JPH11177838A - 水平偏向励振回路 - Google Patents
水平偏向励振回路Info
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- JPH11177838A JPH11177838A JP35609097A JP35609097A JPH11177838A JP H11177838 A JPH11177838 A JP H11177838A JP 35609097 A JP35609097 A JP 35609097A JP 35609097 A JP35609097 A JP 35609097A JP H11177838 A JPH11177838 A JP H11177838A
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平出力トランジスタの順方向ベース電流を
時間と共に増加傾向を持たせ、蓄積時間と降下時間を短
くし、回路の電力損失を低減する。 【解決手段】 水平励振トランス15の2次巻線15b
を抵抗11,13を介して水平出力トランジスタ5のベ
ース・エミッタ間に接続する。逆ベース電流引き抜きス
イッチ素子12は、抵抗11に生じる電圧Vrに応じ
て、トランジスタ5のベース電極からの電流を負電源へ
と流す。整流ダイオード16は、3次巻線15nに発生
する方形波パルスVnを受け、トランジスタ5の順方向
ベース電流が流れ始めるのと同じタイミングで導通を開
始する。平滑コンデンサ17は整流ダイオード16に流
れる電流に起因して充電される。この平滑コンデンサ1
7両端の電圧を上記の負電源とする。
時間と共に増加傾向を持たせ、蓄積時間と降下時間を短
くし、回路の電力損失を低減する。 【解決手段】 水平励振トランス15の2次巻線15b
を抵抗11,13を介して水平出力トランジスタ5のベ
ース・エミッタ間に接続する。逆ベース電流引き抜きス
イッチ素子12は、抵抗11に生じる電圧Vrに応じ
て、トランジスタ5のベース電極からの電流を負電源へ
と流す。整流ダイオード16は、3次巻線15nに発生
する方形波パルスVnを受け、トランジスタ5の順方向
ベース電流が流れ始めるのと同じタイミングで導通を開
始する。平滑コンデンサ17は整流ダイオード16に流
れる電流に起因して充電される。この平滑コンデンサ1
7両端の電圧を上記の負電源とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受像管ディスプレ
イ機器の水平出力トランジスタを励振する水平偏向励振
回路に係り、特に、水平出力トランジスタの順方向ベー
ス電流を時間と共に増加傾向の傾斜を持った波形とする
ことによって、ベースに過剰な電流が流れることを防止
して電力効率を改善することができ、水平出力トランジ
スタの逆ベース電流を効果的に増大せしめることによ
り、水平出力トランジスタのスイッチング特性を改善し
た水平偏向励振回路に関する。
イ機器の水平出力トランジスタを励振する水平偏向励振
回路に係り、特に、水平出力トランジスタの順方向ベー
ス電流を時間と共に増加傾向の傾斜を持った波形とする
ことによって、ベースに過剰な電流が流れることを防止
して電力効率を改善することができ、水平出力トランジ
スタの逆ベース電流を効果的に増大せしめることによ
り、水平出力トランジスタのスイッチング特性を改善し
た水平偏向励振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の水平偏向励振回路とそ
れに連なる水平出力回路の一例を示す回路図である。図
10において、水平励振スイッチ素子1は、図示しない
前段の水平発振段からの水平発振パルスVosc を受けて
オンオフ動作を行う。ここでは、このスイッチ素子1と
してFETを例示しており、そのドレイン端子には水平
励振トランス2の1次巻線2aの一端が接続されてい
る。1次巻線2aの他の一端には、電流制限抵抗3を介
して直流電源Eが接続されている。
れに連なる水平出力回路の一例を示す回路図である。図
10において、水平励振スイッチ素子1は、図示しない
前段の水平発振段からの水平発振パルスVosc を受けて
オンオフ動作を行う。ここでは、このスイッチ素子1と
してFETを例示しており、そのドレイン端子には水平
励振トランス2の1次巻線2aの一端が接続されてい
る。1次巻線2aの他の一端には、電流制限抵抗3を介
して直流電源Eが接続されている。
【0003】水平励振トランス2の2次巻線2bの一端
は接地され、他の一端はベース抵抗4を介して水平出力
トランジスタ5のベース電極に導かれている。水平出力
トランジスタ5のエミッタ電極は接地され、コレクタ電
極とエミッタ電極との間にはダンパーダイオード6と帰
線共振コンデンサ7が並列に接続されている。また、コ
レクタ電極とエミッタ電極との間には他に、水平偏向コ
イル8とS字補正コンデンサ9との直列回路が接続され
ている。そして、さらに、コレクタ電極には水平出力ト
ランスの1次巻線10の一端が接続され、その他端には
直流電源Ebが接続されている。
は接地され、他の一端はベース抵抗4を介して水平出力
トランジスタ5のベース電極に導かれている。水平出力
トランジスタ5のエミッタ電極は接地され、コレクタ電
極とエミッタ電極との間にはダンパーダイオード6と帰
線共振コンデンサ7が並列に接続されている。また、コ
レクタ電極とエミッタ電極との間には他に、水平偏向コ
イル8とS字補正コンデンサ9との直列回路が接続され
ている。そして、さらに、コレクタ電極には水平出力ト
ランスの1次巻線10の一端が接続され、その他端には
直流電源Ebが接続されている。
【0004】このようにすると、周知の原理により水平
出力トランジスタ5のコレクタには正弦半波のパルスV
cが発生し、水平偏向コイル8にはのこぎり波電流(水
平偏向電流)Iyが流れて、受像管電子ビームの水平偏
向作用を行う。
出力トランジスタ5のコレクタには正弦半波のパルスV
cが発生し、水平偏向コイル8にはのこぎり波電流(水
平偏向電流)Iyが流れて、受像管電子ビームの水平偏
向作用を行う。
【0005】この図10の動作を図11の波形図を用い
てさらに説明する。図11において、(A)は水平励振
スイッチ素子1におけるドレイン電圧Vdを示してい
る。即ち、このスイッチ素子1はベース入力のVosc の
波形に従って水平偏向周期thでオンオフを繰り返す。
水平偏向周期thにおけるオン期間tonでは波形はほぼ
ゼロ電圧にボトミングし、オフ期間toff ではほぼ電源
電圧Eのレベルとなる。
てさらに説明する。図11において、(A)は水平励振
スイッチ素子1におけるドレイン電圧Vdを示してい
る。即ち、このスイッチ素子1はベース入力のVosc の
波形に従って水平偏向周期thでオンオフを繰り返す。
水平偏向周期thにおけるオン期間tonでは波形はほぼ
ゼロ電圧にボトミングし、オフ期間toff ではほぼ電源
電圧Eのレベルとなる。
【0006】図11において、(B)は水平出力トラン
ジスタ5のベース電流Ibを示している。ドレイン電圧
Vdのハイレベル期間toff の間、図示のように正のベ
ース電流Ibが流れる。期間toff が終了すると、ベー
ス電流Ibは負方向に転じ、蓄積時間tstだけ経過した
後、ゼロレベルに戻る。
ジスタ5のベース電流Ibを示している。ドレイン電圧
Vdのハイレベル期間toff の間、図示のように正のベ
