JPH11183102A - 高さ測定装置及びその使用方法 - Google Patents

高さ測定装置及びその使用方法

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JPH11183102A
JPH11183102A JP34945097A JP34945097A JPH11183102A JP H11183102 A JPH11183102 A JP H11183102A JP 34945097 A JP34945097 A JP 34945097A JP 34945097 A JP34945097 A JP 34945097A JP H11183102 A JPH11183102 A JP H11183102A
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広いスペースが無くとも測定することが可能
であると共に、被測定物の周囲の面が少し位反っていて
も被測定物の高さを正確に測定することができる高さ測
定装置及びその使用方法を提供する。 【解決手段】 軸線に沿って軸孔12aが形成された装
置本体12と、装置本体12の後端部の軸孔12aに検
出部20が伸びて挿通されると共にメーター部18を有
するダイヤルゲージ16と、装置本体12の先端部の軸
孔12aに、後端部が検出部20と鋼球31を介して接
触するよう伸びて挿通され、先端部が半田フィレット3
4に接触して装置本体12の先端から引っ込んで測定動
作したときの先端部と装置本体12の先端との変位を検
出部20に伝達する測定子25と、測定子25の後側測
定子24を検出部20側に弾性的に押圧する圧縮コイル
スプリング30とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品の
リード線と回路基板上に設けられた導通ランドの間に半
田が盛り付けられて付着され、半田接合部の強度に影響
する半田フィレット等の高さを測定するための、高さ測
定装置及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高さ測定装置としては、例えば図
5に示すような高さ測定装置があった。同図に示す高さ
測定装置50は、3本の脚51で支えられる支持台板5
3の中央部にダイヤルゲージ54の本体56が支持され
ている。そして、ダイヤルゲージ54の本体56の上端
部には針55aと目盛を有するメーター部55が設けら
れ、本体56の支持台板53の中央部下方にはダイヤル
ゲージ54の測定子57が、その本体56に対して伸縮
可能に設けられている。測定子57の先端部には、回路
基板60の半田フィレット58の中央部から突出するリ
ード線59の先端部が嵌合する、そのリード線59の径
より少し大きな径の穴部57aが形成されている。
【0003】このような高さ測定装置50はまず、図6
に示すようにそれを何かの高い平面精度を有する平面6
2の上にセットして、ダイヤルゲージ54の測定子57
の先端をその平面62に当接させて、そのときのメータ
ー部55の針55aが目盛の零を指すように零設定を行
う。
【0004】それから図5に示すように、高さ測定装置
50を回路基板60の上にセットして、ダイヤルゲージ
54の測定子57の先端の穴部57aをリード線59に
嵌合させる。すると測定子57の先端部は半田フィレッ
ト58の上端部に係止して、高さHの分だけ測定子57
は本体56内に引っ込んで、脚51の先端と測定子57
の先端部との間の変位を本体56に伝達し、その変位と
しての高さHの測定値の目盛を、ダイヤルゲージ54の
メーター部55の針55aが指すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高さ測定装置においては、3本の脚51で支
持台板53及びダイヤルゲージ54を支える構造となっ
ているため、ダイヤルゲージ54の周りに広いスペース
が必要となって、広いスペースが無いところでは測定を
行うことができない。
【0006】また、回路基板60は熱によってほとんど
のものが反っていて平面精度が出ていないと共に、脚5
1と測定子57は互いに遠く離れているため、図7に示
すように測定した半田フィレット58の高さH′は誤っ
た値となり、正確な高さHを測定することが難しいとい
