JPH11182194A - トンネル掘削壁面の支保方法 - Google Patents
トンネル掘削壁面の支保方法Info
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- JPH11182194A JPH11182194A JP9365277A JP36527797A JPH11182194A JP H11182194 A JPH11182194 A JP H11182194A JP 9365277 A JP9365277 A JP 9365277A JP 36527797 A JP36527797 A JP 36527797A JP H11182194 A JPH11182194 A JP H11182194A
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- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 title claims abstract description 111
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 34
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 24
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トンネル掘削機によって掘削されたトンネル
掘削壁面において、亀裂や崩落が生じている掘削壁面部
分のみをスキンプレート内から送り出すライナによって
支保する。 【解決手段】 トンネル掘削機10のスキンプレート11内
で複数個の支保ピース1、1A、1Bを周方向に接続するこ
とによってライナ1を形成し、このライナ1をスキンプ
レート11に内蔵しておく一方、スキンプレート11内から
トンネル掘削壁面Tの性状を観察して亀裂や崩落が生じ
ている掘削壁面部分T'が存在した場合に、トンネル掘削
機10の掘進に従ってスキンプレート11内から上記ライナ
1を送り出し、スキンプレート11の直後において該ライ
ナ1を拡径又は押し上げることによって上記掘削壁面部
分T'を支保する。
掘削壁面において、亀裂や崩落が生じている掘削壁面部
分のみをスキンプレート内から送り出すライナによって
支保する。 【解決手段】 トンネル掘削機10のスキンプレート11内
で複数個の支保ピース1、1A、1Bを周方向に接続するこ
とによってライナ1を形成し、このライナ1をスキンプ
レート11に内蔵しておく一方、スキンプレート11内から
トンネル掘削壁面Tの性状を観察して亀裂や崩落が生じ
ている掘削壁面部分T'が存在した場合に、トンネル掘削
機10の掘進に従ってスキンプレート11内から上記ライナ
1を送り出し、スキンプレート11の直後において該ライ
ナ1を拡径又は押し上げることによって上記掘削壁面部
分T'を支保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
よって掘削された岩盤掘削壁面を支保する支保方法に関
するものである。
よって掘削された岩盤掘削壁面を支保する支保方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削機によってトンネルを掘進
する場合、掘削されたトンネル壁面が肌落ちしたり、崩
落することがあり、このため、従来からトンネル掘削機
の後方において、掘削されたトンネル壁面に沿ってH形
鋼からなるリング状支保工を組み立てると共に前後に隣
接するリング状支保工間にエキスパンドメタルもしくは
金網等の覆工部材を張設し、この覆工部材によってトン
ネル内にトンネル壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防
止した支保工を形成している。
する場合、掘削されたトンネル壁面が肌落ちしたり、崩
落することがあり、このため、従来からトンネル掘削機
の後方において、掘削されたトンネル壁面に沿ってH形
鋼からなるリング状支保工を組み立てると共に前後に隣
接するリング状支保工間にエキスパンドメタルもしくは
金網等の覆工部材を張設し、この覆工部材によってトン
ネル内にトンネル壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防
止した支保工を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、支保工の組み立ては掘削されたトンネ
ル壁面が露出しているトンネル掘削機の後方において行
うものであるから、リング状支保工部材の組立時や覆工
部材の張設時に岩盤が崩落する虞れがあって極めて危険
であると共に作業が円滑に行えなくなるという問題点が
ある。このため、トンネル周方向に円弧状に彎曲した矩
形状の鋼製枠体に金網体を張設してなる矩形枠をトンネ
ル掘削機のスキンプレート内で周方向に連結してリング
状のライナを組み立てたのち、トンネル掘削壁面側に送
り出して支保工を形成する方法も提案されているが、ス
キンプレート内で組立てられたライナはトンネル掘削壁
面よりも小径であるために、トンネル壁面側に送り出し
た時に該ライナとトンネル掘削壁面との間に隙間が生じ
ることになる。
来技術によれば、支保工の組み立ては掘削されたトンネ
ル壁面が露出しているトンネル掘削機の後方において行
うものであるから、リング状支保工部材の組立時や覆工
部材の張設時に岩盤が崩落する虞れがあって極めて危険
であると共に作業が円滑に行えなくなるという問題点が
ある。このため、トンネル周方向に円弧状に彎曲した矩
形状の鋼製枠体に金網体を張設してなる矩形枠をトンネ
ル掘削機のスキンプレート内で周方向に連結してリング
状のライナを組み立てたのち、トンネル掘削壁面側に送
り出して支保工を形成する方法も提案されているが、ス
キンプレート内で組立てられたライナはトンネル掘削壁
面よりも小径であるために、トンネル壁面側に送り出し
た時に該ライナとトンネル掘削壁面との間に隙間が生じ
ることになる。
【0004】また、上記ライナはトンネル掘削機による
一定長のトンネル掘削毎に順次連結しながらトンネル掘
削壁面を全長に亘って支保するものであるから、亀裂や
崩落の生じる虞れのない掘削壁面までも支保することに
なり、材料費の無駄になって不経済であるばかりでな
く、支保工の施工に必要以上の手間を要するという問題
点があった。
一定長のトンネル掘削毎に順次連結しながらトンネル掘
削壁面を全長に亘って支保するものであるから、亀裂や
崩落の生じる虞れのない掘削壁面までも支保することに
なり、材料費の無駄になって不経済であるばかりでな
く、支保工の施工に必要以上の手間を要するという問題
点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところはスキンプレート内か
らトンネル掘削壁面を観察して亀裂や崩落が生じている
