JPH11185101A - 車載用金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両 - Google Patents

車載用金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両

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JPH11185101A
JPH11185101A JP9365130A JP36513097A JPH11185101A JP H11185101 A JPH11185101 A JP H11185101A JP 9365130 A JP9365130 A JP 9365130A JP 36513097 A JP36513097 A JP 36513097A JP H11185101 A JPH11185101 A JP H11185101A
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正幸 岩渕
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用硬貨計数機を、作業性および操作性に
優れ、保守点検が容易で、かつ、防盗性に優れたものと
する。 【解決手段】 処理した硬貨を一時保留し硬貨放出口1
14aから放出する硬貨計数機ユニット1を別体の金庫
ユニット2に取り付け、金庫ユニット2を自動車3の荷
台4に固定する。金庫ユニット2は金庫用枠体部201
内に紙幣収納箱203および硬貨収納箱204を配置
し、上面には硬貨計数機ユニット1を挿嵌固定するくぼ
み部210を設け、また、放出口114aに臨む位置に
硬貨受入口212を設け、硬貨計数機ユニット1が取り
外されたときに硬貨受入口212を閉じてロックするシ
ャッタ213を設ける。あるいは、硬貨受入口212を
下部が狭まったシュート構造とする。金庫ユニット2は
荷台4上をガイドレール401にガイドされ硬貨計数機
ユニット1ごと引き出せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動販売機
の貨幣処理ユニットに記憶された売上金額データ(貨幣
データ)と回収された貨幣との精算を行なうのに好適な
車載用金庫付硬貨計数機及び金庫付硬貨計数機搭載車両
に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料水やたばこなどの自動販売機を
管理する営業所の営業担当者(ルートセールスマン)
は、異なる場所に点在するそれら自動販売機から売上金
の貨幣(硬貨および紙幣を含む)を回収するにあたっ
て、車両に補充用の商品を載せて各自動販売機の設置場
所へ行き、自動販売機に商品を補充するとともに、自動
販売機の貨幣処理ユニットから売上金額データ(貨幣デ
ータ)を収集し、また、貨幣を回収し、一定額の釣り銭
準備金を補充した残りを持ち帰るが、その場合に、収集
した売上金額データと回収された貨幣の金額とが一致
(運用上は両者の誤差が例えば5%以内は一致として扱
う)するかどうかの売上確認を営業所に持ち帰った後で
行うのでは、金額が一致しない場合に原因の究明が難し
いということから、回収先において売上金等の確認まで
行なえるようにした車載用貨幣処理機が開発され、この
貨幣処理機を搭載した自動車で売上金回収作業を行うこ
とが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車載用貨幣
処理機は、自動車の運転席の横に置くように構成され、
一時保留硬貨の放出口に大袋(例えば4000枚硬貨量
収納)を取り付けて、その大袋に硬貨を収納するよう構
成されたものであったが、この貨幣処理機を搭載した自
動車で売上回収等にまわる場合、自動車を人通りの多い
場所等で停め、運転者が車から離れて、例えば自動販売
機からの現金の回収やハンディ端末等による売上金額デ
ータの収集作業を行うときに、不用心で、作業中に大袋
ごと盗まれる恐れがある。
【0004】ところで、車載用貨幣処理機が普及してい
ない地域では売上金の回収作業中の盗難に対処するた
め、自動車の荷台に金庫を固定し、1回処理毎(例えば
自動販売機1台の売上金回収作業毎)の硬貨を収納する
小袋を用意して、上記盗難の恐れのあるような場所で
は、自動販売機の硬貨放出口にこの小袋を取り付け、1
回処理毎の硬貨をこの小袋に収納して、その1回処理分
の硬貨が収納された小袋をその都度金庫に投入すること
が行われている。
【0005】ところが、このように貨幣処理機を用いる
場合、貨幣処理機は運転席の横に設置し、金庫は荷台に
設置して、1回処理毎に貨幣処理機に小袋を装着し、1
回処理分の硬貨が収納された小袋を貨幣処理機から取り
外し、その小袋を貨幣処理機の設置場所から離れた荷台
上の金庫設置場所まで運んで金庫に投入することにな
り、作業が煩雑となり、その煩雑な作業を作業者に強い
ることになる。
【0006】そのため、車載用の貨幣処理機と金庫を同
じ場所に設置して煩雑な作業をなくしたいという要求が
生じた。そして、その要求に答えることができ、しかも
防盗性を高めることのができる手段として、金庫に貨幣
処理機を内蔵させ、その貨幣処理機を内蔵した金庫を車
両に固定することが考えられた。
【0007】しかしながら、そのように金庫に貨幣処理
機を内蔵させた場合は、防盗性は確保できるが、自動販
売機等から回収した硬貨を計数収納するため貨幣処理機
へ投入する作業がやりにくく、貨幣処理機の操作もやり
にくく、また、貨幣処理機内の硬貨通路等で硬貨の詰ま
りが発生した場合の硬貨の取り除き作業等、保守点検も
やりにくくて、貨幣処理機の機能が大きく損なわれる。
【0008】したがって、計数収納作業の作業性および
操作性に優れ、保守点検が容易で、かつ、防盗性に優れ
た車載用の貨幣処理機特に硬貨計数機を得ることが課題
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
課題を解決するための手段として、硬貨計数機と金庫と
を別体のユニットとして、硬貨計数機ユニットを金庫ユ
ニットに取り付け、金庫ユニットを車体に取り付けるよ
うにするとともに、硬貨計数機ユニットが取り外されて
金庫ユニット内の硬貨が取り出されるの防ぐ適切な手段
を設けてなる車載用金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨
計数機搭載車両を提供するものである。
【0010】すなわち、この出願の発明に係る車載用金
庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両は、硬
貨を投入する硬貨投入部と、投入された硬貨を計数処理
する硬貨処理部と、硬貨処理部で処理された硬貨を受け
入れて一時保留する硬貨一時保留部と、該硬貨一時保留
部に一時保留された硬貨を放出する放出口とを有する硬
貨計数機ユニットを備えるとともに、金庫用枠体部と、
該金庫用枠体部の内部に取り出し可能に設けられる硬貨
収納体とを有し、金庫用枠体部の上面に硬貨計数機ユニ
ットの放出口に臨む位置に硬貨を受け入れる受入口が形
成され、該受入口の下方に硬貨収納体が配置される金庫
ユニットを備え、硬貨計数機ユニットと金庫ユニットと
は別体で、硬貨計数機ユニットが金庫ユニットの上に第
1取付手段により取り付けられ、金庫ユニットが金庫ユ
ニット側に形成される第2取付手段と車体側に設けられ
る第3取付手段とにより車体に可動又は固定状態で取り
付けられる車載用金庫付硬貨計数機および該金庫付硬貨
計数機を搭載した車両を前提とするものである。
【0011】そして、請求項1に係る車載用金庫付硬貨
計数機および請求項3に係る金庫付硬貨計数機搭載車両
は、金庫ユニットの受入口に、第1取付手段が壊されて
硬貨計数機ユニットが金庫ユニットから取り外されたと
きに該金庫ユニット内部の硬貨の取り出しを阻止する硬
貨取り出し阻止手段を設けたものである。この場合、金
庫ユニットは自動車等の車体の被いの有る荷台部分等
(荷台のほか、助手席等の座席、フロア等、取付場所を
問わない)に強固に固定されるため取り外すことは容易
でなく、強固な金庫用枠体部で被われているため打ち破
ることも容易でない。また、硬貨計数機ユニットがバー
ル等で金庫ユニットから取り外されても、金庫ユニット
の受入口に設けられた硬貨取り出し阻止手段によって金
庫ユニット内部の硬貨の取り出しが阻止される。そし
て、このように防盗性が良好でありながら、硬貨計数機
ユニットと金庫ユニットとが別体であるため、金庫に貨
幣処理機を内蔵させた場合のように硬貨を計数収納する
ため貨幣処理機へ投入する作業がやりにくいとか、貨幣
処理機の操作がやりにくいとか、また、貨幣処理機内の
硬貨通路等で硬貨の詰まりが発生した場合の硬貨の取り
除き作業等、保守点検がやりにくいといったことがな
く、計数収納作業の作業性および操作性に優れ、保守点
検が容易なものとできる。
【0012】また、請求項2に係る車載用金庫付硬貨計
数機および請求項4に係る金庫付硬貨計数機搭載車両
は、金庫ユニットの金庫用枠体部上面に、硬貨計数機ユ
ニットが挿嵌状態で固定され取り外し困難となって金庫
ユニット内部の硬貨の取り出しを阻止するよう硬貨計数
機ユニットの下部を挿嵌させるくぼみ部を設けたもので
ある。この場合、やはり金庫ユニットは自動車等の車体
の被いの有る荷台部分等(やはり、荷台のほか、助手席
等の座席、フロア等、取付場所を問わない)に強固に固
定されるため取り外すことは容易でなく、強固な金庫用
枠体部で被われているため打ち破ることも容易でない。
そして、硬貨計数機ユニットは下部が金庫ユニットの金
庫用枠体部上面のくぼみ部に挿嵌状態で固定されるた
め、バール等を用いても金庫ユニットから取り外すこと
は困難で、そのため、硬貨計数機ユニットを取り外して
金庫ユニット内部の硬貨を取り出すことは阻止される。
そして、このように防盗性が良好でありながら、やは
り、硬貨計数機ユニットと金庫ユニットとが別体である
ため、金庫に貨幣処理機を内蔵させた場合のように硬貨
を計数収納するため貨幣処理機へ投入する作業がやりに
くいとか、貨幣処理機の操作がやりにくいとか、また、
貨幣処理機内の硬貨通路等で硬貨の詰まりが発生した場
合の硬貨の取り除き作業等、保守点検がやりにくいとい
ったことがなく、計数収納作業の作業性および操作性に
優れ、保守点検が容易なものとできる。
【0013】また、請求項5に係る車載用金庫付硬貨計
数機および請求項6に係る金庫付硬貨計数機搭載車両
は、請求項1〜4に係る上記構成のものにおいて、金庫
ユニットの金庫枠体部に紙幣投入口を設けるとともに、
金庫枠体部の内部には紙幣投入口から投入される紙幣を
収納する紙幣収納体を取り出し可能に設けたものであ
る。この場合、硬貨だけでなく紙幣も同じ金庫ユニット
内へ収納できるため、作業性が向上する。
【0014】また、請求項7に係る車載用金庫付硬貨計
数機および請求項8に係る金庫付硬貨計数機搭載車両
は、請求項1,3に係る上記構成のものにおいて、硬貨
取り出し阻止手段を、硬貨計数機取り外し時に受入口を
