JPH11180748A - 抜根材の利用方法と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物 - Google Patents
抜根材の利用方法と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物Info
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- JPH11180748A JPH11180748A JP27878098A JP27878098A JPH11180748A JP H11180748 A JPH11180748 A JP H11180748A JP 27878098 A JP27878098 A JP 27878098A JP 27878098 A JP27878098 A JP 27878098A JP H11180748 A JPH11180748 A JP H11180748A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抜根材の有効な利用方法を提供することを課
題とする。 【解決手段】 抜根材を、少なくともアスファルト乳剤
と混合して、弾性舗装体用常温混合物とすることによっ
て、上記課題を解決する。
題とする。 【解決手段】 抜根材を、少なくともアスファルト乳剤
と混合して、弾性舗装体用常温混合物とすることによっ
て、上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抜根材の利用方法
と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物に関し、更
に詳しくは、抜根材を少なくともアスファルト乳剤と混
合して弾性舗装体用常温混合物とする抜根材の利用方法
と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物に関するも
のである。
と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物に関し、更
に詳しくは、抜根材を少なくともアスファルト乳剤と混
合して弾性舗装体用常温混合物とする抜根材の利用方法
と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】木材資源の取得や山林の開発、更には道
路の開設、拡幅等に伴い、樹木を伐採した後には根の部
分が残るが、この残った根の部分は、後の植林や整地等
の妨げとなるため、抜根して除去する必要がある。しか
しながら、抜根された根には、多量の土砂等が付着して
おり、しかも形状に一様性がないため、建築材やパルプ
原料としても利用できず、事業系一般廃棄物と位置づけ
られて、その処理は非常に困難な状況にある。
路の開設、拡幅等に伴い、樹木を伐採した後には根の部
分が残るが、この残った根の部分は、後の植林や整地等
の妨げとなるため、抜根して除去する必要がある。しか
しながら、抜根された根には、多量の土砂等が付着して
おり、しかも形状に一様性がないため、建築材やパルプ
原料としても利用できず、事業系一般廃棄物と位置づけ
られて、その処理は非常に困難な状況にある。
【0003】従来は、この抜根された根を移動式破砕機
等で粉砕処理して抜根材とし、主に焼却によって処理し
ているのが現状であるが、多量に付着した土砂と、抜根
材に含まれる水分のため、焼却は容易ではなく、また、
二酸化炭素による地球温暖化が問題となっている現在、
焼却処理は決して好ましいものではない。
等で粉砕処理して抜根材とし、主に焼却によって処理し
ているのが現状であるが、多量に付着した土砂と、抜根
材に含まれる水分のため、焼却は容易ではなく、また、
二酸化炭素による地球温暖化が問題となっている現在、
焼却処理は決して好ましいものではない。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、このよう
に、従来、その処理が非常に困難であった抜根材の有効
な処理方法を提供することを課題とするものである。
に、従来、その処理が非常に困難であった抜根材の有効
な処理方法を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、環境に悪
影響を与えることのない抜根材の有効な処理方法につい
て鋭意研究を続けた結果、抜根材を廃棄物として処理す
るという従来の発想を180度転換し、抜根材を有用な
材料として積極的に利用する方法を見出して、本発明を
完成した。
影響を与えることのない抜根材の有効な処理方法につい
て鋭意研究を続けた結果、抜根材を廃棄物として処理す
るという従来の発想を180度転換し、抜根材を有用な
材料として積極的に利用する方法を見出して、本発明を
完成した。
【0006】即ち、本発明は、抜根材を、少なくともア
スファルト乳剤と混合して、弾性舗装体用常温混合物と
することによって、上記課題を解決するものである。
スファルト乳剤と混合して、弾性舗装体用常温混合物と
することによって、上記課題を解決するものである。
【0007】抜根材は、元々地中にあった樹木の根の部
分を破砕したものであるため、細長く筋状であり、毛羽
立ちや毛根等を有し、種々の形状を有している。このよ
うな性質のために、従来は抜根材を有効に利用すること
ができなかったものであるが、このような抜根材をアス
ファルト乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とす
るときには、種々の形状をした筋状の抜根材同士が絡み
合い、きわめて弾力性に富む舗装体を構築することが可
能となるものである。
分を破砕したものであるため、細長く筋状であり、毛羽
立ちや毛根等を有し、種々の形状を有している。このよ
うな性質のために、従来は抜根材を有効に利用すること
ができなかったものであるが、このような抜根材をアス
ファルト乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とす
るときには、種々の形状をした筋状の抜根材同士が絡み
合い、きわめて弾力性に富む舗装体を構築することが可
能となるものである。
【0008】また、抜根材には、多量の土砂が付着して
おり、このため、従来はその利用や廃棄物としての処理
が極めて困難なものとなっていたのであるが、アスファ
