JPH11186159A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH11186159A
JPH11186159A JP9365657A JP36565797A JPH11186159A JP H11186159 A JPH11186159 A JP H11186159A JP 9365657 A JP9365657 A JP 9365657A JP 36565797 A JP36565797 A JP 36565797A JP H11186159 A JPH11186159 A JP H11186159A
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JP
Japan
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substrate
processing
cover
space
gas
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Application number
JP9365657A
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English (en)
Inventor
Izuru Izeki
出 井関
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板載置部とカバーとで囲まれ密閉された処
理空間で基板の表面へその側方の全周方向から処理ガス
を供給して基板に対し所定の処理を施す場合に、基板表
面の周縁付近に風切りによる模様むらが生じることを防
止し、加圧された処理ガスが外部へ漏れ出すことを防止
できる装置を提供する。 【解決手段】 カバー16の周壁部20の全周方向に水
平載置面36を形成し、カバーの上壁部18の下方側
に、その下面に沿って内蓋38を配設し、内蓋38の下
面と基板載置部10の上面との間に処理空間46が形成
されるようにする。常時は内蓋の周縁部下面とカバーの
水平載置面36とが密着し、処理空間46とカバーの上
壁部の排気口32との流路連絡が遮断され、処理空間4
6の圧力が所定の圧力を超えた時に内蓋が押し上げられ
内蓋の周縁部下面と水平載置面36とが離間し、処理空
間46と排気口32とが流路連絡されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用あるいはフォトマスク用のガラス基板、
光ディスク用の基板などの基板の表面へ処理ガスを供給
することにより、基板に対して所定の処理を施すために
使用される基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置は、例えば、半導
体ウエハ等の基板の表面に付着した自然酸化膜や有機
物、重金属等のパーティクルなどを基板表面から除去す
るために、塩酸ガスや処理液を気化させて生成したガス
を処理ガスとして基板の表面へ供給して、基板に対しド
ライ洗浄等の処理を施したり、また、基板の表面とフォ
トレジストとの密着性を良くするために、ヘキサメチル
ジシラザン等の処理液を気化させて窒素ガス等のキャリ
アガスに混合させた処理ガスを、ホットプレート上に載
置されて加熱された基板の表面へ供給して、基板に対し
アドヒージョン処理を施したりする場合などに使用され
る。このような基板処理に使用される装置の構成の1例
を、図4および図5に示す。
【0003】図4に概略縦断面図を、図5に図4のV−
V矢視断面図をそれぞれ示した基板処理装置は、上面に
基板Wを水平姿勢で載置する基板載置部10を有してい
る。この基板載置部10は、基板処理時に基板Wを冷却
する必要があるときはクールプレートとして構成され、
図示していないが内部に冷却媒体の流路が形設され、ま
た、基板処理時に基板Wを加熱する必要があるときはホ
ットプレートとして構成され、図示していないが内部に
ヒータが埋設される。また、図示を省略しているが、基
板載置部10には、複数個、例えば3個の貫通孔(図示
