JPH11187880A - Nicotiana属植物由来の新規アルドラーゼ遺伝子 - Google Patents

Nicotiana属植物由来の新規アルドラーゼ遺伝子

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JPH11187880A
JPH11187880A JP9360625A JP36062597A JPH11187880A JP H11187880 A JPH11187880 A JP H11187880A JP 9360625 A JP9360625 A JP 9360625A JP 36062597 A JP36062597 A JP 36062597A JP H11187880 A JPH11187880 A JP H11187880A
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JP
Japan
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plant
stress
gene
aldolase
plants
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JP9360625A
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English (en)
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Shigehiro Yamada
茂裕 山田
Toshiyuki Komori
俊之 小森
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、塩ストレスに対して耐性を有する
アルドラーゼ遺伝子を見い出すこを課題とする。さらに
詳しくは、遺伝子操作によ利、塩ストレスに対して耐性
を有するアルドラーゼ遺伝子を見い出し、それを用いて
植物の水分ストレス耐性を改良することを課題とする。 【効果】 本発明で得られた遺伝子は植物に水分ストレ
ス耐性を付与する機能があると考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、塩ストレス若くは
乾燥ストレス等の水分ストレスに耐性活性を有するDNA
に関する。さらに詳しくは、遺伝子工学技術を用いた塩
ストレス若くは乾燥ストレス等の水分ストレスに耐性活
性を有するNicotiana属由来のDNAに関する。
【0002】
【従来の技術】植物は通常の育成環境下においても、常
にストレスを受けている。このようなストレスには、
塩、乾燥、高温、低温、強光、空気汚染等のさまざまな
ものが含まれるが、農業生産の観点から最も問題となっ
ているのは、塩害や乾燥による塩ストレスである。塩害
は元々塩分の高い地域のみならず、潅漑を行なうことに
よりそれまで問題の無かった農地においても発生し問題
になっている。現在、全耕地の10%以上が何らかの塩
害を受けていると言われている。また、人工増加に追い
つくための食料生産増加を行うには、現在では塩害など
による耕作不適当土壌とされている土地での農業生産が
必要になるとの見方もある。
【0003】また、乾燥ストレスは天候不順による干ば
つなどにより生じる。アメリカでは数年おきに、干ばつ
による農業物生産高の低下が起こっている。したがっ
て、このような塩ストレスに耐性を有する植物を見い出
すことは、将来起こりうると考えられる食料危機等を考
慮すると非常に重要なことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、塩ス
トレスに対して耐性を有する植物を見い出すことは緊急
の課題であるが、このような塩ストレス耐性を有する植
物を得る方法として、遺伝子操作等により植物の水分含
量をコントロールすることによる方法がある。一般的に
は、植物体の水分含量を増加させる、すなわち、水分保
持能力を増加させることにより水分ストレス耐性を有す
る植物を得ることができると考えられている。我々は、
Nicotiana属の植物について、塩および乾燥ストレス耐
性のスクリーニングを行い (Plant Physiology (1995),
108, 106)、 Nicotiana excelsiorおよびNicotiana pa
niculataを塩ストレス耐性種として選抜した(育種学雑
誌、第46巻、別冊2号、188ページ)。その耐性程
度は、海水の約半分の塩濃度(250mM NaCl)溶液を灌水
しても生育が可能な程である。これまでに国内外で行わ
