JPH11173072A - 薬液注入方法及び薬液注入装置 - Google Patents
薬液注入方法及び薬液注入装置Info
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- JPH11173072A JPH11173072A JP9341527A JP34152797A JPH11173072A JP H11173072 A JPH11173072 A JP H11173072A JP 9341527 A JP9341527 A JP 9341527A JP 34152797 A JP34152797 A JP 34152797A JP H11173072 A JPH11173072 A JP H11173072A
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 道路等の地上領域を占有することなく、シー
ルド掘進機による掘進作業に伴って、シールドトンネル
の周囲の地盤を掘進後早期に改良してゆくことのできる
薬液注入方法及び薬液注入装置を提供する。 【解決手段】 シールドトンネル14の坑内にスライド
移動可能に配置される作業足場15A,15B,15C
と、作業足場15Aに設けられた、坑内の内壁面に沿っ
て周方向に配設される支持レール17と、この支持レー
ル17に沿ってスライド移動するボーリング機18を備
えた薬液注入装置11を使用して、セグメント16に形
成されたグラウトホール27に注入用口元管28を設置
し、この注入用口元管28を介して注入管25を周囲の
地盤中に挿入し、この注入管25を用いて薬液を注入し
た後、注入管25を引き抜く作業を繰り返して、周囲の
地盤を薬液注入により改良してゆく。
ルド掘進機による掘進作業に伴って、シールドトンネル
の周囲の地盤を掘進後早期に改良してゆくことのできる
薬液注入方法及び薬液注入装置を提供する。 【解決手段】 シールドトンネル14の坑内にスライド
移動可能に配置される作業足場15A,15B,15C
と、作業足場15Aに設けられた、坑内の内壁面に沿っ
て周方向に配設される支持レール17と、この支持レー
ル17に沿ってスライド移動するボーリング機18を備
えた薬液注入装置11を使用して、セグメント16に形
成されたグラウトホール27に注入用口元管28を設置
し、この注入用口元管28を介して注入管25を周囲の
地盤中に挿入し、この注入管25を用いて薬液を注入し
た後、注入管25を引き抜く作業を繰り返して、周囲の
地盤を薬液注入により改良してゆく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薬液注入方法及
び薬液注入装置に関し、特に、シールドトンネルの坑内
から注入作業を行う薬液注入方法及び薬液注入装置に関
する。
び薬液注入装置に関し、特に、シールドトンネルの坑内
から注入作業を行う薬液注入方法及び薬液注入装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】シールド工法は、特に都市部等における
トンネルの構築方法として採用されるもので、シールド
掘進機によりトンネルの掘削作業を行いつつ、セグメン
トを組立てて後方にリング状の覆工体を設置することに
よりトンネルの内壁面を防護してゆくとともに、設置し
た覆工体から推進反力を得ながら掘進作業を行ってゆく
ことにより、シールドトンネルを形成してゆく工法であ
る。
トンネルの構築方法として採用されるもので、シールド
掘進機によりトンネルの掘削作業を行いつつ、セグメン
トを組立てて後方にリング状の覆工体を設置することに
よりトンネルの内壁面を防護してゆくとともに、設置し
た覆工体から推進反力を得ながら掘進作業を行ってゆく
ことにより、シールドトンネルを形成してゆく工法であ
る。
【0003】かかるシールド工法によれば、軟弱な地盤
や土被りの浅い地盤、あるいは重要な埋設物の下方の地
盤を通過してトンネルを構築してゆくことがあり、掘進
作業後早期に、これらの地盤に悪影響を及ぼさないよう
に、シールドトンネルの周囲の地盤に薬液注入により地
盤改良を施す必要を生じる場合がある。
や土被りの浅い地盤、あるいは重要な埋設物の下方の地
盤を通過してトンネルを構築してゆくことがあり、掘進
作業後早期に、これらの地盤に悪影響を及ぼさないよう
に、シールドトンネルの周囲の地盤に薬液注入により地
盤改良を施す必要を生じる場合がある。
【0004】そして、このようなトンネルの掘進作業後
に行われる薬液注入による地盤改良は、従来の技術によ
れば、シールドトンネルの周囲の地盤に向かって地上か
ら薬液注入を施工することによる方法が採用されてい
た。
に行われる薬液注入による地盤改良は、従来の技術によ
れば、シールドトンネルの周囲の地盤に向かって地上か