トンネル掘削壁面がスキンプレートから後方に露出する
際に、予めスキンプレートに組立てておいたライナをス
キンプレートから後方に送り出して掘削壁面の緩み部分
からの岩盤の崩落や肌落ちを確実に防止しながら該掘削
壁面を支保するトンネル掘削壁面の支保方法を提供する
にある。
たもので、その目的とするところはスキンプレート内か
らトンネル掘削壁面を観察して亀裂や崩落が生じている
トンネル掘削壁面がスキンプレートから後方に露出する
際に、予めスキンプレートに組立てておいたライナをス
キンプレートから後方に送り出して掘削壁面の緩み部分
からの岩盤の崩落や肌落ちを確実に防止しながら該掘削
壁面を支保するトンネル掘削壁面の支保方法を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトンネル掘削壁面の支保方法は、トンネル
掘削機のスキンプレート内でトンネル周方向に湾曲した
複数個の矩形枠状支保ピースからなるライナを組み立て
ゝスキンプレート内に内蔵しておく一方、トンネル掘削
壁面の地山の性状を判断し、性状が悪い場合にはトンネ
ル掘削壁面部分がトンネル掘削機の掘進に従ってスキン
プレートの後方に露出する時に、スキンプレートに内蔵
している上記ライナをスキンプレートから相対的に後方
に送り出してそのトンネル掘削壁面部分に密着させるこ
とにより該掘削壁面部分を支保し、トンネル掘削壁面の
性状が良い場合にはライナをトンネル掘削壁面に送り出
すことなくスキンプレートに内蔵させた状態で掘進する
ことを特徴とするものである。
に、本発明のトンネル掘削壁面の支保方法は、トンネル
掘削機のスキンプレート内でトンネル周方向に湾曲した
複数個の矩形枠状支保ピースからなるライナを組み立て
ゝスキンプレート内に内蔵しておく一方、トンネル掘削
壁面の地山の性状を判断し、性状が悪い場合にはトンネ
ル掘削壁面部分がトンネル掘削機の掘進に従ってスキン
プレートの後方に露出する時に、スキンプレートに内蔵
している上記ライナをスキンプレートから相対的に後方
に送り出してそのトンネル掘削壁面部分に密着させるこ
とにより該掘削壁面部分を支保し、トンネル掘削壁面の
性状が良い場合にはライナをトンネル掘削壁面に送り出
すことなくスキンプレートに内蔵させた状態で掘進する
ことを特徴とするものである。
【0007】上記トンネル掘削壁面の支保方法におい
て、ライナをトンネル掘削壁面に密着させる手段として
は、請求項2に記載したように、ライナの後部がスキン
プレートの後端から相対的に送り出されたときにその後
部を拡径させ、引き続いて送り出される前部を拡径させ
てトンネル掘削壁面に密着させる方法、または、請求項
3に記載したように、ライナの後部がスキンプレートの
後端から相対的に送り出されたときにその後部を押し上
げ、引き続いて送り出される前部を押し上げてトンネル
掘削壁面に密着させる方法を採用することができる。
て、ライナをトンネル掘削壁面に密着させる手段として
は、請求項2に記載したように、ライナの後部がスキン
プレートの後端から相対的に送り出されたときにその後
部を拡径させ、引き続いて送り出される前部を拡径させ
てトンネル掘削壁面に密着させる方法、または、請求項
3に記載したように、ライナの後部がスキンプレートの
後端から相対的に送り出されたときにその後部を押し上
げ、引き続いて送り出される前部を押し上げてトンネル
掘削壁面に密着させる方法を採用することができる。
【0008】請求項4に係る発明は、上記トンネル掘削
壁面の支保方法において、ライナの少なくとも上半部外
周面に岩盤崩落防止部材を張設していることを特徴する
ものである。
壁面の支保方法において、ライナの少なくとも上半部外
周面に岩盤崩落防止部材を張設していることを特徴する
ものである。
【0009】
【作用】ライナはトンネル掘削壁面に沿う方向に円弧状
に彎曲した複数個の矩形枠状支保ピースをトンネル周方
向に接続することによって形成することができ、このラ
イナの組み立てをトンネル掘削機のスキンプレートの後
端部内で行う。一方、トンネル掘削機によって掘削され
るトンネル掘削壁面をスキンプレート内から該スキンプ
レートに設けているスリット等を通じて観察し、トンネ
ル掘削壁面に亀裂や崩落等が生じている性状の悪い岩盤
部分が存在する場合には、トンネル掘削機の掘進に従っ
てその岩盤部分がスキンプレートから後方に露出する際
に、予め、スキンプレート内で組立てておいた上記ライ
ナをスキンプレートから後方に送り出して上記岩盤部分
を該ライナによって支保する。また、トンネル掘削壁面
の岩盤に亀裂等が発生していない良好な岩質の掘削壁面
の場合には、その部分がスキンプレートの後方に露出し
てもライナにより支保することなくそのまゝの状態にし
ておく。
に彎曲した複数個の矩形枠状支保ピースをトンネル周方
向に接続することによって形成することができ、このラ
イナの組み立てをトンネル掘削機のスキンプレートの後
端部内で行う。一方、トンネル掘削機によって掘削され
るトンネル掘削壁面をスキンプレート内から該スキンプ
レートに設けているスリット等を通じて観察し、トンネ
ル掘削壁面に亀裂や崩落等が生じている性状の悪い岩盤
部分が存在する場合には、トンネル掘削機の掘進に従っ
てその岩盤部分がスキンプレートから後方に露出する際
に、予め、スキンプレート内で組立てておいた上記ライ
ナをスキンプレートから後方に送り出して上記岩盤部分
を該ライナによって支保する。また、トンネル掘削壁面
の岩盤に亀裂等が発生していない良好な岩質の掘削壁面
の場合には、その部分がスキンプレートの後方に露出し
てもライナにより支保することなくそのまゝの状態にし
ておく。
【0010】トンネル掘削壁面とライナとの間に隙間を
生じさせることなく該ライナをトンネル掘削壁面に密着
させる手段としては、予め、ライナの下周部側における
隣接する支保ピース同士を一体に連結することなく分離
可能に接合させておき、トンネル掘削機の掘進に従って
スキンプレートから該ライナの後半部がトンネル掘削壁
面側に送り出された時に上記分離可能に接合させた部分
における後端側を拡張ジャッキ等を使用して周方向に押
し拡げることによりライナをその前端から後端に向かっ
てテーパ状に拡径させ、拡径したライナの後端部をトン
ネル掘削壁面に全面的に密接させる。さらに、トンネル
掘削機の掘進に従って上記ライナ全体がトンネル掘削壁
面側に送り出された際に、このライナの上記分離可能に
接合している部分における前端側を上記同様にして周方
向に押し拡げることにより、後端側と同一径となるよう
に拡径させてライナの外周全面をトンネル掘削壁面に密
接させればよい。
生じさせることなく該ライナをトンネル掘削壁面に密着
させる手段としては、予め、ライナの下周部側における
隣接する支保ピース同士を一体に連結することなく分離
可能に接合させておき、トンネル掘削機の掘進に従って
スキンプレートから該ライナの後半部がトンネル掘削壁
面側に送り出された時に上記分離可能に接合させた部分
