JPH11183594A - 位置情報変換装置、及び位置情報変換方法 - Google Patents

位置情報変換装置、及び位置情報変換方法

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JPH11183594A
JPH11183594A JP35580497A JP35580497A JPH11183594A JP H11183594 A JPH11183594 A JP H11183594A JP 35580497 A JP35580497 A JP 35580497A JP 35580497 A JP35580497 A JP 35580497A JP H11183594 A JPH11183594 A JP H11183594A
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JP
Japan
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area
name
position information
latitude
longitude
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JP35580497A
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Inventor
Nobuhiro Aoki
信裕 青木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、世界の主要地域名(国、都
市、地方等)毎の各種情報を多数プリセットしておき、
ユーザーが現在地にもっとも近い地域を選択することで
各種設定が行われるようにして操作性を向上する位置情
報変換装置、及び位置情報変換方法を提供することであ
る。 【解決手段】 ユーザーが現在位置から一番近い都市を
選択指示すると、CPU2は、該都市に対応する“時
差”、“経度・緯度”、及び“測地系”をEEPROM
3内の都市データ3aから読み出してセットし、システ
ムクロックの示す時刻、“経度・緯度”のデータ、及び
衛星軌道データに基づいて、現在時刻における現在位置
の上空に位置するGPS衛星を予測する。そして、CP
U2は、少なくとも1つのGPS衛星を捕捉すると、当
該捕捉したGPS衛星から送信されるUTCと軌道デー
タを受信し、UTC、及び“時差”に基づいて、正確な
地方時を算出し、また、該受信した軌道データに基づい
て前記セットされた経度・緯度を適宜修正しつつ、順次
GPS衛星を捕捉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS等から発信
される位置情報を利用して現在地の位置測定を行う際
に、現在地に適した位置情報に変換する操作を簡易化し
た位置情報変換装置、及び位置情報変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS(Global Positioning System )
とは、地球を周回する複数の人工衛星から4個を選択し
て、これらからの信号を受信することによって、3次元
の位置を地球全域の各地点で得られるようにする精密航
行方式である。このGPSによって、世界中のどこでも
自蔵の単一の航行援助装置で航行することができ、また
コンピュータによって精密なデータが即時に得られるた
め、副次的には一つの航路上の航空機数の増加が可能と
いう利点がある。
【0003】また、航空機以外にも、船舶や自動車など
のナビゲーション、タクシーやトラックなどの移動体の
運行管理、地図・建築測量、魚群探知、釣りや登山、オ
リエンテーションなどのレジャー、地殻変動や地震予知
などの学術研究分野などの多方面にわたって利用されて
いる。
【0004】例えば、GPSを利用して自動車等のナビ
ゲーションを行う際には、通常ディスプレイ上に現在位
置付近の地図を表示し、地図上に現在位置を指示表示す
ることによってユーザーに対して現在位置を示す仕組み
となっている。ところが、世界各国の地図は、球状の地
球を平面の地図に表すための図法や、地図を作製する際
の中心点等の様々な要素が異なるそれぞれの測地系に基
づいて作成されているため、従来のGPS機器において
は、測地系の設定を行う際にはあらかじめプリセットさ
れている全世界の測地系の中からユーザーが必要な測地
系を選択し、設定を行うことによって正確な位置表示を
行うための修正を行うようになっている。更に、初期測
位時間を短縮するための現在位置を設定するときも、今
現在自分のいる緯度・経度を入力するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
GPS機器は、上述した通り、GPS機器で測位された
緯度経度と地図の位置を合わせるための測地系の設定を
行う時は、あらかじめプリセットされている全世界の多
数ある測地系の中から、ユーザーが必要な測地系を選択
して設定を行う様になっているので、自分が必要として
いる測地系を探すのにかなりのキー操作を要するという
点で操作性に課題があった。
【0006】更に、初期測位時間を短縮するための現在
位置を設定するときも、今現在自分の居る経度・緯度を
入力するようになっているので、現在位置の大まかな経
度・緯度を把握しておかなければならず、また経度・緯
度の数値を一つ一つ入力しなければならないという手間
の点においても操作性に課題があった。
【0007】そこで本発明の課題は、世界の主要地域名
(国、都市、地方等)毎の各種情報を多数プリセットし
ておき、ユーザーが現在地にもっとも近い地域を選択す
ることで各種設定が行われるようにして操作性を向上す
る位置情報変換装置、及び位置情報変換方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
位置情報を受信する受信手段と、地域名と、当該地域の
位置測定に関する情報とを対応づけて複数格納した地域
情報が記憶されている記憶手段と、この記憶手段に記憶