れてきた、いわゆる耐塩性植物についての研究から、耐
塩性植物を、非ストレス条件から塩ストレス条件に移す
と新たな遺伝子の発現が誘発され、これらの遺伝子の産
物が塩ストレス耐性に役立っていることが知られてい
る。
【0005】Nicotiana属植物においては、塩ストレス
耐性を有する種類の植物が存在することは知られてお
り、その遺伝子を単離したという報告も存在する(Nels
on etal. (1992) Plant Molecular Biology, vol. 19,
577-588, Yun et al. (1996)Plant Physiology, vol. 1
11, 1219-1225)が、Nicotiana属植物におけるアルドラ
ーゼの存在は確認されておらず、アルドラーゼ遺伝子を
単離したという報告はなかった。従来から、植物にはア
ルドラーゼが存在することが知られている。アルドラー
ゼは、脱離酵素の一種であり、狭義にはD−フルクトー
ス−1,6−二リン酸を開裂し、D−グリセルアルデヒ
ド−3−リン酸とα−ジヒドロキシアセトンリン酸にす
る反応を触媒する酵素、すなわちフルクトース二リン酸
アルドラーゼを指す。広義には、同形式の反応を触媒す
る酵素を総称する。この反応は、可逆的なアルドール縮
合である。上記酵素のアルドラーゼ遺伝子は、細胞質型
としてエンドウ(Pisum sativum)、ホウレンソウ(Spi
nacia oleracea)、トウモロコシ(Zea maize)、イネ
(Oryza sativa)、シロイヌナズナ(Arabidopsis thal
iana)が知られており、葉緑体型としてホウレンソウ
(Spinacia oleracea)が知られているが、Nicotiana属
植物に関してはアルドラーゼ遺伝子は、知られておらず
単離されていない。また、アルドラーゼが塩ストレスに
よって、誘導される酵素であることは知られておらず、
上記の各種植物由来のアルドラーゼが塩ストレスに関係
するとの報告もない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、Nicoti
ana属植物のうち、塩ストレス耐性種であるNicotianaPa
niculataから、塩ストレスにより誘導される新規な葉緑
体型フルクトースビスフォスフェイトアルドラーゼを見
い出し、その遺伝子を単離した。上記の事実から、今回
得られた遺伝子がコードするアルドラーゼは、植物に水
分ストレス耐性を付与する機能があると考えられる。そ
こで、この遺伝子の発現を制御することにより、植物の
塩ストレス耐性を改良する事ができる。さらに、栽培植
物は常に水分ストレスを受けるおそれにさらされている
ため、植物のストレス状況をすばやく関知することは、
その後の対策のために有用である。そこで、当遺伝子の
発現状況をモニターする事により、植物にかかるストレ
ス状況を知ることができる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、植物由来の塩ストレス耐性の遺伝子を植物に導入し
て、当該植物の水分含量を調節する方法を提案し、これ
によ塩ストレス耐性植物を得ることを目的としてなされ
たものである。
【0008】より具体的には、本発明は、 (1) Nicotiana属植物由来であるアルドラーゼ遺伝
子。 (2) 配列番号:1記載のDNA配列又は該配列におい
て1又は数個の DNAが置換、欠失、挿入又は付加され、
かつ実質的にアルドラーゼ活性を有するタンパクをコー
ドするDNA。 (3) 配列番号:1記載のDNA配列。 (4) 配列番号:2記載のDNA配列又は該配列におい
て1又は数個の DNAが置換、欠失、挿入又は付加され、
かつ実質的にアルドラーゼ活性を有するタンパクをコー
ドするDNA。 (5) 配列番号:2記載のDNA配列に関する。
【0009】ここで、「塩ストレス」とは、土壌中の塩
化ナトリム濃度が上昇し、植物の生育にとって不利とな
ることを意味する。「塩ストレス耐性」とは、上記塩ス
トレスに対する抵抗性を意味する。「実質的に塩ストレ
ス耐性活性を有する」とは、 上記塩ストレス状況下に
おいて、塩ストレスに対し実質的に耐性活性を有する意
味である。
【0010】以下、本発明についてさらに詳しく説明す
る。本発明は、植物にNicotiana属由来のアルドラーゼ
遺伝子を導入し、導入した形質転換植物の水分含量をコ
ントロールすることを特徴とするものである。本発明に
用いられるNicotiana属由来のアルドラーゼ遺伝子は、
植物体にセンス方向に導入されてもよく、またアンチセ
ンス方向に導入されてもよい。本発明においては、水分
ストレス条件下において植物の水分保持能力を増大させ
