JPH11188672A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH11188672A
JPH11188672A JP35566697A JP35566697A JPH11188672A JP H11188672 A JPH11188672 A JP H11188672A JP 35566697 A JP35566697 A JP 35566697A JP 35566697 A JP35566697 A JP 35566697A JP H11188672 A JPH11188672 A JP H11188672A
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gripping mechanism
box
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Yoshihisa Araogi
義久 新荻
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恭男 杉本
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 把持機構40を前端W1と一端W2との
交点側に移動し、一端W2側に位置する2つの把持具5
6,66をワークWに吸着して把持機構40を他端W3
側に移動し、残りの2つの把持具58、68が他端W3
側に移動したことを第3のセンサ107で検出し、前端
W1側に位置する2つの把持具56,68をワークWに
吸着して把持機構40を後端W4側に移動し、残りの2
つの把持具58,66が後端W4側に移動したことを第
3のセンサ107で検出し、把持具56,58,66,
68同士の相互間距離を変更するようにした。 【効果】 第1〜第3のセンサで順に箱型のワークを検
出することにより、ワーク上面に4個の把持具を好まし
く配置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移載装置及びその操
作方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】移載装置として、例えば特公平2−58
172号公報「貨物の積付作業制御装置」が知られてい
る。上記技術は、同公報の第3図に示される通り、デー
タテーブル21に予め貨物の寸法及び重量を記憶させ、
これらの情報に基づいてロボット制御装置13でパレタ
イジングロボット1Aを制御し、大きさの異なる複数の
貨物を同一のパレット1Bに積載するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造では、積載作
業開始前に予め貨物の寸法をデータテーブル21にイン
プットする必要があり、作業効率が悪い。また、貨物の
種類に変化が生じた場合にも、その都度、貨物の寸法を
データテーブル21にインプットを仕直す必要があり、
はなはだ面倒である。従って、貨物の種類の変化に対応
できる移載装置が望まれる。
【0004】そこで、本発明の目的は、移載物の把持・
移載と同時にその移載物の外形寸法を認識できる合理的
な移載装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1は、ベースに傾斜可能に取付けた左右一対
の支持アームと、これらの支持アームの先端に掛け渡し
たクロスメンバと、このクロスメンバに沿って移動可能
に取付けた移動部材と、この移動部材に水平に取付け且
つクロスメンバに直交する方向に伸縮する水平アーム
と、この水平アームに回転可能に取付けたワークの把持
機構とからなる移載装置において、把持機構に、相互間
距離が変更でき且つ矩形の各頂点に位置する4個の把持
具を備え、且つ、前記把持機構から最も近いワークの稜
線を前端、この前端に対向する稜線を後端、残りの2つ
の稜線の一方を一端、他方を他端と呼ぶときに、ワーク
の前端及び一端を検出する第1のセンサを備え、ワーク
の前端及び他端を検出する第2のセンサを備え、ワーク
の有無及び後端を検出する第3のセンサを備えたことを
特徴とする。
【0006】ワーク向って把持機構を前進させワークが
有るか無いかを第3のセンサで検出し、把持機構をさら
に前進させ第1のセンサ及び第2のセンサがONになる
ことでワークの前端を検出し、把持機構を前端と一端と
の交点側に移動し、第1のセンサがOFFになることで
ワークの一端を検出し、一端側に位置する2つの把持具
