JPH11180110A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Publication number
JPH11180110A
JPH11180110A JP9354751A JP35475197A JPH11180110A JP H11180110 A JPH11180110 A JP H11180110A JP 9354751 A JP9354751 A JP 9354751A JP 35475197 A JP35475197 A JP 35475197A JP H11180110 A JPH11180110 A JP H11180110A
Authority
JP
Japan
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belt
layer
reinforcing
tire
pneumatic tire
Prior art date
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Pending
Application number
JP9354751A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Matsuda
将一郎 松田
Noriaki Kuroda
紀明 黒田
Kazuyuki Kabe
和幸 加部
Yasuo Morikawa
庸雄 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP9354751A priority Critical patent/JPH11180110A/ja
Publication of JPH11180110A publication Critical patent/JPH11180110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/26Folded plies
    • B60C9/263Folded plies further characterised by an endless zigzag configuration in at least one belt ply, i.e. no cut edge being present
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C2009/1871Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers with flat cushions or shear layers between belt layers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ベルト層の耐エッジセパレーション性を改善
し、かつ重量の増加を極力抑えながら、良好な運動性能
を確保する。 【解決手段】トレッド部1のカーカス層4外周側に埋設
された内外2層のベルト層7A,7Bを補強コードfが
ベルト層7A,7Bのエッジ部で一方から他方に折り返
されて延在する螺旋巻き構造にし、そのベルト層7A,
7B間にベルト補強層8を配置する。ベルト補強層8は
ヤング率が10〜1500MPa の熱可塑性樹脂または熱
可塑性樹脂成分とエラストマー成分とをブレンドした熱
可塑性エラストマー組成物から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関わり、更に詳しくは、タイヤ重量を抑制しながら、運
動性能を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルト層のエッジセパレーション
を改善するため、内外2層のベルト層を補強コードがそ
の一方から他方のベルト層にそのエッジ部で折り返され
て延在する螺旋巻き構造にした空気入りタイヤの提案が
ある。このように内外2層のベルト層の補強コードを共
有しなから螺旋巻き構造にすることにより、ベルト層の
エッジ部にエッジセパレーョンを誘発する原因となる補
強コードの切断端を位置させないようにして、ベルト層
の耐エッジセパレーション性を高めるようにしている。
【0003】しかし、例えば、軽量化を図るため、補強
コードに有機繊維を用いた場合、トレッド部の中央部が
膨らみ易く、また、ベルト層の剛性不足によるコーナリ
ングフォースの低下のため、良好な運動性能を得ること
が難しいという問題があった。また、軽トラックやバス
等に用いられる従来の重荷重用空気入りタイヤにおい
て、例えば、ベルト層を3層構造にする場合には、それ
に対処することができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ベル
ト層の耐エッジセパレーション性を改善し、かつ重量の
増加を極力抑えながら、良好な運動性能を確保すること
が常に可能な空気入りタイヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、トレッド部のカーカス層外周側に埋設された内外
2層のベルト層をその補強コードが該ベルト層のエッジ
部で一方から他方に折り返されて延在する螺旋巻き構造
にし、該内外2層のベルト層間にベルト補強層を配置す
ると共に、該ベルト補強層をヤング率が10〜1500
MPa の熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂成分とエラスト
マー成分とをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物
から構成したことを特徴とする。
【0006】このように内外2層のベルト層をその補強
コードが一方から他方に折り返されて延在する螺旋巻き
構造にし、補強コードの切断端がベルト層のエッジ部に
出ないないようにしたので、該補強コードの切断端に起
因するベルト層のエッジセパレーションの発生を抑える
ことができ、また、軽量な熱可塑性樹脂または熱可塑性
