JPH11172680A - 排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造 - Google Patents
排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造Info
- Publication number
- JPH11172680A JPH11172680A JP34681497A JP34681497A JPH11172680A JP H11172680 A JPH11172680 A JP H11172680A JP 34681497 A JP34681497 A JP 34681497A JP 34681497 A JP34681497 A JP 34681497A JP H11172680 A JPH11172680 A JP H11172680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage
- slope
- backfill material
- block
- backfill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量な発泡樹脂ブロックを水平な状態で傾斜地
に沿って積み上げる際に、雨水や浸透水を排水するため
に傾斜地に沿って設けられる排水構造を作業効率よく構
築することができる。 【解決手段】排水用裏込め材10は、直方体状をした裏
込め用発泡樹脂ブロック21を水平な状態で傾斜地に沿
って積み重ねた際に、裏込め用発泡樹脂ブロック21と
傾斜地との間に形成される水平方向に沿った三角柱状の
空間と同様の三角柱状に発泡樹脂によって構成された本
体ブロック11を有している。本体ブロック11におけ
る傾斜地に対向して配置される斜面11cには、その斜
面11cの傾斜方向に沿った排水溝11dが設けられる
とともに、不織布12が全面にわたって取り付けられて
いる。排水用裏込め材10は、裏込め用発泡樹脂ブロッ
ク21と傾斜地との間に形成される三角柱状の空間内に
水平に配置される。
に沿って積み上げる際に、雨水や浸透水を排水するため
に傾斜地に沿って設けられる排水構造を作業効率よく構
築することができる。 【解決手段】排水用裏込め材10は、直方体状をした裏
込め用発泡樹脂ブロック21を水平な状態で傾斜地に沿
って積み重ねた際に、裏込め用発泡樹脂ブロック21と
傾斜地との間に形成される水平方向に沿った三角柱状の
空間と同様の三角柱状に発泡樹脂によって構成された本
体ブロック11を有している。本体ブロック11におけ
る傾斜地に対向して配置される斜面11cには、その斜
面11cの傾斜方向に沿った排水溝11dが設けられる
とともに、不織布12が全面にわたって取り付けられて
いる。排水用裏込め材10は、裏込め用発泡樹脂ブロッ
ク21と傾斜地との間に形成される三角柱状の空間内に
水平に配置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盛土材、擁壁の裏
込め材として、軽量な発泡樹脂ブロックを傾斜地に沿っ
て水平に積み重ねる際に、雨水や浸透水を排水するため
に傾斜地に沿って配置される排水用裏込め材およびその
排水用裏込め材を使用した排水構造に関する。
込め材として、軽量な発泡樹脂ブロックを傾斜地に沿っ
て水平に積み重ねる際に、雨水や浸透水を排水するため
に傾斜地に沿って配置される排水用裏込め材およびその
排水用裏込め材を使用した排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、各種土木工事に際して、軽量な発
泡ポリスチレン等の発泡樹脂を直方体に形成した発泡樹
脂ブロックが、盛土材料、裏込め材料として使用される
ようになっている。軽量な発泡樹脂ブロックを使用した
工法では、作業性が著しく改善される。
泡ポリスチレン等の発泡樹脂を直方体に形成した発泡樹
脂ブロックが、盛土材料、裏込め材料として使用される
ようになっている。軽量な発泡樹脂ブロックを使用した
工法では、作業性が著しく改善される。
【0003】このような発泡樹脂ブロックを、裏込め材
料あるいは盛土材料として傾斜地に沿って水平状態で積
み重ねる場合には、浸透水、雨水等を排水するために、
傾斜地を不織布等の透水性シートによって覆うととも
に、発泡樹脂ブロックと傾斜地を覆う透水性シートとの
間に水平方向に沿って形成される三角柱状の間隙内に、
