JPH11183128A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH11183128A JPH11183128A JP9365122A JP36512297A JPH11183128A JP H11183128 A JPH11183128 A JP H11183128A JP 9365122 A JP9365122 A JP 9365122A JP 36512297 A JP36512297 A JP 36512297A JP H11183128 A JPH11183128 A JP H11183128A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 16
- 238000002372 labelling Methods 0.000 claims description 25
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 21
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 29
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像の奥行座標を高速且つ高精度で求めるこ
と。 【解決手段】カメラ1、2で2つの画像を撮像する。こ
の画像からエッジにより線分を抽出する。このとき、所
定ライン毎に1ラインを空白ラインとすることで、線分
を短く区分する。この線分を抽出して、始点、終点座標
を求める。カメラの離間方向(x軸方向)に垂直な方向
(y軸方向)の座標偏差が所定範囲に入っている組み合
わせを抽出する。さらに、同一線分の始点と終点とを1
組として、始点と終点とが共に、上記のy座標偏差が所
定範囲に入っている組を対応する線分とする。このよう
にして、複数の画面上において、各線分の各始点、各終
点との対応関係が得られる。対応関係が得られれば、そ
の対応点のx軸方向の偏差が演算される。この偏差を用
いて、その点の奥行座標zが求められる。
と。 【解決手段】カメラ1、2で2つの画像を撮像する。こ
の画像からエッジにより線分を抽出する。このとき、所
定ライン毎に1ラインを空白ラインとすることで、線分
を短く区分する。この線分を抽出して、始点、終点座標
を求める。カメラの離間方向(x軸方向)に垂直な方向
(y軸方向)の座標偏差が所定範囲に入っている組み合
わせを抽出する。さらに、同一線分の始点と終点とを1
組として、始点と終点とが共に、上記のy座標偏差が所
定範囲に入っている組を対応する線分とする。このよう
にして、複数の画面上において、各線分の各始点、各終
点との対応関係が得られる。対応関係が得られれば、そ
の対応点のx軸方向の偏差が演算される。この偏差を用
いて、その点の奥行座標zが求められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のカメラにより環
境を撮像して得られた画像から画像上の各点の奥行座標
(撮像位置から画像上の各点に対応する現実の位置まで
の距離)を演算する装置に関し、特に、3次元画像を得
る装置に応用することができる。
境を撮像して得られた画像から画像上の各点の奥行座標
(撮像位置から画像上の各点に対応する現実の位置まで
の距離)を演算する装置に関し、特に、3次元画像を得
る装置に応用することができる。
【0002】
【従来技術】従来、撮像した画像面上の各点の奥行座標
を求める方法として、複数のカメラで物体を撮像して得
られる複数の画像を用いて奥行座標を求めるステレオ透
視法がある。この方法は、複数の画面における対応点の
決定精度と決定速度により、奥行座標の精度と決定速度
が決められる。対応点を決定する方法として、複数のグ
レー画像において、ブロック相関をとる方法や、複数の
エッジ画像において、エッジの対応点を決定する方法が
一般的に採用されている。
を求める方法として、複数のカメラで物体を撮像して得
られる複数の画像を用いて奥行座標を求めるステレオ透
視法がある。この方法は、複数の画面における対応点の
決定精度と決定速度により、奥行座標の精度と決定速度
が決められる。対応点を決定する方法として、複数のグ
レー画像において、ブロック相関をとる方法や、複数の
エッジ画像において、エッジの対応点を決定する方法が
一般的に採用されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、ブロック相関
を用いる方法は、2つの画像における輝度の相違を補正
する必要があること、ブロックをある程度大きくとらな
いと、誤った対応点を抽出してしまうが、その反対にブ
ロックを大きくとり過ぎると対応点の位置精度が得られ
なくなるという問題がある。又、エッジ画像を用いる方
法は、明確なエッジが得られていないと対応点が抽出で
きず、このため、抽出できる対応点の数が少ないという
問題がある。
を用いる方法は、2つの画像における輝度の相違を補正
する必要があること、ブロックをある程度大きくとらな
いと、誤った対応点を抽出してしまうが、その反対にブ
ロックを大きくとり過ぎると対応点の位置精度が得られ
なくなるという問題がある。又、エッジ画像を用いる方
法は、明確なエッジが得られていないと対応点が抽出で
きず、このため、抽出できる対応点の数が少ないという
問題がある。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的は、エッジとして抽出され
る領域を多くして、対応点抽出数を増加させることであ
る。又、対応点抽出数を増加させて、候補数を増加させ
た上で、正確な対応点の抽出を可能とすることを目的と
する。さらに、他の目的は、対応点を正確且つ高速に抽
出することである。
されたものであり、その目的は、エッジとして抽出され
る領域を多くして、対応点抽出数を増加させることであ
る。又、対応点抽出数を増加させて、候補数を増加させ
た上で、正確な対応点の抽出を可能とすることを目的と
する。さらに、他の目的は、対応点を正確且つ高速に抽
出することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のカメラ
から映像信号を入力して、それぞれのカメラの出力から
得られる各画像を対比させることで、画像上の各点の奥
行座標を演算する画像処理装置において、各カメラから
の映像信号を入力して、各画素の濃淡レベルのグラジェ
ントから決定されるエッジ強度及びエッジ角度を求め、
各画素のエッジ強度及びエッジ角度から稜線画素を決定
し、所定の複数行毎に少なくとも1行の割合で稜線画素
の表示が消去された修正稜線データを求め、その修正稜
線データに基づいて、線分毎にラベリングを行い、各線
分毎に始点座標及び終点座標を求める線分抽出装置と、
線分抽出装置により抽出された各線分の始点座標及び終
点座標を記憶する線分情報メモリと、各画像における各
線分の始点座標及び終点座標を対比させて、各画像で対
応する始点又は終点の複数のカメラの離間方向に沿った