をワークに吸着して把持機構を他端側に移動し、第2の
センサがOFFになることで残りの2つの把持具が他端
側に移動したことを検出し、前端側に位置する2つの把
持具をワークに吸着して把持機構を後端側に移動し、残
りの2つの把持具が後端側に移動したことを第3のセン
サで検出し、把持具同士の相互間距離を変更する。すな
わち、4個の把持具をワークの縦方向と横方向に合せて
把持具同士の相互間距離を変更することで、ワークの縦
寸法と横寸法を認識できる。
【0007】請求項2は、支持アームに把持具の高さ位
置の検出手段を取付けたことを特徴とする。支持アーム
に把持具の高さ位置の検出手段を取付けて、移載装置の
ベース面に把持具を当てたときの支持アームの位置と、
ベース面にワークを降ろしたときの支持アームの位置を
知ることで、ワークの高さ寸法を算出する。
【0008】請求項3は、ワークの荷重が掛かっている
か否かを識別する感知手段を4個の把持具のうち少なく
とも一つに付設したことを特徴とする。ワークの荷重が
掛かっているか否かを識別する感知手段を4個の把持具
のうち少なくとも一つに付設して、ワークを降ろしたこ
とを検出する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。また、Frはフロント側、Rrはリヤ側
を示す。図1は本発明に係る移載装置の斜視図である。
移載装置1は、ベースとしての台車2と、この台車2に
移動自在に取付けた左右一対の支持アーム3,3と、こ
れらの支持アーム3,3が倒れることを防ぐバランサ機
構5,5(一方のみ図示)と、支持アーム3,3の先端
に掛け渡したクロスメンバ7と、このクロスメンバ7に
沿って移動可能に取付けた移動部材8と、この移動部材
8に水平に取付け且つクロスメンバ7に直交する方向に
アームを伸縮させる多段スライドアーム30と、この多
段スライドアーム30に取付けた把持機構40と、支持
アーム3,3、移動部材8、多段スライドアーム30及
び把持機構40を制御するコントローラ41とからな
る。Wはワークとしての箱を示す。
【0010】図2は本発明に係る移載装置の側面図であ
る。台車2は、車体フレーム11に車輪12…(…は複
数個を示す。以下同じ。)を取付けたものであり、支持
アーム3を取付けるための支持部11a,11cと、後
述するシリンダ17を取付けるための支持部11bと、
バランサ機構5の支持軸11d,11e,11f及び取
付け部11g,11gとを備える。なお、11hは積載
面を示す。支持アーム3は、台車2に一端を上下移動可
能に取付けた第1平行リンク13と、この第1平行リン
ク13の他端に嵌合させた第1連結部材14と、この第
1連結部材14に一端を回転可能に取付けた第2平行リ
ンク15と、クロスメンバ7を取付けるために第2平行
リンク15の先端に取付けた第2連結部材16と、支持
アーム3を駆動するためのシリンダ17とからなる。
【0011】第1平行リンク13は、第1メインリンク
18と、この第1メインリンク18に平行に配置した第
1サブリンク19と、第1メインリンク18の一端に設
けた第1ギヤ部18aとからなる。第1連結部材14
は、第1平行リンク13と第2平行リンク15を相対移
動可能に連結した部材であり、シリンダ17のロッド1
7bを回転可能に取付ける支持部14aと、第1メイン
リンク18を回転可能に取付ける支軸14bと、第1サ
ブリンクを回転可能に取付ける支軸14cと、第2平行
リンク15を回転可能に取付ける支軸14d,14eと
を取付けたものである。
【0012】第2平行リンク15は、第2メインリンク
21と、この第2メインリンク21に平行に配置した第
2サブリンク22と、第2メインリンク21の一端に設
けた第2ギヤ部21aとからなる。第2連結部材16
は、クロスメンバ7を取付けるための支持部16a,1
6aと、第2メインリンク21を回転可能に取付ける支
軸16bと、第2サブリンク22を回転可能に取付ける
支軸16cとからなる。シリンダ17は、シリンダ本体
17aと、このシリンダ本体17aにスライド可能に取
付けたロッド17bと、このロッド17bの突出量を検
出するためにシリンダ本体17aに取付けた検出手段と
しての距離センサ17cとからなる。
【0013】支持アーム3を、台車2に第1平行リンク
13を上下移動可能に取付け、この第1平行リンク13
の先端に第1ギヤ部18aを取付け、この第1ギヤ部1
8aに噛み合う第2ギヤ部21aを設け、この第2ギヤ
部21aに第2平行リンク15を取付けて構成したの
