JPH1117589A - 反響信号除去装置 - Google Patents
反響信号除去装置Info
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- JPH1117589A JPH1117589A JP17161097A JP17161097A JPH1117589A JP H1117589 A JPH1117589 A JP H1117589A JP 17161097 A JP17161097 A JP 17161097A JP 17161097 A JP17161097 A JP 17161097A JP H1117589 A JPH1117589 A JP H1117589A
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Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 送話信号が背景雑音のみの状態となった場合
に,それに相当する疑似背景雑音を生成し,背景雑音を
除去された送話信号に加算することが可能な反響信号除
去装置を提供する。 【解決手段】 まず反響信号除去手段31により送話信
号から反響信号が除去されるが,その際,背景雑音も同
時に除去される。そこで,有声/無声判別手段1及び2
により送話信号と受話信号とが共に無声状態であると判
別された場合に,その送話信号を用いて疑似背景雑音生
成手段47により,疑似背景雑音を生成し,加算器40
により原信号に加える。上記疑似背景雑音は,送話信号
と受話信号とが共に無声状態となる度に更新されるた
め,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合にも更新さ
れ,また,重み付け加算器により,更新前及び後の疑似
背景雑音をそれぞれ滑らかに減衰,増加させ,信号が不
連続となることを防止する。
に,それに相当する疑似背景雑音を生成し,背景雑音を
除去された送話信号に加算することが可能な反響信号除
去装置を提供する。 【解決手段】 まず反響信号除去手段31により送話信
号から反響信号が除去されるが,その際,背景雑音も同
時に除去される。そこで,有声/無声判別手段1及び2
により送話信号と受話信号とが共に無声状態であると判
別された場合に,その送話信号を用いて疑似背景雑音生
成手段47により,疑似背景雑音を生成し,加算器40
により原信号に加える。上記疑似背景雑音は,送話信号
と受話信号とが共に無声状態となる度に更新されるた
め,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合にも更新さ
れ,また,重み付け加算器により,更新前及び後の疑似
背景雑音をそれぞれ滑らかに減衰,増加させ,信号が不
連続となることを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,反響信号除去装置
に係り,詳しくは,送話路を流れる送話信号から反響信
号を除去する際に該反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成し,反響信号を除去した
後の送話信号に上記疑似背景雑音を加算するようにした
反響信号除去装置に関するものである。
に係り,詳しくは,送話路を流れる送話信号から反響信
号を除去する際に該反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成し,反響信号を除去した
後の送話信号に上記疑似背景雑音を加算するようにした
反響信号除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,長距離回線,特に衛星通信回線の
急激な増大やPHS等における減衰のないディジタル回
線とアナログ回線との間での通信の増大などにより,通
信路で発生する反響がその通信品質上大きな問題となっ
ている。このような通信路での反響を消去して高品質の
通信を実現するため,従来から,反響路の入出力信号か
ら反響路特性を推定し,該反響路特性に基づいて近似反
響信号を生成し,これを送話信号から差し引くことによ
り送話信号に含まれる反響信号を消去する反響消去装置
が用いられている。ところが,反響路特性の推定誤差や
演算誤差などにより,上記反響消去装置だけでは反響を
完全に消去することは困難であり,実際には消去残反響
信号が残ってしまう。そこで,このような消去残反響信
号を完全に除去することにより,反響を完全に消去する
ことができる反響信号除去装置が,例えば特開平1−2
98818号公報(以下,従来技術という)に提案され
ている。上記従来技術に係る反響信号除去装置A0は,
図4に示すように,近端話者からの受話信号を遠端話者
の電話機33に伝える受話路IRと,遠端話者からの送
話信号を電話機33から近端話者に伝える送話路IS
と,上記受話路IRと送話路ISとの間に存在する反響
路34とを有する通信路上に,反響消去装置31と消去
残反響信号除去装置32とを具備する。上記反響消去装
置31は,反響路34の入出力信号から反響路特性を推
定し,該反響路特性に基づいて近似反響信号を生成する
近似反響信号生成部35と,該近似反響信号生成部35
により生成された近似反響信号を上記送話路ISを流れ
る送話信号から差し引く加算器36とから構成されてい
る。また,上記消去残反響信号除去装置32は,上記反
響消去装置31からの出力信号から消去残反響信号を除
去するノン・リニア・プロセッサ(以下,NLP)38
と,該NLP38の動作を制御する比較器37と,上記
NLP38により消去残反響信号と共に除去された背景
雑音に相当する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生
成装置47と,該疑似背景雑音生成装置47により生成
された疑似背景雑音を上記NLP38の出力信号に加算
する加算器40と,該加算器40の加算動作を制御する
スイッチ回路39とから構成されている。更に,上記疑
似背景雑音生成装置47は,比較回路41,書き込み制
御回路42,第1の記憶回路43,重み付け回路44,
加算回路45,及び第2の記憶回路46より構成されて
いる。上記NLP38は,その動作時に,その入出力信
号の特性を通常の線形状態(図6(c))から非線形状
態(図6(a)若しくは(b))に変化させることによ
り,上記反響消去装置31の出力信号に含まれる消去残
反響信号を除去する。また上記比較器37は,受話路I
R上を流れる受話信号と送話路ISを流れる送話信号の
レベルを比較し,送話信号のレベルが受話信号のレベル
よりも低い時に,送話信号無し,即ち送話路ISには反
響信号しか流れていないと判断し,上記NLP38を動
作させる。しかしながら,上記NLP38の動作によ
り,送話信号からは消去残信号と共に背景雑音も除去さ
れてしまうため,上記NLP38の動作により送話信号
が不連続となってしまう。そこで上記背景雑音生成装置
47により,消去残反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成し,それを上記加算器4
0により上記NLP38の出力信号に加算することでこ
の問題を解消し,通話品質の低下を防いでいる。以下,
上記背景雑音生成装置47の動作について詳述する。
急激な増大やPHS等における減衰のないディジタル回
線とアナログ回線との間での通信の増大などにより,通
信路で発生する反響がその通信品質上大きな問題となっ
ている。このような通信路での反響を消去して高品質の
通信を実現するため,従来から,反響路の入出力信号か
ら反響路特性を推定し,該反響路特性に基づいて近似反
響信号を生成し,これを送話信号から差し引くことによ
り送話信号に含まれる反響信号を消去する反響消去装置
が用いられている。ところが,反響路特性の推定誤差や
演算誤差などにより,上記反響消去装置だけでは反響を
完全に消去することは困難であり,実際には消去残反響
