JPH11176677A - コードレスパワーステーション - Google Patents
コードレスパワーステーションInfo
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- JPH11176677A JPH11176677A JP9338786A JP33878697A JPH11176677A JP H11176677 A JPH11176677 A JP H11176677A JP 9338786 A JP9338786 A JP 9338786A JP 33878697 A JP33878697 A JP 33878697A JP H11176677 A JPH11176677 A JP H11176677A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power station
- cordless power
- soft magnetic
- coil
- station according
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力側部分で電池を不要として小型化を実現
できる。 【解決手段】 空隙を介して対向し、パワーの入力側部
分20で一次側コイル21、他方の出力側部分10で二
次側コイル11を構成する二つのコイルを含み、この対
向するコイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触
で電力を伝送する際、出力側部分10で、一次側コイル
21と二次側コイル11とが対向する面と反対の面に二
次側コイル11と接続する小型回路部品14による充電
回路を備えて電力を出力し、対向する一次側コイル21
と二次側コイル11との少くとも一方でこの二つが対向
する面と反対の面に軟磁性体層のフェライトコア12を
設けている。一次側コイル21から電力を受ける出力側
部分10は、最小に構成するため、二次側コイル11を
一つとし、かつ軟磁性体層を入力側部分20の一次側コ
イル21の外側に設けてフェライトコア12を省略する
こともできる。
できる。 【解決手段】 空隙を介して対向し、パワーの入力側部
分20で一次側コイル21、他方の出力側部分10で二
次側コイル11を構成する二つのコイルを含み、この対
向するコイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触
で電力を伝送する際、出力側部分10で、一次側コイル
21と二次側コイル11とが対向する面と反対の面に二
次側コイル11と接続する小型回路部品14による充電
回路を備えて電力を出力し、対向する一次側コイル21
と二次側コイル11との少くとも一方でこの二つが対向
する面と反対の面に軟磁性体層のフェライトコア12を
設けている。一次側コイル21から電力を受ける出力側
部分10は、最小に構成するため、二次側コイル11を
一つとし、かつ軟磁性体層を入力側部分20の一次側コ
イル21の外側に設けてフェライトコア12を省略する
こともできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空隙を介して対向
し、パワーの入力側部分で一次側コイル、他方の出力側
部分で二次側コイルを構成する二つのコイルを含み、こ
の対向するコイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非
接触で電力を伝達するコードレスパワーステーションに
関し、特に、出力側部分を小型化できるコードレスパワ
ーステーションに関する。
し、パワーの入力側部分で一次側コイル、他方の出力側
部分で二次側コイルを構成する二つのコイルを含み、こ
の対向するコイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非
接触で電力を伝達するコードレスパワーステーションに
関し、特に、出力側部分を小型化できるコードレスパワ
ーステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコードレスパワーステー
ションでは、1ワット(W)以上の非接触電力伝送が多
く実現されており、電磁誘導作用を利用するための構成
素子であるコイルおよび軟磁性体は、効率または発熱を
考慮した設計になっている。したがって、コードレスパ
ワーステーションの構造は大きな形状となっている。ま
た、数十ミリワット程度での非接触による電力伝送がな
く、小型のボタン型電池を内蔵せざるを得ない。このた
め、コードレスパワーステーションの形状および大きさ
は内蔵する電池の形状および大きさで決定されているの
が現状である。
ションでは、1ワット(W)以上の非接触電力伝送が多
