JPH11178093A - 無線装置の受話器口の漏れ耐性を改善する方法および装置 - Google Patents

無線装置の受話器口の漏れ耐性を改善する方法および装置

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JPH11178093A
JPH11178093A JP10281442A JP28144298A JPH11178093A JP H11178093 A JPH11178093 A JP H11178093A JP 10281442 A JP10281442 A JP 10281442A JP 28144298 A JP28144298 A JP 28144298A JP H11178093 A JPH11178093 A JP H11178093A
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earpiece
volume
acoustic
capsule
earpiece capsule
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JP10281442A
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Anders Weckstroem
ベクストリョッム アンデルス
Jari Suutari
スータリ ヤリ
Juha Backman
バックマン ユーハ
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Nokia Oyj
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Nokia Mobile Phones Ltd
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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線装置の受話器口100の漏れ耐性を改善
するための装置を提供する。 【解決手段】 該装置の無線周波数ユニットのRFシー
ルド・ケーシング112,116を利用して受話器口1
00の背後に音響ボリューム111を設ける。装置のサ
イズを大きくせずに、受話器口に対して最善の負荷とし
て作用する音響ボリュームを受話器口の背後に形成する
ことができる。受話器口の背後に設けられるケーシング
の1つの壁は電子回路基板112によって形成されてお
り、この回路基板に電子ユニットの無線周波数コンポー
ネント117が結合されている。そのケーシングと外部
のボリュームとの間に、該回路基板に設けられた貫通孔
113,114によって音響路を好ましく形成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線装置の受話器口
における漏れ耐性(leak tolerance)を改善する方法お
よび装置に関する。本発明は、電気通信端末装置に、と
くに移動局(mobile station)に、好ましく使用され得
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電気
通信端末装置は、普通は、受信した音響信号を再生する
ための受話器口(earpiece)を有する受信部を含んでい
る。受話器口は、普通は、該受話器口がユーザーの耳に
ぴったりと密着されているときに最大音量および最善の
音質を生じさせるように設計される。受話器口とユーザ
ーの耳との間にギャップ即ち漏れ(leak)があると、感
知される音圧は普通は著しく弱まる。また、感知される
音の周波数分布は元の音響信号とは一致せず、高周波数
よりも低周波数が大幅に減衰する。受話器口と耳との間
のギャップが変化するときに該受話器口がその音響特性
を維持する能力は漏れ耐性と呼ばれている。
【0003】移動局がユーザーの耳に完全に密着される
ことは稀であるので、前記問題は移動局ではとくに非常
に深刻である。一方、移動局に関する規格は、主とし
て、移動局と人工耳との間のギャップに緊密なシールが
存在する場合の測定値に基づいている。現実の動作条件
でも再生される音の音量および周波数分布が仕様に準拠
するように、受話器口の装置には極めて良好な漏れ耐性
が必要である。
【0004】漏れ耐性を改善するための、次のような方
法が従来から知られている。受話器口カプセル内で音波
を生じさせる膜に緩いカップリングを設け、受話器口カ
プセル(earpiece capsule)の背後に位置する割合に大
きなボリューム(volume)でそれに負荷をかけることに
よって漏れ耐性を改善することができる。受話器口カプ
セルの背後のボリュームは開放しているのが最も好都合