ース電流Ibが流れる。期間toff が終了すると、ベー
ス電流Ibは負方向に転じ、蓄積時間tstだけ経過した
後、ゼロレベルに戻る。
【0007】さらに、図11において、(C)は水平出
力トランジスタ5のコレクタパルス(コレクタ電圧)V
cを示している。前述の蓄積時間tstが終了すると、水
平出力トランジスタ5のコレクタ・エミッタ間が遮断状
態となり、同時に正弦半波のパルスVcがコレクタに発
生する。この正弦波の周期は主として帰線共振コンデン
サ7と水平偏向コイル8との共振周期で定まり、その半
周期trが過ぎると自動的にパルスVcが終了し、これ
が水平偏向の帰線時間となる。
力トランジスタ5のコレクタパルス(コレクタ電圧)V
cを示している。前述の蓄積時間tstが終了すると、水
平出力トランジスタ5のコレクタ・エミッタ間が遮断状
態となり、同時に正弦半波のパルスVcがコレクタに発
生する。この正弦波の周期は主として帰線共振コンデン
サ7と水平偏向コイル8との共振周期で定まり、その半
周期trが過ぎると自動的にパルスVcが終了し、これ
が水平偏向の帰線時間となる。
【0008】図11において、(D)は水平出力トラン
ジスタ5のコレクタ電流Icと、ダンパーダイオード6
のダンパー電流Idを示している。なお、図11(D)
においては、ダンパー電流Idを図示の方向に描いてい
るので、図10においては便宜上、ダンパー電流Idの
矢印の向きを接地側に示している。まず、帰線時間tr
が終了した時点で、ダンパー電流Idが破線で示すよう
にある一定値から流れ出し、主として電源電圧Ebと水
平偏向コイル8のインダクタンス値とで定まる一定傾斜
で上昇する。
ジスタ5のコレクタ電流Icと、ダンパーダイオード6
のダンパー電流Idを示している。なお、図11(D)
においては、ダンパー電流Idを図示の方向に描いてい
るので、図10においては便宜上、ダンパー電流Idの
矢印の向きを接地側に示している。まず、帰線時間tr
が終了した時点で、ダンパー電流Idが破線で示すよう
にある一定値から流れ出し、主として電源電圧Ebと水
平偏向コイル8のインダクタンス値とで定まる一定傾斜
で上昇する。
【0009】次に、ベース電流Ibが流れ出した時点か
ら実線で示すコレクタ電流Icがダンパー電流Idに肩
代わりして流れる。この電流Icは、次の帰線時間tr
の始点で降下時間tfだけかかって急速にゼロに戻る。
ら実線で示すコレクタ電流Icがダンパー電流Idに肩
代わりして流れる。この電流Icは、次の帰線時間tr
の始点で降下時間tfだけかかって急速にゼロに戻る。
【0010】ところで、この降下時間tfの間は、コレ
クタ電流Icとコレクタ電圧Vcとの両方が存在してい
るので水平出力トランジスタ5の内部での電力損失とな
り、水平出力トランジスタ5の温度上昇を招く。特に、
高精細ディスプレイ等、水平偏向周期thが短い場合は
相対的に降下時間tfの割合が高くなるため、この電力
損失を無視することができない。
クタ電流Icとコレクタ電圧Vcとの両方が存在してい
るので水平出力トランジスタ5の内部での電力損失とな
り、水平出力トランジスタ5の温度上昇を招く。特に、
高精細ディスプレイ等、水平偏向周期thが短い場合は
相対的に降下時間tfの割合が高くなるため、この電力
損失を無視することができない。
【0011】また、この図11から分かるように、ドレ
イン電圧Vdのボトミング期間tonは、蓄積時間tstと
帰線時間trとの和より長くなければならない。従っ
て、水平周期thが短い場合、十分に蓄積時間tstが短
くないと、ドレイン電圧Vdの期間toff が極度に短く
なり、十分なベース電流Ibが流せないばかりか、設計
そのものが成り立たない場合が生じる。ところが、蓄積
時間tstは主として水平出力トランジスタ5の特性で決
まる要素が大きく、簡単には短縮化することができな
い。
イン電圧Vdのボトミング期間tonは、蓄積時間tstと
帰線時間trとの和より長くなければならない。従っ
て、水平周期thが短い場合、十分に蓄積時間tstが短
くないと、ドレイン電圧Vdの期間toff が極度に短く
なり、十分なベース電流Ibが流せないばかりか、設計
そのものが成り立たない場合が生じる。ところが、蓄積
時間tstは主として水平出力トランジスタ5の特性で決
まる要素が大きく、簡単には短縮化することができな
い。
【0012】次に、図12は図10に示す回路の欠点を
改良した他の従来例を示す回路図である。図12におい
て、図10と同一の動作をする部分には同一符号を付
し、その説明を適宜省略する。
改良した他の従来例を示す回路図である。図12におい
て、図10と同一の動作をする部分には同一符号を付
し、その説明を適宜省略する。
【0013】図12において、図10と異なって特徴的
な点は、水平出力トランジスタ5のベース回路の部分で
ある。即ち、水平出力トランジスタ5のベース抵抗11
の両端に発生する電圧Vrを新たに設けられた逆ベース
電流引き抜きトランジスタ12のベース・エミッタ間に
加え、そのコレクタ電極を負電源−Enに接続したもの
である。なお、抵抗13,14はそれぞれベース電流、
コレクタ電流の制限抵抗であって、場合によっては省略
も可能である。
な点は、水平出力トランジスタ5のベース回路の部分で
ある。即ち、水平出力トランジスタ5のベース抵抗11
の両端に発生する電圧Vrを新たに設けられた逆ベース
電流引き抜きトランジスタ12のベース・エミッタ間に
加え、そのコレクタ電極を負電源−Enに接続したもの
である。なお、抵抗13,14はそれぞれベース電流、
コレクタ電流の制限抵抗であって、場合によっては省略
も可能である。
【0014】この図12の動作を図13の波形図を用い
てさらに説明する。図13において、(A)は水平出力
トランジスタ5のベース抵抗11の両端に発生する電圧
Vrを示している。これは先に説明した図11(B)に
示すベース電流Ibの波形とほとんど相似形となる。電
圧Vrを引き抜きトランジスタ12のベース・エミッタ
間に加えると、電圧Vrの−0.6Vより負の期間で引
き抜きトランジスタ12のエミッタ・コレクタ間が導通
し、その結果、図13(B)に示すようなコレクタ電流
Icnが流れる。この電流Icnが流れる期間tnは、図よ
り分かるように蓄積時間tstよりも短くなる。
てさらに説明する。図13において、(A)は水平出力
トランジスタ5のベース抵抗11の両端に発生する電圧
Vrを示している。これは先に説明した図11(B)に
示すベース電流Ibの波形とほとんど相似形となる。電
圧Vrを引き抜きトランジスタ12のベース・エミッタ
間に加えると、電圧Vrの−0.6Vより負の期間で引
き抜きトランジスタ12のエミッタ・コレクタ間が導通
し、その結果、図13(B)に示すようなコレクタ電流
Icnが流れる。この電流Icnが流れる期間tnは、図よ
り分かるように蓄積時間tstよりも短くなる。
【0015】この期間tnに流れる電流Icnの値は、負
電源−Enの値によって十分大きくすることができる。
従って、水平出力トランジスタ5のベース電流Ibは、
図6(C)に示すように期間tnの間だけ、本来の破線
で示した逆ベース電流Ib2よりも大きな値の逆ベース電
流Ib2s を流すことができる。
電源−Enの値によって十分大きくすることができる。
従って、水平出力トランジスタ5のベース電流Ibは、
図6(C)に示すように期間tnの間だけ、本来の破線
で示した逆ベース電流Ib2よりも大きな値の逆ベース電