閉じるシャッタ機構としたものである。この場合、防盗
性が良好で、作業性および操作性に優れ、保守点検が容
易であり、特に、硬貨計数機ユニットが取り外されたと
きに金庫ユニットの受入口がシャッタ機構によって閉じ
られて金庫ユニット内の硬貨に触れることもできなくな
るので、防盗性が一層高まる。
【0015】また、請求項9に係る車載用金庫付硬貨計
数機および請求項10に係る金庫付硬貨計数機搭載車両
は、請求項1,2に係る上記構成のものにおいて、硬貨
取り出し阻止手段を、受入口を内部まで手を挿入できな
いよう狭めるシュート構造としたものである。この場
合、防盗性が良好で、作業性および操作性に優れ、保守
点検が容易であり、特に、受入口にシャッタ機構を設け
る場合の複雑な構造に比べて簡単な構造で防盗性を確保
できる。
【0016】また、請求項11に係る車載用金庫付硬貨
計数機および請求項12に係る金庫付硬貨計数機搭載車
両は、請求項1〜4に係る上記構成のものにおいて、硬
貨収納体を、ガイドレールに沿って引き出し可能な引き
出し枠体としたものである。この場合、硬貨収納体の取
り出しが容易で、作業性が一層良好となる。
【0017】また、請求項13に係る車載用金庫付硬貨
計数機および請求項14に係る金庫付硬貨計数機搭載車
両は、請求項11,12に係る上記構成のものにおい
て、硬貨収納体が、開閉式の放出口を有するとともに、
該放出口に臨む位置に袋掛け金具装着部を備えてなるも
のである。引き出し枠体とした硬貨収納体は、硬貨を収
納したまま営業所まで運び、営業所内で硬貨を大袋に詰
め直すことになるが、引き出し枠体は上部が開放状態の
ままであるため、袋に詰め直す際に硬貨がこぼれやす
い。請求項13に係る上記構成によれば、引き出し枠体
に袋を装着して容易に袋詰めでき、防盗性および作業性
の向上を図れる。
【0018】また、請求項15に係る金庫付硬貨計数機
搭載車両は、請求項3,4に係る上記構成のものにおい
て、第2取付手段を、金庫用枠体部を引き出し可能とす
るガイドにて構成し、第3取付手段を、第2取付手段の
ガイドを引き出し可能にガイドするガイドレールにて構
成したものである。この場合、硬貨計数機ユニットおよ
び金庫ユニットを両方共引き出すことができるので、硬
貨の投入および硬貨収納体の取り出しを行いやすくな
る。そして、この金庫付硬貨計数機を自動車の荷台に設
置し、荷台上部に棚板がある場合のような、収容高さに
余裕がない場所への設置を可能とし、かつ、そのような
場所での操作性および作業性を確保できる。
【0019】また、請求項16に係る車載用金庫付硬貨
計数機および請求項17に係る金庫付硬貨計数機搭載車
両は、請求項1〜4に係る上記構成のものにおいて、硬
貨収納体が袋であり、金庫ユニットが受入口に袋掛け金
具装着部を備えてなるものである。この場合、硬貨計数
機ユニットから放出される硬貨を直接袋へ収納できるの
で、金箱に収納したものを営業所で袋に詰めかえるよう
な手間が不要で、作業性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1〜5は本発明の実施の形態の第1の例
に係り、図1は金庫付硬貨計数機を荷台の背面から操作
するよう自動車の荷台に搭載した状態で示す正面図、図
2は同金庫付硬貨計数機の右側面図、図3は同金庫付硬
貨計数機を搭載した自動車の荷台を背面を開いた状態で
示す背面図、図4は同金庫付硬貨計数機を搭載した自動
車の荷台後部を右側面を開いた状態で示す側面図、図5
は同金庫付硬貨計数機を荷台の側面から操作するよう搭
載した自動車を荷台側面を開いた状態で示す側面図、図
6は同金庫付硬貨計数機における硬貨取り出し阻止手段
をシャッタ開放状態で示す上面図(a)および側面図
(b)、図7は同金庫付硬貨計数機における硬貨取り出
し阻止手段をシャッタ閉状態で示す上面図(a)および
側面図(b)である。
【0022】図において、1は硬貨計数機ユニット、2
は金庫ユニットである。また、3は荷台付の自動車、4
はその荷台である。硬貨計数機ユニット1と金庫ユニッ
ト2とは別体のユニットとして形成されたもので、硬貨
計数機ユニット1が金庫ユニット2に取り付けられ金庫
付硬貨計数機として金庫ユニット2の部分で自動車3の
荷台4に固定される。
【0023】硬貨計数機ユニット1は、硬貨投入部に投
入された硬貨を硬貨処理部で計数処理して一時保留箱9
2(一時保留部)に一時保留し、硬貨放出部114の内
部に開口形成される硬貨放出口114aから放出するよ
う構成されている。
【0024】金庫ユニット2は、強固な金庫用枠体部2
01を有し、該金庫用枠体部201の内部に収納空間2
02が形成されている。そして、その収納空間202に
は、左右に紙幣収納箱203(紙幣収納体)および硬貨
収納箱204(硬貨収納体)が配置されている。金庫用
枠体部201の前面には、紙幣収納箱203および硬貨
収納箱204を出し入れ可能とする開口が左右に並んで
設けられ、それらの開口にそれぞれの扉205,206
が取り付けられている。そして、紙幣収納側の扉205
の上部には紙幣投入口207が設けられている。紙幣収
納箱203および硬貨収納箱204は、上記それぞれの
開口に向けて金庫用枠体部201の底板上に配置された
引き出しガイド208,209の上に載置され、それぞ
れの扉205,206を開けた状態で前方へ向け取り出
し自在である。
【0025】金庫ユニット2の金庫用枠体部201の上
面には、硬貨計数機ユニット1の下部形状に合わせてく
ぼみ部210が形成されている。硬貨計数機ユニット1
は下部が上記くぼみ部210に挿嵌状態となるよう取り
付けられ、金庫用枠体部201の天板内側から固定ねじ
211(第1取付手段)によって固定される。
【0026】また、金庫ユニット2の金庫用枠体部20
1の上面には、硬貨計数機ユニット1の放出口114に
臨む位置に硬貨を受け入れる硬貨受入口212が形成さ
れている。上記硬貨収納箱204はこの硬貨受入口21
2の下方に配置されるものである。
【0027】金庫ユニット2の金庫用枠体部201内に
は、上記硬貨受入口212を開閉するシャッタ213が
配置され、また、このシャッタ213を開放位置および
閉じ位置にロックする第1および第2のロック部21
4,215が配置されている。これらシャッタ213と
ロック部214,215は、硬貨計数機ユニット1が金
庫ユニット2から取り外されたときに硬貨受入口212
を閉じて、金庫ユニット2内部の硬貨の取り出しを阻止
する硬貨取り出し阻止手段としてのシャッタ機構を構成
する。
【0028】図6および図7に示すように、シャッタ2
13は略矩形で、ばね掛けピン216が下面に立設さ
れ、そのばね掛けピン216と金庫用枠体部201の右
側壁(図1において右側の側壁)との間に引っ張りばね
217が張設されて、該引っ張りばね217により硬貨
受入口212を閉じる方向に付勢されている。また、シ
ャッタ213の一側縁にはロック係合溝218が形成さ
れている。
【0029】シャッタ213を開放位置にロックする第
1ロック部214は、上記シャッタ213のロック係合
溝218に係合することによってシャッタ213を図6
に示す開放位置にロックするロック係合部を一端に備え
固定軸219に回動自在に支承されたレバー220と、
このレバー220の他端を金庫用枠体部201の頂板に
向け付勢する引っ張りばね221と、上端が金庫用枠体
201の頂板に形成された貫通穴を貫通して金庫用枠体
201上面からくぼみ部210に突出自在とされ下端が
レバー220の上記他端に当接するよう配置されたねじ
調節式の連動ピン222と、レバー220の一端ロック
係合部がシャッタ213のロック係合溝218に係合し
た図6に示すシャッタ開放状態においてレバー220の
上記他端に当接し位置規制する第1ストッパピン223
と、レバー220の一端ロック係合部がシャッタ213
のロック係合溝218から外れシャッタ213が図7に
示す閉じ位置に移動した状態でレバー220の一端ロッ
ク係合部に当接し位置規制する第2ストッパピン224
とから構成されている。
【0030】また、シャッタ213を閉じ位置にロック
する第2ロック部215は、金庫用枠体部201の後壁
に設けられた支持用ブラケット225と、上端に下降ス
トッパ用の大径部を有し上記支持用ブラケット225の
貫通穴に遊嵌支持されて常時は自重で降下してロック位
置を保持するロックピン226とからなっている。
【0031】上記シャッタ機構は、硬貨計数機ユニット
1の取り付けの前後において所定のセッティングを行
う。
【0032】硬貨計数機ユニット1を取り付ける前は、
シャッタ213はばね217の付勢力によって図7
(a)に示すように硬貨受入口212を閉じる位置にあ
り、ロック位置へ降下した第2ロック部215のロック
ピン226により閉じ位置にロックされている。また、
このとき、第1ロック部214は、図7(b)に示すよ
うにレバー220がばね221の付勢力により一端ロッ
ク係合部において第2ストッパピン224に当接し、連
動ピン222が金庫用枠体部201の上面くぼみ部21
0に突出している。そして、金庫ユニット2の上に硬貨
計数機ユニット1を載せ、硬貨計数機ユニット1の下部
を金庫ユニット2の上面くぼみ部210に挿嵌させる
と、第1ロック部214は、硬貨計数機ユニット1の下
面に接する連動ピン222が押し下げられ、レバー22
0が図7(b)において時計方向に回動し、レバー22
0の一端ロック係合部はシャッタ213の開方向への移
動を阻止する位置まで持ち上がる。
【0033】この状態で、金庫ユニット2の硬貨収納側
の扉206を開け、連動ピン222のねじを締めて、レ
バー220を図6(b)に一点鎖線で示すように一端ロ
ック係合部がシャッタ213の開方向への移動を阻止し
ない位置まで回動させる。そして、第2ロック部215
のロックピン226を指で持ち上げてロックを解除し、
ばね掛けピン216を持ってシャッタ213を図6
(a)に示す開放位置まで移動させ、その状態で、連動
ピン222のねじを緩めてレバー220を図6(b)に
実線で示す位置まで回動させ、レバー220の一端ロッ
ク係合部をシャッタ213のロック係合溝218に係合
させることによりシャッタ213を開放位置にロックす
る。
【0034】金庫ユニット2には、金庫用枠体部201
の底面に、前後方向に延びる一対のガイド400(第2
取付手段)が設けられている。それに対し、自動車3の
荷台4には、所定の位置に、金庫ユニット2側の上記一
対のガイド400のそれぞれを離脱不能に挟持するとと
もに前後スライド自在にガイドし引き出し可能とする各
一対のガイドレール401(第3取付手段)が設けられ
ている。荷台4側のこれらガイドレール401は、一枚
のベース板402上に所定間隔で配置されたもので、そ
のベース板402が荷台4の底板上に固定ねじ403に
て固定される。また、ベース板402には、ガイド40
0の最大引き出し位置を規制し、また、押し込み時のセ
ット位置を規定するよう、前後にストッパ404が立設
されている。
【0035】図1〜4の例は、金庫付硬貨計数機の硬貨
計数機ユニット1の操作を荷台4の背面から操作する場
合で、この場合、金庫付硬貨計数機が荷台4の後部にお
