JPH11174807A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11174807A
JPH11174807A JP9344706A JP34470697A JPH11174807A JP H11174807 A JPH11174807 A JP H11174807A JP 9344706 A JP9344706 A JP 9344706A JP 34470697 A JP34470697 A JP 34470697A JP H11174807 A JPH11174807 A JP H11174807A
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豊 金井
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靖晃 渡辺
Migaku Fukuhara
琢 福原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間安定した画像品質が得られる小型タン
デム画像形成装置に好適な小型の現像装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 静電潜像を担持する像担持体1に対向し
て配置され、現像剤を表面に担持して現像領域Dを経由
した搬送経路に沿って循環する現像剤担持ロール22
と、水平に並べて配置され現像剤を回転軸方向かつ互い
に逆方向に搬送して現像剤を撹拌する一対のオーガ26
a,26bを有する、現像剤担持ロール22の上方に配
置された現像剤攪拌部21と、現像剤を表面に担持して
途中まで持ち上げた後、上方に位置する現像剤攪拌部2
1に遠心力で投げ上げる現像剤運搬ロール24_2を有
する、現像剤担持ロール22から現像領域Dを通過した
後の現像剤を受け取りそれを現像剤攪拌部21に運搬す
る現像剤運搬手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼログラフィ方式
のプリンタや複写機などの画像形成装置に用いられる現
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体を一様に帯電し原稿画像部
を光走査し静電潜像を形成し、着色樹脂であるトナーに
よって可視化するゼログラフィ方式の画像形成装置は、
高速の画像形成が可能であることからディジタル方式の
プリンタや複写機などに広く採用されている。
【0003】近年、特にカラー化に対する要求が高ま
り、ゼログラフィ方式の画像形成装置においても、シア
ン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色のトナ
ー像よりなるフルカラー画像形成装置が実現している。
カラーゼログラフィは2つの方式に大別することができ
る。すなわち、1個の感光体により単色の現像を行い、
得られたトナー像を転写部材に転写させた後、同じ感光
体上に次色の画像を形成するプロセスを繰り返す「シン
グル方式」、およびトナーの色に対応した複数の感光体
を用いて、転写部材の送りに同期させてカラー画像を形
成し転写材上で色重ねを行う「タンデム方式」である。
【0004】シングル方式は、感光体が1個で済むな
ど、ゼログラフィープロセス部の一部を複数色共用とす
ることができるので装置を小型化できる利点がある。た
だし、同一感光体周速度の白黒画像形成装置に比べて単
位時間当たりの画像形成枚数が約4分の1に落ちてしま
うという欠点がある。一方、タンデム方式は、高速性に
優れるという利点があるものの、複数色分のゼログラフ
ィプロセス部を並べて配備しなければならないため、画
像形成装置全体が大型化するという欠点がある。
【0005】図15は、従来のタンデム方式の画像形成
装置の概略構成図である。図15に示すように、この画
像形成装置では、複数のゼログラフィプロセス部100
a,100b,・・・が被転写体搬送ベルト106に沿
って一直線状に並べて配置されており、各ゼログラフィ
プロセス部には、像担持体ドラム101を中心にしてそ
の周囲に露光装置102、現像装置103、転写装置1
04、およびクリーニング装置105が配備されてい
る。図15に示すように、従来のタンデム方式の画像形
成装置では特に現像装置の横幅が大きく、例えばフルカ
ラー画像形成装置の場合は、この横長の現像装置を4組
並べて配置しなければならないため、画像形成装置は大
型とならざるを得なかった。
【0006】このタンデム方式の画像形成装置の欠点を
補うべく、感光体どうしの間隔を狭くして小型化した画
像形成ユニットを配列した小型タンデム画像形成装置が
提案されている。この方式では高速性を確保したまま画
像形成装置を小型化することができる。画像形成装置に
は、現像剤としてトナーのみを用いる1成分現像剤方式
と、現像剤としてトナーおよびキャリアを用いる2成分
現像剤方式とがあるが、一般にタンデム方式のカラー画
像形成装置には磁性キャリアを用いる2成分現像剤方式
を採用したものが多い。2成分現像剤方式では、現像ロ
ールの現像領域でトナーのみが消費されるので、トナー
濃度の低下した磁性キャリアは現像剤撹拌槽に還流さ
れ、現像剤撹拌槽でトナーが補給され撹拌されてトナー
濃度が均一化された後、再び現像ロールに供給されるよ
うに構成されているものが多い。
【0007】しかし、上記の小型タンデム画像形成装置
では、画像形成ユニットの幅方向のサイズを極力小さく
しなければならないため現像装置の形状は縦型とするこ
とが有利である。すなわち、像担持体ドラムより上方に
現像剤担持ロールを配置し、その現像剤担持ロールより
さらに上方に配置された現像剤収納部から現像剤を現像
剤担持ロールに供給し、現像後の現像剤担持ロール上の
現像剤を剥離して現像剤収納部に現像剤を還流する構成
とすることが望ましい。
【0008】この方式の現像装置では、現像剤収納部か
ら現像剤担持ロールへの現像剤供給は、重力による自然
落下を利用することができるが、現像後の現像剤担持ロ
ール上の現像剤を剥離して上方に向けて搬送するための
現像剤の還流機構に特別な配慮を必要とする。このよう
な縦型現像装置における現像剤の剥離および上方への搬
送の問題を解決するために、例えば、特公昭63―54
191号公報には、現像剤汲上げ用の固定磁石を内蔵さ
せた現像剤剥離搬送ロールを用いる現像装置が開示され
ている。この現像装置では、磁性現像剤を固定磁石で吸
引しながら搬送するので重力に抗して現像剤を上方に搬
送することができる。しかし、このような現像装置の場
合、現像剤還流のための現像剤剥離搬送ロールが現像装
置の横幅の大半を占めてしまい、現像剤攪拌部のための
十分な幅を確保することができない。従って、現像剤攪
拌部に収納できる現像剤量が少なくなり、現像剤の寿命
も短くなるので頻繁に現像剤交換を行わなければならな
いという問題がある。
【0009】そこで、狭い幅を有効に利用して十分な攪
拌を行う方式として、特開平8−248772号公報に
は、オーガを上下2段に配置した現像装置が開示されて
いる。この方式では、下段に配置されたオーガから上段
に配置されたオーガに現像剤を搬送するための複雑な機
構が必要である。あるいは、下段のオーガの搬送力によ
り現像剤を上段に押し上げる機構とした場合は、現像剤
にかかるストレスが大きくなり現像剤寿命を短くしてし
まうという欠点がある。
【0010】また、現像装置の幅を狭くするために、現
像剤剥離搬送ロールを小径化する方法も考えられるが、
この方法では、現像剤剥離搬送ロール一本当たりの持上
げ高さが低くなり現像剤撹拌部まで現像剤を搬送するの