エラストマー組成物からなるベルト補強層を配置するの
で、重量が増加するのを極力抑制することができる。
【0007】しかも、ベルト層間に介設するベルト補強
層を構成する熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー
組成物のヤング率を上記ように設定し、剛性を高めるよ
うにしたので、ベルト層の補強コードに有機繊維を用い
た場合であっても、トレッド部の中央部が膨らみ難く、
ベルト層の剛性不足を補うことができる。そのため、コ
ーナリングフォースの低下をも改善して、良好な運動性
能を得ることができる。
【0008】また、ベルト補強層の厚さを調整すること
により、ベルト層の耐エッジセパレーション性を改善す
ると共に重量の増加を極力抑えながら、従来の3層構造
にしたベルト層を配置した重荷重用空気入りタイヤに近
い良好な運動性能を確保することもできる。また、上記
のように内外2層のベルト層をその補強コードが一方か
ら他方に折り返されて延在する螺旋巻き構造にする場
合、グリーンタイヤ成形時において、複数本の補強コー
ドを引き揃えてマトリックスにより集束した未加硫のデ
ープ状のストリップ材をベルト層幅に相当する幅で連続
的に螺旋状に折り返して形成するが、本発明では、ベル
ト補強層自体が芯体となるため、そのベルト補強層にス
トリップ材を巻き付けながら形成することができる。そ
の結果、ベルト層の成形が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の空気入りタイヤの一例を示し、1はトレッド部、2は
ビード部、3はサイドウォール部である。左右のビード
部2に連接してタイヤ径方向外側に左右のサイドウォー
ル部3が延設され、この左右のサイドウォール部3間に
タイヤ周方向に延在するトレッド部1が設けられてい
る。
【0010】タイヤ内側にはカーカス層4が1層配設さ
れている。左右のビード部2にはビートコア5がそれぞ
れ配置され、そのビートコア5の外周にはビードフィラ
ー6が設けられている。カーカス層4の両端部4aがビ
ードフィラー6を包み込むようにしてビートコア5の周
りにタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド
部1のカーカス層外周側には、補強コードを配列した複
数(図では2層)のベルト層7が埋設されている。
【0011】本発明では、上述した構成の空気入りタイ
ヤにおいて、内外2層のベルト層7A,7Bが、その左
右のベルト層7A,7B両端を互いに接続させた無端状
の一体構造に形成されている。ベルト層7A,7Bの補
強コードfがタイヤ周方向Tに対して傾斜して配設され
ると共に、互いに交差するように配置されている。その
補強コードfは、ベルト層7A,7Bのエッジ部で一方
から他方(及び他方から一方)のベルト層に折り返され
て延在する螺旋巻き構造になっており、補強コードfの
切断端がベルト層7A,7Bのエッジ部に位置しないよ
うになっている。
【0012】内外のベルト層7A,7B間には、左右の
ベルト層エッジ部間にわたって延在するベルト補強層8
がタイヤ周方向に沿って配置されている。このベルト補
強層8は、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂成分とエラ
ストマー成分とをブレンドした熱可塑性エラストマー組
成物から構成され、そのヤング率は10〜1500MPa
になっている。
【0013】このように補強コードfの切断端をベルト
層7A,7Bのエッジ部に露出しないようにしたベルト
構造にしているので、その補強コード切断端に起因して
発生するベルト層の耐エッジセパレーション性を改善す
ることができ、また、ベルト層7A,7B間に配置する
ベルト補強層8として、補強コードを埋設したような補
強層を用いずに、軽量な熱可塑性樹脂または熱可塑性エ
ラストマー組成物を用いるため、重量の増加を極力抑え
ることができる。
【0014】そして、ベルト層7A,7B間に介挿する
ベルト補強層8を構成する熱可塑性樹脂または熱可塑性
エラストマー組成物のヤング率を上記の範囲にして剛性
を高めているので、ベルト層7A,7Bの補強コードf
に有機繊維を用いる場合であっても、トレッド部の中央
部が膨らみ難く、ベルト層の剛性不足を充分に補うこと
ができるので、コーナリングフォースの低下を改善で
き、良好な運動性能を確保することが可能になる。
【0015】また、ベルト補強層8の厚さを調整するこ
とにより、ベルト層の耐エッジセパレーション性を改善
し、かつ重量の増加を極力抑えながら、従来の3層構造
にしたベルト層を配置した重荷重用空気入りタイヤに近
い良好な運動性能を確保することもできる。また、上述
した補強コードfの切断端をベルト層エッジ部に位置し
ないようにしたベルト層7A,7Bは、グリーンタイヤ
成形時において、複数本の補強コードfを引き揃えてマ
トリックスにより集束した未加硫のデープ状のストリッ
プ材をベルト層幅に相当する幅で連続的に螺旋状に折り
返して形成するが、本発明では、上記のようにベルト補
強層8を芯体となるように配置するので、ストリップ材
をそのベルト補強層8に巻き付けながら形成することが
でき、そのため、ベルト層の成形を容易にし、生産性を
高めることができる。
【0016】上記ヤング率が10MPa よりも小さいと、
ベルト補強層8の剛性が低くなりすぎて、良好な運動性
能を確保することが困難となり、逆に、1500MPa を
越えると、ベルト補強層8の剛性が高くなりすぎるた
め、壊れ易くなり、タイヤ故障の原因となる。上記ベル
ト補強層8は図では1層配置した例を示したが、複数層
設けるようにしてもよく、本発明では、少なくとも1層
配置すればよい。そのトータルの肉厚としては、0.5
〜6mmにすることができる。肉厚が0.5mm未満である
と、ベルト補強層8としての剛性が低くなりすぎ、良好
な運動性能を確保することができず、逆に、6mmを越え
ると、重量が大きく増加し、軽量化に寄与することが困
難になる。ベルト補強層8の1層の肉厚としては、0.
