JPH11188421A - 管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備 - Google Patents
管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備Info
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- JPH11188421A JPH11188421A JP35897997A JP35897997A JPH11188421A JP H11188421 A JPH11188421 A JP H11188421A JP 35897997 A JP35897997 A JP 35897997A JP 35897997 A JP35897997 A JP 35897997A JP H11188421 A JPH11188421 A JP H11188421A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 局部的な加熱を、迅速に、加熱費を安くし
て、かつ板厚方向において内外から十分に行え、しかも
増肉部の外側への突出量を大きくできる管体の部分増肉
方法を提供する。 【解決手段】 管体1の外側に位置した電気式加熱手段
20により管体1の目的とする箇所Bを管体外面1a側
から加熱するとともに、管体1内に位置した発熱手段6
0により電気エネルギーを集約して、発熱手段60の発
熱により管体1の目的箇所Bを管体内面1b側から加熱
する。局部的な加熱を、外面1a側と内面1b側との両
側から同時に行う。圧縮力付与手段13により加熱箇所
Cに管体長手方向Aの圧縮力を付与することで、加熱箇
所Cの一部材料が内外へと順次増肉し、管体1の一端面
から所定距離lの部分に、内外へ所望量で突出した増肉
部2を形成できる。
て、かつ板厚方向において内外から十分に行え、しかも
増肉部の外側への突出量を大きくできる管体の部分増肉
方法を提供する。 【解決手段】 管体1の外側に位置した電気式加熱手段
20により管体1の目的とする箇所Bを管体外面1a側
から加熱するとともに、管体1内に位置した発熱手段6
0により電気エネルギーを集約して、発熱手段60の発
熱により管体1の目的箇所Bを管体内面1b側から加熱
する。局部的な加熱を、外面1a側と内面1b側との両
側から同時に行う。圧縮力付与手段13により加熱箇所
Cに管体長手方向Aの圧縮力を付与することで、加熱箇
所Cの一部材料が内外へと順次増肉し、管体1の一端面
から所定距離lの部分に、内外へ所望量で突出した増肉
部2を形成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば鉄骨構造
物の支柱間を梁材により連結する際に、支柱側の連結部
に、板厚確保などのための増肉部を形成するのに採用さ
れる管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備に関
するものである。
物の支柱間を梁材により連結する際に、支柱側の連結部
に、板厚確保などのための増肉部を形成するのに採用さ
れる管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、支柱側の梁材連結部は、支柱、す
なわち丸形鋼管や角形鋼管を長さ方向において複数に切
断するとともに、切断面にそれぞれ開先加工を行ったの
ち、ダイヤフラムを取り付ける梁貫通方式が採用されて
いたが、この方式によると、切断作業や開先加工作業に
多大な時間と経費とが必要になり、しかも溶接箇所が多
いなどの問題がある。
なわち丸形鋼管や角形鋼管を長さ方向において複数に切
断するとともに、切断面にそれぞれ開先加工を行ったの
ち、ダイヤフラムを取り付ける梁貫通方式が採用されて
いたが、この方式によると、切断作業や開先加工作業に
多大な時間と経費とが必要になり、しかも溶接箇所が多
いなどの問題がある。
【0003】また、丸形鋼管や角形鋼管の切断を行わな
い工法として、たとえば特開平7−238636号公報
に見られるように、両面の周囲に裏当て金を仮付け溶接
した内ダイヤフラムを鋼管内に挿入させて所定位置に位
置決めし、次いで挿入口側の裏当て金を鋼管の内壁に仮
付け溶接したのち、貫通孔を利用して、鋼管の内壁と内
ダイヤフラムの外周とをエレクトスラグ溶接する工法が
提案されているが、この工法でも溶接作業が必要であっ
た。
い工法として、たとえば特開平7−238636号公報
に見られるように、両面の周囲に裏当て金を仮付け溶接
した内ダイヤフラムを鋼管内に挿入させて所定位置に位
置決めし、次いで挿入口側の裏当て金を鋼管の内壁に仮
付け溶接したのち、貫通孔を利用して、鋼管の内壁と内
ダイヤフラムの外周とをエレクトスラグ溶接する工法が
提案されているが、この工法でも溶接作業が必要であっ
た。
【0004】そこで、溶接作業を不要とし得るものとし
て、たとえば特開平9−76011号公報に見られるよ
うに、金属管の目的とする箇所に増肉部を形成すること
が提案されている。この増肉方法は、固定装置と圧縮装
置との間に角形管をセットして、この角形管に長手方向
の圧縮力を加えた状態で、加熱装置により角形管を局部
的に加熱して加熱部を形成し、この加熱部を長手方向に
移動させて増肉部を連続して形成している。その際に、
増肉部に生じようとするゆがみを防止するために、角形
管の内側に熱処理用ダイスがセットされている。
て、たとえば特開平9−76011号公報に見られるよ
うに、金属管の目的とする箇所に増肉部を形成すること
が提案されている。この増肉方法は、固定装置と圧縮装
置との間に角形管をセットして、この角形管に長手方向
の圧縮力を加えた状態で、加熱装置により角形管を局部
的に加熱して加熱部を形成し、この加熱部を長手方向に
移動させて増肉部を連続して形成している。その際に、
増肉部に生じようとするゆがみを防止するために、角形
管の内側に熱処理用ダイスがセットされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した増肉
方法によると、加熱装置は、増肉部の外側で移動できる
ように角形管の外面に対して離れた位置にしなければな
らない。したがって、局部的な加熱は迅速に行えず、ま
た加熱費が高くなり、さらには角形管の内面側(板厚全
域)まで十分に加熱できなくて増肉が好適に行えない恐
れがある。これに対して、加熱装置を角形管の外面に対
して近づけると、増肉部の外側への突出量(突出高さ)
が小さいものになる。しかも角形管の内側に熱処理用ダ
イスがセットされているため、熱効率が悪くなり、作業
性が悪くなる。
方法によると、加熱装置は、増肉部の外側で移動できる
ように角形管の外面に対して離れた位置にしなければな
らない。したがって、局部的な加熱は迅速に行えず、ま
た加熱費が高くなり、さらには角形管の内面側(板厚全
域)まで十分に加熱できなくて増肉が好適に行えない恐
れがある。これに対して、加熱装置を角形管の外面に対
して近づけると、増肉部の外側への突出量(突出高さ)
が小さいものになる。しかも角形管の内側に熱処理用ダ
イスがセットされているため、熱効率が悪くなり、作業
性が悪くなる。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、局部的な加熱を、迅速に、加熱費を安くして、かつ
板厚方向において内外から十分に行え、しかも増肉部の
外側への突出量(突出高さ)を大きくし得る管体の部分
増肉方法を提供することを目的としたものである。
は、局部的な加熱を、迅速に、加熱費を安くして、かつ
板厚方向において内外から十分に行え、しかも増肉部の
外側への突出量(突出高さ)を大きくし得る管体の部分
増肉方法を提供することを目的としたものである。
【0007】また請求項5記載の発明は、請求項1の管
体の部分増肉方法を好適に実現し得る管体の部分増肉設
備を提供することを目的としたものである。