う問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、広
いスペースが無くとも測定することが可能であると共
に、被測定物の周囲の面が少し位反っていても被測定物
の高さを正確に測定することができる高さ測定装置及び
その使用方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による高さ測定装置は、軸線に沿って軸孔が
形成された装置本体と、前記装置本体の後端部の軸孔に
検出部が伸びて挿通されると共に表示部を有する検出手
段と、前記装置本体の先端部の軸孔に、後端部が前記検
出部と球面体を介して接触するよう伸びて挿通され、先
端部が被測定物に接触して装置本体の先端から引っ込ん
で測定動作したときの先端部と装置本体の先端との変位
を前記検出部に伝達する測定子と、前記測定子の後端部
を前記検出部側に弾性的に押圧する弾性手段とを備えた
構成としたものである。
【0009】このような構成の高さ測定装置によれば、
まず測定子の先端に続いて装置本体の先端を同一平面に
押し付けて両方の先端の間の変位を零にすることにより
表示部が零値を表示するような零設定を行い、次に測定
子の先端部を被測定物の先端部に接触させて装置本体の
先端が被測定物の基端周囲の平面に当接するまで装置本
体を押圧し、このことにより装置本体の先端と測定子の
先端部との間の変位が検出部に伝達されて表示部がこの
変位を測定値として表示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図4
は、本発明による高さ測定装置及びその使用方法の第1
の実施の形態に係る高さ測定装置10及びその使用方法
を説明するために参照する図である。
【0011】図1は、本実施の形態に係る高さ測定装置
10を示す図である。同図において、高さ測定装置10
の装置本体12内にはその軸線に沿って軸孔12aが形
成されている。装置本体12は断面形状が円形で全体的
にはペンタイプに形成されており、その材料にはプラス
チックが用いられている。
【0012】装置本体12の後端部(図中上端部)には
支持板14が設けられて軸孔12aが閉止されており、
この支持板14にはダイヤルゲージ16(検出手段)が
支持されている。
【0013】ダイヤルゲージ16は、支持板14の外側
に設けられて針18aと目盛を有するメーター部18
(表示部)と、装置本体12の後端部の軸孔12a内に
挿通されて伸びる検出部20とを有している。この検出
部20は、支持板14に固定された静止部21と、この
静止部21に対して伸縮動作する可動部22とを有して
いる。可動部22の先端には球面凹部22aが形成され
ている。
【0014】装置本体12の先端部(図中下端部)の軸
孔12aには、測定子25が挿通されて設けられてい
る。この測定子25は、前側測定子23と後側測定子2
4とに分かれていて、互いにネジ部Sにおいて締付けら
れてネジ結合することにより連結されている。
【0015】前側測定子23の先端部には、回路基板2
6のリード線28の径より少し太い径の穴部23aが開
口しており、後側測定子24の後端部には球面凹部24
aが形成されている。後側測定子24の球面凹部24a
には、検出部20の可動部22の球面凹部22aと球面
同士で接触する鋼球31(球面体)が一体的に接着、固
定して設けられている。
【0016】ところで装置本体12の先端部の軸孔12
aの途中には段部12bがあり、この段部12bと測定
子25の後側測定子24の段部24bとの間には、圧縮
コイルスプリング30(弾性体)が設けられている。ま
た、測定子25の前側測定子23の先端部には、図2に
示すように、その先端面と穴部23aの周面との間に微
少な半径のR面23bが形成されている。
【0017】以下に、本実施の形態に係る高さ測定装置
10の使用方法について説明する。まず高さ測定装置1
0の装置本体12を作業者が手で把持して、図3に示す
ように、装置本体12の先端部を何かの高い平面精度を
有する平面32の上に垂直方向に押し付ける。
【0018】すると、押し付け前は図1に示すように装
置本体12の先端から突出していた測定子25の前側測
定子23の先端部が、上記平面32に押し付けられるこ
とにより、図3に示すように装置本体12の軸孔12a
内に引っ込む。
【0019】このような測定子25の前側測定子23の
先端が軸孔12a内に引っ込むのに続いて、装置本体1