せず)が穿設されており、その各貫通孔にリフトピンが
それぞれ上下方向へ摺動自在に挿通されていて、3本の
リフトピンは、アクチュエータに連結された昇降板に固
着されている。そして、アクチュエータによって昇降板
を上昇させることにより、各リフトピンの上端部を基板
載置部10の上面より上方へ突出させ、3本のリフトピ
ンによって基板Wを基板載置部10の上面から離間した
状態で支持し、また、3本のリフトピンによって基板W
を支持した状態で、アクチュエータによって昇降板を下
降させることにより、各リフトピンを基板載置部10の
上面より下方へ引き入れ、これに伴って基板Wがリフト
ピン上から基板載置部10の上面へ移載される。装置内
への基板Wの搬入および装置外への基板Wの搬出に際し
て、このようなリフトピンの昇降動作が行われる。
【0004】基板載置部10の上方には、基板載置部1
0上に載置される基板Wの上方および側方を覆うように
カバー1が配設されていて、基板載置部10の上面とカ
バー1との間に狭い処理空間2が形成されるようになっ
ている。カバー1は、図示しない支持機構によって基板
載置部10の上面と平行に支持され、図示しない昇降機
構によって上下方向へ往復移動させられるようになって
いる。そして、カバー1は、基板Wの搬入および搬出の
際には上方へ移動させられ、基板Wの処理時には下方へ
移動させられて図示した位置に保持され、基板載置部1
0との間に処理空間2を形成する。カバー1の周壁部に
は、その下端面にO−リング3が装着されており、カバ
ー1が図示の下方位置へ移動した時に、処理空間2の気
密性が保持される。
【0005】また、カバー1の周壁部には、一定の角度
間隔で複数個、例えば4個のガス導入口4が形設されて
おり、それぞれのガス導入口4は、ガス供給配管5を通
して処理ガス供給源(図示せず)に流路接続されてい
る。カバー1のガス導入口4は、基板載置部10の上面
より下方の位置に形成されており、処理ガス供給源から
ガス供給配管5を通って供給される処理ガスは、それぞ
れガス導入口4を通って、基板載置部10の円周面とカ
バー1の周壁部の内周面との間に形成された環状ガス通
路6へ流入し、環状ガス通路6内を上向きに流れて処理
空間2へ流れ込む。この際、処理ガスは、環状ガス通路
6の全周方向から均一に処理空間2へ供給される。ま
た、カバー1の上壁部の中央位置には、排気口7が形設
されており、排気口7は、排気管8を通して排気装置
(図示せず)に流路接続されている。そして、処理空間
2へ導入された処理ガスは、カバー1の上壁部内面およ
び基板載置部10の上面に沿って基板Wの周辺部から中
心部へ向かって一様に流れ、処理空間2の中央部から排
気口7を通って排気管8内へ流れ込んで、処理空間2か
ら排出される。
【0006】図4および図5に示した構成の上記基板処
理装置により基板の処理を行う場合において、処理液供
給源から供給されカバー1のガス導入口4を通ってカバ
ー1内へ導入された処理ガスは、環状ガス通路6内を上
向きに流れて処理空間2へ流れ込み、基板載置部10の
上面に載置された基板Wの表面に沿ってその周辺部から
中心部へと流れる。そして、処理ガスは、処理空間2の
中央部から排気口7を通って排出される。また、図4に
示すように排気管8の途中に開閉弁9を設けておき、そ
の開閉弁9を閉じた状態で処理ガスを処理空間2へ供給
し、所定時間後に、ガス供給配管5に設けられた開閉弁
(図示せず)を閉じて、処理空間2に処理ガスを充満さ
せるようにすることにより、基板Wの表面上に処理ガス
が流れるのを止めた状態で基板Wを処理することも、一
般に行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、処理
ガスを基板載置部10上の基板Wに対してその側方から
供給し、基板Wの周辺部から中心部へ向かって基板Wの
表面上に処理ガスを流しながら、基板Wの処理を行うよ
うにしたときは、処理ガスの一部が基板Wの終端縁にぶ
つかった後に基板Wの表面上へ流れることにより、基板
Wの表面の周縁付近に風切りによる模様むらを生じ易く