における後端側を拡張ジャッキ等を使用して周方向に押
し拡げることによりライナをその前端から後端に向かっ
てテーパ状に拡径させ、拡径したライナの後端部をトン
ネル掘削壁面に全面的に密接させる。さらに、トンネル
掘削機の掘進に従って上記ライナ全体がトンネル掘削壁
面側に送り出された際に、このライナの上記分離可能に
接合している部分における前端側を上記同様にして周方
向に押し拡げることにより、後端側と同一径となるよう
に拡径させてライナの外周全面をトンネル掘削壁面に密
接させればよい。
【0011】また、トンネル掘削壁面に対するライナの
別な密着手段としては、トンネル掘削機の掘進に従って
スキンプレートから該ライナの後半部がトンネル掘削壁
面側に送り出された時にその後端部をジャッキによって
上方に押し上げてトンネル掘削壁面の上半部内周面に密
着させ、さらに、トンネル掘削機の掘進に従って上記ラ
イナ全体がトンネル掘削壁面側に送り出された際に、こ
のライナの前端部側をジャッキによって上方に押し上げ
ることによりライナの上半部を全面的にトンネル掘削壁
面の上半部壁面に密着させればよい。
別な密着手段としては、トンネル掘削機の掘進に従って
スキンプレートから該ライナの後半部がトンネル掘削壁
面側に送り出された時にその後端部をジャッキによって
上方に押し上げてトンネル掘削壁面の上半部内周面に密
着させ、さらに、トンネル掘削機の掘進に従って上記ラ
イナ全体がトンネル掘削壁面側に送り出された際に、こ
のライナの前端部側をジャッキによって上方に押し上げ
ることによりライナの上半部を全面的にトンネル掘削壁
面の上半部壁面に密着させればよい。
【0012】また、トンネル掘削壁面の下半部に亀裂等
が発生していても、トンネル内に岩盤が崩落する虞れが
ないので、ライナには岩盤の崩落や肌落ちが生じる虞れ
のあるトンネル掘削壁面の上周部側にのみ、金網等の岩
盤崩落防止部材を張設しておくことによって材料費の節
減と共に施工性の向上を図ることができる。
が発生していても、トンネル内に岩盤が崩落する虞れが
ないので、ライナには岩盤の崩落や肌落ちが生じる虞れ
のあるトンネル掘削壁面の上周部側にのみ、金網等の岩
盤崩落防止部材を張設しておくことによって材料費の節
減と共に施工性の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1、図2はトンネル掘
削機10によって掘削されたトンネル掘削壁面Tにおい
て、岩盤に亀裂や崩落が生じている性状の悪い掘削壁面
部分T'をリング状支保体であるライナ1によって支保
し、亀裂や崩落が生じていない良好な性状のトンネル掘
削壁面Tはライナ1により支保することなく露出させた
状態にしてライナ1をトンネル長さ方向に断続的に施工
した状態を示している。
態を図面について説明すると、図1、図2はトンネル掘
削機10によって掘削されたトンネル掘削壁面Tにおい
て、岩盤に亀裂や崩落が生じている性状の悪い掘削壁面
部分T'をリング状支保体であるライナ1によって支保
し、亀裂や崩落が生じていない良好な性状のトンネル掘
削壁面Tはライナ1により支保することなく露出させた
状態にしてライナ1をトンネル長さ方向に断続的に施工
した状態を示している。
【0014】上記トンネル掘削機10は、上半部の複数個
所に岩盤の性状観察用スリット30を穿設してなる円筒形
状のスキンプレート11の前端開口部に該スキンプレート
11と一体的に配設した支持部材12と、この支持部材12に
回転自在に支持され且つ該支持部材12内に装着している
駆動モータ(図示せず)によって回転駆動させられるカ
ッタ板13と、上記支持部材12の後端にその先端を一体的
に固着して上記スキンプレート11の中央空間部を通じて
該スキンプレート11の後端から後方に水平状に延出して
いるビーム体14と、支持部材12の上下左右に一体的に装
着された伸縮自在なフロンドグリッパ15と、ビーム体14
の後端部下面から下方に突設してジャッキ16a により上
下伸縮自在なリアサポート16と、ビーム体14の下面に沿
って摺動自在に配設されたリアグリッパ17と、支持部材
12とリアグリッパ17間を連結した推進ジャッキ18とから
構成されている。
所に岩盤の性状観察用スリット30を穿設してなる円筒形
状のスキンプレート11の前端開口部に該スキンプレート
11と一体的に配設した支持部材12と、この支持部材12に
回転自在に支持され且つ該支持部材12内に装着している
駆動モータ(図示せず)によって回転駆動させられるカ
ッタ板13と、上記支持部材12の後端にその先端を一体的
に固着して上記スキンプレート11の中央空間部を通じて
該スキンプレート11の後端から後方に水平状に延出して
いるビーム体14と、支持部材12の上下左右に一体的に装
着された伸縮自在なフロンドグリッパ15と、ビーム体14
の後端部下面から下方に突設してジャッキ16a により上
下伸縮自在なリアサポート16と、ビーム体14の下面に沿
って摺動自在に配設されたリアグリッパ17と、支持部材
12とリアグリッパ17間を連結した推進ジャッキ18とから
構成されている。
【0015】なお、上記スキンプレート11はビーム体14
の外周面に連結フレーム材11a を介して一体に固定、支
持されていると共にリアグリッパ17はスキンプレート11
から後方に突出したビーム体14の後部側に配設されてあ
り、周知のように、ビーム体14に対して相対的に摺動自
在なビーム受け19の下面両側からトンネル掘削壁面Tの
両側面に向かって水平に突設させていると共に両リアグ
リッパ17、17と上記支持部材12の背面両側部間を上記推
進ジャッキ18、18によってそれぞれ連結しているもので
ある。なお、カッタ板13によって掘削された土砂はコン
ベア(図示せず)等の適宜な搬出手段によって後方に排
出される。
の外周面に連結フレーム材11a を介して一体に固定、支
持されていると共にリアグリッパ17はスキンプレート11
から後方に突出したビーム体14の後部側に配設されてあ
り、周知のように、ビーム体14に対して相対的に摺動自
在なビーム受け19の下面両側からトンネル掘削壁面Tの
両側面に向かって水平に突設させていると共に両リアグ
リッパ17、17と上記支持部材12の背面両側部間を上記推
進ジャッキ18、18によってそれぞれ連結しているもので
ある。なお、カッタ板13によって掘削された土砂はコン
ベア(図示せず)等の適宜な搬出手段によって後方に排
出される。
【0016】上記のように構成したトンネル掘削機10に
おいて、図1に示すトンネル掘削機10はそのスキンプレ
ート11の後半下周部が切除20されていると共に、スキン
プレート11内に、複数個の支保ピース1A、1B、1Cをリン
グ状に組立てゝライナ1を形成すると共に該ライナ1を
保持してスキンプレート11に内蔵しておく旋回式ライナ
組立用エレタク21を配設してあり、さらに、スキンプレ
ート11の内周面に周方向に適宜間隔毎に複数本のライナ
押出用ジャッキ22を装着している。
おいて、図1に示すトンネル掘削機10はそのスキンプレ