ルト乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とすると
きには、この抜根材に付着した土砂は、骨材として、積
極的に利用することができるものである。
おり、このため、従来はその利用や廃棄物としての処理
が極めて困難なものとなっていたのであるが、アスファ
ルト乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とすると
きには、この抜根材に付着した土砂は、骨材として、積
極的に利用することができるものである。
【0009】更には、抜根材は、通常、水分を含み湿気
を帯びており、このため、従来は焼却するにあたっても
大量の熱量を必要とするなど、その処理を困難なものと
していたのであるが、このような抜根材をアスファルト
乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とするときに
は、アスファルト乳剤には元々水が含まれているので、
何らの障害にもならないものである。
を帯びており、このため、従来は焼却するにあたっても
大量の熱量を必要とするなど、その処理を困難なものと
していたのであるが、このような抜根材をアスファルト
乳剤等と混合して弾性舗装体用常温混合物とするときに
は、アスファルト乳剤には元々水が含まれているので、
何らの障害にもならないものである。
【0010】このように、本発明の抜根材の利用方法に
あっては、これまで抜根材の欠点とされていた様々な性
質が、逆に、有用な特徴点として積極的に生かされてい
るものである。
あっては、これまで抜根材の欠点とされていた様々な性
質が、逆に、有用な特徴点として積極的に生かされてい
るものである。
【0011】本発明の抜根材を利用した弾性舗装体用常
温混合物には、アスファルト乳剤以外に、砂等の細骨
材、セメント、着色顔料、更には、ゴム片又はもみがら
等の補助材を含ませることができる。
温混合物には、アスファルト乳剤以外に、砂等の細骨
材、セメント、着色顔料、更には、ゴム片又はもみがら
等の補助材を含ませることができる。
【0012】このような抜根材を利用した弾性舗装体用
常温混合物を用いて構築された弾性舗装体は、極めて優
れた弾力性を有し、ジョギング時における足にかかる衝
撃を有効に緩和するだけでなく、心地よい歩行感を与え
るものである。加えて、本発明によって得られる弾性舗
装体は、抜根材が互いに絡み合った状態にあるため、空
隙率が高く、優れた透水性を示すものである。このよう
に優れた本発明の弾性舗装体は、公園や河川敷等におけ
る遊歩道、散策路、ジョギングコース等、弾性に富む舗
装体が必要とされる場所であれば、如何なる場所にも有
効に利用することができる。
常温混合物を用いて構築された弾性舗装体は、極めて優
れた弾力性を有し、ジョギング時における足にかかる衝
撃を有効に緩和するだけでなく、心地よい歩行感を与え
るものである。加えて、本発明によって得られる弾性舗
装体は、抜根材が互いに絡み合った状態にあるため、空
隙率が高く、優れた透水性を示すものである。このよう
に優れた本発明の弾性舗装体は、公園や河川敷等におけ
る遊歩道、散策路、ジョギングコース等、弾性に富む舗
装体が必要とされる場所であれば、如何なる場所にも有
効に利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用する抜根材とは、樹
木を伐採した後に残る樹木の根の部分を引き抜き、咬裂
機や破砕機等によって、咬裂及び/又は破砕したものを
いい、樹木の種類は特に問うものではない。1種の樹木
からの抜根材を使用しても良いし、2種以上の樹木から
の抜根材を混合使用しても良い。
木を伐採した後に残る樹木の根の部分を引き抜き、咬裂
機や破砕機等によって、咬裂及び/又は破砕したものを
いい、樹木の種類は特に問うものではない。1種の樹木
からの抜根材を使用しても良いし、2種以上の樹木から
の抜根材を混合使用しても良い。
【0014】抜根材は、通常、繊維方向に沿って、長さ
10〜150mm、幅3〜60mm程度に咬裂及び/又
は破砕されており、棒状のもの、曲線状のもの、いびつ
な形状のもの等が混在し、毛根等による髭状の突起など
もあって、アスファルト乳剤等と混合されると、それら
種々の形状のものが互いに絡み合い、製材工場などから
排出される木材チップに比べて、著しく高い弾力性並び
に衝撃吸収性を発揮するものである。
10〜150mm、幅3〜60mm程度に咬裂及び/又
は破砕されており、棒状のもの、曲線状のもの、いびつ
な形状のもの等が混在し、毛根等による髭状の突起など
もあって、アスファルト乳剤等と混合されると、それら
種々の形状のものが互いに絡み合い、製材工場などから
排出される木材チップに比べて、著しく高い弾力性並び
に衝撃吸収性を発揮するものである。
【0015】本発明に使用するアスファルト乳剤とは、
レーキアスファルト等の天然アスファルト、ストレート
アスファルトやブローンアスファルト、セミブローンア
スファルト、溶剤脱瀝アスファルト(例えば、プロパン
脱瀝アスファルト)等の石油アスファルト、重油、ター
ル、ピッチ等の1種、または2種以上を混合した瀝青物
を、各種界面活性剤やクレー(例えばベントナイト)な
どの乳化剤を用い、さらには、アルカリ、酸、塩、分散
剤、保護コロイドなどを必要に応じて添加して、コロイ
ドミル、ホモジナイザー、ホモミキサーなどの適当な乳
化機によって、水中に乳化させたものである。
レーキアスファルト等の天然アスファルト、ストレート
アスファルトやブローンアスファルト、セミブローンア
スファルト、溶剤脱瀝アスファルト(例えば、プロパン
脱瀝アスファルト)等の石油アスファルト、重油、ター
ル、ピッチ等の1種、または2種以上を混合した瀝青物
を、各種界面活性剤やクレー(例えばベントナイト)な
どの乳化剤を用い、さらには、アルカリ、酸、塩、分散
剤、保護コロイドなどを必要に応じて添加して、コロイ
ドミル、ホモジナイザー、ホモミキサーなどの適当な乳
化機によって、水中に乳化させたものである。
【0016】乳化剤としては、カチオン系、アニオン
系、両性系のいずれをも用いることができる。
系、両性系のいずれをも用いることができる。
【0017】本発明で使用できるカチオン系の乳化剤と
しては、長鎖アルキル基を有する脂肪族あるいは脂環族
のモノアミン、ジアミン、トリアミン、アミドアミン、
