JPH11177996A - 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ

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JPH11177996A
JPH11177996A JP9338389A JP33838997A JPH11177996A JP H11177996 A JPH11177996 A JP H11177996A JP 9338389 A JP9338389 A JP 9338389A JP 33838997 A JP33838997 A JP 33838997A JP H11177996 A JPH11177996 A JP H11177996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相関検出による信号処理を行う場合には、G
による相関を検出する際に、fs/2の空間周波数があ
ると縦の相関が強いか横の相関が強いか判定できなくな
り、画質劣化の要因となる。 【解決手段】 原色RGBベイヤ配列のカラーフィルタ
を受光面上に有するACCDエリアセンサの出力信号を
処理する画像処理装置において、入力画像の空間サンプ
リング周波数fsに対して1/2倍した周波数成分の存
在をfs/2検出部16で検出する一方、fs/2の周
波数成分を検出したとき、fs/2検出部16から出力
される補間係数G2Gainを乗算器102でfs/2
トラップ回路101を経たR/G/Bの各信号に掛け、
また補間係数G2Gainの逆数を乗算器104で補間
出力RIP/GIP/BIPに掛け、しかる後加算器1
03で混合して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法、並びにカメラに関し、特にカラーフィ
ルタを受光面上に有する固体撮像素子の出力信号を処理
する画像処理装置およびその処理方法、並びにこれらを
用いたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像素子に画像情報が入る前
に、折り返しノイズを除くことを目的として空間サンプ
リング周波数fsの1/2の周波数を除去するために、
光学的なLPF(Low Pass Filter) を用いて帯域制限を
行っていた。このように、光学LPFを用いて帯域制限
を行うことで、固体撮像素子の出力信号には、空間サン
プリング周波数fsの1/2付近の周波数成分が含まれ
なくなり、その結果、撮像した画像の解像感が損なわれ
ることになる。これに対し、撮像した画像の解像感を損
なわないようにするために、上記のような特性の光学L
PFを用いるのではなく、空間サンプリング周波数fs
の1/2の周波数よりも高い点のレスポンスを0とすれ
ば良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、fs/
2の周波数よりも高い点のレスポンスを0とすると、偽
信号が発生するだけではなく、色配列が例えばR
(赤),G(緑),B(青)の原色ベイヤ配列のカラー
フィルタを有す固体撮像素子において、相関検出による
信号処理を行う場合には、Gによる相関を検出する際
に、fs/2の空間周波数があると縦の相関が強いか横
の相関が強いか判定できなくなり、画質劣化の要因とな
る。
【0004】すなわち、図16において、原色RGBベ
イヤ配列(a)に対応した固体撮像素子の画素配列に対
して、水平fs/2の画像(b)の信号、または垂直f
s/2の画像(c)の信号が入ってきた場合には、Gの
画素にのみ着目した場合の出力信号(d)は、水平fs
/2(b)でも垂直fs/2(c)でも同じになる。こ
のため、Gの出力信号を見ただけでは縦の相関が強い
(水平fs/2)のか、横の相関が強い(垂直fs/
2)のかが判別できないことになる。
【0005】なお、図16(a)において、Gr/Gb
はそれぞれR行のG画素/B行のG画素を示している。
また、同図(d)には、R/Gの画素を黒で表示してあ
り、灰色(散点)の画素と白色の画素に着目されたい。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、縦の相関が強いの
か、横の相関が強いのかを確実に判別し、破綻のない画
像の再現を可能とした画像処理装置および画像処理方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有す
る固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理装置であ
って、入力画像の空間サンプリング周波数に対して1/
2倍した周波数成分の存在を検出する周波数検出回路
と、この周波数検出回路の検出結果に基づいて入力画像
に対する補正処理を行う補正処理回路とを備えている。
【0008】また、本発明による画像処理方法は、所定
の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像
