JPH11177467A - 無線送受信装置の折り返し方法及び回路 - Google Patents

無線送受信装置の折り返し方法及び回路

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JPH11177467A
JPH11177467A JP33706497A JP33706497A JPH11177467A JP H11177467 A JPH11177467 A JP H11177467A JP 33706497 A JP33706497 A JP 33706497A JP 33706497 A JP33706497 A JP 33706497A JP H11177467 A JPH11177467 A JP H11177467A
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Takayuki Hoshi
孝幸 星
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重無線システムで使用する無線送受信装置
の折り返し方法に関し、障害切分けや保守時、対向局か
らの信号を断にする機能がなくても自局折り返しを可能
とした無線送受信装置の折り返し方法及び回路の提供を
図ることを目的とする。 【解決手段】 無線送受信装置において、自局折り返し
を行う際、送信側から受信側に折り返された高周波帯の
折り返し信号及び入力した高周波帯の受信信号を、それ
ぞれ第1中間周波帯の折り返し信号及び第2中間周波帯
の受信信号に周波数変換した後、第2中間周波数帯の受
信信号は、所定の減衰量を与えて減衰させ、第1中間周
波帯の折り返し信号は、更に、第2中間周波帯の折り返
し信号に周波数変換した後、不要波を抑圧し、所定レベ
ルで取り出すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局部発振器が送受
共用で、予備系を持たない無線送受信装置に関するもの
である。
【0002】近年、移動通信の需要が伸びるにつれて、
交換局と無線基地局間を接続するセル間通信が注目され
ている。セル間通信は、屋外に無線送受信装置(OD
U)が設置され、小型化、低コストが重視されている為
に予備系を持たないシステム構成となっている。
【0003】この様なシステムにおいては、保守や障害
個所の切分けを容易に行う為の自己診断機能の一つとし
て、主回線を断にして屋内装置(IDU)からの遠隔制
御命令で、例えば、マイクロ波による自局折り返し(R
F折り返し)を行う。
【0004】この時、対向局側の送信を断にする信号を
送る機能や自局側での切替動作の機能が必要である。本
発明は、これらの機能がなくても、例えば、マイクロ波
を用いた自局折り返しを可能にした無線送受信装置の折
り返し方法及び回路の提供を図ることを目的とする。
【0005】
【従来の技術】図7は従来例の動作説明図(その1)、
図8は従来例の動作説明図(その2)、図9は従来例の
動作説明図(その3)である。
【0006】従来の屋外型無線送受信装置(ODU)を
運用中、保守や障害個所の切分けを行う際、例えば、マ
イクロ波を用いた自局折り返し機能を具備しない機器
は、屋内に運び込んで装置間の対向試験や折り返し試験
器を使用した切分け作業を行っていた。
【0007】また、上記の折り返し機能を具備した機器
は、対向局側の送信を断にさせて機器の切分けを行って
いた。以下、図7〜図9について詳細説明を行う。
【0008】図7において、A局では、入力したIF帯
の送信信号IFf1が、IF用増幅器40aで増幅され
た後、周波数変換器41aで送受共用局部発振器49a
からの局発信号と混合されて、RF帯の送信信号RFf
1に周波数変換された後、RF用増幅器42a、選択性
帯域フイルタ43a及びサーキュレータ44aを介して
所定レベルの出力でB局に送出される。
【0009】B局では、入力したRF帯の受信信号RF
f1が、サーキュレータ44b、選択性帯域フイルタ4
5b、RF用増幅器46bを介して、第2の周波数変換
器47bに加えられる。
【0010】周波数変換器47bには、送受共用局部発