ポリアミノエチルイミダゾリン、長鎖ヒドロキシアルキ
ルジアミン、ロジンアミン、これらアミン類の酸化エチ
レン付加物、アミンオキサイド、または、これらのアミ
ン系界面活性剤に塩酸、スルファミン酸、酢酸などの酸
を作用させた水溶性ないし水分散性の塩、さらには、こ
れらのアミン系界面活性剤の第四級アンモニウム塩等が
挙げられる。また、これらの界面活性剤と共に、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、オキシエチレン・オキシプロピ
レンブロックコーポリマーなどのノニオン系界面活性剤
を併用することもできる。
しては、長鎖アルキル基を有する脂肪族あるいは脂環族
のモノアミン、ジアミン、トリアミン、アミドアミン、
ポリアミノエチルイミダゾリン、長鎖ヒドロキシアルキ
ルジアミン、ロジンアミン、これらアミン類の酸化エチ
レン付加物、アミンオキサイド、または、これらのアミ
ン系界面活性剤に塩酸、スルファミン酸、酢酸などの酸
を作用させた水溶性ないし水分散性の塩、さらには、こ
れらのアミン系界面活性剤の第四級アンモニウム塩等が
挙げられる。また、これらの界面活性剤と共に、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、オキシエチレン・オキシプロピ
レンブロックコーポリマーなどのノニオン系界面活性剤
を併用することもできる。
【0018】本発明で使用できるアニオン系の乳化剤と
しては、高級アルコール硫酸エステル、アルキルアリル
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、αオレ
フィンスルホン酸塩、高級アルコールエトオキシレー
ト、高級アルコールエトオキシレートサルフェート、石
鹸、ナフタリンスルホン酸塩およびホルマリン変性物、
アルカリリグニン塩、リグニンスルホン酸塩、カゼイン
のアルカリ塩、ポリアクリル酸塩等が挙げられる。
しては、高級アルコール硫酸エステル、アルキルアリル
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、αオレ
フィンスルホン酸塩、高級アルコールエトオキシレー
ト、高級アルコールエトオキシレートサルフェート、石
鹸、ナフタリンスルホン酸塩およびホルマリン変性物、
アルカリリグニン塩、リグニンスルホン酸塩、カゼイン
のアルカリ塩、ポリアクリル酸塩等が挙げられる。
【0019】本発明で使用できる両性系の乳化剤として
は、アルキルフェノール、モノおよび多価アルコール
酸、脂肪族類、脂肪族アミン類、脂肪族アミド類、エタ
ノールアミン類等のアルキレンオキシドの付加物、など
が挙げられる。
は、アルキルフェノール、モノおよび多価アルコール
酸、脂肪族類、脂肪族アミン類、脂肪族アミド類、エタ
ノールアミン類等のアルキレンオキシドの付加物、など
が挙げられる。
【0020】また、本発明のアスファルト乳剤に用いら
れる分散剤や保護コロイドとしては、ナフタリンスルホ
ン酸ソーダ、カゼイン、アルギン酸、ゼラチン、カルボ
キシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ソーダ、リグニンスルホン酸塩、ニトロフミン酸塩
等が挙げられる。
れる分散剤や保護コロイドとしては、ナフタリンスルホ
ン酸ソーダ、カゼイン、アルギン酸、ゼラチン、カルボ
キシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ソーダ、リグニンスルホン酸塩、ニトロフミン酸塩
等が挙げられる。
【0021】本発明に使用されるアスファルト乳剤にお
いては、上記乳化分散される瀝青物に、天然ゴムまたは
各種合成ゴムを単独あるいは併用の形で用いることがで
きる。合成ゴムとしては、クロロプレンゴム、スチレン
・イソプレン共重合体ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴムな
どの各種合成ゴムが、単独あるいは併用の形で用いられ
る。特に、クロロプレンゴム、スチレン・イソプレン共
重合体ゴムを用いた場合には、高温ならびに低温におけ
る特性が改善されて好ましい。また、ムーニー粘度が、
固形またはラテックスタイプのもので、10〜100程
度のものが良い結果が得られて好ましい。
いては、上記乳化分散される瀝青物に、天然ゴムまたは
各種合成ゴムを単独あるいは併用の形で用いることがで
きる。合成ゴムとしては、クロロプレンゴム、スチレン
・イソプレン共重合体ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴムな
どの各種合成ゴムが、単独あるいは併用の形で用いられ
る。特に、クロロプレンゴム、スチレン・イソプレン共
重合体ゴムを用いた場合には、高温ならびに低温におけ
る特性が改善されて好ましい。また、ムーニー粘度が、
固形またはラテックスタイプのもので、10〜100程
度のものが良い結果が得られて好ましい。
【0022】また、本発明で使用するアスファルト乳剤
には、瀝青物にゴムの他に下記ポリマーを添加して改質
アスファルトとし、これを乳化してアスファルト乳剤と
したものも含まれる。すなわち、添加されるポリマーと
しては、エチレン酢酸ビニール共重合体、ポリエチルア
クリレート、ポリメチルアクリレート、ポリアクリル
酸、ポリ塩化ビニールなどの合成高分子重合樹脂、クマ
ロン樹脂、石炭酸樹脂、キシレン樹脂、尿素ホルマリン
樹脂、アルキッド樹脂などの合成樹脂、ロヂン、テルペ
ン樹脂などの天然樹脂などが挙げられる。
には、瀝青物にゴムの他に下記ポリマーを添加して改質
アスファルトとし、これを乳化してアスファルト乳剤と
したものも含まれる。すなわち、添加されるポリマーと
しては、エチレン酢酸ビニール共重合体、ポリエチルア
クリレート、ポリメチルアクリレート、ポリアクリル
酸、ポリ塩化ビニールなどの合成高分子重合樹脂、クマ
ロン樹脂、石炭酸樹脂、キシレン樹脂、尿素ホルマリン
樹脂、アルキッド樹脂などの合成樹脂、ロヂン、テルペ
ン樹脂などの天然樹脂などが挙げられる。
【0023】また、これらのアスファルト乳剤に、耐熱
性向上や、紫外線等による劣化防止、作業性向上、並び
に接着性向上等の目的で、紫外線吸収剤や、各種添加
剤、粘度調整剤などを添加しても良い。
性向上や、紫外線等による劣化防止、作業性向上、並び