で、支持アーム3は箱Wを垂直移動のみに限定した動作
をさせることができる。
【0014】バランサ機構5は、車体フレーム11の取
付け部11g,11gに取付けたばねホルダ23と、こ
のばねホルダ23内に収納した圧縮ばね24と、この圧
縮ばねをばねホルダ23に押し付ける押え部材25と、
この押え部材27と支軸14cとの間を連結した可撓線
状部材としてのワイヤ26とからなる。プーリ25a,
25b,25cは、ワイヤ26の方向転換用のプーリで
ある。ばねホルダ23は、圧縮ばね24を受けるための
ストッパ部23aと、圧縮ばね24の外周を覆うホルダ
部23bとからなる。バランサ機構5は支持アーム3の
動きに連動して常に平衡状態を保つものである。
【0015】図3は図2の3矢視図であり、移載装置1
の側面を示す。クロスメンバ7は、第2連結部材16,
16を介して第2平行リンク15,15で支持されたも
のであり、支持メンバ本体28と、このメンバ本体28
に沿って取付けたロッドレスシリンダ29とからなる。
ロッドレスシリンダ29は、シリンダ29aと、このシ
リンダ29aを移動する移動子29bとからなる。移動
部材8は、移動子29bに連結したものであり、移動子
29bの動きに連れてメンバ本体28を移動可能であ
る。
【0016】図4は本発明に係る多段スライドアームの
側面図である。多段スライドアーム30は、移動部材8
を介してクロスメンバ7にスライド可能に取付けた第1
のアーム30Aと、この第1のアーム30Aにリニアス
ライダ31を介して移動可能に取付けた第2のアーム3
0Bとからなる。第1のアーム30Aは、移動部材8に
取付けた第1ロッドレスシリンダ32の移動子32a
と、この移動子32a内を移動可能に取付けた第1ロッ
ドレスシリンダ32のシリンダ32bと、このシリンダ
32bに取付けたブラケット33と、リニアスライダ3
1に嵌合するガイドレール34とからなり、移動部材8
上をフロント側及びリヤ側に移動可能である。
【0017】第2のアーム30Bは、ガイドレール34
にリニアスライダ31介して移動可能に取付けたガイド
レール35と、このガイドレール35に取り付けたスラ
イド部材36と、このスライド部材36にスライド可能
に取付けた吊下げスライダ37と、スライド部材36に
沿って取付けた第2ロッドレスシリンダ38のシリンダ
38aと、このシリンダ38a内を移動可能に取付けた
第2ロッドレスシリンダ38の移動子38bとからな
り、第1のアーム30Aを移動して第1のアーム30A
のフロント側及びリヤ側に突出可能である。なお、移動
子38bは、リニアスライダ31に取付けられリニアス
ライダ31と共に移動する部材である。吊下げスライダ
37は、把持機構40を吊下げるための部材であり、ス
ライド部材36上をフロント側及びリヤ側に移動可能で
ある。
【0018】図5は本発明に係る把持機構の斜視図であ
る。把持機構40は、主軸43上位に回転可能に取付け
た第1把持エレメント50と、主軸43下位に回転可能
に取付けた第2把持エレメント60と、これらの第1把
持エレメント50と第2把持エレメント60との間に取
付けたシンクロ・ユニット70と、主軸43側上部に設
けた第1ブレーキ・ユニット80Aと、主軸43側下部
に設けた第2ブレーキ・ユニット80Bと、多段スライ
ドアーム30に主軸43を取付けるための吊下げユニッ
ト90と、第1把持エレメント50及び第2把持エレメ
ント60に取付けたセンサユニット100とからなる。
【0019】図6は本発明に係る把持機構の分解斜視図
であり、把持機構40のうち、第1把持エレメント5
0、第2把持エレメント60及びシンクロ・ユニット7
0を示す。第1把持エレメント50は、シンクロ・ユニ
ット70を介して主軸43に回転可能に取付けた第1下
プレート51、この第1下プレート51に平行に、シン
クロ・ユニット70を介して主軸43に回転可能に取付
けた第1上プレート52と、これらの第1下プレート5
1と第1上プレート52との間に介在させた反転ユニッ
ト53と、第1下プレート51に回転可能に取付けたリ
ンク55aと、第1上プレート52に回転可能に取付け
たリンク55bと、これらのリンク55a,55bの先
端同士を連結する把持具56と、第1下プレート51に
回転可能に取付けたリンク57aと、第1上プレート5
2に回転可能に取付けたリンク57bと、これらのリン
ク57a,57bの先端同士を連結する把持具58とか
らなる。
【0020】詳細には、第1下プレート51は、主軸1
1に回転可能に取付けるためのプレート部51aを設