素子の出力信号を処理する画像処理方法であって、入力
画像の空間サンプリング周波数に対して1/2倍した周
波数成分の存在を検出し、その検出結果に基づいて入力
画像に対する補正処理を行うようにしている。
【0009】上記構成の画像処理装置およびその処理方
法において、例えば、相関検出による信号処理を行う場
合には、入力画像の空間サンプリング周波数に対する1
/2の周波数成分があると、縦の相関が強いか横の相関
が強いか判定できないことから、先ず、空間サンプリン
グ周波数の1/2の周波数成分の存在を検出する。そし
て、その周波数成分の有無に応じた補正処理を行う。具
体的には、空間サンプリング周波数の1/2の周波数成
分が存在する場合には、その周波数成分を含まないR/
G/Bの各信号を出力するようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明によ
る画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。こ
こで、本画像処理装置の処理対象となるカラー固体撮像
素子は、色配列として例えば図2に示すR(赤)G
(緑)B(青)の原色ベイヤ配列のカラーフィルタ11
を受光面上に有する単板式固体撮像素子12である。
【0011】なお、色配列は原色ベイヤ配列に限定され
るものではなく、さらにカラーフィルタもRGBの原色
の色配列に限られるものではなく、他の原色の色配列の
場合でも、補色を使用した色配列(例えば、Ye/Cy
/Mg/G)の場合でも同様に適応可能である。また、
固体撮像素子12としては、全画素の信号電荷を独立に
読み出すいわゆる全画素読み出し方式のCCD(Charge
Coupled Device) 固体撮像素子(以下、CCDエリアセ
ンサと称する)を用いるものとするが、全画素読み出し
方式ではないCCD固体撮像素子にも適応可能である。
【0012】CCDエリアセンサ12から出力されるR
GB点順次データは、信号処理部13において黒レベル
クランプやホワイトバランスなどの信号処理が行われた
後、検出部14および補間部15に供給される。検出部
14は、入力されるRGB点順次データから最適な補間
方法を検出し、その補間情報を補間部15へ送る。補間
部15は、検出部14から入力される補間情報を基にR
GB点順次データに対して補間処理を行って出力する。
【0013】検出部14は、図3に示すように、空間サ
ンプリング周波数fsの1/2の周波数成分を検出する
fs/2検出部16と、補間すべき画素(以下、補間画
素と称す)に関して上下および左右の互いに90°の整
数倍の角度をなす4方向、即ち垂直(V)方向の相反す
る2方向および水平(H)方向の相反する2方向の計4
方向の相関の程度を検出するVH相関検出部17と、補
間画素に関して右上、左上、左下、右下の斜め方向、即
ち上記4方向に対してそれぞれ45°の角度をなす4方
向の相関の程度を検出する斜め相関検出部18とを有す
る構成となっている。
【0014】なお、本例では、上下左右4方向に加え、
斜め4方向の計8方向の相関の程度を検出する構成を例
に採っているが、上下左右の4方向だけの相関の程度を
検出する構成であっても良い。ただし、以下の説明で
は、8方向の場合を例に採って説明するものとする。
【0015】一方、補間部15は、図4に示すように、
検出部14から与えられる補間情報に基づいて、Rの画
素情報に対して補間処理を行うR補間部19と、Gの画
素情報に対して補間処理を行うG補間部20と、Bの画
素情報に対して補間処理を行うB補間部21と、検出部
14の検出情報に基づいてfs/2でのハッチ上のノイ
ズが発生するのを抑止するための補正処理を行うfs/
2補正処理部22とを有する構成となっている。
【0016】以下に、検出部14におけるfs/2検出
部16、VH相関検出部17および斜め相関検出部18
の各構成例について説明する。
【0017】図5は、検出部14におけるfs/2検出
部16の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
なお、図6に、fs/2検出部16における通過フィル
タの空間周波数‐レスポンスの特性を示す。
【0018】このfs/2検出部16は、通過する周波
数のレスポンスの最大値が入力画像の空間サンプリング
周波数fsの1/2の空間周波数であるフィルタ特性、
即ち図6の特性Aを持つfs/2通過フィルタ23と、
通過する周波数のレスポンスの最大値が入力画像の空間
サンプリング周波数fsの1/4の空間周波数であるフ
ィルタ特性、即ち図6の特性Bを持つfs/4通過フィ
ルタ24と、これら通過フィルタ23,24の各通過周
波数成分に基づいてfs/2の周波数成分を検出するf
s/2検出回路25とを有する構成となっている。
【0019】fs/2検出部16はさらに、輝度Y0の
レベルを所定の補正係数を掛けることによって補正する
輝度補正回路26を有している。そして、この輝度補正
回路26で補正された輝度レベルは、fs/2検出回路
25に供給される。fs/2検出回路25は、fs/