なる、といった問題点がある。一方、排気管8に設けら
れた開閉弁9を閉じた状態で処理ガスを処理空間へ供給
し、その後に処理ガスの供給を止めて処理空間2に処理
ガスを充満させ、基板Wの表面上に処理ガスが流れない
状態で基板Wの処理を行うようにしたときは、処理空間
2へ処理ガスを供給する過程において、カバー1と基板
載置部10とで囲まれて密閉された処理空間2の圧力が
高くなり過ぎることが起こる。そして、処理空間2の圧
力が高くなり過ぎると、加圧された処理ガスが、カバー
1の周壁部の下端面に装着されたO−リング3の部分を
通過して外部へ漏れ出し、周辺の作業環境を悪化させる
恐れがある、といった問題点がある。
【0008】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、基板を載置する基板載置部とカバー
とで囲まれて密閉された処理空間において基板の表面へ
その側方から処理ガスを供給して基板に対し所定の処理
を施す場合に、基板の表面の周縁付近に風切りによる模
様むらが生じることを防止するとともに、処理空間へ処
理ガスを供給する過程で処理空間の圧力が所定圧力を超
えて高くなり過ぎる事態が起こらないようにして、加圧
された処理ガスが外部へ漏れ出すことを防止することが
できる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板に対して所定の処理を施す基板処理装置であって、
上面に基板を載置する基板載置部と、前記基板載置部の
上面に載置された基板の上方および側方を覆うように配
置され、前記基板載置部の上面との間に密閉された処理
空間を形成し、上壁部に前記処理空間にある処理ガスを
排気するための排気口を有し、かつ前記基板載置部の上
面に載置された基板の側方を覆う周壁部に全周方向にわ
たって水平載置部を形成したカバーと、前記基板載置部
の上面に載置された基板の側方から前記処理空間へ処理
ガスを供給するガス供給機構と、前記カバーの上壁部に
沿って前記水平載置部に支持自在な板状部材とを備え、
前記処理空間が所定の圧力以下の場合、前記板状部材が
前記水平載置部に支持された状態で、前記板状部材の下
面と前記基板載置部の上面との間に形成される第1の空
間から前記板状部材の上面と前記カバーの上壁部との間
に形成される第2の空間への処理ガスの連通が遮断さ
れ、前記処理空間が所定の圧力を超える場合、その圧力
によって前記板状部材が前記水平載置部から押し上げら
れた状態で、前記第1の空間から前記第2の空間への処
理ガスの連通が行われ、前記カバーの排気口から処理ガ
スの排気が行われることを特徴とする。なお、この基板
載置部には、基板載置板や基板載置台が含まれる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
基板処理装置において、前記板状部材は、全周方向の端
部に形成された複数の貫通孔を有し、前記処理空間が所
定の圧力を超える場合、前記板状部材が前記水平載置部
から押し上げられた状態で、前記貫通孔を介して前記第
1の空間から前記第2の空間への処理ガスの連通が行わ
れることを特徴とする。
【0011】請求項1に係る発明の基板処理装置を使用
して、基板載置部の上面と板状部材下面との間に形成さ
れた処理空間において基板載置部の上面に載置された基
板の表面へその側方から処理ガスをガス供給機構によっ
て供給して基板に対し所定の処理を施す場合に、処理空
間が所定の圧力以下の場合、板状部材の下面とカバーの
周壁部に形成された水平載置面とが密着して、板状部材
の下面と基板載置部の上面との間に形成される第1の空
間から板状部材の上面とカバーの上壁部との間に形成さ
れる第2の空間への処理ガスの連通が遮断されるため、
排気口を通しての排気が行われない状態で、処理ガスが
処理空間へ供給される。したがって、基板の周辺部から
中心部へ向かう処理ガスの流れを生じることがなく、処
理ガスの一部が基板の終端縁にぶつかった後に基板の表
面上へ流れることもない。このため、基板の表面の周縁
付近に風切りによる模様むらを生じることがない。一