ら薬液注入を施工することによる方法が採用されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の薬液注入方法によれば、地上から行われる作
業であったため、例えば道路を占用することになって、
交通渋滞を招いたり、夜間に限定される作業となること
などにより、施工上種々の制約を受けるとともに、その
準備に相当の時間を必要とすることになって、シールド
掘進機による掘進作業後に速やかに周囲の地盤を改良し
てゆくことが困難であるという課題があった。
うな従来の薬液注入方法によれば、地上から行われる作
業であったため、例えば道路を占用することになって、
交通渋滞を招いたり、夜間に限定される作業となること
などにより、施工上種々の制約を受けるとともに、その
準備に相当の時間を必要とすることになって、シールド
掘進機による掘進作業後に速やかに周囲の地盤を改良し
てゆくことが困難であるという課題があった。
【0006】そこで、この発明は、このような従来の課
題に着目してなされたもので、道路等の地上領域を占有
することなく、シールド掘進機による掘進作業に伴っ
て、シールドトンネルの周囲の地盤を掘進作業後早期に
改良してゆくことのできる薬液注入方法及び薬液注入装
置を提供することを目的とするものである。
題に着目してなされたもので、道路等の地上領域を占有
することなく、シールド掘進機による掘進作業に伴っ
て、シールドトンネルの周囲の地盤を掘進作業後早期に
改良してゆくことのできる薬液注入方法及び薬液注入装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、シールド
トンネルの坑内から注入作業を行う薬液注入方法であっ
て、セグメントに形成されたグラウトホールに注入用口
元管を設置し、該注入用口元管を介して注入管を周囲の
地盤中に挿入し、挿入した前記注入管を用いて薬液を注
入した後、前記注入管を引き抜く作業を繰り返して、周
囲の地盤を薬液注入により改良してゆくことを特徴とす
る薬液注入方法にある。
達成するためになされたもので、その要旨は、シールド
トンネルの坑内から注入作業を行う薬液注入方法であっ
て、セグメントに形成されたグラウトホールに注入用口
元管を設置し、該注入用口元管を介して注入管を周囲の
地盤中に挿入し、挿入した前記注入管を用いて薬液を注
入した後、前記注入管を引き抜く作業を繰り返して、周
囲の地盤を薬液注入により改良してゆくことを特徴とす
る薬液注入方法にある。
【0008】また、この発明の他の要旨は、シールドト
ンネルの坑内から注入作業を行う際に使用する薬液注入
装置であって、前記トンネル坑内の軸方向にスライド移
動可能に配置される作業足場と、該作業足場に配設され
るとともに、前記坑内の内壁面と間隔をおいて当該内壁
面の周方向に延長する支持レールと、該支持レールに沿
ってスライド移動する注入管挿入装置とからなることを
特徴とする薬液注入装置にある。
ンネルの坑内から注入作業を行う際に使用する薬液注入
装置であって、前記トンネル坑内の軸方向にスライド移
動可能に配置される作業足場と、該作業足場に配設され
るとともに、前記坑内の内壁面と間隔をおいて当該内壁
面の周方向に延長する支持レールと、該支持レールに沿
ってスライド移動する注入管挿入装置とからなることを
特徴とする薬液注入装置にある。
【0009】そして、この発明の薬液注入方法によれ
ば、セグメントに予め形成されている裏込め注入用のグ
ラウトホールを使用し、これに孔開け時の出水による土
砂流出防止等を目的として注入用口元管を設置して、薬
液の注入作業を行う。すなわち、これによって、シール
ドトンネルの坑内からの薬液注入が可能になり、地上か
らの作業を要することなく、シールド掘進機による掘進
作業に伴って、速やかにシールドトンネルの周囲の地盤
を改良してゆことが可能になる。
ば、セグメントに予め形成されている裏込め注入用のグ
ラウトホールを使用し、これに孔開け時の出水による土
砂流出防止等を目的として注入用口元管を設置して、薬
液の注入作業を行う。すなわち、これによって、シール
ドトンネルの坑内からの薬液注入が可能になり、地上か
らの作業を要することなく、シールド掘進機による掘進
作業に伴って、速やかにシールドトンネルの周囲の地盤
を改良してゆことが可能になる。
【0010】また、この発明の薬液注入装置によれば、
トンネル軸方向にスライド移動可能に配置される作業足
場上において、支持レールに沿って周方向にスライド移
動しつつ注入管挿入装置を各グラウトホールに向かって
位置決めしながら、この発明の薬液注入方法を容易に実
施してゆくことができる。
トンネル軸方向にスライド移動可能に配置される作業足
場上において、支持レールに沿って周方向にスライド移
動しつつ注入管挿入装置を各グラウトホールに向かって