体の部分増肉方法を好適に実現し得る管体の部分増肉設
備を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の管体の部分増肉
方法は、管体の外側に位置された電気式加熱手段により
管体の目的とする箇所を管体外面側から加熱するととも
に、管体内に位置させた発熱手段により電気エネルギー
を集約して、発熱手段の発熱により管体の目的とする箇
所を管体内面側から加熱しながら、加熱箇所に管体長手
方向の圧縮力を付与して、加熱箇所の一部材料を順次増
肉させることを特徴としたものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の管体の部分増肉
方法は、管体の外側に位置された電気式加熱手段により
管体の目的とする箇所を管体外面側から加熱するととも
に、管体内に位置させた発熱手段により電気エネルギー
を集約して、発熱手段の発熱により管体の目的とする箇
所を管体内面側から加熱しながら、加熱箇所に管体長手
方向の圧縮力を付与して、加熱箇所の一部材料を順次増
肉させることを特徴としたものである。
【0009】したがって請求項1の発明によると、電気
式加熱手段を作動させることで、この管体の目的箇所を
外面側から内面側へと加熱し得、さらに、電気式加熱手
段の電気エネルギーを集約して、発熱手段が発熱される
ことで、この発熱手段の熱エネルギーにより管体の目的
箇所を内面側から加熱し得る。このように局部的な加熱
を、外面側と内面側との両側から同時に行える。そして
圧縮力付与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力
を付与することで、加熱箇所の一部材料が内外へと順次
増肉され、以て管体の一端面から所定距離の部分に、内
外へ所望量で突出した増肉部を形成し得る。
式加熱手段を作動させることで、この管体の目的箇所を
外面側から内面側へと加熱し得、さらに、電気式加熱手
段の電気エネルギーを集約して、発熱手段が発熱される
ことで、この発熱手段の熱エネルギーにより管体の目的
箇所を内面側から加熱し得る。このように局部的な加熱
を、外面側と内面側との両側から同時に行える。そして
圧縮力付与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力
を付与することで、加熱箇所の一部材料が内外へと順次
増肉され、以て管体の一端面から所定距離の部分に、内
外へ所望量で突出した増肉部を形成し得る。
【0010】また本発明の請求項2記載の管体の部分増
肉方法は、上記した請求項1記載の構成において、電気
式加熱手段は、管体長手方向に各別に移動自在な複数個
であって、少なくとも一個の電気式加熱手段により管体
の目的とする箇所を加熱し、この加熱箇所に対して管体
長手方向の両側に電気式加熱手段を振り分け移動させ
て、加熱箇所の両側を内外から加熱しながら、加熱箇所
に管体長手方向の圧縮力を付与することを特徴としたも
のである。
肉方法は、上記した請求項1記載の構成において、電気
式加熱手段は、管体長手方向に各別に移動自在な複数個
であって、少なくとも一個の電気式加熱手段により管体
の目的とする箇所を加熱し、この加熱箇所に対して管体
長手方向の両側に電気式加熱手段を振り分け移動させ
て、加熱箇所の両側を内外から加熱しながら、加熱箇所
に管体長手方向の圧縮力を付与することを特徴としたも
のである。
【0011】したがって請求項2の発明によると、管体
の目的箇所の局部的な加熱、ならびに振り分け移動させ
た電気式加熱手段群による加熱箇所の両側の加熱は、電
気式加熱手段内面と管体外面との隙間を小さくし行え
る。そして圧縮力付与手段により加熱箇所に管体長手方
向の圧縮力を付与することで、加熱箇所の一部材料が電
気式加熱手段間の部分において外側へと順次増肉され、
以て管体の一端面から所定距離の部分に、外側へ所望量
でリング状に突出した増肉部を形成し得る。
の目的箇所の局部的な加熱、ならびに振り分け移動させ
た電気式加熱手段群による加熱箇所の両側の加熱は、電
気式加熱手段内面と管体外面との隙間を小さくし行え
る。そして圧縮力付与手段により加熱箇所に管体長手方
向の圧縮力を付与することで、加熱箇所の一部材料が電
気式加熱手段間の部分において外側へと順次増肉され、
以て管体の一端面から所定距離の部分に、外側へ所望量
でリング状に突出した増肉部を形成し得る。
【0012】そして本発明の請求項3記載の管体の部分
増肉方法は、上記した請求項1または2記載の構成にお
いて、目的とする箇所に増肉部を成形したのち、電気式
加熱手段と発熱手段とは、この増肉部に対して所定距離
離れた次の目的とする箇所に移動されることを特徴とし
たものである。
増肉方法は、上記した請求項1または2記載の構成にお
いて、目的とする箇所に増肉部を成形したのち、電気式
加熱手段と発熱手段とは、この増肉部に対して所定距離
離れた次の目的とする箇所に移動されることを特徴とし
たものである。
【0013】したがって請求項3の発明によると、管体
の一端面から所定距離の部分と、この所定距離の部分か
ら所定ピッチ離れた部分との二箇所に、さらには二箇所
以上の複数箇所に、内外へ所望量でリング状に突出され
た増肉部を形成し得る。
の一端面から所定距離の部分と、この所定距離の部分か
ら所定ピッチ離れた部分との二箇所に、さらには二箇所
以上の複数箇所に、内外へ所望量でリング状に突出され
た増肉部を形成し得る。
【0014】さらに本発明の請求項4記載の管体の部分
増肉方法は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の
構成において、発熱手段がインピーダンスにより形成さ
れていることを特徴としたものである。
増肉方法は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の
構成において、発熱手段がインピーダンスにより形成さ
れていることを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項4の発明によると、電気
式加熱手段を作動させることで、その磁力線が管体の厚
み方向に対して外面側から内面側に流れて、この管体の
目的箇所を外面側から内面側へと加熱し得、そして内部
に磁力線を拘束する性質のあるインピーダンスを挿入す
ることにより、目的箇所を内面側から加熱し得る。
式加熱手段を作動させることで、その磁力線が管体の厚
み方向に対して外面側から内面側に流れて、この管体の
目的箇所を外面側から内面側へと加熱し得、そして内部
に磁力線を拘束する性質のあるインピーダンスを挿入す
ることにより、目的箇所を内面側から加熱し得る。
【0016】また本発明の請求項5記載の管体の部分増
肉設備は、管体の支持手段と、支持手段で支持された管
体に長手方向の圧縮力を付与する圧縮力付与手段と、管
体の外側に位置されて管体の目的とする箇所を外面側か
ら加熱させる電気式加熱手段と、管体の内側に位置され
て管体の目的とする箇所を外面側から加熱させる発熱手
段とが設けられていることを特徴としたものである。
肉設備は、管体の支持手段と、支持手段で支持された管
体に長手方向の圧縮力を付与する圧縮力付与手段と、管
体の外側に位置されて管体の目的とする箇所を外面側か
ら加熱させる電気式加熱手段と、管体の内側に位置され
て管体の目的とする箇所を外面側から加熱させる発熱手
段とが設けられていることを特徴としたものである。
【0017】したがって請求項5の発明によると、支持
手段により支持した管体の目的とする箇所を、電気式加
熱手段と発熱手段とにより内外から加熱しながら、圧縮
力付与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付
与することで、目的とする箇所に増肉部を形成し得る。
手段により支持した管体の目的とする箇所を、電気式加
熱手段と発熱手段とにより内外から加熱しながら、圧縮
