JPH11173440A - 流量制御バルブ - Google Patents

流量制御バルブ

Info

Publication number
JPH11173440A
JPH11173440A JP36185397A JP36185397A JPH11173440A JP H11173440 A JPH11173440 A JP H11173440A JP 36185397 A JP36185397 A JP 36185397A JP 36185397 A JP36185397 A JP 36185397A JP H11173440 A JPH11173440 A JP H11173440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
piezoelectric element
pressing body
valve
diaphragm pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36185397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ozawa
和雄 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FISCHER ROSEMOUNT JAPAN KK
Original Assignee
FISCHER ROSEMOUNT JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FISCHER ROSEMOUNT JAPAN KK filed Critical FISCHER ROSEMOUNT JAPAN KK
Priority to JP36185397A priority Critical patent/JPH11173440A/ja
Publication of JPH11173440A publication Critical patent/JPH11173440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁のシール精度が維持された状態で、積層型
圧電素子の交換作業を容易に行なうことができる流量制
御バルブを提供する。 【解決手段】 バルブボンネット15にピエゾハウジン
グ7の下方部のみが上下移動可能に支持され、ピエゾハ
ウジング7の深穴17内に上端から内装されたピエゾス
タック9が係脱部材10により前記ピエゾハウジング7
の上端で係脱可能に保持されているので、前記係脱部材
10の係合を解除させるだけでピエゾスタック9を取り
出すことができるため、弁のシール精度が維持されまま
の状態で、ピエゾスタック9の交換作業を容易に行なう
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、流体の流量制御をするマスフロ
ーコントロールバルブバルブに関し、特に積層型圧電素
子を用いたノーマルクローズ型の流量制御バルブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、積層型圧電素子を用いたノー
マルクローズ型の流量制御バルブは、例えば特公平6―
12146号公報により開示されており、このノーマル
クローズ型の流量制御バルブは、図4及び図5に示され
るように構成されている。
【0003】すなわち、図において、01はバルブ本体
であって、バルブ本体01は、左側に流入口04を有
し、中央には前記流入口04に連通する垂直流路06を
有し、この垂直流路06の上方にはダイヤフラム07を
収容する上部が開放された環状の流体室010を有し、
右側には前記流体室010と連通する流出口ポート05
を有し、前記垂直流路06の上部は弁口03aとなって
弁口03aの上面には弁座03が形成されている。
【0004】流体室010の上面は薄板状のダイヤフラ
ム07で密閉閉塞され、このダイヤフラム07は、流体
室010の側壁に形成した段差部に載せてダイヤフラム
07の上面外周をリング状のダイヤフラム押え09によ
り押え、流体室010側壁段差部との間で挟着されてい
る。
【0005】さらにダイヤフラム押え09の上面外周部
は、円筒状部材02によって押えられ、この円筒状部材
02は、リング状の円筒状部材押え011によって押え
られ、この円筒状部材02は、バルブ本体01の上面に
ボルトによって締結固定されている。
【0006】このボルトによる締結によってダイヤフラ
ム07がダイヤフラム押え09を介して本体上面に固定
され、このダイヤフラム07を弁座03に対し接触、離
間させて弁の開閉が行なわれるようになっている。
【0007】一方、前記本体01に固定された円筒状部
材02内には弁棒012が設けられ、弁棒012の下端
面をダイヤフラム07の中央部上面に接触させている。
【0008】図示のように弁棒012は、上端部を残し
て中間部に溝状の貫通穴空間021を形成し、上部外面
を中間部の外径より小径の円筒状に形成し、この上部外
