JPH1118199A - 音響処理装置 - Google Patents

音響処理装置

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JPH1118199A
JPH1118199A JP9185831A JP18583197A JPH1118199A JP H1118199 A JPH1118199 A JP H1118199A JP 9185831 A JP9185831 A JP 9185831A JP 18583197 A JP18583197 A JP 18583197A JP H1118199 A JPH1118199 A JP H1118199A
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JP
Japan
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signal
channel signal
surround
surround channel
multiplier
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Withdrawn
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JP9185831A
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English (en)
Inventor
Koji Nakajima
幸治 中島
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1118199A publication Critical patent/JPH1118199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数チャンネル間のクロストークの改善を図る
ために、サラウンドチャンネル信号は、7KHz以下の
周波数成分の信号であり、また、モノラル信号であるた
め、音の広がり感、移動感等の臨場感が損なわれる。 【解決手段】複数チャンネルのオーディオ信号にマトリ
クス処理を施して生成した2チャンネルの音響信号か
ら、複数チャンネルのオーディオ信号を生成する音響処
理装置において、2チャンネルの音響信号にマトリクス
処理を施し、少なくともライトチャンネル信号、レフト
チャンネル信号、センターチャンネル信号及びサラウン
ドチャンネル信号を生成するマトリクスデコーダと、マ
トリクスデコーダで生成されたサラウンドチャンネル信
号に基づく複数の次数の高調波成分を生成しサラウンド
チャンネル信号に加算して出力する音響処理部と、を具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨場感を得ること
ができる映像音響再生システムにおける音響処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で映画等を楽しむ場合、テレ
ビ放送等による地上波放送によるものが主流であった
が、近年は、ビデオテープ、ビデオディスク、衛星放送
等の普及により、映画等の音をオリジナルのまま楽しむ
ことができるようになっている。これらのオリジナルの
音で楽しむことが可能なビデオテープ、ビデオディス
ク、衛星放送等の中には、複数チャンネルのオーディオ
信号にマトリクス処理を施し、2チャンネルの音響信号
に変換するエンコード方式を用いたものがある。
【0003】前述したマトリクス処理を用いてエンコー
ドされた2チャンネルの音響信号は、ステレオ再生によ
り音を楽しむことができる。さらに、専用のデコーダを
用いた場合、2チャンネルの音響信号から、レフト、セ
ンター、ライト、サラウンドの4チャンネルのオーデイ
オ信号を復元し、4チャンネル再生を行うことにより、
より臨場感のある音を楽しむことができる。これらの4
チャンネルのオーディオ信号のうち、センターチャンネ
ル信号は、台詞の明瞭性、明確性な定位を得る役割を果
たし、サラウンドチャンネル信号は、移動音、環境音、
残響音等により臨場感を高める役割を果たすものであ
る。
【0004】サラウンドチャンネル信号を再生したサラ
ウンド音は、移動音、環境音、残響音に大別される。移
動音は、視聴者の前から後ろへ、又は、視聴者の後ろか
ら前へ音が移動する場合に用いられる。環境音は、風の
音や雑踏の音など、その場面の雰囲気づくりの場合に用
いられる。残響音は、ホールや洞窟等の空間を表現する
場合に用いられる。前述した効果を得るため、移動音
は、視聴者の後方に定位し、音が移動した時に音質の変
化がないことが望ましく、また、環境音及び残響音は、
特定の場所に定位せず、空間全体に自然に広がり、前方
の音と分離して聞こえることが望ましい。
【0005】図9は、従来の映像音響再生システムの概
略構成を示す模式図である。図9に示すような、映像と
4チャンネルのオーディオ信号により音を楽しむことが
できる映像音響再生システムは、信号供給装置901、
音響処理装置902、増幅装置903、モニタ904、
レフトスピーカ905a、センタースピーカ905b、
ライトスピーカ905c、サラウンドスピーカ905d
とを備えている。
【0006】信号供給装置901は、ビデオテープ、ビ
デオディスク、衛星放送等から信号を得て、映像信号及
び音響信号を再生し、それぞれの機器に供給する。映像
