JPH11180639A - 電線絡み低減装置 - Google Patents
電線絡み低減装置Info
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- JPH11180639A JPH11180639A JP9364805A JP36480597A JPH11180639A JP H11180639 A JPH11180639 A JP H11180639A JP 9364805 A JP9364805 A JP 9364805A JP 36480597 A JP36480597 A JP 36480597A JP H11180639 A JPH11180639 A JP H11180639A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 把電線から電線を繰り出す際に、電線が把電
線内の電線部分を巻き込むことなく、従って電線の絡み
を生ずることなく、電線を繰り出すことができる。 【解決手段】 把電線1から繰り出される電線2を上下
の円弧溝付きローラ16で挟んでこの電線2がその軸線
を中心に回転して把電線1から繰り出される電線の輪を
ほぐしつつ繰り出し、またこれらの円弧溝付きローラの
下流側に配置されいる上下のフラットローラ20で挟ん
でこの電線のねじりが電線を処理する作業部に波及しな
いようにする。
線内の電線部分を巻き込むことなく、従って電線の絡み
を生ずることなく、電線を繰り出すことができる。 【解決手段】 把電線1から繰り出される電線2を上下
の円弧溝付きローラ16で挟んでこの電線2がその軸線
を中心に回転して把電線1から繰り出される電線の輪を
ほぐしつつ繰り出し、またこれらの円弧溝付きローラの
下流側に配置されいる上下のフラットローラ20で挟ん
でこの電線のねじりが電線を処理する作業部に波及しな
いようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネス等の
電線に端子を圧着する等の処理を施す際に、把電線から
電線を繰り出すのに用いられる電線絡み低減装置に関す
るものである。
電線に端子を圧着する等の処理を施す際に、把電線から
電線を繰り出すのに用いられる電線絡み低減装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のワイヤハーネスは、多品種、
小ロットに容易に対応することができるようにするため
に、電線は、ペール状態からドーナツ状の把状態の荷姿
で保管されるようになってきている。電線に端子圧着等
の処理を行うために、図6に示すように、把状態の電
線、即ち握電線1から電線2を繰り出す際に、電線2
は、図6に示すように、把電線1から幾重かの輪を形成
しながら繰り出される傾向がある。
小ロットに容易に対応することができるようにするため
に、電線は、ペール状態からドーナツ状の把状態の荷姿
で保管されるようになってきている。電線に端子圧着等
の処理を行うために、図6に示すように、把状態の電
線、即ち握電線1から電線2を繰り出す際に、電線2
は、図6に示すように、把電線1から幾重かの輪を形成
しながら繰り出される傾向がある。
【0003】しかし、把電線1は、電線2を把状態に整
形しているので、撚りぐせが強く、また運搬時に振動等
を受けて荷崩れを起こしやすいが、このような把電線1
から電線2が輪2aを形成しながら繰り出される際に、
把電線1の荷姿を崩したり、把電線1内の繰り出される
べきではない電線部分を一緒に巻き込んで繰り出されて
電線2の絡みが発生する傾向がある。このような電線2
の絡みを防止するためには、電線2の繰り出し速度(線
速)に応じて把電線1を繰り出し方向(電線2が把電線
1から解きほぐれる方向)に回転することが要求され
る。
形しているので、撚りぐせが強く、また運搬時に振動等
を受けて荷崩れを起こしやすいが、このような把電線1
から電線2が輪2aを形成しながら繰り出される際に、
把電線1の荷姿を崩したり、把電線1内の繰り出される
べきではない電線部分を一緒に巻き込んで繰り出されて
電線2の絡みが発生する傾向がある。このような電線2
の絡みを防止するためには、電線2の繰り出し速度(線
速)に応じて把電線1を繰り出し方向(電線2が把電線
1から解きほぐれる方向)に回転することが要求され
る。
【0004】今までは、電線2の繰り出しに応じて把電
線1を繰り出し方向に回転するために、図8に示すよう