振器49bからの局発信号が加えられているので、RF
帯の受信信号RFf1がIF帯の受信信号IFf1に周
波数変換された後、更に、IF用増幅器48bで規定レ
ベルまで増幅されてIF帯の受信信号IFf1として取
り出される。
【0011】なお、B局からA局に信号を送る場合、B
局からはRF帯の送信信号RFf2を送ると云う点を除
けば、上記と同様な動作を行うので説明を省略する。こ
こで、A局とB局間で通信中、B局で回線障害が発生し
た時、A局の送信系、またはB局の受信系、または送受
共用局部発振器に不具合が発生しているか、発生してい
ないかの切分けは、例えば、保守員がA局とB局に行っ
て判断していた。
【0012】図8において、入力したIF帯の送信信号
IFf1が、IF用増幅器51で増幅され、第1の周波
数変換器52で送受共用局部発振器56からの局発信号
と混合されてRF帯の送信信号RFf1に変換された
後、RF用増幅器53、方向性結合器54及び共用器5
5を構成する選択性帯域フイルタ551、サーキュレー
タ552を介して所定レベルの出力で対向局に送出され
る。
【0013】一方、入力したRF帯の受信信号RFf2
が、共用器55を構成するサーキュレータ552、選択
性帯域フイルタ553及びオン状態のスイッチ56を通
り、方向性結合器57、RF用増幅器58を介して第2
の周波数変換器59に加えられる。
【0014】第2の周波数変換器59には、送受共用局
部発振器56からの出力も加えられているので、上記R
F帯の受信信号RFf2は周波数変換されてIF帯の受
信信号IFf2に周波数変換された後、選択性帯域フイ
ルタ61の側と異なる側に切り替わっているスイッチ6
0、IF用選択性帯域フイルタ65、IF用増幅器66
を通って所定レベルで取り出される。
【0015】ここで、運用中の回線に障害が発生した
時、方向性結合器54、57で構成された自局折り返し
機能があるので、自局折り返し試験により機器診断を行
う。自局折り返しの場合、自局に入力する対向局からの
信号を断にする為にスイッチ56をオフ状態に、スイッ
チ60を選択性帯域フイルタ61の側に切り替えると共
に、方向性結合器54、57を介してRF帯の折り返し
送信信号RFf1を、RF用増幅器58を介して第2の
周波数変換器59に加える。
【0016】第2の周波数変換器59には送受共用局部
発振器56からの出力も加えられているので、RF帯の
折り返し送信信号RFf1はIF帯の折り返し送信信号
IFf1に周波数変換され、選択性帯域フイルタ61の
側に切り替わったスイッチ60、選択性帯域フイルタ6
1、IF用増幅器62を介して、再び、第3の周波数変
換器63に加えられる。
【0017】第3の周波数変換器63には、IF帯の位
相同期発振器64の出力信号が加えられているので、I
F帯の折り返し送信信号IFf1がIF帯の折り返し受
信信号IFf2に周波数変換された後、IF帯の選択性
帯域フイルタ65、IF用増幅器66を介して規定レベ
ルまで増幅されて出力される。
【0018】即ち、図8に示す様に、自局折り返し機能
がある場合には、自局折り返し試験により機器診断を行
うことができる。この時、自局に入る受信信号をスイッ
チ56で断にするか、または対向局へ制御信号を送出し
て送信信号の送出を断にする機能を用いて、折り返し信
号と対向局側からの受信信号とのD/Uを高めている。
【0019】つまり、スイッチ56が接続状態の時、R
F帯の受信信号RFf2は第2の周波数変換器59でI
F帯の受信信号IFf2に周波数変換され、選択性帯域
フイルタ65の入力側に現れる。
【0020】ここには、同一周波数の折り返し受信信号
IFf2も印加しているのでD/Uが劣化する。そこ
で、スイッチ56を断状態にしてD/Uを高めて、正し
く機器診断ができる様にしている。
【0021】図9において、送信用局部発振器561
受信用局部発振器562 の発振周波数が同一で(例え
ば、20GHz)、且つ、送信側及び受信側のIF周波
数が同一(例えば、800MHz)の場合、折り返し周
波数が受信側IF周波数と同一(800MHz)とな
り、折り返し信号を抽出することは困難となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、セル間通
