JPH11186516A - 半導体メモリ装置及び半導体メモリ装置の試験方法 - Google Patents

半導体メモリ装置及び半導体メモリ装置の試験方法

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JPH11186516A
JPH11186516A JP9348081A JP34808197A JPH11186516A JP H11186516 A JPH11186516 A JP H11186516A JP 9348081 A JP9348081 A JP 9348081A JP 34808197 A JP34808197 A JP 34808197A JP H11186516 A JPH11186516 A JP H11186516A
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memory
memory cell
mos transistor
bit line
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JP9348081A
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Hiroshi Mobara
原 宏 茂
Yoshihiro Iwamoto
本 美 宏 岩
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMのメモリ・キャパシタの電極間の誘
電体層について高電圧試験を行う際に、他の回路部分へ
の不必要な高電圧ストレスの印加を回避する。 【解決手段】 本発明に係る半導体メモリ装置は、MO
Sトランジスタ及びメモリ・キャパシタからなるメモリ
セルに対し、MOSトランジスタのソース及びメモリ・
キャパシタの一方側電極の接続ノードであるメモリノー
ドの電位とビット線の電位とを同電位に設定するメモリ
ノード電位設定手段と、メモリ・キャパシタの他方側電
極の電位であるメモリセル・プレート電位をビット線及
びメモリノードの電位より高い任意の電位に設定するメ
モリセル・プレート電位設定手段とを備えたものであ
る。本発明に係る半導体メモリ装置の試験方法は、同様
のメモリセルについて、同様の電位設定を行うものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置及
び半導体メモリ装置の試験方法に係り、特に、MOSト
ランジスタとメモリ・キャパシタとからなるDRAM及
び当該DRAMのメモリ・キャパシタを構成する誘電体
層の信頼性保証の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの信頼性を保証するために通常の
動作条件の下で信頼性試験を行うと、長時間の寿命を確
認するためには非常に多くの個数のデバイスと非常に長
い時間と費用とを要する。しかしながら、信頼性試験が
不十分であったために、LSIを使用したシステムが故
障した場合、大きな損害が生ずることもある。そこで、
比較的短い期間(1日乃至2ケ月程度)で寿命を測定す
るために通常の動作条件よりも高いストレスを加える動
作条件の下で試験を行う加速試験法が用いられている。
【0003】加速試験法では、電圧、温度、湿度、電
流、温度サイクルの各条件について、通常の動作条件よ
りも高いストレスを加える。電圧及び温度のストレスは
酸化膜の耐圧又はMOSトランジスタの劣化、湿度のス
トレスは配線の腐蝕、電流及び温度のストレスはエレク
トロ・マイグレーション等の配線の信頼性の低下、温度
サイクルのストレスは機械的な故障をそれぞれ加速す
る。
【0004】特に、温度又は電圧のストレスを変える試
験は実際によく行われており、例えば、通常動作状態で
5Vの電圧が印加されるデバイスの場合はそれよりも高
い電圧(例えば、6V乃至8V)を印加したり、通常動
作状態における温度よりも高い温度(例えば、100℃
乃至300℃)の下におく。これらの電圧、温度をパラ
メータとしてデバイスを動作させ又は放置して、これら
の加速係数を求め、実際の使用状態での寿命を予測す
る。
【0005】図4は、1トランジスタ+1キャパシタ形
DRAMセルを用いたダイナミックRAM(DRAM)
セル、及び、昇圧された電圧をDRAMセルのワードラ
インに印加するブートストラップワード回路の構成を示
したブロック図である(参考文献:「CMOS超LSI
の設計」 菅野卓雄監修 飯塚哲哉編 培風館 198
9年4月25日初版 p.158(図5.3 1トラン
ジスタ+1キャパシタ形DRAMセル)、p.191
(図5.42 ブートストラップワード回路))。
【0006】図4の回路は、DRAMセル41と、DR
AMセル41のワード線WLの昇圧を行うワード線昇圧
回路42と、アドレス信号に応じてデコード出力信号を
出力するワード線アドレス・デコーダ43と、昇圧電圧
パルス信号を発生する昇圧電圧パルス発生回路45と、
ノードREFにメモリセル・プレート基準電位VREF
を発生するメモリセル・プレート基準電位発生回路44
とから構成されている。
【0007】DRAMセル41は、オン/オフ制御に使
用されるワード線WLにゲートが接続され、データの書
込み/読出しに使用されるビット線BLにドレインが接
続され、接地電位VSSがバックゲートに与えられたNチ
ャネル型MOSトランジスタTN1と、Nチャネル型M
OSトランジスタTN1のソースに一方側電極が接続さ
れ、メモリセル・プレート基準電位VREFが他方側電
極に与えられて、データの記憶に用いられるメモリ・キ
ャパシタCsとから構成されている。メモリ・キャパシ
タCsの他方側電極メモリセル・プレート・ノードRE
Fとし、Nチャネル型MOSトランジスタNT1の閾値
電圧をVthとする。また、Nチャネル型MOSトランジ
スタNT1のソースとメモリ・キャパシタCsの一方側
電極との接続ノードをメモリノードMEMとし、その電
位をVMとする。
【0008】ワード線昇圧回路42は、電源電位VDDが
ゲートに与えられ、ワード線アドレス・デコーダ43か
らのデコード出力信号がドレインに入力されるNチャネ
ル型MOSトランジスタTN3と、Nチャネル型MOS
トランジスタTN3のソースにゲートが接続され、昇圧
電圧パルス信号Vbootがドレインに印加され、ワード線
WLにソースが接続されたNチャネル型MOSトランジ
スタTN2と、ワード線アドレス・デコーダ43からの
デコード出力信号がインバータINV1を介してゲート
に入力され、Nチャネル型MOSトランジスタTN2の
ソースにドレインが接続され、接地電位VSSがソースに
与えられたNチャネル型MOSトランジスタTN4とか
ら構成されている。尚、ワード線アドレス・デコーダ4
3の出力ノードをノードDL、ノードDLに出力される
出力信号をデコード出力信号DL、Nチャネル型MOS
トランジスタTN2のゲートをノードDLBとする。ま
た、Nチャネル型MOSトランジスタTN2のゲート・
ソース間寄生容量をCB とする。
【0009】1トランジスタ+1キャパシタ形DRAM
セル41の読出し/書込み動作は、以下の通りである。
【0010】書込み時においては、ワード線WLの電位
を上述のように高電位VbootにしてNチャネル型MOS
トランジスタTN1を導通させ、ビット線BLの電位を