された地域情報に登録された地域名の中から任意の1つ
の地域名を選択する地域名選択手段と、前記受信手段に
よって受信した位置情報を、前記地域名選択手段によっ
て選択された地域名に対応する前記位置測定に関する情
報に基づいて当該地域における位置測定に適した位置情
報に変換する位置情報変換手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】請求項1記載の発明の位置情報変換装置に
よれば、記憶手段には、地域名と、当該地域の位置測定
に関する情報とを対応づけて複数格納した地域情報が記
憶されており、地域名選択手段によって、前記記憶手段
に記憶された地域情報に登録された地域名の中から任意
の1つの地域名を選択されると、位置情報変換手段は、
受信手段によって受信した位置情報を、前記地域名選択
手段によって選択された地域名に対応する前記位置測定
に関する情報に基づいて当該地域における位置測定に適
した位置情報に変換する。
【0010】また、請求項7記載の発明の位置情報変換
方法によれば、地域名と、当該地域の位置測定に関する
情報とを対応づけて複数格納した地域情報に登録された
地域名の中から任意の1つの地域名を選択し、受信手段
によって受信した位置情報を、前記選択された地域名に
対応する前記位置測定に関する情報に基づいて当該地域
における位置測定に適した位置情報に変換する。
【0011】したがって、予め世界主要地域のデータを
地域情報に登録しておくことにより、計測開始時の初期
設定の際には、ユーザーの現在位置を含む地域を選択す
る操作のみを行えばよく、ユーザーの現在位置における
位置測定を正確に行うための各種設定を行う必要がない
ためユーザーの入力の手間を省くことができ、位置測定
におけるユーザーの労力を軽減することができる。
【0012】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の位置情報変換装置において、前記受信手段
は、GPS衛星から送信される位置情報を受信し、前記
記憶手段は、前記地域情報として地域名と当該地域の測
地系とを対応づけて記憶しており、前記位置情報変換手
段は、GPS衛星から受信した位置情報を、前記地域名
選択手段によって選択された地域名に対応する測地系に
基づく位置情報に変換することとしてもよい。
【0013】また、請求項8記載の発明の位置情報変換
方法によれば、地域名と、当該地域の測地系とを対応づ
けて複数登録した地域情報に登録された地域名の中から
任意の1つの地域名を選択し、受信手段によってGPS
衛星から受信した位置情報を、前記選択された地域名に
対応する測地系に基づく位置情報に変換する。
【0014】したがって、予め世界主要地域のデータを
地域情報に登録しておくことにより、計測開始時の初期
設定の際には、ユーザーの現在位置を含む地域を選択す
る操作のみを行えばよく、ユーザーの現在位置の地図に
用いられている測地系の入力を行う必要がないためユー
ザーの入力の手間を省くことができ、位置測定における
ユーザーの労力を軽減することができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の位
置情報変換装置において、前記地域情報には、前記地域
名と対応づけて、当該地域の世界標準時からの時差、及
び当該地域の経緯度を更に登録し、前記地域名選択手段
によって選択された地域名に対応する当該地域の世界標
準時からの時差に基づいて、当該地域の地方時を算出す
る地方時算出手段と、前記地域名選択手段によって選択
された地域名に対応する当該地域の経緯度と、前記地方
時算出手段によって算出された当該地域の地方時とに基
づいて、位置計測時に当該地域において捕捉可能なGP
S衛星を特定する特定手段と、を更に備え、前記受信手
段は、前記特定手段によって特定されたGPS衛星から
の位置情報を受信することを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明の位置情報変換装置に
よれば、請求項2記載の位置情報変換装置において、前
記地域情報には、前記地域名と対応づけて、当該地域の
世界標準時からの時差、及び当該地域の経緯度を更に登
録し、地方時算出手段は、前記地域名選択手段によって
選択された地域名に対応する当該地域の世界標準時から
の時差に基づいて、当該地域の地方時を算出し、特定手
段は、前記地域名選択手段によって選択された地域名に
対応する当該地域の経緯度と、前記地方時算出手段によ
って算出された当該地域の地方時とに基づいて、位置計
測時に当該地域において捕捉可能なGPS衛星を特定
し、前記受信手段は、前記特定手段によって特定された
GPS衛星からの位置情報を受信する。
【0017】したがって、請求項2記載の発明の効果に
加えて、GPS衛星捕捉処理に要する時間を短縮するた
めに、計測開始時にユーザーの現在位置の世界標準時か
らの時差、経緯度等を設定する必要がある場合にも、ユ
ーザーの現在位置を含む地域を選択する操作のみを行え
ばよく、世界標準時からの時差、及び経緯度の入力を個
別に行う必要がないためユーザーの入力の手間を省くこ
とができ、位置情報変換装置の操作性を向上させること
ができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の位
置情報変換装置において、前記受信手段は、GPS衛星
から送信される位置情報を受信し、前記記憶手段は、前
記地域情報として地域名と当該地域において利用可能な
複数の測地系とを対応づけて記憶しており、前記地域名
選択手段によって選択された地域名に対応する複数の測
地系の中から任意の1つの測地系を選択する測地系選択
手段を更に備え、前記位置情報変換手段は、GPS衛星
から受信した位置情報を、前記地域名選択手段によって
選択された地域名に対応する測地系に基づく位置情報に
変換することを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明の位置情報変換装置に
よれば、請求項1記載の位置情報変換装置において、前
記受信手段は、GPS衛星から送信される位置情報を受