信に使用される無線送受信装置は屋外に設置されている
為、殆どの屋外装置はアンテナ一体型であり、障害時に
はアンテナを外し、撤去・交換・切分け作業に多くの時
間と費用を費やしていた。
【0023】また、予備系による監視切替系の充実や、
自局装置に対向局装置の送信出力停止制御機能を具備す
るには、高価で形状が大きなマイクロスイッチを付けな
ければならないので、コストアップ・形状が大となり、
小型化が困難となると云う課題がある。
【0024】本発明は、障害切分けや保守時に対向局か
らの信号を断にする機能がなくても、自局折り返しを可
能とした無線送受信装置の折り返し方法の提供を図るこ
とを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図中、11はIF用増幅器、12は第1の周
波数変換器、13はRF用増幅器、14は送信側分岐
部、15は共用器、16は送受共用局部発振器、17は
受信側分岐部、18はRF用増幅器、19は第2の周波
数変換器、20は選択性帯域フイルタ、21はIF用増
幅器、22は第3の周波数変換器、23はIF用位相同
期発振器、24は制御部、25は切替手段、26は選択
性帯域フイルタ、27はIF用増幅器で構成されてい
る。
【0026】さて、第1の本発明は、自装置内で自局折
り返しを行う機能とを有する無線送受信装置において、
自局折り返しを行う際、送信側から受信側に折り返され
た高周波帯の折り返し信号及び入力した高周波帯の受信
信号を、それぞれ第1中間周波帯の折り返し信号及び第
2中間周波帯の受信信号に周波数変換する。そして、第
2中間周波数帯の受信信号は所定の減衰量を与えて減衰
させ、第1中間周波帯の折り返し信号は、更に、第2中
間周波帯の折り返し信号に周波数変換した後、不要波を
抑圧し、所定レベルで取り出す様にした。
【0027】第2の本発明は、自装置内で自局折り返し
を行う機能とを有する無線送受信装置において、第2中
間周波帯の受信信号が伝送する伝送線路を切断し、また
は接続する切替手段と、第1中間周波帯の折り返し信号
を、第2中間周波帯の折り返し信号に周波数変換する第
1/第2中間周波帯変換手段と、制御手段を設ける。
【0028】そして、自装置内で自局折り返しを行う
際、制御手段は、切替手段を制御して伝送線路を切断す
ると共に、該第1/第2中間周波帯変換手段を動作状態
にした後、送信側から受信側に折り返された高周波帯の
折り返し信号を該局部発振器の出力を用いて第1中間周
波帯の折り返し信号に変換した後、更に、第1/第2中
間周波帯変換手段で第2中間周波帯の折り返し信号に変
換して、不要波が抑圧された所定レベルの出力を取り出
す様にした。
【0029】第3の本発明は、上記切替手段を、スイッ
チまたは可変減衰器のうち、いずれか一方を用いて構成
する。つまり、本発明は、自局折り返しの時は、自局に
受信信号が入力中であっても切替手段で受信信号用伝送
線路を切断することによって、折り返し信号が出力側に
現れるのを阻止し、通常受信中の時は、折り返し信号が
入力しているのて、IF用位相同期発振器の動作を停止
して折り返し信号が出力側に現れるのを阻止することに
より、複雑な制御や高価な切替回路を用いずに小型化・
低価格化の折り返し機能を提供できる様にしたものであ
る。
【0030】以下、図1を用いて本発明の原理を説明す
る。図1において、送信側は、入力したIF帯の信号I
Ff1は、IF用増幅器11で増幅されて第1の周波数
変換器12に加えられる。
【0031】第1の周波数変換器12には送受共用局部
発振器16からの局発信号が加えられているので、上記
IF帯の信号IFf1はRF帯の信号RFf1に周波数
変換され、更に、RF用増幅器13で増幅された後、送
信側分岐部14、共用器15の構成要素である選択性帯
域フイルタ151、サーキュレータ152を介して送信
信号として送信される。
【0032】また、受信側は、共用器15の構成要素で
あるサーキュレータ152、選択性帯域フイルタ153
及び受信側分岐部17を介して入力したRF帯の受信信
号RFf2は、RF用増幅器18で増幅された後、第2
の周波数変換器19で上記の局発信号と混合されてIF