周に形成される段差部と円筒状部材02内の上部壁面と
の間に付勢手段である押圧ばね014が介在されてお
り、上方の段差部より弁棒012を下方に押圧してい
る。
【0009】そして、弁棒012上部の小径円筒部内面
にめねじを螺設し、該めねじに調整用ボルト018を螺
合し、止めナット019を設けて調整用ボルト018の
下端を貫通穴空間021内に突出させてある。
【0010】この弁棒012の貫通穴空間021の下部
において、この貫通穴空間021を軸直角に貫通して弁
棒012の両端より突出した四角柱状のブリッジ013
をダイヤフラム押え09の上面に架設している(図5参
照)。
【0011】ブリッジ013の底面には弁棒012が上
昇する量以上の隙間を形成し、ブリッジ013の中央部
で貫通穴空間021内に柱状の積層型圧電素子08を載
置して設ける。
【0012】従って、積層型圧電素子08の下端はブリ
ッジ013を介してバルブ本体01で支持され、且つ上
端は弁棒012に螺設された調整用ボルト018下端に
ねじり防止部品020を介して当接されている。そし
て、この積層型圧電素子08は、リード線08a、08
bを通じて圧電をかけると、積層方向に歪みを生じて変
位し、例えば10μ伸長するようになっている。
【0013】また、前記円筒状部材02は、下部外周面
が拡径の段差部を有し、この段差部を円筒状部材押え0
11で押えることによって、ブリッジ013は挾持され
てダイヤフラム押え09上に固定される。円筒状部材0
2の中間部には、リード線08aおよびリード線08b
を軸直角に挿通する横貫通孔が形成されている。円筒状
部材02上部の内面には弁棒012の上部外周面と緩く
嵌合する貫通穴を有し弁棒012が摺動できるようにな
っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のノーマルクローズ型の流量制御バルブは、ダイヤ
フラム07を弁棒012を介して常時押圧付勢する押圧
ばね014が、弁棒012の上部外周に形成された段差
部と円筒状部材02の内部上壁との間で挾持される構成
となっている。そして、この円筒状部材02は、円筒状
部材押え011によりダイヤフラム07、ダイヤフラム
押え09及びブリッジ013と共に弁座との間で挾持さ
れてる。
【0015】従って、例えば積層型圧電素子08が絶縁
不良等で使用不能になった場合、該積層型圧電素子08
を交換する際には、ボルトを外して円筒状部材押え01
1が本体01から取外されるので、この円筒状部材押え
011によって挾持されていたダイヤフラム07、ダイ
ヤフラム押え09及びブリッジ013の拘束状態が解除
される。
【0016】これにより、新規の積層型圧電素子08を
取付ける際には、ダイヤフラム07、ダイヤフラム押え
09及びブリッジ013が再度組立てられることになる
ため、組立てる際にダイヤフラム07と弁座間のリーク
量を再度検査する必要が生ずる。
【0017】このように、積層型圧電素子08を交換す
る際には円筒状部材02を外す作業の他、同時にリーク
量の検査が要求されるため交換作業が極めて煩雑となる
問題を有している。
【0018】また、積層型圧電素子08は、弁棒012
の内部にあって、弁棒012上端を下方に押圧付勢する
押圧ばね014が上方に配置されており、この押圧ばね
014を上方で支持する円筒状部材02は、弁棒012
の周囲並びに上部が円筒状部材02によって囲撓される
構成となっているので、前記円筒状部材02に、リード
線08a、08bを外部に挿通導出させるための加工処
理が必要となる問題を有している。
【0019】更に、弁棒012は、その上方が円筒状部
材02内上方に配置された押圧ばね014により付勢さ
れており、この弁棒012の上部外周面が円筒状部材0
2上端の内周面と緩く嵌合されているので、弁棒012
に僅かな傾きが生じた場合には、押圧ばね014の作用
点が弁座03面に対する仮想垂直軸線上に位置していな
い状態でダイヤフラム07が押圧付勢されると、弁座0
3に対する弁棒012の押圧面が傾斜するため、ダイヤ
フラム07と弁座03との間でリークが生じ易くなる問
題を有している。
【0020】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、弁のシール精度が維持された状態で、積
層型圧電素子の交換作業を容易に行なうことができる流
量制御バルブを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の流量制御バルブは、バルブ本体にあって流
入口と流出口とを連通する流路の一部に設けられた弁座
が、付勢手段によるダイヤフラムの押圧付勢によって常
時閉塞され、前記バルブ本体上に載置された積層型圧電
素子を電圧の印加による伸長作用で前記付勢手段の付勢
力に抗して前記ダイヤフラムが前記弁座を開放するよう
にした流量制御バルブにおいて、前記バルブ本体上に上
部ハウジングを形成し、該上部ハウジングにダイヤフラ
ム押圧体の下方部のみを上下移動可能に支持し、該ダイ
