JPH1118259A - コンクリート電柱の接地極と接地方法 - Google Patents

コンクリート電柱の接地極と接地方法

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JPH1118259A
JPH1118259A JP9161065A JP16106597A JPH1118259A JP H1118259 A JPH1118259 A JP H1118259A JP 9161065 A JP9161065 A JP 9161065A JP 16106597 A JP16106597 A JP 16106597A JP H1118259 A JPH1118259 A JP H1118259A
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ground
grounding
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JP9161065A
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Kouji Tsubooka
光司 坪岡
Mitsuru Okabe
満 岡部
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Nagaki Seiki Co Ltd
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Nagaki Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接地極設置のための労力や手間を多大に要す
ることなく電気抵抗を低減して接地効果を発揮し、設置
作業の省力化・効率化を図ることのできるコンクリート
電柱の接地極を提供する。 【解決手段】 コンクリート電柱2の上端に架設される
グランド線bに接続される接地線cを、鉄筋4を内蔵す
る中空の円筒壁2aからなるコンクリート電柱2に沿っ
て敷設し、その接地線cに接続されるコンクリート電柱
2の接地極において、前記中空の円筒壁2aの下面に金
属蓋1を取付け、その金属蓋1に前記接地線cを接続す
ることによって金属蓋1を接地極としたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落雷時において、
人身の安全や電気機器等を保護するコンクリート電柱の
接地極と接地方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種コンクリート電柱の建立時には、
電気設備技術基準に適合する施設基準や接地抵抗に基づ
いて接地極の設置が行われている。例えば図5に示すよ
うに、コンクリート電柱aの上端に架設されるグランド
線bに接続される接地線cは、コンクリート電柱aに沿
って敷設され、絶縁効力のある合成樹脂製の安全カバー
e内を通って地中まで達し、地中に埋設される接地極d
に接続される。
【0003】コンクリート電柱aは図5及び図6に示す
ように中空で、その円筒壁には棒状で複数の鉄筋fが内
蔵され、その下端がコンクリート電柱aの下面より突出
している。コンクリート電柱aの根入れの深さとして最
低1.1m位は掘削する必要があるが、接地極dの埋設
もその程度(最低基準によれば、接地極dは地下75c
m以上に埋設する)に行うことが望ましいとされてい
る。
【0004】コンクリート電柱aは中空になっており、
そのまま埋設すれば、地中の砂等が中空下面から入って
電柱が沈んでいくおそれがあるので、その下面を覆う必
要がある。そこで、従来では図6(b)に示すようなコ
ンクリート製の蓋gが取付けられていた。この蓋gは中
央部がコンクリート電柱aの円筒壁内周に嵌まり合うよ
うに突出しており、外周辺には鉄筋fのそれぞれが嵌め
込まれるように、鉄筋fに対応した切欠hが複数設けら
れている。よってこの蓋gは、その中央部をコンクリー
ト電柱aの円筒壁内周に、切欠hの設けられた外周辺を
鉄筋f周囲にそれぞれ嵌め合ってコンクリート電柱aの
下面に嵌合される。そして嵌合後に、その外周辺をコン
クリートでコーキング仕上げして閉蓋される。
【0005】尚、接地極dは棒状であるために、電気抵
抗を低減させる効果を高めるためには複数のものを地中
に埋設する必要がある。また土壌の抵抗率が大きい場合
には、導電性粉末を含む液状の接地抵抗低減材を用い
て、土壌の改良を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のよ