いて荷台背面に向くようガイドレール401が配置され
る。この状態で、金庫付硬貨計数機は図4に二点鎖線で
示すように硬貨計数機ユニット1のカバーを開け、同図
の矢印で示す方向から操作する。また、ガイドレール4
01の位置を変えることにより、図5に示すように金庫
付硬貨計数機を荷台4の側面から操作する配置とするこ
ともできる。
【0036】このように金庫用枠体部201にガイド4
00を設け、それらガイド400をガイドして引き出し
可能とするガイドレール401を自動車3の荷台4に設
けたことにより、硬貨計数機ユニット1および金庫ユニ
ット2は金庫付硬貨計数機として図2に一点鎖線で示す
ように一体で引き出すことができる。そのため、車体後
方において、あるいは車体側方において硬貨計数機ユニ
ット1への硬貨の投入および金庫ユニット2からの硬貨
収納箱204の取り出しを行いやすくなり、また、金庫
ユニット2の紙幣投入口207への紙幣の投入および金
庫ユニット2からの紙幣収納箱203の取り出しも行い
やすくなり、図2に示すように荷台4の上部に棚板40
5があってスペースに余裕がない場所への金庫付硬貨計
数機の設置も可能となる。
【0037】金庫ユニット2は、ガイド400が荷台4
側のガイドレール401に離脱不能に挟持されていると
ともに、ストッパ404により最大引き出し位置が規制
されているため、金庫ユニット2は荷台に強固に固定さ
れたものとなって、取り外すことは容易でなく、また、
強固な金庫用枠体部で被われているため打ち破ることも
容易でない。
【0038】そして、硬貨計数機ユニット1は下部が金
庫ユニット2の金庫用枠体部201上面のくぼみ部21
0に挿嵌状態で固定されるため、バール等を用いても金
庫ユニット2から取り外すことは困難であり、また、硬
貨計数機ユニット1が金庫ユニット2から取り外された
ときは、第1ロック部214の連動ピン222にかかる
荷重がとれ、レバー220がばね221の付勢力で回動
して、図7(b)に示すようにレバー220の一端ロッ
ク係合部がシャッタ213のロック係合溝218から外
れ、ロックが解除されて、シャッタ213がばね217
の付勢力によって移動し、硬貨受入口212を閉じる。
そして、それまではシャッタ213の上面にのっていた
第2ロック部215のロックピン226はシャッタ21
3の通過で自重で下降し、シャッタ213を閉じ位置に
ロックする。そのため、シャッタ213を手で開放移動
できず硬貨受入口212に手を入れて金庫ユニット2内
から硬貨を取り出すことはできない。
【0039】図8は、実施の形態の第2の例を示す金庫
付硬貨計数機の要部正面図である。この例は、金庫ユニ
ット2内に、硬貨収納体として、袋掛け金具116を装
着した収納袋117を配置するものである。そのため、
金庫ユニット2の金庫用枠体部201には扉206を開
放させた状態で袋掛け金具116を挿脱自在に取り付け
る袋掛け金具装着部115が取り付けられている。ま
た、袋掛け金具116の挿入後は扉206は閉じられて
ロックされる。袋掛け金具装着部115は、金庫用枠体
部201の天板に固定されたもので、硬貨受入口212
の下方に位置してシュート部を構成する。金庫付硬貨係
数機のその他の構成および自動車への搭載の態様等は、
先の図1〜7の例と同様である。ここでは、共通する部
分について図8に同じ符号を付すに留め、詳細な説明は
省略する。なお、上記袋掛け金具装着部115は、シャ
ッタ213の動作を妨げないものであることは勿論であ
る。
【0040】図9は、実施の形態の第3の例を示す金庫
付硬貨計数機の要部正面図、図10は同右側面図であ
る。この例は、硬貨取り出し阻止手段を、硬貨受入口の
形状により硬貨取り出しを阻止するようにしたものであ
る。すなわち、図9および図10に示すように、金庫ユ
ニット2の金庫用枠体部201における硬貨受入口21
2(硬貨計数機ユニット1の硬貨放出部114の硬貨放
出口114aに臨んで設けられる)を、下部が狭まった
シュート構造で、手を挿入できないものとしている。こ
の場合、硬貨取り出し阻止手段としてのシャッタ機構は
設けない。シュート部の形状は図示のものに限るもので
はなく、例えば中程でくの字に折れ曲がったものでもよ
い。金庫付硬貨計数機のその他の構成および自動車への
搭載の態様等は、先の図1〜7の例と同様である。ここ
では、やはり共通する部分について図9及び図10に同
じ符号を付すに留め、詳細な説明は省略する。なお、図
には、金庫枠体部201を荷台に直接取り付けたものを
示しているが、先の第1および第2の例と同様に金庫枠
体部201にガイドを設け、硬貨計数機ユニット1を金
庫ユニット2ごと引き出せるようにしてもよいことは勿
論である。
【0041】図11は、実施の形態の第4の例を示す金
庫付硬貨計数機の要部正面図、図12は同右側面図であ
る。この例は、硬貨収納体を、ガイドレール240に沿
って引き出し可能な引き出し枠体からなる硬貨収納箱2
41としたものである。この硬貨収納箱241は、底部
に放出口242が設けられるとともに、該放出口242
の下方に袋掛け金具116を挿脱自在とする袋掛け金具
装着部243が設けられている。そして、その硬貨収納
箱241の放出口242を開閉するシャッタ244が設
けられ、そのシャッタ244が常時は図示しないばねで
閉じ方向へ付勢されている。また、シャッタ244には
前端に垂下部244aが設けられ、袋掛け金具装着部2
43に袋掛け金具116を装着すると、袋掛け金具11
6の後端部によってこの垂下部244aが押され、シャ
ッタ244が移動して放出口242が開くように構成さ
れている。図12において、245はシャッタ244の
開放位置を規制するよう硬貨収納箱214の底面に設け
られるストッパである。硬貨収納箱214の底面には、
また、シャッタ244の閉じ位置を規制するストッパ
(図示せず)が設けられる。なお、この第4の例は、硬
貨計数機ユニット1と金庫ユニット2を強固なカバー枠
体内に一体形成した金庫付硬貨計数機に適用してもよ
い。
【0042】ガイドレール240は、硬貨収納箱241
の底板部を左右で支持するとともに、左右側板の外面お
よび上面を左右両側でガイドするよう構成されている。
そして、硬貨収納箱241は図示しない規制手段により
引き出し限度位置が規制され、図12に一点鎖線で示す
ように後端部を若干残す位置まで引き出し可能とされて
いる。そのとき、硬貨収納箱214は後端部がガイドレ
ール240に挟まれた状態でその位置に保持される。そ
して、そのように硬貨収納箱241を引き出した状態
で、収納袋117をつけた袋掛け金具116を袋掛け金
具装着部243に装着すると、シャッタ244が開いて
放出口242から硬貨が放出され、収納袋117内に収
納される。また、放出口242から遠くて自然落下しな
い硬貨は作業者が手でかき集めて放出口242から落と
すことにより収納袋117内に収納される。その後、袋
掛け金具116を収納袋117ごと引き抜き、硬貨収納
箱241を押し込んで扉206を閉じる。金庫付硬貨係
数機のその他の構成および自動車への搭載の態様等は、
先の図1〜7の例と同様である。ここでは、共通する部
分について図11および図12に同じ符号を付すに留
め、詳細な説明は省略する。
【0043】
【実施例】図13〜17は、硬貨計数機ユニット1の一
例を示している。
【0044】図13は硬貨計数機ユニット1の斜視図、
図14は同概略構造図、図15は同平面図、図16は同
背面視断面図、図17は同側面視断面図である。
【0045】この硬貨計数機ユニット1は、機体41を
有し、機体41の上面には開閉蓋42によって開閉され
る硬貨投入口43が形成され、硬貨投入口43の下側に
はモータ44によって回転駆動される回転円盤45が配
設されている。そして、硬貨投入口43の近傍には開閉
扉42の閉塞を検知する蓋検知センサ46が配設され、
また、回転円盤45上に臨んで回転円盤45上の硬貨の
有無を検知する残留検知センサ47が配設されている。
【0046】回転円盤45は、上面の中央に椀伏せ状の
土手部45aが設けられ、周囲には周壁部45bが設け
られ、その周壁部45bの一部に開口部48が形成され
ている。そして、その開口部48には、硬貨を1枚ずつ
通すために厚み規制部材49が配設されている。硬貨投
入口43から投入された硬貨は、回転円盤45上に落
ち、回転円盤45の回転による遠心力によって周壁部4
5bの内面に沿って移動し、厚み規制部材49の下を通
過して1枚ずつ硬貨通路51に送り出される。
【0047】硬貨通路51は、回転円盤45の上面とほ
ぼ同じ高さに配設された底板52上に、回転円盤45の
接線方向に沿って形成されている。そして、硬貨通路5
1の両側に側板53,54が配設され、一側の側板53
には、硬貨通路51内に進入した硬貨を通路中央側に寄
せるガイド縁部53aが形成され、また、このガイド縁
部53aに連続して、後述の識別器による硬貨識別やリ
ジェクト機構による硬貨リジェクトのための基準位置を
出す基準縁部53bが形成されている。
【0048】硬貨通路51の上方には、硬貨通路51内
に進入した硬貨を底板52の上面に押し付けながら搬送
するよう第1の搬送ベルト55および第2の搬送ベルト
56が張設されている。これら搬送ベルト55,56
は、支持部材57に回転自在に軸支された各一対のプー
リ58a,58b;59a,59bの間に張設されたも
ので(図16参照)、第1の搬送ベルト55の下流側の
プーリ58bと第2の搬送ベルト56の上流側のプーリ
59aとは同軸に固定され、第1の搬送ベルト55の上
流側のプーリ58aの軸がモータ60の駆動軸に連結さ
れている。モータ60の駆動により両搬送ベルト55,
56は回転駆動され、硬貨通路51内に進入した硬貨が
搬送される。
【0049】支持部材57は、回転円盤45側の一端が
回転軸61に支持され(図16参照)、該回転軸61を
支点として上方へ回動可能で、通常時は下方へ回動され
て各搬送ベルト55,56と底板52との間隔を硬貨の
厚みより狭い間隔とするよう保持され、上方への回動時
には両搬送ベルト55,56を上方へ退避させて硬貨通
路51の上面を開放するよう構成されている。また、支
持部材57は、各搬送ベルト55,56が下流側で上記
一側の側板53に近接するよう回転軸61に斜めに支持
されている。支持部材57がこのように斜めに支持され
ていることにより、各搬送ベルト55,56は硬貨通路
51内の硬貨を上記一側の側板53に寄せるように作用
する。
【0050】硬貨通路51には、上記一側の側板53の
基準縁部53bの上流端近傍の位置に、硬貨通路51内
を搬送される硬貨を識別する識別器62が配設されてい
る(図15および図16参照)。この識別器62は、硬
貨の穴の有無を検知する穴検知センサ63と、磁気によ
って硬貨の材質を検知する材質検知センサ64と、硬貨
の外径を検知する外径検知センサ65とが上流側からこ
の順に配設されてなるものである。
【0051】また、硬貨通路51の上記識別器62の下
流側には、該識別器62や後述する片寄せ検知センサに
よってリジェクト硬貨が識別されたときに、そのリジェ
クト硬貨の次に搬送されてくる硬貨を停止させるための
ストッパ機構66が配設されている。このストッパ機構
