JPH11183309A - 内燃機関の高圧燃料回路検査方法 - Google Patents
内燃機関の高圧燃料回路検査方法Info
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- JPH11183309A JPH11183309A JP9351668A JP35166897A JPH11183309A JP H11183309 A JPH11183309 A JP H11183309A JP 9351668 A JP9351668 A JP 9351668A JP 35166897 A JP35166897 A JP 35166897A JP H11183309 A JPH11183309 A JP H11183309A
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Abstract
ず、常時正確に検査する。 【解決手段】 燃焼室へ燃料を噴射するインジェクタ6
と高圧ポンプ4を連通する高圧配管5と、高圧ポンプ4
へ燃料を供給するフィード配管2を備え、高圧ポンプ4
の駆動を開始して燃圧を上昇させた後、高圧ポンプ4を
停止してから、高圧配管5の燃圧降下量を測定して、こ
の燃圧降下量に基づいて燃料漏れの合否を判定する。
Description
関に採用される高圧燃料回路の検査方法に関する。
燃料を噴射する高圧燃料回路が採用されており、近年で
は、筒内噴射式火花点火式ガソリンエンジンにおいて
も、このような高圧燃料回路が採用されている。
ンクから低圧ポンプによって高圧回路へ燃料を供給する
低圧燃料回路と、供給された低圧燃料を高圧ポンプによ
って加圧し、インジェクタへ高圧燃料を供給する高圧燃
料回路から構成されており、高圧燃料回路に発生する燃
圧を確保することによって、エンジンは所定の運転性能
を発揮することができる。
や各部品の組み付け不良あるいはインジェクタなどの部
品の不良などによる高圧回路からの燃料漏れを判定し
て、出荷されるエンジンの性能及び信頼性を確保する必
要がある。
自動車 テクニカルレビュー 1997 No.8」(三
菱自動車 発行)の第125、126頁に開示されるよ
うに、高圧燃料回路のリターン側から加圧気体を圧送
し、供給流量と燃料入口側から出てくる流量の差を、外
部への漏れ流量として測定し、この漏れ流量が所定値を
超える場合には、不合格と判定するものである。
来例では、非圧縮性流体である燃料の漏れを、圧縮性流
体である気体によって検出するため、液体の漏れ流量を
気体の漏れ流量に換算する必要があり、温度条件などに
よっては、測定精度が低下するという問題があり、ま
た、気体の流量を測定する流量計は、水や油などが付着
した場合、測定精度が低下するため、高圧燃料回路内に
水、油が残存している場合には、正確な測定結果が得ら
れないという問題があった。
ーン側に加圧気体を供給するため、燃料回路内のドレン
室に高圧が加わるのを防ぐため、チェック弁を設ける必
要があり、燃料回路に完成検査のための部品を装着する
ため、部品点数や加工工数が増大してエンジンの製造コ
ストが増大するという問題があった。
されたものであり、高圧燃料回路の漏れを温度条件など
に拘わらず、常時正確に検査することを目的とし、さら
に、検査のための部品を燃料回路に設けることなく、製
造コストの低減を推進することを目的とする。
燃料を噴射するインジェクタと高圧ポンプを連通する高
圧燃料回路と、高圧ポンプへ燃料を供給する低圧燃料回
路とを備え、前記高圧ポンプの駆動を開始する起動工程
と、所定時間経過後に前記高圧ポンプを停止してから、
高圧燃料回路の燃圧降下量を測定する測定工程と、この
燃圧降下量に基づいて燃料漏れの合否を判定する判定工
程とを含む。
するインジェクタと高圧ポンプを連通する高圧燃料回路
と、高圧ポンプへ燃料を供給する低圧燃料回路とを備