流Ib2s を流すことができる。
【0016】一般に、順方向ベース電流Ib1の最終値に
対する逆ベース電流Ib2の値の割合が大きくなると、蓄
積時間tstや降下時間tfの長さは短くなる。従って、
この逆ベース電流Ib2の値が大きくなったことにより、
先に説明したように、走査時間thの短い高精細ディス
プレイに好適な回路となる。
対する逆ベース電流Ib2の値の割合が大きくなると、蓄
積時間tstや降下時間tfの長さは短くなる。従って、
この逆ベース電流Ib2の値が大きくなったことにより、
先に説明したように、走査時間thの短い高精細ディス
プレイに好適な回路となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水平出力ト
ランジスタ5を十分に導通状態に保つには、コレクタ電
流Icに対して一定割合のベース電流Ibを流す必要が
ある。しかし、それ以上過大にベース電流Ibを流した
としても、導通状態が改善される訳ではなく、逆にベー
ス層の過剰キャリアにより、スイッチングスピードが悪
化する。即ち、降下時間tfあるいは蓄積時間tst等が
長くなる。その上、直流電源Eから流れ込む励振段とし
ての消費電力が多くなり、デメリットが目立つようにな
る。
ランジスタ5を十分に導通状態に保つには、コレクタ電
流Icに対して一定割合のベース電流Ibを流す必要が
ある。しかし、それ以上過大にベース電流Ibを流した
としても、導通状態が改善される訳ではなく、逆にベー
ス層の過剰キャリアにより、スイッチングスピードが悪
化する。即ち、降下時間tfあるいは蓄積時間tst等が
長くなる。その上、直流電源Eから流れ込む励振段とし
ての消費電力が多くなり、デメリットが目立つようにな
る。
【0018】まず、図10に示す回路においては、図1
1(D)に示すコレクタ電流Icと図11(B)に示す
ベース電流Ibとを比較すると、コレクタ電流Icは時
間と共に単調に増加傾向であるのに対し、ベース電流I
bは逆に最初の値Ib0が大きく次第に減少傾向になって
いることが分かる。これは望ましいことではなく、本来
であればベース電流Ibはコレクタ電流Icに合わせ
て、最初の値Ib0は小さく、その後、徐々に大きくなっ
ていくような波形が適当である。
1(D)に示すコレクタ電流Icと図11(B)に示す
ベース電流Ibとを比較すると、コレクタ電流Icは時
間と共に単調に増加傾向であるのに対し、ベース電流I
bは逆に最初の値Ib0が大きく次第に減少傾向になって
いることが分かる。これは望ましいことではなく、本来
であればベース電流Ibはコレクタ電流Icに合わせ
て、最初の値Ib0は小さく、その後、徐々に大きくなっ
ていくような波形が適当である。
【0019】また、図12に示す回路においても、図1
3(C)に示すように、やはりベース電流Ibは時間と
共に減少傾向を示し、理想とは逆になっている。さらに
図12に示す回路は、蓄積時間tstや降下時間tfの改
善効果は著しいものの、負電源−Enが受け持つ電力が
必要になることも欠点の一つに挙げられる。
3(C)に示すように、やはりベース電流Ibは時間と
共に減少傾向を示し、理想とは逆になっている。さらに
図12に示す回路は、蓄積時間tstや降下時間tfの改
善効果は著しいものの、負電源−Enが受け持つ電力が
必要になることも欠点の一つに挙げられる。
【0020】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、水平出力トランジスタの順方向ベース電流
を時間と共に増加傾向を持たせることができ、水平出力
トランジスタの蓄積時間と降下時間を短くすることがで
き、もって、回路の電力損失を低減することができる水
平偏向励振回路を提供することを目的とする。
ものであり、水平出力トランジスタの順方向ベース電流
を時間と共に増加傾向を持たせることができ、水平出力
トランジスタの蓄積時間と降下時間を短くすることがで
き、もって、回路の電力損失を低減することができる水
平偏向励振回路を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、受像管の電子ビームを偏
向する水平偏向コイル(8)と、水平偏向周期のスイッ
チング作用を行うことにより、前記水平偏向コイルにの
こぎり波電流を流す水平出力トランジスタ(5)と、2
次巻線(15b,23b)がインピーダンス素子(1
1,13,19〜22)を介して前記水平出力トランジ
スタのベース・エミッタ間に接続された水平励振トラン
ス(15,23)と、前記水平励振トランスの1次巻線
(15a,23a)に接続され、水平偏向周期でオンオ
フ動作を行う水平励振スイッチ素子(1)と、前記イン
ピーダンス素子の一部もしくは全部に生じる電圧に応じ
て、前記水平出力トランジスタのベース電極からの電流
を負電源へと流す逆ベース電流引き抜きスイッチ素子
(12)とを備えた水平偏向励振回路において、前記水
平励振トランスの巻線上に発生する方形波パルスを受
け、前記水平出力トランジスタの順方向ベース電流が流
れ始めるのと同じタイミングで導通を開始する整流ダイ
オード(16,25,26)と、前記整流ダイオードに
流れる電流に起因して充電される平滑コンデンサ(1
7,27)とを設け、前記負電源として、前記平滑コン
デンサ両端の電圧を使用するよう構成したことを特徴と
する水平偏向励振回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、受像管の電子ビームを偏
向する水平偏向コイル(8)と、水平偏向周期のスイッ
チング作用を行うことにより、前記水平偏向コイルにの
こぎり波電流を流す水平出力トランジスタ(5)と、2
次巻線(15b,23b)がインピーダンス素子(1
1,13,19〜22)を介して前記水平出力トランジ
スタのベース・エミッタ間に接続された水平励振トラン
ス(15,23)と、前記水平励振トランスの1次巻線
(15a,23a)に接続され、水平偏向周期でオンオ
フ動作を行う水平励振スイッチ素子(1)と、前記イン
ピーダンス素子の一部もしくは全部に生じる電圧に応じ
て、前記水平出力トランジスタのベース電極からの電流
を負電源へと流す逆ベース電流引き抜きスイッチ素子
(12)とを備えた水平偏向励振回路において、前記水
平励振トランスの巻線上に発生する方形波パルスを受
け、前記水平出力トランジスタの順方向ベース電流が流
れ始めるのと同じタイミングで導通を開始する整流ダイ
オード(16,25,26)と、前記整流ダイオードに
流れる電流に起因して充電される平滑コンデンサ(1
7,27)とを設け、前記負電源として、前記平滑コン
デンサ両端の電圧を使用するよう構成したことを特徴と
する水平偏向励振回路を提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水平偏向励振回路
について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明
の水平偏向励振回路の一実施例を示す回路図、図2は本
発明の水平偏向励振回路の動作を説明するための波形
図、図3は本発明の水平偏向励振回路の他の実施例を示
す回路図、図4は本発明の水平偏向励振回路の変形例、
図5は図4に示す回路の動作を説明するための波形図、
図6は本発明の水平偏向励振回路の他の変形例、図7は
図6に示す回路の動作を説明するための波形図、図8は