方、排気を行わない状態でガス供給機構によって処理ガ
スが処理空間へ供給されることにより、処理空間の圧力
が高くなり過ぎることが起こるが、その場合には、処理
空間の圧力が所定圧力を超えた場合にその圧力によって
板状部材が水平載置面から押し上げられ板状部材の下面
と水平載置面とが離間して、第1の空間から第2の空間
への処理ガスの連通が行われる。したがって、加圧され
た処理ガスは、処理空間からカバーの排気口を通って排
出され、処理空間の圧力は即座に下がって所定圧力以下
となる。このため、処理空間の圧力が一時的に高くなる
ことがあっても、加圧された処理ガスが外部へ漏れ出す
心配は無い。
【0012】請求項2に係る発明の基板処理装置におい
ては、処理空間の圧力が所定の圧力を超えて板状部材が
押し上げられた場合に、処理空間内の処理ガスが複数個
の貫通孔を通って第1の空間から第2の空間、そして、
カバーの上壁部の排気口へ流れ、排気口を通って排気さ
れることにより、処理空間の圧力が即座に下がって所定
圧力以下となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について図1ないし図3を参照しながら説明する。
【0014】図1および図2は、この発明の1実施形態
を示し、図1は、基板処理装置の要部の構成を示す概略
縦断面図であり、図2は、その一部を拡大した縦断面図
である。この基板処理装置は、上面に基板Wを水平姿勢
で載置する基板載置部10を有し、基板載置部10の円
周面の外側に、基板載置部10と同心的に環状部材12
が配設され、環状部材12は基板載置部10に固着され
ている。図2中の符号14は、基板載置部10と環状部
材12との接合面における気密性を保持するためのO−
リングである。また、基板載置部10および環状部材1
2の上方には、基板載置部10上に載置される基板Wの
上方および側方を覆うように、上壁部18および周壁部
20からなるカバー16が配設されている。
【0015】なお、図示を省略しているが、図4および
図5に示した上記装置と同様に、基板載置部10は、基
板処理時に基板Wを冷却する必要があるときは内部に冷
却媒体の流路が形設されてクールプレートとして構成さ
れ、また、基板処理時に基板Wを加熱する必要があると
きは内部にヒータが埋設されてホットプレートとして構
成される。また、基板載置部10には、例えば3個の貫
通孔(図示せず)が穿設され、その各貫通孔に、アクチ
ュエータに連結された昇降板に固着されたリフトピンが
それぞれ上下方向へ摺動自在に挿通されている。一方、
カバー16は、支持機構によって基板載置部10の上面
と平行に支持され、昇降機構によって上下方向へ往復移
動させられるようになっている。そして、カバー16
は、基板Wの搬入および搬出の際には上方へ移動させら
れ、基板Wの処理時には下方へ移動させられて図示した
位置に保持される。また、カバー16の周壁部20の下
端面には、カバー16が図示の下方位置へ移動した時に
周壁部20の下端面と環状部材12の上面との間の気密
性が保持されるようにO−リング22が装着されてい
る。
【0016】環状部材12には、基板載置部10の上面
より下方の位置に、一定の角度間隔で複数個、例えば4
個のガス導入口24が形設されており、それぞれのガス
導入口24は、ガス供給配管26を通して処理ガス供給
源(図示せず)に流路接続されている。また、基板載置
部10の円周面と環状部材12の内周面との間に環状ガ
ス通路28が形成されており、さらに、基板載置部10
の円周面の上端部と環状部材12の内周面の上端部との
間に、環状ガス通路28に連通した狭隘環状ガス通路3
0が形成されている。
【0017】一方、カバー16の上壁部18の中央位置
には、排気口32が形設されている。排気口32には、
排気管34が連通接続されており、排気管34は、排気
装置(図示せず)に流路接続されている。また、カバー
16の周壁部20には、その全周方向にわたって円形状
に水平載置面36が形成されている。そして、カバー1
6の上壁部18の下方側に、その上壁部18の下面に沿