に接着性向上等の目的で、紫外線吸収剤や、各種添加
剤、粘度調整剤などを添加しても良い。
【0024】本発明に使用するアスファルト乳剤中の固
形分の含有量は、50〜80重量%の範囲が好ましい。
固形分の含有量が50重量%未満でも、特に使用できな
い訳ではないが、構築される弾性舗装体が、接着性や粘
弾性の点でやや劣る傾向があり、好ましくない。一方、
固形分の含有量が80重量%を越えても、特に使用でき
ない訳ではないが、粘性が増大して、良好な施工性が維
持できなくなる。
形分の含有量は、50〜80重量%の範囲が好ましい。
固形分の含有量が50重量%未満でも、特に使用できな
い訳ではないが、構築される弾性舗装体が、接着性や粘
弾性の点でやや劣る傾向があり、好ましくない。一方、
固形分の含有量が80重量%を越えても、特に使用でき
ない訳ではないが、粘性が増大して、良好な施工性が維
持できなくなる。
【0025】ゴムまたはポリマー入りのアスファルト乳
剤の場合には、ゴムまたはポリマーの固形分の量は、5
〜20重量%の範囲が好ましい。ゴムまたはポリマーの
固形分の含有量が5重量%未満では、ゴムまたはポリマ
ー添加の効果が薄く、一方、ゴムまたはポリマーの固形
分の含有量が20重量%を越えると、粘性が増大して、
良好な施工性が維持できなくなる。
剤の場合には、ゴムまたはポリマーの固形分の量は、5
〜20重量%の範囲が好ましい。ゴムまたはポリマーの
固形分の含有量が5重量%未満では、ゴムまたはポリマ
ー添加の効果が薄く、一方、ゴムまたはポリマーの固形
分の含有量が20重量%を越えると、粘性が増大して、
良好な施工性が維持できなくなる。
【0026】アスファルト乳剤の分解は自然分解に依る
のが一般的であるが、場合によっては分解促進剤を使用
して強制分解させても良い。
のが一般的であるが、場合によっては分解促進剤を使用
して強制分解させても良い。
【0027】本発明の弾性舗装体用常温混合物における
アスファルト乳剤の使用量は、抜根材に、細骨材、及び
ゴム片等の補助材を添加する場合、これらを合わせたも
のの乾燥重量100重量部に対し、アスファルト固形分
として、20〜45重量部の範囲が好ましい。アスファ
ルト固形分が20重量部未満の場合には、決して使用で
きないという訳ではないが、混合物としての粘着性に劣
り、一方、45重量部を越える場合には、夏季等におい
て路面温度が高くなった場合に、フラッシュ現象を誘発
する恐れがある。
アスファルト乳剤の使用量は、抜根材に、細骨材、及び
ゴム片等の補助材を添加する場合、これらを合わせたも
のの乾燥重量100重量部に対し、アスファルト固形分
として、20〜45重量部の範囲が好ましい。アスファ
ルト固形分が20重量部未満の場合には、決して使用で
きないという訳ではないが、混合物としての粘着性に劣
り、一方、45重量部を越える場合には、夏季等におい
て路面温度が高くなった場合に、フラッシュ現象を誘発
する恐れがある。
【0028】本発明の弾性舗装体用常温混合物には、必
要に応じて細骨材を添加することができる。
要に応じて細骨材を添加することができる。
【0029】本発明で使用する細骨材とは、2.36m
mふるいを通過するものをいい、例えば、川砂、丘砂、
山砂、スクリーニングス、砕石ダスト、シリカサンド、
人工骨材、再生骨材、人工焼成骨材、焼成発泡骨材、人
工軽量骨材、陶磁器粒、ルクソバイト、シノパール、ア
ルミニウム粒、プラスチック粒、セラミックス、エメリ
ー、ゴム粉粒、コルク粉粒、木質粉粒、樹脂粉粒、パル
プ等の1種もしくは2種以上が使用可能である。これら
細骨材の使用量は、抜根材に対して、容積比で、0〜3
0%が好ましい。
mふるいを通過するものをいい、例えば、川砂、丘砂、
山砂、スクリーニングス、砕石ダスト、シリカサンド、
人工骨材、再生骨材、人工焼成骨材、焼成発泡骨材、人
工軽量骨材、陶磁器粒、ルクソバイト、シノパール、ア
ルミニウム粒、プラスチック粒、セラミックス、エメリ
ー、ゴム粉粒、コルク粉粒、木質粉粒、樹脂粉粒、パル
プ等の1種もしくは2種以上が使用可能である。これら
細骨材の使用量は、抜根材に対して、容積比で、0〜3
0%が好ましい。
【0030】使用する細骨材は、予め、アスファルト乳
剤もしくはアスファルトでコーティングしておくのが好
ましく、その場合、アスファルト乳剤もしくはアスファ
ルトの使用量は、細骨材100重量部に対して、0.5
〜2.0重量部の範囲が好ましい。
剤もしくはアスファルトでコーティングしておくのが好
ましく、その場合、アスファルト乳剤もしくはアスファ
ルトの使用量は、細骨材100重量部に対して、0.5
〜2.0重量部の範囲が好ましい。
【0031】本発明の弾性舗装体用常温混合物には、必
要に応じて、セメントを添加することもできる。
要に応じて、セメントを添加することもできる。
【0032】使用するセメントとしては、例えば、普通
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超
早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメン
ト、高炉セメント、シリカセメント、アルミナセメン
ト、膨張セメント、高炉コロイドセメント、コロイドセ
メント、超速硬セメント、白色セメント、フライアッシ
ュセメント、耐硫酸塩セメント、ジェットセメント、そ
の他特殊セメントなどが挙げられる。
ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超
早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメン
ト、高炉セメント、シリカセメント、アルミナセメン
ト、膨張セメント、高炉コロイドセメント、コロイドセ
メント、超速硬セメント、白色セメント、フライアッシ
ュセメント、耐硫酸塩セメント、ジェットセメント、そ
の他特殊セメントなどが挙げられる。
【0033】使用するセメントの量は、アスファルト乳
剤100重量部に対して、0〜50重量部の範囲であ
る。セメントの量が50重量部を越えると、構築される
弾性舗装体が硬くなり過ぎるだけでなく、常温混合物の
硬化が早くなり過ぎて作業性が悪くなるので好ましくな
い。
剤100重量部に対して、0〜50重量部の範囲であ
る。セメントの量が50重量部を越えると、構築される
弾性舗装体が硬くなり過ぎるだけでなく、常温混合物の
硬化が早くなり過ぎて作業性が悪くなるので好ましくな