本発明のさらに他の実施例を示す回路図、図9は図8に
示す実施例の動作を説明するための波形図である。な
お、図1,図3,図4,図6,図8において、図10,
図12と同一部分には同一符号が付してある。
について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明
の水平偏向励振回路の一実施例を示す回路図、図2は本
発明の水平偏向励振回路の動作を説明するための波形
図、図3は本発明の水平偏向励振回路の他の実施例を示
す回路図、図4は本発明の水平偏向励振回路の変形例、
図5は図4に示す回路の動作を説明するための波形図、
図6は本発明の水平偏向励振回路の他の変形例、図7は
図6に示す回路の動作を説明するための波形図、図8は
本発明のさらに他の実施例を示す回路図、図9は図8に
示す実施例の動作を説明するための波形図である。な
お、図1,図3,図4,図6,図8において、図10,
図12と同一部分には同一符号が付してある。
【0023】図1において、水平励振スイッチ素子1
は、図示しない前段の水平発振段からの水平発振パルス
Vosc を受けてオンオフ動作を行う。ここでは、このス
イッチ素子1としてFETを例示しており、そのドレイ
ン端子には水平励振トランス15の1次巻線15aの一
端が接続されている。1次巻線15aの他の一端には、
電流制限抵抗3を介して直流電源Eが接続されている。
は、図示しない前段の水平発振段からの水平発振パルス
Vosc を受けてオンオフ動作を行う。ここでは、このス
イッチ素子1としてFETを例示しており、そのドレイ
ン端子には水平励振トランス15の1次巻線15aの一
端が接続されている。1次巻線15aの他の一端には、
電流制限抵抗3を介して直流電源Eが接続されている。
【0024】水平励振トランス15の2次巻線15bの
一端は接地され、他の一端はベース抵抗11を介して水
平出力トランジスタ5のベース電極に導かれている。水
平出力トランジスタ5のエミッタ電極は接地され、コレ
クタ電極とエミッタ電極との間にはダンパーダイオード
6と帰線共振コンデンサ7が並列に接続されている。ま
た、コレクタ電極とエミッタ電極との間には他に、水平
偏向コイル8とS字補正コンデンサ9との直列回路が接
続されている。そして、さらに、コレクタ電極には水平
出力トランスの1次巻線10の一端が接続され、その他
端には直流電源Ebが接続されている。
一端は接地され、他の一端はベース抵抗11を介して水
平出力トランジスタ5のベース電極に導かれている。水
平出力トランジスタ5のエミッタ電極は接地され、コレ
クタ電極とエミッタ電極との間にはダンパーダイオード
6と帰線共振コンデンサ7が並列に接続されている。ま
た、コレクタ電極とエミッタ電極との間には他に、水平
偏向コイル8とS字補正コンデンサ9との直列回路が接
続されている。そして、さらに、コレクタ電極には水平
出力トランスの1次巻線10の一端が接続され、その他
端には直流電源Ebが接続されている。
【0025】このようにすると、周知の原理により水平
出力トランジスタ5のコレクタには正弦半波のパルスV
cが発生し、水平偏向コイル8にはのこぎり波電流(水
平偏向電流)Iyが流れて、受像管電子ビームの水平偏
向作用を行う。
出力トランジスタ5のコレクタには正弦半波のパルスV
cが発生し、水平偏向コイル8にはのこぎり波電流(水
平偏向電流)Iyが流れて、受像管電子ビームの水平偏
向作用を行う。
【0026】また、水平出力トランジスタ5のベース抵
抗11の両端に発生する電圧Vrをベース抵抗13を介
して逆ベース電流引き抜きトランジスタ12のベース・
エミッタ間に加えている。引き抜きトランジスタ12の
コレクタ電極には、電流制限抵抗14が接続されてい
る。この引き抜きトランジスタ12による水平出力トラ
ンジスタ5のベース電流Ibの引き抜き作用は、図12
において説明した通りである。
抗11の両端に発生する電圧Vrをベース抵抗13を介
して逆ベース電流引き抜きトランジスタ12のベース・
エミッタ間に加えている。引き抜きトランジスタ12の
コレクタ電極には、電流制限抵抗14が接続されてい
る。この引き抜きトランジスタ12による水平出力トラ
ンジスタ5のベース電流Ibの引き抜き作用は、図12
において説明した通りである。
【0027】さらに、図1においては、水平励振トラン
ス15に3次巻線15nが設けられており、この3次巻
線15nに整流ダイオード16と平滑コンデンサ17が
接続されている。3次巻線15nの両端に発生した方形
波パルスVnは、整流ダイオード16を通して平滑コン
デンサ17に充電される。平滑コンデンサ17の一端は
接地されており、整流ダイオード16が接続された方の
一端には電圧−En1が発生する。この電圧−En1は、電
流制限抵抗14を介して引き抜きトランジスタ12のコ
レクタに接続されている。なお、電流制限抵抗14の一
端を、図示していない他の回路に接続してもよい。
ス15に3次巻線15nが設けられており、この3次巻
線15nに整流ダイオード16と平滑コンデンサ17が
接続されている。3次巻線15nの両端に発生した方形
波パルスVnは、整流ダイオード16を通して平滑コン
デンサ17に充電される。平滑コンデンサ17の一端は
接地されており、整流ダイオード16が接続された方の
一端には電圧−En1が発生する。この電圧−En1は、電
流制限抵抗14を介して引き抜きトランジスタ12のコ
レクタに接続されている。なお、電流制限抵抗14の一
端を、図示していない他の回路に接続してもよい。
【0028】この図1の動作を図2の波形図を用いてさ
らに説明する。図2において、(A)は水平励振スイッ
チ素子1のドレイン電圧Vdを示している。、ドレイン
電圧Vdは、水平励振スイッチ素子1のオフ期間toff
でハイレベルとなり、オン期間tonでローレベルにな
る。この波形は水平励振トランス15の1次巻線15a
に加えられ、その2次巻線15bには、図2(B)に示
すような波形(方形波)Vbが生じる。この波形Vbの
主としてハイレベル期間で水平出力トランジスタ5の正
方向ベース電流Ibが流れる。このベース電流Ibに応
じて水平出力トランジスタ5のコレクタ電流Ic及び水
平偏向コイル8の水平偏向電流Iyが流れ、水平偏向動
作を行う。
らに説明する。図2において、(A)は水平励振スイッ
チ素子1のドレイン電圧Vdを示している。、ドレイン
電圧Vdは、水平励振スイッチ素子1のオフ期間toff
でハイレベルとなり、オン期間tonでローレベルにな
る。この波形は水平励振トランス15の1次巻線15a
に加えられ、その2次巻線15bには、図2(B)に示
すような波形(方形波)Vbが生じる。この波形Vbの
主としてハイレベル期間で水平出力トランジスタ5の正
方向ベース電流Ibが流れる。このベース電流Ibに応
じて水平出力トランジスタ5のコレクタ電流Ic及び水
平偏向コイル8の水平偏向電流Iyが流れ、水平偏向動
作を行う。
【0029】本発明により新たに設けられた水平励振ト
ランス15の3次巻線15nの一端には、図2(C)に
示すように、図2(B)に示す波形Vbとは逆極性の波
形Vnが発生する。そして、この波形Vnが負レベルに
なった所で整流ダイオード16が導通して平滑コンデン
サ17を充電し、負の直流電圧−En1を生じる。即ち、
整流ダイオード16は、水平出力トランジスタ5の順方
向ベース電流Ib1が流れ始めるのと同じタイミングで導