な回転サプライ3が用いられている。この回転サプライ
3は、モータ4によって回転される籠型のターンテーブ
ル5から成っており、把電線1は、このターンテーブル
5の上に搭載される。ターンテーブル5の上方には支柱
6によって支持された線速センサー7が配置され、把電
線1から繰り出される電線2は、この線速センサー7を
介して電線処理手段に導かれる。電線2の線速は、電線
処理手段の処理速度に相応する。
線1を繰り出し方向に回転するために、図8に示すよう
な回転サプライ3が用いられている。この回転サプライ
3は、モータ4によって回転される籠型のターンテーブ
ル5から成っており、把電線1は、このターンテーブル
5の上に搭載される。ターンテーブル5の上方には支柱
6によって支持された線速センサー7が配置され、把電
線1から繰り出される電線2は、この線速センサー7を
介して電線処理手段に導かれる。電線2の線速は、電線
処理手段の処理速度に相応する。
【0005】ターンテーブル5は、線速センサ7が検知
する電線2の線速に比例した速度で電線2の繰り出し方
向、図6の場合には、上から見て時計方向に回転するの
で、図7に示すように、電線2の輪が解きほぐされるた
め、把電線1の荷姿を崩すことが少なく、また電線2が
把電線1内の電線部分を巻き込んで繰り出されることが
なく、従って電線2を円滑に繰り出すことができる。
する電線2の線速に比例した速度で電線2の繰り出し方
向、図6の場合には、上から見て時計方向に回転するの
で、図7に示すように、電線2の輪が解きほぐされるた
め、把電線1の荷姿を崩すことが少なく、また電線2が
把電線1内の電線部分を巻き込んで繰り出されることが
なく、従って電線2を円滑に繰り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電線2がワイヤハーネ
スを形成する場合、このワイヤハーネスは、多色、多
径、多品種の電線2から形成されるため、1つ品種の把
電線のすべてを処理し尽くした後、他の品種の把電線を
処理するのではなく、種々の品種の把電線を適宜交換し
て電線処理することが行われるが、 このように、ター
ンテーブル上の1つの把電線を他の把電線と交換する際
に、交換作業に多大な時間を必要とし、また把電線の交
換に際して把電線が荷崩れする傾向があり、またターン
テーブルの回転自体によってターンテーブル上の把電線
に荷崩れを生ずる虞がある。この把電線の荷崩れは、電
線の繰り出しに際して、ターンテーブルによって把電線
を繰り出し方向に回転しても電線を絡み易くする原因と
なる。
スを形成する場合、このワイヤハーネスは、多色、多
径、多品種の電線2から形成されるため、1つ品種の把
電線のすべてを処理し尽くした後、他の品種の把電線を
処理するのではなく、種々の品種の把電線を適宜交換し
て電線処理することが行われるが、 このように、ター
ンテーブル上の1つの把電線を他の把電線と交換する際
に、交換作業に多大な時間を必要とし、また把電線の交
換に際して把電線が荷崩れする傾向があり、またターン
テーブルの回転自体によってターンテーブル上の把電線
に荷崩れを生ずる虞がある。この把電線の荷崩れは、電
線の繰り出しに際して、ターンテーブルによって把電線
を繰り出し方向に回転しても電線を絡み易くする原因と
なる。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、異なる
品種の電線を処理する際であってもターンテーブル上で
交換作業をする必要がなく、従って把電線の荷崩れによ
って電線の絡みを生ずることなく、電線を繰り出すこと
ができる電線絡み低減装置を提供することにある。
品種の電線を処理する際であってもターンテーブル上で
交換作業をする必要がなく、従って把電線の荷崩れによ
って電線の絡みを生ずることなく、電線を繰り出すこと
ができる電線絡み低減装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題解決手段
は、把電線供給手段とこの把電線供給手段上の把電線か
ら繰り出される電線を処理する電線処理手段との間に配
置されて把電線から電線を絡みを低減しつつ繰り出す電
線絡み低減装置であって、把電線から繰り出される電線
を上下から挟んでこの電線がその軸線を中心に回転しつ
つ順次通過する上下の複数の円弧溝付きローラと、これ
らの円弧溝付きローラの下流側に配置されて電線の回転
を阻止しつつ案内する上下の複数のフラットローラとの