信号は、モニタ904に供給され、2チャンネルの音響
信号は、音響処理装置902の専用のマトリクスデコー
ダ906に供給される。マトリクスデコーダ906は、
2つの音響信号からレフトチャンネル(Lチャンネル)
信号、センターチャンネル(Cチャンネル)信号、ライ
トチャンネル(Rチャンネル)信号及びサラウンドチャ
ンネル(Sチャンネル)信号を生成し、増幅装置903
に出力する。増幅装置903は、信号を増幅した後、そ
れぞれレフトスピーカ905a、センタースピーカ90
5b、ライトスピーカ905c、サラウンドスピーカ9
05dに供給する。
【0007】それぞれのスピーカからは、その配置に対
応したオーディオ信号が出力され、視聴者は、臨場感を
得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た4チャンネルのオーディオ信号のうち、視聴者の後方
に配置するサラウンドスピーカ905d用のSチャンネ
ル信号は、他のチャンネル信号とのクロストークの改善
を図るため、周波数帯域7KHz以上の信号を除去した
信号である。
【0009】すなわち、2チャンネルの音響信号AR及
びALを、マトリクスデコーダ906によりマトリクス
処理を行い、ライトチャンネル信号、センターチャンネ
ル信号、レフトチャンネル信号及びサラウンドチャンネ
ル信号の4チャンネルのオーディオ信号に変換してい
る。この4チャンネルのオーディオ信号は、センターチ
ャンネル信号を同相でライトチャンネル信号及びレフト
チャンネル信号に分配し、サラウンドチャンネル信号を
逆相でライトチャンネル信号及びレフトチャンネル信号
に分配している。
【0010】このため、相対するレフトチャンネル信号
とライトチャンネル信号、センターチャンネル信号とサ
ラウンドチャンネル信号は、それぞれのセパレーション
は無限大であるが、マトリクス処理における和信号生成
処理や差信号生成処理上、例えば、レフトチャンネルと
サラウンドチャンネル、又は、ライトチャンネルとサラ
ウンドチャンネル等のチャンネル間クロストークが大き
くなる。
【0011】このチャンネル間クロストークの改善を図
るために、サラウンドチャンネル信号にローパスフィル
タ処理を施し、高い周波数成分の信号を除去し、7KH
z以下の周波数成分のサラウンドチャンネル信号として
いる。しかし、現在では、5チャンネルのオーディオ信
号を用いる映像音響再生システム等が普及し始め、その
ようなシステムに比べると、低域の周波数成分のサラウ
ンドチャンネル信号を用いたシステムでは、環境音及び
残響音の音の広がり感、音像の移動感等の臨場感が損な
われるという欠点がある。
【0012】また、4チャンネルのオーディオ信号を用
いる映像音響再生システムにおいては、視聴者の後方に
配置するサラウンドスピーカ905dは1つであり、サ
ラウンドチャンネル信号もモノラル信号であることか
ら、5チャンネルのオーデイオ信号を用いる映像音響再
生システムに比べ、音の広がり感等の臨場感が損なわれ
るという欠点がある。
【0013】したがって、本発明は、臨場感を得ること
ができる映像音響再生システムにおける音響処理装置に
おいて、周波数帯域を拡大した擬似的なステレオサラウ
ンドチャンネル信号により、臨場感を得ることができる
音響処理装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
本発明は、複数チャンネルのオーディオ信号にマトリク
ス処理を施して生成した2チャンネルの音響信号から、
複数チャンネルのオーディオ信号を復元することができ
る音響処理装置において、2チャンネルの音響信号か
ら、少なくともライトチャンネル信号、レフトチャンネ
ル信号、センターチャンネル信号及びサラウンドチャン
ネル信号を生成するマトリクスデコーダと、マトリクス
デコーダで生成されたサラウンドチャンネル信号に基づ
く複数の次数の高調波成分を生成し、サラウンドチャン
ネル信号に加算して出力する音響処理部とを具備するこ
とを特徴としている。
【0015】また、請求項2記載の本発明は、複数チャ
ンネルのオーディオ信号にマトリクス処理を施して生成
した2チャンネルの音響信号から、複数チャンネルのオ
ーディオ信号を復元することができる音響処理装置にお
いて、2チャンネルの音響信号から、少なくともライト
チャンネル信号、レフトチャンネル信号、センターチャ
ンネル信号及びサラウンドチャンネル信号を生成するマ
トリクスデコーダと、マトリクスデコーダで生成された
サラウンドチャンネル信号に基づく複数の次数の高調波
成分を生成し、次数により異なる信号レベルの高調波成
分をサラウンドチャンネル信号にそれぞれ加算して、複
数の異なるサラウンドチャンネル信号を生成し出力する
音響処理部とを具備することを特徴としている。
【0016】また、請求項3の本発明は、複数チャンネ
ルのオーディオ信号にマトリクス処理を施して生成した
2チャンネルの音響信号から、複数チャンネルのオーデ
ィオ信号を復元することができる音響処理装置におい
て、2チャンネルの音響信号から少なくともライトチャ
ンネル信号、レフトチャンネル信号、センターチャンネ
ル信号及びサラウンドチャンネル信号を生成するマトリ
クスデコーダと、マトリクスデコーダで生成されたサラ
ウンドチャンネル信号に基づく複数の次数の高調波成分
を生成し、奇数次数の高調波成分をサラウンドチャンネ
ル信号に加算した第1サラウンドチャンネル信号と、偶