であり、その場合には前述したボリュームは可能な限り
大きくなる。漏れ耐性を改善する他の方法は、音響復帰
路(acoustic return path)を用いることによって装置
の音響出力インピーダンスを減少させることである。
【0005】前記の従来技術の欠点は、音響復帰路によ
り生じる負荷を最適化するのが困難であるということで
ある。達成するべき漏れ耐性は、本質的に、受話器口カ
プセルの背後に設けられるボリュームのサイズに依存す
る。移動局のような小型の装置では、該装置の電子ユニ
ットが該装置のケーシングの中のボリュームを占めるの
で、最善の音響負荷を達成するために充分に大きなボリ
ュームを設けることは不可能である。
【0006】本発明の目的は、移動局などの小型の無線
装置において良好な漏れ耐性を達成する受話器口解決策
を工夫することである。
【0007】本発明の1つのアイデアは、装置の無線周
波数ユニットのRFシールド・ケーシングを利用して受
話器口の背後に音響ボリュームを設けることである。R
Fシールドの目的は、移動局などの無線装置により形成
された無線周波数信号が周囲の環境に入り込むのを防止
すると共に、周囲の環境に存在するRF輻射が該装置の
RF回路に妨害を及ぼすのを防止することである。本発
明は、受話器口に対して負荷として作用する音響ボリュ
ームとしてこの種のRFシールド・ボリュームを利用す
る。
【0008】本発明の特別の利点は、装置のサイズを必
要以上に増大させずに、受話器口に対して最善の負荷と
して作用する音響ボリュームを受話器口の背後に形成し
得るということである。
【0009】本発明の1実施例では、受話器口の背後に
設けられているケーシングの1つの壁は、電子ユニット
の無線周波数コンポーネント(component)が結合され
ている電子回路基板によって形成されている。そのケー
シングと外部のボリュームとの間に、該回路基板に設け
られた貫通孔によって音響路を好ましく形成することが
できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】受話器口カプセルにより
形成された音が該受話器口カプセルの前部から、ユーザ
ーの耳と該受話器口カプセルおよび耳の間のハウジング
部分とにより画定される第1音響ボリュームへ向けられ
るように無線装置の受話器口の漏れ耐性を改善する本発
明の方法は、前記受話器口カプセルにより形成された音
が、更に、当該受話器口カプセルの背部から、ケーシン
グによって画定されて第2音響ボリュームとして作用す
る該無線装置の無線遮蔽されているボリュームへ向けら
れることを特徴とする。
【0011】受話器口カプセルと、該受話器口カプセル
とユーザーの耳との間に位置し、ユーザーの耳との間に
第1音響ボリュームを画定するハウジング部分と、前記
受話器口カプセルの前部と第1音響ボリュームとの間に
設けられ、受話器口カプセルの前部から音響ボリューム
へ音を向ける第1音響路とからなる無線装置の受話器口
の漏れ耐性を改善する本発明の装置は、ケーシングによ
り画定された、無線装置のRF部のために設けられてい
る無線遮蔽されたボリュームと、前記受話器口カプセル
により形成された音を受話器口カプセルの背部から前記
無線遮蔽されたボリュームへ向けるための第2音響路と
を更に有することを特徴とする。
【0012】本発明の移動局の受話器口は、受話器口カ
プセルと、該受話器口カプセルとユーザーの耳との間に
位置するハウジング部分であって、前記ハウジング部分
とユーザーの耳との間に音響ボリュームを画定する前記
ハウジング部分と、該受話器口カプセルの前部と前記音
響ボリュームとの間に設けられて該受話器口カプセルの
該前部から前記音響ボリュームへ音を向ける第1音響路
とからなり、この移動局は、ケーシングにより画定され
た、該移動局のRF部のために設けられている無線遮蔽
されたボリュームと、該受話器口の漏れ耐性を改善する
ために該受話器口カプセルにより形成された音を該受話
器口カプセルの背部から前記の無線遮蔽されたボリュー
ムへ向けるための第2音響路とを更に有することを特徴
とする。
【0013】本発明の好ましい実施例が従属クレームに
おいて提示されている。
【0014】本明細書においては、受話器口カプセルの
前部および背部という用語は、受話器口カプセル内にあ
って音波を生じさせる膜の前部および背部を意味してお
り、これら前部および背部で生じた音波は互いに逆位相
である。
【0015】本明細書においては、受話器口という用語
は、受話器口カプセルと、これに結合されている音響構
造および機械的構造とを意味する。
【0016】次に、添付図面を参照して本発明を詳しく
説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、従来技術の受話器口10