2の先端を平面32に接触させて押し付けることによ
り、前側測定子23の先端と装置本体12の先端との間
の変位を零にして、このことによりメーター部18の針
18aが目盛の零値を表示するような零設定を行うこと
ができる。
【0020】次に図4に示すように、前側測定子23の
穴部23aをリード線28に嵌合させることにより、前
側測定子23の先端部を半田フィレット34の先端部
(図中上端部)に接触させる。それから装置本体12の
先端が半田フィレット34の基端周囲の回路基板26の
平面に当接するまで、装置本体12を回路基板26に向
かって押圧する。
【0021】このことにより、装置本体12の先端と測
定子25の前側測定子23の先端との間の変位、すなわ
ち半田フィレット34の高さHが、測定子25から鋼球
31を介して検出部20の可動部22に伝達され、さら
にダイヤルゲージ16のメーター部18の針18aがそ
の高さHに対応する目盛を測定値として指し示す。
【0022】このように本実施の形態に係る高さ測定装
置10によれば、従来のように3本の脚51が不要なの
で、半田フィレット34の周りに広いスペースが無くと
も半田フィレット34の高さHを測定することができ
る。また、測定子25の先端と装置本体12の先端との
半径方向の距離が、従来の測定子57と脚51のように
遠く離れていないので、半田フィレット34の周囲の面
が少し位反っていたとしても半田フィレット34の高さ
Hを正確に測定することができる。
【0023】また、装置本体12の先端に対する測定子
25の変位は鋼球31を介して、すなわち球面を介して
検出部20の可動部22に伝達されるので、前側測定子
23の穴部23aにリード線28を嵌合させる際に装置
本体12が多少傾いても、測定子25が鋼球31を介し
て可動部22に対して相対的に回動することにより、前
側測定子23とリード線28の間に相対的な回動が生じ
てリード線28を破損させることを防止することができ
る。
【0024】また、測定子25の前側測定子23は後側
測定子24に対してネジ部Sのネジを緩めることにより
取り外し、交換が可能となっているため、リード線28
の径が異なるものについての半田フィレット34の高さ
Hを測定する場合は、穴部23aの径が異なる別の前側
測定子23と交換することによりその測定を可能にする
ことができる。
【0025】また、図2に示すように前側測定子23の
穴部23aの先端部にはR面23bが形成されていると
共に、前側測定子23をプラスチック材料で形成するこ
とにより、前側測定子23の先端部が半田フィレット3
4に傷やクラックを生じさせることを防止することがで
きる。
【0026】また後側測定子24の段部24bと装置本
体12の段部12bとの間には圧縮コイルスプリング3
0が設けられているため、高さ測定装置10の非使用時
には測定子25を装置本体12の軸孔12a内に、その
後端部が鋼球31を介して検出部20の可動部22から
離れないように保持することができる。
【0027】また、高さ測定装置10の使用時に高さ測
定装置10を把持して、図1に示すように測定子25を
下にして縦方向に起こしたときに、圧縮コイルスプリン
グ30が無ければ測定子25が装置本体12の軸孔12
a内を急降下して、測定子25の前側測定子23の先端
部が半田フィレット34に衝突して半田フィレット34
を破損させたり、或いは他の硬いものに衝突して前側測
定子23の先端部が破損することを防止することができ
る。
【0028】また、高さ測定装置10はペンタイプのよ
うに小型軽量化が図られているため、片手で把持して簡
単に操作することができる。そして、上述したような上
方から下方に押し当てての測定だけでなく、横方向から
も、或いは下方から上方に向かって押し当てて測定する
ことも可能となっている。そしてさらに、回路基板26
を他方の手で持ったまま、かつ自由な測定姿勢で測定す
ることが可能となっている。
【0029】なお、前記実施の形態においては装置本体
12がその先端部から後端部まで一体的に形成されて途
中で折り曲げることができない構造となっていたが、装
置本体12は先端部側と後端部側の2つに分割してその
間をフレキシブルジョイントで接合するような構成にし
てもよく、その場合は測定しにくい狭い場所においても
装置本体12を途中で折り曲げることにより測定を可能
にすることができる。
