JPH11185793A - 固体電解質型燃料電池のマニホールド構造および固体電解質型燃料電池のスタック構造 - Google Patents

固体電解質型燃料電池のマニホールド構造および固体電解質型燃料電池のスタック構造

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JPH11185793A
JPH11185793A JP9350340A JP35034097A JPH11185793A JP H11185793 A JPH11185793 A JP H11185793A JP 9350340 A JP9350340 A JP 9350340A JP 35034097 A JP35034097 A JP 35034097A JP H11185793 A JPH11185793 A JP H11185793A
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義美 江崎
Yoshinori Sakaki
嘉範 榊
Junichi Fujita
淳一 藤田
Shinji Takeuchi
伸二 竹内
Shinji Kawasaki
真司 川崎
Kiyoshi Okumura
清志 奥村
Makoto Murai
真 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のガス通路を有する固体電解質型燃料電池
において、長時間運転時に、マニホールド部材と単電池
との境界における気密性の低下を防止し、発電効率、起
電力の低下を防止する。 【解決手段】単電池1には、一方の発電用ガスを流すた
めのガス通路5が、単電池の一方の端面1aと他方の端
面1bとの間に延びるように複数列設けられている。各
ガス通路に対してガスの導入または排気を行うためのマ
ニホールド構造を提供する。マニホールド構造は、単電
池1と、単電池の一方の端面1aに対して取り付けられ
ているマニホールド部材41と、マニホールド部材41
に対して取り付けられているセラミックス製のガス流通
管42とを備えている。マニホールド部材に、ガス流通
管42のガス流通孔42cおよび複数列のガス通路5に
対して連通しているガス分配空間41cが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、固体電解質型燃料電池の
単電池のマニホールド構造およびスタック構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】固体電解質型燃料電池(SOFC)は、
平板型と円筒型とに大別される(エネルギー総合工学1
3−2、1990年)。SOFCの単電池の起電力は、
開回路において約1V、電流密度も精々数100mA/
cm2 程度であるため、実際の使用に際しては、大きな
発電面積を有する単電池を、容易に直列、並列に接続で
きるようにすることが重要である。この観点から、単電
池とそのスタック( 集合電池) の構造を検討しなければ
ならない。
【0003】特に、固体電解質型燃料電池のスタック構
造において、酸化ガスと燃料ガスとの間で発電装置の運
転温度で気密性を保持することが要求される。例えば、
いわゆるウエスティングハウスタイプの固体電解質型燃
料電池では、円筒型の空気極を基体とし、この上に固体
電解質膜、燃料極膜を形成している。また、本出願人
も、空気極とインターコネクタとからなる積層焼結体
を、空気極/インターコネクタ基体とし、この上に固体
電解質膜、燃料電極膜を形成した構造の平板形状の単電
池について開示した(特開平5−166518号公
報)。これらのスタック構造では、いわゆるシールレス
構造が採用されている。即ち、各単電池に形成されてい
る各酸化ガス通路に対してそれぞれ酸化ガス供給管を挿
入し、各酸化ガス供給管から単電池の内部にそれぞれ酸
化ガスを供給している。そして、単電池の各酸化ガス通
路から排出されてきた排酸化ガスを、燃焼室へと流れる
ように誘導し、燃焼室で排燃料ガスと反応させている。
【0004】しかし、この方法では、例えば特開平5−
166518号公報に開示されているように、単電池に
例えば3個以上の酸化ガス通路を設け、各酸化ガス通路
にそれぞれガス供給管を1個ごとに挿入する必要があ
る。このため、多数のガス供給管が必要になるし、各ガ
ス供給管をそれぞれ別個に各単電池の各酸化ガス通路の
中に挿入する必要がある。
【0005】一方、複数の酸化ガス通路を有する単電池
を、複数個積み重ね、いわゆるスタック構造を形成する
方法も幾つか提案されている(例えば、特開平7−22
6220号公報)。このスタック構造においては、直方
体形状の単電池のスタックを形成する。このスタックに
おいては、各単電池が直列接続されている。この後、こ