帯の信号IFf2に変換される。
【0033】そして、IF帯の信号IFf2は、オン状
態の切替手段25、選択性帯域フイルタ26を通り、I
F用増幅器27で規定レベルまで増幅されて屋内装置
(図示せず)に送られる。
【0034】一方、本発明の原理を用いた折り返し方法
は、RF用増幅器13が出力するRF帯の信号RFf1
の一部を、送信側分岐部14、受信側分岐部17を介し
て自局受信側に折り返し、RF用増幅器18、第2の周
波数変換器19、選択性帯域フイルタ20を介してIF
帯の信号IFf1(送信側IF帯の信号と同じ)を取り
出す。
【0035】取り出したIF帯の信号IFf1は、IF
用増幅器21で増幅され、更に、第3の周波数変換器2
2で運用時のIF帯の受信信号IFf2に周波数変換さ
れた後、周波数IFf2の選択性帯域フイルタ26を通
過し、増幅器27で規定レベルまで増幅された後、折り
返し信号は屋内装置へ伝送される。
【0036】この時、制御手段24の制御で、 中間周波帯位相同期発振器23の電源をオンにする
と共に、 選択性帯域フイルタ26の入力側に設けた切替手段
25をオフにすることで、自局折り返しの際、自局への
受信信号が入力中であっても折り返し信号と受信信号の
D/Uが取れるので、複雑な制御や高価な切替回路を用
いずに小型・低価格化された無線送受信装置の自局折り
返しが可能となる。
【0037】なお、通常受信時は、切替手段25をオン
にすると共に、IF帯の位相同期発振器23の電源をオ
フにすることで、自局折り返しが行われていてもD/U
の良好なIF帯の信号IFf2を取り出すことができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例の動作説明
図(その1)、図3は図2中の制御部機能説明図、図4
は本発明の別の実施例の動作説明図(その1)、図5は
本発明の実施例の動作説明図(その2)、図6は本発明
の別の実施例の動作説明図(その2)である。
【0039】なお、上記で詳細説明した部分については
概略説明し、本発明の部分について詳細説明する。ま
た、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。ここ
で、図1中の切替手段25は、図2〜図6ではスイッチ
251 とIF帯の受信信号を通過させる選択性帯域フイル
タ252 で構成されており、図4、図6中の30はIF
用増幅器、31は第4の周波数変換器、32は選択性帯
域フイルタ、33は送信側IF用局部発振器、34は第
5の周波数変換器、35は選択性帯域フイルタ、36は
IF用増幅器、37は受信側IF用局部発振器である。
【0040】更に、図2、図5はシングルコンバージョ
ン方式による実施例の動作説明図で、例えば、送信側I
F周波数は800MHz、送信周波数は20.8GH
z、受信周波数は19.8GHz、受信側IF周波数は
200MHzとし、図4、図6はダブルコンバージョン
方式による実施例の動作説明図で、例えば、送信側第1
IF周波数は70MHz、送信側第2IF周波数は80
0MHz、送信周波数は20.8GHz、受信周波数は
19.8GHz、受信側第1IF周波数は800MH
z、受信側第2IF周波数は70MHzとしている。
【0041】以下、図2〜図6の動作を説明する。図2
において、入力した800MHzの信号IFf1は、I
F用増幅器11で増幅された後、第1の周波数変換器1
2で局部発振器16からの20GHzの局発信号と混合
されて、20.8GHzの信号RFf1に周波数変換さ
れる。
【0042】そして、RF用増幅器13で増幅された
後、送信側分岐部14、選択性帯域フイルタ151、サ
ーキュレータ152を介して所定レベルの送信信号とし
て送信される。
【0043】また、対向局からの19.8GHzの受信
信号RFf2は、サーキュレータ152、選択性帯域フ
イルタ153、受信側分岐部17を通り、RF用増幅器
18で増幅された後、第2の周波数変換器19で送受共
用局部発振器16からの20GHzの局発信号と混合さ
れ、200MHzの信号IFf2に周波数変換される。
【0044】そして、200MHzの信号IFf2は、
選択性帯域フイルタ252 と、オンになったスイッチ2