い。
【0034】また、本発明においては、セメントととも
に、硬化促進剤、硬化遅延剤、分散剤、空気連行剤、増
粘剤、減水剤、充填剤等のセメント用混和材なども使用
することができる。
に、硬化促進剤、硬化遅延剤、分散剤、空気連行剤、増
粘剤、減水剤、充填剤等のセメント用混和材なども使用
することができる。
【0035】本発明の弾性舗装体用常温混合物には、必
要に応じて、着色顔料を添加することもできる。
要に応じて、着色顔料を添加することもできる。
【0036】使用する着色顔料を例示すれば、以下のと
おりである。 無機顔料 白色・・・二酸化チタン、酸化亜鉛、鉛白 黒色・・・鉄黒、黒鉛、カーボンブラック 赤色・・・カドミウムレッド 橙色・・・モリブデンオレンジ 黄色・・・水酸化第二鉄、酸化鉄黄、黄鉛 緑色・・・酸化クロム、クロムグリーン 青色・・・群青、紺青、コバルトブルー 紫色・・・マンガンバイオレット
おりである。 無機顔料 白色・・・二酸化チタン、酸化亜鉛、鉛白 黒色・・・鉄黒、黒鉛、カーボンブラック 赤色・・・カドミウムレッド 橙色・・・モリブデンオレンジ 黄色・・・水酸化第二鉄、酸化鉄黄、黄鉛 緑色・・・酸化クロム、クロムグリーン 青色・・・群青、紺青、コバルトブルー 紫色・・・マンガンバイオレット
【0037】有機顔料 赤色・・・ウオッチングレッド、キナクリドンレッド 橙色・・・パーマネントオレンジ 黄色・・・ファストエロー 緑色・・・フタロシアニングリーン 青色・・・フタロシアニンブルー 紫色・・・ジオキサジンバイオレット
【0038】これら着色顔料は、1種、もしくは2種以
上が組み合わせて用いられ、その使用量はアスファルト
乳剤中の固形分100重量部に対して、通常、0〜50
重量部である。着色顔料を50重量部を越えて用いて
も、効果にさほど差が見られず、不経済である。
上が組み合わせて用いられ、その使用量はアスファルト
乳剤中の固形分100重量部に対して、通常、0〜50
重量部である。着色顔料を50重量部を越えて用いて
も、効果にさほど差が見られず、不経済である。
【0039】なお、本発明によって構築される弾性舗装
体表面に、カラー骨材や、明色骨材を散布して、構築さ
れる弾性舗装体を着色することも可能である。
体表面に、カラー骨材や、明色骨材を散布して、構築さ
れる弾性舗装体を着色することも可能である。
【0040】本発明の弾性舗装体用常温混合物には、必
要に応じて、ゴム、エラストマー、もみがら、麦藁、藁
屑、もろこし屑、干し草、樹木等の枝葉、ポリ容器屑、
製紙用チップなどの補助材を添加することもできる。こ
れらの補助材は、適当な大きさに粉砕して添加するのが
望ましい。
要に応じて、ゴム、エラストマー、もみがら、麦藁、藁
屑、もろこし屑、干し草、樹木等の枝葉、ポリ容器屑、
製紙用チップなどの補助材を添加することもできる。こ
れらの補助材は、適当な大きさに粉砕して添加するのが
望ましい。
【0041】特に、補助材として使用するゴム又はエラ
ストマーとしては、例えば、天然ゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴム、スチレン・イソプレンゴム、イソプレンゴ
ム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、アクリルゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴ
ム、クロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
ン、エチレンプロピレンゴム、EPTゴム、アルフィン
ゴム、スチレン・ブタジエンブロック共重合ゴム、スチ
レン・イソプレンブロック共重合ゴム、エチレン・酢酸
ビニール共重合物、エチレン・アクリレート共重合物、
エチレン・エチルアクリレート共重合物(EEA)、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリ酢酸ビニール、塩
化ビニール・酢酸ビニール共重合物、酢酸ビニール・ア
クリレート共重合物等が挙げられる。これらのゴム又は
エラストマーは、廃棄物や再生物であっても良く、特
に、自動車の廃タイヤを使用するのが好ましい。
ストマーとしては、例えば、天然ゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴム、スチレン・イソプレンゴム、イソプレンゴ
ム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、アクリルゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴ
ム、クロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
ン、エチレンプロピレンゴム、EPTゴム、アルフィン
ゴム、スチレン・ブタジエンブロック共重合ゴム、スチ
レン・イソプレンブロック共重合ゴム、エチレン・酢酸
ビニール共重合物、エチレン・アクリレート共重合物、
エチレン・エチルアクリレート共重合物(EEA)、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリ酢酸ビニール、塩
化ビニール・酢酸ビニール共重合物、酢酸ビニール・ア
クリレート共重合物等が挙げられる。これらのゴム又は
エラストマーは、廃棄物や再生物であっても良く、特
に、自動車の廃タイヤを使用するのが好ましい。
【0042】これらのゴム又はエラストマーは、長さ1
0〜50mm、幅1〜15mmのゴム片又はエラストマ
ー片として使用するのが好ましい。補助材の使用量は、
抜根材に対して、容積比で、0〜30%の範囲が好まし
い。
0〜50mm、幅1〜15mmのゴム片又はエラストマ
ー片として使用するのが好ましい。補助材の使用量は、
抜根材に対して、容積比で、0〜30%の範囲が好まし
い。
【0043】本発明の抜根材を利用した弾性舗装体用常
温混合物は、例えば、以下のようにして製造することが
できる。
温混合物は、例えば、以下のようにして製造することが
できる。
【0044】所定量の抜根材と補助材とを、パグミルミ
キサー、パン型ミキサー、可傾式ミキサー等の混合機に
投入し、空攪拌後、所定量の細骨材とセメントとを投入
し、更に混合する。一様な混合状態が得られた後、所定
量のアスファルト乳剤を投入し、十分に混合して本発明