ート11の後半下周部が切除20されていると共に、スキン
プレート11内に、複数個の支保ピース1A、1B、1Cをリン
グ状に組立てゝライナ1を形成すると共に該ライナ1を
保持してスキンプレート11に内蔵しておく旋回式ライナ
組立用エレタク21を配設してあり、さらに、スキンプレ
ート11の内周面に周方向に適宜間隔毎に複数本のライナ
押出用ジャッキ22を装着している。
【0017】一方、図2に示すトンネル掘削機10は、ビ
ーム体14にスキンプレート11内とトンネル掘削壁面T内
との間を前後往復移動可能な摺動枠23を摺動自在に被嵌
させてあり、この摺動枠23上にスキンプレート11内で組
立てられたライナ1を支持すると共にトンネル掘削壁面
T側にライナ1を送り出した時に該ライナ1を押し上げ
る前後押し上げジャッキ24、25を立設状態に装着してい
る。さらに、摺動枠23と上記ビーム受け19間を摺動用ジ
ャッキ26によって連結している。
ーム体14にスキンプレート11内とトンネル掘削壁面T内
との間を前後往復移動可能な摺動枠23を摺動自在に被嵌
させてあり、この摺動枠23上にスキンプレート11内で組
立てられたライナ1を支持すると共にトンネル掘削壁面
T側にライナ1を送り出した時に該ライナ1を押し上げ
る前後押し上げジャッキ24、25を立設状態に装着してい
る。さらに、摺動枠23と上記ビーム受け19間を摺動用ジ
ャッキ26によって連結している。
【0018】このように構成したトンネル掘削機10のス
キンプレート11の後端部内においてまず、円弧状に湾曲
した一定の円弧長を有する複数個の支保ピース1A、1B、
1Cを周方向に連結してトンネル掘削壁面Tの径よりも小
径で且つ上半部外周面に岩盤崩落防止部材27を張設して
なる正面円形のリング状支保体、即ちライナ1を形成す
る。支保ピース1A〜1Cは図3〜図5に示すように、トン
ネル掘削壁面Tに沿って円弧状に湾曲した前後主桁1a、
1bの長さ方向の両端間を平板形状の継手板1c、1cによっ
て一体に固着してなる鋼製矩形枠からなる。そして、ト
ンネル掘削壁面Tの上周壁部に沿って配設される支保ピ
ース1Aは図3に示すようにその矩形枠の外周側開口端に
棒状の金属線材を格子状に組み合わせた金網からなる岩
盤崩落防止部材27を張設した構造を有する。
キンプレート11の後端部内においてまず、円弧状に湾曲
した一定の円弧長を有する複数個の支保ピース1A、1B、
1Cを周方向に連結してトンネル掘削壁面Tの径よりも小
径で且つ上半部外周面に岩盤崩落防止部材27を張設して
なる正面円形のリング状支保体、即ちライナ1を形成す
る。支保ピース1A〜1Cは図3〜図5に示すように、トン
ネル掘削壁面Tに沿って円弧状に湾曲した前後主桁1a、
1bの長さ方向の両端間を平板形状の継手板1c、1cによっ
て一体に固着してなる鋼製矩形枠からなる。そして、ト
ンネル掘削壁面Tの上周壁部に沿って配設される支保ピ
ース1Aは図3に示すようにその矩形枠の外周側開口端に
棒状の金属線材を格子状に組み合わせた金網からなる岩
盤崩落防止部材27を張設した構造を有する。
【0019】一方、トンネル掘削壁面Tの底部である下
周壁部に沿って配設される支保ピース1Cは図5に示すよ
うに、岩盤崩落防止部材を張設していない鋼製矩形枠か
らなる。また、これらの上下支保ピース1、1B間に設け
られてトンネル掘削壁面Tの両側壁部に沿って配設され
る支保ピース1Bは、図4に示すように、鋼製矩形枠の上
半部側の外周開口端に金網よりなる岩盤崩落防止部材27
を張設した構造を有している。さらに、各支保ピース1A
〜1Cの主桁1a、1b及び継手板1cには、トンネル長さ方向
及び周方向に隣接する支保ピース同士を連結するための
数個のボルト挿通孔28、29を穿設している。
周壁部に沿って配設される支保ピース1Cは図5に示すよ
うに、岩盤崩落防止部材を張設していない鋼製矩形枠か
らなる。また、これらの上下支保ピース1、1B間に設け
られてトンネル掘削壁面Tの両側壁部に沿って配設され
る支保ピース1Bは、図4に示すように、鋼製矩形枠の上
半部側の外周開口端に金網よりなる岩盤崩落防止部材27
を張設した構造を有している。さらに、各支保ピース1A
〜1Cの主桁1a、1b及び継手板1cには、トンネル長さ方向
及び周方向に隣接する支保ピース同士を連結するための
数個のボルト挿通孔28、29を穿設している。
【0020】なお、図3においては4個の支保ピースか
らライナ1を形成しているが、4個以上の支保ピースを
組み合わせることによってライナを構成してもよく、こ
の場合、岩盤崩落防止部材27を張設した最上部の支保ピ
ース1Aと岩盤崩落防止部材を張設していない最下部の支
保ピース1Cとの間の中間の支保ピース1Bとしては、岩盤
崩落防止部材2を張設した支保ピースと張設していない
支保ピースとを上下に組み合わせた構造とする場合もあ
る。
らライナ1を形成しているが、4個以上の支保ピースを
組み合わせることによってライナを構成してもよく、こ
の場合、岩盤崩落防止部材27を張設した最上部の支保ピ
ース1Aと岩盤崩落防止部材を張設していない最下部の支
保ピース1Cとの間の中間の支保ピース1Bとしては、岩盤
崩落防止部材2を張設した支保ピースと張設していない
支保ピースとを上下に組み合わせた構造とする場合もあ
る。
【0021】上記支保ピース1A、1B、1Cを図1に示す旋
回式ライナ組立用エレタク21を備えたトンネル掘削機10
のスキンプレート11内で組立てゝライナ1を形成する場
合について説明すると、この旋回式ライナ組立用エレク
タ21は図6に示すように、ビーム体14回りに回転し且つ
内周面にラック32を形成しているエレクタリング31と、
ビーム体14上に設置されてその回転軸に固着しているピ
ニオン34を上記ラック32に噛合させている駆動モータ33
と、エレクタリング31に装着されて支保ピースに係脱自
在なエレクタヘッド35と、エレクタリング31の外周面に
立設されている複数個の支保ピース支持金具36とから構
成されている。
回式ライナ組立用エレタク21を備えたトンネル掘削機10
のスキンプレート11内で組立てゝライナ1を形成する場
合について説明すると、この旋回式ライナ組立用エレク
タ21は図6に示すように、ビーム体14回りに回転し且つ
内周面にラック32を形成しているエレクタリング31と、
ビーム体14上に設置されてその回転軸に固着しているピ
ニオン34を上記ラック32に噛合させている駆動モータ33
と、エレクタリング31に装着されて支保ピースに係脱自
在なエレクタヘッド35と、エレクタリング31の外周面に
立設されている複数個の支保ピース支持金具36とから構
成されている。
【0022】まず、このエレクタ21のエレクタヘッド35
に支保ピース1Cを支持させたのち、駆動モータ33により
エレクタリング31をスキンプレート11の周方向に回動さ
せて該支保ピース1Cをスキンプレート11の内周面に沿っ
て上方に一定の周長だけ移動させたのちその位置に保持
