JPH11183158A - Tダイ・リップ間隙の測定および調整方法並びに装置 - Google Patents
Tダイ・リップ間隙の測定および調整方法並びに装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2次元変位センサを使用することによりTダ
イ・リップ間隙の距離の測定を高精度化し得ると共に自
動化することができ、成形運転停止時におけるリップ間
隙分布を予め測定してこれを記憶保持し、次の成形運転
時において記憶保持したリップ間隙分布となるように調
整設定して、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮す
ることができると共に、樹脂材料の無駄を低減すること
ができるTダイ・リップ間隙の測定および調整方法並び
に装置を提供する。 【解決手段】 所要のリップ間隙14を保持して対向配
置されるTダイの可動リップ10および固定リップ12
のそれぞれリップ端面10a、12aに、前記リップ間
隙14を形成する端縁部11a、13aと平行に段部1
5、17または溝部を形成し、これらのリップ端面に対
して2次元変位センサを対向配置し、前記リップ間隙を
形成するそれぞれリップ端面の両端縁部11a、13a
と両段部15、17または両溝部との少なくとも4カ所
の位置を同時に測定することにより、前記Tダイ・リッ
プ間隙の距離を算出するように構成する。
イ・リップ間隙の距離の測定を高精度化し得ると共に自
動化することができ、成形運転停止時におけるリップ間
隙分布を予め測定してこれを記憶保持し、次の成形運転
時において記憶保持したリップ間隙分布となるように調
整設定して、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮す
ることができると共に、樹脂材料の無駄を低減すること
ができるTダイ・リップ間隙の測定および調整方法並び
に装置を提供する。 【解決手段】 所要のリップ間隙14を保持して対向配
置されるTダイの可動リップ10および固定リップ12
のそれぞれリップ端面10a、12aに、前記リップ間
隙14を形成する端縁部11a、13aと平行に段部1
5、17または溝部を形成し、これらのリップ端面に対
して2次元変位センサを対向配置し、前記リップ間隙を
形成するそれぞれリップ端面の両端縁部11a、13a
と両段部15、17または両溝部との少なくとも4カ所
の位置を同時に測定することにより、前記Tダイ・リッ
プ間隙の距離を算出するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Tダイを使用する
プラスチックシート・フィルムの成形方法におけるTダ
イの押出リップの間隙を測定し、調整する方法および装
置に係り、特に押出機の運転停止時に予めTダイ・リッ
プの間隙を高精度に測定しかつ調整しておくことによ
り、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮して、樹脂
材料の無駄を低減することができるTダイ・リップ間隙
の測定および調整方法並びに装置に関するものである。
プラスチックシート・フィルムの成形方法におけるTダ
イの押出リップの間隙を測定し、調整する方法および装
置に係り、特に押出機の運転停止時に予めTダイ・リッ
プの間隙を高精度に測定しかつ調整しておくことによ
り、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮して、樹脂
材料の無駄を低減することができるTダイ・リップ間隙
の測定および調整方法並びに装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、片面操作式自動Tダイは、固定
リップと、可動リップと、Tダイ・リップの裏側、すな
わち樹脂材料の押出し方向に関して、上手側に前記固定
リップないしTダイ本体との間の距離を調整し得るよう
にしたTダイ・リップ間隙の調整手段からなる。この場
合、樹脂材料の押出し条件の変動に応じて可動リップと
固定リップとの間の間隔を微調整するには、可動リップ
側の自動微調整部によって、Tダイ本体に設けたねじの
先端に連結された可動リップを僅かに進退させることに
よって行う。
リップと、可動リップと、Tダイ・リップの裏側、すな
わち樹脂材料の押出し方向に関して、上手側に前記固定
リップないしTダイ本体との間の距離を調整し得るよう
にしたTダイ・リップ間隙の調整手段からなる。この場
合、樹脂材料の押出し条件の変動に応じて可動リップと
固定リップとの間の間隔を微調整するには、可動リップ
側の自動微調整部によって、Tダイ本体に設けたねじの
先端に連結された可動リップを僅かに進退させることに
よって行う。
【0003】また、粗調整するには、可動リップ側のT
ダイ本体に設けたねじを回動させ、その先端に連結され
た可動リップを大雑把に進退させることによって行う。
ダイ本体に設けたねじを回動させ、その先端に連結され
た可動リップを大雑把に進退させることによって行う。
【0004】ここで、従来において、樹脂替え作業、色
替え作業やTダイ本体内部の清掃作業のため、押出機の
運転を停止する。この際、可動リップ側のTダイ本体に
設けたねじをTダイ・リップ間隔が広くなる方向に回転
させて、必要な作業を行う。すなわち、Tダイ内の残留
樹脂の除去や清掃作業を行うため、部分的にまたはTダ
イ全体を分解してから後に行うこととなる。
替え作業やTダイ本体内部の清掃作業のため、押出機の
運転を停止する。この際、可動リップ側のTダイ本体に
設けたねじをTダイ・リップ間隔が広くなる方向に回転
させて、必要な作業を行う。すなわち、Tダイ内の残留
樹脂の除去や清掃作業を行うため、部分的にまたはTダ
イ全体を分解してから後に行うこととなる。
【0005】そして、必要な作業が終了すると、部分的