位置偏差を演算し、この位置偏差に応じて画像上に各点
の奥行座標を演算する奥行演算装置とを備えたことを特
徴とする。
から映像信号を入力して、それぞれのカメラの出力から
得られる各画像を対比させることで、画像上の各点の奥
行座標を演算する画像処理装置において、各カメラから
の映像信号を入力して、各画素の濃淡レベルのグラジェ
ントから決定されるエッジ強度及びエッジ角度を求め、
各画素のエッジ強度及びエッジ角度から稜線画素を決定
し、所定の複数行毎に少なくとも1行の割合で稜線画素
の表示が消去された修正稜線データを求め、その修正稜
線データに基づいて、線分毎にラベリングを行い、各線
分毎に始点座標及び終点座標を求める線分抽出装置と、
線分抽出装置により抽出された各線分の始点座標及び終
点座標を記憶する線分情報メモリと、各画像における各
線分の始点座標及び終点座標を対比させて、各画像で対
応する始点又は終点の複数のカメラの離間方向に沿った
位置偏差を演算し、この位置偏差に応じて画像上に各点
の奥行座標を演算する奥行演算装置とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】上記の複数の画像において、抽
出された線分の始点又は終点を複数の画像間で対比させ
る1つの方法は、カメラの離間方向(カメラを水平に設
置すれば、映像の水平走査線方向(x軸方向))に垂直
な方向(カメラを水平に設置すれば、垂直操作線方向
(y軸方向))の座標偏差が所定範囲に入っている組み
合わせを抽出する。さらに、同一線分の始点と終点とを
1組として、始点と終点とが共に、上記のy座標偏差が
所定範囲に入っている組を対応する線分とする。この
時、その線分の複数画面におけるエッジ角度の偏差が所
定値に入っていることを対応条件に付加しても良い。
又、この抽出された対応点が複数存在する場合には、x
座標の偏差が最も小さいものを対応点としたり、x座標
偏差が、画像において、カメラからの最近接点が既知で
ある場合が多いので、この最近接距離から決定される最
大偏差より小さい偏差となる点を対応点として選択すれ
ば良い。このようにして、複数の画面上において、各線
分の各始点、各終点との対応関係が得られる。対応関係
が得られれば、その対応点のx軸方向の偏差が演算され
る。この偏差を用いて、その点の奥行座標zが求められ
る。
出された線分の始点又は終点を複数の画像間で対比させ
る1つの方法は、カメラの離間方向(カメラを水平に設
置すれば、映像の水平走査線方向(x軸方向))に垂直
な方向(カメラを水平に設置すれば、垂直操作線方向
(y軸方向))の座標偏差が所定範囲に入っている組み
合わせを抽出する。さらに、同一線分の始点と終点とを
1組として、始点と終点とが共に、上記のy座標偏差が
所定範囲に入っている組を対応する線分とする。この
時、その線分の複数画面におけるエッジ角度の偏差が所
定値に入っていることを対応条件に付加しても良い。
又、この抽出された対応点が複数存在する場合には、x
座標の偏差が最も小さいものを対応点としたり、x座標
偏差が、画像において、カメラからの最近接点が既知で
ある場合が多いので、この最近接距離から決定される最
大偏差より小さい偏差となる点を対応点として選択すれ
ば良い。このようにして、複数の画面上において、各線
分の各始点、各終点との対応関係が得られる。対応関係
が得られれば、その対応点のx軸方向の偏差が演算され
る。この偏差を用いて、その点の奥行座標zが求められ
る。
【0007】このように、線分を抽出して、その始点と
終点とを対比させているため、線分の対応関係が明確に
把握でき、対応された始点と終点のx方向の偏差からそ
れらの点の奥行座標zを求めることができるので、対応
関係を得るための演算が簡単となるため高速で奥行座標
を得ることができる。又、複数の画像において、エッジ
から線分を検出し、さらに、各線分の始点、終点を検出
し、始点と終点の対応関係を検出しているので、対応点
の抽出の失敗の確率が低く、しかも、その対応点のx軸
方向の偏差を精度良く得ることができるので、各点の奥
行座標を精度良く求めることができる。
終点とを対比させているため、線分の対応関係が明確に
把握でき、対応された始点と終点のx方向の偏差からそ
れらの点の奥行座標zを求めることができるので、対応
関係を得るための演算が簡単となるため高速で奥行座標
を得ることができる。又、複数の画像において、エッジ
から線分を検出し、さらに、各線分の始点、終点を検出
し、始点と終点の対応関係を検出しているので、対応点
の抽出の失敗の確率が低く、しかも、その対応点のx軸
方向の偏差を精度良く得ることができるので、各点の奥
行座標を精度良く求めることができる。
【0008】尚、カメラの離間方向とは、複数のカメラ
の光軸が形成する平面上であって、光軸に垂直な方向を
言う。画像上その方向をx軸、x軸に垂直な方向をy軸
とし、光軸方向、即ち、奥行をz軸としている。カメラ
を水平に設置して、水平面上に離間して2つのカメラを
設置した場合には、画像上の水平走査線方向がx軸、垂
直走査線方向がy軸となる。しかし、カメラを水平に設
置しない場合や、水平面上に設置しない場合も考えられ
る。それらの場合にはカメラの姿勢と配置関係により、
上述したように、画像上の所定方向にx軸とy軸が設定
される。
の光軸が形成する平面上であって、光軸に垂直な方向を
言う。画像上その方向をx軸、x軸に垂直な方向をy軸
とし、光軸方向、即ち、奥行をz軸としている。カメラ
を水平に設置して、水平面上に離間して2つのカメラを
設置した場合には、画像上の水平走査線方向がx軸、垂
直走査線方向がy軸となる。しかし、カメラを水平に設
置しない場合や、水平面上に設置しない場合も考えられ
る。それらの場合にはカメラの姿勢と配置関係により、
上述したように、画像上の所定方向にx軸とy軸が設定
される。
【0009】又、複数の画像において、対応点を検出す
る方法は、上記の方法に加えて、線分の始点、又は、終
点を起点とするx軸方向の複数画素分の濃淡画像に対し
て相関を求めて、その相関値から最も一致する対応関係
を検出するようにしても良い。又、複数の画像で得られ
た対応する線分間のx軸方向の濃淡画像に対して相関を
求めて、その相関値から最も一致する対応関係を検出す
るようにしても良い。
る方法は、上記の方法に加えて、線分の始点、又は、終
点を起点とするx軸方向の複数画素分の濃淡画像に対し
て相関を求めて、その相関値から最も一致する対応関係
を検出するようにしても良い。又、複数の画像で得られ
た対応する線分間のx軸方向の濃淡画像に対して相関を
求めて、その相関値から最も一致する対応関係を検出す
るようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に示す。図
1において、環境がカメラ1により撮像され、カメラ1
から出力される映像信号は線分抽出装置A1に入力す
る。線分抽出装置A1は、A/D変換器12、フィルタ
処理回路13、稜線抽出回路14、ラベリング装置1
5、ラベル画像メモリ16、線分情報メモリ17、デー