5〜3.0mmにするのがよい。
【0017】このベルト層7A,7B間に配置される環
状のベルト補強層8は、押出成形によりシート状の薄い
フィルムを継目なくした環状に構成してもよく、また、
テープ状の薄いフィルムからなるストリップ材を連続し
て螺旋状に隙間なく巻き回して環状としてもよく、更
に、幅広のシート状に形成したフィルムの先後端部を継
ぎ合わせて構成してもよい。
【0018】上記ベルト層7A,7Bの補強コードfと
しては、有機繊維コードから構成することができる。有
機繊維コードとしては、従来公知のものが使用可能であ
り、例えば、ポリアリレート繊維、ポリパラフェニレン
ベンズビスオキサゾール繊維、ポリビニルアルコール繊
維、レーヨン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、
ポリエチレン2,6-ナフタレート繊維、ナイロン繊維、芳
香族ポリアミド繊維等から選ばれる繊維の1種又は2種
以上を撚り合わせた撚り糸を使用することができる。好
ましくは、スチールコードと略同等の強度を有し、かつ
柔軟性に富む芳香族ポリアミド繊維コードがよい。
【0019】また、補強コードfとして、スチールコー
ドを用いるようにしてもよい。その場合、芯体となるベ
ルト補強層8の肉厚を1.0mm以上にするのが、ベルト
層を構成するストリップ材の巻き付け成形性を容易にす
る上で好ましい。また、従来のスチールコードを補強コ
ードとして用いた3層構造のベルト層を配置した重荷重
用空気入りタイヤにおいて、該3層構造のベルト層に代
えて、上記構成のベルト層7A,7Bを配置し、その間
にベルト補強層8を介設する場合には、そのベルト補強
層8の肉厚を0.8mm以上にするのがよく、それよっ
て、ベルト層の耐エッジセパレーション性を高め、かつ
軽量化を図りながら、重荷重用空気入りタイヤにおいて
良好な運動性能を確保することができる。
【0020】上記補強コードfは、そのタイヤ周方向に
対する傾斜角度を15〜75°の範囲にして配向するこ
とができる。ベルト補強層8を介挿した内外のベルト層
7A,7Bは、例えば、図3に示すように、予め加熱成
形したベルト補強層8の周囲に、複数本の補強コードを
引き揃えてマトリックス(ゴム或いはプラスチック)に
より集束した未加硫のデープ状のストリップ材9を連続
的に螺旋状に折り返して隙間なく巻き付けることによ
り、図4に示すベルト補強層8を介挿した未加硫のベル
ト層7’を形成することができる。これを成形ドラム上
に巻き付けられた未加硫のカーカス層上に配置すること
によりグリーンタイヤにアセンブリーすることができ
る。
【0021】この方法では、ストリップ材9の幅、タイ
ヤ周方向に対する角度等はベルト層の外径、ベルト層の
幅により一義的にきまる。その関係式を下記に示す(図
3参照)。ベルト層の半径をrとするとその外周長L
は、L=2πrとなる。外周長LをN分割すると1分割
当りのスパン長mは次のようになる。
【0022】m=2πr/N 未加硫のストリップ材9をタイヤ1周巻き付けるとまた
同じ位置に戻ってくるので、これを図3に示すようにス
トリップ材周幅dだけずらすようにしてベルト補強層8
に巻き付けて行く。従って、 L=(N−1)m+(m±d) ∴ (L±d)/N =m ・・・ 次に、ベルト層幅WB とストリップ材9のタイヤ周方向
に対する傾斜角度θ、スパン長mとの関係についてみる
と、 tanθ=WB /m/2 より m=2WB /tanθ ・・・ また、スパン長mはストリップ材周幅dの整数倍である
から、 m=nd ・・・ 式を式に代入すると、 (L±d)/N =m=nd ∴ L=nNd−(±d) ・・・ ここで、n、Nは整数である。ストリップ材周幅dは、
d=WT /sin θである(WT はストリップ材9の
幅)。
【0023】なお、ベルト補強層8を介挿したベルト層
7A,7Bは、上記のようにして作製することができる
が、当然のことながら、上記の方法以外であってもよい
ことは言うまでもない。本発明では、上記熱可塑性樹脂
としては、ヤング率を10〜1500MPa にすることが
できるものであれば特に限定されるものではなく、例え
ば、ポリオレフィン樹脂〔例えば、低密度ポリエチレン
(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ホモポリプロ
ピレン、ブロックポリプロピレン、ランダムポリプロピ
レン、及びそれらの変性物、例えば、無水マレイン酸変
性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリエチレン、
エポキシ変性ポリプロピレン〕、スチレン系樹脂〔例え