砕石を充填するようになっている。雨水等は、傾斜地に
沿って配置される透水性シートおよび砕石に沿って流下
する。
料あるいは盛土材料として傾斜地に沿って水平状態で積
み重ねる場合には、浸透水、雨水等を排水するために、
傾斜地を不織布等の透水性シートによって覆うととも
に、発泡樹脂ブロックと傾斜地を覆う透水性シートとの
間に水平方向に沿って形成される三角柱状の間隙内に、
砕石を充填するようになっている。雨水等は、傾斜地に
沿って配置される透水性シートおよび砕石に沿って流下
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような排水構造で
は、傾斜地の全面を覆うように透水性シートを配置しな
ければならず、その作業が容易でないという問題があ
る。また、水平方向に沿って積み重ねられる発泡樹脂ブ
ロックと傾斜地を覆う透水性シートとの間に形成される
間隙内に砕石を充填するためには、重い砕石を、順次、
所定の位置にまで運搬する必要がある。砕石の運搬は、
通常、人力によって行われており、軽量な発泡樹脂ブロ
ックを盛土材料や裏込め材料として使用して作業性が著
しく改善されている工法であるにもかかわらず、砕石を
運搬するという作業によって、作業性が著しく損なわれ
ることになる。
は、傾斜地の全面を覆うように透水性シートを配置しな
ければならず、その作業が容易でないという問題があ
る。また、水平方向に沿って積み重ねられる発泡樹脂ブ
ロックと傾斜地を覆う透水性シートとの間に形成される
間隙内に砕石を充填するためには、重い砕石を、順次、
所定の位置にまで運搬する必要がある。砕石の運搬は、
通常、人力によって行われており、軽量な発泡樹脂ブロ
ックを盛土材料や裏込め材料として使用して作業性が著
しく改善されている工法であるにもかかわらず、砕石を
運搬するという作業によって、作業性が著しく損なわれ
ることになる。
【0005】さらに、重い砕石が傾斜地と発泡樹脂ブロ
ックとの間に充填されると、例えば、擁壁の裏込め材料
として軽量な発泡樹脂ブロックが使用されているにもか
かわらず、砕石によって、擁壁に大きな側圧が加わるこ
とになる。このように、大きな側圧が擁壁に加わると、
地震が発生した場合には、大きな慣性力が擁壁に加わる
おそれもある。
ックとの間に充填されると、例えば、擁壁の裏込め材料
として軽量な発泡樹脂ブロックが使用されているにもか
かわらず、砕石によって、擁壁に大きな側圧が加わるこ
とになる。このように、大きな側圧が擁壁に加わると、
地震が発生した場合には、大きな慣性力が擁壁に加わる
おそれもある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、盛土材料、裏込め材料として軽量
な発泡樹脂ブロックを傾斜地に積み上げる際に、傾斜地
における排水構造を作業性よく構築することができる排
水用裏込め材およびその排水用裏込め材を使用した排水
構造を提供することにある。
であり、その目的は、盛土材料、裏込め材料として軽量
な発泡樹脂ブロックを傾斜地に積み上げる際に、傾斜地
における排水構造を作業性よく構築することができる排
水用裏込め材およびその排水用裏込め材を使用した排水
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の排水用裏込め材は、直方体状をした発泡樹脂ブロック
を水平状態で傾斜地に沿って積み重ねた際に、発泡樹脂
ブロックと傾斜地との間に水平方向に沿って形成される
三角柱状の空間と同様の三角柱状に発泡樹脂によって構
成された本体ブロックを有することを特徴とする。
の排水用裏込め材は、直方体状をした発泡樹脂ブロック
を水平状態で傾斜地に沿って積み重ねた際に、発泡樹脂
ブロックと傾斜地との間に水平方向に沿って形成される
三角柱状の空間と同様の三角柱状に発泡樹脂によって構
成された本体ブロックを有することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明の排水用裏込め材
は、前記本体ブロックにおける傾斜地に対向して配置さ
れる斜面に、透水性シートが設けられている。
は、前記本体ブロックにおける傾斜地に対向して配置さ
れる斜面に、透水性シートが設けられている。
【0009】請求項3に記載の本発明の排水用裏込め材
は、前記本体ブロックにおける傾斜地に対向して配置さ
れる斜面に、傾斜地の傾斜方向に沿った排水溝が設けら
れている請求項4に記載の本発明の排水構造は、直方体