にまたはTダイ全体を再組立てした後、前記可動リップ
側のTダイ本体に設けたねじをTダイ・リップ間隔が狭
くなる方向に回転させて、粗調整を行う。
にまたはTダイ全体を再組立てした後、前記可動リップ
側のTダイ本体に設けたねじをTダイ・リップ間隔が狭
くなる方向に回転させて、粗調整を行う。
【0006】しかし、このような構成からなる可動リッ
プを使用する場合には、Tダイ・リップ間隔を前もって
知ることが困難であるから、押出機の運転を再開するに
あたり、前記Tダイ・リップ間隔を大雑把に調整してお
き、シート・フィルムを成形しながら微調整している。
プを使用する場合には、Tダイ・リップ間隔を前もって
知ることが困難であるから、押出機の運転を再開するに
あたり、前記Tダイ・リップ間隔を大雑把に調整してお
き、シート・フィルムを成形しながら微調整している。
【0007】従って、従来におけるTダイ・リップ間隙
の調整装置においては、Tダイ・リップ間隙調整用ダイ
ボルトとその回転装置との連結およびリップ間隙を、正
確にしかも短時間で所望の寸法に調整することができな
いという観点から、厚さ計からの厚さデータをコンピュ
ータで演算処理し、その結果に基づきTダイの幅方向に
複数個設けたTダイ・リップ間隙調整用ダイボルトを回
転させ、可動リップを押し引きしてリップ間隙を制御す
るプラスチックシート・フィルム成形用Tダイのリップ
間隙制御装置において、前記可動リップの各ダイボルト
に対応した位置に変位測定片を固着し、この変位測定片
を介して可動リップの変位量を差動トランス、リニアゲ
ージ等により測定し、その結果を前記ダイボルト回転用
の駆動源にフィードバックするように構成したTダイの
リップ間隙制御装置が提案されているが(特開昭59−
83622号公報)、前述したように全てのダイボルト
に適用することができない。
の調整装置においては、Tダイ・リップ間隙調整用ダイ
ボルトとその回転装置との連結およびリップ間隙を、正
確にしかも短時間で所望の寸法に調整することができな
いという観点から、厚さ計からの厚さデータをコンピュ
ータで演算処理し、その結果に基づきTダイの幅方向に
複数個設けたTダイ・リップ間隙調整用ダイボルトを回
転させ、可動リップを押し引きしてリップ間隙を制御す
るプラスチックシート・フィルム成形用Tダイのリップ
間隙制御装置において、前記可動リップの各ダイボルト
に対応した位置に変位測定片を固着し、この変位測定片
を介して可動リップの変位量を差動トランス、リニアゲ
ージ等により測定し、その結果を前記ダイボルト回転用
の駆動源にフィードバックするように構成したTダイの
リップ間隙制御装置が提案されているが(特開昭59−
83622号公報)、前述したように全てのダイボルト
に適用することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前述した従
来技術においては、Tダイ・リップの運転停止前の粗調
整間隙と再組立て後の大雑把な粗調整間隙が一致してい
るか否かが不明であるため、隙間ゲージ等をリップ内に
挿入して測定するのが一般的である。しかし、このよう
なTダイ・リップ間隙の測定方法では、次のような問題
点がある。すなわち、(1)Tダイ・リップの流路面に
損傷を与える惧れがあること、(2)Tダイ・リップ間
隙に除去されていない樹脂が残っている場合には測定で
きないこと、(3)測定の自動化が困難であり、測定に
多くの時間を要すること、(4)短時間で測定しようと
すると精度が悪くなること等である。
来技術においては、Tダイ・リップの運転停止前の粗調
整間隙と再組立て後の大雑把な粗調整間隙が一致してい
るか否かが不明であるため、隙間ゲージ等をリップ内に
挿入して測定するのが一般的である。しかし、このよう
なTダイ・リップ間隙の測定方法では、次のような問題
点がある。すなわち、(1)Tダイ・リップの流路面に
損傷を与える惧れがあること、(2)Tダイ・リップ間
隙に除去されていない樹脂が残っている場合には測定で
きないこと、(3)測定の自動化が困難であり、測定に
多くの時間を要すること、(4)短時間で測定しようと
すると精度が悪くなること等である。
【0009】また、使用する樹脂材料とTダイの形状等
により、シート・フィルム厚さを均一に設定したい場合
のTダイ・リップ間隙は、必ずしも一定にすることが良
いものではない。しかし、Tダイ・リップ間隙を正確に
測定することができないので、従来においては、Tダイ
・リップ間隙をある決められた間隙寸法となるように大
雑把に粗調整している。このため、成形機の生産運転を
開始してからシートの厚さを測定し、Tダイ・リップ間
隙をフィードバック制御等により調整しているので、使
用する樹脂材料の無駄が多くなる難点がある。さらに、
Tダイは、定期的に分解掃除することから、その都度T
ダイ・リップ間隙を調整し直さなければならない煩雑さ
がある。
により、シート・フィルム厚さを均一に設定したい場合
のTダイ・リップ間隙は、必ずしも一定にすることが良
いものではない。しかし、Tダイ・リップ間隙を正確に
測定することができないので、従来においては、Tダイ
・リップ間隙をある決められた間隙寸法となるように大
雑把に粗調整している。このため、成形機の生産運転を
開始してからシートの厚さを測定し、Tダイ・リップ間
隙をフィードバック制御等により調整しているので、使
用する樹脂材料の無駄が多くなる難点がある。さらに、
Tダイは、定期的に分解掃除することから、その都度T
ダイ・リップ間隙を調整し直さなければならない煩雑さ
がある。
【0010】そこで、本発明者等は、種々検討並びに試
作を重ねた結果、Tダイ・リップの間隙の測定に際し、
2次元変位センサを使用することにより、前記間隙の測
定を簡便にかつ高精度に測定することができることを突
き止めた。
作を重ねた結果、Tダイ・リップの間隙の測定に際し、
2次元変位センサを使用することにより、前記間隙の測