く実現されており、電磁誘導作用を利用するための構成
素子であるコイルおよび軟磁性体は、効率または発熱を
考慮した設計になっている。したがって、コードレスパ
ワーステーションの構造は大きな形状となっている。ま
た、数十ミリワット程度での非接触による電力伝送がな
く、小型のボタン型電池を内蔵せざるを得ない。このた
め、コードレスパワーステーションの形状および大きさ
は内蔵する電池の形状および大きさで決定されているの
が現状である。
【0003】このように、電池を内蔵する場合では、メ
ンテナンスのための開閉蓋を必要するので、コードレス
パワーステーションの小型化設計に自由度がなくなる。
ンテナンスのための開閉蓋を必要するので、コードレス
パワーステーションの小型化設計に自由度がなくなる。
【0004】他方、小型電池を内蔵して受ける小電力を
照明または動力などに利用する小型移動機器または可動
玩具などが多く市販されているが、これらの機器または
玩具は更に小型化が望まれ、したがって、無電池化によ
り小型化することが図られている。
照明または動力などに利用する小型移動機器または可動
玩具などが多く市販されているが、これらの機器または
玩具は更に小型化が望まれ、したがって、無電池化によ
り小型化することが図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコード
レスパワーステーションでは、小型化する場合、非接触
で電力を伝送するためのコイルおよび軟磁性体の形状を
小型にする必要がある。しかし小型化にする場合には次
の二つの問題点がある。
レスパワーステーションでは、小型化する場合、非接触
で電力を伝送するためのコイルおよび軟磁性体の形状を
小型にする必要がある。しかし小型化にする場合には次
の二つの問題点がある。
【0006】一つは、出力側部分の二次側コイルを1個
のみにすると複数個の場合と比較して伝送効率が悪化す
ることである。
のみにすると複数個の場合と比較して伝送効率が悪化す
ることである。
【0007】その理由は、複数個、例えば2個の場合、
直列逆ピッチ接続にして磁束の向きを一方向にすること
により効率がよくなるが、1個の場合では磁束の漏れが
増加するからである。
直列逆ピッチ接続にして磁束の向きを一方向にすること
により効率がよくなるが、1個の場合では磁束の漏れが
増加するからである。
【0008】また、別の一つの問題点は、コイルおよび
軟磁性体の大きさを小さくすると、上記同様の理由で、
磁束の漏れが増加し、効率が悪化すると共に損失が増加
し、温度上昇も伴うことである。
軟磁性体の大きさを小さくすると、上記同様の理由で、
磁束の漏れが増加し、効率が悪化すると共に損失が増加
し、温度上昇も伴うことである。
【0009】本発明の課題は、上記問題点を解決し、出
力側部分で、電池を不要として小型化を実現できるコー
ドレスパワーステーションを提供することである。
力側部分で、電池を不要として小型化を実現できるコー
ドレスパワーステーションを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるコードレス
パワーステーションは、小型化するために、数十ミリワ
ットという小電力を対象として、効率低下、発熱、ノイ
ズなど多少の問題を無視できる程度でコイルおよび軟磁
性体の大きさをできる限り小さくしている。
パワーステーションは、小型化するために、数十ミリワ
ットという小電力を対象として、効率低下、発熱、ノイ
ズなど多少の問題を無視できる程度でコイルおよび軟磁
性体の大きさをできる限り小さくしている。
【0011】本発明者らは、小型のために電化できない
小型機器の電化、および小型電子電気機器を更に小型化
するための手段について鋭意検討を重ねた結果、無電池
機器の電力入手手段として非接触電力伝送を思い付き、
コードレスパワーステーションの出力側部分の小型化を
図った。
小型機器の電化、および小型電子電気機器を更に小型化
するための手段について鋭意検討を重ねた結果、無電池
機器の電力入手手段として非接触電力伝送を思い付き、
コードレスパワーステーションの出力側部分の小型化を
図った。
【0012】すなわち、本発明によるコードレスパワー
ステーションは、空隙を介して対向し、パワーの入力側
部分で一次側コイル、他方の出力側部分で二次側コイル
を構成するる二つのコイルを含み、この対向するコイル
間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送
するコードレスパワーステーションにおいて、前記出力
側部分で前記二つのコイルが対向する面と反対の面に前
記二次側コイルと接続する小型回路部品による充電回路
を備えて電力を出力し、かつ、前記対向するコイルの少
くとも一方でこの二つのコイルが対向する面と反対の面