の弾性舗装体用常温混合物を得る。
キサー、パン型ミキサー、可傾式ミキサー等の混合機に
投入し、空攪拌後、所定量の細骨材とセメントとを投入
し、更に混合する。一様な混合状態が得られた後、所定
量のアスファルト乳剤を投入し、十分に混合して本発明
の弾性舗装体用常温混合物を得る。
【0045】以下、図面を用いて、抜根材を利用した弾
性舗装体の構築方法の一例を説明するが、本発明の抜根
材を利用した弾性舗装体の構築方法が、これに限られる
ものではないことは勿論である。
性舗装体の構築方法の一例を説明するが、本発明の抜根
材を利用した弾性舗装体の構築方法が、これに限られる
ものではないことは勿論である。
【0046】図1において、1は路盤、2は盛土であっ
て、施工に先立ち、路盤1を不陸整正して転圧を十分に
行うとともに、盛土2を縁端処理し、木枠3によって、
弾性舗装体用常温混合物の投入領域を区画する。次い
で、路盤1の表面と、木枠3の内側側面にプライムコー
トを施し、その後、本発明の抜根材を利用した弾性舗装
体用常温混合物4を投入し、敷き均す。敷き均しは、人
力によっても、テールゲートスプレッダーやフィニッシ
ャーなどの機械を用いて行っても良い。次いで、ネット
5を、端部をアンカー6等で固定して、弾性舗装体用常
温混合物4の敷き均し面を押さえ付けるように緊張、固
定する。このようにネット5を被せることによって、弾
性舗装体用常温混合物4の敷き均し面から、抜根材が毛
羽立ち突出するのを防止することができる。ネット5と
しては、どのようなものを用いても良いが、合成繊維、
半合成繊維、天然繊維、ガラス繊維、再生繊維、炭素繊
維、金属繊維等の1種もしくは2種以上を用いて作成さ
れた、編み目間隔が1〜20mmのものが好ましい。最
後に、敷き均し面をバイブレーター等で軽く転圧して弾
性舗装体を構築する。
て、施工に先立ち、路盤1を不陸整正して転圧を十分に
行うとともに、盛土2を縁端処理し、木枠3によって、
弾性舗装体用常温混合物の投入領域を区画する。次い
で、路盤1の表面と、木枠3の内側側面にプライムコー
トを施し、その後、本発明の抜根材を利用した弾性舗装
体用常温混合物4を投入し、敷き均す。敷き均しは、人
力によっても、テールゲートスプレッダーやフィニッシ
ャーなどの機械を用いて行っても良い。次いで、ネット
5を、端部をアンカー6等で固定して、弾性舗装体用常
温混合物4の敷き均し面を押さえ付けるように緊張、固
定する。このようにネット5を被せることによって、弾
性舗装体用常温混合物4の敷き均し面から、抜根材が毛
羽立ち突出するのを防止することができる。ネット5と
しては、どのようなものを用いても良いが、合成繊維、
半合成繊維、天然繊維、ガラス繊維、再生繊維、炭素繊
維、金属繊維等の1種もしくは2種以上を用いて作成さ
れた、編み目間隔が1〜20mmのものが好ましい。最
後に、敷き均し面をバイブレーター等で軽く転圧して弾
性舗装体を構築する。
【0047】以下、実施例によって、本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【0048】〈実施例1〉工場敷地内に、本発明の抜根
材を利用した弾性舗装体用常温混合物を用いて、1.5
m×1.5mの面積に、5cmの厚さに、弾性舗装体を
構築した。使用した材料は以下のとおりであった。
材を利用した弾性舗装体用常温混合物を用いて、1.5
m×1.5mの面積に、5cmの厚さに、弾性舗装体を
構築した。使用した材料は以下のとおりであった。
【0049】抜根材:平均長さ70mm、平均幅10m
m。スギ、唐松混合抜根材(苫小牧産) アスファルト乳剤:アスウッド乳剤(ニチレキ株式会社
製) 細骨材:川砂(栃木県鬼怒川産) セメント:普通ポルトランドセメント(秩父小野田株式
会社製) 硬化促進剤:コーカエース(三菱マテリアル株式会社
製) 着色顔料:赤色顔料(No.1087。森下弁柄工業株
式会社製) 配合割合を表1に示す。
m。スギ、唐松混合抜根材(苫小牧産) アスファルト乳剤:アスウッド乳剤(ニチレキ株式会社
製) 細骨材:川砂(栃木県鬼怒川産) セメント:普通ポルトランドセメント(秩父小野田株式
会社製) 硬化促進剤:コーカエース(三菱マテリアル株式会社
製) 着色顔料:赤色顔料(No.1087。森下弁柄工業株
式会社製) 配合割合を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1において、Aタイプのものは、セメン
トと硬化促進剤とを含み、弾性よりも耐久性を重視した
配合とし、Bタイプのものは、セメントと硬化促進剤を
含まず、弾性を重視した配合とした。
トと硬化促進剤とを含み、弾性よりも耐久性を重視した
配合とし、Bタイプのものは、セメントと硬化促進剤を
含まず、弾性を重視した配合とした。
【0052】混合はパグミルミキサーで行い、溶剤型プ
ライマー(商品名「カチコートS」、ニチレキ株式会社
製)を、0.4(l/m2)の割合で散布した後、弾性
舗装体用常温混合物を敷き均し、バイブレーターで転圧
して弾性舗装体とした。
ライマー(商品名「カチコートS」、ニチレキ株式会社
製)を、0.4(l/m2)の割合で散布した後、弾性
舗装体用常温混合物を敷き均し、バイブレーターで転圧
して弾性舗装体とした。
【0053】1ヶ月の養生後、ゴルフボールを100c
mの高さから自然落下させたときのバウンドの高さを調
べるGB反発試験、直径1インチの鋼球を100cmの
高さから自然落下させたときのバウンドの高さを調べる
SB反発試験を行った。ゴルフボール又は鋼球を5回落
下させてバウンド高さを調べ、ほぼ一定の値を示す3回
の数値を平均して試験結果とする試験を、各5回行っ
た。
mの高さから自然落下させたときのバウンドの高さを調
べるGB反発試験、直径1インチの鋼球を100cmの
高さから自然落下させたときのバウンドの高さを調べる
SB反発試験を行った。ゴルフボール又は鋼球を5回落
下させてバウンド高さを調べ、ほぼ一定の値を示す3回
の数値を平均して試験結果とする試験を、各5回行っ
た。
【0054】比較のため、Bタイプの配合において、抜
根材の代わりに製紙用木材チップ(スギチップ。2〜3
cm角、厚さ3〜5mm)を用いた以外は、本発明の抜
根材を利用した弾性舗装体と同様に構築された弾性舗装
体と、人工芝を用意し、同様の試験を行った。結果を表
2に示す。
根材の代わりに製紙用木材チップ(スギチップ。2〜3