電源電位VDD又は接地電位VSSにすることにより、Nチ
ャネル型MOSトランジスタTN1を介してメモリノー
ドMEMの電位VMを当該電位に設定する。その後、ワ
ード線WLの電位を接地電位VSSにおとして、Nチャネ
ル型MOSトランジスタTN1を非導通状態とし、メモ
リ・キャパシタCsに蓄えられた電荷として記憶を保持
する。
【0011】一方、読出し時においては、あらかじめビ
ット線BLの電位を一定の電位(例えば、電源電位VDD
やVREF/2)に設定(プリチャージ)した後、高イ
ンピーダンス状態に保持し、ワード線WLの電位を高電
位Vbootに上げ、Nチャネル型MOSトランジスタTN
1を導通させることにより、Nチャネル型MOSトラン
ジスタTN1を介してメモリノードMEMとビット線B
Lとの間で電荷再配分が行われ、メモリ・キャパシタC
sに記憶保持されていた論理「0」又は「1」が、ビッ
ト線BLの電位変化ΔVBLとして読み出される。
【0012】以上の1トランジスタ+1キャパシタ形D
RAMセル41の読出し/書込み動作においては、メモ
リセル・プレート基準電位発生回路44の出力であるメ
モリセル・プレート基準電位VREFは、接地電位VSS
やVDD/2に設定される。
【0013】図4の回路において、ワード線WLに昇圧
された電圧を印加する際における動作は、以下の通りで
ある。
【0014】アドレス信号に応じてワード線アドレス・
デコーダ43から出力されたデコード出力信号DLは、
ワード線昇圧回路42に入力される。これにより、ノー
ドDLの電位が低電位レベルからVDD−Vth以上に上が
ると、ノードDLBの電位はVDD−Vthとなり、Nチャ
ネル型MOSトランジスタTN2が導通状態になる。一
方、昇圧電圧パルス発生回路45は、電源電圧VDDより
も高い所定の昇圧電圧値のパルス信号Vbootを出力す
る。すると、ノードWLの電位もVbootまで上昇し、ノ
ードDLBの電位は、Nチャネル型MOSトランジスタ
TN2のゲート・ソース間寄生容量CB のカップリング
により、初期のVDD−Vthという電位を保持したままノ
ードWLの電位によって、Vboot+VDD−Vthまで上昇
する。これによりノードWLの電位は閾値電圧Vth分の
電圧降下もなく、電圧Vbootに等しい電圧まで駆動で
き、ワード線昇圧回路42は、出力ノード(ワード線)
WLに昇圧電圧パルスVbootを電圧降下なく伝達する。
即ち、ワード線昇圧回路42からNチャネル型MOSト
ランジスタTN1のゲートに昇圧電圧値のパルス信号V
bootを印加してNチャネル型MOSトランジスタTN1
を導通状態にすることにより、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタTN1の閾値電圧Vthによるワード線WLの電
圧降下を防止することができる。
【0015】上述のように、ワード線WLに出力された
ワード信号WLは、DRAMセル41内のNチャネル型
MOSトランジスタTN1のゲートに印加され、ワード
信号WLが高電位レベルVbootのときにNチャネル型M
OSトランジスタTN1を導通状態にする。高電圧レベ
ルVbootはVDD+Vthよりも高いので、ビット線BLと
DRAMセル41内のメモリノードMEMは、Nチャネ
ル型MOSトランジスタTN1の閾値電圧Vthによる電
圧降下なく接続される。即ち、ビット線BLの高電位レ
ベルVDDは電圧降下なくメモリノードMEMに伝達され
る。また、ビット線BLの低電位レベル(0V)は電圧
上昇なくメモリノードMEMに伝達される。
【0016】図5は、1トランジスタ+1キャパシタ形
DRAMセルを用いたダイナミックRAM(DRAM)
セル、及び、電圧をDRAMセルのワードラインに印加
する信号バッファ回路の構成を示したブロック図であ
る。図5のDRAMセルは、ワード線を電源電圧VDDよ
りも高い昇圧電圧Vbootに昇圧しないタイプのDRAM
セルである。
【0017】図5の回路は、DRAMセル51と、DR
AMセル51のワード線WLに信号電圧を印加する信号
バッファ回路52と、アドレス信号に応じてデコード出
力信号を出力するワード線アドレス・デコーダ53と、
ノードREFにメモリセル・プレート基準電位VREF
を発生するメモリセル・プレート基準電位発生回路54
とから構成されている。
【0018】DRAMセル51は、図4のDRAMセル
41と同様の構成である。即ち、オン/オフ制御に使用
されるワード線WLにゲートが接続され、データの書込
み/読出しに使用されるビット線BLにドレインが接続
され、接地電位VSSがバックゲートに与えられたNチャ
ネル型MOSトランジスタTN1と、Nチャネル型MO
SトランジスタTN1のソースに一方側電極が接続さ
れ、メモリセル・プレート基準電位VREFが他方側電
極に与えられて、データの記憶に用いられるメモリ・キ
ャパシタCsとから構成されている。メモリ・キャパシ
タCsの他方側電極メモリセル・プレート・ノードRE
Fとし、Nチャネル型MOSトランジスタNT1の閾値
電圧をVthとする。また、Nチャネル型MOSトランジ
スタNT1のソースとメモリ・キャパシタCsの一方側
電極との接続ノードをメモリノードMEMとし、その電
位をVMとする。
【0019】信号バッファ回路52は、インバータIN
V2と、インバータINV2の出力ノードがそれぞれゲ
ートに接続されたPチャネル型MOSトランジスタTP
1及びNチャネル型MOSトランジスタTN4からなる
CMOSインバータとから構成されている。Pチャネル
型MOSトランジスタTP1のソースには電源電圧VD
D、Nチャネル型MOSトランジスタTN4のソースに
は接地電位VSSがそれぞれ印加されており、Pチャネル
型MOSトランジスタTP1及びNチャネル型MOSト
ランジスタTN4の共通接続されたドレインは、ワード
線WLに接続されている。尚、インバータINV2の出
力ノードをノードDL、ノードDLに出力される出力信
号をデコード出力信号DLとする。
【0020】図5に示したワード線を昇圧しないタイプ
のDRAMセル51の場合、図4における昇圧電圧パル
ス発生回路45は備えられておらず、ワード線昇圧回路
42は単なる信号バッファ回路52に置き換えられてい
る。
【0021】図5の回路の場合、ワード線WLの高電位
レベルは電源電位VDDであるので、ビット線BLの高電
位レベルVDDは電圧降下してメモリノードMEMに伝達
され、メモリノードMEMの電位VMの高電位レベルは
VDD−Vthとなる。一方、ビット線BLの低電位レベル
(0V)は電圧上昇なくメモリノードMEMに伝達され
る。メモリセル・プレート基準電位発生回路54の出力
であるメモリセル・プレート基準電位VREFは、接地
電位VSSやVDD/2に設定される。
【0022】図6は、従来のDRAMの回路構成を示し
たブロック図であり、図7は、図6のDRAMの通常動
作における各信号のタイミングチャートである(参考文
献:「大容量半導体メモリ:DRAM」 高田 正日出
電子情報通信学会誌11/’96 vol.79 N
o.11 p.1129 図3)。
【0023】図6のDRAMは、ワード線WLi(1≦
i≦n)及びビット線BLj 若しくは/BLj (1≦j
≦m)(信号名又は信号線名の前に付された記号“/”
は論理反転を意味するものとする。)に接続されたメモ
リセルMij(1≦i ≦n,1≦j ≦m)を備えたセルア