信し、前記記憶手段は、前記地域情報として地域名と当
該地域において利用可能な複数の測地系とを対応づけて
記憶しており、測地系選択手段は、前記地域名選択手段
によって選択された地域名に対応する複数の測地系の中
から任意の1つの測地系を選択し、前記位置情報変換手
段は、GPS衛星から受信した位置情報を、前記地域名
選択手段によって選択された地域名に対応する測地系に
基づく位置情報に変換する。
【0020】また、請求項9記載の発明の位置情報変換
方法によれば、地域名と、当該地域において利用可能な
複数の測地系とを対応づけて複数登録した地域情報に登
録された地域名の中から任意の1つの地域名を選択し、
該選択された地域名に対応する複数の測地系の中から任
意の1つの測地系を選択し、受信手段によってGPS衛
星から受信した位置情報を、前記選択された測地系の位
置情報に変換する。
【0021】したがって、地域情報として登録する地域
が複数の測地系を有する場合にも、すべての測地系の経
緯度を登録せずに、例えば、測地系の代表であるWGS
84の経緯度のみを登録するようにし、選択した測地系
に基づく経緯度に変換することとしたので、予め登録す
るデータが少なくてすむ。そして、このことにより地域
情報のサイズを小さく抑えることができ、記憶手段等の
記憶容量を有効に利用できるとともに、ユーザーが地域
のデータを入力して登録する際の労力を軽減することが
できる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項4記載の位
置情報変換装置において、前記地域情報には、前記地域
名と対応づけて、当該地域の世界標準時からの時差、及
び代表測地系に基づく当該地域の経緯度を更に登録し、
前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
る当該地域の世界標準時からの時差に基づいて、当該地
域の地方時を算出する地方時算出手段と、前記地域名選
択手段によって選択された地域名に対応する当該地域の
代表測地系に基づく経緯度を、前記測地系選択手段によ
って選択された測地系に基づく経緯度に変換する経緯度
変換手段と、この経緯度変換手段によって変換された経
緯度と、前記地方時算出手段によって算出された当該地
域の地方時とに基づいて、位置計測時に当該地域におい
て捕捉可能なGPS衛星を特定する特定手段と、を更に
備え、前記受信手段は、前記特定手段によって特定され
たGPS衛星からの位置情報を受信することを特徴とし
ている。
【0023】請求項5記載の発明の位置情報変換装置に
よれば、請求項4記載の位置情報変換装置において、前
記地域情報には、前記地域名と対応づけて、当該地域の
世界標準時からの時差、及び代表測地系に基づく当該地
域の経緯度を更に登録し、地方時算出手段は、前記地域
名選択手段によって選択された地域名に対応する当該地
域の世界標準時からの時差に基づいて、当該地域の地方
時を算出し、経緯度変換手段は、前記地域名選択手段に
よって選択された地域名に対応する当該地域の代表測地
系に基づく経緯度を、前記測地系選択手段によって選択
された測地系に基づく経緯度に変換し、特定手段は、前
記経緯度変換手段によって変換された経緯度と、前記地
方時算出手段によって算出された当該地域の地方時とに
基づいて、位置計測時に当該地域において捕捉可能なG
PS衛星を特定し、前記受信手段は、前記特定手段によ
って特定されたGPS衛星からの位置情報を受信する。
【0024】したがって、請求項4記載の発明の効果に
加えて、GPS衛星捕捉処理に要する時間を短縮するた
めに、計測開始時にユーザーの現在位置の世界標準時か
らの時差、経緯度等を設定する必要がある場合にも、ユ
ーザーの現在位置にもっとも近い都市を選択する操作の
みを行えばよく、世界標準時からの時差、及び経緯度の
入力を個別に行う必要がないためユーザーの入力の手間
を省くことができ、位置情報変換装置の操作性を向上さ
せることができる。
【0025】また、請求項6記載の発明のように、請求
項1〜5のいずれかに記載の位置情報変換装置におい
て、前記地域名として国名、都市名、地方名のいずれか
を用いることとしてもよい。
【0026】この請求項6記載の位置情報変換装置によ
れば、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、地域名として著名な国名、都市名、地方名等を登
録することによって、ユーザーの現在地の目安となる地
域を選択しやすくすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
位置情報変換装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、本発明の位置情報変換装置を適用した第1の実施の
形態におけるGPS機器1について説明する。まず構成
を説明する。
【0029】図1は、GPS機器1の内部構成を示すブ
ロック図である。この図1において、GPS機器1は、
CPU2、EEPROM3、表示部4、入力部5、RA
M6、ROM7、及びGPSアンテナ9を備えるGPS
モジュール8によって構成されている。
【0030】CPU(Central Proccessing Unit)2
は、ROM7に記憶されているシステムプログラム及び
当該システムプログラムに対応する各種アプリケーショ
ンプログラムの中から指定されたアプリケーションプロ
グラムをRAM6内のプログラム格納領域に格納し、入
力部5を操作することにより入力される各種指示あるい
はデータをRAM6内に格納し、この入力指示及び入力
データに応じてROM7内に格納されたアプリケーショ
ンプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果
を、RAM6内に格納するとともに表示部4に表示させ
る。
【0031】また、CPU2は、ユーザーの入力部5に
対する操作に従って、ユーザーの現在位置から一番近い
都市を選択指示し、該都市に対応する“都市名”をEE
PROM3内の都市データ3aから選択し、該選択され
