JPH11185030A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents
画像処理装置及び画像処理システムInfo
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- JPH11185030A JPH11185030A JP36439797A JP36439797A JPH11185030A JP H11185030 A JPH11185030 A JP H11185030A JP 36439797 A JP36439797 A JP 36439797A JP 36439797 A JP36439797 A JP 36439797A JP H11185030 A JPH11185030 A JP H11185030A
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コマンド・ステータスとデータ量の比較的多
いカラーの画像データを転送する場合や画像データ転送
を要する複数のジョブの混み合った場合であっても、シ
リアルバスを用いて高速にかつ確実に画像データ転送を
実行することができる画像処理装置及び画像処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 直前にバス使用権を獲得していたノード
があるか否かがチェックされ(ステップS601、S6
02)、直前にバス使用権を獲得していたノードがある
場合には、該ノードがバス使用権の要求を出しているか
否かがチェックされる(ステップS604)。要求があ
った場合には、バス使用権をそのノードに与えるための
テーブル操作が行われる(ステップS605)。これに
より、バス使用権を獲得したノードは、リンク・テーブ
ルで最も新しいバス使用権獲得ノードとして扱われるこ
とになり、一旦開始された画像データの転送ジョブにつ
いては、画像データの転送が一通り終わるまでバス使用
権が保証される。
いカラーの画像データを転送する場合や画像データ転送
を要する複数のジョブの混み合った場合であっても、シ
リアルバスを用いて高速にかつ確実に画像データ転送を
実行することができる画像処理装置及び画像処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 直前にバス使用権を獲得していたノード
があるか否かがチェックされ(ステップS601、S6
02)、直前にバス使用権を獲得していたノードがある
場合には、該ノードがバス使用権の要求を出しているか
否かがチェックされる(ステップS604)。要求があ
った場合には、バス使用権をそのノードに与えるための
テーブル操作が行われる(ステップS605)。これに
より、バス使用権を獲得したノードは、リンク・テーブ
ルで最も新しいバス使用権獲得ノードとして扱われるこ
とになり、一旦開始された画像データの転送ジョブにつ
いては、画像データの転送が一通り終わるまでバス使用
権が保証される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速シリアルバス
を介して、複数のモジュール間で画像データ及びコマン
ド・ステータスの転送を行う画像処理装置及び画像処理
システムに関する。
を介して、複数のモジュール間で画像データ及びコマン
ド・ステータスの転送を行う画像処理装置及び画像処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリアルバスを介して、複数
のモジュール間又は複数の装置間のコマンド・ステータ
スの転送を行うように構成されている、様々な画像処理
装置及びシステムが知られている。
のモジュール間又は複数の装置間のコマンド・ステータ
スの転送を行うように構成されている、様々な画像処理
装置及びシステムが知られている。
【0003】また、データ量が比較的少ない白黒二値の
画像データ等の転送においては、シリアルバスを介して
画像データ及びコマンド・ステータスの転送を行う画像
処理装置及びシステムが知られている。
画像データ等の転送においては、シリアルバスを介して
画像データ及びコマンド・ステータスの転送を行う画像
処理装置及びシステムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
データ量が多いカラー画像データを転送する場合や、画
像データ転送を要するジョブが複数発生した場合等を考
慮すると、従来のシリアルバスによる転送は単位時間当
たりに伝送可能なデータ量が少ないため、画像データ転
送に非常に長時間を要するという理由から、実用的では
なかった。
データ量が多いカラー画像データを転送する場合や、画
像データ転送を要するジョブが複数発生した場合等を考
慮すると、従来のシリアルバスによる転送は単位時間当
たりに伝送可能なデータ量が少ないため、画像データ転
送に非常に長時間を要するという理由から、実用的では
なかった。
【0005】このような問題は、シリアルバスの転送速
度の高速化によってある程度は解決可能である。しかし
ながら、従来のシリアルバスを使用した場合、例えば複
写装置のような、画像データ転送にリアルタイム性を要
求される画像処理装置にあっては、不定期に発生するコ
マンド・ステータスの転送が画像データの転送に割り込
むようになるため、画像データ転送完了時刻を保証する
ことができない。かかるシリアルバスを用いた画像デー
タ転送を利用することは困難であり、従って、画像デー
タ転送専用のパラレルバスを使わざるを得なかった。
度の高速化によってある程度は解決可能である。しかし
ながら、従来のシリアルバスを使用した場合、例えば複
写装置のような、画像データ転送にリアルタイム性を要
求される画像処理装置にあっては、不定期に発生するコ
マンド・ステータスの転送が画像データの転送に割り込
むようになるため、画像データ転送完了時刻を保証する
ことができない。かかるシリアルバスを用いた画像デー
タ転送を利用することは困難であり、従って、画像デー
タ転送専用のパラレルバスを使わざるを得なかった。
【0006】一方、複写装置等の一般にオフィスで使用
される製品に対する占有体積低減の要求は強く、また、
機能向上等の要請から、これらの一般的なオフィス製品
内部に画像データ通信専用のパラレルバスを引き回す余
裕がなくなってきている。
される製品に対する占有体積低減の要求は強く、また、
機能向上等の要請から、これらの一般的なオフィス製品
内部に画像データ通信専用のパラレルバスを引き回す余
裕がなくなってきている。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、コマンド・ステータスとデータ量の比較
的多いカラーの画像データを転送する場合や画像データ
転送を要する複数のジョブの混み合った場合であって
も、シリアルバスを用いて高速にかつ確実に画像データ
転送を実行することができる画像処理装置及び画像処理
システムを提供することを目的とする。
されたもので、コマンド・ステータスとデータ量の比較
的多いカラーの画像データを転送する場合や画像データ
転送を要する複数のジョブの混み合った場合であって
も、シリアルバスを用いて高速にかつ確実に画像データ
転送を実行することができる画像処理装置及び画像処理
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像処理装置は、複数のモジュール間
を、所定数のチャネルに割り当てられる少なくとも一つ
のアイソクロナスパケットと少なくとも1つのアシンク
ロナスパケットとを1転送サイクル内に混在して順次転
送可能な高速シリアルバスにより接続し、前記複数のモ
ジュール間における画像データ転送には前記アイソクロ
ナパケットを割り当てるとともに前記複数のモジュール
間におけるコマンド・ステータス転送にはアシンクロナ
スパケットを割り当てるように構成される画像処理装置
であって、前記画像データ転送を行うモジュールは、当
該画像データ転送を開始するときに前記高速シリアルバ
スの使用権を要求し、前記高速シリアルバスの使用権を
獲得した場合にのみ当該画像データ転送を実行するよう
に構成され、前記画像処理装置は、少なくとも2以上の
モジュールから前記高速シリアルバスの使用権の要求が
発生した場合に、前記少なくとも2以上のモジュールの
中の特定のモジュールに優先的に前記高速シリアルバス
の使用権を与えるアンフェア・アービトレーションを行
うアービタを備えることを特徴とする。
に、請求項1の画像処理装置は、複数のモジュール間
を、所定数のチャネルに割り当てられる少なくとも一つ
のアイソクロナスパケットと少なくとも1つのアシンク
ロナスパケットとを1転送サイクル内に混在して順次転
送可能な高速シリアルバスにより接続し、前記複数のモ
ジュール間における画像データ転送には前記アイソクロ
ナパケットを割り当てるとともに前記複数のモジュール
間におけるコマンド・ステータス転送にはアシンクロナ
スパケットを割り当てるように構成される画像処理装置
であって、前記画像データ転送を行うモジュールは、当
該画像データ転送を開始するときに前記高速シリアルバ
スの使用権を要求し、前記高速シリアルバスの使用権を
獲得した場合にのみ当該画像データ転送を実行するよう
に構成され、前記画像処理装置は、少なくとも2以上の
モジュールから前記高速シリアルバスの使用権の要求が
発生した場合に、前記少なくとも2以上のモジュールの
中の特定のモジュールに優先的に前記高速シリアルバス
の使用権を与えるアンフェア・アービトレーションを行
うアービタを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の画像処理装置は、上記請求項1
記載の画像処理装置において、複数の、画像データ転送
を含むジョブを同時に実行可能であるか否かを判別する
判別手段と、前記判別手段による判別の結果、前記複数
の、画像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であ
る場合は、前記複数のジョブのそれぞれに対して互いに
異なるアイソクロナスパケットを割り当てて、複数のジ
ョブの画像データ転送を同時に実行できるように制御す
る画像データ転送制御手段とを備えることを特徴とす
る。
記載の画像処理装置において、複数の、画像データ転送
を含むジョブを同時に実行可能であるか否かを判別する
判別手段と、前記判別手段による判別の結果、前記複数
の、画像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であ
る場合は、前記複数のジョブのそれぞれに対して互いに
異なるアイソクロナスパケットを割り当てて、複数のジ
ョブの画像データ転送を同時に実行できるように制御す
る画像データ転送制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】請求項3の画像処理装置は、上記請求項1
又は2記載の画像処理装置において、前記アービタは、
直前のサイクルにおいてバス使用権を獲得していたモジ
ュールに対して優先的に、前記高速シリアルバスの使用
権を与えるアンフェア・アービトレーションを行うよう
に構成されることを特徴とする。
又は2記載の画像処理装置において、前記アービタは、
直前のサイクルにおいてバス使用権を獲得していたモジ
ュールに対して優先的に、前記高速シリアルバスの使用
権を与えるアンフェア・アービトレーションを行うよう
に構成されることを特徴とする。
【0011】請求項4の画像処理装置は、上記請求項1
又は2記載の画像処理装置において、前記画像データ転
送を行うモジュールは、前記画像データ転送の開始時に
前記アービタに対してバス確保要求を通知するとともに
前記画像データ転送の終了時に前記アービタに対してバ
ス確保破棄要求を通知可能に構成され、前記アービタ
は、前記バス確保要求を受けてから前記バス確保破棄を
受けるまでの間に当該バス確保要求を通知したモジュー
ルから前記高速シリアルバスの使用権の要求が発生した
場合は、当該モジュールに対して優先的に前記高速シリ
アルバスの使用権を与えるアンフェア・アービトレーシ
ョンを行うように構成されることを特徴とする。
又は2記載の画像処理装置において、前記画像データ転
送を行うモジュールは、前記画像データ転送の開始時に
前記アービタに対してバス確保要求を通知するとともに
前記画像データ転送の終了時に前記アービタに対してバ
ス確保破棄要求を通知可能に構成され、前記アービタ
は、前記バス確保要求を受けてから前記バス確保破棄を
受けるまでの間に当該バス確保要求を通知したモジュー
ルから前記高速シリアルバスの使用権の要求が発生した
場合は、当該モジュールに対して優先的に前記高速シリ
アルバスの使用権を与えるアンフェア・アービトレーシ
ョンを行うように構成されることを特徴とする。
【0012】請求項5の画像処理装置は、上記請求項1
又は2記載の画像処理装置において、前記アイソクロナ
スパケットの内の所定数のパケットはバス確保用チャネ
ルであり、前記バス確保要求を受けたときは、前記バス
確保用チャネルの1つを当該バス確保要求を通知したモ
ジュール専用とするバス確保制御手段を備えることを特
徴とする。
又は2記載の画像処理装置において、前記アイソクロナ
スパケットの内の所定数のパケットはバス確保用チャネ
ルであり、前記バス確保要求を受けたときは、前記バス
確保用チャネルの1つを当該バス確保要求を通知したモ
ジュール専用とするバス確保制御手段を備えることを特
徴とする。
【0013】請求項6の画像処理装置は、上記請求項5
記載の画像処理装置において、前記バス確保制御手段
は、前記バス確保用チャネルが全て使用されている場合
は前記バス確保要求を退けるように構成されることを特
徴とする。
記載の画像処理装置において、前記バス確保制御手段
は、前記バス確保用チャネルが全て使用されている場合
は前記バス確保要求を退けるように構成されることを特
徴とする。
【0014】請求項7の画像処理装置は、上記請求項5
又は6記載の画像処理装置において、前記アービタは、
前記複数のモジュール中のいずれかのモジュール専用と
されていないバス確保用チャネルと、前記バス確保用チ
ャネル以外のアイソクロナスパケットとを、前記フェア
・アービトレーションの対象とするように構成されるこ
とを特徴とする。
又は6記載の画像処理装置において、前記アービタは、
前記複数のモジュール中のいずれかのモジュール専用と
されていないバス確保用チャネルと、前記バス確保用チ
ャネル以外のアイソクロナスパケットとを、前記フェア
・アービトレーションの対象とするように構成されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項8の画像処理装置は、上記請求項1
〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前
記複数のモジュールは、原稿の画像データを読み取る読
取手段を含むことを特徴とする。
〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前
記複数のモジュールは、原稿の画像データを読み取る読
取手段を含むことを特徴とする。
【0016】請求項9の画像処理装置は、上記請求項1
〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前
記複数のモジュールは、画像データを出力する出力手段
を含むことを特徴とする。
〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前
記複数のモジュールは、画像データを出力する出力手段
を含むことを特徴とする。
【0017】請求項10の画像処理装置は、上記請求項
1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記複数のモジュールは、互いに処理速度の異なるモジ
ュールを含み、前記画像処理装置は、前記画像データ転
送に用いる前記アイソクロナスパケットの数を前記処理
速度に応じて変更手段を有することを特徴とする。
1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記複数のモジュールは、互いに処理速度の異なるモジ
ュールを含み、前記画像処理装置は、前記画像データ転
送に用いる前記アイソクロナスパケットの数を前記処理
速度に応じて変更手段を有することを特徴とする。
【0018】請求項11の画像処理装置は、上記請求項
1〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置におい
て、前記複数のモジュールは、互いに処理速度の異なる
モジュールを含み、前記画像データ転送は前記処理速度
の遅いモジュールの処理速度に併せて行われることを特
徴とする。
1〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置におい
て、前記複数のモジュールは、互いに処理速度の異なる
モジュールを含み、前記画像データ転送は前記処理速度
の遅いモジュールの処理速度に併せて行われることを特
徴とする。
【0019】請求項12の画像処理システムは、複数の
画像処理装置間を、所定数のチャネルに割り当てられる
少なくとも一つのアイソクロナスパケットと少なくとも
1つのアシンクロナスパケットとを1転送サイクル内に
混在して順次転送可能な高速シリアルバスにより接続
し、前記複数の画像処理装置間における画像データ転送
には前記アイソクロナパケットを割り当てるとともに前
記複数の画像処理装置間におけるコマンド・ステータス
転送にはアシンクロナスパケットを割り当てるように構
成される画像処理システムであって、前記画像データ転
送を行う画像処理装置は、当該画像データ転送を開始す
るときに前記高速シリアルバスの使用権を要求し、前記
高速シリアルバスの使用権を獲得した場合にのみ当該画
像データ転送を実行するように構成され、前記画像処理
システムは、少なくとも2以上の画像処理装置から前記
高速シリアルバスの使用権の要求が発生した場合に、前
記少なくとも2以上の画像処理装置の中の特定の画像処
理装置に優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与え
るアンフェア・アービトレーションを行うアービタを備
えることを特徴とする。
画像処理装置間を、所定数のチャネルに割り当てられる
少なくとも一つのアイソクロナスパケットと少なくとも
1つのアシンクロナスパケットとを1転送サイクル内に
混在して順次転送可能な高速シリアルバスにより接続
し、前記複数の画像処理装置間における画像データ転送
には前記アイソクロナパケットを割り当てるとともに前
記複数の画像処理装置間におけるコマンド・ステータス
転送にはアシンクロナスパケットを割り当てるように構
成される画像処理システムであって、前記画像データ転
送を行う画像処理装置は、当該画像データ転送を開始す
るときに前記高速シリアルバスの使用権を要求し、前記
高速シリアルバスの使用権を獲得した場合にのみ当該画
像データ転送を実行するように構成され、前記画像処理
システムは、少なくとも2以上の画像処理装置から前記
高速シリアルバスの使用権の要求が発生した場合に、前
記少なくとも2以上の画像処理装置の中の特定の画像処
理装置に優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与え
るアンフェア・アービトレーションを行うアービタを備
えることを特徴とする。
【0020】請求項13の画像処理システムは、上記請
求項12記載の画像処理システムにおいて、複数の、画
像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であるか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別の結
果、前記複数の、画像データ転送を含むジョブを同時に
実行可能である場合は、前記複数のジョブのそれぞれに
対して互いに異なるアイソクロナスパケットを割り当て
て、複数のジョブの画像データ転送を同時に実行できる
ように制御する画像データ転送制御手段とを備えること
を特徴とする。
求項12記載の画像処理システムにおいて、複数の、画
像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であるか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別の結
果、前記複数の、画像データ転送を含むジョブを同時に
実行可能である場合は、前記複数のジョブのそれぞれに
対して互いに異なるアイソクロナスパケットを割り当て
て、複数のジョブの画像データ転送を同時に実行できる
ように制御する画像データ転送制御手段とを備えること
を特徴とする。
【0021】請求項14の画像処理システムは、上記請
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記アービタは、直前のサイクルにおいてバス使用権を獲
