JPH11182020A - 放電処理機 - Google Patents

放電処理機

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JPH11182020A
JPH11182020A JP35724097A JP35724097A JPH11182020A JP H11182020 A JPH11182020 A JP H11182020A JP 35724097 A JP35724097 A JP 35724097A JP 35724097 A JP35724097 A JP 35724097A JP H11182020 A JPH11182020 A JP H11182020A
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JP
Japan
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cover
discharge
discharge treatment
electric discharge
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP35724097A
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English (en)
Inventor
Shinji Saito
伸二 斉藤
Toshiki Takizawa
俊樹 滝澤
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーリング施工に先立ってシーリング施工面
を放電処理する場合の作業の安全性と効率を高める。 【解決手段】 放電処理機1は、作業員によって把持さ
れる本体部2と、カバー7又は8とを備えている。カバ
ー7,8により、感電を防止する。カバー7,8の代わ
りにガイドブロック状のカバーを用いても良く、該ガイ
ドブロックにローラを設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物にシーリン
グ材を施工するに先立って被施工面を放電処理するため
の放電処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物などに水密性、気密性
を与えるため、シーリング材を施工することは広く行わ
れている。シーリング材を被施工面に施工する方法とし
ては、被施工面を洗浄脱脂後、プライマーを塗布し、乾
燥後、シーリング材を施工する方法が採用されている。
また、被施工面がフッ素樹脂塗装面等の難接着面である
場合には、シーリング材及びプライマーが被施工面に強
固に接着することが困難となり、剥がれ易いために、予
め被施工面をブラスティングにより粗面化した後、上記
のようにしてシーリング材を施工することが行われてい
る。
【0003】しかしながら、上記ブラスティング処理
は、非常に手間がかかる上に、ブラスティング処理の程
度によっては、被施工面への接着力は十分なものではな
く、やや強い力がかかるとシーリング材が剥がれてしま
うという問題があった。
【0004】従って、被施工面がフッ素樹脂塗装面等の
難接着面であっても、シーリング材を被施工面に能率よ
く、高い接着強度で接着し得るシーリング材の施工方法
の開発が望まれていた。
【0005】特開平4−146131号公報には、樹脂
積層金属の端縁を折り曲げてフランジを形成し、このフ
ランジの外面にコロナ放電処理を施した後シーリング材
を介在させるシーリング方法が記載されている。このよ
うに被施工面にコロナ処理などの放電処理を施すことに
より、被施工面の濡れ性や反応性(接着性)を著しく向
上させることが可能となり、接着強度を向上させること
ができる。
【0006】そして、従来から懸案であった被施工面が
フッ素樹脂等の難接着面からなる場合でも、ブラスティ
ング処理などの手間のかかる処理を全く必要とせず、能
率よく、確実に被施工面にシーリング材を接着できる。
また、この方法で施工された建築用の各種パネル、アル
ミサッシ等の建材同士の間の間隙部は優れた水密性、気
密性を有する高性能、高品質なシーリング材で封じられ
たものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−14613
1号公報のようにコロナ放電処理する場合、放電処理機
の先端部で発生する放電による感電から作業者を保護す
ることが必要である。また、この放電処理効率を高める
ためには、放電処理機と建材との相対的な位置関係が一
定のものであることが必要である。
【0008】本発明は、このような実情に鑑み、シーリ
ング施工の前処理としての放電処理における感電を確実