0を示している。それは、電気信号を音響に変換する受
話器口カプセル101を有する。受話器口カプセル10
1は、そのエッジ102で受話器口のハウジング103
に結合されている。受話器口カプセルにより形成される
音波は、受話器口101,エッジ102およびハウジン
グ103の間のボリューム104内に生じ、そこから音
波は孔105を通ってハウジングの外部ボリュームに移
る。ハウジング103と耳106との間には、最善の状
態では閉じられるボリューム107がある。受話器口が
移動局の一部分であるならば、ハウジング103は好ま
しくは移動局のカバーである。
【0018】図1に示されている解決策では、受話器口
カプセルの背後に音響ボリューム111を設けることに
よって漏れ耐性がが改善されている。受話器口カプセル
から、受話器口カプセルの背部に位置する1つまたはそ
れ以上の孔110によって前記ボリュームへの音響結合
が形成されている。この音響ボリュームは、RFシール
ド116と回路基板112とからなるケーシングによっ
て画定されている。RFシールド116は、金属板など
の電導性材料から作られている。回路基板112は、好
ましくは、ボリューム111を囲むボリュームに該ボリ
ューム111を音響的に結合させる孔を有する。回路基
板では、該回路基板の異なるフォイル層に位置するワイ
ヤ同士を電気的に結合させるためにメッキされたスルー
・エッジ(plated-through edges)を有する孔が使用さ
れる。これらの直径約0.2mmの孔を使用して、前記
音響路を形成することができる。図1は、回路基板11
2に結合されている無線周波数ユニットのRFコンポー
ネント117も示している。
【0019】この様に、装置全体を囲むボリュームを介
して受話器口カプセルの音響復帰路を設けることができ
るが、図1は該装置の内部音響復帰路を設ける方法も示
している。この音響復帰路は、受話器口カプセルの背部
の孔110、受話器口カプセルの背後の音響ボリューム
111、回路基板のRFシールド・ケーシングにおける
孔113、RFシールド・ケーシングの外側の回路基板
の孔114、回路基板およびハウジング部分の間のボリ
ューム、および受話器口カプセルの前部エッジの孔11
5とからなっている。回路基板とハウジング部分との間
の前記音響復帰路のために設けられたボリュームは、更
に特別の第2ケーシングで囲むことができるが、移動局
などの装置の通常のケーシングおよびその中のコンポー
ネントで構成してもよい。
【0020】図1に示されている解決策で漏れ耐性を改
善する能力は、受話器口の背後に設けられている音響ボ
リュームと、それを通るように設けられた音響復帰路と
が特に低周波数で受話器口カプセルの音響負荷として作
用するという事実に基づいており、この場合には外部の
負荷の変動は受話器口カプセルの総音響負荷に対して小
さな相対的効果を及ぼすに過ぎない。
【0021】図2は、図1の受話器口の音響等価回路を
示している。この回路で、受話器口カプセルは圧力波を
形成し、音響源201として動作して内部インピーダン
ス204を有する。圧力波はケーシングの孔を通って受
話器口装置の外に伝播してゆき、その孔はインピーダン
ス205を形成し、外部のボリュームは負荷インピーダ
ンス206を形成する。図1では受話器口と外部ボリュ
ームとの間の境界に207という符号が付されている。
該装置を囲むボリュームにより形成される音響復帰路は
フィードバック・インピーダンス213として作用し、
該装置の内部音響復帰路はフィードバック・インピーダ
ンス215として作用する。負荷インピーダンス206
は、主として、耳により生じる負荷と、受話器口と耳と
の間での漏れから生じる負荷とから構成される。この等
価回路から、負荷に移転される音響出力に対する負荷イ
ンピーダンス206の変動の効果をフィードバック・イ
ンピーダンスが減少させることができるということがわ
かる。フィードバック・インピーダンス213は破線で
示されており、それは、このインピーダンスの補償効果
がフィードバック・インピーダンス215と比べると僅
かであることを示している。
【0022】図3は、受話器口の漏れ耐性を改善するた
めの本発明の他の実施例を示す。該装置は、電気信号を
音響に変換する受話器口カプセル301を有する。受話
器口カプセル301はそのエッジ302でハウジング部
分303に結合されている。受話器口カプセルにより形
成される音波は、受話器口カプセル301と、エッジ3
02とハウジング部分303との間のボリューム304
内で生成され、そこから音波は第1音響路を形成する孔
305を通ってハウジング外のボリュームへ移る。ハウ
ジング部分303と耳306との間に第1ボリューム3
07が画定される。受話器口が移動局の一部分であれ
ば、該ハウジング部分はその移動局のカバーであるのが