得していた画像処理装置に対して優先的に、前記高速シ
リアルバスの使用権を与えるアンフェア・アービトレー
ションを行うように構成されることを特徴とする。
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記アービタは、直前のサイクルにおいてバス使用権を獲
得していた画像処理装置に対して優先的に、前記高速シ
リアルバスの使用権を与えるアンフェア・アービトレー
ションを行うように構成されることを特徴とする。
【0022】請求項15の画像処理システムは、上記請
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記画像データ転送を行う画像処理装置は、前記画像デー
タ転送の開始時に前記アービタに対してバス確保要求を
通知するとともに前記画像データ転送の終了時に前記ア
ービタに対してバス確保破棄要求を通知可能に構成さ
れ、前記アービタは、前記バス確保要求を受けてから前
記バス確保破棄を受けるまでの間に当該バス確保要求を
通知した画像処理装置から前記高速シリアルバスの使用
権の要求が発生した場合は、当該画像処理装置に対して
優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフ
ェア・アービトレーションを行うように構成されること
を特徴とする。
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記画像データ転送を行う画像処理装置は、前記画像デー
タ転送の開始時に前記アービタに対してバス確保要求を
通知するとともに前記画像データ転送の終了時に前記ア
ービタに対してバス確保破棄要求を通知可能に構成さ
れ、前記アービタは、前記バス確保要求を受けてから前
記バス確保破棄を受けるまでの間に当該バス確保要求を
通知した画像処理装置から前記高速シリアルバスの使用
権の要求が発生した場合は、当該画像処理装置に対して
優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフ
ェア・アービトレーションを行うように構成されること
を特徴とする。
【0023】請求項16の画像処理システムは、上記請
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記アイソクロナスパケットの内の所定数のパケットはバ
ス確保用チャネルであり、前記バス確保要求を受けたと
きは、前記バス確保用チャネルの1つを当該バス確保要
求を通知した画像処理装置専用とするバス確保制御手段
を備えることを特徴とする。
求項12又は13記載の画像処理システムにおいて、前
記アイソクロナスパケットの内の所定数のパケットはバ
ス確保用チャネルであり、前記バス確保要求を受けたと
きは、前記バス確保用チャネルの1つを当該バス確保要
求を通知した画像処理装置専用とするバス確保制御手段
を備えることを特徴とする。
【0024】請求項17の画像処理システムは、上記請
求項16記載の画像処理システムにおいて、前記バス確
保制御手段は、前記バス確保用チャネルが全て使用され
ている場合は前記バス確保要求を退けるように構成され
ることを特徴とする。
求項16記載の画像処理システムにおいて、前記バス確
保制御手段は、前記バス確保用チャネルが全て使用され
ている場合は前記バス確保要求を退けるように構成され
ることを特徴とする。
【0025】請求項18の画像処理システムは、上記請
求項15又は16記載の画像処理システムにおいて、前
記アービタは、前記複数のモジュール中のいずれかの画
像処理装置専用とされていないバス確保用チャネルと、
前記バス確保用チャネル以外のアイソクロナスパケット
とを、前記フェア・アービトレーションの対象とするよ
うに構成されることを特徴とする。
求項15又は16記載の画像処理システムにおいて、前
記アービタは、前記複数のモジュール中のいずれかの画
像処理装置専用とされていないバス確保用チャネルと、
前記バス確保用チャネル以外のアイソクロナスパケット
とを、前記フェア・アービトレーションの対象とするよ
うに構成されることを特徴とする。
【0026】請求項19の画像処理システムは、上記請
求項12〜18のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、原稿の画像デ
ータを読み取る読取装置を含むことを特徴とする。
求項12〜18のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、原稿の画像デ
ータを読み取る読取装置を含むことを特徴とする。
【0027】請求項20の画像処理システムは、上記請
求項12〜19のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、画像データを
出力する出力装置を含むことを特徴とする。
求項12〜19のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、画像データを
出力する出力装置を含むことを特徴とする。
【0028】請求項21の画像処理システムは、上記請
求項12〜20のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、互いに処理速
度の異なる画像処理装置を含み、前記画像処理システム
は、前記画像データ転送に用いる前記アイソクロナスパ
ケットの数を前記処理速度に応じて変更手段を有するこ
とを特徴とする。
求項12〜20のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、互いに処理速
度の異なる画像処理装置を含み、前記画像処理システム
は、前記画像データ転送に用いる前記アイソクロナスパ
ケットの数を前記処理速度に応じて変更手段を有するこ
とを特徴とする。
【0029】請求項22の画像処理システムは、上記請
求項12〜21のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、互いに処理速
度の異なる画像処理装置を含み、前記画像データ転送は
前記処理速度の遅い画像処理装置の処理速度に併せて行
われることを特徴とする。
求項12〜21のいずれか1項に記載の画像処理システ
ムにおいて、前記複数の画像処理装置は、互いに処理速
度の異なる画像処理装置を含み、前記画像データ転送は
前記処理速度の遅い画像処理装置の処理速度に併せて行
われることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0031】(第1の実施の形態)まず最初に、本発明
の第1の実施の形態について、図1〜図24を参照して
説明する。
の第1の実施の形態について、図1〜図24を参照して
説明する。
【0032】本実施の形態では、画像処理システムを複
数の画像処理装置(たとえばフィーダ、プリンタ、スキ
ャナ等)により構成し、この複数の画像処理装置間を接
続するディジタルインターフェースとして、IEEE1
394−1995(以下、単に1394シリアルバスと
いう)を採用することを特徴としている。
数の画像処理装置(たとえばフィーダ、プリンタ、スキ
ャナ等)により構成し、この複数の画像処理装置間を接
続するディジタルインターフェースとして、IEEE1
394−1995(以下、単に1394シリアルバスと
いう)を採用することを特徴としている。
【0033】ここで、1394シリアルバスについて説
明する。近年、民生用デジタルVCRやDVDプレーヤ
の登場に伴って、ビデオデータやオーディオデータ等を
リアルタイムで且つ高情報量のデータ転送のサポートが
必要となってきている。このような要求に応えるために
は、ビデオデータやオーディオデータ等をリアルタイム
で転送し、パーソナルコンピュータに取り込んだり、又
はその他のディジタル機器に転送を行うには、必要な転
送機能を備えた高速データ転送可能なインターエースが
必要となる。1394シリアルバスは、かかる観点から
開発されたインターフェースである。
明する。近年、民生用デジタルVCRやDVDプレーヤ
の登場に伴って、ビデオデータやオーディオデータ等を
リアルタイムで且つ高情報量のデータ転送のサポートが
必要となってきている。このような要求に応えるために
は、ビデオデータやオーディオデータ等をリアルタイム
で転送し、パーソナルコンピュータに取り込んだり、又
はその他のディジタル機器に転送を行うには、必要な転
送機能を備えた高速データ転送可能なインターエースが
必要となる。1394シリアルバスは、かかる観点から
開発されたインターフェースである。
【0034】図1は、1394シリアルバスを用いて構
成されるネットワークシステムの一例を示す説明図であ
る。
成されるネットワークシステムの一例を示す説明図であ
る。
【0035】このネットワークシステムは、ディジタル
機器A〜Hを備えており、A−B間、A−C間、B−D
間、D−E間、C−F間、C−G間及びC−H間をそれ
ぞれ1394シリアルバスのツイストペアケーブルで接
続して構成される。これらのディジタル機器A〜Hは、
例えばパーソナルコンピュータ、ディジタルVTR、D
VDプレーヤ、ディジタルカメラ、ハードディスク、モ
ニタ、チューナ等により構成される。
機器A〜Hを備えており、A−B間、A−C間、B−D
間、D−E間、C−F間、C−G間及びC−H間をそれ
ぞれ1394シリアルバスのツイストペアケーブルで接
続して構成される。これらのディジタル機器A〜Hは、
例えばパーソナルコンピュータ、ディジタルVTR、D
VDプレーヤ、ディジタルカメラ、ハードディスク、モ
ニタ、チューナ等により構成される。
【0036】各ディジタル機器A〜H間の接続方式は、
ディジーチェーン方式とノード分岐方式とを混在可能と
したものであり、自由度の高い接続が可能である。
ディジーチェーン方式とノード分岐方式とを混在可能と
したものであり、自由度の高い接続が可能である。
【0037】また、各ディジタル機器A〜Hは、各自固
有のIDを有しており、それぞれが互いに認識しあうこ
とによって、1394シリアルバスで接続された範囲に
おいて、1つのネットワークを構成している。各ディジ
タル機器A〜Hをそれぞれ1本の1394シリアルバス
ケーブルで順次接続するだけで、それぞれの機器が中継
の役割を担い、全体として1つのネットワークを構成す
る。また、1394シリアルバスは、「Plug&Pl
ay機能」、すなわち、ケーブルをその機器に接続した
時点で自動的に機器の認識や接続状況等を認識する機能
を有している。
有のIDを有しており、それぞれが互いに認識しあうこ
とによって、1394シリアルバスで接続された範囲に
おいて、1つのネットワークを構成している。各ディジ
タル機器A〜Hをそれぞれ1本の1394シリアルバス
ケーブルで順次接続するだけで、それぞれの機器が中継
の役割を担い、全体として1つのネットワークを構成す
る。また、1394シリアルバスは、「Plug&Pl
ay機能」、すなわち、ケーブルをその機器に接続した
時点で自動的に機器の認識や接続状況等を認識する機能
を有している。
【0038】又、1394シリアルバスは、図1に示し
たようなシステムにおいて、ネットワークからある機器
が削除されたり、又は新たな機器がネットワークに追加
されたとき等は、自動的にバスリセットを行い、それま
でのネットワーク機能をリセットしてから新たなネット
ワークの再構築を行う。このような機能によって、ネッ
トワークの構成を常時設定し、認識することが可能とな
る。
たようなシステムにおいて、ネットワークからある機器
が削除されたり、又は新たな機器がネットワークに追加
されたとき等は、自動的にバスリセットを行い、それま
でのネットワーク機能をリセットしてから新たなネット
ワークの再構築を行う。このような機能によって、ネッ
トワークの構成を常時設定し、認識することが可能とな
る。
【0039】また、データ転送速度は、100Mbp
s、200Mbps、及び400Mbpsを備えてお
り、上位の転送速度を有する機器が、下位の転送速度を
サポートし、互換を取るようにされている。
s、200Mbps、及び400Mbpsを備えてお
り、上位の転送速度を有する機器が、下位の転送速度を
サポートし、互換を取るようにされている。
【0040】データ転送モードとしては、コントロール
信号等の非同期データ(アシンクロナスデータ)を転送
するアシンクロナス転送モードと、リアルタイムなビデ
オデータやオーディーデータ等の同期データ(アイソク
ロナスデータ)を転送するアイソクロナス転送モードと
がある。アシンクロナスデータ及びアイソクロナスデー
タは、各サイクル(通常1サイクル125マイクロ秒で
ある)の中において、サイクル開始を示すサイクルスタ
ートパケット(以下、「CSP」という)を転送した後
に、アイソクロナスデータの転送をアシンクロナスデー
タの転送より優先しつつ、サイクル内で混在して転送さ
れる。
信号等の非同期データ(アシンクロナスデータ)を転送
するアシンクロナス転送モードと、リアルタイムなビデ
オデータやオーディーデータ等の同期データ(アイソク
ロナスデータ)を転送するアイソクロナス転送モードと
がある。アシンクロナスデータ及びアイソクロナスデー
タは、各サイクル(通常1サイクル125マイクロ秒で
ある)の中において、サイクル開始を示すサイクルスタ
ートパケット(以下、「CSP」という)を転送した後
に、アイソクロナスデータの転送をアシンクロナスデー
タの転送より優先しつつ、サイクル内で混在して転送さ
れる。
【0041】図2は、1394シリアルバスの構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【0042】同図に示すように、1394シリアルバス
は階層(レイヤ)構造からなる。1394シリアルバス
は、ケーブルのコネクタが接続されるコネクタポートの
上にハードウエア部としてのフィジカル・レイヤとリン
ク・レイヤとが位置づけられている。
は階層(レイヤ)構造からなる。1394シリアルバス
は、ケーブルのコネクタが接続されるコネクタポートの
上にハードウエア部としてのフィジカル・レイヤとリン
ク・レイヤとが位置づけられている。
【0043】ハードウエア部は、実質的なインターフェ
ースチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤ
は符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイ
ヤはパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
ースチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤ
は符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイ
ヤはパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
【0044】ファームウエア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、Read、Write、Lockの命令を出す
ものである。マネージメント・レイヤは接続されている
各機器の接続状況やIDの管理を行い、ネットワークの
構成を管理する。
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、Read、Write、Lockの命令を出す
ものである。マネージメント・レイヤは接続されている
各機器の接続状況やIDの管理を行い、ネットワークの
構成を管理する。
【0045】このハードウエアとファームウエアまで
が、実質上の1394シリアルバスの構成である。
が、実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0046】また、ソフトウエア部のアプリケーション
・レイヤは使用するソフトウエアによって異なり、イン
ターフェース上にどのようにデータをのせるか規定する
ものであり、例えば、プリンタやAVCプロトコル等が
規定されている。
・レイヤは使用するソフトウエアによって異なり、イン
ターフェース上にどのようにデータをのせるか規定する
ものであり、例えば、プリンタやAVCプロトコル等が
規定されている。
【0047】以上が1394シリアルバスの構成であ
る。
る。
【0048】図3は、1394シリアルバスにおけるア
ドレス空間を示す図である。1394シリアルバスに接
続された各機器(ノード)には、必ず各ノード固有の、
64ビットアドレスを持たせておく。そして、このアド
レスをROMに格納しておくことにより、自機や通信相
手機器のノードアドレスを常時認識でき、通信相手先を
指定した通信もおこなうことができる。
ドレス空間を示す図である。1394シリアルバスに接
続された各機器(ノード)には、必ず各ノード固有の、
64ビットアドレスを持たせておく。そして、このアド
レスをROMに格納しておくことにより、自機や通信相
手機器のノードアドレスを常時認識でき、通信相手先を
指定した通信もおこなうことができる。
【0049】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10ビットがバスの番号の指定用に、
次の6ビットがノードID番号の指定用に使用される。
又、残りの4ビットは機器に与えられているアドレス幅
になり、それぞれ固有のアドレス空間として使用するこ
とができる。最後の28ビットは、固有データの領域と
して、各機器の識別や使用条件等の所定の情報が格納さ
れる。
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10ビットがバスの番号の指定用に、
次の6ビットがノードID番号の指定用に使用される。
又、残りの4ビットは機器に与えられているアドレス幅
になり、それぞれ固有のアドレス空間として使用するこ
とができる。最後の28ビットは、固有データの領域と
して、各機器の識別や使用条件等の所定の情報が格納さ
れる。
【0050】以上が1394シリアルバスの技術の概要
である。
である。
【0051】つぎに、1394シリアルバスの特徴とい
える技術について、より詳細に説明する。
える技術について、より詳細に説明する。
【0052】図4は、1394シリアルバス・ケーブル
の電気的仕様について説明するためのケーブル断面図で
ある。
の電気的仕様について説明するためのケーブル断面図で
ある。
【0053】同図に示すように、1394シリアルバス
は、接続ケーブル内に6ピン、即ち信号線シールドされ
た2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインが設け
られている。これにより、電源を有していない機器や、
故障により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能と
なっている。
は、接続ケーブル内に6ピン、即ち信号線シールドされ
た2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインが設け
られている。これにより、電源を有していない機器や、
故障により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能と
なっている。
【0054】電源ライン内を流れる電源電圧は8〜40
V、最大電流はDC1.5Aと規定されている。なお、
DVケーブルと呼ばれる規格では、電源を省いた4ピン
で構成される。
V、最大電流はDC1.5Aと規定されている。なお、
DVケーブルと呼ばれる規格では、電源を省いた4ピン
で構成される。
【0055】次に、DS(Data/Strobe)−
Link符号化について説明する。図5は、1394シ
リアルバスで採用されているデータ転送フォーマットで
あるDS−Link符号化方式を説明するための説明図
である。
Link符号化について説明する。図5は、1394シ
リアルバスで採用されているデータ転送フォーマットで
あるDS−Link符号化方式を説明するための説明図
である。
【0056】DS−Link符号化方式は、高速なシリ
アルデータ通信に適した方式であり、その構成は2本の
信号線を必要とする。より対線のうち1本に主となるデ
ータが送られ、他方のより対線にストローブ信号が送ら
れるように構成される。受信側では、この通信されるデ
ータと、ストローブ信号との排他的論理和をとることに
より、クロックが再現される。
アルデータ通信に適した方式であり、その構成は2本の
信号線を必要とする。より対線のうち1本に主となるデ
ータが送られ、他方のより対線にストローブ信号が送ら
れるように構成される。受信側では、この通信されるデ
ータと、ストローブ信号との排他的論理和をとることに
より、クロックが再現される。
【0057】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、8/10B変換に比較して転送効率が高
いこと、PLL回路が不要となるのでコントローラLS