通を開始する。図2(D)はこのとき流れる充電電流I
nを示している。
ランス15の3次巻線15nの一端には、図2(C)に
示すように、図2(B)に示す波形Vbとは逆極性の波
形Vnが発生する。そして、この波形Vnが負レベルに
なった所で整流ダイオード16が導通して平滑コンデン
サ17を充電し、負の直流電圧−En1を生じる。即ち、
整流ダイオード16は、水平出力トランジスタ5の順方
向ベース電流Ib1が流れ始めるのと同じタイミングで導
通を開始する。図2(D)はこのとき流れる充電電流I
nを示している。
【0030】さらに、図2(E)には、水平出力トラン
ジスタ5のベース電流Ibを実線にて示している。図1
2に示す従来の回路においては、ベース電流Ibは図2
(E)に破線にて示しているように、流れ始めが正の最
大値となり、その後は徐々に減少していく波形になる
が、図1に示す本発明の回路においては、図示のよう
に、流れ始めは小さい値で、その後、増加する傾向を有
している。
ジスタ5のベース電流Ibを実線にて示している。図1
2に示す従来の回路においては、ベース電流Ibは図2
(E)に破線にて示しているように、流れ始めが正の最
大値となり、その後は徐々に減少していく波形になる
が、図1に示す本発明の回路においては、図示のよう
に、流れ始めは小さい値で、その後、増加する傾向を有
している。
【0031】これは、平滑コンデンサ17の充電電流I
nが流れて、その分、本来のベース電流Ibが減殺され
たことによる。そして、この充電電流Inの充電によっ
て得た負電圧−En1が電源となって逆ベース電流Ib2を
流すエネルギーの基となっている。換言すれば、期間t
off 初期の不要なエネルギーを、必要な蓄積時間tst期
間中の逆ベース電流Ib2を流すためのエネルギーに振り
替えたことになる。
nが流れて、その分、本来のベース電流Ibが減殺され
たことによる。そして、この充電電流Inの充電によっ
て得た負電圧−En1が電源となって逆ベース電流Ib2を
流すエネルギーの基となっている。換言すれば、期間t
off 初期の不要なエネルギーを、必要な蓄積時間tst期
間中の逆ベース電流Ib2を流すためのエネルギーに振り
替えたことになる。
【0032】このことから、本発明の図1によれば、励
振段の電力(電源Eから流れ込む電流)を増やすことな
く、逆ベース電流Ib2を増やすことができる。その結
果、水平出力トランジスタ5の蓄積時間tstや降下時間
tfを減少させることができ、動作の安定化、水平出力
トランジスタ5のコレクタ電力損失の減少等の改善がな
される。
振段の電力(電源Eから流れ込む電流)を増やすことな
く、逆ベース電流Ib2を増やすことができる。その結
果、水平出力トランジスタ5の蓄積時間tstや降下時間
tfを減少させることができ、動作の安定化、水平出力
トランジスタ5のコレクタ電力損失の減少等の改善がな
される。
【0033】また、3次巻線15nの波形を整流して得
られた電圧を、図1中に破線で示すように、機器内の他
の部分の負電源として使用することも可能である。この
ようにすると、図2(D)に示す充電電流Inの値が増
えるので、初期ベース電流Ib0の削減効果が大きくな
る。また、電源回路に専用の負電源回路を設ける必要が
なく、機器の簡素化に役立つ。
られた電圧を、図1中に破線で示すように、機器内の他
の部分の負電源として使用することも可能である。この
ようにすると、図2(D)に示す充電電流Inの値が増
えるので、初期ベース電流Ib0の削減効果が大きくな
る。また、電源回路に専用の負電源回路を設ける必要が
なく、機器の簡素化に役立つ。
【0034】ところで、図1における水平励振トランス
15の2次巻線15b及び3次巻線15nの一端、平滑
コンデンサ17の一端、水平出力トランジスタ5のエミ
ッタ、ダンパーダイオード6のカソード、帰線共振コン
デンサ7の一端の共通接続部分であるd点は接地されて
いる。しかし場合によっては、このd点が接地ではな
く、パルス電圧が加わる場合がある。例えば、本発明者
による先願、特願平8−60043号(特開平9−23
3360号)や特願平9−196458号のように、こ
のd点にパルスを加えることによって、高圧制御や水平
偏向コイル8の高インピーダンス化、また、水平出力ト
ランジスタ5の降下時間tfの短縮化等を図ることがで
きる。
15の2次巻線15b及び3次巻線15nの一端、平滑
コンデンサ17の一端、水平出力トランジスタ5のエミ
ッタ、ダンパーダイオード6のカソード、帰線共振コン
デンサ7の一端の共通接続部分であるd点は接地されて
いる。しかし場合によっては、このd点が接地ではな
く、パルス電圧が加わる場合がある。例えば、本発明者
による先願、特願平8−60043号(特開平9−23
3360号)や特願平9−196458号のように、こ
のd点にパルスを加えることによって、高圧制御や水平
偏向コイル8の高インピーダンス化、また、水平出力ト
ランジスタ5の降下時間tfの短縮化等を図ることがで
きる。
【0035】このような場合、従来の図12において
は、専用の負電源−Enが接地基準の電圧であるため、
水平出力トランジスタ5のエミッタにパルス電圧を印加
することはできない。よって、図12に示す構成を上記
2つの先願に応用することはできない。しかしながら、
本発明においては、逆ベース電流引き抜き用の負電源−
En1が、水平励振トランス15の2次巻線15bの一端
と水平出力トランジスタ5のエミッタを基準として生成
されるので、この構成を上記2つの先願に応用すること
が可能である。これを示したのが図3である。
は、専用の負電源−Enが接地基準の電圧であるため、
水平出力トランジスタ5のエミッタにパルス電圧を印加
することはできない。よって、図12に示す構成を上記
2つの先願に応用することはできない。しかしながら、
本発明においては、逆ベース電流引き抜き用の負電源−
En1が、水平励振トランス15の2次巻線15bの一端
と水平出力トランジスタ5のエミッタを基準として生成
されるので、この構成を上記2つの先願に応用すること
が可能である。これを示したのが図3である。
【0036】図3において、d点と接地との間に新たに
補助パルス発生回路18が設けられており、これによっ
てd点には、コレクタパルス(水平帰線パルス)Vcに
同期した補助パルスVmが生じている。そして、この補
助パルスVmの位相、波高値等は目的に応じて補助パル
ス発生回路18の動作によって調整される。
補助パルス発生回路18が設けられており、これによっ
てd点には、コレクタパルス(水平帰線パルス)Vcに
同期した補助パルスVmが生じている。そして、この補
助パルスVmの位相、波高値等は目的に応じて補助パル
ス発生回路18の動作によって調整される。
【0037】この図3では、補助パルスVmの値の如何
に関わらず、ベース電流Ibの適正化がなされる。即
ち、充電電流Inによる初期ベース電流Ib0値の削減効
果や、負電圧−En1による逆ベース電流Ib2の引き抜き
作用については影響なく行われる。従って、水平出力ト
ランジスタ5の蓄積時間tstや降下時間tfの短縮が可
能であり、高い水平偏向周波数(短い水平偏向周期t
h)に対して好適なものとなる。
に関わらず、ベース電流Ibの適正化がなされる。即
ち、充電電流Inによる初期ベース電流Ib0値の削減効
果や、負電圧−En1による逆ベース電流Ib2の引き抜き
作用については影響なく行われる。従って、水平出力ト