し、次いで、支保ピース1Bを上記支保ピース1Cに互いに
対向する継手板1c、1c同士を接合してボルト・ナットに
より連結すると共にこの支保ピース1Bを支持金具36によ
りスキンプレート11の内周面に摺接するように支持させ
た状態にしたのち、再び、エレクタリング31を同一方向
に回動させてこれらの支保ピース1B、1Cを一体的に上方
に旋回移動させる。
に支保ピース1Cを支持させたのち、駆動モータ33により
エレクタリング31をスキンプレート11の周方向に回動さ
せて該支保ピース1Cをスキンプレート11の内周面に沿っ
て上方に一定の周長だけ移動させたのちその位置に保持
し、次いで、支保ピース1Bを上記支保ピース1Cに互いに
対向する継手板1c、1c同士を接合してボルト・ナットに
より連結すると共にこの支保ピース1Bを支持金具36によ
りスキンプレート11の内周面に摺接するように支持させ
た状態にしたのち、再び、エレクタリング31を同一方向
に回動させてこれらの支保ピース1B、1Cを一体的に上方
に旋回移動させる。
【0023】同様にして、支保ピース1Bに支保ピース1
A、支保ピース1Bを順次、接合連結させると共に支持金
具36により支持させた状態で同一方向に旋回移動させる
ことにより岩盤崩落防止部材27を張設した支保ピース1A
が最上部となり、張設していない支保ピース1Cが最下部
となったライナ1を組立てる。このライナ1の下周部側
の隣接する支保ピース間は連結することなく分離させて
いる。なお、支保ピース1Cを二分割した形状に形成して
おき、スキンプレート11の下周部側でこれらの支保ピー
ス間に間隔を存した状態のライナ1を組立て、トンネル
掘削壁面Tを支保する場合にこれらの支保ピース間にキ
ーピースを介入させて拡径したライナ1を形成するよう
にしてもよい。
A、支保ピース1Bを順次、接合連結させると共に支持金
具36により支持させた状態で同一方向に旋回移動させる
ことにより岩盤崩落防止部材27を張設した支保ピース1A
が最上部となり、張設していない支保ピース1Cが最下部
となったライナ1を組立てる。このライナ1の下周部側
の隣接する支保ピース間は連結することなく分離させて
いる。なお、支保ピース1Cを二分割した形状に形成して
おき、スキンプレート11の下周部側でこれらの支保ピー
ス間に間隔を存した状態のライナ1を組立て、トンネル
掘削壁面Tを支保する場合にこれらの支保ピース間にキ
ーピースを介入させて拡径したライナ1を形成するよう
にしてもよい。
【0024】こうして、組立てられたライナ1をエレク
タ21に保持させてスキンプレート11に内蔵させておく。
一方、トンネル掘削機10によって掘削されるトンネル掘
削壁面Tは、スキンプレート11内からスリット30を通じ
て目視による観察或いは検査棒を挿入することによって
その岩質に亀裂や崩落が生じていないかどうかの掘削壁
面の性状を検査する。そして、亀裂や崩落が生じている
性状の悪い掘削壁面部分T'が検出されると、トンネル掘
削機10の掘進に従って該掘削壁面部分T'が後方に相対移
動してスキンプレート11の後端から後方に露出する際
に、エレクタ21によるライナ1の保持を解いたのち、ラ
イナ押出用ジャッキ22を伸長させることにより該ライナ
1をトンネル掘削機10の掘進に従ってスキンプレート11
から押し出す。
タ21に保持させてスキンプレート11に内蔵させておく。
一方、トンネル掘削機10によって掘削されるトンネル掘
削壁面Tは、スキンプレート11内からスリット30を通じ
て目視による観察或いは検査棒を挿入することによって
その岩質に亀裂や崩落が生じていないかどうかの掘削壁
面の性状を検査する。そして、亀裂や崩落が生じている
性状の悪い掘削壁面部分T'が検出されると、トンネル掘
削機10の掘進に従って該掘削壁面部分T'が後方に相対移
動してスキンプレート11の後端から後方に露出する際
に、エレクタ21によるライナ1の保持を解いたのち、ラ
イナ押出用ジャッキ22を伸長させることにより該ライナ
1をトンネル掘削機10の掘進に従ってスキンプレート11
から押し出す。
【0025】エレクタ21から離脱したライナ1はその下
周部をスキンプレート11の切除部20から露出しているト
ンネル掘削壁面Tの底面に受止され、従って、この状態
にするとライナ押出用ジャッキ22をそれ以上伸長させな
くてもトンネル掘削機10の掘進に従ってライナ1は相対
的に後方に移動する。なお、上記切除部20は必ずしも設
けておく必要はなく、切除部の存在しない場合には押出
用ジャッキ22を使用して送り出せばよい。該ライナ1の
後半部がスキンプレート11からトンネル掘削壁面T側に
送り出された状態になると、図7に示すようにライナ1
の下周部側における隣接する支保ピースの継手板1c、1c
の後端部間にジャッキ37を介在させて伸長させることに
よりライナ1の後半部を拡径させ、その後端外周面を亀
裂等が生じている掘削壁面部分T'に当接させて岩盤の崩
落を防止した状態にする。
周部をスキンプレート11の切除部20から露出しているト
ンネル掘削壁面Tの底面に受止され、従って、この状態
にするとライナ押出用ジャッキ22をそれ以上伸長させな
くてもトンネル掘削機10の掘進に従ってライナ1は相対
的に後方に移動する。なお、上記切除部20は必ずしも設
けておく必要はなく、切除部の存在しない場合には押出
用ジャッキ22を使用して送り出せばよい。該ライナ1の
後半部がスキンプレート11からトンネル掘削壁面T側に
送り出された状態になると、図7に示すようにライナ1
の下周部側における隣接する支保ピースの継手板1c、1c
の後端部間にジャッキ37を介在させて伸長させることに
よりライナ1の後半部を拡径させ、その後端外周面を亀
裂等が生じている掘削壁面部分T'に当接させて岩盤の崩
落を防止した状態にする。
【0026】ライナ1の後端側の拡径後、トンネル掘削
機10がさらに掘進してライナ1の前半部が前端までスキ
ンプレート11からトンネル掘削壁面T内に相対的に送り
出されると、今度はライナ1の下周部側における上記隣
接する支保ピースの継手板1c、1cの前端部間にジャッキ
37を介在させて伸長させることによりライナ全体が同一
径となるように拡径させて亀裂等が生じている岩質の性
状の悪い上記掘削壁面部分T'を全面的に支保し、離間し
た継手部1c、1c間にキーピース(図示せず)等を介在さ
せるか、或いはボルトにより一定間隔を保持した状態に
固定することによって該掘削壁面部分T'の内周面に全面
的に密着した拡径ライナ1とする。
機10がさらに掘進してライナ1の前半部が前端までスキ
ンプレート11からトンネル掘削壁面T内に相対的に送り
出されると、今度はライナ1の下周部側における上記隣
接する支保ピースの継手板1c、1cの前端部間にジャッキ
37を介在させて伸長させることによりライナ全体が同一
径となるように拡径させて亀裂等が生じている岩質の性
状の悪い上記掘削壁面部分T'を全面的に支保し、離間し
た継手部1c、1c間にキーピース(図示せず)等を介在さ