に多数の現像剤剥離搬送ロールが必要になる。これは現
像装置のコストを上げるばかりでなく、現像剤剥離搬送
ロール径が小さいことによる現像剤搬送量の低下を補う
ために、現像剤剥離搬送ロールの回転数を増加させなけ
ればならず、現像剤剥離搬送ロールの回転数増加に伴う
発熱により現像剤が劣化する恐れもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、小型タン
デム方式の画像形成装置に用いられる、縦型現像装置に
おいては、現像装置の横幅が狭い上に、現像剤還流のた
めの搬送経路を確保するために現像剤攪拌部の形状が限
定され、現像剤収納量も制約を受けるので、現像剤の寿
命を長期にわたって維持することが困難である。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑み、長期間安定
した画像品質が得られる小型タンデム画像形成装置に好
適な小型の現像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の現像装置は、静電潜像を担持して所定の方向に移
動する像担持体に所定の現像領域において近接もしくは
接触するように配置され、供給されたトナーおよび磁性
キャリアからなる現像剤を表面に担持して上記現像領域
を経由した搬送経路に沿って循環する現像剤担持ロー
ル、それぞれの回転軸が水平方向を向くように互いに並
べて配置され、回転により現像剤を回転軸方向かつ互い
に逆方向に搬送して現像剤を撹拌する一対のオーガと、
現像剤を上記現像剤担持ロールに向けて落下させる現像
剤供給口とを有する、上記現像剤担持ロールの上方に配
置された現像剤攪拌部、現像剤を表面に担持して途中ま
で持ち上げた後、上方に位置する上記現像剤攪拌部に遠
心力で投げ上げる現像剤運搬ロールを有する、上記現像
剤担持ロールから上記現像領域を通過した後の現像剤を
受け取って、受け取った現像剤を上記現像剤攪拌部に運
搬する現像剤運搬手段、および上記現像剤担持ロール、
上記現像剤攪拌部、および上記現像剤運搬ロールを収容
する筐体を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の現像装置を用いた小型タン
デム方式の画像形成装置の概略構成図である。図1に示
すように、この画像形成装置は電子写真方式のカラー複
写機として構成されており、イエロー、シアン、マゼン
タ、黒色の4色に対応する、矢印A方向に回転する4つ
の像担持体ドラム1が一直線状に並べて配置されてお
り、これらの像担持体ドラム1それぞれの周囲に帯電器
2、現像装置20、およびクリーナ6などが配置されて
いる。現像装置20は、像担持体ドラム1からみて約1
時の位置に対向して配置されており、それぞれ、イエロ
ー、シアン、マゼンタ、黒色のうちのいずれか1色のト
ナーおよび磁性キャリアからなる2成分系現像剤が収納
されている。これらの像担持体ドラム1の上方には光ビ
ーム走査装置3および原稿読取部10が配置されてい
る。各像担持体ドラム1の下方には、像担持体ドラム1
に接触しながら矢印B方向に循環移動する転写材搬送ベ
ルト7が配置されている。像担持体ドラム1と転写材搬
送ベルト7とが互いに接する転写領域には、転写材搬送
ベルト7を挟んで像担持体ドラム1と対向して転写帯電
器5が配備されている。
【0015】原稿読取部10から送られた画像信号に応
じた光ビームが、光ビーム走査装置3から像担持体ドラ
ム1に対して走査される。これにより、像担持体ドラム
1上に露光が行われ静電潜像が形成される。現像装置2
0はそれぞれの色のトナーにより像担持体ドラム1上の
静電潜像を可視化してトナー像を形成する。トナー像が
転写領域に到達するタイミングに合わせて、転写材搬送
ベルト7の下方に配備された転写材収納トレイ8から転
写材供給装置9により転写材搬送ベルト7上に供給され
た転写材Pが転写材搬送ベルト7により矢印B方向に搬
送されて転写領域に到達する。像担持体ドラム1上のト
ナー像は、それぞれの転写領域において転写帯電器5に
より転写材P上に順次転写される。こうして転写材P上
に重ね合わされるように転写された多色トナー像は、定
着器11により定着されてフルカラー画像が形成され
る。
【0016】次に、この画像形成装置に用いられる本発
明の現像装置について説明する。図2は、本発明の現像
装置の第1の実施形態を示す概略構成図である。図2に
示すように、この現像装置20は、現像剤攪拌部21
と、現像剤担持ロール22と、現像剤運搬手段23と、
現像剤攪拌部21、現像剤担持ロール22、および現像
剤運搬ロール24_1,24_2を収容する筐体28と
を備えている。
【0017】現像剤攪拌部21は、現像剤担持ロール2
2の上方に配置されており、それぞれの回転軸が水平方
向を向くように互いに並べて配置され現像剤を回転軸方
向かつ互いに逆方向に搬送して現像剤を撹拌する一対の
オーガ26a,26bと、現像剤を現像剤担持ロール2
2に向けて落下させる現像剤供給口29とを有してい
る。
【0018】オーガ26a,26bのフィン径は15m
m、シャフト径は5mmである。オーガ26a,26b
は互いに反対方向へ現像剤を搬送するように構成されて
いる。オーガ26a,26bの間には、現像剤撹拌部2
1を2つの領域に区分する板状のしきり部材38が設け
られている。オーガ26a,26bのうち第2の現像剤
運搬ロール24_2に近い方の回転軸の中心は、第2の
現像剤運搬ロール24_2の頂点に対して、現像剤担持
ロール22側に14.2mm、上方に3.8mmの位置
になるように配置されている。この状態で、オーガ26
a,26bを含む現像剤攪拌部21の水平面に対する投
影と、第2の現像剤運搬ロール24_2の水平面に対す
る投影とはオーバーラップした状態となっている。従っ
て、現像剤に過大なストレスを与えることのない水平オ
ーガを用い、現像剤撹拌部21の大きさを十分に確保す
ることができるので、現像装置内に多量の現像剤を収納
することができる。また、現像剤の投げ上げに遠心力を
利用しているため現像剤に余分な圧縮応力を与えること
がなく、また、熱の発生なども抑えられるので、現像剤
の寿命を延長することができる。
【0019】現像剤撹拌部21の現像剤収納部27に
は、トナーとキャリアが混合された現像剤が収納されて
おり、オーガ26a,26bの回転に従ってオーガ26
a,26b間を循環しながら撹拌される。オーガ26b
の側方には、現像剤が現像剤担持ロール22に落下する
ように現像剤供給口29がオーガ軸方向全長にわたって
開口している。現像剤の落下量はこの現像剤供給口29
の開口幅とオーガ回転数により調整可能である。本実施
形態ではオーガ26a,26bの回転数を、現像剤収納
部27に約8割満たした状態で、現像剤の落下量が現像
剤担持ロール22の現像剤搬送量の約1.5倍、つまり
104g/secになるように調整している。
【0020】現像剤担持ロール22は、供給された現像
剤を担持して現像領域Dを経由した搬送経路に沿って搬
送するものであり、静電潜像を担持して矢印A方向に移
動する像担持体ドラム1に現像領域Dにおいて近接もし
くは接触するように配置されている。現像剤担持ロール
22は、表面に現像剤を担持して矢印B方向に回転する
スリーブとそのスリーブ内に配備された固定磁石とから
なる、いわゆるマグロールとして構成されている。現像
剤担持ロール22上のほぼ12時の位置には剛体の層厚
規制部材31が現像剤担持ロール22表面との間に約
0.7mmの間隔を保持して配備されている。この間隙
を通過する現像剤の単位面積当たりの重量は50mg/
cm2 である。現像剤担持ロール22のスリーブの周速