る目的の場合は、センス方向に導入することが好ましい
が、ストレスの性質によっては植物の水移動を抑えるこ
とにより、影響を低減できる場合もあり、このような場
合は、アンチセンス方向に導入することが好ましい。
【0011】一方、アンチセンス方向に導入する場合
は、形質転換植物を作出しようとする種と導入する遺伝
子の由来の種とが近縁であるほど好ましく、特に好まし
くは同種のものである。なお、アンチセンス方向に導入
する場合は必ずしも全体を導入する必要はなく、一部を
用いた場合でも十分な効果が示される場合もある。した
がって、本発明において遺伝子をアンチセンス方向に導
入する場合は、少なくともその一部が導入することを必
要とするものである。本発明に用いられる発現プロモー
ターとしては、転写力が強く全細胞で発現されるもの
(35S、19S、nosなど)、光に反応するもの(rbcな
ど)、温度に反応するもの(hspなど)、ホルモンに反
応するもの、そして組織特異的に反応するもの等、従来
より知られているものであれば特に限定されないが、特
に好ましくは35Sプロモーターなどの強力なものが挙
げられる。
【0012】本発明において、センス方向もしくはアン
チセンス方向のアルドラーゼ遺伝子を形質転換する植物
に導入する方法としては、特別な方法を用いる必要はな
く、通常植物を形質転換する際に用いられる方法であれ
ば如何なる方法も用いることができる。一例として、ア
グロバクテリウム属菌を用いたリーフディスク法を用い
る場合について説明する。センス方向もしくはアンチセ
ンス方向のアルドラーゼ遺伝子を適当な植物発現ベクタ
ーに挿入し、このベクターをアグロバクテリウム属菌に
導入する。次に、形質転換しようとする植物の無菌葉か
ら採取したリーフディスクを、前記のアグロバクテリウ
ム菌の培養液に浸漬した後、カルスを形成させ、形質転
換が生じたもののみを選抜することにより形質転換植物
を得ることができる。形質転換植物の選抜は、カルス形
成させる培地に適当な抗生物質を添加し、その耐性の有
無により行うことができる。この場合、ベクターにはア
ルドラーゼ遺伝子の他、培地に添加された抗生物質耐性
の遺伝子を導入することが好ましい。なお、アグロバク
テリウム菌による形質転換方法は双子葉植物のみなら
ず、単子葉植物にも適用することができる(WO94/0
0977号公報)。
【0013】本発明により形質転換される植物、すなわ
ち本発明により植物体の水分含量をコントロールされる
植物としては、特に限定されるものではないが、ダイ
ズ、トウモロコシ、ジャガイモ、トマト、イネ及びタバ
コ等が挙げられる。本発明において形質転換された植物
の水分含量を測定する方法としては、種々の方法が考え
られる。その一方法としては、例えば、所定の大きさま
で育成した植物を人工気象機等によりストレス環境下で
一定期間育成する。そして、植物体地上部を収穫し生重
量を測定し、さらにこれらの植物を60℃で数日間乾燥
させた後に乾燥重量を測定する。この生重量と乾燥重量
の比により水分含量を測定する方法等が挙げられる。
【0014】
【実施例】実施例1 <植物材料の生育> Nicotiana paniculataは、温室内で培養土に播種し発芽
させた。本葉4枚程度まで生育した時点で、バーミキュ
ライトとハイドロボールの混合物(体積比1:1)を詰
めた、直径約10cmの黒色ビニールポットに移植し
た。その後は、人工気象機内に移し(12時間日長、摂
氏23℃、相対湿度70%)、1日あたり100mLの
1/4希釈ホーグランド溶液を灌水した。塩ストレス処
理区植物には、250mM塩化ナトリウムを含む1/4
希釈ホーグランド溶液を1日100mL灌水した。
【0015】実施例2 <mRNA の抽出> Nicotiana paniculata緑葉組織からの全RNA抽出はOstre
mらの方法(Ostrem etal., Plant Physiology 84,1270-
1275(1987))に従って行ったが、実施にあたり以下の点
を改良した。 1)磨砕した植物体を抽出用緩衝液とフェノールと共に
行なう振盪を氷上で1時間行った。 2)遠心後の上清をクロロホルムと共に行う振盪を氷上
で行った。poly(A)+-RNAの精製はQuickPrep mRNA puri
fication Kit(Pharmacia社製)を使用し、製造者の手
引き書に従って行った。
【0016】実施例3 < Nicotiana paniculata由来
アルドラーゼcDNAの単離> ストレスをかけたNicotiana paniculata緑葉cDNAライブ
ラリーの作製は、実施例2でストレス処理をした植物か