ば、汎用ポリスチレン(PS)、耐衝撃性ポリスチレン
(HIPS)、アクリロニトリル/スチレン共重合体
(AS)、アクリロニトリル/スレチン/ブタジエン共
重合体(ABS)、メタクリル酸メチル/スチレン共重
合体(MS)〕、ポリアミド系樹脂〔例えば、ナイロン
6(N6)、ナイロン66(N66)、ナイロン46
(N46)、ナイロン11(N11)、ナイロン12
(N12)、ナイロン610(N610)、ナイロン6
12(N612)、ナイロン6/66共重合体(N6/
66)、ナイロン6/66/610共重合体(N6/6
6/610)、ナイロンMXD6(MXD6)、ナイロ
ン6T、ナイロン6/6T共重合体、ナイロン66/P
P共重合体、ナイロン66/PPS共重合体〕及びそれ
らのN−アルコキシアルキル化物、例えば、6−ナイロ
ンのメトキシメチル化物、6−610−ナイロンのメト
キシメチル化物、612−ナイロンのメトキシメチル化
物、ポリエステル系樹脂〔例えば、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、ポリエチレンイソフタレート(PEI)、PE
T/PEI共重合体、ポリアリレート(PAR)、ポリ
ブチレンナフタレート(PBN)、液晶ポリエステル、
ポリオキシアルキレンジイミドジ酸/ポリブチレンテレ
フタレート共重合体などの芳香族ポリエステル〕、ポリ
エーテル系樹脂〔例えば、ポリアセタール(POM)、
ポリフェニレンオキサイド(PPO)、ポリエーテルス
ルホン(PES)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポ
リエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテル
イミド(PEI)、ポリニトリル系樹脂〔例えば、ポリ
アクリロニトリル(PAN)、ポリメタクリロニトリ
ル〕、ポリメタクリレート系樹脂〔例えば、ポリメタク
リル酸メチル(PMMA)、ポリメタクリル酸エチ
ル〕、ポリビニル系樹脂〔例えば、酢酸ビニル、ポリビ
ニルアルコール(PVA)、ビニルアルコール/エチレ
ン共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PDV
C)、ポリ塩化ビニル(PVC)、塩化ビニル/塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニリデン/メチルアクリレー
ト共重合体、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合
体〕、セルロース系樹脂〔例えば、酢酸セルロース、酢
酸酪酸セルロース〕、フッ素系樹脂〔例えば、ポリフッ
化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PV
F)、ポリクロルフルオロエチレン(PCTFE)、テ
トラフロロエチレン/エチレン共重合体(ETF
E)〕、イミド系樹脂〔例えば、芳香族ポリイミド(P
I)〕等を好ましく用いることができる。
【0024】また、上記のポリマーを2種類以上混合し
たポリマーアロイも同様に用いる事ができる。例えば、
ポリフェニレンオキサイド/ポリスチレンのアロイ化
物、ABS/ポリカーボネートのアロイ化物、ナイロン
6/ポリフェニレンオキサイドのアロイ化物、PET/
PBTのアロイ化物が挙げられる。上記熱可塑性エラス
トマー組成物は、上述した熱可塑性樹脂の成分にエラス
トマー成分を混合して構成することができ、これもヤン
グ率を10〜1500MPaとなるようにブレンドしたも
のであれば、その材料の種類や混合比等は特に限定され
るものではない。
【0025】前記エラストマーとしては、例えば、ジエ
ン系ゴム及びその水添物〔例えば、NR、IR、エポキ
シ化天然ゴム、SBR、BR(高シスBR及び低シスB
R)、NBR、水素化NBR、水素化SBR〕、オレフ
ィン系ゴム〔例えば、エチレンプロピレンゴム(EPD
M、EPM)、マレイン酸変性エチレンプロピレンゴム
(M−EPM)、IIR、イソブチレンと芳香族ビニル
又はジエン系モノマー共重合体、アクリルゴム(AC
M)、アイオノマー〕、含ハロゲンゴム(例えば、Br
−IIR、CI−IIR、イソブチレンパラメチルスチ
レン共重合体の臭素化物(Br−IPMS)、クロロプ
レンゴム(CR)、ヒドリンゴム(CHR)、クロロス
ルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、塩素化ポリエチ
レンゴム(CM)、マレイン酸変性塩素化ポリエチレン
ゴム(M−CM)〕、シリコンゴム〔例えば、メチルビ
