JPH11184430A - 容量性負荷の駆動回路 - Google Patents
容量性負荷の駆動回路Info
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- JPH11184430A JPH11184430A JP35392197A JP35392197A JPH11184430A JP H11184430 A JPH11184430 A JP H11184430A JP 35392197 A JP35392197 A JP 35392197A JP 35392197 A JP35392197 A JP 35392197A JP H11184430 A JPH11184430 A JP H11184430A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルをプリチャージする駆動回路に関
するもので、特に低消費電流で重い容量性負荷を駆動す
る容量性負荷の駆動回路を得る。 【解決手段】入力信号がベースに印加される第1のトラ
ンジスタQ2と、該第1のトランジスタのエミッタに接
続された電流源I2と、ベースが前記第1のトランジス
タのエミッタに接続された第2のトランジスタQ3と、
入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力端子が前記第2のトランジスタのベースに接続
された第1の電流ミラー回路21とを含み、前記第2の
トランジスタQ3のエミッタから容量性負荷を駆動する
ことを特徴とする。
するもので、特に低消費電流で重い容量性負荷を駆動す
る容量性負荷の駆動回路を得る。 【解決手段】入力信号がベースに印加される第1のトラ
ンジスタQ2と、該第1のトランジスタのエミッタに接
続された電流源I2と、ベースが前記第1のトランジス
タのエミッタに接続された第2のトランジスタQ3と、
入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力端子が前記第2のトランジスタのベースに接続
された第1の電流ミラー回路21とを含み、前記第2の
トランジスタQ3のエミッタから容量性負荷を駆動する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルをプリ
チャージする駆動回路に関するもので、特に低消費電流
で重い容量性負荷を駆動する容量性負荷の駆動回路に関
する。
チャージする駆動回路に関するもので、特に低消費電流
で重い容量性負荷を駆動する容量性負荷の駆動回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルに信号を書き込むときには、
液晶の浮遊容量等をICの出力段でドライブしなければ
ならない。特に液晶パネルにプリチャージを行う場合に
は過大な電流を供給する必要がある。ところが、重い容
量性負荷(液晶の浮遊容量)を駆動回路でドライブする
ためには出力段の電流を増加させたり、トランジスター
のサイズを大きくさせければならない。しかし、携帯用
のムービーやスチルカメラなどに使用される駆動回路で
は、消費電流は増加させることができない。従って、消
費電流が少なくパターン面積(IC化した場合のチップ
の大きさ)の小さい容量性負荷ドライブ回路が必要にな
る。
液晶の浮遊容量等をICの出力段でドライブしなければ
ならない。特に液晶パネルにプリチャージを行う場合に
は過大な電流を供給する必要がある。ところが、重い容
量性負荷(液晶の浮遊容量)を駆動回路でドライブする
ためには出力段の電流を増加させたり、トランジスター
のサイズを大きくさせければならない。しかし、携帯用
のムービーやスチルカメラなどに使用される駆動回路で
は、消費電流は増加させることができない。従って、消
費電流が少なくパターン面積(IC化した場合のチップ
の大きさ)の小さい容量性負荷ドライブ回路が必要にな
る。
【0003】図2にそのような容量性負荷の駆動回路を
示す。入力端子1の信号レベルが上がったとき、トラン
ジスタQ1、Q2のエミッタが上がりトランジスタQ
3、Q4のエミッタ(出力端子2)が上がる。反対に入
力が下がったとき、トランジスタQ1、Q2のエミッタ
が下がりトランジスタQ3、Q4のエミッタ(出力端
子)が下がる。
示す。入力端子1の信号レベルが上がったとき、トラン
ジスタQ1、Q2のエミッタが上がりトランジスタQ
3、Q4のエミッタ(出力端子2)が上がる。反対に入
力が下がったとき、トランジスタQ1、Q2のエミッタ