Iの回路規模を小さくできること、転送すべきデータが
ない場合にはアイドル状態であることを示す情報を送る
必要がないので各機器のトランシーバ回路をスリープ状
態にすることができ、これにより消費電力の低減を図る
ことが出来ること、等を挙げることが出来る。
リットとして、8/10B変換に比較して転送効率が高
いこと、PLL回路が不要となるのでコントローラLS
Iの回路規模を小さくできること、転送すべきデータが
ない場合にはアイドル状態であることを示す情報を送る
必要がないので各機器のトランシーバ回路をスリープ状
態にすることができ、これにより消費電力の低減を図る
ことが出来ること、等を挙げることが出来る。
【0058】つぎに、バスリセットのシーケンスについ
て説明する。1394シリアルバスでは、接続されてい
る各機器(ノード)にはノードIDが与えられ、ネット
ワーク構成として認識されている。
て説明する。1394シリアルバスでは、接続されてい
る各機器(ノード)にはノードIDが与えられ、ネット
ワーク構成として認識されている。
【0059】このネットワーク構成に変化があったと
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要がある場合は、変化を検
知した各ノードがバス上にバスリセット信号を送出し、
これにより新たなネットワーク構成を認識するモードが
実行される。
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要がある場合は、変化を検
知した各ノードがバス上にバスリセット信号を送出し、
これにより新たなネットワーク構成を認識するモードが
実行される。
【0060】このときの各ノードの検知方法は、139
4ボート基板上でのバイアス電圧の変化を検知すること
によって行われる。すなわち、あるノードからバスリセ
ット信号を受けると同時に、リンクレイヤにバスリセッ
トの発生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号
を送出することが繰り返され、最終的に全てのノードに
よりバスリセット信号が検知された後、バスリセットが
起動される。
4ボート基板上でのバイアス電圧の変化を検知すること
によって行われる。すなわち、あるノードからバスリセ
ット信号を受けると同時に、リンクレイヤにバスリセッ
トの発生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号
を送出することが繰り返され、最終的に全てのノードに
よりバスリセット信号が検知された後、バスリセットが
起動される。
【0061】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿やネットワーク異常等のハード検出によって起動
することができ、また、プロトコルからのホスト制御等
からフィジカルレイヤに直接命令を出すことによっても
起動する。
ル抜挿やネットワーク異常等のハード検出によって起動
することができ、また、プロトコルからのホスト制御等
からフィジカルレイヤに直接命令を出すことによっても
起動する。
【0062】また、バスリセットが起動すると、データ
転送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、
終了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
転送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、
終了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0063】図6は、実際のネットワークにおけるノー
ドID決定動作を模式的に示す説明図である。
ドID決定動作を模式的に示す説明図である。
【0064】ここで、(ルート)ノードBの下位にはノ
ードAとノードCとが直接接続され、更にノードCの下
位にはノードDが直接接続され、更にノードDの下位に
はノードEとノードFとが直接接続された階層構造にな
っている。同図中、符号「c」が付されているポートは
「子」のノードに相当するポートであり、符号「p」は
付されているポートは「親」のノードに相当するポート
である。また、2以上のポートにノード接続があるポー
トを「ブランチ」と称し、1つのポートにのみノード接
続があるポートを「リーフ」と称する。
ードAとノードCとが直接接続され、更にノードCの下
位にはノードDが直接接続され、更にノードDの下位に
はノードEとノードFとが直接接続された階層構造にな
っている。同図中、符号「c」が付されているポートは
「子」のノードに相当するポートであり、符号「p」は
付されているポートは「親」のノードに相当するポート
である。また、2以上のポートにノード接続があるポー
トを「ブランチ」と称し、1つのポートにのみノード接
続があるポートを「リーフ」と称する。
【0065】同図において、バスリセットがされると、
まず各ノードの接続状況を認識するために、各ノードの
直接接続されているポート間において、親子関係の宣言
がなされる。この「親子」とは、階層構造における上位
・下位関係をいい、親側が階層構造において上位であ
り、子側が階層構造において下位である。
まず各ノードの接続状況を認識するために、各ノードの
直接接続されているポート間において、親子関係の宣言
がなされる。この「親子」とは、階層構造における上位
・下位関係をいい、親側が階層構造において上位であ
り、子側が階層構造において下位である。
【0066】バスリセット後、最初に親子関係の宣言を
行ったのがノードAであるとする。すなわち、基本的に
1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)から親
子関係の宣言を行うことができる。これは、自分には1
ポートの接続のみということをまず知ることができるか
らであり、これによってネットワークの端であることを
自分で認識し、その中でより早く動作を行ったノードか
ら親子関係が決定されていき、親子関係の宣言を行った
側(例えば、A−B間ではノードA)のポートが「子」
と認定され、相手側のポートが「親」と認定される。こ
のようにして、ノードA−B間、ノードE−D間及びノ
ードF−D間で親子関係がそれぞれ「子−親」と決定さ
れる。
行ったのがノードAであるとする。すなわち、基本的に
1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)から親
子関係の宣言を行うことができる。これは、自分には1
ポートの接続のみということをまず知ることができるか
らであり、これによってネットワークの端であることを
自分で認識し、その中でより早く動作を行ったノードか
ら親子関係が決定されていき、親子関係の宣言を行った
側(例えば、A−B間ではノードA)のポートが「子」
と認定され、相手側のポートが「親」と認定される。こ
のようにして、ノードA−B間、ノードE−D間及びノ
ードF−D間で親子関係がそれぞれ「子−親」と決定さ
れる。
【0067】更に1階層上がって、複数個の接続を有す
るノード(ブランチ)のうち、他のノードからの親子関
係の宣言を受けたものから順次、更に上位に親子関係の
宣言が行われる。すなわち、D−E間及びD−F間の親
子関係が決定された後、ノードCに対する親子関係がノ
ードDにおいて宣言され、その結果ノードD−C間の親
子関係は「子−親」と決定される。
るノード(ブランチ)のうち、他のノードからの親子関
係の宣言を受けたものから順次、更に上位に親子関係の
宣言が行われる。すなわち、D−E間及びD−F間の親
子関係が決定された後、ノードCに対する親子関係がノ
ードDにおいて宣言され、その結果ノードD−C間の親
子関係は「子−親」と決定される。
【0068】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう1つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行っている。これによって、
ノードC−B間の親子関係は「子−親」と決定される。
ードCは、もう1つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行っている。これによって、
ノードC−B間の親子関係は「子−親」と決定される。
【0069】このようにして、図6のような階層構造が
構成され、最終的に接続されている全てのポートにおい
て親となったノードBが、ルートノードと決定される。
ルートノードとは、1つのネットワーク構成中に一つし
か存在しないものである。
構成され、最終的に接続されている全てのポートにおい
て親となったノードBが、ルートノードと決定される。
ルートノードとは、1つのネットワーク構成中に一つし
か存在しないものである。
【0070】なお、図6においてノードBがルートノー
ドと決定されたが、例えばノードAから親子関係宣言を
受けたノードBが、他のノードに対して親子関係宣言を
早いタイミングで行っていれば、ルートノードは他のノ
ードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝達され
るタイミングによってはどのノードもルートノードとな
る可能性があり、々ネットワーク構成でもルートノード
は一定とは限られない。
ドと決定されたが、例えばノードAから親子関係宣言を
受けたノードBが、他のノードに対して親子関係宣言を
早いタイミングで行っていれば、ルートノードは他のノ
ードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝達され
るタイミングによってはどのノードもルートノードとな
る可能性があり、々ネットワーク構成でもルートノード
は一定とは限られない。
【0071】ルートノードが決定されると、次は各ノー
ドIDを決定するモードに入る。ここでは、全てのノー
ドが、決定された自分のノードIDを他の全てのノード
に通知する(ブロードキャスト機能)。
ドIDを決定するモードに入る。ここでは、全てのノー
ドが、決定された自分のノードIDを他の全てのノード
に通知する(ブロードキャスト機能)。
【0072】自己ID情報は、自分のノードID番号、
接続されている位置の情報、有しているポート数、接続
のあるポート数、各ポートの親子関係等の情報を含んで
いる。
接続されている位置の情報、有しているポート数、接続
のあるポート数、各ポートの親子関係等の情報を含んで
いる。
【0073】ノードID番号の割り振りの手順として、
まず、1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)
から起動することができ、この中から順にノード番号が
「0」、「1」、……と割り振られる。
まず、1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)
から起動することができ、この中から順にノード番号が
「0」、「1」、……と割り振られる。
【0074】ノードID番号が決定されたノードは、そ
のノードID番号を含む情報をブロードキャストで各ノ
ードに送信する。これにより、そのノードID番号は
「割り当て済み」であることが認識される。
のノードID番号を含む情報をブロードキャストで各ノ
ードに送信する。これにより、そのノードID番号は
「割り当て済み」であることが認識される。
【0075】全てのリーフが自己のノードID番号を取
得すると、次はブランチに対して、リーフに引き続いた
ノードID番号が割り当てられる。すなわち、リーフの
場合と同様に、ノードID番号が割り当てられたブラン
チから順次ノードID番号を含む自己ID情報がブロー
ドキャストされ、最後にルートノードの自己ID情報が
ブロードキャストされる。従って、常に、ルートは最大
のノードID番号を所有する。
得すると、次はブランチに対して、リーフに引き続いた
ノードID番号が割り当てられる。すなわち、リーフの
場合と同様に、ノードID番号が割り当てられたブラン
チから順次ノードID番号を含む自己ID情報がブロー
ドキャストされ、最後にルートノードの自己ID情報が
ブロードキャストされる。従って、常に、ルートは最大
のノードID番号を所有する。
【0076】以上のようにして、階層構造全体のノード
ID番号の割り当てが終了し、ネットワーク構成の再構
築が行われ、バスの初期化作業が完了する。
ID番号の割り当てが終了し、ネットワーク構成の再構
築が行われ、バスの初期化作業が完了する。
【0077】次に、アービトレーションについて説明す
る。
る。
【0078】1394シリアルバスでは、データ転送に
先だって必ずバス使用権のアービトレーション(調停)
が行われる。1394シリアルバスは個別に接続された
各機器が、転送された信号をそれぞれ中継することによ
って、ネットワーク内のすべての機器に同信号を伝える
ように、論理的なバス型ネットワークであるので、パケ
ットの衝突を防ぐ意味でアービトレーションは必要であ
る。これにより、ある時間にはたった一つのノードのみ
転送を行うことができる。
先だって必ずバス使用権のアービトレーション(調停)
が行われる。1394シリアルバスは個別に接続された
各機器が、転送された信号をそれぞれ中継することによ
って、ネットワーク内のすべての機器に同信号を伝える
ように、論理的なバス型ネットワークであるので、パケ
ットの衝突を防ぐ意味でアービトレーションは必要であ
る。これにより、ある時間にはたった一つのノードのみ
転送を行うことができる。
【0079】図7は、アービトレーションを説明するた
めの説明図であり、図7(a)はバス使用権の要求時を
示す図であり、図7(b)はバス使用許可時を示す図で
ある。
めの説明図であり、図7(a)はバス使用権の要求時を
示す図であり、図7(b)はバス使用許可時を示す図で
ある。
【0080】アービトレーションが始まると、1つ若し
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図7(a)のノードCとノード
Fがバス使用権の要求を発しているノードである。ノー
ドFの要求を受けた親ノード(図7においてはノード
A)は、更に親ノード(図7においてはノードB)に向
かってバス使用権の要求を発する(中継する)。この要
求は最終的に調停を行うルートに届けられる。
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図7(a)のノードCとノード
Fがバス使用権の要求を発しているノードである。ノー
ドFの要求を受けた親ノード(図7においてはノード
A)は、更に親ノード(図7においてはノードB)に向
かってバス使用権の要求を発する(中継する)。この要
求は最終的に調停を行うルートに届けられる。
【0081】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決定する。この調停作
業はルートノードのみが行えるものであり、調停によっ
て勝ったノードにはバスの使用許可が与えられる。図7
(b)では、ノードCに使用許可が与えられ、ノードF
の使用は拒否されている。
のノードにバスを使用させるかを決定する。この調停作
業はルートノードのみが行えるものであり、調停によっ
て勝ったノードにはバスの使用許可が与えられる。図7
(b)では、ノードCに使用許可が与えられ、ノードF
の使用は拒否されている。
【0082】ルートノードは、アービトレーションに負
けたノードに対しては、DP(DataPrefix) パケット
を送り、拒否されたことを通知する。拒否されたノード
のバス使用要求は、次回のアービトレーションまで待た
されることになる。
けたノードに対しては、DP(DataPrefix) パケット
を送り、拒否されたことを通知する。拒否されたノード
のバス使用要求は、次回のアービトレーションまで待た
されることになる。
【0083】以上のようにしてアービトレーションに勝
ってバスの使用許可を取得したノードは、その後データ
の転送を開始することができる。
ってバスの使用許可を取得したノードは、その後データ
の転送を開始することができる。
【0084】ここで、アシンクロナス(Asynchr
onous;非同期)転送について説明する。
onous;非同期)転送について説明する。
【0085】図8は、アシンクロナス転送における時間
的な遷移状態を示す図である。
的な遷移状態を示す図である。
【0086】同図において、最初のサブアクション・ギ
ャップは、バスのアイドル状態を示している。このアイ
ドル時間が一定値になった時点で、転送を希望するノー
ドはバスが使用できると判断して、バス使用権取得のた
めのアービトレーションを実行する。
ャップは、バスのアイドル状態を示している。このアイ
ドル時間が一定値になった時点で、転送を希望するノー
ドはバスが使用できると判断して、バス使用権取得のた
めのアービトレーションを実行する。
【0087】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次に、データの転送がパケット形式で実行され
る。データ転送後、受信したノードは転送されたデータ
に対する受信結果の受信確認用返送コード(ACK)を
ACKギャップという短いギャップの後に返送するか、
又は応答パケットを返送することにより、データ転送が
完了する。
ると、次に、データの転送がパケット形式で実行され
る。データ転送後、受信したノードは転送されたデータ
に対する受信結果の受信確認用返送コード(ACK)を
ACKギャップという短いギャップの後に返送するか、
又は応答パケットを返送することにより、データ転送が
完了する。
【0088】ACKは4ビットの情報と4ビットのチェ
ックサムとからなり、データ転送が成功したか、ビジー
状態であるか、又はペンディング状態であるかを示す情
報を含み、すぐに送信元ノードに返送される。
ックサムとからなり、データ転送が成功したか、ビジー
状態であるか、又はペンディング状態であるかを示す情
報を含み、すぐに送信元ノードに返送される。
【0089】図9は、アシンクロナス転送のパケットフ
ォーマットの一例を示す説明図である。
ォーマットの一例を示す説明図である。
【0090】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にヘッダ部があり、そのヘッダ部には
図9に示したような目的ノードID、ソースノードI
D、転送データ長さや各種コードなどが書き込まれてい
る。
データCRCの他にヘッダ部があり、そのヘッダ部には
図9に示したような目的ノードID、ソースノードI
D、転送データ長さや各種コードなどが書き込まれてい
る。
【0091】また、アシンクロナス転送は、自己ノード
から相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノード
から送出されたパケットは、ネットワーク中の各ノード
に行き渡るが、自分宛のアドレス以外のパケットは無視
されるので、転送宛先である1つのノードのみがパケッ
トを読み込むことになる。
から相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノード
から送出されたパケットは、ネットワーク中の各ノード
に行き渡るが、自分宛のアドレス以外のパケットは無視
されるので、転送宛先である1つのノードのみがパケッ
トを読み込むことになる。
【0092】次に、アイソクロナス(Isochron
ous;同期)転送について説明する。
ous;同期)転送について説明する。
【0093】1394シリアルバスの最大の特徴である
ともいえるアイソクロナス転送は、特に映像データや音
声データといったマルチメディアデータなど、リアルタ
イムな転送を必要とするデータの転送に適した転送モー
ドである。
ともいえるアイソクロナス転送は、特に映像データや音
声データといったマルチメディアデータなど、リアルタ
イムな転送を必要とするデータの転送に適した転送モー
ドである。
【0094】また、アシンクロナス転送が1対1の転送
であったのに対し、このアイソクロナス転送は、ブロー
ドキャスト転送によって、転送元の1つのノードから他
の全てのノードへ一様に転送される。
であったのに対し、このアイソクロナス転送は、ブロー
ドキャスト転送によって、転送元の1つのノードから他
の全てのノードへ一様に転送される。
【0095】図10は、アイソクロナス転送における時
間的な遷移状態を示す図である。
間的な遷移状態を示す図である。
【0096】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125マイク
ロ秒である。この各1サイクルの開始時間を示し、各ノ
ードの時間調整を行う役割を担っているのがサイクル・
スタート・パケットである。サイクル・スタート・パケ
ットを送信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノー
ドであり、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のア