数次数の高調波成分をサラウンドチャンネル信号に加算
した第2サラウンドチャンネル信号を生成し出力する音
響処理部とを具備することを特徴としている。
【0017】本発明によれば、2チャンネルの音響信号
から生成された少なくともライトチャンネル信号、レフ
トチャンネル信号、センターチャンネル信号及びサラウ
ンドチャンネル信号のうち、低い周波数成分のサラウン
ドチャンネル信号に基づいて複数の次数の高調波成分を
生成し、生成した高調波成分と前記サラウンドチャンネ
ル信号を加算して出力することができるため、環境音及
び残響音の音の広がり感、音像の移動感等の臨場感を得
ることができる。
【0018】また、本発明によれば、2チャンネルの音
響信号から生成された少なくともライトチャンネル信
号、レフトチャンネル信号、センターチャンネル信号及
びサラウンドチャンネル信号のうち、低い周波数成分の
サラウンドチャンネル信号に基づいて複数の次数の高調
波成分を生成し、生成した高調波成分を次数により異な
る信号レベルで前記サラウンドチャンネル信号に加算
し、複数の異なるサラウンドチャンネル信号を生成して
それぞれ別々に出力することができるため、1つのサラ
ウンドチャンネル信号から擬似的なステレオのサラウン
ドチャンネル信号を生成し、より一層の臨場感を得るこ
とができる。
【0019】また、本発明によれば、2チャンネルの音
響信号から生成された少なくともライトチャンネル信
号、レフトチャンネル信号、センターチャンネル信号及
びサラウンドチャンネル信号のうち、低い周波数成分の
サラウンドチャンネル信号に基づいて複数の次数の高調
波成分を生成し、生成した高調波成分のうち、奇数次数
の高調波成分を前記サラウンドチャンネル信号に加算し
て第1サラウンドチャンネル信号を生成し、また、偶数
次数の高調波成分を前記サラウンドチャンネル信号に加
算して第2サラウンドチャンネル信号を生成し、それら
のサラウンドチャンネル信号を別々に出力することがで
きるため、1つのサラウンドチャンネル信号から擬似的
なステレオのサラウンドチャンネル信号を生成し、より
一層の臨場感を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の音響処理装置について説
明する。音響処理装置は、マトリクスデコーダと音響処
理部とを備えており、まず音響処理部の概略構成につい
て説明する。図1は、本発明の音響処理装置における音
響処理部の一実施例の概略構成を示す模式図である。図
1において、音響処理部は、第1乗算器101、第1係
数乗算器102、第2乗算器103、第2係数乗算器1
04、第1加算器105、第1ハイ・パス・フィルタ
(HPF:High Pass Filter)106、第2加算器10
7とを備えている。
【0021】図2は、本実施例の音響処理部におけるサ
ラウンドチャンネル信号を説明するための模式図であ
る。ここで、図2において、後述する高調波成分の信号
は、人間の可聴領域である約22KHzを上限として示
し、22KHz以上の高調波成分は、図示しないデジタ
ルフィルタ等により除去されるものとする。
【0022】図1において、音響処理部に入力されるオ
ーディオ信号は、マトリクスデコーダにより生成された
サラウンドチャンネル信号(サラウンド信号)であり、
図2(a)に示すように、7KHz以下の周波数成分を
有するオーディオ信号である。入力されたサラウンドチ
ャンネル信号は、第1乗算器101及び第2乗算器10
3に入力される。
【0023】第1乗算器101は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号を2乗して、第1係数乗算器102と
第2乗算器103に出力する。入力されたサラウンドチ
ャンネル信号をcosωtで示すと、第1乗算器101
から出力される信号は、 cosωt*cosωt=(1+cos2ωt)/2 (1) となり、入力されたサラウンドチャンネル信号の2次高
調波成分が生成される。したがって、第1乗算器101
では、図2(b)に示す2次高調波成分を有するサラウ
ンドチャンネル信号が生成され、第1係数乗算器102
は、前記サラウンドチャンネル信号に係数K1を乗算
し、信号レベルを調整した後、第1加算器105に出力
する。
【0024】第2乗算器103は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号と第1乗算器101から出力された信
号とを乗算し、第2係数乗算器104に出力する。入力
されたサラウンドチャンネル信号をcosωtで示す
と、第2乗算器103から出力される信号は、 cosωt*cosωt*cosωt ={(3cosωt)+(cos3ωt)}/4 (2) となり、入力されたサラウンドチャンネル信号の3次高
調波成分が生成される。したがって、第2乗算器103
では、図2(c)に示す3次高調波成分を有するサラウ
ンドチャンネル信号が生成され、第2係数乗算器104
は、前記サラウンドチャンネル信号に係数K2を乗算
し、信号レベルを調整した後、第1加算器105に出力
する。
【0025】第1加算器105は、第1係数乗算器10
2から出力された2次高調波成分を有するサラウンドチ
ャンネル信号と、第2係数乗算器104から出力された
3次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信号とを
加算して、第1HPF106に出力する。