が下がりトランジスタQ3、Q4のエミッタ(出力端
子)が下がる。
【0004】又、無信号時にはトランジスタQ3、Q4
にはI1=I2ならI1の電流が流れ、トランジスタQ
6、Q8にはI1×Nの電流が流れる。 (Vbeq1
+Vbeq2=Vbeq3+Vbeq4から) 但し、I1は定電流源3の電流値、I2は定電流源4の
電流値、NはトランジスタQ5に対するトランジスタQ
6のエミッタ面積比、Vbeはトランジスタのベース・
エミッタ間電圧である。
にはI1=I2ならI1の電流が流れ、トランジスタQ
6、Q8にはI1×Nの電流が流れる。 (Vbeq1
+Vbeq2=Vbeq3+Vbeq4から) 但し、I1は定電流源3の電流値、I2は定電流源4の
電流値、NはトランジスタQ5に対するトランジスタQ
6のエミッタ面積比、Vbeはトランジスタのベース・
エミッタ間電圧である。
【0005】出力端子2に容量が接続されたときのドラ
イブ動作 ・入力が上がったとき、トランジスタQ3のエミッタは
上がろうとして負荷容量に充電電流を流し込む。その時
トランジスタQ5とQ6の比が1:Nならトランジスタ
Q3には充電電流の1/(1+N)、トランジスタQ6
には充電電流のN/(1+N)流れ、負荷容量をチャー
ジする。 ・入力が下がったとき、トランジスタQ4のエミッタは
下がろうとして負荷容量の放電電流が流れ込む。その時
トランジスタQ7とQ8の比が1:Nならトランジスタ
Q4には放電電流の1/(1+N)、トランジスタQ8
には放電電流のN/(1+N)流れ、負荷容量の電荷を
放電する。 ドライブ電流 ・出力電流の立ち上がり時間Tr、立ち下がり時間をT
f、負荷容量値CL、出力電圧変化幅ΔVとすると、出
力吐き出し電流Id、出力吸引電流Iuは Id=(CL×ΔV)/Tf Iu=(CL×ΔV)/Tr となる。
イブ動作 ・入力が上がったとき、トランジスタQ3のエミッタは
上がろうとして負荷容量に充電電流を流し込む。その時
トランジスタQ5とQ6の比が1:Nならトランジスタ
Q3には充電電流の1/(1+N)、トランジスタQ6
には充電電流のN/(1+N)流れ、負荷容量をチャー
ジする。 ・入力が下がったとき、トランジスタQ4のエミッタは
下がろうとして負荷容量の放電電流が流れ込む。その時
トランジスタQ7とQ8の比が1:Nならトランジスタ
Q4には放電電流の1/(1+N)、トランジスタQ8
には放電電流のN/(1+N)流れ、負荷容量の電荷を
放電する。 ドライブ電流 ・出力電流の立ち上がり時間Tr、立ち下がり時間をT
f、負荷容量値CL、出力電圧変化幅ΔVとすると、出
力吐き出し電流Id、出力吸引電流Iuは Id=(CL×ΔV)/Tf Iu=(CL×ΔV)/Tr となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2の装置のトランジ
スタQ3とQ4は、トランジスタQ1やQ2に比べて1
0倍程度のサイズであり、非常に大きい電流を流す。こ
のため、トランジスタQ3とQ4のベース電流も大きく
なる。正常な動作状態ではId,IuとI1,I2の関
係は I2>Id/β(N+1) I1>Iu/β(N+1) となる。β:トランジスタQ3、Q4のhfe(電流増
幅率) 式が成り立つ状態では問題なく負荷をドライブでき
ているが、この式が成り立たない条件下では、立ち下が
り時間、立ち上がり時間が長なってしまう。それを改善
するには、I1,I2を増加させるか、Nを大きくする
しか方法はなく。消費電流の面から考えると、I1,I
2あるいはNを増加させてもトータル消費電流は増加し
てしまうという問題点が残る。
スタQ3とQ4は、トランジスタQ1やQ2に比べて1
0倍程度のサイズであり、非常に大きい電流を流す。こ
のため、トランジスタQ3とQ4のベース電流も大きく
なる。正常な動作状態ではId,IuとI1,I2の関
係は I2>Id/β(N+1) I1>Iu/β(N+1) となる。β:トランジスタQ3、Q4のhfe(電流増
幅率) 式が成り立つ状態では問題なく負荷をドライブでき
ているが、この式が成り立たない条件下では、立ち下が
り時間、立ち上がり時間が長なってしまう。それを改善
するには、I1,I2を増加させるか、Nを大きくする
しか方法はなく。消費電流の面から考えると、I1,I
2あるいはNを増加させてもトータル消費電流は増加し
てしまうという問題点が残る。
【0007】又、入力信号に応答良く立ち下がり時間、
立ち上がり時間を短くするときには、式が成り立ち