信号が残ってしまう。そこで,このような消去残反響信
号を完全に除去することにより,反響を完全に消去する
ことができる反響信号除去装置が,例えば特開平1−2
98818号公報(以下,従来技術という)に提案され
ている。上記従来技術に係る反響信号除去装置A0は,
図4に示すように,近端話者からの受話信号を遠端話者
の電話機33に伝える受話路IRと,遠端話者からの送
話信号を電話機33から近端話者に伝える送話路IS
と,上記受話路IRと送話路ISとの間に存在する反響
路34とを有する通信路上に,反響消去装置31と消去
残反響信号除去装置32とを具備する。上記反響消去装
置31は,反響路34の入出力信号から反響路特性を推
定し,該反響路特性に基づいて近似反響信号を生成する
近似反響信号生成部35と,該近似反響信号生成部35
により生成された近似反響信号を上記送話路ISを流れ
る送話信号から差し引く加算器36とから構成されてい
る。また,上記消去残反響信号除去装置32は,上記反
響消去装置31からの出力信号から消去残反響信号を除
去するノン・リニア・プロセッサ(以下,NLP)38
と,該NLP38の動作を制御する比較器37と,上記
NLP38により消去残反響信号と共に除去された背景
雑音に相当する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生
成装置47と,該疑似背景雑音生成装置47により生成
された疑似背景雑音を上記NLP38の出力信号に加算
する加算器40と,該加算器40の加算動作を制御する
スイッチ回路39とから構成されている。更に,上記疑
似背景雑音生成装置47は,比較回路41,書き込み制
御回路42,第1の記憶回路43,重み付け回路44,
加算回路45,及び第2の記憶回路46より構成されて
いる。上記NLP38は,その動作時に,その入出力信
号の特性を通常の線形状態(図6(c))から非線形状
態(図6(a)若しくは(b))に変化させることによ
り,上記反響消去装置31の出力信号に含まれる消去残
反響信号を除去する。また上記比較器37は,受話路I
R上を流れる受話信号と送話路ISを流れる送話信号の
レベルを比較し,送話信号のレベルが受話信号のレベル
よりも低い時に,送話信号無し,即ち送話路ISには反
響信号しか流れていないと判断し,上記NLP38を動
作させる。しかしながら,上記NLP38の動作によ
り,送話信号からは消去残信号と共に背景雑音も除去さ
れてしまうため,上記NLP38の動作により送話信号
が不連続となってしまう。そこで上記背景雑音生成装置
47により,消去残反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成し,それを上記加算器4
0により上記NLP38の出力信号に加算することでこ
の問題を解消し,通話品質の低下を防いでいる。以下,
上記背景雑音生成装置47の動作について詳述する。
【0003】まず,比較回路41は,上記反響消去装置
31の出力信号と,第1の記憶回路43に記憶されてい
る信号のレベルを比較し,上記反響消去装置31の出力
信号のレベルの方が低くなった時,書き込み制御回路4
2によりその出力信号を背景雑音信号として上記第1の
記憶回路43に記憶させる。これは,信号が背景雑音だ
けになった時,信号レベルが最も低くなるという特性を
利用したものであり,上記第1の記憶回路43には常に
その時点で最も低いレベルの送話信号そのものが背景雑
音として記憶される。ここで,上記第1の記憶回路43
に記憶されている信号は有限長さの信号であるため,こ
れを繰り返し用いて無限長さの信号とし,しかもその繋
ぎ目の不連続性を解消するために,図5に示すような処
理を行う。即ち,まず重み付け回路44により,上記第
1の記憶回路43に記憶された信号の両端部分が0にな
るように重み付けし,加算回路45により上記信号を前
後に2分割したα部分,β部分を足し合わせて新しい信
号を生成し,これを疑似背景雑音として第2の記憶回路
46に記憶させる。新しく生成した疑似背景雑音の両端
部は上記α部分,β部分の分割部であるため必ず連続と
なる。上記スイッチ回路39は,NLP38の動作時に
上記加算器40を動作させ,上記第2の記憶回路46に
記憶された疑似背景雑音を上記NLP38の出力信号に
加算する。
31の出力信号と,第1の記憶回路43に記憶されてい
る信号のレベルを比較し,上記反響消去装置31の出力
信号のレベルの方が低くなった時,書き込み制御回路4
2によりその出力信号を背景雑音信号として上記第1の
記憶回路43に記憶させる。これは,信号が背景雑音だ
けになった時,信号レベルが最も低くなるという特性を
利用したものであり,上記第1の記憶回路43には常に
その時点で最も低いレベルの送話信号そのものが背景雑
音として記憶される。ここで,上記第1の記憶回路43
に記憶されている信号は有限長さの信号であるため,こ
れを繰り返し用いて無限長さの信号とし,しかもその繋
ぎ目の不連続性を解消するために,図5に示すような処
理を行う。即ち,まず重み付け回路44により,上記第
1の記憶回路43に記憶された信号の両端部分が0にな
るように重み付けし,加算回路45により上記信号を前
後に2分割したα部分,β部分を足し合わせて新しい信
号を生成し,これを疑似背景雑音として第2の記憶回路
46に記憶させる。新しく生成した疑似背景雑音の両端
部は上記α部分,β部分の分割部であるため必ず連続と
なる。上記スイッチ回路39は,NLP38の動作時に
上記加算器40を動作させ,上記第2の記憶回路46に
記憶された疑似背景雑音を上記NLP38の出力信号に
加算する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では,上
述のように,送話信号の信号レベルがその時点までの最
小値になった時,上記送話信号は背景雑音のみであると
判断し,その時の送話信号を記憶し,疑似背景雑音とし
て使用している。ところが,送話信号の信号レベルがそ
れまでの最小値となっても,その時の送話信号が背景雑
音のみであるとは限らない。通話開始直後など,送話信
号,受話信号が共に無声である状態がくるまでの間は,
送話信号の信号レベルがそれまでで最小であっても,送
話信号は背景雑音のみではない。このように,上記従来
技術では,通話信号が含まれた送話信号を疑似背景雑音
として利用してしまう可能性があった。また,上記従来
技術では,送話信号が純然たる背景雑音のみとなった場
合でも,送話信号の信号レベルがその時点までの最小値
でなければ疑似背景雑音は更新されない。従って,背景
雑音の信号レベルがある時点で大きくなったような場合
には,送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となって
も,疑似背景雑音は更新されず古い疑似背景雑音がその
まま用いられる。このように,上記従来技術では,たと
え送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となっても,
背景雑音の信号レベルが大きくなる場合には対応できな
いという問題点があった。更に,上記従来技術では,疑
似背景雑音が更新されない間は,短い背景雑音をつなぎ
合わせて疑似背景雑音を生成する際の繋ぎ目の連続性は
保たれるが,疑似背景雑音が更新される時の更新前後の
繋ぎ目の処理は成されていないため,疑似背景雑音が更
新される際にはその繋ぎ目が不連続となってしまうとい
う問題点もあった。更に,短い背景雑音を繋ぎ合わせて
疑似背景雑音を生成しているため,不自然なうなりを生
ずる可能性があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり,その目的とするところは,送話信号が純
然たる背景雑音のみの状態となった場合に,常にその時
点での背景雑音に相当する疑似背景雑音を精度良く生成
し,背景雑音を除去された送話信号に加算することが可
能な反響信号除去装置を提供することである。更には,