に軟磁性部材により軟磁性体層を設けたことを特徴とし
ている。
ステーションは、空隙を介して対向し、パワーの入力側
部分で一次側コイル、他方の出力側部分で二次側コイル
を構成するる二つのコイルを含み、この対向するコイル
間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送
するコードレスパワーステーションにおいて、前記出力
側部分で前記二つのコイルが対向する面と反対の面に前
記二次側コイルと接続する小型回路部品による充電回路
を備えて電力を出力し、かつ、前記対向するコイルの少
くとも一方でこの二つのコイルが対向する面と反対の面
に軟磁性部材により軟磁性体層を設けたことを特徴とし
ている。
【0013】この非接触で電力を伝送するための基本と
なる技術は、本願出願人により出願された、例えば、特
開平7−231586号公報および特開平8−1483
60号公報「コードレスパワーステーション」において
に提案開示されている。この装置では、送電側から受電
側へ非接触に電力を伝送するために電磁誘導作用を利用
している。
なる技術は、本願出願人により出願された、例えば、特
開平7−231586号公報および特開平8−1483
60号公報「コードレスパワーステーション」において
に提案開示されている。この装置では、送電側から受電
側へ非接触に電力を伝送するために電磁誘導作用を利用
している。
【0014】また、別に、小型化に伴う効率の悪化を防
止するために、コイルと軟磁性体との形状の相対関係に
ついても具体的に検討した。
止するために、コイルと軟磁性体との形状の相対関係に
ついても具体的に検討した。
【0015】この検討の結果、上記手段により非接触電
力伝送用コイルと軟磁性体とを組み合わせた非接触型充
電器を内蔵する小電力の小型電子電気機器の設計が可能
になった。
力伝送用コイルと軟磁性体とを組み合わせた非接触型充
電器を内蔵する小電力の小型電子電気機器の設計が可能
になった。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施の一形態を示す説明用
断面図であり、図2は図1の回路図であり、かつ、図3
は図1の出力側部分10の説明用分解斜視図である。
断面図であり、図2は図1の回路図であり、かつ、図3
は図1の出力側部分10の説明用分解斜視図である。
【0018】図1に示されているように、コードレスパ
ワーステーションでは、出力側部分10が二次側コイル
11、軟磁性体層のフェライトコア12、回路基板1
3、および回路基板13に搭載される回路部品14で構
成され、これら構成要素が筐体15に収納され、二次側
コイル11が入力側部分20の一次側コイル21との間
で電磁誘導作用により電力の供給を受けるものとする。
ワーステーションでは、出力側部分10が二次側コイル
11、軟磁性体層のフェライトコア12、回路基板1
3、および回路基板13に搭載される回路部品14で構
成され、これら構成要素が筐体15に収納され、二次側
コイル11が入力側部分20の一次側コイル21との間
で電磁誘導作用により電力の供給を受けるものとする。
【0019】図2の回路図に示されるように、出力側部
分10は非接触型充電器を形成している。すなわち、回
路部品14には二次側コイル11の両端に並列に接続す
る共振用コンデンサ17、ならびに更に並列接続される
整流用のショットキーダイオード18および平滑コンデ
ンサ19の直列回路が備えられ、平滑コンデンサ19の
両端から出力電力が取り出されるものとする。一方、入
力側部分20では入力電圧が周波数変換回路22により
周波数変換され一次側コイル21に供給されるものとす
る。
分10は非接触型充電器を形成している。すなわち、回
路部品14には二次側コイル11の両端に並列に接続す
る共振用コンデンサ17、ならびに更に並列接続される
整流用のショットキーダイオード18および平滑コンデ
ンサ19の直列回路が備えられ、平滑コンデンサ19の
両端から出力電力が取り出されるものとする。一方、入
力側部分20では入力電圧が周波数変換回路22により
周波数変換され一次側コイル21に供給されるものとす
る。
【0020】次に、図3に図1および図2を併せ参照し
て出力側部分10の構成について具体的に説明する。
て出力側部分10の構成について具体的に説明する。
【0021】図3に示されるように、出力側部分10は
円筒形状の筐体15の内部に収納され、二次側コイル1
1は一つの平面渦巻き(スパイラル)型コイルであるも
のとするが、二次側コイルとして適切ならば、他の型の
コイルでもよく、フレキシブルパターンでよい。また、
巻線も一重巻きでも二重巻き以上でもよい。
円筒形状の筐体15の内部に収納され、二次側コイル1
1は一つの平面渦巻き(スパイラル)型コイルであるも
のとするが、二次側コイルとして適切ならば、他の型の