【0026】第1加算器105から出力された信号は、
7KHz以下の周波数成分の元のサラウンドチャンネル
信号と、元のサラウンドチャンネル信号に基づいて生成
された2次高調波成分及び3次高調波成分を有する信号
である。第1乗算器101及び第2乗算器103により
生成された2次高調波成分及び3次高調波成分は、サラ
ウンドチャンネル信号の7KHz以下の周波数成分の信
号に対しても発生する。例えば、基本波が1KHzの場
合、2KHzに2次高調波信号、3KHzに3次高調波
信号が発生し、基本波が2KHzの場合、4KHzに2
次高調波信号、8KHzに3次高調波信号が発生する。
【0027】そうすると、第1乗算器101及び第1係
数乗算器102で生成された2次高調波成分は、元のサ
ラウンドチャンネル信号にない7KHz以下の2次高調
波成分も含まれ、また、第2乗算器103及び第2係数
乗算器104で生成された3次高調波成分は、元のサラ
ウンドチャンネル信号にない7KHz以下の3次高調波
成分も含まれ、元のサラウンドチャンネル信号と音質の
異なるサラウンドチャンネル信号となる。そのため、第
1加算器105でそれぞれの信号を加算した後、第1H
PF106により元のサラウンドチャンネル信号の周波
数成分に相当する7KHz以下の信号を除去し、図2
(d)に示すように、2次高調波成分及び3次高調波成
分のみを第2加算器107に出力する。
【0028】第2加算器107は、図2(e)に示すよ
うに、7KHz以下の周波数成分の元のサラウンドチャ
ンネル信号に、第1HPF106から出力された2次高
調波成分及び3次高調波成分を加算し、その後、レフト
スピーカ(Lスピーカ)用のサラウンド信号とライトス
ピーカ(Rスピーカ)用のサラウンド信号に分岐して出
力する。すなわち、7KHz以下の周波数成分のサラウ
ンドチャンネル信号と、そのサラウンドチャンネル信号
に対して2次高調波成分及び3次高調波成分を生成し加
算することにより、約22KHzまでの周波数帯域をも
つサラウンドチャンネル信号を生成し出力することがで
きる。
【0029】前述した音響処理部を有する音響処理装置
を利用した映像音響再生システムについて説明する。図
3は、本発明の音響処理装置を利用した映像音響再生シ
ステムの一実施例の概略構成を示す模式図である。図3
において、映像音響再生システムは、信号供給装置30
1、音響処理装置302、増幅装置303とを備えてい
る。再生された映像信号及び音響信号は、それぞれ、映
像信号は、視聴者の前方に配置されたモニタ304から
出力され、音響信号は、オーディオ信号に変換された
後、視聴者の周囲に配置されたレフトスピーカ305
a、センタースピーカ305b、ライトスピーカ305
c、サラウンドスピーカ305dから出力される。
【0030】信号供給装置301は、電波等により送信
されてきた信号、又は、ディスクやテープ等から再生さ
れた信号から、映像信号及び音響信号を再生し、映像信
号とライト用音響信号(AL)及びレフト用音響信号
(AL)に分けて出力する。
【0031】映像信号は、モニタ304に入力され、静
止画または動画像として出力される。
【0032】音響信号AR及びALは、音響処理装置3
02のマトリクスデコーダ306に入力される。マトリ
クスデコーダ306は、音響信号AR及びALからマト
リクス演算により、ライトスピーカ305c用のライト
チャンネル(Rチャンネル)信号、センタースピーカ3
05b用のセンターチャンネル(Cチャンネル)信号、
レフトスピーカ305a用のレフトチャンネル(Lチャ
ンネル)信号、サラウンドスピーカ305d用の7KH
z以下の周波数成分のサラウンドチャンネル(Sチャン
ネル)信号を生成する。
【0033】ライトチャンネル信号、センターチャンネ
ル信号及びレフトチャンネル信号は、増幅装置303に
出力され、サラウンドチャンネル信号は、音響処理部3
07に出力される。音響処理部307は、前述したよう
に、7KHz以下の周波数成分のサラウンドチャンネル
信号に基づいて、2次高調波成分及び3次高調波成分を
生成して加算し、約22KHzまでの周波数帯域を有す
るサラウンドチャンネル信号を生成し、2つに分岐して
増幅装置303に出力する。
【0034】増幅装置303は、入力されたライトチャ
ンネル信号、センターチャンネル信号、レフトチャンネ
ル信号及びサラウンドチャンネル信号を増幅し、それぞ
れライトスピーカ305c、センタースピーカ305
b、レフトスピーカ305a及びサラウンドスピーカ3
05dに出力する。ここで、増幅装置303は、マトリ
クスデコーダ306から音響処理部307を介して入力
されたサラウンドチャンネル信号における音響処理部3
07の処理時間を加味し、マトリクスデコーダ306か
ら直接入力されたライトチャンネル信号、センターチャ
ンネル信号及びレフトチャンネル信号との時間を合わせ
て出力する。
【0035】したがって、視聴者は、レフトスピーカ3
05a、センタースピーカ305b及びライトスピーカ
305cから迫力のある音を聴くことができると共に、
後方に配置されたサラウンドスピーカ305dからは、
周波数帯域が拡大されたサラウンド音を聴くことがで
き、環境音及び残響音の音の広がり感、音像の移動感等
の臨場感を得ることができる。
【0036】前述した映像音響再生システムにおいて、
サラウンドチャンネル信号の周波数帯域を拡大すること
により、臨場感を得ることができるが、さらに、より一
層の臨場感を得ることができる映像音響再生システムに