疑似背景雑音の更新時に信号が不連続とならない反響信
号除去装置を提供することである。
述のように,送話信号の信号レベルがその時点までの最
小値になった時,上記送話信号は背景雑音のみであると
判断し,その時の送話信号を記憶し,疑似背景雑音とし
て使用している。ところが,送話信号の信号レベルがそ
れまでの最小値となっても,その時の送話信号が背景雑
音のみであるとは限らない。通話開始直後など,送話信
号,受話信号が共に無声である状態がくるまでの間は,
送話信号の信号レベルがそれまでで最小であっても,送
話信号は背景雑音のみではない。このように,上記従来
技術では,通話信号が含まれた送話信号を疑似背景雑音
として利用してしまう可能性があった。また,上記従来
技術では,送話信号が純然たる背景雑音のみとなった場
合でも,送話信号の信号レベルがその時点までの最小値
でなければ疑似背景雑音は更新されない。従って,背景
雑音の信号レベルがある時点で大きくなったような場合
には,送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となって
も,疑似背景雑音は更新されず古い疑似背景雑音がその
まま用いられる。このように,上記従来技術では,たと
え送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となっても,
背景雑音の信号レベルが大きくなる場合には対応できな
いという問題点があった。更に,上記従来技術では,疑
似背景雑音が更新されない間は,短い背景雑音をつなぎ
合わせて疑似背景雑音を生成する際の繋ぎ目の連続性は
保たれるが,疑似背景雑音が更新される時の更新前後の
繋ぎ目の処理は成されていないため,疑似背景雑音が更
新される際にはその繋ぎ目が不連続となってしまうとい
う問題点もあった。更に,短い背景雑音を繋ぎ合わせて
疑似背景雑音を生成しているため,不自然なうなりを生
ずる可能性があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり,その目的とするところは,送話信号が純
然たる背景雑音のみの状態となった場合に,常にその時
点での背景雑音に相当する疑似背景雑音を精度良く生成
し,背景雑音を除去された送話信号に加算することが可
能な反響信号除去装置を提供することである。更には,
疑似背景雑音の更新時に信号が不連続とならない反響信
号除去装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は,送話路上に設置され,受話路と上記送
話路の間の反響路からの反響信号を,背景雑音と共に上
記送話路上を流れる送話信号から除去する反響信号除去
手段と,上記送話路を流れる送話信号を用いて,上記送
話信号に含まれる背景雑音に相当する疑似背景雑音を生
成する疑似背景雑音生成手段と,上記反響信号除去手段
の出力側に接続され,該反響信号除去手段の出力信号
に,上記疑似背景雑音生成手段により生成された疑似背
景雑音を加算する疑似背景雑音加算手段とを具備する反
響信号除去装置において,上記受話路を流れる受話信号
及び上記送話路を流れる送話信号の有声/無声状態を判
別する有声/無声判別手段と,上記有声/無声判別手段
により上記送話信号と受話信号とが共に無声状態である
と判別された場合に,上記疑似背景雑音生成手段を動作
させる制御手段とを具備してなることを特徴とする反響
信号除去装置として構成されている。また,上記疑似背
景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化し
た場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続す
る第1の疑似背景雑音接続手段を具備することにより,
疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続となることを防
止できる。上記第1の疑似背景雑音接続手段としては,
例えば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,
上記変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の
上記減衰,増加部分を加算する第1の重み付け加算器を
用いることができる。更に,上記疑似背景雑音生成手段
を,上記送話路を流れる送話信号のスペクトルを計測す
るスペクトル計測手段と,定常音信号を生成する定常音
信号生成手段と,上記スペクトル計測手段により計測さ
れた送話信号のスペクトルと上記定常音信号生成手段に
より生成された定常音信号とに基づいて,上記疑似背景
雑音を生成する生成手段とを具備して構成することによ
り,うなりのない自然な疑似背景雑音を生成することが
できる。尚,例えば上記スペクトル計測手段としてはL
PC分析器を,上記定常音信号生成手段で生成される定
常音信号としてはホワイトノイズをそれぞれ用いること
ができる。
に第1の発明は,送話路上に設置され,受話路と上記送
話路の間の反響路からの反響信号を,背景雑音と共に上
記送話路上を流れる送話信号から除去する反響信号除去
手段と,上記送話路を流れる送話信号を用いて,上記送
話信号に含まれる背景雑音に相当する疑似背景雑音を生
成する疑似背景雑音生成手段と,上記反響信号除去手段
の出力側に接続され,該反響信号除去手段の出力信号
に,上記疑似背景雑音生成手段により生成された疑似背
景雑音を加算する疑似背景雑音加算手段とを具備する反
響信号除去装置において,上記受話路を流れる受話信号
及び上記送話路を流れる送話信号の有声/無声状態を判
別する有声/無声判別手段と,上記有声/無声判別手段
により上記送話信号と受話信号とが共に無声状態である
と判別された場合に,上記疑似背景雑音生成手段を動作
させる制御手段とを具備してなることを特徴とする反響
信号除去装置として構成されている。また,上記疑似背
景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化し
た場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続す
る第1の疑似背景雑音接続手段を具備することにより,
疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続となることを防
止できる。上記第1の疑似背景雑音接続手段としては,
例えば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,
上記変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の
上記減衰,増加部分を加算する第1の重み付け加算器を
用いることができる。更に,上記疑似背景雑音生成手段
を,上記送話路を流れる送話信号のスペクトルを計測す
るスペクトル計測手段と,定常音信号を生成する定常音
信号生成手段と,上記スペクトル計測手段により計測さ
れた送話信号のスペクトルと上記定常音信号生成手段に
より生成された定常音信号とに基づいて,上記疑似背景
雑音を生成する生成手段とを具備して構成することによ
り,うなりのない自然な疑似背景雑音を生成することが
できる。尚,例えば上記スペクトル計測手段としてはL
PC分析器を,上記定常音信号生成手段で生成される定
常音信号としてはホワイトノイズをそれぞれ用いること
ができる。
【0006】また,第2の発明は,送話路上に設置さ
れ,受話路と上記送話路の間の反響路からの反響信号
を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送話信号から
除去する反響信号除去手段と,上記送話路を流れる送話
信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景雑音に相当
する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生成手段と,