のスタックの最上端部と最下端部とにそれぞれ集電板を
接触させ、スタックと集電板とを金属製の外殻中に収容
し、固定する。この際には、外殻の内側に断熱材層を設
ける。そして、単電池に設けられている酸化ガス通路に
酸化ガスを供給し、同時に、断熱層の内側に燃料ガスを
流し、燃料ガスを各単電池の外側にある燃料極に対して
接触させ、各単電池において発電を実施する。直列接続
されている複数の単電池の電力を、一対の集電板から取
り出す。
【0006】そして、単電池のスタックの四周のうち相
対向する二面にそれぞれ空気用マニホールドを設置し、
一方のマニホールドから他方のマニホールドへと空気を
流している。また、単電池のスタックの四周のうち、残
りの相対向する二面にそれぞれ燃料用マニホールドを設
け、一方のマニホールドから他方のマニホールドへと燃
料ガスを流している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な単電池のスタックのマニホールド構造には、以下の問
題点が残っている。例えば、特開平7−226220号
公報のマニホールド構造では、複数の単電池からなるス
タックの四面のうち、相対向する2面にそれぞれ酸化ガ
ス用マニホールド部材を固定し、スタックと各マニホー
ルド部材との間をガスケットないしシール材によってリ
ジッドにシールし、酸化ガスと燃料ガスとの混合を防止
する。こうした構造では、マニホールド部材に対して、
多数の単電池がリジッドに固定され、マニホールド部材
と各単電池との間が気密にシールされている。
【0008】しかし、現実に発電を行っていくと、マニ
ホールド部材とスタックとの境界における気密性が低下
する傾向があり、この傾向は、運転時間が長くなるのに
つれて顕著になってきた。この気密性が低下すると、発
電効率、起電力の低下の原因となる。
【0009】本発明の課題は、特に複数のガス通路を有
する固体電解質型燃料電池において、電池を長時間運転
したときにも、マニホールド部材と単電池との境界にお
ける気密性の低下を防止し、発電効率、起電力の低下を
防止できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体電解質
型燃料電池のマニホールド構造は、固体電解質型燃料電
池の単電池であって、少なくとも空気極、燃料極および
固体電解質を備えており、かつ一方の発電用ガスを流す
ためのガス通路が単電池の一方の端面と他方の端面との
間に延びるように複数列設けられている単電池につい
て、各ガス通路に対して一方の発電用ガスの導入または
排気を行うためのマニホールド構造であり、このマニホ
ールド構造が、単電池と、単電池の一方の端面側に取り
付けられているマニホールド部材と、マニホールド部材
に対して取り付けられているセラミックス製のガス流通
管とを備えており、マニホールド部材に、ガス流通管の
ガス流通孔および複数列のガス通路に対して連通してい
るガス分配空間が設けられていることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記のマニホールド構造
を備えているスタック構造であって、複数の単電池と、
単電池に取り付けられている複数のマニホールド部材
と、複数の単電池を収容するための容器とを備えている
ことを特徴とする。
【0012】本発明者は、マニホールド部材とスタック
との境界における気密性の低下の原因について検討した
結果、次の知見を得た。即ち、スタックを収容する容器
内の温度は、発電時には1000℃あるいはそれ以上に
も達するが、この際、スタックを構成する各単電池の温
度は必ずしも均一ではない。スタックの最上段や最下段
の単電池は、比較的にガスの温度が低く、発電効率が低
くなり易い。しかし、スタックの中央にある単電池、特
にその単電池の中央付近の酸化ガス通路においては、排
熱が集中し、この単電池の温度が上昇し、この温度上昇
によって単電池の活性が一層上昇するために、スタック
の中央部分の温度が上昇する傾向がある。発電時間が長
くなると、この傾向が一層強くなってくる。
【0013】一方、単電池、金属製のマニホールド部材
およびこれらの間に介在しているシール剤の熱膨張係数
はそれぞれ異なっている。そして、運転時には、スタッ
クを構成する各単電池とマニホールド部材とは熱膨張の
度合いが異なるために、マニホールド部材と単電池との
境界付近、特にシール材の周辺に応力が集中する。この
際、特にスタックの中央付近に位置する単電池において
は、単電池とマニホールド部材との熱膨張差が大きく、
一方スタックの周縁部にある単電池においては、単電池
とマニホールド部材との熱膨張差が小さい。この熱膨張
の差によって、マニホールド部材と単電池との間のシー
ル材に、位置ズレをもたらす熱応力が作用するものと思
われる。
【0014】これに対して、本発明者は、各単電池に対