は46cm/secとしたので、現像剤の単位時間当た
りの搬送量は、68.9g/secとなる。
【0021】現像剤運搬ロール24_1は現像剤担持ロ
ール22から現像領域Dを通過した後の現像剤を受け取
って、受け取った現像剤を第2の現像剤運搬ロール24
_2に渡すものであり、また、第2の現像剤運搬ロール
24_2は現像剤運搬ロール24_1から現像剤を受け
取って、受け取った現像剤を表面に担持して途中まで持
ち上げた後、上方に位置する現像剤攪拌部21に遠心力
で投げ上げる。
【0022】本実施形態における現像剤運搬ロール24
_1,24_2は、本発明にいう現像剤運搬手段に相当
するものである。なお、本実施形態の現像剤運搬手段
は、2本の現像剤運搬ロールを備えているが、本発明の
現像剤運搬手段はこの構成のみに限られるものではな
く、現像剤運搬ロールの本数は1本でも、あるいは3本
以上であってもよい。
【0023】第1の現像剤運搬ロール24_1は、現像
剤担持ロール22より径の小さなマグロールであり、現
像剤担持ロール22との間に0.7mmの間隙を隔てて
対向して配備されている。その配備位置は、現像剤担持
ロール22の中心軸を通る水平面から反時計方向に38
度回転した位置である。第1の現像剤運搬ロール24_
1の回転方向は現像剤担持ロール22の回転方向Bとは
逆の矢印C方向であり、その周速は現像剤担持ロール2
2とほぼ同じ速度に設定されている。
【0024】第1の現像剤運搬ロール24_1の上方に
は第1の現像剤運搬ロール24_1より径の小さなマグ
ロールである第2の現像剤運搬ロール24_2が、第1
の現像剤運搬ロール24_1との間に2.4mmの間隙
を隔てて対向して配備されている。その配備位置は、第
1の現像剤運搬ロール24_1の中心軸を通る水平面か
ら反時計方向に60度回転した位置である。第2の現像
剤運搬ロール24_2の回転方向は第1の現像剤運搬ロ
ール24_1の回転方向Cとは逆の矢印C’方向であ
り、その周速は第1の現像剤運搬ロール24_1のほぼ
2倍の速度に設定されている。
【0025】現像剤運搬手段23の現像剤運搬能力は、
2つある現像剤運搬ロール24_1,24_2のうちの
最終段の第2の現像剤運搬ロール24_2に移行できる
現像剤量で決定される。その量は、第2の現像剤運搬ロ
ール24_2の周速と、第1の現像剤運搬ロール24_
1上の移行可能な現像剤の最大層厚との積により定まる
が、この最大層厚は、第1の現像剤運搬ロール24_1
と第2の現像剤運搬ロール24_2との間隙から推定す
ることができる。この量は、現像剤担持ロール22で現
像領域Dに搬送される量と比較すると、周速で2倍、層
厚で3倍となるので、現像剤運搬手段23の現像剤運搬
能力は、現像領域Dに搬送される量のおよそ6倍、つま
り9.9g/cmの搬送能力がある。
【0026】各ロールの回転数と回転数は、次の通りで
ある。現像剤担持ロール22は、周速255mm/sで
回転する像担持体ドラム1に対して1.8倍の周速を持
たせるため、今回用いた25mmのロール径の場合、周
速は460mm/sとなり、回転数は350rpmとな
る。第1の現像剤運搬ロール24_1は、現像剤担持ロ
ール22と同一周速としたので、今回用いた18mmの
ロール径の場合、回転数は487rpmとなる。第2の
現像剤運搬ロール24_2も現像剤担持ロール22と同
一周速としたので、今回用いた15mmのロール径の場
合、回転数は584rpmとなる。
【0027】現像剤担持ロール22の周速は、画像形成
装置に要求される画像特性から決定されるものであり、
上記の値に限定されるものではない。また、各現像剤運
搬ロールの回転数は最低の現像剤搬送量を確保できれば
現像剤担持ロールと同一にする必要はない。ただし、最
終段の第2の現像剤運搬ロール24_2は十分な遠心力
が得られるまで回転数を上げても差し支えない。
【0028】図3は、第1の実施形態に用いられた各ロ
ールに内蔵された固定磁石の磁極配置図である。図3に
は、この実施形態に用いられる現像剤担持ロール22、
および2つの現像剤運搬ロール24_1,24_2が示
されている。現像剤担持ロール22は、表面に現像剤を
担持して回転するスリーブ22_1と、スリーブ22_
1内部の、スリーブ22_1の回転方向に沿って、現像
剤を受け取る受取位置R1と、現像剤を現像剤担持ロー
ル22から剥離して第1の現像剤運搬ロール24_1に
送り出す剥離位置S1との間に2つのN極および3つの
S極を有する固定磁石22_2とを有している。剥離位
置S1には、第1の現像剤運搬ロール24_1のN極に
対向する位置に、2つのS極からなる反発磁界が形成さ
れている。
【0029】第1の現像剤運搬ロール24_1は、表面
に現像剤を担持して回転するスリーブ24_1aと、ス
リーブ24_1a内部の、スリーブ24_1aの回転方
向に沿って、現像剤を受け取る受取位置R2と、現像剤
を現像剤運搬ロール24_1から剥離して第2の現像剤
運搬ロール24_2に送り出す剥離位置S2のと間に1
つのN極および2つのS極を有する固定磁石24_1b
とを有している。剥離位置S2には、第2の現像剤運搬
ロール24_2のN極に対向する位置に、2つのS極か
らなる反発磁界が形成されている。
【0030】第2の現像剤運搬ロール24_2は、表面
に現像剤を担持して回転するスリーブ24_2aと、ス
リーブ24_2a内部の、スリーブ24_2aの回転方
向に沿って、現像剤を受け取る受取位置R3と、現像剤
を上方に投げ上げる投上位置Tとの間に2つのN極およ
び3つのS極を有する固定磁石24_1bとを有してい
る。投上位置Tには、2つのS極からなる反発磁界が形
成されている。
【0031】次に、図2および図3を参照しながら、現
像装置20の動作について説明する。現像剤撹拌部21
の現像剤収納部の現像剤は、オーガ26a,26bの混
合・撹拌作用に伴い現像剤供給口29からシュート30
に沿って現像剤担持ロール22上に落下し、現像剤担持
ロール22に内蔵されている固定磁石22_2(図3参
照)の磁極によって捕捉され現像剤担持ロール22の矢
印B方向への回転とともに層厚規制部材31近傍に搬送
され、その近傍で現像剤の滞留部を形成する。滞留部の
現像剤の一部は現像剤担持ロール22の回転と内蔵の固
定磁石22_2の磁気力によって層厚規制部材31と現
像剤担持ロール22のスリーブ22_1との間隙を通過
することによって所定の層厚に規制された後、現像剤担
持ロール22に内蔵された固定磁石22_2の磁気力に
よって磁気ブラシを形成して回転方向Bに搬送される。
【0032】磁気ブラシは現像領域Dにおいて、静電潜
像を担持した像担持体ドラム1と対向し像担持体ドラム
1上の静電潜像に摺擦し、現像が行われる。現像剤担持
ロール22のスリーブ22_1には高圧電源(図示せ
ず)が接続され、現像剤担持ロール22のスリーブには
6KHz、Vpp=1.2kVの交流電圧と、像担持体
ドラム1の帯電電位と露光部電位との中間の値を持つ直
流電圧が重畳された現像バイアスが印加されており、現
像剤中のトナーのみが像担持体ドラム1の静電潜像を可
視化する。
【0033】一方、現像剤担持ロール22上の滞留部に
滞留した現像剤のうち、層厚規制部材31と現像剤担持
ロール22との間隙を通過できなかった現像剤は層厚規
制部材31に当たり第1の現像剤運搬ロール24_1の
方に向かって還流し、第1の現像剤運搬ロール24_1
に磁気的に吸着される。現像領域Dにおける現像を終了
した現像剤は、現像剤撹拌部21から現像剤供給口2
9、シュート30を経て現像剤担持ロール22上の現像
剤受取位置R1に供給された現像剤は、現像領域Dにお
いて現像に供され、現像終了後の現像剤はスリーブ22