け、このプレート部51aに第1上プレート52に同期
させるためのベベルギヤ51bを取付け、プレート部5
1aの両端を延ばして旋回アーム51c,51dを形成
したものである。
【0021】第1上プレート52は、主軸43に回転可
能に取付けるためのプレート部52aを設け、このプレ
ート部52aに第1下プレート51に同期させるための
ベベルギヤ52bを取付け、プレート部52aの両端を
延ばして旋回アーム52c,52dを形成したものであ
る。なお、先に説明したリンク55aは、旋回アーム5
1cに回転可能に取付けたものであり、リンク55b
は、旋回アーム52cに回転可能に取付けたものであ
る。リンク57aは、旋回アーム51dに回転可能に取
付けたものであり、リンク57bは、旋回アーム52d
に回転可能に取付けたものである。
【0022】反転ユニット53は、シンクロ・ユニット
70に回転可能に取付けたベベルギヤ53aと、第1下
プレート51に設けたベベルギヤ51bと、第1上プレ
ート52に取付けたベベルギヤ52bとからなる。そし
て、反転ユニット53は、ベベルギヤ53aを介してベ
ベルギヤ51bとベベルギヤ52bとを連結したもので
あり、第1下プレート51を廻したときに第1下プレー
ト51に同期して第1上プレート52を逆側へ廻す機構
である。把持具56は、先端に吸着パッド56aを備
え、この吸着パッド56aの内部に感知手段56bを備
える。この感知手段56bは、箱W(図1参照)に荷重
が掛かっているか否かを識別するものある。なお、58
aはパッド、58bは感知手段である。
【0023】第2把持エレメント60は、第1把持エレ
メント50と同一構成であり、61は第2下プレート、
61aはプレート部、61bはベベルギヤ,61c,6
1dは旋回アーム、62は第2上プレート、62aはプ
レート部、62bはベベルギヤ,62c,62dは旋回
アーム、63は反転ユニット、63aはベベルギヤ、6
5a,65bはリンク、66は把持具、66aはパッ
ド、66bは感知手段、67a,67bはリンク、68
は把持具、68aはパッド、68bは感知手段はであ
る。
【0024】シンクロ・ユニット70は、主軸43に回
転可能に取付ける第1変換部材71と、主軸43に回転
可能に取付ける第2変換部材72と、主軸43に取付け
るシンクロ部材73と、これらの第1変換部材71、第
2変換部材72及びシンクロ部材73に嵌合する移動駒
74,74とからなる。
【0025】詳細には第1変換部材71は、プレート部
71aに一対の円弧溝71b,71b(一方のみ図示)
を設け、プレート部71a中央から筒部71cを延ばし
たものである。そして、筒部71cの内周は、主軸43
に回転自在に嵌合し、外周はベベルギヤ53aを支持し
たものであり、円弧溝71b,71b(一方のみ図示)
は移動駒74,74を摺動させるものである。
【0026】第2変換部材72は、プレート部72aに
一対の円弧溝72b,72bを設け、プレート部72a
中央から筒部72cを延ばしたものである。そして、筒
部72cの内部は、主軸43に回転自在に嵌合し、外周
はベベルギヤ63aを支持したものであり、円弧溝72
b,72bは移動駒74,74を摺動させるものであ
る。
【0027】なお、先に説明した第1下プレート51及
び第1上プレート52は第1変換部材71の筒部71c
を介して主軸43に回転可能に取付けたものであり、第
2下プレート61及び第2上プレート62は第2変換部
材72の筒部72cを介して主軸43に回転可能に取付
けたものである。また、ベベルギヤ53aは筒部71c
に回転可能に取付けたものであり、ベベルギヤ63aは
筒部72cに回転可能に取付けたものである。
【0028】シンクロ部材73は、主軸11に取付けた
水平方向に細長いプレートであって、このプレートの長
手外方に向って一対のU溝73a,73aを形成したも
のである。
【0029】移動駒74は、略円筒状の駒であって、筒
部の中央にU溝73aに嵌合する凹部74aを形成し、
円筒の一端部に円弧溝71aに嵌合する凸部74bを形
成し、他端部に円弧溝72aに嵌合する凸部74cを形
成したものである。なお、移動駒74は、凹部74aに
関して対称である。
【0030】図7は本発明に係る把持機構の断面図であ
る。ブレーキ・ユニット80Aは、主軸43の上部に取
付けた円形カバー81と、この円形カバー81に取付け
たブレーキシリンダ82,82とからなり、ブレーキ・
ユニット80Bは、主軸43の下部に取付けた円形カバ