してそれぞれ別個にマニホールド部材を準備し、単電池
の一方の端面側にマニホールド部材を取り付け、かつセ
ラミックス製のガス流通管をマニホールド部材に取り付
け、マニホールド部材に、ガス流通管のガス流通孔およ
び複数列のガス通路に対して連通しているガス分配空間
を設けることを想到した。
【0015】これによって、単電池の複数のガス通路に
一つのマニホールド部材からガスを供給できる。しか
も、各単電池とこれに対応する各マニホールド部材との
間のシール部分の面積が小さいために、スタックの各部
分における温度差に起因する熱応力の総和が一部の単電
池に集中することはない。つまり、各単電池と各マニホ
ールド部材との境界部分に集中する歪みは小さい。
【0016】しかも、スタックを構成する各単電池の膨
張、収縮の度合いが異なってきた場合にも、各単電池は
互いに相対的に位置移動できる。これと共に、各単電池
の微小な位置移動に合わせて各ガス供給管も向きを変
え、回動し、各単電池の相対的な位置移動を吸収する余
地がある。
【0017】本発明において、マニホールド構造とは、
単電池の各ガス通路に対して発電用ガスを供給するため
の構造、または単電池の各ガス通路から、減損した発電
用ガスを排出するための構造を意味する。これに応じ
て、ガス流通管は、ガス供給管またはガス排出管とな
る。
【0018】
【発明の実施形態】一方の発電用ガスとして酸化ガスを
使用した場合には、他方の発電用ガスとして燃料ガスを
使用し、他方の発電用ガスとして酸化ガスを使用した場
合には、一方の発電用ガスとして燃料ガスを使用する。
【0019】ガス流通管、マニホールド部材の材質は、
耐熱性、酸化ガスおよび燃料ガスに対する耐久性を有す
るものでなければならない。こうした材質としては、ア
ルミナ、アルミナ−マグネシアスピネル、ジルコニアが
好ましい。
【0020】本発明においては、更に、マニホールド部
材が、単電池の一方の端面の方へと向かって突出する突
出壁部を備えており、突出壁部の内側に単電池の端部を
挿入し、固定するための単電池固定空間を形成し、単電
池固定空間をガス分配空間に連通させることが好まし
い。この際、突出壁部が単電池の少なくとも一対の主面
に対して密着するようにすると、単電池の主面方向に作
用する応力に対しても、マニホールド構造の気密性が破
れにくなるので一層好ましい。この場合には、更に、突
出壁部を単電池の一対の側面に対しても密着させること
によって、マニホールド部材と単電池との境界のシール
部分の気密性が、一層良好に保持される。
【0021】これらの実施形態について、図1〜図5を
参照しつつ、更に詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態で使用する単
電池1の横断面図である。図4は、図1の単電池を例え
ば3個直列接続してなるスタック36を用いたスタック
構造8を示す縦断面図であり、図5は、図4のスタック
構造8の横断面図である。図2(a)〜(c)はマニホ
ールド部材41を示すものであり、図3は各単電池1と
各マニホールド部材41との接続状態を説明するための
平面図である。
【0023】最初にスタック構造8の全体を説明し、次
いでマニホールド構造の詳細を説明する。
【0024】単電池1(1A、1B、1C)の支持体2
は、空気極板3とセパレータ4とからなっている。セパ
レータ4の平面形状は長方形である。セパレータ4の平
板状本体の横断面方向の縁部に、一対の細長い側壁4a
が形成されている。各側壁4aは、共に四角柱形状であ
り、セパレータ4の長手方向の一端から他端へと向って
延びている。
【0025】一対の側壁4aの間に、四角柱形状の隔壁
4bが、例えば3列設けられている。各隔壁4bは、セ
パレータ4の長手方向の一端から他端へと向って互いに
平行に延びている。側壁4a、隔壁4bの間に、互いに
平行な溝が、例えば計四列形成されている。
【0026】空気極板3の平面形状は、セパレータ4の
平面形状と同様である。空気極板3の平板状本体の横断
面方向の縁部に、一対の細長い側壁3aが形成されてお
り、一対の側壁3aの間に、四角柱形状の隔壁3bが、
例えば3列設けられている。側壁3a、隔壁3bの間
に、互いに平行な溝が、例えば計四列形成されている。
セパレータ4の各側壁4aが、空気極3の各側壁3aに
対して接合されており、セパレータ4の各隔壁4bが、
空気極板3の各隔壁3bに対して接合されている。この
結果、空気極板3とセパレータ4との間に、例えば4列
の酸化ガス通路5が形成されている。
【0027】固体電解質膜6は、空気極3の主面3c、
側面3dを被覆しており、更に、セパレータ4の幅方向
側面4dの上部を被覆している。酸化ガス通路5と空気
極3の側面3dとは、いずれも気密質であるセパレータ
4および固体電解質膜6によって包囲されている。固体