上記反響信号除去手段の出力側に接続され,該反響信号
除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生成手段によ
り生成された疑似背景雑音を加算する疑似背景雑音加算
手段とを具備する反響信号除去装置において,上記疑似
背景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化
した場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続
する第2の疑似背景雑音接続手段を具備してなることを
特徴とする反響信号除去装置として構成されている。上
記第2の疑似背景雑音接続手段としては,例えば上記変
化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記変化後の
疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記減衰,増
加部分を加算する第2の重み付け加算器を用いることが
できる。
れ,受話路と上記送話路の間の反響路からの反響信号
を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送話信号から
除去する反響信号除去手段と,上記送話路を流れる送話
信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景雑音に相当
する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生成手段と,
上記反響信号除去手段の出力側に接続され,該反響信号
除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生成手段によ
り生成された疑似背景雑音を加算する疑似背景雑音加算
手段とを具備する反響信号除去装置において,上記疑似
背景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化
した場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続
する第2の疑似背景雑音接続手段を具備してなることを
特徴とする反響信号除去装置として構成されている。上
記第2の疑似背景雑音接続手段としては,例えば上記変
化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記変化後の
疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記減衰,増
加部分を加算する第2の重み付け加算器を用いることが
できる。
【0007】
【作用】上記第1の発明では,まず反響信号除去手段に
より送話信号から反響信号が除去されるが,その際,背
景雑音も同時に除去される。そこで,上記反響信号除去
手段からの出力信号に,疑似背景雑音生成手段により生
成された疑似背景雑音が加算されることにより,送話信
号の連続性が維持される。上記疑似背景雑音生成手段
は,例えばLPC分析器等のスペクトル計測手段,ホワ
イトノイズ等の定常音信号を生成する定常音信号生成手
段,及び生成手段により構成される。上記生成手段は,
上記スペクトル計測手段によって得られた送話信号のス
ペクトルと,上記定常音信号生成手段により生成された
定常信号とに基づいて,連続的な疑似背景雑音を生成す
る。従って,疑似背景雑音に不自然なうなり等が生ずる
ことはない。また,上記疑似背景雑音生成手段は,有声
/無声判別手段により送話信号と受話信号とが共に無声
状態であると判別された場合に制御手段により動作させ
られ,それにより上記疑似背景雑音が生成される。従っ
て,通話信号が含まれた送話信号を疑似背景雑音として
利用する不具合は防止される。また,上記疑似背景雑音
は,送話信号と受話信号とが共に無声状態となる度に更
新されるため,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合
でもそれに応じて疑似背景雑音が更新される。また,そ
の疑似背景雑音の更新の際には,その更新前後の疑似背
景雑音は第1の疑似背景雑音接続手段により滑らかに接
続される。従って,疑似背景雑音の更新時に信号が不連
続となることもない。上記第1の疑似背景雑音接続手段
としては,例えば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに
減衰させ,上記変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加さ
せ,両者の上記減衰,増加部分を加算する第1の重み付
け加算器が用いられる。また,上記第2の発明でも,上
記第1の発明と同様,まず反響信号除去手段により送話
信号から反響信号が除去されるが,その際,背景雑音も
同時に除去されるため,上記反響信号除去手段からの出
力信号に,疑似背景雑音生成手段により生成された疑似
背景雑音が加算される。上記疑似背景雑音生成手段は,
所定の時期に動作され,それにより上記疑似背景雑音は
更新されるが,その更新前後の疑似背景雑音は第2の疑
似背景雑音接続手段により滑らかに接続される。従っ
て,疑似背景雑音の更新時に信号が不連続となることも
ない。上記第2の疑似背景雑音接続手段としては,例え
ば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記
変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記
減衰,増加部分を加算する第2の重み付け加算器が用い
られる。
より送話信号から反響信号が除去されるが,その際,背
景雑音も同時に除去される。そこで,上記反響信号除去
手段からの出力信号に,疑似背景雑音生成手段により生
成された疑似背景雑音が加算されることにより,送話信
号の連続性が維持される。上記疑似背景雑音生成手段
は,例えばLPC分析器等のスペクトル計測手段,ホワ
イトノイズ等の定常音信号を生成する定常音信号生成手
段,及び生成手段により構成される。上記生成手段は,
上記スペクトル計測手段によって得られた送話信号のス
ペクトルと,上記定常音信号生成手段により生成された
定常信号とに基づいて,連続的な疑似背景雑音を生成す
る。従って,疑似背景雑音に不自然なうなり等が生ずる
ことはない。また,上記疑似背景雑音生成手段は,有声
/無声判別手段により送話信号と受話信号とが共に無声
状態であると判別された場合に制御手段により動作させ
られ,それにより上記疑似背景雑音が生成される。従っ
て,通話信号が含まれた送話信号を疑似背景雑音として
利用する不具合は防止される。また,上記疑似背景雑音
は,送話信号と受話信号とが共に無声状態となる度に更
新されるため,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合
でもそれに応じて疑似背景雑音が更新される。また,そ
の疑似背景雑音の更新の際には,その更新前後の疑似背
景雑音は第1の疑似背景雑音接続手段により滑らかに接
続される。従って,疑似背景雑音の更新時に信号が不連
続となることもない。上記第1の疑似背景雑音接続手段
としては,例えば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに
減衰させ,上記変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加さ
せ,両者の上記減衰,増加部分を加算する第1の重み付
け加算器が用いられる。また,上記第2の発明でも,上
記第1の発明と同様,まず反響信号除去手段により送話
信号から反響信号が除去されるが,その際,背景雑音も
同時に除去されるため,上記反響信号除去手段からの出
力信号に,疑似背景雑音生成手段により生成された疑似
背景雑音が加算される。上記疑似背景雑音生成手段は,