って円形の板状部材である内蓋38が配設されていて、
内蓋38の周縁部がカバー16の周壁部20の水平載置
面36によって支持されている。カバー16の上壁部1
8の下面と内蓋38の上面との間には、内蓋38が上下
方向へ移動するのを許容し、かつ、図2に示したよう
に、内蓋38が上方へ移動した時にカバー16の上壁部
18の下面と内蓋38の上面との間に排気口32に連通
する通路40が確保される程度の間隔が設けられてい
る。内蓋38の周縁部には、カバー16の周壁部20の
水平載置面36と当接する位置に、円周方向に等配され
て複数個の貫通孔42が形成されている。また、カバー
16の上壁部18の下面側周縁部と内蓋38の上面側周
縁部との間にはO−リング44が介挿されており、内蓋
38は、O−リング44によって弱い力で常時下向きに
付勢されている。そして、この装置では、内蓋38の下
面と基板載置部10の上面との間に狭い処理空間46が
形成されるようになっている。
【0018】なお、カバー16の上壁部18の下面側周
縁部と内蓋38の上面側周縁部との間に介挿されるO−
リング44に代えて、ばねなどを用いるようにしてもよ
く、また、内蓋38の重みによる下向きの力だけで特に
支障が無ければ、何も設けなくてもよい。また、内蓋3
8の周縁部に貫通孔42を形成する代わりに、内蓋38
の周端面に厚み方向の溝を形成するなどしてよい。
【0019】図1および図2に示した基板処理装置を使
用して基板に対し処理を施すときは、まず、基板Wを装
置内へ搬入して基板載置部10の上面に載置した後、図
1および図2に示したように、カバー16を下方へ移動
させて、カバー16の内蓋38と基板載置部10との間
に密閉された処理空間46が形成されるようにする。次
に、図示しない処理ガス供給源からガス供給配管26を
通って処理ガスを装置内へ供給する。ガス供給配管26
を通って供給される処理ガスは、環状部材12に等配さ
れた4個所のガス導入口24をそれぞれ通って環状ガス
通路28へ流入し、環状ガス通路28内を上向きに流
れ、狭隘環状ガス通路30を通って、狭隘環状ガス通路
30の全周方向から処理空間46へ流れ込む。この際、
内蓋38自体の重みとO−リング44の下向きの付勢力
とにより内蓋38の下面とカバー16の周壁部18の水
平載置面36とが密着して、処理空間46とカバー16
の上壁部18の排気口32との流路連絡が遮断されてい
るため、処理空間46へ流れ込んだ処理ガスは、排気さ
れることなく処理空間46内に滞留する。そして、所定
時間後に、ガス供給配管26に設けられた開閉弁(図示
せず)を閉じて、処理空間46に処理ガスを充満させる
ようにし、基板Wの処理を行う。
【0020】上記したように、排気が行われない状態で
処理ガスが処理空間46へ供給されるので、基板Wの周
辺部から中心部へ向かう処理ガスの流れを生じることが
なく、処理ガスの一部が基板Wの終端縁にぶつかった後
に基板Wの表面上へ流れることもない。このため、基板
Wの表面の周縁付近に風切りによる模様むらを生じるこ
とがない。
【0021】一方、排気が行われない状態で処理ガスが
処理空間46へ供給されるため、処理空間46の圧力が
次第に高まり、ガス供給配管26に設けられた開閉弁
(図示せず)を閉じて処理ガスの供給を停止させる前
に、処理空間46の圧力が高くなり過ぎることが起こ
る。そのような場合は、処理空間46の圧力が所定圧
力、例えば1.05kg/cm2程度を超えた時に、その圧
力によって内蓋38が押し上げられ、内蓋38の下面と
カバー16の周壁部20の水平載置面36とが離間す
る。そして、加圧された処理ガスは、内蓋38の下面と
基板載置部10の上面との間に形成される第1の空間で
ある処理空間46から内蓋38下面と水平載置面36と
の間に形成された隙間を通り、内蓋38の複数個の貫通
孔42を通って、カバー16の上壁部18の下面と内蓋
38の上面との間の第2の空間となる通路40内へ流れ
込み、通路40からカバー16の上壁部18の排気口3
2へ流れ、排気口32を通り排気管34を通って排気さ
れる。これにより、処理空間46の圧力が即座に下がっ