電解質膜6上に、燃料極膜7が形成されている。
【0028】図1に示すような各単電池を積み重ね、直
列接続することによって、図4、図5に示すようなスタ
ック36を構成する。スタック36においては、例えば
3個の単電池1A、1B、1Cが積み重ねられている。
各単電池1A、1Bの各セパレータ4の各主面4cが、
それぞれ下側の各単電池1B、1Cの各燃料極膜7に対
して、それぞれ通気性の導電材17を介して接続されて
いる。通気性の導電材としては、ニッケルフェルト、ニ
ッケルスポンジが好ましい。
【0029】本実施形態では、一方の集電板12Aと他
方の集電板12Bとを組み合わせ、容器32を作製す
る。この際には、各集電板12Aと12Bとの間にスタ
ック36を挟んでから、容器32を組み立てる。
【0030】各集電板12A、12Bは、平板部12
a、側板部12b、12dおよび突出部12cを備えて
いる。集電板12Aの突出部12cと集電板12Bの突
出部12cとを、図5に示すように位置合わせし、各突
出部の間に絶縁部材13を挟む。そして、例えばボルト
33およびナット34からなる締結部材によって各集電
板12A、12Bの各突出部12cを締結し、ボルトの
締結力を調節することによって、矢印Aのように圧力を
加える。これによって、容器32の突出部14を構成す
る。
【0031】この結果、容器32の内側の発電領域38
に、直列接続された単電池のスタック36が収容され、
固定される。この状態で、各単電池には、単電池が積み
重ねられた方向Aに向かって、所定の圧力が加わってい
る。このスタックの単電池1Aは、通気性の導電材16
を通して集電板12Aに対して接続されており、単電池
1Cは導電材16を通して集電板12Bに対して接続さ
れている。集電板12A、12Bの外側に断熱材層11
A、11Bが設けられており、各断熱材層の外側に外殻
10A、10Bが設けられている。各ボルト33は、各
外殻および各断熱材層を貫通している。
【0032】図4において左側から順に、発電室の燃焼
領域30、発電領域38、予熱室19、酸化ガス室24
が設けられている。図5に示すスタックは、図4におけ
る発電領域38の状態を示している。酸化ガス室24と
予熱室19とは気密質隔壁20によって区分されてお
り、予熱室19と発電室との間も気密質隔壁44によっ
て区分されている。
【0033】各単電池に対応して、各酸化ガス供給管4
2が設けられている。各供給管42の右端は酸化ガス室
24内に開口しており、各供給管42は隔壁20、予熱
室19、隔壁44を貫通し、それぞれマニホールド部材
41によって各単電池の一方の端面1a側に取りつけら
れている。44a、20aは、それぞれ各隔壁の貫通孔
である。
【0034】マニホールド構造について述べる。図2
(a)はマニホールド部材41の正面図であり、図2
(b)は部材41に供給管42を取り付けた状態を示す
平面図であり、図2(c)はその縦断面図である。図3
は、マニホールド部材と単電池1とを結合した状態を示
す平面図である。
【0035】マニホールド部材41は、図4に示すよう
に、各単電池の各端部にそれぞれ取り付けられるもので
ある。部材41の単電池側に一対の突出壁部41a、4
1bが設けられており、突出壁部41aと41bとの間
に単電池固定空間41dが形成されている。固定空間4
1dの反対側には供給管の固定空間41eが設けられて
おり、単電池固定空間41dと供給管の固定空間41e
とが分配空間41cに連通している。
【0036】供給管42の端部42aが固定空間41e
内に挿入されており、供給管42の末端面42bが直方
体形状の分配空間41cに面している。一方、単電池1
の一方の端部1aが、固定空間41d内に挿入されてお
り、各突出壁部41a、41bが単電池の主面1eと1
f(図4、5参照)に対して密着している。
【0037】図3、図4に示すように、酸化ガスは、外
殻10A、10Bの外部から、供給口26を介して矢印
Bのように酸化ガス室24に供給され、各供給管42中
に入り、各供給管のガス流通孔42cを矢印Cのように
流れる。そして、供給管42の末端面42bから分配空
間41c内に流れ、次いで、単電池1の各ガス通路5の
一方の開口5aに入り、各ガス通路5内を流れ、単電池
1の他方の端面1b側の他方の開口5bから矢印Dのよ
うに、燃焼領域30に放出され、ここで燃料ガスと反応
する。
【0038】また、燃料ガスは、外殻の外部から矢印E
のように発電室内に供給され、各単電池の間、および単
電池と容器との隙間15を矢印Fのように流れ、燃焼領
域30へと流入する。
【0039】燃焼領域30では、減損した燃料ガスが、
減損した酸化ガスと反応し、燃焼する。この燃焼排ガス
は、排ガス管25を通って矢印G、Hのように流れ、予
熱室19内に供給され、予熱室19から排出口27を通