力付与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付
与することで、目的とする箇所に増肉部を形成し得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一の実施の形
態を、丸鋼管の部分増肉に採用した状態として図1〜図
9に基づいて説明する。
態を、丸鋼管の部分増肉に採用した状態として図1〜図
9に基づいて説明する。
【0019】図8の(A)において、管体の一例である
丸鋼管1としては、厚さが4.5mm〜50.0mm、
直径が100mm〜600mmで、SM490A、SM
520B、SS400、SN400B、SN490Bな
どからなるものが使用される。そして丸鋼管1は、長手
方向Aにおける二箇所(一箇所または複数箇所)が、増
肉しようとする目的箇所Bに設定されている。
丸鋼管1としては、厚さが4.5mm〜50.0mm、
直径が100mm〜600mmで、SM490A、SM
520B、SS400、SN400B、SN490Bな
どからなるものが使用される。そして丸鋼管1は、長手
方向Aにおける二箇所(一箇所または複数箇所)が、増
肉しようとする目的箇所Bに設定されている。
【0020】図1〜図3において、管体の部分増肉設備
10には、丸鋼管1を支持自在な支持手段11が設けら
れ、この支持手段11により丸鋼管1は、その長手方向
Aを横方向として支持される。この支持手段11は、た
とえば鼓形ローラ12群などにより丸鋼管1を支持する
ローラコンベヤ形式とされている。
10には、丸鋼管1を支持自在な支持手段11が設けら
れ、この支持手段11により丸鋼管1は、その長手方向
Aを横方向として支持される。この支持手段11は、た
とえば鼓形ローラ12群などにより丸鋼管1を支持する
ローラコンベヤ形式とされている。
【0021】前記支持手段11により支持された丸鋼管
1に長手方向Aの圧縮力を付与する圧縮力付与手段13
が設けられ、この圧縮力付与手段13は、丸鋼管1の一
端面が当接自在な固定体14と、丸鋼管1の他端面に当
接自在な可動体15と、この可動体15を固定体14に
対して接近離間動させるシリンダー装置16などによ
り、その一例が構成される。
1に長手方向Aの圧縮力を付与する圧縮力付与手段13
が設けられ、この圧縮力付与手段13は、丸鋼管1の一
端面が当接自在な固定体14と、丸鋼管1の他端面に当
接自在な可動体15と、この可動体15を固定体14に
対して接近離間動させるシリンダー装置16などによ
り、その一例が構成される。
【0022】前記固定体14と可動体15との間には、
丸鋼管1の目的箇所Bを外面1a側から加熱させる一対
(複数個)の電気式加熱手段20,40が設けられる。
これら電気式加熱手段20,40としては、その周波数
が約10KHZ〜20KHZの高周波加熱方式や、50
HZ〜6KHZの中周波加熱方式などが採用され、丸鋼
管1の挿通を許すようにリング状に構成されている。そ
して電気式加熱手段20,40は、縦方向を分割線とし
て左右一対の分割体20A,20B、40A,40Bか
らなり、これら分割体20A,20B、40A,40B
はボルト・ナットなどの連結具21,41により連結分
離自在に構成されている。
丸鋼管1の目的箇所Bを外面1a側から加熱させる一対
(複数個)の電気式加熱手段20,40が設けられる。
これら電気式加熱手段20,40としては、その周波数
が約10KHZ〜20KHZの高周波加熱方式や、50
HZ〜6KHZの中周波加熱方式などが採用され、丸鋼
管1の挿通を許すようにリング状に構成されている。そ
して電気式加熱手段20,40は、縦方向を分割線とし
て左右一対の分割体20A,20B、40A,40Bか
らなり、これら分割体20A,20B、40A,40B
はボルト・ナットなどの連結具21,41により連結分
離自在に構成されている。
【0023】両電気式加熱手段20,40は、移動手段
30,50の作動により丸鋼管1の長手方向Aに各別に
移動自在に構成されている。前記移動手段30,50
は、丸鋼管1の長手方向Aに沿って配設されたねじ軸3
1,51と、このねじ軸31,51を正逆に回転させる
駆動装置32,52と、前記ねじ軸31,51に外嵌さ
れかつ螺合されたナット体33,53と、このナット体
33,53に一体化された取付けブラケット34,54
と、前記ナット体33,53に一体の被ガイド体35,
55と、この被ガイド体35,55を案内してナット体
33,53の回り止めを行うガイドロッド36,56な
どにより、その一例が構成される。
30,50の作動により丸鋼管1の長手方向Aに各別に
移動自在に構成されている。前記移動手段30,50
は、丸鋼管1の長手方向Aに沿って配設されたねじ軸3
1,51と、このねじ軸31,51を正逆に回転させる
駆動装置32,52と、前記ねじ軸31,51に外嵌さ
れかつ螺合されたナット体33,53と、このナット体
33,53に一体化された取付けブラケット34,54
と、前記ナット体33,53に一体の被ガイド体35,
55と、この被ガイド体35,55を案内してナット体
33,53の回り止めを行うガイドロッド36,56な
どにより、その一例が構成される。
【0024】そして、電気式加熱手段20,40のいず
れかの分割体20A,40Bから連結部材22,42が
連設され、この連結部材22,42が、前記取付けブラ
ケット34,54に対して、ボルト・ナットなどの連結
具23,43により連結分離自在に構成されている。
れかの分割体20A,40Bから連結部材22,42が
連設され、この連結部材22,42が、前記取付けブラ
ケット34,54に対して、ボルト・ナットなどの連結
具23,43により連結分離自在に構成されている。
【0025】前記固定体14側には、丸鋼管1の内側に
位置されて電気エネルギーを集約して発熱し、その発熱
により丸鋼管1の目的箇所Bを内面1b側から加熱させ
る発熱手段60が設けられる。この発熱手段60は、周
方向の六箇所(複数箇所)に配置されたインピーダンス
61と、インピーダンス61群を一体化させる熱硬化性
の樹脂体62などにより構成されている。そして樹脂体
62の中心部分には支え体63が設けられ、この支え体
63は、固定体14に形成された貫通部17を通過する
長さに設定されている。
位置されて電気エネルギーを集約して発熱し、その発熱
により丸鋼管1の目的箇所Bを内面1b側から加熱させ
る発熱手段60が設けられる。この発熱手段60は、周
方向の六箇所(複数箇所)に配置されたインピーダンス
61と、インピーダンス61群を一体化させる熱硬化性
の樹脂体62などにより構成されている。そして樹脂体
62の中心部分には支え体63が設けられ、この支え体
63は、固定体14に形成された貫通部17を通過する
長さに設定されている。
【0026】前記支え体63はパイプ状であつて、その
内部を利用して、発熱手段60の部分は内部冷却式に構
成されている。そして支え体63は、固定体14の裏面
側に配設された作動手段64により押し引き移動され、
これにより発熱手段60は、前記電気式加熱手段20,
40に同期状として、丸鋼管1の長手方向Aに移動自在
に構成されている。
内部を利用して、発熱手段60の部分は内部冷却式に構
成されている。そして支え体63は、固定体14の裏面
側に配設された作動手段64により押し引き移動され、
これにより発熱手段60は、前記電気式加熱手段20,
40に同期状として、丸鋼管1の長手方向Aに移動自在
に構成されている。
【0027】以下に、上記した第一の実施の形態におい
て管体の部分増肉作用を説明する。まず、図4の実線に
示されるように、連結具21,41、23,43の離脱
により電気式加熱手段20,40が分解されかつ取付け
ブラケット34,54から分離された状態で、たとえば
クレーンなどの搬入手段により、部分増肉を行う前の丸
鋼管1が支持手段11の鼓形ローラ12群上に載置され
る。このとき、圧縮力付与手段13のシリンダー装置1