タ修正装置18とで構成されている。A/D変換器12
によりデジタル画像に変換される。そのデジタル画像は
フィルタ処理(例えばソーベルフィルタ)されて、エッ
ジ角度データとエッジ強度データが演算され、このエッ
ジ角度データとエッジ強度データが稜線抽出回路14に
入力される。稜線抽出回路14は、各画素が稜線上の画
素か否かを決定する回路である。稜線抽出回路14から
出力される稜線データは各画素毎に稜線であることを示
す稜線フラグとエッジ角度データとを含むデータであ
る。その稜線データは、水平同期信号と画素同期信号と
に同期して、データ修正装置18に入力する。データ修
正装置18では、所定の複数行毎に少なくとも1行分の
稜線データが削除された修正稜線データがラベリング装
置15に入力する。ラベリング装置15においては、各
画素毎にその画素が存在する線分のラベル値及び各線分
の始点画素及び終点画素の画素アドレス(水平走査線方
向をx軸、垂直走査線方向をy軸として、(x座標、y
座標))が決定される。その結果は、それぞれ、ラベル
画像メモリ16と線分情報メモリ17とに記憶される。
このような線分抽出装置A2が他のカメラ2に対しても
設けられている。カメラ1とカメラ2とにより環境がス
テレオ撮影される。そして、線分抽出装置A1とA2と
により抽出されたそれぞれの画像における線分の始点画
素及び終点画素の画素アドレスに基づいて、奥行演算装
置20により画像上の各点における奥行座標z(カメラ
の光軸方向にz軸をとり、カメラの位置から実像点まで
の距離)が演算される。
1において、環境がカメラ1により撮像され、カメラ1
から出力される映像信号は線分抽出装置A1に入力す
る。線分抽出装置A1は、A/D変換器12、フィルタ
処理回路13、稜線抽出回路14、ラベリング装置1
5、ラベル画像メモリ16、線分情報メモリ17、デー
タ修正装置18とで構成されている。A/D変換器12
によりデジタル画像に変換される。そのデジタル画像は
フィルタ処理(例えばソーベルフィルタ)されて、エッ
ジ角度データとエッジ強度データが演算され、このエッ
ジ角度データとエッジ強度データが稜線抽出回路14に
入力される。稜線抽出回路14は、各画素が稜線上の画
素か否かを決定する回路である。稜線抽出回路14から
出力される稜線データは各画素毎に稜線であることを示
す稜線フラグとエッジ角度データとを含むデータであ
る。その稜線データは、水平同期信号と画素同期信号と
に同期して、データ修正装置18に入力する。データ修
正装置18では、所定の複数行毎に少なくとも1行分の
稜線データが削除された修正稜線データがラベリング装
置15に入力する。ラベリング装置15においては、各
画素毎にその画素が存在する線分のラベル値及び各線分
の始点画素及び終点画素の画素アドレス(水平走査線方
向をx軸、垂直走査線方向をy軸として、(x座標、y
座標))が決定される。その結果は、それぞれ、ラベル
画像メモリ16と線分情報メモリ17とに記憶される。
このような線分抽出装置A2が他のカメラ2に対しても
設けられている。カメラ1とカメラ2とにより環境がス
テレオ撮影される。そして、線分抽出装置A1とA2と
により抽出されたそれぞれの画像における線分の始点画
素及び終点画素の画素アドレスに基づいて、奥行演算装
置20により画像上の各点における奥行座標z(カメラ
の光軸方向にz軸をとり、カメラの位置から実像点まで
の距離)が演算される。
【0011】図2は、稜線抽出回路14の構成を示して
いる。稜線抽出回路14は、エッジ角度データとエッジ
強度データを1組の入力データとしている。データを画
像の1ライン分だけ遅延させるラインディレー21、2
2が2段直列に並べられている。そして、この構成によ
り、現ラインのデータ、1ライン前のデータと2ライン
前のデータの合わせて3ライン分のエッジ角度データと
エッジ強度データとを1度にシフトレジスタ回路23に
出力できる。
いる。稜線抽出回路14は、エッジ角度データとエッジ
強度データを1組の入力データとしている。データを画
像の1ライン分だけ遅延させるラインディレー21、2
2が2段直列に並べられている。そして、この構成によ
り、現ラインのデータ、1ライン前のデータと2ライン
前のデータの合わせて3ライン分のエッジ角度データと
エッジ強度データとを1度にシフトレジスタ回路23に
出力できる。
【0012】シフトレジスタ回路23は、3ライン分の
入力データを順次入力して、画面上3×3のマトリック
スに対応した画素のエッジ角度データとエッジ強度デー
タとを記憶できるように3×3のマトリックスに配列さ
れた9個のレジスタR1,1,R1,2 …R3,3 で構成されて
いる。各レジスタのビット数はエッジ角度データとエッ
ジ強度データとを記憶できるビット数である。注目画素
のデータは中央のレジスタR2,2 に記憶される。
入力データを順次入力して、画面上3×3のマトリック
スに対応した画素のエッジ角度データとエッジ強度デー
タとを記憶できるように3×3のマトリックスに配列さ
れた9個のレジスタR1,1,R1,2 …R3,3 で構成されて
いる。各レジスタのビット数はエッジ角度データとエッ
ジ強度データとを記憶できるビット数である。注目画素
のデータは中央のレジスタR2,2 に記憶される。
【0013】フラグ設定回路24は、シフトレジスタ回
路23に設定されている3×3のマトリックスデータか
ら、稜線フラグとエッジ強度フラグとを設定する回路で
ある。注目画素とその周辺の8画素のデータから、注目
画素が稜線画素か否か、注目画素のエッジ強度がしきい
値以上か否かを判定し、それぞれ、判定結果に応じて、
稜線フラグとエッジ強度フラグをセット、又は、リセッ
トする。稜線フラグは、注目画素のエッジ角度に垂直な
方向に、その注目画素に隣接する2つの周辺画素のエッ
ジ強度よりも注目画素のエッジ強度の方が大きく、かつ
そのエッジ強度がしきい値Vth1 よりも大きい場合にセ
ットされる。以下、稜線フラグが設定されている画素を
稜線画素という。また、エッジ強度フラグは、注目画素
のエッジ強度があるしきい値Vth2 よりも大きければセ
ットされる。この時、しきい値Vth2 はしきい値Vth1
より大きな値である。
路23に設定されている3×3のマトリックスデータか
ら、稜線フラグとエッジ強度フラグとを設定する回路で
ある。注目画素とその周辺の8画素のデータから、注目
画素が稜線画素か否か、注目画素のエッジ強度がしきい
値以上か否かを判定し、それぞれ、判定結果に応じて、
稜線フラグとエッジ強度フラグをセット、又は、リセッ
トする。稜線フラグは、注目画素のエッジ角度に垂直な
方向に、その注目画素に隣接する2つの周辺画素のエッ
ジ強度よりも注目画素のエッジ強度の方が大きく、かつ
そのエッジ強度がしきい値Vth1 よりも大きい場合にセ
ットされる。以下、稜線フラグが設定されている画素を
稜線画素という。また、エッジ強度フラグは、注目画素
のエッジ強度があるしきい値Vth2 よりも大きければセ
ットされる。この時、しきい値Vth2 はしきい値Vth1