ー83と、この円形カバー83に取付けたブレーキシリ
ンダ84,84とからなる。そして、ブレーキ・ユニッ
ト80Aは、ブレーキシリンダ82,82にエアーを供
給することで上プレート52を主軸43側に対して制動
し、ブレーキ・ユニット80Bは、ブレーキシリンダ8
4,84にエアーを供給することで下プレート51を主
軸43側に対して制動するものである。
【0031】図8は本発明に係る把持機構の平面図であ
り、吊下げユニット90及びセンサユニット100を示
す。吊下げユニット90は、主軸43に取付けた扇形ギ
ヤ91と、この扇形ギヤ91にボールベアリング92
(図7参照)を介して主軸43を支持する吊下げホルダ
93と、この吊下げホルダ93に取付けたアッタチメン
ト94と、吊下げホルダ93に被せた天板95と、この
天板95に取付けたギヤモータ96と、このギヤモータ
96に取付けたギヤ97とからなり、ギヤ97は扇形ギ
ヤ91に嵌合し主軸43を所定の角度に旋回させるもの
である。98,98(上側のみ示す)は主軸43に取付
けたナットである。
【0032】センサユニット100は、把持具56と把
持具68との間に伸縮自在に架け渡したセンサ取付けバ
ー101と、把持具68と把持具58との間に伸縮自在
に架け渡したセンサ取付けバー102と、把持具58と
把持具66との間に伸縮自在に架け渡したセンサ取付け
バー103と、把持具66と把持具56との間に伸縮自
在に架け渡したセンサ取付けバー104と、センサ取付
けバー101に取付けた第1のセンサ105及び第2の
センサ106と、センサ取付けバー103に取付けた第
3のセンサ107とからなる。
【0033】詳細には、センサ取付けバー101は、把
持具56に取付けた固定バー101aと、把持具68に
取付けた固定バー101bと、これらの固定バー101
aと固定バー101bとの間にスライド可能に取付けた
スライドバー101cとからなる。センサ取付けバー1
02,103,104は、センサ取付けバー101と同
一構成であり、すなわち、102a,102bは固定バ
ー、102cはスライドバー、103a,103bは固
定バー、103cはスライドバー、104a,104b
は固定バー、104cはスライドバーである。
【0034】第1のセンサ105は、固定バー101a
に取付けたセンサホルダ105aと、このセンサホルダ
105aに取付けた接触型のセンサ本体105bとから
なる。第2のセンサ106は、第1のセンサ105と同
一構成であり、すなわち、106はセンサホルダ、10
6bはセンサ本体である。第3のセンサ107は、固定
バー103aに取付けたもので、把持具58と把持具6
8の中心を結ぶ線L上に位置するようにした非接触型の
センサである。
【0035】図9(a),(b)は本発明に係るシンク
ロ・ユニットの動作説明図であり、(a)はシンクロ・
ユニット70の側面断面を示し、(b)はシンクロ・ユ
ニット70の平面を示す。(a)は、主軸43に第1変
換部材71を回転可能に取付け、主軸43に第2変換部
材72を回転可能に取付け、主軸43にシンクロ部材7
3を取付けたことを示す。なお、第1変換部材71はベ
ベルギヤ53aを支持し、第2変換部材72はベベルギ
ヤ63aを支持したことを示す。すなわち、第1変換部
材71は、ベベルギヤ53aを介して第1把持エレメン
ト50(図6参照)側に連結したものであり、第2変換
部材72は、ベベルギヤ63aを介して第2把持エレメ
ント60(図6参照)側に連結したものである。移動駒
74,74の凹部74a,74aはU溝73a,73a
に嵌合し、凸部74b,74bは円弧溝71a,71a
に嵌合し、凸部74c,74cは円弧溝72a,72a
に嵌合したものである。
【0036】(b)において、第1変換部材41を矢印
a方向に回転させると、移動駒74は、U溝73aを矢
印b方向に移動し、円弧溝71aを矢印c方向に移動す
ることで、円弧溝72aを矢印d方向に移動し、第2変
換部材72を矢印e方向に回転させる。すなわち、第1
変換部材71と第2変換部材72とはX軸に関し相対運
動を行ない、第1変換部材71がX軸に対し角度θだけ
回転させると第2変換部材72は逆側に角度θ回転する
ものである。
【0037】以上に述べた把持機構40の作用を次に説
明する。先ず、図10〜図12で把持エレメント50,
60の拡張・縮小動作について説明する。なお、各図に
おいて、(a)は把持機構40の平面を示し、(b)は
第1把持エレメント50をリンク線図で示し、(c)は
第2把持エレメント60をリンク線図で示したものであ