2,fs/4通過フィルタ23,24の各通過周波数成
分を比較し、その比較結果からfs/2の周波数成分の
存在の有無を検出する構成となっている。
【0020】具体的には、fs/2,fs/4通過フィ
ルタ23,24の各通過周波数成分の差分を求め、その
差分から輝度補正回路26で補正された輝度レベルを引
いた結果が正ならば、fs/2の周波数成分が存在する
ものとする。ここで、fs/2,fs/4通過フィルタ
23,24の各通過周波数成分の差分から輝度レベルを
引くのは、輝度によってスレッシュホールドが変動する
のを抑制するためである。図7は、輝度Y0の検出の概
念図である。
【0021】図8は、fs/2検出回路25におけるf
s/2検出の概念図である。図8において、fs/2通
過フィルタ23を通過した水平fs/2成分および垂直
fs/2成分は、絶対値化(ABS;absolute)回路2
7,28で絶対値化された後、加算器29で加算され
る。同様にして、fs/4通過フィルタ24を通過した
水平fs/4成分および垂直fs/4成分は、絶対値化
回路30,31で絶対値化された後、加算器32で加算
される。なお、輝度補正回路26においては、乗算器3
3で輝度Y0のレベルに所定の補正係数αを掛ける処理
が行われる。
【0022】加算器29の加算出力は、乗算器34で所
定の補正係数βが掛けられた後、減算器35の一方の入
力Aとなる。また、加算器32の加算出力は、加算器3
6で輝度Y0のレベルに所定の補正係数αを掛けたもの
が加算され、さらに加算器37で所定のオフセット値γ
が付与された後、減算器35の他方の入力Bとなる。こ
こで、補正係数βおよびオフセット値γは、スレッシュ
ホールドを決めるパラメータとなる。
【0023】減算器35は一方の入力Aから他方の入力
Bを減算する。すなわち、減算器35において、fs/
2成分(A)とfs/4成分(B)とを比較し(A−
B)、その差分(A−B)が正、即ちfs/2成分>f
s/4成分であれば、fs/2の周波数成分が存在する
旨の判定結果を出す。そして、この差分(A−B)がル
ックアップテーブル(LUT)38を通して補間係数G
2Gainとして出力される。すなわち、検出されたf
s/2の周波数成分が多ければ多い程、ルックアップテ
ーブル38からは大きな値の補間係数G2Gainが出
力される。
【0024】図9は、VH相関検出部17および斜め相
関検出部18の具体的な構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0025】VH相関検出部17は、補間画素の右側の
画素の画素情報に基づいて相関の程度を示す相関値を算
出する右側相関値算出回路41と、補間画素の左側の画
素の画素情報に基づいて相関値を算出する左側相関値算
出回路42と、補間画素の上側の画素の画素情報に基づ
いて相関値を算出する上側相関値算出回路43と、補間
画素の下側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出す
る下側相関値算出回路44と、これら相関値算出回路4
1〜44で算出した各相関値を補間ゲインに変換して出
力する相関値→補間ゲイン変換回路45とから構成され
ている。
【0026】上記構成のVH相関検出部17において、
相関値→補間ゲイン変換回路45からは、水平垂直補間
用ゲインRGain,LGain,TGain,BGa
inおよび水平垂直RG補間用ゲインRGainD,L
GainD,TGainD,BGainDが補間係数と
して出力される。
【0027】斜め相関検出部18は、補間画素の右上側
の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する右上側相
関値算出回路46と、補間画素の左上側の画素の画素情
報に基づいて相関値を算出する左上側相関値算出回路4
7と、補間画素の左下側の画素の画素情報に基づいて相
関値を算出する左下側相関値算出回路48と、補間画素
の右下側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する
右下側相関値算出回路49と、これら相関値算出回路4
6〜49で算出した各相関値を補間ゲインに変換し、補
間係数として斜め補間用ゲインD1Gain〜D4Ga
inを出力する相関値→補間ゲイン変換回路50とから
構成されている。
【0028】さらに、水平垂直4方向と斜め4方向は互
いに直交していないため、VH‐斜め比較回路40にお
いて、水平垂直の相関値と斜めの相関値を比較すること
により、斜め補間補正用ゲインVHGain,DGai
nを補間係数として算出するようにしている。
【0029】続いて、補間部15におけるR/G/Bの
各補間部およびfs補正処理部22の各構成例について
説明する。
【0030】図10は、G補間部20の具体的な構成の
一例を示すブロック図である。図10において、色分離
後のGのデータは水平垂直4方向、即ち右側、左側、上
側、下側の各相関用処理回路51,52,53,54に
それぞれ供給され、これら相関用処理回路51,52,
53,54において4方向の補間データGr,Gl,G