ニルシリコンゴム、ジメチルシリコンゴム、メチルフェ
ニルビニルシリコンゴム〕、含イオウゴム〔例えば、ポ
リスルフィドゴム〕、フッ素ゴム〔例えば、ビニリデン
フルオライド系ゴム、含フッ素ビニルエーテル系ゴム、
テトラフルオロエチレン−プロピレン系ゴム、含フッ素
シリコン系ゴム、含フッ素ホスファゼン系ゴム〕、熱可
塑性エラストマー〔例えば、スチレン系エラストマー、
オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、
ウレタン系エラストマー、ボリアミド系エラストマー)
等を好ましく使用することができる。
【0026】前記した特定の熱可塑性樹脂成分とエラス
トマー成分との相溶性が異なる場合は、第3成分として
適当な相溶化剤を用いて両者を相溶化させることができ
る。ブレンド系に相溶化剤を混合することにより、熱可
塑性樹脂とエラストマー成分との界面張力が低下し、そ
の結果、分散層を形成しているゴム粒子径が微細になる
ことから両成分の特性はより有効に発現されることにな
る。そのような相溶化剤としては、一般的に熱可塑性樹
脂及びエラストマー成分の両方又は片方の構造を有する
共重合体、或いは熱可塑性樹脂又はエラストマー成分と
反応可能なエポキシ基、カルボニル基、ハロゲン基、ア
ミノ基、オキサゾリン基、水酸基等を有した共重合体の
構造をとるものとすることができる。これらは混合され
る熱可塑性樹脂とエラストマー成分の種類によって選定
すればよいが、通常使用されるものには、スチレン/エ
チレン・ブチレンブロック共重合体(SEBS)及びそ
のマレイン酸変性物、EPDM、EPM、EPDM/ス
チレン又はEPDM/アクリロニトリルグラフト共重合
体及びそのマレイン酸変性物、スチレン/マレイン酸共
重合体、反応性フェノキシン等を挙げることができる。
かかる相溶化剤の配合量には特に限定はないが、好まし
くは、ポリマー成分(熱可塑性樹脂とエラストマー成分
との合計)100重量部に対して、0.5〜10重量部
がよい。
【0027】熱可塑性樹脂とエラストマーとをブレンド
する場合の特定の熱可塑性樹脂成分(A)とエラストマ
ー成分(B)との組成比は、特に限定はなく、ヤング
率、ベルト補強層を構成するフィルムの厚さにより適宜
決めればよいが、好ましい範囲は重量比90/10〜3
0/70である。本発明に係るポリマー組成物には、上
記必須ポリマー成分に加えて、本発明のタイヤ用ポリマ
ー組成物の必要特性を損なわない範囲で前記した相溶化
剤ポリマーなどの他のポリマーを混合することができ
る。他のポリマーを混合する目的は、熱可塑性樹脂とエ
ラストマー成分との相溶性を改良するため、材料のフィ
ルム成型加工性をよくするため、耐熱性向上のため、コ
ストダウンのため等があり、これに用いられる材料とし
ては、例えば、ポリエチレン(PE)ポリプロピレン
(PP)、ポリスチレン(PS)、ABS、SBS、ポ
リカーボネート(PC)等を例示することができる。本
発明に係るポリマー組成物には、更に一般的にポリマー
配合物に配合される充填剤(炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、アルミナ等)、カーボンブラック、ホワイトカーボ
ン等の補強剤、軟化剤、可塑剤、加工助剤、顔料、染
料、老化防止剤等を上記ヤング率の要件を損なわない限
り任意に配合することもできる。
【0028】また、前記エラストマー成分は熱可塑性樹
脂との混合の際、動的に加硫することもできる。動的に
加硫する場合の加硫剤、加硫助剤、加硫条件(温度、時
間)等は、添加するエラストマー成分の組成に応じて適
宜決定すればよく、特に限定されるものではない。加硫
剤としては、一般的なゴム加硫剤(架橋剤)を用いるこ
とができる。具体的には、イオン系加硫剤としては粉末
イオウ、沈降性イオウ、高分散性イオウ、表面処理イオ
ウ、不溶性イオウ、ジモルフォリンジサルファイド、ア
ルキルフェノールジサルファイド等を例示でき、例え
ば、0.5〜4phr 〔ゴム成分(ポリマー)100重量
部あたりの重量部〕程度用いることができる。
【0029】また、有機過酸化物系の加硫剤としては、
ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキ
サイド、2,4−ビクロロベンゾイルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ
(パーオキシルベンゾエート)等が例示され、例えば、
1〜20phr 程度用いることができる。
【0030】更に、フェノール樹脂系の加硫剤として
は、アルキルフェノール樹脂の臭素化物や、塩化スズ、