位置決めしながら、この発明の薬液注入方法を容易に実
施してゆくことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を添
付図面を参照しつつ詳細に説明する。この実施形態によ
れば、図1に示すように、シールドマシン10の後方の
セグメント16によるリング状の覆工体の、3リング目
から8リング目までの6リングの区域を薬液注入装置に
よる施工対象とし、シールドマシン10の掘進作業によ
る前進に伴って、後述する薬液注入装置を前方にスライ
ド移動して施工対象区域を順次前方にずらすようにしな
がら注入作業を行ってゆくものである。
付図面を参照しつつ詳細に説明する。この実施形態によ
れば、図1に示すように、シールドマシン10の後方の
セグメント16によるリング状の覆工体の、3リング目
から8リング目までの6リングの区域を薬液注入装置に
よる施工対象とし、シールドマシン10の掘進作業によ
る前進に伴って、後述する薬液注入装置を前方にスライ
ド移動して施工対象区域を順次前方にずらすようにしな
がら注入作業を行ってゆくものである。
【0012】そして、この実施形態の薬液注入方法に用
いる薬液注入装置11は、図2に示すように、掘削土砂
を後方に排出するベルトコンベア12を避けるようにし
て一対のスライドレール13上に架設配置された、トン
ネル14の軸方向にスライド移動可能な作業足場15
A,15B,15C(図3,図4,図5参照)と、最前
部の作業足場15A上において、トンネル14の坑内の
セグメント16による覆工内壁面と間隔をおいて当該内
壁面の周方向に延長配設される円弧状の支持レール17
と、この支持レール17に沿ってスライド移動する注入
管挿入装置としてのボーリング機18とによって構成さ
れている。
いる薬液注入装置11は、図2に示すように、掘削土砂
を後方に排出するベルトコンベア12を避けるようにし
て一対のスライドレール13上に架設配置された、トン
ネル14の軸方向にスライド移動可能な作業足場15
A,15B,15C(図3,図4,図5参照)と、最前
部の作業足場15A上において、トンネル14の坑内の
セグメント16による覆工内壁面と間隔をおいて当該内
壁面の周方向に延長配設される円弧状の支持レール17
と、この支持レール17に沿ってスライド移動する注入
管挿入装置としてのボーリング機18とによって構成さ
れている。
【0013】作業足場15A,15B,15Cは、山形
鋼等の各種の鋼材や、グレーチング等の足場材を組み立
てて形成されるもので、最前部の作業足場15Aは、図
3に示すように、削孔作業用であって、ベルトコンベア
12を避けるべく、中央部分が一段高くなった2段に組
み立てられ、その下方をベルトコンベア12が通過する
ようになっているとともに、図4及び図5に示すよう
に、注入作業用の中央の作業足場15B及び注入管引抜
き作業用の最後部の作業足場15Cは、各々平坦に形成
され、その上方をベルトコンベア12が通過するように
なっている。なお、かかる作業足場15A,15B,1
5Cの両端部分には、ストッパ付の走行車輪19が設け
られていて、スライドレール13に沿ってトンネル14
の軸方向にスライド移動することができるようになって
いる。
鋼等の各種の鋼材や、グレーチング等の足場材を組み立
てて形成されるもので、最前部の作業足場15Aは、図
3に示すように、削孔作業用であって、ベルトコンベア
12を避けるべく、中央部分が一段高くなった2段に組
み立てられ、その下方をベルトコンベア12が通過する
ようになっているとともに、図4及び図5に示すよう
に、注入作業用の中央の作業足場15B及び注入管引抜
き作業用の最後部の作業足場15Cは、各々平坦に形成
され、その上方をベルトコンベア12が通過するように
なっている。なお、かかる作業足場15A,15B,1
5Cの両端部分には、ストッパ付の走行車輪19が設け
られていて、スライドレール13に沿ってトンネル14
の軸方向にスライド移動することができるようになって
いる。
【0014】一方、最前部の作業足場15A上に設けら
れる支持レール17は、図2及び図3に示すように、円
弧状に曲折加工した一対のH形鋼20をそのウェブ部分
を平行にしてその側面開口部分を対向配置してなるもの
で、連設する2リング分のセグメント覆工体に対して同
時に削孔作業を行うことができるように、連結鋼材21
を介して連結一体化された状態で作業足場15A上に2
台設置されるとともに、削孔作業時には、サポート部材
22(図2参照)や固定金具23(図3参照)を介し
て、作業足場15Aや覆工内壁面から、強固に支持固定
されるようになっている。
れる支持レール17は、図2及び図3に示すように、円
弧状に曲折加工した一対のH形鋼20をそのウェブ部分
を平行にしてその側面開口部分を対向配置してなるもの