66は、一対のストッパ67,67を有し、この一対の
ストッパ67,67が、硬貨通路51の両側方位置にお
いて底板52および両側板53,54を貫通して形成さ
れた左右一対の孔部68,68に貫挿配置され、底板5
2の下方に配置されたソレノイド69により駆動伝達機
構70を介して通路幅方向に移動可能で(図15および
図16参照)、通路幅方向の内側に移動することにより
硬貨を停止させるよう構成されたものである。
【0052】硬貨通路51のストッパ機構66の下流側
には、リジェクト硬貨を排出するためのリジェクト口7
1が上記一側の側板53の基準縁部53bを基準として
形成され、このリジェクト口71に対し上記一側の側板
53の側にリジェクト機構72が配設されている(図1
5および図16参照)。このリジェクト機構72は、上
記一側の側板53の切り欠き部53cに配置されたロー
ラ73と、このローラ73を通路幅方向に移動させるソ
レノイド74とで構成されたものである(図14および
図15参照)。リジェクト口71は、通路幅方向の寸法
が最小径硬貨の直径より小さくて半径より大きく、上記
一側の側板53の基準縁部53bから若干通路内側に寄
った位置に形成されている。
【0053】また、硬貨通路51のリジェクト機構72
の下流側には、識別器62で真貨と識別された硬貨が送
出される送出口75が形成されている(図15および図
16参照)。
【0054】硬貨通路51の識別器62とストッパ機構
66との間には、硬貨が上記一側の側板53の基準縁部
53bに片寄せされて識別器62で正しく識別されたこ
とを検知するための片寄せ検知センサ76が配設されて
いる。また、ストッパ機構66とリジェクト機構72と
の間には、リジェクト硬貨の通過を検知するリジェクト
硬貨通知検知センサ77が配設され、さらに、リジェク
ト機構72と送出口75との間には、送出口75に放出
される硬貨を検知するカウントセンサ78が配設されて
いる(図14参照)。
【0055】以上、回転円盤45から送出口75までの
機構が、硬貨を所定の順序で処理する貨幣処理部79
(図13参照)を構成している。
【0056】硬貨通路51の下流側は底板52上を前方
(図15下側)に向け延設されている。そして、機体4
1には、硬貨通路51の下流側の延設方向に対して一側
(図15右側)において前方へ突出する突出部41aが
形成され、この突出部41aの底板52の下側に箱収納
空間81が形成されている。そして、突出部41aに
は、上記一側とは反対側(図15左側)に上記箱収納空
間81の開口部82が形成されるとともに、この開口部
82を開閉する開閉扉83が配設されている。開閉扉8
3は、前端側の回動軸84を支点として開閉可能に支持
され、後端側には開閉扉83を開閉操作するための把手
を兼ねたリジェクト用の切欠窓85が設けられている。
【0057】箱収納空間81には、リジェックト口71
から落下する硬貨をシュート86を介して受け入れるリ
ジェクト箱87が配設されている。このリジェクト箱8
7は、箱収納空間81の上記開口部82に臨む側面に把
手88を有し、開口部82を通じて着脱可能に配設され
るものである。リジェクト箱87の配設位置には、リジ
ェクト箱87がセットされたことを検知するリジェクト
箱検知センサ89と、リジェクト箱87内にリジェクト
硬貨が満杯になったことを検知するフル検知センサ90
がそれぞれ配設されている(図14参照)。
【0058】箱収納空間81には、一時保留部として、
放出口75から落下する硬貨をシュート91を通じて受
け入れる一時保留箱92が上記開口部82を通じて着脱
可能に配設されている。この一時保留箱92は、一対の
円板状の側板93,94およびこの一対の側板93,9
4間に設けられる円筒状の底板95を有し、底板95の
一部には硬貨出入口96が形成されている。そして、一
対の側板93,94の中心を貫通して円筒状の挿入筒9
7が固定され、挿入筒97の箱収納空間81への挿入側
の一端には、図17に示すように、軸方向に沿って長溝
状の係合溝98が形成されている。また、開口部82に
臨む側板93には把手99が設けられている。
【0059】箱収納空間81には、上記一時保留箱92
を支持する支持駆動機構100が配設されている(図1
7参照)。この支持駆動機構100は、箱収納空間81
の奥側(開口部82と反対側)の仕切壁101に回転自
在に軸支されるとともに一端が開口部82に向けて突出
する回転軸102を有するもので、その回転軸102の
一端に一時保留箱92の挿入筒97が嵌合挿入されるこ
とにより一時保留箱92を支持する。また、回転軸10
2には、挿入筒97の係止溝98と係合して回り止めす
るピン103が突設されている。そして、仕切壁101
の内側に位置する上記回転軸102の他端には、プーリ
104が固定され、このプーリ104とモータ105
(図14参照)の図示しない駆動プーリとの間にベルト
106が張設されている。モータ105の駆動により一
時保留箱92は回転軸102を中心として回転する。
【0060】仕切壁101の内側には、支持駆動機構1
00の回転軸102の回転位置を検知する回転位置検知
機構107が配設されている。この回転位置検知機構1
07は、周縁部にスリットを有する遮光板108を有
し、この遮光板108が回転軸102に固定されるとと
もに、この遮光板108の周縁に臨ませてフォトインタ
ラプタ109が配設されたものであって、遮光板108
が回転軸102と一緒に回転し、その回転する遮光板1
08のスリットをフォトインタラプタ109が検知する
ことにより、回転軸102の回転位置および定位置を検
知する。
【0061】また、箱収納空間81には一時保留箱92
の配設位置に、一時保留箱81がセットされたことを検
知する一時保留検知センサ110と、一時保留箱92内
に硬貨が満杯になったことを検知するフル検知センサ1
11がそれぞれ配設されている(図14参照)。
【0062】また、図16に示すように、箱収納空間8
1の一時保留箱92の配設位置の周囲を囲むようにして
シュート112が配設され、このシュート112の下端
開口113の下方で、機体41の突出部41aの下面に
は、内部に硬貨放出口114aが開口された硬貨放出部
114が形成されている。
【0063】また、硬貨計数機ユニット1の機体41左
側面には、電源ケーブル121の一端のコネクタ122
を接続するコネクタ受123が配設されている(図15
参照)。硬貨計数機ユニット1には、このコネクタ受1
23に接続される電源ケーブル121を介し車両のバッ
テリ電源が供給される。
【0064】また、硬貨計数機ユニット1の機体41の
背面側には、有線通信の際にハンディ端末のコネクタ受
に一端が接続される通信ケーブル13の他端のコネクタ
124を接続するコネクタ受125が配設されている
(図15参照)。
【0065】また、硬貨計数機ユニット1の上面には、
開閉扉42(硬貨投入口43)の他に、入力部として入
力や表示を行う操作部126が配設されている(図13
参照)。この操作部126は、機体41の前面側の上部
斜面にあって、表示部127,計数処理のスタートとス
トップを指示するスタート/ストップボタン128,デ
ータクリアを指示するクリアボタン129,表示部に表
示される金額と枚数の切り換えを指示する円/枚切換ボ
タン130,計数値が表示器に表示される金種の切り換
えを指示する表示切換ボタン131,一時保留箱92内
の硬貨の収納を指示する収納ボタン132等を備えてい
る。
【0066】表示部127は、金額または枚数の計数値
を表示する計数値表示の他、リジェクト硬貨を識別した
時のリジェクト表示と、貨幣処理機1の入力部で入力操
作を行うローカルモードに切り替わった時のローカルモ
ード表示と、ハンディ端末8との通信によってリモート
コントロールされるリモートモードに切り替わった時の
リモートモード表示を行い、また、表示した計数値の金
種(500円から10円まで)を表示する金種表示を行
うものである。ローカルモードとリモートモードの切り
替えは、機体41の裏面に設けられた図示しないモード
スイッチによって行われる。ローカルモード時には、硬
貨計数機ユニット1はハンディ端末8とは一切無縁で、
硬貨計数機ユニット1の操作部126のみで操作するも
のとなる。一方、リモートモード時は、スタート/スト
ップボタン128のみ操作可能で、他のクリアボタン1
29,円/枚切換ボタン130,表示切換ボタン131
および収納ボタン132は操作不能となり、これらのボ
タン129〜132の機能をハンディ端末8による操作
で行うことになる。
【0067】また、図13に示す硬貨計数機ユニット1
の機体41の前面壁には、表示部の下側に、光通信用交
信部の光通信媒体(赤外線)を送受信する光通信窓部1
33が形成されている。
【0068】硬貨計数機ユニット1は、制御部を備え、
また、各種データの記憶読出が可能な記憶部と、ハンデ
ィ端末との間で通信ケーブル13を介して相互に通信を
行うための有線通信用交信部(インターフェース)と、
ハンディ端末との間で相互に光通信を行うために光通信
用交信部(インターフェース)と、各種表示を行なう表
示部と、入力操作を行なう入力部と、機構中の複数のモ
ータやソレノイドなどを駆動させる駆動部と、機構中の
複数のセンサの出力を入力するセンサ入力部を備えてい
る。そして、記憶部,有線通信用交信部,光通信用交信
部,表示部,入力部,駆動部およびセンサ入力部がそれ
ぞれ制御部に接続されている。
【0069】図18は、ハンディ端末の一例を示してい
る。
【0070】ハンディ端末8は縦長の端末ケース19か
らなるもので、正面視にて、この端末ケース19の中央
に表示部の液晶ディスプレイ20が配置され、液晶ディ
スプレイ20の下側に入力部のテンキーや各種設定キー
を有するキー入力部21が配設され、上側に印字部17
が配設されている。そして、液晶ディスプレイ20の表
面にはタッチスクリーン入力部を構成するタッチスクリ
ーンが形成されている。また、液晶ディスプレイ20の
上側には印字部17との間に、印字部17を操作する印
字用入力部22が配設されている。上記入力部は、キー
入力部21の他、これら液晶ディスプレイ20上のタッ
チスクリーン入力部と印字用入力部22とで構成された
ものである。
【0071】印字部17は、サーマルプリンタにより構
成されたもので、ロール状に巻回された感熱紙が内蔵さ
れ、その感熱紙に熱転写印字して外部に送出する。
【0072】また、端末ケース19の上端部には、光通
信用交信部12の光通信媒体(赤外線)を送受信する光
通信窓部23が形成されている。さらに、端末ケース1
9の側部には、通信ケーブル13のコネクタ24を接続
するコネクタ受25が設けられている。
【0073】ハンディ端末8は、制御部を備え、また、
各種データの記憶読出が可能な記憶部と、自動販売機と
の間で相互に光通信を行なうとともに硬貨計数機ユニッ
ト1との間でも相互に光通信を行うための光通信用交信
部(インターフェース)12と、硬貨計数機ユニット1
との間で通信ケーブル13を介して相互に通信を行なう
有線通信用交信部(インターフェース)と、各種表示を
行う表示部(液晶ディスプレイ20)と、入力操作を行
う入力部(キー入力部21,液晶ディスプレイ20上の