て所定の圧力以下となる。なお、加圧された処理ガスに
よって内蓋38が押し上げられ内蓋38の下面とカバー
16の周壁部20の水平載置面36とが離間する圧力
は、内蓋38の重量およびO−リング44の付勢力を適
当に選択するにより、適宜設定される。そして、一時的
な排気が行われて処理空間46の圧力が所定の圧力以下
に下がると、内蓋38は、それ自体の重みとO−リング
44の下向きの付勢力とにより元の位置へ戻り、再び内
蓋38の下面とカバー16の周壁部18の水平載置面3
6とが密着して、処理空間46とカバー16の上壁部1
8の排気口32との流路連絡が遮断される。そして、所
定時間が経過してガス供給配管26に介挿された開閉弁
(図示せず)が閉じられるまで、処理空間46への処理
ガスの導入が引き続いて行われ、その途中で、再び処理
空間46の圧力が所定圧力を超えることがあると、上記
したようにして一時的な排気が行われる。したがって、
処理空間46の圧力が一時的に高くなることがあって
も、加圧された処理ガスがカバー16の周壁部20下端
面のO−リング22の部分を通過して外部へ漏れ出す心
配は無い。
【0022】処理空間46に処理ガスを充満させた状態
で基板Wの処理が行われ、その処理が終了すると、カバ
ー16を上昇させて基板Wを搬出する前に、処理空間4
6を窒素ガスなどでパージする。この際には、加圧され
たパージガスによって内蓋38が押し上げられ、上記し
たように内蓋38の下面とカバー16の周壁部20の水
平載置面36とが離間し、処理ガスおよびパージ用ガス
は、処理空間46から内蓋38下面と水平載置面36と
の間に形成された隙間、内蓋38の複数個の貫通孔4
2、カバー16の上壁部18の下面と内蓋38の上面と
の間の通路40、および、排気口32をそれぞれ通り排
気管34を通って排気される。
【0023】なお、上記した実施形態では、基板載置部
10の円周面の外側に環状部材12を固設し、その環状
部材12に複数個のガス導入口24を形設して、それら
のガス導入口24を通して処理空間46へ処理ガスを導
入するようにしたが、図3に概略縦断面図を示すよう
に、上下方向へ移動自在に支持されたカバー48の周壁
部52に、複数個のガス導入口54を円周方向に等配し
て形設し、それぞれのガス導入口54にガス供給配管5
6を連通接続して、処理ガス供給源から供給される処理
ガスを、カバー48の周壁部52のガス導入口54を通
して、カバー48の上壁部50の下方側に配設された内
蓋58と基板載置部10の上面との間の処理空間60へ
導入するような構成としてもよい。図3中の符号62
は、カバー48の上壁部50の中央位置に形設された排
気口であり、符号64は排気管、符号66は、カバー4
8の周壁部52に形成された水平載置面、符号68は、
内蓋58の周縁部に複数個形成された貫通孔、符号70
は、カバー48の周壁部52の下端面に装着されたO−
リングである。
【0024】また、上記した実施形態では、処理ガスを
処理空間46から排出させるための排気口32をカバー
16の上壁部18の中央位置に1個だけ形設したが、カ
バーの上壁部の中央位置からずれた位置に排気口が形設
されていてもよく、また、カバーの上壁部に複数個の排
気口を形設するようにしてもよい。さらに、上記実施形
態では、環状部材12に形成されたガス導入口24が、
基板載置部10の上面より下方に位置するようにしてい
るが、処理空間46の側方にガス導入口を形成して、処
理空間46の側方の全周方向から基板載置部10上の基
板Wの表面へ処理ガスが供給されるようにしてもよい。
【0025】さらに、上記した実施形態では、カバー1
6の周壁部20に形設された水平載置面36に内蓋38
の周縁部を当接させ、処理空間46の圧力が所定の圧力
を超えて内蓋38が押し上げられた時に、加圧された処
理ガスが、内蓋38の周縁部の下面と水平載置面36と
の間に形成された隙間を通って処理空間46の周辺部か
ら抜け出るようにしたが、カバーの周壁部に形設される
水平載置面をカバーの中央部付近まで張り出させて、加
圧された処理ガスが処理空間の中央付近から流出するよ