レー60と、ワード線WLi を選択するXアドレス信号
が入力されるXアドレスバッファ61と、Xアドレスバ
ッファ61から出力されるXアドレス信号をデコードす
るXデコーダ62と、ビット線BLj 及び/BLj を選
択するYアドレス信号が入力されるYアドレスバッファ
63と、Yアドレスバッファ63から出力されるYアド
レス信号をデコードするYデコーダ64と、ビット線B
Lj 及び/BLj の入出力データが一時的に保持される
入出力データバッファ65と、ビット線BLj 及び/B
Lj の電位を所定のプリチャージ電位VREFに設定す
るプリチャージ回路66と、ビット線BLj 及び/BL
jの電位レベルを増幅するセンスアンプ67と、ノード
REFにメモリセル・プレート基準電位VREFを発生
し出力するメモリセル・プレート基準電位出力回路68
とから構成されている。
【0024】メモリセルMijは、オン/オフ制御に使用
されるワード線WLi にゲートが接続され、データの書
込み/読出しに使用されるビット線BLj にドレインが
接続され、接地電位VSSがバックゲートに与えられたN
チャネル型MOSトランジスタTNijと、Nチャネル型
MOSトランジスタTNijのソースに一方側電極が接続
され、メモリセル・プレート基準電位VREFが他方側
電極に与えられて、データの記憶に用いられるメモリ・
キャパシタCsijとから構成されている。
【0025】入出力データバッファ65の入出力データ
は、データ線DL,/DLに出力され、データ線DL,
/DLは、ビット線スイッチトランジスタTN65,T
N66を介してビット線BLj,/BLjに接続されて
いる。
【0026】プリチャージ回路66は、プリチャージ信
号線Φprにそれぞれゲートが接続され、ビット線BL
j ,/BLj にそれぞれソースが接続され、電位VRE
Fがそれぞれドレインに与えられたNチャネル型MOS
トランジスタTN63,TN64により構成されてい
る。
【0027】センスアンプ67は、ビット線BLj にド
レインが接続され、ビット線/BLj にゲートが接続さ
れ、センス信号線SENにソースが接続されたNチャネ
ル型MOSトランジスタTN61と、ビット線/BLj
にドレインが接続され、ビット線BLj にゲートが接続
され、センス信号線SENにソースが接続されたNチャ
ネル型MOSトランジスタTN62と、ビット線BLj
にドレインが接続され、ビット線/BLj にゲートが接
続され、センス信号線SEPにソースが接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタTP61と、ビット線/B
Lj にドレインが接続され、ビット線BLj にゲートが
接続され、センス信号線SEPにソースが接続されたP
チャネル型MOSトランジスタTP62とから構成され
ている。
【0028】図6のDRAMの読出しモードのときは、
ワード線WLi を選択するために必要なXアドレス信号
は、/RAS信号に応じてXアドレスバッファ61から
Xデコーダ62に取り込まれ、Xデコーダ62により1
本のワード線WLi が選択され、所定の高電位レベル信
号が印加される。ワード線WLi よりメモリセルMij内
のNチャネル型MOSトランジスタが選択され、メモリ
・キャパシタCsij内の電荷量に応じた電位がビット線
BLj に現れる。センスアンプ67によりビット線BL
j と結合されたビット線/BLjには、ダミー・メモリ
セル(図示せず)により決定される電位が現れる。ビッ
ト線BLj 及び/BLj の電位レベルは、センスアンプ
67により増幅され接地電位VSS又は電源電位VDDにな
る。
【0029】一方、ビット線ペアBLj 及び/BLj を
選択するために必要なYアドレス信号は、/CAS信号
に応じてYアドレスバッファ63からYデコーダ64に
取り込まれ、Yデコーダ64により1組のビット線ペア
BLj 及び/BLj が選択され、ビット線BLj ,/B
Lj の電位はそれぞれデータ線DL,/DLに伝達され
る。データ線DLのデータは入出力データバッファ65
を介して出力される。
【0030】書込みモードのときは、メモリセル選択ま
での動作は同様であるが、入出力データバッファ65を
介して入力されたデータ信号がセンスアンプ67で増幅
されたレベルでビット線BLj に印加され、メモリ・キ
ャパシタCsijに書き込まれる。
【0031】DRAMにおいては、電荷を蓄積するメモ
リ・キャパシタCsの電極間にある誘電体層、例えば、
シリコン酸化膜に膜質不良やピンホール等があると、メ
モリ・キャパシタCsにリーク電流が生じ、電荷保持機
能が損なわれ、動作不良が起こる。メモリ・キャパシタ
Csの誘電体層の品質を確認する方法としては、メモリ
・キャパシタCsに対する高電圧試験が有効である。こ
の場合、メモリ・キャパシタCsを形成する2つの電極
間に高電圧ストレスを印加する必要がある。
【0032】メモリ・キャパシタCsに対する高電圧試
験は、DRAMセル(図4,5におけるDRAMセル4
1,51)の中のメモリノードMEMの電位VMを所定
の電位VDDH に設定し、メモリ・キャパシタCsを構成
する2つの電極間の電位差|VDDH −VREF|(VR
EF:図4,5のDRAMセル41,51のノードRE
Fにおける電位)を通常動作時より大きな値に設定する
ことにより行われる。メモリノードMEMにはビット線
BLの電位レベルが伝達されるので、高電圧試験を行う
ときには、ビット線BLの高電位レベル、即ち電源電位
VDDのレベルを高くする。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DRAMにおいて高電圧試験を行う際には、以下のよう
な問題点があった。
【0034】図4に示したDRAMのように、電圧昇圧
手段及び昇圧電圧伝達手段を有するDRAMの場合、メ
モリノードMEMにはビット線BLのレベルが電圧降下
なく伝達されるので、電源電圧VDDを高くすればメモリ
・キャパシタCsの電極間に高電圧ストレスを印加する
ことができる。
【0035】しかし、この高電圧試験の際には、昇圧電
圧パルス発生回路45の回路内の一部及び出力ノードV
bootに、不必要な高電圧が印加される。また、ワード線
昇圧回路42内のNチャネル型MOSトランジスタTN
2,TN3,TN4と、DRAMセル41内のNチャネ
ル型MOSトランジスタTN1についても同様の状態が
生じる。従って、メモリ・キャパシタCsに対する高電
圧試験の際に、本来意図したよりも高い電圧ストレスが
印加され一部の回路内の正常なトランジスタの品質を損
なったり、破壊してしまうことがあり得る。
【0036】一方、図5に示したDRAMのように、電
圧昇圧手段及び昇圧電圧伝達手段を有しないDRAMの
場合、メモリノードMEMにはビット線BLの電位レベ
ルが電圧降下されて伝達されるので、メモリ・キャパシ
タに所定の電圧ストレスを印加するためには電源電圧V
DDを高くしなければならない。即ち、メモリノードME
Mに電位VDDH を与えるためには、電源電位の値をVDD
H +Vthにする必要がある。
【0037】しかし、集積回路内の他のトランジスタに
もこの高電圧が電源電圧として印加されるので、メモリ
・キャパシタCsに対する高電圧試験の際に、本来意図
したよりも高い電圧ストレスが印加され回路内の他の正
常なトランジスタの品質を損なったり、破壊してしまう