に防止して作業の安全性を高めることを第1の目的とす
る。また、本発明は、この作業効率を高めることを第2
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の放電処理機は、
建材のシーリング材が施工される面を放電処理するため
の放電処理機において、該放電処理機の放電部分を遮蔽
するカバーを備えたことを特徴とするものである。
【0010】このようにカバーを設けることにより作業
者の感電を防止して作業の安全性を高めることができ
る。
【0011】本発明では、カバーは建材の凹又は凸の条
部に係合する係合部(例えば凸の辺縁部に係合する隅角
部)を備えていても良い。この係合部を該条部に沿わせ
ることにより、放電処理機の移動を案内することができ
る。
【0012】本発明では、カバー自体に導電性をもたせ
るか、又は導電性部材を設け、鉄などでできた建築物に
当接させることにより、アースをとる作業が簡単にな
り、また放電処理機の移動に伴ってアース端子を簡単に
移動させることができる。
【0013】本発明の放電処理機では、アース端子とし
て導電性のローラやベアリング等の回転体をカバーに設
けることもできる。この導電性回転体を建築物の外面に
当接させた場合、建築物が導電性であるときには、この
導電性回転体を介してアースをとることができる。
【0014】また、回転体を建築物外面に当てることに
より、放電処理機と建築物外面との間隔を容易に一定に
保つことができる。この場合、回転体が建築物外面に押
し付けられたときに放電処理機を作動可能におくための
手段(例えば押ボタンスイッチ)を設けておくことによ
り、アースをとらない限り放電処理できないようにな
り、作業の安全性を著しく高めることができる。
【0015】なお、このような回転体による放電処理機
の移動案内機構はアースをとるために限らず、放電処理
機による放電処理作業効率を高める場合に用いても良
い。
【0016】本発明の放電処理としては、コロナ処理、
プラズマ処理、コロナ放電又はアーク放電をガス流によ
り吹き出させる処理、及びプラズマトーチ処理が好適で
あり、これらのいずれの放電処理を施しても本発明の優
れた作用効果を発揮させることができる。なお、処理の
簡便性、装置の携帯性などの点から、コロナ処理又はコ
ロナ放電をガス流により吹き出させる処理がより好適で
ある。
【0017】ここで、コロナ処理としては、高周波の高
電圧により電極と対面電極に放電を生じさせ、その放電
空間に被施工体を通過させることにより放電処理を行う
方法を採用し得る。また、被施工体が金属等の導電体の
場合には、被施工体自体を対面電極として、電極と被施
工体の間で放電を生じさせることにより被施工面を改質
させることができる。この場合、放電条件は、通常、電
流は10〜1000W、処理時間は0.1〜30sec
程度である。
【0018】プラズマ処理は、プラズマ中のイオン、電
子、ラジカル、光、原子、分子などを利用して被施工体
の表面改質を行うものであり、所定の圧力(低圧又は大
気圧)のガスに対し、直流又は交流電界により放電を発
生せしめ、その放電中又は放電よりガス流の下流に被施
工体を設置して放電処理を行う方法を採用し得るもので
ある。この場合、放電条件は、通常、圧力は0.001
〜1000Torr、プラズマ励起電界周波数は、直
流,50Hz等の定周波交流,1〜100kHz程度の
交流,13.56MHz等のラジオ波,2.45GHz
等のマイクロ波等が利用できる。気体としてはアルゴン
(Ar)ガス,酸素ガス,空気,窒素,ヘリウム,CF
4等が用いられる。
【0019】コロナ放電又はアーク放電をガス流により
吹き出させる処理としては、電極間でコロナ放電又はア
ーク放電を生じさせ、空気等のガス流を吹き付けて、下
流側に吹き出した放電に被処理体を当てて放電処理する
方法が採用される。この場合、放電条件は、通常、放電
吹出口と被施工面とを1〜100mm離間し、処理時間
は1〜30sec程度であることが好ましい。
【0020】プラズマトーチ処理としては、大気圧等で
プラズマ放電を生じさせ、ガスを吹き付け、下流側に吹
き出した放電に被施工体を当てて放電処理を行う方法が
採用できる。この場合、放電条件は、通常、ガスとして
はヘリウム(He)ガス、アルゴン等を用い、圧力は5
00〜2000Torr、周波数は50Hz〜100M
Hz、処理時間は1〜30sec程度である。
【0021】本発明において、建築物の建材としては、
請求項4,5のようにアースをとる場合には金属など導
電性を有するもの(例えばパネルやサッシ)が用いられ
る。請求項1〜3の場合、建材は特に制限されず、建築
用の各種樹脂塗装パネル、塗装されたアルミサッシ等、