1 を通過して選択性帯域フイルタ26に加えられる。
しかし、送信側分岐部14、受信側分岐部17、RF用
増幅器18、第2の周波数変換器を介して常時、漏れ込
む送信側からの折り返し信号、即ち、800MHzの信
号IFf1はこの選択性帯域フイルタ252 で通過を阻
止される。
【0045】また、選択性帯域フイルタ26も、受信信
号と折り返し信号とのD/Uを取る機能を持っているの
で、200MHzの信号IFf2は折り返し信号とのD
/Uをより大きくした後、IF用増幅器で一定レベルに
増幅されて屋内装置に伝送される。
【0046】一方、本発明の自局折り返しの際には、R
F用増幅器13が出力する20.8GHzの信号を、送
信側分岐部14、受信側分岐部17を介してRF用増幅
器18に加えて増幅した後、第2の周波数変換器19で
20GHzの局発信号と混合させて、800MHzの折
り返し信号IFf1(送信側IF信号)を取り出して選
択性帯域フイルタ20に加える。
【0047】選択性帯域フイルタ20は、上記800M
Hzの折り返し信号IFf1は通過させるが、200M
Hzの信号IFf2(受信側IF信号)は阻止する機能
を持っているので、上記800MHzの信号はここを通
過し、IF用増幅器21で増幅された後、第3の周波数
変換器22に加えられる。
【0048】第3の周波数変換器22にはIF用PLO
23からの周波数600MHzの信号が加えられている
ので、800MHzの信号は周波数変換され、選択性帯
域フイルタ26を通して200MHzの折り返し信号I
Ff2が抽出され、IF用増幅器27で規定レベルまで
増幅された後、折り返し信号は図示しない屋内装置(I
DU)へ伝送される。
【0049】なお、選択性帯域フイルタ26は、折り返
し時、第3の周波数変換器22におけるIF/IF周波
数変換で発生するイメージを除去し、折り返し信号IF
f2を抽出する機能を持っている。
【0050】また、制御部24は、図3に示す様な構成
になっているので、折り返しテストの際、 IF用PLO23への電源をオンする フイルタ26の入力側において、主信号と折り返し
信号とのD/Uを取ることを目的とする為のスイッチ2
1 をオフにする 制御を行うことで、主信号と折り返し信号のD/Uを確
保し、自局折り返しを可能にしている。
【0051】次に、図4の構成は、図2の構成に周波数
変換部分を付加して無線送受信装置に入出力する中間周
波数を、例えば、800MHzから70MHzに下げる
様にしたものであるが、800MHz及び高周波帯の部
分は上記で詳細説明したので概略説明し、付加した周波
数変換部分について詳細説明する。
【0052】図4において、送信側では、入力した70
MHzの信号IFf1´がIF用増幅器30で増幅さ
れ、第4の周波数変換器31で局部発振器33からの、
例えば、730MHzの局発信号と混合され、選択性帯
域フイルタ32を介して800MHzの信号IFf1に
周波数変換される。
【0053】そして、800MHzの信号IFf1は、
増幅器11で増幅された後、第1の周波数変換器12で
20.8GHzの信号RFf1に周波数変換され、RF
用増幅器13で増幅され、送信側分岐部14、選択性帯
域フイルタ151、サーキュレータ152を介して所定
レベルの送信信号として送信される。
【0054】また、対向局からの19.8GHzの受信
信号RFf2は、サーキュレータ152、選択性帯域フ
イルタ153、受信側分岐部17を通り、RF用増幅器
18で増幅された後、第2の周波数変換器19で200
MHzの信号IFf2に周波数変換され、選択性帯域フ
イルタ252 に加えられる。
【0055】選択性帯域フイルタ252 は、200MH
zの信号IFf2は通過させ、常時、漏れ込む送信側か
らの折り返し信号IFf1の通過を阻止するが、運用時
は更に、選択性帯域フイルタ26でも、上記の折り返し
信号を除去してD/Uをより大きくしている。
【0056】そして、D/Uが大きくなった200MH
zのIF信号IFf2は、第5の周波数変換器34に加
えられるが、ここには局部発振器37からの、例えば、
130MHzも加えられているので、70MHzの信号
IFf1´に周波数変換された後、IF帯の増幅器36