して矢印Iのように排出される。この燃焼排ガスの廃熱
によって、矢印Cのように各供給管42のガス流通孔4
2cを流れる酸化ガスを予熱できる。
【0040】本実施形態においては、各供給管42の供
給側の末端には、供給管を単電池の方へと付勢するため
の構造が設けられている。即ち、各供給管42の右側の
供給側末端には、隔壁20に可動性シール装置40が設
置されており、各供給管42が気密質隔壁20に対して
垂直な方向に、隔壁20と各供給管42との間の気密性
を維持しつつ、移動可能なようになっている。可動性シ
ール装置40は、Oリング22と、各Oリング22を所
定の圧力で押圧している押圧部材21とを備えている。
また、各供給管42の末端面には所定の付勢部材23が
取りつけられており、各供給管42を、対応する各単電
池の方へと向かって一定圧力で付勢するようになってい
る。
【0041】本実施形態におけるように、予熱室19を
設け、供給管42内のガスを予熱する構造を採用するこ
とが好ましい。これによって、スタック構造8の外部
に、スタック構造とは別体の予熱室を設ける必要がなく
なる。
【0042】なお、本発明においては、ガス流通管(例
えば42)のうち、マニホールド部材に取り付けられて
いる一方の端部42aと、ガス流通管の他方の端部との
間で、700℃以上の温度勾配を設けることが好まし
い。これによって、スタック構造の外殻に分厚い断熱材
を設ける必要がなくなる。また、可動性シール部にシリ
コンゴム製のOリングを使用できる。
【0043】また、マニホールド部材の突出壁部を、単
電池の一対の主面に対して密着させると共に、単電池の
一対の側面に対しても密着させることが特に好ましい。
図6(a)は、こうしたマニホールド部材43を示す正
面図であり、図6(b)は、部材43に供給管42を取
り付けた状態を示す平面図であり、図6(c)は、部材
43に供給管42を取り付けた状態を示す縦断面図であ
る。
【0044】マニホールド部材43も、図4に示すよう
に、各単電池の各端部にそれぞれ取り付けられるもので
ある。部材43の単電池側に4列の突出壁部43a、4
3b、43f、43gが設けられており、これらの間に
単電池固定空間43dが形成されている。固定空間43
dの反対側には供給管の固定空間43eが設けられてい
る。単電池固定空間43dと供給管の固定空間43eと
が、分配空間43cに連通している。
【0045】供給管42の一方の端部42aが固定空間
43e内に挿入されており、供給管42の末端面42b
が直方体形状の分配空間43cに面している。単電池1
の一方の端部1aを固定空間43d内に挿入する。相対
向する突出壁部43a、43bが、単電池の主面1eと
1f(図図3、4、5参照)に対して密着しており、相
対向する突出壁部43f、43gが、単電池の側面1c
と1d(図図3参照)に密着している。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数のガス通路を有する固体電解質型燃料電池において、
電池を長時間運転したときにも、マニホールド部材と単
電池との境界における気密性の低下を防止し、発電効
率、起電力の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態で使用できる単電池1を示
す横断面図である。
【図2】(a)はマニホールド部材41の正面図であ
り、(b)は、部材41に供給管42を取り付けた状態
を示す平面図であり、(c)はその縦断面図である。
【図3】マニホールド部材と単電池1とを結合した状態
を示す平面図である。
【図4】図1の単電池を積み重ねて得られたスタック3
6を容器内に収容したスタック構造8を示す縦断面図で
ある。
【図5】図4のスタック構造8を概略的に示す横断面図
である。
【図6】(a)は、他のマニホールド部材43の正面図
であり、(b)は、部材43に供給管42を取り付けた
状態を示す平面図であり、(c)はその縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 単電池,2 単電池の支持体,
3 空気極板,4 セパレータ,5 酸化ガス通路,6
固体電解質膜,7 燃料極膜,8 スタック構造,1
0A、10B 外殻,11A、11B 断熱材層,12
A一方の集電板,12B 他方の集電板,13 絶縁部
材,14 容器の突出部,15 燃料ガス通路,19
予熱室,24 酸化ガス室,30 燃焼領域,32 容
器,36 スタック,38 発電室の発電領域,40
可動性シール装置,41、43 マニホールド部材,4
1a、41b、43a、43b 単電池の主面に密着す
る突出壁部,41c、43c 分配空間,41d、43
d 単電池固定空間,41e、43e ガス流通管の固
定空間,42 酸化ガス供給管,42a 酸化ガス供給