せるか、或いはボルトにより一定間隔を保持した状態に
固定することによって該掘削壁面部分T'の内周面に全面
的に密着した拡径ライナ1とする。
【0027】このライナ1のトンネル掘削壁面T側への
送り出し中において、次の小径のライナ1を上記エレク
タ21を使用して組立てておき、性状の悪い掘削壁面部分
T'の長さが大きい場合には引き続いて該ライナ1の後端
面を上記拡径したライナ1の前端面に接合させた状態で
トンネル掘削機10の掘進に従ってトンネル掘削壁面T側
に相対的に送り出し、上記同様に後端部と前端部とを順
次ジャッキ37により拡径させて該掘削壁面部分T'を全面
的に支保する。
送り出し中において、次の小径のライナ1を上記エレク
タ21を使用して組立てておき、性状の悪い掘削壁面部分
T'の長さが大きい場合には引き続いて該ライナ1の後端
面を上記拡径したライナ1の前端面に接合させた状態で
トンネル掘削機10の掘進に従ってトンネル掘削壁面T側
に相対的に送り出し、上記同様に後端部と前端部とを順
次ジャッキ37により拡径させて該掘削壁面部分T'を全面
的に支保する。
【0028】一方、スキンプレート11内からスリット30
を通じて観察されるトンネル掘削壁面Tの岩盤が、亀裂
等の発生していない良好な岩質の掘削壁面の場合には、
その部分がスキンプレート11の後方に露出してもライナ
1により支保することなく、ライナ1をスキンプレート
11に内蔵しておく。従って、トンネル掘削壁面Tは図1
に示すように、亀裂や崩落が生じている掘削壁面部分T'
のみをライナ1によって支保された支保構造となってい
る。
を通じて観察されるトンネル掘削壁面Tの岩盤が、亀裂
等の発生していない良好な岩質の掘削壁面の場合には、
その部分がスキンプレート11の後方に露出してもライナ
1により支保することなく、ライナ1をスキンプレート
11に内蔵しておく。従って、トンネル掘削壁面Tは図1
に示すように、亀裂や崩落が生じている掘削壁面部分T'
のみをライナ1によって支保された支保構造となってい
る。
【0029】次に、図2に示すように摺動枠23上に前後
押し上げジャッキ24、25を設けているトンネル掘削機10
の場合には、まず、摺動枠23をスキンプレート11の後端
部内に位置させた状態にしてエレクター(図示せず)に
より組み立てたライナ1を前後押し上げジャッキ24、25
によって図8に示すように支持させておく。ライナ1は
上述したように、岩盤崩落防止部材27を張設している支
保ピース1Aを上周部側にしてその両側部に支保ピース1
B、1Bを、下周部側に岩盤崩落防止部材27を張設してい
ない支保ピース1Cを順次接合、連結させた構造となって
いる。
押し上げジャッキ24、25を設けているトンネル掘削機10
の場合には、まず、摺動枠23をスキンプレート11の後端
部内に位置させた状態にしてエレクター(図示せず)に
より組み立てたライナ1を前後押し上げジャッキ24、25
によって図8に示すように支持させておく。ライナ1は
上述したように、岩盤崩落防止部材27を張設している支
保ピース1Aを上周部側にしてその両側部に支保ピース1
B、1Bを、下周部側に岩盤崩落防止部材27を張設してい
ない支保ピース1Cを順次接合、連結させた構造となって
いる。
【0030】このライナ1をスキンプレート11内に前後
押し出しジャッキ24、25によって支持させた状態で内蔵
しておく。トンネル掘削機10による掘進中において、こ
のライナ1をスキンプレート11に内蔵しておくには、推
進ジャッキ18の伸長に同調して摺動用ジャッキ26を伸長
させることにより行われる。そして、スキンプレート11
内からスリット30を通じて亀裂や崩落が生じている掘削
壁面部分T'が観察されると、トンネル掘削機10の掘進に
従って該掘削壁面部分T'が後方に相対移動してスキンプ
レート11の後端から後方に露出する際に、摺動用ジャッ
キ26の作動を停止させれば、摺動枠23がビーム体14上を
相対的に後方に移動してスキンプレート11の後端からト
ンネル掘削壁面Tに送り出される。
押し出しジャッキ24、25によって支持させた状態で内蔵
しておく。トンネル掘削機10による掘進中において、こ
のライナ1をスキンプレート11に内蔵しておくには、推
進ジャッキ18の伸長に同調して摺動用ジャッキ26を伸長
させることにより行われる。そして、スキンプレート11
内からスリット30を通じて亀裂や崩落が生じている掘削
壁面部分T'が観察されると、トンネル掘削機10の掘進に
従って該掘削壁面部分T'が後方に相対移動してスキンプ
レート11の後端から後方に露出する際に、摺動用ジャッ
キ26の作動を停止させれば、摺動枠23がビーム体14上を
相対的に後方に移動してスキンプレート11の後端からト
ンネル掘削壁面Tに送り出される。
【0031】ライナ1の後半部がスキンプレート11から
トンネル掘削壁面T側に送り出された状態になると、図
2、図9に示すように摺動枠23上の後側押し上げジャッ
キ25を伸長させることによりライナ1の後半部を上方に
持ち上げてその後端外周面を亀裂等が生じている掘削壁
面部分T'に当接させて岩盤の崩落を防止した状態にす
る。ライナ1の後端側の押し上げ後、トンネル掘削機10
がさらに掘進してライナ1の前半部がスキンプレート11
からトンネル掘削壁面T内に相対的に送り出されると、
今度は摺動枠23上の前側押し上げジャッキ24を伸長させ
ることによりライナ1の上周部を亀裂等が生じている岩
質の性状の悪い上記掘削壁面部分T'に全面的に密着させ
て該掘削壁面部分T'を支保する。
トンネル掘削壁面T側に送り出された状態になると、図
2、図9に示すように摺動枠23上の後側押し上げジャッ
キ25を伸長させることによりライナ1の後半部を上方に
持ち上げてその後端外周面を亀裂等が生じている掘削壁
面部分T'に当接させて岩盤の崩落を防止した状態にす
る。ライナ1の後端側の押し上げ後、トンネル掘削機10
がさらに掘進してライナ1の前半部がスキンプレート11
からトンネル掘削壁面T内に相対的に送り出されると、
今度は摺動枠23上の前側押し上げジャッキ24を伸長させ
ることによりライナ1の上周部を亀裂等が生じている岩
質の性状の悪い上記掘削壁面部分T'に全面的に密着させ
て該掘削壁面部分T'を支保する。
【0032】このライナ1のトンネル掘削壁面T側への
送り出し中において、次の小径のライナ1をエレクタを
使用してスキンプレート11内で組立てゝおく。そして、
亀裂等が発生している掘削壁面部分T'の支保のためにス
キンプレート11から後方側に移動させた摺動枠23を摺動
用ジャッキ26の伸長によってスキンプレート11内に戻
し、その前後押し上げジャッキ24、25によって次の性状
の悪い掘削壁面部分T'の支保まで保持しておく。
送り出し中において、次の小径のライナ1をエレクタを
使用してスキンプレート11内で組立てゝおく。そして、
亀裂等が発生している掘削壁面部分T'の支保のためにス
キンプレート11から後方側に移動させた摺動枠23を摺動
用ジャッキ26の伸長によってスキンプレート11内に戻