え、前記高圧ポンプ及びインジェクタの駆動を開始する
起動工程と、所定時間経過後に前記インジェクタを停止
し、この後に、高圧ポンプを停止してから、高圧燃料回
路の燃圧降下量を測定する測定工程と、この燃圧降下量
に基づいて燃料漏れの合否を判定する判定工程とを含
む。
の発明において、前記測定工程は、高圧ポンプの停止か
ら所定時間Δtを経過したときの燃圧を測定し、前記判
定工程は、この燃圧が所定値以上のときに合格を判定す
る一方、そうでない場合には不合格を判定する。
の発明において、前記測定工程は、高圧ポンプの停止か
ら所定の燃圧Penとなるまでの時間Δtxを測定し、前
記判定工程は、この時間Δtxが所定値以上のときに合
格を判定する一方、そうでない場合には不合格を判定す
る。
の発明において、前記測定工程は、高圧ポンプの停止か
ら燃圧が所定の燃圧Pst以下となってから燃圧降下量の
測定を行う。
いて、前記起動工程は、インジェクタの駆動期間内で、
駆動開始から所定時間t1後に燃圧を測定し、この燃圧
が所定値未満の場合には不合格と判定して検査を終了す
る工程を含む。
いて、前記測定工程は、高圧ポンプの駆動期間内かつイ
ンジェクタの停止後に測定した燃圧が所定値未満の場合
には、不合格と判定して検査を終了する工程を含む。
の発明において、前記起動工程は、高圧ポンプの駆動開
始以前に、予め低圧燃料回路へ燃料を充填する。
の発明において、前記高圧燃料回路は、内燃機関に組み
付けられた状態である。
圧ポンプ駆動して燃料を加圧した後、高圧ポンプの停止
以後の燃圧降下量の大小に応じて、高圧燃料回路の燃料
漏れ量の判定を行うようにしたため、前記従来例のよう
に非圧縮性流体を用いて検査を行う場合に比して、温度
などの影響を受けることがなくなって、測定精度を大幅
に向上させることができ、信頼性の高い品質検査を実現
することが可能となり、また、組立直後の高圧ポンプ駆
動させることで、高圧ポンプの摺動部やメカニカルシー
ルをなじませることができ、実際の運転状態同様な環境
にして、高圧燃料回路の個体差に応じた燃料漏れ量の測
定誤差を抑制でき、検査を高精度で行うことができると
ともに、前記従来例のように、完成検査のために燃料回
路内に部品を追加する必要がないため、部品点数や加工
工数の増大を防いで製造コストの低減を図ることができ
る。
同時に、インジェクタの開閉駆動を開始するため、高圧
配管内のエア抜きを確実に行うことで、目標燃圧に到達
するまでの時間を短縮するとともに、残留空気による測
定誤差の発生を防止して、高圧ポンプ駆動停止後の燃圧
降下量の測定精度をさらに向上させながら、昇圧までの
時間短縮によってタクトタイムを短縮して生産性の向上
を図るのに加え、インジェクタの弁体と弁座をなじませ
ることができるため、実際の運転状態と同様な環境にし
て測定誤差を抑制し、高圧燃料回路の個体差に応じた燃
料漏れの検査を高精度で行うことができる。
は、高圧ポンプの停止後に、所定時間Δt後の燃圧Pを
測定し、この燃圧Pが所定値P3以上のときに合格とす
る一方、そうでない場合には不合格と判定するようにし
たため、常時一定の条件で検査を行うことができ、測定
誤差を抑制して検査の信頼性を向上させることができ
る。
は、高圧ポンプの停止から所定の燃圧Penとなるまでの
時間Δtxを測定し、この時間Δtxが所定値Δt1以
上のときに合格とする一方、そうでない場合には不合格
と判定するようにしたため、常時一定の条件で検査を行
うことができ、測定誤差を抑制して検査の信頼性を向上
させることができる。
は、高圧ポンプの停止後、燃圧が所定の燃圧Pst以下と
なってから燃圧降下量の測定を行うようにしたため、常
時一定の条件で検査を行うことができ、測定誤差を抑制
して検査の信頼性を向上させることができる。
期間内で、駆動開始から所定時間t1後に燃圧を測定
し、上昇中の燃圧Pが所定値Pa未満のときには不合格
と判定して検査を終了するようにしたため、燃料漏れが