_1の矢印B方向への回転に伴い現像剤担持ロール22
の回転方向下流側に向けて搬送される。
【0034】第1の現像剤運搬ロール24_1と対向す
る剥離位置S1に到達した現像剤は、現像剤担持ロール
22に内蔵された固定磁石22_2の互いに隣り合うS
極による反発磁界により現像剤担持ロール22から剥離
され、第1の現像剤運搬ロール24_1に内蔵された固
定磁石24_1aのN極に吸引されて第1の現像剤運搬
ロール24_1に移動する。第1の現像剤運搬ロール2
4_1に移動した現像剤が第2の現像剤運搬ロール24
_2に移動する場合も上記とほぼ同様である。これらの
現像剤の移動に要する力は対向ロールに内蔵される磁石
の対向部での磁気吸引力のバランスにより生じる。
【0035】本実施形態の第2の現像剤運搬ロール24
_2では、現像剤運搬ロール24_2の中心軸を通る水
平面から反時計方向に30度回転した投上位置Tに反発
磁界の中心がくるように2つのS極が配置されている。
この部分は法線方向および接線方向の磁力が100ガウ
ス以下となり現像剤への磁気吸引力が極めて小さくなっ
ており、第2の現像剤運搬ロール24_2に移動した現
像剤は投上位置Tにおいて現像剤撹拌部21に投げ上げ
られる。
【0036】こうして、現像剤は現像剤撹拌部21に還
流され、現像剤撹拌部21において新たに補給されたト
ナーと混合され撹拌されて、再び現像剤供給口29、シ
ュート30を経て現像剤担持ロール22の現像領域Dに
供給される。本実施形態の現像剤に用いられたキャリア
は以下の方法で製作された。 フェライト粒子(体積平均粒径:約50μm) 100 重量部 トルエン 14 重量部 スチレンメタクリレート共重合体 1.0 重量部 上記各成分のうちフェライト粒子を除く成分をホモミキ
サーで10分間分散して被膜層形成液を調合し、次に、
この被膜層形成液とフェライト粒子とを真空脱気型ニー
ダーに入れて温度60℃において30分撹拌した後、減
圧してトルエンを留去して、被膜層を形成した。このキ
ャリアの体積抵抗率は1011Ω・cmである。
【0037】トナーは、富士ゼロックス社A−Colo
r635複写機に使用されているトナーを用い、トナー
濃度が5%となるように上記キャリアに配合して現像剤
を作製した。現像剤撹拌後の帯電量は32μC/gであ
った。本実施形態では、重力落下を利用した現像剤供給
を行っているので、現像剤はある程度以上の比重を有し
ている必要があるが、比重が大き過ぎると、現像剤への
圧縮によるストレスを増加させる傾向があることに留意
する必要がある。現在一般的に使用されている磁性キャ
リアとしては、樹脂に磁性粉を内添した樹脂キャリア、
フェライトキャリア、鉄粉などがあるが、磁性キャリア
は比重が小さ過ぎ、鉄粉キャリアは比重が大き過ぎるこ
とから、フェライトキャリアを用いることが望ましい。
また、キャリア径は高画質化のために小径のものが用い
られることが多いが、本発明の効果を十分に発揮させる
には、流動性の点から30μm以上であることが望まし
い。
【0038】次に、本発明の実施形態を従来技術と比較
しながら説明する。図4は、比較例1としての従来の現
像装置の概略構成図であり、図5は、比較例2としての
従来の現像装置の概略構成図である。図4に示す比較例
1の現像装置80は、図2に示した本発明の第1の実施
形態の現像装置20とよく似た構成を有しており、現像
剤運搬手段83が現像装置20における現像剤運搬手段
23と異なっていることと、現像剤攪拌部81のオーガ
96a,96bの径が現像装置20における現像剤攪拌
部21のオーガ26a,26bの径よりも小径のオーガ
を用いていることのほかは、第1の実施形態の現像装置
20におけるものと同一である。ただし、第1の実施形
態の現像装置20とは異なり、オーガ86a,86bを
含む現像剤攪拌部81の水平面に対する投影と、第2の
現像剤搬送ロール84_2の水平面に対する投影とはオ
ーバーラップしていない。
【0039】現像剤運搬手段83は、2本の現像剤搬送
ロール84_1,84_2を備えている。第1の現像剤
搬送ロール84_1は、第1の実施形態の現像装置20
における現像剤運搬げロール24_1と同様、現像剤担
持ロール82から現像領域Dを通過した後の現像剤を受
け取って、受け取った現像剤を第2の現像剤搬送ロール
84_2に渡すものである。第2の現像剤搬送ロール8
4_1の動作は、第1の実施形態の現像装置20におけ
る現像剤運搬げロール24_2の動作とは異なり、現像
剤搬送ロール84_1から受け取った現像剤はスクレー
パ89で剥ぎ取られ、現像剤攪拌部81に収納されるよ
うになっている。
【0040】このように構成された従来例1の現像装置
80では、現像剤攪拌部81の配置位置は第1の実施形
態の現像装置20におけるよりも低くなっている。ま
た、この構成では、2本のオーガ86a,86bと第2
の現像剤搬送ロール84_2とは、第1の実施形態の現
像装置20のように上下にオーバーラップして配置され
てはいないため、現像剤攪拌部81の長手方向の幅を所
定の寸法以内に納める必要からオーガ86a,86bに
は12mmの小径ロールが用いられている。
【0041】図5に示す比較例2の現像装置90は、図
4に示した比較例1の現像装置80とほぼ類似の構成を
有している。この現像装置90では、第1の実施形態の
現像装置20における現像剤運搬ロール24_1,24
_2の代わりに、現像剤運搬手段93として3本の現像
剤搬送ロールが用いられているほかは、第1の実施形態
の現像装置20と同様の構成となっている。すなわち、
この現像装置90では、3本の現像剤搬送ロール94_
1,94_2,94_3を用いて現像剤をオーガ26
a,26bよりも高い位置まで汲み上げている。第3の
現像剤搬送ロール94_3上面のオーガ26a寄りの部
分には、現像剤搬送ロール94_3上の現像剤を掻き落
とすためのスクレーパ89が設けられている。筐体28
の幅の増加を抑えるために、第3の現像剤搬送ロール9
4_3のロール径は12mmに設定されており、第3の
現像剤搬送ロール94_3の周速を他の現像剤搬送ロー
ルの周速に合わせるため第3の現像剤搬送ロール94_
3の回転数は730rpmとしている。
【0042】上記のように構成した第1の実施形態の現
像装置20、比較例1の現像装置80、および比較例2
の現像装置90の3種類の現像装置を順次、画像形成装
置に組み込み、トナーを連続供給しながら現像を行い、
現像開始時、現像開始から5時間後、10時間後、およ
び20時間後のトナー帯電量を比較測定した。図6は、
第1の実施形態、比較例1,2の各現像装置についての
現像時間とトナー帯電量との関係を示すグラフである。
【0043】トナー帯電量の低下は現像剤の劣化度合い
を示しているので、トナー帯電量の低下が少ないほど現
像剤の長寿命化が達成されたものと判断することができ
る。図6に示すように、第1の実施形態の現像装置にお
けるトナー帯電量の低下率は約45%であるが、比較例
1の現像装置におけるトナー帯電量の低下率は約は75
%、比較例2の現像装置におけるトナー帯電量の低下率
は60%を示しており、本発明の効果を確認することが
できる。
【0044】これは、比較例1の現像装置80は小径の
オーガを備えた小型の現像剤撹拌部となっているため、
第1の実施形態の現像装置20の現像剤収納能力より小
さい現像剤収納能力しか持っておらず、そのため、現像
剤収納能力が現像装置80の1.7倍もある現像装置2
0の現像剤の寿命の方が長くなったものと考えられる。
【0045】また、比較例2の現像装置90では、12
mm径の小径の現像剤搬送ロール94_3を使用するこ