イドル期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サ
イクルの開始を告げるサイクル・スタート・パケットを
送信する。つまり、このサイクル・スタート・パケット
が送信される時間間隔が125マイクロ秒である。
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125マイク
ロ秒である。この各1サイクルの開始時間を示し、各ノ
ードの時間調整を行う役割を担っているのがサイクル・
スタート・パケットである。サイクル・スタート・パケ
ットを送信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノー
ドであり、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のア
イドル期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サ
イクルの開始を告げるサイクル・スタート・パケットを
送信する。つまり、このサイクル・スタート・パケット
が送信される時間間隔が125マイクロ秒である。
【0097】また、図10にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、各パケットを区別して転送することができ
る。これにより同時に複数ノード間でリアルタイムな転
送が可能であり、また、受信するノードでは自分が欲し
いチャネルIDのデータのみを取り込むことができる。
このチャネルIDは送信先のアドレスを表すものではな
く、データに対する論理的な番号を与えているにすぎな
い。よって、あるパケットの送信は1つの送信元ノード
から他の全てのノードに行き渡る、ブロードキャストで
転送されることになる。
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、各パケットを区別して転送することができ
る。これにより同時に複数ノード間でリアルタイムな転
送が可能であり、また、受信するノードでは自分が欲し
いチャネルIDのデータのみを取り込むことができる。
このチャネルIDは送信先のアドレスを表すものではな
く、データに対する論理的な番号を与えているにすぎな
い。よって、あるパケットの送信は1つの送信元ノード
から他の全てのノードに行き渡る、ブロードキャストで
転送されることになる。
【0098】アイソクロナス転送のパケット転送に先だ
って、アシンクロナス転送同様、アービトレーションが
行われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1
の通信ではないので、アイソクロナス転送においてはA
CKが存在しない。
って、アシンクロナス転送同様、アービトレーションが
行われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1
の通信ではないので、アイソクロナス転送においてはA
CKが存在しない。
【0099】また、図10に示したアイソクロナス・ギ
ャップ(Iso Gap)とは、アイソクロナス転送を
行う前にバスが空き状態であると認識するために必要な
アイドル期間を表している。この所定のアイドル期間を
経過すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバ
スが空いていると判断して、転送前のアービトレーショ
ンを行う。
ャップ(Iso Gap)とは、アイソクロナス転送を
行う前にバスが空き状態であると認識するために必要な
アイドル期間を表している。この所定のアイドル期間を
経過すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバ
スが空いていると判断して、転送前のアービトレーショ
ンを行う。
【0100】図11は、アイソクロナス転送のパケット
フォーマットの一例を示す説明図である。
フォーマットの一例を示す説明図である。
【0101】各チャネルに分かれた各種のパケットに
は、それぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの
他にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図11に示した
ような転送データ長さやチャネルID、その他各種コー
ド及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれてい
る。
は、それぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの
他にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図11に示した
ような転送データ長さやチャネルID、その他各種コー
ド及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれてい
る。
【0102】次に、バス・サイクルについて説明する。
【0103】実際の1394シリアルバス上の転送で
は、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送は混在
できる。図12は、アイソクロナス転送とアシンクロナ
ス転送が混在した場合の、バス上の転送状態の時間的な
遷移の様子を示す図である。
は、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送は混在
できる。図12は、アイソクロナス転送とアシンクロナ
ス転送が混在した場合の、バス上の転送状態の時間的な
遷移の様子を示す図である。
【0104】アイソクロナス転送は、アシンクロナス転
送より優先して実行される。その理由は、サイクル・ス
タート・パケットの後にアシンクロナス転送を起動する
ために必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクショ
ン・ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナス
・ギャップ)で、アイソクロナス転送が起動されるから
である。従って、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることになる。
送より優先して実行される。その理由は、サイクル・ス
タート・パケットの後にアシンクロナス転送を起動する
ために必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクショ
ン・ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナス
・ギャップ)で、アイソクロナス転送が起動されるから
である。従って、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることになる。
【0105】図12に示した一般的なバスサイクルにお
いて、m番目のサイクル(サイクル#m)のスタート時
にサイクル・スタート・パケットがサイクルマスタから
各ノードに転送される。これによって、各ノードで時刻
調整が行われ、所定のアイドル期間(アイソクロナス・
ギャップ)を待ってからアイソクロナス転送を行うべき
ノードはアービトレーションを行い、パケット転送に入
る。図12では、チャネルeとチャネルsとチャネルk
とが順にアイソクロナス転送されている。
いて、m番目のサイクル(サイクル#m)のスタート時
にサイクル・スタート・パケットがサイクルマスタから
各ノードに転送される。これによって、各ノードで時刻
調整が行われ、所定のアイドル期間(アイソクロナス・
ギャップ)を待ってからアイソクロナス転送を行うべき
ノードはアービトレーションを行い、パケット転送に入
る。図12では、チャネルeとチャネルsとチャネルk
とが順にアイソクロナス転送されている。
【0106】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を与えられているチャネル分繰り返し行った
後、m番目のサイクル(サイクル#m)におけるアイソ
クロナス転送が全て終了すると、アシンクロナス転送を
行うことができるようになる。また、アイドル時間がア
シンクロナス転送が可能なサブアクション・ギャップに
達することによって、アシンクロナス転送を行いたいノ
ードは、アービトレーションの実行に移ることができる
と判断する。
までの動作を与えられているチャネル分繰り返し行った
後、m番目のサイクル(サイクル#m)におけるアイソ
クロナス転送が全て終了すると、アシンクロナス転送を
行うことができるようになる。また、アイドル時間がア
シンクロナス転送が可能なサブアクション・ギャップに
達することによって、アシンクロナス転送を行いたいノ
ードは、アービトレーションの実行に移ることができる
と判断する。
【0107】ただし、アシンクロナス転送を行うことが
できる期間は、アイソクロナス転送終了後から、次のサ
イクル・スタート・パケットを転送すべき時間(Cyc
leSynch)までの間にアシンクロナス転送を起動
するためのサブアクション・ギャップが得られた場合に
限られる。
できる期間は、アイソクロナス転送終了後から、次のサ
イクル・スタート・パケットを転送すべき時間(Cyc
leSynch)までの間にアシンクロナス転送を起動
するためのサブアクション・ギャップが得られた場合に
限られる。
【0108】図12のm番目のサイクル(サイクル#
m)では、3つのチャネル分のアイソクロナス転送がま
ず行われ、その後、2パケット(パケット1及びパケッ
ト2)分のアシンクロナス転送(ACKを含む)が行わ
れている。このアシンクロナスパケット2の後は、m+
1番目のサイクル(サイクル#m+1)をスタートすべ
き時間(Cycle Synch)に至るので、m番目
のサイクル(サイクル#m)の転送はここで終了され
る。
m)では、3つのチャネル分のアイソクロナス転送がま
ず行われ、その後、2パケット(パケット1及びパケッ
ト2)分のアシンクロナス転送(ACKを含む)が行わ
れている。このアシンクロナスパケット2の後は、m+
1番目のサイクル(サイクル#m+1)をスタートすべ
き時間(Cycle Synch)に至るので、m番目
のサイクル(サイクル#m)の転送はここで終了され
る。
【0109】ただし、非同期又は同期転送動作中に次の
サイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(Cy
cle Synch)に至ったとしたら、無理に中断せ
ず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってから
次のサイクルのサイクル・スタート・パケットが送信さ
れる。すなわち、1つのサイクルが125マイクロ秒以
上継続したときは、その分次のサイクルは基準の125
マイクロ秒より短縮されることになる。このように、ア
イソクロナス・サイクルは、125マイクロ秒を基準に
超過・短縮しうるものである。
サイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(Cy
cle Synch)に至ったとしたら、無理に中断せ
ず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってから
次のサイクルのサイクル・スタート・パケットが送信さ
れる。すなわち、1つのサイクルが125マイクロ秒以
上継続したときは、その分次のサイクルは基準の125
マイクロ秒より短縮されることになる。このように、ア
イソクロナス・サイクルは、125マイクロ秒を基準に
超過・短縮しうるものである。
【0110】しかし、アイソクロナス転送は、リアルタ
イム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず
実行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮さ
れたことによって次以降のサイクルにまわされることも
ある。
イム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず
実行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮さ
れたことによって次以降のサイクルにまわされることも
ある。
【0111】このような遅延情報も、上述したサイクル
・マスタにより管理される。
・マスタにより管理される。
【0112】ここで、上述したノードID決定手順につ
いて説明する。バスリセットの後、各ノードは新しいネ
ットワーク構成を構築するために、各ノードにノードI
D番号を与える動作に入る。図13は、バスリセットか
らノードID番号が決定されてデータ転送が可能となる
までの一連のバスの動作を示すフローチャートである。
いて説明する。バスリセットの後、各ノードは新しいネ
ットワーク構成を構築するために、各ノードにノードI
D番号を与える動作に入る。図13は、バスリセットか
らノードID番号が決定されてデータ転送が可能となる
までの一連のバスの動作を示すフローチャートである。
【0113】ネットワーク内のバスリセットの発生は常
時監視されており、ノードの電源のON/OFF等によ
りバスリセットが発生したか否かが判別される(ステッ
プS101)。この判別はバスリセットの発生が判別さ
れるまで繰り返される。ステップS101で、バスリセ
ットが発生したことが判別されると、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たな、ネットワークの接続状
況を知るために、直接接続されている各ノード間におい
て親子関係の宣言がなされる(ステップS102)。全
てのノード間において親子関係が宣言されたか否かが判
別され(ステップS103)、まだ全てのノード間で親
子関係が宣言されていない場合は、ステップS102及
びステップS103が繰り返される。
時監視されており、ノードの電源のON/OFF等によ
りバスリセットが発生したか否かが判別される(ステッ
プS101)。この判別はバスリセットの発生が判別さ
れるまで繰り返される。ステップS101で、バスリセ
ットが発生したことが判別されると、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たな、ネットワークの接続状
況を知るために、直接接続されている各ノード間におい
て親子関係の宣言がなされる(ステップS102)。全
てのノード間において親子関係が宣言されたか否かが判
別され(ステップS103)、まだ全てのノード間で親
子関係が宣言されていない場合は、ステップS102及
びステップS103が繰り返される。
【0114】ステップS103の判別で、全てのノード
間における親子関係が宣言されると、1つのルートが決
定される(ステップS104)。そして、各ノードにノ
ードID番号を与えるための設定作業が行われる(ステ
ップS105)。
間における親子関係が宣言されると、1つのルートが決
定される(ステップS104)。そして、各ノードにノ
ードID番号を与えるための設定作業が行われる(ステ
ップS105)。
【0115】そして、全てのノードにノードID番号が
設定されたか否かが判別され(ステップS106)、未
だ全てのノードに設定されていない場合は、上述したよ
うな所定のノード順序で、全てのノードにノードID番
号が与えられるまでステップS105の手順が繰り返し
行われる。また、ステップS106の判別で、全てのノ
ードにノードID番号が設定された場合は、新しいネッ
トワーク構成が全てノードにおいて認識されるようにな
ったので、ノード間のデータ転送が可能な状態になり
(ステップS107)、データ転送が開始される。
設定されたか否かが判別され(ステップS106)、未
だ全てのノードに設定されていない場合は、上述したよ
うな所定のノード順序で、全てのノードにノードID番
号が与えられるまでステップS105の手順が繰り返し
行われる。また、ステップS106の判別で、全てのノ
ードにノードID番号が設定された場合は、新しいネッ
トワーク構成が全てノードにおいて認識されるようにな
ったので、ノード間のデータ転送が可能な状態になり
(ステップS107)、データ転送が開始される。
【0116】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101以降の処理
が再開される。
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101以降の処理
が再開される。
【0117】図14は、図13に示したバスリセット検
出(ステップS101)からルート決定(ステップS1
04)までの手順をより詳細に示すフローチャートであ
る。
出(ステップS101)からルート決定(ステップS1
04)までの手順をより詳細に示すフローチャートであ
る。
【0118】まず、バスリセットが発生したか否かが判
別され(ステップS201)、発生していない場合は、
バスリセット発生まで待機状態となる。ステップS20
1の判別で、バスリセットが発生すると、ネットワーク
構成は一旦リセットされる。
別され(ステップS201)、発生していない場合は、
バスリセット発生まで待機状態となる。ステップS20
1の判別で、バスリセットが発生すると、ネットワーク
構成は一旦リセットされる。
【0119】次に、ステップS202として、リセット
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
段階として、各機器にリーフ(ノード)であることを示
すフラグFLを立てておき(ステップS202)、更
に、各機器において各々が有するポートのうち、他のノ
ードと接続されているポートの数が確認される(ステッ
プS203)。
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
段階として、各機器にリーフ(ノード)であることを示
すフラグFLを立てておき(ステップS202)、更
に、各機器において各々が有するポートのうち、他のノ
ードと接続されているポートの数が確認される(ステッ
プS203)。
【0120】そして、親子関係の宣言を開始するため
に、未定義(親子関係が決定されていない)ポートの数
が調べられる(ステップS204)。なお、バスリセッ
トの直後はポート数=未定義ポート数であるが、親子関
係が決定されていくに従って、ステップS204で検知
される未定義ポートの数は変化していく。
に、未定義(親子関係が決定されていない)ポートの数
が調べられる(ステップS204)。なお、バスリセッ
トの直後はポート数=未定義ポート数であるが、親子関
係が決定されていくに従って、ステップS204で検知
される未定義ポートの数は変化していく。
【0121】バスリセットの直後に初めに親子関係の宣
言を行うことができるのはリーフに限られている。リー
フであるか否かはステップS203におけるポート数で
確認することができる。すなわち、リーフである場合は
最初の未定義ポート数は「1」であるから、ステップS
205において、接続されているノードに対して「自分
は子、接続相手は親」とする親子関係を宣言して、動作
を終了する。
言を行うことができるのはリーフに限られている。リー
フであるか否かはステップS203におけるポート数で
確認することができる。すなわち、リーフである場合は
最初の未定義ポート数は「1」であるから、ステップS
205において、接続されているノードに対して「自分
は子、接続相手は親」とする親子関係を宣言して、動作
を終了する。
【0122】また、ステップS203において確認され
たポート数が複数であり自分がブランチであると認識し
たノードは、バスリセットの直後はステップS204で
未定義ポート数>1であるから、フラグFLにブランチ
であることを示すフラグを立て(ステップS206)、
その後、自分が接続されているリーフからの親子宣言で
「親」を受け付ける(ステップS207)。
たポート数が複数であり自分がブランチであると認識し
たノードは、バスリセットの直後はステップS204で
未定義ポート数>1であるから、フラグFLにブランチ
であることを示すフラグを立て(ステップS206)、
その後、自分が接続されているリーフからの親子宣言で
「親」を受け付ける(ステップS207)。
【0123】リーフにより親子関係の宣言が行われ、ス
テップS207においてその宣言を受け付けたブランチ
は、ステップS204の未定義ポート数の確認を行い、
未定義ポート数が「1」になっていれば、残っているポ
ートに接続されているノードに対して、ステップS20
5の「自分が子」の宣言をすることが可能になる。
テップS207においてその宣言を受け付けたブランチ
は、ステップS204の未定義ポート数の確認を行い、
未定義ポート数が「1」になっていれば、残っているポ
ートに接続されているノードに対して、ステップS20