好ましい。
【0023】図3に示されている解決策では、本発明に
従って受話器口カプセルに対して負荷として作用する音
響ボリュームを受話器口カプセルの背後に設けたことに
よって漏れ耐性が改善されている。その音響ボリューム
は、無線周波数ユニットのRF遮蔽されたボリュームと
しても作用する。該音響ボリュームは、RFシールド3
16と回路基板312とからなるケーシングによって画
定されている。受話器口カプセル301により形成され
る音は、孔310を通して音響ボリューム311へ向け
られる。回路基板312は、音響ボリューム311を該
音響ボリュームを囲むボリュームに結合させる孔31
3,314を好ましく有する。図3は、回路基板312
に結合されている無線周波数ユニットのRFコンポーネ
ント317も示している。
【0024】図3に示されている実施例では、受話器口
カプセル301の背部から第1ボリューム307へ音響
復帰路が設けられている。この音響路のために、RFシ
ールド316に穴318を設けても良く、或いは回路基
板312の孔313,314を通して音響復帰路を向け
ても良い。前記音響復帰路のために、受話器口のハウジ
ング部分に穴320が付加的に設けられている。
【0025】受話器口カプセルの側に設けられたボリュ
ームは、図3の解決策では特別のケーシング330で閉
じられている。ボリューム311および331は、必ず
しも互いに分離されているボリュームでなくても良く、
RF遮蔽された1つの複合ボリュームを形成しても良
い。
【0026】図3に示されている解決策において漏れ耐
性を改善する能力は、特に低周波数用に設けられた音響
復帰路が低周波数では受話器口カプセルについての音響
負荷として作用するという事実に基づいており、この場
合には外部の負荷の変動は受話器口カプセルの総音響負
荷に対しては小さな相対的効果を及ぼすに過ぎない。耳
とハウジング部分との間のボリュームへ音響復帰路が向
けられているときには、受話器口カプセルの背後の小さ
なボリュームを利用することができると共になお低周波
数で最善の負荷を得ることが可能である。従って、たと
えば、移動局に応用すれば、本発明のこの装置はその移
動局のサイズを顕著に増大させることはないし、その形
状に影響を及ぼすこともない。
【0027】第2音響路を形成するために設けられてい
るハウジング部分303の孔320は、好ましくは、第
1音響路向けに設けられた孔305と同じサイズ範囲に
ある。従って、本発明のいずれの実施例も、装置の外観
に顕著な影響を及ぼさない。
【0028】図4は、図3の受話器口の簡略化された音
響等価回路を示している。この回路において、受話器口
カプセルは圧力波を生じさせる音源401として機能
し、これに内部インピーダンス404が更に結合されて
いる。その圧力波はケーシングの孔を通って受話器口装
置の外へ伝播し、その孔は音響インピーダンス405を
形成し、外部のボリュームは負荷インピーダンス406
を形成する。図4では受話器口と外部のボリュームとの
間の境界に符号407が付されている。ユーザーの耳と
ハウジング部分との間に向けられた音響復帰路はフィー
ドバック・インピーダンス420として作用する。この
等価回路から、フィードバック・インピーダンスがケー
シングの孔305の効果を、即ち音響インピーダンス4
05の効果を、補償するので、負荷インピーダンス40
6の変化が該負荷に移転される音響出力に及ぼす影響を
フィードバック・インピーダンス420によって最小限
に減少させることができることがわかる。本発明のこの
実施例を図2に示されている解決策と比べると、音源か
ら見て一定のインピーダンス値で聞く人の耳406へ一
定圧力レベル(電気回路の電圧に相当する)を達成する
ために必要な音響体積速度(電気回路の電流に相当す
る)は、フィードバック・インピーダンス420の効果
が図2のフィードバック・インピーダンス213の効果
より大きい本発明の第2実施例では比較的小さいという
こともわかる。このことは、与えられたレベルの可聴度
を達成するために、受話器口カプセル内で膜の少ない運
動が要求されることを意味する。
【0029】次に、移動局への本発明の応用について検
討する。始めに、図5により、在来の移動局の動作につ
いて説明し、その後に図6により本発明の移動局の機械
的構造について説明する。
【0030】図5は、本発明の実施例である移動局のブ
ロック図である。この移動局は、マイクロホン531,
キーボード537,ディスプレイ536,受話器口50
1,送信/受信カップリング538,アンテナ539お
よび制御ユニット535などの、この種の装置に通常設
けられている部品を有する。また、この図は、移動局に
通常設けられている送信ブロック534および受信ブロ
ック541も示している。
【0031】送信ブロック534は、音声符号化、チャ