とにより筐体28の幅を狭くして小型化を図っている
が、現像剤汲み上げ高さを十分に得るためにロール本数
を増やさざるを得ず、比較例2では3本のロールを使用
している。現像装置90のオーガ径は第1の実施形態と
同じ15mmであり現像剤攪拌部81の現像剤収納能力
も第1の実施形態と同じであるが、トナー帯電量の低下
率は第1の実施形態より大きくなっている。この理由
は、現像剤搬送ロールで搬送されている間に現像剤が受
けるストレスが、ロール本数が増えた分だけ増加するこ
と、および、第2の現像剤搬送ロール94_2と第3の
現像剤搬送ロール94_3とが対向する位置では現像剤
受け渡し方向がアゲンスト方向になっており現像剤が急
激に搬送方向を変えさせられることによるストレスが余
計に加わっていることによるものと考えられる。現像剤
搬送ロールをさらに1本追加して偶数本とすることによ
りアゲンスト方向の問題は解決可能であるが、ロールを
さらに追加することによりその分のストレスの増加があ
るので現像剤の寿命延長に大きな効果は望めない。ま
た、比較例2の現像装置では、ロール本数が増えた分だ
け機構が複雑化し高コスト化するというデメリットが発
生する。
【0046】以上説明したように、第1の実施形態の現
像装置20のように、現像剤担持ロールから現像領域を
通過した後の現像剤を受け取って、受け取った現像剤を
現像剤攪拌部に運搬する現像剤運搬手段として、現像剤
を表面に担持して途中まで持ち上げた後、上方に位置す
る現像剤攪拌部に遠心力で投げ上げる現像剤運搬ロール
を備えることにより、制約された現像装置の幅の中に、
十分なフィン径を有する2本のオーガを水平に配列する
ことができるので、十分な現像剤収納容量を確保し、現
像剤の長寿命化を達成することができる。
【0047】次に、本発明の現像装置の第2の実施形態
について説明する。図7は、本発明の現像装置の第2の
実施形態を示す概略構成図である。図7に示す現像装置
40は、図2に示した第1の実施形態の現像装置20と
ほぼ同様の構成を有しており、現像装置40に備えられ
ているガイド36のほかは、第1の実施形態の現像装置
20と同じ構成となっている。
【0048】ガイド36は、第2の現像剤運搬ロール2
4_2によって投げ上げられた現像剤を現像剤攪拌部2
1のオーガ26a,26bの中間に導くものであり、現
像剤運搬げロール24_2の現像離脱位置付近から現像
剤攪拌部21上部まで緩やかな曲線を描く厚さ1mmの
アルミニウム板で形成されている。現像剤運搬げロール
24_2によって投げ上げられた現像剤はガイド36に
衝突してその向きを変え現像剤攪拌部21に収納され
る。
【0049】この現像装置40を画像形成装置には組み
込まずに、現像装置40単体で作動させ、現像剤が現像
剤運搬げロール24_2から投げ上げられて現像剤攪拌
部21に収納される効率について確認を行った。確認方
法は、現像装置40を構成する筐体28の一部を透明ポ
リカーボネイト板に交換し現像剤の流れを目視により観
察した。その結果、現像装置40のガイド36を取り外
した場合は、現像剤運搬げロール24_2によって投げ
上げられた現像剤が筐体28の上部に衝突して跳ね返
り、再び現像剤運搬げロール24_2に吸着されるのが
観察されたが、本実施形態の通りガイド36を備えた場
合は、現像剤運搬げロール24_2によって投げ上げら
れた現像剤が現像剤運搬げロール24_2に戻るような
ことはなく、確実に現像剤攪拌部21に収納されること
が観察された。
【0050】このように、剥離搬送部材の現像剤離脱位
置近傍から、現像剤を前記現像剤攪拌部の特定位置まで
の少なくとも一部に、前記剥離搬送部材から放出された
現像剤の飛翔方向を変えるためのガイドを設けることに
より、放出された現像剤はガイドに接触しガイドからの
反作用によって飛翔方向を変えることができる。このガ
イドの形状、設置位置を適切に設定することにより現像
剤の収納場所へと確実に現像剤を導くことが可能とな
り、従って、現像剤の撹拌部の機能を十分に得ることが
できる。
【0051】なお、上記のガイド36の機能を筐体28
の一部に兼ねさせた構成としてもよい。図8は、図7に
示した現像装置の筐体の一部がガイドを兼ねたものとし
て構成された態様を示している。すなわち、図8に示す
現像装置40’では、筐体28’の一部28’aが現像
剤運搬げロール24_2の現像剤投上位置付近から現像
剤攪拌部21上部まで緩やかな曲線を描く形状に形成さ
れており、筐体と別部材のガイドは設けられていない。
このような構成とした場合は、ガイドの保持、接合など
の処置が不要になり、低コスト化をはかることができ、
また、筐体自体はある程度の強度を持っているので、ガ
イドの取り付け位置が長期間変化することが少なく、安
定した現像剤の流れを得ることができるので好ましい。
【0052】さらに、現像装置40’のガイドを兼ねた
筐体28’aの、現像剤が衝突する部位に緩衝部材を有
するものとした場合は、衝突時の現像剤へのストレスを
低減することができ、現像剤の寿命を延長することがで
きるので好ましい。緩衝部材としては、現像剤の衝突エ
ネルギを緩和することができる、例えば、PC,PVC
などの高分子材料、発泡材料、シリコンゴム、ウレタン
ゴムなどの弾性体などを用いることができる。緩衝部材
の厚みは、キャリア1個の径が50μm程度なので、同
程度の厚みであればよい。従って、金属製のガイドの上
に市販のテフロン、ポリイミド、シリコン、ビニールな
どのテープを貼り付けて構成してもよい。
【0053】表1は、アルミニウム製のガイドを用いた
場合と、その表面に緩衝部材として厚さ100μmのテ
フロンテープを貼付した場合のキャリアコート被覆率を
測定した結果である。この測定は、現像装置内にキャリ
アのみを入れ、現像剤担持ロールを停止させ、それ以外
のロールおよびオーガを駆動してキャリアの撹拌を開始
した場合の、撹拌開始時と、20時間撹拌後のキャリア
コート被覆率を測定したものである。現像剤は、現像剤
攪拌部から層厚規制部材の近傍に供給される。現像剤担
持ロールは停止した状態なので、現像剤はそのまま現像
剤運搬ロールに磁気吸着されて放出される。現像剤担持
ロールは停止しているので層形成部材と現像剤担持ロー
ルの間隙による現像剤ストレスは無視でき、現像剤運搬
ロールによる搬送経路によるストレスのみを正確に測定
することができる。この状態で20時間連続撹拌した後
のキャリアをSEMで観察し、表面のコート被覆率を測
定した。コート被覆率が大きいほど現像剤へのストレス
は小さいことを表している。
【0054】
【表1】
【0055】表1に示すように、撹拌開始後20時間経
過後のアルミニウム製のガイドと、その上にテフロンテ
ープの緩衝部材を貼付したものとの間に、約13%のコ
ート被覆率の差が生じており、緩衝部材のストレス低減
効果を確認することができる。次に、本発明の現像装置
の第3の実施形態について説明する。
【0056】図9は、本発明の現像装置の第3の実施形
態を示す概略構成図である。図9に示す現像装置50
は、図7に示した第2の実施形態の現像装置40とほぼ
類似の構成を有しているが、この現像装置50では、オ
ーガ26a,26bの回転軸方向への単位時間当たりの
現像剤搬送量が、現像剤担持ロール22の現像領域Dへ
の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも小さく設定され
おり、かつ、ガイド56が現像剤運搬ロール24_2に
よって投げ上げられた現像剤を一対のオーガ26a,2
6bのうちの現像剤供給口29に近い方のオーガ26b
に導く形状に形成されている。そのほかは、第2の実施
形態の現像装置40と同じ構成となっている。