うなコンクリート電柱aの接地極dでは、その設置のた
めにコンクリート電柱aとは別の埋設穴をその深さ程度
に掘削する必要があり、そのための労力と手間を要する
という問題がある。また、上記のような棒状の接地極d
において電気抵抗を低減するのに少しでも導体表面積を
広くするため、複数の接地極dを埋設する必要があり、
その分、埋設のための労力と手間が増える。そこで、こ
れら接地に要する掘削作業の労力や手間をなるだけ省
き、作業の効率化を図ることのできる接地極の開発が望
まれていた。
【0007】本発明は、上記従来のような接地極設置の
ための労力や手間を多大に要することなく電気抵抗を低
減して接地効果を発揮し、設置作業の省力化・効率化を
図ることのできるコンクリート電柱の接地極と接地方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、コンクリート電柱の上端に架設されるグ
ランド線に接続される接地線を、鉄筋を内蔵する中空の
円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って敷設し、その
接地線に接続されるコンクリート電柱の接地極におい
て、前記中空の円筒壁の下面に金属蓋を取付け、その金
属蓋に前記接地線を接続することによって金属蓋を接地
極としたことを特徴とする。
【0009】また本発明は、コンクリート電柱の上端に
架設されるグランド線に接続される接地線を、鉄筋を内
蔵する中空の円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って
敷設し、その接地線に接続されるコンクリート電柱の接
地極に接続する接地方法において、前記中空の円筒壁の
下面に金属蓋を取付け、その金属蓋に前記接地線を接続
することによって金属蓋を接地極としたことを特徴とす
る。
【0010】本発明のコンクリート電柱の接地極と接地
方法によれば、接地を目的としてコンクリート電柱に敷
設される接地線は、中空の円筒壁の下面に取付けられる
金属蓋に接続される。導電性を有する金属蓋は地中との
間で大きな接地面積で良好な電気的接触を維持できるの
で、接地抵抗を大幅に低減できる。また、従来のように
特別な接地極を設けることなくコンクリート電柱の蓋を
活用して接地を行うことができる上、その設置作業もコ
ンクリート電柱建立のための掘削穴を接地極埋設穴とし
て活用することができるので、接地極を特別に設けてそ
れらを埋設する手間や労力を省き、作業の効率化を図る
ことができる。
【0011】鉄筋を金属蓋に接続した構成にすると、コ
ンクリート製の円筒壁に内蔵される鉄筋も金属蓋を介し
て接地線に接続されるので、この鉄筋が円筒壁を介して
土壌に電気的に接触する。つまり、円筒壁周辺と地中と
の間でも接地抵抗が低減され、前記金属蓋と地中との間
に加え接地可能な面積が広がり、好適である。
【0012】又本発明は、コンクリート電柱の上端に架
設されるグランド線に接続される接地線を、鉄筋を内蔵
する中空の円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って敷
設し、その接地線に接続されるコンクリート電柱の接地
極において、前記中空の円筒壁の下面に突出する鉄筋間
に金属線を巻き付け、この金属線に接地線を接続するこ
とによって金属線を接地極としたことを特徴とする。
【0013】上記発明のコンクリート電柱の接地極によ
れば、接地を目的としてコンクリート電柱に敷設される
接地線は、中空の円筒壁の下面に取付けられる金属線に
接続される。導電性を有する金属線は地中との間で十分
な接地面積で良好な電気的接触を維持できるので、接地
抵抗を十分に低減できると共に、この金属線には市販の
安価なものを利用できるので、部品コストを低減でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図4を参照して説明する。
【0015】図1は、図2及び図3に示す本実施形態の
接地極となる金属蓋1を、コンクリート電柱2下端に取
付けた状態を示す側面図である。
【0016】コンクリート電柱2は、中空の円筒壁2a
に棒状の鉄筋4を内蔵している。鉄筋は、縦方向に複数
本の主鉄筋4(以下、鉄筋と云う)が等間隔に配され、
その鉄筋4に対し横方向に図示しないスパイラル筋が、
多数本の鉄筋4の外周を囲むようにスパイラル状に配さ
れることによって、網目状になって円筒壁2a内に内蔵
される。
【0017】鉄筋4の下端4aはコンクリート電柱2の