ついて説明する。つまり、前述したサラウンドチャンネ
ル信号は、もともとモノラルのサウンドチャンネル信号
の周波数帯域を拡大し、モノラル音を2つに分岐して2
個のサラウンドスピーカから出力している。
【0037】マトリクスデコーダにより生成された7K
Hz以下の周波数成分のサラウンドチャンネル信号か
ら、約22KHzまでの周波数帯域を有するサラウンド
チャンネル信号を生成し、かつ、そのサラウンドチャン
ネル信号から擬似的なライトチャンネル用及びレフトチ
ャンネル用のサラウンドチャンネル信号を生成する音響
処理部について説明する。
【0038】図4は、本発明の音響処理装置における音
響処理部の他の実施例の概略構成を示す模式図である。
図4において、音響処理部は、第1乗算器401、第1
係数乗算器402、第2乗算器403、第2係数乗算器
404、第1加算器405、第1HPF406、第2加
算器407、第2HPF408、第3加算器409、第
3HPF410、第4加算器411とを備えている。
【0039】図5は、本実施例の音響処理部におけるサ
ラウンドチャンネル信号を説明するための模式図であ
る。ここで、図5において、後述する高調波成分の信号
は、人間の可聴領域である約22KHzを上限として示
し、22KHz以上の高調波成分は、図示しないデジタ
ルフィルタ等により除去されるものとする。
【0040】図4において、音響処理部に入力する信号
は、図5(a)に示すように、マトリクスデコーダによ
り生成された7KHz以下の周波数成分のサラウンドチ
ャンネル信号であり、第1乗算器401及び第2乗算器
403に入力する。
【0041】第1乗算器401は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号を2乗して、第1係数乗算器402と
第2乗算器403に出力する。入力されたサラウンドチ
ャンネル信号をcosωtで示すと、第1乗算器401
から出力される信号は、 cosωt*cosωt=(1+cos2ωt)/2 (3) となり、入力されたサラウンドチャンネル信号の2次高
調波成分が生成される。したがって、第1乗算器401
では、2次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信
号が生成され、第1係数乗算器402は、前記サラウン
ドチャンネル信号に係数K1を乗算し、信号レベルを調
整した後、第1加算器405に出力する。
【0042】第2乗算器403は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号と第1乗算器401から出力された信
号とを乗算し、第2係数乗算器404に出力する。入力
されたサラウンドチャンネル信号をcosωtで示す
と、第2乗算器403から出力される信号は、 cosωt*cosωt*cosωt ={(3cosωt)+(cos3ωt)}/4 (4) となり、入力されたサラウンドチャンネル信号の3次高
調波成分が生成される。したがって、第2乗算器403
では、3次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信
号が生成され、第2係数乗算器404は、前記サラウン
ドチャンネル信号に係数K2を乗算し、信号レベルを調
整した後、第1加算器405に出力する。
【0043】第1加算器405は、第1係数乗算器40
2から出力された2次高調波成分を有するサラウンドチ
ャンネル信号と、第2係数乗算器404から出力された
3次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信号とを
加算して第1HPF406に出力する。
【0044】第1加算器405により加算された信号
は、7KHz以下の周波数成分のサラウンドチャンネル
信号と、元のサラウンドチャンネル信号に基づいて生成
された2次高調波成分及び3次高調波成分の信号であ
る。つまり、図5(b)に示すような、約22KHzま
での周波数帯域を有するサラウンドチャンネル信号とな
る。
【0045】一方、前述した第1係数乗算器402から
第2HPF408に入力した2次高調波成分を有するサ
ラウンドチャンネル信号は、第2HPF408により7
KHz以下の周波数成分の信号が除去され、図5(c)
に示すような、7KHzから14KHzまでの周波数帯
域を有する2次高調波成分のみが第3加算器409に出
力される。
【0046】また、前述した第2係数乗算器404から
第3HPF410に入力した3次高調波成分を有するサ
ラウンドチャンネル信号は、第3HPF410により1
4KHz以下の周波数成分の信号が除去され、図5
(d)に示すような、14KHzから22KHzまでの
周波数帯域を有する3次高調波成分のみが第4加算器4
11に出力される。
【0047】そして、第3加算器409は、第2加算器
407から出力された約22KHzまでの周波数帯域を
有するサラウンドチャンネル信号に、第2HPF408
から出力された7KHzから14KHz間での周波数帯
域を有する2次高調波成分を加算する。そうすると、図
5(e)に示すように、約22KHzまでの周波数帯域
を有し、7KHzから14KHzまでの周波数帯域の信
号レベルが増大したサラウンドチャンネル信号が生成さ
れる。この信号をライトチャンルネル用のサラウンドチ
ャンネル信号として出力する。
【0048】また、第4加算器411は、第2加算器4