クロロプレン等のハロゲンドナーとアルキルフェノール
樹脂とを含有する混合架橋系等が例示でき、例えば、1
〜20phr 程度用いることができる。その他として、亜
鉛華(5phr 程度)、酸化マグネシウム(4phr 程度)
、リサージ(10〜20phr 程度) 、p−キノンジオ
キシム、p−ジベンゾイルキノンジオキシム、テトラク
ロロ−p−ベンゾキノン、ポリ−p−ジニトロソベンゼ
ン(2〜10phr 程度) 、メチレンジアニリン(0.2
〜10phr 程度) が例示できる。
【0031】また、必要に応じて、加硫促進剤を添加し
てもよい。加硫促進剤としては、アルデヒド・アンモニ
ア系、グアニジン系、チアゾール系、スルフェンアミド
系、チウラム系、ジチオ酸塩系、チオウレア系等の一般
的な加硫促進剤を、例えば、0.5〜2phr 程度用いる
ことができる。具体的には、アルデヒド・アンモニア系
加硫促進剤としては、ヘキサメチレンテトラミン等、グ
アジニン系加硫促進剤としては、ジフェニルグアジニン
等、チアゾール系加硫促進剤としては、ジベンゾチアジ
ルジサルファイド(DM)、2−メルカプトベンゾチア
ゾール及びそのZn塩、シクロヘキシルアミン塩等、ス
ルフェンアミド系加硫促進剤としては、シクロヘキシル
ベンゾチアジルスルフェンアマイド(CBS)、N−オ
キシジエチレンベンゾチアジル−2−スルフェンアマイ
ド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェン
アマイド、2−(チモルポリニルジチオ)ベンゾチアゾ
ール等、チウラム系加硫促進剤としては、テトラメチル
チウラムジサルファイド(TMTD)、テトラエチルチ
ウラムジサルファイド、テトラメチルチウラムモノサル
ファイド(TMTM)、ジペンタメチレンチウラムテト
ラサルファイド等、ジチオ酸塩系加硫促進剤としては、
Zn−ジメチルジチオカーバメート、Zn−ジエチルジ
チオカーバメート、Zn−ジ−n−ブチルジチオカーバ
メート、Zn−エチルフェニルジチオカーバメート、T
e−ジエチルジチオカーバメート、Cu−ジメチルジチ
オカーバメート、Fe−ジメチルジチオカーバメート、
ピペコリンピペコリルジチオカーバメート等、チオウレ
ア系加硫促進剤としては、エチレンチオウレア、ジエチ
ルチオウレア等を挙げることができる。
【0032】また、加硫促進助剤としては、一般的なゴ
ム用助剤を併せて用いることができ、例えば、亜鉛華
(5phr 程度)、ステアリン酸やオレイン酸及びこれら
のZn塩(2〜4phr 程度)等が使用できる。熱可塑性
エラストマー組成物の製造方法は、予め熱可塑性樹脂成
分とエラストマー成分(ゴムの場合は未加硫物)とを2
軸混練押出機等で溶融混練し、連続相(マトリックス
相)を形成する熱可塑性樹脂中にエラストマー成分を分
散相(ドメイン)分散させることによる。エラストマー
成分を加硫する場合には、混練下で加硫剤を添加し、エ
ラストマー成分を動的加硫させてもよい。また、熱可塑
性樹脂またはエラストマー成分への各種配合剤(加硫剤
を除く)は、上記混練中に添加してもよいが、混練の前
に予め混合しておくことが好ましい。熱可塑性樹脂とエ
ラストマー成分の混練に使用する混練機としては、特に
限定はなく、スクリュー押出機、ニーダ、バンバリミキ
サー、2軸混練押出機等が使用できる。中でも熱可塑性
樹脂とエラストマー成分の混練およびエラストマー成分
の動的加硫には、2軸混練押出機を使用するのが好まし
い。更に、2種類以上の混練機を使用し、順次混練して
もよい。溶融混練の条件として、温度は熱可塑性樹脂が
溶融する温度以上であればよい。また、混練時の剪断速
度は1000〜7500Sec -1であるのが好ましい。混
練全体の時間は30秒から10分、また加硫剤を添加し
た場合には、添加後の加硫時間は15秒から5分である
のが好ましい。上記方法で作製されたポリマー組成物
は、次に押出し成形またはカレンダー成形によってシー
ト状のフィルムに形成される。フィルム化の方法は、通
常の熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーをフィル
ム化する方法によればよい。
【0033】このようにして得られる薄膜は、熱可塑性
樹脂(A)のマトリクス中にエラストマー成分(B)が
分散相(ドメイン)として分散した構造をとる。かかる
状態の分散構造をとることにより、熱可塑の加工が可能
となり、かつベルト補強層としてのフィルムに十分な柔
軟性と連続相としての樹脂層の効果により十分な剛性を
併せ付与することができると共に、エラストマー成分の
多少によらず、成形に際し、熱可塑性樹脂と同等の成形