定を簡便にかつ高精度に測定することができることを突
き止めた。
【0011】すなわち、前記2次元変位センサの動作原
理は、赤色の半導体レーザを対象物に照射し、その反射
光を受光側の光位置検出素子上に集光するものであり、
対象物のZ軸方向に形状変位があると、Z軸方向の光位
置検出素子上に集光されたスポットが、その形状に合わ
せて変位し、対象物のZ軸方向の形状を測定するもので
ある。また、この2次元変位センサ内部のスキャナによ
り、X軸方向に高速に走査されたレーザ光は、X軸方向
の光位置検出素子により、どの位置を測定しているかを
常に検出する。このX軸方向の測定位置データと前記Z
軸方向のデータを正確に照合するにより、2次元の変位
の測定を可能とするものである。
理は、赤色の半導体レーザを対象物に照射し、その反射
光を受光側の光位置検出素子上に集光するものであり、
対象物のZ軸方向に形状変位があると、Z軸方向の光位
置検出素子上に集光されたスポットが、その形状に合わ
せて変位し、対象物のZ軸方向の形状を測定するもので
ある。また、この2次元変位センサ内部のスキャナによ
り、X軸方向に高速に走査されたレーザ光は、X軸方向
の光位置検出素子により、どの位置を測定しているかを
常に検出する。このX軸方向の測定位置データと前記Z
軸方向のデータを正確に照合するにより、2次元の変位
の測定を可能とするものである。
【0012】そして、このような2次元変位センサとし
て、例えばキーエンス(KEYENCE)社製のレーザ
スキャン式「2次元変位センサ」LJ−3000によれ
ば、X軸方向に40mm、Z軸方向に30mmのワイド
エリアを測定することが可能であり、X軸方向に1スキ
ャン30msの高速スキャニングが可能であり、しかも
このスキャンエリア内であれば、対象物がどこにあって
もその表面形状を連続測定することが可能である。従っ
て、この2次元変位センサは、対象物に合わせてこれを
移動させる装置を必要とすることなく、高さ、幅、段
差、ピッチ等の4カ所を同時にかつ高精度(全スケール
に対して±0.2〜0.3%)に測定することができる
と共に、それぞれの測定値に対する上下限判定を同時に
出力するように構成することができる。
て、例えばキーエンス(KEYENCE)社製のレーザ
スキャン式「2次元変位センサ」LJ−3000によれ
ば、X軸方向に40mm、Z軸方向に30mmのワイド
エリアを測定することが可能であり、X軸方向に1スキ
ャン30msの高速スキャニングが可能であり、しかも
このスキャンエリア内であれば、対象物がどこにあって
もその表面形状を連続測定することが可能である。従っ
て、この2次元変位センサは、対象物に合わせてこれを
移動させる装置を必要とすることなく、高さ、幅、段
差、ピッチ等の4カ所を同時にかつ高精度(全スケール
に対して±0.2〜0.3%)に測定することができる
と共に、それぞれの測定値に対する上下限判定を同時に
出力するように構成することができる。
【0013】しかるに、前記のように構成された2次元
変位センサを使用してTダイ・リップの間隙を測定する
に際しては、Tダイの各リップ端面、すなわち所要の間
隙を保持して対向配置される固定リップおよび可動リッ
プのそれぞれ端面に、前記リップ間隙を形成する端縁部
と平行に段部または溝部を形成することにより、前記リ
ップ間隙を形成するそれぞれリップ端面の両端縁部と両
段部または両溝部との位置(2カ所以上)を同時に測定
することにより、前記Tダイ・リップ間隙の距離を容易
にかつ高精度に測定することができることを突き止め
た。
変位センサを使用してTダイ・リップの間隙を測定する
に際しては、Tダイの各リップ端面、すなわち所要の間
隙を保持して対向配置される固定リップおよび可動リッ
プのそれぞれ端面に、前記リップ間隙を形成する端縁部
と平行に段部または溝部を形成することにより、前記リ
ップ間隙を形成するそれぞれリップ端面の両端縁部と両
段部または両溝部との位置(2カ所以上)を同時に測定
することにより、前記Tダイ・リップ間隙の距離を容易
にかつ高精度に測定することができることを突き止め
た。
【0014】従って、本発明の目的は、2次元変位セン
サを使用することによりTダイ・リップ間隙の距離の測
定を高精度化し得ると共に自動化することができ、成形
運転停止時におけるリップ間隙分布を予め測定してこれ
を記憶保持し、次の成形運転時において記憶保持したリ
ップ間隙分布となるように調整設定して、成形運転に際
しての立ち上げ時間を短縮することができると共に、樹
脂材料の無駄を低減することができるTダイ・リップ間
隙の測定および調整方法並びに装置を提供することにあ
る。
サを使用することによりTダイ・リップ間隙の距離の測
定を高精度化し得ると共に自動化することができ、成形
運転停止時におけるリップ間隙分布を予め測定してこれ
を記憶保持し、次の成形運転時において記憶保持したリ
ップ間隙分布となるように調整設定して、成形運転に際
しての立ち上げ時間を短縮することができると共に、樹
脂材料の無駄を低減することができるTダイ・リップ間
隙の測定および調整方法並びに装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法は、所
要のリップ間隙を保持して対向配置されるTダイのそれ
ぞれリップ端面に、前記リップ間隙を形成する端縁部と
平行に段部または溝部を形成し、これらのリップ端面に
対して2次元変位センサを対向配置し、前記リップ間隙
を形成するそれぞれリップ端面の両端縁部と両段部また
は両溝部との少なくとも2カ所の位置を同時に測定する
ことにより、前記Tダイ・リップ間隙の距離を算出する
ことを特徴とする。
に、本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法は、所
要のリップ間隙を保持して対向配置されるTダイのそれ