る。図10(a)〜(c)は本発明に係る把持機構の第
1作用説明図である。(a)は、図5に示した把持機構
40の把持エレメント50,60の状態である。(b)
において、把持具56を矢印b1の如く主軸43に向っ
て移動すると第1下プレート51は矢印b2の如く回転
する。第1下プレート51と同期して上プレート52は
矢印b3の如く逆側へ回転し、把持具58を矢印b4の
如く主軸43に向って移動させる。
【0038】(c)において、把持具66を矢印c1の
如く主軸43に向って移動すると第2下プレート61は
矢印c2の如く回転する。第2下プレート61と同期し
て上プレート62は矢印c3の如く逆側へ回転し、把持
具68を矢印c4の如く主軸43に向って移動させる。
【0039】図11(a)〜(c)は本発明に係る把持
機構の第2作用説明図である。(a)は、把持機構40
の第1・第2把持エレメント50,60が最も縮小した
状態であり、図7(b),(c)の動作を完了した姿で
ある。(b)は、第1把持エレメント50が最も縮小し
た状態にあり、把持具56を矢印b1の如く主軸43か
ら離れる方向に移動させると、第1下プレート51は矢
印b2の如く回転する。第1上プレート52は矢印b3
の如く回転し、把持具58を矢印b4の如く主軸43か
ら離れる方向に移動する。(c)は、第2把持エレメン
ト60が最も縮小した状態であり、把持具66を矢印c
1の如く主軸43から離れる方向に移動すると、第2下
プレート61は矢印c2の如く回転する。第2上プレー
ト62は矢印c3の如く回転し、把持具68を矢印c4
の如く主軸43から離れる方向に移動する。
【0040】図12(a)〜(c)は本発明に係る把持
機構の第3作用説明図である。(a)は、把持機構40
の第1・第2把持エレメント50,60が最も拡張した
状態であり、図8(b),(c)の動作を完了した姿で
ある。(b)は、第1把持エレメント50が最も拡張し
た状態を示し、(c)も同様に、第2把持エレメント6
0が最も拡張した状態を示す。
【0041】次に、図13〜図15でシンクロ・ユニッ
ト70の作用について説明する。なお、図13〜図15
はシンクロ・ユニットの作用説明図であり、各図共に
(a)は把持機構40の全体を示し、(b)はシンクロ
・ユニット70の拡大した図を示す。図13(a),
(b)は本発明に係るシンクロ・ユニットの第1作用説
明図であり、第1・第2把持エレメント50,60が拡
張したときのシンクロ・ユニット70の姿を示す。移動
駒74は、第1変換部材71の円弧溝71b、第2変換
部材72の円弧溝72b及びシンクロ部材73のU溝7
3aの略中央に位置したものであり、第1変換部材71
と第2変換部材72とは重なった状態にある。次に、第
1把持エレメント50を矢印の如く回転すると、第2
把持エレメント60は、第1把持エレメント50の動き
に同期して逆方向に矢印の如く回転する。
【0042】図14(a),(b)は本発明に係るシン
クロ・ユニットの第2作用説明図であり、図13で示し
た動作をさせた結果の姿である。移動駒74は、第1変
換部材71の円弧溝71bの一端部に移動し、第2変換
部材72の円弧溝72b一端部に移動し、シンクロ部材
73のU溝73aの開口に移動したことを示す。第1把
持エレメント50とX軸とのなす角度と第2把持エレメ
ント60とX軸とのなす角度は共にθ1であり、等しい
ことを示す。次に、第1把持エレメント50を矢印の
如く回転すると、第2把持エレメント60は、第1把持
エレメント50の動きに同期して逆方向に矢印の如く
回転する。
【0043】図15(a),(b)は本発明に係るシン
クロ・ユニットの第3作用説明図であり、図14で示し
た動作をさせた結果の姿である。移動駒74は、第1変
換部材71の円弧溝71bの他端部に移動し、第2変換
部材72の円弧溝72b他端部に移動し、シンクロ部材
73のU溝73aの根元に移動したことを示す。第1把
持エレメント50とY軸とのなす角度と第2把持エレメ
ント60とY軸とのなす角度は共にθ2であり、等しい
ことを示す。すなわち、シンクロ・ユニット70は、第
1把持エレメント50が回転するときに同期して第2把
持エレメント60を逆側へ回転させるものである。
【0044】次に、図16〜図18で箱Wの寸法を検知
する手順について説明する。なお、各図において、ST
01〜ST13はそれぞれのステップ番号を示す。図1
6は本発明に係る把持機構の調整手順を示すフローチャ
ート(前半)である。 ST01;箱に向って前進。把持機構40を最も縮小し