下面より突出し、この下端4aが、コンクリート電柱2
の下面に取付けられる金属蓋1に刻設された円周状の溝
1aに嵌入される。金属蓋1は銅製で、薄肉の外周壁1
bと底体1cとが一体に形成されているが、円筒形の外
周壁1bと底体1cとを別材料で別体に形成してもよ
い。外周壁1bには、接地リード線3を取付けるための
突起1dが一体形成されている。底体1cは中央に凹部
1eが形成され、その凹部1eの中心には水抜き孔1f
が設けられている。
【0018】上記構成による接地方法は、先ず、コンク
リート電柱2下端に金属蓋1を、鉄筋4の下端4aと金
属蓋1の溝1aとが嵌合するように取付け、金属蓋1の
突起1dに接地リード線3の下端を接続する。ここで、
接地リード線3の上部をコンクリート電柱2外周に沿わ
せて仮留めしておくと後の作業性がよい。一方、コンク
リート電柱2建立のための穴を掘削しておく。そして、
金属蓋1が取付けられたコンクリート電柱2を、金属蓋
1全体が地中に埋設されるように建立する。このとき、
接地抵抗低減剤を金属蓋1の周囲に投入しておくとよ
い。次いで、接地リード線3の上端を、別途コンクリー
ト電柱2の上端に架設されたグランド線bに接続された
接地線cの下端に地上で接続し、安全カバーeを取付け
る(従来図である図5参照)。
【0019】上記の接地方法において、コンクリート電
柱2の建立前に、コンクリート電柱2外周に予め安全カ
バーeを取付けておいて、この安全カバーe内に接地リ
ード線3の上部を保持させておいてもよい。
【0020】コンクリート電柱2と金属蓋1とは、鉄筋
4の下端4aと金属蓋1の溝1aとの嵌入及びコンクリ
ート電柱2下端と金属蓋1の外周壁1bとの圧入によ
り、両者がたたき込んで結合される。よって金属蓋1に
接続されている前記接地リード線3を通じ、前記接地線
cに金属蓋1と鉄筋4とが導通する。金属蓋1は、それ
と地中との間で接地抵抗を十分に低減でき、十分な接地
面積をとり得るが、本実施形態ではそれに加え、コンク
リート製の円筒壁2aに鉄筋4が主鉄筋にスパイラル筋
がからむように巻きついて網目状に内蔵されているの
で、これら鉄筋が接地線cに接続されることにより、鉄
筋4が円筒壁2aを介して地中に電気的に接触する。つ
まり、円筒壁2a周辺と地中との間でも接地抵抗が低減
され、前記金属蓋1と地中との間に加え接地可能な面積
が広がる。
【0021】上記のように本発明によれば、金属蓋1の
コンクリート電柱2への取付け作業をコンクリート電柱
2の建立前に地上で行うことができるので、接地極埋設
穴の掘削および埋設の手間を省くことができる。また本
実施形態では、鉄筋や蓋といったコンクリート電柱2の
既存物を活用して接地抵抗の低減を図って接地効果を発
揮することができると共に、接地極(金属蓋1)の設置
作業もコンクリート電柱2建立のための掘削穴を接地極
埋設穴として活用することができ、作業の省力化と効率
化を図ることができる。
【0022】尚、土壌の条件によっては接地抵抗値が基
準に満たない場合には接地棒等、従来接地極と併用する
ようにする。その場合は接地棒は鉄筋4及び金属蓋1部
分から1m以上離して埋設するようにする。
【0023】本発明は上記の実施形態に示すほか、種々
の態様に構成することができる。例えば、コンクリート
電柱2の下面に取付けられる金属蓋1は上記実施形態に
示した材質、形状に限定されず、図4に示すような板金
製の金属蓋5でも良い。この場合は、鉄筋4の下端4a
が金属蓋5に接続し易いように、金属蓋5の下面円周部
5aを逆テーパ状に傾斜して形成すると好適である。
【0024】尚、上記実施形態に説明したように、接地
線cに接続された金属蓋1はそれと地中との間で接地抵
抗を十分に低減できるので、金属蓋1と鉄筋4の下端4
aとを接続しなくても本発明の目的は達成される。
【0025】また、上記実施形態では、コンクリート電
柱2の下面に取付けた金属蓋1、5を接地極としたが、
コンクリート電柱2が地中に沈んでいくおそれが無いな
らば、金属蓋1、5を取付けずに、例えば円周状に並ん
でいる多数の鉄筋4の下端4aを外側から取り巻くよう
に銅線を巻き付け、この銅線を接地線cに接続して銅線
を接地極としてもよく、上記と同様の効果を得ることが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明のコンクリート電柱の接地極と接
地方法によれば、接地線は、コンクリート電柱の中空の
円筒壁の下面に取付けられる金属蓋に接続されて、導電
性を有する金属蓋が地中との間で大きな接地面積で良好