所定の時期に動作され,それにより上記疑似背景雑音は
更新されるが,その更新前後の疑似背景雑音は第2の疑
似背景雑音接続手段により滑らかに接続される。従っ
て,疑似背景雑音の更新時に信号が不連続となることも
ない。上記第2の疑似背景雑音接続手段としては,例え
ば上記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記
変化後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記
減衰,増加部分を加算する第2の重み付け加算器が用い
られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係る反響信号除去装置A1の概略構成を示す模式
図,図2は上記反響信号除去装置A1に係る疑似背景雑
音加算装置47′による疑似背景雑音生成方法を示す説
明図,図3は上記反響信号除去装置A1に係る重み付け
加算器6による更新前後の疑似背景雑音の接続処理を示
す説明図,図7はサプレッサの特性を示す入出力信号の
相関図である。本実施の形態に係る反響信号除去装置A
1は,図1に示すように,反響消去装置31と消去残反
響信号除去装置32′とで構成されている。尚,上記従
来技術に係る反響信号除去装置A0と共通する部分には
同符号を付してその説明は省略する。上記消去残反響信
号除去装置32′は,NLP38,有声/無声判別器
1,2,疑似背景雑音生成装置47′,スイッチ回路3
9,及び加算器40より構成されている。更に上記疑似
背景雑音生成装置47′は,LPC分析器4(スペクト
ル計測手段の一例),ホワイトノイズ生成器5(定常音
信号生成手段の一例),重み付け加算器6,及び畳み込
み器7,8(生成手段の一例)より構成され,上記NL
P38により消去残反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成する。尚,上記反響消去
装置31と上記NLP38とで上記反響信号除去手段を
構成している。上記有声/無声判別器1,2は,送話路
ISを流れる送話信号,受話路IRを流れる受話信号が
それぞれ有声であるか無声であるかを判断する。この2
つの有声/無声判別器1,2の判別結果に基づいて,以
下のように上記NLP38と上記疑似背景雑音生成装置
3の動作が制御される。(送話信号−有声,受話信号−
有声/無声,の時)
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係る反響信号除去装置A1の概略構成を示す模式
図,図2は上記反響信号除去装置A1に係る疑似背景雑
音加算装置47′による疑似背景雑音生成方法を示す説
明図,図3は上記反響信号除去装置A1に係る重み付け
加算器6による更新前後の疑似背景雑音の接続処理を示
す説明図,図7はサプレッサの特性を示す入出力信号の
相関図である。本実施の形態に係る反響信号除去装置A
1は,図1に示すように,反響消去装置31と消去残反
響信号除去装置32′とで構成されている。尚,上記従
来技術に係る反響信号除去装置A0と共通する部分には
同符号を付してその説明は省略する。上記消去残反響信
号除去装置32′は,NLP38,有声/無声判別器
1,2,疑似背景雑音生成装置47′,スイッチ回路3
9,及び加算器40より構成されている。更に上記疑似
背景雑音生成装置47′は,LPC分析器4(スペクト
ル計測手段の一例),ホワイトノイズ生成器5(定常音
信号生成手段の一例),重み付け加算器6,及び畳み込
み器7,8(生成手段の一例)より構成され,上記NL
P38により消去残反響信号と共に除去された背景雑音
に相当する疑似背景雑音を生成する。尚,上記反響消去
装置31と上記NLP38とで上記反響信号除去手段を
構成している。上記有声/無声判別器1,2は,送話路
ISを流れる送話信号,受話路IRを流れる受話信号が
それぞれ有声であるか無声であるかを判断する。この2
つの有声/無声判別器1,2の判別結果に基づいて,以
下のように上記NLP38と上記疑似背景雑音生成装置
3の動作が制御される。(送話信号−有声,受話信号−
有声/無声,の時)
【0009】まず,上記有声/無声判別器1により送話
信号が有声であると判別されている間は,上記NLP3
8の動作は停止され,その特性は図6(c)に示すよう
な線形状態に保持される。この時,上記有声/無声判別
器2による受話信号の判別結果は参照されない。(送話
信号−無声,受話信号−無声,の時) 上記有声/無声判別器1により送話信号が無声であると
判別され,且つ上記有声/無声判別器2により受話信号
も無声であると判断されている間は,送話路ISを流れ
る反響信号はほとんど無いため,この場合も上記NLP
38の動作は停止される。また,この時(送話・受話信
号が共に無声の時)には,送話路ISを流れる送話信号
は背景雑音のみであるため,該背景雑音を用いて上記疑
似背景雑音生成装置47′により疑似背景雑音が生成さ
れる。ここで,上記疑似背景雑音生成装置47′による
疑似背景雑音生成動作について,図1〜図3を用いて説
明する。LPC分析器4は,送話・受話信号が共に無声
の時,送話路ISを流れる送話信号(背景雑音)を取り
込み,LPC分析を行うことにより該背景雑音のスペク
トルの包絡形状を求める。畳み込み器7では,上記LP
C分析器4により求めた背景雑音のスペクトル包絡形状
と同じスペクトルを持ったフィルタを形成し,該フィル
タにホワイトノイズ生成器5で生成されたホワイトノイ
ズを通すことにより,上記背景雑音と同じスペクトルを
持った疑似背景雑音が生成される(図2参照)。このよ
うに,背景雑音のスペクトルをもったフィルタにホワイ
トノイズを通すことにより疑似背景雑音を生成するた
め,同じスペクトルを用いている間は信号の繋ぎ合わせ
を行う必要がなく,上記従来技術のように短い背景雑音
を繰り返し用いることによる繋ぎ目の不連続性という問
題は発生しない。
信号が有声であると判別されている間は,上記NLP3
8の動作は停止され,その特性は図6(c)に示すよう
な線形状態に保持される。この時,上記有声/無声判別
器2による受話信号の判別結果は参照されない。(送話
信号−無声,受話信号−無声,の時) 上記有声/無声判別器1により送話信号が無声であると
判別され,且つ上記有声/無声判別器2により受話信号
も無声であると判断されている間は,送話路ISを流れ
る反響信号はほとんど無いため,この場合も上記NLP
38の動作は停止される。また,この時(送話・受話信
号が共に無声の時)には,送話路ISを流れる送話信号
は背景雑音のみであるため,該背景雑音を用いて上記疑
似背景雑音生成装置47′により疑似背景雑音が生成さ
れる。ここで,上記疑似背景雑音生成装置47′による
疑似背景雑音生成動作について,図1〜図3を用いて説
明する。LPC分析器4は,送話・受話信号が共に無声
の時,送話路ISを流れる送話信号(背景雑音)を取り
込み,LPC分析を行うことにより該背景雑音のスペク
トルの包絡形状を求める。畳み込み器7では,上記LP
C分析器4により求めた背景雑音のスペクトル包絡形状
と同じスペクトルを持ったフィルタを形成し,該フィル
タにホワイトノイズ生成器5で生成されたホワイトノイ
ズを通すことにより,上記背景雑音と同じスペクトルを
持った疑似背景雑音が生成される(図2参照)。このよ
うに,背景雑音のスペクトルをもったフィルタにホワイ
トノイズを通すことにより疑似背景雑音を生成するた
め,同じスペクトルを用いている間は信号の繋ぎ合わせ
を行う必要がなく,上記従来技術のように短い背景雑音
を繰り返し用いることによる繋ぎ目の不連続性という問
題は発生しない。
【0010】以上の処理が,送話・受話信号が共に無声
の状態となる度に毎回行われ,時々刻々と変化する背景
雑音に対応した疑似背景雑音が生成される。ところが,
疑似背景雑音を更新する際には,その切り換え時に信号
が不連続となる。そこで,疑似背景雑音の更新時には,
図3に示すように,重み付け加算器6により,古い疑似