ヤフラム押圧体には、その上端から前記積層型圧電素子
を内装できる空間部を形成するとともに、係脱部材によ
り前記積層型圧電素子を前記ダイヤフラム押圧体の上端
で係脱可能に保持し、前記ダイヤフラム押圧体を押圧付
勢する付勢手段を前記上部ハウジング内に収容したこと
を特徴としている。この特徴によれば、上部ハウジング
にダイヤフラム押圧体の下方部のみが上下移動可能に支
持され、ダイヤフラム押圧体の空間部内に上端から内装
された積層型圧電素子が係脱部材により前記ダイヤフラ
ム押圧体の上端で係脱可能に保持されているので、前記
係脱部材の係合を解除させるだけで積層型圧電素子を取
り出すことができるため、弁のシール精度が維持されま
まの状態で、積層型圧電素子の装着ならびに取出し作業
が容易となる。
【0022】本発明の流量制御バルブは、積層型圧電素
子が、前記ダイヤフラム押圧体の上端に螺合されて積層
型圧電素子の上端を保持し、前記係脱部材の回動操作に
よって前記積層型圧電素子とダイヤフラム押圧体との相
対位置関係が調整可能に構成されて成れば好ましい。こ
のようにすることにより、積層型圧電素子が係脱部材を
回動させる動作により簡単に交換することができ、ダイ
ヤフラム押圧体内に内装された積層型圧電素子は、ダイ
ヤフラム押圧体との相対位置関係が上部に露出した部分
で調整することができる。
【0023】本発明の流量制御バルブは、前記ダイヤフ
ラム押圧体が、前記積層型圧電素子を挿嵌支持する円筒
状の収容部を形成し、前記係脱部材が端部に開口部を形
成した円筒状ナットで構成され、該係脱部材の内周縁に
積層型圧電素子との係止部が設けられ前記前記ダイヤフ
ラム押圧体の上端で積層型圧電素子と前記係止部を介し
て連結するよう構成して成れば好ましい。このようにす
ることにより、係脱部材端部の開口部を通して積層型圧
電素子の端部からリード線を取り出すことができるの
で、該積層型圧電素子の装着ならびに取出し作業が容易
に行なえると共に、リード線の配線作業を容易に行なう
ことができる。
【0024】本発明の流量制御バルブは、前記積層型圧
電素子が、その下端が前記上部ハウジングの軸心上に求
芯状態で支持され、前記ダイヤフラム押圧体下端のダイ
ヤフラム押圧部が該ダイヤフラム押圧体とは別体となる
押圧ディスクで構成され、該押圧ディスクが、前記ダイ
ヤフラム押圧体下端に対し前記ダイヤフラム押圧体の軸
芯上に横振れが拘束されるよう球体を介して押圧するよ
う構成されて成れば好ましい。このようにすることによ
り、積層型圧電素子またはダイヤフラム押圧体が僅かに
傾いて取付けられても押圧ディスクが、ダイヤフラム押
圧体下端に対し前記ダイヤフラム押圧体の軸芯上に横振
れが拘束されるよう球体を介して押圧されるので、押圧
ディスク自体は傾くことがなく均等にダイヤフラムを介
して弁座が押圧されるのでリークの発生が抑制される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して本発
明の実施態様について説明する。先ず、図1は、本発明
の一実施形態としての流量制御バルブの縦断面図、図2
は図1の縦断面図に軸心に対し直角に位相を変えた流量
制御バルブの縦断面図であり、図3は流量制御バルブの
ダイヤフラムが開放した状態を示す縦断面図である。
【0026】図1、2に示されるように、1は本発明の
一実施形態としての流量制御バルブを示し、この流量制
御バルブ1は、バルブ本体4にあって流入口2と流出口
3とを連通する流路の一部に設けられた弁座5が、付勢
手段としての圧縮コイルばね(以下スプリング8と称す
る)によるダイヤフラム6の押圧付勢によって常時閉塞
され、前記バルブ本体4上に載置された積層型圧電素子
9を電圧の印加による伸長作用でスプリング8の付勢力
に抗してダイヤフラム6が前記弁座5を開放するように
構成されており、前記バルブ本体4上には上部ハウジン
グ15が形成され、この上部ハウジング(以下バルブボ
ンネット15と称する)内に積層型圧電素子としてのピ
エゾスタック9が内装されたダイヤフラム押圧体7(以
下ピエゾハウジングと称する)下方部のみを上下移動可
能に案内支持させ、このピエゾハウジング7の上部をバ
ルブボンネット15外に露出させるとともに、前記ピエ
ゾハウジング7を押圧付勢するスプリング8が前記バル
ブボンネット15の下方に収容されるように構成されて
いる。尚、前記ダイヤフラム6は、弁座5に対し接離作
用を行なうべく自己弾性復元力を有している。
【0027】さらに詳しくは、図1に示されるようにバ
ルブ本体4(以下バルブボディーと称する)は、中央に
前記流入口2と連通する垂直流路13が形成され、この
垂直流路13の上方にはダイヤフラム6を収容する上部
が開放した環状の流体室14が形成され、流体室14は
流出口3と連通している。そして、垂直流路13の上部
には弁口5aとなって弁口5aの上面には弁座5が形成
されている。
【0028】そこで、流体室14内の弁座5上面に薄板
で円板状のダイヤフラム6を載せ、このダイヤフラム6