な電気的接触を維持できるので、接地抵抗を大幅に低減
できると共に、従来のように特別な接地極を設けること
なく既存のコンクリート電柱の蓋を接地極として活用す
ることができ、しかもその設置作業はコンクリート電柱
建立のための掘削穴を接地極埋設穴として活用すること
ができ、作業の省力化と効率化を図ることができる。
【0027】鉄筋を金属蓋に接続した構成にすると、コ
ンクリート製の円筒壁に内蔵される鉄筋も金属蓋を介し
て接地線に接続されて、この鉄筋が円筒壁を介して土壌
に電気的に接触するので、金属蓋と地中との間の接地抵
抗を低減することができると共に、円筒壁周辺と地中と
の間でも接地抵抗を低減して接地可能な面積が広がり、
好適である。
【0028】又本発明のコンクリート電柱の接地極によ
れば、接地線は、中空の円筒壁の下面に取付けられる金
属線に接続されて、導電性を有する金属線が地中との間
で十分な接地面積で良好な電気的接触を維持できるの
で、接地抵抗を十分に低減できると共に、この金属線に
は市販の安価なものを利用できるので、部品コストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、金属蓋をコンクリ
ート電柱下端に取付けた状態を示す縦断側面図。
【図2】接地極となる金属蓋の一実施形態を示す縦断側
面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す縦断側面図。
【図5】従来例を示し、(a)はその一部を断面して見
た側面図、(b)はその一部を拡大して見た縦断側面
図。
【図6】(a)はコンクリート電柱を下面から見た平面
図、(b)はコンクリート電柱に下端に取付けられる蓋
を裏面から見た平面図。
【符号の説明】
1 金属蓋(接地極) 2 コンクリート電柱 2a 円筒壁 3 接地リード線 4 鉄筋 b グランド線 c 接地線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート電柱の上端に架設されるグ
    ランド線に接続される接地線を、鉄筋を内蔵する中空の
    円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って敷設し、その
    接地線に接続されるコンクリート電柱の接地極におい
    て、前記中空の円筒壁の下面に金属蓋を取付け、その金
    属蓋に前記接地線を接続することによって金属蓋を接地
    極としたことを特徴とするコンクリート電柱の接地極。
  2. 【請求項2】 鉄筋を金属蓋に接続した請求項1記載の
    コンクリート電柱の接地極。
  3. 【請求項3】 コンクリート電柱の上端に架設されるグ
    ランド線に接続される接地線を、鉄筋を内蔵する中空の
    円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って敷設し、その
    接地線に接続されるコンクリート電柱の接地極におい
    て、前記中空の円筒壁の下面に突出する鉄筋間に金属線
    を巻き付け、この金属線に接地線を接続することによっ
    て金属線を接地極としたことを特徴とするコンクリート
    電柱の接地極。
  4. 【請求項4】 コンクリート電柱の上端に架設されるグ
    ランド線に接続される接地線を、鉄筋を内蔵する中空の
    円筒壁からなるコンクリート電柱に沿って敷設し、その
    接地線に接続されるコンクリート電柱の接地極に接続す
    る接地方法において、前記中空の円筒壁の下面に金属蓋
    を取付け、その金属蓋に前記接地線を接続することによ
    って金属蓋を接地極としたことを特徴とする接地方法。
JP9161065A 1997-06-18 1997-06-18 コンクリート電柱の接地極と接地方法 Pending JPH1118259A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033951A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Daewon Electric Co Ltd オーガークレーン用拡張型掘削ユニットを利用した架空線路用円弧状電柱根枷の施工法
CN112049509A (zh) * 2020-04-28 2020-12-08 广东永基电力器材厂有限公司 一种混凝土电杆

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