状をした発泡樹脂ブロックを傾斜地に沿って水平な状態
で積み重ねた際に、発泡樹脂ブロックと傾斜地との間に
形成される水平方向に沿った三角柱状の空間内に、請求
項1に記載の排水用裏込め材が充填されており、その排
水用裏込め材の本体ブロックと傾斜地との間に透水性シ
ートが介在されていることを特徴とする。
は、前記本体ブロックにおける傾斜地に対向して配置さ
れる斜面に、傾斜地の傾斜方向に沿った排水溝が設けら
れている請求項4に記載の本発明の排水構造は、直方体
状をした発泡樹脂ブロックを傾斜地に沿って水平な状態
で積み重ねた際に、発泡樹脂ブロックと傾斜地との間に
形成される水平方向に沿った三角柱状の空間内に、請求
項1に記載の排水用裏込め材が充填されており、その排
水用裏込め材の本体ブロックと傾斜地との間に透水性シ
ートが介在されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の排水用裏込め材の実施の
形態の一例を示す斜視図である。この排水用裏込め材
は、図2に示すように、傾斜地に設けられた擁壁22と
傾斜地との間に、裏込め材として直方体状をした軽量な
裏込め用発泡樹脂ブロック21を積み重ねた際に、裏込
め用発泡樹脂ブロック21と傾斜地との間に形成される
空間を充填するように配置される。
形態の一例を示す斜視図である。この排水用裏込め材
は、図2に示すように、傾斜地に設けられた擁壁22と
傾斜地との間に、裏込め材として直方体状をした軽量な
裏込め用発泡樹脂ブロック21を積み重ねた際に、裏込
め用発泡樹脂ブロック21と傾斜地との間に形成される
空間を充填するように配置される。
【0012】この排水用裏込め材10は、軽量な発泡樹
脂によって、垂直面11aと水平面11bとを有する三
角柱状に構成された本体ブロック11を有している。三
角柱状をした本体ブロック11は、垂直面11aと水平
面11bとによって横断面が直角三角形になっており、
その直角部分に対向した斜面11cが、裏込め用発泡樹
脂ブロック21が積み重ねられる傾斜地に対向するよう
に、軸心方向が水平に配置される。
脂によって、垂直面11aと水平面11bとを有する三
角柱状に構成された本体ブロック11を有している。三
角柱状をした本体ブロック11は、垂直面11aと水平
面11bとによって横断面が直角三角形になっており、
その直角部分に対向した斜面11cが、裏込め用発泡樹
脂ブロック21が積み重ねられる傾斜地に対向するよう
に、軸心方向が水平に配置される。
【0013】本体ブロック11の斜面11cには、斜面
11cの幅方向に沿って延びる複数の排水溝11dが、
それぞれ斜面11cに開口した状態で、軸方向に適当な
間隔をあけて設けられている。そして、本体ブロック1
1の斜面11cには、斜面11cの全体を覆うように、
透水性シートとしての不織布12が、タッカー等によっ
て取り付けられている。従って、各通水溝11dの開口
部分は、不織布12によって、それぞれ覆われた状態に
なっている。
11cの幅方向に沿って延びる複数の排水溝11dが、
それぞれ斜面11cに開口した状態で、軸方向に適当な
間隔をあけて設けられている。そして、本体ブロック1
1の斜面11cには、斜面11cの全体を覆うように、
透水性シートとしての不織布12が、タッカー等によっ
て取り付けられている。従って、各通水溝11dの開口
部分は、不織布12によって、それぞれ覆われた状態に
なっている。
【0014】本体ブロック11は、発泡ポリスチレン、
ポリプロピレン発泡樹脂、スチレン改質ポリオレフィン
発泡樹脂等の軽量な発泡樹脂によって、例えば型内法に
よって、所定の形状に成形されている。型内法は、発泡
剤を含有した樹脂粒子を予備発泡し、得られた予備発泡
粒子を成形型内に充填して型内にて発泡成形する方法で
ある。なお、本体ブロック11は、このような型内法に
よって形成する構成に限らず、押出法によって三角柱状
に成形された発泡樹脂に、各排水溝11dを後加工によ
って設けることによって形成してもよい。
ポリプロピレン発泡樹脂、スチレン改質ポリオレフィン
発泡樹脂等の軽量な発泡樹脂によって、例えば型内法に
よって、所定の形状に成形されている。型内法は、発泡
剤を含有した樹脂粒子を予備発泡し、得られた予備発泡
粒子を成形型内に充填して型内にて発泡成形する方法で
ある。なお、本体ブロック11は、このような型内法に
よって形成する構成に限らず、押出法によって三角柱状
に成形された発泡樹脂に、各排水溝11dを後加工によ
って設けることによって形成してもよい。