の上面外周をバルブボンネット15の底面との間で挟着
する。そして、このバルブボンネット15は、バルブボ
ディー4の上面に図示しないボルトの締結によって固定
される。
【0029】前記バルブボンネット15は、その上部が
開口した円筒状に形成され、上部外周にねじが形成され
ると共に開口側内部には大径穴16aが形成され、この
大径穴16aの下方には前記大径穴16aより小径に形
成された流体室14の外径と略同径の貫通穴16bが形
成され、大径穴16aとの中間内部には段差が形成され
ている。
【0030】一方、ピエゾハウジング7は、内側に上部
が開口する空間部としての所定深さの深穴17が形成さ
れ、下方に小径の軸18を形成することによって段差部
が形成され、小径軸18の下端にはねじ穴19が形成さ
れている。
【0031】ピエゾハウジング7の大径部下方には前記
深穴17に連通する軸直角の貫通横穴20が形成され、
この横穴20は、後述する断面四角形のエンドプレート
21の横幅が規制されて挿通するように形成されてい
る。
【0032】22はカップ状のスプリングカバーを示
し、スプリングカバー22は、開口側の内径がピエゾハ
ウジング7の大径部下端が挿嵌されるように形成され、
底面にはピエゾハウジング7の小径軸18が挿通可能な
貫通穴が形成されている。
【0033】スプリングカバー22の高さは、バルブボ
ンネット15上部の大径穴16a深さに対しエンドプレ
ート21の厚み分を差引いた高さに形成されており、締
め代分を見込んで若干高く形成されている。
【0034】さらに、エンドプレート21は、長手方向
の上面中央に円錐状のセンタ穴23が形成され、全長は
バルブボンネット15の大径穴16a内径に相当する長
さに形成されており、両端は大径穴16a内に挿嵌され
るよう大径穴16aの内径に嵌合するよう円弧状に形成
されている。
【0035】24は、バルブボンネット15内に重ねて
収容されたエンドプレート21、スプリングカバー22
を締付け固定するボンネットを示し、ボンネット24
は、段付き円筒状に形成され上部にはピエゾハウジング
7の大径部を挿通する貫通穴が形成され、下端には前記
貫通穴と連通するよう同心上に前記バルブボンネット1
5の上端外周に形成されたねじに螺合する大径ねじ穴が
形成され、この大径ねじ穴と貫通穴の中間には段差部が
形成されている。
【0036】27は、前述したスプリングカバー22の
底面との間でスプリング8を挾持するためのスプリング
ホルダを示し、スプリングホルダ27は、一端に前記ピ
エゾハウジング7下端の小径軸18に形成されたねじ穴
19に螺合可能なねじ軸26が設けられ、外径が少なく
とも貫通穴16bの内径よりも若干小径の円板状に形成
されており、底面の中央軸心には円錐状のセンタ穴が形
成されている。
【0037】25は、ダイヤフラム6の上面を押圧して
弁座5をシールするプッシュデスクを示し、プッシュデ
スク25は、円板状に形成されていて前記スプリングホ
ルダ27のセンタ穴と対向する上面中央の軸芯上にセン
タ穴が形成されている。
【0038】そして、両者25、27は互いにセンタ穴
に保持された球体としての鋼球Bを介して係合され、プ
ッシュデスク25には前記ピエゾハウジング7の軸芯上
に横振れが拘束されるよう鋼球Bを介してスプリング8
の押圧付勢力が伝達されるようになっている。
【0039】10は係脱部材を示し、係脱部材10は、
ピエゾハウジング7の上端に螺合され、アジャストナッ
ト28の回動操作によって前記ピエゾスタッック9とピ
エゾハウジング7との軸方向相対位置関係が調整可能に
構成されている。
【0040】さらに詳しくは、係脱部材10は、アジャ
ストナット28と、このアジャストナット28を位置決
めロックするためのロックナット29とで構成されてい
る。アジャストナット28は、端部が開口した筒状に形
成されていて、この一端内部には、ピエゾハウジング7
上端のねじ部に螺合可能なねじ穴が形成されいる。
【0041】このアジャストナット28の内径上端には
前記ねじ穴より小径の挿通穴30が形成され、挿通穴3
0とねじ穴との間の内周に形成された段差31を積層型
圧電素子9との係止部として構成されている。
【0042】一方、9は従来より公知の柱状の積層型圧
電素子9であるピエゾスタックを示し、このピエゾスタ
ック9は、下端軸心上に前記エンドプレート21上面中
央のセンタ穴23に係合可能な球状の突子33が突設さ
れ、上端外周縁には前記アジャストナット28の内側係
止部31に係止可能な係止リング32が突設され、更に
アジャストナット28上端の開口からは2本のリード線
12a、12bが取り出されるようになっている。
【0043】次に、流量制御バルブ1の組立手順につき
説明する。先ず、バルブボディー4の流体室14上面の
弁座5に円板状のダイヤフラム6を載置し、ダイヤフラ
ム6を挟んでバルブボンネット15を図示しないボルト
の締結によって固定する。
【0044】次に、ピエゾハウジング7下端の小径軸1
8からスプリングカバー22を通し、更にスプリング8
を小径軸18に挿通させた上で該小径軸18の下端にス