過大となる場合を迅速に検知でき、エンジンからの燃料
の流出を防止することができ、高圧ポンプなどの不具合
を迅速に検知でき、不具合の検出に要する時間を短縮す
るとともに、安全性の確保及び火災防止を行いながら、
高圧燃料回路検査工程の生産性を向上さることが可能と
なる。
の高圧ポンプの駆動期間中に測定した燃圧Pが、所定値
P1未満の場合には不合格と判定して検査を終了するた
め、高圧ポンプ等の動作不良あるいは過大な燃料漏れを
迅速かつ正確に検知することができる。
始以前に、予め低圧燃料回路へ燃料を充填することで、
エア抜きを確実に行うことができ、低圧燃料回路の残留
空気の高圧燃料回路への進入を排除し、測定誤差の発生
を防止することができる。
燃機関に組み付けられた状態で検査を行うようにしたた
め、シリンダーヘッドアッセンブリ状態で検査を行う場
合に比して、組立による変形などを含んで検査を行うこ
とができるため、測定結果のばらつきを防ぐことができ
る。
火式ガソリンエンジンの燃料回路に適用した一実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
1を示しており、燃料回路の検査は、燃料回路がエンジ
ン1に組み付けられた組立完了後に、エンジンアッセン
ブリで行われるもので、燃料回路はエンジン1に組み付
けられた状態である。
チェック弁31とオリフィス32を途中に介装したリタ
ーン配管3からなる低圧燃料回路と、フィード配管2へ
供給された燃料を加圧する高圧ポンプ4と、この高圧ポ
ンプ4からの高圧燃料をインジェクタ6へ供給する高圧
配管5と、高圧配管5の燃圧を燃圧センサ7の検出値に
基づいて所定の範囲に調整する可変燃圧プレッシャレギ
ュレータ8から構成された高圧燃料回路に大別される。
ように、カムシャフト14に連結されており、カムドラ
イブチェーン13を介してクランクシャフト12によっ
て駆動される構成となっており、この検査工程では、図
示しないスパークプラグへの点火を行わないため、ピニ
オン及びリングギアからなるドライブプレート11を介
してクランクシャフト12に連結された、スタータモー
タ9を駆動することで、高圧ポンプ4の運転が行われ
る。
ュレータ8及びスタータモータ9は、マイクロコンピュ
ータを主体に構成されたエンジンコントローラ10によ
って制御され、燃料回路の検査工程では、エンジンコン
トローラ10がベンチ20側のリーク判定コントローラ
21に接続されるとともに、リーク判定コントローラ2
1からの指令に応じてエンジン1各部の制御を行うとと
もに、燃圧センサ7の検出値をリーク判定コントローラ
21へ送出して、エンジン1の燃料回路からの漏れが、
所定の基準値以内であることを、後述するように検査す
る。
タンク22内の燃料をフィード配管25へ圧送する低圧
ポンプ23が配設されて、ベンチ20側のフィード配管
25が、エンジン1のフィード配管2に接続される。な
お、フィード配管25には切換弁26が介装されて、低
圧ポンプ23からの燃料を遮断可能に構成され、さら
に、フィード配管25には低圧プレッシャレギュレータ
27が接続されて、フィード配管25内の燃圧を所定の
範囲に維持する。
のリターン配管3に接続されるリターン配管29が連通
しており、リターン配管3から戻ってきた燃料を燃料タ
ンク22へ環流させる。
6の下流は、空圧回路28を介して加圧空気源24と選
択的に連通し、エンジン1をベンチ20に搬送して、エ
ンジン1及びベンチ20のフィード配管2、25及びリ
ターン配管3、29を接続すると、低圧ポンプ23から
エンジン1のフィード配管2へ燃料を圧送する前に、加
圧空気源24からエンジン1の低圧回路へ加圧空気を供
給し、フィード配管2、リターン配管3からの空気漏れ
を検査することで、過大な燃料漏れを引き起こすような
不具合がないかを判定する予備リークテストが行われ
る。