5の「自分が子」の宣言をすることが可能になる。
【0124】なお、2回目以降であっても、ステップS
204で未定義ポート数が2以上あるブランチに対して
は、その確認の度にステップS207でリーフ又は他の
ブランチからの「親」の受付をすることになる。
204で未定義ポート数が2以上あるブランチに対して
は、その確認の度にステップS207でリーフ又は他の
ブランチからの「親」の受付をすることになる。
【0125】最終的に、いずれか1つのブランチ又は例
外的にリーフ(子宣言を行うことができるのに素早く動
作しなかったため)の未定義ポート数が0になったら、
ここでネットワーク全体の親子関係の宣言が終了したこ
とになる。そこで、未定義ポートが0になった唯一のノ
ード(このノードは、そのすべてのポートが親のポート
として決定されたノード)は、ルートのフラグが立てら
れ(ステップS208)、ルートの認識が行われる(ス
テップS209)。
外的にリーフ(子宣言を行うことができるのに素早く動
作しなかったため)の未定義ポート数が0になったら、
ここでネットワーク全体の親子関係の宣言が終了したこ
とになる。そこで、未定義ポートが0になった唯一のノ
ード(このノードは、そのすべてのポートが親のポート
として決定されたノード)は、ルートのフラグが立てら
れ(ステップS208)、ルートの認識が行われる(ス
テップS209)。
【0126】図15は、図13に示したルート決定(ス
テップS104)からノードID番号決定(ステップS
106)までの手順をより詳細に示すフローチャートで
ある。
テップS104)からノードID番号決定(ステップS
106)までの手順をより詳細に示すフローチャートで
ある。
【0127】上述した図14に示した手順において、リ
ーフ、ブランチ、ルートという各ノードのフラグ情報が
設定されているので、このフラグに基づいてノードの分
類が行われる(ステップS301)。
ーフ、ブランチ、ルートという各ノードのフラグ情報が
設定されているので、このフラグに基づいてノードの分
類が行われる(ステップS301)。
【0128】各ノードにノードID番号を与える作業と
して、最初にノードID番号の設定を行うことができる
のはリーフからである。リーフ→ブランチ→ルートの順
で、若い番号(ノード番号=0〜)からノードID番号
の設定が行われていく。
して、最初にノードID番号の設定を行うことができる
のはリーフからである。リーフ→ブランチ→ルートの順
で、若い番号(ノード番号=0〜)からノードID番号
の設定が行われていく。
【0129】ノードの種類がリーフであるときは、ネッ
トワーク内に存在するリーフ数N(Nは自然数)が設定
される(ステップS302)。この後、各リーフからル
ートに対して、ノードID番号を与える要求がなされる
(ステップS303)。
トワーク内に存在するリーフ数N(Nは自然数)が設定
される(ステップS302)。この後、各リーフからル
ートに対して、ノードID番号を与える要求がなされる
(ステップS303)。
【0130】この要求が複数ある場合には、ルートにお
いて、アービトレーションが行われ(ステップS30
4)、勝った1つのノードに対してノードID番号が与
えられ、負けたノードには失敗の結果の通知が行われる
(ステップS305)。
いて、アービトレーションが行われ(ステップS30
4)、勝った1つのノードに対してノードID番号が与
えられ、負けたノードには失敗の結果の通知が行われる
(ステップS305)。
【0131】リーフ側では、ノードID番号要求の後、
ノードID番号が取得されたか否かが判別され(ステッ
プS306)、ノードID番号取得に失敗に終わったリ
ーフからは、ステップS303において再度ノードID
番号要求がなされる。ノードID番号を取得できたリー
フでは、そのノードのID情報がブロードキャストで全
ノードに送出される(ステップS307)。1ノードの
ID情報のブロードキャストが終了すると、残リーフ数
として、リーフ数Nの値が「1」減らされる(ステップ
S308)。
ノードID番号が取得されたか否かが判別され(ステッ
プS306)、ノードID番号取得に失敗に終わったリ
ーフからは、ステップS303において再度ノードID
番号要求がなされる。ノードID番号を取得できたリー
フでは、そのノードのID情報がブロードキャストで全
ノードに送出される(ステップS307)。1ノードの
ID情報のブロードキャストが終了すると、残リーフ数
として、リーフ数Nの値が「1」減らされる(ステップ
S308)。
【0132】そして、残りのリーフ数がチェックされ
(ステップS309)、残りのリーフ数が1以上ある場
合は、ステップS303のノードID番号要求の作業か
らステップS309までの処理が再び行われる。
(ステップS309)、残りのリーフ数が1以上ある場
合は、ステップS303のノードID番号要求の作業か
らステップS309までの処理が再び行われる。
【0133】最終的にすべてのリーフが自己のID情報
をブロードキャストすると、ステップS309の判別で
N=0となるので、ブランチのID設定が行われる。
をブロードキャストすると、ステップS309の判別で
N=0となるので、ブランチのID設定が行われる。
【0134】まず、ネットワーク内に存在するブランチ
の数M(Mは自然数)が設定される(ステップS31
0)。
の数M(Mは自然数)が設定される(ステップS31
0)。
【0135】この後、各ブランチからルートに対してノ
ードID番号を与えるように要求がなされる(ステップ
S311)。これに対して、ルートは、アービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順に、最後のリーフに
与えたノードID番号の次に若いノードID番号を与え
(ステップS312)、要求を出したブランチに対して
ID情報又は失敗結果を通知する(ステップS31
3)。
ードID番号を与えるように要求がなされる(ステップ
S311)。これに対して、ルートは、アービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順に、最後のリーフに
与えたノードID番号の次に若いノードID番号を与え
(ステップS312)、要求を出したブランチに対して
ID情報又は失敗結果を通知する(ステップS31
3)。
【0136】ステップS311においてノードID番号
取得の要求を出したブランチは、ノードID番号を取得
できたか否かをチェックし(ステップS314)、ノー
ドID番号取得に失敗したブランチは、ステップS31
1に戻り再度ノードID番号要求をルートに対して送り
出す。
取得の要求を出したブランチは、ノードID番号を取得
できたか否かをチェックし(ステップS314)、ノー
ドID番号取得に失敗したブランチは、ステップS31
1に戻り再度ノードID番号要求をルートに対して送り
出す。
【0137】ステップS314の判別で、ノードID番
号を取得できた場合は、そのブランチは、自己のID情
報をブロードキャストで全ノードへ転送する(ステップ
S315)。1ノードのID情報のブロードキャストが
終わると、残りのブランチ数Mが1減らされる(ステッ
プS316)。
号を取得できた場合は、そのブランチは、自己のID情
報をブロードキャストで全ノードへ転送する(ステップ
S315)。1ノードのID情報のブロードキャストが
終わると、残りのブランチ数Mが1減らされる(ステッ
プS316)。
【0138】ここで、残りのブランチ数Mが1以上ある
ときは、ステップS311〜S316の手順が再び行わ
れる。最終的に全てのブランチがID情報をブロードキ
ャストするまでこの手順は繰り返される。全てのブラン
チがID情報を取得すると、M=0となり、ブランチの
ノードID番号取得が終了する。従って、最終的にノー
ドID番号を取得していないノードはルートのみなの
で、ルートは、ノードID番号として与えられていない
番号のうち、一番若い番号を自己のID番号として設定
し(ステップS318)、自己のID情報をブロードキ
ャストする(ステップS319)。
ときは、ステップS311〜S316の手順が再び行わ
れる。最終的に全てのブランチがID情報をブロードキ
ャストするまでこの手順は繰り返される。全てのブラン
チがID情報を取得すると、M=0となり、ブランチの
ノードID番号取得が終了する。従って、最終的にノー
ドID番号を取得していないノードはルートのみなの
で、ルートは、ノードID番号として与えられていない
番号のうち、一番若い番号を自己のID番号として設定
し(ステップS318)、自己のID情報をブロードキ
ャストする(ステップS319)。
【0139】以上の作業により、親子関係が決定した
後、全てのノードに対してノードID番号が設定され
る。
後、全てのノードに対してノードID番号が設定され
る。
【0140】図16は、アービトレーションの手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0141】ノードがデータ転送を開始するためには、
バスがアイドル状態であることが必要である。各ノード
は、各転送モードで個別に設定されている所定のアイド
ル時間ギャップ長(例えば、サブアクション・ギャッ
プ)を経過することによって、先に行われていたデータ
転送が終了して現在バスが空き状態であることを認識
し、データ転送を開始することができると判断する。
バスがアイドル状態であることが必要である。各ノード
は、各転送モードで個別に設定されている所定のアイド
ル時間ギャップ長(例えば、サブアクション・ギャッ
プ)を経過することによって、先に行われていたデータ
転送が終了して現在バスが空き状態であることを認識
し、データ転送を開始することができると判断する。
【0142】まず、アシンクロナスデータやアイソクロ
ナスデータ等、それぞれ転送するデータに応じた所定の
ギャップ長が得られたか否かが判別される(ステップS
401)。所定のギャップ長が得られない限り、転送を
開始するために必要なバス使用権の要求はできないの
で、所定のギャップ長が得られるまで、ステップS40
1の手順が繰り返し行われる。
ナスデータ等、それぞれ転送するデータに応じた所定の
ギャップ長が得られたか否かが判別される(ステップS
401)。所定のギャップ長が得られない限り、転送を
開始するために必要なバス使用権の要求はできないの
で、所定のギャップ長が得られるまで、ステップS40
1の手順が繰り返し行われる。
【0143】ステップS401の判別で、所定のギャッ
プ長が得られた場合は、転送すべきデータがあるか否か
が判別される(ステップS402)。ここで、転送すべ
きデータがない場合は、本手順が終了される。
プ長が得られた場合は、転送すべきデータがあるか否か
が判別される(ステップS402)。ここで、転送すべ
きデータがない場合は、本手順が終了される。
【0144】転送すべきデータがある場合は、転送する
ためにバスを確保するよう、バス使用権の要求がルート
に対して発信される(ステップS403)。このとき
の、橋使用権の要求を表す信号の伝達は、図7に示した
ようにネットワーク内の各機器を中継しながら最終的に
ルートへ届けられる。
ためにバスを確保するよう、バス使用権の要求がルート
に対して発信される(ステップS403)。このとき
の、橋使用権の要求を表す信号の伝達は、図7に示した
ようにネットワーク内の各機器を中継しながら最終的に
ルートへ届けられる。
【0145】ステップS403のバス使用権要求を1つ
以上ルートが受信すると、ルートは、使用要求を送出し
たノードの数をチェックする(ステップS405)。ス
テップS405において、ノードの数が複数ある場合
は、ルートは使用許可を与えるノードを1つに決定する
調停作業を行う(ステップS406)。この調停作業は
公平なものであり、毎回々ノードばかりが許可を得るよ
うなことはなく、平等に権利が与えられるように構成さ
れている(フェア・アービトレーション)。そして、ル
ートの調停により使用許可を得た1つのノードと使用許
可を得ることができなかったノードに分ける選択が行わ
れる(ステップS407)。ここで、使用許可を得られ
たノードの場合はステップS407の答は肯定(YE
S)になるので、データ(パケット)の転送を開始する
ための許可信号がルートからそのノードへ送られる(ス
テップS408)。また、使用許可を得られなかったノ
ードの場合はステップS407の答が否定(NO)にな
るので、アービトレーション失敗を示す信号DPがルー
トから当該ノードへ送られる(ステップS409)。
以上ルートが受信すると、ルートは、使用要求を送出し
たノードの数をチェックする(ステップS405)。ス
テップS405において、ノードの数が複数ある場合
は、ルートは使用許可を与えるノードを1つに決定する
調停作業を行う(ステップS406)。この調停作業は
公平なものであり、毎回々ノードばかりが許可を得るよ
うなことはなく、平等に権利が与えられるように構成さ
れている(フェア・アービトレーション)。そして、ル
ートの調停により使用許可を得た1つのノードと使用許
可を得ることができなかったノードに分ける選択が行わ
れる(ステップS407)。ここで、使用許可を得られ
たノードの場合はステップS407の答は肯定(YE
S)になるので、データ(パケット)の転送を開始する
ための許可信号がルートからそのノードへ送られる(ス
テップS408)。また、使用許可を得られなかったノ
ードの場合はステップS407の答が否定(NO)にな
るので、アービトレーション失敗を示す信号DPがルー
トから当該ノードへ送られる(ステップS409)。
【0146】また、上記ステップS402の判別におい
て、ノードの数が1である場合は、そのノードにバス使
用権が与えられることになるから、上記ステップS40
8の処理が実行される。ステップS408の処理の後、
本処理手順は直ちに終了される。
て、ノードの数が1である場合は、そのノードにバス使
用権が与えられることになるから、上記ステップS40
8の処理が実行される。ステップS408の処理の後、
本処理手順は直ちに終了される。
【0147】このような特徴を有する1394シリアル
バスを用いる画像処理システムとしての複写機システム
について、以下に説明する。
バスを用いる画像処理システムとしての複写機システム
について、以下に説明する。
【0148】図17は、本実施の形態に係る画像処理シ
ステムとしての複写機システムの構成を示すブロック図
である。
ステムとしての複写機システムの構成を示すブロック図
である。
【0149】同図において、複写機システムは、フィー
ダ1と、スキャナ2と、イメージプロセッサ3と、LA
N4等のネットワークに接続されるネットワークコント
ローラ5と、プリンタ6と、記憶装置7とから主に構成
されている。各構成要素は、1394シリアルバスを介
して互いに接続されている。
ダ1と、スキャナ2と、イメージプロセッサ3と、LA
N4等のネットワークに接続されるネットワークコント
ローラ5と、プリンタ6と、記憶装置7とから主に構成
されている。各構成要素は、1394シリアルバスを介
して互いに接続されている。
【0150】図18は、図17に示した画像処理システ
ムとしての複写機システムの構成要素間のネットワーク
図である。同図から明らかなように、以下の説明におい
ては、イメージプロセッサ3がルートとして機能し、ス
キャナ2がブランチとして機能し、フィーダ1、ネット
ワークコントローラ5、プリンタ6及び記憶装置7がリ
ーフとして機能している。
ムとしての複写機システムの構成要素間のネットワーク
図である。同図から明らかなように、以下の説明におい
ては、イメージプロセッサ3がルートとして機能し、ス
キャナ2がブランチとして機能し、フィーダ1、ネット
ワークコントローラ5、プリンタ6及び記憶装置7がリ
ーフとして機能している。
【0151】また、本実施の形態では、一つ又は複数の
チャネル(チャネルe、チャネルs、チャネルk)が割
り当てられるアイソクロナスパケットが各構成要素(モ
ジュール)間における画像データの転送用に使用され、
アシンクロナスパケットが各モジュール間におけるコマ
ンド通信又はステータス通信に使用される。図19は、
かかる画像データ転送におけるバスサイクルを模式的に
示す説明図である。
チャネル(チャネルe、チャネルs、チャネルk)が割
り当てられるアイソクロナスパケットが各構成要素(モ
ジュール)間における画像データの転送用に使用され、
アシンクロナスパケットが各モジュール間におけるコマ
ンド通信又はステータス通信に使用される。図19は、
かかる画像データ転送におけるバスサイクルを模式的に
示す説明図である。
【0152】また、フルカラー画像と呼ばれる24ビッ
ト画像のa4原稿1枚分のデータ量は、解像度を600
dpiとすると約100MBになる。従って、これをプ
リンタ5から毎分6枚の速度で通信する場合、10MB
/秒=1.25KB/サイクル分のチャネルを画像通信
用に用意する必要がある。いま仮に1.25KB/サイ
クルが1チャネルで用意できるとするとき、同時に「フ
ィーダ1→スキャナ2→記憶装置7」のジョブと「ネッ
トワークコントローラ5→イメージプロセッサ3→プリ
ンタ6」のジョブとが進行するとき、1394シリアル
バスのバスサイクルは図20に示すようなパケットが流
れることになる。
ト画像のa4原稿1枚分のデータ量は、解像度を600
dpiとすると約100MBになる。従って、これをプ
リンタ5から毎分6枚の速度で通信する場合、10MB
/秒=1.25KB/サイクル分のチャネルを画像通信
用に用意する必要がある。いま仮に1.25KB/サイ
クルが1チャネルで用意できるとするとき、同時に「フ
ィーダ1→スキャナ2→記憶装置7」のジョブと「ネッ
トワークコントローラ5→イメージプロセッサ3→プリ
ンタ6」のジョブとが進行するとき、1394シリアル
バスのバスサイクルは図20に示すようなパケットが流
れることになる。
【0153】上記の計算には、画像転送を行っている
間、常にバスの使用権が認められるという前提がある。
しかし、上述したような通常のアービトレーションを行
うと、毎サイクルでバス使用権を獲得できると保証する
ことはできない。むしろ、どのノードも平等にバスの使
用権を獲得できるようにするアービトレーション(フェ
ア・アービトレーション)を行うシステムにおいては、
ジョブが重なり、バス資源が足りなくなると、毎サイク
ルでバスの使用権を獲得することができなくなる。
間、常にバスの使用権が認められるという前提がある。
しかし、上述したような通常のアービトレーションを行
うと、毎サイクルでバス使用権を獲得できると保証する
ことはできない。むしろ、どのノードも平等にバスの使
用権を獲得できるようにするアービトレーション(フェ
ア・アービトレーション)を行うシステムにおいては、
ジョブが重なり、バス資源が足りなくなると、毎サイク
ルでバスの使用権を獲得することができなくなる。
【0154】ここで、図21及び図22を参照して、上
記フェア・アービトレーションについて説明する。
記フェア・アービトレーションについて説明する。
【0155】図21は、バス使用権を取得したノードを
時系列で示すリンクテーブルであり、図22は、フェア
・アービトレーションの調停判断手順を示すフローチャ
ートである。なお、本実施の形態において、アービトレ
ーションは、ルート(アービタ)として機能するイメー
ジプロセッサ3において実行される。
時系列で示すリンクテーブルであり、図22は、フェア
・アービトレーションの調停判断手順を示すフローチャ
ートである。なお、本実施の形態において、アービトレ
ーションは、ルート(アービタ)として機能するイメー
ジプロセッサ3において実行される。
【0156】フェア・アービトレーションの場合は、最
も古いバス取得ノードに優先的にバスの使用権(許可)
が与えられるため、例えばイメージプロセッサ3内の不
図示のRAM等において、図21に示すように、まず古
い順にバス取得ノードが並べられる。
も古いバス取得ノードに優先的にバスの使用権(許可)
が与えられるため、例えばイメージプロセッサ3内の不
図示のRAM等において、図21に示すように、まず古
い順にバス取得ノードが並べられる。
【0157】そして、一番最初にバス使用権を取得した
ノードに関する情報を示す領域「Oldest」のテー
ブルが参照され(ステップS501)、そのテーブル内
のNewerポインタが示すテーブルのサーチが開始さ
れ(ステップS502)、まだバス使用権を一度も取得
したことが無いノードがあるか否かがチェックされる。
このとき、ネットワーク内にまだ一度もバス使用権を取
得したことがないノードが見つかると(このノードを
「ノードG」とする)、現在参照しているテーブルが、
一番最近にバス使用権を取得したノードに関する情報を
格納する領域「Newest」のテーブルであるか否か
が判別され(ステップS503)、「Newest」の
テーブルである場合は、アービトレーションを行う必要
がないので本手順は終了される。
ノードに関する情報を示す領域「Oldest」のテー
ブルが参照され(ステップS501)、そのテーブル内
のNewerポインタが示すテーブルのサーチが開始さ
