル酸カプリン酸混合エ
ステル並びに全酸価0.07mgKOH/gのアジピン
酸ジイソデシルに耐鉛性はなかった。また、酸化防止剤
の添加は基油の酸化劣化の改善に効果があることは公知
のところであるが、耐鉛性については、比較例4〜6で
明らかなように、これら酸化防止剤の添加による改善効
果はないといえる。更に、耐鉛性に優れた基油に酸化防
止剤、金属不活性剤、防錆剤等の添加剤を添加すること
によって、耐鉛性が低下することはない(比較例4〜
6、10〜12)。蒸発性については、酸化防止剤およ
び金属不活性剤、防錆剤等の添加剤を添加することによ
り性能が向上する傾向にある。特にエステルにおける添
加効果は非常に有効であり、蒸発量を1.0重量%以下
に抑えることができる(実施例8,9)。しかし、比較
例16〜18で示されるように酸化防止剤及び防錆剤等
の添加は、蒸発量の抑制と流動性の低下を促すという相
反する効果があるため、添加量には十分注意が必要であ
る。
特に実施例8,9の試料は耐鉛性、蒸発性ともに優れて
いることがわかる。耐鉛性については、従来品の炭化水
素油(比較例13〜18)と同様に本発明の実施例1〜
9の試料に、鉛との反応による石けんの生成は認められ
なかった。また、比較例1〜12から明らかなように、
トリメチロールプロパン/カプリル酸カプリン酸混合エ
ステル並びに全酸価0.07mgKOH/gのアジピン
酸ジイソデシルに耐鉛性はなかった。また、酸化防止剤
の添加は基油の酸化劣化の改善に効果があることは公知
のところであるが、耐鉛性については、比較例4〜6で
明らかなように、これら酸化防止剤の添加による改善効
果はないといえる。更に、耐鉛性に優れた基油に酸化防
止剤、金属不活性剤、防錆剤等の添加剤を添加すること
によって、耐鉛性が低下することはない(比較例4〜
6、10〜12)。蒸発性については、酸化防止剤およ
び金属不活性剤、防錆剤等の添加剤を添加することによ
り性能が向上する傾向にある。特にエステルにおける添
加効果は非常に有効であり、蒸発量を1.0重量%以下
に抑えることができる(実施例8,9)。しかし、比較
例16〜18で示されるように酸化防止剤及び防錆剤等
の添加は、蒸発量の抑制と流動性の低下を促すという相
反する効果があるため、添加量には十分注意が必要であ
る。
【0021】以上本発明によってなされた発明を実施例
に基づき具体的に説明したが、本発明は上記に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であるというのはいうまでもない。例えば、本発明
の基油に市販の酸化防止剤、清浄分散剤、耐磨耗剤等の
各種添加剤を添加した配合油、本発明の基油と無極性炭
化水素の配合油、またその混合油に市販の酸化防止剤、
清浄分散剤、耐摩耗剤等の各種添加剤を添加した配合油
等の潤滑油であればよい。
に基づき具体的に説明したが、本発明は上記に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であるというのはいうまでもない。例えば、本発明
の基油に市販の酸化防止剤、清浄分散剤、耐磨耗剤等の
各種添加剤を添加した配合油、本発明の基油と無極性炭
化水素の配合油、またその混合油に市販の酸化防止剤、
清浄分散剤、耐摩耗剤等の各種添加剤を添加した配合油
等の潤滑油であればよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように請求項1にかかる軸受
用潤滑油組成物は、アルコールと2価の脂肪酸から得ら
れるジエステルを基油として用いることによって、耐鉛
性等の諸特性を向上させたものであるから、特に材質に
鉛が含有される焼結含油軸受、焼結動圧軸受、鉄系含油
軸受、動圧軸受などの非常に簡易な構造であっても良好
な特性を得ることができる。
用潤滑油組成物は、アルコールと2価の脂肪酸から得ら
れるジエステルを基油として用いることによって、耐鉛
性等の諸特性を向上させたものであるから、特に材質に
鉛が含有される焼結含油軸受、焼結動圧軸受、鉄系含油
軸受、動圧軸受などの非常に簡易な構造であっても良好
な特性を得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 材質が鉛を含有する合金である軸受に使
用する潤滑油であり、アルコールと2価の脂肪酸から得
られるジエステルを基油としたことを特徴とする軸受用
潤滑油組成物。 - 【請求項2】 炭素数が8〜14の1価の脂肪族アルコ
ールと2価の脂肪酸から得られ、全酸価が0.1mgK
OH/g以下であるジエステルを基油とする請求項1記
載の軸受用潤滑油組成物。 - 【請求項3】 軸受が、焼結含油軸受、焼結動圧軸受、
鉄系含油軸受、動圧軸受である請求項1記載の軸受用潤
滑油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36356297A JPH11172267A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 軸受用潤滑油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36356297A JPH11172267A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 軸受用潤滑油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172267A true JPH11172267A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18479628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36356297A Withdrawn JPH11172267A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 軸受用潤滑油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11172267A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348586A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-04 | Citizen Watch Co Ltd | 潤滑油組成物およびそれを用いた精密部品および軸受け |
| JP2003097557A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | オイル軸受装置 |
| US20070037715A1 (en) * | 2005-08-12 | 2007-02-15 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating oil composition and oil-impregnated bearing using the same |
| JP2007186710A (ja) * | 2007-03-07 | 2007-07-26 | Nippon Densan Corp | 流体軸受用潤滑剤及び流体軸受、並びにモータ |
| US7517838B2 (en) | 2002-08-22 | 2009-04-14 | New Japan Chemical Co., Ltd. | Lubricating oil for bearing |
| KR101301343B1 (ko) * | 2011-05-06 | 2013-08-29 | 삼성전기주식회사 | 윤활유 조성물 |
| DE112021004312T5 (de) | 2020-09-14 | 2023-08-31 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | Viskositätsindex-verbesserndes mittel und schmieröl-zusammensetzung |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP36356297A patent/JPH11172267A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348586A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-04 | Citizen Watch Co Ltd | 潤滑油組成物およびそれを用いた精密部品および軸受け |
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| JP2007186710A (ja) * | 2007-03-07 | 2007-07-26 | Nippon Densan Corp | 流体軸受用潤滑剤及び流体軸受、並びにモータ |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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