ことがあり得る。
【0038】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、DRAMのメモリ・キャパシタCsの
電極間にあるシリコン酸化膜等の誘電体層に対する信頼
性保証のための高電圧試験を行う際に、他の回路部分へ
の不必要な高電圧ストレスの印加を回避可能な構成の半
導体メモリ装置及び半導体メモリ装置の試験方法を提供
することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成に係
る半導体メモリ装置によれば、アドレス信号が入力され
るワード線にゲートが接続され、読出し/書込み信号が
伝送されるビット線にドレインが接続されたMOSトラ
ンジスタ、及び、MOSトランジスタのソースに一方側
電極が接続され、メモリセル・プレート電位が他方側電
極に与えられたメモリ・キャパシタからなるメモリセル
と、メモリセルと同一基板上に備えられ、MOSトラン
ジスタのソース及びメモリ・キャパシタの一方側電極の
接続ノードであるメモリノードの電位とビット線の電位
とを同電位に設定するメモリノード電位設定手段と、メ
モリセルと同一基板上に備えられ、メモリセル・プレー
ト電位をビット線及びメモリノードの電位より高い任意
の電位に設定するメモリセル・プレート電位設定手段
と、を備えたことを特徴とし、この構成により、メモリ
・キャパシタの誘電体膜に任意の大きさの電圧ストレス
を印加することができ、正常に形成されている他の部分
を破壊することなく、誘電体膜の膜質不良やピンホール
があるメモリ・キャパシタの試験を行うことができ、不
良メモリセルを有するICを検出し除去することができ
る。
【0040】上記第1の構成に係る半導体メモリ装置に
おいて、ビット線の電位は、接地電位と同電位であり、
ワード線の電位は、MOSトランジスタの閾値電圧より
高い電位であり、メモリセル・プレート電位は、通常動
作時には電源電位と同電位であり、高電圧試験時には電
源電位よりも高い電位であるものとするとよい。
【0041】本発明の第2の構成に係る半導体メモリ装
置によれば、アドレス信号が入力されるワード線にゲー
トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続され、
メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられたメ
モリ・キャパシタからなるメモリセルと、メモリセルと
同一基板上に備えられ、MOSトランジスタのソース及
びメモリ・キャパシタの一方側電極の接続ノードである
メモリノードの電位を所定の電源電位に設定するメモリ
ノード電位設定手段と、メモリセルと同一基板上に備え
られ、メモリセル・プレート電位を所定の電源電位の半
分未満に設定するメモリセル・プレート電位設定手段
と、を備えたことを特徴とし、この構成により、信頼性
保証試験における高電圧ストレス印加時に、メモリセル
・プレート電位を電源電位の半分未満にし、かつ、メモ
リセルに電源電位VDD(論理レベル“1”)の書き込み
をするだけで、メモリ・キャパシタの誘電体膜に電圧V
DDから電圧VDD/2までの任意の大きさの電圧ストレス
を印加することができ、正常に形成されている他の部分
を破壊することなく、誘電体膜の膜質不良やピンホール
があるメモリ・キャパシタの試験ができ、不良メモリセ
ルを有するICを検出かつ除去できる。
【0042】上記第2の構成に係る半導体メモリ装置に
おいて、メモリ・キャパシタの誘電体層の膜厚は、MO
Sトランジスタのゲート酸化膜の膜厚よりも薄いものと
するとよい。
【0043】本発明の第1の構成に係る半導体メモリ装
置の試験方法によれば、アドレス信号が入力されるワー
ド線にゲートが接続され、読出し/書込み信号が伝送さ
れるビット線にドレインが接続されたMOSトランジス
タ、及び、MOSトランジスタのソースに一方側電極が
接続され、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与
えられたメモリ・キャパシタからなるメモリセルについ
て、MOSトランジスタのソース及びメモリ・キャパシ
タの一方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位
とビット線の電位とを同電位に設定し、かつ、メモリセ
ル・プレート電位をビット線及びメモリノードの電位よ
り高い任意の電位に設定することを特徴とし、この構成
により、メモリ・キャパシタの誘電体膜に任意の大きさ
の電圧ストレスを印加することができ、正常に形成され
ている他の部分を破壊することなく、誘電体膜の膜質不
良やピンホールがあるメモリ・キャパシタの試験を行う
ことができ、不良メモリセルを有するICを検出し除去
することができる。
【0044】上記第1の構成に係る半導体メモリ装置の
試験方法において、ビット線の電位は、接地電位と同電
位であり、ワード線の電位は、MOSトランジスタの閾
値電圧より高い電位であり、メモリセル・プレート電位
は、通常動作時には電源電位と同電位であり、高電圧試
験時には電源電位よりも高い電位であるものとするとよ
い。
【0045】本発明の第2の構成に係る半導体メモリ装
置の試験方法によれば、アドレス信号が入力されるワー
ド線にゲートが接続され、読出し/書込み信号が伝送さ
れるビット線にドレインが接続されたMOSトランジス
タ、及び、MOSトランジスタのソースに一方側電極が
接続され、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与
えられたメモリ・キャパシタからなるメモリセルについ
て、MOSトランジスタのソース及びメモリ・キャパシ
タの一方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位
を所定の電源電位に設定し、かつ、メモリセル・プレー
ト電位を所定の電源電位の半分未満に設定することを特
徴とし、この構成により、信頼性保証試験における高電
圧ストレス印加時に、メモリセル・プレート電位を電源
電位の半分未満にし、かつ、メモリセルに電源電位VDD
(論理レベル“1”)の書き込みをするだけで、メモリ
・キャパシタの誘電体膜に電圧VDDから電圧VDD/2ま
での任意の大きさの電圧ストレスを印加することがで
き、正常に形成されている他の部分を破壊することな
く、誘電体膜の膜質不良やピンホールがあるメモリ・キ
ャパシタの試験ができ、不良メモリセルを有するICを
検出かつ除去できる。
【0046】
【発明の実施の形態】最初に、本発明の基本構成につい
て説明する。
【0047】図1は、本発明の基本構成を説明するため
のDRAMセルの回路図(a)及び本発明の基本構成に
おけるDRAMセルの各部の電位を示したタイミングチ
ャート((b),(c))である。
【0048】図1(a)のDRAMセルは、オン/オフ
制御に使用されるワード線WLにゲートが接続され、デ
ータの書込み/読出しに使用されるビット線BLにドレ
インが接続され、接地電位VSSがバックゲートに与えら
れたNチャネル型MOSトランジスタTN1と、Nチャ
ネル型MOSトランジスタTN1のソースに一方側電極
が接続され、メモリセル・プレート基準電位VREFが
他方側電極に与えられて、データの記憶に用いられるメ
モリ・キャパシタCsとから構成されている。メモリ・