ランジスタ5の蓄積時間tstや降下時間tfの短縮が可
能であり、高い水平偏向周波数(短い水平偏向周期t
h)に対して好適なものとなる。
【0038】さらに、本発明の図1及び図3の回路にお
いて、水平出力トランジスタ5のベース回路を工夫する
ことによって、初期ベース電流Ib0の一層の削減効果を
得ることができる。その一例として、図1,図3中の
p,q,rの3点で囲まれた内部の回路を図4に示すよ
うな回路で置き換えた場合について説明する。
いて、水平出力トランジスタ5のベース回路を工夫する
ことによって、初期ベース電流Ib0の一層の削減効果を
得ることができる。その一例として、図1,図3中の
p,q,rの3点で囲まれた内部の回路を図4に示すよ
うな回路で置き換えた場合について説明する。
【0039】この図4は、図1,図3中のベース抵抗1
1と水平励振トランス15の2次巻線15bの一端であ
るp点との間にインダクタ19を挿入したものである。
インダクタ19と並列に接続された抵抗20は不要振動
を抑えるためのダンピング抵抗である。図1,図3に示
す構成は、水平励振トランス15の2次巻線15bをイ
ンピーダンス素子を介して水平出力トランジスタ5のベ
ース・エミッタ間に接続するに際し、そのインピーダン
ス素子として、抵抗(11,13)のみを用いたもので
あるが、図4の構成では、それに加えてインダクタ(1
9)を含んで構成したものである。
1と水平励振トランス15の2次巻線15bの一端であ
るp点との間にインダクタ19を挿入したものである。
インダクタ19と並列に接続された抵抗20は不要振動
を抑えるためのダンピング抵抗である。図1,図3に示
す構成は、水平励振トランス15の2次巻線15bをイ
ンピーダンス素子を介して水平出力トランジスタ5のベ
ース・エミッタ間に接続するに際し、そのインピーダン
ス素子として、抵抗(11,13)のみを用いたもので
あるが、図4の構成では、それに加えてインダクタ(1
9)を含んで構成したものである。
【0040】この図4のように構成すると、ベース電流
Ibが流れるとき、ベース電流Ibと充電電流Inとの
電流分配比が変わり、ベース電流Ibの電流がより減少
する。これを図5に示す。ベース電流Ibは、インダク
タ19がない場合、図5の実線のようになるが、インダ
クタ19と抵抗20が図示のように挿入されると、図5
の破線のようになり、ベース電流Ibの導通期間の特に
前半で電流値が削減され、電流値が時間と共に増加して
いく理想形に近付く。
Ibが流れるとき、ベース電流Ibと充電電流Inとの
電流分配比が変わり、ベース電流Ibの電流がより減少
する。これを図5に示す。ベース電流Ibは、インダク
タ19がない場合、図5の実線のようになるが、インダ
クタ19と抵抗20が図示のように挿入されると、図5
の破線のようになり、ベース電流Ibの導通期間の特に
前半で電流値が削減され、電流値が時間と共に増加して
いく理想形に近付く。
【0041】一般には、このように水平出力トランジス
タ5のベース回路にインダクタを挿入すると、同時に逆
ベース電流Ib2の期間での電流波形傾斜が緩くなり、そ
の結果、蓄積時間tstが伸びるという弊害を生じる。し
かしながら、本発明の構成においては、逆ベース電流I
b2は主として引き抜きトランジスタ12のエミッタ・コ
レクタ間電流Icnの方に流れるので、このような弊害は
ほとんど生じない。
タ5のベース回路にインダクタを挿入すると、同時に逆
ベース電流Ib2の期間での電流波形傾斜が緩くなり、そ
の結果、蓄積時間tstが伸びるという弊害を生じる。し
かしながら、本発明の構成においては、逆ベース電流I
b2は主として引き抜きトランジスタ12のエミッタ・コ
レクタ間電流Icnの方に流れるので、このような弊害は
ほとんど生じない。
【0042】図6は、ベース回路にインダクタを挿入し
て性能向上を図る他の構成を示したものである。ここで
は図4と異なり、引き抜きトランジスタ12のベース電
流を導く抵抗13の一端は抵抗11の一端ではなく、水
平励振トランス15の2次巻線15bの一端であるp点
に接続され、この点と抵抗11の一端との間にインダク
タ21とダンピング抵抗22の並列回路が挿入されてい
る。
て性能向上を図る他の構成を示したものである。ここで
は図4と異なり、引き抜きトランジスタ12のベース電
流を導く抵抗13の一端は抵抗11の一端ではなく、水
平励振トランス15の2次巻線15bの一端であるp点
に接続され、この点と抵抗11の一端との間にインダク
タ21とダンピング抵抗22の並列回路が挿入されてい
る。
【0043】このようにすると、抵抗11の両端の電圧
だけでなくインダクタ21の両端に発生するスパイク電
圧も加わって、この合成電圧によって引き抜きトランジ
スタ12のベース電流Ibが流れる。その結果、蓄積時
間tstの初期でスパイク電圧により従来の抵抗11の単
独の場合よりベース合成電圧値が負になる。
だけでなくインダクタ21の両端に発生するスパイク電
圧も加わって、この合成電圧によって引き抜きトランジ
スタ12のベース電流Ibが流れる。その結果、蓄積時
間tstの初期でスパイク電圧により従来の抵抗11の単
独の場合よりベース合成電圧値が負になる。
【0044】すると、引き抜きトランジスタ12がオン
する期間が蓄積時間tstの最初の方にまで拡がり、図7
の破線で示すようにほとんど蓄積時間tst全域で流れる
ようになる。これにより、同じ電荷量(図の電流面積に
相当)を引き出すのにより短い時間で済むようになり、
蓄積時間tstが短縮される。
する期間が蓄積時間tstの最初の方にまで拡がり、図7
の破線で示すようにほとんど蓄積時間tst全域で流れる
ようになる。これにより、同じ電荷量(図の電流面積に
相当)を引き出すのにより短い時間で済むようになり、
蓄積時間tstが短縮される。
【0045】また、このとき、順方向のベース電流Ib
がインダクタ21によって傾斜が付くことは先の図4の
場合と同じである。従って、図7に実線で示す図1ある
いは図3のベース電流Ibと異なり、図7に破線で示す
ように、正方向は上向傾斜を持ち、逆方向は十分短い時
間幅(蓄積時間tst)を持つ極めて理想に近い波形とな
る。
がインダクタ21によって傾斜が付くことは先の図4の
場合と同じである。従って、図7に実線で示す図1ある
いは図3のベース電流Ibと異なり、図7に破線で示す
ように、正方向は上向傾斜を持ち、逆方向は十分短い時
間幅(蓄積時間tst)を持つ極めて理想に近い波形とな
る。
【0046】次に、図8を用いて本発明のさらに他の実
施例について説明する。この図8に示す構成は、図1や
図3ように水平励振トランス15に3次巻線15nを設
けるのではなく、従来と同様、1次及び2次巻線のみを
備えた水平励振トランスを用いることによって、本発明
の効果を得られるようにしたものである。なお、図1,
図3と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
施例について説明する。この図8に示す構成は、図1や
図3ように水平励振トランス15に3次巻線15nを設
けるのではなく、従来と同様、1次及び2次巻線のみを
備えた水平励振トランスを用いることによって、本発明
の効果を得られるようにしたものである。なお、図1,
図3と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0047】図8において、水平励振トランス23は1