た“都市名”に対応づけられた“時差”、“経度・緯
度”、及び“測地系”を都市データ3aから読み出して
セットする。それぞれのデータがセットされると、CP
U2は、内部クロックに基づいて計時されるシステムク
ロックの示す時刻、前記セットされた“経度・緯度”の
データ、及びあらかじめEEPROM3内にプリセット
されている衛星軌道データに基づいて、現在時刻におけ
るユーザーの現在位置の上空に位置するGPS衛星を予
測する。
【0032】そして、CPU2は、少なくとも1つのG
PS衛星を捕捉すると、当該捕捉したGPS衛星から送
信されるUTC(Universal Time Coordinated:協定世
界時)と軌道データを受信し、該受信したUTC、及び
前記セットされた“時差”に基づいて、正確な地方時を
算出し、また、該受信した軌道データに基づいて前記セ
ットされた経度・緯度を適宜修正しつつ、順次GPS衛
星を捕捉する。必要数のGPS衛星を捕捉すると、CP
U2は、前記セットされた“測地系”のデータをGPS
モジュール8に対して転送し、また、GPSモジュール
8から転送された、現在位置を示す経度・緯度を表示部
4に表示させる。
【0033】EEPROM(Electrically Erasable an
d Programable Read Only Memory)3は、書き換え可能
な不揮発性メモリーで、あらかじめプリセットされてい
る、あるいは、ユーザーがセットして保存した、都市
名、時差、緯度・経度、測地系に関する都市データ3a
を記憶している。
【0034】図2は、この都市データ3aのデータ構造
を示す図である。この図2において、都市データ3a
は、“No.”、“都市名”、“時差”、“経度・緯
度”、及び“測地系”を対応づけたデータを複数有する
ことにより構成されている。この都市データ3aには、
あらかじめ多数のデータがプリセットされているが、プ
リセットデータ以外のデータを必要に応じてユーザーが
登録することも可能である。
【0035】“No.”は各データのシリアル番号とし
て設定されており、“都市名”としては、世界の主要都
市があらかじめプリセットされているとともに、ユーザ
ーが必要に応じて新たな都市を登録することもできる。
“時差”は、対応づけられた“都市名”に設定された都
市の地方時のGMT(Greenwich Mean Time :グリニッ
ジ標準時)からの時差を示すデータであり、この“時
差”データを、GPSモジュール8によってGPS衛星
から送信されるUTCと比較することによって、ユーザ
ーの現在地の地方時を算出することが可能となる。
【0036】“経度・緯度”は、対応づけられた“都市
名”に設定された都市の経度、及び緯度を示すデータで
ある。GPS機器1によって計測を開始する際に、ユー
ザーの現在地が特定できない場合には、当然ながら、現
在地から捕捉できるGPS衛星を特定することができな
いため、いずれかのGPS衛星から受信したデータをG
PS機器1によって解析しつつ、徐々に現在地を特定し
ていかなくてはならず、現在地の特定に長時間を要して
しまう。
【0037】そこで、あらかじめ現在地の経度・緯度の
目安値(所定のGPS衛星を捕捉できる範囲の誤差内の
値において)を設定することができれば、GPS衛星の
軌道は長年にわたって一定であるということから、設定
された経度・緯度と現在時刻(システムクロックから取
得する等)に基づいて、現在位置から捕捉できるGPS
衛星を特定することができ、GPS衛星捕捉処理に要す
る時間を短縮化できる。
【0038】また、“測地系”は、対応づけられた“都
市名”に設定された都市の測地系を示すデータである。
世界各地の地図は、その土地毎の測地系に基づいて作成
される。したがって、GPS機器1によって測定された
現在位置のデータを、現在位置の地図の経度・緯度に適
合させるためには、現在位置の土地の測地系の経度・緯
度に変換する必要がある。例えば、東京では、東京都港
区麻布台の経緯度原点を中心としたベッセル楕円体の座
標系を用いた東京測地系に基づいて地図が作製されてお
り、“都市名”が「東京」である場合には“測地系”と
して「東京測地系」が対応づけられることとなる。
【0039】表示部4は、CRT(Cathode Ray Tube)
表示器や液晶表示器により構成され、CPU2から入力
される各種データを表示する。入力部5は、電源キー、
テンキー、カーソルキー、設定キー、決定キー等の各種
キーを有し、各キー入力操作に応じた各種操作信号をC
PU2に対して出力する。RAM(Ramdom Access Memo
ry)6は、CPU2により演算処理される各種プログラ
ムやデータなどを一時的に記憶する記憶領域を有する。
【0040】ROM(Read Only Memory)7は、CPU2
からの指示により格納されているデータの読み出しを行
う読み出し専用メモリーであり、このROM7には当該
GPS機器1に対応する各種アプリケーションプログラ
ム、GPSモジュールによる測定処理プログラム等を記
憶する。
【0041】GPSモジュール8は、GPS衛星からの
データを受信するGPSアンテナ9を備え、GPSアン
テナ9を介して受信したGPS衛星からのデータを処理
し測位を行うモジュールである。このGPSモジュール
8は、GPS衛星から送信されるUTCと、EEPRO
M3にプリセットされた都市に対応する時差のデータに
基づいて、ユーザーの現在地の都市の地方時を算出す
る。また、GPS衛星から受信したデータによる経度・
緯度データを、ユーザーの現在地の都市の測地系の経度
・緯度データに変換する。
【0042】次に動作を説明する。図3は、本発明の第
1の実施の形態におけるGPS機器1の動作を説明する
フローチャートである。
【0043】まず、CPU2は、ユーザーの入力部5に
対する操作に従って、ユーザーの現在位置から一番近い
都市を選択指示し、該都市に対応する“都市名”をEE
PROM3内の都市データ3aから選択し(ステップS
1)、該選択された“都市名”に対応づけられた“時
差”、“経度・緯度”、及び“測地系”を都市データ3
aから読み出してセットする(ステップS2)。このス