cm角、厚さ3〜5mm)を用いた以外は、本発明の抜
根材を利用した弾性舗装体と同様に構築された弾性舗装
体と、人工芝を用意し、同様の試験を行った。結果を表
2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】表2の結果から、本発明の抜根材を利用し
た弾性舗装体は、人工芝や従来の木材チップを用いる弾
性舗装体に比べて、GB反発試験結果及びSB反発試験
結果がともに小さく、弾力性並びに衝撃吸収性に優れて
いることが分かる。また、同じ抜根材を利用した弾性舗
装体であっても、弾性を重視したBタイプのものの方
が、耐久性を重視したAタイプのものよりも、弾力性並
びに衝撃吸収性に優れていることが分かる。
た弾性舗装体は、人工芝や従来の木材チップを用いる弾
性舗装体に比べて、GB反発試験結果及びSB反発試験
結果がともに小さく、弾力性並びに衝撃吸収性に優れて
いることが分かる。また、同じ抜根材を利用した弾性舗
装体であっても、弾性を重視したBタイプのものの方
が、耐久性を重視したAタイプのものよりも、弾力性並
びに衝撃吸収性に優れていることが分かる。
【0057】次に、同じ弾性舗装体を用いて、繰り返し
荷重による沈下量及び復元量の変化を調べた。試験は、
面積707cm2の測定ヘッドを介して20kgの荷重
を弾性舗装体に繰り返し加えたときの測定ヘッドの垂直
方向変位量を測定することにより行った。測定条件は、
第1回目の荷重の付与時間を90秒とし、その後、60
秒間隔で、除荷と荷重の付与とを繰り返し、測定ヘッド
の垂直方向変位量を測定した。比較のため、GB反発試
験及びSB反発試験のときと同じ木材チップを用いた弾
性舗装体、ゴムチップとウレタン樹脂とを重量比で1:
4の割合で混合した混合物を用いたゴムチップ舗装体、
表3に示す配合割合の歩道用細粒度アスファルトコンク
リート混合物を用いた舗装体、及び、長さ3cmに刈り
込んだ芝生についても同様の試験を行った。結果を図2
に示す。なお、図2において、細粒度アスファルトコン
クリート舗装と抜根材利用舗装(Bタイプ)は、いずれ
も実線で表されているが、最上段の変位量にほとんど変
化のない方が細粒度アスファルトコンクリート舗装の結
果であり、最下段の第1回目の荷重の付与によって約8
mm近くの変位を示し、その後も第2回目、第3回目と
なるにつれて、8mmを越え、9mmに近い変位量を示
している方が抜根材利用舗装(Bタイプ)の結果であ
る。
荷重による沈下量及び復元量の変化を調べた。試験は、
面積707cm2の測定ヘッドを介して20kgの荷重
を弾性舗装体に繰り返し加えたときの測定ヘッドの垂直
方向変位量を測定することにより行った。測定条件は、
第1回目の荷重の付与時間を90秒とし、その後、60
秒間隔で、除荷と荷重の付与とを繰り返し、測定ヘッド
の垂直方向変位量を測定した。比較のため、GB反発試
験及びSB反発試験のときと同じ木材チップを用いた弾
性舗装体、ゴムチップとウレタン樹脂とを重量比で1:
4の割合で混合した混合物を用いたゴムチップ舗装体、
表3に示す配合割合の歩道用細粒度アスファルトコンク
リート混合物を用いた舗装体、及び、長さ3cmに刈り
込んだ芝生についても同様の試験を行った。結果を図2
に示す。なお、図2において、細粒度アスファルトコン
クリート舗装と抜根材利用舗装(Bタイプ)は、いずれ
も実線で表されているが、最上段の変位量にほとんど変
化のない方が細粒度アスファルトコンクリート舗装の結
果であり、最下段の第1回目の荷重の付与によって約8
mm近くの変位を示し、その後も第2回目、第3回目と
なるにつれて、8mmを越え、9mmに近い変位量を示
している方が抜根材利用舗装(Bタイプ)の結果であ
る。
【0058】
【表3】
【0059】図2から、本発明の抜根材を利用した弾性
舗装体は、木材チップを用いる弾性舗装体に比べて、測
定ヘッドの垂直方向変位量が極めて大きく、芝生よりも
大きな変位量を示すことが分かる。このことは、歩行や
ジョギング時の衝撃吸収性において、本発明の弾性舗装
体が芝生よりも優れていることを示している。
舗装体は、木材チップを用いる弾性舗装体に比べて、測
定ヘッドの垂直方向変位量が極めて大きく、芝生よりも
大きな変位量を示すことが分かる。このことは、歩行や
ジョギング時の衝撃吸収性において、本発明の弾性舗装
体が芝生よりも優れていることを示している。
【0060】次に、本発明の弾性舗装体上にジョウロで
水を撒いたところ、速やかに内部に浸透し、透水性の点
でも優れていることが確認された。
水を撒いたところ、速やかに内部に浸透し、透水性の点
でも優れていることが確認された。
【0061】〈実施例2〉表1におけるBタイプの配合
を用い、補助材として、長さ30mm、幅5mmのSB
Rゴム片0.8kg、及び、もみがら0.3kgを添加
した以外は実施例1と同様にしてに本発明の抜根材を利
用した弾性舗装体用常温混合物を製造し、幅員1.5
m、長さ140mの散策路に、厚さ50mmの弾性舗装
体を構築した。
を用い、補助材として、長さ30mm、幅5mmのSB
Rゴム片0.8kg、及び、もみがら0.3kgを添加
した以外は実施例1と同様にしてに本発明の抜根材を利
用した弾性舗装体用常温混合物を製造し、幅員1.5
m、長さ140mの散策路に、厚さ50mmの弾性舗装
体を構築した。
【0062】転圧は、網目2mm角のビニール製のネッ
トで常温混合物の敷き均し面を覆い、アンカーで固定、
緊張し、更に、粗目砂を散布してから行った。5〜6
回、同一箇所を転圧すると、常温混合物中のモルタル分
が染み出してネットを覆い隠した。
トで常温混合物の敷き均し面を覆い、アンカーで固定、
緊張し、更に、粗目砂を散布してから行った。5〜6
回、同一箇所を転圧すると、常温混合物中のモルタル分
が染み出してネットを覆い隠した。
【0063】施工後3ヶ月経過後も、構築された弾性舗
装体は弾力及び衝撃吸収性に優れ、極めて快適な歩行感
を与えた。
装体は弾力及び衝撃吸収性に優れ、極めて快適な歩行感
を与えた。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、従来、廃
棄物としてその処理に多大の困難があった抜根材の全く
新しい利用方法を提供するものであり、建築材として
も、製紙用パルプ原料としても使用に適さなかった抜根
材の性質を逆に積極的に利用して、弾力性と衝撃吸収性