出力の容量をドライブできても、トランジスタQ3、Q
4のベースにある浮遊容量が邪魔して負荷をドライブで
きないときがある。その対策として、電流I1,I2を
増加させなければならなくなる。その結果、電流I1,
I2の増加は消費電流が増加してしまうという問題点に
なる。
立ち上がり時間を短くするときには、式が成り立ち
出力の容量をドライブできても、トランジスタQ3、Q
4のベースにある浮遊容量が邪魔して負荷をドライブで
きないときがある。その対策として、電流I1,I2を
増加させなければならなくなる。その結果、電流I1,
I2の増加は消費電流が増加してしまうという問題点に
なる。
【0008】尚、トランジスタQ3、Q4は大電流を流
すのでトランジスタサイズが大きくそのベースにおける
浮遊容量も大きい。更に、トランジスタQ3とQ4は、
トランジスタサイズが大きく、非常に大きい電流を流
し、消費電流が大きくなってしまう。
すのでトランジスタサイズが大きくそのベースにおける
浮遊容量も大きい。更に、トランジスタQ3とQ4は、
トランジスタサイズが大きく、非常に大きい電流を流
し、消費電流が大きくなってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、入力信号がベースに印
加される第1のトランジスタと、該第1のトランジスタ
のエミッタに接続された電流源と、ベースが前記第1の
トランジスタのエミッタに接続された第2のトランジス
タと、入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに
接続され、出力端子が前記第2のトランジスタのベース
に接続された第1の電流ミラー回路とを含み、前記第2
のトランジスタのエミッタから容量性負荷を駆動するこ
とを特徴とする。
解決するために成されたもので、入力信号がベースに印
加される第1のトランジスタと、該第1のトランジスタ
のエミッタに接続された電流源と、ベースが前記第1の
トランジスタのエミッタに接続された第2のトランジス
タと、入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに
接続され、出力端子が前記第2のトランジスタのベース
に接続された第1の電流ミラー回路とを含み、前記第2
のトランジスタのエミッタから容量性負荷を駆動するこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の容量性負荷の駆
動回路の全体構成を示す。図1において、5は入力端子
6がトランジスタQ3のコレクタに接続され、出力端子
7がトランジスタQ3のベースに接続され出力端子8が
トランジスタQ3のエミッタに接続された第1の電流ミ
ラー回路、9は入力端子10がトランジスタQ4のコレ
クタに接続され、出力端子11がトランジスタQ4のベ
ースに接続され出力端子12がトランジスタQ4のエミ
ッタに接続された第2の電流ミラー回路、D2はアノー
ドに入力信号が印加されカソードがトランジスタQ3の
ベースに接続されたダイオード、D1はカソードに入力
信号が印加されアノードがトランジスタQ4のベースに
接続されたダイオードである。
動回路の全体構成を示す。図1において、5は入力端子
6がトランジスタQ3のコレクタに接続され、出力端子
7がトランジスタQ3のベースに接続され出力端子8が
トランジスタQ3のエミッタに接続された第1の電流ミ
ラー回路、9は入力端子10がトランジスタQ4のコレ
クタに接続され、出力端子11がトランジスタQ4のベ
ースに接続され出力端子12がトランジスタQ4のエミ
ッタに接続された第2の電流ミラー回路、D2はアノー
ドに入力信号が印加されカソードがトランジスタQ3の
ベースに接続されたダイオード、D1はカソードに入力
信号が印加されアノードがトランジスタQ4のベースに
接続されたダイオードである。
【0011】尚、図1において、図2と同一の回路素子
については同一の符号を付し、説明を省略する。本発明
ではトランジスタQ3のベース電流を確保するために、
トランジスタQ3のコレクタ電流を第1の電流ミラー回
路5で反転してトランジスタQ3のベースに供給してい
る。第1の電流ミラー回路5は、トランジスタQ5、Q
6、Q13で構成されている。トランジスタQ5とトラ
ンジスタQ13のエミッタ面積を等しいとすると、同じ
電流が流れる。尚、トランジスタQ3の発振止めにトラ
ンジスタQ13のエミッタと電源との間に抵抗を入れて
もよい。
については同一の符号を付し、説明を省略する。本発明