背景雑音(例えば畳み込み器7により生成)を滑らかに
減衰させ,それと同時に新しい背景雑音(例えば畳み込
み器8により生成)を滑らかに増加させ,それらを加算
することにより切り換え時の信号の急激な変化が防止さ
れる。(送話信号−無声,受話信号−有声,の時) 上記有声/無声判別器1により送話信号が無声であると
判別され,且つ上記有声/無声判別器2により受話信号
が有声であると判断されている間は,送話路ISを流れ
る信号は,受話路IRを流れる受話信号が反響路34に
よって反響した反響信号のみであると判断され,上記N
LP38が動作される。これによって上記NLP38の
入出力信号の特性が非線形状態(図6(a)若しくは
(b))に変化し,上記反響消去装置31の出力信号に
含まれる消去残反響信号が除去される。更に,上記NL
P38の動作に連動してスイッチ回路39が接続され,
上記疑似背景雑音生成装置47′で生成された疑似背景
雑音が,加算器40により上記NLP38の出力信号に
加算される。これにより,上記NLP38の動作により
消去残反響信号と共に除去された背景雑音相当分が補わ
れるため,送話信号の不自然さが解消され,通話品質の
劣化が防止できる。
の状態となる度に毎回行われ,時々刻々と変化する背景
雑音に対応した疑似背景雑音が生成される。ところが,
疑似背景雑音を更新する際には,その切り換え時に信号
が不連続となる。そこで,疑似背景雑音の更新時には,
図3に示すように,重み付け加算器6により,古い疑似
背景雑音(例えば畳み込み器7により生成)を滑らかに
減衰させ,それと同時に新しい背景雑音(例えば畳み込
み器8により生成)を滑らかに増加させ,それらを加算
することにより切り換え時の信号の急激な変化が防止さ
れる。(送話信号−無声,受話信号−有声,の時) 上記有声/無声判別器1により送話信号が無声であると
判別され,且つ上記有声/無声判別器2により受話信号
が有声であると判断されている間は,送話路ISを流れ
る信号は,受話路IRを流れる受話信号が反響路34に
よって反響した反響信号のみであると判断され,上記N
LP38が動作される。これによって上記NLP38の
入出力信号の特性が非線形状態(図6(a)若しくは
(b))に変化し,上記反響消去装置31の出力信号に
含まれる消去残反響信号が除去される。更に,上記NL
P38の動作に連動してスイッチ回路39が接続され,
上記疑似背景雑音生成装置47′で生成された疑似背景
雑音が,加算器40により上記NLP38の出力信号に
加算される。これにより,上記NLP38の動作により
消去残反響信号と共に除去された背景雑音相当分が補わ
れるため,送話信号の不自然さが解消され,通話品質の
劣化が防止できる。
【0011】以上説明したように,本実施の形態に係る
反響信号除去装置A1では,有声/無声判別器1,2に
より上記送話信号と受話信号とが共に無声状態であると
判別された場合に,上記疑似背景雑音生成装置47′が
動作されるため,純然たる背景雑音のみの送話信号を用
いて疑似背景雑音が生成される。従って,通話信号が含
まれた送話信号を疑似背景雑音として利用してしまう不
具合を防止できる。また,上記送話信号と受話信号とが
共に無声状態となる度に疑似背景雑音が更新されるた
め,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合にもそれに
応じた疑似背景雑音が生成できる。また,上記疑似背景
雑音生成装置47′により生成される疑似背景雑音が更
新される場合には,重み付け加算器6により,更新前の
疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,更新後の疑似背景雑
音を滑らかに増加させ,両者の上記減衰,増加部分が加
算されるため,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続
となることを防止できる。更に,上記疑似背景雑音生成
装置47′では,畳み込み器7,8によりLPC分析器
4で得られた背景雑音のスペクトルの包絡形状と同じス
ペクトルを持ったフィルタを形成し,該フィルタにホワ
イトノイズ生成器5で生成されたホワイトノイズを通す
ことにより,上記背景雑音と同じスペクトルを持った疑
似背景雑音が生成されるため,うなりのない自然な疑似
背景雑音を生成することができる。
反響信号除去装置A1では,有声/無声判別器1,2に
より上記送話信号と受話信号とが共に無声状態であると
判別された場合に,上記疑似背景雑音生成装置47′が
動作されるため,純然たる背景雑音のみの送話信号を用
いて疑似背景雑音が生成される。従って,通話信号が含
まれた送話信号を疑似背景雑音として利用してしまう不
具合を防止できる。また,上記送話信号と受話信号とが
共に無声状態となる度に疑似背景雑音が更新されるた
め,背景雑音の信号レベルが大きくなる場合にもそれに
応じた疑似背景雑音が生成できる。また,上記疑似背景
雑音生成装置47′により生成される疑似背景雑音が更
新される場合には,重み付け加算器6により,更新前の
疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,更新後の疑似背景雑
音を滑らかに増加させ,両者の上記減衰,増加部分が加
算されるため,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続
となることを防止できる。更に,上記疑似背景雑音生成
装置47′では,畳み込み器7,8によりLPC分析器
4で得られた背景雑音のスペクトルの包絡形状と同じス
ペクトルを持ったフィルタを形成し,該フィルタにホワ
イトノイズ生成器5で生成されたホワイトノイズを通す
ことにより,上記背景雑音と同じスペクトルを持った疑
似背景雑音が生成されるため,うなりのない自然な疑似
背景雑音を生成することができる。
【0012】
【実施例】上記実施の形態では,スペクトル計測手段と
してLPC分析器4を用いているが,FFT(高速フー
リエ変換),DCT(離散コサイン変換)等のスペクト
ル分析方法により背景雑音の包絡スペクトルを得るよう
にしてもよい。また,定常音信号生成手段としてホワイ
トノイズ生成器5を用いているが,上記定常音はホワイ
トノイズに限られるものではない。また,上記従来技術
に係る反響信号除去装置A0の疑似背景雑音生成装置4
7に,上記実施の形態で用いている重み付け加算器6と
同様の構成を追加することにより,疑似背景雑音が更新
される際にその繋ぎ目が不連続となってしまうという問
題点は解消できる。また,NLP38の代わりに,図7
に示すような特性を有するサプレッサを用いてもよい。
このサプレッサは,通常の入力に対して,ある一定量減
衰させて出力するものである。
してLPC分析器4を用いているが,FFT(高速フー
リエ変換),DCT(離散コサイン変換)等のスペクト
ル分析方法により背景雑音の包絡スペクトルを得るよう
にしてもよい。また,定常音信号生成手段としてホワイ
トノイズ生成器5を用いているが,上記定常音はホワイ
トノイズに限られるものではない。また,上記従来技術
に係る反響信号除去装置A0の疑似背景雑音生成装置4
7に,上記実施の形態で用いている重み付け加算器6と
同様の構成を追加することにより,疑似背景雑音が更新
される際にその繋ぎ目が不連続となってしまうという問
題点は解消できる。また,NLP38の代わりに,図7
に示すような特性を有するサプレッサを用いてもよい。
このサプレッサは,通常の入力に対して,ある一定量減
衰させて出力するものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は,送話
路上に設置され,受話路と上記送話路の間の反響路から
の反響信号を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送
話信号から除去する反響信号除去手段と,上記送話路を