組合せから成っていることを特徴とする電線絡み低減装
置を提供することにある。
は、把電線供給手段とこの把電線供給手段上の把電線か
ら繰り出される電線を処理する電線処理手段との間に配
置されて把電線から電線を絡みを低減しつつ繰り出す電
線絡み低減装置であって、把電線から繰り出される電線
を上下から挟んでこの電線がその軸線を中心に回転しつ
つ順次通過する上下の複数の円弧溝付きローラと、これ
らの円弧溝付きローラの下流側に配置されて電線の回転
を阻止しつつ案内する上下の複数のフラットローラとの
組合せから成っていることを特徴とする電線絡み低減装
置を提供することにある。
【0009】このように、把電線から繰り出される電線
が上下の複数の円弧溝付きローラに挟まれながら通過す
ると、電線は、円弧溝付きローラの円弧溝の異なる外径
の外周面に係合するため、外径の大きな外周面部分に接
触する電線部分の送り速度が大きく、外径の小さな外周
面部分に接触する電線部分の送り速度が小さくなるた
め、電線はその軸線を中心に回転されながら繰り出され
る。この回転は、電線にねじりを付与するので、電線の
ねじりの方向と電線の繰り出し時の輪を解きほぐす方向
とを一致させることによって、電線の繰り出し時に輪を
発生することがなく、従って把電線をターンテーブル上
に乗せて回転することなく、電線の繰り出し時に把電線
内の電線部分を巻き込むことがないので、電線の絡みを
少なくすることができる。
が上下の複数の円弧溝付きローラに挟まれながら通過す
ると、電線は、円弧溝付きローラの円弧溝の異なる外径
の外周面に係合するため、外径の大きな外周面部分に接
触する電線部分の送り速度が大きく、外径の小さな外周
面部分に接触する電線部分の送り速度が小さくなるた
め、電線はその軸線を中心に回転されながら繰り出され
る。この回転は、電線にねじりを付与するので、電線の
ねじりの方向と電線の繰り出し時の輪を解きほぐす方向
とを一致させることによって、電線の繰り出し時に輪を
発生することがなく、従って把電線をターンテーブル上
に乗せて回転することなく、電線の繰り出し時に把電線
内の電線部分を巻き込むことがないので、電線の絡みを
少なくすることができる。
【0010】また、把電線をターンテーブルの上に乗せ
て回転する必要がないと、異なる品種の電線を処理する
際に、ターンテーブル上で把電線を交換する必要がな
く、従って作業性が向上する上に、交換時の把電線の荷
崩れを生ずることがなく、このため把電線の荷崩れによ
って生ずる電線の絡みをなくすことができる。
て回転する必要がないと、異なる品種の電線を処理する
際に、ターンテーブル上で把電線を交換する必要がな
く、従って作業性が向上する上に、交換時の把電線の荷
崩れを生ずることがなく、このため把電線の荷崩れによ
って生ずる電線の絡みをなくすことができる。
【0011】更に、電線に付与されるねじれは、円弧溝
付きローラの下流側に配置された上下のフラットローラ
によって電線処理手段に波及するのが阻止され、従って
電線処理手段には電線が真っ直ぐな状態で供給されて電
線の処理を円滑に行うことができる。
付きローラの下流側に配置された上下のフラットローラ
によって電線処理手段に波及するのが阻止され、従って
電線処理手段には電線が真っ直ぐな状態で供給されて電
線の処理を円滑に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1は本発明に係る電線絡み低減
装置10を示し、この電線絡み低減装置10は、電線1
が繰り出されるように把電線1を保持する把電線供給手
段12とこの把電線供給手段12上の把電線1から繰り
出される電線2を処理する端子自動圧着機等の電線処理
手段14との間に配置される。
して詳細に述べると、図1は本発明に係る電線絡み低減
装置10を示し、この電線絡み低減装置10は、電線1
が繰り出されるように把電線1を保持する把電線供給手
段12とこの把電線供給手段12上の把電線1から繰り
出される電線2を処理する端子自動圧着機等の電線処理
手段14との間に配置される。
【0013】把電線供給手段12は、把電線1を保持す
るパレット等の搬送支持台12Aから成っているのが示
されているが、床自体であってもよい。また、電線処理
手段14が端子自動圧着機である場合、この端子自動圧
着機は、電線2を所定間隔毎に切断し、先端を皮剥ぎ
し、その後端子を圧着する機能を備えている。
るパレット等の搬送支持台12Aから成っているのが示