ではトランジスタQ3のベース電流を確保するために、
トランジスタQ3のコレクタ電流を第1の電流ミラー回
路5で反転してトランジスタQ3のベースに供給してい
る。第1の電流ミラー回路5は、トランジスタQ5、Q
6、Q13で構成されている。トランジスタQ5とトラ
ンジスタQ13のエミッタ面積を等しいとすると、同じ
電流が流れる。尚、トランジスタQ3の発振止めにトラ
ンジスタQ13のエミッタと電源との間に抵抗を入れて
もよい。
【0012】第1の電流ミラー回路5は、トランジスタ
Q3がオンした時だけ電流が流れ恒常的に電流が流れな
い。このため、消費電流が増加する割合が少ない。又、
トランジスタQ13の存在により、定電流源4の電流値
をその分小さくできる。この分も消費電流が低下する。
第2の電流ミラー回路9は、第1の電流ミラー回路5と
同様の働きをする。即ち、トランジスタQ14の存在に
より、定電流源3の電流値をその分小さくできる。この
分も消費電流が低下する。
Q3がオンした時だけ電流が流れ恒常的に電流が流れな
い。このため、消費電流が増加する割合が少ない。又、
トランジスタQ13の存在により、定電流源4の電流値
をその分小さくできる。この分も消費電流が低下する。
第2の電流ミラー回路9は、第1の電流ミラー回路5と
同様の働きをする。即ち、トランジスタQ14の存在に
より、定電流源3の電流値をその分小さくできる。この
分も消費電流が低下する。
【0013】このようにして、電流I1、I2が少なく
なるとトランジスタQ1、Q2のVBEが小さくなる。す
ると、トランジスタQ3、Q4のVBEも小さくなる。こ
のため、トランジスタQ3、Q4のコレクタ・エミッタ
路に流れる電流が小さくでき、大なる電流を低下でき
る。この消費電流を増やさず負荷ドライブ能力を増やす
方法を式を用いて説明する。
なるとトランジスタQ1、Q2のVBEが小さくなる。す
ると、トランジスタQ3、Q4のVBEも小さくなる。こ
のため、トランジスタQ3、Q4のコレクタ・エミッタ
路に流れる電流が小さくでき、大なる電流を低下でき
る。この消費電流を増やさず負荷ドライブ能力を増やす
方法を式を用いて説明する。
【0014】図1のようにトランジスタQ13、Q14
を追加すると式は I2+I13>Id/β(N+1) I1+I14>Iu/β(N+1) となる。すなわち、出力吐き出し電流Id、出力吸引電
流Iuが増加するとトランジスタQ5、Q7に流れる電
流が増加し、トランジスタQ13、Q14の電流(I1
3,I14)が増加する。その結果、重い容量性負荷を
I1,I2を増加させずにドライブできることとなる。
また、I13,I14が追加になったため,I1,I2
は減らすことが可能になる。
を追加すると式は I2+I13>Id/β(N+1) I1+I14>Iu/β(N+1) となる。すなわち、出力吐き出し電流Id、出力吸引電
流Iuが増加するとトランジスタQ5、Q7に流れる電
流が増加し、トランジスタQ13、Q14の電流(I1
3,I14)が増加する。その結果、重い容量性負荷を
I1,I2を増加させずにドライブできることとなる。
また、I13,I14が追加になったため,I1,I2
は減らすことが可能になる。
【0015】図3は、図1の装置と液晶パネルとの接続
関係を示す図である。図1の出力端子2の電圧は、プリ
チャージ電圧PSIGとしてプリチャージ用トランジス
タ20乃至22に印加される。プリチャージ用トランジ
スタ20乃至22のゲートにはプリチャージ用パルスP
CDが図4(b)のように印加される。このプリチャー
ジ用トランジスタ20乃至22がオンすると、プリチャ
ージ電圧PSIGが図4(a)の如き波形で液晶画素2
3乃至25に印加される。
関係を示す図である。図1の出力端子2の電圧は、プリ
チャージ電圧PSIGとしてプリチャージ用トランジス
タ20乃至22に印加される。プリチャージ用トランジ
スタ20乃至22のゲートにはプリチャージ用パルスP
CDが図4(b)のように印加される。このプリチャー
ジ用トランジスタ20乃至22がオンすると、プリチャ
ージ電圧PSIGが図4(a)の如き波形で液晶画素2
3乃至25に印加される。
【0016】次にトランジスタQ3、Q4のベースに接
続されてしまう浮遊容量に影響されず、応答よく負荷を
ドライブする方法について説明する。本発明ではダイオ
ードD2、D1を新たに追加する。今、入力端子1の電
圧が5Vから急速に10Vに増加したとする。すると、
トランジスタQ2のエミッタは所定電圧(10V+Vb