流れる送話信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景
雑音に相当する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生
成手段と,上記反響信号除去手段の出力側に接続され,
該反響信号除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生
成手段により生成された疑似背景雑音を加算する疑似背
景雑音加算手段とを具備する反響信号除去装置におい
て,上記受話路を流れる受話信号及び上記送話路を流れ
る送話信号の有声/無声状態を判別する有声/無声判別
手段と,上記有声/無声判別手段により上記送話信号と
受話信号とが共に無声状態であると判別された場合に,
上記疑似背景雑音生成手段を動作させる制御手段とを具
備してなることを特徴とする反響信号除去装置として構
成されているため,通話信号が含まれた送話信号を疑似
背景雑音として利用してしまう不具合を防止できる。ま
た,送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となる度に
疑似背景雑音が更新されるため,背景雑音の信号レベル
が大きくなる場合にもそれに応じた疑似背景雑音が生成
できる。また,上記疑似背景雑音生成手段により生成さ
れる疑似背景雑音が変化した場合に,該変化前後の疑似
背景雑音を滑らかに接続する第1の疑似背景雑音接続手
段を具備することにより,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ
目が不連続となることを防止できる。更に,上記疑似背
景雑音生成手段を,上記送話路を流れる送話信号のスペ
クトルを計測するスペクトル計測手段と,定常音信号を
生成する定常音信号生成手段と,上記スペクトル計測手
段により計測された送話信号のスペクトルと上記定常音
信号生成手段により生成された定常音信号とに基づい
て,上記疑似背景雑音を生成する生成手段とを具備して
構成することにより,うなりのない自然な疑似背景雑音
を生成することができる。
路上に設置され,受話路と上記送話路の間の反響路から
の反響信号を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送
話信号から除去する反響信号除去手段と,上記送話路を
流れる送話信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景
雑音に相当する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生
成手段と,上記反響信号除去手段の出力側に接続され,
該反響信号除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生
成手段により生成された疑似背景雑音を加算する疑似背
景雑音加算手段とを具備する反響信号除去装置におい
て,上記受話路を流れる受話信号及び上記送話路を流れ
る送話信号の有声/無声状態を判別する有声/無声判別
手段と,上記有声/無声判別手段により上記送話信号と
受話信号とが共に無声状態であると判別された場合に,
上記疑似背景雑音生成手段を動作させる制御手段とを具
備してなることを特徴とする反響信号除去装置として構
成されているため,通話信号が含まれた送話信号を疑似
背景雑音として利用してしまう不具合を防止できる。ま
た,送話信号が純然たる背景雑音のみの状態となる度に
疑似背景雑音が更新されるため,背景雑音の信号レベル
が大きくなる場合にもそれに応じた疑似背景雑音が生成
できる。また,上記疑似背景雑音生成手段により生成さ
れる疑似背景雑音が変化した場合に,該変化前後の疑似
背景雑音を滑らかに接続する第1の疑似背景雑音接続手
段を具備することにより,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ
目が不連続となることを防止できる。更に,上記疑似背
景雑音生成手段を,上記送話路を流れる送話信号のスペ
クトルを計測するスペクトル計測手段と,定常音信号を
生成する定常音信号生成手段と,上記スペクトル計測手
段により計測された送話信号のスペクトルと上記定常音
信号生成手段により生成された定常音信号とに基づい
て,上記疑似背景雑音を生成する生成手段とを具備して
構成することにより,うなりのない自然な疑似背景雑音
を生成することができる。
【0014】また,第2の発明は,送話路上に設置さ
れ,受話路と上記送話路の間の反響路からの反響信号
を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送話信号から
除去する反響信号除去手段と,上記送話路を流れる送話
信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景雑音に相当
する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生成手段と,
上記反響信号除去手段の出力側に接続され,該反響信号
除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生成手段によ
り生成された疑似背景雑音を加算する疑似背景雑音加算
手段とを具備する反響信号除去装置において,上記疑似
背景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化
した場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続
する第2の疑似背景雑音接続手段を具備してなることを
特徴とする反響信号除去装置として構成されているた
め,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続となること
を防止できる。
れ,受話路と上記送話路の間の反響路からの反響信号
を,背景雑音と共に上記送話路上を流れる送話信号から
除去する反響信号除去手段と,上記送話路を流れる送話
信号を用いて,上記送話信号に含まれる背景雑音に相当
する疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音生成手段と,
上記反響信号除去手段の出力側に接続され,該反響信号
除去手段の出力信号に,上記疑似背景雑音生成手段によ
り生成された疑似背景雑音を加算する疑似背景雑音加算
手段とを具備する反響信号除去装置において,上記疑似
背景雑音生成手段により生成される疑似背景雑音が変化
した場合に,該変化前後の疑似背景雑音を滑らかに接続
する第2の疑似背景雑音接続手段を具備してなることを
特徴とする反響信号除去装置として構成されているた
め,疑似背景雑音の更新時に繋ぎ目が不連続となること
を防止できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る反響信号除去装置
A1の概略構成を示す模式図。
A1の概略構成を示す模式図。
【図2】 上記反響信号除去装置A1に係る疑似背景雑
音加算装置47′による疑似背景雑音生成方法を示す説
明図。
音加算装置47′による疑似背景雑音生成方法を示す説
明図。
【図3】 上記反響信号除去装置A1に係る重み付け加
算器6による更新前後の疑似背景雑音の接続処理を示す
説明図。
算器6による更新前後の疑似背景雑音の接続処理を示す
説明図。
【図4】 従来技術に係る反響信号除去装置A0の概略
構成を示す模式図。
構成を示す模式図。
【図5】 上記反響信号除去装置A0に係る疑似背景雑
音加算装置47による疑似背景雑音生成方法を示す説明
図。
音加算装置47による疑似背景雑音生成方法を示す説明
図。
【図6】 NLP38の特性を示す入出力信号の相関
図。
図。
【図7】 サプレッサの特性を示す入出力信号の相関
図。
図。