キャパシタCsの他方側電極をメモリセル・プレ−ト・
ノードREF(電位VREF)とし、Nチャネル型MO
SトランジスタNT1の閾値電圧をVthとする。Nチャ
ネル型MOSトランジスタNT1のソースとメモリ・キ
ャパシタCsの一方側電極との接続ノードをメモリノー
ドMEMとし、その電位をVMとする。
【0049】図1(b)に示すように、本発明の第1の
基本構成においては、メモリセルの高電圧試験の際に、
ビット線BLには所定の電位HVBLを与え、ワード線
WLにはHVBL+Vth以上の電位HVWLを与える。
従って、Nチャネル型MOSトランジスタTN1は導通
状態となり、メモリノードMEMの電位VMは電位HV
BLと等しくなる。さらに、メモリセル・プレ−ト・ノ
ードREFの電位VREFとして、電位HVBLよりも
高い電位HVREFを与え、メモリ・キャパシタCsの
電極間にHVREF−HVBLの電位差を印加する。
【0050】例えば、電位HVBLとして接地電位VS
S、電位HVWLとして電源電位VDD(Vth以上の電
位)を与えたとき、メモリノードMEMの電位VMは電
位上昇なく接地電位VSSとなるので、メモリ・キャパシ
タCsの電極間にHVREFの電位差が印加される。従
って、電位HVREFを所定の値に設定することにより
メモリ・キャパシタCsに所定の高電圧ストレスを印加
し、高電圧試験を行うことができる。ここで、通常動作
時に電位HVREFを電源電位VDDに設定した場合、電
源電位VDDを高くすることにより高電圧試験が可能とな
る。
【0051】したがって、本発明の第1の基本構成の場
合、高電圧試験の際にワード線WLに昇圧電圧を印加す
る必要がなく、必要以上の高電圧が回路の他の部分に印
加されることを回避することができる。
【0052】次に、図1(c)に示すように、本発明の
第2の基本構成においては、高電圧試験の際に、ビット
線BLには所定の電位VBLを与え、ワード線WLには
VBL+Vth以上の電位VWLを与える。従って、Nチ
ャネル型MOSトランジスタTN1は導通状態となり、
メモリノードMEMの電位VMは電位VBLと等しくな
る。このときのメモリノードMEMの電位VM、即ち、
ビット線の電位VBLは、例えば、電源電位VDDとす
る。さらに、メモリセル・プレート基準電位出力回路の
出力電位VREFを、VREF=VBL/2(=VDD/
2)ではなくVREF<VBL/2(=VDD/2)と設
定し、その電位VREFをメモリセル・プレ−ト・ノー
ドREFに与えることにより、メモリ・キャパシタCs
の電極間に通常動作時の電圧ストレスVBL/2(=V
DD/2)よりも大きな電圧ストレスを印加する。
【0053】本発明の第2の基本構成は、以下に述べる
DRAMの構成に基づくものである。即ち、多くのDR
AMでは、メモリ・キャパシタCsを小さな半導体面積
で構成するために、メモリ・キャパシタCsの誘電体層
膜厚をMOSトランジスタのゲート酸化膜厚よりも薄く
しているので、メモリ・キャパシタCsの誘電体層膜の
耐圧は、MOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧より
も低い。そこで、誘電体層膜の絶縁破壊を回避するため
に、通常動作時のメモリセル・プレート・ノードREF
の電位をVDD/2に設定している。即ち、通常動作時の
メモリ・キャパシタCsの電極間の電圧ストレスは、電
源電圧VDDの半分のVDD/2である。
【0054】従って、高電圧試験時のメモリセル・プレ
ート基準電位VREFをVREF<VDD/2とし、か
つ、論理レベル“1”の書込み時にメモリノードMEM
の電位VMを電源電位VDDとすることにより、メモリ・
キャパシタCsの電極間にVDD/2より大きい電圧スト
レスを印加することができるようになる。即ち、耐圧の
低いメモリ・キャパシタCsの誘電体層膜に対して、信
頼性保証試験として有効な電圧ストレスを印加すること
ができる。
【0055】以下、本発明に係る半導体メモリ装置及び
半導体メモリ装置の試験方法の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0056】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体メモリ装置の回路構成を示したブロック図であ
り、本発明の第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置
は、上述の本発明の第1の基本構成に基づき構成された
ものである。
【0057】本発明の第1の実施の形態に係る半導体メ
モリ装置は、ワード線HWLi (1≦i≦n)及びビッ
ト線HBLj 若しくは/HBLj (1≦j ≦m)(信号
名又は信号線名の前に付された記号“/”は論理反転を
意味するものとする。)に接続されたメモリセルMij
(1≦i ≦n,1≦j ≦m)を備えたセルアレー20
と、ワード線HWLi を選択するXアドレス信号が入力
されるXアドレスバッファ21と、Xアドレスバッファ
21から出力されるXアドレス信号をデコードするXデ
コーダ22と、ビット線HBLj 及び/HBLj を選択
するYアドレス信号が入力されるYアドレスバッファ2
3と、Yアドレスバッファ23から出力されるYアドレ
ス信号をデコードするYデコーダ24と、ビット線HB
Lj 及び/HBLj の入出力データが一時的に保持され
る入出力データバッファ25と、ビット線HBLj 及び
/HBLj の電位を所定のプリチャージ電位に設定する
プリチャージ回路26と、ビット線HBLj 及び/HB
Lj の電位レベルを増幅するセンスアンプ27と、ノー
ドHREFにメモリセル・プレート基準電位を発生し出
力するメモリセル・プレート基準電位出力回路28とか
ら構成されている。
【0058】メモリセルMijは、オン/オフ制御に使用
されるワード線HWLi にゲートが接続され、データの
書込み/読出しに使用されるビット線HBLj にドレイ
ンが接続され、接地電位VSSがバックゲートに与えられ
たNチャネル型MOSトランジスタTNijと、Nチャネ
ル型MOSトランジスタTNijのソースに一方側電極が
接続され、メモリセル・プレート基準電位出力ノードH
REFが他方側電極に与えられて、データの記憶に用い
られるメモリ・キャパシタCsijとから構成されてい
る。
【0059】入出力データバッファ25の入出力データ
は、データ線HDL,/HDLに出力され、データ線H
DL,/HDLは、ビット線スイッチトランジスタTN
25,TN26を介してビット線HBLj,/HBLj
に接続されている。
【0060】プリチャージ回路26は、プリチャージ信
号線Φprにそれぞれゲートが接続され、ビット線HB
Lj ,/HBLj にそれぞれソースが接続され、電位H
VREFがそれぞれドレインに与えられたNチャネル型
MOSトランジスタTN23,TN24により構成され
ている。
【0061】センスアンプ27は、ビット線HBLj に
ドレインが接続され、ビット線/HBLj にゲートが接
続され、センス信号線HSENにソースが接続されたN
チャネル型MOSトランジスタTN21と、ビット線/
HBLj にドレインが接続され、ビット線HBLj にゲ
ートが接続され、センス信号線HSENにソースが接続
されたNチャネル型MOSトランジスタTN22と、ビ
ット線HBLj にドレインが接続され、ビット線/HB