或いは表面に樹脂を塗工した建築用木材、金属、セラミ
ックスボード、コンクリートパネル等が例示される。こ
の場合、被施工面がフッ素樹脂等の難接着面を有する樹
脂塗装面であっても、手間のかかるブラスティング処理
を施すことなく、能率的に且つきわめて強固に付着する
ようにシーリング材を施工することが可能となる。
【0022】シーリング材は、水密性、気密性などの機
能を発揮させる材料であり、例えばポリサルファイド系
シーリング材、変性シリコーン系シーリング材、ウレタ
ン系シーリング材、シリコーン系シーリング材等を用い
ることができるが、特に制限はされない。
【0023】本発明の放電処理機により放電処理した後
は、そのまま直ちにシーリング材を施工しても良く、プ
ライマー処理を施しても良い。このプライマーとして
は、例えばシランカップリング剤、ポリイソシアネー
ト、エポキシ樹脂、合成ゴム、アクリル樹脂などを適当
に配合した合成ゴム系、アクリル系、ウレタン系、エポ
キシ系、シラン系のプライマー等の各種のものを用いる
ことができる。上記放電処理を施すことにより、被施工
面とプライマーとの接着性をも向上させることができる
ので、更に被施工体とシーリング材とが強固に接着する
ことができるものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。
【0025】図1は実施の形態に係る放電処理機の構成
を示すものであり、(a)図は放電処理に使用している
状態を示す断面図、(b),(c)図はカバーの斜視図
である。
【0026】この放電処理機1は、作業者が手で掴む本
体部2と、この本体部2の先端から前方に突設された処
理部3とを有している。なお、この実施の形態では処理
部3は建材4,4の被処理面4a,4aを一度に放電処
理しうるように各被処理面4a,4aに対峙する1対の
平行な部分を有したものとなっているが、後述の図3の
ように一度に1つの面のみを放電処理するように構成さ
れていても良い。上記の本体2にはケーブル5を介して
電源ユニット6が接続されている。
【0027】この放電処理機1は、建材4,4の間隙に
被さる大きさのカバー7を備えている。このカバー7
は、図1(b)のように陣笠状のものとなっているが、
図1(c)のように略コ字形状のカバー8であっても良
く、図示はしないが箱型、山型など各種形状のものとし
うる。
【0028】このようなカバー7又は8を設けることに
より、処理部3の放電作動による感電を防止して作業の
安全性を高めることが可能となる。
【0029】このカバーとしてはアクリル等の透明な合
成樹脂が好ましく、このようにすれば作業状況をカバー
7,8を素通しして視認することができる。このカバー
の構成材に紫外線等の有害線を吸収する吸収材を混ぜた
り、カバーの表面や内部にこのような吸収材の層を形成
しても良い。
【0030】本発明では、このカバーに放電処理機のガ
イド機能をもたせても良い。図2(a)はかかるカバー
10を備えた放電処理機の使用状態を示す断面図、図2
(b)はこのカバーの斜視図である。
【0031】このカバー10は、建材4の間に入り込む
平行な2条の凸条10aを備えており、この凸条10a
とカバー裏面10bとの交叉隅部を建材4の突角部(辺
縁部)に係合させることにより放電処理機1の建材4の
表面に対する出入り方向及び間隙部の幅方向における位
置決めをきわめて容易に行うことができ、作業能率が著
しく向上する。もちろん、このカバー10を設けること
により感電を防止して作業の安全性を高めることができ
る。
【0032】この図2の実施の形態では、凸条10a,
10aはいずれもカバー10と一体になっており、凸条
10a,10a間の間隙は一定であるが、一方又は双方
の凸条10aを相互に離反又は接近しうるように可動式
としても良い。
【0033】図3は1個の建材4の突角部にのみ係合す
るように1条の凸条11aのみを有したカバー11を備
えた放電処理機1を示すものである。なお、この放電処
理機1の処理部3’は1個の被処理面にのみ対峙する形
状のものとなっている。このカバー11を設けた放電処
理機においても、放電処理効率を著しく高めると共に作
業の安全性を高めることができる。
【0034】このカバー10,11は例えばナイロン、
高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、フッ素
樹脂などの表面の摺動性が良好な合成樹脂であることが
好ましいが、他の材料にて構成されていても良い。
【0035】本発明では、図4,5に示すようにカバー
にローラを設け、カバーを建材表面に沿って軽快に移動
させ得るようにすると共に、建材4の表面のカバー摺動
に伴う傷つきを防止するように構成しても良い。
【0036】図4は図2のカバー10にローラ12を設