管の一方の端部,42c 酸化ガス供給管のガス流通
孔,43f、43g 単電池の一対の側面に密着する突
出壁部,B、C、D 酸化ガスの流れ,E、F 燃料ガ
スの流れ,G、H、I 燃焼排ガスの流れ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊 嘉範 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社内 (72)発明者 藤田 淳一 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 竹内 伸二 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 川崎 真司 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 奥村 清志 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 村井 真 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体電解質型燃料電池の単電池であって、
    少なくとも空気極、燃料極および固体電解質を備えてお
    り、かつ一方の発電用ガスを流すためのガス通路が前記
    単電池の一方の端面と他方の端面との間に延びるように
    複数列設けられている単電池について、前記の各ガス通
    路に対して前記一方の発電用ガスの導入または排気を行
    うためのマニホールド構造であって、 このマニホールド構造が、前記単電池と、前記単電池の
    前記一方の端面側に取り付けられているマニホールド部
    材と、このマニホールド部材に対して取り付けられてい
    るセラミックス製のガス流通管とを備えており、前記マ
    ニホールド部材に、前記ガス流通管のガス流通孔および
    前記複数列のガス通路に対して連通しているガス分配空
    間が設けられていることを特徴とする、固体電解質型燃
    料電池のマニホールド構造。
  2. 【請求項2】前記マニホールド構造が、前記各ガス通路
    に対して前記一方の発電用ガスを供給するためのマニホ
    ールド構造であることを特徴とする、請求項1記載の固
    体電解質型燃料電池のマニホールド構造。
  3. 【請求項3】前記マニホールド部材が、前記単電池の前
    記一方の端面の方へと向かって突出する突出壁部を備え
    ており、この突出壁部の内側に前記単電池の端部を挿入
    し、固定するための単電池固定空間が形成されており、
    この単電池固定空間が前記ガス分配空間に連通している
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の固体電解質
    型燃料電池のマニホールド構造。
  4. 【請求項4】前記単電池において前記一方の端面と前記
    他方の端面との間に、相対向する一対の主面と相対向す
    る一対の側面とが形成されており、前記単電池固定空間
    に前記単電池の端部が挿入および固定されており、前記
    突出壁部が前記単電池の少なくとも前記一対の主面に対
    して密着していることを特徴とする、請求項3記載の固
    体電解質型燃料電池のマニホールド構造。
  5. 【請求項5】前記突出壁部が前記単電池の前記一対の側
    面に対して密着していることを特徴とする、請求項4記
    載の固体電解質型燃料電池のマニホールド構造。
  6. 【請求項6】前記マニホールド部材に、前記ガス流通管
    の端部を挿入し、固定するためのガス流通管固定空間が
    形成されており、このガス流通管固定空間が前記ガス分
    配空間に連通していることを特徴とする、請求項1〜5
    のいずれか一つの請求項に記載の固体電解質型燃料電池
    のマニホールド構造。
  7. 【請求項7】請求項1記載の固体電解質型燃料電池のマ
    ニホールド構造を備えているスタック構造であって、 このスタック構造が、複数の前記単電池と、前記単電池
    に取り付けられている複数のマニホールド部材と、複数
    の前記単電池を収容するための容器とを備えていること
    を特徴とする、固体電解質型燃料電池のスタック構造。
  8. 【請求項8】前記ガス流通管のうち前記マニホールド部
    材に取り付けられている一方の端部と前記ガス流通管の
    他方の端部との間で、発電時に700℃以上の温度差が
    設けられていることを特徴とする、請求項7記載の固体
    電解質型燃料電池のスタック構造。
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