より大きな値である。
【0014】この様にエッジ強度に2つのしきい値を持
たせた場合の効果は、稜線フラグはなるべく小さなエッ
ジ強度でも稜線画素としてひろいあげることにより、線
分をとぎれずにつながるようにできることと、一方、小
さなエッジ強度だけで線分が構成されている場合、即
ち、1 本の線分のすべての稜線画素にエッジ強度フラグ
がたっていない場合、線分としての信頼度が低いとして
後の認識処理で削除することができ、1本の線分におい
て、少なくとも1つの稜線画素にエッジ強度フラグが立
っている場合には、この線分を信頼度の高い線分とする
ことができる。
たせた場合の効果は、稜線フラグはなるべく小さなエッ
ジ強度でも稜線画素としてひろいあげることにより、線
分をとぎれずにつながるようにできることと、一方、小
さなエッジ強度だけで線分が構成されている場合、即
ち、1 本の線分のすべての稜線画素にエッジ強度フラグ
がたっていない場合、線分としての信頼度が低いとして
後の認識処理で削除することができ、1本の線分におい
て、少なくとも1つの稜線画素にエッジ強度フラグが立
っている場合には、この線分を信頼度の高い線分とする
ことができる。
【0015】フラグ設定回路24は、フィルタ処理回路
13から1画素毎のデータの入力に同期して、注目画素
に関して、稜線フラグF1、エッジ強度フラグF2、エ
ッジ角度データGから成る稜線データをデータ修正装置
18に出力する。
13から1画素毎のデータの入力に同期して、注目画素
に関して、稜線フラグF1、エッジ強度フラグF2、エ
ッジ角度データGから成る稜線データをデータ修正装置
18に出力する。
【0016】図3は、データ修正装置18の構成を示し
ている。カウンタ回路181は水平同期信号を入力する
毎に数値を更新する回路であり、カウンタ回路181の
記憶値により現在の行番号が分かる。その行番号は消去
行指定回路182に入力している。この消去行指定回路
182は、例えば、カウンタ回路181の下位4桁目の
信号の立上がりを検出する回路で構成することで、8行
毎に消去行指定信号をデータ変換回路183に出力する
ことができる。このデータ変換回路183は稜線抽出回
路14から稜線データが入力されており、この消去行指
定信号が入力される毎に、その行の稜線データの稜線フ
ラグを0(1を稜線上の画素、0を稜線外の画素と定義
する)としてラベリング装置15に出力する。このよう
にして、8行毎に1行分だけの稜線データを削除するこ
とができる。削除行は少なくとも1行あれば十分であ
り、複数行であっても良い。又、何行毎に削除行を設け
るかは任意である。
ている。カウンタ回路181は水平同期信号を入力する
毎に数値を更新する回路であり、カウンタ回路181の
記憶値により現在の行番号が分かる。その行番号は消去
行指定回路182に入力している。この消去行指定回路
182は、例えば、カウンタ回路181の下位4桁目の
信号の立上がりを検出する回路で構成することで、8行
毎に消去行指定信号をデータ変換回路183に出力する
ことができる。このデータ変換回路183は稜線抽出回
路14から稜線データが入力されており、この消去行指
定信号が入力される毎に、その行の稜線データの稜線フ
ラグを0(1を稜線上の画素、0を稜線外の画素と定義
する)としてラベリング装置15に出力する。このよう
にして、8行毎に1行分だけの稜線データを削除するこ
とができる。削除行は少なくとも1行あれば十分であ
り、複数行であっても良い。又、何行毎に削除行を設け
るかは任意である。
【0017】図4は、ラベリング装置15の構成を示し
ている。ラベリング装置15は1ライン分だけデータを
遅延させるラインディレー31と2段、5個のシフトレ
ジスタS1,1,S1,2,S1,3,S2,1,S2,2 から成るシフト
レジスタ回路32と、画面上の各画素毎にラベル値を記
憶するラベル画像メモリ33と、周辺画素のラベル値を
参照又は記憶するシフトレジスタ回路34とを有してい
る。
ている。ラベリング装置15は1ライン分だけデータを
遅延させるラインディレー31と2段、5個のシフトレ
ジスタS1,1,S1,2,S1,3,S2,1,S2,2 から成るシフト
レジスタ回路32と、画面上の各画素毎にラベル値を記
憶するラベル画像メモリ33と、周辺画素のラベル値を
参照又は記憶するシフトレジスタ回路34とを有してい
る。
【0018】入力データは、稜線フラグF1とエッジ強
度フラグF2とエッジ角度データGを1組とするデータ
修正装置18から出力された修正稜線データである。1
段目のシフトレジスタS1,1,S1,2,S1,3 には、現在ラ
インのデータが入力され、2段目のシフトレジスタS
2,1,S2,2 には1ライン分だけ遅延したデータが入力さ
れる。このシフトレジスタ回路32と画面上の画素との
対応関係は、図5に示すようになる。画素の走査方向は
画面上左から右、上から下である。ウインドウ領域Tの
各画素のデータとシフトレジスタ回路32との対応関係
が図4に示されている。
度フラグF2とエッジ角度データGを1組とするデータ
修正装置18から出力された修正稜線データである。1
段目のシフトレジスタS1,1,S1,2,S1,3 には、現在ラ
インのデータが入力され、2段目のシフトレジスタS
2,1,S2,2 には1ライン分だけ遅延したデータが入力さ
れる。このシフトレジスタ回路32と画面上の画素との
対応関係は、図5に示すようになる。画素の走査方向は
画面上左から右、上から下である。ウインドウ領域Tの
各画素のデータとシフトレジスタ回路32との対応関係
が図4に示されている。
【0019】シフトレジスタ回路34は現行画素に対し
てW1,1 〜W1,4 、前行画素に対してW2,1 〜W2,4 が
与えられている。シフトレジスタ回路34はシフトレジ
スタ回路32の各画素に対応するラベル値を保持するた
めのものであるから、原理上は前行に対しては2つ、現
行に対しては3つで良い。同数設けたのは、同列画素の
ラベル値をラベル画像メモリ33に同時に記憶するため
のであり、余分な1個は、データの処理時間をかせぐた
めのバッファである。又、前行画素に対応するシフトレ
ジスタW2,1 〜W2,4 はラベル画像メモリ33から読み
出された値が記憶され、又、新たなラベル値が設定され
る。現行画素に対応するシフトレジスタW1,1 〜W1,4
は新たに決定されたラベル値が設定される。これらのシ
フトレジスタ回路34に設定された各ラベル値は、ラベ
ル画像メモリ33に順次記憶される。上記のようにシフ
トレジスタ回路32、34のシフト動作、データ設定
は、制御回路36から出力される同期信号に基づいて、
画素列に同期して実行される。
てW1,1 〜W1,4 、前行画素に対してW2,1 〜W2,4 が
与えられている。シフトレジスタ回路34はシフトレジ
スタ回路32の各画素に対応するラベル値を保持するた
めのものであるから、原理上は前行に対しては2つ、現
行に対しては3つで良い。同数設けたのは、同列画素の
ラベル値をラベル画像メモリ33に同時に記憶するため
のであり、余分な1個は、データの処理時間をかせぐた