07から出力された約22KHzまでの周波数帯域を有
するサラウンドチャンネル信号に、第3HPF410か
ら出力された14KHzから22KHzまでの周波数帯
域を有する3次高調波成分を加算する。そうすると、図
5(f)に示すように、約22KHzまでの周波数帯域
を有し、14KHzから22KHzまでの周波数帯域の
信号レベルが増大したサラウンドチャンネル信号が生成
される。この信号をレフトチャンルネル用のサラウンド
チャンネル信号として出力する。
【0049】すなわち、7KHz以下の周波数成分のモ
ノラルのサラウンドチャンネル信号から、約22KHz
までの周波数帯域を有し、それぞれ異なる周波数特性を
有するライトチャンネル用のサラウンドチャンネル信号
とレフトチャンネル用のサラウンドチャンネル信号とを
生成することができる。このライトチャンネル用のサラ
ウンドチャンネル信号とレフトチャンネル用のサラウン
ドチャンネル信号とが、それぞれ特定の周波数帯域の信
号レベルが増大して異なる周波数特性を有するため、視
聴者には、それぞれ違う音に聞こえステレオ感を得るこ
とができる。
【0050】前述した実施例について図4及び図6を用
いて具体的に説明する。図6は、本実施例の音響処理部
におけるステレオサラウンドチャンネル信号を説明する
ための模式図である。音響処理部に入力されたサラウン
ドチャンネル信号は、図6(a)に示すように、7KH
z以下の周波数成分のモノラル音のオーディオ信号であ
る。まず、前述したように、第1乗算器401、第1係
数乗算器402、第2乗算器403、第2係数乗算器4
04、第1加算器405、第1HPF406及び第2加
算器407により、図6(b)に示すような、約22K
Hzまでの周波数帯域を有するサラウンドチャンネル信
号が生成される。このオーディオ信号は、低域には信号
レベルの高い成分が存在し、高域になるにつれ、信号レ
ベルが低くなる。
【0051】一方、第2HPF408においては、図6
(c)に示すように、第1乗算器401及び第1係数乗
算器402で生成された2次高調波成分のみが抽出され
る。また、第3HPF410においては、図6(d)に
示すように、第2乗算器403及び第2係数乗算器40
4で生成された3次高調波成分のみが抽出される。
【0052】そして、第3加算器409により、第2加
算器407からの約22KHzまでの周波数帯域を有す
るサラウンドチャンネル信号と第2HPF408からの
2次高調波成分が加算され、図6(e)に示すような、
ライトチャンネル用のサラウンドチャンネル信号を得る
ことができる。つまり、約22KHzまでの周波数帯域
を有するサラウンドチャンネル信号に対して、7KHz
から14KHzの信号レベルが増大した周波数特性を有
するサラウンドチャンネル信号を得ることができる。
【0053】また、第4加算器411により、第2加算
器407からの約22KHzまでの周波数帯域を有する
サラウンドチャンネル信号と第3HPF410からの3
次高調波成分が加算され、図6(f)に示すような、レ
フトチャンネル用のサラウンドチャンネル信号を得るこ
とができる。つまり、約22KHzまでの周波数帯域を
有するサラウンドチャンネル信号に対して、14KHz
から22KHzの信号レベルが増大した周波数特性を有
するサラウンドチャンネル信号を得ることができる。
【0054】したがって、視聴者には、図6(e)に示
す周波数特性のライトチャンネル用のサラウンドチャン
ネル信号と、図6(f)に示す周波数特性のレフトチャ
ンネル用のサラウンドチャンネル信号が聞こえ、それぞ
れ異なる周波数特性のため、異なる音質の音響信号とし
て知覚する。すなわち、2つのサラウンドスピーカから
出力されるサラウンド音が異なる音で聞こえるため、視
聴者は擬似的にステレオ感を得ることができ、より臨場
感のある音響を得ることができる。
【0055】ここで、前述した異なる周波数特性のサラ
ウンドチャンネル信号は、どちらをレフトチャンネル用
のサラウンドチャンネル信号又はライトチャンネル用の
サラウンドチャンネル信号として選択してもよい。ま
た、高調波成分の次数は、2次、3次に限定されず、そ
れ以上の次数の高調波成分を生成するようにしてもよ
い。
【0056】また、7KHz以下の周波数成分のサラウ
ンドチャンネル信号から、擬似的なステレオ音を得るこ
とができるサラウンドチャンネル信号を生成する他の実
施例について説明する。図7は、本発明の音響処理装置
における音響処理部の他の実施例の概略構成を示す模式
図である。図7において、音響処理部は、第1乗算器7
01、第2乗算器702、第3乗算器703、第4乗算
器704、第1係数乗算器705、第2係数乗算器70
6、第3係数乗算器707、第4係数乗算器708、第
1加算器709、第2加算器710、第1HPF71
1、第2HPF712、第3加算器713、第4加算器
714とを備えている。
【0057】図8は、本実施例の音響処理部におけるサ
ラウンドチャンネル信号を説明するための模式図であ
る。ここで、図8において、後述する高調波成分の信号
は、人間の可聴領域である約22KHzを上限として示
し、22KHz以上の高調波成分は、図示しないデジタ
ルフィルタ等により除去されるものとする。
【0058】図7において、マトリクスデコーダにより
生成されたサラウンドチャンネル信号は、図8(a)に
示すような7KHz以下の周波数成分のオーディオ信号
であり、第1乗算器701、第2乗算器702、第3乗
算器703及び第4乗算器704に入力する。