加工性を得ることができるため、通常の樹脂用成形機、
即ち押出し成形、またはカレンダー成形によって、フィ
ルム化することが可能となる。
【0034】これらフィルムと相対するゴム層との接着
は、通常のゴム系、フェノール樹脂系、アクリル共重合
体系、イソシアネート系等のポリマーと架橋剤を溶剤に
溶かした接着剤をフィルムに塗布し、加硫成形時の熱と
圧力により接着させる方法、または、スチレンブタジエ
ンスチレン共重合体(SBS)、エチレンエチルアクリ
レート(EEA)、スチレンエチレンブチレンブロック
共重合体(SEBS)等の接着用樹脂を熱可塑性フィル
ムと共に共押出、或いはラミネートして多層フィルムを
作製しておき、加硫時にゴム層と接着させる方法があ
る。溶剤系接着剤としては、例えば、フェノール樹脂系
(ケムロック220・ロード社)、塩化ゴム系(ケムロ
ック205、ケムロック234B)、イソシアネート系
(ケムロック402)等を例示することができる。
【0035】本発明は、特に、内外2層のベルト層7
A,7Bの補強コードfに有機繊維コードを用い、その
ベルト層7A,7B間に上記ベルト補強層8を配置した
乗用車用空気空気入りタイヤや、ベルト層7A,7Bの
補強コードfにスチールコードを用い、そのベルト層7
A,7B間にベルト補強層8を配置した重荷重用空気入
りタイヤ等に好適に用いることができる。
【0036】
【実施例】実施例1 タイヤサイズを195/70R14で共通にし、図1に
示す構成の内外ベルト層間に上記ベルト補強層を配置し
た本発明タイヤ1と、本発明タイヤ1において、ベルト
補強層にナイロンコード補強層を配置した比較タイヤ
1、及び本発明タイヤ1において、ベルト補強層を設け
ていない従来タイヤ1とをそれぞれ作製した。
【0037】各試験タイヤ共に、ベルト層の補強コード
にアラミド繊維コード(1500d/2 50本/5cm )を
使用し、その傾斜角度は22°である。本発明タイヤ1
におけるベルト補強層には、ナイロン11(商品名:リ
ルサンBESN O TL/アトケム社製)と、Br−
IPMS(商品名:EXXPRO89−4/エクソンケ
ミカル社製)を50/50でブレンドした材料を使用し
た。本材料は2軸混練機で両者を混合し、樹脂成分中に
エラストマーを分散させた後、亜鉛華、ステアリン酸、
ステアリン酸亜鉛を各々0.4phr 、2phr 、1phr 動
的加硫系として加え、さらに2軸混練機で混合して作製
した。これをさらに通常の熱可塑性樹脂の押出成形をす
る事によって、ベルト補強層を作製した。そのヤング率
は50MPa 、肉厚は1.0mmである。
【0038】なお、ベルト補強層とゴム部材料間の接着
剤はベルト補強層に予めケムロック234B(ロードフ
ァーイースト社)を塗布しておいた。これら各試験タイ
ヤを以下に示す測定条件により、運動性能とタイヤ重量
の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。 運動性能 各試験タイヤをリムサイズ13×5.0Jのリムに装着
し、空気圧を200kPa にして、排気量2500ccの車
両に取付け、テストコースにおいて、パネラーによるコ
ーナリング走行時のフィーリングテストを実施し、その
結果を従来タイヤ1を100とする指数値で評価した。
その値が大きい程、運動性能が優れている。 タイヤ重量 各試験タイヤの重量を測定し、その結果を従来タイヤ1
を100とする指数値で評価した。その値が大きい程、
重量が大きい。
【0039】
【表1】
【0040】表1から、本発明タイヤ1は、比較タイヤ
1と略同レベルの運動性能を有しながら、その比較タイ
ヤ1よりも重量が軽減され、しかも良好な運動性能を確
保することができるのが判る。
【0041】なお、本発明タイヤ1は、ベルト層の耐エ
ッジセパレーション性を従来タイヤと同等レベルにする
ことができることは、評価試験を行うまでもなく、構造
上明白である。 実施例2 タイヤサイズを195/70R14で共通にし、内外ベ
ルト層間に上記ベルト補強層を配置した本発明タイヤ2
と、本発明タイヤ2において、ベルト補強層を設けてな
い比較タイヤ2、及び補強コードの切断端がベルト層エ
ッジ部に位置するベルト層を3層設けた従来タイヤ2と
をそれぞれ作製した。
【0042】各試験タイヤ共に、ベルト層の補強コード
にスチールコード(1×3(0.25mm) 40本/5
cm)を使用し、その傾斜角度は24°である。本発明タ
イヤ2におけるベルト補強層には、アモルファスナイロ
ン(商品名:ノバミッド×21/三菱化学製)を使用し
た。これは通常の熱可塑性樹脂の押出成形によって、ベ
ルト補強層を作製した。この補強層材料のヤング率は2