た状態にする。そして、把持機構40を箱Wに向って矢
印aの如く前進させる。 ST02;箱有無を検知したか。NOの場合はST01
に戻る。把持機構40を箱Wに向って矢印bの如く前進
させ、第3のセンサ107で箱Wの有り無しを検知す
る。NOの場合は再度トライする。 ST03;箱前端を検知したか。NOの場合はST02
に戻る。把持機構40を箱Wに向って矢印cの如くさら
に前進させる。第1のセンサ105及び第2のセンサ1
06がONになることで箱Wの前端W1を検知し、把持
機構40を停止する。 ST04;箱一端に移動し、箱一端を検知する。NOの
場合は再度トライする。箱Wの一端W2側に把持機構4
0を矢印dの如く移動し、第1のセンサ105OFFに
なることで箱Wの一端W2を検出し、把持機構40を停
止する。
【0045】図17は本発明に係る把持機構の調整手順
を示すフローチャート(中間)である。 ST05;一端側吸着。箱Wの一端W2側に位置する把
持機構40の把持具56,66を吸着する。 ST06;箱他端側へ把持機構を拡大し、他端を検知す
る。NOの場合はもう一度トライする。そして、縦寸法
検知。すなわち、箱Wの他端W3側に把持機構40の主
軸43を矢印eの如く移動し、把持機構40を拡大し、
第2のセンサ106がOFFになることで他端W3を検
知し、主軸43の移動をストップする。すなわち、箱W
の縦寸法L1に把持機構40を合せて、縦寸法L1の検
知を終了する。 ST07;箱前端側吸着し、箱後端側へ把持機構を拡大
し、箱後端を検知。NOの場合は再度トライする。把持
具66の吸着を解除し、把持具68を吸着することで、
箱Wに前端W1側に位置する把持具56,68を吸着状
態にする。次に、箱Wの後端W4側に把持機構40の主
軸43を矢印fの如く移動し、把持機構40を拡大し、
第3のセンサ107が後端W4を検知したら、主軸43
の移動をストップする。これで、箱Wの前端W1から後
端W4までの間の寸法、すなわち、箱Wの横寸法L2に
把持機構40を合せて、横寸法L2の検知を終了する。 ST8;箱後端側吸着。箱Wの後端W4側に位置する把
持具58,66も吸着する。これで、すべての把持具5
6,58,66,68を箱Wに吸着したことになる。
【0046】図18は本発明に係る把持機構の調整手順
を示すフローチャート(後半)である。 ST09;箱を吊り上げる。移載装置1の支持アーム3
を動作させ、所定の高さまで矢印gの如く箱Wを吊り上
げる。 ST10;箱を移動。多段スライドアーム30を動作さ
せ箱Wを矢印hの如く移動する。 ST11;箱を積載面に降ろし、積載面に降りたかどう
かを検知し、高さを検知。支持アーム3を動作させ箱W
を積載面11hに降ろし、箱Wに荷重が掛かっているか
否かを識別する感知手段56b,58b,66b,68
bのいずれかで、箱Wを積載面11hに降ろしたことを
感知する。箱Wを積載面11hに降ろしたときの支持ア
ーム3の姿勢と、把持機構40を直接積載面11hに当
てたときの支持アーム3の姿勢とを、シリンダ17に取
付けた距離センサ17cで検知する。そして、箱Wを積
載面11hに降ろしたときの距離センサ17cの値から
把持機構40を直接積載面11hに当てたときの距離セ
ンサ17cの値から引くことで、箱Wの高さ寸法L3を
検出する。
【0047】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、4個の把持具と、第1〜第3のセン
サとを備えた簡便な移載装置であって、第1〜第3のセ
ンサで順に箱型のワークを検出することにより、ワーク
上面に4個の把持具を好ましく配置させることができ
る。従来は、予めワークの縦・横寸法を移載装置にイン
プットし、把持具の座標を計算する水平のロボットが必
要であったが、本発明によれば、高性能で高価なロボッ
トを要することなく、把持具のレイアウトが実施できる
ので、装置の低コスト化が可能となる。また、予めワー
クの縦・横寸法を移載装置にインプットしておく必要が
なく、移載作業の過程の中でワークの縦・横寸法を検知
し、ワークの縦方向と横方向に合せて把持具同士の相互
間距離を簡単に変更することができるので作業効率がよ
い。
【0048】請求項2は、予めワークの高さ寸法を移載
装置にインプットしておく必要がなく、移載作業の過程
の中でベース面にワークを降ろしたときの支持アームの
位置を検知し、ワークの高さ寸法を簡便に知ることがで
きる。
【0049】請求項3は、ワークの荷重が掛かっている