めのバッファである。又、前行画素に対応するシフトレ
ジスタW2,1 〜W2,4 はラベル画像メモリ33から読み
出された値が記憶され、又、新たなラベル値が設定され
る。現行画素に対応するシフトレジスタW1,1 〜W1,4
は新たに決定されたラベル値が設定される。これらのシ
フトレジスタ回路34に設定された各ラベル値は、ラベ
ル画像メモリ33に順次記憶される。上記のようにシフ
トレジスタ回路32、34のシフト動作、データ設定
は、制御回路36から出力される同期信号に基づいて、
画素列に同期して実行される。
【0020】ラベリング装置15のラベル値付与回路3
7は、シフトレジスタ回路32、34の値を入力して、
決定されたラベル値をシフトレジスタ回路34に設定す
る。図5に示すように、注目画素とその周辺画素4点の
合わせて5組のデータからラベリング処理を行う。ラベ
リング処理は注目画素とその周辺画素4点の稜線フラグ
F1とエッジ強度フラグF2とエッジ角度Gの他に、既
に付けられたラベル値が必要となるために、ラベル値を
記憶しているラベル画像メモリ33から稜線フラグ等の
データの入力とタイミングを合わせてラベル値を読み出
し、ラベリング処理に利用する。
7は、シフトレジスタ回路32、34の値を入力して、
決定されたラベル値をシフトレジスタ回路34に設定す
る。図5に示すように、注目画素とその周辺画素4点の
合わせて5組のデータからラベリング処理を行う。ラベ
リング処理は注目画素とその周辺画素4点の稜線フラグ
F1とエッジ強度フラグF2とエッジ角度Gの他に、既
に付けられたラベル値が必要となるために、ラベル値を
記憶しているラベル画像メモリ33から稜線フラグ等の
データの入力とタイミングを合わせてラベル値を読み出
し、ラベリング処理に利用する。
【0021】ラベル値付与回路37が実行するラベリン
グ処理の基本アルゴリズムを以下に述べる。注目画素が
稜線フラグの立っていない稜線画素ではない場合には何
もせずに次の注目画素の処理に移る。注目画素が稜線画
素である場合には、以下の場合に分けて各処理を行う。
グ処理の基本アルゴリズムを以下に述べる。注目画素が
稜線フラグの立っていない稜線画素ではない場合には何
もせずに次の注目画素の処理に移る。注目画素が稜線画
素である場合には、以下の場合に分けて各処理を行う。
【0022】1)注目画素にまだラベルがついていない
場合で、且つ、4つの周辺画素が稜線フラグの立ってい
る稜線画素でない場合は注目画素は孤立点とし、ラベル
値を与えない。
場合で、且つ、4つの周辺画素が稜線フラグの立ってい
る稜線画素でない場合は注目画素は孤立点とし、ラベル
値を与えない。
【0023】2)注目画素にまだラベルがついていない
場合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上が稜
線画素で、且つ、周辺の稜線画素のいずれもラベルがつ
いていない場合には、注目画素を始点とし、新しいラベ
ルを注目画素および周辺画素の稜線画素に同じラベルを
つける。この時、周辺の稜線画素を調べる際に、注目画
素のエッジ角度に対し、周辺の稜線画素のエッジ角度と
の差がある範囲内に在るかどうかを判定し、同一線分か
否かを判断する処理を付加する。この処理は特になくと
も良い。
場合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上が稜
線画素で、且つ、周辺の稜線画素のいずれもラベルがつ
いていない場合には、注目画素を始点とし、新しいラベ
ルを注目画素および周辺画素の稜線画素に同じラベルを
つける。この時、周辺の稜線画素を調べる際に、注目画
素のエッジ角度に対し、周辺の稜線画素のエッジ角度と
の差がある範囲内に在るかどうかを判定し、同一線分か
否かを判断する処理を付加する。この処理は特になくと
も良い。
【0024】3)注目画素にまだラベルがついていない
場合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上が稜
線画素で、且つ、その稜線画素のいずれかにラベルが既
についている場合には注目画素および周辺の稜線画素で
ラベルのついていない稜線画素に既についているラベル
と同じラベル値を付ける。
場合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上が稜
線画素で、且つ、その稜線画素のいずれかにラベルが既
についている場合には注目画素および周辺の稜線画素で
ラベルのついていない稜線画素に既についているラベル
と同じラベル値を付ける。
【0025】4)注目画素に既にラベルがついている場
合で、且つ、4つの周辺画素のいずれも稜線画素でない
場合には線分の終点を判定する。
合で、且つ、4つの周辺画素のいずれも稜線画素でない
場合には線分の終点を判定する。
【0026】5)注目画素に既にラベルがついている場
合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上がラベ
ルのついていない稜線画素の場合、同じラベルを稜線画
素に付ける。
合で、且つ、4つの周辺画素のいずれか1つ以上がラベ
ルのついていない稜線画素の場合、同じラベルを稜線画
素に付ける。
【0027】尚、上記の2)の処理において始点と判定
された画素のアドレス、4)の処理において終点と判定
された画素のアドレスは、それぞれ、線分の始点画素ア
ドレス、終点画素アドレスとして線分情報メモリ35に
記憶される。又、この線分情報メモリ35には始点、終
点のエッジ角度も記憶される。又、2)の処理では、始
点の判断がされる訳で、その場合には、新たな線分の始
まりである。よって、新たな始点が検出される毎に、カ
ンウタの値を1だけ更新たな線分のラベル値を付与する
ことができる。
された画素のアドレス、4)の処理において終点と判定
された画素のアドレスは、それぞれ、線分の始点画素ア
ドレス、終点画素アドレスとして線分情報メモリ35に
記憶される。又、この線分情報メモリ35には始点、終
点のエッジ角度も記憶される。又、2)の処理では、始
点の判断がされる訳で、その場合には、新たな線分の始
まりである。よって、新たな始点が検出される毎に、カ
ンウタの値を1だけ更新たな線分のラベル値を付与する
ことができる。
【0028】以上の基本アルゴリズムをラベル値付与回
路37のハードウェアで実現することにより、カメラか
らの映像信号入力のタイミングクロックに同期してラベ
リング処理が実施できるため、カメラからの映像信号の
入力からラベリング処理までパイプライン化が可能とな
り、入力からラベリング処理終了まで画像データ数ライ
ンの遅延で実現できる。これにより、自動車等のリアル
タイム画像処理用途に向いたラベリング処理が実現でき
る。
路37のハードウェアで実現することにより、カメラか
らの映像信号入力のタイミングクロックに同期してラベ
リング処理が実施できるため、カメラからの映像信号の
入力からラベリング処理までパイプライン化が可能とな
り、入力からラベリング処理終了まで画像データ数ライ