されているが、床自体であってもよい。また、電線処理
手段14が端子自動圧着機である場合、この端子自動圧
着機は、電線2を所定間隔毎に切断し、先端を皮剥ぎ
し、その後端子を圧着する機能を備えている。
【0014】電線絡み低減装置10は、図2に詳細に示
すように、把電線1から繰り出される電線2を上下から
挟んでこの電線2がその軸線を中心に回転しつつ順次通
過する複数の上下の円弧溝付きローラ16と、これらの
円弧溝付きローラ16の下流側に配置されて電線の回転
を阻止しつつ案内する上下の複数のフラットローラ20
との組合せから成っている。円弧溝付きローラ16の全
部又は一部及びフラットローラ20の全部又は一部は、
図示しない適宜の駆動手段によって駆動されて電線2を
繰り出す作用を有する。
すように、把電線1から繰り出される電線2を上下から
挟んでこの電線2がその軸線を中心に回転しつつ順次通
過する複数の上下の円弧溝付きローラ16と、これらの
円弧溝付きローラ16の下流側に配置されて電線の回転
を阻止しつつ案内する上下の複数のフラットローラ20
との組合せから成っている。円弧溝付きローラ16の全
部又は一部及びフラットローラ20の全部又は一部は、
図示しない適宜の駆動手段によって駆動されて電線2を
繰り出す作用を有する。
【0015】図示の実施の形態では、円弧溝付きローラ
16は、3つの上側ローラ16A、16C、16Eと2
つの下側ローラ16B、16Dとから成っており、電線
2は、上側ローラ16A、下側ローラ16B、上側ロー
ラ16C、下側ローラ16D、上側ローラ16Eに順次
接触してこれらのローラ16A乃至16Eに挟まれなが
ら通過する。円弧溝付きローラ16は、図3に示すよう
に、外周面に中央がへこんだ円弧溝18を有し、電線2
は、円弧溝付きローラ16の円弧溝18に接触しながら
図2の右側から左側に繰り出される。
16は、3つの上側ローラ16A、16C、16Eと2
つの下側ローラ16B、16Dとから成っており、電線
2は、上側ローラ16A、下側ローラ16B、上側ロー
ラ16C、下側ローラ16D、上側ローラ16Eに順次
接触してこれらのローラ16A乃至16Eに挟まれなが
ら通過する。円弧溝付きローラ16は、図3に示すよう
に、外周面に中央がへこんだ円弧溝18を有し、電線2
は、円弧溝付きローラ16の円弧溝18に接触しながら
図2の右側から左側に繰り出される。
【0016】また、フラットローラ20は、2つの下側
ローラ20A、20Cと1つの上側ローラ20Bとから
成っており、電線2は、円弧溝付きローラ16から繰り
出された後、下側ローラ20A、上側ローラ20B、下
側ローラ20Cに順次接触してこれらのローラ20A乃
至20Cに挟まれながら通過する。フラットローラ20
は、図4に示すように、軸線方向に沿ってフラットな外
周面22を有し、電線2は、複数のフラットローラ16
のフラットな外周面22に挟まれながら図2の右側から
左側に繰り出される。
ローラ20A、20Cと1つの上側ローラ20Bとから
成っており、電線2は、円弧溝付きローラ16から繰り
出された後、下側ローラ20A、上側ローラ20B、下
側ローラ20Cに順次接触してこれらのローラ20A乃
至20Cに挟まれながら通過する。フラットローラ20
は、図4に示すように、軸線方向に沿ってフラットな外
周面22を有し、電線2は、複数のフラットローラ16
のフラットな外周面22に挟まれながら図2の右側から
左側に繰り出される。
【0017】電線絡み低減装置10は、上下のローラ保
持フレーム24、26を備え、円弧溝付きローラ16の
上側ローラ16A、16C、16Eとフラットローラ2
0の上側ローラ20Bとは、上側ローラ保持フレーム2
4に支持され、円弧溝付きローラ16の下側ローラ16
B、16Dとフラットローラ20の下側ローラ20A、
20Cとは、下側ローラ保持フレーム26に支持されて
る。上側ローラ保持フレーム24は、後に述べるフレー
ム進退手段28によって上下に進退する可動フレームで
あり、また下側ローラフレーム26は、固定フレームで
ある。
持フレーム24、26を備え、円弧溝付きローラ16の
上側ローラ16A、16C、16Eとフラットローラ2
0の上側ローラ20Bとは、上側ローラ保持フレーム2
4に支持され、円弧溝付きローラ16の下側ローラ16
B、16Dとフラットローラ20の下側ローラ20A、
20Cとは、下側ローラ保持フレーム26に支持されて
る。上側ローラ保持フレーム24は、後に述べるフレー