ネル符号化、暗号化および変調に必要な機能と、RF機
能とを有する。受信ブロック541は、対応するRF機
能と、復調、解読、チャネル復号および音声復号に必要
な機能とを有する。マイクロホン531から生じて増幅
ステージ532で増幅されA/D変換器でデジタル形に
変換された信号は送信ブロック534に、通常は該送信
ブロックに含まれている音声符号化エレメントに転送さ
れる。送信ブロックによって整形され、変調され増幅さ
れた送信信号は、送信/受信カップリング538を介し
てアンテナ539へ送られる。受信された信号はアンテ
ナから送信/受信カップリング538を介して受信ブロ
ック541に送られ、この受信ブロックは、受け取った
信号を復調し、解読およびチャネル復号を実行する。最
終結果として受け取られた音声信号はD/A変換器54
2を介して増幅器543へ転送され、更に受話器口50
1に送られる。制御ユニット535は、移動局の動作を
制御し、ユーザーによりキーボード537から与えられ
た制御コマンドを読み取り、ディスプレイ536を介し
てユーザーにメッセージを送る。
【0032】RF遮蔽されるべき移動局の部分はブロッ
ク538,534および541に含まれている。送信ブ
ロック534および受信ブロック541の、RF周波数
信号を形成する回路などのRF部分は、送信チェーンお
よび受信チェーンに部分的に共通であっても良い。
【0033】本発明の受話器口装置が使用されるときに
は、受話器口の周波数応答は従来技術の装置の周波数応
答とは異なるかも知れない。増幅器543に含まれてい
るフィルターによって周波数応答をアナログ的に補償す
ることができる。他の方法は、ブロック541のデジタ
ル信号処理装置(DSP)におけるデジタル信号処理と
関連させて補償を行うことである。デジタル信号処理装
置で周波数応答を補正するときには、コンポーネントの
変更は必ずしも必要ではなくて、デジタル信号処理装置
を制御するプログラムに所要の追加を行うことによって
補正を実行することができる。
【0034】図6は、正面及び側面から見た本発明の移
動局600の機械的構造を示している。側面図(b)は
正面図(a)と比べて2:1に拡大されていて、本発明
の受話器口の部分の断面A−Aを示している。正面図
(a)は、在来の移動局に含まれているマイクロホン6
31、キーボード637、ディスプレイ636およびア
ンテナ639とを示している。移動局の頂部には、受話
器口カプセルの前部から装置の外側に至る第1音響路を
形成する孔605と、第2音響路の一部分である孔62
0とが見られる。断面図(b)では、受話器口カプセル
の背後に設けられているRF遮蔽されたボリューム61
1も見られる。ボリューム611および631は必ずし
も分離されている必要はなく、1つの複合ボリュームを
形成していてもよい。受話器口とユーザーの耳との間の
受話器口のハウジングは、移動局においては好ましくは
受話器口の他の機械的部分が結合された装置のカバー6
03である。
【0035】図6からわかるように、受話器口とアンテ
ナとは共に移動局の頂部に置かれている。RF部分はア
ンテナ回路に直接結合されるので、受話器口との関係で
のRFシールドの配置はRF技術的にも良好な解決策で
ある。
【0036】以上、本発明の解決策の実施例について説
明した。本発明の原理は、当然に、たとえば具体的構造
の細部や用途範囲を修正することによって、請求項によ
り定義されている範囲の中で修正されてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、移動局などの小型の無
線装置において良好な漏れ耐性を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】受話器口の漏れ耐性を改善するための本発明の
受話器口装置を示す図である。
【図2】図1の受話器口装置の音響等価回路を示す図で
ある。
【図3】受話器口の漏れ耐性を改善するための本発明の
他の装置を示す図である。
【図4】図3の受話器口装置の音響等価回路を示す図で
ある。
【図5】本発明を好ましく応用することのできる従来公
知の移動局のブロック図である。
【図6】本発明の移動局の正面図および側面図である。
【符号の説明】
100 受話器口 111 音響ボリューム 112 電子回路基板 112,116 RFシールド・ケーシング 113,114 貫通孔 117 無線周波数コンポーネント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤリ スータリ フィンランド共和国、フィン−24800 ハ リッコー、ユリェネンクヤ 2 (72)発明者 ユーハ バックマン フィンランド共和国、フィン−02140 エ スポー、ヘインヨエンポルク 2 エン 103