ンの遅延で実現できる。これにより、自動車等のリアル
タイム画像処理用途に向いたラベリング処理が実現でき
る。
【0029】上記の装置が、本方式のラベリング処理に
おいては、2ライン分の画像データを入力し、これに基
づき線分抽出をするアルゴリズムである。このため、右
下がりの線分については特に問題は発生しないが右上が
り(特に傾きの小さな右上がり)の線については同一線
分が分断されてしまう問題を有する。そこで、右上がり
の線分が分断された場合には、本来同じラベルがつかな
ければいけない線分が別のラベルがついて分断されるの
で、この2つの線分は同じ線分ということを示すため
に、後で付けられたラベルのラベル情報の中に連続ポイ
ンタとして、別のラベル値を記憶させることで擬似的に
同一ラベルとして扱うことができる。
おいては、2ライン分の画像データを入力し、これに基
づき線分抽出をするアルゴリズムである。このため、右
下がりの線分については特に問題は発生しないが右上が
り(特に傾きの小さな右上がり)の線については同一線
分が分断されてしまう問題を有する。そこで、右上がり
の線分が分断された場合には、本来同じラベルがつかな
ければいけない線分が別のラベルがついて分断されるの
で、この2つの線分は同じ線分ということを示すため
に、後で付けられたラベルのラベル情報の中に連続ポイ
ンタとして、別のラベル値を記憶させることで擬似的に
同一ラベルとして扱うことができる。
【0030】又、ラベル値付与回路37は、注目画素に
エッジ強度フラグが立っている場合には、線分情報メモ
リ35のその注目画素のラベル値に対応した領域に信頼
度フラグを立てるようにしている。1画面のラベリング
が終了した時点で、信頼度フラグが立っている線分は、
その線分上の少なくとも1つの画素はエッジ強度がしき
い値Vth2 以上であることを意味しており、その線分
は、十分に線分として用いることができることを意味し
ている。又、逆に、信頼度フラグが立っていない線分
は、エッジ強度が弱く、線分として採用できないことを
意味しており、後処理において、この情報を用いること
ができる。
エッジ強度フラグが立っている場合には、線分情報メモ
リ35のその注目画素のラベル値に対応した領域に信頼
度フラグを立てるようにしている。1画面のラベリング
が終了した時点で、信頼度フラグが立っている線分は、
その線分上の少なくとも1つの画素はエッジ強度がしき
い値Vth2 以上であることを意味しており、その線分
は、十分に線分として用いることができることを意味し
ている。又、逆に、信頼度フラグが立っていない線分
は、エッジ強度が弱く、線分として採用できないことを
意味しており、後処理において、この情報を用いること
ができる。
【0031】上記のデータ修正装置18により8行目毎
の削除行において、稜線フラグが0とされるので、ラベ
リング装置15による線分毎のラベリングの結果である
ラベル画像メモリ16の記憶内容は、図6に示すように
なる。図6の数値は連続線分毎に付されたラベル番号で
ある。図6に示すように、消去行(第8行)で区画され
た各分割領域毎に線分のラベリングが行われる。よっ
て、道路白線のような場合には1対の平行稜線が検出さ
れる。この平行稜線の認識は、2つの線分のラベル番号
が近いこと、2つの線分の始点、終点が消去行の隣接行
に存在するか、その隣接行に接近して存在するか、2つ
の線分のエッジ角度が平行か否か等を総合的に考慮して
判断することができる。
の削除行において、稜線フラグが0とされるので、ラベ
リング装置15による線分毎のラベリングの結果である
ラベル画像メモリ16の記憶内容は、図6に示すように
なる。図6の数値は連続線分毎に付されたラベル番号で
ある。図6に示すように、消去行(第8行)で区画され
た各分割領域毎に線分のラベリングが行われる。よっ
て、道路白線のような場合には1対の平行稜線が検出さ
れる。この平行稜線の認識は、2つの線分のラベル番号
が近いこと、2つの線分の始点、終点が消去行の隣接行
に存在するか、その隣接行に接近して存在するか、2つ
の線分のエッジ角度が平行か否か等を総合的に考慮して
判断することができる。
【0032】図6において、白線の一対の稜線線分は、
ラベル1とラベル2の組、ラベル5とラベル6の組であ
る。又、線分情報メモリ17の記憶内容を表示した図7
に示すように、ラベル1、ラベル2の線分の始点座標
(xs , ys )は、それぞれ、(5,1),(8,1)
であり、終点座標(xe , ye )は、それぞれ、(7,
7),(10,7)である。線分情報には始点、終点の
エッジ角度(fs , fe)も含まれるので、上記した1
対の線分が平行か否か、即ち、認識対象物の白線か否か
が判定できる。
ラベル1とラベル2の組、ラベル5とラベル6の組であ
る。又、線分情報メモリ17の記憶内容を表示した図7
に示すように、ラベル1、ラベル2の線分の始点座標
(xs , ys )は、それぞれ、(5,1),(8,1)
であり、終点座標(xe , ye )は、それぞれ、(7,
7),(10,7)である。線分情報には始点、終点の
エッジ角度(fs , fe)も含まれるので、上記した1
対の線分が平行か否か、即ち、認識対象物の白線か否か
が判定できる。
【0033】又、カメラ2により撮像され、線分抽出装
置A2により処理されて得られた線分の始点座標
(Xs , Ys )、終点座標(Xe , Ye )、エッジ角度
(Fs , Fe )は、図8に示すように得られる。座標表
示において、小文字はカメラ1によって得られた第1画
像、大文字はカメラ2によって得られた第2画像での値
を示している。図7と図8に示す2つの画像から得られ
た線分情報に基づいて、奥行演算装置20では、次のよ
うにして奥行座標z(撮像点から画面上の点に対応する
現実の位置までの距離z)が演算される。図9に示すよ
うに、物体までの距離をzとし、画面のx軸方向の1ラ
インの画素数をN、画面の1ラインに対応するカメラの
視野角を2θとする。現実の水平方向の距離2ztan θ
が1ラインに相当する。よって、2ztan θ/Nが1画
素当たりの水平方向の実際の距離となる。第1画像と第
2画像での対応点のP1とP2とのずれ量をΔx(画素
数)とする。このずれ量Δxに対応する現実の水平方向
の長さが、カメラ1とカメラ2との現実の距離Lに等し
い。
置A2により処理されて得られた線分の始点座標
(Xs , Ys )、終点座標(Xe , Ye )、エッジ角度
(Fs , Fe )は、図8に示すように得られる。座標表
示において、小文字はカメラ1によって得られた第1画
像、大文字はカメラ2によって得られた第2画像での値
を示している。図7と図8に示す2つの画像から得られ
た線分情報に基づいて、奥行演算装置20では、次のよ
うにして奥行座標z(撮像点から画面上の点に対応する
現実の位置までの距離z)が演算される。図9に示すよ
うに、物体までの距離をzとし、画面のx軸方向の1ラ
インの画素数をN、画面の1ラインに対応するカメラの
視野角を2θとする。現実の水平方向の距離2ztan θ