に優れた弾性舗装体を構築することを可能とするもので
ある。
棄物としてその処理に多大の困難があった抜根材の全く
新しい利用方法を提供するものであり、建築材として
も、製紙用パルプ原料としても使用に適さなかった抜根
材の性質を逆に積極的に利用して、弾力性と衝撃吸収性
に優れた弾性舗装体を構築することを可能とするもので
ある。
【0065】本発明は、廃棄物の有効利用としての顕著
な効果は勿論のこと、従来のものよりも優れた弾性舗装
体を提供するものであり、そのもたらす意義は極めて大
きいものである。
な効果は勿論のこと、従来のものよりも優れた弾性舗装
体を提供するものであり、そのもたらす意義は極めて大
きいものである。
【図1】 本発明の弾性舗装体の構築方法の一例を説明
する図である。
する図である。
【図2】 繰り返し荷重による測定ヘッドの垂直方向変
位量の変化を示すグラフである。
位量の変化を示すグラフである。
1 路盤 2 盛土 3 木枠 4 弾性舗装体用常温混合物 5 ネット 6 アンカー
Claims (11)
- 【請求項1】 抜根材を、少なくともアスファルト乳剤
と混合して、弾性舗装体用常温混合物とすることを特徴
とする抜根材の利用方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の弾性舗装体用常温混合物
を舗設して弾性舗装体を構築することを特徴とする抜根
材の利用方法。 - 【請求項3】 抜根材と少なくともアスファルト乳剤と
を混合したことを特徴とする抜根材を利用した弾性舗装
体用常温混合物。 - 【請求項4】 更に、細骨材を混合した請求項3記載の
抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物。 - 【請求項5】 更に、セメントを混合した請求項3又は
4記載の抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物。 - 【請求項6】 更に、着色顔料を混合した請求項3、4
又は5記載の抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合
物。 - 【請求項7】 更に、ゴム片、もみがら等の補助材を混
合した請求項3、4、5又は6記載の抜根材を利用した
弾性舗装体用常温混合物。 - 【請求項8】 請求項3、4、5、6又は7記載の抜根
材を利用した弾性舗装体用常温混合物を敷き均し、転圧
することを特徴とする抜根材を利用した弾性舗装体の構
築方法。 - 【請求項9】 転圧前に、弾性舗装体用常温混合物の敷
き均し面にネットを被せ、次いで転圧する請求項8記載
の抜根材を利用した弾性舗装体の構築方法。 - 【請求項10】 請求項3、4、5、6又は7記載の抜
根材を利用した弾性舗装体用常温混合物が、転圧され、
固化した抜根材を利用した弾性舗装体。 - 【請求項11】 表面にネットを有する請求項10記載
の抜根材を利用した弾性舗装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27878098A JPH11180748A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | 抜根材の利用方法と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28121897 | 1997-09-30 | ||
| JP9-281218 | 1997-09-30 | ||
| JP27878098A JPH11180748A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | 抜根材の利用方法と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11180748A true JPH11180748A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=26553040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27878098A Pending JPH11180748A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | 抜根材の利用方法と抜根材を利用した弾性舗装体用常温混合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11180748A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002161508A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Maeda Seikan Kk | 舗装面用高強度常温カラー補修材 |
| JP2006008455A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Yakumo Kk | 振動低減材 |
| JP2010180580A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Kosakagumi:Kk | 切断草本含有の樹脂舗装体 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP27878098A patent/JPH11180748A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002161508A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Maeda Seikan Kk | 舗装面用高強度常温カラー補修材 |
| JP2006008455A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Yakumo Kk | 振動低減材 |
| JP2010180580A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Kosakagumi:Kk | 切断草本含有の樹脂舗装体 |
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