し、その前後押し上げジャッキ24、25によって次の性状
の悪い掘削壁面部分T'の支保まで保持しておく。
【0033】掘削壁面部分T'にライナ1を全面的に密着
させるには、上記同様にライナ1の下周部側における隣
接する支保ピースの継手板1c、1cの前端部間にジャッキ
37を介在させて伸長させることによりライナ全体を拡径
させ、離間した継手部1c、1c間にキーピース(図示せ
ず)等を介在させるか、或いはボルトにより一定間隔を
保持した状態に固定する。なお、摺動枠23の前後押し上
げジャッキ24、25によって上記ライナ1を保持する場合
には、スキンプレート11内にそのライナ1の上周部のみ
を保持した状態で内蔵しておき、トンネル掘削壁面T側
に送り出して亀裂等が生じている掘削壁面部分T'にその
上周部を密着させたのち、下周部側の支保ピースを組立
ててリング状支保体を形成してもよい。
させるには、上記同様にライナ1の下周部側における隣
接する支保ピースの継手板1c、1cの前端部間にジャッキ
37を介在させて伸長させることによりライナ全体を拡径
させ、離間した継手部1c、1c間にキーピース(図示せ
ず)等を介在させるか、或いはボルトにより一定間隔を
保持した状態に固定する。なお、摺動枠23の前後押し上
げジャッキ24、25によって上記ライナ1を保持する場合
には、スキンプレート11内にそのライナ1の上周部のみ
を保持した状態で内蔵しておき、トンネル掘削壁面T側
に送り出して亀裂等が生じている掘削壁面部分T'にその
上周部を密着させたのち、下周部側の支保ピースを組立
ててリング状支保体を形成してもよい。
【0034】また、上記いずれの方法においても、スキ
ンプレート11内からのトンネル掘削壁面T側へのライナ
1の送り出し作業に、押出用ジャッキ22や摺動用ジャッ
キ26を用いているが、これに替えて既設の支保側から引
っ張ることによって行なってもよい。
ンプレート11内からのトンネル掘削壁面T側へのライナ
1の送り出し作業に、押出用ジャッキ22や摺動用ジャッ
キ26を用いているが、これに替えて既設の支保側から引
っ張ることによって行なってもよい。
【0035】なお、トンネル掘削機1によるトンネルの
掘進は、そのリアグリッパ17、17をトンネル掘削壁面T
の両側面に圧着させたのち、リアサポート16を収縮させ
てトンネル掘削壁面Tの底面から離し、しかるのち、推
進ジャッキ18を伸長させることによりリアグリッパ17を
介してトンネル壁面2に反力を支持させた状態でフロン
トグリッパ15を掘削壁面Tに摺接させながらカッタ板13
により掘進させていく。一定長のトンネルの掘削後、フ
ロントグリッパ15を掘削壁面2に強く圧着させた状態に
すると共にリアサポート16を伸長させて掘削壁面2の底
面に支持させ、リアグリッパ17を収縮させたのち、推進
ジャッキ18を収縮させてビーム体14に沿って該リアグリ
ッパ17を次の圧着位置まで前進させるものである。
掘進は、そのリアグリッパ17、17をトンネル掘削壁面T
の両側面に圧着させたのち、リアサポート16を収縮させ
てトンネル掘削壁面Tの底面から離し、しかるのち、推
進ジャッキ18を伸長させることによりリアグリッパ17を
介してトンネル壁面2に反力を支持させた状態でフロン
トグリッパ15を掘削壁面Tに摺接させながらカッタ板13
により掘進させていく。一定長のトンネルの掘削後、フ
ロントグリッパ15を掘削壁面2に強く圧着させた状態に
すると共にリアサポート16を伸長させて掘削壁面2の底
面に支持させ、リアグリッパ17を収縮させたのち、推進
ジャッキ18を収縮させてビーム体14に沿って該リアグリ
ッパ17を次の圧着位置まで前進させるものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明のトンネル掘削壁面
の支保方法によれば、トンネル掘削機のスキンプレート
内でライナを組み立てるものであるから、トンネル掘削
壁面の岩盤の緩みによる崩落や肌落ちに何等の影響を受
けることなく安全に且つ能率よくライナの組み立てを行
うことができるものであり、さらに、トンネル掘削機内
からトンネル掘削壁面の地山の性状を判断して性状の悪
いトンネル掘削壁面部分がトンネル掘削機の掘進に従っ
てスキンプレートの後方に露出する時に、スキンプレー
トに内蔵している上記ライナをスキンプレートから後方
に送り出してそのトンネル掘削壁面部分に密着させるこ
とにより該掘削壁面部分を支保し、トンネル掘削壁面の
性状が良い場合にはライナをトンネル掘削壁面に送り出
すことなくスキンプレートに内蔵させておくこともので
あるから、亀裂や崩落等が生じている性状の悪い掘削壁
面部分のみにライナを支保して材料費の節減を図ること
ができると共にトンネル掘削壁面を支保するための作業
時間を大幅に短縮することができるものである。
の支保方法によれば、トンネル掘削機のスキンプレート
内でライナを組み立てるものであるから、トンネル掘削
壁面の岩盤の緩みによる崩落や肌落ちに何等の影響を受
けることなく安全に且つ能率よくライナの組み立てを行
うことができるものであり、さらに、トンネル掘削機内
からトンネル掘削壁面の地山の性状を判断して性状の悪
いトンネル掘削壁面部分がトンネル掘削機の掘進に従っ
てスキンプレートの後方に露出する時に、スキンプレー
トに内蔵している上記ライナをスキンプレートから後方
に送り出してそのトンネル掘削壁面部分に密着させるこ
とにより該掘削壁面部分を支保し、トンネル掘削壁面の
性状が良い場合にはライナをトンネル掘削壁面に送り出
すことなくスキンプレートに内蔵させておくこともので
あるから、亀裂や崩落等が生じている性状の悪い掘削壁
面部分のみにライナを支保して材料費の節減を図ること
ができると共にトンネル掘削壁面を支保するための作業
時間を大幅に短縮することができるものである。
【0037】また、スキンプレート内からライナをトン
ネル掘削壁面側に送り出す際に、該ライナの上周部を掘
削壁面の上壁面に密着させるものであるから、スキンプ
レート直後のトンネル掘削壁面と小径リング状支保体の
外周面との間に隙間を殆ど生じさせることなくスキンプ
レート直後のトンネル掘削壁面を支保して岩盤の崩落や
肌落ちを確実に防止することができる。
ネル掘削壁面側に送り出す際に、該ライナの上周部を掘
削壁面の上壁面に密着させるものであるから、スキンプ
レート直後のトンネル掘削壁面と小径リング状支保体の
外周面との間に隙間を殆ど生じさせることなくスキンプ
レート直後のトンネル掘削壁面を支保して岩盤の崩落や
肌落ちを確実に防止することができる。
【0038】ライナをトンネル掘削壁面に密着させる手
段としては、請求項2に記載したように、ライナをスキ
ンプレートの後端から拡径させながら送り出すことによ
って確実に行うことができ、また、請求項3に記載した
ように、スキンプレートの後端から送り出された部分を
押し上げることによっても容易に且つ確実にトンネル掘
削壁面の上周壁面にライナの上周部を密着させることが
できる。