t,Gbが生成される。これら補間データGr,Gl,
Gt,Gbは、補間する方向にLPFを通すことで生成
される。
【0031】補間データGr,Gl,Gt,Gbは各
々、乗算器55,56,57,58において、図9に示
すVH相関検出部17で決定された補間係数、即ち水平
垂直補間用ゲインRGain,LGain,TGai
n,BGainがそれぞれ掛けられる。そして、加算器
59〜61で加算されることにより、Gの補間処理が行
われる。補間処理後のGの画像データは、(1)式で表
される。 G=Gr×RGain+Gl×LGain +Gt×TGain+Gb×BGain ……(1)
【0032】斜め4方向についても同様に、右上側、左
上側、左下側、右下側の各相関用処理回路62,63,
64,65において、D1/D2/D3/D4の各方向
の補間データが生成され、乗算器66,67,68,6
9において、図9に示す斜め相関検出部18で決定され
た斜め補間用ゲインD1Gain,D2Gain,D3
Gain,D4Gainがそれぞれ掛けられた後、加算
器70〜72で足し合わされることによって補間処理が
行われる。
【0033】また、水平垂直4方向相関検出/補間によ
るGの画像データGvhと、斜め4方向相関検出/補間
によるGの画像データGdを、状況に合わせて(2)式
に示すように混合比を変化させて加算する。混合比の調
整は、図9に示すVH‐斜め比較回路40で算出される
斜め補間補正用ゲインVHGain,DGainによっ
て行われる。 G=Gvh×VHGain+Gd×DGain ……(2)
【0034】図11は、R,B補間部19,21の具体
的な構成の一例を示すブロック図である。このR,B補
間部19,21の構成については、図10に示すG補間
部20の構成と基本的に同じである。したがって、図1
1中、図10と同等部分には同一符号を付して示してあ
る。ただし、右側、左側、上側、下側の各相関用処理回
路51′,52′,53′,54′における補間データ
の生成法については、Gの場合に比べて複雑である。そ
の理由として2つあり、RB補間用相関検出を行うこと
と、G/2成分をRBに加えるためである。
【0035】そのため、RG補間用相関検出は、水平
(右、左)の補間データ用と垂直方向(上、下)の補間
データ用では別々に行う。具体的には、R画素およびB
画素の信号からR信号/B信号を補間する際に、先述し
た水平垂直RB補間用ゲインRGainD,LGain
D,TGainD,BGainDを、R/B専用の補間
係数として算出して用いる。これについては、本発明の
要旨ではないので、ここではその詳細な説明は省略す
る。
【0036】図12は、fs/2補正処理部22の具体
的な構成の一例を示すブロック図である。
【0037】図12において、RGB信号は、fs/2
トラップ回路101に入力される。このfs/2トラッ
プ回路101は、図13の特性図に示すように、入力画
像の空間サンプリング周波数fsの1/2の周波数成分
のレスポンスが0である特性を持つフィルタによって構
成されている。fs/2トラップ回路101のトラップ
出力は、乗算器102でfs/2検出部16からの補間
係数G2Gainが掛けられた後、加算器103の一方
の入力となる。
【0038】また、R/G/Bの各補間部19,20,
21から供給される各補間出力RIP/GIP/BIP
は、乗算器104でfs/2検出部16からの補間係数
G2Gainより算出される補間係数G2Gain′が
掛けられた後、加算器103の他方の入力となる。な
お、補間係数G2Gain′は、例えば、定数から補間
係数G2Gainを引くことにより算出される。図14
は、fs/2補正処理部22における補正処理の概念図
である。この概念図から明らかなように、補正処理はR
/G/Bの各信号ごとに行われる。
【0039】上記構成のfs/2補正処理部22におい
ては、fs/2トラップ回路101を経たR/G/Bの
各信号と、R/G/Bの各補間部19,20,21から
供給される各補間出力RIP/GIP/BIPとが加算
器103において混合される訳であるが、その混合比は
fs/2検出部16から与えられる補間係数G2Gai
nに基づいて決まるようになっている。
【0040】具体的には、fs/2検出部16からは、
fs/2の周波数成分を検出したとき、その周波数成分
が多い程大きな値の補間係数G2Gainが出力され、
その補間係数G2Gainが乗算器102でfs/2ト
ラップ回路101を経たR/G/Bの各信号に掛けられ
るとともに、補間係数G2Gainから算出される補間
係数G2Gain′が乗算器104で補間出力RIP/
GIP/BIPに掛けられる。そして、乗算器102,
104の各乗算出力が加算器103で加算(混合)され
て出力される。
【0041】換言すれば、fs/2補正処理部22で
は、fs/2検出部16がfs/2の周波数成分の存在
を検出したときには、R/G/Bの各信号からfs/2
の周波数成分を除去したものを主として出力し、fs/
2検出部16がfs/2の周波数成分の存在を検出しな