ム進退手段28によって上下に進退する可動フレームで
あり、また下側ローラフレーム26は、固定フレームで
ある。
【0018】フレーム進退手段28は、シリンダベース
30に取り付けられたエアシリンダ32から成り、この
エアシリンダ32のピストン32aには上側ローラフレ
ーム24が保持されている。上側ローラフレーム24か
らはシリンダベース30を摺動自在に貫通する1対のガ
イドバー34、34が延びており、上側ローラフレーム
24は、これらのガイドバー34、34に案内されなが
らエアシリンダ32のピストン30aの伸縮によって上
下に進退する。
30に取り付けられたエアシリンダ32から成り、この
エアシリンダ32のピストン32aには上側ローラフレ
ーム24が保持されている。上側ローラフレーム24か
らはシリンダベース30を摺動自在に貫通する1対のガ
イドバー34、34が延びており、上側ローラフレーム
24は、これらのガイドバー34、34に案内されなが
らエアシリンダ32のピストン30aの伸縮によって上
下に進退する。
【0019】入口側電線ガイド36と出口側電線ガイド
38とがそれぞれ固定フレームである下側ローラフレー
ム26にねじ40、42によって固定して取り付けられ
ており、電線2は、これらの電線ガイド36、38を経
て装置の内外に案内される。
38とがそれぞれ固定フレームである下側ローラフレー
ム26にねじ40、42によって固定して取り付けられ
ており、電線2は、これらの電線ガイド36、38を経
て装置の内外に案内される。
【0020】次に、本発明の電線絡み低減装置10の動
作を図1を参照して詳細に述べると、まずフレーム進退
手段28のエアシリンダ32のピストン32aを収縮し
て上側ローラフレーム24を上方に後退させ、円弧溝付
きローラ16の上側ローラ16A、16C、16Eとフ
ラットローラ20の上側ローラ20Bを下側ローラ16
B、16D及び20A、20Cに対して開く。
作を図1を参照して詳細に述べると、まずフレーム進退
手段28のエアシリンダ32のピストン32aを収縮し
て上側ローラフレーム24を上方に後退させ、円弧溝付
きローラ16の上側ローラ16A、16C、16Eとフ
ラットローラ20の上側ローラ20Bを下側ローラ16
B、16D及び20A、20Cに対して開く。
【0021】その後、図1に示すように、把電線1を保
持する把電線供給手段12から繰り出される電線2を入
口側電線ガイド36を経て円弧溝付きローラ16及びフ
ラットローラ20の上下のローラの間に導いてその先端
がフラットローラ20より下流側に位置するまで引き出
した後、フレーム進退手段28のエアシリンダ32のピ
ストン32aを伸長し円弧溝付きローラ16及びフラッ
トローラ20の上側ローラを適宜の圧力で押し付ける。
このようにして、電線絡み低減装置10に電線2をセッ
トする。このようにセットした電線2は、順次把電線1
から繰り出される。
持する把電線供給手段12から繰り出される電線2を入
口側電線ガイド36を経て円弧溝付きローラ16及びフ
ラットローラ20の上下のローラの間に導いてその先端
がフラットローラ20より下流側に位置するまで引き出
した後、フレーム進退手段28のエアシリンダ32のピ
ストン32aを伸長し円弧溝付きローラ16及びフラッ
トローラ20の上側ローラを適宜の圧力で押し付ける。
このようにして、電線絡み低減装置10に電線2をセッ
トする。このようにセットした電線2は、順次把電線1
から繰り出される。
【0022】円弧溝付きローラ16は、図5に示すよう
に、電線2が接触する円弧溝18の外周面18のうち軸
線方向の端部分18aでは大きな外径Rを有するが、こ
の端部分18aよりは内側部分18b(軸線方向の中央
付近)では小さな外径rを有し、従って円弧溝付きロー
ラ16が回転すると、端部分18aと内側部分18bと
では周速度が異なる。従って、この円弧溝付きローラ1
6の円弧溝18の外周面に接触して通過する電線2は、
円弧溝付きローラ16の円弧溝18の端部分18aに接
触する部分では繰り出し速度(送り速度)が大きく、円
弧溝付きローラ16の円弧溝18の内側部分18bに接
触する部分では繰り出し速度(送り速度)が小さくな
る。このため、電線2はその軸線を中心に回転されなが
ら繰り出されて電線2にねじりが付与される。
に、電線2が接触する円弧溝18の外周面18のうち軸
線方向の端部分18aでは大きな外径Rを有するが、こ
の端部分18aよりは内側部分18b(軸線方向の中央