で、連設する2リング分のセグメント覆工体に対して同
時に削孔作業を行うことができるように、連結鋼材21
を介して連結一体化された状態で作業足場15A上に2
台設置されるとともに、削孔作業時には、サポート部材
22(図2参照)や固定金具23(図3参照)を介し
て、作業足場15Aや覆工内壁面から、強固に支持固定
されるようになっている。
【0015】そして、この支持レール17には、対向す
る一対のH形鋼20の側面開口部分にその両側端部の車
輪を各々挿入配置することにより、H形鋼20のフラン
ジ内面に支持された状態で当該支持レール17に沿って
周方向にスライド移動する旋回支持台車24がウィンチ
などによって牽引された状態で設けられるとともに、こ
の旋回支持台車24にはボーリング機18が固定され
て、支持レール17に沿って旋回スライドすることがで
きるようになっている。
る一対のH形鋼20の側面開口部分にその両側端部の車
輪を各々挿入配置することにより、H形鋼20のフラン
ジ内面に支持された状態で当該支持レール17に沿って
周方向にスライド移動する旋回支持台車24がウィンチ
などによって牽引された状態で設けられるとともに、こ
の旋回支持台車24にはボーリング機18が固定され
て、支持レール17に沿って旋回スライドすることがで
きるようになっている。
【0016】ボーリング機18は、パワーユニットや油
圧式ドリルなどを備えた公知のもので、ストローク長に
応じて順次連結される注入管25を、チャック35によ
って把持するとともに、スイベル36を介して削孔水を
圧送しながら削孔作業を行うようになっている。
圧式ドリルなどを備えた公知のもので、ストローク長に
応じて順次連結される注入管25を、チャック35によ
って把持するとともに、スイベル36を介して削孔水を
圧送しながら削孔作業を行うようになっている。
【0017】また、注入管25は、図7に示すように、
例えば600mmピッチで注入孔が設けられた40mm
程度の口径の連結可能な公知のストレーナー管からな
り、その内部には削孔水を圧送するための削孔水圧送管
26が設けられているとともに、その先端には穿孔ビッ
ト37が設けられている。
例えば600mmピッチで注入孔が設けられた40mm
程度の口径の連結可能な公知のストレーナー管からな
り、その内部には削孔水を圧送するための削孔水圧送管
26が設けられているとともに、その先端には穿孔ビッ
ト37が設けられている。
【0018】一方、この実施形態によれば、覆工体を構
成するセグメント16に形成されたグラウトホール27
を介して注入作業を行うことになるが(図3〜図5参
照)、かかるグラウトホール27には、予め注入用口元
管28を設置しておく。
成するセグメント16に形成されたグラウトホール27
を介して注入作業を行うことになるが(図3〜図5参
照)、かかるグラウトホール27には、予め注入用口元
管28を設置しておく。
【0019】すなわち、注入用口元管28は、図6に示
すように、グラウトホール27にネジ込むようにして設
置される、貫通する内空を有する円筒状の部材であっ
て、その後端部分には、リップ型のシールリング29が
取り付けられていて、注入管25の削孔挿入作業中や、
薬液の注入水作業中などにおいて、グラウトホール27
と注入管25との間の隙間から、出水による土砂流出が
生じるのを防止することができるようになっているとと
もに、ニップル37を介してボアホールバルブ38が取
り付けられている。
すように、グラウトホール27にネジ込むようにして設
置される、貫通する内空を有する円筒状の部材であっ
て、その後端部分には、リップ型のシールリング29が
取り付けられていて、注入管25の削孔挿入作業中や、
薬液の注入水作業中などにおいて、グラウトホール27
と注入管25との間の隙間から、出水による土砂流出が
生じるのを防止することができるようになっているとと
もに、ニップル37を介してボアホールバルブ38が取
り付けられている。
【0020】そして、この実施形態によれば、図2に示
すように、シールドマシン10による掘進作業と並行し
て、これの後方に設置されたセグメント16によるリン
グ状の覆工体の外周の地盤に対して、シールドトンネル
14の坑内から薬液の注入作業を行ってゆくことにな
る。
すように、シールドマシン10による掘進作業と並行し
て、これの後方に設置されたセグメント16によるリン
グ状の覆工体の外周の地盤に対して、シールドトンネル
14の坑内から薬液の注入作業を行ってゆくことにな
る。
【0021】すなわち、図3にも示すように、最前部に
設けられた作業足場15A上において、支持レール17
に沿って支持台車24をスライド移動し、注入用口元管
28が設置されたグラウトホール27に対向するように
ボーリング機18を支持固定して、このボーリング機1