【0015】このような構成の排水用裏込め材10は、
図2に示すように、擁壁22の裏込め材として、直方体
状の裏込め用発泡樹脂ブロック21を擁壁22と傾斜地
との間に水平にそった複数段にわたって積み重ねる際
に、各段における傾斜地に隣接した裏込め用発泡樹脂ブ
ロック21と、傾斜地との間に形成される三角柱状の空
間内に、斜面11cを覆う不織布12が傾斜地に対向し
た状態で、水平方向に沿ってそれぞれ配置される。
図2に示すように、擁壁22の裏込め材として、直方体
状の裏込め用発泡樹脂ブロック21を擁壁22と傾斜地
との間に水平にそった複数段にわたって積み重ねる際
に、各段における傾斜地に隣接した裏込め用発泡樹脂ブ
ロック21と、傾斜地との間に形成される三角柱状の空
間内に、斜面11cを覆う不織布12が傾斜地に対向し
た状態で、水平方向に沿ってそれぞれ配置される。
【0016】この場合、排水用裏込め材10における本
体ブロック11の垂直面11aの垂直(幅)方向の長さ
は、裏込め用発泡樹脂ブロック21の垂直方向の長さに
等しくなっており、また、本体ブロック11の水平面1
1bの水平(幅)方向の長さは、排水用裏込め材10が
配置される傾斜地の斜度と本体ブロック11の軸方向長
さとに基づいて設定されている。従って、排水用裏込め
材10は、積み重ねられる裏込め用発泡樹脂ブロック2
1と傾斜地との間に形成される三角柱状の空間内に整合
状態で充填され、その空間内に配置された各排水用裏込
め材10における本体ブロック11の垂直面11aは、
隣接する裏込め用発泡樹脂ブロック21の垂直面と密着
するとともに、本体ブロック11の水平面11bが、隣
接する裏込め用発泡樹脂ブロック21の上面とは等しい
高さでほぼ水平になる。その結果、水平方向に沿った1
つの段を構成する裏込め用発泡樹脂ブロック21および
排水用裏込め材10の上面は、ほぼ水平な平坦面にな
り、その平坦面上に、裏込め用発泡樹脂ブロック21が
水平方向に沿って積み重ねられる。
体ブロック11の垂直面11aの垂直(幅)方向の長さ
は、裏込め用発泡樹脂ブロック21の垂直方向の長さに
等しくなっており、また、本体ブロック11の水平面1
1bの水平(幅)方向の長さは、排水用裏込め材10が
配置される傾斜地の斜度と本体ブロック11の軸方向長
さとに基づいて設定されている。従って、排水用裏込め
材10は、積み重ねられる裏込め用発泡樹脂ブロック2
1と傾斜地との間に形成される三角柱状の空間内に整合
状態で充填され、その空間内に配置された各排水用裏込
め材10における本体ブロック11の垂直面11aは、
隣接する裏込め用発泡樹脂ブロック21の垂直面と密着
するとともに、本体ブロック11の水平面11bが、隣
接する裏込め用発泡樹脂ブロック21の上面とは等しい
高さでほぼ水平になる。その結果、水平方向に沿った1
つの段を構成する裏込め用発泡樹脂ブロック21および
排水用裏込め材10の上面は、ほぼ水平な平坦面にな
り、その平坦面上に、裏込め用発泡樹脂ブロック21が
水平方向に沿って積み重ねられる。
【0017】なお、最下段の裏込め用発泡樹脂ブロック
21の下方には、その裏込め用発泡樹脂ブロック21と
傾斜地との間に配置された排水用裏込め材10の下端縁
とが接触するように、透水層としての砕石層23が設け
られている。そして、この砕石層23と地表との間に渡
って、水平に水抜きパイプ24が設けられている。
21の下方には、その裏込め用発泡樹脂ブロック21と
傾斜地との間に配置された排水用裏込め材10の下端縁
とが接触するように、透水層としての砕石層23が設け
られている。そして、この砕石層23と地表との間に渡
って、水平に水抜きパイプ24が設けられている。
【0018】裏込め用発泡樹脂ブロック21および排水
用裏込め材10が適当な高さにまで積み重ねられると、
積み重ねられた裏込め用発泡樹脂ブロック21および排
水用裏込め材10の上面に、コンクリート床版25が設
けられる。そして、そのコンクリート床版25上に裏込
め用発泡樹脂ブロック21および排水用裏込め材10が
積み重ねられる。
用裏込め材10が適当な高さにまで積み重ねられると、
積み重ねられた裏込め用発泡樹脂ブロック21および排
水用裏込め材10の上面に、コンクリート床版25が設
けられる。そして、そのコンクリート床版25上に裏込
め用発泡樹脂ブロック21および排水用裏込め材10が
積み重ねられる。
【0019】このようにして、擁壁22の裏込め材とし
て、裏込め用発泡樹脂ブロック21が所定の高さにまで