コイルでもよく、フレキシブルパターンでよい。また、
巻線も一重巻きでも二重巻き以上でもよい。
【0022】またフェライトコア12および回路基板1
3は円盤形状を有しているものとする。回路基板13に
搭載される回路部品14を構成する共振用コンデンサ1
7、整流用のショットキーダイオード18および平滑コ
ンデンサ19は小型化を図りチップタイプであるものと
する。もちろん、チップタイプに限定されるものではな
い。
3は円盤形状を有しているものとする。回路基板13に
搭載される回路部品14を構成する共振用コンデンサ1
7、整流用のショットキーダイオード18および平滑コ
ンデンサ19は小型化を図りチップタイプであるものと
する。もちろん、チップタイプに限定されるものではな
い。
【0023】また、図4に示されるように、二次側コイ
ル11はフェライトコア12の外径周辺より1mm以
上、すなわち、外径寸法としては2mm以上小さくし
て、フェライトコア12の外側窓が1mm以上の幅であ
くようにしている。この1mm以上の外側窓は、フェラ
イトコア12の外径寸法が5mmから30mmの間で同
じ値であるものとする。図4(A)に対して図4
(B),(C)では、外径寸法がほぼ“1/3”,“1
/6”のものを、二次側コイル11,11b,11cに
フェライトコア12,12b,12cを重ねた場合の二
次側コイルの側から見た裏面図である。このように、磁
束の通過路は1mm以上の幅で確保される。
ル11はフェライトコア12の外径周辺より1mm以
上、すなわち、外径寸法としては2mm以上小さくし
て、フェライトコア12の外側窓が1mm以上の幅であ
くようにしている。この1mm以上の外側窓は、フェラ
イトコア12の外径寸法が5mmから30mmの間で同
じ値であるものとする。図4(A)に対して図4
(B),(C)では、外径寸法がほぼ“1/3”,“1
/6”のものを、二次側コイル11,11b,11cに
フェライトコア12,12b,12cを重ねた場合の二
次側コイルの側から見た裏面図である。このように、磁
束の通過路は1mm以上の幅で確保される。
【0024】この磁束の通過路幅は大きいほどよいが、
大きくなるにしたがって、二次側コイル11の巻線数が
減少してインダクタンスが減少し、または内径が小さく
なって内側の窓面積が縮小されるので、効率悪化の原因
となる。
大きくなるにしたがって、二次側コイル11の巻線数が
減少してインダクタンスが減少し、または内径が小さく
なって内側の窓面積が縮小されるので、効率悪化の原因
となる。
【0025】本実施の形態における形状では、軟磁性体
層であるフェライトコア12の最大外径は小型機器にお
いて一般的に最小直径とされる30mm以内であり、3
0mmを超える場合には従来の複数個による伝送方法が
優位である。また、この最小外径は5mm以上が適切で
ある。その理由は、5mm以下の外形では十分なインダ
クタンスが得られず、直径3mm以下ではほとんど得ら
れないからである。
層であるフェライトコア12の最大外径は小型機器にお
いて一般的に最小直径とされる30mm以内であり、3
0mmを超える場合には従来の複数個による伝送方法が
優位である。また、この最小外径は5mm以上が適切で
ある。その理由は、5mm以下の外形では十分なインダ
クタンスが得られず、直径3mm以下ではほとんど得ら
れないからである。
【0026】次に、図5に図1および図2を併せ参照し
出力側部分10と電磁結合する入力側部分20について
説明する。
出力側部分10と電磁結合する入力側部分20について
説明する。
【0027】図5に示される入力側部分20では、一次
側コイル21が、周波数変換回路22と共にパッド23
上に配備されており、入力電力を周波数変換回路22を
介して取り出し、出力側部分10の二次側コイル11に
電力を伝送している。図示される入力側部分20につい
ての詳細は、本願出願人が提案する特願平9−2566
74号公報に構造および機能が説明されている。
側コイル21が、周波数変換回路22と共にパッド23
上に配備されており、入力電力を周波数変換回路22を
介して取り出し、出力側部分10の二次側コイル11に
電力を伝送している。図示される入力側部分20につい
ての詳細は、本願出願人が提案する特願平9−2566
74号公報に構造および機能が説明されている。
【0028】図示される入力側部分20は、軟磁性体層
である平面パッド23上の全面にわたってスパイラル型
の複数個の一次側コイル21が設けられている。
である平面パッド23上の全面にわたってスパイラル型
の複数個の一次側コイル21が設けられている。
【0029】また、出力側部分10と入力側部分20と
の構造および電力伝送形態は、電力伝送の効率上、二次
側コイル11と一次側コイル21との間隙が5mm以下
になるように設定されている。また、図1に示されるよ