プリングホルダー27を螺着する。
【0045】そして、プッシュデスク25をバルブボン
ネット15の小径貫通穴16bを通してダイヤフラム6
上面に載置した上で中央のセンタ穴内に鋼球Bを支持
し、この状態でスプリングカバー22、スプリング8及
びスプリングホルダー27が取付けられたピエゾハウジ
ング7を、バルブボンネット15の小径貫通穴16bを
垂直に挿通しプッシュデスク25上に鋼球Bを介して前
記スプリングホルダー27の底面を係合支持する。
【0046】次に、ピエゾハウジング7の大径部にボン
ネット24を上方から挿通保持した上で、挿通した下端
の貫通横穴20に横からエンドプレート21を挿通させ
たのち、該エンドプレート21をスプリングカバー22
と共にバルブボンネット15上面の大径穴16a内に挿
嵌する。
【0047】この状態で、スプリングカバー22の底面
周囲が、バルブボンネット15上部の大径穴16aと小
径貫通穴16bとで形成される段差部に支持される。
【0048】そこで、ピエゾハウジング7に挿通保持さ
れているボンネット24を下降させてこのボンネット2
4下端のねじ穴をバルブボンネット15上部のねじに螺
合し、エンドプレート21をスプリングカバー22上端
22aとの間で挟着する。
【0049】次に、ピエゾハウジング7内に突子33を
下にした状態でピエゾスタック9を挿入すると、この突
子33がエンドプレート21に当接すると共にセンタ穴
23に係合され、ピエゾスタック9が軸心上に芯出しさ
れて位置決めされる。
【0050】最後に、ピエゾハウジング7の上端よりロ
ックナット29を挿通させた状態で、アジャストナット
28をピエゾハウジング7の上端より螺合させて下方に
移動すると、アジャストナット28内径の係止部31が
ピエゾスタック9の係止リング32に係止し、これによ
りピエゾスタック9がピエゾハウジング7内で軸方向に
押圧保持される。
【0051】最終組立時にアジャストナット28により
各部品の熱膨張を考慮してピエゾスタック9とピエゾハ
ウジング7とを相対移動させて調整することにより、ピ
エゾスタック9の固定クリアランスの調整を行なった
後、ロックナット29で固定し、流量制御バルブ1の組
立が完了する。
【0052】次に、流量制御バルブ1の開閉動作につき
説明する。先ず、流量制御バルブ1のピエゾスタック9
は非通電時は長さの変位は無いため、ダイヤフラム6
は、スプリング8の付勢力によりプッシュデスク25を
介して常時押圧され、流体室14の弁座5は閉塞状態と
なっている。この状態では、スプリングカバー22の開
口部底面とピエゾハウジング7下方の小径軸18との段
差部との間には僅かな間隙G1が形成されている(図2
参照)。
【0053】そこで、リード線12a、12bを通じて
DC電圧をかけると、ピエゾスタック9が歪み変位して
エンドプレート21の上面を基準点P1として僅かに
(数十ミクロン)伸長する。このピエゾスタック9の伸
長により、この下端面はエンドプレート21に当接して
いるので、ピエゾスタック9の上端で係合されている連
結部材10を介してピエゾハウジング7をスプリング8
の付勢力に抗して係脱部材10との係止点P2より上方
に変位させる。
【0054】これにより、スプリングカバー22の開口
部底面とピエゾハウジング7下方の段差部との間の間隙
がG1からG2に拡大する(図3参照)。
【0055】この変位により、スプリングホルダ27が
上方に引上げられてスプリング8が高さHに圧縮される
ことにより、プッシュデスク25上方の付勢力が開放さ
れるので、超高弾性合金で構成されているダイヤフラム
6は、この弾性復元力によってダイヤフラム6上に載置
されているプッシュデスク25単体を自力によって押上
げることで弁座5とダイヤフラム6の下面が開放され、
流体は弁口5aから流体室14を介して流出口3に流れ
て弁が開放され、ガス通路が形成される。
【0056】次に、弁を閉にするには、ピエゾスタック
9に印加していた電圧をゼロにするとピエゾスタック9
は収縮して初期の長さに戻り、スプリング8の付勢力に
よりピエゾハウジング7、スプリングホルダ27、ボー
ルB、プッシュデスク25を介してダイヤフラム6の上
面を押圧して、流体室14の弁座5を閉塞状態とする。
【0057】このように、バルブボンネット15にピエ
ゾハウジング7の下方部のみが上下移動可能に支持さ
れ、ピエゾハウジング7の深穴17内に上端から内装さ
れたピエゾスタック9が係脱部材10により前記ピエゾ
ハウジング7の上端で係脱可能に保持されているので、
前記係脱部材10の係合を解除させるだけでピエゾスタ
ック9を取り出すことができるため、弁のシール精度が
維持されままの状態で、ピエゾスタック9の交換作業を
容易に行なうことができる。
【0058】また、ピエゾスタック9が係脱部材10を
回動させる動作により簡単に交換することができ、ピエ
ゾハウジング7内に内装されたピエゾスタック9は、ピ
エゾハウジング7との相対位置関係が上部に露出した部
分で調整することができる。