積み重ねられると、最上部に積み重ねられた裏込め用発
泡樹脂ブロック21および排水用裏込め材10上にコン
クリート床版25が設けられて、そのコンクリート床版
25上に、道路26が形成される。
て、裏込め用発泡樹脂ブロック21が所定の高さにまで
積み重ねられると、最上部に積み重ねられた裏込め用発
泡樹脂ブロック21および排水用裏込め材10上にコン
クリート床版25が設けられて、そのコンクリート床版
25上に、道路26が形成される。
【0020】擁壁22の裏込め材として積み重ねられた
裏込め用発泡樹脂ブロック21と傾斜地との間には、本
発明の排水用裏込め材10が傾斜地に沿って上下方向に
連続した状態で設けられているために、雨水や浸透水
は、各排水用裏込め材10における本体ブロック11の
斜面11cに取り付けられた透水性シートである不織布
12、および、本体ブロック11の斜面11cに設けら
れた各排水溝11dを通って順次流下する。そして、最
下部の排水用裏込め材10の不織布12および本体ブロ
ック11の斜面11cに設けられた各排水溝11dを通
って流下する水は、砕石層23から、水抜きパイプ24
を通って排出される。
裏込め用発泡樹脂ブロック21と傾斜地との間には、本
発明の排水用裏込め材10が傾斜地に沿って上下方向に
連続した状態で設けられているために、雨水や浸透水
は、各排水用裏込め材10における本体ブロック11の
斜面11cに取り付けられた透水性シートである不織布
12、および、本体ブロック11の斜面11cに設けら
れた各排水溝11dを通って順次流下する。そして、最
下部の排水用裏込め材10の不織布12および本体ブロ
ック11の斜面11cに設けられた各排水溝11dを通
って流下する水は、砕石層23から、水抜きパイプ24
を通って排出される。
【0021】なお、本発明の排水用裏込め材10は、本
体ブロック11の斜面11cに透水性シートである不織
布12が本体ブロック11の斜面11cに設けられてい
ない構成であってもよい。この場合には、裏込め用発泡
樹脂ブロック21を積み重ねる前に、傾斜地が予め不織
布等の透水性シートによって覆われて、発泡樹脂ブロッ
クが水平な状態で傾斜地に沿って積み重ねられた後に、
排水用裏込め材が発泡樹脂ブロック21と傾斜地を覆う
透水性シートとの間の空間内に配置される。従って、発
泡樹脂ブロックと傾斜地を覆う透水性シートとの間の空
間内に充填される排水用裏込め材は、本体ブロックの斜
面が、予め傾斜地を覆うように設けられた透水性シート
に対向した状態になる。
体ブロック11の斜面11cに透水性シートである不織
布12が本体ブロック11の斜面11cに設けられてい
ない構成であってもよい。この場合には、裏込め用発泡
樹脂ブロック21を積み重ねる前に、傾斜地が予め不織
布等の透水性シートによって覆われて、発泡樹脂ブロッ
クが水平な状態で傾斜地に沿って積み重ねられた後に、
排水用裏込め材が発泡樹脂ブロック21と傾斜地を覆う
透水性シートとの間の空間内に配置される。従って、発
泡樹脂ブロックと傾斜地を覆う透水性シートとの間の空
間内に充填される排水用裏込め材は、本体ブロックの斜
面が、予め傾斜地を覆うように設けられた透水性シート
に対向した状態になる。
【0022】
【発明の効果】本発明の排水用裏込め材は、このよう
に、発泡樹脂ブロックを水平方向に沿った状態で傾斜地
に沿って積み上げた際に、傾斜地と発泡樹脂ブロックと
の間に形成される三角柱状の空間と同様の三角柱状に、
軽量な発泡樹脂によって構成された本体ブロックを有し
ているために、作業効率よく、発泡樹脂ブロックと傾斜
地との間の空間内に容易に充填することができる。ま
た、傾斜地に対向して配置される本体ブロックの斜面に
透水性シートを設けておくことにより、予め透水性シー
トを傾斜地に沿って配置する必要がなく、作業性は、さ
らに向上する。さらに、本体ブロックの斜面に、傾斜地
に沿った排水溝を設けておくことにより、雨水、浸透水
等を確実に排水することができる。
に、発泡樹脂ブロックを水平方向に沿った状態で傾斜地
に沿って積み上げた際に、傾斜地と発泡樹脂ブロックと
の間に形成される三角柱状の空間と同様の三角柱状に、
軽量な発泡樹脂によって構成された本体ブロックを有し
ているために、作業効率よく、発泡樹脂ブロックと傾斜
地との間の空間内に容易に充填することができる。ま
た、傾斜地に対向して配置される本体ブロックの斜面に
透水性シートを設けておくことにより、予め透水性シー
トを傾斜地に沿って配置する必要がなく、作業性は、さ