ら抽出、精製したpoly(A)+RNAを鋳型として、ZAP cDNA
Synthesis Kit(Stratagene社製)、クローニングベク
ターにはλZAPII(Stratagene)を使用して行った。 宿
主細胞として XLI-Blueを使用した。cDNAライブラリー
のスクリーニングは、ディファレンシャルスクリーニン
グ法により行った。以下にその詳細な手順を述べる。
【0017】スクリーニングを行うための溶菌プラーク
は、Stratagene社の手引き書に従って行った。プラーク
が出現した寒天培地からのプラークリフトはナイロン膜
のHybond N+(Amersham 社製)を用いた。一枚の寒天培
地から2回ずつプラークリフトを行った。こうして作製
したスクリーニング用ナイロン膜の変性は、 Amersham
社の手引き書に従って行った。スクリーニングに用いた
32P標識プローブは以下のようにして作製した。実施例
2で得たpoly(A)+RNA 50-100ngを30μlの滅菌水に溶解
して、プライマー(宝酒造)1μlを加え、65℃で10分
間置いた。その後室温まで冷却し、そこにRNase阻害剤
を1μl、MMLV逆転写酵素添付の5X緩衝液(宝酒造)を
5μl、dATP・dGTP・dTTP溶液(各10mM)を5μl 、32P-d
CTP(Amersham 社)を1μl(10μCi)、蒸留水を6 ml加
え、よく混合した後に、MMLV逆転写酵素(宝酒造)を1
μl加えた。この反応液を37℃で1時間反応させた後
にスピンカラムを用いて、遊離の32P-dCTPを除いた。プ
ローブは、ストレス処理した植物と、ストレス処理して
いないコントロール植物から調製したpoly(A)+RNAにつ
いて、それぞれ作製した。2組作製したナイロン膜のう
ち1組をコントロールプローブで、もう1組をストレス
プローブを用いてハイブリダイゼーションを行った。ハ
イブリダイゼーションは製造者の手引き書に記載されて
いる標準的な条件で16時間行なった。洗浄は、300 mM N
aCl、30 mM trisodium citrate、0.1% SDSを用いて65
℃で20分間2回行い、続いて75 mM NaCl、7.5 mM trisod
ium citrate、0.1% SDSを用いて65 ℃で20分間 2回行っ
た。コントロール区とストレス処理区の結果を比較し、
ストレス処理区で強いシグナルを示す陽性クローンを得
た。得られたクローンに含まれる挿入cDNA断片は、Stra
tagene社の手引き書に従って行って、pBluescriptプラ
スミドにサブクローニングした。
【0018】得られた陽性クローンの塩基配列決定は、
DNAシーケンサーModel 373A(アプライドバイオシステ
ムズ社製)を用いて、反応にはTaq Dye Terminator Cyc
le Sequencing Kit(アプライドバイオシステムズ社
製)を使い、製造者の手引き書に従って行った。得られ
た塩基配列の解析は、GENETYX-MAC ver.8(ソフトウェ
ア開発)により行った。その結果、配列表1及び配列表
2に示すcDNAである、NpAldCh1及びNpAld Ch2を得た。
【0019】実施例4 <ストレス条件下におけるアル
ドラーゼ遺伝子発現の解析> 実施例1に述べた方法で塩ストレス処理したN. panicul
ataから、経時的に全RNAを抽出、精製してRNAゲルブロ
ット法により該当遺伝子の発現を調べた。全RNAの抽出
は実施例2に述べた手法を用い、ストレス処理開始後0
時間、3時間、8時間、1日、3日、5日目に行った。
抽出した全RNAをLiCl処理により精製した後、バーノン
らの方法に従ってホルムアルデヒドゲルにより電気泳動
を行った(Vernon and Bohnert, EMBO Journal 11: 207
7-2085(1992))。RNAは1レーンあたり5μg用いた。電
気泳動後、RNAをナイロン膜(HybondN+、Amersham社
製)に転写し、製造者の手引き書に従ってハイブリダイ
ゼーションを行った。32P-dCTPで標識したプローブ
は、RediprimeTM DNA labelling system(Amersham社
製)を用いて、製造者の手引き書に従って行った。反応
終了後、遊離の32P-dCTPをスピンカラムを用いて取り
除き、ハイブリダイゼーションに使用した。ハイブリダ
イゼーション溶液には、0.25MNa2HPO4 (pH 7.2)、7% S
DSを含む溶液を用いて、65℃で終夜行った。ハイブリダ
ーイゼーション終了後の洗浄は、300 mM NaCl、30 mM t
risodium citrate、0.1% SDSを用いて65 ℃で20分間2回