8によって注入管25による削孔挿入作業が行われるこ
とになる。なお、この実施形態によれば、前後の各支持
レール17に対して各々2台のボーリング機18が取り
付けられていることから、4箇所の削孔挿入作業を同時
に行うことができ、前方の支持レール17に設けたボー
リング機18による削孔位置と、後方の支持レール17
に設けたボーリング機18による削孔位置とを交互にず
らして作業を行うことにより、各リングについて4方向
に注入管25が削孔挿入されることになる。
設けられた作業足場15A上において、支持レール17
に沿って支持台車24をスライド移動し、注入用口元管
28が設置されたグラウトホール27に対向するように
ボーリング機18を支持固定して、このボーリング機1
8によって注入管25による削孔挿入作業が行われるこ
とになる。なお、この実施形態によれば、前後の各支持
レール17に対して各々2台のボーリング機18が取り
付けられていることから、4箇所の削孔挿入作業を同時
に行うことができ、前方の支持レール17に設けたボー
リング機18による削孔位置と、後方の支持レール17
に設けたボーリング機18による削孔位置とを交互にず
らして作業を行うことにより、各リングについて4方向
に注入管25が削孔挿入されることになる。
【0022】一方、作業足場15Aの後方の中央の作業
足場15B上においては、図4にも示すように、地盤中
に挿入設置した注入管25を介して薬液を注入する作業
を行う。すなわち、支持レール17やボーリング機18
が撤去されたセグメント16によるリング状の覆工体の
内部において、注入用口元管28から突出する注入管2
5の端部に薬液供給用のスイベル30を取り付け、この
スイベル30を介して薬液供給プラントから圧送されて
くる薬液を、注入管25の注入孔を介して地盤中に注入
することになる。なお、かかる注入作業中においては、
注入圧力に注意しながら、低吐出量で注入剤を地盤中に
充填してゆくようにする。また、かかる注入作業中にお
いて、ストレーナー管の内部に設けた削孔水圧送管26
の端部は、閉塞栓によって閉塞しておく。
足場15B上においては、図4にも示すように、地盤中
に挿入設置した注入管25を介して薬液を注入する作業
を行う。すなわち、支持レール17やボーリング機18
が撤去されたセグメント16によるリング状の覆工体の
内部において、注入用口元管28から突出する注入管2
5の端部に薬液供給用のスイベル30を取り付け、この
スイベル30を介して薬液供給プラントから圧送されて
くる薬液を、注入管25の注入孔を介して地盤中に注入
することになる。なお、かかる注入作業中においては、
注入圧力に注意しながら、低吐出量で注入剤を地盤中に
充填してゆくようにする。また、かかる注入作業中にお
いて、ストレーナー管の内部に設けた削孔水圧送管26
の端部は、閉塞栓によって閉塞しておく。
【0023】さらに、作業足場15Bの後方の最後部の
作業足場15C上においては、図5にも示すように、注
入作業が終了した注入管25を引抜く作業を行う。すな
わち、かかる引抜き作業は、セグメント16による覆工
内壁面にセンターホールジャッキ31を取付けて行なわ
れる。また、注入管25の引抜き跡部は、引抜き作業
後、再度口元に注入用ホースを接続して、穴埋め作業を
行う。なお、一般に、土中の透気係数は、透水係数の7
0〜100倍といわれており、改良土内についても空気
は通過する事から、かかる穴埋め時に空気溜りは生じる
ことがないものと判断される。
作業足場15C上においては、図5にも示すように、注
入作業が終了した注入管25を引抜く作業を行う。すな
わち、かかる引抜き作業は、セグメント16による覆工
内壁面にセンターホールジャッキ31を取付けて行なわ
れる。また、注入管25の引抜き跡部は、引抜き作業
後、再度口元に注入用ホースを接続して、穴埋め作業を
行う。なお、一般に、土中の透気係数は、透水係数の7
0〜100倍といわれており、改良土内についても空気
は通過する事から、かかる穴埋め時に空気溜りは生じる
ことがないものと判断される。
【0024】そして、このような各作業足場15A,1
5B,15C上における削孔から引抜きまでの作業は、
シールドマシン10による掘進作業に伴って、各作業足
場15A,15B,15Cを順次前方にスライド移動さ
せながら、スムースに行って行くことができる。
5B,15C上における削孔から引抜きまでの作業は、
シールドマシン10による掘進作業に伴って、各作業足
場15A,15B,15Cを順次前方にスライド移動さ
せながら、スムースに行って行くことができる。
【0025】すなわち、この実施形態によれば、シール
ドトンネルの坑内からの薬液注入が可能になり、道路等
の地上領域を占有することなく、シールドマシンによる
掘進作業に伴って、シールドトンネルの周囲の地盤を掘