e)になろうとする。しかし、トランジスタQ3のベー
スには浮遊容量Cq3が存在するのですぐに前記所定電
圧にはなれない。しかし、ダイオードD2が存在するの
でダイオードD2のアノードからカソードに電流が流
れ、トランジスタQ3のベース電圧を10V−Vbeに
急速充電する。この急速充電により信号の応答の遅れが
軽減される。
続されてしまう浮遊容量に影響されず、応答よく負荷を
ドライブする方法について説明する。本発明ではダイオ
ードD2、D1を新たに追加する。今、入力端子1の電
圧が5Vから急速に10Vに増加したとする。すると、
トランジスタQ2のエミッタは所定電圧(10V+Vb
e)になろうとする。しかし、トランジスタQ3のベー
スには浮遊容量Cq3が存在するのですぐに前記所定電
圧にはなれない。しかし、ダイオードD2が存在するの
でダイオードD2のアノードからカソードに電流が流
れ、トランジスタQ3のベース電圧を10V−Vbeに
急速充電する。この急速充電により信号の応答の遅れが
軽減される。
【0017】そして、トランジスタQ3のベース電圧が
10V−Vbeになるとこんどは、定電流源4からの電
流により浮遊容量Cq3が充電されトランジスタQ2の
エミッタは最終的に所定電圧(10V+Vbe)にな
る。その結果、寄生容量による信号の応答性の劣化が防
止できる。ダイオードD1は、浮遊容量Cq4を急速放
電させる働きをする。即ち、入力端子1の電圧が10V
から急速に5Vに低下したとする。すると、トランジス
タQ1のエミッタ電圧は、浮遊容量Cq4の影響ですぐ
には低下できないが、ダイオードD1の働きにより放電
が行われその後、定電流源3にバトンタッチされる。
10V−Vbeになるとこんどは、定電流源4からの電
流により浮遊容量Cq3が充電されトランジスタQ2の
エミッタは最終的に所定電圧(10V+Vbe)にな
る。その結果、寄生容量による信号の応答性の劣化が防
止できる。ダイオードD1は、浮遊容量Cq4を急速放
電させる働きをする。即ち、入力端子1の電圧が10V
から急速に5Vに低下したとする。すると、トランジス
タQ1のエミッタ電圧は、浮遊容量Cq4の影響ですぐ
には低下できないが、ダイオードD1の働きにより放電
が行われその後、定電流源3にバトンタッチされる。
【0018】上述の動作を式で表すと Td=(Cq4×ΔV)/I1 Tu=(Cq3×ΔV)/I2 Td:Q4ベースの立ち上がり時間 Cq4:Q4のベ
ースラインに接続される浮遊容量 Tu:Q3ベースの立ち上がり時間 Cq3:Q3の
ベースラインに接続される浮遊容量となる。
ースラインに接続される浮遊容量 Tu:Q3ベースの立ち上がり時間 Cq3:Q3の
ベースラインに接続される浮遊容量となる。
【0019】その結果、トランジスタQ3、Q4のベー
スに接続される浮遊容量を充放電する時間を短くするた
めにはI1,I2を増やすしかないが、新たに追加した
ダイオードD1、D2により、ΔVがダイオードのVt
(立ち上がり)より大きいときにはD1、D2がONする
ためΔVを見かけ上小さくすることができるため、T
d,Tuを短くすることが可能になる。
スに接続される浮遊容量を充放電する時間を短くするた
めにはI1,I2を増やすしかないが、新たに追加した
ダイオードD1、D2により、ΔVがダイオードのVt
(立ち上がり)より大きいときにはD1、D2がONする
ためΔVを見かけ上小さくすることができるため、T
d,Tuを短くすることが可能になる。
【0020】本発明では更にトランジスタQ3、Q4の
電圧VBEを小さくすることによりトランジスタQ3、Q
4のコレクタ・エミッタ路に流れる電流を小さくし、消
費電流を押さえている。このために、トランジスタQ9
とQ10からなる第3の電流ミラー回路20と、トラン
ジスタQ11とQ12からなる第4の電流ミラー回路2
1とを設けている。
電圧VBEを小さくすることによりトランジスタQ3、Q
4のコレクタ・エミッタ路に流れる電流を小さくし、消
費電流を押さえている。このために、トランジスタQ9
とQ10からなる第3の電流ミラー回路20と、トラン
ジスタQ11とQ12からなる第4の電流ミラー回路2
1とを設けている。
【0021】例えば、第3の電流ミラー回路20のトラ
ンジスタQ9とトランジスタQ10の電流比は1:Mに
設定される。このMの値を大きくすれば、トランジスタ
Q1のコレクタ・エミッタ路に流れる電流を小さくして
も定電流源3の電流値は変えなくてよい。即ち、定電流
源3の電流はトランジスタQ10のコレクタから供給さ