らに向上する。さらに、本体ブロックの斜面に、傾斜地
に沿った排水溝を設けておくことにより、雨水、浸透水
等を確実に排水することができる。
【図1】本発明の排水用裏込め材の実施の形態の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】その排水用裏込め材を使用した傾斜地の排水構
造の実施の形態の一例を示す断面図である。
造の実施の形態の一例を示す断面図である。
10 排水用裏込め材 11 本体ブロック 11a 垂直面 11b 水平面 11c 斜面 11d 排水溝 12 不織布 21 裏込め用発泡樹脂ブロック 22 擁壁 23 砕石 24 水抜きパイプ
Claims (4)
- 【請求項1】 直方体状をした発泡樹脂ブロックを水平
状態で傾斜地に沿って積み重ねた際に、発泡樹脂ブロッ
クと傾斜地との間に水平方向に沿って形成される三角柱
状の空間と同様の三角柱状に発泡樹脂によって構成され
た本体ブロックを有することを特徴とする排水用裏込め
材。 - 【請求項2】 前記本体ブロックにおける傾斜地に対向
して配置される斜面に、透水性シートが設けられている
請求項1に記載の排水用裏込め材。 - 【請求項3】 前記本体ブロックにおける傾斜地に対向
して配置される斜面に、傾斜地の傾斜方向に沿った排水
溝が設けられている請求項1に記載の排水用裏込め材。 - 【請求項4】 直方体状をした発泡樹脂ブロックを傾斜
地に沿って水平な状態で積み重ねた際に、発泡樹脂ブロ
ックと傾斜地との間に形成される水平方向に沿った三角
柱状の空間内に、請求項1に記載の排水用裏込め材が充
填されており、その排水用裏込め材の本体ブロックと傾
斜地との間に透水性シートが介在されていることを特徴
とする排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34681497A JPH11172680A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34681497A JPH11172680A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172680A true JPH11172680A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18385994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34681497A Pending JPH11172680A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11172680A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002030674A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Jsp Corp | ポリスチレン系樹脂発泡板組立体、軽量地盤構築方法、基礎構築方法、及び軽量盛土施工方法 |
| KR20040086017A (ko) * | 2003-03-31 | 2004-10-08 | 박성언 | 발포성수지를 이용한 토목공사용 배수공법 |
| KR100536429B1 (ko) * | 2002-12-09 | 2005-12-16 | 유인항 | 무기질 투수재 블록 구조와 무기질 투수재를 이용한 성토공법 |
| KR100542823B1 (ko) * | 2004-10-15 | 2006-01-20 | 최경문 | 투수 블록의 제조방법 |
| CN103255773A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-08-21 | 姜建玲 | 一种组合式模板支架及其使用方法 |
| JP2015098688A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 浜島 俊六 | 軽量盛土構造体の施工方法 |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34681497A patent/JPH11172680A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002030674A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Jsp Corp | ポリスチレン系樹脂発泡板組立体、軽量地盤構築方法、基礎構築方法、及び軽量盛土施工方法 |