付近)では小さな外径rを有し、従って円弧溝付きロー
ラ16が回転すると、端部分18aと内側部分18bと
では周速度が異なる。従って、この円弧溝付きローラ1
6の円弧溝18の外周面に接触して通過する電線2は、
円弧溝付きローラ16の円弧溝18の端部分18aに接
触する部分では繰り出し速度(送り速度)が大きく、円
弧溝付きローラ16の円弧溝18の内側部分18bに接
触する部分では繰り出し速度(送り速度)が小さくな
る。このため、電線2はその軸線を中心に回転されなが
ら繰り出されて電線2にねじりが付与される。
【0023】電線2に付与されるねじりの方向が電線2
の繰り出し時の輪2aを解きほぐす方向に一致するよう
に把電線供給手段12の把電線1を設置すると、電線2
は、図7に示すように、図6に示すような輪2aを解き
ほぐす方向(把電線1の巻付け方向が図6の方向である
場合には図7に示すように上から見て反時計方向)にね
じられ、従って、図7に示すように、把電線1から繰り
出される電線2に輪2aを発生することがない。電線2
に輪2aが発生することがないと、この輪2aが把電線
1の電線部分を巻き込むことがなく、電線2の絡みを生
ずるのを低減することができる。また、電線2の絡みが
生ずることがないと、把電線1の荷崩れを発生すること
がなく、従って把電線1の荷崩れによって派生的に生ず
る傾向がある電線2の絡みを生ずることがない。更に、
従来技術のように、把電線をターンテーブル上に乗せて
回転する必要がないので、ターンテーブル上の把電線2
の交換作業の際に生ずる傾向がある把電線2の荷崩れが
生ずることがなく、同様にこの荷崩れによる派生的な電
線の絡みも生ずることがない。
の繰り出し時の輪2aを解きほぐす方向に一致するよう
に把電線供給手段12の把電線1を設置すると、電線2
は、図7に示すように、図6に示すような輪2aを解き
ほぐす方向(把電線1の巻付け方向が図6の方向である
場合には図7に示すように上から見て反時計方向)にね
じられ、従って、図7に示すように、把電線1から繰り
出される電線2に輪2aを発生することがない。電線2
に輪2aが発生することがないと、この輪2aが把電線
1の電線部分を巻き込むことがなく、電線2の絡みを生
ずるのを低減することができる。また、電線2の絡みが
生ずることがないと、把電線1の荷崩れを発生すること
がなく、従って把電線1の荷崩れによって派生的に生ず
る傾向がある電線2の絡みを生ずることがない。更に、
従来技術のように、把電線をターンテーブル上に乗せて
回転する必要がないので、ターンテーブル上の把電線2
の交換作業の際に生ずる傾向がある把電線2の荷崩れが
生ずることがなく、同様にこの荷崩れによる派生的な電
線の絡みも生ずることがない。
【0024】異なる品種の電線を処理する場合には、異
なる品種の把電線1を保持している搬送支持台12Aと
今までの把電線1を保持する搬送支持台12Aとを位置
交換して新しい品種の把電線1から電線2を同様の方法
で絡みを生ずることなく繰り出すことができる。この場
合、ターンテーブル上で把電線1を交換する必要がない
ことに注目すべきである。
なる品種の把電線1を保持している搬送支持台12Aと
今までの把電線1を保持する搬送支持台12Aとを位置
交換して新しい品種の把電線1から電線2を同様の方法
で絡みを生ずることなく繰り出すことができる。この場
合、ターンテーブル上で把電線1を交換する必要がない
ことに注目すべきである。
【0025】電線2は、このようにねじれを付与されな
がら、繰り出されるが、その直後、上下のフラットロー
ラ20の間を通過し、出口側電線ガイド38を経て電線
処理手段14に導かれる。このフラットローラ20は、
フラットな外周面22を有するので、円弧溝付きローラ
16で付与された電線2のねじれが電線処理手段14に
波及するのを阻止する機能を有し、従って電線処理手段
14は、真っ直ぐに繰り出される電線2の処理を円滑に
行うことができる。
がら、繰り出されるが、その直後、上下のフラットロー
ラ20の間を通過し、出口側電線ガイド38を経て電線
処理手段14に導かれる。このフラットローラ20は、
フラットな外周面22を有するので、円弧溝付きローラ
16で付与された電線2のねじれが電線処理手段14に
波及するのを阻止する機能を有し、従って電線処理手段
14は、真っ直ぐに繰り出される電線2の処理を円滑に
行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、把電線