れ(ステップS502)、まだバス使用権を一度も取得
したことが無いノードがあるか否かがチェックされる。
このとき、ネットワーク内にまだ一度もバス使用権を取
得したことがないノードが見つかると(このノードを
「ノードG」とする)、現在参照しているテーブルが、
一番最近にバス使用権を取得したノードに関する情報を
格納する領域「Newest」のテーブルであるか否か
が判別され(ステップS503)、「Newest」の
テーブルである場合は、アービトレーションを行う必要
がないので本手順は終了される。
【0158】ステップS503の答が否定(NO)の場
合は、該ノードGがバス使用権の要求を出しているか否
かがチェックされ(ステップS504)、要求があった
場合には、バスの使用権(許可)がそのノードGに与え
るためのテーブル操作が行われる(ステップS50
5)。すなわち、領域「Oldest」のNewerポ
インタに、ノードGのID情報が格納されている領域
「ノードG」のNewerポインタの内容がコピーされ
る。また、ルート内の一番最近にバス使用権を取得した
ノードに関する情報を格納する領域「Newest」の
Olderポインタが示すテーブルのNewerポイン
タに、ノードGのアドレスがコピーされる。また、領域
「Newest」のOlderポインタに、ノードGの
アドレスがコピーされる。更に、領域「ノードG」のN
ewerポインタに、領域「Newest」のアドレス
がコピーされる。これにより、バス使用権を取得したノ
ードGは、リンク・テーブルで最も新しいバス取得(許
可)ノードとして扱われることになる。このようなテー
ブル操作の後、現在参照しているテーブルに対応するノ
ードに対して、バス使用権が与えられる(ステップS5
06)。この処理が終了すると、本手順は終了される。
合は、該ノードGがバス使用権の要求を出しているか否
かがチェックされ(ステップS504)、要求があった
場合には、バスの使用権(許可)がそのノードGに与え
るためのテーブル操作が行われる(ステップS50
5)。すなわち、領域「Oldest」のNewerポ
インタに、ノードGのID情報が格納されている領域
「ノードG」のNewerポインタの内容がコピーされ
る。また、ルート内の一番最近にバス使用権を取得した
ノードに関する情報を格納する領域「Newest」の
Olderポインタが示すテーブルのNewerポイン
タに、ノードGのアドレスがコピーされる。また、領域
「Newest」のOlderポインタに、ノードGの
アドレスがコピーされる。更に、領域「ノードG」のN
ewerポインタに、領域「Newest」のアドレス
がコピーされる。これにより、バス使用権を取得したノ
ードGは、リンク・テーブルで最も新しいバス取得(許
可)ノードとして扱われることになる。このようなテー
ブル操作の後、現在参照しているテーブルに対応するノ
ードに対して、バス使用権が与えられる(ステップS5
06)。この処理が終了すると、本手順は終了される。
【0159】一方、ネットワーク内でまだ一度もバス使
用権を取得したことがないノードとしてノードGが認識
された場合であっても、該ノードGがバス使用権の要求
を出していない場合(ステップS504の答が否定(N
O))は、ノードGのNewerポインタが示すテーブ
ルについて、ステップS502〜S504のチェックが
行われる。
用権を取得したことがないノードとしてノードGが認識
された場合であっても、該ノードGがバス使用権の要求
を出していない場合(ステップS504の答が否定(N
O))は、ノードGのNewerポインタが示すテーブ
ルについて、ステップS502〜S504のチェックが
行われる。
【0160】このように、フェア・アービトレーション
が行われるバスを用いた場合は、画像転送がいつ終了す
るかはそのときのバスの混み具合によって用意に変動す
る。複写機等においては高速化のために印刷すべき画像
データが全て揃う前に画像転送終了時刻を予想して印刷
処理を開始する場合があるが、このようにリアルタイム
性を要求される機器においては、画像通信完了時刻を保
証することができないバスを使用することはできない。
が行われるバスを用いた場合は、画像転送がいつ終了す
るかはそのときのバスの混み具合によって用意に変動す
る。複写機等においては高速化のために印刷すべき画像
データが全て揃う前に画像転送終了時刻を予想して印刷
処理を開始する場合があるが、このようにリアルタイム
性を要求される機器においては、画像通信完了時刻を保
証することができないバスを使用することはできない。
【0161】これを回避するために、本実施の形態で
は、直前にバス使用権を獲得していたノードが次サイク
ルにおいても優先的にバス使用権を獲得することができ
るようにするアービトレーション(アンフェア・アービ
トレーション)を行う。
は、直前にバス使用権を獲得していたノードが次サイク
ルにおいても優先的にバス使用権を獲得することができ
るようにするアービトレーション(アンフェア・アービ
トレーション)を行う。
【0162】図23は、アンフェア・アービトレーショ
ンのバス獲得手順を時系列で示したリンク・テーブル図
であり、図24は、アンフェア・アービトレーション手
順を示すフローチャートである。図24のフローは、図
16のステップS406、S407において実行・管理
される。
ンのバス獲得手順を時系列で示したリンク・テーブル図
であり、図24は、アンフェア・アービトレーション手
順を示すフローチャートである。図24のフローは、図
16のステップS406、S407において実行・管理
される。
【0163】アンフェア・アービトレーションの場合
は、最も新しいバス取得ノードに優先的にバスの使用権
(許可)が与えられるため、図23に示すように、まず
新しい順にバス取得ノードが並べられる。
は、最も新しいバス取得ノードに優先的にバスの使用権
(許可)が与えられるため、図23に示すように、まず
新しい順にバス取得ノードが並べられる。
【0164】そして、一番最後(最近)にバス使用権を
取得したノードに関する情報を示す領域「Newes
t」のOlderポインタが示すテーブルのサーチが開
始され(ステップS601、S602)、直前にバス使
用権を獲得していたノードがあるか否かがチェックされ
る。このとき、直前にバス使用権を獲得していたノード
がある場合には、そのノード番号がここに格納されてい
る。このノードを「ノードK」とする。そして、現在参
照しているテーブルが、一番最初にバス使用権を獲得し
たノードに関する情報を格納する領域「Oldest」
のテーブルであるか否かが判別され(ステップS60
3)、「Oldest」のテーブルである場合は、アー
ビトレーションを行う必要がないので本手順は終了され
る。
取得したノードに関する情報を示す領域「Newes
t」のOlderポインタが示すテーブルのサーチが開
始され(ステップS601、S602)、直前にバス使
用権を獲得していたノードがあるか否かがチェックされ
る。このとき、直前にバス使用権を獲得していたノード
がある場合には、そのノード番号がここに格納されてい
る。このノードを「ノードK」とする。そして、現在参
照しているテーブルが、一番最初にバス使用権を獲得し
たノードに関する情報を格納する領域「Oldest」
のテーブルであるか否かが判別され(ステップS60
3)、「Oldest」のテーブルである場合は、アー
ビトレーションを行う必要がないので本手順は終了され
る。
【0165】ステップS603の答が否定(NO)の場
合は、該ノードKがバス使用権の要求を出しているか否
かがチェックされ(ステップS604)、要求があった
場合には、バス使用権をそのノードKに与えるためのテ
ーブル操作が行われる(ステップS605)。すなわ
ち、ノードKのNewerポインタの示すテーブルのO
lderポインタにノードKのOlderポインタの内
容がコピーされ、該ノードKのOlderポインタにN
ewestのOlderポインタの内容がコピーされ
る。そして、NewestのOlderポインタにノー
ドKのアドレスがコピーされる。これにより、バス使用
権を獲得したノードKは、リンク・テーブルで最も新し
いバス使用権獲得ノードとして扱われることになる。
合は、該ノードKがバス使用権の要求を出しているか否
かがチェックされ(ステップS604)、要求があった
場合には、バス使用権をそのノードKに与えるためのテ
ーブル操作が行われる(ステップS605)。すなわ
ち、ノードKのNewerポインタの示すテーブルのO
lderポインタにノードKのOlderポインタの内
容がコピーされ、該ノードKのOlderポインタにN
ewestのOlderポインタの内容がコピーされ
る。そして、NewestのOlderポインタにノー
ドKのアドレスがコピーされる。これにより、バス使用
権を獲得したノードKは、リンク・テーブルで最も新し
いバス使用権獲得ノードとして扱われることになる。
【0166】このようなテーブル操作の後、現在参照し
ているテーブルに対応するノードに対して、バス使用権
が与えられる(ステップS606)。この処理が終了す
ると、本手順は終了される。
ているテーブルに対応するノードに対して、バス使用権
が与えられる(ステップS606)。この処理が終了す
ると、本手順は終了される。
【0167】一方、ノードKが認識された場合であって
も、該ノードKがバス使用権の要求を出していない場合
(ステップS604の答が否定(NO)の場合)は、ノ
ードKのOlderポインタが示すテーブルについて、
ステップS602〜S604のチェックが行われる。
も、該ノードKがバス使用権の要求を出していない場合
(ステップS604の答が否定(NO)の場合)は、ノ
ードKのOlderポインタが示すテーブルについて、
ステップS602〜S604のチェックが行われる。
【0168】このように構成することにより、一旦開始
された画像データの転送ジョブについては、画像データ
の転送が一通り終わるまでバス使用権が保証される。従
って、上述したような画像通信完了時刻を予測するリア
ルタイム性の要求される複写システムであっても、13
94シリアルバスを適用した場合の不具合は解消され
る。
された画像データの転送ジョブについては、画像データ
の転送が一通り終わるまでバス使用権が保証される。従
って、上述したような画像通信完了時刻を予測するリア
ルタイム性の要求される複写システムであっても、13
94シリアルバスを適用した場合の不具合は解消され
る。
【0169】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った
場合であっても、例えばコマンド・ステータスとデータ
量の比較的多いカラーの画像データの転送を行うときに
は画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った場
合であってもが一通り終わるまでバス使用権を保証する
ことができるようになり、シリアルバスを用いて複数の
機器を接続する複写機システムにおける画像処理を高速
かつ確実に実行することができる。
ば、画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った
場合であっても、例えばコマンド・ステータスとデータ
量の比較的多いカラーの画像データの転送を行うときに
は画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った場
合であってもが一通り終わるまでバス使用権を保証する
ことができるようになり、シリアルバスを用いて複数の
機器を接続する複写機システムにおける画像処理を高速
かつ確実に実行することができる。
【0170】なお、本実施の形態では、画像処理システ
ムを複数の画像処理装置(たとえばフィーダ、プリン
タ、スキャナ等)により構成し、この複数の画像処理装
置間を接続するディジタルインターフェースとしてIE
EE1394−1995(以下、単に1394シリアル
バスという)を採用するようにしたが、本発明はこのよ
うな形態に限定されるものではなく、例えば1つの画像
処理装置を構成する複数のモジュール間を接続するディ
ジタルインターフェースとしてIEEE1394−19
95を採用するように構成して、同様の効果を得るよう
にすることも可能である。
ムを複数の画像処理装置(たとえばフィーダ、プリン
タ、スキャナ等)により構成し、この複数の画像処理装
置間を接続するディジタルインターフェースとしてIE
EE1394−1995(以下、単に1394シリアル
バスという)を採用するようにしたが、本発明はこのよ
うな形態に限定されるものではなく、例えば1つの画像
処理装置を構成する複数のモジュール間を接続するディ
ジタルインターフェースとしてIEEE1394−19
95を採用するように構成して、同様の効果を得るよう
にすることも可能である。
【0171】また、本実施の形態では、アービトレーシ
ョンを行うときは常にアンフェア・アービトレーション
を行うように構成したが、フェア・アービトレーション
とアンフェア・アービトレーションとを場合に応じて使
い分けるように構成することも可能である。
ョンを行うときは常にアンフェア・アービトレーション
を行うように構成したが、フェア・アービトレーション
とアンフェア・アービトレーションとを場合に応じて使
い分けるように構成することも可能である。
【0172】すなわち、直前のバスサイクルでバス使用
権を獲得していたノードのテーブルを用意し、このテー
ブルに記憶されているノードからのバス使用権の要求に
ついては第1の実施の形態と同様に第一優先として取扱
うアンフェア・アービトレーションを行い、それ以外の
ノードからのバス使用権の要求についてはフェア・アー
ビトレーションを行うように構成する。このように構成
すると、例えばバス使用権を要求したノードの優先順位
が下位のほうである場合(最近バス使用権の要求をだし
ていなかった場合等)には、上述した実施の形態よりア
ービトレーションに費やされる時間が短縮化される。
権を獲得していたノードのテーブルを用意し、このテー
ブルに記憶されているノードからのバス使用権の要求に
ついては第1の実施の形態と同様に第一優先として取扱
うアンフェア・アービトレーションを行い、それ以外の
ノードからのバス使用権の要求についてはフェア・アー
ビトレーションを行うように構成する。このように構成
すると、例えばバス使用権を要求したノードの優先順位
が下位のほうである場合(最近バス使用権の要求をだし
ていなかった場合等)には、上述した実施の形態よりア
ービトレーションに費やされる時間が短縮化される。
【0173】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図25及び図26を参照して説
明する。
の実施の形態について、図25及び図26を参照して説
明する。
【0174】上述した第1の実施の形態では、直前にバ
ス使用権を獲得していたノードKに対して優先的に連続
してバス使用権を与えることができるように構成してい
たが、これに対して、本実施の形態では、ノードからの
コマンドに応じて、つまり使用者の必要に応じてバス使
用権を確保させるようにしたものである。なお、本実施
の形態を適用可能な画像処理システムは、第1の実施の
形態の説明において使用された図17及び図18の構成
によって実現可能である。
ス使用権を獲得していたノードKに対して優先的に連続
してバス使用権を与えることができるように構成してい
たが、これに対して、本実施の形態では、ノードからの
コマンドに応じて、つまり使用者の必要に応じてバス使
用権を確保させるようにしたものである。なお、本実施
の形態を適用可能な画像処理システムは、第1の実施の
形態の説明において使用された図17及び図18の構成
によって実現可能である。
【0175】図25は、本実施の形態に係る画像処理シ
ステムのルートとして機能する画像処理装置において実
行される、コマンドによるアンフェア・アービトレーシ
ョン手順を示すフローチャートである。
ステムのルートとして機能する画像処理装置において実
行される、コマンドによるアンフェア・アービトレーシ
ョン手順を示すフローチャートである。
【0176】画像処理システムに接続されている複数の
ノードはそれぞれ、画像転送を開始する場合に、ルート
に対してバス確保要求コマンドをルートに対して発行す
るように構成されている。このバス確保要求コマンド
は、転送すべき画像データが途切れてしまうことを防止
するために、その後のサイクルにおいて連続してバス使
用権を優先的に獲得することをルートに対して要求する
コマンドである。
ノードはそれぞれ、画像転送を開始する場合に、ルート
に対してバス確保要求コマンドをルートに対して発行す
るように構成されている。このバス確保要求コマンド
は、転送すべき画像データが途切れてしまうことを防止
するために、その後のサイクルにおいて連続してバス使
用権を優先的に獲得することをルートに対して要求する
コマンドである。
【0177】まず、バス使用権を要求しているルート
が、バス確保要求コマンドをルートに発行済みのノード
であるか否かが判別される(ステップS701)。
が、バス確保要求コマンドをルートに発行済みのノード
であるか否かが判別される(ステップS701)。
【0178】ステップS701の判別で、コマンドを発
行したノード(以下、ノードDという)である場合は、
該ノードDのテーブルを参照して(ステップS70
2)、現在のテーブルを最新バス獲得ノードにコピーす
る等のテーブル操作を実行するとともに、現在のテーブ
ルにバス使用を許可する(ステップS703、S70
4)。ステップS703及びステップS704の動作
は、上述した図24に示したステップS605及びステ
ップS606において実行される動作と同様である。
行したノード(以下、ノードDという)である場合は、
該ノードDのテーブルを参照して(ステップS70
2)、現在のテーブルを最新バス獲得ノードにコピーす
る等のテーブル操作を実行するとともに、現在のテーブ
ルにバス使用を許可する(ステップS703、S70
4)。ステップS703及びステップS704の動作
は、上述した図24に示したステップS605及びステ
ップS606において実行される動作と同様である。
【0179】一方、ステップS701の判別で、バス使
用権を要求しているノードがルートに対してバス確保要
求コマンドを発行していないノードである場合は、ステ
ップS705以降の処理が行われる。ステップS705
からステップS708までの処理手順は、図22に示し
たステップS501からステップS504までの処理手
順、即ちフェア・アービトレーションが実行される。ス
テップS708の答が肯定(YES)の場合は、上述し
たステップS703の手順が実行される。
用権を要求しているノードがルートに対してバス確保要
求コマンドを発行していないノードである場合は、ステ
ップS705以降の処理が行われる。ステップS705
からステップS708までの処理手順は、図22に示し
たステップS501からステップS504までの処理手
順、即ちフェア・アービトレーションが実行される。ス
テップS708の答が肯定(YES)の場合は、上述し
たステップS703の手順が実行される。
【0180】このようにして、バス確保要求コマンドを
ルートに対して発行しているノードは、それ以降のバス
使用権要求時には、優先的にバス使用権が許可される。
ルートに対して発行しているノードは、それ以降のバス
使用権要求時には、優先的にバス使用権が許可される。
【0181】図26は、あるノードがルートに対してバ
ス確保要求コマンドを発行した際に、そのノードに対し
てバス使用権の優先確保を認めるか否かを判断するため
のバス確保判断手順を示すフローチャートである。
ス確保要求コマンドを発行した際に、そのノードに対し
てバス使用権の優先確保を認めるか否かを判断するため
のバス確保判断手順を示すフローチャートである。
【0182】1394シリアルバスを介してシステムに
接続されている複数のノードのいずれかからバス確保要
求コマンドが発行されると、ルートにおいて、本フロー
チャートが開始される。即ち、バス確保要求コマンドが
すでに認められているノードがあるか否かが判別され
(ステップS801)、その答が肯定(YES)の場合
は、バス確保要求コマンドを認めず(ステップS80
2)、否定(NO)の場合はバス確保要求コマンドを認
める(ステップS803)。
接続されている複数のノードのいずれかからバス確保要
求コマンドが発行されると、ルートにおいて、本フロー
チャートが開始される。即ち、バス確保要求コマンドが
すでに認められているノードがあるか否かが判別され
(ステップS801)、その答が肯定(YES)の場合
は、バス確保要求コマンドを認めず(ステップS80
2)、否定(NO)の場合はバス確保要求コマンドを認
める(ステップS803)。
【0183】このようなルートの処理により、1つのネ
ットワークにおいて、一つのノードに対してのみバス確
保要求が認められる。
ットワークにおいて、一つのノードに対してのみバス確
保要求が認められる。
【0184】以上のように、本実施の形態によれば、あ
るノードが画像転送をする場合にはルートに対して予め