けたカバー10’を示すものである。図4(a),
(b)ではローラ12はカバー10’の側面から側方に
張り出すように設けられているが、図4(c)のように
カバー10’の裏面10bからわずかにローラ外周部が
突出するように該裏面10bにローラ12を設けても良
い。
【0037】図5は図3のカバー11にローラ12を設
けたカバー11’及び11”を示すものである。この場
合も、ローラ12は(b)図のようにカバー11’の側
方に張り出すように設けても良く、(c)図のようにカ
バー11”の裏面11bに設けても良い。この図5
(c)では凸条11aにもローラ13を設けている。こ
のローラ13を建材4の被処理面4aに当接させること
により、カバー11”を建材4の突角部に沿ってさらに
軽快に移動させることができる。
【0038】なお、このようなローラ13を図4の凸条
10aにも設けても良い。
【0039】本発明では、ローラ12又は13を導電性
材料(例えば金属や導電性ゴム。好ましくは導電性ゴ
ム。)にて構成し、建材4が金属など導電性の場合に該
ローラ12又は13を介してアースをとるようにしても
良い。
【0040】この場合、ローラ12又は13の軸受部分
に押ボタンスイッチ等のリミットスイッチや感圧センサ
を設け、ローラ12又は13が建材4に押し付けられた
場合にのみ放電処理機が放電作動しうるよう構成するの
が好ましい。
【0041】なお、ローラ12,13を設けない図2,
3のタイプのカバー10,11において、該カバー1
0,11自体に導電性を持たせてアースをとるように構
成しても良い。カバー10,11に導電性をもたせる代
りに導電性のブラシやフェルトなどをカバーに設けても
良い。
【0042】本発明では、上記のカバーをいずれも放電
処理機に対し着脱可能に取り付けるのが好ましい。この
場合、カバーのみを単独で着脱しうるようにしても良
く、カバーと処理部とを一体とし、間隙部の幅や処理形
態(2面を一度に処理するか又は1面のみを処理する
か)に応じて処理部とカバーとを一遍に交換しうるよう
にしても良い。
【0043】本発明の放電処理機は、交叉配置された建
材の交叉隅部の放電処理にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、本発明の放電処理機による
とシーリング施工される被処理面を放電処理する場合の
作業の安全性を著しく高めることができ、また作業能率
を顕著に向上させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図であり、
(a)図は放電処理機の使用状態を示す断面図、(b)
図及び(c)図はカバーの斜視図である。
【図2】別の実施の形態を示す平面図とカバーの斜視図
である。
【図3】さらに別の実施の形態を示す平面図とカバーの
斜視図である。
【図4】異なる実施の形態を示す平面図とカバーの斜視
図である。
【図5】さらに別の実施の形態を示す平面図とカバーの
斜視図である。
【符号の説明】
1 放電処理機 2 本体部 3,3’ 処理部 4 建材 7,8,10,10’,11,11’,11” カバー 12,13 ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建材のシーリング材が施工される面を放
    電処理するための放電処理機において、該放電処理機の
    放電部分を遮蔽するカバーを備えたことを特徴とする放
    電処理機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記カバーは建材の
    凹又は凸の条部に係合する係合部を備えていることを特
    徴とする放電処理機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記カバーは
    建材の表面に沿って転動する回転体を備えていることを
    特徴とする放電処理機。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記カバーは
    アース端子として機能するように導電性を有している
    か、又は導電性部材を備えていることを特徴とする放電
    処理機。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記回転体はアース
    端子として機能する導電性を有していることを特徴とす
    る放電処理機。
JP35724097A 1997-12-25 1997-12-25 放電処理機 Pending JPH11182020A (ja)

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