ぞれリップ端面に、前記リップ間隙を形成する端縁部と
平行に段部または溝部を形成し、これらのリップ端面に
対して2次元変位センサを対向配置し、前記リップ間隙
を形成するそれぞれリップ端面の両端縁部と両段部また
は両溝部との少なくとも2カ所の位置を同時に測定する
ことにより、前記Tダイ・リップ間隙の距離を算出する
ことを特徴とする。
【0016】この場合、前記Tダイのそれぞれリップ端
面の端縁部と平行に形成する段部または溝部は、その段
部側面または溝部側面を、リップ端面に対して90°<
θ<180°、好適には120°〜150°の範囲内の
傾斜角度θとなる傾斜面に設定することができる。
面の端縁部と平行に形成する段部または溝部は、その段
部側面または溝部側面を、リップ端面に対して90°<
θ<180°、好適には120°〜150°の範囲内の
傾斜角度θとなる傾斜面に設定することができる。
【0017】また、前記2次元変位センサをTダイ・リ
ップ間隙の幅方向に平行に移動させてリップ間隙分布を
測定することができる。
ップ間隙の幅方向に平行に移動させてリップ間隙分布を
測定することができる。
【0018】一方、本発明に係るTダイ・リップ間隙の
調整方法は、Tダイを使用するプラスチックシート・フ
ィルムの成形において、成形運転停止時に前記Tダイ・
リップ間隙をそれぞれ測定方法により測定してこれを設
定値として記憶保持し、成形運転開始前においてTダイ
・リップ間隙を前記測定方法により測定してこの測定値
を前記設定値と比較し、予め設定したリップ間隙分布と
なるように調整することを特徴とする。
調整方法は、Tダイを使用するプラスチックシート・フ
ィルムの成形において、成形運転停止時に前記Tダイ・
リップ間隙をそれぞれ測定方法により測定してこれを設
定値として記憶保持し、成形運転開始前においてTダイ
・リップ間隙を前記測定方法により測定してこの測定値
を前記設定値と比較し、予め設定したリップ間隙分布と
なるように調整することを特徴とする。
【0019】また、前記Tダイ・リップ間隙の測定を行
う測定装置としては、所要のリップ間隙を保持して対向
配置されるTダイのそれぞれリップ端面に、前記リップ
間隙を形成する端縁部と平行に段部または溝部を形成
し、これらのリップ端面に対して2次元変位センサを対
向配置すると共にこの2次元変位センサを前記リップ間
隙の幅方向に平行に移動するよう配置して、リップ間隙
分布を測定するように構成することができる。
う測定装置としては、所要のリップ間隙を保持して対向
配置されるTダイのそれぞれリップ端面に、前記リップ
間隙を形成する端縁部と平行に段部または溝部を形成
し、これらのリップ端面に対して2次元変位センサを対
向配置すると共にこの2次元変位センサを前記リップ間
隙の幅方向に平行に移動するよう配置して、リップ間隙
分布を測定するように構成することができる。
【0020】さらに、前記Tダイ・リップ間隙の調整を
行う調整装置としては、前記構成からなるTダイ・リッ
プ間隙の測定装置において、2次元変位センサにより成
形運転時におけるリップ間隙分布からなる設定値を予め
記憶保持すると共に、2次元変位センサにより成形運転
停止前のリップ間隙分布を測定してこの測定値と前記記
憶保持した設定値と比較して、前記リップ間隙分布を設
定値となるように演算する演算手段と、この演算手段に
より得られたTダイ・リップ間隙の調整を行う調整手段
を制御するTダイ制御ユニットとから構成することがで
きる。
行う調整装置としては、前記構成からなるTダイ・リッ
プ間隙の測定装置において、2次元変位センサにより成
形運転時におけるリップ間隙分布からなる設定値を予め
記憶保持すると共に、2次元変位センサにより成形運転
停止前のリップ間隙分布を測定してこの測定値と前記記
憶保持した設定値と比較して、前記リップ間隙分布を設
定値となるように演算する演算手段と、この演算手段に
より得られたTダイ・リップ間隙の調整を行う調整手段
を制御するTダイ制御ユニットとから構成することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の態様】次に、本発明に係るTダイ・リッ
プ間隙の測定および調整方法並びに装置の実施例につ
き、これらの方法を実施する装置との関係において、添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
プ間隙の測定および調整方法並びに装置の実施例につ
き、これらの方法を実施する装置との関係において、添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0022】1.Tダイ・リップ間隙の測定 図1および図2は、本発明に係るTダイ・リップ間隙の
測定方法の原理図を示す。すなわち、図1において、上
下に対向位置する可動リップ10と固定リップ12との
端面10aおよび12aにおいて、所要のリップ間隙1
4が形成され、このリップ間隙14が形成される各リッ
プ端面10a、12aに対し、2次元変位センサ16を
対向配置した構成からなる。
測定方法の原理図を示す。すなわち、図1において、上
下に対向位置する可動リップ10と固定リップ12との
端面10aおよび12aにおいて、所要のリップ間隙1
4が形成され、このリップ間隙14が形成される各リッ
プ端面10a、12aに対し、2次元変位センサ16を
対向配置した構成からなる。
【0023】このように、Tダイのリップ間隙14は、
2次元変位センサ16により、リップ端面10a、12
aの前面より測定するため、リップ間隙14に樹脂材料
Pmが詰まっていると適正に測定することができない。
2次元変位センサ16により、リップ端面10a、12
aの前面より測定するため、リップ間隙14に樹脂材料
Pmが詰まっていると適正に測定することができない。
【0024】そこで、図2の(a)に示すように、所要
のリップ間隙14を保持して対向配置されるTダイの可