6は収縮動され、固定体14に対して可動体15が離間
動されている。また発熱手段60は、図1の仮想線に示
されるように、作動手段64の作動によって固定体14
側に退入動されている。
て管体の部分増肉作用を説明する。まず、図4の実線に
示されるように、連結具21,41、23,43の離脱
により電気式加熱手段20,40が分解されかつ取付け
ブラケット34,54から分離された状態で、たとえば
クレーンなどの搬入手段により、部分増肉を行う前の丸
鋼管1が支持手段11の鼓形ローラ12群上に載置され
る。このとき、圧縮力付与手段13のシリンダー装置1
6は収縮動され、固定体14に対して可動体15が離間
動されている。また発熱手段60は、図1の仮想線に示
されるように、作動手段64の作動によって固定体14
側に退入動されている。
【0028】この状態で分割体20A,40Bが、連結
部材22,42と連結具23,43とを介して取付けブ
ラケット34,54に連結され、そして分割体20B,
40Aが、連結具21,41を介して分割体20A,4
0Bに連結され、以て図3に示されるように、丸鋼管1
に電気式加熱手段20,40が外嵌して配置される。こ
のとき外嵌は、加熱手段内面と丸鋼管1の外面1aとの
隙間Sが小さい状態で行われる。
部材22,42と連結具23,43とを介して取付けブ
ラケット34,54に連結され、そして分割体20B,
40Aが、連結具21,41を介して分割体20A,4
0Bに連結され、以て図3に示されるように、丸鋼管1
に電気式加熱手段20,40が外嵌して配置される。こ
のとき外嵌は、加熱手段内面と丸鋼管1の外面1aとの
隙間Sが小さい状態で行われる。
【0029】この後に、圧縮力付与手段13のシリンダ
ー装置16が伸展動されて、固定体14に対して可動体
15が接近動され、丸鋼管1の他端面に可動体15が当
接されることで、丸鋼管1は固定体14側に押し移動さ
れ、そして丸鋼管1の一端面が固定体14に当接され、
以て図2に示されるように、丸鋼管1は位置決めされ
る。
ー装置16が伸展動されて、固定体14に対して可動体
15が接近動され、丸鋼管1の他端面に可動体15が当
接されることで、丸鋼管1は固定体14側に押し移動さ
れ、そして丸鋼管1の一端面が固定体14に当接され、
以て図2に示されるように、丸鋼管1は位置決めされ
る。
【0030】次いで、制御装置(図示せず。)からの指
示により移動手段30,50が作動され、図1に示すよ
うに、一方の電気式加熱手段20を目的とする箇所Bに
対向して停止させるとともに、他方の電気式加熱手段4
0は、一方の電気式加熱手段20に対して可動体15側
に移動させておく。このとき、移動手段30,50によ
る移動は、駆動装置32,52によりねじ軸31,51
を正逆に回転させ、このねじ軸31,51に外嵌されか
つ螺合されたナット体33,53を、ガイドロッド3
6,56などの案内を受けながら丸鋼管1の管軸心1A
に沿って移動させることで可能となる。
示により移動手段30,50が作動され、図1に示すよ
うに、一方の電気式加熱手段20を目的とする箇所Bに
対向して停止させるとともに、他方の電気式加熱手段4
0は、一方の電気式加熱手段20に対して可動体15側
に移動させておく。このとき、移動手段30,50によ
る移動は、駆動装置32,52によりねじ軸31,51
を正逆に回転させ、このねじ軸31,51に外嵌されか
つ螺合されたナット体33,53を、ガイドロッド3
6,56などの案内を受けながら丸鋼管1の管軸心1A
に沿って移動させることで可能となる。
【0031】これに相前後されて、制御装置からの指示
により移動手段64が作動され、支え体63を介して発
熱手段60が突出動され、図1、図3に示すように、発
熱手段60を目的とする箇所Bに内側から対向して停止
させる。
により移動手段64が作動され、支え体63を介して発
熱手段60が突出動され、図1、図3に示すように、発
熱手段60を目的とする箇所Bに内側から対向して停止
させる。
【0032】なお、前述した目的箇所Bは、この丸鋼管
1が最終製品となって使用される箇所、場所などに応じ
て決定され、予め制御装置に入力されて設定されてい
る。ここでは、丸鋼管1の一端面から設定距離Lとさ
れ、この設定距離Lは、増肉作用による長さ縮小分も含
まれている。
1が最終製品となって使用される箇所、場所などに応じ
て決定され、予め制御装置に入力されて設定されてい
る。ここでは、丸鋼管1の一端面から設定距離Lとさ
れ、この設定距離Lは、増肉作用による長さ縮小分も含
まれている。
【0033】上述したようにセットした状態で、まず一
方の電気式加熱手段20を作動させ、その磁力線が丸鋼
管1の厚み方向に対して外面1a側から内面1b側に流
れることで、この丸鋼管1の目的箇所Bを外面1a側か
ら内面1b側へと加熱させる。さらに、内面1bから内
部に通った磁力線がインピーダンス61に拘束されるこ
とで、このインピーダンス61群を発熱させ、以てその
熱エネルギーにより丸鋼管1の目的箇所Bを内面1b側
から加熱させる。
方の電気式加熱手段20を作動させ、その磁力線が丸鋼
管1の厚み方向に対して外面1a側から内面1b側に流
れることで、この丸鋼管1の目的箇所Bを外面1a側か
ら内面1b側へと加熱させる。さらに、内面1bから内
部に通った磁力線がインピーダンス61に拘束されるこ
とで、このインピーダンス61群を発熱させ、以てその
熱エネルギーにより丸鋼管1の目的箇所Bを内面1b側
から加熱させる。
【0034】このような局部的な加熱は、前述したよう
に加熱手段内面と丸鋼管1の外面1aとの隙間Sが小さ
いことと、外面1a側からと内面1b側からとの両側か
ら同時加熱であることとにより、迅速に、また加熱費を
安くして、さらに板厚方向の全域に亘って均一状に十分
に行える。
に加熱手段内面と丸鋼管1の外面1aとの隙間Sが小さ
いことと、外面1a側からと内面1b側からとの両側か
ら同時加熱であることとにより、迅速に、また加熱費を
安くして、さらに板厚方向の全域に亘って均一状に十分
に行える。
【0035】次いで図5に示されるように、この加熱箇
所Cに対して、丸鋼管1の長手方向Aの両側に電気式加
熱手段20,40を振り分け移動させる。この振り分け
移動は、移動手段30,50が正または逆に作動される
ことで行われ、そして制御装置の制御により、所定の位
置で停止される。
所Cに対して、丸鋼管1の長手方向Aの両側に電気式加
熱手段20,40を振り分け移動させる。この振り分け
移動は、移動手段30,50が正または逆に作動される
ことで行われ、そして制御装置の制御により、所定の位
置で停止される。
【0036】この状態で、両電気式加熱手段20,40
の作動により加熱箇所Cの両側を内外から加熱しなが
ら、加熱箇所Cに丸鋼管1の長手方向Aの圧縮力を付与
させる。この圧縮力は、圧縮力付与手段13のシリンダ
ー装置16が伸展動されることで得られる。この圧縮力
により、図5の仮想線や図7の実線に示すように、両電
気式加熱手段20,40間の部分において、加熱箇所C
の一部材料が内外へと順次増肉され、以て増肉部2が成
形されることになる。
の作動により加熱箇所Cの両側を内外から加熱しなが
ら、加熱箇所Cに丸鋼管1の長手方向Aの圧縮力を付与
させる。この圧縮力は、圧縮力付与手段13のシリンダ
ー装置16が伸展動されることで得られる。この圧縮力
により、図5の仮想線や図7の実線に示すように、両電
気式加熱手段20,40間の部分において、加熱箇所C
の一部材料が内外へと順次増肉され、以て増肉部2が成
形されることになる。
【0037】このとき加熱箇所Cの両側が、両電気式加
熱手段20,40と発熱手段60とにより内外から加熱
されて、新たな加熱箇所Cになっていることから、圧縮
力が継続して(または断続して)かけられることで、増
肉部2が継続して(または断続して)成形され、以て増
肉部2は内外への突出量が次第に増加されることにな
る。その際に、増肉作用により丸鋼管1の一端面から増