行い、続いて75 mM NaCl、7.5 mM trisodium citrate、
0.1% SDSを用いて65 ℃で20分間 2回行った。洗浄後、
ナイロン膜を乾燥させ、イメージングプレート(富士写
真フィルム株式会社)に密着させて感光した。その後、
そのイメージングプレートをバイオイメージアナライザ
ーBAS100(富士写真フィルム株式会社)により解析し
て、ナイロン膜に残る放射線エネルギーの分布を画像化
させた。その結果を図1に示す。
【0020】図1のNpAldCh2における5日目のコントロ
ール及びストレスを比較すると特に明瞭であるが、コン
トロールよりもストレス状況下の方がRNA産生量が多い
ことがわかる。
【0021】
【発明の効果】上記の事実から、今回得られた遺伝子が
コードするアルドラーゼは、植物に水分ストレス耐性を
付与する機能があると考えられる。そこで、この遺伝子
の発現を制御することにより、植物の塩ストレス耐性を
改良する事ができる。さらに、栽培植物は常に水分スト
レスを受けるおそれにさらされているため、植物のスト
レス状況をすばやく関知することは、その後の対策のた
めに有用である。そこで、当遺伝子の発現状況をモニタ
ーする事により、植物にかかるストレス状況を知ること
ができる。
【0022】
【配列表】
【0023】配列番号:1 配列の長さ: 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Nicotiana paniculata 性質:フルクトースビスフォスフェイトアルドラーゼの
cDNA (NpAldCh1) 配列の特徴:CDS 47-1234 10 20 30 40 50 60 GGCACGAGTCGTAGCTGAGGAGAGAGAGATAAGGAAATAAAAAAAAATGGCATCAGCATC MetAlaSerAlaSer 70 80 90 100 110 120 TCTCCTCAAGACATCACCAGCCATTGGCAAAACTGACTTCATAAAAGGTCAGGCCCTCCG LeuLeuLysThrSerProAlaIleGlyLysThrAspPheIleLysGlyGlnAlaLeuArg 130 140 150 160 170 180 CCAGCCATCAGTCTCTGTCCGGTGCCACCCTGCTCCTCCCTCCGGACTCACTGTCCGCGC GlnProSerValSerValArgCysHisProAlaProProSerGlyLeuThrValArgAla 190 200 210 220 230 240 CAGCTCTTACGCTGATGAGCTCGTCAAAACTGCGAAAACCGTGGCATCTCCTGGCCGTGG SerSerTyrAlaAspGluLeuValLysThrAlaLysThrValAlaSerProGlyArgGly 250 260 270 280 290 300 AATTTTGGCCATGGATGAGTCAAATGCTACCTGTGGGAAGCGTTTAGCTTCAATCGGACT IleLeuAlaMetAspGluSerAsnAlaThrCysGlyLysArgLeuAlaSerIleGlyLeu 310 320 330 340 350 360 GGAGAACACTGAAGCGAATCGCCAGGCATACAGGACCCTTCTTGTTTCAGCTCCAGGACT GluAsnThrGluAlaAsnArgGlnAlaTyrArgThrLeuLeuValSerAlaProGlyLeu 370 380 390 400 410 420 TGGTCAGTACATTTCAGGTGCCATCCTATTTGAGGAGACACTTTACCAGTCCACCGTTGA GlyGlnTyrIleSerGlyAlaIleLeuPheGluGluThrLeuTyrGlnSerThrValAsp 430 440 450 460 470 480 TGGAAAGAAAATCGTTGATGTACTTCATGAACAGAACATTGTTCCCGGTATTAAGGTTGA GlyLysLysIleValAspValLeuHisGluGlnAsnIleValProGlyIleLysValAsp 490 500 510 520 530 540 CAAGGGACTAGTTCCCTTGGCTGGTTCAAACGATGAATCCTGGTGCCAAGGTCTTGATGG LysGlyLeuValProLeuAlaGlySerAsnAspGluSerTrpCysGlnGlyLeuAspGly 550 560 570 580 590 600 CCTTGCCTCGCGCTCTGCTGCTTACTACCAACAAGGCGCTCGTTTTGCTAAATGGCGTAC