動リップ10および固定リップ12のそれぞれリップ端
面10aおよび12aに、前記リップ間隙14を形成す
る端縁部11aおよび13aと平行に段部15および1
7を形成する。そして、これらのリップ端面10aおよ
び12aに対して2次元変位センサ16を対向配置す
る。このように構成することにより、図2の(b)に示
すように、2次元変位センサ16によるTダイ・リップ
間隙14に対する測定データを得ることができる。すな
わち、図2の(b)から明らかなように、前記リップ端
面10aおよび12aに形成した段部15および17間
の距離Cを測定することができる。そして、前記リップ
端面10aおよび12aの距離AおよびBは予め製作の
段階で既知であるから、リップ間隙14に樹脂材料Pm
が詰まっていても、前記リップ間隙14の距離tは、次
式(1)により算定することができる。
のリップ間隙14を保持して対向配置されるTダイの可
動リップ10および固定リップ12のそれぞれリップ端
面10aおよび12aに、前記リップ間隙14を形成す
る端縁部11aおよび13aと平行に段部15および1
7を形成する。そして、これらのリップ端面10aおよ
び12aに対して2次元変位センサ16を対向配置す
る。このように構成することにより、図2の(b)に示
すように、2次元変位センサ16によるTダイ・リップ
間隙14に対する測定データを得ることができる。すな
わち、図2の(b)から明らかなように、前記リップ端
面10aおよび12aに形成した段部15および17間
の距離Cを測定することができる。そして、前記リップ
端面10aおよび12aの距離AおよびBは予め製作の
段階で既知であるから、リップ間隙14に樹脂材料Pm
が詰まっていても、前記リップ間隙14の距離tは、次
式(1)により算定することができる。
【0025】t=C−A−B … (1) しかしながら、この場合、例えば図3の(a)に示すよ
うに、段部15および17を形成する一方の端縁部11
bまたは13bに塵芥Dが付着していると、2次元変位
センサ16による測定データは、図3の(b)に示すよ
うに、前記塵芥Dが影響してしまう。
うに、段部15および17を形成する一方の端縁部11
bまたは13bに塵芥Dが付着していると、2次元変位
センサ16による測定データは、図3の(b)に示すよ
うに、前記塵芥Dが影響してしまう。
【0026】そこで、本発明においては、図4の(a)
に示すように、前記段部15および17を形成する側面
15aおよび17aを90°<θ<180°の角度θで
傾斜するように設定し、この傾斜面15aおよび17a
とリップ端面10aおよび12aの交点を算定する方法
を使用する。なお、前記傾斜角度θは、90°に近いと
前記塵芥Dによる影響を殆ど回避することができず、ま
た180°に近いと測定値から交点を算定する時の誤差
が大きくなることから、実際的な傾斜角度θは120°
〜150°の範囲内に設定することが好ましい。
に示すように、前記段部15および17を形成する側面
15aおよび17aを90°<θ<180°の角度θで
傾斜するように設定し、この傾斜面15aおよび17a
とリップ端面10aおよび12aの交点を算定する方法
を使用する。なお、前記傾斜角度θは、90°に近いと
前記塵芥Dによる影響を殆ど回避することができず、ま
た180°に近いと測定値から交点を算定する時の誤差
が大きくなることから、実際的な傾斜角度θは120°
〜150°の範囲内に設定することが好ましい。
【0027】従って、この場合における前記交点の算定
方法について、図4の(b)に示す測定データに基づい
て説明する。まず、傾斜面17aの直線式y=ax+b
を求めるため、点 1〜 4のx,y座標のうち2組を選ん
で、前記直線式のa、bの値を求める。このようにし
て、全ての組合わせにより、前記a、bの値を算定す
る。そして、例えば前記傾斜面17aの角度θが135
°であれば、前記aの値は約0.5になるが、塵芥Dの
ある点(点 4)を含む組合わせでの前記aの値は異なる
値となる。そこで、前記点 1〜 3のみを使用して前記
a、bの値を回帰演算(最小2乗法)により算定する。
次に、前記と同様にして、リップ端面12aの直線式y
=cx+dを求める。この場合、前記cの値は約0にな
る。このようにして算定された直線式y=ax+bとy
=cx+dの2式により、交点x,yを算出することが
できる。なお、他方の傾斜面15aおよびリップ端面1
0aの交点も同様にして算出することができる。このよ
うにして、前記式(1)に基づく適正なリップ間隙14
の距離tを測定することができる。
方法について、図4の(b)に示す測定データに基づい
て説明する。まず、傾斜面17aの直線式y=ax+b
を求めるため、点 1〜 4のx,y座標のうち2組を選ん
で、前記直線式のa、bの値を求める。このようにし
て、全ての組合わせにより、前記a、bの値を算定す
る。そして、例えば前記傾斜面17aの角度θが135
°であれば、前記aの値は約0.5になるが、塵芥Dの
ある点(点 4)を含む組合わせでの前記aの値は異なる
値となる。そこで、前記点 1〜 3のみを使用して前記
a、bの値を回帰演算(最小2乗法)により算定する。
次に、前記と同様にして、リップ端面12aの直線式y
=cx+dを求める。この場合、前記cの値は約0にな
る。このようにして算定された直線式y=ax+bとy
=cx+dの2式により、交点x,yを算出することが
できる。なお、他方の傾斜面15aおよびリップ端面1
0aの交点も同様にして算出することができる。このよ
うにして、前記式(1)に基づく適正なリップ間隙14
の距離tを測定することができる。
【0028】また、前述した誤差を解消する手段とし
て、図4の(a)に示すリップ端面10aおよび12a
における段部15および17の形成に変えて、図5の
(a)に示すように、溝部15′および17′を形成す