が1ラインに相当する。よって、2ztan θ/Nが1画
素当たりの水平方向の実際の距離となる。第1画像と第
2画像での対応点のP1とP2とのずれ量をΔx(画素
数)とする。このずれ量Δxに対応する現実の水平方向
の長さが、カメラ1とカメラ2との現実の距離Lに等し
い。
【0034】よって、
【数1】 L=2zΔxtan θ/N …(1) となる。よって、対象点の奥行座標zは、
【数2】 z=LN/2Δxtan θ …(2) となる。このように、2つの画像上の対応点の画面上の
ずれ量Δxを求めれば、その点の奥行座標zを求めるこ
とができる。
ずれ量Δxを求めれば、その点の奥行座標zを求めるこ
とができる。
【0035】ずれ量Δxは次のように求めることができ
る。奥行演算装置20はコンピュータシステムで構成さ
れており、図10はCPUの処理手順を示したフローチ
ャートである。先ず、ステップ100において、第1画
像における線分のラベル番号Aが1に初期設定される。
次に、ステップ102において、第1画像において、ラ
ベル番号Aの線分情報が抽出される。その線分情報は、
始点座標(xAs,yAs)、終点座標(xAe,yAe)、始
点と終点のエッジ角度(fAs,fAe)である。
る。奥行演算装置20はコンピュータシステムで構成さ
れており、図10はCPUの処理手順を示したフローチ
ャートである。先ず、ステップ100において、第1画
像における線分のラベル番号Aが1に初期設定される。
次に、ステップ102において、第1画像において、ラ
ベル番号Aの線分情報が抽出される。その線分情報は、
始点座標(xAs,yAs)、終点座標(xAe,yAe)、始
点と終点のエッジ角度(fAs,fAe)である。
【0036】次に、ステップ104において、抽出され
たラベル番号Aの始点座標(xAs,yAs)と終点座標
(xAe,yAe)に対して、第2画像において、始点と終
点に関して共にそのy座標が±1以内の偏差を有してい
る線分が抽出される。図7、図8の例では、A=1の線
分の始点のy座標は1、終点のy座標は7であるので、
その条件を満たす第2画像における線分はラベル1、
2、3、4となる。
たラベル番号Aの始点座標(xAs,yAs)と終点座標
(xAe,yAe)に対して、第2画像において、始点と終
点に関して共にそのy座標が±1以内の偏差を有してい
る線分が抽出される。図7、図8の例では、A=1の線
分の始点のy座標は1、終点のy座標は7であるので、
その条件を満たす第2画像における線分はラベル1、
2、3、4となる。
【0037】次に、ステップ104で選択された第2画
像の候補線分のなかから、第1画像のラベル値Aの線分
のエッジ角度(fAs,fAe)に対する線分のエッジ角度
(FMs,FMe)の偏差が所定値(例えば、±21度)以
下の線分を抽出する。第1が像のラベル値1の線分に対
して、第2画像では、図8からラベル値1、3の線分が
対応するものとして抽出される。
像の候補線分のなかから、第1画像のラベル値Aの線分
のエッジ角度(fAs,fAe)に対する線分のエッジ角度
(FMs,FMe)の偏差が所定値(例えば、±21度)以
下の線分を抽出する。第1が像のラベル値1の線分に対
して、第2画像では、図8からラベル値1、3の線分が
対応するものとして抽出される。
【0038】次に、ステップ108において、ステップ
106までで絞り込まれた第2画像の候補線分の中か
ら、始点及び終点のX座標XMs,XMeが、第1画像のラ
ベル値Aの線分の始点及び終点のx座標xAs,xAeに対
して所定値以下の偏差を有するものが、さらに、候補と
して決定される。この時の所定値Δxmax は、(2)式
を変形した次式により決定される。
106までで絞り込まれた第2画像の候補線分の中か
ら、始点及び終点のX座標XMs,XMeが、第1画像のラ
ベル値Aの線分の始点及び終点のx座標xAs,xAeに対
して所定値以下の偏差を有するものが、さらに、候補と
して決定される。この時の所定値Δxmax は、(2)式
を変形した次式により決定される。
【0039】
【数3】 Δxmax =LN/2zmin tan θ …(3) ここで、カメラ1、2間の原点間距離L、画像上の1ラ
インの画素数N、カメラの視野角2θと、画像における
カメラからの最近接距離zmin が既知であるとする。こ
れらの値により、画像上の全ての点の奥行座標zは最近
接距離zmin よりも大きいので、対応点のx軸方向のず
れ量Δxは、(3)式で決定されるΔxmax よりも大き
くはならない。カメラ2がカメラ1に対して、x軸の正
の方向にLだけ離間して設けられている場合には、第2
画像は第1画像と対比して対応点がx軸の負の方向に変
位している。よって、第2画像の候補線分の中から、0
≦xAs−XMs≦Δxmax 且つ、0≦xAe−XMe≦Δx
max を満たす線分が抽出される。例えば、N=500、
L=0.2m、θ=15.4°、zmin =5mとすれ
ば、Δxmax =37となる。図8では、候補線分は1、
3であるが、上記の条件を満たす線分は1となる。尚、
複数の線分が対応すれば、偏差の小さい方を最終の対応
線分として抽出する。このようにして、第1画像のラベ
ル値Aに対応する第2画像の線分が抽出されたことにな
る。
インの画素数N、カメラの視野角2θと、画像における
カメラからの最近接距離zmin が既知であるとする。こ
れらの値により、画像上の全ての点の奥行座標zは最近
接距離zmin よりも大きいので、対応点のx軸方向のず
れ量Δxは、(3)式で決定されるΔxmax よりも大き
くはならない。カメラ2がカメラ1に対して、x軸の正
の方向にLだけ離間して設けられている場合には、第2
画像は第1画像と対比して対応点がx軸の負の方向に変
位している。よって、第2画像の候補線分の中から、0
≦xAs−XMs≦Δxmax 且つ、0≦xAe−XMe≦Δx
max を満たす線分が抽出される。例えば、N=500、
L=0.2m、θ=15.4°、zmin =5mとすれ
ば、Δxmax =37となる。図8では、候補線分は1、
3であるが、上記の条件を満たす線分は1となる。尚、
複数の線分が対応すれば、偏差の小さい方を最終の対応
線分として抽出する。このようにして、第1画像のラベ
ル値Aに対応する第2画像の線分が抽出されたことにな
る。
【0040】次に、ステップ110において、ラベル値
Aが最終か否かが判定され、最終でなければ、ステップ
112において、ラベル値Aが1だけ加算されて、ステ
ップ102に戻り、第1画像の次の線分に対応する第2
画像の線分に抽出処理が実行される。
Aが最終か否かが判定され、最終でなければ、ステップ
112において、ラベル値Aが1だけ加算されて、ステ
ップ102に戻り、第1画像の次の線分に対応する第2
画像の線分に抽出処理が実行される。
【0041】全ての抽出線分に対して対応関係が得られ
れば、ステップ114において、各対応線分の始点、終
点毎に、x座標の偏差Δxが演算される。そして、
(2)式により、その点の奥行座標zが演算される。こ
のようにして、第1画像において、各線分の始点、終点