バス確保要求コマンドを発行することにより、そのノー
ドからのバス使用権の獲得要求は全て優先的に扱われる
ことになる。従って、画像データ転送を要する複数のジ
ョブの混み合った場合であっても、画像データ転送が一
通り終わるまでバス使用権を保証することができるよう
になり、シリアルバスを用いて複数の機器を接続する複
写機システムにおける画像処理を高速かつ確実に実行す
ることができる。
るノードが画像転送をする場合にはルートに対して予め
バス確保要求コマンドを発行することにより、そのノー
ドからのバス使用権の獲得要求は全て優先的に扱われる
ことになる。従って、画像データ転送を要する複数のジ
ョブの混み合った場合であっても、画像データ転送が一
通り終わるまでバス使用権を保証することができるよう
になり、シリアルバスを用いて複数の機器を接続する複
写機システムにおける画像処理を高速かつ確実に実行す
ることができる。
【0185】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図27を参照して説明する。
の実施の形態について、図27を参照して説明する。
【0186】上述した第2の実施の形態では、1つのノ
ードに対してのみバス確保要求を認めるように構成した
が、これに対して本実施の形態は、複数のノードに対し
てバス確保要求を確保できるようにしたものである。
ードに対してのみバス確保要求を認めるように構成した
が、これに対して本実施の形態は、複数のノードに対し
てバス確保要求を確保できるようにしたものである。
【0187】すなわち、1394シリアルバスが有する
全チャネルのうち複数のチャネルをバス確保用のチャネ
ルとしておき、ノードからバス確保要求があった場合に
は、該バス確保要求があったノードから順番にバス確保
用チャネルを1つずつ割り当て、一旦バス確保された場
合には、実際にそのチャネルを用いて画像データ転送が
行われるか否かに拘わらず、そのチャネルはそのノード
専用のチャネルとして確保される。また、あるノードが
バス使用権の要求をするにあたって、バス確保要求コマ
ンドを出さなかった場合には、バス確保用のチャネルと
されたもの以外のチャネルを対象として上述した第1の
実施の形態と同様のアンフェア・アービトレーションが
実行される。なお、バス確保要求コマンドを出していな
い場合に、バス確保用チャネルとして用意されているも
ののうち、まだバス確保に当てられていないチャネル
も、バス確保用チャネル以外のチャネルとともにアンフ
ェア・アービトレーションの対象チャネルとしてもよ
い。
全チャネルのうち複数のチャネルをバス確保用のチャネ
ルとしておき、ノードからバス確保要求があった場合に
は、該バス確保要求があったノードから順番にバス確保
用チャネルを1つずつ割り当て、一旦バス確保された場
合には、実際にそのチャネルを用いて画像データ転送が
行われるか否かに拘わらず、そのチャネルはそのノード
専用のチャネルとして確保される。また、あるノードが
バス使用権の要求をするにあたって、バス確保要求コマ
ンドを出さなかった場合には、バス確保用のチャネルと
されたもの以外のチャネルを対象として上述した第1の
実施の形態と同様のアンフェア・アービトレーションが
実行される。なお、バス確保要求コマンドを出していな
い場合に、バス確保用チャネルとして用意されているも
ののうち、まだバス確保に当てられていないチャネル
も、バス確保用チャネル以外のチャネルとともにアンフ
ェア・アービトレーションの対象チャネルとしてもよ
い。
【0188】図27は、本実施の形態に係る画像処理シ
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。図27のフローチ
ャートは、図16のステップS406、S407で、ル
ートとして機能するイメージプロセッサ3により実行・
管理される。
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。図27のフローチ
ャートは、図16のステップS406、S407で、ル
ートとして機能するイメージプロセッサ3により実行・
管理される。
【0189】あるノードから画像データ転送のためのバ
ス使用権の要求とともにバス確保要求コマンドが送られ
てきた場合に、本フローは開始される。
ス使用権の要求とともにバス確保要求コマンドが送られ
てきた場合に、本フローは開始される。
【0190】まず、一番最後(最近)にバス使用権を取
得したノードに関する情報を示す領域「Newest」
のOlderポインタが示すテーブルのサーチが開始さ
れ(ステップS901、S902)、直前にバス使用権
を獲得していたノードがあるか否かがチェックされる。
このとき、直前にバス使用権を獲得していたノードがあ
る場合には、そのノード番号がここに格納されている。
そして、現在参照しているテーブルが、一番最初にバス
使用権を獲得したノードに関する情報を格納する領域
「Oldest」のテーブルであるか否かが判別され
(ステップS903)、「Oldest」のテーブルで
ある場合は、アービトレーションを行う必要がないので
本手順は終了される。なお、この場合は、バス確保要求
コマンド及びバス使用権の要求は認められ、当該バス使
用権を出したノードに対して、画像データ転送が終了し
てバス確保破棄コマンドが送られてくるまでは当該チャ
ネルはこのノード専用に割り当てられる。
得したノードに関する情報を示す領域「Newest」
のOlderポインタが示すテーブルのサーチが開始さ
れ(ステップS901、S902)、直前にバス使用権
を獲得していたノードがあるか否かがチェックされる。
このとき、直前にバス使用権を獲得していたノードがあ
る場合には、そのノード番号がここに格納されている。
そして、現在参照しているテーブルが、一番最初にバス
使用権を獲得したノードに関する情報を格納する領域
「Oldest」のテーブルであるか否かが判別され
(ステップS903)、「Oldest」のテーブルで
ある場合は、アービトレーションを行う必要がないので
本手順は終了される。なお、この場合は、バス確保要求
コマンド及びバス使用権の要求は認められ、当該バス使
用権を出したノードに対して、画像データ転送が終了し
てバス確保破棄コマンドが送られてくるまでは当該チャ
ネルはこのノード専用に割り当てられる。
【0191】ステップS903の答が否定(NO)の場
合は、現在参照しているテーブルの示すノードがバス使
用権の要求を出しているか否かがチェックされ(ステッ
プS904)、要求がない場合はステップS902〜S
904の手順が繰り返される。また、ステップS904
の判別で、バス使用権の要求があった場合には、バス確
保用チャネルに空きチャネルがあるか否かが判別される
(ステップS905)。この判別は、図示しないRAM
に格納されているチャネル管理用テーブルを参照するこ
とにより行われる。
合は、現在参照しているテーブルの示すノードがバス使
用権の要求を出しているか否かがチェックされ(ステッ
プS904)、要求がない場合はステップS902〜S
904の手順が繰り返される。また、ステップS904
の判別で、バス使用権の要求があった場合には、バス確
保用チャネルに空きチャネルがあるか否かが判別される
(ステップS905)。この判別は、図示しないRAM
に格納されているチャネル管理用テーブルを参照するこ
とにより行われる。
【0192】バス確保用チャネルに空きがない場合は、
バス確保要求を認めることはできないので、そのまま本
手順が終了される。一方、バス確保用チャネルに空きが
ある場合は、空いているバス確保用チャネルのバス使用
権をそのノードに与えるためのテーブル操作が行われる
(ステップS906)。すなわち、当該ノードのNew
erポインタの示すテーブルのOlderポインタに該
ノードのOlderポインタの内容がコピーされ、該ノ
ードのOlderポインタにNewestのOlder
ポインタの内容がコピーされる。そして、Newest
のOlderポインタに該ノードのアドレスがコピーさ
れる。これにより、バス使用権を獲得したノードは、リ
ンク・テーブルで最も新しいバス使用権獲得ノードとし
て扱われることになる。
バス確保要求を認めることはできないので、そのまま本
手順が終了される。一方、バス確保用チャネルに空きが
ある場合は、空いているバス確保用チャネルのバス使用
権をそのノードに与えるためのテーブル操作が行われる
(ステップS906)。すなわち、当該ノードのNew
erポインタの示すテーブルのOlderポインタに該
ノードのOlderポインタの内容がコピーされ、該ノ
ードのOlderポインタにNewestのOlder
ポインタの内容がコピーされる。そして、Newest
のOlderポインタに該ノードのアドレスがコピーさ
れる。これにより、バス使用権を獲得したノードは、リ
ンク・テーブルで最も新しいバス使用権獲得ノードとし
て扱われることになる。
【0193】このようなテーブル操作の後、現在参照し
ているテーブルに対応するノードに対して、バス使用権
が与えられる(ステップS907)。この処理が終了す
ると、本手順は終了される。
ているテーブルに対応するノードに対して、バス使用権
が与えられる(ステップS907)。この処理が終了す
ると、本手順は終了される。
【0194】一方、ノードが認識された場合であって
も、該ノードがバス使用権の要求を出していない場合
(ステップS904の答が否定(NO)の場合)は、ノ
ードのOlderポインタが示すテーブルのノードにつ
いて、ステップS902〜S904のチェックが行われ
る。
も、該ノードがバス使用権の要求を出していない場合
(ステップS904の答が否定(NO)の場合)は、ノ
ードのOlderポインタが示すテーブルのノードにつ
いて、ステップS902〜S904のチェックが行われ
る。
【0195】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、バス確保要求を出し、それが認められたノードにお
いて、一旦開始された画像データの転送ジョブについて
は画像データの転送が一通り終わるまでバス使用権が保
証される。従って、上述したような画像通信完了時刻を
予測するリアルタイム性の要求される高複写システムで
あっても、通常のフェア・アービトレーションのみを採
用する1394シリアルバスを適用した場合の不具合は
解消される。
ば、バス確保要求を出し、それが認められたノードにお
いて、一旦開始された画像データの転送ジョブについて
は画像データの転送が一通り終わるまでバス使用権が保
証される。従って、上述したような画像通信完了時刻を
予測するリアルタイム性の要求される高複写システムで
あっても、通常のフェア・アービトレーションのみを採
用する1394シリアルバスを適用した場合の不具合は
解消される。
【0196】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の画像処
理装置又は請求項13の画像処理システムによれば、複
数のモジュール間を、所定数のチャネルに割り当てられ
る少なくとも一つのアイソクロナスパケットと少なくと
も1つのアシンクロナスパケットとを1転送サイクル内
に混在して順次転送可能な高速シリアルバスにより接続
し、前記複数のモジュール間における画像データ転送に
は前記アイソクロナパケットを割り当てるとともに前記
複数のモジュール間におけるコマンド・ステータス転送
にはアシンクロナスパケットを割り当て、更に、少なく
とも2以上のモジュール又は装置から前記高速シリアル
バスの使用権の要求が発生した場合に、前記少なくとも
2以上のモジュール又は装置の中の特定のモジュール又
は装置に優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与え
るアンフェア・アービトレーションを行うようにしたの
で、一旦開始された画像データ転送が終了するまでは、
そのモジュール又は装置について高速シリアルバスの使
用権を保証することができ、これにより、コマンド・ス
テータスとデータ量の比較的多いカラーの画像データを
転送する場合や画像データ転送を要する複数のジョブの
混み合った場合であっても、一つのシリアルバスで高速
にかつ確実に画像データ転送を実行し、かつ、画像デー
タ転送完了時刻を保証することができるという効果が得
られる。
理装置又は請求項13の画像処理システムによれば、複
数のモジュール間を、所定数のチャネルに割り当てられ
る少なくとも一つのアイソクロナスパケットと少なくと
も1つのアシンクロナスパケットとを1転送サイクル内
に混在して順次転送可能な高速シリアルバスにより接続
し、前記複数のモジュール間における画像データ転送に
は前記アイソクロナパケットを割り当てるとともに前記
複数のモジュール間におけるコマンド・ステータス転送
にはアシンクロナスパケットを割り当て、更に、少なく
とも2以上のモジュール又は装置から前記高速シリアル
バスの使用権の要求が発生した場合に、前記少なくとも
2以上のモジュール又は装置の中の特定のモジュール又
は装置に優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与え
るアンフェア・アービトレーションを行うようにしたの
で、一旦開始された画像データ転送が終了するまでは、
そのモジュール又は装置について高速シリアルバスの使
用権を保証することができ、これにより、コマンド・ス
テータスとデータ量の比較的多いカラーの画像データを
転送する場合や画像データ転送を要する複数のジョブの
混み合った場合であっても、一つのシリアルバスで高速
にかつ確実に画像データ転送を実行し、かつ、画像デー
タ転送完了時刻を保証することができるという効果が得
られる。
【0197】請求項2の画像処理装置又は請求項14の
画像処理システムによれば、複数の、画像データ転送を
含むジョブを同時に実行可能であるか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段による判別の結果、前記複数
の、画像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であ
る場合は、前記複数のジョブのそれぞれに対して互いに
異なるアイソクロナスパケットを割り当てて、複数のジ
ョブの画像データ転送を同時に実行できるように制御す
る画像データ転送制御手段とを備えるようにしたので、
上記請求項1の効果に加えて、同時に複数のモジュール
又は装置間で、リアルタイムな画像データ転送ができる
という効果が得られる。
画像処理システムによれば、複数の、画像データ転送を
含むジョブを同時に実行可能であるか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段による判別の結果、前記複数
の、画像データ転送を含むジョブを同時に実行可能であ
る場合は、前記複数のジョブのそれぞれに対して互いに
異なるアイソクロナスパケットを割り当てて、複数のジ
ョブの画像データ転送を同時に実行できるように制御す
る画像データ転送制御手段とを備えるようにしたので、
上記請求項1の効果に加えて、同時に複数のモジュール
又は装置間で、リアルタイムな画像データ転送ができる
という効果が得られる。
【0198】請求項3の画像処理装置又は請求項15の
画像処理システムによれば、前記アービタは、直前のサ
イクルにおいてバス使用権を獲得していたモジュール又
は装置に対して優先的に、前記高速シリアルバスの使用
権を与えるアンフェア・アービトレーションを行うよう
に構成されるので、一旦開始された画像データ転送が終
了するまでは、そのモジュール又は装置について高速シ
リアルバスの使用権を保証することができる。従って、
コマンド・ステータスとデータ量の比較的多いカラーの
画像データを転送する場合や画像データ転送を要する複
数のジョブの混み合った場合であっても、高速にかつ確
実に画像データ転送を実行し、かつ、画像データ転送完
了時刻を保証することができるという効果が得られる。
画像処理システムによれば、前記アービタは、直前のサ
イクルにおいてバス使用権を獲得していたモジュール又
は装置に対して優先的に、前記高速シリアルバスの使用
権を与えるアンフェア・アービトレーションを行うよう
に構成されるので、一旦開始された画像データ転送が終
了するまでは、そのモジュール又は装置について高速シ
リアルバスの使用権を保証することができる。従って、
コマンド・ステータスとデータ量の比較的多いカラーの
画像データを転送する場合や画像データ転送を要する複
数のジョブの混み合った場合であっても、高速にかつ確
実に画像データ転送を実行し、かつ、画像データ転送完
了時刻を保証することができるという効果が得られる。
【0199】請求項4の画像処理装置又は請求項16の
画像処理システムによれば、前記画像データ転送を行う
モジュール又は装置は、前記画像データ転送の開始時に
前記アービタに対してバス確保要求を通知するとともに
前記画像データ転送の終了時に前記アービタに対してバ
ス確保破棄要求を通知可能に構成され、前記アービタ
は、前記バス確保要求を受けてから前記バス確保破棄を
受けるまでの間に当該バス確保要求を通知したモジュー
ル又は装置から前記高速シリアルバスの使用権の要求が
発生した場合は、当該モジュール又は装置に対して優先
的に前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフェア
・アービトレーションを行うようにしたので、一旦開始
された画像データ転送が終了するまでは、そのモジュー
ル又は装置について高速シリアルバスの使用権を保証す
ることができる。従って、コマンド・ステータスとデー
タ量の比較的多いカラーの画像データを転送する場合や
画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った場合
であっても、高速にかつ確実に画像データ転送を実行
し、かつ、画像データ転送完了時刻を保証することがで
きるという効果が得られる。
画像処理システムによれば、前記画像データ転送を行う
モジュール又は装置は、前記画像データ転送の開始時に
前記アービタに対してバス確保要求を通知するとともに
前記画像データ転送の終了時に前記アービタに対してバ
ス確保破棄要求を通知可能に構成され、前記アービタ
は、前記バス確保要求を受けてから前記バス確保破棄を
受けるまでの間に当該バス確保要求を通知したモジュー
ル又は装置から前記高速シリアルバスの使用権の要求が
発生した場合は、当該モジュール又は装置に対して優先
的に前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフェア
・アービトレーションを行うようにしたので、一旦開始
された画像データ転送が終了するまでは、そのモジュー
ル又は装置について高速シリアルバスの使用権を保証す
ることができる。従って、コマンド・ステータスとデー
タ量の比較的多いカラーの画像データを転送する場合や
画像データ転送を要する複数のジョブの混み合った場合
であっても、高速にかつ確実に画像データ転送を実行
し、かつ、画像データ転送完了時刻を保証することがで
きるという効果が得られる。
【0200】請求項5の画像処理装置又は請求項17の
画像処理システムによれば、前記アイソクロナスパケッ
トの内の所定数のパケットはバス確保用チャネルであ
り、前記バス確保要求を受けたときは、前記バス確保用
チャネルの1つを当該バス確保要求を通知したモジュー
ル又は装置専用とするバス確保制御手段を備えるように
したので、一度バス確保要求が受け付けられればその後
は常に高速シリアルバスの使用権を確保することができ
る。従って、画像データ転送を要する複数のジョブの混
み合った場合であっても、高速にかつ確実に画像データ
転送を実行することができるという効果が得られる。
画像処理システムによれば、前記アイソクロナスパケッ
トの内の所定数のパケットはバス確保用チャネルであ
り、前記バス確保要求を受けたときは、前記バス確保用
チャネルの1つを当該バス確保要求を通知したモジュー
ル又は装置専用とするバス確保制御手段を備えるように
したので、一度バス確保要求が受け付けられればその後
は常に高速シリアルバスの使用権を確保することができ
る。従って、画像データ転送を要する複数のジョブの混
み合った場合であっても、高速にかつ確実に画像データ
転送を実行することができるという効果が得られる。
【0201】請求項7の画像処理装置又は請求項18の
画像処理システムによれば、前記アービタは、前記複数
のモジュール中のいずれかのモジュール又は装置専用と
されていないバス確保用チャネルと、前記バス確保用チ
ャネル以外のアイソクロナスパケットとを、前記フェア
・アービトレーションの対象とするようにしたので、フ
ェア・アービトレーションの際に使用していないチャネ
ルを有効に活用して、できるだけ高速にかつ確実に画像
データ転送を実行することができるという効果が得られ
る。
画像処理システムによれば、前記アービタは、前記複数
のモジュール中のいずれかのモジュール又は装置専用と
されていないバス確保用チャネルと、前記バス確保用チ
ャネル以外のアイソクロナスパケットとを、前記フェア