【0059】第1乗算器701は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号を2乗して2次高調波成分を生成し、
第1係数乗算器705と第2乗算器702に出力する。
第1係数乗算器705は、前記サラウンドチャンネル信
号に係数K1を乗算し、信号レベルを調整した後、第1
加算器709に出力する。
【0060】第2乗算器702は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号と第1乗算器701から出力された信
号とを乗算し3次高調波成分を生成し、第2係数乗算器
706と第3乗算器703に出力する。第2係数乗算器
706は、前記サラウンドチャンネル信号に係数K2を
乗算し、信号レベルを調整した後、第2加算器710に
出力する。
【0061】第3乗算器703は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号と第2乗算器702から出力された信
号とを乗算し4次高調波成分を生成し、第3係数乗算器
707と第4乗算器704に出力する。第3係数乗算器
707は、前記サラウンドチャンネル信号に係数K3を
乗算し、信号レベルを調整した後、第1加算器709に
出力する。
【0062】第4乗算器704は、入力されたサラウン
ドチャンネル信号と第3乗算器703から出力された信
号とを乗算し5次高調波成分を生成し、第4係数乗算器
708に出力する。第4係数乗算器708は、前記サラ
ウンドチャンネル信号に係数K4を乗算し、信号レベル
を調整した後、第2加算器710に出力する。
【0063】第1加算器709は、第1係数乗算器70
5から出力された2次高調波成分を有するサラウンドチ
ャンネル信号と、第3係数乗算器707から出力された
4次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信号とを
加算して、第1HPF711に出力する。第1加算器7
09により加算された信号は、7KHz以下の周波数成
分のサラウンドチャンネル信号と、元のサラウンドチャ
ンネル信号に基づいて生成された2次高調波成分及び4
次高調波成分の信号である。第1HPF711により7
KHz以下の周波数成分の信号を除去することにより、
図8(b)に示すような、7KHzから14KHzまで
の2次高調波成分の信号と7KHz以上の4次高調波成
分の信号とを得ることができる。
【0064】また、第2加算器710は、第2係数乗算
器706から出力された3次高調波成分を有するサラウ
ンドチャンネル信号と、第4係数乗算器708から出力
された5次高調波成分を有するサラウンドチャンネル信
号とを加算して、第2HPF712に出力する。第2加
算器710により加算された信号は、7KHz以下の周
波数成分のサラウンドチャンネル信号と、元のサラウン
ドチャンネル信号に基づいて生成された3次高調波成分
及び5次高調波成分の信号である。第2HPF712に
より7KHz以下の周波数成分の信号を除去することに
より、図8(c)に示すような、7KHz以上の3次高
調波成分の信号と7KHz以上の5次高調波成分の信号
とを得ることができる。
【0065】そして、第3加算器713は、入力された
7KHzまでの周波数成分のサラウンドチャンネル信号
に、第1HPF711から出力された7KHzから14
KHzまでの2次高調波成分の信号と、7KHz以上の
4次高調波成分の信号を加算する。そうすると、図8
(d)に示すように、約22KHzまでの周波数帯域を
有し、2次高調波成分及び4次高調波成分を備えたサラ
ウンドチャンネル信号が生成される。この信号をライト
チャンルネル用のサラウンドチャンネル信号として出力
する。
【0066】また、第4加算器714は、入力された7
KHzまでの周波数成分のサラウンドチャンネル信号
に、第2HPF712から出力された7KHz以上の3
次高調波成分の信号と、7KHz以上の5次高調波成分
の信号を加算する。そうすると、図8(e)に示すよう
に、約22KHzまでの周波数帯域を有し、3次高調波
成分及び5次高調波成分を備えたサラウンドチャンネル
信号が生成される。この信号をレフトチャンルネル用の
サラウンドチャンネル信号として出力する。
【0067】すなわち、7KHz以下のモノラルのサラ
ウンドチャンネル信号から、約22KHzまでの周波数
帯域を有し、偶数次数の高調波成分を有するライトチャ
ンネル用のサラウンドチャンネル信号と、約22KHz
までの周波数帯域を有し、奇数次数の高調波成分を有す
るレフトチャンネル用のサラウンドチャンネル信号とを
生成することができる。このライトチャンネル用のサラ
ウンドチャンネル信号とレフトチャンネル用のサラウン
ドチャンネル信号とが、それぞれ異なる次数の高調波成
分を備えているため、2つのサラウンドスピーカから出
力されるサラウンド音が異なる音で聞こえるため、視聴
者は擬似的にステレオ感を得ることができ、より臨場感
のある音響を得ることができる。
【0068】ここで、前述した奇数次数の高調波成分又
は偶数次数の高調波成分のサラウンドチャンネル信号
は、どちらをレフトチャンネル用のサラウンドチャンネ
ル信号又はライトチャンネル用のサラウンドチャンネル
信号として選択してもよい。また、高調波成分の次数
は、2次、3次、4次及び5次に限定されず、それ以上