いときには、R/G/Bの各補間部19,20,21で
補間処理された補間出力RIP/GIP/BIPを出力
する。そして、補間係数G2Gainの値の増加に応じ
て、fs/2の周波数成分が除去されたR/G/Bの各
信号の補間出力RIP/GIP/BIPに対する混合比
が増加するようになっている。
【0042】上述したように、fs/2の周波数成分の
存在を検出し、その存在を検出したときには、R/G/
Bの各補間部19,20,21で補間処理された補間出
力RIP/GIP/BIPを使用せずに、fs/2の周
波数成分が除去されたR/G/Bの各信号を使用するよ
うにしたことで、相関検出による信号処理を行う場合
に、fs/2の空間周波数があっても、fs/2付近の
相関検出の誤検出を防止できるため、破綻のない画像の
再現が可能となる。
【0043】図15は、本発明に係るカメラの一例を示
す概略構成図である。図15において、被写体からの入
射光は、レンズ111等を含む光学系によってCCDエ
リアセンサ112の受光面(撮像面)上に結像される。
CCDエリアセンサ112の受光面上には、色配列が例
えば原色ベイヤ配列のカラーフィルタ113が設けられ
ている。CCDエリアセンサ112は、CCD駆動回路
114によって露光、信号電荷の読み出しおよび転送な
どの駆動制御が行われる。
【0044】CCDエリアセンサ112の出力信号は画
像処理装置115に供給され、種々の信号処理が行われ
る。この画像処理装置115として、水平垂直および斜
めの8方向の相関を検出し、その検出結果に基づいて適
応型補間処理を行うとともに、fs/2の周波数成分を
検出したとき、その周波数成分を除いた信号を使う構成
の上記実施形態に係る画像処理装置が用いられる。
【0045】このように、例えば原色ベイヤ配列のカラ
ーフィルタ113を持つCCDエリアセンサ112を撮
像デバイスとして用いたカメラにおいて、相関検出によ
る信号処理を行う際に、fs/2の空間周波数成分が存
在しても、fs/2付近の相関検出の誤検出を防止で
き、破綻のない画像の再現が可能になるとともに、光学
LPFを用いてfs/2付近のレスポンスを0とする必
要がなくなり、レスポンスが0となる空間周波数を高く
することが可能となるため、再現画像の解像度/解像感
を向上できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子の出力
信号を処理する際に、fs/2の周波数成分の存在を検
出し、その存在を検出したときには、fs/2の周波数
成分が除去されたR/G/Bの各信号を使用するように
したことにより、fs/2付近の相関検出の誤検出を防
止できるため、破綻のない画像が再現可能となる。しか
も、光学LPFを用いて帯域制限を行う必要がないた
め、再現画像の解像度/解像感が損なわれることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】カラーフィルタの原色ベイヤ配列図である。
【図3】検出部の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】補間部の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】fs/2検出部の具体的な構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】fs/2検出部における通過フィルタの空間周
波数‐レスポンスの特性図である。
【図7】輝度Y0の検出の概念図である。
【図8】fs/2検出の概念図である。
【図9】VH相関検出部および斜め相関検出部の具体的
な構成の一例を示すブロック図である。
【図10】G補間部の具体的な構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図11】R,B補間部の具体的な構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図12】fs/2補正処理部の具体的な構成の一例を
示すブロック図である。
【図13】fs/2トラップ回路の特性図である。
【図14】fs/2補正処理の概念図である。
【図15】本発明に係るカメラの一例を示す概略構成図
である。
【図16】課題を説明するための図である。
【符号の説明】
11,113…カラーフィルタ、12,112…CCD
エリアセンサ、14…検出部、15…補間部、16…f
s/2検出部、17…VH相関検出部、18…斜め相関
検出部、19…R補間部、20…G補間部、21…B補
間部、22…fs/2補正処理部、23…fs/2通過
フィルタ、24…fs/4通過フィルタ、25…fs/
2検出回路、26…輝度補正回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の色配列のカラーフィルタを受光面
    上に有する固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理
    装置であって、 入力画像の空間サンプリング周波数に対して1/2倍し