圧空気源24をフィード配管25から遮断するととも
に、切換弁26を連通位置に切り換えて、エンジン1の
フィード配管と、ベンチ20の低圧ポンプ23を連通さ
せる。
ついて、図3のフローチャートを参照しながら詳述す
る。
後、上記したように、エンジンコントローラ10をリー
ク判定コントローラ21に接続するとともに、エンジン
1のフィード配管2及びリターン配管3を、ベンチ20
のフィード配管25及びリターン配管29に接続してお
く。
遮断位置に切り換えた後、空圧回路28をフィード配管
25に連通させて、加圧空気源24から低圧の空気(例
えば、350KPa)を供給して、ステップS2で、エン
ジン1のフィード配管2及びリターン配管3等の低圧燃
料回路からの空気漏れを検査することで、過大な燃料漏
れを引き起こすような不具合がないかを判定する。そし
て、空気漏れがなければ、空圧回路28を遮断した後、
ステップS3へ進んで低圧ポンプ23の駆動を行う一
方、空気漏れが検出された場合には、ステップS25へ
進んで、リーク判定コントローラ21の図示しない表示
装置などに「不合格」を表示するとともに、空圧回路2
8を遮断して検査を終了する。
へ切り換えるとともに、図示しないモータなどによって
低圧ポンプ23の駆動を行い、燃料タンク22内の燃料
をエンジン1のフィード配管2及びリターン配管3へ供
給する。
送された燃料が、エンジン1の低圧燃料回路に充填さ
れ、フィード配管2及びリターン配管3内の空気が排出
される所定時間まで低圧ポンプ23のみの駆動を行う。
なお、この所定時間は、実験などによって予め設定した
ものである。
9を駆動してクランキングを行い、高圧ポンプ4の駆動
を開始するとともに、インジェクタ6の開閉駆動を開始
する。クランキングによって駆動開始した高圧ポンプ4
は、フィード配管2の燃料を加圧して高圧配管5へ供給
を開始し、このとき、インジェクタ6も開閉駆動するた
め、高圧配管5内の空気はインジェクタ6から燃焼室内
へ排出され、高圧燃料回路のエア抜きが開始され、図4
に示すように、クランキング開始の時間t0から高圧配
管5内の燃圧Pは上昇を開始する。
開始の時間t0から所定時間t1が経過するのを待って
から、ステップS7で、燃圧センサ7の検出値より燃圧
Pを測定し、ステップS8で、測定した燃圧Pが所定値
Pa以上かつPb未満であるか否かを判定する。
の目標値で、例えば、5MPa〜12MPaの所定値)よりも
低い値に設定されて、高圧ポンプ4の駆動開始から時間
が経過したにも拘わらず、燃圧Pが所定値Pa未満の場
合には、過大な燃料漏れがあると判定でき、スタータモ
ータ9及びインジェクタ6の駆動を停止するとともに、
ステップS25へ進んで、上記と同じく「不合格」の表
示を行って検査を終了する。また、所定値Pbは、目標
燃圧Pc(正常な場合の目標値で、例えば、5MPa〜1
2MPaの所定値)よりも高い値に設定されて、高圧ポン
プ4の駆動開始直後に燃圧Pが所定値Pbを超える場合
には、高圧配管5等に詰まりがあると判定でき、スター
タモータ9及びインジェクタ6の駆動を停止するととも
に、ステップS25へ進んで、上記と同じく「不合格」
の表示を行って検査を終了する。
所定の範囲Pa〜Pb以内にあれば、過大な燃料漏れや
配管の詰まりがない場合であり、クランキングを継続し
て、ステップS9へ進み、所定時間t2が経過するまで
インジェクタ6を作動させて高圧配管5内の空気を完全
に排出させる。
ップS10へ進んでインジェクタ6の駆動を停止(閉
弁)させる一方、クランキングを継続させる。
動による燃料の噴射で、高圧配管5内の空気が完全に排
出されるのに十分な時間であり、実験度によって予め設
定された値である。
ングを行うことで、高圧配管5の燃圧Pが上昇するが、
ステップS11〜S13では、所定時間ta以内に、燃
圧Pが所定の燃圧Pc以上に上昇するか否かを判定し、
所定の燃圧Pc以上まで昇圧していれば、高圧ポンプ4