Lj にゲートが接続され、センス信号線HSEPにソー
スが接続されたPチャネル型MOSトランジスタTP2
1と、ビット線/HBLj にドレインが接続され、ビッ
ト線HBLj にゲートが接続され、センス信号線HSE
Pにソースが接続されたPチャネル型MOSトランジス
タTP22とから構成されている。
【0062】本発明の第1の実施の形態に係る半導体メ
モリ装置の構成は、以下のような制御により高電圧試験
を行うことが可能である。即ち、本発明の第1の実施の
形態に係る半導体メモリ装置の試験方法は以下のように
行われるものである。
【0063】Xデコーダ22に、高電圧試験時にアクテ
ィブになる制御信号HVXDECを入力する。制御信号
HVXDECがアクティブになると、Xデコーダ22に
より総てのワード線HWLi (1≦i ≦n)が所定の電
位HVWLに設定される。また、Yデコーダ24に、高
電圧試験時にアクティブになる制御信号HVYDECを
入力する。制御信号HVYDECがアクティブになる
と、Yデコーダ24により総てのビット線HBLj 及び
/HBLj (1≦j ≦m)が選択され、各ビット線HB
Lj 及び/HBLj は所定のデータ線HDL又は/HD
Lに接続される。さらに、入出力データバッファ25
に、高電圧試験時にアクティブになる制御信号HVDA
TAを入力する。制御信号HVDATAがアクティブに
なると、入出力データバッファ25によりデータ線HD
L及び/HDLは所定の電位HVBLに設定される。従
って、電位HVBLは総てのビット線HBLj 及び/H
BLjに伝達され、さらには各メモリセルMij内のメモ
リノードMEMの電位VMは電位HVBLになる。
【0064】センス信号HSEN及びHSEPは、高電
圧試験時には、電位HVBLになるよう制御され、また
プリチャージ信号Φprは接地電位VSSになるように制
御されNチャネル型MOSトランジスタTN23及びT
N24はオフする。また、メモリセル・プレート基準電
位出力回路28に、高電圧試験時にアクティブになる制
御信号HVVRを入力する。制御信号HVVRがアクテ
ィブになると、メモリセル・プレート基準電位出力回路
28の出力ノードHREFは、電位HVBLよりも高い
所定の電位HVREFに設定される。
【0065】以上の設定により総てのメモリセルMij内
のキャパシタCsに電位差HVREF−HVBLの電圧
ストレスを同時に印加することができる。例えば、前述
のように、電位HVBLとして接地電位VSS、電位HV
WLとしてNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧
Vth以上の電位(例えば、電源電位VDD)を与えたと
き、メモリノードMEMの電位VMは接地電位VSSとな
るので、メモリ・キャパシタCsの電極間にHVREF
の電位差が印加される。従って、電位HVREFを所定
の値に設定することによりメモリ・キャパシタCsに所
定の高電圧ストレスを印加することができる。
【0066】電位HVREFを電源電位VDDに設定した
場合、電源電位VDDを高くすることにより高電圧試験が
可能となる。従って、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体メモリ装置においては、高電圧試験の際にワード
線WLに昇圧電圧を印加する必要がなく、必要以上の高
電圧が回路に印加されることを回避することができる。
例えば、ビット線BLの電位HVBLに接地電位VSSを
与えたときには、ワード線WLの電位HVWLにVth以
上の電位(例えば、VDD)を印加すると、メモリノード
MEMには接地電位VSSが電位上昇なく伝達される。
【0067】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体メモリ装置の回路構成を示したブロック図であ
り、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置
は、上述の本発明の第2の基本構成に基づき構成された
ものである。
【0068】本発明の第2の実施の形態に係る半導体メ
モリ装置は、ワード線WLi (1≦i≦n)及びビット
線BLj 若しくは/BLj (1≦j ≦m)に接続された
メモリセルMij(1≦i ≦n,1≦j ≦m)を備えたセ
ルアレー30と、ワード線WLi を選択するXアドレス
信号が入力されるXアドレスバッファ31と、Xアドレ
スバッファ31から出力されるXアドレス信号をデコー
ドするXデコーダ32と、ビット線BLj 又は/BLj
を選択するYアドレス信号が入力されるYアドレスバッ
ファ33と、Yアドレスバッファ33から出力されるY
アドレス信号をデコードするYデコーダ34と、ビット
線BLj 及び/BLj の入出力データが一時的に保持さ
れる入出力データバッファ35と、ビット線BLj 及び
/BLjの電位を所定のプリチャージ電位に設定するプ
リチャージ回路36と、ビット線BLj 及び/BLj の
電位レベルを増幅するセンスアンプ37と、メモリセル
・プレート基準電位を発生し出力するメモリセル・プレ
ート基準電位出力回路38とから構成されている。
【0069】メモリセルMijは、オン/オフ制御に使用
されるワード線WLi にゲートが接続され、データの書
込み/読出しに使用されるビット線BLj にドレインが
接続され、接地電位VSSがバックゲートに与えられたN
チャネル型MOSトランジスタTNijと、Nチャネル型
MOSトランジスタTNijのソースに一方側電極が接続
され、メモリセル・プレート基準電位ノードHREF1
が他方側電極に与えられて、データの記憶に用いられる
メモリ・キャパシタCsijとから構成されている。
【0070】入出力データバッファ35の入出力データ
は、データ線DL,/DLに出力され、データ線DL,
/DLは、ビット線スイッチトランジスタTN35,T
N36を介してビット線BLj,/BLjに接続されて
いる。
【0071】プリチャージ回路36は、プリチャージ信
号線Φprにそれぞれゲートが接続され、ビット線BL
j ,/BLj にそれぞれソースが接続され、ノードHR
EF1の電位がそれぞれドレインに与えられたNチャネ
ル型MOSトランジスタTN33,TN34により構成
されている。
【0072】センスアンプ37は、ビット線BLj にド
レインが接続され、ビット線/BLj にゲートが接続さ
れ、センス信号線SENにソースが接続されたNチャネ
ル型MOSトランジスタTN31と、ビット線/BLj
にドレインが接続され、ビット線BLj にゲートが接続
され、センス信号線SENにソースが接続されたNチャ
ネル型MOSトランジスタTN32と、ビット線BLj
にドレインが接続され、ビット線/BLj にゲートが接
続され、センス信号線SEPにソースが接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタTP31と、ビット線/B
Lj にドレインが接続され、ビット線BLj にゲートが
接続され、センス信号線SEPソースが接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタTP32とから構成されて
いる。
【0073】本発明の第2の実施の形態に係る半導体メ
モリ装置は、通常動作時は、メモリ・キャパシタCsの