から繰り出される電線が上下の複数の円弧溝付きローラ
に挟まれながら通過するので、把電線から繰り出される
電線は、円弧溝付きローラの円弧溝の異なる外径の外周
面部分に係合するため、外径の大きな外周面に接触する
電線部分の送り速度が大きく、外径の小さな外周面に接
触する電線部分の送り速度が小さくなり、電線はその軸
線を中心に回転されながら繰り出されて電線にねじりが
付与され、従って電線のねじりの方向と電線の繰り出し
時の輪を解きほぐす方向とを一致させることによって電
線の繰り出し時に生ずる輪をなくすことができる。この
ため、電線の繰り出し時に把電線内の電線部分を巻き込
むことがないので、電線の絡みを有効に低減することが
でき、電線の絡みがないと荷崩れによる派生的な電線の
絡みが生ずることがない。
から繰り出される電線が上下の複数の円弧溝付きローラ
に挟まれながら通過するので、把電線から繰り出される
電線は、円弧溝付きローラの円弧溝の異なる外径の外周
面部分に係合するため、外径の大きな外周面に接触する
電線部分の送り速度が大きく、外径の小さな外周面に接
触する電線部分の送り速度が小さくなり、電線はその軸
線を中心に回転されながら繰り出されて電線にねじりが
付与され、従って電線のねじりの方向と電線の繰り出し
時の輪を解きほぐす方向とを一致させることによって電
線の繰り出し時に生ずる輪をなくすことができる。この
ため、電線の繰り出し時に把電線内の電線部分を巻き込
むことがないので、電線の絡みを有効に低減することが
でき、電線の絡みがないと荷崩れによる派生的な電線の
絡みが生ずることがない。
【0027】また、把電線をターンテーブルの上に乗せ
て回転する必要がないので、異なる品種の電線を処理す
る際に、ターンテーブル上で把電線を交換する必要がな
く、従って作業性が向上する上に、交換時の把電線の荷
崩れを生ずることがなく、このため把電線の荷崩れによ
って生ずる電線の絡みをなくすことができる。
て回転する必要がないので、異なる品種の電線を処理す
る際に、ターンテーブル上で把電線を交換する必要がな
く、従って作業性が向上する上に、交換時の把電線の荷
崩れを生ずることがなく、このため把電線の荷崩れによ
って生ずる電線の絡みをなくすことができる。
【0028】更に、電線に付与されるねじれは、円弧溝
付きローラの下流側に配置された上下のフラットローラ
によって電線処理手段に波及するのを阻止され、従って
電線処理手段には電線が真っ直ぐな状態で供給されて電
線の処理を円滑に行うことができる。
付きローラの下流側に配置された上下のフラットローラ
によって電線処理手段に波及するのを阻止され、従って
電線処理手段には電線が真っ直ぐな状態で供給されて電
線の処理を円滑に行うことができる。
【0029】また、円弧溝付きローラによって把電線内
の電線のねじれを解消するように電線にねじれが付与さ
れる上にフラットローラによって真っ直ぐに繰り出され
るので、把電線内の電線のねじれぐせを矯正する機能も
合わせて有し、電線の処理を一層容易にする効果があ
る。
の電線のねじれを解消するように電線にねじれが付与さ
れる上にフラットローラによって真っ直ぐに繰り出され
るので、把電線内の電線のねじれぐせを矯正する機能も
合わせて有し、電線の処理を一層容易にする効果があ
る。
【図1】本発明に係る電線絡み低減装置を備えた電線処
理系統の概略図である。
理系統の概略図である。
【図2】本発明に係る電線絡み低減装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明に用いられる円弧溝付きローラを示し、
同図(A)はその側面図、同図(B)はその正面図であ
る。
同図(A)はその側面図、同図(B)はその正面図であ
る。
【図4】本発明に用いられるフラットローラを示し、同
図(A)はその側面図、同図(B)はその正面図であ
る。
図(A)はその側面図、同図(B)はその正面図であ
る。
【図5】円弧溝付きローラの動作を説明する説明図であ
る。
る。
【図6】把電線から電線が繰り出される状態を示す斜視
図である。
図である。
【図7】把電線から電線が輪を生ずることがなく繰り出
される状態を示す斜視図である。
される状態を示す斜視図である。
【図8】従来技術によって把電線から電線が輪を生ずる
ことがなく繰り出す方法を示す斜視図である。