や高圧プレッシャレギュレータ8のが正常に機能すると
ともに、燃料の漏れがない、と判定してステップS14
へ進む。
taを経過した時点で燃圧Pが目標燃圧Pc未満の場合
には、過大な燃料漏れや高圧ポンプ4または高圧プレッ
シャレギュレータ8に不具合が発生していると判定で
き、スタータモータ9及びインジェクタ6の駆動を停止
するとともに、ステップS25へ進んで、上記と同じく
「不合格」の表示を行って検査を終了する。
c以上に到達してから所定時間twが経過するのを待っ
てから、ステップS15、S16で、所定時間tmが経
過するまで、燃圧Pの平均値Pmeaの測定が行われる。
ップS17で、スタータモータ9を停止して高圧ポンプ
4の駆動を停止させるとともに、低圧ポンプ23の駆動
を停止して、後述するように高圧配管5の燃料漏れの測
定を行う。
ップS15で測定した時間tm内の平均燃圧Pmeaが、
所定の燃圧範囲P1≦Pmea≦P2にあるか否かを判定
する。
合は、高圧プレッシャレギュレータ8等の動作不良や高
圧配管5等の漏れが想定されるため、ステップS25へ
進んで、上記と同じく「不合格」の表示を行って検査を
終了する。
1≦Pmea≦P2にあれば、高圧プレッシャレギュレー
タ8等の動作が正常で高圧配管5からの漏れがない場合
であるため、ステップS19以降の燃圧降下量に基づく
燃料漏れの測定を開始する。
た時点で、高圧ポンプ4の駆動を停止すると、高圧配管
5に接続された各部の微小な漏れによって、燃圧Pが徐
々に降下することから、所定時間Δt経過後の燃圧Pの
大小に応じて燃料漏れを測定する。
図5にも示すように、高圧ポンプ4の駆動停止後、燃圧
Pが目標燃圧Pc未満の所定値Pst以下になると、ステ
ップS21で時間の測定を開始し、ステップS21で所
定時間Δt(例えば、3秒)が経過すると、ステップS
22で燃圧Pを測定し、このときの燃圧Pが所定の範囲
P3≦P≦P4にあるか否かを判定する。
3未満の場合には、所定時間内の燃圧降下量が過大であ
るため、燃料漏れ量が過大であると判定し、また、燃圧
Pが、所定値P4を超える場合には、高圧配管5などに
詰まりがあると判定してステップS25へ進み、上記と
同様に、リーク判定コントローラ21の図示しない表示
装置等に「不合格」の表示を行う一方、燃圧Pが所定値
P3以上であれば、高圧ポンプ4、高圧配管5、インジ
ェクタ6、高圧プレッシャレギュレータ8などで構成さ
れる高圧燃料回路からの燃料漏れ量が許容範囲内である
と判定でき、ステップS24へ進んで、リーク判定コン
トローラ21の図示しない表示装置等に「合格」の表示
を行って、検査を終了する。
れた高圧ポンプ4を、クランキングさせることで駆動さ
せて燃料を加圧し、クランキング停止以後の燃圧降下量
の大小に応じて、高圧配管5を主体とする高圧燃料回路
の燃料漏れ量の判定を行うようにしたため、前記従来例
のように圧縮性流体を用いて検査を行う場合に比して、
温度などの影響を受けることがなくなって、測定精度を
大幅に向上させることができ、信頼性の高い品質検査を
実現することが可能となり、また、組立直後のエンジン
1をクランキングさせることで、高圧ポンプ4の摺動部
や図示しないメカニカルシールをなじませることがで
き、実際の運転状態と同様な環境にして、高圧燃料回路
の個体差に応じた燃料漏れ量の測定誤差を抑制でき、検
査を高精度で行うことができるとともに、前記従来例の
ように、完成検査のために燃料回路内に部品を追加する
必要がないため、部品点数や加工工数の増大を防いで製
造コストの低減を図ることができるのである。
ジェクタ6の開閉駆動を開始するため、高圧配管5内の
エア抜きを確実に行うことで、目標燃圧Pcに到達する
時間を短縮するとともに、残留空気による測定誤差の発
生を防止して、クランキング停止後の燃圧降下量の測定
精度をさらに向上させながら、昇圧までの時間短縮によ