肉部2までの設定距離Lが次第に縮小されるが、これに
対しては、図7の仮想線に示されるように、増肉部2が
イ、ロのように突出かつ移動されるに応じて、制御装置
の制御により、両電気式加熱手段20,40も移動され
ることになる。
熱手段20,40と発熱手段60とにより内外から加熱
されて、新たな加熱箇所Cになっていることから、圧縮
力が継続して(または断続して)かけられることで、増
肉部2が継続して(または断続して)成形され、以て増
肉部2は内外への突出量が次第に増加されることにな
る。その際に、増肉作用により丸鋼管1の一端面から増
肉部2までの設定距離Lが次第に縮小されるが、これに
対しては、図7の仮想線に示されるように、増肉部2が
イ、ロのように突出かつ移動されるに応じて、制御装置
の制御により、両電気式加熱手段20,40も移動され
ることになる。
【0038】これにより、図6や図4仮想線に示される
ように、丸鋼管1の一端面から所定距離lの部分に、内
外へ所望量でリング状に突出された増肉部2を形成し得
る。なお加熱箇所Cに対して長手方向Aの両側に振り分
けられた電気式加熱手段20,40は、交互に加熱作動
されるものであり、これにより直流どうしの磁場が互い
に干渉されることを回避でき、その分、電気式加熱手段
20,40を接近して配置できる。また増肉部2の内外
突出量は、使用目的に応じて任意に設定される。
ように、丸鋼管1の一端面から所定距離lの部分に、内
外へ所望量でリング状に突出された増肉部2を形成し得
る。なお加熱箇所Cに対して長手方向Aの両側に振り分
けられた電気式加熱手段20,40は、交互に加熱作動
されるものであり、これにより直流どうしの磁場が互い
に干渉されることを回避でき、その分、電気式加熱手段
20,40を接近して配置できる。また増肉部2の内外
突出量は、使用目的に応じて任意に設定される。
【0039】この後、前述したように電気式加熱手段2
0のみを分解させかつ分離させた状態で、移動手段50
の作動により、電気式加熱手段40を管中央部側へ移動
させるとともに、移動手段30の作動により、ナット体
33の部分を管中央部側へ移動させる。このとき、電気
式加熱手段20を分離させていることで、ナット体33
の部分は増肉部2に干渉されることなく移動し得る。
0のみを分解させかつ分離させた状態で、移動手段50
の作動により、電気式加熱手段40を管中央部側へ移動
させるとともに、移動手段30の作動により、ナット体
33の部分を管中央部側へ移動させる。このとき、電気
式加熱手段20を分離させていることで、ナット体33
の部分は増肉部2に干渉されることなく移動し得る。
【0040】そして電気式加熱手段20を前述したよう
に組立て、かつ前記増肉部2に対して所定距離離れた次
の目的箇所Bに移動させるとともに、発熱手段60を次
の目的箇所Bに移動させたのち、まず一方の電気式加熱
手段20と発熱手段60とにより次の目的箇所Bを内外
から加熱させる。
に組立て、かつ前記増肉部2に対して所定距離離れた次
の目的箇所Bに移動させるとともに、発熱手段60を次
の目的箇所Bに移動させたのち、まず一方の電気式加熱
手段20と発熱手段60とにより次の目的箇所Bを内外
から加熱させる。
【0041】次いで図6の実線に示すように、加熱箇所
Cに対する両側に電気式加熱手段20,40を振り分け
移動させた状態で、両電気式加熱手段20,40と発熱
手段60とにより加熱箇所Cの両側を内外から加熱しな
がら、加熱箇所Cに丸鋼管1の長手方向Aの圧縮力を付
与させることで、図6の仮想線に示すように、両電気式
加熱手段20,40間の部分において、加熱箇所Cの一
部材料が内外へと増肉され、以て前述と同様にして、次
の増肉部2が成形されることになる。
Cに対する両側に電気式加熱手段20,40を振り分け
移動させた状態で、両電気式加熱手段20,40と発熱
手段60とにより加熱箇所Cの両側を内外から加熱しな
がら、加熱箇所Cに丸鋼管1の長手方向Aの圧縮力を付
与させることで、図6の仮想線に示すように、両電気式
加熱手段20,40間の部分において、加熱箇所Cの一
部材料が内外へと増肉され、以て前述と同様にして、次
の増肉部2が成形されることになる。
【0042】この増肉部2の成形が所定量で行われたの
ち、両電気式加熱手段20,40を分解させかつ分離さ
せることで、図8の(B)に示されるように、丸鋼管1
の一端面から所定距離lの部分と、この所定距離lの部
分から所定ピッチP離れた部分とに、内外へ所望量でリ
ング状に突出された増肉部2を形成し得る。このように
一対の増肉部2を形成した丸鋼管1は、冷却床などにお
いて自然冷却される。なお、増肉部2の外面2aは、冷
却の前後において、必要に応じて、ロール加圧方式や切
削方式などにより整形され、その外形寸法を均一状にし
得るとともに平滑化し得る。
ち、両電気式加熱手段20,40を分解させかつ分離さ
せることで、図8の(B)に示されるように、丸鋼管1
の一端面から所定距離lの部分と、この所定距離lの部
分から所定ピッチP離れた部分とに、内外へ所望量でリ
ング状に突出された増肉部2を形成し得る。このように
一対の増肉部2を形成した丸鋼管1は、冷却床などにお
いて自然冷却される。なお、増肉部2の外面2aは、冷
却の前後において、必要に応じて、ロール加圧方式や切
削方式などにより整形され、その外形寸法を均一状にし
得るとともに平滑化し得る。
【0043】そして製品である丸鋼管1を、たとえば支
柱に使用し、その増肉部2に梁材が溶接により連結され
る。その際に、前述したように増肉部2の外面2aは、
その外形寸法が均一状でかつ平滑化されていることか
ら、両者間に隙間があまり生ぜずまたは均一で小さな隙
間となることから、良好な溶接(連結)を行え、さらに
溶接精度や強度を向上し得る。
柱に使用し、その増肉部2に梁材が溶接により連結され
る。その際に、前述したように増肉部2の外面2aは、
その外形寸法が均一状でかつ平滑化されていることか
ら、両者間に隙間があまり生ぜずまたは均一で小さな隙
間となることから、良好な溶接(連結)を行え、さらに
溶接精度や強度を向上し得る。
【0044】なおインピーダンス61としては、図9の
(A)に示される筒状のもの、図9の(B)に示される
外層部が放射状で分割されたもの、図9の(C)に示さ
れる筒状で外層部が放射状で分割されたもの、などが採
用される。
(A)に示される筒状のもの、図9の(B)に示される
外層部が放射状で分割されたもの、図9の(C)に示さ
れる筒状で外層部が放射状で分割されたもの、などが採
用される。
【0045】次に、本発明の第二の実施の形態を、図1
0に基づいて説明する。すなわち、支持手段11により
支持された丸鋼管1に長手方向Aの圧縮力を付与する圧
縮力付与手段70が設けられる。この圧縮力付与手段7
0は、丸鋼管1の一端面が当接自在な固定体71と、丸
鋼管1の長手方向Aの一箇所を保持自在なクランプ手段
72と、このクランプ手段72が設けられた台車73
と、この台車73を丸鋼管1に長手方向Aに走行させる
シリンダー装置(走行用装置の一例で、走行動装置搭載
方式などでもよい。)74などにより構成される。
0に基づいて説明する。すなわち、支持手段11により
支持された丸鋼管1に長手方向Aの圧縮力を付与する圧
縮力付与手段70が設けられる。この圧縮力付与手段7
0は、丸鋼管1の一端面が当接自在な固定体71と、丸
鋼管1の長手方向Aの一箇所を保持自在なクランプ手段
72と、このクランプ手段72が設けられた台車73
と、この台車73を丸鋼管1に長手方向Aに走行させる
シリンダー装置(走行用装置の一例で、走行動装置搭載
方式などでもよい。)74などにより構成される。
【0046】上記した第二の実施の形態によると、クラ
ンプ手段72により丸鋼管1がクランプされたのちに、
シリンダー装置74の作動で台車73を介してクランプ
手段72を固定体71側に移動させることで、クランプ
手段72と固定体71との間において、丸鋼管1に長手
方向Aの圧縮力を付与し得る。なお、両電気式加熱手段