タッチスクリーン入力部および印字用入力部22)と、
各種データを印字出力する印字部17を備え、また、こ
のハンディ端末8に電源を供給する充電式のバッテリを
備えている。そして、記憶部,光通信用交信部12,有
線通信用交信部,表示部,入力部および印字部17はそ
れぞれ制御部に接続されている。また、バッテリは、通
常はAC100Vの電源によって充電するが、通信ケー
ブル13で貨幣処理機1と接続された状態で、硬貨計数
機ユニット1を介して供給される車両のバッテリ電源に
より充電することも可能である。
【0074】ハンディ端末8の制御部は、収集した売上
金額データと貨幣処理機1で処理した貨幣処理データと
を比較照合する機能を有している。また、記憶部は、自
動販売機から収集した売上金額データを記憶する機能
と、硬貨計数機ユニット1で処理した硬貨処理データを
記憶する機能と、それらデータの照合結果を記憶する照
合機能を有している。
【0075】上記硬貨計数機ユニット1およびハンディ
端末8を用いた硬貨計数処理は次のとおりである。な
お、便宜上、ローカルモード,リモートモードの両方を
あわせて説明し、相異する場合のみその都度補足説明す
る。
【0076】硬貨は機体41の上面の硬貨投入口43を
通じて回転円盤45上に投入する(図13,図14を参
照)。そして、ローカルモード,リモートモードのいず
れの場合も、操作部126のスタート/ストップボタン
128を操作することにより、搬送ベルト55,56用
のモータ60と回転円盤45用のモータ44が順に駆動
されて計数動作が開始される。ただし、この計数動作
は、リジェックト箱87および一時保留箱92が機体4
1の箱収納空間81に収納されるとともに箱収納空間8
1の開閉扉83が閉塞されていること等を条件に開始さ
れる。
【0077】図15において、回転円盤45が回転する
と、硬貨は遠心力によって回転円盤45上の周壁部45
bに沿って移動するとともに厚み規制部材49の下を通
過して1枚ずつ硬貨通路51に送り出される。そして、
このようにして回転円盤45から硬貨通路51に1枚ず
つ送り出された硬貨は、第1の搬送ベルト55および第
2の搬送ベルト56の順にそれら搬送ベルト55,56
の下側にくわえ込まれて底板52の上面に押し付けられ
ながら通路下流へ搬送される。その際、硬貨は、第2の
搬送ベルト56の下側にくわえ込まれるまでに、一側の
側板53の通路中央に向けてせり出すガイド縁部53a
を経て基準縁部53bに沿わされる。
【0078】そして、硬貨はさらに第2の搬送ベルト5
6によって基準縁部53bに沿わされつつ送られ、識別
器62を通過して、識別器62により真偽および金種が
識別される。
【0079】識別器62で真貨と識別された硬貨は、ス
トッパ機構66およびリジェックト機構72の位置をそ
のまま通過し、硬貨通路51の終端部の放出口75から
放出され、一時保留箱92に一括して一時保留される。
【0080】一方、識別器62で偽貨と識別された場
合、リジェクト処理有のモード選定がなされているとき
は、偽貨と識別された硬貨(リジェクト硬貨)がストッ
パ機構66の位置を通過したことが検知されると、スト
ッパ機構66のソレノイド69が作動して一対のストッ
パ67,67が硬貨通路51内に進入し、リジェックト
硬貨の次に送られてきた硬貨が停止される。そして、リ
ジェクト機構72のソレノイド74が作動してローラ7
3が硬貨通路51内に進入し、リジェクト硬貨が移動さ
れて、基準縁部53b側の縁がジェックト口71の縁か
ら外され、リジェックト硬貨はリジェックト口71から
落下し、リジェックト箱87に排除される。この場合、
リジェクト箱87は開閉扉83のリジェクト回収窓85
から自由に引き出すことができるので、リジェクト箱8
7を引き出してリジェクト硬貨を回収し排除する。
【0081】リジェクト処理有かリジェクト処理無かは
選択により設定されるもので、リジェクト処理無のモー
ド選定がなされているときは、ストッパ機構66は作動
するがリジェクト機構72は作動せず、リジェクト硬貨
も硬貨通路51を終端部まで送られて放出口75から放
出され、一時保留箱92に入る。そして、次の硬貨はス
トッパ67,67によって停止される。また、回転円盤
45および搬送ベルトが停止する。なお、ストッパ6
7,67は一切作動させず、回転円盤45および搬送ベ
ルト55,56のみ停止させるだけでもよい。その場合
はリジェクト硬貨の後続の数枚も一緒に一時保留箱92
に入ることになる。その際、開閉扉83はいつでも開く
ことができ、一時保留箱92を随時引き出せる状態であ
って、一時保留箱92を引き出して、リジェクト硬貨を
排除し、その他の一時保留硬貨を、再度、硬貨投入口4
3から回転円盤45上に投入し、計数をやり直す。計数
データは一時保留箱92を再度セットした時にクリアさ
れる。そして、スタート/ストップボタン128を押す
ことによって計数が最初からやり直される。なお、その
際、リジェクト硬貨の交じった一時保留硬貨は、そのま
ま別の収納袋に入れて分けて持ち帰るようにすることも
できる。
【0082】一時保留箱92を箱収納空間81に戻す際
には、一時保留箱92の挿入筒97内に回転軸102が
嵌合挿入されるようにして一時保留箱92を箱収納空間
81に挿入するとともに、挿入筒97の係合溝98を回
転軸102のピン103に係合させて回り止めする。
【0083】計数動作は一時保留箱92が満杯になると
自動停止する。一時保留箱92が満杯になったかどうか
は、フル検知センサ111によって検知される。なお、
フル検知センサ111の代わりに、一時保留箱92への
送り込み枚数が所定枚数(例えば200枚)になったこ
とを識別器62を通過した枚数によって検知することも
可能である。そして、スタート/ストップボタン128
を押すと、モータ105が回転して一時保留箱92の硬
貨出入口96が下向きとなり、一時保留硬貨が排出さ
れ、硬貨放出口114aから放出される。そして、継続
して計数処理可能な状態となる。この場合、一時保留硬
貨の計数データは、ローカルモードでは収納ボタン13
2を押さない限り、また、リモートモードでは収納ボタ
ン132に相当する操作をハンディ端末8で行わない限
りは加算され続ける。そして、全ての硬貨の貨幣データ
が加算された段階で、ローカルモードでは硬貨計数機ユ
ニット1の表示部127により金額,金種別枚数等を読
み取ってハンディ端末8にその貨幣データを入力し、収
納ボタン132を押す。これにより、硬貨計数機ユニッ
ト1内の貨幣データはクリアされる。また、リモートモ
ード時は収納ボタン132の操作に対応するハンディ端
末8側の操作によりその貨幣データがハンディ端末8へ
送信されるとともに、硬貨計数機ユニット1内の後続デ
ータはクリアされる。
【0084】また、識別器62で所定時間以上硬貨を検
知しないと、投入された全ての硬貨の計数処理が終了し
たものとして、計数動作が停止される。そして、一時保
留箱92が満杯にならない状態で計数処理(金種別計数
と金額演算)が終了した場合は、ローカルモード時は硬
貨計数機ユニット1の表示部127に表示される一時保
留硬貨の金額および金種別枚数をハンディ端末8へ入力
した後、収納ボタン132を押すことにより、また、リ
モートモードでは収納ボタン132に相当する操作をハ
ンディ端末で行うことにより、一時保留硬貨が放出さ
れ、同時に、リモートモードでは一時保留硬貨の計数デ
ータは自動販売機毎の収納データとしてハンディ端末8
へ送信される。
【0085】なお、リモートモード時には自動照合処理
を選択することができる。自動照合モードでは、ハンデ
ィ端末8に自動販売機9の売上金額データを収集すると
ともに、硬貨計数機ユニット1の計数金額データ(収納
された貨幣データ)を収集し、手入力による紙幣計数金
額データを入力して、計数金額データの合計金額を売上
金額データと照合する。そして、一致しているか、一致
していなくても誤差が所定範囲内(例えば2%以内)で
あれば、照合結果良とし、ハンディ端末8の操作によっ
て収納指令を出し、一時保留硬貨を収納させる。また、
照合結果良でない(照合結果否)ときは、収納指令の操
作は不能で、このときは、自由に開放できる開閉扉83
を開き、自由に引き出せる一時保留箱92を引き出し、
一時保留硬貨を別途用意した収納袋にいれて分けて持ち
帰るか、貨幣計数機1にもう一度投入して計数をやり直
す。この場合、一時保留データは一時保留箱92の引き
抜き再セットによりクリアされ、その自動販売機に貨幣
について最初からの計数処理となる。なお、開閉扉83
に電磁ロック等の開閉ロック機構を設けて、照合結果良
の時には収納指令操作のみ可能で、一時保留箱92の引
き出しができないようにし、照合結果否の時には収納指
令操作を不能とし、開閉扉83のロックを解除して一時
保留箱92を引き抜せるようにすることもできる。
【0086】また、リモートモードでも、自動照合解除
(非照合モード)が選択されているときは、ハンディ端
末8の表示部の液晶ディスプレイ20に表示されたデー
タを見て、あるいは印字部17のプリントアウト出力を
見て、営業担当者が比較照合する。
【0087】次に、売上精算の全体の処理動作の一例を
説明する。
【0088】自動販売機を管理している営業担当者(ル
ートセールスマン)が、金庫付硬貨計数機を搭載した車
両に自動販売機に補充する商品を載せ、ハンディ端末8
を携帯して、異なる場所に点在する各自動販売機の設置
場所を巡回し、各自動販売機の設置場所で商品の補充と
売上金としての貨幣(硬貨及び紙幣を含む)の回収を行
う。自動販売機には予め一定額の釣銭準備金が装填され
ている。
【0089】ハンディ端末8は、電源スイッチを入れる
と、液晶ディスプレイ20にメニュー画面が表示され
る。営業担当者は、このメニュー画面の「初期設定」を
キー入力部21またはタッチスクリーン入力部で選ぶこ
とにより、予めハンディ端末8の初期設定を行う。この
初期設定は、例えば営業担当者のID番号や氏名、車両
のID番号を設定するものである。
【0090】そして、営業担当者は自動販売機の設置場
所に行って、自動販売機の扉を開き、ハンディ端末8の
光通信窓部23を自動販売機の制御ユニットの光通信部
に向け、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20に表示
されたメニュー画面の「通信(自販機)」をキー入力部
21またはタッチスクリーン入力部で選ぶことにより、
自動販売機との通信モードを設定する。こうして自販機
通信モードに入ると、ハンディ端末8の液晶ディスプレ
イ20に自販機メニューが表示される。
【0091】そして、自販機通信メニュー画面の「売上
金額データ収集」をキー入力部21またはタッチスクリ
ーン入力部で選ぶことにより、ハンディ端末8から自動
販売機に売上金額データの送信要求コマンドが送信さ
れ、自動販売機の制御部内に記憶されている売上金額デ
ータがハンディ端末8に送信される。そして、ハンディ
端末8は、自動販売機から送信される売上金額データを
受信して記憶部の第1記憶部に記憶する。そして、売上
金額データの収集が完了すると、ハンディ端末8の液晶
ディスプレイ20に売上金額データ収集結果が表示され