うに、出力側部分10と入力側部分20とで、二次側コ
イル11の外側には、コイル側から発生する磁束の漏れ
を40%以下にするように、フェライトコア12のよう
な軟磁性体層を装着している。この軟磁性体層は二次側
コイル11および一次側コイル21の少なくとも一方の
外側に設ければよい。
の構造および電力伝送形態は、電力伝送の効率上、二次
側コイル11と一次側コイル21との間隙が5mm以下
になるように設定されている。また、図1に示されるよ
うに、出力側部分10と入力側部分20とで、二次側コ
イル11の外側には、コイル側から発生する磁束の漏れ
を40%以下にするように、フェライトコア12のよう
な軟磁性体層を装着している。この軟磁性体層は二次側
コイル11および一次側コイル21の少なくとも一方の
外側に設ければよい。
【0030】この構造に関する技術は、本願出願人によ
り提案されている、例えば、特開平8−148360号
公報に記載されている。
り提案されている、例えば、特開平8−148360号
公報に記載されている。
【0031】この公開公報に記載されているように、軟
磁性部材では、スピネル型構造フェライト材(Mn−Z
n系)の場合、飽和磁束密度Bが300mT以上、透磁
率μが400以上、電気抵抗ρが1kΩ−m以上である
ことが、最適条件として得られている。
磁性部材では、スピネル型構造フェライト材(Mn−Z
n系)の場合、飽和磁束密度Bが300mT以上、透磁
率μが400以上、電気抵抗ρが1kΩ−m以上である
ことが、最適条件として得られている。
【0032】また、最適条件として、電力伝送に使用す
る周波数は500kHz以上であることである。また、
軟磁性部材による軟磁性体層は、0.1mmから5.0
mmの範囲内の厚さを有することである。すなわち、軟
磁性体層を0.1mm以上の厚さにした場合、磁束を捕
捉する効果は認められるが、5mm以上の厚さにしても
効果の上昇は認められず、逆に薄型化への効果は低下す
るからである。
る周波数は500kHz以上であることである。また、
軟磁性部材による軟磁性体層は、0.1mmから5.0
mmの範囲内の厚さを有することである。すなわち、軟
磁性体層を0.1mm以上の厚さにした場合、磁束を捕
捉する効果は認められるが、5mm以上の厚さにしても
効果の上昇は認められず、逆に薄型化への効果は低下す
るからである。
【0033】また、上記回路基板が軟磁性体層であって
もよい。この結果、更に小型化を図ることができる。上
記説明では、軟磁性体層であるフェライトコアは、スピ
ネル型構造のフェライト板が適切であるが他の種別の軟
磁性部材であってもよく、材質をフェライトに限定する
ものではない。また、軟磁性体層は可撓性を有してもよ
く、この場合には二次側コイルと共に湾曲した入力側部
分の表面に均等に接することができる。
もよい。この結果、更に小型化を図ることができる。上
記説明では、軟磁性体層であるフェライトコアは、スピ
ネル型構造のフェライト板が適切であるが他の種別の軟
磁性部材であってもよく、材質をフェライトに限定する
ものではない。また、軟磁性体層は可撓性を有してもよ
く、この場合には二次側コイルと共に湾曲した入力側部
分の表面に均等に接することができる。
【0034】これら軟磁性体層は、可撓性を有する場
合、軟磁性部材として偏平状、針状、および粒状のうち
少くとも一つの形状による粉末を用いて形成され、この
粉末の適切な大きさは平均粒径が150μm以下であ
る。
合、軟磁性部材として偏平状、針状、および粒状のうち
少くとも一つの形状による粉末を用いて形成され、この
粉末の適切な大きさは平均粒径が150μm以下であ
る。
【0035】次に、図6に図1、図3および図5を併せ
参照して、図3により示された、本発明によるコードレ
スパワーステーションの出力側部分10の構成部品を組
み込んだ小型機器の使用例について説明する。
参照して、図3により示された、本発明によるコードレ
スパワーステーションの出力側部分10の構成部品を組
み込んだ小型機器の使用例について説明する。
【0036】図6(A)には、地図30の表面に照光マ
ーカ40を置いた様子が示されている。照光マーカ40
には、出力に発光ダイオードを接続した、図1に示され
た出力側部分10が組み込まれている。また、図6
(B)に示されるように、紙製の地図30の裏面には、
電源を入力した図5に示されたようなパッド23が配さ
れている。地図30の厚さは十分な光量を得るため上述
された範囲以内のサイズであるものとする。
ーカ40を置いた様子が示されている。照光マーカ40
には、出力に発光ダイオードを接続した、図1に示され
た出力側部分10が組み込まれている。また、図6
(B)に示されるように、紙製の地図30の裏面には、
電源を入力した図5に示されたようなパッド23が配さ