か否かを識別する感知手段を4個の把持具のうち少なく
とも一つに付設し、ワークを降ろしたことを確実に検出
するようにしたので、移載作業を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移載装置の斜視図
【図2】本発明に係る移載装置の側面図
【図3】図2の3矢視図
【図4】本発明に係る多段スライドアームの側面図
【図5】本発明に係る把持機構の斜視図
【図6】本発明に係る把持機構の分解斜視図
【図7】本発明に係る把持機構の断面図
【図8】本発明に係る把持機構の平面図
【図9】本発明に係るシンクロ・ユニットの動作説明図
【図10】本発明に係る把持機構の第1作用説明図
【図11】本発明に係る把持機構の第2作用説明図
【図12】本発明に係る把持機構の第3作用説明図
【図13】本発明に係るシンクロ・ユニットの第1作用
説明図
【図14】本発明に係るシンクロ・ユニットの第2作用
説明図
【図15】本発明に係るシンクロ・ユニットの第3作用
説明図
【図16】本発明に係る把持機構の調整手順を示すフロ
ーチャート(前半)
【図17】本発明に係る把持機構の調整手順を示すフロ
ーチャート(中間)
【図18】本発明に係る把持機構の調整手順を示すフロ
ーチャート(後半)
【符号の説明】
1…移載装置、2…ベース、3…支持アーム、7…クロ
スメンバ、8…移動部材、17c…検知手段(距離セン
サ)、30…水平アーム(多段スライドアーム)、40
…把持機構、56,58,66,68…把持具、56
b,58b,66b,68b…感知手段、105…第1
のセンサ、106…第2のセンサ、107…第3のセン
サ、W…ワーク(箱)、W1…前端、W2…一端、W3
…他端、W4…後端。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに傾斜可能に取付けた左右一対の
    支持アームと、これらの支持アームの先端に掛け渡した
    クロスメンバと、このクロスメンバに沿って移動可能に
    取付けた移動部材と、この移動部材に水平に取付け且つ
    クロスメンバに直交する方向に伸縮する水平アームと、
    この水平アームに回転可能に取付けたワークの把持機構
    とからなる移載装置において、 前記把持機構は、箱型のワークを吊り上げるものであ
    り、相互間距離が変更でき且つ矩形の各頂点に位置する
    4個の把持具を備え、且つ、前記把持機構から最も近い
    前記ワークの稜線を前端、この前端に対向する稜線を後
    端、残りの2つの稜線の一方を一端、他方を他端と呼ぶ
    ときに、前記ワークの前端及び一端を検出する第1のセ
    ンサを備え、前記ワークの前端及び他端を検出する第2
    のセンサを備え、前記ワークの有無及び後端を検出する
    第3のセンサを備えたことを特徴とする把持装置。
  2. 【請求項2】 前記支持アームに前記把持具の高さ位置
    の検出手段を取付けたことを特徴とする請求項1記載の
    移載装置。
  3. 【請求項3】 前記把持具は、前記ワークの荷重が掛か
    っているか否かを識別する感知手段を4個の把持具のう
    ち少なくとも一つに付設したことを特徴とする請求項1
    記載の移載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019005869A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 村田機械株式会社 ピッキングシステム
CN112454396A (zh) * 2020-11-27 2021-03-09 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种燃料电池氢能物流车的智能货仓搬运系统
JP2021186899A (ja) * 2020-05-26 2021-12-13 株式会社チトセロボティクス エンドエフェクタとハンドリングロボット及びエンドフェスタによる物品の挟み込み保持方法

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JP2021186899A (ja) * 2020-05-26 2021-12-13 株式会社チトセロボティクス エンドエフェクタとハンドリングロボット及びエンドフェスタによる物品の挟み込み保持方法
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