テップS1、及びステップS2におけるユーザーの操作
手順について図4を参照して説明する。
【0044】図4において、設定モードに移行するため
に、ユーザーが入力部5の設定キーを押圧操作すると、
CPU2は、ROM7に格納された設定モードプログラ
ムを読み出して起動し、表示部4に設定画面4aを表示
させる。次いで、現在位置の設定を行うため、ユーザー
が入力部5のカーソルキーを操作して[地域]を選択
し、続いて決定キーを押圧操作して決定すると、CPU
2は、EEPROM3内に格納された都市データ3aを
読み出して“都市名”として設定された都市の一覧表示
として、表示部4に都市一覧画面4bを表示させる。
【0045】そして、更に、都市一覧画面4bにおい
て、ユーザーが入力部5のカーソルキーを操作して、例
えば図4においては、[東京]を選択し、続いて決定キ
ーを押圧操作して決定すると、CPU2は、都市データ
3a内に“都市名”が「東京」であるデータと対応づけ
られた“時差”、“経度・緯度”、及び“測地系”を読
み出して、それぞれのデータをセットする。図4におい
ては、“都市名”が「東京」であるデータに対応するデ
ータとして、“時差”には「GMT+9H(標準時+9
時間)」がセットされ、“経度・緯度”には、緯度とし
て「N(北緯)35°40′40″」、経度として「E
(東経)139°46′14″」がセットされ、“測地
系”には「東京」がセットされている。
【0046】ステップS2において、“時差”、“経度
・緯度”、及び“測地系”のそれぞれのデータがセット
されると、まず、CPU2は、内部クロックに基づいて
計時されるシステムクロックの示す時刻、前記セットさ
れた“経度・緯度”のデータ、及びあらかじめEEPR
OM3内にプリセットされている衛星軌道データに基づ
いて、現在時刻におけるユーザーの現在位置の上空に位
置するGPS衛星を予測する(ステップS3)。
【0047】そして、少なくとも1つのGPS衛星を捕
捉すると、当該捕捉したGPS衛星から送信されるUT
Cと軌道データを受信し、該受信したUTC、及び前記
セットされた“時差”に基づいて、正確な地方時を算出
し、また、該受信した軌道データに基づいて前記セット
された経度・緯度を適宜修正しつつ、順次GPS衛星を
捕捉する(ステップS4)。地球上の経緯度を確定する
ためには3つのGPS衛星を捕捉する必要があり、地球
上の経緯度、及び高度を確定し3次元位置を測定するた
めには4つのGPS衛星を捕捉する必要があり、用途に
応じて必要数のGPS衛星を捕捉する。
【0048】ステップS4において、必要数のGPS衛
星を捕捉すると、CPU2は、前記セットされた“測地
系”のデータをGPSモジュール8に対して転送し、G
PSモジュール8は、該“測地系”のデータとGPS衛
星から受信したデータに基づいて、ユーザーの現在位置
に対応する測地系に変換された経度・緯度をCPU2に
対して転送する(ステップS5)。そして、CPU2
は、GPSモジュール8から転送された、現在位置を示
す経度・緯度を表示部4に表示させ(ステップS6)、
一連の処理を終了する。このステップS5において、表
示部4に表示される現在位置表示の例を図5に示す。
【0049】図5において、表示部4に表示される現在
位置表示は、緯度として「N(北緯)35°46′1
6″」経度として「E(東経)139°18′56″」
が表示されている。これは、初期値としてセットされた
データとして図4に示した経度・緯度から正確に位置修
正がなされたデータである。
【0050】以上説明したように、本第1の実施の形態
におけるGPS機器1によれば、CPU2は、ユーザー
の入力部5に対する操作に従って、ユーザーの現在位置
から一番近い都市を選択指示し、該都市に対応する“都
市名”をEEPROM3内の都市データ3aから選択
し、該選択された“都市名”に対応づけられた“時
差”、“経度・緯度”、及び“測地系”を都市データ3
aから読み出してセットする。それぞれのデータがセッ
トされると、CPU2は、内部クロックに基づいて計時
されるシステムクロックの示す時刻、前記セットされた
“経度・緯度”のデータ、及びあらかじめEEPROM
3内にプリセットされている衛星軌道データに基づい
て、現在時刻におけるユーザーの現在位置の上空に位置
するGPS衛星を予測する。
【0051】そして、CPU2は、少なくとも1つのG
PS衛星を捕捉すると、当該捕捉したGPS衛星から送
信されるUTCと軌道データを受信し、該受信したUT
C、及び前記セットされた“時差”に基づいて、正確な
地方時を算出し、また、該受信した軌道データに基づい
て前記セットされた経度・緯度を適宜修正しつつ、順次
GPS衛星を捕捉する。必要数のGPS衛星を捕捉する
と、CPU2は、前記セットされた“測地系”のデータ
をGPSモジュール8に対して転送し、また、GPSモ
ジュール8から転送された、現在位置を示す経度・緯度
を表示部4に表示させる。
【0052】したがって、予め世界主要都市のデータを
プリセットしておくことにより、計測開始時の初期設定
の際には、ユーザーの現在位置にもっとも近い都市を選
択する操作のみを行えばよく、ユーザーの現在位置のG
MTからの時差、経度・緯度、及び測地系の入力を個別
に行う必要がないためユーザーの入力の手間を省くこと
ができ、GPS機器1の操作性を向上させることができ
る。
【0053】(第2の実施の形態)図6〜図8を参照し
て、本発明の位置情報変換装置を適用した第2の実施の
形態におけるGPS機器1について説明する。本第2の
実施の形態におけるGPS機器1においては、一つの都
市に対して複数の測地系が設定されている場合に、それ
ぞれの測地系毎に経度・緯度のデータを所有せず、世界
的な測地系の代表であるWGS(World Geodetic Syste
m )84の経度・緯度のみを代表値として所有すること
によりプリセットデータのサイズを小さく抑えることと
しているが、その構成は前記第1の実施の形態における
GPS機器1と同様の構成であるので、その図示、及び
詳細な構成説明を省略する。
【0054】図6は、本発明の第2の実施の形態におけ