で一定レベルに増幅され、図示しない屋内装置(ID
U)へ伝送される。
【0057】一方、本発明の自局折り返しの際には、R
F用増幅器13が出力する20.8GHzの信号を、送
信側分岐部14、受信側分岐部17、RF用増幅器18
を介して第2の周波数変換器19に加える。
【0058】ここには、20GHzの局発信号も加えら
れているので、第2の周波数変換器19は800MHz
の折り返し信号IFf1を取り出して選択性帯域フイル
タ20に加える。
【0059】選択性帯域フイルタ20は、上記800M
Hzの折り返し信号IFf1を通過させるが、200M
Hzの受信信号IFf2は通過を阻止する機能を持って
いるので、上記800MHzの折り返し信号のみがここ
を通過し、IF用増幅器21で増幅された後、第3の周
波数変換器22に加えられる。
【0060】第3の周波数変換器22にはIF用PLO
23からの周波数600MHzの信号が加えられている
ので、800MHzの折り返し信号は200MHzの折
り返し信号IFf2に周波数変換された後、選択性帯域
フイルタ26を介して第5の周波数変換器34に加えら
れる。
【0061】この周波数変換器34には局部発振器37
からの、例えば、130MHzが加えられているので、
200MHzの折り返し信号は70MHzの折り返し信
号IFf1´に周波数変換された後、IF帯の増幅器3
6で一定レベルに増幅され、図示しない屋内装置(ID
U)へ伝送される。
【0062】なお、選択性帯域フイルタ26は、折り返
し動作の際、第3の周波数変換器22で生ずるイメージ
を除去する機能を持ち、800MHzの折り返し信号I
Ff1から200MHzの折り返し信号を抽出する。
【0063】また、制御部24は、上記で詳細説明した
様に、折り返しテストの際、 IF用PLO23への電源をオンにする フイルタ26の入力側において、主信号と折り返し
信号とのD/Uを取ることを目的とする為のスイッチ2
1 をオフにする 制御を行うことで、主信号と折り返し信号のD/Uを確
保し、自局折り返しを可能にしている。
【0064】ここで、図2、図4に示す構成では、スイ
ッチ251 を設け、自局折り返しの際には折り返し信号
と主信号との間で、例えば、約30dBのD/Uを取る
ため、スイッチ251 をオフにした。
【0065】しかし、図5、図6ではスイッチの代わり
に可変減衰器253 を設け、可変減衰器で主信号に減衰
量を与えることにより、主信号と折り返し信号の間で、
スイッチの場合と同程度のD/Uを取る様にした。
【0066】なお、図5、図6の構成は、可変減衰器2
3 の部分を除き、図2、図4と同じ構成であるので、
動作説明は概略説明する。図5において、運用時、入力
した800MHzの信号IFf1は、IF用増幅器11
で増幅された後、第1の周波数変換器12で20.8G
Hzの信号RFf1に周波数変換され、RF用増幅器1
3で所定レベルの出力に増幅された後、共用器15を経
て送信される。
【0067】また、19.8GHzの受信信号RFf2
は、共用器15を経てRF用増幅器18で増幅された
後、第2の周波数変換器19で200MHzの信号IF
f2に周波数変換されるが、選択性帯域フイルタ252
で、常時、送信側から漏れ込む800MHzの折り返し
信号IFf1が除去され、最小減衰量に制御された可変
減衰器253 を通して選択性帯域フイルタ26に加えら
れる。
【0068】選択性帯域フイルタ26では、200MH
zの受信信号IFf2と800MHzの折り返し信号I
Ff1とのD/Uを更に大きくして、漏れ込む折り返し
信号を除去し、受信IF部27で一定レベルに増幅され
て屋内装置に伝送される。
【0069】一方、本発明の自局折り返しは、RF用増
幅器13が出力する20.8GHzの信号RFf1を分
岐してRF用増幅器18に折り返し、選択性帯域フイル
タ20で800MHzの折り返し信号IFf1を抽出
し、200MHzの受信信号IFf2は除去する。
【0070】そして、IF用増幅器21で800MHz
の信号IFf1を増幅し、第3の周波数変換器22で2
00MHzの折り返し信号IFf2に変換した後、選択
性帯域フイルタ26を介して増幅器27に加え、ここで
一定レベルまで増幅して200MHzの折り返し信号を