LeuAlaSerArgSerAlaAlaTyrTyrGlnGlnGlyAlaArgPheAlaLysTrpArgThr 610 620 630 640 650 660 TGTGGTGAGCATTCCGAATGGTCCTTCTGCACTTGCAGTGAAGGAAGCAGCCTGGGGTCT ValValSerIleProAsnGlyProSerAlaLeuAlaValLysGluAlaAlaTrpGlyLeu 670 680 690 700 710 720 CGCTCGCTATGCTGCAATTTCTCAGGACAACGGGTTGGTACCAATTGTTGAGCCAGAGAT AlaArgTyrAlaAlaIleSerGlnAspAsnGlyLeuValProIleValGluProGluIle 730 740 750 760 770 780 TTTGCTTGATGGTGAACACAATATCGATAGGACATTCGAGGTTGCCCAAAAGGTGTGGGC LeuLeuAspGlyGluHisAsnIleAspArgThrPheGluValAlaGlnLysValTrpAla 790 800 810 820 830 840 TGAAGTTTTCTTCTACCTTGCCGAAAACAATGTCATGTTTGAAGGTATCCTCTTGAAGCC GluValPhePheTyrLeuAlaGluAsnAsnValMetPheGluGlyIleLeuLeuLysPro 850 860 870 880 890 900 TAGCATGGTTACCCCTGGAGCCGAGTGCAAGGAGAGAGCTACTCCTGATCAAGTTGCTGA SerMetValThrProGlyAlaGluCysLysGluArgAlaThrProAspGlnValAlaAsp 910 920 930 940 950 960 TTATACCCTCAAGCTTCTCCAACGAAGAATCCCCCCTGCTGTCCCTGGAATCATGTTTTT TyrThrLeuLysLeuLeuGlnArgArgIleProProAlaValProGlyIleMetPheLeu 970 980 990 1000 1010 1020 GTCAGGTGGACAATCTGAAGTGGAGGCTACTCTTAACTTGAATGCCATGAACCAATCTCC SerGlyGlyGlnSerGluValGluAlaThrLeuAsnLeuAsnAlaMetAsnGlnSerPro 1030 1040 1050 1060 1070 1080 CAATCCATGGCATGTGTCGTTCTCATACGCCAGAGCCCTTCAGAACACATGCCTCAAGAC AsnProTrpHisValSerPheSerTyrAlaArgAlaLeuGlnAsnThrCysLeuLysThr 1090 1100 1110 1120 1130 1140 ATGGGGCGGAAGACCAGAAAACGTGCAGGCAGCTCAGGAAGCTTTGCTTATTAGAGCCAA TrpGlyGlyArgProGluAsnValGlnAlaAlaGlnGluAlaLeuLeuIleArgAlaAsn 1150 1160 1170 1180 1190 1200 CGCCAACTCTCTTGCCCAGCTTGGCAAATACACTGGCGAAGGTGAATCTGAGGAGGCCAA AlaAsnSerLeuAlaGlnLeuGlyLysTyrThrGlyGluGlyGluSerGluGluAlaLys 1210 1220 1230 1240 1250 1260 GAAGGGAATGTTCGTGAAGGGATACGTTTACTAAGTCATTTTCGACGAAAGCCTTCACAT LysGlyMetPheValLysGlyTyrValTyr*** 1270 1280 1290 1300 1310 1320 GTTTCATGATGAAACTTGTGATGTGACCAAGATGAAGTGCATAAAAGCTTATAGCTCCTC 1330 1340 1350 1360 1370 1380 AAGAATACTGTCTTGTTCATATAACATGTACCTTTAGCAATTAATGACATTCATGCTACT 1390 1400 1410 1420 GAGTTCAGTTTTAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
【0024】配列番号:2 配列の長さ: 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Nicotiana paniculata 性質:フルクトースビスフォスフェイトアルドラーゼの