る。この表示された売上金額データ収集結果からは、自
動販売機の号機(ID番号),紙幣の金額,硬貨の金種
毎の枚数,硬貨合計金額,合計金額などが判別できる。
表示される金額には、予め装填されていた釣銭準備金の
枚数は含まれず、純粋な売上金額のみである。
【0092】ここで、売上金額データ収集結果を表示し
た画面において「印字」を選ぶと、印字部17により売
上金額データのジャーナルが印字出力される。また、
「完了」を選ぶと、ハンディ端末8から自動販売機に売
上金額クリアコマンドが送信され、自動販売機の制御部
内の売上金額の記憶エリアがクリアされ、ハンディ端末
8の液晶ディスプレイ20の表示が自販機通信メニュー
画面に戻る。
【0093】また、自販機メニュー画面の「販売商品デ
ータ収集」をキー入力部21またはタッチスクリーン入
力部で選ぶことにより、ハンディ端末8から自動販売機
に販売商品データの送信要求コマンドが送信され、自動
販売機の制御部内に記憶されている販売商品データがハ
ンディ端末8に送信される。そして、ハンディ端末8
は、自動販売機から送信される販売商品データを受信し
て記憶部に記憶する。そして、販売商品データの収集が
完了すると、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20に
販売商品データ収集結果が表示される。この表示された
販売商品データ収集結果からは、自動販売機の号機(I
D番号)、商品が収納されるコラム番号毎の商品名と販
売数および販売総数が判別できる。
【0094】ここで、販売商品データ収集結果画面の
「印字」を選ぶと、印字部17により販売商品データの
ジャーナルが印字出力される。また、「中止」を選ぶ
と、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20の表示が自
販機通信メニュー画面に戻る。
【0095】また、自販機通信メニュー画面の「在庫商
品データ収集」を選ぶと、ハンディ端末8から自動販売
機に在庫商品データの送信要求コマンドが送信され、自
動販売機に記憶されている在庫商品データがハンディ端
末8に送信され、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ2
0に在庫商品データ収集結果が表示され、これにより、
自動販売機8に現在設定されている商品毎の数量を確認
できる。
【0096】ここで、販売商品データ収集結果画面の
「印字」を選ぶと、印字部17により在庫商品データの
ジャーナルが印字出力される。また、「中止」を選ぶ
と、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20の表示が自
販機通信メニュー画面に戻る。
【0097】続いて、営業担当者は、ハンディ端末8の
液晶ディスプレイ20に表示される販売商品データ収集
結果画面または印字出力された販売商品データのジャー
ナルから商品の販売個数を確認して、販売された分の商
品を自動販売機に補充し、所定の在庫量に戻す。
【0098】続いて、営業担当者は、自動販売機の貨幣
処理ユニット内の貨幣、すなわち硬貨および紙幣を全て
回収し、回収した硬貨の中から一定額の釣銭準備金を自
動販売機の貨幣処理ユニット内にセットする。
【0099】なお、商品の補充と、貨幣の回収の順序は
逆でもよい。
【0100】また、商品の補充後に、自販機通信メニュ
ー画面の「標準セット」を選ぶと、ハンディ端末8に予
め設定されている標準の在庫商品データが表示される。
そして、画面中の「完了」を選ぶと、ハンディ端末8か
ら自動販売機に標準の在庫商品データが送信され、これ
を受信した自動販売機では現在記憶されている販売商品
データがクリアされ、商品毎の在庫商品データがセット
し直される。これは、標準の在庫商品データ分の商品を
自動販売機内に収納する場合の例である。
【0101】なお、在庫商品データを変更する場合は、
自動販売機メニュー画面の「個別セット」を選ぶことに
より、商品毎の数量を個別に設定できる。また、自動販
売機メニュー画面の「個別商品追加セット」を選ぶと、
商品毎の追加数量を個別に設定することにより自動的に
在庫商品データを更新することができる。そして、いず
れの場合にも、画面中の「完了」を選ぶと、ハンディ端
末8から自動販売機に新たな商品在庫商品データが送信
され、これを受信した自動販売機では現在記憶されてい
る在庫商品データがクリアされ、商品毎の新たな在庫商
品データがセットし直される。
【0102】こうして自動販売機での作業が終了すれ
ば、自動販売機の扉体を閉じる。
【0103】続いて、営業担当者は、回収された貨幣お
よびハンディ端末8を持って車両に戻り、回収した硬貨
を硬貨計数機ユニット1の硬貨投入口43に投入すると
ともに、硬貨計数機ユニット1のスタート/スットプボ
タン128を入力操作する。なお、硬貨計数機ユニット
1でリモートモードが選択されていることを前提に以下
説明する。
【0104】これにより、硬貨処理機1による硬貨の計
数が開始され、硬貨通路51を搬送される硬貨が識別さ
れ、真貨と識別されれば、記憶部にカウントされて、硬
貨通路51の放出口75から放出され、一時保留箱92
内に一時保留される。また、識別計数途中でリジェクト
硬貨が識別された場合には、そのリジェクト硬貨がリジ
ェクト口71から排除されてリジェクト箱87に収納さ
れるとともに、表示部127にリジェクト表示がなされ
る。
【0105】リジェクト硬貨は、投入された硬貨の計数
終了後に、開閉扉83の切欠窓85からリジェクト箱8
7を引き抜くことにより取り出すことができる。
【0106】また、ハンディ端末8の光通信窓部23を
硬貨計数機ユニット1の光通信窓部133に向けた状態
で、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20に表示され
たメニュー画面の「通信(貨幣処理機)」をキー入力部
21または液晶ディスプレイ20のタッチスクリーン入
力部で選ぶと、硬貨計数機ユニット1との通信モードに
入る。
【0107】貨幣処理機通信モードに入ると、ハンディ
端末8の液晶ディスプレイ20に所定の貨幣処理機通信
メニューが表示される。そして、貨幣処理機通信メニュ
ー画面の「売上データ登録」をキー入力部21またはタ
ッチスクリーン入力部で選ぶと、ハンディ端末8の液晶
ディスプレイ20に売上データ登録画面が表示される。
そこで、営業担当者は、画面に表示された番号の自動販
売機から回収した1000円紙幣を手で数え、その枚数
をキー入力部21で入力する。そして、入力後に画面中
の「完了」を選ぶと、入力されたデータが記憶部に記憶
されるとともに、ハンディ端末8の液晶ディスプレイ2
0の表示が貨幣処理機通信メニュー画面に戻る。数え終
えた紙幣は所定の場所に収納する。
【0108】また、貨幣処理機通信メニュー画面の「売
上データ読出」をキー入力部21またはタッチスクリー
ン入力部で選ぶと、ハンディ端末8から硬貨計数機ユニ
ット1に計数金額データの送信要求コマンドが送信さ
れ、硬貨計数機ユニット1で計数された硬貨の計数金額
データ(貨幣処理データ)がハンディ端末8に送信され
る。ハンディ端末8は、この硬貨計数機ユニット1から
送信される計数金額データを受信して、記憶部に記憶す
る。なお、ハンディ端末8から硬貨計数機ユニット1に
計数金額データの送信要求コマンドが送信されたとき、
硬貨計数機ユニット1が計数中の場合には計数終了を待
って、計数金額データが送信される。そして、計数金額
データの収集が完了すると、ハンディ端末8の液晶ディ
スプレイ20に計数金額データ収集結果が表示される。
この表示された計数金額データ収集結果からは、自動販
売機の号機(ID番号)および硬貨の金種毎の枚数が判
別できる。
【0109】ここで、計数金額データ収集結果画面の
「印字」を選ぶと、印字部17により計数金額データの
ジャーナルが印字出力される。また、「完了」を選ぶ
と、ハンディ端末2から硬貨計数機ユニット1に計数金
額クリアコマンドが送信され、硬貨計数機ユニット1の
記憶部の計数金額の記憶エリアがクリアされ、ハンディ
端末8の液晶ディスプレイ20の表示が貨幣処理機通信
メニュー画面に戻る。
【0110】紙幣の枚数の入力と、硬貨計数機ユニット
1からの計数金額データの収集との順序は逆でもよい。
【0111】続いて、営業担当者は貨幣処理通信メニュ
ー画面の「メニューに戻る」をキー入力部21またはタ
ッチスクリーン入力部で選ぶ。そして、自動照合モード
を選択するときは、メニュー画面の「照合」をキー入力
部21またはタッチスクリーン入力部で選ぶ。この「照
合」の入力により、ハンディ端末8は、自動販売機から
収集した売上金額データと、営業管理者によって入力さ
れた紙幣計数金額データおよび硬貨計数機ユニット1で
計数された硬貨計数金額データを含む計数金額データと
を照合する。
【0112】自動照合モードで、照合結果が良(一致あ
るいは許容誤差の範囲)の場合には、ハンディ端末8の
液晶ディスプレイ20に計数金額データ読出し結果が表
示される。この計数データ読出結果画面からは、自動販
売機の号機(ID番号),照合結果良を示す「OK」,
金種毎の枚数および合計金額を判別できる。なお、照合
は主に合計金額が許容範囲内にあればよいので、枚数の
表示は参考程度に見ることが一般的である。ここで、計
数金額データ読出結果画面の「印字」を選ぶと、印字部
17により計数金額データ読出結果のジャーナルが印字
出力される。また、「完了」を選ぶことにより、ハンデ
ィ端末8の液晶ディスプレイ20の表示が貨幣処理機通
信メニュー画面に戻る。
【0113】そして、照合結果良であれば、貨幣処理機
通信メニュー画面の「収納」を選ぶことにより、ハンデ
ィ端末8から硬貨計数機ユニット1にコマンドが送信さ
れ、これを受信した硬貨計数機ユニット1では硬貨を一
括して一時保留している一時保留箱92を回転させて、
一時保留箱92内の硬貨を投出し、金庫ユニット2内に
収納させる。
【0114】一方、照合結果否であれば、ハンディ端末
8の液晶ディスプレイ20に計数金額データ読出結果が
表示される。この計数データ読出結果画面からは、自動
販売機の号機(ID番号),照合結果否を示す「N
G」,金種ごとの相違数および合計相違金額を判別でき
る。ここで、計数金額データ読出結果画面の「印字」を
選ぶと、印字部17により計数金額データ読出結果のジ
ャーナルが印字出力される。また、「完了」を選ぶと、
ハンディ端末8の液晶ディスプレイ20の表示が貨幣処
理機通信メニュー画面に戻る。
【0115】なお、印字出力されるジャーナルには、自
動販売機の号機(ID番号),売上高,紙幣金額,硬貨
金額,相違額,処理日時,営業担当者のID番号等が表
示される。
【0116】そして、照合結果否のときは、営業担当者
は開閉扉83を開いて一時保留箱92を引き抜き、一時
保留箱92内の硬貨を硬貨計数機ユニット1の硬貨投入
口43に再投入するとともに、一時保留箱92を元の位
置に戻して開閉扉83を閉じ、再計数を行う。そして、
再計数の結果、照合結果良となったら収納操作を行う。
【0117】また、紙幣の金額が違っていた場合には、