ることによっても、図5の(b)に示すように、傾斜面
15a′および17a′とそれぞれ対応するリップ端面
10aおよび12aとの交点を算出して、前記式(1)
に基づく適正なリップ間隙14の距離tを測定すること
ができる。
て、図4の(a)に示すリップ端面10aおよび12a
における段部15および17の形成に変えて、図5の
(a)に示すように、溝部15′および17′を形成す
ることによっても、図5の(b)に示すように、傾斜面
15a′および17a′とそれぞれ対応するリップ端面
10aおよび12aとの交点を算出して、前記式(1)
に基づく適正なリップ間隙14の距離tを測定すること
ができる。
【0029】2.Tダイ・リップ間隙の調整 本発明において、Tダイのリップ間隙調整装置は、図6
に示すように、Tダイ18の可動リップ10上に装着し
た複数のダイボルトからなる調整装置20を、比較的大
容量の手動回転部からなる手動粗調整部22aと、微調
整可能な加熱ヒータからなる自動微調整部22bとを介
して、選択的に可動リップ10のリップ端面10aに対
して押し引き・伸縮することにより、Tダイ18の固定
リップ12のリップ端面12aとの間に形成されるリッ
プ間隙14を、その幅方向へ連続的に調整し得るように
構成することができる。そして、部分的な分解/再組立
てについては、手動粗調整部22aを、全体的な分解/
再組立てについては、Tダイ18の固定ボルト18aを
取付け/取外しする。
に示すように、Tダイ18の可動リップ10上に装着し
た複数のダイボルトからなる調整装置20を、比較的大
容量の手動回転部からなる手動粗調整部22aと、微調
整可能な加熱ヒータからなる自動微調整部22bとを介
して、選択的に可動リップ10のリップ端面10aに対
して押し引き・伸縮することにより、Tダイ18の固定
リップ12のリップ端面12aとの間に形成されるリッ
プ間隙14を、その幅方向へ連続的に調整し得るように
構成することができる。そして、部分的な分解/再組立
てについては、手動粗調整部22aを、全体的な分解/
再組立てについては、Tダイ18の固定ボルト18aを
取付け/取外しする。
【0030】この場合、前述した2次元変位センサによ
るリップ間隙14のリップ間隙分布の測定に際しては、
図7に示すように、2次元変位センサ16をTダイ18
のリップ間隙14の幅方向に平行に構成配置した単軸ロ
ボット24に移動可能に装着して、この2次元変位セン
サ16を前記単軸ロボット24上において前記幅方向に
移動させることにより、容易に測定することができる。
このようにして、前記2次元変位センサ16より得られ
るリップ間隙14のリップ間隙分布データは、演算手段
としてのCPU26を介して自動Tダイ制御ユニット2
8にリップ間隙調整量を指令し、この自動Tダイ制御ユ
ニット28により前記図6に示すTダイ18に設けた自
動微調整部22bを制御して、予め設定したリップ間隙
分布となるようにリップ間隙14の手動調整または自動
調整を行うことができる。
るリップ間隙14のリップ間隙分布の測定に際しては、
図7に示すように、2次元変位センサ16をTダイ18
のリップ間隙14の幅方向に平行に構成配置した単軸ロ
ボット24に移動可能に装着して、この2次元変位セン
サ16を前記単軸ロボット24上において前記幅方向に
移動させることにより、容易に測定することができる。
このようにして、前記2次元変位センサ16より得られ
るリップ間隙14のリップ間隙分布データは、演算手段
としてのCPU26を介して自動Tダイ制御ユニット2
8にリップ間隙調整量を指令し、この自動Tダイ制御ユ
ニット28により前記図6に示すTダイ18に設けた自
動微調整部22bを制御して、予め設定したリップ間隙
分布となるようにリップ間隙14の手動調整または自動
調整を行うことができる。
【0031】しかるに、前記リップ間隙の自動調整を行
う具体的な手段としては、図6からも明らかなように、
リップ間隙14を調整する多数のダイボルトのそれぞれ
に対応して、加熱機構と冷却機構とを具備したブロック
が構成され、各ダイボルトがそれぞれブロックを貫通し
て配置され、各ダイボルトに対し冷却機構と加熱機構と
によってそれぞれブロックの温度を増減させることによ
って、各ダイボルトの温度を増減させ、各ダイボルトに
発生する熱膨張差を利用して各ダイボルトを伸縮させ、
これにより可動リップを押し引きして前記リップ間隙の
調整を行うことができるように構成される。従って、前
記加熱機構ないし冷却機構に対して、前述したリップ間
隙分布データに基づくリップ間隙調整量をコンピュータ
等を介して指令することによって、Tダイ・リップ間隙
の自動調整を容易に行うことができる。
う具体的な手段としては、図6からも明らかなように、
リップ間隙14を調整する多数のダイボルトのそれぞれ
に対応して、加熱機構と冷却機構とを具備したブロック
が構成され、各ダイボルトがそれぞれブロックを貫通し
て配置され、各ダイボルトに対し冷却機構と加熱機構と
によってそれぞれブロックの温度を増減させることによ
って、各ダイボルトの温度を増減させ、各ダイボルトに
発生する熱膨張差を利用して各ダイボルトを伸縮させ、
これにより可動リップを押し引きして前記リップ間隙の
調整を行うことができるように構成される。従って、前
記加熱機構ないし冷却機構に対して、前述したリップ間
隙分布データに基づくリップ間隙調整量をコンピュータ
等を介して指令することによって、Tダイ・リップ間隙
の自動調整を容易に行うことができる。
【0032】前述した実施例から明らかなように、本発
明によれば、例えばTダイの部分的または全体的に分解
掃除等を行う場合において、適正な成形運転停止時にお
けるリップ間隙分布を予め測定し、この測定値を保存し
ておいて、分解掃除を行う。次いで、分解掃除の後に、
その時のリップ間隙分布を測定し、この測定値を前記分
解前の測定値と比較してその偏差から、ダイボルトの調