れている。地図30の厚さは十分な光量を得るため上述
された範囲以内のサイズであるものとする。
【0037】したがって、地図30を介してパッド23
の一次側コイル21上に位置する照光マーカ40は、内
蔵する出力側部分10で、一次側コイル21を含むコー
ドレスパワーステーションの入力側部分20から電力の
伝送を受けることにより発光ダイオードが発光し、地図
30の表面を照らすことができる。一方、一次側コイル
21の位置上を外れた照光マーカ40aでは、電力の伝
送を受けることができず、地図30の表面を照らすこと
ができない。
の一次側コイル21上に位置する照光マーカ40は、内
蔵する出力側部分10で、一次側コイル21を含むコー
ドレスパワーステーションの入力側部分20から電力の
伝送を受けることにより発光ダイオードが発光し、地図
30の表面を照らすことができる。一方、一次側コイル
21の位置上を外れた照光マーカ40aでは、電力の伝
送を受けることができず、地図30の表面を照らすこと
ができない。
【0038】図面では地図が平面板として描かれている
が、上述されたように、入力側部分20のパッドおよび
照光マーカ40の軟磁性体層が可撓性を有する場合には
一次側コイルおよび二次側コイルの両者が共に湾曲した
表面に均等に接することができるので、利用範囲が拡大
される。
が、上述されたように、入力側部分20のパッドおよび
照光マーカ40の軟磁性体層が可撓性を有する場合には
一次側コイルおよび二次側コイルの両者が共に湾曲した
表面に均等に接することができるので、利用範囲が拡大
される。
【0039】また、他の利用分野として、出力側部分で
出力に発光素子の代わりにブザーを有する小型機器が制
作できる。更に、出力側部分の出力電力で駆動するモー
ターを内蔵するラジオコントロール自動車を、広い入力
側部分のパッド上で走らせることが可能である。
出力に発光素子の代わりにブザーを有する小型機器が制
作できる。更に、出力側部分の出力電力で駆動するモー
ターを内蔵するラジオコントロール自動車を、広い入力
側部分のパッド上で走らせることが可能である。
【0040】上記説明では、出力側部分の最も小型化を
目指して、一つの二次側コイルを設けるとしたが、二次
側コイルは複数設けてもよい。また、上述したように、
一次側コイルおよび二次側コイルの形状はスパイラル型
およびミアンダ型のいずれでもよいが、少くとも一方が
スパイラル型であることにより、伝送効率の向上を図る
ことができる。
目指して、一つの二次側コイルを設けるとしたが、二次
側コイルは複数設けてもよい。また、上述したように、
一次側コイルおよび二次側コイルの形状はスパイラル型
およびミアンダ型のいずれでもよいが、少くとも一方が
スパイラル型であることにより、伝送効率の向上を図る
ことができる。
【0041】また、上記説明では二次側コイルを平面ス
パイラル型としたが、一次側コイルが平面スパイラル型
の場合には対向する二次側コイルは平面ミアンダ型がよ
い。なお、互いに対向するコイルが平面ミアンダ型の場
合は効果的な組み合わせである。その理由は、隣接する
導線から発生する磁束が互いに逆向きであるため互いに
強め合い、更に周囲への電磁雑音を抑制でき位置ずれに
よる伝送特性の劣化が抑制できると共に平面的自由度が
高いシステムが得られるからである。
パイラル型としたが、一次側コイルが平面スパイラル型
の場合には対向する二次側コイルは平面ミアンダ型がよ
い。なお、互いに対向するコイルが平面ミアンダ型の場
合は効果的な組み合わせである。その理由は、隣接する
導線から発生する磁束が互いに逆向きであるため互いに
強め合い、更に周囲への電磁雑音を抑制でき位置ずれに
よる伝送特性の劣化が抑制できると共に平面的自由度が
高いシステムが得られるからである。
【0042】一方、互いに対向するコイルが平面スパイ
ラル型の場合は、複数のコイルの空芯コイルが同一平面
上に密に位置された際にそれに応じて磁束量の増加が生
じるので薄型のまま出伝送電力の増加が図れる。その反
面、対向するコイルが平面スパイラル型で径が同一の場
合には、一つの二次側コイルではコイルの中心軸が一次
側コイルの半径分ずれた際に伝送電力が零になるという
問題が生じる。
ラル型の場合は、複数のコイルの空芯コイルが同一平面
上に密に位置された際にそれに応じて磁束量の増加が生
じるので薄型のまま出伝送電力の増加が図れる。その反
面、対向するコイルが平面スパイラル型で径が同一の場
合には、一つの二次側コイルではコイルの中心軸が一次
側コイルの半径分ずれた際に伝送電力が零になるという
問題が生じる。
【0043】また、上記説明では、出力側部分の筐体を
円筒形とし内部の構成要素も円盤形状を図示して説明し
たが、これらの形状は円形に限定されるものではない。
円筒形とし内部の構成要素も円盤形状を図示して説明し