ってタクトタイムを短縮して生産性の向上を図るのに加
え、インジェクタ6の図示しない弁体と弁座をなじませ
ることができるため、上記と同様に実際の運転状態と同
様な環境にして測定誤差を抑制し、高圧燃料回路の個体
差に応じた燃料漏れの検査を高精度で行うことができる
のである。
未満の所定値Pst未満となってから、所定時間Δt後の
燃圧Pを測定するようにしたため、常時一定の条件で検
査を行うことができ、測定誤差を抑制して検査の信頼性
を向上させることができる。
1で、上昇中の燃圧Pが所定値Pa以上あるか否かを判
定することにより、燃料漏れが過大となる場合を迅速に
検知でき、エンジン1からの燃料の流出を防止すること
ができ、また、インジェクタ6を停止した時間t2から
所定時間ta以内に燃圧Pが目標値Pcに達したか否か
を判定するため、高圧ポンプ4や高圧プレッシャレギュ
レータ8の不具合を迅速に検知でき、不具合の検出に要
する時間を短縮して、高圧燃料回路検査工程の生産性を
向上させることが可能となる。
キング期間中に測定した平均燃圧Pmeaが、所定の範囲
P1〜P2にあるか否かを判定するため、高圧ポンプ4
や高圧プレッシャレギュレータ8等の動作不良あるいは
過大な燃料漏れを正確に検知することができる。
けた状態で行うため、シリンダーヘッドアッセンブリ状
態で検査を行う場合に比して、組立による変形などを含
んで検査を行うことができるため、測定結果のばらつき
を防ぐことができ、また、クランキングを開始する時間
t0以前には、所定時間だけベンチ20側の低圧ポンプ
23を駆動することによって、低圧燃料回路に燃料を充
填するとともに、エア抜きを確実に行うことができ、残
留空気による測定誤差の発生を防止することができる。
第1実施形態のステップS21〜ステップS23を、ス
テップS21a〜23aに変更したもので、その他は前
記第1実施形態と同様である。
所定値Pstから所定値Penまで降下する時間Δtxの大
小に応じて、燃料漏れの合否を判定するもので、時間Δ
txが、所定値Δt1未満の場合には、所定時間内の燃
圧降下量が過大であるため、燃料漏れ量が過大であると
判定し、また、時間Δtxが、所定値Δt2を超える場
合には高圧配管5などに詰まりがあると判定してステッ
プS25へ進み、上記と同様に、リーク判定コントロー
ラ21の図示しない表示装置等に「不合格」の表示を行
う一方、そうでない場合には、リーク判定コントローラ
21の図示しない表示装置等に「合格」の表示を行っ
て、検査を終了する。
の燃圧Pによる判定と、上記燃圧降下時間Δtxによる
判定を同時に行うことで、さらに検査精度を向上させる
ことが可能となるのである。
3では、燃圧Pが所定値Pa、P1、P3以上であるか
否かを判定して、燃料漏れのみの検査を行ってもよく、
検査内容を簡易にすることができ、同様に、第2実施形
態のステップS23aでも、測定した時間Δtxと所定
時間Δt1とを比較して、燃料漏れのみの検査を行って
もよく、検査内容を簡易にすることができる。
図。
図。
と時間の関係を示す拡大グラフ。
フローチャート。
と時間の関係を示す拡大グラフ。
Claims (9)
- 【請求項1】 燃焼室へ燃料を噴射するインジェクタと
高圧ポンプを連通する高圧燃料回路と、高圧ポンプへ燃
料を供給する低圧燃料回路とを備え、 前記高圧ポンプの駆動を開始する起動工程と、 所定時間経過後に前記高圧ポンプを停止してから、高圧
燃料回路の燃圧降下量を測定する測定工程と、 この燃圧降下量に基づいて燃料漏れの合否を判定する判
定工程とを含むことを特徴とする内燃機関の高圧燃料回
路検査方法。 - 【請求項2】 燃焼室へ燃料を噴射するインジェクタと
高圧ポンプを連通する高圧燃料回路と、高圧ポンプへ燃
料を供給する低圧燃料回路とを備え、 前記高圧ポンプ及びインジェクタの駆動を開始する起動
工程と、 所定時間経過後に前記インジェクタを停止し、この後
に、高圧ポンプを停止してから、高圧燃料回路の燃圧降