進作業後早期に改良してゆくことが可能になる。
ドトンネルの坑内からの薬液注入が可能になり、道路等
の地上領域を占有することなく、シールドマシンによる
掘進作業に伴って、シールドトンネルの周囲の地盤を掘
進作業後早期に改良してゆくことが可能になる。
【0026】なお、この発明は、上記実施形態の実施の
態様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載
された構成の範囲内において、種々に変更して採用する
ことができる。例えば、作業足場15A上に支持レール
17を必ずしも2台設ける必要はなく、また、注入管挿
入装置としてのボーリング機18は必ずしも4台使用す
る必要はない。
態様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載
された構成の範囲内において、種々に変更して採用する
ことができる。例えば、作業足場15A上に支持レール
17を必ずしも2台設ける必要はなく、また、注入管挿
入装置としてのボーリング機18は必ずしも4台使用す
る必要はない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の薬液注
入方法によれば、セグメントに形成されたグラウトホー
ルに注入用口元管を設置し、該注入用口元管を介して注
入管を周囲の地盤中に挿入し、挿入した前記注入管を用
いて薬液を注入した後、前記注入管を引き抜く作業を繰
り返して、周囲の地盤を薬液注入により改良してゆくの
で、シールドトンネルの坑内から注入作業を可能にし
て、道路等の地上領域を占有することなく、シールド掘
進機による掘進作業に伴って、シールドトンネルの周囲
の地盤を掘進作業後早期に改良してゆくことができる。
入方法によれば、セグメントに形成されたグラウトホー
ルに注入用口元管を設置し、該注入用口元管を介して注
入管を周囲の地盤中に挿入し、挿入した前記注入管を用
いて薬液を注入した後、前記注入管を引き抜く作業を繰
り返して、周囲の地盤を薬液注入により改良してゆくの
で、シールドトンネルの坑内から注入作業を可能にし
て、道路等の地上領域を占有することなく、シールド掘
進機による掘進作業に伴って、シールドトンネルの周囲
の地盤を掘進作業後早期に改良してゆくことができる。
【0028】また、この発明の薬液注入装置によれば、
トンネル軸方向にスライド移動可能に配置される作業足
場上において、支持レールに沿って周方向にスライド移
動しつつ注入管挿入装置を各グラウトホールに向かって
位置決めしながら、この発明の薬液注入方法を容易に実
施してゆくことができる。
トンネル軸方向にスライド移動可能に配置される作業足
場上において、支持レールに沿って周方向にスライド移
動しつつ注入管挿入装置を各グラウトホールに向かって
位置決めしながら、この発明の薬液注入方法を容易に実
施してゆくことができる。
【図1】この発明の一実施形態による、シールドマシン
後方における作業領域を示す説明図である。
後方における作業領域を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る薬液注入装置の構
成を説明する縦断面図である。
成を説明する縦断面図である。
【図3】図2のA−Aに沿った横断面図である。
【図4】図2のB−Bに沿った横断面図である。
【図5】図2のC−Cに沿った横断面図である。
【図6】グラウトホールに取り付けられた注入用口元管
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】注入管の一例を示す縦断面図である。
10 シールドマシン 11 薬液注入装置 13 スライドレール 14 シールドトンネル 15A,15B,15C 作業足場 16 セグメント 17 支持レール 18 ボーリング機(注入管挿入装置) 19 走行車輪 20 H形鋼 24 旋回支持台車 25 注入管 26 削孔水圧送管 27 グラウトホール 28 注入用口元管 29 シールリング 30 スイベル(薬液供給用) 31 センターホールジャッキ
Claims (2)
- 【請求項1】 シールドトンネルの坑内から注入作業を
行う薬液注入方法であって、セグメントに形成されたグ
ラウトホールに注入用口元管を設置し、該注入用口元管
を介して注入管を周囲の地盤中に挿入し、挿入した前記
注入管を用いて薬液を注入した後、前記注入管を引き抜
く作業を繰り返して、周囲の地盤を薬液注入により改良
してゆくことを特徴とする薬液注入方法。 - 【請求項2】 シールドトンネルの坑内から注入作業を
行う際に使用する薬液注入装置であって、前記トンネル
坑内の軸方向にスライド移動可能に配置される作業足場
と、該作業足場に配設されるとともに、前記坑内の内壁
面と間隔をおいて当該内壁面の周方向に延長する支持レ