れることになる。
ンジスタQ9とトランジスタQ10の電流比は1:Mに
設定される。このMの値を大きくすれば、トランジスタ
Q1のコレクタ・エミッタ路に流れる電流を小さくして
も定電流源3の電流値は変えなくてよい。即ち、定電流
源3の電流はトランジスタQ10のコレクタから供給さ
れることになる。
【0022】トランジスタQ1のコレクタ・エミッタ路
に流れる電流が小さくなれば、トランジスタQ1の電圧
VBEを小さくできる。一方、トランジスタQ2と第4の
電流ミラー回路21との関係も上述と同様になる。その
結果、トランジスタQ2のコレクタ・エミッタ路に流れ
る電流が小さくなり、トランジスタQ2の電圧VBEも小
さくできる。
に流れる電流が小さくなれば、トランジスタQ1の電圧
VBEを小さくできる。一方、トランジスタQ2と第4の
電流ミラー回路21との関係も上述と同様になる。その
結果、トランジスタQ2のコレクタ・エミッタ路に流れ
る電流が小さくなり、トランジスタQ2の電圧VBEも小
さくできる。
【0023】これにより、Vbeq1+Vbeq2=V
beq3+Vbeq4からトランジスタQ3、Q4の電
圧VBEを小さくでき、トランジスタQ3、Q4のコレク
タ・エミッタ路に流れる電流を小さくし、消費電流を低
減できる。第3の電流ミラー回路20はトランジスタQ
4のベース電流の変化分を吸収する働きを持つ。即ち、
トランジスタQ4のベース電流が増減すると、定電流源
3の電流は一定であるので増減に応じてトランジスタQ
1のエミッタ電流が増減し、トランジスタQ10のコレ
クタ電流が増減する。これにより回路が安定して動作す
る。この動作は、第4の電流ミラー回路21も同様であ
る。
beq3+Vbeq4からトランジスタQ3、Q4の電
圧VBEを小さくでき、トランジスタQ3、Q4のコレク
タ・エミッタ路に流れる電流を小さくし、消費電流を低
減できる。第3の電流ミラー回路20はトランジスタQ
4のベース電流の変化分を吸収する働きを持つ。即ち、
トランジスタQ4のベース電流が増減すると、定電流源
3の電流は一定であるので増減に応じてトランジスタQ
1のエミッタ電流が増減し、トランジスタQ10のコレ
クタ電流が増減する。これにより回路が安定して動作す
る。この動作は、第4の電流ミラー回路21も同様であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、第1のトランジスタの
エミッタから容量性負荷を駆動する場合に入力端子が第
1のトランジスタのコレクタに接続され、出力端子が第
1のトランジスタのベースに接続された電流ミラー回路
を配置したので、第1のトランジスタのベース電流を供
給する電流源の値を小さくすることができ、回路全体の
消費電流を低減できる。
エミッタから容量性負荷を駆動する場合に入力端子が第
1のトランジスタのコレクタに接続され、出力端子が第
1のトランジスタのベースに接続された電流ミラー回路
を配置したので、第1のトランジスタのベース電流を供
給する電流源の値を小さくすることができ、回路全体の
消費電流を低減できる。
【0025】又、本発明によれば、急速充電及び急速放
電用のダイオードを設けたので、大電流が流れるトラン
ジスタのベース容量の影響を低減でき、信号の応答性を
上げることができる。更に、本発明によれば、入力端子
が第1のトランジスタのコレクタに接続され、出力端子
が第2のトランジスタのベースに接続された電流ミラー
回路を配置しているので、負荷を直接に駆動するトラン
ジスタの消費電流を低減できる。
電用のダイオードを設けたので、大電流が流れるトラン
ジスタのベース容量の影響を低減でき、信号の応答性を
上げることができる。更に、本発明によれば、入力端子
が第1のトランジスタのコレクタに接続され、出力端子
が第2のトランジスタのベースに接続された電流ミラー
回路を配置しているので、負荷を直接に駆動するトラン
ジスタの消費電流を低減できる。
【図1】本発明の容量性負荷の駆動回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図2】従来の容量性負荷の駆動回路を示す回路図であ
る。
る。
【図3】図1の装置と液晶パネルとの接続関係を示す図
である。
である。
【図4】図3の説明に供するための波形図である。
2 出力端子 3 定電流源 4 定電流源 5 第1の電流ミラー回路 9 第2の電流ミラー回路 20 第3の電流ミラー回路 21 第4の電流ミラー回路 Q3 トランジスタ Q4 トランジスタ Q13 トランジスタ Q14 トランジスタ D1 ダイオード D2 ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号がベースに印加される第1のト
ランジスタと、 該第1のトランジスタのエミッタに接続された電流源
と、 ベースが前記第1のトランジスタのエミッタに接続され
た第2のトランジスタと、 入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力端子が前記第2のトランジスタのベースに接続
された第1の電流ミラー回路とを含み、前記第2のトラ
ンジスタのエミッタから容量性負荷を駆動することを特
徴とする容量性負荷の駆動回路。 - 【請求項2】 入力信号がベースに印加される第1のト
ランジスタと、 該第1のトランジスタのエミッタに接続された電流源
と、 ベースが前記第1のトランジスタのエミッタに接続され
た第2のトランジスタと、 アノードが前記第1のトランジスタのベースに接続され
カソードが前記第1のトランジスタのエミッタに接続さ
れたダイオードと入力端子が前記第2のトランジスタの
コレクタに接続され、出力端子が前記第2のトランジス
タのベースに接続された第1の電流ミラー回路と、 入力端子が前記第1のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力端子が前記第2のトランジスタのベースに接続
された第2の電流ミラー回路とを含み、前記第2のトラ
ンジスタのエミッタから容量性負荷を駆動することを特
徴とする容量性負荷の駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35392197A JPH11184430A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 容量性負荷の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35392197A JPH11184430A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 容量性負荷の駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11184430A true JPH11184430A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18434126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35392197A Pending JPH11184430A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 容量性負荷の駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11184430A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7002401B2 (en) | 2003-01-30 | 2006-02-21 | Sandisk Corporation | Voltage buffer for capacitive loads |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35392197A patent/JPH11184430A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7002401B2 (en) | 2003-01-30 | 2006-02-21 | Sandisk Corporation | Voltage buffer for capacitive loads |
| US7167041B2 (en) | 2003-01-30 | 2007-01-23 | Sandisk Corporation | Voltage buffer for capacitive loads |
| US7471139B2 (en) | 2003-01-30 | 2008-12-30 | Sandisk Corporation | Voltage buffer for capacitive loads |
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