段としては、請求項2に記載したように、ライナをスキ
ンプレートの後端から拡径させながら送り出すことによ
って確実に行うことができ、また、請求項3に記載した
ように、スキンプレートの後端から送り出された部分を
押し上げることによっても容易に且つ確実にトンネル掘
削壁面の上周壁面にライナの上周部を密着させることが
できる。
【0039】また、請求項4に係る発明によれば、岩盤
の崩落や肌落ちが生じる虞れのあるトンネル掘削壁面の
上周部側にのみ、金網等の岩盤崩落防止部材を張設した
支保体部分に形成しておくものであるから、材料費の節
減と共に施工性の向上を図ることができる。
の崩落や肌落ちが生じる虞れのあるトンネル掘削壁面の
上周部側にのみ、金網等の岩盤崩落防止部材を張設した
支保体部分に形成しておくものであるから、材料費の節
減と共に施工性の向上を図ることができる。
【図1】ライナを拡径させながら送り出す手段を備えた
トンネル掘削機によって支保を形成している状態の簡略
縦断側面図、
トンネル掘削機によって支保を形成している状態の簡略
縦断側面図、
【図2】ライナを押し上げながら送り出す手段を備えた
トンネル掘削機によって支保を形成している状態の簡略
縦断側面図、
トンネル掘削機によって支保を形成している状態の簡略
縦断側面図、
【図3】崩落防止部材を張設している支保ピースの斜視
図、
図、
【図4】一部分に崩落防止部材を張設している支保ピー
スの斜視図、
スの斜視図、
【図5】崩落防止部材を設けていない支保ピースの斜視
図、
図、
【図6】旋回式ライナ組立用エレクタによって組み立て
ている状態の正面図、
ている状態の正面図、
【図7】ライナを拡径させている状態の簡略縦断正面
図、
図、
【図8】ライナを前後ジャッキで支持している状態の簡
略縦断正面図、
略縦断正面図、
【図9】ライナを押し上げている状態の簡略縦断正面
図。
図。
1 ライナ 1A〜1c 支保ピース 10 トンネル掘削機 11 スキンプレート 21 旋回式ライナ組立用エレクタ 22 ライナ押出用ジャッキ 23 摺動枠 24、25 押し上げジャッキ 27 崩落防止部材 T トンネル掘削壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 三郎 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内 (72)発明者 鹿野 和博 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内
Claims (4)
- 【請求項1】 トンネル掘削機のスキンプレート内でト
ンネル周方向に湾曲した複数個の矩形枠状支保ピースか
らなるライナを組み立てゝスキンプレート内に内蔵して
おく一方、トンネル掘削壁面の地山の性状を判断し、性
状が悪い場合にはトンネル掘削壁面部分がトンネル掘削
機の掘進に従ってスキンプレートの後方に露出する時
に、スキンプレートに内蔵している上記ライナをスキン
プレートから相対的に後方に送り出してそのトンネル掘
削壁面部分に密着させることにより該掘削壁面部分を支
保し、トンネル掘削壁面の性状が良い場合にはライナを
トンネル掘削壁面に送り出すことなくスキンプレートに
内蔵させた状態で掘進することを特徴とするトンネル掘
削壁面の支保方法。 - 【請求項2】 上記ライナの後部がスキンプレートの後
端から相対的に送り出されたときにその後部を拡径さ
せ、順次送り出される前部を拡径させてトンネル掘削壁
面に密着させることを特徴とする請求項1に記載のトン
ネル掘削壁面の支保方法。 - 【請求項3】 上記ライナの後部がスキンプレートの後
端から相対的に送り出されたときにその後部を押し上
げ、順次送り出される前部を押し上げてトンネル掘削壁
面に密着させることを特徴とする請求項1に記載のトン
ネル掘削壁面の支保方法。 - 【請求項4】 上記ライナはその少なくとも上半部外周
面に岩盤崩落防止部材を張設していることを特徴とする
請求項1、請求項2又は請求項3に記載のトンネル掘削
壁面の支保方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36527797A JP3210621B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | トンネル掘削壁面の支保方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36527797A JP3210621B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | トンネル掘削壁面の支保方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182194A true JPH11182194A (ja) | 1999-07-06 |
| JP3210621B2 JP3210621B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=18483870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36527797A Expired - Lifetime JP3210621B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | トンネル掘削壁面の支保方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3210621B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115789335A (zh) * | 2022-11-07 | 2023-03-14 | 中冶南方城市建设工程技术有限公司 | 一种市政管道非开挖扩容施工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3022282B2 (ja) | 1995-10-27 | 2000-03-15 | 株式会社大林組 | トンネル覆工部材の組立構造 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP36527797A patent/JP3210621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115789335A (zh) * | 2022-11-07 | 2023-03-14 | 中冶南方城市建设工程技术有限公司 | 一种市政管道非开挖扩容施工方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3210621B2 (ja) | 2001-09-17 |
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