たが、これらの形状は円形に限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
接触電力伝送による出力側部分を小電力に限定して小型
化できる構成および構造を実現できるので、従来、電化
できなかった小型機器の電化、または、小電力電子機器
の無電池化による小型化設計の自由度の向上等に効果を
得ることができる。
接触電力伝送による出力側部分を小電力に限定して小型
化できる構成および構造を実現できるので、従来、電化
できなかった小型機器の電化、または、小電力電子機器
の無電池化による小型化設計の自由度の向上等に効果を
得ることができる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1を対象にした実施の一形態を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】図1における出力側部分の一形態を示す説明用
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】図1における部分的位置関係の一形態を示す説
明図である。
明図である。
【図5】図1における入力部分の一形態を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の利用形態における実施の一形態を示す
説明図である。
説明図である。
10 出力側部分 11 二次側コイル 12 軟磁性体層のフェライトコア 13 回路基板 14 回路部品 15 筐体 17 共振用コンデンサ 18 ダイオード 19 平滑コンデンサ 20 入力側部分 21 一次側コイル 22 周波数変換回路
Claims (18)
- 【請求項1】 空隙を介して対向し、パワーの入力側部
分で一次側コイル、他方の出力側部分で二次側コイルを
構成する二つのコイルを含み、この対向するコイル間に
生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送する
コードレスパワーステーションにおいて、前記出力側部
分で前記二つのコイルが対向する面と反対の面に前記二
次側コイルと接続する小型回路部品による充電回路を備
えて電力を出力し、かつ、前記対向するコイルの少くと
も一方でこの二つのコイルが対向する面と反対の面に軟
磁性部材による軟磁性体層を設けたことを特徴とするコ
ードレスパワーステーション。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコードレスパワーステ
ーションにおいて、前記対向するコイルの少くとも一方
は、平面スパイラル(渦巻き)型コイルであることを特
徴とするコードレスパワーステーション。 - 【請求項3】 請求項1に記載のコードレスパワーステ
ーションにおいて、前記対向するコイルの少くとも一方
は、ミアンダ(蛇行)型コイルであることを特徴とする
コードレスパワーステーション。 - 【請求項4】 請求項1に記載のコードレスパワーステ
ーションにおいて、前記対向するコイルの入力側は、平
面ミアンダ型コイルおよび平面渦巻き型コイルのいずれ
か一方によって構成され、かつ入力側が平面ミアンダ型
コイルの場合には出力側を平面渦巻き型コイルにより構
成することを特徴とするコードレスパワーステーショ
ン。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか一
つに記載のコードレスパワーステーションにおいて、前
記軟磁性体層はスピネル型構造フェライト板により形成
されることを特徴とするコードレスパワーステーショ
ン。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4までのいずれか一
つに記載のコードレスパワーステーションにおいて、前
記軟磁性体層は可撓性を有することを特徴とするコード
レスパワーステーション。 - 【請求項7】 請求項6に記載のコードレスパワーステ
ーションにおいて、可撓性を有する前記軟磁性体層は偏
平状、針状、および粒状のうち少くとも一つの形状によ
る粉末を用いて形成されることを特徴とするコードレス
パワーステーション。 - 【請求項8】 請求項7に記載のコードレスパワーステ
ーションにおいて、前記粉末は平均粒径を150マイク
ロメートル(μm)以下の大きさであることを特徴とす
るコードレスパワーステーション。 - 【請求項9】 請求項1から請求項5までのいずれか一
つに記載のコードレスパワーステーションにおいて、前
記軟磁性部材は、スピネル型構造フェライト材(Mn−
Zn系)であり、かつ飽和磁束密度Bが300ミリテス
ラ(mT)以上、透磁率μが400以上であることを特
徴とするコードレスパワーステーション。 - 【請求項10】 請求項1から請求項5までのいずれか