紙幣の枚数を再度確認する。
【0118】そして、再度計数を行っても照合結果否の
場合には、釣り銭準備金の入れ忘れや入れ違いがない
か、自動販売機が故障していないか、偽造貨幣による詐
欺行為がないかなど、その場で原因の究明を行う。
【0119】原因が究明されて対処した場合、あるいは
原因が判らないまま作業を終了する場合には、ハンディ
端末8から硬貨計数機ユニット1に収納を指令し、一時
保留箱92に一時保留されている硬貨を収納する。そし
て、営業担当者は車両で別の自動販売機の設置場所に移
動し、同様の作業を行う。
【0120】なお、ローカルモードの時は硬貨計数機ユ
ニット1はハンディ端末8とは一切無縁となって操作部
126による操作となり、貨幣処理データは、表示部1
27の金額,金種と枚数を読み取ってハンディ端末8へ
手入力することになる。その入力の後、収納ボタン13
2の押圧により貨幣は収納され、硬貨計数機ユニット1
の貨幣処理データはクリアされる。
【0121】そして、各自動販売機の設置場所を巡回し
終えて営業所に戻ったら、ハンディ端末8から1日分の
売上合計金額を印字出力させ、回収された硬貨を車両の
硬貨計数機ユニット1あるいは営業所に設置されている
硬貨計数機ユニットで計数するとともに、回収された全
ての紙幣を数え、印字出力して1日分の売上合計金額と
計数結果との比較結果を確認する。また、ハンディ端末
8を営業所のホストコンピュータに接続し、メニュー画
面で「通信(ホスト)」を選んで、ハンディ端末8に記
憶された売上金額データをホストコンピュータに登録す
る。
【0122】図19および図20は袋掛け金具116の
一例を示している。
【0123】図19は袋掛け金具116の上面図、図2
0は袋掛け金具116の開状態の斜視図である。
【0124】この袋掛け金具116は、下カバー162
(第1枠体)と、これに揺動可能に連結された上カバー
163(第2枠体)とからなり、収納袋117の開口部
を外側へ折り返して下カバー162に引っ掛け、上カバ
ー163を閉じて収納袋117の開口部位周縁を挟持し
た状態で袋掛け金具装着部に装着できるよう構成された
ものであって、上カバー163を閉じた状態で全体が概
略平箱状で、袋掛け金具装着部のガイドに沿って挿脱可
能な寸法とされている。
【0125】下カバー162は、硬貨収納袋117を挿
通可能な略矩形の開口部171(第1開口部)を備える
底面部172と、底面部172の前端縁に立設された一
端面部173と、底面部172の後端縁に前面部173
の略半分の高さで立設された他端面部174を有してい
る。そして、底面部172の開口部171の前後両側周
縁には収納袋117の開口部周縁を掛け止め可能とする
掛け止め部175,176が立設されている。また、底
面部172の両側端縁には、掛け止め部172,173
と平行にガイドレール177,178が立設されてい
る。そして、一端面部173の上端には底面部172に
平行に右方へ張り出した受部179が形成されている。
また、一端面部173の中央には把手180が設けられ
ている。
【0126】掛け止め部175,176には、袋取付具
116が袋掛け金具装着部に装着されたときの袋装着検
知センサの位置に切り欠き175a,176aが形成さ
れている。
【0127】上カバー163は、硬貨の通過を可能とす
る略矩形の開口部181(第2開口部)を備える上面部
182と、上面部182の左端縁に垂設された左端面部
183を有している。そして、上面部182の開口部1
81の周縁の前後両側部位には、下カバー162の掛け
止め部175,176の内側に位置し、これら掛け止め
部175,176と協動して収納袋117の折り返され
た開口部の内側部分117aを挟持するよう一対の内側
挟持部184,185が設けられ、また、開口部181
の周縁の左右部位には、収納袋117の折り返し部内縁
に嵌まり込んで収納袋117の折り返された開口部を内
側から保持する保持部186,187が設けられてい
る。そして、上面部182の右端には下カバー162の
受部179に重なる重なり部188が延設され、その重
なり部188の下面にはマグネットラバー189が貼設
されている。また、上面部182の前後両端縁には、下
カバー162の掛け止め部175,176の外側に位置
し、これら掛け止め部175,176と協動して収納袋
117の折り返された開口部の外側部分117bを挟持
するよう一対の外側挟持部190,191が設けられて
いる。
【0128】上カバー163と下カバ−162は、他端
面部174,左端面部183が蝶番192で揺動可能に
連結されている。
【0129】収納袋117は、例えば麻袋であって、図
20に示すように袋掛け金具116の上カバー163を
開いて、下カバー162の開口部171に挿入し、収納
袋117の開口部を下カバー162の掛け止め部17
5,176に引っ掛けて所定幅だけ折り返す。そして、
上カバー163を閉じ、マグネットラバー189を下カ
バー162の受部179に吸着させる。この状態で、上
カバー163の内側挟持部184,185と外側挟持部
190,191が下カバー162の掛け止め部175,
176と協動し、また、上カバー163の上面部182
が下カバー162の掛け止め部175,176の上面と
協動して、収納袋117の折り返された開口部を挟持す
る。また、上カバー163の保持部186,187が収
納袋117の開口部内面を保持する。
【0130】こうして収納袋117が取り付けられた袋
掛け金具116は、袋117ごと袋掛け金具装着部に挿
入し、袋掛け金具装着部受具の端面部に設けられたマグ
ネットキャッチにより吸着保持するものである。
【0131】なお、上の例では自動販売機の貨幣回収に
ついて説明したが、例えば、コンビニエンスストアや各
小売店からの貨幣回収や、路上のパーキングメータや公
衆電話機からの貨幣回収や、セールスマンによる集金に
もこの金庫付硬貨計数機搭載車両を使用でき、自動販売
機に限定されることはない。
【0132】また、コンビニエンスストアや各小売店の
貨幣を回収する場合に、レジスタの記憶データはハンデ
ィ端末8で自動回収するようにしてもよく、また、ハン
ディ端末8にデータを手入力するようにしてもよい。手
入力の場合にはレジスタは従来のままのものを使用でき
る。また、セールスマンの集金の場合は、データはハン
ディ端末8に手入力で入力し、硬貨計数機ユニット1で
集金貨幣を計数処理する。
【0133】
【発明の効果】請求項1および3に係る車載用金庫付硬
貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によれば、金
庫ユニットは車体に強固に固定されるとともに強固な金
庫用枠体部で被われ、また、硬貨取り出し阻止手段によ
って受入口からの硬貨の取り出しが阻止されるため、防
盗性が確保され、それでいて、作業性および操作性が良
好で、保守点検が容易となる。
【0134】また、請求項2および4に係る車載用金庫
付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によれ
ば、やはり金庫ユニットは車体に強固に固定されるとと
もに強固な金庫用枠体部で被われ、また、硬貨計数機ユ
ニットの下部は金庫用枠体のくぼみ部に挿嵌状態で固定
されていて、硬貨計数機ユニットを取り外して金庫ユニ
ットの硬貨を取り出すことが阻止されるため、やはり防
盗性が確保され、また、作業性および操作性が良好で、
保守点検が容易となる。
【0135】また、請求項5および6に係る車載用金庫
付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によれ
ば、硬貨だけでなく紙幣も同じ金庫ユニット内へ収納で
き、作業性が向上する。
【0136】また、請求項7および8に係る車載用金庫
付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によれ
ば、特に、硬貨計数機ユニットが取り外されたときに金
庫ユニットの受入口がシャッタ機構によって閉じられ、
防盗性が一層高まる。
【0137】また、請求項9および10に係る車載用金
庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によれ
ば、簡単な構造で防盗性を確保できる。
【0138】また、請求項11および12に係る車載用
金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によ
れば、硬貨収納体の取り出しが容易で、作業性が一層高
まる。
【0139】また、請求項13および14に係る車載用
金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によ
れば、硬貨収納体を構成する引き出し枠体に袋を装着し
て容易に袋詰めでき、防盗性および作業性の向上を図れ
る。
【0140】また、請求項15に係る金庫付硬貨計数機
搭載車両によれば、硬貨計数機ユニットおよび金庫ユニ
ットを両方共引き出すことができて、作業性および操作
性が向上し、スペースに制限のある場所でも操作性およ
び作業性を確保できる。
【0141】また、請求項16および17に係る車載用
金庫付硬貨計数機および金庫付硬貨計数機搭載車両によ
れば、硬貨計数機ユニットから放出されて硬貨を直接袋
へ収納でき、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の第1の例の金庫付硬貨計数機の、
自動車の荷台に固定した状態の正面図(荷台の背面から
操作する場合で、同背面から見た図)である。
【図2】図1に示す金庫付硬貨計数機の右側面図であ
る。
【図3】図1に示す金庫付硬貨計数機を搭載した自動車
の荷台を背面を開いた状態で示す背面図である。
【図4】図1に示す金庫付硬貨計数機を搭載した自動車
の荷台後部を右側面を開いた状態で示す側面図である。
【図5】図1に示す金庫付硬貨計数機を荷台の側面から
操作するよう搭載した自動車を荷台側面を開いた状態で
示す側面図である。
【図6】図1に示す金庫付硬貨計数機における硬貨取り
出し阻止手段をシャッタ開放状態で示す上面図(a)お
よび側面図(b)である。
【図7】図1に示す金庫付硬貨計数機における硬貨取り
出し阻止手段をシャッタ閉状態で示す上面図(a)およ
び側面図(b)である。
【図8】実施の形態の第2の例の金庫付硬貨計数機の要
部を示す正面図である。
【図9】実施の形態の第3の例の金庫付硬貨計数機の要
部を示す正面図である。
【図10】図9に示す金庫付硬貨計数機の要部を示す右
側面図である。
【図11】実施の形態の第4の例の金庫付硬貨計数機の
要部を示す正面図である。
【図12】図11に示す金庫付硬貨計数機の要部を示す
右側面図である。
【図13】硬貨計数機ユニットの斜視図である。
【図14】硬貨計数機ユニットの概略構造図である。
【図15】硬貨計数機ユニットの平面図である。
【図16】硬貨計数機ユニットの側面視断面図である。
【図17】硬貨計数機ユニットの正面視断面図である。
【図18】ハンディ端末の平面図である。
【図19】袋掛け金具の下面図である。