| KR100536429B1 (ko) * | 2002-12-09 | 2005-12-16 | 유인항 | 무기질 투수재 블록 구조와 무기질 투수재를 이용한 성토공법 |
| KR20040086017A (ko) * | 2003-03-31 | 2004-10-08 | 박성언 | 발포성수지를 이용한 토목공사용 배수공법 |
| KR100542823B1 (ko) * | 2004-10-15 | 2006-01-20 | 최경문 | 투수 블록의 제조방법 |
| CN103255773A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-08-21 | 姜建玲 | 一种组合式模板支架及其使用方法 |
| JP2015098688A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 浜島 俊六 | 軽量盛土構造体の施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| HUT63907A (en) | Method for making space-covering particularly for spaces of common use and parking places | |
| US6146054A (en) | Lightweight embankment | |
| JPH11172680A (ja) | 排水用裏込め材およびそれを使用した排水構造 | |
| KR101641050B1 (ko) | 바닥용 배수판 | |
| KR101770268B1 (ko) | 우수 침투 및 저류를 위한 저류 단위블록, 저류조 구조물 및 그 시공 방법 | |
| JP5089562B2 (ja) | 浸透側溝構造体 | |
| JP2002030674A (ja) | ポリスチレン系樹脂発泡板組立体、軽量地盤構築方法、基礎構築方法、及び軽量盛土施工方法 | |
| JP3150612B2 (ja) | 低層建築物用基礎構造 | |
| CN209941426U (zh) | 路面排水系统 | |
| JP3714653B2 (ja) | 盛土用発泡樹脂ブロックおよびそれを用いた盛土用ユニット、および盛土用ユニットからなる構築体ならびに盛土構築方法 | |
| KR101859056B1 (ko) | 우수 침투 및 저류를 위한 저류 단위 블록, 저류조 구조물 및 그 시공방법 | |
| JPH07180132A (ja) | 基礎地盤の液状化防止工法 | |
| JP4528176B2 (ja) | 浮力対策構造を備えた軽量盛土構造体 | |
| JP7817137B2 (ja) | 仮設基礎構造体及び仮設基礎構造体の構築方法 | |
| JP7473436B2 (ja) | 布基礎とその施工方法 | |
| JP3016148U (ja) | 排水パネル | |
| JP4621416B2 (ja) | 擁壁土圧軽減工法 | |
| JP3720465B2 (ja) | 排水性床の施工方法及び排水性床構造 | |
| JPH078434U (ja) | 土木用構築部材及びそれを用いた盛土構造体 | |
| JP2003147813A (ja) | 雨水等を貯留及び/又は浸透する施設に使用する充填部材 | |
| JP2002038486A (ja) | Eps工法用の発泡樹脂成形体 | |
| JP3681271B2 (ja) | コンクリート床版構築用ブロックおよびコンクリート床版の構築方法 | |
| KR102055217B1 (ko) | 지하수 배수재의 시공방법 및 이 배수재 위에 설치되는 기초 슬래브를 이용하여 배수재로 유입되는 지하수를 차단하는 방법 | |
| JPS6344023A (ja) | 管設置用溝付き合成樹脂の発泡ブロツク | |
| JP2001279673A (ja) | Eps工法用の発泡樹脂成形体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041109 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |