JPH11184503A - 制御装置と制御方法 - Google Patents
制御装置と制御方法Info
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- JPH11184503A JPH11184503A JP35064797A JP35064797A JPH11184503A JP H11184503 A JPH11184503 A JP H11184503A JP 35064797 A JP35064797 A JP 35064797A JP 35064797 A JP35064797 A JP 35064797A JP H11184503 A JPH11184503 A JP H11184503A
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Abstract
ュエータにばね特性を有する場合でも安定な制御を可能
にする。 【解決手段】 フィードフォワード(FF)制御演算部
12、フィードバック(FB)制御演算部16の他、前
記ばね特性を相殺する演算を行う共振相殺フィルタ要素
19を設ける。共振相殺フィルタ要素19は、振幅極小
値をもたらす2次進み要素または振幅極大値をもたらす
2次遅れ要素を有し、駆動系中に含まれるばね要素によ
って生じる共振特性を相殺する。また共振相殺フィルタ
用パラメータを設定する設定部40を設ける。
Description
気回路基板の部品実装機などの高速な位置決め制御が必
要な駆動系を有する機器のサーボ制御を行う制御方法お
よびその装置に関する。
業用ロボットにおいてもその基本的な制御対象は電動機
(モータ)であるから、以下、代表的に制御対象として
モータを例示する。モータも各種のモータがあり、以
下、たとえば、産業用ロボットに使用されているサーボ
モータを例示する。
の方法が提案されているが、最も基本的な方法は、比例
(P)動作、積分(I)動作および微分(D)動作の制
御を組み合わせて制御を行う方法である。
御装置のブロック図である。図1に図解した制御装置
は、制御対象としてのモータ1をモータ駆動部(ドライ
バ)2を介して駆動する制御器(コントローラ)100
とモータ1のロータの回転位置を検出するロータリィエ
ンコーダ200とを有する。
置信号Pref (または目標角度信号Aref )からフィー
ドフォワード制御(正帰還制御、FF制御)演算を行う
フィードフォワード(FF)制御演算部12、第1の加
算回路14、フィードバック制御(負帰還制御、FB制
御)演算を行うフィードバック(FB)制御演算部1
6、および、第2の加算回路18を有する制御演算部1
0と、ディジタル/アナログ変換回路(D/Aコンバー
タ)20と、ロータリィエンコーダ200の検出信号を
サンプリングして加算回路14に印加するサンプラ30
を有する。この制御器100は、所定のサンプリング周
期でサンプリングを行って制御する離散的な制御器であ
り、その制御内容は、制御演算部10におけるFF制御
演算部12によるフィードフォワード制御と、加算回路
14において算出した位置偏差=(目標位置信号Pref
−エンコーダ200の位置検出信号)に基づくFB制御
演算部16によるフィードバック制御とを組み合わせた
ものである。
る制御演算を行う。
る制御演算を行う。
比例定数(比例利得または比例ゲイン)、制御パラメー
タkd は微分定数(微分ゲイン)、制御パラメータki
は積分定数(積分ゲイン)を示す。制御パラメータαは
フィードフォワードゲイン(利得)を示し、制御パラメ
ータβは速度フィードフォワードゲインを示す。記号T
はサンプリング周期を示し、変数z-1は一次遅れ要素を
示す。したがって、この例では、FF制御演算部12は
比例(P)制御動作と微分(D)制御動作との組合せ演
算を行う。FB制御演算部16はPID制御動作を行
う。
る。FF制御演算部12は目標位置信号Pref (または
目標角度信号Aref )に対して比例および微分(PD)
制御演算を行う。加算回路14が目標位置信号P
ref (または目標位置信号Pref )に対するエンコーダ
200で検出した実際の位置検出信号(または角度検出
信号)を減じて偏差を算出する。FB制御演算部16が
その偏差に対してPID演算をする。加算回路18は、
FF制御演算部12の演算結果とFB制御演算部16の
演算結果とを加算する。以上の演算はディジタル的に
(離散的に)行われる。その演算結果がD/Aコンバー
タ20においてアナログ信号に変換されてモータ駆動部
(ドライバ)2を介してモータ1を駆動制御する。その
結果がエンコーダ200で検出されて、サンプラ30を
介して加算回路14に印加される。この制御動作が所定
のサンプリング周期で反復動作する。
装置においては制御性能を向上させる制御パラメータ、
たとえば、比例定数kP 、微分定数kd 、積分定数
ki 、α、βのみによって制御が行われているが、実際
の駆動系においてはモータドライバ2およびモータ1な
どの駆動部のばね特性などにより共振特性を持つことが
多い。この共振特性を無視して制御を行うと、共振特性
により制御系の安定性が損なわれることがある。ばね特
性については図3を参照して後述する。
(精密な制御を行うのに使用する感度の高い制御パラメ
ータ)を用いると制御系の安定性が低くなり、上記共振
特性により制御系の安定性が損なわれる傾向がある。逆
に、制御系の安定性を保つためには感度の低い制御パラ
メータ(制御性能を低下させた制御パラメータ)で駆動
系を制御せねばならない。そうすると充分な制御が行わ
れない。このように、制御には制御パラメータの感度の
高低によって二律背反する問題が内在している。
するものであり、本発明の目的は制御対象の機構系など
にばね要素が存在してもそれを相殺する共振相殺フィル
タを適用することにより、安定かつ精密な制御を可能と
する制御装置と制御方法を提供することにある。
タのパラメータを容易かつ適切に調整可能な共振相殺フ
ィルタのパラメータ調整方法および調整装置を提供する
ことにある。
めに、本発明では駆動系中に含まれるばね要素によって
生じる共振特性を相殺するために2次進み要素および/
または2次遅れ要素からなる共振相殺フィルタにより制
御信号をフィルタリングする。
び/または該制御対象のアクチュエータにばね特性を有
する制御系を離散時間方法で制御する制御装置におい
て、目標指令信号と前記制御対象の位置または角度検出
信号との差を求める偏差算出部と、該偏差算出部で算出
した偏差に応じてフィードバック制御演算を行うフィー
ドバック制御演算部と、該結果に対して前ばね特性を相
殺する演算を行う共振相殺フィルタ要素とを有する制御
装置が提供される。
もたらす2次進み要素:(s−zr+zi j)(s−z
r −zi j)、または、振幅極大値をもたらす2次遅れ
要素:1/(s−pr +pi j)(s−pr −p
i j)、あるいは、両者を有する。
ィルタ特性は、該共振相殺フィルタ要素の零点:zfp±
zfijと、前記制御対象および/またはアクチュエータ
の共振極:pr ±pi jを一致させ、前記共振相殺フィ
ルタ要素の極:pfr±pfijと前記制御対象および/ま
たはアクチュエータの共振零点:zr ±zi jを一致さ
せて得られる。
ィルタ要素のパラメータを設定する共振相殺フィルタ用
パラメータ設定部をさらに有する。前記共振相殺フィル
タ用パラメータ設定部は、前記共振相殺フィルタ要素の
振幅極大周波数ffpおよび極大値ダンピング係数dfp、
または前記共振相殺フィルタの振幅極小周波数ffzおよ
び極小値ダンピング係数dfzを指定し、前記共振相殺フ
ィルタ要素におけるパラメータを前記共振相殺フィルタ
要素に設定する。
ータ設定部は、振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピ
ング係数dfzから下記式を適用して前記共振相殺フィル
タ要素の零点zfr±zfijを求めて前記共振相殺フィル
タ要素の振幅極小周波数および振幅極小値の鋭さを独立
に指定する。
ラメータ設定部は、振幅極大周波数ffpおよび極大値ダ
ンピング係数dfpから下記式を適用して前記共振相殺フ
ィルタ要素の極pfr±pfijを求め、前記共振相殺フィ
ルタ要素の振幅極大周波数および振幅極大値の鋭さを独
立に指定する。
たは該制御対象のアクチュエータにばね特性を有する制
御系を離散時間方法で制御するとき、前記ばね特性を相
殺する共振相殺フィルタ処理を行う制御方法が提供され
る。
または該制御対象のアクチュエータにばね特性を有する
制御系を離散時間方法で制御するとき前記ばね特性を相
殺する下記式で規定される共振相殺フィルタ処理を行う
制御方法における前記共振相殺フィルタ要素のパラメー
タ設定方法であって、
値ダンピング係数dfp、振幅極小周波数ffz、極小値ダ
ンピング係数dfzを入力し、下記式の演算を行い前記共
振相殺フィルタ要素の極pfr±pfijおよび零点zfr±
zfijを算出し、
fr±ZfijおよびPfr±Pfijを求め、
し、
ルタ要素に設定する共振相殺フィルタ用パラメータ設定
方法が提供される。
たは該制御対象のアクチュエータにばね特性を有する制
御系を離散時間方法で制御するとき前記ばね特性を相殺
する下記式で規定される共振相殺フィルタ処理を行う制
御方法における前記共振相殺フィルタ要素のパラメータ
を調整する方法であって、駆動系共振極を相殺するよう
共振相殺フィルタ要素の零点を定め、制御系の安定性を
損なわないよう共振相殺フィルタの極を決定する共振相
殺フィルタ用パラメータの調整方法が提供される。
たは該制御対象のアクチュエータにばね特性を有する制
御系を離散時間方法で制御するとき前記ばね特性を相殺
する下記式で規定される共振相殺フィルタ処理を行う制
御系の調整方法であって、
振幅極小周波数fz を読み取り、極大値ダンピング係数
dp 、極小値ダンピング係数dfzを適切な値に定め、初
期値設定として、前記共振相殺フィルタ要素の振幅極小
周波数ffz=fp 、振幅極大周波数ffp=fz とし、極
小値ダンピング係数dfz=dp 、極大値ダンピング係数
dfp=dz とし、上記初期設定値を前記共振相殺フィル
タ要素の初期値とし、共振相殺フィルタ用パラメータ設
定部に入力し、前記共振相殺フィルタ要素を含めた駆動
系周波数特性を測定して駆動系の振幅極大値が十分相殺
されているか確認し、駆動系の振幅極大値が十分相殺さ
れていなければ、前記共振相殺フィルタ要素の振幅極小
周波数ffzもしくは極小値ダンピング係数dfzのいずれ
かを変更して、再度前記共振相殺フィルタ用パラメータ
設定部に入力し、振幅極大値が最も小さくなる振幅極小
周波数ffzおよび極小値ダンピング係数dfzが得られる
まで、上記処理を繰り返し、駆動系の振幅極大値が十分
相殺されていれば、そのときの前記共振相殺フィルタ要
素の振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピング係数d
fzを記憶し、以上のごとく決定されたパラメータを用い
て前記共振相殺フィルタ要素を構成し、前記共振相殺フ
ィルタ要素を含めた制御系を動作させ、制御系の動作結
果が安定性に問題がないかを確かめる制御系の調整方法
が提供される。
見ると、共振特性による振幅極大値および振幅極小値が
みられる。この振幅極大値の影響で高周波領域での振幅
が広い周波数範囲に渡って増大され、このために駆動系
を含む制御対象および制御装置で構成される制御系全体
での開ループ伝達関数を見たときにゲイン余裕が減少し
発振しやすくなる。これに対し、共振相殺フィルタの周
波数特性では、共振相殺フィルタの零点による振幅極小
値および極による振幅極大値が存在する。この零点によ
る振幅極小値が、駆動系の共振特性による共振極の振幅
極大値とちょうど逆特性をもつように共振相殺フィルタ
のパラメータを設定することで、フィルタを含めた駆動
部の周波数特性はあたかも共振極による振幅極大値が存
在しないかのような周波数特性となる。これにより、制
御系の安定性も駆動部の共振極が存在しないのと同等の
安定性が得られるようになる。ただし、このとき共振相
殺フィルタ中の極により別の周波数に振幅極大値が生じ
る。この振幅極大値が制御系の安定性を損なわないよ
う、適切な位置に配置する必要がある。以上のような特
性を与える共振相殺フィルタのパラメータは駆動部の振
幅極大周波数、振幅極小周波数およびそれぞれのダンピ
ング係数を指定することでパラメータ設定部が自動的に
算出し設定する。
動系を動作制御することで、駆動系の共振極の影響を相
殺するよう共振相殺フィルタが動作し、駆動系共振極の
影響により制御系が不安定となることを防ぎ、良好な制
御を実現する。
しての制御装置を添付図面を参照して述べる。
としての、サーボモータを制御対象としたサーボ制御装
置の構成図である。
1に図解したサーボ制御装置に類似しているが、図2に
図解した制御器(コントローラ)100Aの制御演算部
10Aには共振相殺フィルタ要素19が付加されてお
り、制御器100Aには共振相殺フィルタ要素19のパ
ラメータを設定するための共振相殺フィルタ用パラメー
タ設定部40が付加されている。
は、制御対象としてのモータ1をモータ駆動部(ドライ
バ)2を介して駆動する制御器100Aとモータ1のロ
ータの回転位置を検出するロータリィエンコーダ200
とを有する。
ref (または目標角度信号Aref )からフィードフォワ
ード制御(正帰還制御、FF制御)演算を行うフィード
フォワード(FF)制御演算部12、第1の加算回路1
4、フィードバック制御(負帰還制御、FB制御)演算
を行うフィードバック(FB)制御演算部16、第2の
加算回路18および共振相殺フィルタ要素19を有する
制御演算部10Aと、ディジタル/アナログ変換回路
(D/Aコンバータ)20と、エンコーダ200の検出
信号をサンプリングして加算回路14に印加するサンプ
ラ30と、共振相殺フィルタ用パラメータ設定部40と
を有する。制御器100Aもサンプラ30において所定
のサンプリング周期でサンプリングを行って制御する離
散的な制御器であり、その制御内容はFF制御演算部1
2におけるフィードフォワード制御と、加算回路14に
おいて算出した位置偏差=(目標位置信号Pref (また
は目標角度信号Aref )−エンコーダ200の位置検出
信号)に基づくFB制御演算部16におけるフィードバ
ック制御とを組み合わせたものである。
ルゴリズムに従ってフィードフォワード制御演算を行
う。FB制御演算部16は式2に示した制御アルゴリズ
ムに従ってフィードバック制御演算を行う。この例で
は、FF制御演算部12は比例(P)制御動作と微分
(D)制御動作との組合せ演算を行い、FB制御演算部
16はPID制御動作を行う。
す演算を行う。
は、通常、少なくとも2次遅れ要素を含むが、制御対象
によっては2次進み要素を含む場合もある。本実施の形
態においては、代表的な例示として、2次遅れ要素およ
び2次進み要素の両者を含む場合を述べる。
べる。FF制御演算部12は目標位置信号Pref (また
は目標角度信号Aref )について式1に基づいて比例お
よび微分(PD)制御演算を行う。加算回路14が目標
位置信号Pref (または目標角度信号Aref )に対する
エンコーダ200で検出した実際の位置検出信号(また
は角度位置検出信号)を減じて偏差を算出する。FB制
御演算部16がその偏差に対して式2に基づいてPID
演算をする。加算回路18はFF制御演算部12の演算
結果とFB制御演算部16の演算結果とを加算する。共
振相殺フィルタ要素19は式3に基づいて演算をする。
以上の演算はディジタル的に行われる。その演算結果が
D/Aコンバータ20においてアナログ信号に変換され
てモータ駆動部2を介してモータ1を駆動制御する。モ
ータドライバ2はD/Aコンバータ20からの駆動信号
に従ってモータ1に供給する電力を調整してモータの回
転動作を制御する。モータ1の回転動作結果がエンコー
ダ200で検出されて所定のサンプリング周期でサンプ
ラ30を介して加算回路14に印加される。この制御動
作が所定のサンプリング周期で反復されていく。
振相殺フィルタ用パラメータ設定部40について述べ
る。
次遅れ要素、2次進み要素およびゲインkf からなり、
式3で規定された演算を行うことにより駆動系の共振極
を相殺して制御系の安定性を向上させる。なお駆動系の
共振極については特開平8−171402号公報に詳述
されている。
御系の安定性を向上させる理由について述べる。ばね要
素を有する駆動系(モータ1およびモータドライバ2)
を一般化すると、図3に図解のように、慣性1と慣性2
とを有する2慣性系として表される。2つの慣性1、2
がばね要素を介して連結されている。慣性1、2にはそ
れぞれ粘性1、2が付随している。図3に図解した慣性
系の伝達関数G(s)は一般に下記式4で表すことがで
きる。
あり、J2 は慣性2のイナーシャ定数(慣性定数)であ
り、Kはばね要素のバネ定数であり、D1 は慣性1の粘
性摩擦係数であり、D2 は慣性2の粘性摩擦係数であ
り、sはラプラス演算子である。
(B)に示す。図4(A)は振幅特性を示すグラフであ
り、図4(B)は位相特性を示すグラフである。図4
(A)、(B)はそれぞれ、ばね要素がある場合の特性
曲線A1、P1と、ばね要素がない場合の特性曲線A
0、P0を示す図である。ばね要素がない場合とは、ば
ね要素の代わりに理想的な剛体で連結されていると仮定
した場合である。図4(A)に図解した振幅特性につい
て考察すると、ばね要素がある場合はばね要素がない場
合に比べて、共振特性の共振極による振幅極大値、およ
び共振特性に共振零点による振幅極小値が見られる。こ
の振幅極大値の影響で高周領域での振幅が広い周波数範
囲にわたって増大され、振幅特性が上昇する。このため
に駆動部からなる制御対象および制御装置で構成される
制御系全体での開ループ伝達関数を考察すると利得余裕
(ゲインマージン)が減少し、制御系が不安定になり、
発振しやすくなる。
高い動作制御を行うため図2に図解した共振相殺フィル
タ要素19を用いる。以下、共振相殺フィルタ要素19
について詳述する。
5のように書き改めることができる。
(J’s+D’)に、2次進み要素:(s−zr +zi
j)(s−zr −zi j)、2次遅れ要素:1/(s−
pr +pi j)(s−pr −pi j)、および、ゲイン
Kf を掛け合わせたものと考えることができる。ただ
し、ゲインKf は式5と式4の振幅周波数特性を同一と
するような定数ゲインである。jは虚数を表す演算子で
ある。
(s−zr +zi j)(s−zr −zi j)によるもの
であり、振幅極大値は2次遅れ要素:1/(s−pr +
pij)(s−pr −pi j)によるものである。した
がって、図2に図解したサーボ制御装置の中に、振幅極
小値をもたらす2次進み要素:(s−zr +zi j)
(s−zr −zi j)と、振幅極大値をもたらす2次遅
れ要素:1/(s−pr+pi j)(s−pr −p
i j)を相殺する成分を挿入することが望ましい。その
相殺成分を式6に示す。
の演算を行う。ただし、共振相殺フィルタ要素19の零
点:zfp±zfijと、駆動系の共振極:pr ±pi jを
一致させる、すなわちzfr±zfij=pr ±pi jと
し、また共振相殺フィルタ要素19の極:pfr±pfij
と駆動系の共振零点:zr ±zi jを一致させ、すなわ
ち、pfr±pfij=zr ±zi jとすることにより図3
に図解した2慣性系の共振極および共振零点(図4
(A))は共振相殺フィルタ要素19によって相殺され
て、疑似的に1慣性系:1/s(J’s+D’)と見な
すことができる。その結果、駆動系の共振特性による周
波数特性の振幅極大値が相殺され、1慣性系のような周
波数特性となる(図4(A)の曲線P0)。これによ
り、開ループ伝達関数でみたときのゲイン余裕の減少も
救済されて、安定性の高い制御を行うことができる。こ
のように、式3に示した特性を持つ共振相殺フィルタ要
素19を設けることにより、制御系の安定性が増し良好
な制御が実現できる。
いて述べる。図2に図解した共振相殺フィルタ用パラメ
ータ設定部40は、共振相殺フィルタ要素19の振幅極
大周波数ffpおよび極大値ダンピング係数dfp、または
共振相殺フィルタの振幅極小周波数ffzおよび極小値ダ
ンピング係数dfzを指定し、共振相殺フィルタ要素19
における式3に現れるパラメータa、b、c、dを出力
する。
フィルタ要素19の周波数特性は一般に図5(A)、
(B)のごとく図解される。図5(A)は共振相殺フィ
ルタ要素19の振幅特性を示すグラフであり、図5
(B)は位相特性を示すグラフである。図5(A)に図
解のごとく、1つの振幅極小値と1つの振幅極大値を持
つ。共振相殺フィルタ要素19において、振幅極小値を
与える周波数ffzおよび振幅極小値の鋭さを駆動系共振
極の周波数fp および鋭さに一致させることにより駆動
系共振極の影響を相殺することができる。また、共振相
殺フィルタ要素19の振幅極大値を与える振幅極大周波
数ffpおよび振幅極大値の鋭さを駆動系共振零点の周波
数fz および鋭さに一致させることにより駆動系共振零
点の影響を相殺することができる。しかし、共振相殺フ
ィルタ要素19の振幅極小値特性を与える零点:zfr±
zfijを求めるため、零点の実部zfrもしくは虚部zfi
を変えると、振幅極小周波数ffzおよび振幅極小値の鋭
さが同時に変化してしまい、共振相殺フィルタ要素19
の適切な零点を求めるのは手間がかかる。また同様に、
共振相殺フィルタ要素19の極大値特性を与える極pfr
±pfijを求めるため、極の実部pfrもしくは虚部pfi
を変えると、振幅極大周波数ffpおよび振幅極大値の鋭
さが同時に変化してしまい、共振相殺フィルタ要素19
の適切な極を求めるのは手間がかかる。
フィルタ要素19の振幅極小値の鋭さに相当する極小値
ダンピング係数dfzを式7、共振相殺フィルタ要素1の
振幅極大値の鋭さに相当する極大値ダンピング係数dfp
を式8のように定める。
大周波数ffp(Hz)はそれぞれ式9および式10で与
えられる。
点:zfr±zfijは、上記した振幅極小周波数ffzおよ
び上記極小値ダンピング係数dfzから式11として求め
られる。
点は実軸上となり全く振動性をもたず共振の相殺には寄
与しない。そこで、0<dfz≦1の範囲で極小値ダンピ
ング係数dfzを設定することにする。極小値ダンピング
係数dfzを変化させた時の共振相殺フィルタ要素19中
の2次進み要素の周波数特性の変化の様子を図6
(A)、(B)に示す。図6(A)は振幅特性を示すグ
ラフであり、図6(B)は位相特性を示すグラフであ
る。図6(A)を参照すると、極小値ダンピング係数d
fzが大きくなると振幅極小周波数ffzは変わらずに振幅
極小値の負のピークがなだらかになる。すなわち、式7
で示される極小値ダンピング係数dfzは振幅極小値の鋭
さのみに影響することがわかる。同様に、上記共振相殺
フィルタの極pfr±pfijは、振幅極大周波数ffpおよ
び極大値ダンピング係数dfpから式12として求められ
る。
軸上となり全く振動性をもたず共振の相殺には寄与しな
い。そこで本実施の形態においては、0<dfp≦1の範
囲で極大値ダンピング係数dfpを設定することにする。
の共振相殺フィルタ要素19中の2次遅れ要素の周波数
特性の変化の様子を図7(A)、(B)に示す。図7
(A)は振幅特性を示すグラフであり、図7(B)は位
相特性を示すグラフである。図7(A)を参照すると、
極大値ダンピング係数dfpが大きくなると振幅極大周波
数ffpは変わらずに振幅極大値のピークがなだらかにな
る。すなわち、式8で与えられる極大値ダンピング係数
dfpは振幅極大値の鋭さのみに影響することがわかる。
振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピング係数dfzか
ら式11を適用して共振相殺フィルタ要素19の零点z
fr±zfijを求めることで共振相殺フィルタ要素19の
振幅極小周波数および振幅極小値の鋭さを独立に指定で
きる。また振幅極大周波数ffpおよび極大値ダンピング
係数dfpから式12を適用して共振相殺フィルタ要素1
9で極pfr±pfijを求めることで共振相殺フィルタ要
素19の振幅極大周波数および振幅極大値の鋭さを独立
に指定できる。これにより、駆動系共振特性を相殺する
ような周波数特性を持つ共振相殺フィルタ要素19の零
点および極を簡便に求めることができる。
用いるパラメータa、b、c、dの算出の仕方について
述べる。
タ要素19の極pfr±pfijおよび零点zfr±zfijは
与えられているものとする。ここでは式6に示した演算
を行う共振相殺フィルタ要素19を離散演算を行う制御
演算部10Aにおいて実現するので、離散演算で共振相
殺フィルタ要素19を実現する。
9の極:pfr±pfijに相当する、z平面での極pfr±
pfijを式13を適用して算出する。
19の零点zfr±zfijに相当する、z平面での零点Z
fr±Zfijを式14を適用して算出する。
z平面での極、零点をもつ離散型共振相殺フィルタ要素
19の特性は式15で表される。
Aのパラメータa、b、c、dは、式16から式19で
規定される。
は式20で表される数列式で実現される。
り、outk は時刻kでのフィルタの出力値である。
時間型共振相殺フィルタ要素19の直流振幅を1とする
ような係数であり式21で規定される。
は上述した演算を行って制御演算部10Aにおけるパラ
メータa,b,c,dを算出して共振相殺フィルタ要素
19に設定する。
部40の演算動作を示すフローチャートである。以下、
共振相殺フィルタ用パラメータ設定部40の動作を図8
を参照して述べる。
パラメータ設定部40に、共振相殺フィルタ要素19の
振幅極大周波数ffp、極大値ダンピング係数dfp、振幅
極小周波数ffz、極小値ダンピング係数dfzzを入力す
る。
パラメータ設定部40は、式11および式12の演算を
行い、共振相殺フィルタ要素19の極pfr±pfijおよ
び零点zfr±zfijを算出する。
パラメータ設定部40は式13および式14の演算を行
う。これにより、共振相殺フィルタ要素19の零点Zfr
±Z fijおよびPfr±Pfijが求められる。
パラメータ設定部40は式16から式19の演算を行い
パラメータa、b、c、dを算出し、算出したパラメー
タa、b、c、dを共振相殺フィルタ要素19に設定す
る。
パラメータa,b,c,dが算出でき、共振相殺フィル
タ要素19に設定されて使用される。
タの調整方法について述べる。図2に図解した共振相殺
フィルタ要素19を用いた制御において駆動系共振特性
による振幅最大値の影響で制御系のゲイン余裕が減少す
るのを防ぐためには共振相殺フィルタ要素19の零点が
駆動系共振極を十分に相殺する必要がある。また共振相
殺フィルタ要素19の極は制御系によって新たに付加さ
れる極となるので、制御系の安定性を損なわないように
共振相殺フィルタ要素19のパラメータを設定する必要
がある。したがって、共振相殺フィルタ要素19のパラ
メータの調整の手順としては、(1)まず駆動系共振極
を相殺するよう共振相殺フィルタ要素19の零点を定
め、(2)次に制御系の安定性を損なわないよう共振相
殺フィルタの極を決定する。なお、制御系を安定に制御
できることが第1なので、共振相殺フィルタ要素19の
極は必ずしも駆動系零点を相殺する必要はない。換言す
れば、駆動系の零点を相殺しなくても安定性を損なわな
いことが第1である。従って制御系の安定性を確認しな
がら共振相殺フィルタ要素19の極大値ダンピング係数
dfpおよび振幅極大周波数ffpを変更する。
ータを調整する動作を示すフローチャートである。
特性を測定し振幅極大周波数fp 、振幅極小周波数fz
を読み取る。また、極大値ダンピング係数dp 、極小値
ダンピング係数dfzを適切な値に定める。
共振相殺フィルタ要素19の振幅極小周波数ffz=
fp 、振幅極大周波数ffp=fz とし、極小値ダンピン
グ係数dfz=dp 、極大値ダンピング係数dfz=dz と
する。
フィルタ要素19の初期値とし、共振相殺フィルタ用パ
ラメータ設定部40に入力する。
素19を含めた駆動系周波数特性を測定し、駆動系の振
幅極大値が十分相殺されているか確認する。
相殺されていなければ、共振相殺フィルタの振幅極小周
波数ffzもしくは極小値ダンピング係数dfzのいずれか
を変更して、ステップ13の処理に戻り、再度パラメー
タ設定部に入力する。
数ffzおよび極小値ダンピング係数dfzが得られるま
で、ステップ13〜ステップ15、16の処理を繰り返
す。
相殺されていればそのときの共振相殺フィルタ要素19
の振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピング係数dfz
を記憶する。
ラメータを用いて共振相殺フィルタ要素19を構成し、
共振相殺フィルタ要素19を含めた図2に図解のサーボ
制御装置を動作させる。
が安定性に問題がないかを確かめる。
あれば、共振相殺フィルタ用パラメータ設定部40はま
ず極大値ダンピング係数dfzを大きくして共振相殺フィ
ルタ用パラメータ設定部40に入力する。極大値ダンピ
ング係数dfpを大きくして安定性に問題がなくなれば終
了とする。
数dfpを1まで大きくしても安定性に問題があるようで
あれば、共振相殺フィルタ用パラメータ設定部40は極
大値ダンピング係数dfp=1として、安定性に問題がな
くなるまで振幅極大周波数ffpを大きくして共振相殺フ
ィルタ用パラメータ設定部40に入力する。
フィルタの特性を決定する。
象としてモータを例示し、共振相殺フィルタを有するサ
ーボ制御装置を述べたが、本発明は上述した実施の形態
に限定されず種々の制御装置に適用できる。たとえば、
制御対象は上述してモータに限らず、ばね特性を示す種
々の制御対象およびそのアクチュエータについて適用で
きる。ばね特性については代表的に2慣性系を例示した
が、本発明は他のばね特性を示す制御対象およびアクチ
ュエータについても適用できる。その場合、共振相殺フ
ィルタ要素19の特性は上述したものとは異なる。
ルタ要素19は式6および式15で表されるフィルタ特
性を示す例を述べたが、共振相殺フィルタ要素19は、
2次遅れ要素のみ、または2次進み要素のみの場合につ
いても適用できる。
FF制御演算部12は必須ではない。したがって、本発
明はFF制御演算部12が存在しいない制御装置にも適
用できる。式1および式2を参照して述べたFF制御演
算部12の演算式およびFB制御演算部16の演算式は
例示であり、制御対象に応じてアルゴリズムで表され
る。
および/またはアクチュエータ(駆動部)のばね特性を
相殺する共振相殺フィルタ要素を適用することにより、
駆動部のばね要素による共振特性の共振極の影響を相殺
させて制御系の安定性を増すことができ、その結果とし
て、良好な動作制御を実現できる。
ージン係数からパラメータの値を算出することで共振相
殺フィルタ要素のパラメータを簡便に得ることができ、
共振相殺フィルタ要素のパラメータ調整時間を短縮でき
る。
御装置の構成図である。
態としての、モータを制御対象としたサーボ制御装置の
構成図である。
て表した図である。
の周波特性を示すグラフであり、図4(A)は振幅特性
を示すグラフであり、図4(B)は位相特性を示すグラ
フである。
フィルタ要素の周波数特性を示すグラフであり、図5
(A)は振幅特性を示すグラフであり、図5(B)は位
相特性を示すグラフである。
小値ダンピング係数dfzを変化させた時の共振相殺フィ
ルタ要素中の2次進み要素の周波数特性の変化の様子を
示す図であり、図6(A)は振幅特性を示すグラフであ
り、図6(B)は位相特性を示すグラフである。
大値ダンピング係数dfpを変化させた時の共振相殺フィ
ルタ要素中の2次遅れ要素の周波数特性の変化の様子を
示す図であり、図7(A)は振幅特性を示すグラフであ
り、図7(B)は位相特性を示すグラフである。
メータ設定部の演算動作を示すフローチャートである。
整する動作を示すフローチャートである。
タリィエンコーダ 10A・・制御演算部 12・・フィードフォワード(FF)制御演算部 14・・加算回路 16・・フィードバック(FB)制御演算部 18・・加算回路 19・・共振相殺フィルタ要素 20・・D/Aコンバータ 30・・サンプラ 40・・共振相殺フィルタ用パラメータ設定部
Claims (15)
- 【請求項1】制御対象および/または該制御対象のアク
チュエータにばね特性を有する制御系を離散時間方法で
制御する制御装置において、 目標指令信号と前記制御対象の位置または角度検出信号
との差を求める偏差算出部と、 該偏差算出部で算出した偏差に応じてフィードバック制
御演算を行うフィードバック制御演算部と、 該結果に対して前記ばね特性を相殺する演算を行う共振
相殺フィルタ要素とを有する制御装置。 - 【請求項2】前記共振相殺フィルタ要素は振幅極小値を
もたらす2次進み要素:(s−zr+zi j)(s−z
r −zi j)を有する、請求項1記載の制御装置。 - 【請求項3】前記共振相殺フィルタ要素は振幅極大値を
もたらす2次遅れ要素:1/(s−pr +pi j)(s
−pr −pi j)を有する、請求項1記載の制御装置。 - 【請求項4】前記共振相殺フィルタ要素は振幅極小値を
もたらす2次進み要素:(s−zr+zi j)(s−z
r −zi j)および振幅極大値をもたらす2次遅れ要
素:1/(s−pr +pi j)(s−pr −pi j)を
有する、請求項1記載の制御装置。 - 【請求項5】前記共振相殺フィルタ要素のフィルタ特性
は、該共振相殺フィルタ要素の零点:zfp±zfijと、
前記制御対象および/またはアクチュエータの共振極:
pr±pi jを一致させ、前記共振相殺フィルタ要素の
極:pfr±pfijと前記制御対象および/またはアクチ
ュエータの共振零点:zr ±zi jを一致させて得られ
る請求項4記載の制御装置。 - 【請求項6】前記共振相殺フィルタ要素のパラメータを
設定する共振相殺フィルタ用パラメータ設定部をさらに
有する、請求項4記載の制御装置。 - 【請求項7】前記共振相殺フィルタ用パラメータ設定部
は、前記共振相殺フィルタ要素の振幅極大周波数ffpお
よび極大値ダンピング係数dfp、または前記共振相殺フ
ィルタの振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピング係
数dfzを指定し、前記共振相殺フィルタ要素におけるパ
ラメータを前記共振相殺フィルタ要素に設定する請求項
6記載の制御装置。 - 【請求項8】前記共振相殺フィルタ用パラメータ設定部
は、振幅極小周波数ffzおよび極小値ダンピング係数d
fzから下記式を適用して前記共振相殺フィルタ要素の零
点zfr±zfijを求めて前記共振相殺フィルタ要素の振
幅極小周波数および振幅極小値の鋭さを独立に指定す
る、請求項6記載の制御装置。 【数1】 - 【請求項9】前記共振相殺フィルタ用パラメータ設定部
は、振幅極大周波数ffpおよび極大値ダンピング係数d
fpから下記式を適用して前記共振相殺フィルタ要素の極
pfr±pfijを求め、前記共振相殺フィルタ要素の振幅
極大周波数および振幅極大値の鋭さを独立に指定する、
請求項6記載の制御装置。 【数2】 - 【請求項10】目標指令信号に応答してフィードフォワ
ード制御演算を行うフィードフォワード制御演算部と、
前記フィードフォワード制御演算部の演算結果と前記フ
ィードバック制御演算部の演算結果を加算する加算部と
を更に有し、前記共振相殺フィルタ要素は前記加算結果
について前記フィルタ処理を行う請求項1記載の制御装
置。 - 【請求項11】制御対象および/または該制御対象のア
クチュエータにばね特性を有する制御系を離散時間方法
で制御するとき、前記ばね特性を相殺する共振相殺フィ
ルタ処理を行う制御方法。 - 【請求項12】制御対象および/または該制御対象のア
クチュエータにばね特性を有する制御系を離散時間方法
で制御するとき前記ばね特性を相殺する下記式で規定さ
れる共振相殺フィルタ処理を行う制御方法における前記
共振相殺フィルタ要素のパラメータ設定方法であって、 【数3】 前記共振相殺フィルタ要素の振幅極大周波数ffp、極大
値ダンピング係数dfp、振幅極小周波数ffz、極小値ダ
ンピング係数dfzzを入力し、下記式の演算を行い前記
共振相殺フィルタ要素の極pfr±pfijおよび零点zfr
±zfijを算出し、 【数4】 【数5】 下記式の演算を行い前記共振相殺フィルタ要素の零点z
fr±zfijおよびpfr±pfijを求め、 【数6】 【数7】 下記式の演算を行いパラメータa、b、c、dを算出
し、 【数8】 【数9】 【数10】 【数11】 算出したパラメータa、b、c、dを前記共振相殺フィ
ルタ要素に設定する共振相殺フィルタ用パラメータ設定
方法。 - 【請求項13】制御対象および/または該制御対象のア
クチュエータにばね特性を有する制御系を離散時間方法
で制御するとき前記ばね特性を相殺する下記式で規定さ
れる共振相殺フィルタ処理を行う制御方法における前記
共振相殺フィルタ要素のパラメータを調整する方法であ
って、駆動系共振極を相殺するよう共振相殺フィルタ要
素の零点を定め、制御系の安定性を損なわないよう共振
相殺フィルタの極を決定する共振相殺フィルタ用パラメ
ータの調整方法。 【数12】 - 【請求項14】制御系の安定性を確認しながら前記共振
相殺フィルタ要素の極大値ダンピング係数dfpおよび振
幅極大周波数ffpを変更する請求項13記載の共振相殺
フィルタ用パラメータの調整方法。 - 【請求項15】制御対象および/または該制御対象のア
クチュエータにばね特性を有する制御系を離散時間方法
で制御するとき前記ばね特性を相殺する下記式で規定さ
れる共振相殺フィルタ処理を行う制御系の調整方法であ
って、 【数13】 駆動系の振幅周波数特性を測定し振幅極大周波数fp 、
振幅極小周波数fz を読み取り、極大値ダンピング係数
dp 、極小値ダンピング係数dfzを適切な値に定め、 初期値設定として、前記共振相殺フィルタ要素の振幅極
小周波数ffz=fp 、振幅極大周波数ffp=fz とし、
極小値ダンピング係数dfz=dp 、極大値ダンピング係
数dfp=dz とし、 上記初期設定値を前記共振相殺フィルタ要素の初期値と
し、共振相殺フィルタ用パラメータ設定部に入力し、 前記共振相殺フィルタ要素を含めた駆動系周波数特性を
測定して駆動系の振幅極大値が十分相殺されているか確
認し、 駆動系の振幅極大値が十分相殺されていなければ、前記
共振相殺フィルタ要素の振幅極小周波数ffzもしくは極
小値ダンピング係数dfzのいずれかを変更して、再度前
記共振相殺フィルタ用パラメータ設定部に入力し、振幅
極大値が最も小さくなる振幅極小周波数ffzおよび極小
値ダンピング係数dfzが得られるまで、上記処理を繰り
返し、 駆動系の振幅極大値が十分相殺されていれば、そのとき
の前記共振相殺フィルタ要素の振幅極小周波数ffzおよ
び極小値ダンピング係数dfzを記憶し、 以上のごとく決定されたパラメータを用いて前記共振相
殺フィルタ要素を構成し、前記共振相殺フィルタ要素を
含めた制御系を動作させ、制御系の動作結果が安定性に
問題がないかを確かめる制御系の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35064797A JP3975537B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 制御装置と制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35064797A JP3975537B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 制御装置と制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11184503A true JPH11184503A (ja) | 1999-07-09 |
| JP3975537B2 JP3975537B2 (ja) | 2007-09-12 |
Family
ID=18411908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35064797A Expired - Lifetime JP3975537B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 制御装置と制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3975537B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286124A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速比制御装置 |
| WO2002082194A1 (en) * | 2001-03-30 | 2002-10-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Servo control device |
| US20150251313A1 (en) * | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device, control method and control program |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35064797A patent/JP3975537B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPWO2002082194A1 (ja) * | 2001-03-30 | 2004-07-29 | 三菱電機株式会社 | サーボ制御装置 |
| JP4664576B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-04-06 | 三菱電機株式会社 | サーボ制御装置 |
| US20150251313A1 (en) * | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device, control method and control program |
| US9457467B2 (en) * | 2014-03-07 | 2016-10-04 | The University Of Tokyo | Control device, control method and control program |
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