誘電体層膜の絶縁破壊を回避するために、メモリセル・
プレート電位はVDD/2に設定され、メモリ・キャパシ
タCsの電極間の電圧ストレスがVDD/2とされている
場合の構成である。
【0074】本発明の第2の実施の形態に係る半導体メ
モリ装置の構成は、以下のような制御により高電圧試験
を行うことが可能である。即ち、本発明の第2の実施の
形態に係る半導体メモリ装置の試験方法は以下のように
行われるものである。
【0075】メモリセル・プレート基準電位出力回路3
8に、高電圧試験時にアクティブになる制御信号HVV
R1を入力する。制御信号HVVR1がアクティブにな
ると、メモリセル・プレート基準電位出力回路38の出
力ノードHREF1の電位は、VDD/2未満の所定の電
位HVREF1に設定される。この状態の下で、本発明
の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置にDRAM
としての通常動作をさせ、論理レベル“1”の書込み時
にメモリノードMEMの電位VMを電源電位VDDとする
ことにより、メモリ・キャパシタCsの電極間にVDD/
2より大きい電圧ストレスを印加することができるよう
になる。従って、耐圧の低いメモリ・キャパシタCsの
誘電体層膜に対して、信頼性保証試験として有効な電圧
ストレスを印加することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明の第1の構成に係る半導体メモリ
装置によれば、アドレス信号が入力されるワード線にゲ
ートが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビッ
ト線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及
び、MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続さ
れ、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられ
たメモリ・キャパシタからなるメモリセルに対し、MO
Sトランジスタのソース及びメモリ・キャパシタの一方
側電極の接続ノードであるメモリノードの電位とビット
線の電位とを同電位に設定するメモリノード電位設定手
段と、メモリセル・プレート電位をビット線及びメモリ
ノードの電位より高い任意の電位に設定するメモリセル
・プレート電位設定手段とを備えたので、メモリ・キャ
パシタの誘電体膜に任意の大きさの電圧ストレスを印加
することができ、正常に形成されている他の部分を破壊
することなく、誘電体膜の膜質不良やピンホールがある
メモリ・キャパシタの試験を行うことができ、不良メモ
リセルを有するICを検出し除去することができる。ま
た、電源電圧を高くする従来の方法では昇圧回路の存在
によって電源電圧値が制限されたり信頼性保証試験に要
する時間が長くかかっていたが、本発明では任意の電位
差をメモリ・キャパシタの誘電体膜に印加できるので電
圧ストレスに対する加速試験ができ、信頼性保証試験に
要する時間を短縮できる。
【0077】本発明の第1の構成に係る半導体メモリ装
置の試験方法によれば、同様のメモリセルについて、M
OSトランジスタのソース及びメモリ・キャパシタの一
方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位とビッ
ト線の電位とを同電位に設定し、かつ、メモリセル・プ
レート電位をビット線及びメモリノードの電位より高い
任意の電位に設定するので、上記同様の効果を得ること
ができる。
【0078】メモリノード及びビット線の電位を接地電
位とし、メモリセル・プレート電位HVREFを、HV
REF>VDD/2を満たす電位としたとき、最も効率的
にメモリ・キャパシタの誘電体膜に電圧ストレスを印加
することができる。さらに、この場合、メモリノード電
位設定手段として、ビット線に論理レベル“0”を書き
込むためにメモリに備えられている書込み手段を兼用す
ることができる。
【0079】本発明の第2の構成に係る半導体メモリ装
置によれば、アドレス信号が入力されるワード線にゲー
トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続され、
メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられたメ
モリ・キャパシタからなるメモリセルに対し、MOSト
ランジスタのソース及びメモリ・キャパシタの一方側電
極の接続ノードであるメモリノードの電位を所定の電源
電位に設定するメモリノード電位設定手段と、メモリセ
ル・プレート電位を所定の電源電位の半分未満に設定す
るメモリセル・プレート電位設定手段とを備えたので、
信頼性保証試験における高電圧ストレス印加時に、メモ
リセル・プレート電位を電源電位の半分未満にし、か
つ、メモリセルに電源電位VDD(論理レベル“1”)の
書き込みをするだけで、メモリ・キャパシタの誘電体膜
に電圧VDDから電圧VDD/2までの任意の大きさの電圧
ストレスを印加することができ、正常に形成されている
他の部分を破壊することなく、誘電体膜の膜質不良やピ
ンホールがあるメモリ・キャパシタの試験ができ、不良
メモリセルを有するICを検出かつ除去できる。また、
電源電圧VDDを高くする方法による従来では昇圧回路の
存在によって電源電圧値が制限されたり信頼性保証試験
に長時間を要していたが、本発明ではVDDからVDD/2
までの任意の電位差をメモリ・キャパシタの誘電体膜に
印加できるので、電圧ストレスに対する加速試験を行う
ことができ、信頼性保証試験に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0080】本発明の第2の構成に係る半導体メモリ装
置の試験方法によれば、同様のメモリセルについて、M
OSトランジスタのソース及びメモリ・キャパシタの一
方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位を所定
の電源電位に設定し、かつ、メモリセル・プレート電位
を所定の電源電位の半分未満に設定するので、上記同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を説明するためのDRAMセ
ルの回路図(a)及び本発明の基本構成におけるDRA
Mセルの各部の電位を示したタイミングチャート
((b),(c))。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る半導体メモリ
装置の回路構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ
装置の回路構成を示したブロック図。
【図4】1トランジスタ+1キャパシタ形DRAMセル
を用いたダイナミックRAM(DRAM)セル、及び、
昇圧された電圧をDRAMセルのワードラインに印加す
るブートストラップワード回路の構成を示したブロック
図。
【図5】1トランジスタ+1キャパシタ形DRAMセル
を用いたダイナミックRAM(DRAM)セル、及び、
電圧をDRAMセルのワードラインに印加する信号バッ
ファ回路の構成を示したブロック図。
【図6】従来のDRAMの回路構成を示したブロック
図。
【図7】図6のDRAMの通常動作における各信号のタ