【0057】この現像装置50では、現像剤担持ロール
22の現像領域Dへの単位時間当たりの現像剤搬送量
は、ロール軸方向の長さが300mmであるので、周速
と単位面積当たりの搬送量から68.9g/secに設
定されている。一方、オーガ26a,26bのフィンの
径は12mm、オーガを貫通しているシャフトの径は5
mm、オーガのフィンピッチは24mm、オーガ回転数
は700rpmである。このような条件下で、現像剤が
オーガ26a,26b全体を覆った状態での現像剤搬送
量は65.4g/sec、現像剤がオーガ26a,26
bの断面積の80%分を覆った状態では、現像剤搬送量
は52.31g/secである。つまり、現像剤担持ロ
ール22の現像剤搬送量の方がオーガ26a,26bの
現像剤搬送量よりも多い状態となっている。この場合
に、現像剤供給口29に近い方のオーガ26bに確実に
現像剤を還流させないと、オーガ26bが現像剤を現像
剤供給口29に供給しながらオーガ26bの軸方向への
現像剤搬送を続けている間に、現像剤が枯渇して現像剤
担持ロール22に現像剤が供給されなくなってしまう。
つまり、現像剤担持ロール22上で、ロール軸方向の片
側に現像剤層が形成されない部分が生じ、ひいては、得
られる画像に画像欠落部が発生する恐れがある。
【0058】そこで、本実施形態では、図9に示すよう
に、ガイド56の先端部56aを延長することにより、
現像剤を現像剤供給口29に近い方のオーガ26に導く
ようにした。現像装置の流れを確認するために、現像装
置50を構成する筐体28の一部を透明ポリカーボネイ
ト板に交換し現像剤の流れを目視により観察した。その
結果、第2の現像剤運搬ロール24_2から投げ上げら
れた現像剤はガイド56に沿って、現像剤供給口29に
近い方のオーガ26bへ確実に供給されているのが確認
された。なお、ガイド56に衝突する現像剤のうちに
は、ガイド56に跳ね返されて極く僅かな現像剤が現像
剤供給口29から遠い方のオーガ26aに落下している
のが認められた。
【0059】このように、現像剤攪拌部21のオーガ2
6a,26bの回転軸方向への単位時間当たりの現像剤
搬送量が、現像剤担持ロール22の現像領域Dへの単位
時間当たりの現像剤搬送量よりも小さい時は、オーガの
回転による現像剤へのストレスは小さいものの、一対の
オーガのうち現像剤供給口29から遠い方のオーガ26
aに現像剤を還流させると、現像剤供給口29に近い方
のオーガ26bでは、現像剤が軸方向に移動している間
に現像剤が枯渇してしまう。この問題を回避するために
は現像剤を現像剤供給口29に近い方のオーガ26bに
確実に、還流した現像剤を供給しなければならない。本
実施形態の現像装置50は、ガイド56を用いて現像剤
供給口29に近い方のオーガ26bに確実に現像剤を供
給するようにしている。従って、オーガによる現像剤へ
のストレスを最小限にしながら現像剤担持ロール22へ
の現像剤供給は安定化させることができる。
【0060】図10は、図9に示した現像装置のガイド
の機能を補う補助ガイドを設けた態様を示す図である。
図10に示すように、この現像装置50’には、ガイド
56に跳ね返えされた現像剤をさらに現像剤供給口29
に近い方のオーガ26bへ導く補助ガイド57が設けら
れている。こうすることにより、ほとんどすべての現像
剤が現像剤供給口29に近い方のオーガ26bへ確実に
供給することができる。
【0061】図10の現像装置50’を用いて、オーガ
26a,26bの回転数を、700rpm、500rp
m、および300rpmの3段階に変更してそれぞれ1
時間現像装置を駆動し続け、その時の現像剤層の形成状
態を観察した。現像剤がオーガ26a,26bの断面を
ほぼ80%分覆った時の現像剤搬送量は、それぞれ、5
2.31g/sec、37.4g/sec、および2
2.4g/secであり、現像剤担持ロール22の現像
剤搬送量より少ない。この実験の結果は、いずれの場合
も、現像剤担持ロール22のロール軸方向全域に渡り均
一な現像剤層が形成されており、本実施形態の効果を確
認することができた。
【0062】次に、本発明の現像装置の第4の実施形態
について説明する。図11は、本発明の現像装置の第4
の実施形態を示す概略構成図である。図11に示す現像
装置60は、図9に示した第3の実施形態の現像装置5
0とほぼ類似の構成を有しているが、この現像装置60
では、オーガ26a,26bの回転軸方向への単位時間
当たりの現像剤搬送量が、現像剤担持ロール22の現像
領域Dへの単位時間当たりの現像剤搬送量よりも大きく
設定されおり、かつ、ガイド66が現像剤運搬ロール2
4_2によって投げ上げられた現像剤を一対のオーガ2
6a,26bのうちの現像剤供給口29から遠い方のオ
ーガ26aに導く形状に形成されている。そのほかは、
第3の実施形態の現像装置50と同じ構成となってい
る。
【0063】この現像装置60では、オーガ26a,2
6bの回転速度を1200rpmとし、かつ現像剤がオ
ーガ断面積の約80%を覆うようにした時の現像剤搬送
量は、90g/secであり、現像剤担持ロール22の
現像剤搬送量68.9g/secより大きく設定されて
いる。この現像装置60の場合、前述したような、オー
ガ26a,26bが現像剤を供給しながらオーガ軸方向
へ搬送を続けている間に、現像剤が枯渇して現像剤が現
像剤担持ロール22に供給されなくなるような現象が起
こることはない。この現像装置60では、オーガ回転速
度が高いので現像剤へのストレスは第3の実施形態にお
けるよりも大きいが、撹拌を終えた均一なトナー濃度の
現像剤が現像剤担持ロールへと常に供給されるので画像
濃度にむらが生じないという利点を有する。このような
状態を確実に得るためには、現像剤を現像剤供給口29
から遠い方のオーガ26aに還流現像剤を戻さなければ
ならない。
【0064】本実施形態では、図11に示すように、ガ
イド66の先端部66aを現像剤供給口29から遠い方
のオーガ26aの上部まで延長した。現像剤の流れを確
認するために、現像装置60を構成する筐体28の一部
を透明ポリカーボネイト板に交換し現像剤の流れを目視
により観察した。その結果、第2の現像剤運搬ロール2
4_2から投げ上げられた現像剤はガイド66に沿っ
て、確実にオーガ26aに供給されていることが確認さ
れた。
【0065】この現像装置60で、オーガ回転数を12
00rpm、1400rpm、および1600rpmの
3条件で、それぞれ1時間ずつ現像装置を駆動し続け、
その間の現像剤の現像剤撹拌部への収納状態を観察し
た。オーガの断面積をほぼ80%分覆った時の現像剤搬
送量は、上記の各オーガ回転数でそれぞれ89.8g/
sec、104g/sec、120g/secであっ
た。これらはいずれも現像剤担持ロール22の現像剤搬
送量より多いが、実験の結果は、いずれの場合も現像剤
の収納位置がずれることなく、現像剤供給口29から遠
い方のオーガ26aに現像剤は安定して収納されてお
り、本実施形態の効果を確認することができた。
【0066】このように、オーガ26a,26bの回転
軸方向への単位時間当たりの現像剤搬送量が、現像剤担
持ロール22の現像領域Dへの単位時間当たりの現像剤
搬送量よりも大きい時、一対のオーガのうち、現像剤供
給口29から遠い方のオーガ26aへ現像剤を供給して
も現像剤供給口29に近い方のオーガ26bでは、現像
剤が軸方向に移動している間に現像剤が枯渇してしまう
ことはなく、常に撹拌を終えたトナー濃度の均一な現像
剤が現像剤担持ロール22に供給される。この状態を得
るためには還流された現像剤を現像剤供給口29から遠
い方のオーガ26aへ確実に供給する必要があり、本実