の各点における奥行座標zを求めることができる。これ
により、この始点と、終点の(x,y,z)の立体座標
が決定されたことになるので、そのことから、立体画像
を得ることができる。
れば、ステップ114において、各対応線分の始点、終
点毎に、x座標の偏差Δxが演算される。そして、
(2)式により、その点の奥行座標zが演算される。こ
のようにして、第1画像において、各線分の始点、終点
の各点における奥行座標zを求めることができる。これ
により、この始点と、終点の(x,y,z)の立体座標
が決定されたことになるので、そのことから、立体画像
を得ることができる。
【0042】上記のように、本発明では、画像におい
て、線分はy軸方向に強制的に分断されているので、線
分がむやみに長くなることがなく、略同程度の長さの線
分となる結果、始点、終点でのx座標のずれ量Δxがほ
ぼ同一となるため、対応点探索が容易となる。
て、線分はy軸方向に強制的に分断されているので、線
分がむやみに長くなることがなく、略同程度の長さの線
分となる結果、始点、終点でのx座標のずれ量Δxがほ
ぼ同一となるため、対応点探索が容易となる。
【0043】上記の実施例に加えて、線分抽出装置A
1、A2にA/D変換器12の出力する濃淡画像を記憶
するフレームメモリ19を設けて、1フレームのデータ
を蓄積するようにしても良い。そして、2つの画像にお
いて、対応点を検出する場合に、上記のステップ106
までの処理により対応線分を抽出した後、線分の始点、
又は、終点を起点とするx軸方向の複数画素分の濃淡画
像に対して相関を求めて、その相関値から最も一致する
対応関係を検出するようにしても良い。又、2つの画像
で得られた対応する線分間のx軸方向の濃淡画像に対し
て相関を求めて、その相関値から最も一致する対応関係
を検出するようにしても良い。
1、A2にA/D変換器12の出力する濃淡画像を記憶
するフレームメモリ19を設けて、1フレームのデータ
を蓄積するようにしても良い。そして、2つの画像にお
いて、対応点を検出する場合に、上記のステップ106
までの処理により対応線分を抽出した後、線分の始点、
又は、終点を起点とするx軸方向の複数画素分の濃淡画
像に対して相関を求めて、その相関値から最も一致する
対応関係を検出するようにしても良い。又、2つの画像
で得られた対応する線分間のx軸方向の濃淡画像に対し
て相関を求めて、その相関値から最も一致する対応関係
を検出するようにしても良い。
【図1】本発明の実施例装置の構成を示したブロック
図。
図。
【図2】実施例装置の稜線抽出回路の構成を示したブロ
ック図。
ック図。
【図3】実施例装置のデータ修正装置の構成を示したブ
ロック図。
ロック図。
【図4】実施例装置のラベリング装置の構成を示したブ
ロック図。
ロック図。
【図5】画面上の画素とラベリング処理画素との対応関
係を示した説明図。
係を示した説明図。
【図6】ラベリングの結果を示した説明図。
【図7】第1画像のラベリングされた線分の線分情報を
示した説明図。
示した説明図。
【図8】第2画像のラベリングされた線分の線分情報を
示した説明図。
示した説明図。
【図9】2つの画像の対応点から奥行座標を演算する方
法を示した説明図。
法を示した説明図。
【図10】奥行座標演算装置の有するCPUの処理手順
を示したフローチャート。
を示したフローチャート。
1,2…カメラ A1,A2…線分抽出装置 15…ラベリング装置 18…データ修正装置 31…ラインディレー 32、34…シフトレジスタ回路 33…ラベル画像メモリ 35…線分情報メモリ 37…ラベル値付与回路 20…奥行座標演算装置
Claims (1)
- 【請求項1】複数のカメラから映像信号を入力して、そ
れぞれのカメラの出力から得られる各画像を対比させる
ことで、画像上の各点の奥行座標を演算する画像処理装
置において、 各カメラからの映像信号を入力して、各画素の濃淡レベ
ルのグラジェントから決定されるエッジ強度及びエッジ
角度を求め、各画素のエッジ強度及びエッジ角度から稜
線画素を決定し、所定の複数行毎に少なくとも1行の割
合で稜線画素の表示が消去された修正稜線データを求
め、その修正稜線データに基づいて、線分毎にラベリン
グを行い、各線分毎に始点座標及び終点座標を求める線
分抽出装置と、 前記線分抽出装置により抽出された各線分の前記始点座
標及び前記終点座標を記憶する線分情報メモリと、 各画像における各線分の前記始点座標及び前記終点座標
を対比させて、各画像で対応する始点又は終点の前記複
数のカメラの離間方向に沿った位置偏差を演算し、この
位置偏差に応じて画像上の各点の奥行座標を演算する奥
行演算装置とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9365122A JPH11183128A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9365122A JPH11183128A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11183128A true JPH11183128A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18483485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9365122A Pending JPH11183128A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11183128A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110246173A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-09-17 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种判断形状区域的方法和装置 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP9365122A patent/JPH11183128A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110246173A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-09-17 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种判断形状区域的方法和装置 |
| CN110246173B (zh) * | 2018-08-14 | 2023-11-03 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种判断形状区域的方法和装置 |
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