整量を算出してそれぞれリップ間隙を調整することによ
り、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮することが
できると共に、樹脂材料の無駄を低減することができ
る。
明によれば、例えばTダイの部分的または全体的に分解
掃除等を行う場合において、適正な成形運転停止時にお
けるリップ間隙分布を予め測定し、この測定値を保存し
ておいて、分解掃除を行う。次いで、分解掃除の後に、
その時のリップ間隙分布を測定し、この測定値を前記分
解前の測定値と比較してその偏差から、ダイボルトの調
整量を算出してそれぞれリップ間隙を調整することによ
り、成形運転に際しての立ち上げ時間を短縮することが
できると共に、樹脂材料の無駄を低減することができ
る。
【0033】本実施例では、片面操作式自動Tダイにつ
いて述べているが、一対の可動リップを構成する両面操
作式自動ダイについても適用することができる。
いて述べているが、一対の可動リップを構成する両面操
作式自動ダイについても適用することができる。
【0034】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るTダ
イ・リップ間隙の測定方法は、所要のリップ間隙を保持
して対向配置されるTダイのそれぞれリップ端面に、前
記リップ間隙を形成する端縁部と平行に段部または溝部
を形成し、これらのリップ端面に対して2次元変位セン
サを対向配置し、前記リップ間隙を形成するそれぞれリ
ップ端面の両端縁部と両段部または両溝部との少なくと
も2カ所の位置を同時に測定することにより、前記Tダ
イ・リップ間隙の距離を算出するように構成したことに
より、Tダイ・リップ間隙の距離の測定を高精度化し得
ると共に自動化することができ、成形運転停止時におけ
るリップ間隙分布を予め測定してこれを記憶保持し、次
の成形運転時において記憶保持したリップ間隙分布とな
るように調整設定して、成形運転に際しての立ち上げ時
間を短縮することができると共に、樹脂材料の無駄を低
減することができる等の多くの優れた利点が得られる。
イ・リップ間隙の測定方法は、所要のリップ間隙を保持
して対向配置されるTダイのそれぞれリップ端面に、前
記リップ間隙を形成する端縁部と平行に段部または溝部
を形成し、これらのリップ端面に対して2次元変位セン
サを対向配置し、前記リップ間隙を形成するそれぞれリ
ップ端面の両端縁部と両段部または両溝部との少なくと
も2カ所の位置を同時に測定することにより、前記Tダ
イ・リップ間隙の距離を算出するように構成したことに
より、Tダイ・リップ間隙の距離の測定を高精度化し得
ると共に自動化することができ、成形運転停止時におけ
るリップ間隙分布を予め測定してこれを記憶保持し、次
の成形運転時において記憶保持したリップ間隙分布とな
るように調整設定して、成形運転に際しての立ち上げ時
間を短縮することができると共に、樹脂材料の無駄を低
減することができる等の多くの優れた利点が得られる。
【図1】本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法を
実施するためのTダイ・リップと2次元変位センサとの
構成配置を示す原理説明図である。
実施するためのTダイ・リップと2次元変位センサとの
構成配置を示す原理説明図である。
【図2】本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法の
一実施例を示し、(a)は測定対象の概略構成配置図で
あり、(b)は測定データの表示例を示す説明図であ
る。
一実施例を示し、(a)は測定対象の概略構成配置図で
あり、(b)は測定データの表示例を示す説明図であ
る。
【図3】(a)は図2に示すTダイ・リップ間隙の測定
方法における誤差の発生例を示す説明図あり、(b)は
その測定データの表示例を示す説明図である。
方法における誤差の発生例を示す説明図あり、(b)は
その測定データの表示例を示す説明図である。
【図4】(a)は図3に示すTダイ・リップ間隙の測定
方法における誤差の発生を防止する構成例を示す説明図
あり、(b)はその解消する方法を示す説明図である。
方法における誤差の発生を防止する構成例を示す説明図
あり、(b)はその解消する方法を示す説明図である。
【図5】本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法に
おける誤差の発生を防止する実施例を示し、(a)は測
定対象の概略構成配置図であり、(b)は測定データの
表示例を示す説明図である。
おける誤差の発生を防止する実施例を示し、(a)は測
定対象の概略構成配置図であり、(b)は測定データの
表示例を示す説明図である。
【図6】自動Tダイによるリップ間隙を調整する手段を
示す概略説明図である。
示す概略説明図である。
【図7】本発明に係るTダイ・リップ間隙の測定方法を
適用するTダイ・リップ間隙調整方法の一実施例を示す
概略説明図である。
適用するTダイ・リップ間隙調整方法の一実施例を示す
概略説明図である。
10 可動リップ 10a リップ端面 11a 端縁部 11b 端縁部 12 固定リップ 12a リップ端面 13a 端縁部 13b 端縁部 14 リップ間隙 15 段部 15a 傾斜面 15′ 溝部 15a′ 傾斜面 16 2次元変位センサ 17 段部 17a 傾斜面 17′ 溝部 17a′ 傾斜面 18 Tダイ 20 調整装置(ダイボルト) 22a 手動粗調整部(手動回転部) 22b 自動微調整部(加熱ヒータ) 24 単軸ロボット 26 CPU 28 自動Tダイ制御ユニット Pm 樹脂材料 D 塵芥 t リップ間隙の距離
Claims (6)
- 【請求項1】 所要のリップ間隙を保持して対向配置さ
れるTダイのそれぞれリップ端面に、前記リップ間隙を
形成する端縁部と平行に段部または溝部を形成し、これ