【0059】更に、係脱部材10端部の挿通穴30を通
してピエゾスタック9の端部からリード線12a、12
bを取り出すことができるので、該ピエゾスタック9の
装着ならびに取出し作業が容易に行なえると共に、リー
ド線12a、12bの配線作業を容易に行なうことがで
きる。
【0060】そしてまた、ピエゾスタック9またはピエ
ゾハウジング7が僅かに傾いて取付けられても押圧ディ
スク25が、ピエゾハウジング7下端に対し前記ピエゾ
ハウジング7の軸芯上に横振れが拘束されるよう鋼球B
を介して押圧されるので、押圧ディスク25自体は傾く
ことがなく均等にダイヤフラム6を介して弁座5が押圧
されるのでリークの発生を抑制することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0062】(a)請求項1の発明によれば、上部ハウ
ジングにダイヤフラム押圧体の下方部のみが上下移動可
能に支持され、ダイヤフラム押圧体の空間部内に上端か
ら内装された積層型圧電素子が係脱部材により前記ダイ
ヤフラム押圧体の上端で係脱可能に保持されているの
で、前記係脱部材の係合を解除させるだけで積層型圧電
素子を取り出すことができるため、弁のシール精度が維
持されままの状態で、積層型圧電素子の装着ならびに取
出し作業が容易となる。
【0063】(b)請求項2の発明によれば、積層型圧
電素子が係脱部材を回動させる動作により簡単に交換す
ることができ、ダイヤフラム押圧体内に内装された積層
型圧電素子は、ダイヤフラム押圧体との相対位置関係が
上部に露出した部分で調整することができる。
【0064】(c)請求項3の発明によれば、係脱部材
端部の開口部を通して積層型圧電素子の端部からリード
線を取り出すことができるので、該積層型圧電素子の装
着ならびに取出し作業が容易に行なえると共に、リード
線の配線作業を容易に行なうことができる。
【0065】(d)請求項4の発明によれば、積層型圧
電素子またはダイヤフラム押圧体が僅かに傾いて取付け
られても押圧ディスクが、ダイヤフラム押圧体下端に対
し前記ダイヤフラム押圧体の軸芯上に横振れが拘束され
るよう球体を介して押圧されるので、押圧ディスク自体
は傾くことがなく均等にダイヤフラムを介して弁座が押
圧されるのでリークの発生が抑制される。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図l】本発明の一実施形態としての流量制御バルブの
縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としての図1の縦断面図に
対し直角に位相を変えた流量制御バルブの縦断面図であ
る。
【図3】流量制御バルブのダイヤフラムが開放した状態
を示す縦断面図である。
【図4】従来の流量制御バルブのダイヤフラムの縦断面
図である。
【図5】図4の縦断面図に対し直角に位相を変えた従来
の流量制御バルブの縦断面図である。
【符号の説明】
1 流量制御バルブ 2 流入口 3 流出口 4 バルブボディ(バルブ本体) 5 弁座 5a 弁口 6 ダイヤフラム 7 ピエゾハウジング(ダイヤフラム押圧
体) 8 スプリング(付勢手段) 9 ピエゾスタック(積層型圧電素子) 10 係脱部材 12a、12b リード線 13 垂直流路 14 流体室 15 バルブボンネット(上部ハウジング) 16a 大径穴 17 深穴(空間部) 18 小径軸 20 横穴 21 エンドプレート 22 スプリングカバー 23 センタ穴 24 ボンネット 25 プッシュデスク 27 スプリングホルダ 28 アジャストナット 29 ロックナット 30 挿通穴(開口部) 31 係止部 32 係止リング B 鋼球(球体) P1 基準点 P2 係止点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体にあって流入口と流出口とを
    連通する流路の一部に設けられた弁座が、付勢手段によ
    るダイヤフラムの押圧付勢によって常時閉塞され、前記
    バルブ本体上に載置された積層型圧電素子を電圧の印加
    による伸長作用で前記付勢手段の付勢力に抗して前記ダ
    イヤフラムが前記弁座を開放するようにした流量制御バ
    ルブにおいて、 前記バルブ本体上に上部ハウジングを形成し、該上部ハ
    ウジングにダイヤフラム押圧体の下方部のみを上下移動
    可能に支持し、該ダイヤフラム押圧体には、その上端か
    ら前記積層型圧電素子を内装できる空間部を形成すると
    ともに、係脱部材により前記積層型圧電素子を前記ダイ
    ヤフラム押圧体の上端で係脱可能に保持し、前記ダイヤ
    フラム押圧体を押圧付勢する付勢手段を前記上部ハウジ
    ング内に収容したことを特徴とする流量制御バルブ。
  2. 【請求項2】 前記係脱部材は、前記ダイヤフラム押圧
    体の上端に螺合されて積層型圧電素子の上端を保持し、
    前記係脱部材の回動操作によって前記積層型圧電素子と
    ダイヤフラム押圧体との相対位置関係が調整可能に構成