イミングチャート。
【符号の説明】
21,31,61 Xアドレスバッファ 22,32,62 Xデコーダ 23,33,63 Yアドレスバッファ 24,34,64 Yデコーダ 25,35,65 入出力データバッファ 26,36,66 プリチャージ回路 27,37,67 センスアンプ 28,38,68 メモリセル・プレート基準電位出力
回路 41,51 DRAMセル 42 ワード線昇圧回路 43 ワード線アドレス・デコーダ 44 メモリセル・プレート基準電位発生回路 45 昇圧電圧パルス発生回路 52 信号バッファ回路 TN Nチャネル型MOSトランジスタ TP Pチャネル型MOSトランジスタ Cs メモリ・キャパシタ BL ビット線 WL ワード線 INV インバータ M メモリセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11C 29/00 671

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス信号が入力されるワード線にゲー
    トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
    線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
    前記MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続さ
    れ、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられ
    たメモリ・キャパシタからなるメモリセルと、 前記メモリセルと同一基板上に備えられ、前記MOSト
    ランジスタのソース及び前記メモリ・キャパシタの前記
    一方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位と前
    記ビット線の電位とを同電位に設定するメモリノード電
    位設定手段と、 前記メモリセルと同一基板上に備えられ、前記メモリセ
    ル・プレート電位を前記ビット線及び前記メモリノード
    の電位より高い任意の電位に設定するメモリセル・プレ
    ート電位設定手段と、を備えたことを特徴とする半導体
    メモリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体メモリ装置におい
    て、 前記ビット線の電位は、接地電位と同電位であり、 前記ワード線の電位は、前記MOSトランジスタの閾値
    電圧より高い電位であり、 前記メモリセル・プレート電位は、通常動作時には電源
    電位と同電位であり、高電圧試験時には電源電位よりも
    高い電位であることを特徴とする半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】アドレス信号が入力されるワード線にゲー
    トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
    線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
    前記MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続さ
    れ、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられ
    たメモリ・キャパシタからなるメモリセルと、 前記メモリセルと同一基板上に備えられ、前記MOSト
    ランジスタのソース及び前記メモリ・キャパシタの前記
    一方側電極の接続ノードであるメモリノードの電位を所
    定の電源電位に設定するメモリノード電位設定手段と、 前記メモリセルと同一基板上に備えられ、前記メモリセ
    ル・プレート電位を前記所定の電源電位の半分未満に設
    定するメモリセル・プレート電位設定手段と、を備えた
    ことを特徴とする半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の半導体メモリ装置におい
    て、 前記メモリ・キャパシタの誘電体層の膜厚は、前記MO
    Sトランジスタのゲート酸化膜の膜厚よりも薄いことを
    特徴とする半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】アドレス信号が入力されるワード線にゲー
    トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
    線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
    前記MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続さ
    れ、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられ
    たメモリ・キャパシタからなるメモリセルについて、前
    記MOSトランジスタのソース及び前記メモリ・キャパ
    シタの前記一方側電極の接続ノードであるメモリノード
    の電位と前記ビット線の電位とを同電位に設定し、か
    つ、前記メモリセル・プレート電位を前記ビット線及び
    前記メモリノードの電位より高い任意の電位に設定する
    ことを特徴とする半導体メモリ装置の試験方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の半導体メモリ装置の試験
    方法において、 前記ビット線の電位は、接地電位と同電位であり、 前記ワード線の電位は、前記MOSトランジスタの閾値
    電圧より高い電位であり、 前記メモリセル・プレート電位は、通常動作時には電源
    電位と同電位であり、高電圧試験時には電源電位よりも
    高い電位であることを特徴とする半導体メモリ装置の試
    験方法。
  7. 【請求項7】アドレス信号が入力されるワード線にゲー
    トが接続され、読出し/書込み信号が伝送されるビット
    線にドレインが接続されたMOSトランジスタ、及び、
    前記MOSトランジスタのソースに一方側電極が接続さ
    れ、メモリセル・プレート電位が他方側電極に与えられ
    たメモリ・キャパシタからなるメモリセルについて、前
    記MOSトランジスタのソース及び前記メモリ・キャパ
    シタの前記一方側電極の接続ノードであるメモリノード
    の電位を所定の電源電位に設定し、かつ、前記メモリセ
    ル・プレート電位を前記所定の電源電位の半分未満に設
    定することを特徴とする半導体メモリ装置の試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100843148B1 (ko) 2006-12-22 2008-07-02 삼성전자주식회사 액정 표시 장치, 액정 표시 장치의 테스트용 커넥터 및이의 테스트 방법

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