るGPS機器1の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0055】まず、CPU2は、ユーザーの入力部5に
対する操作にしたがって、ユーザーの現在位置から一番
近い都市を選択指示し、該都市に対応する“都市名”を
EEPROM3内の都市データ3aから選択し(ステッ
プS11)、更に、ユーザーの入力部5に対する操作に
したがって、ユーザーが選択する測地系を選択指示し、
該測地系に対応する“測地系”をEEPROM3内の都
市データ3aから選択する(ステップS12)。そし
て、前記選択された“都市名”に対応づけられた“時
差”、及び“経度・緯度”を都市データ3aから読み出
してセットする(ステップS13)。このステップS1
1〜ステップS13におけるユーザーの操作手順につい
て図7を参照して説明する。
【0056】図7において、設定モードに移行するため
に、ユーザーが入力部5の設定キーを押圧操作すると、
CPU2は、ROM7に格納された設定モードプログラ
ムを読み出して起動し、表示部4に設定画面4aを表示
させる。次いで、現在位置の設定を行うため、ユーザー
が入力部5のカーソルキーを操作して[地域]を選択
し、続いて決定キーを押圧操作して決定すると、CPU
2は、EEPROM3内に格納された都市データ3aを
読み出して“都市名”として設定された都市の一覧表示
として、表示部4に都市一覧画面4bを表示させる。
【0057】そして、都市一覧画面4bにおいて、ユー
ザーが入力部5のカーソルキーを操作して、例えば図7
においては、[ニューヨーク]を選択し、続いて決定キ
ーを押圧操作して決定すると、CPU2は、都市データ
3a内に“都市名”が「ニューヨーク」であるデータと
対応づけられたデータに設定された“測地系”の一覧表
示として、表示部4に測地系一覧画面4cを表示させ
る。
【0058】更に、測地系一覧画面4cにおいて、ユー
ザーが入力部5のカーソルキーを操作して、例えば図7
においては、[北アメリカ1927]を選択し、続いて
決定キーを押圧操作して決定すると、CPU2は、都市
データ3a内に“都市名”が「ニューヨーク」であるデ
ータと対応づけられた“時差”、及び“経度・緯度”を
読み出して、それぞれのデータをセットする。
【0059】図4においては、“都市名”が「ニューヨ
ーク」であるデータに対応するデータとして、“時差”
には「GMT−5H(標準時−5時間)」がセットさ
れ、“経度・緯度”には、緯度として「N(北緯)40
°46′00″」、経度として「W(西経)73°5
4′00″」がセットされ、また、“測地系”には前記
選択された「北アメリカ1927」がセットされてい
る。ここで、セットされた“経度・緯度”は、“測地
系”として選択された「北アメリカ1927」の経度・
緯度ではなく、代表値としてのWGS84の経度・緯度
である。
【0060】ステップS13において、“時差”、WG
S84の“経度・緯度”、及び“測地系”のそれぞれの
データがセットされると、CPU2は、前記セットされ
たWGS84の“経度・緯度”、及び“測地系”のデー
タをGPSモジュール8に転送する(ステップS1
4)。一方、GPSモジュール8は、CPU2から転送
されたWGS84の“経度・緯度”、及び“測地系”に
基づいて、ユーザーが選択した測地系の経度・緯度デー
タに変換してCPU2に転送する(ステップS15)。
【0061】そして、CPU2は、GPSモジュール8
によって変換されて転送された“経度・緯度”(図7の
例では、「北アメリカ1927」の“経度・緯度”)、
及び“時差”に基づいて前記第1の実施の形態について
説明した図3のフローチャートにおけるステップS3〜
ステップS5と同様の処理によってGPS衛星捕捉処理
(ステップS16)を行う。
【0062】すなわち、CPU2は、システムクロック
の示す時刻、前記セットされた“経度・緯度”のデー
タ、及びあらかじめEEPROM3内にプリセットされ
ている衛星軌道データに基づいて、現在時刻のユーザー
の現在位置の上空に位置するGPS衛星を予測し、少な
くとも1つのGPS衛星を捕捉すると、当該捕捉したG
PS衛星から送信されるUTCと軌道データを受信し、
該受信したUTC、及び前記セットされた“時差”に基
づいて、正確な地方時を算出し、また、該受信した軌道
データに基づいて前記セットされた経度・緯度を適宜修
正しつつ、順次GPS衛星を捕捉する。
【0063】そして、必要数のGPS衛星を捕捉する
と、CPU2は、前記セットされた“測地系”のデータ
をGPSモジュール8に対して送出し、GPSモジュー
ル8は、該“測地系”のデータとGPS衛星から受信し
たデータに基づいて、ユーザーの現在位置に対応する測
地系に変換された経度・緯度をCPU2に対して出力す
る。更に、CPU2は、GPSモジュール8から転送さ
れた、現在位置を示す経度・緯度を表示部4に表示させ
(ステップS17)、一連の処理を終了する。このステ
ップS17において、表示部4に表示される現在位置表
示の例を図8に示す。
【0064】図8において、表示部4に表示される現在
位置表示は、緯度として「N(北緯)40°47′5
0″」経度として「W(西経)74°12′51″」が
表示されている。これは、セットされたデータとして図
7に示したWGS84の経度・緯度から正確に位置修
正、及び測地系の変換がなされたデータ(図7の例では
[北アメリカ1927]の経度・緯度)である。
【0065】以上説明したように、本第2の実施の形態
におけるGPS機器1によれば、CPU2は、ユーザー
の入力部5に対する操作にしたがって、ユーザーの現在
位置から一番近い都市を選択指示し、該都市に対応する
“都市名”をEEPROM3内の都市データ3aから選
択し、更に、ユーザーの入力部5に対する操作にしたが
って、ユーザーが選択する測地系を選択指示し、該測地
系に対応する“測地系”をEEPROM3内の都市デー
タ3aから選択する。そして、前記選択された“都市
名”に対応づけられた“時差”、及び“経度・緯度”を
都市データ3aから読み出してセットする。