    た周波数成分の存在を検出する周波数検出回路と、 前記周波数検出回路の検出結果に基づいて入力画像に対
    する補正処理を行う補正処理回路とを備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数検出回路は、通過する周波数
    のレスポンスの最大値が入力画像の空間サンプリング周
    波数の1/2の空間周波数である第1のフィルタと、通
    過する周波数のレスポンスの最大値が入力画像の空間サ
    ンプリング周波数の1/4の空間周波数である第2のフ
    ィルタと、前記第1,第2のフィルタの各通過周波数成
    分を比較することによって前記空間サンプリング周波数
    の1/2の周波数成分を検出する検出部とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数検出回路は、補間すべき画素
    の近傍の画素の平均信号レベルを前記第1のフィルタの
    通過周波数成分から減算する手段を有することを特徴と
    する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正処理回路は、少なくとも2系統
    の第1,第2の信号処理系を経た第1,第2の信号を前
    記周波数検出回路の検出出力に応じた混合比で加算する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の信号処理系は、入力画像の空
    間サンプリング周波数の1/2の周波数成分のレスポン
    スが0である第3のフィルタを有し、この第3のフィル
    タの通過周波数成分を前記第1の信号として出力し、 前記第2の信号処理系は、入力画像に対して補間処理し
    た結果を前記第2の信号として出力することを特徴とす
    る請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正処理回路は、前記周波数検出回
    路の検出出力の増加に応じて前記第1の信号の混合比を
    増加させることを特徴とする請求項5記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 所定の色配列のカラーフィルタを受光面
    上に有する固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理
    方法であって、 入力画像の空間サンプリング周波数に対して1/2倍し
    た周波数成分の存在を検出し、 その検出結果に基づいて入力画像に対する補間処理を行
    うことを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記補正処理においては、少なくとも2
    系統の第1,第2の信号処理系を経た第1,第2の信号
    を前記空間サンプリング周波数に対する1/2の周波数
    成分の検出結果に応じた混合比で加算することを特徴と
    する請求項7記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の信号は、入力画像から前記空
    間サンプリング周波数に対する1/2の周波数成分が除
    かれた信号であり、 前記第2の信号は、入力画像に対して補間処理が行われ
    た信号であることを特徴とする請求項8記載の画像処理
    方法。
  10. 【請求項10】 所定の色配列のカラーフィルタを受光
    面上に有する固体撮像素子と、被写体からの入射光を前
    記固体撮像素子の受光面上に結像させる光学系と、前記
    固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理装置とを具
    備するカメラであって、 前記画像処理装置は、 入力画像の空間サンプリング周波数に対して1/2倍し
    た周波数成分の存在を検出する周波数検出回路と、 前記周波数検出回路の検出結果に基づいて入力画像に対
    する補正処理を行う補正処理回路とを有することを特徴
    とするカメラ。
  11. 【請求項11】 前記補正処理回路は、少なくとも2系
    統の第1,第2の信号処理系を経た第1,第2の信号を
    前記周波数検出回路の検出出力に応じた混合比で加算す
    ることを特徴とする請求項10記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記第1の信号処理系は、入力画像の
    空間サンプリング周波数の1/2の周波数成分のレスポ
    ンスが0である第3のフィルタを有し、この第3のフィ
    ルタの通過周波数成分を前記第1の信号として出力し、 前記第2の信号処理系は、入力画像に対して補間処理し
    た結果を前記第2の信号として出力することを特徴とす
    る請求項11記載のカメラ。
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