施形態の現像装置60では、ガイド66を用いて確実に
オーガ26aに供給するようにしている。従って、現像
剤担持ロール22の回転軸方向全域にわたってトナー濃
度の均一な現像剤を供給することができる。
【0067】次に、本発明の現像装置の第5の実施形態
について説明する。図12は、本発明の現像装置の第5
の実施形態を示す概略構成図である。図12に示す現像
装置70は、図9に示した第3の実施形態の現像装置5
0とほぼ類似の構成を有しているが、この現像装置70
では、現像装置50のオーガ26a,26b間に設けら
れていた、現像剤撹拌部を2つの領域に区分する板状の
しきり部材38を取り外した構成となっている。すなわ
ち、この現像装置70では、現像剤撹拌部71の現像剤
収納部77が、一対のオーガ26a,26bの回転軸方
向の現像剤撹拌領域全域にわたって2本のオーガ間での
現像剤の相互移動を許容するものであって、かつ、ガイ
ド76が、現像剤運搬ロール24_2によって投げ上げ
られた現像剤を、一対のオーガ26a,26bの中間に
導くものとして構成されている。そのほかは、第3の実
施形態の現像装置50と同じ構成である。
【0068】オーガ26a,26bの回転数は700r
pmとし、現像剤の量をオーガがほぼ埋没するような量
とした時の現像剤搬送量は65g/secであり、現像
剤担持ロール22の現像剤搬送量68.9g/secよ
りは少ない。オーガ26a,26bを回転させると現像
剤はオーガのフィンの向きにより軸方向に往復する方向
の流動を示すが、同時に、軸方向と直角の方向にも流動
する。こうして、オーガの軸方向の現像剤撹拌領域全域
で一対のオーガ相互間で現像剤が往復する結果、短時間
でトナー濃度の均一性が得られる。このように現像剤撹
拌部71を構成したことにより、第4の実施形態のよう
にオーガ回転数を高く設定しなくても、トナー濃度の均
一性を高めることができ、かつ、オーガの現像剤搬送量
が低くても現像剤担持ロール22のロール軸方向に現像
剤層のむらが生じにくいという利点がある。
【0069】しかし、この構成においては、オーガ軸方
向の現像剤撹拌効率よりもオーガ相互間の現像剤撹拌効
率の方が高いという現象が見られる。これは、2本のオ
ーガ相互間の現像剤の流れが互いにぶつかり合うる位置
で小さな渦流が生じているためである。従ってこの構成
において高い撹拌効率を得るためには、一対のオーガ2
6a,26bの中間に現像剤を確実に供給する必要があ
る。そこで、本実施形態では、図12に示すように、ガ
イド76の先端部76aをオーガ26a,26bの中間
の位置の上方に延長してある。現像剤の流れを確認する
ために、現像装置70を構成する筐体28の一部を透明
ポリカーボネイト板に交換し現像剤の流れを目視により
観察した。その結果、現像剤は安定して確実にオーガ2
6a,26bの中間に供給されており、現像剤担持ロー
ル上の現像剤層も軸方向にわたって均一となっていて本
実施形態の効果を確認することができた。なお、この現
像装置70に、第3の実施形態のような補助ガイドを取
り付けてもよい。
【0070】このように、現像剤撹拌部71の現像剤収
納部77が、一対のオーガ26a,26bの回転軸方向
の現像剤撹拌領域全域にわたって2本のオーガ間での現
像剤の相互移動を許容するものとして構成されている
と、2本のオーガ間では互いに異なる方向の流れがぶつ
かり乱流状態となり撹拌の効率が上昇する。本実施形態
の現像装置70では、ガイド76によって第2の現像剤
運搬ロール24_2によって投げ上げられた現像剤が一
対のオーガ26a,26bの中間に導かれるため、還流
された現像剤は直ちに現像剤撹拌部71内の現像剤と混
合され、現像剤撹拌部71内の現像剤のトナー濃度は短
時間で均一化される。従って、オーガ回転軸方向の搬送
力の大きさに関わらず、常にトナー濃度の均一な現像剤
を安定して現像剤担持ロール22に供給することができ
る。
【0071】次に、本発明の現像装置の第6の実施形態
について説明する。図13は、図3に示した、各ロール
に内蔵された固定磁石とは異なる磁極配置を有する固定
磁石の磁極配置図である。図13には、図3に示したも
のと同様の現像剤担持ロール22および第1の現像剤運
搬ロール24_1と、図3に示した第2の現像剤運搬ロ
ール24_2とは構造の異なる第2の現像剤運搬ロール
34_2とが示されている。
【0072】現像剤担持ロール22および第1の現像剤
運搬ロール24_1の磁極配置は図3と同一であるので
説明は省略する。第2の現像剤運搬ロール34_2は、
表面に現像剤を担持して回転するスリーブ34_2a
と、スリーブ34_2a内部に配備された、第1の現像
剤運搬ロール24_1から現像剤を受け取る受取位置R
3にN極が形成され、現像剤を上方に投げ上げる投上位
置Tよりもやや回転方向上流側にS極が形成された固定
磁石34_2bとを有している。
【0073】第2の現像剤運搬ロール34_2からの現
像剤の離脱は、固定磁石24_2bのS極から遠ざか
り、磁力が低くなって現像剤の遠心力が打ち勝つ位置T
で行われる。本実施形態では、現像剤運搬ロール34_
2の回転軸を通る水平面から反時計回りに約30度のと
ころに投上位置Tが形成される。現像剤運搬ロール34
_2の磁極をこのように配置することにより、現像剤撹
拌部に近接している場所には磁極は存在せず、丁度現像
剤撹拌部とは反対側に磁極が配置されており、現像剤運
搬ロール34_2の固定磁石34_2bによる磁力線の
影響が現像剤撹拌部に及ぶことの無いように構成されて
いる。従って、この領域に磁極が存在する場合に、投げ
上げられた現像剤に磁気吸引力が及んで現像剤の飛翔性
を低下させ現像剤運搬ロール34_2に逆流する現象の
発生を確実に防止することができる。
【0074】このように構成された現像装置を用い、現
像剤撹拌部にキャリアを入れた後、その上にトナー濃度
5%となる量のトナーを入れて撹拌を行った。比較例と
して第3の実施形態の現像剤運搬ロール24_2を用
い、他の条件を同一としてトーナ帯電量の立ち上がり特
性を測定した。その結果、トナー帯電量の立ち上がりは
本実施形態の方が第3の実施形態よりも早くしかも安定
していた。これは、第3の実施形態におけるように現像
装置撹拌部に近接した場所に磁極が存在すると、現像剤
収納部内の現像剤は磁界がかかった状態で撹拌されるこ
とになり、磁気を帯びた磁性粒子が互いに結合し合いチ
ェーン状態となって現像剤の流動を妨げ撹拌性能を低下
させるためである。
【0075】次に、上記の各実施形態における現像剤の
搬送経路を以下のように変更した実施形態について説明
する。図14は、現像剤担持ロールへの現像剤の供給経
路を変更した実施形態の概要図である。図14に示すよ
うに、この現像装置70’では、図11に示した第4の
実施形態の現像装置60のようにオーガ26bの外側に
設けた現像剤供給口29(図2参照)からシュート30
を用いて現像剤担持ロール22に現像剤を供給する代わ
りに、オーガ26aの外側に設けた現像剤供給口29’
からシュート30’を用いて現像剤担持ロール22に現
像剤を供給するように構成されている。そのほかの構成
は第4の実施形態の現像装置60と同様である。
【0076】なお、この現像装置70’のガイド66
は、第4の実施形態の現像装置60におけるガイドと同
じ形状としてある。このように、現像剤を第2の現像剤
運搬ロール24_2の近傍を落下させる構成としても、
現像剤撹拌部21’と第2の現像剤運搬ロール24_2
との間に磁界が存在しないので、現像剤の落下供給が妨
げられることはない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