の次数の高調波成分を生成するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、映像音響再生システム
における音響処理装置において、周波数帯域を拡大した
擬似的なステレオサラウンドチャンネル信号により、臨
場感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響処理装置における音響処理部の一
実施例の概略構成を示す模式図である。
【図2】本実施例の音響処理部におけるサラウンドチャ
ンネル信号を説明するための模式図である。
【図3】本発明の音響処理装置を利用した映像音響再生
システムの一実施例の概略構成を示す模式図である。
【図4】本発明の音響処理装置における音響処理部の他
の実施例の概略構成を示す模式図である。
【図5】本実施例の音響処理部におけるサラウンドチャ
ンネル信号を説明するための模式図である。
【図6】本実施例の音響処理部におけるステレオサラウ
ンドチャンネル信号を説明するための模式図である。
【図7】本発明の音響処理装置における音響処理部の他
の実施例の概略構成を示す模式図である。
【図8】本実施例の音響処理部におけるサラウンドチャ
ンネル信号を説明するための模式図である。
【図9】従来の映像音響再生システムの概略構成を示す
模式図である。
【符号の説明】
101・・第1乗算器、102・・第1係数乗算器、1
03・・第2乗算器、104・・第2係数乗算器、10
5・・第1加算器、106・・第1HPF、107・・
第2加算器 301・・信号供給装置、302・・音響処理装置、3
03・・増幅装置、304・・モニタ、305a・・レ
フトスピーカ、305b・・センタースピーカ、305
c・・ライトスピーカ、305d・・サラウンドスピー
カ、306・・マトリクスデコーダ、307・・音響処
理部 401・・第1乗算器、402・・第1係数乗算器、4
03・・第2乗算器、404・・第2係数乗算器、40
5・・第1加算器、406・・第1HPF、407・・
第2加算器、408・・第2HPF、409・・第3加
算器、410・・第3HPF、411・・第4加算器 701・・第1乗算器、702・・第2乗算器、703
・・第3乗算器、704・・第4乗算器、705・・第
1係数乗算器、706・・第2係数乗算器、707・・
第3係数乗算器、708・・第4係数乗算器、709・
・第1加算器、710・・第2加算器、711・・第1
HPF、712・・第2HPF、713・・第3加算
器、714・・第4加算器 901・・信号供給装置、902・・音響処理装置、9
03・・増幅装置、904・・モニタ、905a・・レ
フトスピーカ、905b・・センタースピーカ、905
c・・ライトスピーカ、905d・・サラウンドスピー
カ、906・・マトリクスデコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャンネルのオーディオ信号にマトリ
    クス処理を施して生成した2チャンネルの音響信号から
    前記複数チャンネルのオーディオ信号を復元することが
    できる音響処理装置において、 前記2チャンネルの音響信号から少なくともライトチャ
    ンネル信号、レフトチャンネル信号、センターチャンネ
    ル信号及びサラウンドチャンネル信号を生成するマトリ
    クスデコーダと、 該マトリクスデコーダで生成された前記サラウンドチャ
    ンネル信号に基づく複数の次数の高調波成分を生成し前
    記サラウンドチャンネル信号に加算して出力する音響処
    理部とを具備することを特徴とする音響処理装置。
  2. 【請求項2】複数チャンネルのオーディオ信号にマトリ
    クス処理を施して生成した2チャンネルの音響信号から
    前記複数チャンネルのオーディオ信号を復元することが
    できる音響処理装置において、 前記2チャンネルの音響信号から少なくともライトチャ
    ンネル信号、レフトチャンネル信号、センターチャンネ
    ル信号及びサラウンドチャンネル信号を生成するマトリ
    クスデコーダと、 該マトリクスデコーダで生成されたサラウンドチャンネ
    ル信号に基づく複数の次数の高調波成分を生成し、次数
    により異なる信号レベルの高調波成分を前記サラウンド
    チャンネル信号にそれぞれ加算して複数の異なるサラウ
    ンドチャンネル信号を生成し出力する音響処理部とを具
    備することを特徴とする音響処理装置。
  3. 【請求項3】複数チャンネルのオーディオ信号にマトリ
    クス処理を施して生成した2チャンネルの音響信号から
    前記複数チャンネルのオーディオ信号を復元することが
    できる音響処理装置において、 前記2チャンネルの音響信号から少なくともライトチャ
    ンネル信号、レフトチャンネル信号、センターチャンネ
    ル信号及びサラウンドチャンネル信号を生成するマトリ
    クスデコーダと、 該マトリクスデコーダで生成されたサラウンドチャンネ
    ル信号に基づく複数の次数の高調波成分を生成し、奇数
    次数の高調波成分を前記サラウンドチャンネル信号に加
    算した第1サラウンドチャンネル信号と偶数次数の高調
    波成分を前記サラウンドチャンネル信号に加算した第2
    サラウンドチャンネル信号を生成し出力する音響処理部
    とを具備することを特徴とする音響処理装置。
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