cDNA (NpAldCh2) 配列の特徴:CDS 44-1240 10 20 30 40 50 60 GGAGATTGTAGTAGAGAGAAGAAAAAAGAAAAAGTTAGAAAAAATGGCCTCAGCGTCTCT MetAlaSerAlaSerLeu 70 80 90 100 110 120 ACTAAAATCATCCCCAACAGTTCTTGACAAGTCTGAGTTTGTAAAAGGGCAAAGCCTTCG LeuLysSerSerProThrValLeuAspLysSerGluPheValLysGlyGlnSerLeuArg 130 140 150 160 170 180 TCAAACTTCTGTCTCAGTTGTTCGCTGCCACCCCACAAATGCTCCTTCTCTCACTGTCCG GlnThrSerValSerValValArgCysHisProThrAsnAlaProSerLeuThrValArg 190 200 210 220 230 240 CGCTGCTTCCCCATATGCTGATGAGCTTGTTAAGACCGCTAAAACCGTTGCATCACCAGG AlaAlaSerProTyrAlaAspGluLeuValLysThrAlaLysThrValAlaSerProGly 250 260 270 280 290 300 ACGCGGAATTTTGGCTATGGATGAATCCAATGCTACCTGTGGAAAACGTTTGGCTTCCAT ArgGlyIleLeuAlaMetAspGluSerAsnAlaThrCysGlyLysArgLeuAlaSerIle 310 320 330 340 350 360 TGGTTTGGAAAACACTGAGGCTAACCGCCAAGCTTACCGTACCCTGCTTGTAACAGCTCC GlyLeuGluAsnThrGluAlaAsnArgGlnAlaTyrArgThrLeuLeuValThrAlaPro 370 380 390 400 410 420 AGGACTTGGACAGTACATCTCTGGTGCTATTCTTTTCGAGGAGACTCTCTACCAGTCAAC GlyLeuGlyGlnTyrIleSerGlyAlaIleLeuPheGluGluThrLeuTyrGlnSerThr 430 440 450 460 470 480 CGTTGATGGCCGCAAAATAGTTGATGTTCTTGTTGAACAAAACATTGTTCCTGGTATCAA ValAspGlyArgLysIleValAspValLeuValGluGlnAsnIleValProGlyIleLys 490 500 510 520 530 540 AGTTGACAAGGGTTTGGTTCCCCTTGCTGGTTCAAATGATGAGTCATGGTGTCAAGGTCT ValAspLysGlyLeuValProLeuAlaGlySerAsnAspGluSerTrpCysGlnGlyLeu 550 560 570 580 590 600 TGATGGCCTTGCCTCCCGCACTGCTGCATACTACCAACAGGGTGCACGTTTCGCCAAATG AspGlyLeuAlaSerArgThrAlaAlaTyrTyrGlnGlnGlyAlaArgPheAlaLysTrp 610 620 630 640 650 660 GCGTACTGTAGTGAGCATTCCCAACGGACCATCTGCATTAGCTGTGAAGGAAGCAGCATG ArgThrValValSerIleProAsnGlyProSerAlaLeuAlaValLysGluAlaAlaTrp 670 680 690 700 710 720 GGGTTTGGCTCGCTACGCTGCCATTTCTCAGGACAGTGGTTTGGTTCCAATAGTGGAGCC GlyLeuAlaArgTyrAlaAlaIleSerGlnAspSerGlyLeuValProIleValGluPro 730 740 750 760 770 780 AGAGATTTTGTTAGATGGGGAACATGGTATTGACAGGACTTTTGAGGTAGCCCAGAAGGT GluIleLeuLeuAspGlyGluHisGlyIleAspArgThrPheGluValAlaGlnLysVal 790 800 810 820 830 840 TTGGGCTGAGGTCTTCTTCTATTTGGCGGAGAACAATGTCATGTTCGAGGGTATCCTCCT TrpAlaGluValPhePheTyrLeuAlaGluAsnAsnValMetPheGluGlyIleLeuLeu 