【図20】袋掛け金具の開状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 硬貨計数機ユニット 2 金庫ユニット 3 自動車 4 荷台 92 一時保留箱 114 放出口 115 袋掛け金具装着部 116 袋掛け金具 117 収納袋 201 金庫用枠体部 203 紙幣収納箱 204 硬貨収納箱 205,206 扉 207 紙幣投入口 208,209 引き出しガイド 210 くぼみ部 212 硬貨受入口 213 シャッタ 214,215 ロック部 240 ガイドレール 241 硬貨収納箱 242 放出口 243 袋掛け金具装着部 244 シャッタ 244a 垂下部 400 ガイド 401 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 9/08 G07F 9/08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨を投入する硬貨投入部と、投入され
    た硬貨を計数処理する硬貨処理部と、前記硬貨処理部で
    処理された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨一時保留
    部と、該硬貨一時保留部に一時保留された硬貨を放出す
    る放出口とを有する硬貨計数機ユニットを備えるととも
    に、 金庫用枠体部と、該金庫用枠体部の内部に取り出し可能
    に設けられる硬貨収納体とを有し、前記金庫用枠体部の
    上面に前記硬貨計数機ユニットの放出口に臨む位置に硬
    貨を受け入れる受入口が形成され、該受入口の下方に前
    記硬貨収納体が配置される金庫ユニットを備え、 前記硬貨計数機ユニットと前記金庫ユニットとは別体
    で、前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットの上に
    第1取付手段により取り付けられ、 前記金庫ユニットが金庫ユニット側に形成される第2取
    付手段と車体側に設けられる第3取付手段とにより車体
    に可動又は固定状態で取り付けられる車載用金庫付硬貨
    計数機であって、 前記金庫ユニットの受入口には、前記第1取付手段が壊
    されて前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットから
    取り外されたときに該金庫ユニット内部の硬貨の取り出
    しを阻止する硬貨取り出し阻止手段が設けられてなるこ
    とを特徴とする車載用金庫付硬貨計数機。
  2. 【請求項2】 硬貨を投入する硬貨投入部と、投入され
    た硬貨を計数処理する硬貨処理部と、前記硬貨処理部で
    処理された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨一時保留
    部と、該硬貨一時保留部に一時保留された硬貨を放出す
    る放出口とを有する硬貨計数機ユニットを備えるととも
    に、 金庫用枠体部と、該金庫用枠体部の内部に取り出し可能
    に設けられる硬貨収納体とを有し、前記金庫用枠体部の
    上面に前記硬貨計数機ユニットの放出口に臨む位置に硬
    貨を受け入れる受入口が形成され、該受入口の下方に前
    記硬貨収納体が配置される金庫ユニットを備え、 前記硬貨計数機ユニットと前記金庫ユニットとは別体
    で、前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットの上に
    第1取付手段により取り付けられ、 前記金庫ユニットが金庫ユニット側に形成される第2取
    付手段と車体側に設けられる第3取付手段とにより車体
    に可動又は固定状態で取り付けられる車載用金庫付硬貨
    計数機であって、 前記金庫ユニットの金庫用枠体部上面には、前記硬貨計
    数機ユニットが挿嵌状態で固定され取り外し困難となっ
    て前記金庫ユニット内部の硬貨の取り出しを阻止するよ
    う前記硬貨計数機ユニットの下部を挿嵌させるくぼみ部
    が設けられてなることを特徴とする車載用金庫付硬貨計
    数機。
  3. 【請求項3】 金庫付硬貨計数機を搭載した車両であっ
    て、 前記金庫付硬貨計数機は、硬貨を投入する硬貨投入部
    と、投入された硬貨を計数処理する硬貨処理部と、前記
    硬貨処理部で処理された硬貨を受け入れて一時保留する
    硬貨一時保留部と、該硬貨一時保留部に一時保留された
    硬貨を放出する放出口とを有する硬貨計数機ユニットを
    備えるとともに、 金庫用枠体部と、該金庫用枠体部の内部に取り出し可能
    に設けられる硬貨収納体とを有し、前記金庫用枠体部の
    上面に前記硬貨計数機ユニットの放出口に臨む位置に硬
    貨を受け入れる受入口が形成され、該受入口の下方に前
    記硬貨収納体が配置される金庫ユニットを備え、 前記硬貨計数機ユニットと前記金庫ユニットとは別体
    で、前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットの上に
    第1取付手段により取り付けられ、 前記金庫ユニットが金庫ユニット側に形成される第2取
    付手段と車体側に設けられる第3取付手段とにより車体
    に可動又は固定状態で取り付けられ、 前記金庫ユニットの受入口には、前記第1取付手段が壊
    されて前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットから
    取り外されたときに該金庫ユニット内部の硬貨の取り出
    しを阻止する硬貨取り出し阻止手段が設けられてなるこ
    とを特徴とする金庫付硬貨計数機搭載車両。
  4. 【請求項4】 金庫付硬貨計数機を搭載した車両であっ
    て、 前記金庫付硬貨計数機は、硬貨を投入する硬貨投入部
    と、投入された硬貨を計数処理する硬貨処理部と、前記
    硬貨処理部で処理された硬貨を受け入れて一時保留する
    硬貨一時保留部と、該硬貨一時保留部に一時保留された
    硬貨を放出する放出口とを有する硬貨計数機ユニットを
    備えるとともに、 金庫用枠体部と、該金庫用枠体部の内部に取り出し可能
    に設けられる硬貨収納体とを有し、前記金庫用枠体部の
    上面に前記硬貨計数機ユニットの放出口に臨む位置に硬
    貨を受け入れる受入口が形成され、該受入口の下方に前
    記硬貨収納体が配置される金庫ユニットを備え、 前記硬貨計数機ユニットと前記金庫ユニットとは別体
    で、前記硬貨計数機ユニットが前記金庫ユニットの上に
    第1取付手段により取り付けられ、 前記金庫ユニットが金庫ユニット側に形成される第2取
    付手段と車体側に設けられる第3取付手段とにより車体
    に可動又は固定状態で取り付けられ、 前記金庫ユニットの金庫用枠体部上面には、前記硬貨計
    数機ユニットが挿嵌状態で固定され取り外し困難となっ
    て前記金庫ユニット内部の硬貨の取り出しを阻止するよ
    う前記硬貨計数機ユニットの下部を挿嵌させるくぼみ部
    が設けられてなることを特徴とする金庫付硬貨計数機搭
    載車両。
  5. 【請求項5】 前記金庫ユニットの金庫用枠体部に紙幣
    投入口が設けられるとともに、前記金庫用枠体部の内部
    には前記紙幣投入口から投入される紙幣を収納する紙幣
    収納体が取り出し可能に設けられてなる請求項1または
    2記載の車載用金庫付硬貨計数機。
  6. 【請求項6】 前記金庫ユニットの金庫用枠体部に紙幣
    投入口が設けられるとともに、前記金庫枠体部の内部に
    は前記紙幣投入口から投入される紙幣を収納する紙幣収
    納体が取り出し可能に設けられてなる請求項3または4
    記載の金庫付硬貨計数機搭載車両。
  7. 【請求項7】 前記硬貨取り出し阻止手段が、前記硬貨
    計数機ユニット取り外し時に前記受入口を閉じるシャッ
    タ機構である請求項1記載の車載用金庫付硬貨計数機。
  8. 【請求項8】 前記硬貨取り出し阻止手段が、前記硬貨
    計数機ユニット取り外し時に前記受入口を閉じるシャッ
    タ機構である請求項3記載の金庫付硬貨計数機搭載車
    両。
  9. 【請求項9】 前記硬貨取り出し阻止手段が、前記受入
    口を内部まで手を挿入できないよう狭めるシュート構造
    としたものである請求項1記載の車載用金庫付硬貨計数
    機。
  10. 【請求項10】 前記硬貨取り出し阻止手段が、前記受
    入口を内部まで手を挿入できないよう狭めるシュート構
    造としたものである請求項3記載の金庫付硬貨計数機搭
    載車両。
  11. 【請求項11】 前記硬貨収納体が、ガイドレールに沿
    って引き出し可能な引き出し枠体とされてなる請求項1
    または2記載の車載用金庫付硬貨計数機。
  12. 【請求項12】 前記硬貨収納体が、ガイドレールに沿
    って引き出し可能な引き出し枠体とされてなる請求項3
    または4記載の金庫付硬貨計数機搭載車両。
  13. 【請求項13】 前記硬貨収納体が、開閉式の放出口を
    有するとともに、該放出口に臨む位置に袋掛け金具装着
    部を備えてなる請求項11記載の車載用金庫付硬貨計数
    機。
  14. 【請求項14】 前記硬貨収納体が、開閉式の放出口を
    有するとともに、該放出口に臨む位置に袋掛け金具装着
    部を備えてなる請求項12記載の金庫付硬貨計数機搭載
    車両。
  15. 【請求項15】 前記第2取付手段が、前記金庫用枠体
    部を引き出し可能とするガイドにて構成され、前記第3
    取付手段が、前記ガイドを引き出し可能にガイドするガ
    イドレールにて構成されてなる請求項3または4記載の
    金庫付硬貨計数機搭載車両。
  16. 【請求項16】 前記硬貨収納体が袋であり、前記金庫
    ユニットが前記受入口に袋掛け金具装着部を備えてなる
    請求項1または2記載の車載用金庫付硬貨計数機。
  17. 【請求項17】 前記硬貨収納体が袋であり、前記金庫
    ユニットが前記受入口に袋掛け金具装着部を備えてなる
    請求項3または4記載の金庫付硬貨計数機搭載車両。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR20070098397A (ko) * 2006-03-29 2007-10-05 송병규 주화수거차량
JP2010102480A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nippon Conlux Co Ltd 貨幣処理装置および回収貨幣処理システム
WO2016125508A1 (ja) * 2015-02-02 2016-08-11 グローリー株式会社 包装硬貨処理装置および包装硬貨処理方法

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