    されて成る請求項1に記載の流量制御バルブ。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤフラム押圧体が、前記積層型
    圧電素子を挿嵌支持する円筒状の収容部を形成し、前記
    係脱部材が端部に開口部を形成した円筒状ナットで構成
    され、該係脱部材の内周縁に積層型圧電素子との係止部
    が設けられ前記前記ダイヤフラム押圧体の上端で積層型
    圧電素子と前記係止部を介して連結するよう構成して成
    る請求項1または2に記載の流量制御バルブ。
  4. 【請求項4】 前記積層型圧電素子は、その下端が前記
    上部ハウジングの軸心上に求芯状態で支持され、前記ダ
    イヤフラム押圧体下端のダイヤフラム押圧部が該ダイヤ
    フラム押圧体とは別体となる押圧ディスクで構成され、
    該押圧ディスクが、前記ダイヤフラム押圧体下端に対し
    前記ダイヤフラム押圧体の軸芯上に横振れが拘束される
    よう球体を介して押圧するよう構成されて成る請求項1
    〜3のいずれかに記載の流量制御バルブ。
JP36185397A 1997-12-10 1997-12-10 流量制御バルブ Pending JPH11173440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36185397A JPH11173440A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 流量制御バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36185397A JPH11173440A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 流量制御バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11173440A true JPH11173440A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18475077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36185397A Pending JPH11173440A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 流量制御バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11173440A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1154180A2 (en) 2000-05-08 2001-11-14 Smc Corporation Piezoelectric fluid control valve
EP1962351A1 (de) * 2007-02-22 2008-08-27 Robert Bosch Gmbh Piezoaktormodul mit einer Kabeldurchführung
JP2009535588A (ja) * 2006-05-04 2009-10-01 ルクセンブルグ・パテント・カンパニー・ソシエテ・アノニマ バルブ
JP2010190430A (ja) * 2010-05-28 2010-09-02 Fujikin Inc 圧電素子駆動式金属ダイヤフラム型制御弁
JP2017057911A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 タカノ株式会社 ピエゾバルブ
DE102016112115A1 (de) * 2016-07-01 2018-01-04 Bürkert Werke GmbH Ventillinearantrieb sowie Ventil
CN110735930A (zh) * 2018-07-18 2020-01-31 北京七星华创流量计有限公司 气体流量调节装置及质量流量控制器
JP2020128823A (ja) * 2020-06-03 2020-08-27 タカノ株式会社 ピエゾバルブ
WO2021131631A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 株式会社フジキン ダイヤフラムバルブ、流量制御装置、流体制御装置、及び半導体製造装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1154180A2 (en) 2000-05-08 2001-11-14 Smc Corporation Piezoelectric fluid control valve
US6345803B2 (en) 2000-05-08 2002-02-12 Smc Corporation Piezoelectric fluid control valve