【0066】“時差”、WGS84の“経度・緯度”、
及び“測地系”のそれぞれのデータがセットされると、
CPU2は、前記セットされたWGS84の“経度・緯
度”、及び“測地系”のデータをGPSモジュール8に
転送し、更に、GPSモジュール8によって前記選択し
た“測地系”に変換されて転送された“経度・緯度”、
及び“時差”に基づいて前記第1の実施の形態と同様の
処理によってGPS衛星捕捉処理を行う。
【0067】したがって、プリセットデータとして登録
する都市が複数の測地系を有する場合にも、すべての測
地系の経度・緯度をプリセットせずに測地系の代表であ
るWGS84の経度・緯度のみをプリセットするように
し、GPSモジュール8によってWGS84から選択し
た測地系に変換することとしたので、予めプリセットす
るデータが少なくてすむ。そして、このことによりプリ
セットデータのサイズを小さく抑えることができ、EE
PROM3の記憶容量を有効に利用できるとともに、ユ
ーザーがプリセットされていない都市のデータを入力し
て登録する際の労力を軽減することができる。
【0068】なお、前記第1、及び第2の実施の形態に
おけるGPS機器1においては、複数の都市名を登録
し、現在位置に最も近い都市を選択することによって各
種設定を行うこととしたが、都市名の代わりに国名、地
方名等を登録することとしてもよい。
【0069】また、前記第1、及び第2の実施の形態に
おいては、GPSを利用したGPS機器1における測地
系の変換ついて説明したが、ビーコンやFM多重放送等
のGPS以外の通信系から受信する様々な位置情報に基
づいて、例えば、正確な時刻設定や位置補正を行うこと
としてもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1または7に記載の発明によれ
ば、予め世界主要地域のデータを地域情報に登録してお
くことにより、計測開始時の初期設定の際には、ユーザ
ーの現在位置を含む地域を選択する操作のみを行えばよ
く、ユーザーの現在位置における位置測定を正確に行う
ための各種設定を行う必要がないためユーザーの入力の
手間を省くことができ、位置測定におけるユーザーの労
力を軽減することができる。
【0071】請求項2または8に記載の発明によれば、
予め世界主要地域のデータを地域情報に登録しておくこ
とにより、計測開始時の初期設定の際には、ユーザーの
現在位置を含む地域を選択する操作のみを行えばよく、
ユーザーの現在位置の地図に用いられている測地系の入
力を行う必要がないためユーザーの入力の手間を省くこ
とができ、位置測定におけるユーザーの労力を軽減する
ことができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、GPS衛星捕捉処理に要する
時間を短縮するために、計測開始時にユーザーの現在位
置の世界標準時からの時差、経緯度等を設定する必要が
ある場合にも、ユーザーの現在位置を含む地域を選択す
る操作のみを行えばよく、世界標準時からの時差、及び
経緯度の入力を個別に行う必要がないためユーザーの入
力の手間を省くことができ、位置情報変換装置の操作性
を向上させることができる。
【0073】請求項4または9に記載の発明によれば、
地域情報として登録する地域が複数の測地系を有する場
合にも、すべての測地系の経緯度を登録せずに、例え
ば、測地系の代表であるWGS84の経緯度のみを登録
するようにし、選択した測地系に基づく経緯度に変換す
ることとしたので、予め登録するデータが少なくてす
む。そして、このことにより地域情報のサイズを小さく
抑えることができ、記憶手段等の記憶容量を有効に利用
できるとともに、ユーザーが地域のデータを入力して登
録する際の労力を軽減することができる。
【0074】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、GPS衛星捕捉処理に要する
時間を短縮するために、計測開始時にユーザーの現在位
置の世界標準時からの時差、経緯度等を設定する必要が
ある場合にも、ユーザーの現在位置にもっとも近い都市
を選択する操作のみを行えばよく、世界標準時からの時
差、及び経緯度の入力を個別に行う必要がないためユー
ザーの入力の手間を省くことができ、位置情報変換装置
の操作性を向上させることができる。
【0075】請求項6記載の位置情報変換装置によれ
ば、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、地域名として著名な国名、都市名、地方名等を登録
することによって、ユーザーの現在地の目安となる地域
を選択しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるGPS機器1の内
部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すEEPROM3内に格納される都市
データ3aのデータ構造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるGPS機器
1の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3に示すステップS1、及びステップS2に
おけるユーザーの操作手順について説明する図である。
【図5】図3に示すステップS5において、表示部4に
表示される現在位置表示の例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるGPS機器
1の動作を説明するフローチャートである。
【図7】図6に示すステップS11〜ステップS13に
おけるユーザーの操作手順について説明する図である。
【図8】図6に示すステップS17において、表示部4
に表示される現在位置表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 GPS機器 2 CPU 3 EEPROM 3a 都市データ 4 表示部 4a 設定画面 4b 都市一覧画面 4c 測地系一覧画面 5 入力部 6 RAM 7 ROM 8 GPSモジュール 9 GPSアンテナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置情報を受信する受信手段と、 地域名と、当該地域の位置測定に関する情報とを対応づ