ことがなく繰り出す方法を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 把電線 2 電線 10 電線絡み低減装置 12 把電線供給手段 12A 搬送支持台 14 電線処理手段 16 複数の上下の円弧溝付きローラ 16A 上側ローラ 16B 下側ローラ 16C 上側ローラ 16D 下側ローラ 16E 上側ローラ 18 円弧溝 20 上下の複数のフラットローラ 20A 下側ローラ 20B 上側ローラ 20C 下側ローラ 22 フラットな外周面 24 上側ローラ保持フレーム 26 下側ローラ保持フレーム 28 フレーム進退手段 30 シリンダベース 32 エアシリンダ 32a ピストン 34 1対のガイドバー 36 入口側電線ガイド 38 出口側電線ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 把電線供給手段と前記把電線供給手段上
の把電線から繰り出される電線を処理する電線処理手段
との間に配置されて前記把電線から前記電線を絡みを低
減しつつ繰り出す電線絡み低減装置であって、前記把電
線から繰り出される電線を上下から挟んで前記電線がそ
の軸線を中心に回転しつつ順次通過する上下の複数の円
弧溝付きローラと、前記円弧溝付きローラの下流側に配
置されて前記電線の回転を阻止しつつ案内する上下の複
数のフラットローラとの組合せから成っていることを特
徴とする電線絡み低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364805A JPH11180639A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 電線絡み低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364805A JPH11180639A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 電線絡み低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11180639A true JPH11180639A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18482710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9364805A Pending JPH11180639A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 電線絡み低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11180639A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101155682B1 (ko) | 2009-09-30 | 2012-06-13 | 고려용접봉 주식회사 | 보빈용 용접와이어 인출치구 |
| CN112830326A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-25 | 上海凯波水下工程有限公司 | 一种轮式布缆机 |
| CN117140911A (zh) * | 2023-09-06 | 2023-12-01 | 尤尼梅特电线电缆(苏州)有限公司 | 一种电缆制造用均力牵拉牵线器 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP9364805A patent/JPH11180639A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101155682B1 (ko) | 2009-09-30 | 2012-06-13 | 고려용접봉 주식회사 | 보빈용 용접와이어 인출치구 |
| CN112830326A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-25 | 上海凯波水下工程有限公司 | 一种轮式布缆机 |
| CN117140911A (zh) * | 2023-09-06 | 2023-12-01 | 尤尼梅特电线电缆(苏州)有限公司 | 一种电缆制造用均力牵拉牵线器 |
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