20,40や発熱手段60などは、前述した第一の実施
の形態と同様に作用されるものである。
ンプ手段72により丸鋼管1がクランプされたのちに、
シリンダー装置74の作動で台車73を介してクランプ
手段72を固定体71側に移動させることで、クランプ
手段72と固定体71との間において、丸鋼管1に長手
方向Aの圧縮力を付与し得る。なお、両電気式加熱手段
20,40や発熱手段60などは、前述した第一の実施
の形態と同様に作用されるものである。
【0047】その際に圧縮力は、加熱箇所Cの近くに位
置されているクランプ手段72により掛けられることか
ら、この加熱箇所Cには充分な圧縮力を均一に掛ること
になり、以て好適な増肉部2の形成が行え、さらに丸鋼
管1の非加熱部が変形される恐れもない。
置されているクランプ手段72により掛けられることか
ら、この加熱箇所Cには充分な圧縮力を均一に掛ること
になり、以て好適な増肉部2の形成が行え、さらに丸鋼
管1の非加熱部が変形される恐れもない。
【0048】なお、圧縮力付与手段70としては、長手
方向Aの二箇所を保持自在な一対のクランプ手段72,
72と、これらクランプ手段72,72が設けられた一
対の台車73,73と、これら台車73,73を相対的
に接近離間移動自在に走行させる一対のシリンダー装置
74,74などにより構成される形式であってもよい。
方向Aの二箇所を保持自在な一対のクランプ手段72,
72と、これらクランプ手段72,72が設けられた一
対の台車73,73と、これら台車73,73を相対的
に接近離間移動自在に走行させる一対のシリンダー装置
74,74などにより構成される形式であってもよい。
【0049】次に、本発明の第三の実施の形態を、図1
1に基づいて説明する。すなわち、管体の部分増肉設備
80には、丸鋼管1を、その管軸心1Aを垂直状として
受け止める支持手段81が設けられる。この支持手段8
1は、固定部82側に設けられた上向きの受け止め台8
3や、固定部82側からのフレーム84に配置されたガ
イドローラ装置85などにより構成される。ここでガイ
ドローラ装置85は、丸鋼管1の外面1aを案内する四
個(複数個)の鼓形ローラ86からなる組を、上下方向
に複数段に配置することで構成される。なお、ガイドロ
ール装置85の鼓形ローラ86群は、丸鋼管1の径変化
などに応じて、位置調整自在ならびに取り替え自在に構
成されている。
1に基づいて説明する。すなわち、管体の部分増肉設備
80には、丸鋼管1を、その管軸心1Aを垂直状として
受け止める支持手段81が設けられる。この支持手段8
1は、固定部82側に設けられた上向きの受け止め台8
3や、固定部82側からのフレーム84に配置されたガ
イドローラ装置85などにより構成される。ここでガイ
ドローラ装置85は、丸鋼管1の外面1aを案内する四
個(複数個)の鼓形ローラ86からなる組を、上下方向
に複数段に配置することで構成される。なお、ガイドロ
ール装置85の鼓形ローラ86群は、丸鋼管1の径変化
などに応じて、位置調整自在ならびに取り替え自在に構
成されている。
【0050】これにより、上方から垂直状として搬入
(移動)されてきた丸鋼管1は、その外面1aがガイド
ロール装置85の鼓形ローラ86群に案内されかつ下端
面が受け止め台83に当接された状態で、支持手段81
により管軸心1Aを垂直状として支持される。
(移動)されてきた丸鋼管1は、その外面1aがガイド
ロール装置85の鼓形ローラ86群に案内されかつ下端
面が受け止め台83に当接された状態で、支持手段81
により管軸心1Aを垂直状として支持される。
【0051】支持手段81により支持された丸鋼管1に
長手方向Aの圧縮力を付与する圧縮力付与手段90が設
けられる。この圧縮力付与手段90は、丸鋼管1の下端
面が当接自在な前記受け止め台83と、丸鋼管1の長手
方向Aの下所を保持自在なクランプ手段91と、このク
ランプ手段91が設けられた昇降台92と、この昇降台
92を丸鋼管1の長手方向Aに移動(昇降)させる昇降
動装置(ねじ送り形式やシリンダー形式など)93など
により構成される。なお、前記クランプ手段91の下方
には、前記電気式加熱手段20,40などが設けられ
る。
長手方向Aの圧縮力を付与する圧縮力付与手段90が設
けられる。この圧縮力付与手段90は、丸鋼管1の下端
面が当接自在な前記受け止め台83と、丸鋼管1の長手
方向Aの下所を保持自在なクランプ手段91と、このク
ランプ手段91が設けられた昇降台92と、この昇降台
92を丸鋼管1の長手方向Aに移動(昇降)させる昇降
動装置(ねじ送り形式やシリンダー形式など)93など
により構成される。なお、前記クランプ手段91の下方
には、前記電気式加熱手段20,40などが設けられ
る。
【0052】以下に、上記した第三の実施の形態におい
て管体の部分増肉作用を説明する。まず、部分増肉を行
う前の丸鋼管1が、クレーンなどの搬入手段(図示せ
ず。)を介して上方から下方へと搬入(移動)される。
すなわち丸鋼管1は、その管軸心1Aを垂直状として上
方から下方へと搬入され、その際に丸鋼管1は、クラン
プ手段91から電気式加熱手段20,40へと挿通され
る。
て管体の部分増肉作用を説明する。まず、部分増肉を行
う前の丸鋼管1が、クレーンなどの搬入手段(図示せ
ず。)を介して上方から下方へと搬入(移動)される。
すなわち丸鋼管1は、その管軸心1Aを垂直状として上
方から下方へと搬入され、その際に丸鋼管1は、クラン
プ手段91から電気式加熱手段20,40へと挿通され
る。
【0053】そして丸鋼管1は、その外面1aがガイド
ロール装置85の鼓形ローラ86群に案内されかつ下端
面が受け止め台83に当接された状態で、支持手段81
により管軸心1Aを垂直状として支持される。次いでク
ランプ手段91がクランプ動され、以て丸鋼管1がクラ
ンプされる。
ロール装置85の鼓形ローラ86群に案内されかつ下端
面が受け止め台83に当接された状態で、支持手段81
により管軸心1Aを垂直状として支持される。次いでク
ランプ手段91がクランプ動され、以て丸鋼管1がクラ
ンプされる。
【0054】この状態で、前述した第一の実施の形態と
同様に、電気式加熱手段20,40や発熱手段60など
が作用され、以て増肉部2の成形が行われる。その際
に、クランプ手段91が、昇降動装置93の作動により
下降動される。これにより、クランプ手段91から下方
の部分に管軸心1Aの方向の圧縮力が付与され、以て圧
縮力により増肉部2が成形されることになる。
同様に、電気式加熱手段20,40や発熱手段60など
が作用され、以て増肉部2の成形が行われる。その際
に、クランプ手段91が、昇降動装置93の作動により
下降動される。これにより、クランプ手段91から下方
の部分に管軸心1Aの方向の圧縮力が付与され、以て圧
縮力により増肉部2が成形されることになる。
【0055】このような成形の際に丸鋼管1は、その管
軸心1Aを垂直状として配置されていることから、例え
ば高温加熱された加熱箇所Cが自重などにより垂れ下が
り状に変形される恐れがあったとしても、その垂れ下が
り方向は圧縮方向となり、以て常に好適な増肉部2の形
成を行えるとともに、加熱温度はさほど気にすることな
くかつ温度制御は容易となる。そして、増肉部2が形成
された丸鋼管1を上方へと搬出させる。
軸心1Aを垂直状として配置されていることから、例え
ば高温加熱された加熱箇所Cが自重などにより垂れ下が
り状に変形される恐れがあったとしても、その垂れ下が
り方向は圧縮方向となり、以て常に好適な増肉部2の形
成を行えるとともに、加熱温度はさほど気にすることな
くかつ温度制御は容易となる。そして、増肉部2が形成
された丸鋼管1を上方へと搬出させる。
【0056】次に、本発明の第四の実施の形態を、図1
2、図13に基づいて説明する。すなわち、管体の別例
として四角状の角鋼管5が使用され、ここで角鋼管5の
厚さ、直径、材質は前述した丸鋼管1と同様とされてい
る。そして支持手段11は、そのコーナ部を上下方向な