次巻線23aと2次巻線23bのみを有する単純な形に
なっている。この2次巻線23bの一端は、インダクタ
19と抵抗20の並列回路及び抵抗11を介して水平出
力トランジスタ5のベースに接続されている。この構成
によってベース電流Ibを流す点は先の図1や図4と同
一である。また、抵抗11の両端の電圧によって抵抗1
3を通して引き抜きトランジスタ12に電流Icnを流
し、水平出力トランジスタ5の逆ベース電流Ib2を流す
点も同じである。
次巻線23aと2次巻線23bのみを有する単純な形に
なっている。この2次巻線23bの一端は、インダクタ
19と抵抗20の並列回路及び抵抗11を介して水平出
力トランジスタ5のベースに接続されている。この構成
によってベース電流Ibを流す点は先の図1や図4と同
一である。また、抵抗11の両端の電圧によって抵抗1
3を通して引き抜きトランジスタ12に電流Icnを流
し、水平出力トランジスタ5の逆ベース電流Ib2を流す
点も同じである。
【0048】この図8の場合、2次巻線23bには、さ
らに、コンデンサ24以降の整流回路が接続されてい
る。即ち、2次巻線23bには、入力コンデンサ24,
第1の整流ダイオード25,第2の整流ダイオード2
6,平滑コンデンサ27よりなる整流回路を接続してい
る。
らに、コンデンサ24以降の整流回路が接続されてい
る。即ち、2次巻線23bには、入力コンデンサ24,
第1の整流ダイオード25,第2の整流ダイオード2
6,平滑コンデンサ27よりなる整流回路を接続してい
る。
【0049】このように構成すると、2次巻線23bに
発生する方形波Vbが両波整流され、コンデンサ27の
両端に負電圧−En2となって現れる。この負電圧−En2
を電源として抵抗14を介して引き抜きトランジスタ1
2のコレクタ電流Icnを流すようにする。これが水平出
力トランジスタ5の逆ベース電流Ib2を加勢することは
先の図1や図3と同じである。
発生する方形波Vbが両波整流され、コンデンサ27の
両端に負電圧−En2となって現れる。この負電圧−En2
を電源として抵抗14を介して引き抜きトランジスタ1
2のコレクタ電流Icnを流すようにする。これが水平出
力トランジスタ5の逆ベース電流Ib2を加勢することは
先の図1や図3と同じである。
【0050】この図8の動作を図9の波形図を用いてさ
らに説明する。図9において、(A)は2次巻線23b
の波形Vbを接地(d点)を基準点として示したもので
ある。この電圧波形Vbが正方向に転じた瞬間から、図
9(B)に示すように電流Ic1がコンデンサ24及びダ
イオード25を通して流れ、その後、急速に減衰する。
この電流Ic1によって図8に示すような極性でコンデン
サ24にチャージされた電荷は次の半サイクルでダイオ
ード26を通してコンデンサ27に移り、負電圧−En2
を作る。
らに説明する。図9において、(A)は2次巻線23b
の波形Vbを接地(d点)を基準点として示したもので
ある。この電圧波形Vbが正方向に転じた瞬間から、図
9(B)に示すように電流Ic1がコンデンサ24及びダ
イオード25を通して流れ、その後、急速に減衰する。
この電流Ic1によって図8に示すような極性でコンデン
サ24にチャージされた電荷は次の半サイクルでダイオ
ード26を通してコンデンサ27に移り、負電圧−En2
を作る。
【0051】従って、先に説明したのと同様、電流Ic1
によって順方向ベース電流Ib1の最初の部分の電流値が
削減され、また、負電圧−En2によって引き抜きトラン
ジスタ12のコレクタ電流Icnとして十分な量の逆ベー
ス電流Ib2が流れる。図9(C)はこのときのベース電
流Ibを示している。図9(C)の破線は従来のベース
電流Ibであり、これに対し、図8の構成では、ベース
電流Ibは、実線で示すように、順方向ベース電流Ib1
は増加傾向を持ち、逆ベース電流Ib2の量が増加した理
想に近い波形となる。
によって順方向ベース電流Ib1の最初の部分の電流値が
削減され、また、負電圧−En2によって引き抜きトラン
ジスタ12のコレクタ電流Icnとして十分な量の逆ベー
ス電流Ib2が流れる。図9(C)はこのときのベース電
流Ibを示している。図9(C)の破線は従来のベース
電流Ibであり、これに対し、図8の構成では、ベース
電流Ibは、実線で示すように、順方向ベース電流Ib1
は増加傾向を持ち、逆ベース電流Ib2の量が増加した理
想に近い波形となる。
【0052】なお、図8の構成においては、水平出力ト
ランジスタ5のベース回路を、図4に示すようなインダ
クタ19を挿入した構成としているが、勿論、図6に示
すような構成でも、あるいは、あるいは図1や図3のよ
うにインダクタがなくても、この両波整流方式を使って
水平励振トランス23を1次巻線23aと2次巻線23
bだけで構成することが可能である。
ランジスタ5のベース回路を、図4に示すようなインダ
クタ19を挿入した構成としているが、勿論、図6に示
すような構成でも、あるいは、あるいは図1や図3のよ
うにインダクタがなくても、この両波整流方式を使って
水平励振トランス23を1次巻線23aと2次巻線23
bだけで構成することが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の水
平偏向励振回路は、受像管の電子ビームを偏向する水平
偏向コイルと、水平偏向周期のスイッチング作用を行う
ことにより、水平偏向コイルにのこぎり波電流を流す水
平出力トランジスタと、2次巻線がインピーダンス素子
を介して水平出力トランジスタのベース・エミッタ間に
接続された水平励振トランスと、水平励振トランスの1
次巻線に接続され、水平偏向周期でオンオフ動作を行う
水平励振スイッチ素子と、インピーダンス素子の一部も
しくは全部に生じる電圧に応じて、前記水平出力トラン
ジスタのベース電極からの電流を負電源へと流す逆ベー
ス電流引き抜きスイッチ素子とを備えた水平偏向励振回
路において、水平励振トランスの巻線上に発生する方形
波パルスを受け、水平出力トランジスタの順方向ベース
電流が流れ始めるのと同じタイミングで導通を開始する
整流ダイオードと、この整流ダイオードに流れる電流に
起因して充電される平滑コンデンサとを設け、負電源と
して、平滑コンデンサ両端の電圧を使用するよう構成し
たので、水平出力トランジスタの順方向ベース電流を時
間と共に増加傾向の傾斜を持った理想的な波形とするこ
とができ、これによって、ベースに過剰な電流が流れる
ことを防止して電力効率を改善することができる。ま
た、逆ベース電流を効果的に増大することができ、水平
出力トランジスタの蓄積時間と降下時間を短くすること
ができる。これによって、水平出力トランジスタのスイ
ッチング特性を改善し、回路の電力損失を低減すること
ができる。従って、水平偏向周期の短い超高精細度の受
像管ディスプレイ機器に用いて極めて有効である。さら
に、この回路を利用して機器内の他の部分の電源を兼ね
ることもでき、回路を簡素化することができる。また、
水平出力トランジスタのエミッタ端子に波形が重畳され
ているような回路とすることも容易にでき、さらなる降
下時間の短縮化や、高圧制御等の他の機能と併用させる
ことができる。
平偏向励振回路は、受像管の電子ビームを偏向する水平
偏向コイルと、水平偏向周期のスイッチング作用を行う
ことにより、水平偏向コイルにのこぎり波電流を流す水
平出力トランジスタと、2次巻線がインピーダンス素子