図示しない屋内装置に送出する。
【0071】なお、自局折り返しの機能として、選択性
帯域フイルタ26はIF/IF周波数変換部22で発生
するイメージ周波数の信号を除去する機能を、制御部2
4はIFPLO23の電源をオンにす電源制御と、フイ
ルタ26の入力側において、主信号と折り返し信号との
D/Uを取る為の可変減衰器253 の減衰量制御を行う
ことで、自局折り返しを可能にしている。
【0072】図6において、運用時は、第4の周波数変
換器31で、70MHzの信号IFf1´が800MH
zの信号IFf1に周波数変換され、IF用増幅器11
で増幅された後、第1の周波数変換器12で20.8G
Hzの信号RFf1に周波数変換され、RF用増幅器1
3で増幅された後、共用器15を経て所定レベルの出力
で送信される。
【0073】また、19.8GHzの受信信号RFf2
は、共用器15を経てRF用増幅器18で増幅された
後、第2の周波数変換器19で200MHzの信号IF
f2に周波数変換される。
【0074】この信号IFf2は、常時、送信側から漏
れ込む折り返し信号IFf1を除去する選択性帯域フイ
ルタ252 及び最小減衰量に制御された可変減衰器25
3 を通り、選択性帯域フイルタ26で信号IFf2と折
り返し信号IFf1とのD/Uを更に大きくして漏れ込
む折り返し信号を除去する。
【0075】そして、D/Uが大きくなった信号IFf
2は、第5の周波数変換器34で70MHzの信号IF
f1´に変換され、受信IF部で一定レベルに増幅され
て屋内装置に伝送される。
【0076】一方、本発明の自局折り返しは、RF用増
幅器13が出力する20.8GHzの信号RFf1を分
岐してRF用増幅器18で折り返し、選択性帯域フイル
タ20で800MHzの信号IFf1を抽出し、200
MHzの信号IFf2を除去する。
【0077】そして、IF用増幅器21で800MHz
の信号IFf1を増幅し後、第3の周波数変換器22と
選択性帯域フイルタ26を用いて200MHzの信号I
Ff2に変換し、更に、第5の周波数変換器34と選択
性帯域フイルタ35を用いて70MHzの信号IFf1
´に変換し、増幅器27で一定レベルに増幅して折り返
し信号を図示しない屋内装置に送出する。
【0078】この時、制御部24からIFPLO23と
可変減衰器253 に折り返し制御をかけることで、IF
PLO23の電源をオンにすると共に、選択性帯域フイ
ルタの入力側において、受信信号と折り返し信号のD/
Uを取る為、可変減衰器253 で主信号に減衰量を与え
ることにより、スイッチの場合と同程度の減衰量が取れ
る様にすることで、自局折り返しを可能にしている。
【0079】また、従来例の項で説明した図9の構成の
場合(送受信側の局発信号の周波数が、例えば、共に2
0GHz、入出力周波数が、例えば、共に、800MH
zの場合)、折り返し信号の抽出が困難であったが、送
信側局発信号の周波数と受信側局発信号の周波数が、例
えば、20GHz、19GHz、入出力信号の周波数
が、例えば、800MHz、200MHzと異なってい
れば分離が可能となり、本発明が適用可能である。
【0080】
【発明の効果】上記で詳細に説明した様に、本発明によ
れば、通常の運用時においては、折り返し用の発振器の
電源をオフにすることで折り返し信号からの漏れ込み信
号を無くし、運用時の安定化を図ることができる。
【0081】一方、自局折り返しの際には、対向局側か
らの送信信号を断にする送信停止の制御や、自局側での
受信信号を断にするRFスイッチ等を有せずに、安価な
IF帯の部品と折り返し用の発振器の電源を制御するこ
とで、折り返しの信号と、主回線からの受信信号とのD
/Uを維持でき、自局折り返しが容易に行え、且つ、小
型化、低価格化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の動作説明図(その1)であ
る。
【図3】図2中の制御部機能説明図である。
【図4】本発明の別の実施例の動作説明図(その1)で
ある。
【図5】本発明の実施例の動作説明図(その2)であ
る。
【図6】本発明の別の実施例の動作説明図(その2)で
ある。