【0030】そしてこのような実施の形態の場合におい
ては、測定子25と検出部20との間は鋼球31を介し
て折り曲げが可能なので問題はなく、また零設定は測定
前に装置本体12を測定時と同程度に折り曲げて行うこ
とにより正確な測定を可能とすることができる。
【0031】また、前記実施の形態においては、高さ測
定装置10が回路基板26上に形成された半田フィレッ
ト34の高さを測定する場合について説明したが、本発
明は、回路基板の半田フィレット以外の他のどのような
被測定物の高さの測定にも適用することができる。
【0032】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高さ測定
装置及びその使用方法によれば、広いスペースが無くと
も測定することが可能であると共に、被測定物の周囲の
面が少し位反っていても被測定物の高さを正確に測定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高さ測定装置
10の側面断面図である。
【図2】図1における高さ測定装置10の丸A部の拡大
図である。
【図3】高さ測定装置10の使用方法を説明する側面断
面図である。
【図4】高さ測定装置10の使用方法を説明する側面断
面図である。
【図5】従来の高さ測定装置50を示す一部断面側面図
である。
【図6】高さ測定装置50の使用方法を説明する一部断
面側面図である。
【図7】高さ測定装置50の使用方法を説明する一部断
面側面図である。
【符号の説明】
10…高さ測定装置、12…装置本体、12a…軸孔、
12b…段部、14…支持板、16…ダイヤルゲージ、
18…メーター部、18a…針、20…検出部、21…
静止部、22…可動部、22a…球面凹部、23…前側
測定子、23a…穴部、23b…R面、24…後側測定
子、24a…球面凹部、24b…段部、25…測定子、
26…回路基板、28…リード線、30…圧縮コイルス
プリング、31…鋼球、32…平面、34…半田フィレ
ット、50…高さ測定装置、51…脚、53…支持台
板、54…ダイヤルゲージ、55…メーター部、55a
…針、56…本体、57…測定子、57…a穴部、58
…半田フィレット、59…リード線、60…回路基板、
62…平面、H,H′…高さ、S…ネジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線に沿って軸孔が形成された装置本体
    と、 前記装置本体の後端部の軸孔に検出部が伸びて挿通され
    ると共に表示部を有する検出手段と、 前記装置本体の先端部の軸孔に、後端部が前記検出部と
    球面体を介して接触するよう伸びて挿通され、先端部が
    被測定物に接触して装置本体の先端から引っ込んで測定
    動作したときの先端部と装置本体の先端との変位を前記
    検出部に伝達する測定子と、 前記測定子の後端部を前記検出部側に弾性的に押圧する
    弾性手段と、 を備えたことを特徴とする高さ測定装置。
  2. 【請求項2】 軸線に沿って軸孔が形成された装置本体
    と、 前記装置本体の後端部の軸孔に検出部が伸びて挿通され
    ると共に表示部を有する検出手段と、 前記装置本体の先端部の軸孔に、後端部が前記検出部と
    球面体を介して接触するよう伸びて挿通され、先端部が
    被測定物に接触して装置本体の先端から引っ込んで測定
    動作したときの先端部と装置本体の先端との変位を前記
    検出部に伝達する測定子と、 前記測定子の後端部を前記検出部側に弾性的に押圧する
    弾性手段とを備えた高さ測定装置を用いて、 まず前記測定子の先端に続いて前記装置本体の先端を同
    一平面に押し付けて両方の先端の間の変位を零にするこ
    とにより前記表示部が零値を表示するような零設定を行
    い、 次に前記測定子の先端部を被測定物の先端部に接触させ
    て前記装置本体の先端が前記被測定物の基端周囲の平面
    に当接するまで装置本体を押圧し、 このことにより前記装置本体の先端と前記測定子の先端
    部との間の変位が前記検出部に伝達されて前記表示部が
    この変位を測定値として表示するようにしたことを特徴
    とする高さ測定装置の使用方法。
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