らびに左右方向として、角鋼管5を支持するように構成
されている。また電気式加熱手段20,40や発熱手段
60などは、この角鋼管5の断面形状や向きに応じて構
成されている。
2、図13に基づいて説明する。すなわち、管体の別例
として四角状の角鋼管5が使用され、ここで角鋼管5の
厚さ、直径、材質は前述した丸鋼管1と同様とされてい
る。そして支持手段11は、そのコーナ部を上下方向な
らびに左右方向として、角鋼管5を支持するように構成
されている。また電気式加熱手段20,40や発熱手段
60などは、この角鋼管5の断面形状や向きに応じて構
成されている。
【0057】この第四の実施の形態によると、前述した
第一の実施の形態と同様にして増肉部6が成形される。
これにより図13の(B)に示されるように、増肉部6
が内外に突出成形された角鋼管5を製造し得る。
第一の実施の形態と同様にして増肉部6が成形される。
これにより図13の(B)に示されるように、増肉部6
が内外に突出成形された角鋼管5を製造し得る。
【0058】上記した各実施の形態において、発熱手段
60としてインピーダンス61群からなる形式が示され
ているが、インピーダンス61の数は任意であり、また
発熱手段60としては、高周波加熱方式や中周波加熱方
式など他の形式も可能である。
60としてインピーダンス61群からなる形式が示され
ているが、インピーダンス61の数は任意であり、また
発熱手段60としては、高周波加熱方式や中周波加熱方
式など他の形式も可能である。
【0059】上記した各実施の形態において、移動手段
30,50として、ねじ送り形式が示されているが、こ
れはシリンダー形式なども可能である。上記した各実施
の形態において、増肉部2,6を成形した丸鋼管1や角
鋼管5を、加熱炉などにより全体可及的に均一に加熱
(たとえば、A3変態点を越える温度で)させ、増肉部
2,6を再加熱させるとともに他の部分を同様な温度に
加熱させることにより、管内部に発生した応力の除去、
加工に伴う材質の著しい劣化の回復などが可能となり、
性能を均質化して良質な増肉管体(製品)を得ることが
できるとともに、建築の鉄骨柱材として使用された場合
において、地震時に増肉部2,6から丸鋼管1や角鋼管
5の本体部分への応力の伝達がスムースに行われ、増肉
管体(製品)の形状による優位性と相まって、より一層
の地震エネルギーの吸収が期待できる。
30,50として、ねじ送り形式が示されているが、こ
れはシリンダー形式なども可能である。上記した各実施
の形態において、増肉部2,6を成形した丸鋼管1や角
鋼管5を、加熱炉などにより全体可及的に均一に加熱
(たとえば、A3変態点を越える温度で)させ、増肉部
2,6を再加熱させるとともに他の部分を同様な温度に
加熱させることにより、管内部に発生した応力の除去、
加工に伴う材質の著しい劣化の回復などが可能となり、
性能を均質化して良質な増肉管体(製品)を得ることが
できるとともに、建築の鉄骨柱材として使用された場合
において、地震時に増肉部2,6から丸鋼管1や角鋼管
5の本体部分への応力の伝達がスムースに行われ、増肉
管体(製品)の形状による優位性と相まって、より一層
の地震エネルギーの吸収が期待できる。
【0060】上記した各実施の形態では、二個(一対)
の電気式加熱手段20,40を移動自在としているが、
これは固定式または可動式の一個の電気式加熱手段によ
り加熱を行う形式であってもよい。
の電気式加熱手段20,40を移動自在としているが、
これは固定式または可動式の一個の電気式加熱手段によ
り加熱を行う形式であってもよい。
【0061】上記した各実施の形態では、二個(一対)
の電気式加熱手段20,40により加熱が行われている
が、これは二個以上の電気式加熱手段により加熱が行わ
れる形式であってもよい。また電気式加熱手段20,4
0にそれぞれ補助加熱手段が設けられた形式であっても
よい。
の電気式加熱手段20,40により加熱が行われている
が、これは二個以上の電気式加熱手段により加熱が行わ
れる形式であってもよい。また電気式加熱手段20,4
0にそれぞれ補助加熱手段が設けられた形式であっても
よい。
【0062】上記した各実施の形態では、最初の加熱は
一個の電気式加熱手段20により行われているが、これ
は両電気式加熱手段20,40により行ってもよい。上
記した各実施の形態では、両電気式加熱手段20,40
は交互に加熱作動されているが、磁場が互いに干渉しな
い配置の場合、両電気式加熱手段20,40は同時に加
熱作動されてもよい。
一個の電気式加熱手段20により行われているが、これ
は両電気式加熱手段20,40により行ってもよい。上
記した各実施の形態では、両電気式加熱手段20,40
は交互に加熱作動されているが、磁場が互いに干渉しな
い配置の場合、両電気式加熱手段20,40は同時に加
熱作動されてもよい。
【0063】上記した各実施の形態では、二箇所にリン
グ状の増肉部2,6が形成されているが、これは一箇所
または二箇所以上の複数箇所に形成されるものでもよ
い。
グ状の増肉部2,6が形成されているが、これは一箇所
または二箇所以上の複数箇所に形成されるものでもよ
い。
【0064】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、電
気式加熱手段を作動させることで、この管体の目的箇所
を外面側から内面側へと加熱できるとともに、電気式加
熱手段の電気エネルギーを集約して発熱手段を発熱さ
せ、この発熱手段の熱エネルギーにより管体の目的箇所
を内面側から加熱できる。このように局部的な加熱は、
内外の両側から同時加熱であることにより、迅速に、ま
た加熱費を安くして、さらに板厚方向の全域に亘って均
一状に十分に行うことができる。そして圧縮力付与手段
により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与すること
で、加熱箇所の一部材料を内外へと順次増肉でき、以て
管体の一端面から所定距離の部分に、内外へ所望量で突
出した増肉部を形成できる。
気式加熱手段を作動させることで、この管体の目的箇所
を外面側から内面側へと加熱できるとともに、電気式加
熱手段の電気エネルギーを集約して発熱手段を発熱さ
せ、この発熱手段の熱エネルギーにより管体の目的箇所
を内面側から加熱できる。このように局部的な加熱は、
内外の両側から同時加熱であることにより、迅速に、ま
た加熱費を安くして、さらに板厚方向の全域に亘って均
一状に十分に行うことができる。そして圧縮力付与手段
により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与すること
で、加熱箇所の一部材料を内外へと順次増肉でき、以て
管体の一端面から所定距離の部分に、内外へ所望量で突
出した増肉部を形成できる。
【0065】また上記した本発明の請求項2によると、
管体の目的箇所の局部的な加熱、ならびに振り分け移動
させた電気式加熱手段群による加熱箇所の両側の加熱
を、電気式加熱手段内面と管体外面との隙間を小さくし
行えることで、迅速に、また加熱費を安くして、さらに
内面側まで十分に行うことができる。そして圧縮力付与
手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与する
ことで、加熱箇所の一部材料を電気式加熱手段間の部分
において外側へと順次増肉させ、以て管体の一端面から
所定距離の部分に、外側へ所望量でリング状に突出した
増肉部を形成できる。
管体の目的箇所の局部的な加熱、ならびに振り分け移動
させた電気式加熱手段群による加熱箇所の両側の加熱
を、電気式加熱手段内面と管体外面との隙間を小さくし
行えることで、迅速に、また加熱費を安くして、さらに
内面側まで十分に行うことができる。そして圧縮力付与
手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与する
ことで、加熱箇所の一部材料を電気式加熱手段間の部分