うな構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る発明の基板処理装置を使
用したときは、基板載置部とカバーとで囲まれて密閉さ
れた処理空間において基板載置部の上面の基板の表面へ
その側方から処理ガスを供給して基板に対し所定の処理
を施す場合に、基板の表面の周縁付近に風切りによる模
様むらが生じることを防止することができるとともに、
処理空間へ処理ガスを供給する過程で処理空間の圧力が
高くなり過ぎる事態が起こらないようにして、加圧され
た処理ガスが外部へ漏れ出すことを防止することがで
き、周辺の作業環境の安全性を確保することができる。
【0027】請求項2に係る発明の基板処理装置では、
処理空間の圧力が所定の圧力を超えた時に、処理空間内
の処理ガスが板状部材の複数個の貫通孔を通って処理空
間からカバーの上壁部の排気口へ流れ、排気口を通って
排気されることにより、処理空間の圧力が即座に下がっ
て所定の圧力以下となり、これにより、加圧された処理
ガスが外部へ漏れ出すことが防止されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、基板処理装置の
要部の構成を示す概略縦断面図である。
【図2】図1に示した装置の一部拡大縦断面図である。
【図3】この発明の別の実施形態を示し、基板処理装置
の要部の構成を示す概略縦断面図である。
【図4】従来の基板処理装置の要部の構成の1例を示す
概略縦断面図である。
【図5】図4のV−V矢視断面図である。
【符号の説明】
10 基板載置部 12 環状部材 14、22、44、70 O−リング 16、48 カバー 18、50 カバーの上壁部 20、52 カバーの周壁部 24、54 ガス導入口 26、56 ガス供給配管 28 環状ガス通路 30 狭隘環状ガス通路 32、62 排気口 34、64 排気管 36、66 水平載置面 38、58 内蓋 40 通路 42、68 内蓋の貫通孔 46、60 処理空間 W 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して所定の処理を施す基板処理
    装置であって、 上面に基板を載置する基板載置部と、 前記基板載置部の上面に載置された基板の上方および側
    方を覆うように配置され、前記基板載置部の上面との間
    に密閉された処理空間を形成し、上壁部に前記処理空間
    にある処理ガスを排気するための排気口を有し、かつ前
    記基板載置部の上面に載置された基板の側方を覆う周壁
    部に全周方向にわたって水平載置部を形成したカバー
    と、 前記基板載置部の上面に載置された基板の側方から前記
    処理空間へ処理ガスを供給するガス供給機構と、 前記カバーの上壁部に沿って前記水平載置部に支持自在
    な板状部材とを備え、 前記処理空間が所定の圧力以下の場合、前記板状部材が
    前記水平載置部に支持された状態で、前記板状部材の下
    面と前記基板載置部の上面との間に形成される第1の空
    間から前記板状部材の上面と前記カバーの上壁部との間
    に形成される第2の空間への処理ガスの連通が遮断さ
    れ、 前記処理空間が所定の圧力を超える場合、その圧力によ
    って前記板状部材が前記水平載置部から押し上げられた
    状態で、前記第1の空間から前記第2の空間への処理ガ
    スの連通が行われ、前記カバーの排気口から処理ガスの
    排気が行われることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記板状部材は、全周方向の端部に形成された複数の貫
    通孔を有し、 前記処理空間が所定の圧力を超える場合、前記板状部材
    が前記水平載置部から押し上げられた状態で、前記貫通
    孔を介して前記第1の空間から前記第2の空間への処理
    ガスの連通が行われることを特徴とする基板処理装置。
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