850 860 870 880 890 900 GAAGCCGAGCATGGTCACCCCTGGTGCTGAATGCAAAGACAGGGCCACTCCTCAGCAAGT LysProSerMetValThrProGlyAlaGluCysLysAspArgAlaThrProGlnGlnVal 910 920 930 940 950 960 CGCGGACTATACTCTAAGTCTCCTTCAAAGGAGGATCCCCCCAGCTGTTCCTGGAATCAT AlaAspTyrThrLeuSerLeuLeuGlnArgArgIleProProAlaValProGlyIleMet 970 980 990 1000 1010 1020 GTTCTTGTCTGGTGGGCAATCAGAAGTTGAGGCAACATTGAACTTGAATGCCATGAACCA PheLeuSerGlyGlyGlnSerGluValGluAlaThrLeuAsnLeuAsnAlaMetAsnGln 1030 1040 1050 1060 1070 1080 AGCTCCAAACCCATGGCACGTATCGTTCTCATACGCGAGGGCTCTTCAGAACACTTGCTT AlaProAsnProTrpHisValSerPheSerTyrAlaArgAlaLeuGlnAsnThrCysLeu 1090 1100 1110 1120 1130 1140 GAAGACATGGGGAGGACAACCCGAGAACGTTAAGGCTGCTCAGGATGCTTTACTCACCAG LysThrTrpGlyGlyGlnProGluAsnValLysAlaAlaGlnAspAlaLeuLeuThrArg 1150 1160 1170 1180 1190 1200 GGCCAAAGCCAACTCTCTTGCTCAGCTCGGAAAATACACAGGTGAGGGTGAATCAGATGA AlaLysAlaAsnSerLeuAlaGlnLeuGlyLysTyrThrGlyGluGlyGluSerAspGlu 1210 1220 1230 1240 1250 1260 AGCTAAACAAGGAATGTTTGTAAAAGGCTATGTCTACTAAGTTACTGCACTGAAGGTTTT AlaLysGlnGlyMetPheValLysGlyTyrValTyr*** 1270 1280 1290 1300 1310 1320 AAGAAGAGAAGAGAAGATGGTGATGGAGCTGAATGGTTATAGTGAAGCAGAGAAATGATG 1330 1340 1350 1360 1370 1380 AATTCTCTCATATGAGTTATGCAATGAATAGTAAAGCCATAGAGAAGAGTATTTTTGTTT 1390 1400 1410 1420 1430 1440 TTGATTACCTGTACTTTTTTAATTAACCAGTTTAATGAATTATAAACCTGGAAAAAAAAA 1450 1460 1470 1480 1490 AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】アルドラーゼ遺伝子のRNAゲルブロット解析を
行った図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nicotiana属植物由来であるアルドラー
    ゼ遺伝子。
  2. 【請求項2】 配列番号:1記載のDNA配列又は該配列
    において1又は数個のDNAが置換、欠失、挿入又は付加
    され、かつ実質的にアルドラーゼ活性を有するタンパク
    をコードするDNA。
  3. 【請求項3】 配列番号:1記載のDNA配列。
  4. 【請求項4】 配列番号:2記載のDNA配列又は該配列
    において1又は数個のDNAが置換、欠失、挿入又は付加
    され、かつ実質的にアルドラーゼ活性を有するタンパク
    をコードするDNA。
  5. 【請求項5】 配列番号:2記載のDNA配列。
JP9360625A 1997-12-26 1997-12-26 Nicotiana属植物由来の新規アルドラーゼ遺伝子 Pending JPH11187880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258579A (ja) * 2000-01-13 2001-09-25 Inst Of Physical & Chemical Res ネオザンチン開裂酵素遺伝子を用いるトランスジェニック植物

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