において外側へと順次増肉させ、以て管体の一端面から
所定距離の部分に、外側へ所望量でリング状に突出した
増肉部を形成できる。
【0066】そして上記した本発明の請求項3による
と、管体の一端面から所定距離の部分と、この所定距離
の部分から所定ピッチ離れた部分との二箇所に、さらに
は二箇所以上の複数箇所に、内外へ所望量でリング状に
突出された増肉部を形成できる。
と、管体の一端面から所定距離の部分と、この所定距離
の部分から所定ピッチ離れた部分との二箇所に、さらに
は二箇所以上の複数箇所に、内外へ所望量でリング状に
突出された増肉部を形成できる。
【0067】さらに上記した本発明の請求項4による
と、電気式加熱手段を作動させることで、その磁力線が
管体の厚み方向に対して外面側から内面側に流れて、こ
の管体の目的箇所を外面側から内面側へと加熱でき、そ
して内部に磁力線を拘束する性質のあるインピーダンス
を挿入することにより、目的箇所を内面側から加熱でき
る。
と、電気式加熱手段を作動させることで、その磁力線が
管体の厚み方向に対して外面側から内面側に流れて、こ
の管体の目的箇所を外面側から内面側へと加熱でき、そ
して内部に磁力線を拘束する性質のあるインピーダンス
を挿入することにより、目的箇所を内面側から加熱でき
る。
【0068】また上記した本発明の請求項5によると、
支持手段により支持した管体の目的とする箇所を、電気
式加熱手段と発熱手段とにより加熱しながら、圧縮力付
与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与す
ることで、目的とする箇所に増肉部を形成でき、以て請
求項1の管体の部分増肉方法を好適に実現できる。
支持手段により支持した管体の目的とする箇所を、電気
式加熱手段と発熱手段とにより加熱しながら、圧縮力付
与手段により加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与す
ることで、目的とする箇所に増肉部を形成でき、以て請
求項1の管体の部分増肉方法を好適に実現できる。
【図1】本発明の第一の実施の形態を示し、管体の部分
増肉設備における目的箇所加熱時の一部切り欠き平面図
である。
増肉設備における目的箇所加熱時の一部切り欠き平面図
である。
【図2】同管体の部分増肉設備の一部切り欠き側面図で
ある。
ある。
【図3】同管体の部分増肉設備における目的箇所加熱時
の一部切り欠き正面図である。
の一部切り欠き正面図である。
【図4】同管体の部分増肉設備における管体セット時の
一部切り欠き正面図である。
一部切り欠き正面図である。
【図5】同管体の部分増肉設備における増肉作用時の要
部の横断平面図である。
部の横断平面図である。
【図6】同管体の部分増肉設備における別箇所の増肉作
用時の要部の横断平面図である。
用時の要部の横断平面図である。
【図7】同管体の部分増肉設備における増肉作用時の要
部の拡大断面図である。
部の拡大断面図である。
【図8】同増肉部形成前後の丸鋼管を示す一部切り欠き
斜視図である。
斜視図である。
【図9】同インピーダンスの各種形状を示す断面図であ
る。
る。
【図10】本発明の第二の実施の形態を示し、管体の部
分増肉設備の一部切り欠き側面図である。
分増肉設備の一部切り欠き側面図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態を示し、管体の部
分増肉設備の一部切り欠き側面図である。
分増肉設備の一部切り欠き側面図である。
【図12】本発明の第四の実施の形態を示し、管体の部
分増肉設備における目的箇所加熱時の一部切り欠き正面
図である。
分増肉設備における目的箇所加熱時の一部切り欠き正面
図である。
【図13】同増肉部形成前後の丸鋼管を示す一部切り欠
き斜視図である。
き斜視図である。
1 丸鋼管(管体) 1a 外面 1b 内面 2 増肉部 5 角鋼管(管体) 6 増肉部 10 部分増肉設備 11 支持手段 13 圧縮力付与手段 14 固定体 15 可動体 20 電気式加熱手段 20A 分割体 20B 分割体 30 移動手段 31 ねじ軸 32 駆動装置 33 ナツト体 40 電気式加熱手段 40A 分割体 40B 分割体 50 移動手段 51 ねじ軸 52 駆動装置 53 ナツト体 60 発熱手段 61 インピーダンス 62 樹脂体 63 支え体 64 作動手段 70 圧縮力付与手段 71 固定体 72 クランプ手段 73 台車 80 部分増肉設備 81 支持手段 90 圧縮力付与手段 91 クランプ手段 92 昇降台 A 長手方向 B 目的箇所 C 加熱箇所 L 設定距離 l 所定距離 S 隙間 P 所定ピッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 管体の外側に位置された電気式加熱手段
により管体の目的とする箇所を管体外面側から加熱する
とともに、管体内に位置させた発熱手段により電気エネ
ルギーを集約して、発熱手段の発熱により管体の目的と
する箇所を管体内面側から加熱しながら、加熱箇所に管
体長手方向の圧縮力を付与して、加熱箇所の一部材料を
順次増肉させることを特徴とする管体の部分増肉方法。 - 【請求項2】 電気式加熱手段は、管体長手方向に各別
に移動自在な複数個であって、少なくとも一個の電気式
加熱手段により管体の目的とする箇所を加熱し、この加
熱箇所に対して管体長手方向の両側に電気式加熱手段を
振り分け移動させて、加熱箇所の両側を内外から加熱し
ながら、加熱箇所に管体長手方向の圧縮力を付与するこ
とを特徴とする請求項1記載の管体の部分増肉方法。 - 【請求項3】 目的とする箇所に増肉部を成形したの
ち、電気式加熱手段と発熱手段とは、この増肉部に対し
て所定距離離れた次の目的とする箇所に移動されること
を特徴とする請求項1または2記載の管体の部分増肉方
法。 - 【請求項4】 発熱手段がインピーダンスにより形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の管体の部分増肉方法。 - 【請求項5】 管体の支持手段と、支持手段で支持され
た管体に長手方向の圧縮力を付与する圧縮力付与手段
と、管体の外側に位置されて管体の目的とする箇所を外
面側から加熱させる電気式加熱手段と、管体の内側に位
置されて管体の目的とする箇所を内面側から加熱させる
発熱手段とが設けられていることを特徴とする管体の部
分増肉設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35897997A JPH11188421A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35897997A JPH11188421A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188421A true JPH11188421A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18462109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35897997A Pending JPH11188421A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管体の部分増肉方法および管体の部分増肉設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188421A (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35897997A patent/JPH11188421A/ja active Pending
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