らのリップ端面に対して2次元変位センサを対向配置
し、前記リップ間隙を形成するそれぞれリップ端面の両
端縁部と両段部または両溝部との少なくとも2カ所の位
置を同時に測定することにより、前記Tダイ・リップ間
隙の距離を算出することを特徴とするTダイ・リップ間
隙の測定方法。 - 【請求項2】 Tダイのそれぞれリップ端面の端縁部と
平行に形成する段部または溝部は、その段部側面または
溝部側面を、リップ端面に対して90°<θ<180
°、好適には120°〜150°の範囲内の傾斜角度θ
となる傾斜面として設定してなる請求項1記載のTダイ
・リップ間隙の測定方法。 - 【請求項3】 2次元変位センサをTダイ・リップ間隙
の幅方向に平行に移動させてリップ間隙分布を測定して
なる請求項1記載のTダイ・リップ間隙の測定方法。 - 【請求項4】 Tダイを使用するプラスチックシート・
フィルムの成形において、成形運転停止時に前記Tダイ
・リップ間隙を請求項1〜3に記載の測定方法により測
定してこれを設定値として記憶保持し、成形運転開始前
においてTダイ・リップ間隙を前記測定方法により測定
してこの測定値を前記設定値と比較し、予め設定したリ
ップ間隙分布となるように調整することを特徴とするT
ダイ・リップ間隙の調整方法。 - 【請求項5】 所要のリップ間隙を保持して対向配置さ
れるTダイのそれぞれリップ端面に、前記リップ間隙を
形成する端縁部と平行に段部または溝部を形成し、これ
らのリップ端面に対して2次元変位センサを対向配置す
ると共にこの2次元変位センサを前記リップ間隙の幅方
向に平行に移動するよう配置して、リップ間隙分布を測
定するように構成することを特徴とするTダイ・リップ
間隙の測定装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のTダイ・リップ間隙の
測定装置において、2次元変位センサにより成形運転停
止時におけるリップ間隙分布からなる設定値を予め記憶
保持すると共に、2次元変位センサにより成形運転前の
リップ間隙分布を測定してこの測定値と前記記憶保持し
た設定値と比較して、前記リップ間隙分布を設定値とな
るように演算する演算手段と、この演算手段により得ら
れたTダイ・リップ間隙の調整を行う調整手段を制御す
るTダイ制御ユニットとから構成することを特徴とする
Tダイ・リップ間隙の調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353642A JPH11183158A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | Tダイ・リップ間隙の測定および調整方法並びに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353642A JPH11183158A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | Tダイ・リップ間隙の測定および調整方法並びに装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11183158A true JPH11183158A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18432235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9353642A Pending JPH11183158A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | Tダイ・リップ間隙の測定および調整方法並びに装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11183158A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004148229A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | 塗布装置及びダイスリット厚み制御方法 |
| JP2014019079A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 押出成形用ダイ並びにそれを用いた押出成形システム及び押出成形方法 |
| JP2018058023A (ja) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | 東レ株式会社 | 塗布ヘッド、塗布装置および塗布ヘッドの調整方法 |
| JP2023088180A (ja) * | 2021-12-14 | 2023-06-26 | 住友重機械工業株式会社 | フィルム成形装置 |
| CN120396212A (zh) * | 2025-07-03 | 2025-08-01 | 潍坊煜达电声科技有限公司 | 一种声学弹性薄膜制造设备 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP9353642A patent/JPH11183158A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004148229A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | 塗布装置及びダイスリット厚み制御方法 |
| JP2014019079A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 押出成形用ダイ並びにそれを用いた押出成形システム及び押出成形方法 |
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