【図7】従来例の動作説明図(その1)である。
【図8】従来例の動作説明図(その2)である。
【図9】従来例の動作説明図(その3)である。
【符号の説明】
11 IF用増幅器 12 第1の周波数変換器 13 RF用増幅器 14 送信側分岐部 15 共用器 16 送受共用局部発振器 17 受信側分岐部 18 RF用増幅器 19 第2の周波数変換器 20 選択性帯域フイルタ 21 IF用増幅器 22 第3の周波数変換器 23 IF用位相同期発振器 24 制御部 25 切替手段 26 選択性帯域フイルタ 27 IF用増幅器 30 IF用増幅器 31 第4の周波数変換器 32 選択性帯域フイルタ 33 送信側IF用局部発振器 34 第5の周波数変換器 35 選択性帯域フイルタ 36 IF用増幅器 37 受信側IF用局部発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 17/02 H04B 7/26 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信共用の局部発振器を用いて、 入力した第1中間周波帯の送信信号を高周波帯の送信信
    号に周波数変換した後、規定の出力で送信し、入力した
    高周波帯の受信信号を第2中間周波帯の受信信号に周波
    数変換した後、所定レベルで出力する機能と、自装置内
    で自局折り返しを行う機能とを有する無線送受信装置に
    おいて、 自局折り返しを行う際、 送信側から受信側に折り返された高周波帯の折り返し信
    号及び入力した高周波帯の受信信号を、それぞれ第1中
    間周波帯の折り返し信号及び第2中間周波帯の受信信号
    に周波数変換した後、該第2中間周波数帯の受信信号
    は、所定の減衰量を与えて減衰させ、該第1中間周波帯
    の折り返し信号は、更に、第2中間周波帯の折り返し信
    号に周波数変換した後、不要波を抑圧し、所定レベルで
    取り出す様にしたことを特徴とする無線送受信装置の折
    り返し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の無線送受信装置において、 第2中間周波帯の受信信号が伝送する伝送線路を切断
    し、または接続する切替手段と、第1中間周波帯の折り
    返し信号を、第2中間周波帯の折り返し信号に周波数変
    換する第1/第2中間周波帯変換手段と、制御手段を設
    け、 自装置内で自局折り返しを行う際、 該制御手段は、該切替手段を制御して該伝送線路を切断
    すると共に、該第1/第2中間周波帯変換手段を動作状
    態にした後、 送信側から受信側に折り返された高周波帯の折り返し信
    号を該局部発振器の出力を用いて第1中間周波帯の折り
    返し信号に変換し、更に、第1/第2中間周波帯変換手
    段で第2中間周波帯の折り返し信号に変換して、不要波
    が抑圧された所定レベルの出力を取り出す様にしたこと
    を特徴とする無線送受信装置の折り返し回路。
  3. 【請求項3】 上記切替手段を、スイッチまたは可変減
    衰器のうち、いずれか一方を用いて構成したことを特徴
    とする請求項2の無線送受信装置の折り返し回路。
JP33706497A 1997-12-08 1997-12-08 無線送受信装置の折り返し方法及び回路 Withdrawn JPH11177467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109546A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kyocera Corp 無線機及びその制御方法

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JP2010109546A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kyocera Corp 無線機及びその制御方法

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