一つに記載のコードレスパワーステーションにおいて、
前記軟磁性部材は、スピネル型構造フェライト材(Mn
−Zn系)であり、かつ電気抵抗ρが1キロオーム・メ
ートル(kΩ−m)以上であることを特徴とするコード
レスパワーステーション。 - 【請求項11】 請求項1から請求項5までのいずれか
一つに記載のコードレスパワーステーションにおいて、
前記軟磁性部材は、スピネル型構造フェライト材(Mn
−Zn系)であり、かつ電力伝送に使用する周波数が5
00キロヘルツ(kHz)以上であることを特徴とする
コードレスパワーステーション。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記軟磁性部材を構成する軟磁性体層は、0.1ミ
リメートル(mm)から5.0ミリメートル(mm)の
範囲内の厚さを有することを特徴とするコードレスパワ
ーステーション。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記軟磁性部材を構成する軟磁性体層は、前記一次
側コイルおよび前記二次側コイル両者により形成される
部分の外側部分に装着されるコアを形成し、このコアの
内側から発生する磁束の漏れを40%以下にすることを
特徴とするコードレスパワーステーション。 - 【請求項14】 請求項1から請求項13までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、入力側部分と出力側部分との間隙が0ミリメートル
(mm)から5ミリメートル(mm)の範囲であること
を特徴とするコードレスパワーステーション。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記出力側部分の前記軟磁性部材は、1000メガ
オーム・メートル(MΩ−m)以上の比抵抗を有し、構
成する軟磁性体層が出力側部分の回路基板であることを
特徴とするコードレスパワーステーション。 - 【請求項16】 請求項1から請求項15までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記出力側部分は、コイルの数量を1個にして小型
化することを特徴とするコードレスパワーステーショ
ン。 - 【請求項17】 請求項1から請求項15までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記軟磁性部材は、前記入力側部分のみに設け、前
記出力側部分を小型化することを特徴とするコードレス
パワーステーション。 - 【請求項18】 請求項1から請求項17までのいずれ
か一つに記載のコードレスパワーステーションにおい
て、前記出力側部分の二次側コイルの外形は、この出力
側部分に設けられる前記軟磁性体層の外形より小さく、
1ミリメートル(mm)以上内側にあることを特徴とす
るコードレスパワーステーション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338786A JPH11176677A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | コードレスパワーステーション |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338786A JPH11176677A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | コードレスパワーステーション |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11176677A true JPH11176677A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18321466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9338786A Withdrawn JPH11176677A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | コードレスパワーステーション |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11176677A (ja) |
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-
1997
- 1997-12-09 JP JP9338786A patent/JPH11176677A/ja not_active Withdrawn
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