下量を測定する測定工程と、 この燃圧降下量に基づいて燃料漏れの合否を判定する判
定工程とを含むことを特徴とする内燃機関の高圧燃料回
路検査方法。 - 【請求項3】 前記測定工程は、高圧ポンプの停止から
所定時間Δtを経過したときの燃圧を測定し、前記判定
工程は、この燃圧が所定値以上のときに合格を判定する
一方、そうでない場合には不合格を判定することを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の高圧
燃料回路検査方法。 - 【請求項4】 前記測定工程は、高圧ポンプの停止から
所定の燃圧Penとなるまでの時間Δtxを測定し、前記
判定工程は、この時間Δtxが所定値以上のときに合格
を判定する一方、そうでない場合には不合格を判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃
機関の高圧燃料回路検査方法。 - 【請求項5】 前記測定工程は、高圧ポンプの停止から
燃圧が所定の燃圧Pst以下となってから燃圧降下量の測
定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の内燃機関の高圧燃料回路検査方法。 - 【請求項6】 前記起動工程は、インジェクタの駆動期
間内で、駆動開始から所定時間t1後に燃圧を測定し、
この燃圧が所定値未満の場合には不合格と判定して検査
を終了する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載
の内燃機関の高圧燃料回路検査方法。 - 【請求項7】 前記測定工程は、高圧ポンプの駆動期間
内かつインジェクタの停止後に測定した燃圧が所定値未
満の場合には、不合格と判定して検査を終了する工程を
含むことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の高圧
燃料回路検査方法。 - 【請求項8】 前記起動工程は、高圧ポンプの駆動開始
以前に、予め低圧燃料回路へ燃料を充填することを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の高圧
燃料回路検査方法。 - 【請求項9】 前記高圧燃料回路は、内燃機関に組み付
けられた状態であることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の内燃機関の高圧燃料回路検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35166897A JP3435627B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 内燃機関の高圧燃料回路検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35166897A JP3435627B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 内燃機関の高圧燃料回路検査方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11183309A true JPH11183309A (ja) | 1999-07-09 |
| JP3435627B2 JP3435627B2 (ja) | 2003-08-11 |
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-
1997
- 1997-12-19 JP JP35166897A patent/JP3435627B2/ja not_active Expired - Lifetime
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