    けて複数格納した地域情報が記憶されている記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶された地域情報に登録された地域名
    の中から任意の1つの地域名を選択する地域名選択手段
    と、 前記受信手段によって受信した位置情報を、前記地域名
    選択手段によって選択された地域名に対応する前記位置
    測定に関する情報に基づいて当該地域における位置測定
    に適した位置情報に変換する位置情報変換手段と、 を備えたことを特徴とする位置情報変換装置。
  2. 【請求項2】前記受信手段は、GPS衛星から送信され
    る位置情報を受信し、前記記憶手段は、前記地域情報と
    して地域名と当該地域の測地系とを対応づけて記憶して
    おり、前記位置情報変換手段は、GPS衛星から受信し
    た位置情報を、前記地域名選択手段によって選択された
    地域名に対応する測地系に基づく位置情報に変換するこ
    とを特徴とする請求項1記載の位置情報変換装置。
  3. 【請求項3】前記地域情報には、前記地域名と対応づけ
    て、当該地域の世界標準時からの時差、及び当該地域の
    経緯度を更に登録し、 前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
    る当該地域の世界標準時からの時差に基づいて、当該地
    域の地方時を算出する地方時算出手段と、 前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
    る当該地域の経緯度と、前記地方時算出手段によって算
    出された当該地域の地方時とに基づいて、位置計測時に
    当該地域において捕捉可能なGPS衛星を特定する特定
    手段と、を更に備え、 前記受信手段は、前記特定手段によって特定されたGP
    S衛星からの位置情報を受信することを特徴とする請求
    項2記載の位置情報変換装置。
  4. 【請求項4】前記受信手段は、GPS衛星から送信され
    る位置情報を受信し、前記記憶手段は、前記地域情報と
    して地域名と当該地域において利用可能な複数の測地系
    とを対応づけて記憶しており、 前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
    る複数の測地系の中から任意の1つの測地系を選択する
    測地系選択手段を更に備え、 前記位置情報変換手段は、GPS衛星から受信した位置
    情報を、前記地域名選択手段によって選択された地域名
    に対応する測地系に基づく位置情報に変換することを特
    徴とする請求項1記載の位置情報変換装置。
  5. 【請求項5】前記地域情報には、前記地域名と対応づけ
    て、当該地域の世界標準時からの時差、及び代表測地系
    に基づく当該地域の経緯度を更に登録し、 前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
    る当該地域の世界標準時からの時差に基づいて、当該地
    域の地方時を算出する地方時算出手段と、 前記地域名選択手段によって選択された地域名に対応す
    る当該地域の代表測地系に基づく経緯度を、前記測地系
    選択手段によって選択された測地系に基づく経緯度に変
    換する経緯度変換手段と、 この経緯度変換手段によって変換された経緯度と、前記
    地方時算出手段によって算出された当該地域の地方時と
    に基づいて、位置計測時に当該地域において捕捉可能な
    GPS衛星を特定する特定手段と、を更に備え、 前記受信手段は、前記特定手段によって特定されたGP
    S衛星からの位置情報を受信することを特徴とする請求
    項4記載の位置情報変換装置。
  6. 【請求項6】前記地域名として国名、都市名、地方名の
    いずれかを用いることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の位置情報変換装置。
  7. 【請求項7】地域名と、当該地域の位置測定に関する情
    報とを対応づけて複数格納した地域情報に登録された地
    域名の中から任意の1つの地域名を選択し、受信手段に
    よって受信した位置情報を、前記選択された地域名に対
    応する前記位置測定に関する情報に基づいて当該地域に
    おける位置測定に適した位置情報に変換することを特徴
    とする位置情報変換方法。
  8. 【請求項8】地域名と、当該地域の測地系とを対応づけ
    て複数登録した地域情報に登録された地域名の中から任
    意の1つの地域名を選択し、受信手段によってGPS衛
    星から受信した位置情報を、前記選択された地域名に対
    応する測地系に基づく位置情報に変換することを特徴と
    する位置情報変換方法。
  9. 【請求項9】地域名と、当該地域において利用可能な複
    数の測地系とを対応づけて複数登録した地域情報に登録
    された地域名の中から任意の1つの地域名を選択し、該
    選択された地域名に対応する複数の測地系の中から任意
    の1つの測地系を選択し、受信手段によってGPS衛星
    から受信した位置情報を、前記選択された測地系の位置
    情報に変換することを特徴とする位置情報変換方法。
JP35580497A 1997-12-24 1997-12-24 位置情報変換装置、及び位置情報変換方法 Pending JPH11183594A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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