を介して水平出力トランジスタのベース・エミッタ間に
接続された水平励振トランスと、水平励振トランスの1
次巻線に接続され、水平偏向周期でオンオフ動作を行う
水平励振スイッチ素子と、インピーダンス素子の一部も
しくは全部に生じる電圧に応じて、前記水平出力トラン
ジスタのベース電極からの電流を負電源へと流す逆ベー
ス電流引き抜きスイッチ素子とを備えた水平偏向励振回
路において、水平励振トランスの巻線上に発生する方形
波パルスを受け、水平出力トランジスタの順方向ベース
電流が流れ始めるのと同じタイミングで導通を開始する
整流ダイオードと、この整流ダイオードに流れる電流に
起因して充電される平滑コンデンサとを設け、負電源と
して、平滑コンデンサ両端の電圧を使用するよう構成し
たので、水平出力トランジスタの順方向ベース電流を時
間と共に増加傾向の傾斜を持った理想的な波形とするこ
とができ、これによって、ベースに過剰な電流が流れる
ことを防止して電力効率を改善することができる。ま
た、逆ベース電流を効果的に増大することができ、水平
出力トランジスタの蓄積時間と降下時間を短くすること
ができる。これによって、水平出力トランジスタのスイ
ッチング特性を改善し、回路の電力損失を低減すること
ができる。従って、水平偏向周期の短い超高精細度の受
像管ディスプレイ機器に用いて極めて有効である。さら
に、この回路を利用して機器内の他の部分の電源を兼ね
ることもでき、回路を簡素化することができる。また、
水平出力トランジスタのエミッタ端子に波形が重畳され
ているような回路とすることも容易にでき、さらなる降
下時間の短縮化や、高圧制御等の他の機能と併用させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を説明するための波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の変形例である。
【図5】図4に示す回路の動作を説明するための波形図
である。
である。
【図6】本発明の他の変形例である。
【図7】図6に示す回路の動作を説明するための波形図
である。
である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図9】図8に示す実施例の動作を説明するための波形
図である。
図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【図11】図10に示す従来例の動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
【図12】他の従来例を示す回路図である。
【図13】図12に示す従来例の動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
1 水平励振スイッチ素子(FET) 5 水平出力トランジスタ 6 ダンパーダイオード 7 帰線共振コンデンサ 8 水平偏向コイル 9 S字補正コンデンサ 11,13 ベース抵抗 12 引き抜きスイッチ素子(pnpトランジスタ) 15,23 水平励振トランス 15a,23a 1次巻線 15b,23b 2次巻線 15n 3次巻線 16,25,26 整流ダイオード 17,27 平滑コンデンサ 18 補助パルス発生回路 19,21 インダクタ
Claims (4)
- 【請求項1】受像管の電子ビームを偏向する水平偏向コ
イルと、 水平偏向周期のスイッチング作用を行うことにより、前
記水平偏向コイルにのこぎり波電流を流す水平出力トラ
ンジスタと、 2次巻線がインピーダンス素子を介して前記水平出力ト
ランジスタのベース・エミッタ間に接続された水平励振
トランスと、 前記水平励振トランスの1次巻線に接続され、水平偏向
周期でオンオフ動作を行う水平励振スイッチ素子と、 前記インピーダンス素子の一部もしくは全部に生じる電
圧に応じて、前記水平出力トランジスタのベース電極か
らの電流を負電源へと流す逆ベース電流引き抜きスイッ
チ素子とを備えた水平偏向励振回路において、 前記水平励振トランスの巻線上に発生する方形波パルス
を受け、前記水平出力トランジスタの順方向ベース電流
が流れ始めるのと同じタイミングで導通を開始する整流
ダイオードと、 前記整流ダイオードに流れる電流に起因して充電される
平滑コンデンサとを設け、 前記負電源として、前記平滑コンデンサ両端の電圧を使
用するよう構成したことを特徴とする水平偏向励振回
路。 - 【請求項2】前記整流ダイオードは、前記水平励振トラ
ンスにおける前記水平出力トランジスタのベース端子に
接続される2次巻線とは独立して設けられた3次巻線に
接続されることを特徴とする請求項1記載の水平偏向励
振回路 - 【請求項3】前記平滑コンデンサ両端の電圧を、機器内
の他の回路部分の電源として使用することを特徴とする
請求項1または2に記載の水平偏向励振回路。 - 【請求項4】前記インピーダンス素子として、インダク
タを含んで構成したことを特徴とする求項1ないし3の
いずれかに記載の水平偏向励振回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35609097A JPH11177838A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 水平偏向励振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35609097A JPH11177838A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 水平偏向励振回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11177838A true JPH11177838A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18447284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35609097A Pending JPH11177838A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 水平偏向励振回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11177838A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100338328B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2002-05-30 | 구자홍 | 수평출력회로의 구동장치 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP35609097A patent/JPH11177838A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100338328B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2002-05-30 | 구자홍 | 수평출력회로의 구동장치 |
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