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話器口カプセル(101,301)に
    より形成された音が該受話器口カプセルの前部から、ユ
    ーザーの耳(106,306)と該受話器口カプセル
    (101,301)および耳(106,306)の間の
    ハウジング部分(103,303)とにより画定される
    第1音響ボリューム(107,307)へ向けられるよ
    うに無線装置の受話器口(100,300)の漏れ耐性
    を改善する方法であって、前記受話器口カプセルにより
    形成された音が、更に、当該受話器口カプセルの背部か
    ら、該無線装置の無線遮蔽されたボリューム(111,
    311)へ向けられるようになっていて、このボリュー
    ムがケーシングにより画定されて第2音響ボリュームと
    して作用するようになっている方法。
  2. 【請求項2】 受話器口カプセル(101,301)
    と、該受話器口カプセル(101,301)とユーザー
    の耳(106,306)との間に位置し、ユーザーの耳
    (106,306)との間に第1音響ボリューム(10
    7,307)を画定するハウジング部分と、前記受話器
    口カプセル(101,301)の前部と第1音響ボリュ
    ームとの間に設けられ、受話器口カプセルの前部から音
    響ボリューム(107,307)へ音を向ける第1音響
    路(105,305)とからなる、無線装置の受話器口
    (100,300)の漏れ耐性を改善する装置であっ
    て、ケーシング(112,116,312,316)に
    より画定された、無線装置のRF部のために設けられて
    いる無線遮蔽されたボリュームと、前記受話器口カプセ
    ルにより形成された音を受話器口カプセルの背部から前
    記無線遮蔽されたボリューム(111,311)へ向け
    るための第2音響路(110,310)とを更に有する
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングは回路基板(112,3
    12)を有する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記回路基板(112,312)は、前
    記第2音響ボリューム(111,311)から、それを
    囲むボリュームへの音響路を設けるための孔(113,
    114,313,314)を有することを特徴とする請
    求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記受話器口カプセルは、受話器口カプ
    セルを囲むボリュームから受話器口カプセルの前部へ音
    響復帰路を設けるための孔(115)を有することを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記受話器口カプセルの背部から前記第
    1ボリュームへ設けられた音響復帰路(310,31
    1,313,314,318,320)を有することを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の装置。
  7. 【請求項7】 移動局(600)において、該移動局の
    受話器口は、受話器口カプセル(601)と、受話器口
    カプセル(601)とユーザーの耳との間に位置し、ユ
    ーザーの耳との間に音響ボリュームを画定するハウジン
    グ部分と、前記受話器口カプセルの前部と前記音響ボリ
    ュームとの間に設けられ、受話器口カプセルの前部から
    音響ボリュームへ音を向ける第1音響路(605)とか
    らなり、該装置は、ケーシング(612,616)によ
    り画定された、移動局のRF部分のために設けられてい
    る無線遮蔽されたボリューム(611)と、前記受話器
    口の漏れ耐性を改善するために受話器口カプセルにより
    形成された音を受話器口カプセルの背部から前記無線遮
    蔽されたボリューム(611)へ向けるための第2音響
    路(610)とを更に有することを特徴とする移動局。
  8. 【請求項8】 前記ハウジング部分(603)は移動局
    (600)のカバーであることを特徴とする請求項7記
    載の移動局。
  9. 【請求項9】 前記受話器口の前記周波数応答をディジ
    タル信号処理またはアナログ・フィルタリングによって
    補償するための手段を有することを特徴とする請求項7
    または8記載の移動局。
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