1,2…有声/無声判別器 4…LPC分析器 5…ホワイトノイズ生成器 6…重み付け加算器 7,8…畳み込み器(生成手段の一例) 31…反響消去装置 32,32′…消去残反響信号除去装置 33…電話機 34…反響路 38…NLP(ノン・リニア・プロセッサ) 39…スイッチ回路 40…加算器 47,47′…疑似反響信号生成装置
Claims (8)
- 【請求項1】 送話路上に設置され,受話路と上記送話
路の間の反響路からの反響信号を,背景雑音と共に上記
送話路上を流れる送話信号から除去する反響信号除去手
段と,上記送話路を流れる送話信号を用いて,上記送話
信号に含まれる背景雑音に相当する疑似背景雑音を生成
する疑似背景雑音生成手段と,上記反響信号除去手段の
出力側に接続され,該反響信号除去手段の出力信号に,
上記疑似背景雑音生成手段により生成された疑似背景雑
音を加算する疑似背景雑音加算手段とを具備する反響信
号除去装置において,上記受話路を流れる受話信号及び
上記送話路を流れる送話信号の有声/無声状態を判別す
る有声/無声判別手段と,上記有声/無声判別手段によ
り上記送話信号と受話信号とが共に無声状態であると判
別された場合に,上記疑似背景雑音生成手段を動作させ
る制御手段とを具備してなることを特徴とする反響信号
除去装置。 - 【請求項2】 上記疑似背景雑音生成手段により生成さ
れる疑似背景雑音が変化した場合に,該変化前後の疑似
背景雑音を滑らかに接続する第1の疑似背景雑音接続手
段を具備してなる請求項1記載の反響信号除去装置。 - 【請求項3】 上記第1の疑似背景雑音接続手段が,上
記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記変化
後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記減
衰,増加部分を加算する第1の重み付け加算器である請
求項2記載の反響信号除去装置。 - 【請求項4】 上記疑似背景雑音生成手段が,上記送話
路を流れる送話信号のスペクトルを計測するスペクトル
計測手段と,定常音信号を生成する定常音信号生成手段
と,上記スペクトル計測手段により計測された送話信号
のスペクトルと上記定常音信号生成手段により生成され
た定常音信号とに基づいて,上記疑似背景雑音を生成す
る生成手段とを具備してなる請求項1〜3のいずれかに
記載の反響信号除去装置。 - 【請求項5】 上記スペクトル計測手段が,LPC分析
器により構成される請求項4記載の反響信号除去装置。 - 【請求項6】 上記定常音信号生成手段で生成される定
常音信号が,ホワイトノイズである請求項4又は5記載
の反響信号除去装置。 - 【請求項7】 送話路上に設置され,受話路と上記送話
路の間の反響路からの反響信号を,背景雑音と共に上記
送話路上を流れる送話信号から除去する反響信号除去手
段と,上記送話路を流れる送話信号を用いて,上記送話
信号に含まれる背景雑音に相当する疑似背景雑音を生成
する疑似背景雑音生成手段と,上記反響信号除去手段の
出力側に接続され,該反響信号除去手段の出力信号に,
上記疑似背景雑音生成手段により生成された疑似背景雑
音を加算する疑似背景雑音加算手段とを具備する反響信
号除去装置において,上記疑似背景雑音生成手段により
生成される疑似背景雑音が変化した場合に,該変化前後
の疑似背景雑音を滑らかに接続する第2の疑似背景雑音
接続手段を具備してなることを特徴とする反響信号除去
装置。 - 【請求項8】 上記第2の疑似背景雑音接続手段が,上
記変化前の疑似背景雑音を滑らかに減衰させ,上記変化
後の疑似背景雑音を滑らかに増加させ,両者の上記減
衰,増加部分を加算する第2の重み付け加算器である請
求項7記載の反響信号除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161097A JPH1117589A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 反響信号除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161097A JPH1117589A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 反響信号除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117589A true JPH1117589A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15926371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17161097A Pending JPH1117589A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 反響信号除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1117589A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2406251A (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-23 | Agere Systems Inc | System and method for obscuring unwanted ambient noise and handset and central office equipment incorporating the same |
| US7148464B2 (en) | 2002-08-09 | 2006-12-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | Photodiode array with a plurality of depressions |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17161097A patent/JPH1117589A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7148464B2 (en) | 2002-08-09 | 2006-12-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | Photodiode array with a plurality of depressions |
| GB2406251A (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-23 | Agere Systems Inc | System and method for obscuring unwanted ambient noise and handset and central office equipment incorporating the same |
| GB2406251B (en) * | 2003-09-22 | 2005-12-07 | Agere Systems Inc | System and method for obscuring unwanted ambient noise and handset and central office equipment incorporating the same |
| US7162212B2 (en) | 2003-09-22 | 2007-01-09 | Agere Systems Inc. | System and method for obscuring unwanted ambient noise and handset and central office equipment incorporating the same |
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