によれば、現像剤担持ロール上の、現像終了後の現像剤
を、現像剤担持ロールの上方に配置された現像剤撹拌部
に向かって遠心力で投げ上げる現像剤運搬ロールを備え
たことにより、十分な現像剤撹拌性能を有する小型の現
像剤撹拌部が得られ、長期間安定した画像品質が得られ
る小型タンデム画像形成装置に好適な小型の現像装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置を用いた小型タンデム方式の
画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の現像装置の第1の実施形態を示す概略
構成図である。
【図3】第1の実施形態に用いられた各ロールに内蔵さ
れた固定磁石の磁極配置図である。
【図4】比較例1としての従来の現像装置の概略構成図
である。
【図5】比較例2としての従来の現像装置の概略構成図
である。
【図6】第1の実施形態、比較例1,2の各現像装置に
ついての現像時間とトナー帯電量との関係を示すグラフ
である。
【図7】本発明の現像装置の第2の実施形態を示す概略
構成図である。
【図8】図7に示した現像装置の筐体の一部がガイドを
兼ねたものとして構成された態様を示している。
【図9】本発明の現像装置の第3の実施形態を示す概略
構成図である。
【図10】図9に示した現像装置のガイドの機能を補う
補助ガイドを設けた態様を示す図である。
【図11】本発明の現像装置の第4の実施形態を示す概
略構成図である。
【図12】本発明の現像装置の第5の実施形態を示す概
略構成図である。
【図13】図3に示した、各ロールに内蔵された固定磁
石とは異なる磁極配置を有する固定磁石の磁極配置図で
ある。
【図14】現像剤担持ロールへの現像剤の供給経路を変
更した実施形態の概要図である。
【図15】従来のタンデム方式の画像形成装置の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 像担持体ドラム 2 帯電器 3 光ビーム走査装置 5 転写帯電器 6 クリーナ 7 転写材搬送ベルト 8 転写材収納トレイ 9 転写材供給装置 10 原稿読取部 11 定着器 20 現像装置 21 現像剤攪拌部 22 現像剤担持ロール 22_1 スリーブ 22_2 固定磁石 23 現像剤運搬手段 24_1,24_2 現像剤運搬ロール 24_1a,24_2a スリーブ 24_1b,24_2b 固定磁石 26a,26b オーガ 27 現像剤収納部 28,28’ 筐体 29,29’ 現像剤供給口 30 シュート 31 層厚規制部材 34_2 現像剤運搬ロール 34_2a スリーブ 34_2b 固定磁石 36 ガイド 38 しきり部材 40,40’ 現像装置 50,50’ 現像装置 56 ガイド 57 補助ガイド 56a 先端部 60 現像装置 66 ガイド 66a 先端部 70,70’ 現像装置 71 現像剤撹拌部 76 ガイド 76a 先端部 77 現像剤収納部 80 現像装置 81 現像剤攪拌部 82 現像剤担持ロール 83 現像剤運搬手段 84_1,84_2 現像剤搬送ロール 86a,86b オーガ 89 スクレーパ 90 現像装置 93 現像剤運搬手段 94_1,94_2,94_3 現像剤搬送ロール 96a,96b オーガ 100a,100b,・・・ ゼログラフィプロセス
部 101 像担持体ドラム 102 露光装置 103 現像装置 104 転写装置 105 クリーニング装置 106 被転写体搬送ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 琢 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持して所定の方向に移動す
    る像担持体に所定の現像領域において近接もしくは接触
    するように配置され、供給されたトナーおよび磁性キャ
    リアからなる現像剤を表面に担持して前記現像領域を経
    由した搬送経路に沿って循環する現像剤担持ロール、 それぞれの回転軸が水平方向を向くように互いに並べて
    配置され、回転により現像剤を回転軸方向かつ互いに逆
    方向に搬送して現像剤を撹拌する一対のオーガと、現像
    剤を前記現像剤担持ロールに向けて落下させる現像剤供
    給口とを有する、前記現像剤担持ロールの上方に配置さ
    れた現像剤攪拌部、 現像剤を表面に担持して途中まで持ち上げた後、上方に
    位置する前記現像剤攪拌部に遠心力で投げ上げる現像剤
    運搬ロールを有する、前記現像剤担持ロールから前記現
    像領域を通過した後の現像剤を受け取って、受け取った
    現像剤を前記現像剤攪拌部に運搬する現像剤運搬手段、
    および前記現像剤担持ロール、前記現像剤攪拌部、およ
    び前記現像剤運搬ロールを収容する筐体を備えたことを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤運搬ロールが、表面に現像剤
    を担持して回転するスリーブと、該スリーブ内部の、該
    スリーブの回転方向に沿って、現像剤を受け取る受取位
    置と現像剤を上方に投げ上げる投上位置との間に複数の
    磁極が配備された固定磁石とを有するものであることを
    特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤運搬ロールによって投げ上げ
    られた現像剤を前記現像剤攪拌部に導くガイドを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記オーガの回転軸方向への単位時間当
    たりの現像剤搬送量が、前記現像剤担持ロールの前記現
    像領域への単位時間当たりの現像剤搬送量よりも小さく
    設定されおり、かつ前記ガイドが、前記現像剤運搬ロー
    ルによって投げ上げられた現像剤を前記一対のオーガの
    うちの前記現像剤供給口に近い方のオーガに導くもので
    あることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記オーガの回転軸方向への単位時間当
    たりの現像剤搬送量が、前記現像剤担持ロールの前記現
    像領域への単位時間当たりの現像剤搬送量よりも大きく
    設定されており、かつ前記ガイドが、前記現像剤運搬ロ
    ールによって投げ上げられた現像剤を前記一対のオーガ
    のうちの前記現像剤供給口から遠い方のオーガに導くも
    のであることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤攪拌部が、前記一対のオーガ
    の回転軸方向の現像剤撹拌領域全域にわたって2本のオ
    ーガ間での現像剤の相互移動を許容するものであって、
    かつ前記ガイドが、前記現像剤運搬ロールによって投げ
    上げられた現像剤を、前記一対のオーガの中間に導くも
    のであることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記筐体の一部が、前記ガイドを兼ねた
    ものであることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイドが、該ガイドの、前記現像剤
    運搬ロールによって投げ上げられた現像剤と接触する部
    位に緩衝部材を有するものであることを特徴とする請求
    項1記載の現像装置。
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