ールと、該支持レールに沿ってスライド移動する注入管
挿入装置とからなることを特徴とする薬液注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9341527A JPH11173072A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 薬液注入方法及び薬液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9341527A JPH11173072A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 薬液注入方法及び薬液注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173072A true JPH11173072A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18346765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9341527A Pending JPH11173072A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 薬液注入方法及び薬液注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11173072A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005139734A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Raito Kogyo Co Ltd | 坑道内用削孔機及びそれを用いた坑道内用移動式削孔機 |
| JP2008144478A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Fujita Corp | 分岐トンネル施工用セグメント |
| CN103982198A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-08-13 | 中铁四局集团第二工程有限公司 | 盾构双液浆注浆接头 |
| CN106199597A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-12-07 | 上海交通大学 | 自动检测盾构隧道衬砌施工质量的机械装置及检测方法 |
| CN108952768A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-12-07 | 中国水利水电第十四工程局有限公司 | 一种盾构隧洞二次注浆的平台装置 |
| CN111705838A (zh) * | 2020-02-02 | 2020-09-25 | 李增军 | 水下隧道、水下隧道施工方法及水下隧道施工用水盾构机 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP9341527A patent/JPH11173072A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005139734A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Raito Kogyo Co Ltd | 坑道内用削孔機及びそれを用いた坑道内用移動式削孔機 |
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| CN106199597A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-12-07 | 上海交通大学 | 自动检测盾构隧道衬砌施工质量的机械装置及检测方法 |
| CN106199597B (zh) * | 2016-08-16 | 2023-05-30 | 上海交通大学 | 自动检测盾构隧道衬砌施工质量的机械装置及检测方法 |
| CN108952768A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-12-07 | 中国水利水电第十四工程局有限公司 | 一种盾构隧洞二次注浆的平台装置 |
| CN111705838A (zh) * | 2020-02-02 | 2020-09-25 | 李增军 | 水下隧道、水下隧道施工方法及水下隧道施工用水盾构机 |
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