KR100439667B1 (ko) * 2000-05-08 2004-07-12 에스엠시 가부시키가이샤 압전식 유체제어밸브
JP2009535588A (ja) * 2006-05-04 2009-10-01 ルクセンブルグ・パテント・カンパニー・ソシエテ・アノニマ バルブ
EP1962351A1 (de) * 2007-02-22 2008-08-27 Robert Bosch Gmbh Piezoaktormodul mit einer Kabeldurchführung
JP2010190430A (ja) * 2010-05-28 2010-09-02 Fujikin Inc 圧電素子駆動式金属ダイヤフラム型制御弁
JP2017057911A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 タカノ株式会社 ピエゾバルブ
DE102016112115A1 (de) * 2016-07-01 2018-01-04 Bürkert Werke GmbH Ventillinearantrieb sowie Ventil
CN107559473A (zh) * 2016-07-01 2018-01-09 波凯特有限及两合公司 阀直线驱动器以及阀
US10247326B2 (en) 2016-07-01 2019-04-02 Buerkert Werke Gmbh & Co. Kg Linear valve drive and valve
DE102016112115B4 (de) * 2016-07-01 2025-10-23 Bürkert Werke GmbH Ventillinearantrieb sowie Ventil
CN110735930A (zh) * 2018-07-18 2020-01-31 北京七星华创流量计有限公司 气体流量调节装置及质量流量控制器
WO2021131631A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 株式会社フジキン ダイヤフラムバルブ、流量制御装置、流体制御装置、及び半導体製造装置
US11892100B2 (en) 2019-12-27 2024-02-06 Fujikin Incorporated Diaphragm valve, flow control device, fluid control device, and semiconductor manufacturing device
JP2020128823A (ja) * 2020-06-03 2020-08-27 タカノ株式会社 ピエゾバルブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6646701B2 (ja) 溶接されたダイヤフラム弁座担体を有するダイヤフラム弁
CN109952459B (zh) 阀装置、使用该阀装置的流量控制方法和半导体制造方法
JP5775110B2 (ja) 流量制御装置用の流量制御弁
TWI695945B (zh) 閥裝置
JPH0577907B2 (ja)
KR101266827B1 (ko) 캠식 제어 밸브
US7401760B2 (en) Vacuum regulating valve
JPH11173440A (ja) 流量制御バルブ
EP3614025B1 (en) Two-way valve
US5823509A (en) Diaphragm valve with means for adjustably setting the maxium valve opening
TW201413144A (zh) 流體控制器用致動器
US11859733B2 (en) Valve device, fluid control device, and manufacturing method of valve device
JPH05172268A (ja) ガス流量制御装置用バルブ
CN113423987A (zh) 阀装置、流量控制方法、流体控制装置、半导体制造方法以及半导体制造装置
JP2020020371A (ja) アクチュエータおよびこれを用いたバルブ装置
JPH0612146B2 (ja) ノーマルクローズ型流量制御バルブ
JP2004100889A (ja) 多段アクチュエータ
JP7636037B2 (ja) バルブ装置
US12435798B2 (en) Diaphragm valve and flow rate control device
JP2996599B2 (ja) 積層圧電アクチュエータ型圧電素子弁
JP2655967B2 (ja) 電磁弁
JP2025048349A (ja) オリフィス内蔵バルブおよび流量制御装置
JP2010175055A (ja) スプリングリターン調節弁及びスプリングリターン調節弁の組立方法
WO2020085302A1 (ja) バルブ装置およびガス供給システム
JPH0681978A (ja) 制御弁