00MPa 、肉厚は1.8mmである。
【0043】なお、ベルト補強層とゴム部材料間の接着
剤はベルト補強層に予めケムロック234B(ロードフ
ァーイースト社製)を塗布しておいた。これら各試験タ
イヤを上記と同様にして、運動性能とタイヤ重量の評価
試験を行うと共に、ベルト耐久性の評価試験を行ったと
ころ、表2に示す結果を得た。但し、表2の数値は従来
タイヤ2を基準とする指数値である。 ベルト耐久性 各試験タイヤをリムサイズ13×5.0Jのリムに装着
し、空気圧200kPaにして、高速で単体ドラム試験を
行い、ベルト層のエッジ部にセパレーションが発生する
までの耐久性を測定し、その結果を従来タイヤ2を10
0とする指数値で評価した。その値が大きい程、ベルト
層の耐エッジセパレーション性が優れている。
【0044】
【表2】
【0045】表2から明らかなように、本発明タイヤ2
は、ベルト層の耐エッジセパレーション性を改善し、か
つ重量の増加を極力抑えながら、良好な運動性能を確保
することができるのが判る。なお、運動性能は95以上
であれば良好である。
【0046】
【発明の効果】上述したように本発明は、トレッド部の
カーカス層外周側に埋設された内外2層のベルト層をそ
の補強コードが該ベルト層のエッジ部で一方から他方に
折り返されて延在する螺旋巻き構造にし、該内外2層の
ベルト層間にベルト補強層を配置すると共に、該ベルト
補強層をヤング率が10〜1500MPa の熱可塑性樹脂
または熱可塑性樹脂成分とエラストマー成分とをブレン
ドした熱可塑性エラストマー組成物から構成したので、
ベルト層の耐エッジセパレーション性を改善し、かつ重
量の増加を極力抑えながら、良好な運動性能を確保する
ことが常に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子
午線断面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大切欠き平面図である。
【図3】図1のベルト補強層を内装したベルト層の成形
方法の一例を示す説明図である。
【図4】図3の成形方法により得られたベルト補強層を
介挿したベルト層の一例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 トレッド部 2 ビード部 3 サイドウォール部 4 カーカス層 5 ビードコア 6 ビードフィラ
ー 7 ベルト層 7A 内側ベルト
層 7B 外側ベルト層 8 ベルト補強層 T タイヤ周方向 f 補強コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 庸雄 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部のカーカス層外周側に埋設さ
    れた内外2層のベルト層をその補強コードが該ベルト層
    のエッジ部で一方から他方に折り返されて延在する螺旋
    巻き構造にし、該内外2層のベルト層間にベルト補強層
    を配置すると共に、該ベルト補強層をヤング率が10〜
    1500MPa の熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂成分と
    エラストマー成分とをブレンドした熱可塑性エラストマ
    ー組成物から構成した空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ベルト補強層を少なくとも1層配置
    し、該ベルト補強層のトータルの肉厚を0.5〜6mmに
    した請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記内外2層のベルト層の補強コードを
    有機繊維コードから構成した請求項1または2記載の空
    気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記内外2層のベルト層の補強コードを
    スチールコードから構成した請求項1または2記載の空
    気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記ベルト補強層の肉厚を1.0mm以上
    にした請求項4記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記補強コードをタイヤ周方向に対し1
    5〜75°に傾斜して配向した請求項1〜5のいずれか
    1項記載の空気入りタイヤ。
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