・アービトレーションの対象とするようにしたので、フ
ェア・アービトレーションの際に使用していないチャネ
ルを有効に活用して、できるだけ高速にかつ確実に画像
データ転送を実行することができるという効果が得られ
る。
【0202】請求項10の画像処理装置又は請求項21
の画像処理システムによれば、前記複数のモジュール又
は装置は、互いに処理速度の異なるモジュール又は装置
を含み、前記画像処理装置又はシステムは、前記画像デ
ータ転送に用いる前記アイソクロナスパケットの数を前
記処理速度に応じて変更手段を有するようにしたので、
そのときの画像データ転送状況に応じて、できるだけ高
速にかつ確実に画像データ転送をすることができるとい
う効果が得られる。
の画像処理システムによれば、前記複数のモジュール又
は装置は、互いに処理速度の異なるモジュール又は装置
を含み、前記画像処理装置又はシステムは、前記画像デ
ータ転送に用いる前記アイソクロナスパケットの数を前
記処理速度に応じて変更手段を有するようにしたので、
そのときの画像データ転送状況に応じて、できるだけ高
速にかつ確実に画像データ転送をすることができるとい
う効果が得られる。
【0203】請求項11の画像処理装置又は請求項22
の画像処理システムによれば、前記複数のモジュール
は、互いに処理速度の異なるモジュールを含み、前記画
像データ転送は前記処理速度の遅いモジュールの処理速
度に併せて行われるようにしたので、上位の転送速度を
有する機器が下位の転送速度をサポートし、互換を取る
ことにより、出来る限り高速に且つ確実に画像データ転
送をすることができるという効果が得られる。
の画像処理システムによれば、前記複数のモジュール
は、互いに処理速度の異なるモジュールを含み、前記画
像データ転送は前記処理速度の遅いモジュールの処理速
度に併せて行われるようにしたので、上位の転送速度を
有する機器が下位の転送速度をサポートし、互換を取る
ことにより、出来る限り高速に且つ確実に画像データ転
送をすることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理シス
テム、IEEE1394−1995(1394シリアル
バス)を用いたネットワーク構成の一例を示す説明図で
ある。
テム、IEEE1394−1995(1394シリアル
バス)を用いたネットワーク構成の一例を示す説明図で
ある。
【図2】1394シリアルバスの構成を示す説明図であ
る。
る。
【図3】1394シリアルバスにおけるアドレス空間を
示す図である。
示す図である。
【図4】1394シリアルバス・ケーブルの電気的仕様
について説明するためのケーブル断面図である。
について説明するためのケーブル断面図である。
【図5】1394シリアルバスで採用されているデータ
転送フォーマットであるDS−Link符号化方式を説
明するための説明図である。
転送フォーマットであるDS−Link符号化方式を説
明するための説明図である。
【図6】実際のネットワークにおけるノードID決定動
作を模式的に示す説明図である。
作を模式的に示す説明図である。
【図7】アービトレーションを説明するための説明図で
ある。
ある。
【図8】アシンクロナス転送における時間的な遷移状態
を示す図である。
を示す図である。
【図9】アシンクロナス転送のパケットフォーマットの
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図10】アイソクロナス転送における時間的な遷移状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図11】アイソクロナス転送のパケットフォーマット
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
【図12】アイソクロナス転送とアシンクロナス転送が
混在した場合の、バス上の転送状態の時間的な遷移の様
子を示す図である。
混在した場合の、バス上の転送状態の時間的な遷移の様
子を示す図である。
【図13】バスリセットからノードIDが決定されてデ
ータ転送が可能となるまでの一連のバスの動作を示すフ
ローチャートである。
ータ転送が可能となるまでの一連のバスの動作を示すフ
ローチャートである。
【図14】図13に示したバスリセット検出(ステップ
S101)からルート決定(ステップS104)までの
手順をより詳細に示すフローチャートである。
S101)からルート決定(ステップS104)までの
手順をより詳細に示すフローチャートである。
【図15】図13に示したルート決定(ステップS10
4)からノードID決定(ステップS106)までの手
順をより詳細に示すフローチャートである。
4)からノードID決定(ステップS106)までの手
順をより詳細に示すフローチャートである。
【図16】アービトレーションの手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図17】同実施の形態に係る画像処理システムとして
の複写機システムの構成を示すブロック図である。
の複写機システムの構成を示すブロック図である。
【図18】図17に示した画像処理システムとしての複
写機システムの構成要素間のネットワーク図である。
写機システムの構成要素間のネットワーク図である。
【図19】複数のチャネルが画像通信のパケットとして
使用され、Asyncパケットがモジュール間のコマン
ド通信又はステータス通信に使用される画像データにお
ける、バスサイクルを模式的に示す説明図である。
使用され、Asyncパケットがモジュール間のコマン
ド通信又はステータス通信に使用される画像データにお
ける、バスサイクルを模式的に示す説明図である。
【図20】2つのジョブが同時進行する場合のバスサイ
クルを模式的に示す図である。
クルを模式的に示す図である。
【図21】フェア・アービトレーションにおいてバス使
用権を取得したノードを時系列で示すリンクテーブルで
ある。
用権を取得したノードを時系列で示すリンクテーブルで
ある。
【図22】フェア・アービトレーション手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図23】アンフェア・アービトレーションにおいてバ
ス使用権を取得したノードを時系列で示すリンクテーブ
ルである。
ス使用権を取得したノードを時系列で示すリンクテーブ
ルである。
【図24】アンフェア・アービトレーション手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図25】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理シ
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。
【図26】バス確保判断手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図27】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理シ
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。
ステムにおいて行われるアンフェア・アービトレーショ
ン手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 フィーダ 2 スキャナ 3 イメージプロセッサ 5 ネットワークコントローラ 6 プリンタ 7 記憶装置
Claims (22)
- 【請求項1】 複数のモジュール間を、所定数のチャネ
ルに割り当てられる少なくとも一つのアイソクロナスパ
ケットと少なくとも1つのアシンクロナスパケットとを
1転送サイクル内に混在して順次転送可能な高速シリア
ルバスにより接続し、前記複数のモジュール間における
画像データ転送には前記アイソクロナパケットを割り当
てるとともに前記複数のモジュール間におけるコマンド
・ステータス転送にはアシンクロナスパケットを割り当
てるように構成される画像処理装置であって、 前記画像データ転送を行うモジュールは、当該画像デー
タ転送を開始するときに前記高速シリアルバスの使用権
を要求し、前記高速シリアルバスの使用権を獲得した場
合にのみ当該画像データ転送を実行するように構成さ
れ、 前記画像処理装置は、少なくとも2以上のモジュールか
ら前記高速シリアルバスの使用権の要求が発生した場合
に、前記少なくとも2以上のモジュールの中の特定のモ
ジュールに優先的に前記高速シリアルバスの使用権を与
えるアンフェア・アービトレーションを行うアービタを
備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 複数の、画像データ転送を含むジョブを
同時に実行可能であるか否かを判別する判別手段と、前
記判別手段による判別の結果、前記複数の、画像データ
転送を含むジョブを同時に実行可能である場合は、前記
複数のジョブのそれぞれに対して互いに異なるアイソク
ロナスパケットを割り当てて、複数のジョブの画像デー
タ転送を同時に実行できるように制御する画像データ転
送制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の
画像処理装置。 - 【請求項3】 前記アービタは、直前のサイクルにおい
てバス使用権を獲得していたモジュールに対して優先的
に、前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフェア
・アービトレーションを行うように構成されることを特
徴とする、請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記画像データ転送を行うモジュール
は、前記画像データ転送の開始時に前記アービタに対し
てバス確保要求を通知するとともに前記画像データ転送
の終了時に前記アービタに対してバス確保破棄要求を通
知可能に構成され、 前記アービタは、前記バス確保要求を受けてから前記バ
ス確保破棄を受けるまでの間に当該バス確保要求を通知
したモジュールから前記高速シリアルバスの使用権の要
求が発生した場合は、当該モジュールに対して優先的に
前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフェア・ア
ービトレーションを行うように構成されることを特徴と
する、請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記アイソクロナスパケットの内の所定
数のパケットはバス確保用チャネルであり、前記バス確
保要求を受けたときは、前記バス確保用チャネルの1つ
を当該バス確保要求を通知したモジュール専用とするバ
ス確保制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は
2記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記バス確保制御手段は、前記バス確保
用チャネルが全て使用されている場合は前記バス確保要
求を退けるように構成されることを特徴とする請求項5
記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記アービタは、前記複数のモジュール
中のいずれかのモジュール専用とされていないバス確保
用チャネルと、前記バス確保用チャネル以外のアイソク
ロナスパケットとを、前記フェア・アービトレーション
の対象とするように構成されることを特徴とする請求項
5又は6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記複数のモジュールは、原稿の画像デ
ータを読み取る読取手段を含むことを特徴とする請求項
1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記複数のモジュールは、画像データを
出力する出力手段を含むことを特徴とする請求項1〜8
のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記複数のモジュールは、互いに処理
速度の異なるモジュールを含み、 前記画像処理装置は、前記画像データ転送に用いる前記
アイソクロナスパケットの数を前記処理速度に応じて変
更手段を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記複数のモジュールは、互いに処理
速度の異なるモジュールを含み、前記画像データ転送は
前記処理速度の遅いモジュールの処理速度に併せて行わ
れることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に
記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 複数の画像処理装置間を、所定数のチ
ャネルに割り当てられる少なくとも一つのアイソクロナ
スパケットと少なくとも1つのアシンクロナスパケット
とを1転送サイクル内に混在して順次転送可能な高速シ
リアルバスにより接続し、前記複数の画像処理装置間に
おける画像データ転送には前記アイソクロナパケットを
割り当てるとともに前記複数の画像処理装置間における
コマンド・ステータス転送にはアシンクロナスパケット
を割り当てるように構成される画像処理システムであっ
て、 前記画像データ転送を行う画像処理装置は、当該画像デ
ータ転送を開始するときに前記高速シリアルバスの使用
権を要求し、前記高速シリアルバスの使用権を獲得した
場合にのみ当該画像データ転送を実行するように構成さ
れ、 前記画像処理システムは、少なくとも2以上の画像処理
装置から前記高速シリアルバスの使用権の要求が発生し
た場合に、前記少なくとも2以上の画像処理装置の中の
特定の画像処理装置に優先的に前記高速シリアルバスの
使用権を与えるアンフェア・アービトレーションを行う
アービタを備えることを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項13】 複数の、画像データ転送を含むジョブ
を同時に実行可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段による判別の結果、前記複数の、画像デー
タ転送を含むジョブを同時に実行可能である場合は、前
記複数のジョブのそれぞれに対して互いに異なるアイソ
クロナスパケットを割り当てて、複数のジョブの画像デ
ータ転送を同時に実行できるように制御する画像データ
転送制御手段とを備えることを特徴とする請求項12記
載の画像処理システム。 - 【請求項14】 前記アービタは、直前のサイクルにお
いてバス使用権を獲得していた画像処理装置に対して優
先的に、前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフ
ェア・アービトレーションを行うように構成されること
を特徴とする、請求項12又は13記載の画像処理シス
テム。 - 【請求項15】 前記画像データ転送を行う画像処理装
置は、前記画像データ転送の開始時に前記アービタに対
してバス確保要求を通知するとともに前記画像データ転
送の終了時に前記アービタに対してバス確保破棄要求を
通知可能に構成され、 前記アービタは、前記バス確保要求を受けてから前記バ
ス確保破棄を受けるまでの間に当該バス確保要求を通知
した画像処理装置から前記高速シリアルバスの使用権の
要求が発生した場合は、当該画像処理装置に対して優先
的に前記高速シリアルバスの使用権を与えるアンフェア
・アービトレーションを行うように構成されることを特
徴とする、請求項12又は13記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項16】 前記アイソクロナスパケットの内の所
定数のパケットはバス確保用チャネルであり、前記バス
確保要求を受けたときは、前記バス確保用チャネルの1
つを当該バス確保要求を通知した画像処理装置専用とす
るバス確保制御手段を備えることを特徴とする請求項1
2又は13記載の画像処理システム。 - 【請求項17】 前記バス確保制御手段は、前記バス確
保用チャネルが全て使用されている場合は前記バス確保
要求を退けるように構成されることを特徴とする請求項
16記載の画像処理システム。 - 【請求項18】 前記アービタは、前記複数のモジュー
ル中のいずれかの画像処理装置専用とされていないバス
確保用チャネルと、前記バス確保用チャネル以外のアイ
ソクロナスパケットとを、前記フェア・アービトレーシ
ョンの対象とするように構成されることを特徴とする請
求項16又は17記載の画像処理システム。 - 【請求項19】 前記複数の画像処理装置は、原稿の画
像データを読み取る読取装置を含むことを特徴とする請
求項12〜18のいずれか1項に記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項20】 前記複数の画像処理装置は、画像デー
タを出力する出力装置を含むことを特徴とする請求項1
2〜19のいずれか1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項21】 前記複数の画像処理装置は、互いに処
理速度の異なる画像処理装置を含み、 前記画像処理システムは、前記画像データ転送に用いる
前記アイソクロナスパケットの数を前記処理速度に応じ
て変更手段を有することを特徴とする請求項12〜21
のいずれか1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項22】 前記複数の画像処理装置は、互いに処
理速度の異なる画像処理装置を含み、前記画像データ転
送は前記処理速度の遅い画像処理装置の処理速度に併せ
て行われることを特徴とする請求項12〜21のいずれ
か1項に記載の画像処理システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36439797A JPH11185030A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 画像処理装置及び画像処理システム |
| US09/203,359 US6473816B1 (en) | 1997-12-04 | 1998-12-02 | Apparatus and method for determining bus use right |
| US10/237,031 US6581118B2 (en) | 1997-12-04 | 2002-09-09 | Apparatus and method for determining bus use right |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36439797A JPH11185030A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11185030A true JPH11185030A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18481710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36439797A Pending JPH11185030A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-19 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11185030A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007058578A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Ricoh Co Ltd | 画像処理システム、プログラムおよびジョブ実行方法 |
| JP2011180654A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Oki Joho Systems:Kk | 調停装置 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP36439797A patent/JPH11185030A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007058578A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Ricoh Co Ltd | 画像処理システム、プログラムおよびジョブ実行方法 |
| JP2011180654A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Oki Joho Systems:Kk | 調停装置 |
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